JP2004522166A - 物体の物点の検出のための方法及び装置 - Google Patents

物体の物点の検出のための方法及び装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2004522166A
JP2004522166A JP2003507500A JP2003507500A JP2004522166A JP 2004522166 A JP2004522166 A JP 2004522166A JP 2003507500 A JP2003507500 A JP 2003507500A JP 2003507500 A JP2003507500 A JP 2003507500A JP 2004522166 A JP2004522166 A JP 2004522166A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sensor
object point
determination
unit
speed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2003507500A
Other languages
English (en)
Inventor
ブス,ヴオルフガング
Original Assignee
ベルス・メステヒニーク・ゲーエムベーハー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from DE10139945A external-priority patent/DE10139945A1/de
Application filed by ベルス・メステヒニーク・ゲーエムベーハー filed Critical ベルス・メステヒニーク・ゲーエムベーハー
Publication of JP2004522166A publication Critical patent/JP2004522166A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01BMEASURING LENGTH, THICKNESS OR SIMILAR LINEAR DIMENSIONS; MEASURING ANGLES; MEASURING AREAS; MEASURING IRREGULARITIES OF SURFACES OR CONTOURS
    • G01B21/00Measuring arrangements or details thereof, where the measuring technique is not covered by the other groups of this subclass, unspecified or not relevant
    • G01B21/02Measuring arrangements or details thereof, where the measuring technique is not covered by the other groups of this subclass, unspecified or not relevant for measuring length, width, or thickness
    • G01B21/04Measuring arrangements or details thereof, where the measuring technique is not covered by the other groups of this subclass, unspecified or not relevant for measuring length, width, or thickness by measuring coordinates of points
    • G01B21/045Correction of measurements

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)

Abstract

本発明はセンサ(16)による物体(14)、例えば加工品又は工具の物点(12)の検出のための方法及び装置に関する。高い測定速度で極めて正確な測定を得るために、センサ(16)を第1の速度V1で物体(14)の方向へ移動することにより物点(12)の第1の決定を行い、センサ(16)を第2の速度V2で物体(14)から引き離して移動することにより物点(12)の第2の決定を行い、実際の測定値決定は第2の物点決定で行うように構成した。

