JP2004531336A - 結合した拭き取り物品を有する生理用ナプキン - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
本発明は、生理用ナプキン、特に、フラップを有する生理用ナプキンに関する。より詳細には、本発明は結合した拭き取り物品を有するような生理用ナプキンの包装に関する。
【背景技術】
【0002】
長手方向側面縁部から外側に伸びるフラップを有する生理用ナプキンは、当該技術分野において周知である。例えば、1986年5月20日にバン・ティルバーグ(Van Tilburg)に発行された米国特許第4,589,876号、及び1987年8月18日にバン・ティルバーグ(Van Tilburg)に発行された米国特許第4,687,478号は、フラップを有する好ましい生理用ナプキンを開示しており、特に好ましいフラップ付き生理用ナプキン構造体を説明するために、参考として引用し本明細書に組み込む。
【0003】
包装してある間、すなわち、生理用ナプキンの製造と着用者によるその意図された最初の使用との間の期間にスペースを節約するために、そのような生理用ナプキンのフラップは一般に折り畳まれて、バックシートの上に重ねられている。着用者による最初の使用時に、フラップは通常広げられて、着用者の下着への生理用ナプキンの取り付けを容易にする。一般に、バックシートとフラップの接着性剥離ペーパーとの間に配置された接着剤は、着用者が生理用ナプキンを最初に使用する前にフラップを折り畳んだ配置で維持するために使用される。
【0004】
着用者による生理用ナプキンの最初の使用前に、フラップを所望の配置で維持するための代替手段を提供するために、いくつかの試みが行われた。例えば、1988年7月26日にコープマン(Korpman)に発行された米国特許第4,759,754号は、包装中にバックシートの上に重なる所望の配置でフラップを維持するために使用され得る接着性タブを開示している。1987年10月20日にグローグ(Glaug)らに発行された米国特許第4,701,178号は、バックシートの中央に位置する接着剤を覆う単一の剥離ストリップと、その剥離ストリップの上でフラップが折り畳まれている生理用ナプキンを開示している。
【0005】
最初の使用前にフラップを所望の位置で維持するための1つの成功した代替例が、1998年9月1日にデービス(Davis)らに発行された米国特許第5,800,654号に示されているが、それを参考として引用し本明細書に組み込む。デービス(Davis)らは、トップシートと、フラップの接着剤を橋渡ししている単一の剥離ストリップとの上で折り畳まれたフラップで包装された生理用ナプキンを教示している。従ってユーザは最初に、提供された中央の接着剤を使用して自分の下着のクロッチ領域に生理用ナプキンを配置し得る。その後ユーザは、折り畳まれたフラップを橋渡しする単一の剥離ストリップを単純に剥がして、下着のクロッチ部の縁部の周囲でフラップを折り返す。
【0006】
デービス(Davis)らの包装構成は、使用前にフラップを所望の位置に維持するだけでなく、生理用ナプキンの体に接触するシートの清潔な衛生状態及び概観も維持する。ユーザは一般にそのような清潔さに関心があるので、これは重要である。清潔さへのこの関心は、生理用ナプキン自体以外にも広がる。そのような生理用ナプキンのユーザは、生理用ナプキンの着用に関連する体の領域を清潔にするのが必要であり又は望ましいと考えることが多い。例えば、生理用ナプキンを取り換える時、ユーザは膣の領域を好適な洗浄用具、例えば、布又は使い捨てタオレットのような拭き取り物品で拭くことを望むことがある。
【0007】
使い捨てワイプを生理用ナプキンと共に提供するのにいくつかの試みが行われた。例えば、参考として引用し本明細書に組み込まれる、1996年10月29日にフィッシャー(Fisher)らに発行された米国特許第5,569,230号は、包装されたクレンジングワイプを有する、個々に包装された生理用ナプキンを開示している。ワイプは、包みの様々な異なる部分上に位置するフラップの中に包装され得る。しかし、生理用ナプキンが個々の包装として形成されない時、この構成はある欠点を有する。また、そのような余分の包み材料を提供する経費と同様に、関連する工程は、商業的に実行可能な製品にとっては法外な値段になり得る。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
生理用ナプキンと共に予め包まれた湿ったタオレットを提供するのに他の試みが行われた。例えば、1989年7月18日にヘレーラ(Herrera)に発行された米国特許第4,848,572号は、生理用ナプキンの不透過性部材に剥離可能に取り付けた、伸張したシース内で密閉されたタオレットを教示している。しかし示された構成は、生理用ナプキンに有意な物質及び構成要素が加えられるのを必要とする。同様に、使用時に下着に生理用ナプキンを置く前に、ユーザはワイプを取り除いて使用しなければならず、使いやすさと分離性が好まれる時、不便であると共に方法全体をむしろ扱い難くすらしている。
【0009】
公衆トイレにおけるような、多くは理想的でない環境で生理用ナプキンを交換するということのデリケートな性質のために、簡単便利に使用できる生理用ナプキンと共に使用できるワイプを提供することが望ましい。
更に、商業的に実行可能な方法で、すなわち、市場で製品が法外な値段にならない方法で、生理用ナプキンと共に使用するためのワイプを提供することが望ましい。
更に、包装してある間、及び生理用ナプキンの最初の使用前に着用者により取り扱われる間、生理用ナプキンのトップシートの清潔さを促進するフラップの配置を有する生理用ナプキンを提供すると共に、必要に応じて、拭き取り物品を便利に、容易に使用するための手段をユーザに提供することが望ましい。
最後に、包装された配置から着用中にフラップが使用される配置までフラップを扱うための便利な手段を提供し、さらなる時間を消費するステップを導入することによりユーザに不便をかけることのない膣用ワイプを備えることが望ましい。
【課題を解決するための手段】
【0010】
吸収性物品が開示される。吸収性物品は、好ましくは身体に面する表面、衣類に面する表面、長さ、幅、及び二つの長手方向側面縁部を有する生理用ナプキンである。生理用ナプキンは、液体透過性トップシート、前記トップシートに接合された液体不透過性バックシート、及びトップシートと前記バックシートとの間に配置された吸収性コアを備える。一対のフラップが提供され、各フラップは、長手方向側面縁部から伸びると共に、トップシートに面する関係でトップシートの上に折り畳まれている。フラップをトップシートに面する関係で維持するための手段としては、結合した拭き取り物品がある。好ましい実施形態では、フラップをトップシートに面する関係で維持するための手段は、剥離ストリップを備え、拭き取り物品はウェットワイプを備える。更なる実施形態では、吸収性物品は、バックシートの接着剤に貼り付けられた剥離可能な包みを有する個々に包装された生理用ナプキンであり、三つに折り畳んだパッケージで提供される。
【発明を実施するための最良の形態】
【0011】
本明細書は、本発明を特定して指摘し明確に請求するクレームによって結論とするが、本発明は添付図面と合わせてなされる好ましい実施形態の次の説明によってよりよく理解されると考えられ、図面においては、同じ参照番号は同一の要素を表し、類似部分はプライム符号で示し、関連する部分はアルファベットで表し、接着剤は想像線で示す。
【0012】
図1に示すように、本発明は使い捨て吸収性物品、特に生理用ナプキン20を備える。生理用ナプキン20は、経血のような膣の排泄物を集めるために使用されると共に、そのような排泄物によって着用者の衣類が汚れるのを防ぐ。生理用ナプキン20は、液体透過性トップシート22、液体不透過性バックシート24、トップシート22とバックシート24との中間の吸収性コア26、及び生理用ナプキン20の長手方向側面縁部30から伸びる少なくとも1つのフラップ28、及び好ましくは、一方が生理用ナプキン20の各長手方向側面縁部30から伸びる、左右対称に向き合う二つのフラップ28を特徴とする。生理用ナプキン20の外辺部は、二つの長手方向側面縁部30及び二つの横方向側面縁部32によって画定される。
