JP2004530351A - セルラー基地局のための送信ネットワーク - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
本発明は、セルラー基地局のための送信ネットワークに関し、より詳細には、一般的に携帯電話ネットワークと呼ばれているセルラー移動無線ネットワークにおいて使用できるような種類の送信ネットワークに関する。
【背景技術】
【0002】
セルラー移動無線ネットワークの電気通信事業者は、関連する支柱およびアンテナを備えた自身の基地局を使用する。基地局敷地を共有するすることは、ほとんどなく、また、なされるどのような共有も支柱を共有するだけに限られている。
【0003】
現在、導入することが計画されている第3世代のセルラー移動無線システムは、多くの数の基地局敷地を必要とし、それに必要な場所を確保するのを難しくしている。このことが、ますます敷地を共有することを、設備費も分担するという関連する利点とともに、ネットワークの電気通信事業者にとって魅力的なオプションにしている。
【0004】
セルラー移動無線ネットワークにおいて、アンテナは、所望のカバレージエリアを定め、そのカバレージエリアは、いくつかの重なり合ったセルに分割され、それぞれのセルは、それぞれのアンテナおよび基地局に対応している。それぞれのセルは、そのセルに存在するすべての携帯電話との無線通信を維持する固定基地局を含む。基地局自身は、通常、何らかの種類のメッシュ構造を有するその他の何らかの固定通信形態によって、お互いに接続される。これによって、携帯電話は、そのセルラーカバレージエリアのどこにいても、携帯電話同士でお互いに通信することができ、さらには、セルラーネットワークの外側にある公衆電話網とも通信することができる。
【0005】
それぞれのセルおよび基地局に対応するそれぞれのアンテナは、セル内における無線カバレージを提供し、そのアンテナは、いくつかの個別のアンテナ素子を含む複合装置であってもよく、それぞれのアンテナ素子は、セルの限られた部分を占めるカバレージを提供する。
【0006】
基地局の場所および設備を共有することは、望ましいことであるが、残念ながら、それに関連する問題が存在する。英国においては、携帯電話と基地局との間における送信のために、送信/受信周波数帯域のそれぞれが、5つの電気通信事業者に割り当てられている。結果として得られる5つの送信帯域は、隣接しており、同様に5つの受信帯域も隣接している。すなわち、個々の電気通信事業者に割り当てられた隣接する帯域間には、間隙がない。
【0007】
1つの良く知られている従来技術による基地局アーキテクチャは、別々の受信アンテナおよび送信アンテナを使用する。あるいは、アンテナが、送受切換器を介して基地局に接続されていれば、送信および受信するのにただ1つのアンテナを使用してもよい。それぞれのネットワーク電気通信事業者が、別々の基地局敷地を所有している場合には、これらの2つの方法は、適切なものであるが、電気通信事業者が、敷地を共有する場合には、問題を引き起こす。基地局敷地を共有するための一般的なアプローチは、電気通信事業者が、独自のアンテナを所有することを必要とする。5つの電気通信事業者が、敷地を共有し、しかも、独自のアンテナを使用するとしたら、5つのアンテナを異なる高さに支持する基地局支柱を使用しなければならず、そして、これは、ただ1つのアンテナの場合の支柱の高さと比較すれば、より高い支柱の高さを必要とし、また、強い風の中で動作するように、より強い支柱構造を必要とする。したがって、支柱のコストが増加する。さらに、より大きな支柱を収容することのできる敷地は、確保することが難しい。建築許可および土地区分法の問題が存在し、大きな支柱は、環境的に目障りであり、かつ景観を損なう。
【0008】
セルラー移動無線ネットワークの多くの電気通信事業者は、関連する支柱およびアンテナを備えた自身の基地局を使用する。敷地は、ほとんど共有されておらず、共有されたにしても、支柱だけに限られ、アンテナは共有されていない。
【0009】
第3世代(3G)のセルラー移動無線システムの導入は、多くの数の基地局敷地を必要とする。必要な土地を確保するのは難しく、もし技術的な問題を解決できれば、敷地の共有は、ますます魅力的なオプションとなる。
【0010】
敷地共有の一般概念が、Suzanne Smithによって、www.twsinternational.com/papers/Nov98SiteSharing.pdfの「Site Sharing for Cost Minimization(費用最小化状態での敷地共有)」,TWS Inc.(1998年11月)に開示されている。一般的なアンテナ構造において複数のアンテナを使用することが、B L.Wixonによって、「Tunable CDMA Combiners Add Cellular/PCS Capacity(同調可能なCDMAコンバイナがセルラー/PCS容量を増加させる)」,K&L Mictowave Inc.(1997年9月),www.klmicrowave.com.news/mrf sept97.htmlに開示されている。「Suggested VHF/UHF Trunking Configurations(VHF/UHF中継構成の提案)」,www.sinctech.com,(2001年10月22日)において、Sinclair Technologies Ltdは、送信機コンバイナにおいてアイソレータを使用することを開示している。英国特許出願第2,006,579A号(Watanabe et.al.)、PCT出願第WO97/44914号(Gammon)、およびPCT出願第WO92/12579号(Prokkola)は、すべて、アンテナシステムから送信するために、異なる送信機からの信号を組合わせることを開示している。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0011】