Description

【技術分野】
【0001】
本発明は、センサによる物体、例えば加工品又は工具の物点の検出のための方法及び装置に関する。
【背景技術】
【0002】
センサがスイッチング及び測定探触子として構成された方法及び装置は先行技術により周知である。公知の方法の核心は、機械式探触子を運動させて物点、例えば加工品表面を走査し、探触子と物点の最初の接触の時に当該の距離測定システムを読取ることにある。走査時のセンサの座標が距離測定システムから取り出され、その後の加工のために利用される。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
上記の方法の欠点は、走査の際にセンサが外乱に対してすこぶる敏感なことである。振動等が誤起動を招く恐れがある。これを回避するために、国際出願WO88/01726公報の記載では、高速の位置決め運動の際は探触子を不感にし、目標点に接触する直前に高感度の低速運動をセットすることが提案されている。
【0004】
ところがそれによって一方では実際の、ないしは本来の走査過程を極めて低い速度で行わねばならず、それが時間損失を招くという欠点が生じる。他方では該システムが実際の走査過程の間、依然として外乱に敏感である。従って特に過酷な環境条件下では確実な測定は不可能である。
【0005】
以上に基づき本発明の根底にあるのは、高い測定速度で極めて正確な測定を行うことができるように、上記の種類の方法及び装置を改良することを課題とすることである。
【課題を解決するための手段及び発明の効果】
【0006】
上記課題は、冒頭に挙げた種類の方法によりおおむね次のように解決される。即ちセンサを第1の速度V1で物体の方向へ移動することによって物点の第1の決定を行い、センサを第2の速度V2で物体から引き離して移動することによって物体の第2の決定を行い、物体の第2の決定の際に実際の、ないしは本来の測定値決定が行われるのである。
【0007】
好ましい方法は、物点の第1の決定が高い速度V1によるおおまかな物点決定として、物点の第2の決定が低い速度V2による正確な物点決定として行われることを特徴とする。
【0008】
本発明の方法によれば、物体を第1の高い速度V1で比較的粗略に走査し、こうして高い測定速度を得ることにより、先行技術の欠点が回避される。その時検出された測定値は、およその物点を記録するためにだけ利用される。実際の、ないしは本来の測定値はセンサを物体から引き離して移動する時、即ちセンサを物体から離脱させる時に検出される。
【0009】
正確な測定を保証するために、離脱の際に走査精度の要求に基づく低い速度V2が選択される。しかしこの速度は実際の物点の周辺の短い移動区間のためにだけセットすればよい。全体として利点は高い測定速度と同時に高い到達可能精度にあり、特に先行技術で周知の走査誤差が回避される。
【0010】
高い第1の速度V1は5mm/s≦V1≦10m/sの範囲、とりわけV1=1m/sであり、低い第2の速度V2は0.1mm/s≦V2≦200mm/sの範囲、とりわけV2=0.5mm/sであることが好ましい。その場合第2の物点決定での第2の速度V2は一定値にセットされる。物体の方向へ移動して物点を検出した後、0.1ms≦T1≦1sの範囲、とりわけ10msの時間T1の後にセンサを停止するのが好ましい。
【0011】
振動及び反発(バウンチング)挙動の結果、敏感なセンサで起こる誤走査の問題を回避するために、反発(バウンチング)過程の消失の後にセンサを物体から遠のき方向に低い速度V2で移動し、センサの離脱の際にトリガ信号がセットされ、これによって測定信号の濾波のためのフィルタが切断される。その場合測定信号が所定の値を下回れば物点の位置が記憶され、トリガ信号がリセットされ、フィルタが再び接続される。
【0012】
換言すれば、実際の、ないしは本来の測定値決定は物体から遠のき方向への速度V2による第2の物点決定に基づいて行われる。特定のセンサ、例えば自動焦点調整センサでは、2つの物点決定操作の測定値の数学的連係によって最終的測定値を確定することもできる。
【0013】
測定値のデジタル処理を実現するために、アナログ形式の測定値をデジタル化し、続いてデジタル再処理する。
【0014】
好ましい実施形態ではセンサとして機械式スイッチング及び/又は測定探触子が使用される。物点の走査の際に測定信号のバウンスを回避するために、センサを機械的補助手段により制振する。但し第2の物点決定では制振が作動しない。
【0015】
機械式スイッチング及び/又は測定探触子のほかに、さらに光学式及び/又はオプトエレクトロニクス式センサも設けられる。
【0016】
また本発明は少なくとも1個の移動可能な、かつ評価装置に接続されたセンサを具備する、物体例えば加工品又は工具の物点の検出のための装置に関する。
【0017】
装置に関して、本発明はおおむね次の特徴を有する。即ち物点の第1の決定のためにセンサが第1の速度V1で物体の方向へ移動され、物点の第2の決定のためにセンサが物体から遠のき方向に移動され、評価装置は物点の第2の決定の際にセンサに送られる測定信号を評価するための手段を有する。
【0018】
この装置によれば、振動及び反発挙動の結果敏感な探触子/センサに起こる誤走査の問題が、物体から離脱しつつ第2の物点決定を行うことによって回避される。好ましい実施形態はセンサの速度が調節可能、とりわけ制御可能であり、センサは第1の物点決定では高い速度V1で物体の方向へ移動され、第2の物点決定では低い速度V2で物体から遠のき方向へ移動されるることを特徴とする。