【0013】
生理用ナプキン20を着用者の下着に剥離可能に貼り付けるために、接着剤のような手段が生理用ナプキン20に結合される。感圧接着剤のような接着剤がこの目的には好適である。多数の他の同価値の手段も使用されてもよい。例えば、感圧接着剤でない接着剤、ベルクロ(VELCRO)のようなフックタイプのファスナ、米国特許第5,662,758号及び第6,099,940号に説明されているもののような選択的に活性化された取り付け材料も好適である。接着剤は、現在市販されている生理用ナプキン用の取り付け手段として最も一般的に使用されているので、取り付け手段は接着剤ということばで説明される。しかし、これはそのような手段だけではなく、多くの同価値の取り付け手段が可能であることが当業者には認められる。
【0014】
各フラップ28はそれ自体の接着剤の貼付剤40を有してもよい。好ましくはそのような接着剤40は、着用者の下着と接触するフラップ28の表面と結合される。すなわち、各フラップは、使用中に着用者の下着と接触する、衣類に接触する面又は部分を有する。本明細書の説明から理解されるように、フラップ28の衣類に接触する面とは、使用中に折り畳まれた状態の時に着用者の下着の外側と接触する部分である。フラップ28の中間の生理用ナプキン20の中央部分も、着用者の下着と接触する生理用ナプキン20の中央部分の領域と結合した接着剤42を有してもよい。そのような接着剤42は優先的に、バックシート24の外側に向いた面に結合される。
【0015】
生理用ナプキン20は、生理用ナプキン20をほぼ左右対照に向き合う二つの半分に概念的に分割する長手方向中心線34を有する。本明細書で使用する時、用語「長手方向」は、生理用ナプキン20の想像上の線、軸線、又は方向を指し、その線、軸線、又は方向は一般に、ナプキンの長手方向側面縁部30の間の中央に置かれると共に、立っている着用者の体を左と右の半分に二分する垂直な平面と一列になる。用語「横方向」は、生理用ナプキン20の平面内で長手方向と一般に直交する想像上の線、軸線、又は方向を指し、一般に、着用者にそった横向きである。
【0016】
図1をより詳細に参照して構成要素を考察すると、トップシート22は着用者の身体の方を向いて、それに接触する衣類の構成要素であり、身体の排泄物を受ける。トップシート22は液体透過性であると共に、皮膚に可撓性であり、刺激がないものであるべきである。本明細書で使用する時、用語「可撓性」は、従順で身体の形状に容易に適合するか、又は外力の存在で容易に変形することにより反応する材料を指す。好ましくはトップシート22は、雑音のしないものであり、着用者につつましさを提供する。トップシート22は、外見が衛生的で清潔であると共に、コア26により集められ、吸収された身体の排泄物を隠すためにやや不透明であるべきである。
【0017】
トップシート22は、良好な染み透り及び再湿潤特性を更に表すべきであり、トップシート22をコア26まで身体の排泄物を迅速に貫通させるが、トップシート22を通って着用者の皮膚まで戻ることはない。好適なトップシート22は、不織布材又は穿孔ポリオレフィンフィルムから作成されてもよい。トップシート22は複数の開口を有し、その上に堆積した液体類をコア26まで通過させる。このような開口は、フラップ28に存在してもよいが、しなくてもよい。約5〜約60%の開放領域、一般に約25%の開放領域、及び孔あけ前に約0.01〜約0.05mm、孔あけ後に約0.46〜0.51mmの厚さを有する孔あきポリオレフィンフィルムのトップシート22が好適である。
【0018】
必要に応じて、コア26への流体の浸透を増すために、トップシート22に界面活性剤を噴霧してもよい。界面活性剤は一般に、非イオン性であり、皮膚への刺激がないものであるべきである。トップシート22の領域の、1平方センチメートル当たり約0.01mgの界面活性剤の密度が好適である。好適な界面活性剤は、グリコ・ケミカル社(Glyco Chemical,Inc.)(コネチカット州グリニッチ)によりペゴスパース(Pegosperse)200MLとして販売されている。
【0019】
特に好適なトップシート22は、1982年8月3日にレーデル(Radel)らに発行された米国特許第4,342,314号、及び1984年7月31日にアール(Ahr)らに発行された米国特許第4,463,045号に従って作成されてもよく、これらの特許を液体透過性トップシートの特に好ましい手法を開示するために、参考として引用し本明細書に組み込む。トレデガ−社(Tredegar)(インディアナ州テレホート)により販売される開口成形フィルムのモデルX−3265又はモデルP1552から作成されたトップシート22が、うまく働くことが判明した。
【0020】
バックシート24は、ポリオレフィンフィルムのような可撓性、液体抵抗性、好ましくは液体不透過性材料であってもよい。バックシート24は、生理用ナプキン20により集められ、その中に収容された排泄物、特にコア26によって吸収された排泄物が、生理用ナプキン20から漏れて、着用者の衣類及び寝具を汚すのを防ぐ。好ましくはバックシート24は、雑音のしないものであり、着用者につつましさを提供する。
【0021】
バックシート24はまた、吸収された身体の排泄物により発生した悪臭のある気体に不透過性であってもよいので、悪臭は漏れることもなく、着用者によって気付かれることもない。厚さ約0.01〜約0.05mm、好ましくは厚さ約0.02mmの低密度ポリエチレンバックシート24が、うまく働くことが判明した。トレデガ−社(Tredegar)によりモデルXP−39385で販売されるようなポリエチレンフィルムが、バックシート24に特に好適であることが判明した。バックシート24はまた、液体類の通過に抵抗しつつ、気体又は蒸気を通過させてもよい(すなわち、通気性)。
【0022】
更にバックシート24は、トップシート22に対して疎水性である柔らかい布のような材料から作成されてもよく、例えば、ポリエステル又はポリオレフィン繊維のバックシート24がうまく働く。特に好適な柔らかい布のようなバックシート24の材料は、ポリエステル不織布材の薄片と、上記のナック(Wnuk)に発行された米国特許第4,476,180号に説明されているようなフィルムとの積層体である。
【0023】
特に好ましい実施形態では、バックシート24はトップシート22及び中間の吸収性コア26より僅かに大きい。そのような実施形態では、トップシート22及び中間の吸収性コア26は、トップシート22の側面縁部から、約0.5cm〜約1.5cm、好ましくは約1.0cmの放射状の縁部を有するバックシート24により周辺を囲まれる。コア26が過荷重になるか、さもなければ生理用ナプキン20が機能しない場合、この外形は、縁の領域を保護する。そのような実施形態では、バックシート24及びフラップ28は、好ましくは単一で同一の広がりを持つ。トップシート22及びバックシート24は、既知の技術を使用して優先的に周辺部で全体的に接合されて、生理用ナプキン20の外辺部全体がそのような接合により囲まれるか、又は外辺部で部分的に周辺部を接合される。用語「接合した」は、第一部材又は構成要素が第二部材又は構成要素に直接又は間接的に貼り付け又は接続される状態を指し、第一部材又は構成要素は、次に第二部材又は構成要素に貼り付け又は接続される中間部材又は構成要素に貼り付け又は接続される。第一部材又は構成要素と、第二部材又は構成要素との間の接合状態は、生理用ナプキン20の寿命を保つことを意図している。逆に、構成要素がどちらかの破壊又は意図されない甚だしい変形なしに互いから引き離されて分離されてもよい場合、構成要素は「取外し可能に貼り付けられる」と考えられる。
