JP2004521635A - 移動可能偏向器付きばらまき式散布機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】散布範囲の角度を変更するために搭載軌道（５２）上に移動可能に搭載されている偏向器（５０）を有する散布機（１０）。
【選択図】図１
【選択図】図１
Description
【技術分野】
【０００１】
本発明は、ばらまき式散布機、より詳細には単純で且つ信頼性の高い移動可能偏向器を有するばらまき式散布機に関するものである。
【背景技術】
【０００２】
回転式のばらまき式散布機はこの分野で周知である。例えば、米国特許第１，７６９，３０２号、第１，９９８，９６６号、第２，２８７，０８０号、第２，４７４，０６４号、第２，５３７，９１６号、第２，６８７，８９２号、第２，９５５，８２８号、第２，９５８，５３０号、第２，９８９，３１４号、第３，０８５，８０７号、第３，０９４，３３３号、第３，１０９，６５７号、第３，１５７，４０２号、第３，２２６，４６１号、第３，４１１，７１９号、第３，４７８，９７０号、第３，５７６，２６２号、第３，６８２，３９５号、第４，２７２，０２８号、第４，３６７，８４８号、第４，４９２，３４１号、第４，５１１，０９０号、第４，５８０，７３０号、第４，５９７，５３１号、第５，１２３，５９８号、及び第５，２０３，５１０号を参照されたい。特に米国特許第４，５８０，７３０号及び第４，５９７，５３１号は、参照によって本明細書中に組み入れられている。羽根車式のばらまき式散布機は、肥料、殺虫剤及び種子等である微粒子状物質または粒状物質の様な被投与物質を受け入れるホッパを含んでいる。そのホッパは一対の車輪に搭載されており、それらの車輪間の車軸にギアセットが搭載されている。車輪が回転するとギアセットが回転する。これが羽根車の回転を引き起し、それが今度は被投与微粒子状物体の散布を引き起こす。一般に、被投与物質はホッパの中心線の左右へ約５フィート（１５２．４センチメートル）散布される。被投与物質を計量するために制御装置が備えられており、米国特許第４，５１１，０９０号に示されている様な自己制御装置付きの偏向器が存在していてもよい。
【特許文献１】米国特許第１，７６９，３０２号明細書
【特許文献２】米国特許第１，９９８，９６６号明細書
【特許文献３】米国特許第２，２８７，０８０号明細書
【特許文献４】米国特許第２，４７４，０６４号明細書
【特許文献５】米国特許第２，５３７，９１６号明細書
【特許文献６】米国特許第２，６８７，８９２号明細書
【特許文献７】米国特許第２，９５５，８２８号明細書
【特許文献８】米国特許第２，９５８，５３０号明細書
【特許文献９】米国特許第２，９８９，３１４号明細書
【特許文献１０】米国特許第３，０８５，８０７号明細書
【特許文献１１】米国特許第３，０９４，３３３号明細書
【特許文献１２】米国特許第３，１０９，６５７号明細書
【特許文献１３】米国特許第３，１５７，４０２号明細書
【特許文献１４】米国特許第３，２２６，４６１号明細書
【特許文献１５】米国特許第３，４１１，７１９号明細書
【特許文献１６】米国特許第３，４７８，９７０号明細書
【特許文献１７】米国特許第３，５７６，２６２号明細書
【特許文献１８】米国特許第３，６８２，３９５号明細書
【特許文献１９】米国特許第４，２７２，０２８号明細書
【特許文献２０】米国特許第４，３６７，８４８号明細書
【特許文献２１】米国特許第４，４９２，３４１号明細書
【特許文献２２】米国特許第４，５１１，０９０号明細書
【特許文献２３】米国特許第４，５８０，７３０号明細書
【特許文献２４】米国特許第４，５９７，５３１号明細書
【特許文献２５】米国特許第５，１２３，５９８号明細書
【特許文献２６】米国特許第５，２０３，５１０号明細書
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【０００３】
その製造業を悩ましてきた問題は、庭の異なる領域間に明確な分界線がある場合における被投与物質の取り扱いである。例えば、芝生が花壇や車道にすぐに隣接しているかもしれない。これらの状況では、芝生領域に種を蒔くかまたは肥料をやる必要があるが、役に立たない車道や希望していない花壇に種を落とさない様にする場合に、散布パターンを調整することが困難である。別の問題はある物質の投与に関連している。除草剤や殺虫剤の様な管理製品は、意図されている領域だけに制限されて、損害を与えるかもしれない領域には散布されないことが、望まれている。
【課題を解決するための手段】
【０００４】
この遭遇している課題は、本発明によって解決された。本明細書で説明されているものは、制御された散布パターンで微粒子状物質をばらまくための散布機であって、投与される物質を保持するための容器と、進行方向への容器の移動を容易にするために容器に接続されている一対の車輪と、投与される物質を容器から受け取ってその物質を散布するために容器に搭載されている回転可能なプレートと、このプレートを回転させるための機構と、物質の散布を制御するために容器に接続されており、プレートの回りに移動可能である偏向器と、この偏向器を支持するために容器に取り付けられている軌道と、投与される物質を通過させるために容器とプレートとの間に配置されているポートと、このポートを選択的に閉塞するために、偏向器に接続されており、この偏向器と共に移動可能であるポート閉鎖要素とを具備する散布機である。
【発明の効果】
【０００５】
上述の背景技術の装置では得られないと思われるが本発明によって達成される多くの利点、特徴及び目的がある。例えば、一つの利点は、庭散布機から物質を投与するパターンを本発明が制御するということである。本発明の別の目的は、単純で信頼性が高く且つ経済的な投与制御機構を有するばらまき式散布機を提供することである。本発明の更なる利点は、投与制御機構が操作し易いということである。本発明の別の特徴は、後ろから散布機を押している使用者に望ましくない被投与物質が当たることを防止するということである。
