JP2004529081A - 1種以上のアンモニウムアクリロイルジメチルタウレートまたはビニルピロリドン・コポリマーを含有する油中水エマルション - Google Patents

1種以上のアンモニウムアクリロイルジメチルタウレートまたはビニルピロリドン・コポリマーを含有する油中水エマルション Download PDF

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Abstract

本発明は(i)調製物の総重量に対して95重量%までの水相、(ii)60重量%までの脂質相、(iii)10重量%までの1種以上の乳化剤、および(iv)更に5重量%までの1種以上のアンモニウムアクリロイルジメチルタウレートまたはビニルピロリドン・コポリマー、を含有する油中水型の化粧品または皮膚科学的エマルションに関する。

Description

【0001】
[発明の分野]
本発明は化粧品および皮膚科学的調製物、とりわけ油中水型のもの、それらの製法並びに化粧品および医薬的目的のためのそれらの使用に関する。
【0002】
[発明の背景]
人間の皮膚はヒトの最大の器官であり、多数の生命維持機能を実施する。成人において約2mの平均面積を有するので、それは保護的および感覚器官として主要な役目を有する。この器官の目的は機械的、熱的、化学線的、化学的および生物学的刺激を伝達し、回避することである。更にそれは人間の代謝における調節および目標器官として重要な役目を有する。
【0003】
化粧品の意味における皮膚の手入れの主要な目的は、環境の影響(例えば、埃、化学薬品、微生物)に対する、そして内因性の物質(例えば、水分、本来の脂肪、電解質)の喪失に対するバリヤーとしての皮膚の本来の機能が強化もしくは回復し、更に損傷が存在する場合には、その角質層の本来の再生能を援助することである。
【0004】
皮膚のバリヤー性が損傷されると、毒性またはアレルギー性物質の吸収増加または微生物による攻撃をもたらして、毒性またはアレルギー皮膚反応をもたらす可能性がある。
【0005】
皮膚の手入れのもう一つの目的は日常の洗浄により誘起される、皮膚による皮脂および水分の喪失を補うことである。これは、本来の再生能が適当でない場合に特に重要である。更に、皮膚の手入れ用製品は環境の影響、とりわけ太陽および風を遮蔽し、そして皮膚の老化を遅らせなければならない。
【0006】
医薬の局所用組成物は通常、有効濃度の1種以上の医薬を含んで成る。簡略化のために、化粧品および医薬的使用並びに対応する製品の間を明確に区別するために、ドイツ連邦共和国の法例(例えば、化粧品指針、食料および薬品条例)が参照されている。
【0007】
エマルションは概括的に、通常相と呼ばれ、非混和性であるかまたは、相互に限られた程度にのみ混和性である2種の液体から成る不均一系を意味するものと理解される。エマルションにおいては、2種の液体の一方が他方の液体中に非常に微細な液滴の形態で分散されている。
【0008】
2種の液体が水と油であり、油滴が水中に非常に微細に分散されている場合は、これは水中油エマルション(O/Wエマルション、例えば、牛乳)である。O/Wエマルションの基礎になる特徴は水により決定される。油中水エマルション(W/Oエマルション、例えば、バター)の場合は、その原理は反対で、基礎になる特徴はここでは油により決定される。
【0009】
時間に関しては、実際の乳化剤系に常に安定剤を添加しなければならないので、エマルションは非常に限定された系である。本発明の目的はこれらの欠点を是正することであった。
【0010】
驚くべきことには、これらの目的は、
(i)調製物の総重量に基づいて95重量%までの水相、
(ii)60重量%までの脂質相、
(iii)10重量%までの1種以上の乳化剤、および更に
(iv)5重量%までの1種以上のアンモニウムアクリロイルジメチルタウレート/ビニルピロリドン・コポリマー、
を含んで成る、油中水型の化粧品または皮膚科学的調製物により達成される。
【0011】
本発明に従う1種もしくは複数のアンモニウムアクリロイルジメチルタウレート/ビニルピロリドン・コポリマーは下記
【0012】
【化1】
Figure 2004529081
【0013】
のような統計的構造に対応する実験式[C16SO[CNO]を有する。
【0014】
本発明の目的のための好ましい群はChemical Abstractsに登録番号58374−69−9、13162−05−5および88−12−0としてファイルされ、Clariant GmbHから商品名Aristoflex(R)として入手可能である。
【0015】
従って、本発明に従う調製物が先行技術の調製物よりも、
−湿り気を与える調製物としてより有効性をもち、
−調製がより容易であり、
−皮膚の滑らかさをより増進し、
−より良好な手入れ作用を特徴としてもち、
−化粧品および医薬−皮膚科学的有効成分のためのビヒクルとしてより良く役立ち、
−より良い感覚性(例えば、皮膚上への分配性または皮膚中への吸収性)をもち、
−油相および水相中での分解に対するより高い安定性をもち、そして
−より良い生物適合性を特徴としてもつであろう、
ことが当業者により予知されなかった。
【0016】
従って、本発明に従う調製物は先行技術の改善を表わす。
【0017】
本発明に従って得ることができる調製物の脂質含量は有利には、達成される結果が同様に好ましい場合は、20重量%〜60重量%、好ましくは20〜40重量%にわたることができる。本発明に従う化粧品または皮膚科学的エマルションの脂質相は有利には、下記の物質の群
−鉱油、鉱物ワックス、
−油(例えば、カプリン酸またはカプリル酸のトリグリセリド)、および更に天然の油(例えば、ヒマシ油)、
−脂肪、ワックス並びに他の天然および合成の脂肪物質、好ましくは、低炭素数のアルコール(例えば、イソプロパノール、プロピレングリコールまたはグリセロール)との脂肪酸のエステル、あるいは低炭素数のアルカン酸または脂肪酸との脂肪アルコールのエステル、
−安息香酸アルキル、
−シリコーン油(例えば、ジメチルポリシロキサン、ジエチエルポリシロキサン、ジフェニルポリシロキサンおよびそれらの混合形態)、