【0024】
トップシート22とバックシート24との中間のコア26の捕獲及び単一の集合体を提供する接合した配置が好適である。そのような集合体は、1つがトップシート22により画定され、1つがバックシート24により画定される、互いに向かい合う主要な二つの面を有する。
【0025】
バックシート24の外側に向いた面は更に、生理用ナプキン20を着用者の下着に取り付けるための手段42を備えてもよい。この目的のために、一般に感圧接着剤42がうまく働くことが判明した。好ましくは、長手方向を向いた接着剤42のストリップは、生理用ナプキン20の前側又は後ろ側のどちらかに良好な保護を提供し、着用者の下着から離される。接着剤のストリップ42は、連続的であっても、又は断続的であってもよい。特に好ましい配置は、一本が長手方向中心線34の各々の側にある、長手方向を向いた二本のストリップ42を利用する。勿論、上記で考察された取り付けの代替手段のいずれかが利用されてもよい。接着剤42のような所望の手段のいずれかが、所望のパターンで適用されてもよい。
【0026】
吸収性コア26は、その上に堆積した、さもなければ液体透過性トップシート22を通過する身体の排泄物、特に経血を集めて収容するための手段である。コア26は、身体の排泄物を受けて保持する、生理用ナプキン20の構成要素である。コア26は皮膚に快適で刺激がない。コア26は、四角形又は砂時計の形状であってもよい。コア26は、好ましくは1つがバックシート24に向き、1つがトップシート22に向いた、向き合う二つの面を有する。
【0027】
コア26に好適な材料には、セルロース詰綿のようなエアフェルトと、繊維質の粉砕パルプ(communition pulp)、ティッシュペーパーの層、及び吸収性ゲル化材料との組み合わせが挙げられる。ティッシュペーパーのコア26が選択される場合、1980年3月4日にトロクハン(Trokhan)に発行された米国特許第4,191,609号に従って作成され、本明細書に説明される生理用ナプキン20に特に好ましいティッシュペーパーのコア構造体を示すために参考として引用し本明細書に組み込まれたティッシュペーパー。吸収性ゲル化材料を生理用ナプキン20のコア26に組み込むことが望まれる場合、1988年4月19日にブラント(Brandt)らに発行された米国特許第Re32,649号に従って作成され、特に好ましいゲル化材料を示すために参考として引用し本明細書に組み込まれる吸収性ゲル化材料が好適である。吸収性ゲル化材料とティッシュとの好適な積層体は、グレイン・プロセッシング社(Grain Processing Corporation)(アイオワ州マスカティン)からモデル番号L535で購入されてもよい。
【0028】
コア26は、吸収される身体の排泄物の総量より、はるかに多い総吸収能力を有する必要はない。コア26は、好ましくは幅が狭くて薄く、着用者に快適なものである。本明細書に説明される実施形態について、コア26の能力は、少なくとも0.9%の食塩水溶液約2gであるべきである。好適な食塩水溶液は、トラベノル(Travenol)研究所(イリノイ州ディアフィールド)により販売されている。
【0029】
コア26は、トップシート22及びバックシート24に合う寸法であるべきである。コア26は、好ましくはトップシート22とバックシート24との間に配置され、生理用ナプキン20が着用される間、コア26の吸収性材料がちぎれるか又は分離するのを防ぎ、身体の排泄物は確実に適切に収容される。この配置は、単一の集合体を提供するのにも役立つ。生理用ナプキン20は、好ましくは約80.0gの試験重量と、約2.54cmの直径及び約5.1平方センチメートルの接触表面積を有する約10gのコンパレータ足部とを有するコンパレータのゲージで測定される時、約4mm未満、より好ましくは約2mm未満の厚さを有する。同様に、本発明の生理用ナプキン20は、排泄された流体類が目標領域から外れるのを防ぐために、少なくとも約100平方センチメートルのトップシート22の表面積を有するべきである。
【0030】
コア26はトップシート22に優先的に接合されると共に、バックシート24に接合されてもよい。接合は、コア26をトップシート22又はバックシート24に接着剤結合することにより優先的に達成される。そのような接着剤(図示せず)は、螺旋又は長手方向に向いたビーズのような好適な散布パターンで適用されてもよい。接着剤は、着用者の皮膚にくっつかないように、界面活性剤に対して抵抗力があり、低感圧性であるべきである。
【0031】
生理用ナプキン20は、生理用ナプキン20の長手方向側面縁部30から伸びるフラップ28も備え、好ましくは1つのフラップ28は、生理用ナプキン20の各長手方向側面縁部30から伸びる。フラップ28は、生理用ナプキン20の長手方向側面縁部30にフラップ28を取り付ける接合点と一般に一致する近位端36を有するか、又はフラップ28の近位端36は、長手方向側面縁部30と並置される他の位置で生理用ナプキン20に接合されてもよい。フラップ28は、生理用ナプキン20から横方向に外向きに延出して、生理用ナプキン20の長手方向軸線34から最も遠いフラップ28の部分を表す遠位端38で終了する。フラップ28は、図1に示される1つの好ましい形状を有する任意の所望の形状であってもよい。
【0032】
フラップ28は、生理用ナプキン20の長手方向中心線34及び中央部分の、横方向の外側にある。本明細書で使用される時、用語「中央部分」は、生理用ナプキン20の中間の、特に横方向に中間の部分を指し、フラップ28の近位端36により画定される。
フラップ28は、トップシート22、バックシート24、又はこれら両方の積層体の、一体式で隣接する伸張から構成されてもよい。あるいはフラップ28は、生理用ナプキン20の長手方向側面縁部30に接合した材料の、別個で独立した一片から作成されてもよい。各フラップ28は、トップシート22と一般に同一の広がりを持つ1つの面と、バックシート24と一般に同一の広がりを持つ、互いに向き合う面とを有する。横方向の構成要素を有する線を、トップシート22又はバックシート24各々の中央部分から引くことができ、その線は生理用ナプキン20の外辺部で側面縁部30又は32と交差して面を区切る場合、そのような面はトップシート22又はバックシート24と同一の広がりを持つと考えられる。
フラップ28は、好ましくはフラップ28の1つの面を着用者の下着又は他のフラップ28に取り付けるための手段40を有する。取り付け手段は感圧接着剤40であってもよい。生理用ナプキン20の取り付け手段として好適であると上記で説明した複数の取り付け機構はいずれも、フラップ28としても好適である。そのような手段には、米国特許第5,662,758号及び第6,099,940号に説明されている取り付け機構が挙げられる。
【0033】
感圧接着剤40が選択される場合、バックシート24と一般に同一の広がりを持つフラップ28の表面上に配置されるべきであり、フラップ28が着用者の下着のクロッチ部分の周囲で包まれる時、接着剤40は、着用者の下着の外側に接触する。各フラップ28上の接着剤40の、約25mmx20mmの寸法の一般に四角形の貼付剤がうまく働く。他のパターンのいずれも、フラップ28上の接着剤のパターンとして好適である。例えば、接着剤のストライプ又は他の断続的なパターンが好適である。フラップ28上の取り付け手段の間に溝があってもよく、それは生理用ナプキン20の主要な本体部分のバックシート24上に提供されてもよい。あるいは、そのような取り付け機構(接着剤など)は、フラップから主要な本体部分のバックシートまで溝がなく、連続していてもよい。好適な感圧接着剤40は、アンカー・コンチネンタル社(Anchor Continental,Inc.,)の3シグマ部(オハイオ州コビントン)により0.02mmのパス(通路)として、センチュリー接着剤A305−4で販売されている。
【0034】