【0019】
好ましい実施形態では評価装置は増幅ユニット、少なくとも1個のフィルタユニット、少なくとも1個の変換器ユニット及び計算ユニットを有する。
【0020】
センサに送られた測定信号を整合させることができるように、センサの出力に接続された増幅ユニットはプログラム可能な増幅器として構成されている。また増幅ユニットの出力はフィルタユニットの入力に接続されるように構成されている。フィルタユニットは2個のプログラム可能なフィルタ、例えば低域フィルタ及び/又は帯域フィルタからなることが好ましい。プログラム可能なフィルタを選択に応じて接続及び切断することができる。
【0021】
またフィルタユニットの出力は変換器ユニット、とりわけプログラム可能精密AD変換器に接続され、変換器の出力は計算ユニット、例えばマイクロコンピュータに接続される。またフィルタユニットの出力は整流器ユニットの入力に接続され、整流ユニットの出力はとりわけプログラム可能な比較器の入力に接続され、比較器の出力は計算ユニットの入力に接続される。
【0022】
プログラム可能なフィルタユニットによって、低域フィルタを選択に応じて接続及び切断できる利点が得られる。その場合低域フィルタは全般的位置決め過程と第1の物点決定でだけ接続される。好ましい実施形態では切換え可能な低域フィルタがソフトウエア部品として構成されている。代案として切換え可能な低域フィルタをハードウエア部品として構成することもできる。
【0023】
特に好ましい実施形態によれば評価装置はセンサ検出器を有し、評価装置は接続されたセンサの種類を自力で識別することが可能である。特に測定センサもスイッチングセンサも接続することができる。
【0024】
装置の特別の利点として、種々のセンサを使用できることが挙げられる。こうしてセンサを機械式スイッチング又は測定探触子として構成することが可能である。またセンサをレーザ距離センサとして構成することもできる。代案としてセンサが自動焦点調整センサであることが可能である。また光学式及びオプトエレクトロニクス式センサを使用することもできる。
【0025】
別の利点として、装置が複数個のセンサの収容のために適していることが挙げられる。装置自体を座標測定装置又は工作機械として構成することができる。走査挙動を一層改善するために、センサが一段又は多段切換え探触システムとして構成される。
【0026】
発明のその他の細部、利点及び特徴は特許請求の範囲、特許請求の範囲に見られる特徴−単独で及び/又は組合せとして−だけでなく、下記の図面の説明に見られる好ましい実施例からも明らかである。
【発明を実施するための最良の形態】
【0027】
図1a,1b及び2は物体、例えば加工品又は工具の物点12の検出のための装置10のごく概要を示す。装置10は少なくとも1個のセンサ16を具備する。センサ16は位置決めシステムにより直角座標系18のX、Y及びZ方向に移動させられる。
【0028】
図1aはスタート位置のセンサ16を示す。センサ16はこの位置から矢印20の方向、即ち物体14の方向、特に所定の走査目標点22の方向へ速度V=V1で移動することができる。第1の物点決定でセンサ16’が物点を検出すると直ちに位置決めシステムが停止点24で停止する。停止点24は物点12と走査目標点22の間の直線上にある。第1の物点決定で物点12がおおまかに決定される。
【0029】
図1bはセンサ16’が小さな速度V2で矢印26の方向へ物体から引き離して移動される操作段階を示す。その場合物点の第2の正確な決定が行われ、この決定から実際の、ないしは本来の測定値が決定される。
【0030】
図2はセンサ16に接続された評価装置28を示す。センサの出力30は、本例ではプログラム可能な増幅ユニットとして構成された増幅ユニット34の入力32に接続されている。増幅器34はプログラミングのために接続線36を経て計算ユニット40例えばマイクロコンピュータの出力38に接続される。
【0031】
増幅器34の出力42はフィルタユニット46の入力44に接続されている。図示の実施例ではフィルタユニット46はプログラム可能、特に切換え可能な低域フィルタ48及びとりわけプログラム可能な帯域フィルタ50を有する。これらのフィルタはそれぞれ接続線52、54を経てマイクロコンピュータ40の出力56、58に接続される。フィルタユニット48、50の少なくとも1つは切換え可能に構成することが好ましい。
【0032】
フィルタユニット46の出力60は精密AD(アナログ/デジタル)変換器64の入力62に接続されており、変換器64の出力66はマイクロコンピュータ40の入力68に接続される。AD変換器64もプログラム可能に構成され、接続線70を経てマイクロコンピュータ40の出力72に接続される。またフィルタユニット46の出力60は整流器76の入力74に接続され、整流器76の出力78はプログラム可能な比較器82の入力80に接続される。比較器の出力84はマイクロコンピュータ40の入力86に接続される。比較器のプログラミングのために、比較器は接続線88を経てマイクロコンピュータ40の出力90に接続される。
【0033】