本発明の目的は、基地局の複数使用を可能にする上述したものとは異なる手段を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0012】
本発明は、複数の隣接する周波数帯域において動作するセルラー移動無線のための送信ネットワークを提供し、この送信ネットワークは、複数の送信機を含み、複数の送信機は、それぞれの帯域通過フィルターに結合され、送信ネットワークは、
a)複数の出力信号グループを提供し、少なくとも1つのグループが、周波数において間隔を空けられた複数の出力信号を含み、
b)送信機からの出力信号を、帯域通過フィルターにおいてフィルタリングした後に組合わせ、隣接する周波数帯域に存在する出力信号間の干渉を抑制するように構成される。
【0013】
本発明は、複数の送信機出力信号を受け入れることのできるような形で組合わせる技術的な問題を克服できるという利点を提供する。
【0014】
ネットワークは、グループの出力信号をともに多重化し、その後信号グループを組合わせることによって、送信機からの出力信号を組合わせるように構成されてもよい。出力信号グループは、それぞれ2つの出力信号および3つの出力信号の2つのグループを備えてもよい。
【0015】
本発明によるネットワークは、それぞれの出力信号グループを受け取って送信するように構成された相互に直交する偏波放射素子を備えたアンテナシステムを含んでもよい。ネットワークは、帯域通過フィルターと信号グループを組合わせるためのコンバイナとの間にそれぞれのアイソレータを含んでもよく、そのアイソレータは、信号が送信機間を通過することを抑制するように構成される。ネットワークは、送信機と送信機に結合される帯域通過フィルターとの間にそれぞれのアイソレータを含み、そのアイソレータは、信号が送信機間を通過することを抑制するように構成される。
【0016】
もう1つの態様においては、本発明は、複数の隣接する周波数帯域において動作するセルラー移動無線システムにおいて信号を送信する方法を提供し、この方法は、複数の送信機からのそれぞれの周波数帯域における出力信号を送信することを含み、さらに、
a)出力信号を複数のグループに分け、少なくとも1つのグループは、周波数において間隔を空けられた複数の出力信号を含み、
b)それぞれの出力信号をそれぞれの帯域通過フィルターにおいてフィルタリングし、
c)隣接する周波数帯域の出力信号間の干渉を抑制するような形で、フィルタリングされた出力信号を組合わせることを含む。
【0017】
この方法は、グループの出力信号をともに多重化し、その後いくつかの信号グループを組合わせることによって、送信機からの出力信号を組合わせることを含んでもよい。出力信号グループは、それぞれ2つの出力信号および3つの出力信号の2つのグループから構成されてもよい。
【0018】
組合わせられた出力信号は、それぞれの出力信号グループを受け取って送信するように構成された、相互に直交する偏波放射素子を備えたアンテナシステムから送信されてもよい。
【0019】
本発明による方法は、帯域通過フィルターと出力信号グループを組合わせるためのコンバイナとの間にアイソレータを提供することを含んでもよく、そのアイソレータは、信号が送信機間を通過することを抑制するように構成される。この方法は、送信機と送信機に結合される帯域通過フィルターとの間にそれぞれのアイソレータを提供することを含んでもよく、そのアイソレータは、出力信号が送信機間を通過することを抑制するように構成される。
【0020】
ここで、本発明をより良く理解できるように、ただ単に例として、本発明による実施形態を添付の図面を参照して説明する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0021】
図1を参照すると、符号10によって概略的に示されるセルラー移動無線ネットワークが、個々の基地局BSからなるアレイによって規定され、それぞれの基地局BSは、それぞれのセル12の円形領域(鎖線で示される)内の携帯電話(図示しない)と通信する。セル12は、重なり合っている。基地局BSは、接続14によってお互いにリンクされる。ネットワーク10は、携帯電話が、セル12を組み合わせた領域のどこにいても、お互いに通信するのを可能にし、さらに、この領域の外側にある公衆電話網とも通信するのを可能にする。
【0022】
また、ここで図2を参照すると、それぞれの基地局は、携帯電話と通信するためのアンテナ構造体20を有し、図示されるように、アンテナ構造体20は、360°の完全な水平方向カバレージを得るために、3つの120°のセクターについて重なり合ったカバレージ22A、22B、および22Cを提供する。アンテナ構造体20は、3つの別々のアンテナ(図示しない)からなり、それぞれのアンテナは、120°のビーム幅を備え、セルの限られた部分を占めるカバレージを提供する。
【0023】