包装のため、また輸送及び販売のためにフラップ28はトップシート22の上に折り畳まれて、図1〜図5のトップシートに面する関係を有する配置になる。生理用ナプキン20の平面に一般に垂直な線をトップシート22から外側に引いて、フラップ28のどちらかの面を区切る場合、フラップ28は、トップシートに面する関係にあると考えられる。フラップ28は、好ましくはフラップ28の近位端36と一般に一致する長手方向の線付近で折り畳まれるので、トップシート22の最大面積がフラップ28により覆われてもよい。これは、フラップ28により保護的に被せられるトップシート22のより大きな面積、特に着用者の膣と一般に合っているトップシート22の面積を提供するので、トップシート22の衛生的で清潔な外観及び状態が維持される。フラップ28が、近位縁36と一般に一致する線付近で折り畳まれること、フラップ28がトップシート22と接触する関係であること、又はフラップ28の遠位端38及び近位端36の間に他の折り畳みが発生する必要はない。フラップ28がトップシート22に面してそれを覆うこと、フラップ28により覆われたトップシート22の部分を外部の汚染物が容易に汚すのを防ぐ助けとなること、及び生理用ナプキン20が下着に取り付けられる時フラップ28を扱いやすく、着用者により容易に広げられることのみが必要である。
【0035】
フラップ28を図1の構成に折り畳むと、バックシート24と一般に同一の広がりを持つフラップ28の表面上で接着剤の貼付剤40が露出する。この貼付剤40の汚染及びブロッキングを防ぐために、各フラップ28の接着剤の貼付剤40は、剥離ストリップ46の別個で専用の一片で覆われていてもよい。
【0036】
本明細書で説明される剥離ストリップ46の様々な実施形態が、クラフト紙、カレンダー仕上げ紙、又はそのような目的のために当該技術分野において周知の他の材料から有利に作成されてもよい。1平方メートル当たり約40.7x103kg(25ポンド/3,000平方フィート)の坪量を有するロール紙又は機械仕上げ紙がうまく働く。しかし、本明細書で開示及び請求される本発明は、決して特定の材料の選択に限定されない。
好ましくは、接着剤の貼付剤40に接触する剥離ストリップ46の表面は、シリコンのような剥離コーティングを有し、フラップ28からの剥離ストリップ46の除去を容易にする。好適な剥離コーティングは、アクロシル社(Akrosil)(ウィスコンシン州メナシャ)によりシロックス(Silox)4R/O及びシロックスC1Sとして販売されている。
【0037】
更に、生理用ナプキン20は、好ましくは包装してある間及び着用者による最初の使用前には、図1のトップシートに面する関係でフラップ28を維持するための手段を提供される。本明細書で使用される時、「着用者による最初の使用」は、下着への生理用ナプキン20の最初の取り付けを指すので、生理用ナプキン20は、膣の排泄物を集めるという意図された機能を開始してもよい。
【0038】
トップシートに面する関係を維持するための1つの好適な手段(図示せず)は、トップシート22と一般に同一の広がりを持つ各フラップ28の面上に配置された接着剤の小さい貼付剤を備える。フラップ28のこの面をトップシート22に接触させることにより、フラップ28が着用者によって引き離されるか、又は早過ぎる、所望しない分離が発生するまで、接着剤はフラップ28をトップシート22の外に向いた面に接着させる。人の皮膚との接触が連邦医薬品局に認可された接着剤は、いずれも好適である。接着剤は、ホットメルト、又は好ましくは水性ラテックスのいずれでもよい。好適な接着剤は、フィンドレイ・アドヒーシブ社(Findley Adhesives Company)(オハイオ州コロンバス)によりモデル番号L8082−02及びH2128−01で販売されている。
【0039】
図2に関し、フラップ28をトップシートに面する関係で維持するためのより好ましい手段は、フラップ28上の接着剤の各貼付剤に接着し、両方のフラップ28の橋渡しをする単一の剥離ストリップ46’である。剥離ストリップ46’のような構成要素は、引き裂け、又は意図されない著しい分離なしに分割又は分解され得ない場合、「単一」であると考えられる。単一の構成要素が単一材料から作成される必要はないが、そのような構成要素は、元の構成から分解されて、次にその構成に再び組み立てられることはできない。構成要素が重なり合わず、独立した構成要素により接続的につながれている場合、それらは「橋渡しされる」と考えられる。
この単一の配置は、フラップ28を、単一の剥離ストリップ46’を分離することなしに、トップシートに面する関係から広げることができないという長所を提供し、付随して有利に、フラップ28の接着剤の貼付剤40は覆われている。
【0040】
好ましくは、しかし必須ではなく、剥離ストリップ46’、又は少なくとも剥離ストリップ46’のフラップ28を橋渡しする部分は、フラップ28により長手方向に境界を付けられている。本明細書で使用する時、構成要素又はその一部分が長手方向に外側に、すなわち、フラップ28の横方向中心線から離れて延出していない場合、それらはフラップ28により「長手方向に境界を付けられている」と考えられる。フラップ28により長手方向に境界を付けられていることにより、接着剤取り付け手段が一般に配置されていないトップシート22と剥離ストリップ46’が実質的に接触するのを防ぎ、材料が経済的に有利に保管される。
【0041】
剥離ストリップ46’は、着用者により便利に、また容易に扱われることが重要である。これは、剥離ストリップ46’が除去される時、生理用ナプキン20が着用者の下着のクロッチ部に取り付けられることが非常に多いからである。本発明による単一の剥離ストリップ46’を有する生理用ナプキン20では、着用者は、図1と図2の有利なトップシートに面する関係でフラップ28を見ることができ、剥離ストリップ46’が除去される時に剥離ストリップ46’を見ることができ、また更にその上のフラップ28及び接着剤の貼付剤40が、着用者が慣れた身に付ける手筈を整える時に、フラップ28及び接着剤の貼付剤40を見ることができる。着用者は、中央の接着剤42を自分の下着のクロッチ部に取り付け、剥離ストリップ46’を剥がし、一般にどちらかの横方向の縁部で始めて、下着のクロッチ部の縁部の周囲でフラップ28を折り畳むと共に、フラップの接着剤40を使用してフラップ28を下着の外側に取り付ける。
【0042】
本発明の生理用ナプキン20は、拭き取り物品、好ましくはクレンジングワイプ80と共に包装される。本発明によれば、拭き取り物品は、トップシートに面する関係でフラップを維持するための手段と結合している。この方法では、下記に示されるように、拭き取り物品は最小の追加的な材料の構成要素を備え、ユーザに事実上不都合を感じさせることはない。
【0043】
クレンジングワイプ80とは、経血及び/又は着用者の身体からの他の身体排泄物を拭き取るために、着用者により使用されてもよい衛生的なワイプである。経血が着用者の身体に残る時、着用者の身体の外陰部の上を汚すと共に、着用者の皮膚及び陰毛上で保持される傾向があるので、経血の拭き取りは特に重要である。更に、経血は皮膚上及び陰毛内で乾燥することが多い。これが、後のクレンジングを困難にする。
本発明のクレンジングワイプ80は、トップシートに面する関係でフラップ28を維持するための手段と有利に結合している。1つの実施形態では、ワイプ80はパウチ70に同封され、その一部分は単一の剥離ストリップ46’を備える。もう1つの実施形態では、ワイプのパウチ自体は、「単一」であると考えられようとなかろうと、剥離ストリップとしても働く。
【0044】