【０００６】
添付図面と共に読まれる好ましい形態の以下の説明を考察すれば、本発明並びに本発明の他の目的、利点及び特徴がもっと完全に理解される。
【発明を実施するための最良の形態】
【０００７】
本発明は種々の変更及び代替構造に開かれているが、本明細書では図面に示されている好ましい形態を詳細に説明する。しかし、開示されている特定の形態に本発明を制限する意図はない。それどころか、添付の特許請求の範囲に表されている通りの本発明の精神及び範囲に入る総ての変更、等価な構造及び方法並びに代替構造を包含することを意図している。
【０００８】
新しい散布機の単純さが、最初に図１、２に言及することによって理解される。ばらまき式散布機１０の正面等角図及び背面等角図が図解されている。散布機は、肥料、殺虫剤、除草剤及び種子等の様な微粒子状または粒状の物質が使用者によって入れられる容器つまりホッパ１２を含んでいる。ホッパ１２は、車軸１８によって接続されている一対の車輪１４、１６に搭載されている。管状の取っ手２４及び管状の停止スタンド２６にも接続されている対向している管状の脚２０、２２が、車輪及び車軸にホッパを接続している。
【０００９】
ギアボックス３２内の一組のギヤによって駆動される回転可能なプレート、ロータープレートつまり羽根車３０が、ホッパ１２の下に置かれている。管状の取っ手の上部は発泡握り３４を含んでいてよく、小型の構成での格納及び出荷を可能にするために散布機は接合点３６で折り畳み可能であってよい。ホッパから出る物質の量を操作者が計量することを可能にするために、閉鎖レバー４０、調整マイクロメータ４２、制御ワイヤ４４及び摺動可能な閉鎖プレート４６を含むホッパ閉鎖組立体が備えられている。被投与物質がホッパから出る最も低い高さに、ホッパが開口４５（図３）を有している。散布機が使用中であるか否かに応じて開口４５を閉塞または開放するために、閉鎖プレート４６がホッパに搭載されている。使用中であれば、開口の開放度を調整するために操作者はマイクロメータを操作してよい。もっと大きな微粒子状物体が投与されていれば、閉鎖プレートによる開口の閉塞はもっと少なくてよい。細かい物質が投与されていれば、開口のもっと多くの部分が閉塞されてよい。閉鎖プレートの位置はレバー４０及びマイクロメータ４２によって制御され、使用者の決定はワイヤ４４によって閉鎖プレートへ伝えられる。偏向器５０とこの偏向器が回転可能な関係で搭載されている軌道５２とが、羽根車３０のすぐ上流に配置されている。
【００１０】
偏向器及び軌道は、図４−７への言及の様に且つ図８−１０が示すであろう様に、単純で信頼性が高く且つ経済的である。図４−７には、二つの取り付けタブ６２、６４を有する成形された一体の一個の搭載軌道５２が図解されている。各タブは、ホッパ１２への接続のための留め金具を受け入れるための穴を有している。搭載軌道は、約１５５度に広がっている円弧形状と滑らかな内面６６とを有している。外面６８はリブ７０の様な数本のリブによって補強されている。図７に示されている様に、搭載軌道の断面は略滑らかに曲がっている逆Ｌ形である。フランジ７２が下側の縁から延びている。以下に説明される様に、偏向器の係合フランジを受け入れ且つ支持するために、フランジ７２に沿って離隔されている間隔で、懸垂指７３、７４、７５が備えられている。これも以下に説明される様に、偏向器の別のフランジを受け入れ且つ支持するために、同様な一連の指７６、７７、７８が搭載軌道の上側の縁に置かれている。偏向器操作リンクつまりケーブル８０（図１、２）を収容するために、チャンネル形通路７９が搭載軌道の上部に形成されている。
【００１１】
今度は図８−１０に言及すると、偏向器５０が詳細に図解されている。偏向器は、二つの部分つまり円弧形状部分１０２と放射状に延びているアーム部分１０４とを有している。円弧形状部分１０２は、約１２５度に広がっており、図８、１０に示されている様に略滑らかに曲がっている逆Ｌ形の断面を含んでいる。偏向器は、滑らかな内面１０６と、軌道５２の内面６６に隣接して入れ子になる同様に滑らかな外面１０８とを有している。下側のフランジ１１０は円弧状部分と一体である。上側の縁１１２に隣接している円弧状部分の上側の領域１１１は、搭載軌道の上側の指７６、７７、７８（図４）に受け入れられるフランジの様に形成されている。偏向器の下側のフランジ１１０は、搭載軌道の下側の指７３、７４、７５に受け入れられる様に適合させられている。この様にして、偏向器は搭載軌道と噛み合わされそれによって支持されてよい。
【００１２】
偏向器は、図１１に示されている様な引っ込められた位置と図１２に示されている様な完全に広げられた位置との間で回転されてよい。偏向器は約１２５度に亙って広がっているが、偏向器の形状は搭載軌道の形状と調和している。偏向器が引っ込められた位置にあるか完全に広げられた位置にあるかそれらの中間の任意の位置にあるかに関係なく、ホッパから回転プレートへ流れるいくつかの被投与物質が偏向器に衝突することを、今や認識することができる。偏向器が引っ込められていれば、散布機を押している使用者を偏向器と軌道とが被投与物質から保護する。偏向器が完全に広げられていれば、搭載軌道は、殆ど露出されており、散布されている任意の微粒子状物質が散布機の使用者に当たるのを妨げる。偏向器が完全に広げられていれば、後に説明される様に、微粒子状物質も散布機の右方へ散布されるのを防止される。引っ込められていれば、組み合わされている軌道及び偏向器は約１５５度に広がっている。偏向器が広げられていれば、組み合わされている軌道及び偏向器は約２２０度に広がっている。
【００１３】
