JP2004521452A - アルカリ電池用の端部シールアッセンブリ - Google Patents

アルカリ電池用の端部シールアッセンブリ Download PDF

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Abstract

【課題】小型の円筒形アルカリ電池用の端部シールアッセンブリを提供する。
【解決手段】このシールアッセンブリは、別の端部キャップの必要性をなくし、更に端部キャップをハウジングから絶縁するために通常は電池の開放端部のところで端部キャップとハウジングとの間に設けられる絶縁ワッシャの必要性をなくす。シールアッセンブリは、電池ハウジングの開放端部に嵌着された絶縁シールディスクを含む。電池ハウジングの周縁部をシールディスクの縁部にクリンプ止めし、電池を密封する。シールディスクは、ハウジングの開放端部から突出した一体の盛り上がった中央ボスを有する。細長い電流コレクタは、中央ボスの穴を通って電流の内部に貫入している。かくして、電流コレクタのヘッドは、外部環境に露呈されており、電池用の(負極)端子を形成する。ボスは、他の同様の電池のヘッドと相互に係止しないようにするため、一般的な寸法よりも広幅である。

Description

【技術分野】
【0001】
本発明は、小径の電気化学的アルカリ電池をシールするための端部端子アッセンブリに関する。本発明は、アルカリ電池のケーシングの開放端部をシールするのに使用される絶縁シールディスクに関する。
【背景技術】
【0002】
従来の電気化学的アルカリ電池は、開放端部を持つ円筒形ケーシング(ハウジング)を含む。ケーシングは、最初、拡張された開放端部を備えて形成される。電池に中身を入れた後、ケーシングの縁部を端部キャップアッセンブリの縁部にクリンプ止めし、ハウジングをアッセンブリの周囲で圧縮し、密なシールを形成することによって電池を閉鎖する。端部キャップアッセンブリは、露呈された端子端部キャッププレートと、代表的にはプラスチック製のプラスチック製シールディスクの形態の絶縁部材とを含む。この部材はハウジングの開放端部で栓を形成し、端子端部キャッププレートを電池ハウジングから絶縁する。このアルカリ電池の設計と関連した問題点は、特定の点、通常は電池の有効容量をほぼ使い切った点を越えて放電し続けるときに電池がガスを発生する傾向があるということである。アルカリ電池においては、従来、可破性(rupturable)ダイアフラム即ち膜が端部キャップアッセンブリ内に設けられている。例えば、米国特許第3,617,386号を参照されたい。このような膜は、代表的には、シールディスク内に薄くした領域として埋め込んであり、電池内のガス圧が所定レベルを越えたときに破れるように設計されている。可破性通気膜は、端部キャップアッセンブリ内に含まれるプラスチック製絶縁部材の一部として一体に形成されていてもよい。このような通気膜は、代表的には、米国特許第4,537,841号に示されるように円形形状であってもよい。この後者の文献に示されているように、可破性膜は、プラスチック製絶縁部材の薄い部分として一体に形成することができる。可破性膜は、更に、米国特許第5,080,985号に開示されているように、溝状の形体又は周状の形体をとってもよい。端部キャップアッセンブリは、更に、ダイアフラム即ち膜が破れたときにガスを逃がすための通気穴を備えていてもよい。
【0003】
代表的には、環状キャビティ即ち空所空間が、シールディスクの可破性膜の直ぐ上に設けられる。このようなキャビティ即ち空所によりガスを電池内に溜めることができ、ガスを電池から逃がすための通路を提供することができる。このような環状のキャビティは、代表的には、シールディスクの半径の大部分、例えばシールディスクの半径の少なくとも約50%を含む幅を有する。
【0004】
小径のアルカリ電池用の従来の(積み重ね)端部キャップアッセンブリでは、円筒形ケーシングの開放端部は、シールディスクを開放端部に挿入し、ケーシングの周縁部をシールディスクの縁部にクリンプ止めすることによってシールされていた。紙製又はプラスチック製のワッシャをケーシングのクリンプ止め縁部上の積み重ね構成に挿入し、端部キャップを紙ワッシャ上に挿入した。このような積み重ね構成では、ワッシャが端部キャップ(陰極)をケーシング(陽極)から絶縁する。端部キャップは、シールディスクを貫通して電池の陽極材料内に延びる細長い電流コレクタに溶接することができる。端部キャップとケーシングの縁部との間に紙ワッシャを持つような小径電池用の例示の積み重ね端部キャップアッセンブリは、米国特許第6,025,000号に示されている。米国特許第6,025,000号において、シールディスク150内の可破性膜(152)の真上に大きな環状のキャビティ(79)があるということが明らかである。環状のキャビティ(79)は、この文献に示されているように、シールディスクの半径の少なくとも約50%を含む幅を有する。