本明細書で説明される方法において、個々の生理用ナプキンにクレンジングワイプを都合よく含めることは、いくつかの長所を提供する。本発明のワイプ80は、生理用ナプキンとワイプとの組み合わせを製造するのに必要な、余分な材料の量を最小にするような方法で提供される。更に詳しく下記で説明されるように、ワイプのパウチの一部分は、フラップ28をトップシートに面する関係で維持するための手段(すなわち、剥離ストリップでもあるその一部分)として働くことができ、生理用ナプキン製品への追加材料の構成要素を最小にする。また、ワイプ及びその収容パウチの配置のために、ユーザがワイプを実際に使用するしないに関わらず、生理用ナプキンを取り付ける方法には、ほとんど違いがない。実際にユーザは、ワイプを使用しないことを選択してもよく、そうしないで生理用ナプキンを使用しても違いはない。すなわち、下記に示されるように、ワイプの包装、すなわち、パウチ70はそうでなくても除去される剥離ストリップ46’として単純に除去されることができる。
【0045】
ワイプ80は身体を清潔にする。これは、清潔感を提供することにより身体の快適さと同様に、心理的な快適さを増す。ワイプはまた、着用者のパンティーの汚れを低減するために使用されてもよい。パンティーの汚れを起こす1つの仕組みは、汚れた体の表面から着用者のパンティーまでの経血の移動である。更に、ワイプを使用すると、月経に関連するにおいも低減できることがある。
クレンジングワイプ80は、好ましくは水基剤の溶液を含むウェットワイプ(すなわち、液体を含有する)である。ワイプ80は、好ましくは水性の洗浄混合物を含浸した不織布から構成される。不織布は、合成繊維又は天然繊維(セルロースなど)から構成されてもよい。ワイプ80は、例えば、化粧用ティッシュ又は顔用ティッシュに類似する不織布材から作成され得る。あまり好ましくない実施形態には、乾燥ワイプ、又は鉱物油のような非水性クレンジング溶液、及び1984年11月6日にアレン(Allen)に発行された米国特許第4,481,243号に説明されている皮膚軟化剤を含有するワイプを挙げてもよい。洗浄混合物には、界面活性剤、アルコール類、香料、抗菌剤、及びpH緩衝剤を挙げてもよい。
【0046】
ワイプ80は、経血を着用者の皮膚及び陰毛に付着させないようにする傾向がある、シリコンのような物質も含有してよい。洗浄混合物はまた、ハンドローションに使用されるものに類似する皮膚調整物質、又はクレンジングワイプに含めるための、当該技術分野において既知の他の物質も含有してよい。クレンジングワイプ80は好ましくは、トイレで流すことができる(すなわち、フラッシャブル)と共に、トイレに流した時及び下水装置で運ばれる時充分に分解して、下水装置のどの要素も詰まらせたりしない。
【0047】
好ましい実施形態では、ワイプに関連するいずれのラッピング材も、フラッシャブルであると同時に分解性である。そのような基準に合うラッピング材には、シリコン処理したポリビニルアルコールフィルム、又はポリビニルアルコールでコーティングしたフィルム、ポリビニルアルコールでコーティングするか若しくはそれを含浸するティッシュ、又は類似の若しくは他の水溶性材料が挙げられるが、これらに限定されない。クレンジングワイプとして、及びそのラッピングとしての両方に使用するのに好適であってもよい1つの材料は、1988年7月5日にマニング(Manning)らに発行された米国特許第4,755,421号に説明されている湿式からみ合わせ布である。
【0048】
クレンジングワイプ80の寸法は変化し得る。クレンジングワイプ80の寸法は、好ましくは約4平方インチ(約25平方センチメートル)以上であり、より好ましくは約9平方インチ(約50平方センチメートル)以上である。好ましくは、クレンジングワイプ80の寸法は、約225平方インチ(約1,450平方センチメートル)以下である。更に好ましくは、クレンジングワイプ80の寸法は、約16平方インチ(約100平方センチメートル)〜約50平方インチ(約320平方センチメートル)である。最も好ましくは、ワイプ80の寸法は、約35平方インチ(約225平方センチメートル)である。ワイプは、下記で説明されるようなパウチ70の中に配置されることが望まれる、既知の便利な方法で折り畳まれる。
【0049】
ワイプ80は、生理用ナプキンの着用者の下着への取り付けにおける使用のために、着用者に便利な方法で包装される。すなわち、本発明のワイプを取り出し使用することは、ユーザによりすでに払われている以上の努力をほとんど必要としない。ユーザは、生理用ナプキンを取り換える時の速さ、使いやすさ、及び分離性に関心があることが多いので、これは重要である。例えば、ユーザは、特に清潔さを維持したいのに対して、動きを困難にする公衆トイレの一区画のような場所にいることがある。このような時に、ユーザは、生理用ナプキンを取り付けながら同時に、拭き取り製品を取り出すための又はそれを使用するための、複雑な又は不便なステップをわざわざ踏むようなことはしたくない。
【0050】
故に、本発明の生理用ナプキンを使用するために、ユーザは典型的に剥離ストリップ43(又は図6〜図9に関して下記に説明する代替実施形態では、剥離ライナ48)を除去すると共に、中央の接着剤42を自分の下着のクロッチ部に取り付ける。その後ユーザは、剥離ライナ46’も除去し又は除去せずにパウチ70を除去する。本明細書に説明されるような特定の構成次第で、剥離ライナは、パウチ70から全体的に分離している要素であってもよいし、又はなくてもよい。次にユーザは、自分の下着のクロッチ部分の側面縁部の周囲でフラップを折り畳み、接着手段が存在する場合、フラップを自分の下着の下側に取り付ける。その後ユーザは、必要に応じて、パウチを開けることにより提供されるワイプを使用し、そのワイプ及びパッケージを適切に処理する。
【0051】
この方法ではユーザは、自分の下着に生理用ナプキンを置く通常の手順とほとんど違わないことが明白である。ユーザは、つながりのない別々のパッケージから拭き取り物品を扱う必要がない。その上ユーザは、いずれにしても剥離ストリップを除去するので、不必要なワイプを除去するための余分な努力をする必要はない。
【0052】
図面は、トップシートに面する関係で前記フラップを維持するための手段と拭き取り物品とを結合させる数個の非限定的な代替方法を示している。
【0053】
本発明の1つの実施形態が図3に示されるが、これは図2の生理用ナプキンの横断面である。この実施形態では、ワイプ80はパウチ70に包装され、そのパウチは、好ましくは既知の方法により密閉されている。パウチ70は、パウチカバー72の縁部を剥離ストリップ46’に密閉することにより形成されて、ワイプ80が配置される収容スペースを画定する。故にこの実施形態では、パウチ70は剥離ストリップ46’を備えている。
【0054】
パウチカバー72は、ポリマーフィルム、フィルム積層体、紙、又は不織布のような好適な材料から作成されることができると共に、上記で考察したように、好ましくはフラッシャブルである。ワイプ80がウェットワイプ、すなわち予め湿らせたワイプである場合、パウチカバー72(及びパウチ70)は、液体不透過性でなければならない。ワイプは乾燥ワイプであってもよいが、その場合パウチカバーは、ソフトな曲げやすい不織布ウェブ材のような流体透過性材料から作成され得る。
【0055】
パウチカバー72は、接着剤、熱接着、又は超音波結合によるようないずれかの好適な方法で、剥離ストリップ46’に接合され得る。パウチカバー72及び剥離ストリップ46’は、別々の単位操作でパウチ70に作成され、次に既知の方法により剥離ストリップとして、生理用ナプキン20に取り付けられ得る。しかし、ワイプ80及びパウチカバー72(又は、下記に開示されるようなパウチ70)は、剥離ストリップ46’が生理用ナプキン20上に置かれた後、別の製造工程で既知の方法により加えられてもよい。1つのあまり好ましくない実施形態では、パウチ70は生理用ナプキンに手で接着剤により貼り付けられ得る。
パウチカバー72は、除去のためにカバーを握る際の助けになるためのグリップタブ(図示せず)を備えることができる。使用中にユーザはパウチカバー72を除去し、ワイプを使用又は除去し、その後剥離ストリップ46’を除去してもよい。あるいは、ユーザは最初剥離ストリップ46’を含めてパウチを完全に除去し、その後パウチカバー72を剥離ストリップ46’から分離することにより、パウチを開けることを選択してもよい。