放射状に延びているアーム部分１０４は、円弧形状部分１０６の先端から延びており、円形のリム１１４と回転可能プレート３０の中央の柱に係合する軸受リング１１６とを含んでいる。突出閉鎖パネル１１８が円形のリムを超えて延びている。散布機が作動しており且つ閉鎖プレート４６がホッパの開口４５を閉塞していなければ、突出閉鎖パネルは被投与物質が流れるポートを部分的に閉塞するための弁として作用する。偏向器が搭載軌道に対して回転すれば、ポートを部分的に閉塞して被投与物質の流れを減少させるために、閉塞パネル１１８もポートに対して回転及び移動する。
【００１４】
なお、偏向器が略水平な面内でロータープレートの回転軸の回りに回転したとしても、偏向器は僅かに（約０．０３０インチ（０．０７６２センチメートル））片寄らされているので、制御レバーの少ない動きで偏向器の配置を設定することができる。また、成形された一体の部品として偏向器を形成することは、偏向器の円弧状部分と閉鎖パネル付きのアーム部分とが一つの要素として動くので一つの操作レバーしか必要とされない、ということを意味している。偏向器の移動を容易にするために、放射状に延びているアーム部分１０４内に穴１２０が形成されている。制御レバー１２２に通じているケーブル８０（図１、２）は、穴を通してアーム部分に接続されていてよい。
【００１５】
今度は図１１、１２に言及すると、ホッパの下側に搭載されている偏向器が示されている。ホッパ中の開口４５のすぐ下流に配置されているポート１２６も示されている。図１１では、搭載軌道５２に取り付けられている偏向器５０が示されている。偏向器の上側の領域１１１が搭載軌道の指７６、７７、７８によって噛み合わされており、フランジ１１０が指７３、７４、７５と噛み合わされている。偏向器と搭載軌道とに円弧状のかなりの重複がある。この位置では、ポート１２６は完全に開いているつまり閉鎖パネル１１８によって全く閉塞されていない。作動中は、偏向器によって、及び偏向器で覆われていない搭載軌道の一部によってもっと僅かな程度まで、物質の後方散布だけが妨げられつつ、最大限の散布が投与される。なお、散布機が作動中であれば、引っ込められた位置か広げられた位置かに関係なく、偏向器には被投与物質が常に衝突する。散布機の特徴が今や明らかである。散布機の後方に位置する使用者には被投与物質は一切当たらない。このことは、使用者を清潔に保って、望ましくない物質が使用者の衣服や靴の上に落ちるのを防止する。
【００１６】
図１２に言及すると、偏向器５０がその完全に広げられた位置で示されている。もっと多くの搭載軌道が今や露出されており、ロータープレートの右側への領域が閉塞されている。これは右側への散布を防止する。芝生の右に車道か花壇があれば、芝生には被散布物質が供給されるが花壇や車道には供給されない。図１２では偏向器が完全に広げられて図解されているが、使用者は図１１の引っ込められた位置と図１２の広げられた位置との間の無限数の位置の任意の一つに偏向器の広がりを制限してよい。このことは物質の散布パターンの精密な制御を提供する。
【００１７】
なお、偏向器の位置に関係なく、散布機が作動中は被投与物質が偏向器に衝突する。また、使用者は後方へ発射される被投与物質から常に保護される。これらの特徴の両方が本発明の利点である。なお、偏向器の僅かな片寄りのために、偏向器は略水平な面内で依然として回転するが、偏向器は外方及び前方へ僅かに動く。いくつかのもっと古い散布機にはあることだが、ロータープレートの後方への領域を被散布物質に曝すかもしれない上下運動は本質的にない。
【００１８】
再び図１１、１２に言及すると、偏向器が引っ込められた位置にあれば（図１１）、全量の物質がポート１２６を通して散布される様に、閉鎖パネル１１８は非閉塞位置にある。しかし、広げられた位置へ向かう時計回り方向への回転によって偏向器が動かされると（図１２）、閉鎖パネルも時計回り方向へ回転してポートを部分的に覆う。（回転方向を決定するための視界がホッパの下から上向きに見て作られている。）偏向器が広げられるにつれて、閉鎖パネル１１８がポート１２６のますます多くの部分を次第に閉塞して、ホッパからの物質の流れが次第に減少する。偏向器が広げられるにつれて、被投与物質で覆われる地面が少なくなる。従って、「うねになること」つまり被投与物質の過剰集中を回避する様に、被投与物質の総量を減少させることが非常に望ましい。
【００１９】
偏向器を制御するための連係機構は、軌道中の通路７９を通過した後に偏向器のアーム部分１０４に取り付けられているケーブル８０を含んでいる。このケーブルは、取っ手２４に搭載されている制御レバー１２２に通じている。ケーブルを延ばすかまたは引っ込めそれによって偏向器を一方または他方へ回転させるために、レバーが使用者の親指で操作されてよい。なお、同一の制御レバーが偏向器と閉鎖パネルとの両方を操作する。
【００２０】
作動の際に、使用者１４０（図１３、１４）はホッパ１２を満たしてマイクロメータを設定する。使用者は、偏向器の位置を設定し、閉鎖レバー４０を押し、取っ手２４を押すことによって（矢印１４２の方向へ）前進する。偏向器が完全に引っ込められると、物質の散布は約１３０度に広がっている扇形１４４（図１３）である。偏向器が完全に広げられると、散布は図１４に示されている様に部分扇形１４６であり約８０度に広がっている。レバー１２２を調整することによって、「扇形」散布は所望通りに縮められてよい。従って、（進行方向に向いて）使用者の右側に車道の縁１４８があれば、使用者は偏向器を動かして散布機の右側の車輪が通過する線と殆ど一列になっている車道の縁で散布パターンを終わらせることができる。散布パターンが精密に制御されるだけでなく、ポート１２６が閉鎖パネル１１８によって閉塞される程度を偏向器５０の配置が決定するので、被散布物質の集中も自動的に制御される。散布パターンが大きくなればなるほど、より多くの物質が散布され、小さなパターンでは、より少ない物質しか散布されない。