【0005】
密にシールしたアルカリ電池を提供するため、金属製支持ディスクがプラスチック製絶縁部材内のキャビティに挿入された端部キャップアッセンブリが提供されている。金属製支持ディスクは、米国特許第5,532,081号又は米国特許第5,080,985号に示されるように、コンボリュート状の表面を備えていてもよい。これにより、端部キャップアッセンブリは、電池ハウジングを端部キャップアッセンブリにクリンプ止めするときの高い半径方向圧縮力に耐えることができる。このような支持ディスクにより、クリンプ止め中に高い半径方向力を加えることができる。これにより端部キャップアッセンブリの周囲に常に密な機械的シールを形成することができる。クリンプ止め中に追加の支持を提供するため、端子端部キャップの周縁部は、更に、米国特許第5,080,985号に示されるように、プラスチック製絶縁部材内のキャビティに配置することができる。しかしながら、このような設計は、電池内で追加の空間を占有し、特に非常に小型の電池に適用する場合に組み立ての複雑さを大幅に高める。
【0006】
米国特許第6,025,090号に開示されているように、小径のアルカリ電池、例えばAAAA(準A)又はAAAサイズの電池は、金属製支持ディスクなしで設計することができる。しかしながら、米国特許第6,025,090号に示されている端部キャップアッセンブリは、電池の開放端部のところでケーシングの縁部と端部キャップ(200)との間に紙ワッシャ(130)を備えている。紙ワッシャを含まない端部端子アッセンブリを持つアルカリ電池を提供するのが望ましい。しかしながら、紙ワッシャをなくすと、端部キャップ(200)をケーシングから絶縁する上で問題が生じる。更に、米国特許第6,025,000号におけるように端部キャップ(200)を積み重ね設計からなくした場合、小型の電池の大量生産中に問題点と遭遇する。詳細には、電池が貯蔵中に混ざり合ったりコンベアベルト上で整列したとき、一つの電池のヘッドが別の電池のシールディスク内の拡張された環状のキャビティ(79)内に相互に係止してしまうことがある。
【特許文献1】米国特許第3,617,386号
【特許文献2】米国特許第4,537,841号
【特許文献3】米国特許第5,080,985号
【特許文献4】米国特許第6,025,000号
【特許文献5】米国特許第5,532,081号
【特許文献6】米国特許第6,025,090号
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
かくして、別の端部キャップを必要とせず、更にケーシングの縁部と負極端子との間に紙(又はプラスチック)ワッシャを必要としない、小径のアルカリ電池用のシールを提供するのが望ましい。
【0008】
端部キャップアッセンブリが金属製支持部材を含まず、更にケーシングの縁部と負極端子との間に紙ワッシャを必要としない、小径のアルカリ電池用の端部端子アッセンブリを提供するのが望ましい。
【発明を実施するための形態】
【0009】
添付図面を参照して本発明を更に詳細に説明する。
【0010】
本発明は、小径のアルカリ電池用の密封アッセンブリに関する。この電池は、代表的には、亜鉛でできた陽極と、二酸化マンガンでできた陰極とを有する。電池の直径は10mm以下であり、好ましくは7mm〜9mmである。本発明の密封アッセンブリは、特に、AAAAサイズ及びAAAサイズのアルカリ電池に適用することができる。
【0011】
本発明の密封アッセンブリは、小径の円筒形アルカリ電池の開放端部を密封するのに使用される。密封アッセンブリは、電池を活物質で充填した後に電池ハウジング(ケーシング)の開放端部に嵌め込まれる絶縁部シールディスクを含む。電池ハウジングの周縁部はシールディスクの縁部にクリンプ止めされる。シールディスクは、一体の盛り上がった中央ボスを含む。このボスの一部がハウジングの開放端部から突出する。細長い電流コレクタが中央ボスの穴を通って電池の内部(陽極)に貫入している。電流コレクタのヘッドは、ボスの頂面内に配置されたポケット即ち凹所空間内に着座する。かくして、電流コレクタのヘッドは、外部環境に露呈され、電池の陰極端子として役立つ。
【0012】
