JP2004527948A - ヘッドセット - Google Patents

Abstract

本発明は、音声信号を再生するためのヘッドセットに関する。このヘッドセットは、ヘッドセットの中心点において結合手段の固定が可能である。このようにして、ヘッドセットの調整を、各人に応じてより最適に行うことができる。

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、音声信号を再生させるためのヘッドセットに関する。
【０００２】
本発明は更に、ヘッドセットに使用される結合手段に関する。
【０００３】
本発明は更に、ヘッドセットに使用される耳結合部に関する。
【０００４】
【従来の技術】
ヘッドセットは当業界で既知であり、例えば、携帯オーディオプレーヤ（例えばＣＤプレーヤ、ＭＰ３プレーヤ等）と組み合わせて使用される。
【０００５】
現在のハンドフリーヘッドセットは、イヤーフックを交換することによってしか多種多様な人間の耳の形状及び大きさに適合させることができない。
【０００６】
既知のヘッドセットの不利な点は、人間の耳の形状の大きな変化に対してヘッドセットを取り付ける別の解決策に欠けていることである。このことは、ユーザが不快に感じ製品の機能性が落ちることも意味する。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、既存のヘッドセットを改良することである。
【０００８】
【課題を解決するための手段】
この目的のため、本発明によるヘッドセットは請求項１の特徴を有する。
【０００９】
現在市場に出ているどのハンドフリーヘッドセットも、ケーブルが有っても無くても、単独で耳に取り付けることは可能ではなく、それと同時にいろいろな取り付け方法がない。本発明によるヘッドセットにより提案される解決案は、中心点でアダプタの固定を可能にする。
【００１０】
本発明によるヘッドセットの利点は中心の取付点であり、この取付点の主軸の周りを回転可能であり、回転軸に垂直な半径方向にアダプタがスライド可能である。
【００１１】
上記の特徴を有するヘッドセットは、自転車に乗ったり、ジョギングしたり、スケートをしている等の間でも結合手段がヘッドセットを適所に保持するため、より信頼できるものである。
【００１２】
本発明によるヘッドセットの実施例は、従属項の特徴を有する。
【００１３】
耳結合部の例は、弾性リング、イヤークリップ及びイヤーフックである。
【００１４】
本発明のこれら及び他の態様は、図に基づいて記載された限定されない例に基づいて説明される。
【００１５】
【発明の実施の形態】
図１は、スピーカ部品１１と結合手段１３とを有する本発明によるヘッドセットＨＳ１の第１の実施例を示す。この例では、結合手段は、スピーカエレメントのスピーカの周りに結合されたリング形状部と、耳結合部（この例では、フックの形状であり、フックの詳細は図３を参照）とを有する。
【００１６】
図２は、図１（符号１１）に係るスピーカエレメント２１を更に詳細に示す。この例では、スピーカ部品は、上部ハウジングｔｈ２、下部ハウジングｂｈ２、プレートｐ２、ボタンｂ２、ＬＥＤｌ２及びイヤープラグｅｐ２を有する。
【００１７】
図３は、フックの形状を有する本発明による結合手段の耳結合部３３の３つの例を示す。
【００１８】
図４は、スピーカエレメント４１と結合手段４３とを有する本発明によるヘッドセットＨＳ４の第２の実施例を示す。この例では、結合手段は、スピーカエレメントのスピーカの周りに結合されたリング形状部を有する。この例では、耳結合部は、調整可能なクリップの形状である（更なる詳細は図５参照）。
【００１９】
図５は、図４によるヘッドセットの結合手段を詳細に示す。ここで、結合手段５３１は、スピーカエレメントの周りにこの結合手段を結合するためのリング形状部ｒｓｐ５１と、耳の後ろに結合される調整可能なクリップａｃ５とを有する。結合手段５３２は、耳の周りに結合される弾性リングｅｒ５と、スピーカエレメントの周りに結合されるリング形状部ｒｓｐ５２とを示す。
【００２０】
図６は、本発明によるヘッドセットＨＳ６の一例の動きを詳細に示す。
【００２１】
スピーカエレメントｓｅ６はイヤープラグｅｐ６を有し、その周りにリング形状部ｒｓｐ６２（ｒｓｐ６１）を有する。示された状況では、耳結合部は弾性リングｅｒ６の形状であり、このリングは矢印Ａ６１、Ａ６２及びＡ６３それぞれの方向に押す及び／又は回転することによって調整することができる。
【００２２】
矢印ＡＧ６は重心の軸を示し、この軸は、イヤープラグの中心を通過し、耳道を直接通る。
【００２３】
弾性リングの代わりに、フックｈ６１又はｈ６２もリング形状部ｒｓｐ６２に接続することができる。
【００２４】
リング形状部ｒｓｏ６２の代わりに、リング形状部ｒｓｐ６１もイヤープラグｅｐ６の周りに結合することができる。
【００２５】
本発明による上記のヘッドセットについて、幾つかの例に基づいて記載した。当業者は、本発明の範囲内でこれらの例の変形例に気が付くだろう。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明によるヘッドセットの第１の例。
【図２】本発明によるヘッドセットに使用されるスピーカエレメント。
【図３】本発明による耳結合部の例。
【図４】本発明によるヘッドセットの第２の例。
【図５】図４によるヘッドセットに使用されるスピーカエレメント。
【図６】本発明によるヘッドセットの耳結合部。

Claims (6)

1. 音声信号を再生するヘッドセットであって、前記ヘッドセットが、前記音声信号を処理及び／又は再生するスピーカエレメントと、前記ヘッドセットをユーザの耳に結合する結合手段とを有し、前記結合手段が、前記ヘッドセットの前記スピーカエレメントのスピーカの周りに結合されたリング形状部と耳結合部とを有するヘッドセット。
2. 前記耳結合部が耳の周りに結合される弾性リングを有する請求項１に記載のヘッドセット。
3. 前記耳結合部が耳の後ろに結合される調整可能なクリップを有する請求項１に記載のヘッドセット。
4. 前記耳結合部は耳の後ろに結合されるフックを有する請求項１に記載のヘッドセット。
5. 請求項１に記載されたヘッドセットに使用される結合手段。
6. 請求項１に記載されたヘッドセットに使用される耳結合部。