から選択することができる。
【0018】
本発明のエマルションの油相は有利には、3〜30炭素原子の鎖長を有する飽和および/または不飽和の、分枝および/または非分枝アルカンカルボン酸と、3〜30炭素原子の鎖長を有する飽和および/または不飽和の、分枝および/または非分枝アルコールとのエステルの群から、芳香族カルボン酸と3〜30炭素原子の鎖長を有する飽和および/または不飽和の、分枝および/または非分枝アルコールとのエステルの群から選択される。その場合、これらのエステル油は有利には、ミリスチン酸イソプロピル、パルミチン酸イソプロピル、ステアリン酸イソプロピル、オレイン酸イソプロピル、ステアリン酸n−ブチル、ラウリン酸n−ヘキシル、オレイン酸n−デシル、ステアリン酸イソオクチル、ステアリン酸イソノニル、イソノナン酸イソノニル、パルミチン酸2−エチルヘキシル、ラウリン酸2−エチルヘキシル、ステアリン酸2−ヘキシルデシル、パルミチン酸2−オクチルドデシル、オレイン酸オレイル、エルカ酸オレイル、オレイン酸エルシル、エルカ酸エルシル並びにこれらのエステルの合成、半合成および天然の混合物(例えばホホバ油)から成る群から選択することができる。
【0019】
更に、油相は有利には、分枝および非分枝炭化水素および炭化水素ワックスの群、シリコーン油の群、ジアルキルエーテルの群、ジアルキルカーボネートの群、飽和または不飽和の、分枝または非分枝アルコールおよび脂肪酸トリグリセリド(すなわち8〜24、とりわけ12〜18炭素原子の鎖長を有する飽和および/または不飽和の、分枝および/または非分枝アルカンカルボン酸のトリグリセロールエステル)、の群から選択することができる。脂肪酸トリグリセリドは有利には、例えば合成、半合成および天然油(例えば、オリーブ油、ヒマワリ油、大豆油、落花生油、菜種油、アーモンド油、ヤシ油、ココナツ油、ヤシの芯油等)の群から選択することができる。
【0020】
本発明の目的のためには、これらの油およびワックス成分のあらゆる混合物もまた有利に使用することができる。場合によっては、更に、油相の単独脂質成分としてワックス(例えば、パルミチン酸セチル)を使用することも有利であるかも知れない。
【0021】
油相は有利には、イソステアリン酸2−エチルヘキシル、オクチルドデカノール、イソノナン酸イソトリデシル、イソエイコサン、ココア酸2−エチルヘキシル、安息香酸C12−15−アルキル、カプリル酸/カプリン酸トリグリセリド、ジカプリリルエーテルから成る群から選択される。
【0022】
特に有利な混合物は安息香酸C12−15−アルキルとイソステアリン酸2−エチルヘキシルの混合物、安息香酸C12−15−アルキルおよびイソノナン酸イソトリデシルの混合物並びに安息香酸C12−15−アルキル、イソステアリン酸2−エチルヘキシルおよびイソノナン酸イソトリデシルの混合物である。
【0023】
炭化水素のうちでは、パラフィン油、スクアランおよびスクアレンを本発明の目的のために有利に使用することができる。
【0024】
1種もしくは複数のシリコーン油とは別に、その他の油相成分を更に含有することは好ましいが、油相は有利にはまた、環状または線状シリコーン油を含有するかまたはこれらの油のみから成ることができる。これらのシリコーンまたはシリコーン油はモノマーの形態にあることができ、それらは概括的に下記のような構造要素
【0025】
【化2】
Figure 2004529081
【0026】
を特徴としてもつ。
【0027】
本発明に従って有利に使用することができる2種以上のシロキシル単位を有する線状シリコーンは概括的に下記
【0028】
【化3】
Figure 2004529081
【0029】
のような構造要素を特徴としてもち、ここでケイ素原子は同一のまたは異なるアルキル基および/またはここで、一般的に基R〜Rにより示されるアリール基(すなわち異なる基の数は必ずしも4に限定はされない)により置換されることができる。mは2〜200 000の値を採ることができる。
【0030】
本発明に従って有利に使用することができる環状シリコーンは概括的に下記
【0031】
【化4】
Figure 2004529081
【0032】
のような構造要素を特徴としてもち、そこでケイ素原子は同一のまたは異なるアルキル基および/またはここで、一般的に基R〜Rにより示されるアリール基(すなわち異なる基の数は必ずしも4に限定はされない)により置換されることができる。nは3/2〜20の値を採ることができる。nの分数は奇数のシロキシル基が環中に存在する可能性をもつことを考慮している。
【0033】
本発明に従って使用することができるシリコーン油としては、シクロメチコン(例えば、デカメチルシクロテトラシロキサン)が有利に使用される。しかし、他のシリコーン油(例えば、ウンデカメチルシクロトリシロキサン、ポリジメチルシロキサン、ポリ(メチルフェニルシロキサン)、セチルジメチコン、ベヘンオキシジメチコン)もまた本発明の目的のために有利に使用することができる。
【0034】
シクロメチコンとイソノナン酸イソトリデシルの混合物およびシクロメチコンとイソステアリン酸2−エチルヘキシルの混合物もまた有利である。
【0035】
しかし、それらの有機側鎖が誘導されている前記の化合物(例えば、ポリエトキシル化および/またはポリプロポキシル化)に類似の構造のシリコーン油を選択することも有利である。これらには、例えば、セチル−ジメチコン・コポリオール、(セチル−ジメチコン・コポリオール(および)ポリグリセリル−4−イソスエアレート(および)ヘキシルラウレート)のようなポリシロキサン−ポリアルキル−ポリエーテル・コポリマーが含まれる。
【0036】
更に特に有利なものはシクロメチコンとイソノナン酸イソトリデシルの混合物、およびシクロメチコンとイソステアリン酸2−エチルヘキシルの混合物である。
【0037】