本発明の密封アッセンブリは、通常はシールディスク上に配置されて電流コレクタに溶接される別体の端部キャップの必要性をなくす。更に、本発明の密封アッセンブリは、端部キャップを電池ハウジングから絶縁するために通常はシールディスクと端部キャップとの間に配置される別体の絶縁ワッシャ(紙製又はプラスチック製のワッシャ)の必要性をなくす。盛り上がった中央ボスは小径電池用の絶縁シールで従来使用されていたよりも広幅である。本発明の絶縁シールディスクから突出した一体の盛り上がった中央ボスの幅は、電池ハウジングの直径の少なくとも約60%である。盛り上がった中央ボスの直径は、好ましくは、電池ハウジングの直径の約60%〜90%であり、更に好ましくは約70%〜90%である。シールディスクの頂面におけるボスの外面とシールディスクの周縁部との間には、外部環境に対して露呈された環状の窪み即ちキャビティが設けられている。電池内のガスの圧力が所定レベルまで上昇すると、下にある膜が破れ、ガスがキャビティ内に放出され、ここから環境に漏れる。中央ボスが広幅であるため、キャビティの幅が小さくなる。キャビティの幅を小さくすることによって、電池が貯蔵中に混じり合ったとき、又は電池の組み立て中にコンベアベルト上を通過するときに他の同様の電池の端部端子ヘッド(陰極端子)が相互に係止しないようにする。
【0013】
本発明の端部密封アッセンブリ10は、小径の円筒形アルカリ電池に適用するのに適している。本発明は、原理的には、小径のアルカリ電池に適用することができる。「小径の」アルカリ電池という用語は、本明細書中で使用されているように、直径が約10mm以下の、好ましくは約7mm〜10mmのアルカリ電池を意味しようとするものである。このような小径のアルカリ電池は、代表的には長さが約41mm〜45mmである。
【0014】
本発明の端部端子密封アッセンブリは、原理的には、直径がAAAAサイズの円筒形アルカリ電池(LR61)又はAAAサイズの電池及びこれらの間の任意の直径の電池に適用することができる。かくして、本発明は、原理的には、ハウジングの直径がAAAサイズの電池及びこれよりも小径の、即ち約10mm以下の小型のアルカリ電池に関する。望ましくは、このような小径のアルカリ電池のハウジングの外径は約7mm〜10mmであり、好ましくは約7mm〜9mmである(これは、本発明が、プラスチックの強度及び/又は予想内圧に応じてこれよりも大径の電池に適用できないと言おうとするものではない)。AAA電池は、特定的には、直径が約9mmであり、ハウジングの長さが約42mmである。本発明の端部密封アッセンブリ10は、円筒形AAAA(準A)サイズのアルカリ電池に適用するのに特に適している。このような電池のハウジングの外径は、代表的には約7.7mm〜8.3mmであり、長さが約41.5mm〜42.5mmである(AAAA電池は、米国規格協会(ANSI)の「25A」電池であり、欧州では国際電気標準会議(IEC)表示の「LR61」電池である)。このようなAAAAサイズの電池「LR61」6本を平行に整列させて直列に接続すれば、ポータブルラジオ、ラジカセ、テレビやCDのリモコン、玩具及び他の小型電子機器で一般的に使用されている標準的な大きさの9Vアルカリ電池を形成できる。このような標準的な9Vの電池は、長さが4.5cm、幅が2.5cm、厚さが1.5cmの矩形の平行六面体のハウジングを有する。これは、米国規格協会(ANSI)又は国際電気標準会議(IEC)のこのような9Vアルカリ電池についての規格と形体が一致する。
【0015】
小径のアルカリ電池100用の本発明の端部端子密封アッセンブリ10の特定の実施の形態を図1乃至図4に示す。アルカリ電池100(図1乃至図4参照)は、好ましくは、長さが約41.5mm〜42.5mmで外径が約7.7mm〜8.3mmの円筒形ハウジング70を持つAAAサイズの円筒形電池(LR61)である。ハウジング70の壁厚は、約0.1mm〜0.25mmである。電池100は、大型の電池、例えばAA電池又はC電池及びD電池で従来使用されていたアルカリ電池陽極、陰極、及び電解質化学物質、及びセパレーター材料を使用することができる。かくして、電池100(図4参照)は、亜鉛を含む陽極200、圧縮した二酸化マンガンを含む陰極30、及び陽極内の水酸化カリウムの水溶液を含む電解質を含む。従来と同様に、電池の化学的特性を変化させるため、添加剤を使用することができる。アルカリ電池は、代表的にはレーヨン又はセルロースでできたイオン孔性セパレーター材料40を使用することができる。本発明の端部端子アッセンブリ10を任意の特定のアルカリ電池化学作用に限定しようとするものではない。一つの好ましい実施の形態に係る本発明の端部端子アッセンブリ10は、従来のアルカリ電池化学作用を使用するアルカリ電池及びその変形例に適用されるようになっている。このような例示の化学作用は、例えば、本明細書中に引用して組み込まれる米国特許第5,401,590号に開示されている。
【0016】