図3は、UKネットワーク電気通信事業者によって使用される、英国(UK)無線通信局によって割り当てられた、第3世代周波数分割デュプレックス通信(3G FDD)の周波数帯域を示す。5つのUK電気通信事業者のそれぞれは、基地局から携帯電話へ送信するために、ライセンスA、B、C、D、またはEという符号を付された割当スペクトルの特定の部分すなわちサブバンドを使用することを認可されており、また、携帯電話から基地局へ送信するために、もう1つのそのような部分を使用することを認可されている。5つの帯域のすべてを組み合わせると、総スペクトル割当は、基地局からのFDD送信のための2110.3MHzから2169.7MHzの帯域と、携帯電話からの送信のための1920.3MHzから1979.7MHzの帯域とから構成される。これらの2つの帯域のエッジには、未割当周波数間隔またはガード周波数帯(図示しない)が、存在するが、個々の電気通信事業者のサブバンドA、B、C、D、またはE間には、間隙は存在しない。以下でより詳細に説明するように、これは、すべての電気通信事業者が共通アンテナを使用しなければならない場合に、問題を引き起こす。
【0024】
図4には、符号40によって概略的に示される良く知られている従来技術による基地局アーキテクチャが示される。この基地局アーキテクチャは、各結合される送信機回路46および受信機回路48と送受信するために、2つの別々のアンテナ42および44を有する。別の従来技術によるアーキテクチャ50が、図5に示され、ここでは、1つの電気通信事業者の送信機回路52および受信機回路54が、送受切換器58を介して、基地局アンテナ56に接続され、その送受切換器58は、アンテナを介して、同時に送受信するのを可能にする。基地局は、いくつかの独立したセクターとして構成され、それぞれのセクターが、それぞれのアーキテクチャ40および50を備えてもよい。
【0025】
アーキテクチャ40および50は、それぞれのネットワーク電気通信事業者が、それぞれの基地局敷地を所有する場合には、満足できるものであるが、その敷地を提供することは、ますます難しくなりつつある。図6は、基地局を共有するための良く知られている従来技術によるアーキテクチャ60を示し、このアーキテクチャ60は、5つのネットワーク電気通信事業者が、電気通信事業者ごとのそれぞれの送信/受信アンテナを備えた敷地を共有するのに都合のよいものである。その結果として、合計5本のアンテナA、B、C、D、およびEが、基地局支柱62に取り付けられ、それぞれのアンテナは、異なる高さに存在する。アンテナAからEは、それぞれの送受信機回路64Aから64Eを有する。ただ1つのアンテナのために使用される支柱と比較すれば、5本のアンテナを収容するために、支柱の高さは高くなければならない。さらに、高さが高くなることは、強い風の中で動作を維持するために、支柱構造が補強されなければならないことを意味し、そのことが、コストを増加させる。さらに、すべての敷地が、より大きな支柱を収容できるとは限らず、地方自治体から建築許可を得る際に、しばしば、問題が発生する。アンテナで覆われる大きな支柱は、景観を損ない目障りなものであり、敷地によっては、環境的に受け入れられないこともある。
【0026】
図7は、必要とされる送信/受信アンテナの数を5本から1本に減らすのに適した従来技術によるアーキテクチャ70を概念的に示す。5つの電気通信事業者は、送信コンバイナネットワーク72に接続されたそれぞれの送信機TxAからTxEと、受信スプリッタネットワーク74に接続されたそれぞれの受信機RxAからRxEとを有する。ネットワーク72および74は、送受切換器76を経由して、共有アンテナ78に接続される。送信機TxAからTxEは、RF信号を生成し、そのRF信号は、送信コンバイナネットワーク72において組合わせられ、そして送受切換器76を介してアンテナ78に送られる。遠く離れた携帯電話(図示しない)からアンテナ78によって受信された信号は、アンテナから送受切換器76を経由して受信スプリッタネットワーク74に送られ、その受信スプリッタネットワーク74は、5つの受信機RxAからRxEに信号を同じように分配する。
【0027】
さらに、ここで図8を参照すると、受信スプリッタネットワーク74は、簡単な形で、低雑音増幅器80および受動信号スプリッタ82を含んでもよい。
【0028】
アーキテクチャ70は、送信コンバイナネットワーク72を実際に具体化することを必要とする。このことについて、問題を解決するための2つの異なる試みを示す図9および図10を参照して説明する。図9および図10は、実現可能であると考えられるが実際には欠点を有するネットワークを示す。
【0029】
図9は、送信コンバイナネットワーク72の実現可能な形態を示し、その送信コンバイナネットワーク72は、5つの送信機AからEを組合わせる受動ネットワーク92を含む。残念ながら、受動ネットワーク92は、大きな信号損失をもたらし、その信号損失は、伝送範囲を許容できないほどに減少させる。損失を改善するために、送信コンバイナネットワーク72は、RF線形マルチ搬送波電力増幅器94を備え、遠く離れた携帯電話と許容できる通信をなすのに適切なレベルにまで信号電力を増大させる。図9に示される送信コンバイナネットワーク72の欠点は、5つすべての送信周波数帯域において、十分な線形性、瞬間的な帯域幅、および効率をもって、必要な出力RF電力を提供することのできる電力増幅器94を必要とすることである。そのような増幅器は、技術的に実現できるにしても、高価なものである。さらに、増幅器は、ただ1つの送信機からのRF電力よりもかなり大きなRF電力を取り扱わなければならないので、低電力増幅器よりもあまり信頼性のないものになりがちであり、さらに、アーキテクチャ70における潜在的一点故障の典型となるものである。増幅器94の故障によって、通信機能が、長時間にわたり麻痺するのを回避するために、「ホットスタンバイ」増幅器を備えなければならず、それは、コストを増加させる。