本発明に従う調製物の水相は場合によっては、有利には、低炭素数のアルコール、ジオールまたはポリオールおよびそれらのエーテル、好ましくは、エタノール、イソプロパノール、プロピレングリコール、グリセロール、エチレングリコール、エチレングリコールモノエチルもしくはモノブチルエーテル、プロピレングリコールモノメチル、モノエチルもしくはモノブチルエーテル、ジエチレングリコールモノメチルもしくはモノエチルエーテルおよび類似製品並びに更に低炭素数アルコール(例えば、エタノール、イソプロパノール、1,2−プロパンジオール、グリセロール)並びに、とりわけ、二酸化ケイ素およびケイ酸アルミナムから成る群から有利に選択することができる1種以上の増粘剤、を含んで成る。
【0038】
エマルションの形態の本発明に従う調製物は有利には、とりわけ1種以上のヒドロコロイドを含んで成る。これらのヒドロコロイドは有利には、ガム、多糖類、セルロース誘導体、フィロシリケート、ポリアクリレートおよび/または他のポリマーの群から選択することができる。
【0039】
ガムには、空気中で硬化して樹脂を形成する植物または樹木の樹液あるいは水生植物からの抽出物が含まれる。本発明の目的のためには有利には、この群から、例えば、アラビアガム、イナゴマメ粉、トラガカント、カラヤ、グアガム、ペクチン、ゲランガム、カラゲーン、寒天、アルギン、コンドルス(chondrus)、キサンタンガムを選択することができる。
【0040】
更に有利なものは、誘導されたガム(例えば、ヒドロキシプロピルグア(Jaguar(R)HP8)の使用である。
【0041】
多糖類および多糖類誘導体には例えば、ヒアルロン酸、キチンおよびキトサン、コンドロイチン硫酸、デンプンおよびデンプン誘導体が含まれる。
【0042】
セルロース誘導体には例えば、メチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロースが含まれる。
【0043】
フィロシリケートには、天然に存在する、および合成の粘土(例えば、モンモリロナイト、ベントナイト、ヘクトライト、ラポナイト、ケイ酸アルミナムマグネシウム(例えば、Veegum(R)))が含まれる。これらはそれら自体で、または修飾形態(例えば、ステアリルアルコニウムヘクトライト)で使用することができる。
【0044】
更に、シリカゲルも有利に使用することができる。
【0045】
ポリアクリレートには例えば、GoodrichからのCarbopol等級(Carbopol 980、981、1382、5984、2984、EDT2001またはPemulen TR2)が含まれる。
【0046】
ポリマーには例えば、ポリアクリルアミド(Seppigel 305)ポリビニルアルコール、PVP、PVP/VAコポリマー、ポリグリコールが含まれる。
【0047】
エマルションの形態の本発明に従う調製物は1種以上の乳化剤を含んで成る。これらの乳化剤は有利には、非イオン性、アニオン、カチオンまたは両性乳化剤の群から選択することができる。
【0048】
非イオン性乳化剤には
a)多価アルコールおよびそれらのエトキシル化誘導体の部分脂肪酸エステルおよび脂肪酸エステル(例えば、グリセリルモノステアレート、ソルビタンステアレート、ステアリルグリセリルシトレート、スクロースステアレート)、
b)エトキシル化脂肪アルコールおよび脂肪酸、
c)エトキシル化脂肪アミン、脂肪酸アミド、脂肪酸アルカノールアミド、
d)アルキルフェノールポリグリコールエーテル(例えば、Triton X)が含まれる。
【0049】
アニオン乳化剤には
a)セッケン(例えば、ステアリン酸ナトリウム)、
b)脂肪アルコール硫酸エステル、
c)モノ−、ジ−およびトリアルキルリン酸エステルおよびそれらのエトキシレート、
が含まれる。
【0050】
カチオン乳化剤には
a)長鎖脂肪族基をもつ第四級アンモニウム化合物(例えば、ジステアリルジモニウムクロリド)、
が含まれる。
【0051】
両性乳化剤には
a)アルキルアミノアルカンカルボン酸、
b)ベタイン、スルホベタイン、
c)イミダゾリン誘導体、
が含まれる。
【0052】
更に、蜜蝋、羊毛ワックス、レシチンおよびステロールを含む天然に存在する乳化剤がある。
【0053】
使用することができる有利なW/O乳化剤は:8〜30炭素原子を有する脂肪アルコール、8〜24、とりわけ12〜18炭素原子の鎖長をもつ飽和および/または不飽和の、分枝および/または非分枝アルカンカルボン酸のモノグリセロールエステル、8〜24(とりわけ12〜18)の炭素原子の鎖長をもつ飽和および/または不飽和の、分枝および/または非分枝アルカンカルボン酸のジグリセロールエステル、8〜24(とりわけ12〜18)の炭素原子の鎖長をもつ飽和および/または不飽和の、分枝および/または非分枝アルコールのモノグリセロールエーテル、8〜24(とりわけ12〜18)の炭素原子の鎖長をもつ飽和および/または不飽和の、分枝および/または非分枝アルコールのジグリセロールエーテル、8〜24(とりわけ12〜18)炭素原子の鎖長をもつ飽和および/または不飽和の、分枝および/または非分枝アルカンカルボン酸のプロピレングリセロールエステル、並びに8〜24(とりわけ12〜18)炭素原子の鎖長をもつ飽和および/または不飽和の、分枝および/または非分枝アルカンカルボン酸のソルビタンエステル、である。
【0054】
特に有利なW/O乳化剤はグリセリルモノステアレート、グリセリルモノイソステアレート、グリセリルモノミリステート、グリセリルモノオレエート、ジグリセリルモノステアレート、ジグリセリルモノイソステアレート、プロピレングリコールモノステアレート、プロピレングリコールモノイソステアレート、プロピレングリコールモノカプリレート、プロピレングリコールモノラウレート、ソルビタンモノイソステアレート、ソルビタンモノラウレート、ソルビタンモノカプリレート、ソルビタンモノイソオレエート、スクロースジステアレート、セチルアルコール、ステアリルアルコール、アラキジルアルコール、ベヘニルアルコール、イソベヘニルアルコール、セラキルアルコール、キミルアルコール、ポリエチレングリコール(2)ステアリルエーテル(ステアレス−2)、グリセリルモノラウレート、グリセリルモノカプレート、グリセリルモノカプリレートである。
【0055】