【0056】
図4に示すもう1つの実施形態では、パウチ70は、好ましくは実質的に同一の寸法を有し、接着剤結合によるような好適な方法により、各々の周辺の縁部付近で接合される第一パウチ材料74及び第二パウチ材料75から形成される。パウチ70は、接着剤72によるような好適な方法により剥離ストリップ46’に接合される。第一パウチ材料74及び第二パウチ材料75は、同一であってもよい。例えば、それらは両方共、ポリマーフィルム、金属ホイル、又は金属被覆したポリマーフィルムであってもよい。同様に、ソフトな曲げやすい不織布、又は不織布/フィルム積層体であってもよい。第一及び第二パウチ材料は異なる材料であってもよいが、どの組み合わせでも、好ましくは密閉を形成するために、その各々の周辺部付近で接合可能である必要がある。
【0057】
図4に開示した実施形態では、パウチ70が剥離ストリップ46’から容易に除去できる必要はない。使用中にユーザはパウチ70を除去し、そのことがその後剥離ストリップ46’の除去に有利に影響を及ぼし得る。ユーザはその後、必要に応じて、まだ接合している剥離ストリップでパウチを開け得る。ユーザはその後、パウチ70及び剥離ストリップ46’を単一体として単純に処理できる。しかし、もう1つの実施形態では、パウチ70と剥離ストリップ46’との間の接着剤72のような接合手段は、剥離ストリップ46’とバックシート24との間の接着剤の剥離強度よりも弱い剥離強度を有し得るので、ユーザは最初、パウチ70を容易に除去し、同封されたワイプ80を使用し、その後剥離ストリップ46’を除去し得る。
【0058】
これらの実施形態のいずれにおいても、パウチ70の構成は所望の形状であってよい。例えば、パウチ70は、平面図において正方形、長方形、楕円形、円形、又は他の所望の形状であってもよい。パウチは単純な「包み」タイプのデザインであってもよく、又は接着剤で取り付けたカバーで覆われた開口部を有し得る。1つの手法は、パウチ70の上部表面に刻み目を付けた又は打ち抜いた脆弱線を有する包みを含んでもよく、この脆弱線によりパウチ70は、タブ、容易な剥がしラベル、又は他の従来の開口機構で容易に開かれてもよい。必要に応じて、パウチ70の開口を容易にするために、「乾燥縁部」固着機構も使用されてよい。
【0059】
図5に示したもう1つ実施形態では、各々がその中に収容されるワイプ80を有する、二つの別個の収容空間を有するパウチ70が形成される。この実施形態では、パウチ70は、第一パウチ材料74、第二パウチ材料75、及び第一パウチ材料と第二パウチ材料との間に配置された第三パウチ材料76の三つの材料から形成される。第一、第二、及び第三パウチ材料の各々は、同じような寸法を有することができ、各々の周辺の縁部付近で接合され得る。図5に示すように、そのような配置は、二つの区画又は収容空間を有するパウチを形成し、その中にワイプ80が配置され得る。好ましい実施形態では、第一パウチ材料74及び第三パウチ材料76により境界を付けられる領域は、ウェットワイプ82を備え、第三パウチ材料76と第二パウチ材料75により境界を付けられる領域は、乾燥ワイプ84を備える。使用中にユーザは、最初にウェットワイプ82を入手して、それを使用し、その後必要に応じて、提供された乾燥ワイプ84を入手してそれを使用し得る。
上記で考察したように、パウチ70が剥離テープ46’の一部分を備えない各実施形態について、ユーザが最初にパウチ70を除去し、その後剥離テープ46’を除去するかどうか、又は剥離テープ46’をパウチ70と共に除去するかどうかは重要ではない。
【0060】
1つの実施形態では、フラップ28と結合した取り付け手段46を除去することが望ましいことがある。すなわち、あまり好ましくないある実施形態では、生理用ナプキンは、着用者の下着に取り付けるための、フラップ上の取り付け接着剤のないフラップ28を有してもよい。にもかかわらず、トップシートに面する関係で折り畳まれたフラップ28を有する生理用ナプキンを包装して、上記で考察したような拭き取り物品を提供することにより本発明の利益は実現され得る。この構成では、パウチ70は、「内因的に」を含む好適な手段によりフラップ28に貼り付けられる。「内因的に」により、接着剤などのような外部手段からの利益はないことを意味する。内因的結合の一例は、二つの不織布ウェブが共にプレスされて、両者の間の一定量の繊維のもつれが軽い固着を容易にする時に発現する。この実施形態の好ましい手法では、パウチ70はフラップ28に剥離可能に貼り付けられる。本明細書で使用する時、「剥離可能に貼り付けられる」は、どちらかの構成要素の破壊又はそれへの過度のゆがみなしに取り付けられ、また分離されてもよい、二つ以上の構成要素の状態を指す。例えば、パウチ70は、フラップ材料を損傷することなくパウチが除去されるのを可能にする、相対的に少量の接着剤により貼り付けられ得る。
【0061】
故に、1つの実施形態では、本発明は、各々が生理用ナプキンの長手方向側面縁部から伸びる一対のフラップと、それらと結合する拭き取り物品を有するフラップをトップシートに面する関係で維持するための手段とを有する生理用ナプキンとして説明され得る。フラップは、好ましくは衣類に面する部分と結合した取り付け手段を有する。フラップをトップシートに面する関係で維持するための手段は、好ましくはフラップの少なくとも遠位端を橋渡しする剥離ストリップを備える。拭き取り物品は、好ましくはその中に拭き取り物品が配置された、同封されているパウチを備えている。拭き取り物品は、ウェットワイプ又は乾燥ワイプであり得る。
【0062】
結合した拭き取り物品を有する本発明の生理用ナプキンは、個々に包まれた吸収性物品として提供されてもよい。一般にそのような物品は、本明細書に引用して援用する、1995年10月31日にミントン(Minton)らに発行された米国特許第4,462,166号、及び上記の1996年10月29日にフィッシャー(Fisher)らに発行された米国特許第5,569,230号に説明されている。図6〜図8に関して、特定の実施形態が下記に説明される。
【0063】
図6に示されるように、生理用ナプキン20は、剥離可能な包み(又は「剥離紙ラップ」)48上に重ねられる。(しかし、剥離可能な包みは、紙である必要はない。)剥離可能なラップ48は、バックシート24の外側に向いた面の下にあると共に、その面に剥離可能に貼り付けられている。示された実施形態では、剥離可能な包み48は、長手方向側面縁部30及び横方向側面縁部32により画定される時、生理用ナプキン20の中央部分より僅かに大きい。
剥離可能な包み48は、バックシート24の接着剤42、及び必要に応じて、フラップ28の接着剤40と接触して、着用者による最初の使用前に該接着剤40の汚染を防ぐのを助ける。同様に、剥離可能な包み48は、ナプキンが内側に三つに折られる時、露出した接着剤42が、そうしないと生理用ナプキン20の他の部分に貼り付くのを防ぐ。
【0064】
剥離可能な包み48は、長手方向縁部48cと横方向縁部48dとにより画定される外辺部を有する。好ましくは、剥離可能な包み48の横方向縁部は、生理用ナプキン20の各横方向側面縁部30と並置される。この配置は、下記に説明される折り畳んだ構成において生理用ナプキン20を隠して保護するのに充分な長手方向の広がりを有する剥離可能な包み48を提供する。
包み48は向き合う面を有する。1つの面は内側に向いた面48aである。包み48の内側に向いた面は、接着剤42及びバックシート24の外側に向いた面の方を向く。他の面48bは、外側に向いた面である。これは、内側に向いた面と反対側にあると共に、生理用ナプキン20から離れた方を向く。
【0065】