【００２１】
図１３に示されている最大限の散布パターンは、使用者が歩く限り延び且つ扇１４４の幅（実際には約１０フィート（３０４．８センチメートル））と等しい幅を有する延長された細片である。その細片の頭部は略半円になる。図１４に示されている部分散布も、細片であるが、部分扇１４６の幅に等しい幅を有する狭い細片である。ホッパからロータープレートへ流れる時に物質が通過するポートの部分的な閉塞のために、より広い細片に堆積される物質の量はより狭い細片に堆積される物質の量よりも多い。
【００２２】
この明細書は本発明の形態を詳細に説明している。他の修正及び変更は、均等論によって、添付されている特許請求の範囲に含まれる。例えば、ホッパの容積、ホッパの開口、ポートの寸法、偏向器またはその他の任意の要素の変更は、依然として均等構造になる。また、偏向器の円弧状の広さ及び／または搭載軌道の変更も均等構造であると考えられる。更にその他の代替手段も多くの新しい技術がそうである様に均等である。何れにしても均等論の出願を制限する如何なる願望も意図もこの明細書にはない。
【図面の簡単な説明】
【００２３】
【図１】本発明のばらまき式散布機の正面等角図である。
【図２】図ｌのばらまき式散布機の背面等角図である。
【図３】図１、２に示されている散布機の容器の平面図である。
【図４】本発明の搭載軌道の上向きに見た等角図である。
【図５】図４の搭載軌道の下向きに見た背面等角図である。
【図６】図４、５に示されている搭載軌道の正面図である。
【図７】図５の線７−７に沿って得られた拡大断面図である。
【図８】本発明の偏向器の正面等角図である。
【図９】図８に示されている偏向器の下向きに見た背面等角図である。
【図１０】図９の線１０−１０に沿って得られた断面図である。
【図１１】容器の底に取り付けられている偏向器及び軌道の上向きに見た等角図であり、引っ込められた位置における偏向器を示している。
【図１２】容器の底に搭載されている偏向器及び軌道の上向きに見た等角図であり、広げられた位置における偏向器を示している。
【図１３】引っ込められた偏向器による散布パターンを図解している平面線図である。
【図１４】広げられた偏向器による散布パターンを図解している平面線図である。
【０００１】
本発明は、ばらまき式散布機、より詳細には単純で且つ信頼性の高い移動可能偏向器を有するばらまき式散布機に関するものである。
【背景技術】
【０００２】
回転式のばらまき式散布機はこの分野で周知である。例えば、米国特許第１，７６９，３０２号、第１，９９８，９６６号、第２，２８７，０８０号、第２，４７４，０６４号、第２，５３７，９１６号、第２，６８７，８９２号、第２，９５５，８２８号、第２，９５８，５３０号、第２，９８９，３１４号、第３，０８５，８０７号、第３，０９４，３３３号、第３，１０９，６５７号、第３，１５７，４０２号、第３，２２６，４６１号、第３，４１１，７１９号、第３，４７８，９７０号、第３，５７６，２６２号、第３，６８２，３９５号、第４，２７２，０２８号、第４，３６７，８４８号、第４，４９２，３４１号、第４，５１１，０９０号、第４，５８０，７３０号、第４，５９７，５３１号、第５，１２３，５９８号、及び第５，２０３，５１０号を参照されたい。特に米国特許第４，５８０，７３０号及び第４，５９７，５３１号は、参照によって本明細書中に組み入れられている。羽根車式のばらまき式散布機は、肥料、殺虫剤及び種子等である微粒子状物質または粒状物質の様な被投与物質を受け入れるホッパを含んでいる。そのホッパは一対の車輪に搭載されており、それらの車輪間の車軸にギアセットが搭載されている。車輪が回転するとギアセットが回転する。これが羽根車の回転を引き起し、それが今度は被投与微粒子状物体の散布を引き起こす。一般に、被投与物質はホッパの中心線の左右へ約５フィート（１５２．４センチメートル）散布される。被投与物質を計量するために制御装置が備えられており、米国特許第４，５１１，０９０号に示されている様な自己制御装置付きの偏向器が存在していてもよい。
【特許文献１】米国特許第１，７６９，３０２号明細書
【特許文献２】米国特許第１，９９８，９６６号明細書
【特許文献３】米国特許第２，２８７，０８０号明細書
【特許文献４】米国特許第２，４７４，０６４号明細書
【特許文献５】米国特許第２，５３７，９１６号明細書
【特許文献６】米国特許第２，６８７，８９２号明細書
【特許文献７】米国特許第２，９５５，８２８号明細書
【特許文献８】米国特許第２，９５８，５３０号明細書
【特許文献９】米国特許第２，９８９，３１４号明細書
【特許文献１０】米国特許第３，０８５，８０７号明細書
【特許文献１１】米国特許第３，０９４，３３３号明細書
【特許文献１２】米国特許第３，１０９，６５７号明細書
【特許文献１３】米国特許第３，１５７，４０２号明細書
【特許文献１４】米国特許第３，２２６，４６１号明細書
【特許文献１５】米国特許第３，４１１，７１９号明細書
【特許文献１６】米国特許第３，４７８，９７０号明細書
【特許文献１７】米国特許第３，５７６，２６２号明細書
【特許文献１８】米国特許第３，６８２，３９５号明細書
【特許文献１９】米国特許第４，２７２，０２８号明細書
【特許文献２０】米国特許第４，３６７，８４８号明細書
【特許文献２１】米国特許第４，４９２，３４１号明細書
【特許文献２２】米国特許第４，５１１，０９０号明細書
【特許文献２３】米国特許第４，５８０，７３０号明細書
【特許文献２４】米国特許第４，５９７，５３１号明細書
【特許文献２５】米国特許第５，１２３，５９８号明細書
【特許文献２６】米国特許第５，２０３，５１０号明細書
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【０００３】