【0030】
図10は、送信コンバイナネットワーク72のための別の実現可能な信号組合わせアーキテクチャを示す。このネットワーク72は、送信マルチプレクサの役割をなす5つの帯域通過フィルター102Aから102Eのアセンブリを有し、一つにまとめて符号102によって示される。フィルター102Aから102Eは、それぞれの送信機104Aから104Eからの信号をフィルタリングし、その後、それらの信号は、共通出力線106上で多重化され、図7に示される送受切換器76およびアンテナ78に送られる。それぞれのフィルター102Aから102Eの通過帯域は、それぞれの電気通信事業者に認可された周波数帯域にできるだけ近いものである。このネットワーク72の潜在的な利点は、それが、典型的に図9に示される受動ネットワーク92よりも小さい信号損失を有することである。
【0031】
しかしながら、フィルター102Aから102Eは、決して完璧なものではない。すなわち、それらのフィルターは、正確に配置されかつ無限に鋭いカットオンおよびカットオフを備えた通過帯域を有することができない。図11は、図3の2110.3MHzから2169.7MHzの認可された送信周波数帯域のためのフィルター102Aから102Eの通過帯域112Aから112Eを示す。フィルター102Aから102Eは、公称、等しいピーク送信電力を提供するが、わかりやすいように、通過帯域112Cおよび112Dは、通過帯域112A、112B、および112Eに比べて、下にずらされている。カットオンおよびカットオフの有限の勾配のために、112Aおよび112Cのような隣接する通過帯域の対は、大きく重なり合っていることがわかる。これは、2つの有害な作用、すなわち、重なり合った領域における増大された信号損失、および送信機104Aから104E間の低減された分離を引き起こす。
【0032】
増大された信号損失および送信機の低減された分離の理由は、フィルター102Aから102Eが接続される共通出力線106に関連する。信号102Aから102Eを出力線106において効率的に組合わせるために、それぞれのフィルター通過帯域112Aから112E間の電気的なインピーダンスは、何らかの公称値、例えば50オームに維持されなければならない。しかしながら、通過帯域112Aから112Eが、図11に示されるように重なり合っていれば、この公称インピーダンスを維持することができない。これは、結果として、(a)出力線106に結合する信号の損失、および伝送される波形のひずみ、(b)それぞれの信号の一部分が、隣接するフィルターすなわち他の送信機104Aから104Eに結合することをもたらす。信号が送信機の出力に結合することは、送信機の出力段において生成される非線形の相互変調積をもたらす。これらの積は、制御できないスプリアス放射となり、そのスプリアス放射は、大きければ、この種の通信を監督する所轄官庁によって許可されたレベルを超えることもある。したがって、図10に示される組合わせの概念は、通過帯域と阻止帯域との間にある矩形の周波数レスポンスを備えた理想的なマルチプレクサフィルター102Aから102Eに頼ることになる。実際には、これは、実現できないので、重なり合いが存在することになり、その重なり合いは、帯域間の干渉、有効帯域幅の減少、および電力損を引き起こす。
【0033】
したがって、ネットワーク電気通信事業者が、ただ1つの送信/受信アンテナを共有するのを可能にするために、隣接する送信周波数帯域において動作するいくつかの送信機の出力を組合わせるための受け入れることのできる方法が、必要とされている。しかしながら、上述した問題のために、当業者の間では、コスト、複雑さ、性能の低下、および信頼性の無さを考慮すれば、現在、これを実現する満足することのできる方法はないと考えられている。
【0034】
ここで、図12を参照すると、本発明による送信機ネットワーク120が示される。ネットワーク120は、第1および第2の送信マルチプレクサ122ABEおよび122CDを備える。第1の送信マルチプレクサ122ABEは、3つの送信機124A、124B、および124Eから送信信号を受け取り、それぞれの帯域通過フィルター126A、126B、および126Eで、それらの信号をフィルタリングする。第2の送信マルチプレクサ122CDは、2つのさらなる送信機124Cおよび124Dから送信信号を受け取り、それぞれの帯域通過フィルター126Cおよび126Dで、それらの信号をフィルタリングする。
【0035】
帯域通過フィルタ126A、126B、および126Eからのフィルタリングされた出力信号は、第1のフィルター出力128Xにおいて組合わせられ、帯域通過フィルタ126Cおよび126Dからの出力信号は、第2のフィルター出力128Yにおいて組合わせられる。フィルター出力128Xおよび128Yからの信号は、2つの入力ポート132Xおよび132Yと1つの出力ポート132Zとを備えた2入力3dB受動コンバイナ132において組合わせられる。そして、図7に示されるように、それらの信号は、送受切換器を経由して、送信/受信アンテナ(図示しない)に送られる。
【0036】