図1乃至図4に示す端部端子アッセンブリは、絶縁シールディスク150と、細長い電流コレクタ80とを含む。絶縁シールディスク150は、中央貫通穴90を持つ盛り上がったボス151を形成する厚い中央区分を有する。中央穴90は、その中に金属製電流コレクタ80を挿入するように形成されている。盛り上がった中央ボス151は円筒形形状のボスである。盛り上がったボス151は外面150bによって境界付けられている。ボス151の中央には、凹所をなした露呈ポケット161がボスの頂面内に配置されている。ポケット161は、代表的には円形形状であり、ポケット161の直径はボス151の外径よりも小さく、そのためポケットはボス151の外境界内にある。ポケット161の深さは約0.2mm〜0.3mmであり、この深さは、電流コレクタ80のヘッド85を受け入れるのに十分である。しかしながら、ポケット161の深さは、好ましくは、電流コレクタのヘッド85の厚さよりも小さい。陽極電流コレクタ80は、電流コレクタのヘッド85が凹所をなしたポケット161内に着座するまで、シールディスク150の中央穴90内に挿入される。凹所をなしたポケット161の深さは、好ましくは、ヘッド85の厚さよりも小さく、そのためヘッド85の一部が、図1に示すように、盛り上がったボス151の最頂面150cの上方に延びる。盛り上がった中央ボス151の最頂面150cは、ケーシングの周縁部72から約0.6mmの所定距離だけ延びる。盛り上がった中央ボス151は、幅がケーシング70の直径の少なくとも約60%であることを特徴とする。好ましくは、ボス151の直径は、ケーシング70の内径の約60%〜90%であり、好ましくは約70%〜90%である。更に好ましくは、ボス151の直径は、ケーシング70の内径の約75%〜90%である。ボス151の外面150bは下方に延び、凸状をなして湾曲したフロア154aを形成する。この湾曲したフロア154aは、次いで上方に湾曲し、ボスの高さの距離の一部に亘って表面155aを形成する。これによって、表面150b、154a及び155aが、図1に示すように、トラフ即ちキャビティ79aの境界を画成する。かくして、キャビティ79aは、外面155a及び内面150b及び湾曲した凸状のフロア表面154aによって境界付けられる。表面155aは、更に、シールディスク150の周縁部155の内面を形成する。周縁部155は、図1に最も良く示すように、シールディスク150の外縁部を画成する。シールディスクの薄くした部分の形体であるのがよい可破性膜152は、好ましくは、キャビティ79aの真下に配置される。かくして、電池内でのガスの発生が所定レベルに達すると、膜152が破れてガスがキャビティ79aに放出される。放出されたガスは、キャビティ79aから周囲環境に直接漏出される。
【0017】
本発明のシールディスク150は、盛り上がったボス151が従来よりも広幅であること、即ちボスの直径がケーシング70の直径の好ましくは約60%〜90%、好ましくは約70%〜90%であることを特徴とする。このため、ボスの外面150bと周縁部155の内面155aとの間に狭幅のキャビティ79aが形成される。このキャビティ79aの幅は、ケーシング70の半径の約10%〜40%、好ましくは約10%〜30%である。キャビティ79aが狭幅であるため、貯蔵中や自動コンベアシステムによる搬送中に電池が混じり合ってしまった場合に他の同様の電池の突出した電流コレクタヘッド85が別の電流のキャビティ79aに相互に係止してしまうことがない。更に、本発明の端部端子アッセンブリ10は、電流コレクタ80のヘッド85が完成した電池100から露呈されており、電池の陰極端子を形成することを特徴とする(図1及び図4参照)。かくして、広幅の盛り上がったボス151を持つ本発明の端部端子アッセンブリ10は、別体の端子端部キャップの必要性をなくし、更に電池の開放端部で端子とケーシングの縁部との間に紙ワッシャを設ける必要性をなくす。比較のため、小径のアルカリ電池用の端部キャップアッセンブリに通常含まれるこのような従来のワッシャ(ワッシャ130)及び別体の端子キャップ(端部キャップ200)を図5の従来技術に例示する。小径のアルカリ電池用の従来技術の端部キャップアッセンブリ10を図5に示す。小径の電池に適用したこのような従来技術の端部キャップアッセンブリは、米国特許第6,025,090号に詳細に説明されている。従来技術の図5に示す絶縁ワッシャ130は、端部キャップ200と電池ハウジング70の周縁部72との間を電気的に絶縁する。かくして、小径のアルカリ電池に適用した本発明の端部端子アッセンブリ10(図1乃至図4参照)により従来技術の二つの部品、即ちa)別体の端子端部キャップ、及びb)通常は端子端部キャップと電池ケーシングとの間に挿入される紙(又はプラスチック)製のワッシャがなくなる。
【0018】