その製造業を悩ましてきた問題は、庭の異なる領域間に明確な分界線がある場合における被投与物質の取り扱いである。例えば、芝生が花壇や車道にすぐに隣接しているかもしれない。これらの状況では、芝生領域に種を蒔くかまたは肥料をやる必要があるが、役に立たない車道や希望していない花壇に種を落とさない様にする場合に、散布パターンを調整することが困難である。別の問題はある物質の投与に関連している。除草剤や殺虫剤の様な管理製品は、意図されている領域だけに制限されて、損害を与えるかもしれない領域には散布されないことが、望まれている。
【課題を解決するための手段】
【０００４】
この遭遇している課題は、本発明によって解決された。本明細書で説明されているものは、制御された散布パターンで微粒子状物質をばらまくための散布機であって、投与される物質を保持するための容器と、進行方向への容器の移動を容易にするために容器に接続されている一対の車輪と、投与される物質を容器から受け取ってその物質を散布するために容器に搭載されている回転可能なプレートと、このプレートを回転させるための機構と、物質の散布を制御するために容器に接続されており、プレートの回りに移動可能である偏向器と、この偏向器を支持するために容器に取り付けられている軌道と、投与される物質を通過させるために容器とプレートとの間に配置されているポートと、このポートを選択的に閉塞するために、偏向器に接続されており、この偏向器と共に移動可能であるポート閉鎖要素とを具備する散布機である。
【発明の効果】
【０００５】
上述の背景技術の装置では得られないと思われるが本発明によって達成される多くの利点、特徴及び目的がある。例えば、一つの利点は、庭散布機から物質を投与するパターンを本発明が制御するということである。本発明の別の目的は、単純で信頼性が高く且つ経済的な投与制御機構を有するばらまき式散布機を提供することである。本発明の更なる利点は、投与制御機構が操作し易いということである。本発明の別の特徴は、後ろから散布機を押している使用者に望ましくない被投与物質が当たることを防止するということである。
【０００６】
添付図面と共に読まれる好ましい形態の以下の説明を考察すれば、本発明並びに本発明の他の目的、利点及び特徴がもっと完全に理解される。
【発明を実施するための最良の形態】
【０００７】
本発明は種々の変更及び代替構造に開かれているが、本明細書では図面に示されている好ましい形態を詳細に説明する。しかし、開示されている特定の形態に本発明を制限する意図はない。それどころか、添付の特許請求の範囲に表されている通りの本発明の精神及び範囲に入る総ての変更、等価な構造及び方法並びに代替構造を包含することを意図している。
【０００８】
新しい散布機の単純さが、最初に図１、２に言及することによって理解される。ばらまき式散布機１０の正面等角図及び背面等角図が図解されている。散布機は、肥料、殺虫剤、除草剤及び種子等の様な微粒子状または粒状の物質が使用者によって入れられる容器つまりホッパ１２を含んでいる。ホッパ１２は、車軸１８によって接続されている一対の車輪１４、１６に搭載されている。管状の取っ手２４及び管状の停止スタンド２６にも接続されている対向している管状の脚２０、２２が、車輪及び車軸にホッパを接続している。
【０００９】
ギアボックス３２内の一組のギヤによって駆動される回転可能なプレート、ロータープレートつまり羽根車３０が、ホッパ１２の下に置かれている。管状の取っ手の上部は発泡握り３４を含んでいてよく、小型の構成での格納及び出荷を可能にするために散布機は接合点３６で折り畳み可能であってよい。ホッパから出る物質の量を操作者が計量することを可能にするために、閉鎖レバー４０、調整マイクロメータ４２、制御ワイヤ４４及び摺動可能な閉鎖プレート４６を含むホッパ閉鎖組立体が備えられている。被投与物質がホッパから出る最も低い高さに、ホッパが開口４５（図３）を有している。散布機が使用中であるか否かに応じて開口４５を閉塞または開放するために、閉鎖プレート４６がホッパに搭載されている。使用中であれば、開口の開放度を調整するために操作者はマイクロメータを操作してよい。もっと大きな微粒子状物体が投与されていれば、閉鎖プレートによる開口の閉塞はもっと少なくてよい。細かい物質が投与されていれば、開口のもっと多くの部分が閉塞されてよい。閉鎖プレートの位置はレバー４０及びマイクロメータ４２によって制御され、使用者の決定はワイヤ４４によって閉鎖プレートへ伝えられる。偏向器５０とこの偏向器が回転可能な関係で搭載されている軌道５２とが、羽根車３０のすぐ上流に配置されている。
【００１０】
偏向器及び軌道は、図４−７への言及の様に且つ図８−１０が示すであろう様に、単純で信頼性が高く且つ経済的である。図４−７には、二つの取り付けタブ６２、６４を有する成形された一体の一個の搭載軌道５２が図解されている。各タブは、ホッパ１２への接続のための留め金具を受け入れるための穴を有している。搭載軌道は、約１５５度に広がっている円弧形状と滑らかな内面６６とを有している。外面６８はリブ７０の様な数本のリブによって補強されている。図７に示されている様に、搭載軌道の断面は略滑らかに曲がっている逆Ｌ形である。フランジ７２が下側の縁から延びている。以下に説明される様に、偏向器の係合フランジを受け入れ且つ支持するために、フランジ７２に沿って離隔されている間隔で、懸垂指７３、７４、７５が備えられている。これも以下に説明される様に、偏向器の別のフランジを受け入れ且つ支持するために、同様な一連の指７６、７７、７８が搭載軌道の上側の縁に置かれている。偏向器操作リンクつまりケーブル８０（図１、２）を収容するために、チャンネル形通路７９が搭載軌道の上部に形成されている。
【００１１】