フィルタユニット46及びAD変換器64は選択に応じてソフトウエア部品又はハードウエア部品として構成することができる。またマイクロコンピュータ40にソフトウエア・フィルタ92、論理回路94、記憶装置96及びタイマ98が設けられている。
【0034】
種々のセンサ16を検出するために、センサ検出器100が設けられ、その入力102はセンサの出力30に接続され、その出力104はマイクロコンピュータ40の入力106に接続されている。
【0035】
給電のために評価装置28はプログラム可能な電源108を備えている。電源は接続線110を経てマイクロコンピュータ40の出力112に接続され、電源の出力114はセンサ16、センサ検出器100及び信号処理のために給電を行う。
【0036】
センサ16は機械式スイッチング及び/又は測定探触子として構成することができる。例えばレーザ距離センサ又は自動焦点調整センサの形の光学式又はオプトエレクトロニクス式センサを使用することもできる。またセンサとして一段又は多段切換え探触システムを使用することも可能である。
【0037】
振動及び反発に基づき敏感なセンサで起こる誤走査の問題は、本発明の方法により物体から離脱しつつ物点決定を行うことによって回避される。
【0038】
次に図3a)−h)及び図4a)−d)に基づき本発明の方法を詳しく説明する。図3a)−h)は物体14に対する種々の位置でのセンサ16を示す。図4a)はセンサ16のアナログ測定信号を示し、図4b)はアナログ測定信号116からデジタル化によって導き出されたデジタル化測定信号118を示す。位置決めシステム18の制御のための信号122が図4c)で明らかであり、図4d)にはセンサ16の離脱時の測定値記録の制御のためのトリガ信号122が示されている。
【0039】
図3a)によれば時期t1にセンサ16はスタート位置にあり、この位置から出発して第1の速度V=V1、加速a>0で矢印20の方向へ移動される。加速過程の間にセンサ16の振動が起こり、それが図4a)及び4b)による測定信号116、118にはっきり見える(領域1)。
【0040】
時期t2にセンサ16は物体14に到達して、物点12又は物体の端縁を検出する。比較的高い速度V1即ち低い精度で第1の物点決定が行われる。第1の物点決定の当該のおおまかな測定値は、その後の準備のために記憶することができる。
【0041】
センサ16が物点12を検出した後、位置決めシステム18はおおむね一定の速度V1で矢印20の方向へ停止点24まで移動され、−図4c)に示すように−時間T1の後に時期t3に停止される。このために図4c)に示した停止信号120が状態LOWから状態HIGHにセットされる(側辺3)。
【0042】
センサ16が物点12に接触することにより反発過程が起こる。反発過程は時期t4に測定信号曲線116、118に高周波振動として表示される(領域4)。この時期に位置決めシステムは速度V=0、加速A=0を有する。
【0043】
反発過程が終了した後、図4c)に示す停止信号120がリセットされ(側辺5)、センサ16は第2の物点決定のために低い速度V=V2で矢印26の方向へ物体14から引き離され、即ち離脱させられる。
【0044】
本発明によればセンサ16の離脱時に第2の物点決定が小さな速度V2で、従って相応に高い精度で行われる。この時期t6にトリガ信号122がセットされる。即ちレベルLOWからレベルHIGHに切換えられ、同時に又はおおむね同時にフィルタ48、50が切断される。第2の物点決定の際の速度V2は、位置決めシステム18が第1の物点決定の予想測定精度の範囲内で一定の速度で移動されるように計算される。
【0045】
時期t7(図3g)に示す)にセンサ16は物点12から離れる。これは測定信号116又はデジタル化測定信号118の低下で表示される。測定信号116、118の低下によってトリガ信号122が時期t7にリセットされるから、実際の、ないしは本来の測定値の決定を高い精度で行うことができる。
【0046】
時期t7にフィルタ28が再び作動される。センサ16は物点12を退去した後に振動する可能性がある。しかしこのことは測定結果に影響しない。振動は図4a)−b)の測定信号に示されている(領域1’)。時期t8に、即ち振動が消失した後に、測定が終了する(領域8)。
【0047】
要約すれば、本発明方法により物体14を高い速度V1で比較的粗略に走査し、その時検出された測定値を物点のおよその記録のためにだけ利用することによって先行技術の欠点が回避されることが確認される。実際の測定値はセンサ16を物体14から離脱させる時に検出される。離脱の際に速度要求に基づく低い速度V2が選択されるからである。但しこの速度は時期t5ないしt7の間に経過する物点の周辺の短い移動区間にだけセットすればよい。特に本発明の方法はスイッチング探触システム(トリガプローブ)を有するセンサ16でも、測定探触システム(走査プローブ)を有するセンサ16でも機能する。特に本発明の方法によれば誤走査を回避することにより高い測定速度と同時に高い到達可能精度が得られる。
【図面の簡単な説明】
【0048】
【図1a】センサを物体の方向へ移動する時のセンサの概略図である。
【図1b】センサを物体から遠のき方向へ移動する時のセンサの概略図である。
【図2】評価装置のブロック構成図である。
【図3】a)ないしh)で表した種々の移動状態でのセンサの物体に対する位置の図である。
【図4】a)ないしd)で表した種々の測定及び制御信号の図である。