アルカリ電池100では、ハウジング70の任意の部分で陽極端子を形成することができる。好ましくは、陽極端子は、ハウジング70の閉鎖端部74に配置されたピップ(表面突出部)76である。絶縁ディスク150は、ボス151と周縁部155との間に、キャビティ79aの真下に配置された中央区分領域154を有する。キャビティ79a及び中央区分領域154は、小径のアルカリ電池用のシールディスクの設計で従来使用されていたものよりも遙かに狭幅である。図1に示すように、周囲脚部157が周縁部155から下方に延びており、周囲窪み75の下に及び絶縁ディスク150の底部周囲に周囲スカート157aを形成する。脚部157は、ボス151の底面159の平面よりも下のレベルまで電池内部に向かって延びている。脚部157は電池ハウジング70と接触せず、好ましくは周囲窪み75の周囲にスナップ嵌めを形成せず、これによって、電池の組み立て中、ディスク150の周縁部155を周囲窪み75に容易に挿入することができる。即ち、ディスク150の周縁部155を周囲窪み75に挿入するのに必要な力がほんの僅かでよい。これは、好ましくは、窪み75の周囲にスナップ嵌めされないためである。(周囲窪み75の下の周囲スカート157aの最大外径が前記周囲窪み75の平面での電池の内径よりも大きい場合にスナップ嵌めが行われる。本発明は、このようなスナップ嵌めを行うスカート157aを持つ絶縁ディスク150にも適用することができる。逆に、図1及び図4に示す実施の形態におけるように周囲窪み75の下の周囲スカート157aの最大外径が前記周囲窪み75の平面での電池の内径よりも小さい場合には、ハウジング内でスナップ嵌めが行われない。)脚部157は、絶縁ディスク150に対して追加の構造的な支持を提供し、電池ハウジングの上部分71を絶縁シールディスクの周囲にクリンプ止めするときに絶縁ディスク150に大きな半径方向力を加えることができるようにする。中央区分領域154は、好ましくは電池の長さ方向軸線190に対して垂直方向に配向された可破性膜を形成する少なくとも一つの一体の肉薄部分152を有する。可破性膜152は、好ましくは、キャビティ79aと垂直方向で整列しており、キャビティ79aの真下に置かれている。可破性膜152は、望ましくは、図2に最もよく示すように円形のアイランドの形体を備えていてもよい。可破性膜152は、例えば楕円形、矩形又は多角形等の他の形状を備えていてもよい。別の態様では、可破性膜152は、薄い可破領域を絶縁ディスク150の一部内に形成する直線状の又は湾曲した溝の形体であってもよい。可破性膜152は、有利には、好ましくは射出成形による絶縁ディスク150の成形中に形成される。
【0019】
端部端子アッセンブリ10(図1参照)は、個々の構成要素(図3参照)から、先ず最初にプラスチック製絶縁ディスク150を円筒形ハウジング70の開放端部79に挿入することによって組み立てられる。ハウジング70は、開放端部79の近くに周囲ビード75を形成する周囲窪みをその表面に備えている。絶縁ディスク150は、その周縁部155の外面に亘って周溝156を有する(図3参照)。絶縁ディスク150は、絶縁ディスク150用の座を形成する周囲ビード75に溝156が載るように挿入される。ハウジング70は、先ず最初に、開放端79に拡張部分71を持つように形成される。即ち、開放端部79でのハウジング70の直径は、最初、ハウジングの残りの部分よりも大径である。ハウジング70の拡張部分71を絶縁部ディスク150の周縁部155に亘って、ハウジング部分71の内面が周縁部155の外面158に非常にしっかりと押しつけられるまで、半径方向に圧縮する。次いで、電池ハウジング70の周縁部72を絶縁ディスク150の周縁部155にクリンプ止めする。次いで、電流コレクタ80を穴90を通して下方に向けてボス151内に挿入する。ボス151には、最初、穴90が最初はボス151を完全には貫通していないように、穴90のベースのところに薄壁が設けられていてもよい。このようなベースでは、穴90に電流コレクタを押し込んだ時に薄壁が破れることにより、電流コレクタ80と穴90を画成する壁との間に摩擦嵌めを提供する。穴90は、更に、最初、電流コレクタ80の直径よりも僅かに小径であるとよい。これにより、電流コレクタ80と穴90を画成する壁との間をしっかりと摩擦嵌めする。電流コレクタのヘッド85がボス151の頂面153に載止し、円形ポケット161内に着座するまで、電流コレクタ80を穴90に押し込む。
【0020】