所望される場合には、W/Oエマルション中に、ある量のO/W乳化剤を取り込むことも同様に好ましいかも知れない。このようなO/W乳化剤は有利には、例えば、ポリエトキシル化またはポリプロポキシル化またはポリエトキシル化およびポリプロポキシル化製品、例えば、
−脂肪アルコールエトキシレート、
−エトキシル化羊毛ワックスアルコール、
−一般式 R−O−(−CH−CH−O−)−R’のポリエチレングリコールエーテル、
−一般式 R−COO−(−CH−CH−O−)−Hの脂肪酸エトキシレート、
−一般式 R−COO−(−CH−CH−O−)−R’のエーテル化脂肪酸エトキシレート、
−一般式 R−COO−(−CH−CH−O−)−C(O)−R’のエステル化脂肪酸エトキシレート、
−ポリエチレングリコールグリセロール脂肪酸エステル、
−エトキシル化ソルビタンエステル、
−コレステロールエトキシレート、
−エトキシル化トリグリセリド、
−一般式 R−O−(−CH−CH−O−)−CH−COOH(nは5〜30の数である)のアルキルエーテルカルボン酸、
−ポリオキシエチレンソルビトール脂肪酸エステル、
−一般式 R−O−(−CH−CH−O−)−SO−Hのアルキルエーテルスルフェート、
−一般式 R−O−(−CH−CH(CH)−O−)−Hの脂肪アルコールプロポキシレート、
−一般式 R−O−(−CH−CH(CH)−O−)−R’のポリプロピレエングリコールエーテル、
−プロポキシル化羊毛ワックスアルコール、
−一般式 R−COO−(−CH−CH(CH)−O−)−R’のエーテル化脂肪酸プロポキシレート、
−一般式 R−COO−(−CH−CH(CH)−O−)−C(O)−R’のエステル化脂肪酸プロポキシレート、
−一般式 R−COO−(−CH−CH(CH)−O−)−Hの脂肪酸プロポキシレート、
−プロピレングリコールグリセロール脂肪酸エステル、
−プロポキシル化ソルビタンエステル、
−コレステロールプロポキシレート、
−プロポキシル化トリグリセリド、
−一般式 R−O−(−CH−CH(CH)−O−)−CH−COOHのアルキルエーテルカルボン酸、
−一般式 R−O−(−CH−CH(CH)−O−)−SO−Hのアルキルエーテルスルフェートまたはこれらのスルフェートの基礎の酸、
−一般式 R−O−X−Y−Hの脂肪アルコールエトキシレート/プロポキシレート、
−一般式 R−O−X−Y−R’のポリプロピレングリコールエーテル、
−一般式 R−COO−X−Y−R’のエーテル化脂肪酸プロポキシレート、−一般式R−COO−X−Y−Hの脂肪酸エトキシレート/プロポキシレート、
の群から選択することができる。
【0056】
本発明に従って使用される、特に有利なポリエトキシル化またはポリプロポキシル化またはポリエトキシル化およびポリプロポキシル化O/W乳化剤は、O/W乳化剤が飽和基RおよびR’をもつと仮定すると、11〜18のHLB値、極めて特に好ましくは14.5〜15.5のHLB値をもつ物質の群から選択される。O/W乳化剤が不飽和基Rおよび/またはR’をもつかまたはイソアルキル誘導体が存在する場合には、これらの乳化剤の好ましいHLB値はそれより低いかまたはより高い可能性がある。
【0057】
脂肪アルコールエトキシレートをエトキシル化ステアリルアルコール、セチルアルコール、セチルステアリルアルコール(セテアリルアルコール)の群から選択することが有利である。特に好ましいものは下記である、
ポリエチレングリコール(13)ステアリルエーテル(ステアレス−13)、ポリエチレングリコール(14)ステアリルエーテル(ステアレス−14)、ポリエチレングリコール(15)ステアリルエーテル(ステアレス−15)、ポリエチレングリコール(16)ステアリルエーテル(ステアレス−16)、ポリエチレングリコール(17)ステアリルエーテル(ステアレス−17)、ポリエチレングリコール(18)ステアリルエーテル(ステアレス−18)、ポリエチレングリコール(19)ステアリルエーテル(ステアレス−19)、ポリエチレングリコール(20)ステアリルエーテル(ステアレス−20)、
ポリエチレングリコール(12)イソステアリルエーテル(イソステアレス−12)、ポリエチレングリコール(13)イソステアリルエーテル(イソステアレス−13)、ポリエチレングリコール(14)イソステアリルエーテル(イソステアレス−14)、ポリエチレングリコール(15)イソステアリルエーテル(イソステアレス−15)、ポリエチレングリコール(16)イソステアリルエーテル(イソステアレス−16)、ポリエチレングリコール(17)イソステアリルエーテル(イソステアレス−17)、ポリエチレングリコール(18)イソステアリルエーテル(イソステアレス−18)、ポリエチレングリコール(19)イソステアリルエーテル(イソステアレス−19)、ポリエチレングリコール(20)イソステアリルエーテル(イソステアレス−20)、
ポリエチレングリコール(13)セチルエーテル(セテス−13)、ポリエチレングリコール(14)セチルエーテル(セテス−14)、ポリエチレングリコール(15)セチルエーテル(セテス−15)、ポリエチレングリコール(16)セチルエーテル(セテス−16)、ポリエチレングリコール(17)セチルエーテル(セテス−17)、ポリエチレングリコール(18)セチルエーテル(セテス−18)、ポリエチレングリコール(19)セチルエーテル(セテス−19)、ポリエチレングリコール(20)セチルエーテル(セテス−20)、
ポリエチレングリコール(13)イソセチルエーテル(イソセテス−13)、ポリエチレングリコール(14)イソセチルエーテル(イソセテス−14)、ポリエチレングリコール(15)イソセチルエーテル(イソセテス−15)、ポリエチレングリコール(16)イソセチルエーテル(イソセテス−16)、ポリエチレングリコール(17)イソセチルエーテル(イソセテス−17)、ポリエチレングリコール(18)イソセチルエーテル(イソセテス−18)、ポリエチレングリコール(19)イソセチルエーテル(イソセテス−19)、ポリエチレングリコール(20)イソセチルエーテル(イソセテス−20)、
ポリエチレングリコール(12)オレイルエーテル(オレス−12)、ポリエチレングリコール(13)オレイルエーテル(オレス−13)、ポリエチレングリコール(14)オレイルエーテル(オレス−14)、ポリエチレングリコール(15)オレイルエーテル(オレス−15)、