Claims (32)

  1. センサ(16)による物体(14)例えば加工品又は工具の物点(12)の検出のための方法において、センサ(16)を第1の速度V1で物体(14)の方向へ移動することによって物点(12)の第1の決定を行い、センサ(16)を第2の速度V2で物体(14)から引き離して移動することによって物点(12)の第2の決定を行い、第2の物点決定の際に実際の測定値決定が行われることを特徴とする方法。
  2. 物点(12)の第1の決定が高い速度V1によるおおまかな物点決定として、物点(12)の第2の決定が低い速度V2による正確な物点決定として行われることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 物点(12)の第1の決定で検出された測定値が、物点(12)をおおまかに決定するために使用されることを特徴とする請求項1又は2に記載の方法。
  4. センサ(16)を物体(14)から引き離して移動する時、即ちセンサ(16)を物体から離隔又は離脱する時に実際の測定値を検出することを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載の方法。
  5. 狭い物点区域でだけ低い第2の速度V2をセットすることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1つに記載の方法。
  6. 高い第1の速度V1が5mm/s≦V1≦10m/sの範囲内、とりわけV1=1m/s、低い第2の速度V2が0.1mm/s≦V2≦200mm/sの範囲内、とりわけV2=0.5mm/sであることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1つに記載の方法。
  7. 物点(12)の第2の決定の際に第2の速度V2を一定値にセットすることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1つに記載の方法。
  8. 物体(14)の方向へ移動して物点(12)を検出した後、0.1ms≦T1≦1sの範囲内、とりわけ10msの期間T1の後にセンサ(16)を停止することを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1つに記載の方法。
  9. 反発過程が消失した後、センサ(16)が物体(14)から遠のき方向へ速度V2で移動され、物体からセンサ(16)を離隔又は離脱する時にトリガ信号がセットされ、トリガ信号によって測定信号(116、118)の濾波のためのフィルタ(46)が切断され、測定信号(116、118)が所定の値を下回るとトリガ信号(122)がリセットされ、物点(12)の位置が記憶され、フィルタ(46)が再び接続されることを特徴とする請求項1ないし8のいずれか1つに記載の方法。
  10. 2つの物点決定操作の数学的連係によって特定のセンサの最終的測定値が確定されることを特徴とする請求項1ないし9のいずれか1つに記載の方法。
  11. アナログ形式の測定信号(116)をデジタル化し、続いてデジタル再処理することを特徴とする請求項1ないし10のいずれか1つに記載の方法。
  12. センサ(16)として機械式スイッチング及び/又は測定探触子を使用することを特徴とする請求項1ないし11のいずれか1つに記載の方法。
  13. センサ(16)が機械的補助手段によって制振され、但し第2の物点決定の時は制振が作動しないことを特徴とする請求項1ないし12のいずれか1つに記載の方法。
  14. センサ(16)として光学式及び/又はオプトエレクトロニクス式センサを使用することを特徴とする請求項1ないし13のいずれか1つに記載の方法。
  15. 少なくとも1個の移動可能な、かつ評価装置(28)に接続されたセンサ(16)を具備する、物体(14)例えば加工品又は工具の物点(12)の検出のための装置(10)において、物点(12)の第1の決定のためにセンサ(16)が第1の速度V1で物点(12)の方向へ移動され、物点(12)の第2の決定のためにセンサ(16)が物体から遠のき方向へ移動され、評価装置(28)が物点(12)の第2の決定の際にセンサ(16)に送られる測定信号(116)の評価のための手段(34、46、64、76、82、40)を有することを特徴とする装置。
  16. センサの速度V1及びV2が調整可能、とりわけ制御可能であり、センサ(16)が物点(12)の第1の決定では高い速度V1で物体(14)の方向へ移動され、物点(12)の第2の決定では低い速度V2で物体(14)から遠のき方向へ移動されることを特徴とする請求項15に記載の装置。
