JP3155362U - ヘッドホン - Google Patents
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Abstract
【課題】小型軽量で装着が容易で、装着時のフィット感に優れ、装着のわずらわしさがなく、ジョギングなどの運動中でも脱落しにくく、廉価なヘッドホンを提供する。【解決手段】音声信号を再生する載頭型のヘッドホンであって、金属ワイヤからなるヘッドバンド2と、このヘッドバンド2の両端部に設けられた球体状の小型スピーカ1とを備え、ヘッドバンド2は小型スピーカ1の近傍に後方に屈曲した屈曲点を設けて上記のヘッドホンを構成する。【選択図】図1
Description
本考案は、イヤホン端子からの電気信号出力を、金属ワイヤからなるヘッドバンドの両端に設けられた超小型スピーカで再生して、音声や音楽を聴くことができるヘッドホンに関する。
近年、電子機器の軽量小型化に伴って、音楽再生機能付きの携帯電話、携帯型のコンパクトディスクプレーヤ、ミニディスクプレーヤ、ICメモリプレーヤなど、音声再生装置として小型で高性能の機器が広く市場に現れている。このような、携帯型の音声、再生装置には、再生された音楽などの音声信号を聴取するために、イヤホンやヘッドホンが主として用いられる。
従来のヘッドホンには、弾性を有するヘッドバンドを頭に載せて顔を挟み込み、ヘッドバンドの両端につけたレシーバを耳に当てて音声信号を聞き分ける載頭式の構成のものが多く用いられていた。
しかし、このような従来のヘッドホンは、載頭する装置部分が重たく、ヘッドバンドが窮屈で、装着するたびに頭髪が乱れるなど煩わしいことが多かった。
従来のヘッドホンには、弾性を有するヘッドバンドを頭に載せて顔を挟み込み、ヘッドバンドの両端につけたレシーバを耳に当てて音声信号を聞き分ける載頭式の構成のものが多く用いられていた。
しかし、このような従来のヘッドホンは、載頭する装置部分が重たく、ヘッドバンドが窮屈で、装着するたびに頭髪が乱れるなど煩わしいことが多かった。
このような問題を解決するため、弾性ワイヤに可撓チューブを被せて構成したバンドの端部にフレームを取付け、このフレームにアームを介してレシーバを揺動可能に取付けたヘッドホンが報告されている(特許文献1参照)。
しかしながら、特許文献1に示した発明では、両耳に当たるレシーバと、フレームとアームを含む部分の重量が重く、そのため、レシーバを強く両耳に当てる必要があり、バンドの締め付けをきつくせねばならず、ヘッドバンドをつけるわずらわしさがそれほど改善されないという問題があった。
本考案は、このような問題を解決して、小型軽量で持ち運びが容易で、装着のわずらわしさが少なく、フィット感の良いヘッドホンの実現を目的とする。
本考案は、このような問題を解決して、小型軽量で持ち運びが容易で、装着のわずらわしさが少なく、フィット感の良いヘッドホンの実現を目的とする。
上記課題を解決するため、本考案のヘッドホンは、音声信号を再生する載頭型のヘッドホンであって、金属ワイヤからなるヘッドバンドと、このヘッドバンドの両端部に設けられた球体状の小型スピーカとを備え、前記ヘッドバンドは前記小型スピーカの近傍で後方に屈曲した屈曲点を有することを特徴とする。
さらに、前記小型スピーカへ電気信号を入力する信号ケーブルと、この信号ケーブルの他端に設けられ、音声再生装置のイヤホンジャックに接続されるイヤホンプラグとを備えることを特徴とする。
ここで、前記小型スピーカは、利用者の耳孔に装着可能な大きさの球体であることを特徴とする。
また、前記屈曲点での屈曲角度は後方に10°ないし45°であることを特徴とする。
さらに、前記ヘッドバンドはその全長を延長することが可能な延長部を備えていても良い。
ここで、前記延長部は前記ヘッドバンドを構成する金属ワイヤがその内部を摺動可能な円筒パイプから構成されていることを特徴とする。
本考案は、以上のように構成することにより、小型軽量で装着が容易で、装着時のフィット感に優れ、装着のわずらわしさがなく、ジョギングなどの運動中でも脱落しにくく、廉価なヘッドホンを提供することができる。
以下、図面を参照しつつ本考案に係るヘッドホンについて説明する。
図1は、本考案のヘッドホンの第1の実施形態の外観斜視図、図2は、図1に示す実施形態の小型スピーカ部分の拡大図である。また、図3は、この実施の形態の使用状態の側面図である。また、図4は、本考案の第2の実施形態のヘッドバンド部の外観斜視図である。