ポリエチレングリコール(12)ラウリルエーテル(ラウレス−12)、ポリエチレングリコール(12)イソラウリルエーテル(イソラウレス−12)、
ポリエチレングリコール(13)セチルステアリルエーテル(セテアレス−13)、ポリエチレングリコール(14)セチルステアリルエーテル(セテアレス−14)、ポリエチレングリコール(15)セチルステアリルエーテル(セテアレス−15)、ポリエチレングリコール(16)セチルステアリルエーテル(セテアレス−16)、ポリエチレングリコール(17)セチルステアリルエーテル(セテアレス−17)、ポリエチレングリコール(18)セチルステアリルエーテル(セテアレス−18)、ポリエチレングリコール(19)セチルステアリルエーテル(セテアレス−19)、ポリエチレングリコール(20)セチルステアリルエーテル(セテアレス−20)。
【0058】
脂肪酸エトキシレートを下記の群から選択することも有利である、
ポリエチレングリコール(20)ステアレート、ポリエチレングリコール(21)ステアレート、ポリエチレングリコール(22)ステアレート、ポリエチレングリコール(23)ステアレート、ポリエチレングリコール(24)ステアレート、ポリエチレングリコール(25)ステアレート、
ポリエチレングリコール(12)イソステアレート、ポリエチレングリコール(13)イソステアレート、ポリエチレングリコール(14)イソステアレート、ポリエチレングリコール(15)イソステアレート、ポリエチレングリコール(16)イソステアレート、ポリエチレングリコール(17)イソステアレート、ポリエチレングリコール(18)イソステアレート、ポリエチレングリコール(19)イソステアレート、ポリエチレングリコール(20)イソステアレート、ポリエチレングリコール(21)イソステアレート、ポリエチレングリコール(22)イソステアレート、ポリエチレングリコール(23)イソステアレート、ポリエチレングリコール(24)イソステアレート、ポリエチレングリコール(25)イソステアレート、
ポリエチレングリコール(12)オレエート、ポリエチレングリコール(13)オレエート、ポリエチレングリコール(14)オレエート、ポリエチレングリコール(15)オレエート、ポリエチレングリコール(16)オレエート、ポリエチレングリコール(17)オレエート、ポリエチレングリコール(18)オレエート、ポリエチレングリコール(19)オレエート、ポリエチレングリコール(20)オレエート。
【0059】
使用することができるエトキシル化アルキルエーテルカルボン酸またはその塩は有利にはナトリウムラウレス−11カルボキシレートである。
【0060】
ナトリウムラウレス1〜4スルフェートはアルキルエーテルスルフェートとして有利に使用することができる。
【0061】
使用することができる有利なエトキシル化コレステロール誘導体はポリエチレングリコール(30)コレステロールエーテルである。ポリエチレングリコール(25)ソヤエロールもまた有効であることが証明された。
【0062】
有利に使用することができるエトキシル化トリグリセリドはポリエチレングリコール(60)ツキミソウグリセリドである。
【0063】
ポリエチレングリコールグリセロール脂肪酸エステルを、ポリエチレングリコール(20)グリセリルラウレート、ポリエチレングリコール(21)グリセリルラウレート、ポリエチレングリコール(22)グリセリルラウレート、ポリエチレングリコール(23)グリセリルラウレート、ポリエチレングリコール(6)グリセリルカプレート、ポリエチレングリコール(20)グリセリルオレエート、ポリエチレングリコール(20)グリセリルイソステアレート、ポリエチレングリコール(18)グリセリルオレエート/ココエート、
の群から選択することも有利である。
【0064】
ソルビタンエステルを、ポリエチレングリコール(20)ソルビタンモノラウレート、ポリエチレングリコール(20)ソルビタンモノステアレート、ポリエチレングリコール(20)ソルビタンモノイソステアレート、ポリエチレングリコール(20)ソルビタンモノパルミテート、ポリエチレングリコール(20)ソルビタンモノオレエート、
の群から選択することも同様に好ましい。
【0065】
本発明に従うエマルションは有利には染料および/または色彩顔料を含んで成ることができる。染料および色彩顔料はCosmetics Directiveの対応する有効なリストまたは化粧品着色剤のECリストから選択することができる。大部分の場合、それらは食品に対して承認された染料に等しい。有利な色彩顔料は例えば、二酸化チタン、雲母、酸化鉄(例えば、Fe、Fe、FeO(OH))および/または酸化錫である。有利な染料は例えば、カーマイン、ベルリンブルー、酸化クロムグリーン、ウルトラマリンブルーおよび/またはマンガンバイオレットである。染料および/または色彩顔料を下記のリストから選択することは特に有利である。色彩インデックス番号(CIN)はRowe Colour Index,3rd Edition,Society of Dyers and Colourists,Bradford,England,1971から採られている。
【0066】
【表1】
Figure 2004529081
【0067】
【表2】
Figure 2004529081
【0068】
【表3】
Figure 2004529081
【0069】
【表4】
Figure 2004529081
【0070】
【表5】
Figure 2004529081
【0071】
【表6】
Figure 2004529081
【0072】
【表7】
Figure 2004529081
【0073】