さらに、ここで図13を参照すると、5つのフィルター126Aから126Eのそれぞれの通過帯域140Aから140Eが示される。通過帯域140Aから140Eは、それらの帯域幅がすべて等しいとは限らないとはいえ、同じ公称電力最大値を有し、通過帯域140Cおよび140Dは、わかりやすいように、その他の通過帯域に比べて下にずらして示される。周波数目盛142上に示されるように、認可された5つの周波数帯域142Aから142Eは、周波数帯域142Aおよび142Bに直接に隣接する周波数帯域142Cと、周波数帯域142Bおよび142Eに直接に隣接する周波数帯域142Dとを備える。これは、結果として、2つのグループの非隣接周波数通過帯域142A/142B/142Eおよび142C/142Dをもたらし、これらは、図12に示されるように、それぞれ、異なる送信マルチプレクサ122ABEおよび122CDに結合されている。
【0037】
それぞれの送信マルチプレクサ122ABEまたは122CDにおけるフィルター通過帯域は、通過帯域が大きく重なり合うのを防止する阻止帯域によって分離されているので、例えば、符号128Xにおけるフィルター126Aからの出力は、フィルター126Bおよび126Eを介して、送信機124Bおよび124Eに大きく減衰して到達するだけであり、ほとんどの用途において無視することができる。同じことが、個々の送信マルチプレクサ122ABEまたは122CD内の送信機の他の対の間の結合についても言え、したがって、フィルター126Aから126Eについても言える。フィルター126Aから126Eによって提供される減衰は、出力128Xまたは128Yにおける他の信号から送信機を適切に分離し、その結果として、これらの出力において、信号は、「完璧に組合わ」される。「完璧に組合わ」されるという表現は、フィルター126Aなどそれぞれのフィルターの通過帯域が、重なり合わないので、フィルターの通過帯域におけるマルチプレクサ122ABEおよび122CDの電気的なインピーダンスは、図10に示されるフィルター102Aから102Eの等価物とは異なり、ほぼ一定に維持されることを意味する。これによって、送信機124Aから124Eからの入力信号は、マルチプレクサ122ABEまたは122CDを通って、(完璧な)最小限のひずみで出力128Xまたは128Yに到達し、それによって、所望の組合わせ機能を実現することができる。フィルターの通過帯域が、図11に示されるように重なり合っている場合、通過帯域インピーダンスは、一定ではなく、そのためにマルチプレクサの出力に現れる信号は、(「完璧でない」)ひずんだものとなる。
【0038】
送信機124Aから124E間の望ましくない干渉を抑制するとともに、出力128Xおよび128Yにおける2つの信号グループを組合わせるために、コンバイナ132が使用される。このコンバイナは、2入力3dB受動広帯域コンポーネントであり、そのコンバイナの2つの入力ポート132Xと132Yとの間において、これらのポートにおける信号の周波数分離にかかわりなく、少なくとも20dBの良好な信号分離を提供する。このコンバイナによって、望ましくない送信機間の結合をほとんど許すことなく、周波数が隣接する信号を組合わせることができる。したがって、128Xおよび128Yにおける信号グループは、許容できないほどの相互干渉を起こすことなく、線形に組合わされ、ほぼ完璧に組合わされた連続周波数スペクトルとして、コンバイナ132の出力に現れる。
【0039】
コンバイナ132の入力ポートと出力ポート132Xから132Zとの間には、固有信号損失が存在するが、この損失は、図9に示される受動5入力コンバイナ92によって課せられる損失よりもかなり小さい。図12を参照して説明した二段の組合わせアプローチは、上述したアーキテクチャよりも効率的な受動送信機組合わせネットワークを提供し、線形マルチ搬送波電力増幅器94を必要としなくなる。
【0040】
したがって、本発明によって、隣接送信帯域および非隣接送信帯域の両方に存在する電気通信事業者は、基地局アンテナを共有することができる。送信機組合わせネットワーク120は、図9に示されるネットワークに比べれば、小さな損失を有するので、高価なマルチ周波数電力増幅器は、なくてもよい。さらに、本発明は、図10および図11を参照して説明したフィルター通過帯域の重なり合いを回避する。
【0041】
ネットワーク120に類似する構成において使用することのできる最低限の数の送信信号は、それぞれ別々のフィルターを経由して3dB受動コンバイナ132に接続される2つの信号である。隣接する周波数帯域に2つの送信機しか存在しない場合、コンバイナ132に送る前に、符号122CDのようなマルチプレクサにおいて、送信信号をともに多重化する必要はない。周波数が隣接していない2つの信号が存在する場合、それらの信号は、1つのマルチプレクサ122を用いて組合わされ、そして、符号132のようなコンバイナを通らずに、送受切換器に直接に送られ、それによって信号損失を減少させてもよい。少なくとも2つの送信信号が、隣接する帯域に存在する3つの送信信号の場合、2つの送信信号が、マルチプレクサ122において組合わされ、第3の送信信号は、コンバイナ132に直接に送られる。しかしながら、3つの隣接しない周波数帯域A、B、およびEが、組合わされる場合、1つのマルチプレクサ122ABEしか必要とされず、それの出力128Xは、コンバイナ132を通らずに、送受切換器に直接に送られる。4つ以上の信号は、2つ以上の隣接しない信号の少なくとも2つのグループを必要とし、それぞれのグループは、他のグループと組合わされる前にともに多重化される。当然ながら、例えば、1つのグループあたりの信号の数を少なくするために、あるいはそれぞれのグループの信号間の周波数分離を大きくするために、必要であれば、3つ以上のグループが、4つ以上の信号に対して使用されてもよい。5つの送信機よりも少ない送信機を組合わせる場合、マルチプレクサ122への未使用入力は、通常、負荷で終端する。あるいは、未使用周波数フィルター126は、省かれてもよく、これは、コスト、寸法、および、重量を減少させる。