今度は図８−１０に言及すると、偏向器５０が詳細に図解されている。偏向器は、二つの部分つまり円弧形状部分１０２と放射状に延びているアーム部分１０４とを有している。円弧形状部分１０２は、約１２５度に広がっており、図８、１０に示されている様に略滑らかに曲がっている逆Ｌ形の断面を含んでいる。偏向器は、滑らかな内面１０６と、軌道５２の内面６６に隣接して入れ子になる同様に滑らかな外面１０８とを有している。下側のフランジ１１０は円弧状部分と一体である。上側の縁１１２に隣接している円弧状部分の上側の領域１１１は、搭載軌道の上側の指７６、７７、７８（図４）に受け入れられるフランジの様に形成されている。偏向器の下側のフランジ１１０は、搭載軌道の下側の指７３、７４、７５に受け入れられる様に適合させられている。この様にして、偏向器は搭載軌道と噛み合わされそれによって支持されてよい。
【００１２】
偏向器は、図１１に示されている様な引っ込められた位置と図１２に示されている様な完全に広げられた位置との間で回転されてよい。偏向器は約１２５度に亙って広がっているが、偏向器の形状は搭載軌道の形状と調和している。偏向器が引っ込められた位置にあるか完全に広げられた位置にあるかそれらの中間の任意の位置にあるかに関係なく、ホッパから回転プレートへ流れるいくつかの被投与物質が偏向器に衝突することを、今や認識することができる。偏向器が引っ込められていれば、散布機を押している使用者を偏向器と軌道とが被投与物質から保護する。偏向器が完全に広げられていれば、搭載軌道は、殆ど露出されており、散布されている任意の微粒子状物質が散布機の使用者に当たるのを妨げる。偏向器が完全に広げられていれば、後に説明される様に、微粒子状物質も散布機の右方へ散布されるのを防止される。引っ込められていれば、組み合わされている軌道及び偏向器は約１５５度に広がっている。偏向器が広げられていれば、組み合わされている軌道及び偏向器は約２２０度に広がっている。
【００１３】
放射状に延びているアーム部分１０４は、円弧形状部分１０６の先端から延びており、円形のリム１１４と回転可能プレート３０の中央の柱に係合する軸受リング１１６とを含んでいる。突出閉鎖パネル１１８が円形のリムを超えて延びている。散布機が作動しており且つ閉鎖プレート４６がホッパの開口４５を閉塞していなければ、突出閉鎖パネルは被投与物質が流れるポートを部分的に閉塞するための弁として作用する。偏向器が搭載軌道に対して回転すれば、ポートを部分的に閉塞して被投与物質の流れを減少させるために、閉塞パネル１１８もポートに対して回転及び移動する。
【００１４】
なお、偏向器が略水平な面内でロータープレートの回転軸の回りに回転したとしても、偏向器は僅かに（約０．０３０インチ（０．０７６２センチメートル））片寄らされているので、制御レバーの少ない動きで偏向器の配置を設定することができる。また、成形された一体の部品として偏向器を形成することは、偏向器の円弧状部分と閉鎖パネル付きのアーム部分とが一つの要素として動くので一つの操作レバーしか必要とされない、ということを意味している。偏向器の移動を容易にするために、放射状に延びているアーム部分１０４内に穴１２０が形成されている。制御レバー１２２に通じているケーブル８０（図１、２）は、穴を通してアーム部分に接続されていてよい。
【００１５】
今度は図１１、１２に言及すると、ホッパの下側に搭載されている偏向器が示されている。ホッパ中の開口４５のすぐ下流に配置されているポート１２６も示されている。図１１では、搭載軌道５２に取り付けられている偏向器５０が示されている。偏向器の上側の領域１１１が搭載軌道の指７６、７７、７８によって噛み合わされており、フランジ１１０が指７３、７４、７５と噛み合わされている。偏向器と搭載軌道とに円弧状のかなりの重複がある。この位置では、ポート１２６は完全に開いているつまり閉鎖パネル１１８によって全く閉塞されていない。作動中は、偏向器によって、及び偏向器で覆われていない搭載軌道の一部によってもっと僅かな程度まで、物質の後方散布だけが妨げられつつ、最大限の散布が投与される。なお、散布機が作動中であれば、引っ込められた位置か広げられた位置かに関係なく、偏向器には被投与物質が常に衝突する。散布機の特徴が今や明らかである。散布機の後方に位置する使用者には被投与物質は一切当たらない。このことは、使用者を清潔に保って、望ましくない物質が使用者の衣服や靴の上に落ちるのを防止する。
【００１６】
図１２に言及すると、偏向器５０がその完全に広げられた位置で示されている。もっと多くの搭載軌道が今や露出されており、ロータープレートの右側への領域が閉塞されている。これは右側への散布を防止する。芝生の右に車道か花壇があれば、芝生には被散布物質が供給されるが花壇や車道には供給されない。図１２では偏向器が完全に広げられて図解されているが、使用者は図１１の引っ込められた位置と図１２の広げられた位置との間の無限数の位置の任意の一つに偏向器の広がりを制限してよい。このことは物質の散布パターンの精密な制御を提供する。
【００１７】
なお、偏向器の位置に関係なく、散布機が作動中は被投与物質が偏向器に衝突する。また、使用者は後方へ発射される被投与物質から常に保護される。これらの特徴の両方が本発明の利点である。なお、偏向器の僅かな片寄りのために、偏向器は略水平な面内で依然として回転するが、偏向器は外方及び前方へ僅かに動く。いくつかのもっと古い散布機にはあることだが、ロータープレートの後方への領域を被散布物質に曝すかもしれない上下運動は本質的にない。
【００１８】
再び図１１、１２に言及すると、偏向器が引っ込められた位置にあれば（図１１）、全量の物質がポート１２６を通して散布される様に、閉鎖パネル１１８は非閉塞位置にある。しかし、広げられた位置へ向かう時計回り方向への回転によって偏向器が動かされると（図１２）、閉鎖パネルも時計回り方向へ回転してポートを部分的に覆う。（回転方向を決定するための視界がホッパの下から上向きに見て作られている。）偏向器が広げられるにつれて、閉鎖パネル１１８がポート１２６のますます多くの部分を次第に閉塞して、ホッパからの物質の流れが次第に減少する。偏向器が広げられるにつれて、被投与物質で覆われる地面が少なくなる。従って、「うねになること」つまり被投与物質の過剰集中を回避する様に、被投与物質の総量を減少させることが非常に望ましい。