更に染料として下記の群からの1種以上の物質を選択することも好ましいかも知れない:2,4−ジヒドロキシアゾベンゼン、1−(2’−クロロ−4’−ニトロ−1’−フェニルアゾ)−2−ヒドロキシ−ナフタレン、セレスレッド、2−(4−スルホ−1−ナフチルアゾ)−1−ナフトール−4−スルホン酸、2−ヒドロキシ−1,2’−アゾナフタレン−1’−スルホン酸のカルシウム塩、1−(2−スルホ−4−メチル−1−フェニルアゾ)−2−ナフチルカルボン酸のカルシウムおよびバリウム塩、1−(2−スルホ−1−ナフチルアゾ)−2−ヒドロキシナフタレン−3−カルボン酸のカルシウム塩、1−(4−スルホ−1−フェニルアゾ)−2−ナフトール−6−スルホン酸のアルミナム塩、1−(4−スルホ−1−ナフチルアゾ)−2−ナフトール−3,6−ジスルホン酸およびそのアルミナム塩、1−(4−スルホ−1−ナフチルアゾ)−2−ナフトール−6,8−ジスルホン酸、4−(4−スルホ−1−ナフチルアゾ)−1−(4−スルホフェニル)−5−ヒドロキシピラゾロン−3−カルボン酸のアルミナム塩、4,5−ジブロモフルオレセインのアルミナムおよびジルコニウム塩、2,4,5,7−テトラブロモフルオレセインのアルミナムおよびジルコニウム塩、3’,4’,5’,6’−テトラクロロ−2,4,5,7−テトラブロモフルオレセインおよびそのアルミナム塩、2,4,5,7−テトラヨードフルオレセインのアルミナム塩、キノフタロンジスルホン酸のアルミナム塩、インジゴジスルホン酸のアルミナム塩、赤および黒の酸化鉄(CIN:77491(赤)および77499(黒))、水和酸化鉄(CIN:77492)、二リン酸アンモニウムマンガンおよび二酸化チタン。
【0074】
有利なものはまた、油溶性の天然染料(例えば、パプリカ抽出物、β−カロテンまたはコチニール)である。
【0075】
本発明の目的に有利なものはまた、真珠光沢顔料を含有するゲルクリームである。とりわけ好ましいものは、下記のリストに挙げる型の真珠光沢顔料である、1.天然の真珠光沢顔料、例えば、
?「真珠光沢エッセンス」(魚鱗からのグアニン/ヒポキサンチン混合結晶)および
?「真珠の母」(粉砕カラスガイ殻)
2.単結晶の真珠光沢顔料(例えば、オキシ塩化ビスマス(BiOCl))
3.層状基剤の顔料(例えば、雲母/金属酸化物)。
【0076】
真珠光沢顔料のための基剤は例えば、オキシ塩化ビスマスおよび/または二酸化チタン、並びに雲母上オキシ塩化ビスマスおよび/または二酸化チタンの微粉砕顔料またはヒマシ油分散物である。例えば、CIN77163下に挙げた光沢顔料は特に有利である。
【0077】
有利なものはまた、例えば、雲母/金属酸化物に基づいた下記の型の真珠光沢顔料である。
Figure 2004529081
特に好ましいものは例えば、Timiron,ColoronaまたはDichronaの商品名でMerckから入手できる真珠光沢顔料である。
【0078】
与えられた真珠光沢顔料のリストはもちろん制約する意図はもたれない。本発明の目的に有利な真珠光沢顔料はそれ自体知られた多数の方法により入手することができる。例えば、雲母以外の他の基剤を更なる金属酸化物(例えば、シリカ等)で被覆することができる。例えば、Merckにより販売され、微細なラインの光学的減少(optical reduction)に特に適したTiOおよびFeで被覆されたSiO粒子(「ロナスフィア」)は有利である。
【0079】
雲母のような基剤とともに完全に分散させることは更に、有利である可能性がある。特に好ましいものは、雲母を使用せずに調製された鉄の真珠光沢顔料である。これらの顔料は例えば、BASFから商品名Sicopearl Kupfer 1000として入手できる。
【0080】
更にまた特に有利なものは、Flora Tech.から様々な色彩(黄色、赤、緑、青)の、商品名Metasome Standard/Glitterとして入手できる有効な顔料である。ここではきらめき粒子が様々な補助剤および染料(例えば、色彩インデックス(CI)番号19140,77007,77289,77491をもつ染料)と混合されて存在する。
【0081】
染料および顔料は別個にも混合しても存在することができ、相互に被覆することができ、異なる被膜の厚さは概括的に異なる色彩効果をもたらす。染料および色彩付与顔料の総量は有利には、それぞれ調製物の総重量に基づいて例えば、0.1重量%〜30重量%、好ましくは、0.5〜15重量%、とりわけ1.0〜10重量%の範囲から選択される。
【0082】
本発明に従うエマルションはとりわけ、有利にはアイシャドーとして使用することができる。
【0083】
特に有利な調製物はまた、抗酸化剤が添加剤または有効成分として使用される時に得られる。本発明に従う調製物は有利には、1種以上の抗酸化剤を含んで成る。好ましいが、場合により使用される抗酸化剤は、化粧品および/または皮膚科学的適用に通常のまたはそれらに適したすべての抗酸化剤であることができる。
【0084】
本発明に従う調製物に抗酸化剤を添加することもまた有利である。抗酸化剤は有利には、非常に少量の許容投与量(例えばpmol〜μmol/kg)における、アミノ酸(例えばグリシン、ヒスチジン、チロシン、トリプロファン)およびそれらの誘導体、イミダゾール(例えばウロカニン酸)およびそれらの誘導体、D,L−カルノシン、D−カルノシン、L−カルノシンおよびそれらの誘導体(例えばアンセリン)のようなペプチド、カロテノイド、カロテン(例えばα−カロテン、β−カロテン、リコペン)およびそれらの誘導体、クロロゲン酸およびその誘導体、リポ酸およびその誘導体(例えばジヒドロリポ酸)、アウロチオグルコース、プロピルチオウラシルおよび他のチオール(例えばチオレドキシン、グルタチオン、システイン、シスチン、シスタミン並びに、それらのグリコシル、N−アセチル、メチル、エチル、プロピル、アミル、ブチルおよびラウリル、パルミトイル、オレイル、γ−リノレイル、コレステリルおよびグリセリルエステル)およびそれらの塩、ジラウリルチオジプロピオネート、ジステアリルチオジプロピオネート、チオジプロピオン酸およびそれらの誘導体(エステル、エーテル、ペプチド、脂質、ヌクレオチド、ヌクレオシドおよび塩)並びにスルホキシイミン化合物(例えばブチオニン・スルホキシイミン、ホモシステイン・スルホキシイミン、ブチオニン・スルホン、ペンタ−、ヘキサ−、ヘプタチオニン・スルホキシイミン)、並びに更に、(金属)錯体形成剤(例えばα−ヒドロキシ脂肪酸、パルミチン酸、フィチン酸、ラクトフェリン)、α−ヒドロキシ酸(例えばクエン酸、乳酸、リンゴ酸)、フミン酸、胆汁酸、胆汁抽出物、ビリルビン、ビリベルジン、EDTA、EGTAおよびそれらの誘導体、不飽和脂肪酸およびそれらの誘導体(例えばγ−リノレン酸、リノール酸、オレイン酸)、葉酸およびその誘導体、ユビキノンおよびユビキノールおよびそれらの誘導体、ビタミンCおよび誘導体(例えば、パルミチン酸アスコルビル、リン酸アスコルビルMg、酢酸アスコルビル)、トコフェロールおよび誘導体(例えば酢酸ビタミンE)、ビタミンAおよび誘導体(パルミチン酸ビタミンA)並びにベンゾイン樹脂の安息香酸コニフェリル、ルチン酸およびその誘導体、α−グリコシルルチン、フェルラ酸、フルフリリデングルシトール、カルノシン、ブチルヒドロキシトルエン、ブチルヒドロキシアニソール、ノルジヒドログアヤシン酸、ノルジヒドログアヤレチン酸、トリヒドロキシブチロフェノン、尿酸およびその誘導体、マンノースおよびその誘導体、亜鉛およびその誘導体(例えばZnO、ZnSO)、セレンおよびその誘導体(例えばセレノメチオニン)、スチルベンおよびそれらの誘導体(例えば酸化スチルベン、トランス−酸化スチルベン)並びに、本発明に従って適切な前記の有効成分の誘導体(塩、エステル、エーテル、糖、ヌクレオチド、ヌクレオシド、ペプチド及び脂質)から成る群から選択される。
【0085】
本発明の目的のためには、油溶性抗酸化剤を特に有利に使用することができる。
【0086】
本発明の驚くべき特性は、本発明に従う調製物が化粧品または皮膚科学的有効成分の皮膚中への非常に良好なビヒクルであり、そこで好ましい有効成分が皮膚を酸化的ストレスから保護することができる抗酸化剤である。好ましいは抗酸化剤はビタミンEおよびその誘導体並びにビタミンAおよびその誘導体である。
【0087】
調製物中の抗酸化剤(1種もしくは複数の化合物)の量は好ましくは、調製物の総重量に基づいて、0.001〜30重量%、特に好ましくは0.05〜20重量%、とりわけ、1〜10重量%である。
【0088】
ビタミンEおよび/またはその誘導体が1種もしくは複数の抗酸化剤である場合は、それら各々の濃度を有利には調製物の総重量に基づいて0.001〜10重量%の範囲から選択する。
【0089】
ビタミンAまたはビタミンA誘導体あるいはカロテンまたはそれらの誘導体が1種もしくは複数の抗酸化剤として使用される場合は、それら各々の濃度を有利には調製物の総重量に基づいて0.001〜10重量%の範囲から選択する。
【0090】
当業者はもちろん、化粧品調製物は大部分の場合、通常の補助剤及び添加剤なしでは考えられないことを認識している。従って、本発明に従う化粧品および皮膚科学的調製物はまた、このような調製物中に通常使用されるような化粧品補助剤、例えば、増粘剤(bodying agent)、安定剤、充填剤、保存剤、香料、気泡抑制剤、染料、着色作用をもつ顔料、増粘剤(thickners)、界面活性物質、乳化剤、皮膚軟化剤、加湿剤および/または保湿剤、抗炎症物質、追加的有効成分(例えば、ビタミンまたはタンパク質)、光線遮蔽剤、忌虫剤、殺バクテリア剤、殺ウイルス剤、水、塩、抗微生物剤、タンパク分解または角質溶解物質、医薬、あるいは化粧品または皮膚科学的調製物のその他の通常の成分(例えば、アルコール、ポリオール、ポリマー、気泡安定剤、有機溶媒または更に電解質)を含んで成ることができる。
【0091】
後者は例えば、下記のアニオン:塩化物、更に無機オキソ元素のアニオン、これらのうちでもとりわけ、硫酸、炭酸、リン酸、ホウ酸およびアルミン酸を含有する塩の群から選択することができる。有機アニオンに基づいた電解質(例えば、乳酸、酢酸、安息香酸、プロピオン酸、酒石酸、クエン酸、アミノ酸、エチレンジアミン四酢酸およびそれらの塩等)もまた有利である。塩の好ましいカチオンはアンモニウム、アルキルアンモニウム、アルカリ金属、アルカリ土類金属、マグネシウム、鉄または亜鉛イオンである。化粧品中には、生理学的に許容できる電解質のみを使用するべきであることは言うまでもない。特に好ましいものは、塩化カリウム、塩化ナトリウム、硫酸マグネシウム、硫酸亜鉛およびそれらの混合物である。
【0092】
医薬調製物の調製に対しては、対応する必要条件が準用される。
【0093】
本発明に従うエマルションは化粧品または皮膚科学的調製物のための基剤として使用することができる。後者は通常の組成をもつことができ、例えば、皮膚および/または毛髪の処置および手入れのために、口唇手入れ製品として、脱臭製品として、そして装飾化粧品におけるメークアップ製品またはメークアップ除去製品として、あるいは日焼け止め調製物として使用することができる。使用のためには本発明に従う化粧品および皮膚科学的調製物は化粧品または皮膚科学的組成物として通常の方法で十分量を皮膚および/または毛髪に適用される。
【0094】
従って、本発明の目的のための化粧品または局所用皮膚科学的組成物は、それらの組成に応じて、例えば、皮膚保護クリーム、クレンジング乳液、日焼け止めローション、栄養クリーム、デイクリームもしくはナイトクリーム、等として使用することができる。場合によっては、本発明に従う組成物を医薬調製物の基剤として使用することができ、有利である。
【0095】
本発明に従う化粧品または皮膚科学的組成物は例えば、エアゾール容器、スクイーズ性ボトルから、またはポンプ装置により噴霧することができる調製物の形態、あるいはロールオン装置により適用することができる液体組成物の形態、しかしまた、通常のボトル及び容器から適用することができるエマルションの形態にあることができる。
【0096】
本発明の目的のためにエアゾール容器から噴霧することができる化粧品または皮膚科学的調製物に適する噴射剤は、通常知られた、容易に揮発性の、単独でも相互の混合物としても使用することができる液化噴射剤(例えば炭化水素(プロパン、ブタン、イソブタン))である。圧縮空気もまた有利に使用される。
【0097】
当業者にはもちろん、原則的にはエアゾール調製物の形態で本発明の実現に適するであろうが、環境またはその他の付随する環境へのそれらの許容できない影響のために回避しなければならない、それら自体は無毒性の噴射剤、とりわけフッ化炭化水素及びクロロフルオロ炭素(CFC)が存在することは知られている。