  17. 評価装置(28)が増幅ユニット(34)、少なくとも1個のフィルタユニット(46)、少なくとも1個の変換器ユニット(64、76、82)及び計算ユニット(40)例えばマイクロコンピュータを有することを特徴とする請求項15又は16に記載の装置。
  18. センサ(16)の出力(30)がプログラム可能増幅器として構成された増幅ユニット(34)の入力(32)に接続され、増幅ユニット(34)の出力(42)がフィルタユニット(46)の入力(44)に接続され、フィルタユニット(46)の出力(60)が一方ではAD変換器(64)の入力(62)に接続され、そのAD変換器の出力(66)は計算ユニット(40)の入力(68)に接続され、他方では整流器(76)の入力(74)に接続され、その整流器の出力(78)は比較器(82)の入力(80)に接続され、比較器(82)の出力(84)が計算ユニット(40)の入力(86)に接続されていることを特徴とする請求項15ないし17のいずれか1つに記載の装置。
  19. 増幅ユニット(34)が接続線(36)を経て計算ユニットに接続され、プログラム可能であることを特徴とする請求項15ないし18のいずれか1つに記載の装置。
  20. フィルタユニット(46)がプログラム可能な低域フィルタ(48)及び/又はプログラム可能な帯域フィルタ(50)を有し、フィルタがそれぞれ接続線(52、54)を経て計算ユニット(40)の出力(56、58)に接続され、こうして選択に応じて接続及び切断されることを特徴とする請求項15ないし19のいずれか1つに記載の装置。
  21. AD変換器(64)が接続線(70)を経て計算ユニット(40)の出力(72)に接続され、プログラム可能に構成されていることを特徴とする請求項15ないし20のいずれか1つに記載の装置。
  22. 比較器(82)が接続線(88)を経て計算ユニット(40)の出力(90)に接続され、プログラム可能に構成されていることを特徴とする請求項15ないし21のいずれか1つに記載の装置。
  23. 評価装置(28)がセンサ検出器(100)を有し、評価装置(28)が接続されたセンサの種類を自力で識別することが可能であることを特徴とする請求項15ないし22のいずれか1つに記載の装置。
  24. センサ(16)が測定及び/又はスイッチング探触子として構成されていることを特徴とする請求項15ないし23のいずれか1つに記載の装置。
  25. センサ(16)が機械式スイッチング及び/又は測定探触子として構成されていることを特徴とする請求項15ないし24のいずれか1つに記載の装置。
  26. センサ(16)がレーザ距離センサとして構成されていることを特徴とする請求項15ないし25のいずれか1つに記載の装置。
  27. センサ(16)が自動焦点調整センサとして構成されていることを特徴とする請求項15ないし26のいずれか1つに記載の装置。
  28. センサ(16)が光学式又はオプトエレクトロニクス式センサとして構成されていることを特徴とする請求項15ないし27のいずれか1つに記載の装置。
  29. 装置(10)が複数個のセンサ(16)を収容するように構成されていることを特徴とする請求項15ないし28のいずれか1つに記載の装置。
  30. 装置(10)が座標測定装置であることを特徴とする請求項15ないし29のいずれか1つに記載の装置。
  31. 装置(10)が工作機械であることを特徴とする請求項15ないし30のいずれか1つに記載の装置。
  32. センサ(16)が一段又は多段切換え探触システムであることを特徴とする請求項15ないし31のいずれか1つに記載の装置。
JP2003507500A 2001-06-21 2002-06-21 物体の物点の検出のための方法及び装置 Withdrawn JP2004522166A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE10129496 2001-06-21
DE10139945A DE10139945A1 (de) 2001-06-21 2001-08-21 Vefahren und Vorrichtung zum Ermitteln eines Objektpunktes an einem Objekt
PCT/EP2002/006898 WO2003001149A1 (de) 2001-06-21 2002-06-21 Verfahren und vorrichtung zum ermitteln eines objektpunktes an einem objekt