【0042】
ここで、図14を参照すると、図7および図12を参照して説明したアーキテクチャの変形である送信システム150が示される。これまでに説明したものと等価な構成要素は、同じ符号を付される。システム150は、第1および第2の送信マルチプレクサ122ABEおよび122CDが、共通3dBコンバイナに接続されない点がネットワーク120と異なり、その代わりに、第1の送信マルチプレクサ122ABEは、2つの直交偏波放射素子を含むアンテナ装置152の一方の放射素子152ABEに直接に接続され、第2の送信マルチプレクサ122CDは、送受切換器154を介して、第2のそのような放射素子152CDに接続され、その送受切換器154は、また、アンテナ152CDによって受信された信号を受信ネットワーク(図示しない)に送る。アンテナ装置152は、Thales AntennasまたはAlan Dick and Company Ltdから市販されているような種類のものである。
【0043】
すでに述べたように、システム150は、マルチプレクサ出力を受動コンバイナにおいて組合わせるのではなく、マルチプレクサ122ABEおよび122CDが、非隣接周波数帯域を組合わせることのできる能力を利用するものである。システム150は、それらのマルチプレクサ出力を、直交偏波放射素子を備えたただ1つのアンテナ装置152において組合わせる。この構成の主たる利点は、送信における無線周波数(RF)損失が、ネットワーク120によってもたらされる損失よりもさらに小さいことである。すなわち、ここでは、約3dBの信号損失を課すコンバイナ132が存在しないので、損失は減少する。組合わせ機能は、ここでは、2入力アンテナ152によって提供され、このアンテナ152は、異なるアンテナ素子152ABEおよび152CDに対する2つの入力信号間における20dB以上の分離を提供する。
【0044】
本発明は、空間ダイバーシティおよび偏波ダイバーシティ(送信および受信の両方において)に適応できるように構成されてもよい。図15は、空間受信ダイバーシティを備えた本発明によるネットワーク160を示す。これまでに説明した構成要素と等価な構成要素は、同じ符号を付される。ネットワーク160は、送受切換器164Xおよび164Yを経由して、第1および第2の送信マルチプレクサ122ABEおよび122CDにそれぞれ接続された第1および第2のアンテナ162Xおよび162Yを備える。また、アンテナ162Xおよび162Yは、それぞれの受信ネットワーク166Xおよび166Yに接続され、それらの受信ネットワーク166Xおよび166Yのそれぞれは、それぞれの認可された5つの周波数における出力を提供する。したがって、受信ネットワーク166Xおよび166Yは、それぞれの周波数における一対の出力をまとめて提供し、それぞれの対は、それぞれの受信機回路168Aから168Eにおいて合わせられる。ネットワーク160は、送信マルチプレクサ122ABEおよび122CDからの信号を組合わせるための3dBコンバイナの必要性を避けるために、2つのアンテナ162Xおよび162Yを利用したものであり、これは、アンテナに送られる送信信号の経路におけるRF損失を減少させる。
【0045】
状況によっては、個々の送信機間に信号分離を提供するために、本発明による送信ネットワーク内に付加的なアイソレータを含むことは都合のよいことであり、このことが、図16および図17に示され、これらは、付加的なアイソレータを図12に提供したものと等価である。図16および図17において、これまでに説明したものと等価な構成要素は、同じ符号を付される。図16においては、アイソレータ170Aから170E(一つにまとめて符号170とする)が、それぞれの送信機/フィルターの組み合わせ124A/126Aから124E/126E間に挿入される。図17においては、アイソレータ172ABEおよび172CD(一つにまとめて符号172とする)が、受動コンバイナ132とそれぞれの送信マルチプレクサ122ABEおよび122CDとの間に挿入される。アイソレータ170および172は、許容することのできない干渉を受信機システムにもたらすことのある相互変調積を発生させる、一方の送信機から他方の送信機へ(例えば、送信機122Aから送信機122Bへ)の信号電力の逆注入のレベルが大きくなりすぎるのを防止する。
【0046】
アイソレータ170および172がない場合、送信機124Aからの信号は、その他の送信機124Bなどの出力段にある程度結合される。そのような逆結合された信号の絶対レベルは、コンバイナ132と送信マルチプレクサ122ABEおよび122CDとによって提供される分離の程度によって決まる。例えば、RF信号は、コンバイナ132のそれぞれの入力ポートから他方の入力ポートへ「リーク」し、そして、送信マルチプレクサ122ABEおよび122CDを通って、その他の送信機へ戻る。コンバイナ132と送信マルチプレクサ122ABEおよび122CDとは、多くの用途にとっては十分なある程度の分離を提供するが、これは、すべての状況において許容できるとは限らず、その場合には、送信機124間の全体的な分離を増大させるために、アイソレータが付加されてもよい。
【0047】