絶縁ディスク150及び一体の可破性膜152は、丈夫で耐蝕性のあるプラスチックで形成されているとよい。絶縁ディスク150及び一体の可破性膜152は、望ましくはポリアミド(ナイロン)、好ましくはナイロン66又はナイロン612、更に好ましくはナイロン612で形成される。別の態様では、絶縁ディスク150及び膜152は、ポリプロピレン、タルクで充填したポリプロピレン、スルホン化ポリエチレン、又は他のポリアミド(ナイロン)グレードでできていてもよい。しかしながら、ナイロン66又はナイロン612の方が、AAAAアルカリ電池100の絶縁ディスク150及び膜152に望ましい材料であることが確認されている。これらの材料は、丈夫であるけれどもタルクで充填したポリプロピレン等の充填ポリマーよりも柔らかいため、望ましい。ナイロン66又はナイロン612は、更に、通常の使用中に電池が露呈される全ての温度で、非充填ポリプロピレン又は充填ポリプロピレンよりもクリープが小さい。比較的軟質の材料、特にナイロン66又はナイロン612で形成された絶縁ディスク150により、ハウジング70の周縁部72をディスク150の周縁部155に、タルクで充填したポリプロピレン等の充填ポリマー材料を使用した場合に必要とされるよりも全体に小さな力でクリンプ止めすることができる。これにより、非常に小径のAAAA電池100を容易に且つ確実に密封することが確認された。ナイロン612は、水分を更に良好に吸収し、耐薬品性に優れ、且つ割れが生じ難いため、絶縁ディスク150について更に好ましい材料である。絶縁ディスク150の直径は電池ハウジング70の内径に対応する。AAAサイズ以下の電池について、絶縁ディスク150の直径は10mm以下であり、代表的には約7mm〜9mmである。詳細には、AAAサイズの電池については、絶縁ディスク150の直径は約7.6mm〜8.2mmであり、全体としての厚さは約3mm〜5mmであり、好ましくは約4mmである。
【0021】
ハウジング70は、好ましくは、ニッケルメッキされた鋼である。電流コレクタ80は、電流コレクタ材料として有用であることがわかっている様々な周知の導電性金属、例えば真鍮、錫メッキした真鍮、青銅、銅、又はインジウムメッキした真鍮から選択することができる。絶縁ディスク150とハウジング70との間の密封性を高めるため、アスファルトをベースとしたシーラント、例えばビチューメン及び適当な芳香族溶剤、例えばトルエン等の従来の耐水性シールペーストを塗布する。シールペーストは、絶縁部ディスク150をハウジング70の開放端部に挿入する前に、絶縁ディスク150の周縁部155の外壁に、又はハウジング70の内面に塗布することができる。電流コレクタ80を穴90に挿入する前に、穴90を形成する壁又は電流コレクタ80の外面に同じシーラントを塗布することもできる。
【0022】
上述した実施の形態では、絶縁ディスク150がナイロン66又はナイロン612で形成されている場合、円形の可破性膜152は、直径が、望ましくは、約1mm〜2mmであり、厚さが約0.03mm〜0.2mmであるとよい。このような範囲により、電池の内部ガス圧が約3.45×10 Pa〜13.8×10 Pa(約500psig〜2000psig)のレベルに達したとき、膜152を破ることができる。(破れが起こる圧力は、膜の厚さが厚くなれば高くなり、膜の直径が大きくなれば低くなる)。好ましい実施の形態では、膜152は円形(図2参照)であり、厚さが約0.08mmであり、直径が約1.5mmである。このような設計では、膜152は、小径の電池の内部圧力が約7.5×10 Pa(1100psig)に達したときに破れる。所望レベルの内部圧力で破れるようにする上で、絶縁ディスク150には単一の可破性膜152を設ければ十分であると考えられる。しかしながら、絶縁ディスク150には、所望レベルの電池圧力で確実に破れるようにする追加の安全装置として複数の独立した可破性膜を設けることができるということは理解されよう。
【0023】
本発明のアッセンブリ(図1乃至図4)と従来技術のアッセンブリ(図5)との比較
小径のアルカリ電池用の従来技術の端部キャップアッセンブリを図5に示す。これは米国特許第6,025,090号に更に詳細に論じられている。このような従来技術の端部キャップアッセンブリを以下に論じる。これは、このような従来技術のアッセンブリに対する改良を提供する本発明の端部端子アッセンブリ10(図1乃至図4)の特徴を更によく例示するためである。図5に示す従来技術のアッセンブリ10には、下側に絶縁ワッシャ130を備えた別体の端部キャップ200が設けられている。絶縁ワッシャは、電池ハウジングの周縁部72とキャップ200との間に配置される。従来技術の図5に示す電流コレクタ80のヘッド85は、端部キャップ200の平らな中央部分205の底面に溶接できる。電池内のガス圧が所定レベルに達したとき、シール150に設けられた一体の膜が破れ、ガスを環境に逃がすことができる。絶縁ワッシャ130は、代表的には、プラスチック部でコーティングした紙、例えばポリエチレンでコーティングした紙又は厚紙である。端部キャップ200(図5参照)は、機械的強度及び耐蝕性に優れたニッケルでメッキした冷間圧延鋼又はステンレス鋼等の導電性金属でできている。