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2004522166A true JP2004522166A (ja) 2004-07-22

Family

ID=26009549

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003507500A Withdrawn JP2004522166A (ja) 2001-06-21 2002-06-21 物体の物点の検出のための方法及び装置

Country Status (4)

Country Link
US (1) US20040162699A1 (ja)
EP (1) EP1397642A1 (ja)
JP (1) JP2004522166A (ja)
WO (1) WO2003001149A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006293424A (ja) * 2005-04-05 2006-10-26 Yoshino Gypsum Co Ltd 製品製造及び保管プロセスにおける品質管理システム

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7637023B2 (en) * 2007-12-14 2009-12-29 Toyota Motor Engineering & Manufacturing North America, Inc. Threaded stud position measurement adapter

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4484118A (en) * 1981-08-29 1984-11-20 Toshiba Kikai Kabushiki Kaisha Method and apparatus for measuring a workpiece
DE3336854C2 (de) * 1983-10-11 1986-01-16 Dr. Johannes Heidenhain Gmbh, 8225 Traunreut Tasteinrichtung zur Ermittlung von Lage und/oder Abmessungen eines Prüfobjekts
DE4204602A1 (de) * 1992-02-15 1993-08-19 Zeiss Carl Fa Verfahren zur koordinatenmessung an werkstuecken
CN1136430C (zh) * 1997-02-10 2004-01-28 株式会社三丰 对被测物体的尺寸及表面状况进行测量的方法及装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006293424A (ja) * 2005-04-05 2006-10-26 Yoshino Gypsum Co Ltd 製品製造及び保管プロセスにおける品質管理システム

Also Published As

Publication number Publication date
EP1397642A1 (de) 2004-03-17
WO2003001149A1 (de) 2003-01-03
US20040162699A1 (en) 2004-08-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN111655074B (zh) 可电动地调节高度的台及其控制方法
US9046335B2 (en) Method for measuring the coordinates of workpieces on a coordinate-measuring apparatus
US5222034A (en) Measuring method and apparatus
JP3323262B2 (ja) 加工物に対する座標測定法および座標測定装置
EP0858015A1 (en) Measuring method and measuring instrument with a trigger probe
JP2000199710A (ja) タッチ信号プロ―ブの接触部位検出構造
JP3975812B2 (ja) 電動機制御装置の共振周波数検出装置
CN111133272B (zh) 测量探针装置和方法
WO2012029376A1 (ja) 超音波検知装置の校正処理装置及び校正処理方法並びに車載用障害物検知装置
JP2001074837A (ja) 略円運動体の線速度測定方法及びその装置
JP2004522166A (ja) 物体の物点の検出のための方法及び装置
JPH09503857A (ja) 固体振動子の形態の接触子を備えた座標測定器
JPH0360365B2 (ja)
JP3618035B2 (ja) タッチプローブおよびそのタッチプローブを用いた測定方法
US6512859B2 (en) Electronic level
JPS5892804A (ja) 接触検出装置
JP2003097938A (ja) 制御装置、制御方法、形状測定装置及びロボット
JPH07332914A (ja) タッチ信号プローブ
KR100399146B1 (ko) 검사장비 및 그의 오프셋 측정방법
JP3006945B2 (ja) 超音波探査装置
JPH0672693A (ja) クレーン吊荷の振れ検出方法
JP3392341B2 (ja) レベル急変動検知方法および回路
JP2003130632A (ja) タッチ信号プローブの測定異常検出方法及び測定異常検出装置
JP2022075107A (ja) 形状測定装置および異常検出方法
JP2007248287A (ja) 測定制御回路の制御ゲイン調整方法および測定制御回路

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20050906