この第3世代のセルラー移動無線システムにおいては、5つのライセンスすなわち5つの電気通信事業者を想定したが、12の搬送周波数、すなわち、ライセンスAおよびBが、それぞれ3つの搬送周波数を有し、ライセンスC、D、およびEが、それぞれ2つの搬送周波数を有することを想定してもよい。本発明の上述した例は、3G送信帯域の12個の搬送周波数のすべてを、1つのアンテナに組合わせることを可能にするものである。しかしながら、状況によっては、基地局は、12個の搬送周波数のすべてを必ずしもサポートしなくてよい。5つの電気通信事業者によって敷地が共有されたとしても、割り当てられた搬送周波数のすべてを必ずしも使用しなくてよい。さらには、ある基地局は、5つよりも少ない電気通信事業者によって共有されてもよい。これらの場合においては、未使用搬送周波数スロットは、図11を参照して説明した重なり合ったフィルターレスポンスに関連する不都合を防止するために、フィルターガード周波数帯として使用することができるという事実を利用することも考えられる。
【0048】
フィルターガード周波数帯が使用されるならば、通常は実行できないと考えられる図10に示されるネットワーク72の使用が、実行可能となる。フィルターガード周波数帯を実施する2つの例が、図18および図19に示される。これらの両方の図面において、ライセンスA、B、C、D、およびEは、それぞれ、搬送周波数番号1/2/3、4/5、6/7/8、9/10、および11/12を有する。図18において、番号3、6、9、および11を備えた搬送周波数は、使用されておらず、それぞれの隣接する対のライセンスA/C、C/B、B/D、およびD/Eの間にそれぞれのガード周波数帯を提供する。同じことが、図19についても言え、図19においては、番号3、5、8、および11を備えた搬送周波数が、使用されておらず、また、当然ながら、その他の構成も可能である。この構成の利点は、いくつかの隣接する電気通信事業者からの送信機出力を、最低限の信号損失でもって直接に組合わせることができることである。
【0049】
どれか1つのフィルター(例えば、126A)を通る搬送周波数の番号は、どのような周波数配置方式を使用するかによって決まる。周波数配置方法の2つの例が、図18および図19に示されるが、その他の配置方法も考えられる。したがって、送信機/フィルターの対は、構成に応じて、1つの搬送波、2つの搬送波、または3つの搬送波に関連付けられることができる。例えば、3つの搬送周波数番号1/2/3を備えたライセンスAを有する電気通信事業者は、搬送周波数番号4(ライセンスCの第1の搬送周波数)がガード周波数帯に指定されている限り、3つの搬送周波数のすべてが1つのフィルターを通過するようにすることができる。
【0050】
本発明の上述した例は、既存の市販されている技術を使用して構成することができる。これらの例を実施するのに必要なコンポーネントは、多重化フィルター、受動2入力コンバイナ、アイソレータ、送受切換器フィルター、低雑音増幅器、受動5出力スプリッタ、および直交偏波アンテナシステムである。
【0051】
多重化フィルターは、Filtronic,Remec、およびAerial Facilitiesなどの多くの業者から市販されている。図12および図13を参照して説明した例において、142Aおよび142Bのような非隣接周波数通過帯域の間には、10MHzの間隙が必要であり、これは実現できるものである。図18および図19におけるように、ガード周波数帯が使用されるならば、フィルター通過帯域間の間隙は、5MHzに減少する。この特性を備えたフィルターは、上述した業者から市販されている。
【図面の簡単な説明】
【0052】
【図1】第3世代セルラー移動無線ネットワークのための従来技術によるアーキテクチャを示す図である。
【図2】図1に示すネットワークのための120°のセクターのアンテナを有する、従来技術による基地局のカバレージを示す概略図である。
【図3】従来技術による第3世代の周波数分割デュプレックス通信基地局の周波数割当を示す図である。
【図4】別々の送信アンテナおよび受信アンテナを用いた、従来技術による基地局の構成を示す概略図である。
【図5】送信/受信共通アンテナを用いた、従来技術による基地局の構成を示す概略図である。
【図6】従来技術による基地局の支柱の共有を示す図である。
【図7】送信/受信アンテナを共有するための従来技術によるネットワークを示す図である。
【図8】図7に示されるネットワークにおいて使用される、従来技術による受信ネットワークを示す図である。
【図9】図7に示されるネットワークにおいて使用される、マルチ搬送波電力増幅器を備えた送信ネットワークを示す図である。
【図10】図7に示されるネットワークにおいて使用される、マルチプレクサフィルターを用いた送信ネットワークを示す図である。
【図11】図10に示されるマルチプレクサフィルターの周波数レスポンスを示す図である。
【図12】本発明による送信ネットワークを示す概略図である。
【図13】図12に示されるマルチプレクサフィルターの周波数レスポンスを示す図である。
【図14】図12に示されるネットワークの変形として、直交偏波アンテナ素子の使用を示す図である。
【図15】空間受信ダイバーシティを提供するための図12に示されるネットワークの変形を示す図である。
【図16】送信機間に信号アイソレーションが提供されたことを示す図である。
【図17】送信機間に信号アイソレーションが提供されたことを示す図である。
【図18】隣接する送信周波数を分離するために、未使用搬送周波数が、ガード周波数帯として提供されたことを示す図である。
【図19】隣接する送信周波数を分離するために、未使用搬送周波数が、ガード周波数帯として提供されたことを示す図である。
Claims (18)