図1は、本考案のヘッドホンの第1の実施形態の外観斜視図、図2は、図1に示す実施形態の小型スピーカ部分の拡大図である。また、図3は、この実施の形態の使用状態の側面図である。また、図4は、本考案の第2の実施形態のヘッドバンド部の外観斜視図である。
図1、図2及び図3に示すように、本考案の第1の実施の形態のヘッドホン10は、小型スピーカ1、ヘッドバンド2、スピーカケーブル3、ケーブル4及びイヤホンジャック5から構成されている。
小型スピーカ1は、ヘッドバンド2の両端に、両耳に合わせて1対設けられている。小型スピーカ1は、利用者の耳孔に装着可能な大きさの球形であって、その上部はヘッドバンド2に接続され、その下部からスピーカケーブル3が引き出されている。
このように、ヘッドホン10の耳に当接する部分がオープンタイプの小型スピーカ1であって、従来のイヤホンのように耳孔に差し込むタイプではないため、装着感が優れている。
小型スピーカ1は、その電源を内部充電池から得るようにしているが、スピーカケーブル3、ケーブル4を経て音声再生機器からとるようにしてもよい。
このように、ヘッドホン10の耳に当接する部分がオープンタイプの小型スピーカ1であって、従来のイヤホンのように耳孔に差し込むタイプではないため、装着感が優れている。
小型スピーカ1は、その電源を内部充電池から得るようにしているが、スピーカケーブル3、ケーブル4を経て音声再生機器からとるようにしてもよい。
ヘッドバンド2は、弾性を有する金属ワイヤで構成されていて、小型スピーカ1の近傍に屈曲点Aが設けられている。この屈曲点Aにおいてヘッドバンド2を構成する金属ワイヤは後方に屈曲角度αだけ曲げられている。
このように、屈曲点Aでヘッドバンド2が屈曲しているために、ヘッドバンド2の頂点部分を前後させることによって、頭部に合わせてフィットさせることができ、比較的容易に耳と頭頂間の長さに対応することができる。屈曲角度αは10°ないし45°に設定することができる。
このように、屈曲点Aでヘッドバンド2が屈曲しているために、ヘッドバンド2の頂点部分を前後させることによって、頭部に合わせてフィットさせることができ、比較的容易に耳と頭頂間の長さに対応することができる。屈曲角度αは10°ないし45°に設定することができる。
スピーカケーブル3、ケーブル4及びイヤホンジャック5は、携帯電話、コンパクトディスクプレーヤ、ミニディスクプレーヤ、ICメモリプレーヤなどの音声再生装置から音声信号を小型スピーカ1に導くように構成されている。さらに、これらを介して小型スピーカ1の電源を音声再生装置から得るようにしても良い。
図4は、本考案の第2の実施形態の小型スピーカ1とヘッドバンド2の部分の外観斜視図である。図4において、図1ないし図3に示す第1の実施形態と同じ機能については、便利のため、同一の記号をつけて示す。
この実施形態が図1に示す第1の実施形態と異なる点は、ヘッドバンド2の適当な位置にヘッドバンド2の全長を延長することができるように構成された延長部6を備えている点である。この延長部6は、例えば、ヘッドバンド2を構成する金属ワイヤがその内部を摺動可能な円筒パイプから構成されている。
このように延長部6を設けることによって、ヘッドバンド2の長さを調節して、利用者の頭部により適切にフィットさせることができる。
この実施形態が図1に示す第1の実施形態と異なる点は、ヘッドバンド2の適当な位置にヘッドバンド2の全長を延長することができるように構成された延長部6を備えている点である。この延長部6は、例えば、ヘッドバンド2を構成する金属ワイヤがその内部を摺動可能な円筒パイプから構成されている。
このように延長部6を設けることによって、ヘッドバンド2の長さを調節して、利用者の頭部により適切にフィットさせることができる。
本考案は、以上のように、イヤホンサイズのオープンタイプの小型スピーカ1を細く軽量な金属ワイヤからなるヘッドバンド2で繋いでヘッドホン10を構成しているので、イヤホンと違って耳の中にスピーカ部を差し込まなくてよいため、装着感がよく、また、軽量であるため、ジョギングなどの運動中に装着しても脱落しにくく、フィット感が優れているという長所を備えている。また構造が簡単で簡素化されているので廉価に製造することができるという利点も備えている。
本考案は、上述の実施形態に限定されるものではなく、例えば、次に述べるような種々の変形も可能である。
上述の実施形態では、音声再生装置から音声信号をイヤホンジャック5、ケーブル4及びスピーカケーブル3を用いて小型スピーカ1に導くように構成されているが、これらの代わりに、小型スピーカ1内部にFM受信装置を内蔵させて、小型スピーカ1が音声信号を無線で受信して再生するようにすることも可能である。
また、以上の説明では、ヘッドバンド2は、金属ワイヤで構成するように述べたが、弾性を有するプラスチックの板や棒を用いることも可能である。
上述の実施形態では、音声再生装置から音声信号をイヤホンジャック5、ケーブル4及びスピーカケーブル3を用いて小型スピーカ1に導くように構成されているが、これらの代わりに、小型スピーカ1内部にFM受信装置を内蔵させて、小型スピーカ1が音声信号を無線で受信して再生するようにすることも可能である。
また、以上の説明では、ヘッドバンド2は、金属ワイヤで構成するように述べたが、弾性を有するプラスチックの板や棒を用いることも可能である。
本考案は、以上に述べたように構成されていて、小型軽量で装着感がよいので、使い勝手に優れ、小型の音声再生装置の出力装置として広く用いられる可能性を備えている。
1 小型スピーカ
2 ヘッドバンド
3 スピーカケーブル
4 ケーブル
5 イヤホンジャック
6 延長部
10 ヘッドホン
2 ヘッドバンド
3 スピーカケーブル
4 ケーブル
5 イヤホンジャック
6 延長部
10 ヘッドホン
Claims (6)
- 音声信号を再生する載頭型のヘッドホンであって、
金属ワイヤからなるヘッドバンドと、
このヘッドバンドの両端部に設けられた球体状の小型スピーカとを備え、
前記ヘッドバンドは前記小型スピーカの近傍に後方に屈曲した屈曲点を有することを特徴とするヘッドホン。 - 前記小型スピーカへ電気信号を入力する信号ケーブルと、
この信号ケーブルの他端に設けられ、音声再生装置のイヤホンジャックに接続されるイヤホンプラグとをさらに備えることを特徴とする請求項1に記載のヘッドホン。 - 前記小型スピーカは、利用者の耳孔に装着可能な大きさの球体であることを特徴とする請求項1または2に記載のヘッドホン。
- 前記屈曲点での屈曲角度は後方に10°ないし45°であることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載のヘッドホン。
- 前記ヘッドバンドはその全長を延長することが可能な延長部を備えていることを特徴する請求項1ないし4のいずれか1項に記載のヘッドホン。
- 前記延長部は前記ヘッドバンドを構成する金属ワイヤがその内部を摺動可能な円筒パイプから構成されていることを特徴とする請求項5に記載のヘッドホン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009006285U JP3155362U (ja) | 2009-09-02 | 2009-09-02 | ヘッドホン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2009006285U JP3155362U (ja) | 2009-09-02 | 2009-09-02 | ヘッドホン |
Publications (1)
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JP3155362U true JP3155362U (ja) | 2009-11-12 |
Family
ID=54859414
Family Applications (1)
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011160175A (ja) * | 2010-02-01 | 2011-08-18 | Otodesigners Co Ltd | スピーカー装置 |
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2009
- 2009-09-02 JP JP2009006285U patent/JP3155362U/ja not_active Expired - Fee Related
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