【0098】
日焼止め剤の形態にある化粧品および皮膚科学的調製物もまた好ましい。本発明に従う有効成分組み合わせ物のみならず、これらは好ましくは更に少なくとも1種のUV−Aフィルター物質および/または少なくとも1種のUV−Bフィルター物質および/または少なくとも1種の無機顔料を含んで成る。
【0099】
しかし、本発明の目的のためには、その主要目的は日光に対する遮蔽ではないが、しかしUV遮蔽物を含む化粧品および皮膚科学的調製物を提供することも有利である。従って、例えば、UV−AまたはUV−Bフィルター物質が通常、デイクリーム中に取り入れられる。
【0100】
抗酸化剤のようなUV遮蔽物質及び、所望される場合には、保存剤もまた調製物自体を破壊から有効に保護する。
【0101】
本発明に従う調製物は更に、有利には、UVB領域のUV光線を吸収する物質を含んで成ることができ、フィルター物質の総量は例えば、毛髪および/または皮膚を全領域の紫外線から保護する化粧品調製物を提供するためには、調製物の総重量に基づいて0.1重量%〜30重量%、好ましくは、0.5〜10重量%、とりわけ1.0〜6.0重量%である。それらはまた、毛髪または皮膚のための日焼け止め物としても使用することができる。
【0102】
本発明に従うエマルションがUVBフィルター物質を含んで成る場合は、後者は油溶性でも水溶性でもよい。本発明に従って有利な油溶性UV−Bフィルターの例は、
−3−ベンジリデンカンファー誘導体、好ましくは、3−(4−メチルベンジリデン)カンファー、3−ベンジリデンカンファー、
−4−アミノ安息香酸誘導体、好ましくは、4−(ジメチルアミノ)安息香酸2−エチルヘキシル、4−(ジメチルアミノ)安息香酸アミル、
−ケイ皮酸のエステル、好ましくは、4−メトキシケイ皮酸2−エチルヘキシル、4−メトキシケイ皮酸イソペンチル、
−サリチル酸のエステル、好ましくはサリチル酸2−エチルヘキシル、サリチル酸4−イソプロピルベンジル、サリチル酸ホモメンチル、
−ベンゾフェノンの誘導体、好ましくは、2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−メトキシ−4’−メチルベンゾフェノン、2,2’−ジヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン、
−ベンザルマロン酸のエステル、好ましくは、4−メトキシベンザルマロン酸ジ(2−エチルヘキシル)、
−1,3,5−トリアジンの誘導体、好ましくは2,4,6−トリアニリノ(p−カルボ−2’−エチル−1’−ヘキシルオキシ)−1,3,5−トリアジン、である。
【0103】
本発明に従う有効成分組み合わせ物と組み合わせて使用することができる前記UV−Bフィルターのリストはもちろん制約する意図はもたれない。
【0104】
本発明に従う脂質分散物を、化粧品調製物中にこれまで通常存在してきたUVAフィルターとともに調製することもまた有利である可能性がある。これらの物質は好ましくは、ジベンゾイルメタンの誘導体、とりわけ1−(4’−tert−ブチルフェニル)−3−(4’−メトキシフェニル)プロパン−1,3−ジオンおよび1−フェニル−3−(4’−イソプロピルフェニル)プロパン−1,3−ジオンである。
【0105】
本発明に従う化粧品および皮膚科学的調製物はまた、UV光線から皮膚を遮蔽するために化粧品中に通常使用される無機顔料を含んで成ることができる。これらはチタン、亜鉛、鉄、ジルコニウム、ケイ素、マンガン、アルミナム、セリウムの酸化物およびそれらの混合物、並びにその中で酸化物が活性剤であるような誘導体である。特に好ましいものは、二酸化チタンに基づいた顔料である。
【0106】
使用することができる更なる成分は以下である、
−脂肪、ワックス並びに他の天然および合成の脂肪物質、好ましくは、低炭素数のアルコール(例えば、イソプロパノール、プロピレングリコールまたはグリセロール)との脂肪酸のエステル、あるいは低炭素数のアルカン酸または脂肪酸との脂肪アルコールのエステル、
−低炭素数のアルコール、ジオールまたはポリオールおよびそれらのエーテル、好ましくは、エタノール、イソプロパノール、プロピレングリコール、グリセロール、エチレングリコール、エチレングリコールモノエチルもしくはモノブチルエーテル、プロピレングリコールモノメチル、モノエチルもしくはモノブチルエーテル、ジエチレングリコールモノメチルもしくはモノエチルエーテルおよび類似製品。
【0107】
下記の実施例は本発明を制約することなく、具体的に示す役割をもつ。実施例中の数値はそれぞれの調製物の総重量に基づいた重量百分率を表わす。
【0108】
【実施例】
実施例1
W/Oクリーム
Figure 2004529081
実施例2
W/Oローション
Figure 2004529081
実施例3
Figure 2004529081
実施例4
Figure 2004529081
実施例5
W/Oローション
Figure 2004529081
実施例6
Figure 2004529081
実施例7
Figure 2004529081
実施例8
Figure 2004529081
実施例9
Figure 2004529081

Claims (3)

  1. (i)調製物の総重量に基づいて、95重量%までの水相、(ii)60重量%までの脂質相、
    (iii)10重量%までの1種以上の乳化剤、および
    (iv)更に5重量%までの1種以上のアンモニウムアクリロイルジメチルタウレート/ビニルピロリドン・コポリマー
    を含んで成る、油中水型の化粧品または皮膚科学的エマルション。
  2. その脂質含量が0.5〜60重量%、好ましくは10〜30重量%の範囲から選択されることを特徴とする、請求項1記載のエマルション。
  3. その脂質含量が60重量%までであることを特徴とする、請求項1記載のエマルション。
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