【００１９】
偏向器を制御するための連係機構は、軌道中の通路７９を通過した後に偏向器のアーム部分１０４に取り付けられているケーブル８０を含んでいる。このケーブルは、取っ手２４に搭載されている制御レバー１２２に通じている。ケーブルを延ばすかまたは引っ込めそれによって偏向器を一方または他方へ回転させるために、レバーが使用者の親指で操作されてよい。なお、同一の制御レバーが偏向器と閉鎖パネルとの両方を操作する。
【００２０】
作動の際に、使用者１４０（図１３、１４）はホッパ１２を満たしてマイクロメータを設定する。使用者は、偏向器の位置を設定し、閉鎖レバー４０を押し、取っ手２４を押すことによって（矢印１４２の方向へ）前進する。偏向器が完全に引っ込められると、物質の散布は約１３０度に広がっている扇形１４４（図１３）である。偏向器が完全に広げられると、散布は図１４に示されている様に部分扇形１４６であり約８０度に広がっている。レバー１２２を調整することによって、「扇形」散布は所望通りに縮められてよい。従って、（進行方向に向いて）使用者の右側に車道の縁１４８があれば、使用者は偏向器を動かして散布機の右側の車輪が通過する線と殆ど一列になっている車道の縁で散布パターンを終わらせることができる。散布パターンが精密に制御されるだけでなく、ポート１２６が閉鎖パネル１１８によって閉塞される程度を偏向器５０の配置が決定するので、被散布物質の集中も自動的に制御される。散布パターンが大きくなればなるほど、より多くの物質が散布され、小さなパターンでは、より少ない物質しか散布されない。
【００２１】
図１３に示されている最大限の散布パターンは、使用者が歩く限り延び且つ扇１４４の幅（実際には約１０フィート（３０４．８センチメートル））と等しい幅を有する延長された細片である。その細片の頭部は略半円になる。図１４に示されている部分散布も、細片であるが、部分扇１４６の幅に等しい幅を有する狭い細片である。ホッパからロータープレートへ流れる時に物質が通過するポートの部分的な閉塞のために、より広い細片に堆積される物質の量はより狭い細片に堆積される物質の量よりも多い。
【００２２】
この明細書は本発明の形態を詳細に説明している。他の修正及び変更は、均等論によって、添付されている特許請求の範囲に含まれる。例えば、ホッパの容積、ホッパの開口、ポートの寸法、偏向器またはその他の任意の要素の変更は、依然として均等構造になる。また、偏向器の円弧状の広さ及び／または搭載軌道の変更も均等構造であると考えられる。更にその他の代替手段も多くの新しい技術がそうである様に均等である。何れにしても均等論の出願を制限する如何なる願望も意図もこの明細書にはない。
【図面の簡単な説明】
【００２３】
【図１】本発明のばらまき式散布機の正面等角図である。
【図２】図ｌのばらまき式散布機の背面等角図である。
【図３】図１、２に示されている散布機の容器の平面図である。
【図４】本発明の搭載軌道の上向きに見た等角図である。
【図５】図４の搭載軌道の下向きに見た背面等角図である。
【図６】図４、５に示されている搭載軌道の正面図である。
【図７】図５の線７−７に沿って得られた拡大断面図である。
【図８】本発明の偏向器の正面等角図である。
【図９】図８に示されている偏向器の下向きに見た背面等角図である。
【図１０】図９の線１０−１０に沿って得られた断面図である。
【図１１】容器の底に取り付けられている偏向器及び軌道の上向きに見た等角図であり、引っ込められた位置における偏向器を示している。
【図１２】容器の底に搭載されている偏向器及び軌道の上向きに見た等角図であり、広げられた位置における偏向器を示している。
【図１３】引っ込められた偏向器による散布パターンを図解している平面線図である。
【図１４】広げられた偏向器による散布パターンを図解している平面線図である。
Claims (29)
- 制御された散布パターンで微粒子状物質をばらまくための散布機であって、
投与される前記物質を保持するための容器と、
進行方向への前記容器の移動を容易にするために前記容器に接続されている手段と、
投与される前記物質を前記容器から受け取って前記物質を散布するために前記容器に搭載されている回転可能なプレートと、
このプレートを回転させるための機構と、
前記物質の散布を制御するために前記容器に接続されており、前記プレートの回りに移動可能である偏向器と、
この偏向器を支持するために前記容器に取り付けられている軌道と、
投与される前記物質を通過させるために前記容器と前記プレートとの間に配置されているポートと、
このポートを選択的に閉塞するために、前記偏向器に接続されており、この偏向器と共に移動可能であるポート閉鎖要素と
を具備する散布機。 - 前記容器の前記進行方向とは反対の方向への前記物質の投与を前記軌道が妨げる請求項１に記載の装置。
- 引っ込められた位置と複数の広げられた位置との間で前記偏向器が移動可能であり、この移動が略水平な面内における回転運動によっている請求項１に記載の装置。
- 前記偏向器が略Ｌ形の断面を有している請求項１に記載の装置。
- 前記偏向器が、円弧状部分と放射状に延びているアーム部分とを含んでおり、前記ポート閉鎖要素と一体である請求項１に記載の装置。
- 投与される前記物質が前記散布機の作動によって常に衝突する様に前記偏向器が配置されている請求項１に記載の装置。
- 約１２５度の広がりを有する円弧状部分を前記偏向器が有している請求項１に記載の装置。
- 前記軌道が、Ｌ形の断面と約１５５度の円弧状の広がりとを有している請求項１に記載の装置。
- 前記偏向器及び前記軌道が夫々円弧形状を有しており、引っ込められた位置と完全に広げられた位置との間で前記偏向器が移動可能であり、前記偏向器が完全に広げられた位置にあるときに前記偏向器及び前記軌道が約２２０度の円弧を支持する請求項１に記載の装置。
- 前記プレートの回りにおける前記偏向器の移動を容易にするための連係機構を含んでいる請求項１に記載の装置。
- 前記偏向器が前記プレートの回りに回転式に搭載されており、前記偏向器の前記回転の軸が前記プレートの前記回転の軸から片寄っている請求項１に記載の装置。
- 引っ込められた位置と複数の広げられた位置との間で前記偏向器が移動可能であり、この移動が略水平な面内における回転運動によっている請求項２に記載の装置。
- 前記偏向器が、円弧状部分と放射状アームとを含んでおり、前記ポート閉鎖要素と一体である請求項１２に記載の装置。
- 投与される前記物質が前記散布機の作動によって常に衝突する様に前記偏向器が配置されている請求項１３に記載の装置。
- 約１２５度の広がりを有する円弧状部分を前記偏向器が有しており、約１５５度の円弧状の広がりを前記搭載軌道が有している請求項１４に記載の装置。
- 前記プレートの回りにおける前記偏向器の移動を容易にするための連係機構を含んでいる請求項１５に記載の装置。
- 微粒子状物質をばらまくための散布機であって、
投与される前記物質を保持するための容器と、
この容器の移動を容易にするためにこの容器に接続されている手段と、
投与される前記物質を前記容器から受け取って前記物質を散布するために前記容器に搭載されている回転可能なプレートと、
このプレートを回転させるための機構と、
前記物質の散布パターンを制御するために前記容器に接続されており、前記プレートの回りに移動可能である偏向器と、
この偏向器を支持するために前記容器に取り付けられており、内面を有している搭載軌道とを具備しており、
前記偏向器が、前記搭載軌道の前記内面に隣接して入れ子になる様に構成されており、引っ込められた位置と複数の広げられた位置との間で移動可能であり、前記偏向器の前記移動が略水平な面内における回転運動によっている散布機。 - 投与される前記物質を通過させるために前記容器と前記プレートとの間に配置されているポートと、
このポートを選択的に閉塞するために、前記偏向器に接続されており、この偏向器と共に移動可能であるポート閉鎖要素と
を含む請求項１７に記載の装置。 - 前記偏向器が、円弧状部分と放射状に延びているアームとを含んでおり、前記ポート閉鎖要素と一体である請求項１８に記載の装置。
- 前記偏向器と前記搭載軌道とが共に略Ｌ形の断面を有しており、
前記偏向器が約１２５度に広がっており、
前記軌道が約１５５度に広がっている請求項１７に記載の装置。 - 微粒子状物質をばらまくための散布機であって、
投与される前記物質を保持するための容器と、
進行方向への前記容器の移動を容易にするために前記容器に接続されている手段と、
投与される前記物質を前記容器から受け取って前記物質を散布するために前記容器に搭載されている回転可能なプレートと、
このプレートを回転させるための機構と、
前記物質の散布パターンを制御するために前記容器に接続されており、前記プレートの回りに移動可能である偏向器と、
この偏向器を支持するために、円弧形状を有しており、前記容器に取り付けられている搭載軌道と
を具備しており、前記容器の前記進行方向に平行で且つ前記容器の側面に隣接している略直線状の縁を有するパターンで前記偏向器が前記物質を散布する散布機。 - 投与される前記物質を通過させるために前記容器と前記プレートとの間に配置されているポートと、
このポートを選択的に閉塞するために、前記偏向器に接続されており、この偏向器と共に移動可能であるポート閉鎖要素と
を含む請求項２１に記載の装置。 - 前記偏向器が、円弧状部分と放射状に延びているアームとを含んでおり、前記ポート閉鎖要素と一体である請求項２２に記載の装置。
- 前記偏向器及び前記搭載軌道が夫々円弧形状を有しており、引っ込められた位置と完全に広げられた位置との間で前記偏向器が移動可能であり、前記偏向器が完全に広げられた位置にあるときに前記偏向器及び前記搭載軌道が約２２０度の円弧を支持する請求項２３に記載の装置。
- 微粒子状物質をばらまくための散布機であって、
投与される前記物質を保持するための容器と、
進行方向への前記容器の移動を容易にするために前記容器に接続されている手段と、
投与される前記物質を前記容器から受け取って前記物質を散布するために前記容器に搭載されている回転可能なプレートと、
このプレートを回転させるための機構と、
前記物質の散布パターンを制御するために前記容器に接続されており、前記プレートの回りに移動可能である偏向器と、
この偏向器を支持し且つ前記容器の前記進行方向とは反対の方向への前記物質の散布を妨げるために、円弧形状を有しており、前記容器に取り付けられている搭載軌道と
を具備する散布機。 - 略水平な面内での回転運動によって前記偏向器が移動することを前記搭載軌道が可能にする請求項２５に記載の装置。
- 投与される前記物質を通過させるために前記容器と前記プレートとの間に配置されているポートと、
このポートを選択的に閉塞するために、前記偏向器に接続されており、この偏向器と共に移動可能であるポート閉鎖要素と
を含む請求項２６に記載の装置。 - 前記偏向器が、円弧状部分と放射状に延びているアームとを含んでおり、前記ポート閉鎖要素と一体である請求項２７に記載の装置。
- 前記偏向器が略Ｌ形の断面を有しており、
前記搭載軌道が略Ｌ形の断面を有しており、
約１２５度に広がっている円弧状部分を前記偏向器が有しており、
約１５５度の円弧状の広がりを前記搭載軌道が有している請求項２８に記載の装置。
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