- 複数の隣接する周波数帯域において動作するセルラー移動無線のための送信ネットワークであり、前記送信ネットワークが、複数の送信機を含み、
前記複数の送信機が、それぞれの帯域通過フィルターに結合され、
前記送信ネットワークが、
a)複数の出力信号グループを提供し、少なくとも1つのグループが、周波数において間隔を空けられた複数の出力信号を含み、
b)送信機からの出力信号を、帯域通過フィルターにおいてフィルタリングした後に組合わせて、隣接する周波数帯域の出力信号間の干渉を抑制する、
ように構成されたことを特徴とする送信ネットワーク。 - 前記送信ネットワークが、グループの出力信号をともに多重化し、その後いくつかの信号グループを組合わせることによって、送信機からの出力信号を組合わせるように構成されたことを特徴とする、請求項1に記載の送信ネットワーク。
- 出力信号グループが、それぞれ2つの出力信号および3つの出力信号の2つのグループであることを特徴とする、請求項2に記載の送信ネットワーク。
- 前記送信ネットワークが、それぞれの出力信号グループを受け取って送信するように構成された、相互に直交する偏波放射素子を備えたアンテナシステムを含むことを特徴とする、請求項2に記載の送信ネットワーク。
- 前記送信ネットワークが、帯域通過フィルターと出力信号グループを組合わせるためのコンバイナとの間にそれぞれのアイソレータを含み、前記アイソレータが、出力信号が送信機間を通過することを抑制するように構成されたことを特徴とする、請求項2に記載の送信ネットワーク。
- 前記送信ネットワークが、送信機と送信機に結合された帯域通過フィルターとの間にそれぞれのアイソレータを含み、前記アイソレータが、出力信号が送信機間を通過することを抑制するように構成されたことを特徴とする、請求項2に記載の送信ネットワーク。
- 複数の隣接する周波数帯域において動作するセルラー移動無線のための送信ネットワークであり、前記送信ネットワークが、複数の送信機を含み、
前記複数の送信機が、それぞれの帯域通過フィルターに結合され、前記送信ネットワークが、送信機からの出力信号を帯域通過フィルターにおいてフィルタリングした後に組合わせし、隣接する周波数帯域の出力信号間の干渉を減少させるように構成されたことを特徴とする送信ネットワーク。 - 前記送信ネットワークが、ガード周波数帯の役割をなす未使用周波数を隣接する周波数帯域間に提供することによって、出力信号間の干渉を減少させるように構成されたことを特徴とする、請求項7に記載の送信ネットワーク。
- 前記送信ネットワークが、隣接する周波数における送信信号を別々にフィルタリングし、かつ送信信号間にある程度の分離を提供することによって、出力信号間の干渉を減少させるように構成されたことを特徴とする、請求項7に記載の送信ネットワーク。
- 複数の隣接する周波数帯域において動作するセルラー移動無線システムにおいて信号を送信する方法であり、前記方法が、複数の送信機からのそれぞれの周波数帯域における出力信号を送信することを含み、さらに、
a)出力信号を複数のグループに分け、少なくとも1つのグループが、周波数において間隔を空けられた複数の出力信号を含み、
b)それぞれの出力信号をそれぞれの帯域通過フィルターにおいてフィルタリングし、
c)隣接する周波数帯域の出力信号間の干渉を抑制するような形で、フィルタリングされた出力信号を組合わせることを含むことを特徴とする方法。 - 前記方法が、グループの出力信号をともに多重化し、その後いくつかの信号グループを組合わせることによって、送信機からの出力信号を組合わせることを含むことを特徴とする、請求項10に記載の方法。
- 出力信号グループが、それぞれ2つの出力信号および3つの出力信号の2つのグループであることを特徴とする、請求項11に記載の方法。
- 前記方法が、それぞれの出力信号グループを受け取って送信するように構成された相互に直交する偏波放射素子を備えたアンテナシステムから、組合わせられた出力信号を送信することを含むことを特徴とする、請求項12に記載の方法。
- 前記方法が、帯域通過フィルターと出力信号グループを組合わせるためのコンバイナとの間にアイソレータを提供することを含み、前記アイソレータが、出力信号が送信機間を通過することを抑制するように構成されたことを特徴とする、請求項12に記載の方法。
- 前記方法が、送信機と送信機に結合された帯域通過フィルターとの間にそれぞれのアイソレータを提供することを含み、前記アイソレータが、出力信号が送信機間を通過することを抑制するように構成されたことを特徴とする、請求項12に記載の方法。
- 複数の隣接する周波数帯域において動作するセルラー移動無線において信号を送信する方法であり、前記方法が、出力信号をそれぞれ1つの周波数帯域でそれぞれが送信する複数の送信機を使用することを含み、
それぞれの出力信号が、それぞれの帯域通過フィルターにおいてフィルタリングされ、その後、隣接する周波数帯域の出力信号間の干渉を減少させるような形で、フィルタリングされた他の出力信号と組合わされることを特徴とする方法。 - 前記方法が、ガード周波数帯の役割をなす未使用周波数を隣接する周波数帯域間に提供することによって、出力信号間の干渉を減少させるように構成されたことを特徴とする、請求項16に記載の方法。
- 隣接する周波数における出力信号を別々にフィルタリングし、かつそれらの出力信号間にある程度の分離を提供することによって、出力信号間の干渉を減少させることを特徴とする、請求項16に記載の方法。
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