好ましくは、内側に向いた面は剥離コーティングされて、剥離可能な包み48の扱い、特に接着剤40及び42からの分離を容易で便利にする。当該技術分野において周知であるようなシリコン剥離コーティングがうまく働くことが判明した。剥離可能な包み48は、接着剤40及び42の領域においてのみ剥離コーティングで領域コーティングされてもよく、又は所望される場合、内側に向いた面全体を完全に剥離コーティングされてもよい。剥離可能な包み48は、フィルム、クラフト紙、カレンダー仕上げ紙、又は請求した発明の精神及び範囲から逸脱することなく、当該技術分野において周知であるような他の材料から作成されてもよい。
【0066】
1つの好適な剥離可能な包み48は、1平方メートル当たり約40.7x103kg(3,000平方フィート当たり25ポンド)の坪量を有する、ロール紙又は機械仕上げ紙から作成される。包みの内側に向いた面は、シリコンのような剥離コーティングでコーティングされてもよい。好適な剥離コーティングされた包み材料は、アクロシル社(Akrosil)(ウィスコンシン州メナシャ)により「シロックス」(SILOX)4R/OとシロックスC1Sとして市販されている。
【0067】
剥離可能な包み48は、材料の1つ以上のシートから作成されてもよい。例えば、包み48は、包み48の内側に向いた面に取り付けられた接着剤42を覆う従来の剥離ストリップと組み合わされた、本明細書に説明されるような包み48を具備する二つの構成要素の配置を備えてもよい。しかし、好ましくは、剥離可能な包み48は、接着剤42を覆うと共に、生理用ナプキン20のパッケージとしても役立つ単一シートを備える。
【0068】
続いて図7を参照すると、1つの実施形態では、剥離可能な包み48は、C字形の折り畳み50において、生理用ナプキン20の少なくとも1つの、好ましくは各々の長手方向側面縁部30を包んでいるのが見られる。本明細書で使用される時、「C字形の折り畳み」は、それ自体の上に折り畳まれて二倍の厚さを提供する構成要素の構成を指すと共に、折り畳まれた構成要素の層の間に挟まれた異質の構成要素を有していてもよい。
【0069】
図7に説明されるように、生理用ナプキン20と剥離可能な包み48は、同等に、また左右対称に配置されると共に、長手方向中心線34付近で折り畳まれるのが好ましい。図7のC字形に折り畳まれた配置では、バックシート24全体が、剥離可能な包み48と、剥離可能な包み48により覆われる長手方向側面縁部30に並置されたトップシート22の一部分とによって覆われている。
【0070】
本明細書で使用される時、「剥離可能な」は、どちらかの構成要素の破壊又は過度のゆがみを引き起こすことなく、第一構成要素が第二構成要素から少なくとも一回分離してもよい状態を指す。説明された配置は、1つの主要な面全体、特にバックシート24と結合した面は、剥離可能な包み48により保護される利点を提供する。生理用ナプキン20の長手方向側面縁部30も同様に保護される。更に、トップシート22の一部分は、剥離可能な包み48により保護される。更にこの配置では、剥離可能な包み48の有意な部分は、嵩高いパッケージ、又はパッケージの密閉専用であるべき、剥離可能な包み48の領域を不要とするので、生理用ナプキン20の横方向の外側に伸びることはない。
【0071】
図8に説明されるように、生理用ナプキン20及び剥離可能な包み48は、空間を置き、横方向を向いた二本の折り畳み線付近で折り畳まれてもよい。本明細書で使用する時、用語「空間を置き、横方向を向いた折り畳み線」は、一般に横方向に平行で、長手方向にずれた線を指し、その付近で生理用ナプキン20及び剥離可能な包み48は一般に折り畳まれる。
【0072】
生理用ナプキン20を、空間を置き、横方向を向いた折り畳み線の付近で折り畳むと、三つの三等分51及び52を画定する折り畳んだ配置を生じ、中央の三等分51は、二つの外側の三等分52の中間にあり、それらにより境界を付けられる。外側の三等分52は、内の外側の三等分52aと、外の外側の三等分52bとして、より詳細に説明されてもよいし、又はより単純に、第一三等分と第三三等分と説明されてもよい。
中央の三等分51は故に、第二三等分を備える。本明細書で使用する時、内の外側の三等分52及び外の外側の三等分52は、生理用ナプキン20及び剥離可能な包み48が図9の折り畳まれた配置にある時、中央の三等分51に関係して説明される。内の外側の三等分52aは一般に、中央の三等分51に隣接し、折り畳まれる時かかる中央の三等分51と外の外側の三等分52bとの中間にある。逆に、外の外側の三等分52bは、内の外側の三等分52aが介在するために、中央の三等分51から相対的に更に遠くにある。
【0073】
図9に示されるような折り畳まれた配置では、パッケージは、1つが外の外側の三等分52bにより画定され、1つが中央の三等分51によって画定される、互いに向き合う主要な二つの表面を画定する。図9の配置は、対応するe字形の折り畳みを有する剥離可能な包み48を備える、e字形の折り畳みを有する包装された生理用ナプキン20を生じる。剥離可能な包み48は、好ましくは1つの外側の三等分52と中央の三等分51との上に重なるのに充分な長手方向の寸法である。より好ましくは、剥離可能な包み48は、三つの三等分51及び52の全てに重なるのに充分な長手方向の寸法であるので、接着剤40又は42は露出しない。
【0074】
図6に戻り、剥離可能な包み48は更に、生理用ナプキン20及び剥離可能な包み48を上記の折り畳まれた配置で維持するための手段を備えてもよい。折り畳まれた配置を維持するための好適な手段には、「ベルクロ」(VELCRO)の登録商標で販売されているようなフックとループ機構のファスナ、熱及び/又は圧力密閉、及びタブの形状の接着剤、又は剥離可能な包み48の長手方向縁部と並置された接着剤56が挙げられる。接着剤56は、折り畳まれてトップシート22に重なり、それから外側に面する剥離可能な包みの長手方向縁部上に配置されてもよい。1つの手法では、接着剤56は外側の三等分52に適用されてもよいので、内の外側の三等分52aが中央の三等分51の上に折り畳まれる時、そのような三等分51及び52aは互いに剥離可能に貼り付けられると共に、外の外側の三等分52bが内の外側の三等分52aに剥離可能に貼り付けられように、接着剤は外の外側の三等分52bと並置される。
【0075】
あるいは、接着剤56は中央の三等分51と外の外側の三等分52bに適用されてもよい。接着剤56は、連続するストリップ(図示するような)、断続的なストリップで適用されてもよいし、又は単一箇所であってもよい。接着剤56が適用される形状は重要ではなく、着用者による最初の使用のために生理用ナプキン20及び剥離可能な包み56を都合よく開けることが所望されるまで、折り畳まれた配置を維持するのに充分な剥離強度を有することのみが重要である。
1つの変形では、接着剤56は更に、外の外側の三等分52bの横方向の縁部を超えて長手方向に伸びるタブ55を備えると共に、その上に配置されてもよい。そのような横方向の縁部を超える長手方向のタブ55の接着剤56は、内の外側の三等分52aの露出した面に貼り付けられる。
【0076】
図1〜図5に関して説明された生理用ナプキンのように、説明された、個々に包まれた吸収性物品はまた、それと結合した拭き取り物品、接合されたパウチ70内に配置された拭き取り物品、又は少なくとも部分的に剥離ストリップ46’として働く拭き取り物品も有する。図7に横断面で示された実施形態は、例えば、図3に示す実施形態と一致する。上記で提供された説明を繰り返すことなく、本発明の個々に包まれた実施形態は、図3〜図5に関して説明した実施形態と同一のパウチ及び拭き取り物品の構成を有し得る。
【0077】
図7に示すように、剥離紙46’は、ウイング28の少なくとも遠位端を橋渡しすると共に、ウイングの接着剤40を部分的に覆う。しかし、剥離紙は、剥離可能な包み48のどの部分の上にも広がることも覆うこともない。故に、剥離可能な包み48は、剥離紙46’又はそれと結合した拭き取り物品に支障を来たすことなく広げられ、取り除かれ得る。故に、着用者は使用中に、剥離可能な包み48を取り除き、生理用ナプキンを自分の下着のクロッチ部分に置き、またその後剥離ライナ及び/又は拭き取り物品を取り除くことへと進み得る。