従来技術の端子端部キャップ200は、代表的には、従来技術の図5に示すように平らな中央部分205を持ち、ここから下方に段状の平らな環状の縁部230が延びる「帽子形状の」導電性金属である。上述したように、図1乃至図4に示す本発明の端部端子アッセンブリ10は、別体の端部キャップ200の必要性をなくし、更に別体の絶縁ワッシャ130の必要性をなくす。本発明の端部端子アッセンブリ10(図1乃至図4参照)は、本発明の盛り上がったボス151が広幅であるため、中央区分キャビティ79a(図1参照)が従来技術の実施の形態(図5参照)に示されているよりも狭幅になるという改良を提供する。これにより一つの電池のヘッド85が、貯蔵中に電池が混じり合ったりコンベアベース上で整列したときに別の電池のヘッドと相互に係止しないようにする。
【0024】
本発明を特定の実施の形態に関して説明したが、本発明の概念内で変更が可能であるということは理解されるべきである。従って、本発明は、本明細書中に説明した特定の実施の形態に限定されず、特許請求の範囲及びその均等物によって定義される。
【図面の簡単な説明】
【0025】
【図1】小径のアルカリ電池の開放端部をシールするための、本発明の端部端子アッセンブリの特定の実施の形態を示す断面図である。
【図2】図1に示す端部端子アッセンブリを示す平面図である。
【図3】図1に示す端部端子アッセンブリを示す分解図である。
【図4】図1に示す端部キャップアッセンブリを挿入した小径のアルカリ電池を示す斜視図である。
【図5】小径のアルカリ電池に用いられる従来技術の端部キャップアッセンブリを示す断面図である。

Claims (38)

  1. 電気化学的アルカリ電池であって、開放端部を持つ円筒形電池ハウジングと、このハウジングに挿入されてこのハウジングを閉鎖する端部シールアッセンブリとを備え、前記電池は正極端子及び負極端子を有し、前記端部シールアッセンブリは、細長い導電性電流コレクタが貫通した電気絶縁シールディスクを含み、この絶縁シールディスクは、前記ハウジングの開放端部を密封するとともに、前記電流コレクタと前記ハウジングとの間を電気的に絶縁し、前記ハウジングの縁部は、前記絶縁シールディスクの周縁部にクリンプ止めされてクリンプ線に沿って電池肩部を形成する電気化学的電池において、
    前記端部シールアッセンブリは、一部が前記ハウジングの開放端部から突出した中央ボスを一体に備えた絶縁シールディスクと、前記ボスを貫通するとともに、一部が前記ボスから突出して前記負極端子を形成する細長い電流コレクタとを含み、前記絶縁シールディスクの少なくとも一部が前記電池ハウジング内にあり、前記盛り上がった中央ボスの幅は前記電池ハウジングの直径の少なくとも約60%である、電気化学的電池。
  2. 前記ボスの直径は前記電池ハウジングの直径の約60%〜90%である、請求項1に記載の電気化学的電池。
  3. 前記ボスの直径は前記電池ハウジングの直径の約70%〜90%である、請求項1に記載の電気化学的電池。
  4. 前記ボスは円筒形であり、前記電池の外部環境に面する頂面を有している、請求項1に記載の電気化学的電池。
  5. 前記ボスは凹所をなしたポケットをその頂面に有し、前記電流コレクタは、細長い本体を有するとともに、フランジをなしたヘッドがその一端に設けられ、このヘッドは前記凹所をなしたポケット内に着座し、前記細長い本体は前記電池の内部に突出している、請求項4に記載の電気化学的電池。
  6. 前記円筒形電池ハウジングはAAAA(LP61)サイズであり、前記端部シールアッセンブリは、前記電池ハウジングの開放端部のいずれの部分にも金属製ディスクを含まない、請求項2に記載の電気化学的電池。
  7. 前記シールディスクは、前記ボスから半径方向に延びる中央区分領域と、前記ハウジングの開放端部の内面に当接する外面を持つ周縁部とを有する、請求項2に記載の電気化学的電池。
  8. 前記中央区分領域は、前記電池の外部環境に面する頂面と、前記電池の内部に面する底面とを有する、請求項7に記載の電気化学的電池。
  9. 前記中央区分領域は、その頂面にキャビティを有し、このキャビティは前記ボスの前記外面と前記周縁部との間に配置されている、請求項8に記載の電気化学的電池。
  10. 前記キャビティは環状体を形成する、請求項9に記載の電気化学的電池。
  11. 前記キャビティの幅は前記電池ハウジングの直径の約10%〜40%である、請求項9に記載の電気化学的電池。
  12. 前記絶縁シールディスクは、前記中央区分領域内に配置された一体の可破性膜を含み、この膜は前記電池内のガス圧が所定レベルを越えたときに破れる、請求項7に記載の電気化学的電池。
  13. 前記可破性膜部分は前記中央区分領域の一部内にアイランドを形成する、請求項12に記載の電気化学的電池。