【0078】
本発明の個々に包まれた実施形態のための拭き取り物品は、好ましくは上記で説明されたようなクレンジングワイプ80を備える。同様に、パウチ70は、上記で説明したような材料及び構成を備える。更に、図1〜図5の生理用ナプキンに関して上記で説明されたように、あまり好ましくない実施形態では、個々に包まれた実施形態のウイングの接着剤40は省かれてもよい。
故に、1つの実施形態では、本発明は、それと結合した拭き取り物品を有する手段により折り畳まれ、トップシートに面する関係で維持された一対のフラップを有する、個々に包装された生理用ナプキンとして都合よく説明され得る。剥離可能な包みは、バックシート上に配置された接着剤のファスナのための剥離紙として働き、その包みは、生理用ナプキンの長手方向縁部付近で折り畳まれ得る。生理用ナプキンと剥離可能な包みとのパッケージ全体が、三つに折り畳まれ、貼り合わされて、便利な、相対的に薄い、使い切りのパッケージになる。
【0079】
上記で説明された実施例ではどれも、フラップ28のための剥離手段は、好適な構成で剥離可能な包み48に直接取り付けられ得る。そのような構成の例は、米国特許第6,074,376号に更に説明されている。
【0080】
本発明の特定の実施形態について説明したが、本発明の主旨及び範囲を逸脱しない限り、様々な変更及び修正を行ってもよいことは当業者には明白である。例えば、ロゴ、印刷されたもの、及びエンボス加工したデザインを含む様々なしるしが、本明細書で開示されたパウチ70のカバー上に含まれ得る。同様にパウチは、洗浄用のワイプ及び芳香剤用のワイプのような多目的なワイプを有することができ、各々が好適な構成のパウチ70内で提供される。
【図面の簡単な説明】
【0081】
本明細書は、本発明を特定して指摘し明確に主張する請求項によって結論とするが、本発明は添付図面と合わせてなされる好ましい実施形態の次の説明によってよりよく理解されると考えられ、図面においては、同じ参照番号は同一の要素を表し、類似部分はプライム(’)符号で示し、関連する部分はアルファベットで表し、接着剤は想像線で示す。
【図1】本発明による生理用ナプキンの、部分的に切欠して示した上面平面図である。
【図2】フラップを橋渡しする単一の剥離ストリップを有する、本発明による生理用ナプキンの上面平面図である。
【図3】図2の生理用ナプキンの区分3−3の横断面図である。
【図4】本発明の生理用ナプキンのもう1つの実施形態の横断面図である。
【図5】本発明の生理用ナプキンのもう1つの実施形態の横断面図である。
【図6】本発明による生理用ナプキンのもう1つの実施形態の、部分的に切欠して示した上面平面図である。
【図7】図6の生理用ナプキンの区分7−7の横断面図である。
【図8】部分的に折り畳んだ構成の、本発明の実施形態の斜視図である。
【図9】充分に折り畳んだ構成の、本発明の1つの実施形態の斜視図である。
Claims (21)
- 身体に面する表面、衣類に面する表面、長さ、幅、二つの長手方向側面縁部を有する吸収性物品であって、
液体透過性トップシートと、
前記トップシートに接合した液体不透過性バックシートと、
前記トップシートと前記バックシートとの間に配置された吸収性コアと、
各々が、長手方向側面縁部から延出して、トップシートに面する関係で前記トップシートの上に折り畳まれている一対のフラップと、
結合した拭き取り物品を有する、前記トップシートに面する関係で前記フラップを維持するための手段と
を具備する吸収性物品。 - 前記フラップの各々が、衣類に面する部分と、前記衣類に面する部分上に配置された取り付け手段とを有する、請求項1に記載の吸収性物品。
- 前記取り付け手段が感圧接着剤を具備する、請求項2に記載の吸収性物品。
- トップシートに面する関係で前記フラップを維持するための前記手段が剥離ペーパーを具備する、請求項1に記載の吸収性物品。
- トップシートに面する関係で前記フラップを維持するための前記手段が、同封されたパウチを具備し、前記拭き取り物品がその中に配置されている、請求項1に記載の吸収性物品。
- 前記パウチが密閉されている、請求項5に記載の吸収性物品。
- 前記拭き取り物品が予め湿らせたクレンジングワイプである、請求項1に記載の吸収性物品。
- 前記拭き取り物品が乾燥ワイプである、請求項1に記載の吸収性物品。
- 前記トップシートに面する関係で前記フラップを維持するための前記手段が、別個の二つの収容空間を有する閉じ込められたパウチと、前記各収容空間に配置された拭き取り物品とを具備する、請求項1に記載の吸収性物品。
- 1つの前記収容空間が乾燥ワイプを閉じ込め、他の前記収容空間がウェットワイプを閉じ込める、請求項9に記載の吸収性物品。
- 個々に包装された生理用ナプキンであって、
身体に面する表面、衣類に面する表面、長さ、幅、及び二つの長手方向側面縁部を有する生理用ナプキンであり、前記吸収性物品が、
液体透過性トップシートと、
前記トップシートに接合し、向かい合う内側に向いた面と外側に向いた面とを有する液体不透過性バックシートと、
前記トップシートと前記バックシートとの間に配置された吸収性コアと、
各々が、長手方向側面縁部から延出して、トップシートに面する関係で前記トップシートの上に折り畳まれている一対のフラップと、
結合した拭き取り物品を有し、前記トップシートに面する関係で前記フラップを維持するための手段と、
長手方向の寸法、横断方向の寸法、及び内側に向いた面、外側に向いた面、一対の長手方向側面縁部、一対の末端部縁部、及び一対の末端部を有する、前記バックシートの前記外側に向いた面上で接着性ファスナに剥離可能に貼り付けられた剥離可能な包みを備え、前記剥離可能な包みのみが、前記生理用ナプキンの前記長手方向縁部の少なくとも1つの近くで長手方向軸線付近でC字形に折り畳まれて、前記長手方向縁部の前記少なくとも1つを包むと共に、前記生理用ナプキンと前記剥離可能な包みが、前記包みを第一、第二、及び第三の三等分に形成する二本の横断方向の軸線付近で折り畳まれる生理用ナプキン。 - 前記各フラップが、衣類に面する部分と、前記衣類に面する部分上に配置された取り付け手段とを有する、請求項10に記載の吸収性物品。
- 前記取り付け手段が感圧接着剤を具備する、請求項12に記載の吸収性物品。
- トップシートに面する関係で前記フラップを維持するための前記手段が剥離ペーパーを具備する、請求項10に記載の吸収性物品。
- トップシートに面する関係で前記フラップを維持するための前記手段が、同封されたパウチを具備し、前記拭き取り物品がその中に配置されている、請求項10に記載の吸収性物品。
- 前記パウチが密閉されている、請求項15に記載の吸収性物品。
- 前記拭き取り物品が予め湿らせたクレンジングワイプである、請求項10に記載の吸収性物品。
- 前記拭き取り物品が乾燥ワイプである、請求項10に記載の吸収性物品。
- 前記トップシートに面する関係で前記フラップを維持するための前記手段が、別個の二つの収容空間を有する閉じ込められたパウチと、前記各収容空間に配置された拭き取り物品とを具備する、請求項10に記載の吸収性物品。
- 1つの前記収容空間が乾燥ワイプを閉じ込め、他の前記収容空間がウェットワイプを閉じ込める、請求項19に記載の吸収性物品。
- 身体に面する表面、衣類に面する表面、長さ、幅、二つの長手方向側面縁部を有する吸収性物品であって、
液体透過性トップシートと、
前記トップシートに接合した液体不透過性バックシートと、
前記トップシートと前記バックシートとの間に配置された吸収性コアと、
各々が、長手方向側面縁部から延出して、トップシートに面する関係で前記トップシートの上で折り畳まれて、上に配置されたフラップ取り付け機構を有する一対のフラップと、
前記フラップ取り付け機構上に配置され、結合した拭き取り物品を有するフラップカバー部材とを具備する吸収性物品。
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