  14. 前記可破性膜は円形又は楕円形の形体を有する、請求項13に記載の電気化学的電池。
  15. 前記可破性膜は多角形の形体を有する、請求項13に記載の電気化学的電池。
  16. 前記端部シールアッセンブリは、前記絶縁シールディスクの前記周縁部と前記ハウジングとの間に、ビチューメン材料を含むシーラント材料を更に含む、請求項7に記載の電気化学的電池。
  17. 前記ハウジングはその表面に周囲窪みを有し、前記絶縁シールディスクの前記周縁部が前記窪みに載る、請求項7に記載の電気化学的電池。
  18. 前記ハウジングの開放端部の一部が前記絶縁シールディスクの前記周縁部に対して半径方向に押し付けられる、請求項7に記載の電気化学的電池。
  19. 前記電流コレクタの前記ヘッドが前記ボスから突出し、前記電池の前記負極端子を形成する、請求項2に記載の電気化学的電池。
  20. 前記電池は、前記電流コレクタと電気的に導通した端部キャップを含まない、請求項2に記載の電気化学的電池。
  21. 前記電池は、前記電池ハウジングの前記クリンプ止めされた縁部に着座した絶縁ワッシャを含まない、請求項2に記載の電気化学的電池。
  22. 前記絶縁シールディスクはナイロン66で形成されている、請求項2に記載の電気化学的電池。
  23. 前記絶縁シールディスクはナイロン612で形成されている、請求項2に記載の電気化学的電池。
  24. 前記AAAA(LP61)の電池ハウジングの外径は約7.7mm〜8.3mmである、請求項6に記載の電気化学的電池。
  25. 前記絶縁シールディスクの全体としての厚さは約3mm〜5mmであり、その直径が約7.6mm〜8.2mmである、請求項6に記載の電気化学的電池。
  26. 前記絶縁シールディスク内の前記可破性膜の厚さは約0.03mm〜0.2mmである、請求項12に記載の電気化学的電池。
  27. 直径が7mm〜10mmの小径の電気化学的アルカリ電池であって、開放端部を持つ円筒形電池ハウジングと、このハウジングに挿入されてこのハウジングを閉鎖する端部シールアッセンブリとを備え、前記電池は、正極端子及び負極端子と、可破性膜を持つ電気絶縁シールディスクとを含み、この絶縁シールディスクを細長い導電性電流コレクタが貫通し、前記絶縁シールディスクは、前記ハウジングの開放端部を密封するとともに、前記電流コレクタと前記ハウジングとの間を電気的に絶縁し、前記ハウジングの縁部は、前記絶縁シールディスクの周縁部にクリンプ止めされてクリンプ線に沿って電池肩部を形成する電気化学的電池において、
    前記端部シールアッセンブリは、一体の中央ボスを備えた絶縁シールディスクを含み、前記ボスの一部が前記ハウジングの開放端部から突出しており、細長い電流コレクタが前記ボスを貫通しており、前記電流コレクタの一部が前記ボスから突出して前記負極端子を形成し、前記絶縁シールディスクの少なくとも一部が前記電池ハウジング内にあり、前記盛り上がった中央ボスの幅は前記電池ハウジングの直径の少なくとも約60%である、電気化学的電池。
  28. 前記ボスの直径は前記電池ハウジングの内径の約70%〜90%である、請求項27に記載の電気化学的電池。
  29. 前記アルカリ電池ハウジングの直径は約7mm〜9mmである、請求項27に記載の電気化学的電池。
  30. 前記電池ハウジングはAAAA(LP61)サイズであり、その外径が約7.7mm〜8.3mmである、請求項27に記載の電気化学的電池。
  31. 前記円筒形電池ハウジングはAAAA(LP61)サイズであり、前記端部シールアッセンブリは、前記電池ハウジングの開放端部のいずれの部分にも金属製ディスクを含まない、請求項27に記載の電気化学的電池。
  32. 前記電池は、前記電流コレクタと電気的に導通した端部キャップを含まない、請求項27に記載の電気化学的電池。
  33. 前記電池は、前記電池ハウジングの前記クリンプ止めされた縁部に着座した絶縁ワッシャを含まない、請求項27に記載の電気化学的電池。
  34. 前記絶縁シールディスクはナイロン66で形成されている、請求項27に記載の電気化学的電池。
  35. 前記絶縁シールディスクはナイロン612で形成されている、請求項27に記載の電気化学的電池。
  36. 前記絶縁シールディスクの全体としての厚さは約3mm〜5mmである、請求項27に記載の電気化学的電池。
  37. 前記絶縁シールディスクは、厚さが約0.03mm〜0.2mmの一体の可破性膜を有する、請求項27に記載の電気化学的電池。
  38. 前記ハウジングはその表面に周囲窪みを有し、前記絶縁シールディスクの前記周縁部の一部が前記窪みに載る、請求項27に記載の電気化学的電池。
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