JP2004520955A - 動力ドリル用の案内機構 - Google Patents
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Abstract
動力ドリル(1)のハウジングと協働する引込み可能なアーム(10,11)を有する動力ドリル用の一体形案内機構。加工物係合ベース(14)が引込み可能なアームに取り付けられている。引込み可能なアームは、ベースをチャック(6)越しに動力ドリルのハウジングに向かって引っ込めることができ、キャッチ構造がアームを引込み状態に保持する。案内機構のベースは、ベースをパイプ又は他の非平坦面に当てた状態で安定的に位置決めできる受座(20)を有している。受座は、ドリルビットが接近する側部と反対側のベースの側部に位置決めされ、又は穿孔されるべき物品を抱え込むようドリルビットが接近する側部と同一の側に位置決めされるVブロック(24)を有するのがよい。
Description
【技術分野】
【0001】
本発明は、動力ドリルに関し、特に動力ドリルと一体形成された動力ドリル用案内機構に関する。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0002】
動力ドリルを用いて穴を硬くて滑らかな表面に開ける場合、表面に窪みが作られるまではドリルは制御が困難である。これは、石工及び板金表面の場合に特に当てはまる。かくして、ドリルビットが表面に接触すると、ドリルビットは、食い込んで穿孔を開始するのに十分な窪みを表面に形成する前に、表面中(じゅう)を跳ね(スキップし)又は踊る(ダンスする)場合が多い。この跳ねたり踊ったりの結果として、表面仕上げが粗くなるだけでなく、最終的に穿孔された穴がその意図した位置からずれる場合が多い。
【0003】
この問題を解決する一方法は、穴を開ける前に表面を圧印し又は窪ませることである。これは僅かな数の孔を開けようとするに過ぎない場合には手頃な解決策であるが、この手法は、多数の穴開けが必要な場合には時間がかかり且つ面倒になる。
また、加工物に垂直な又はこれに対し選択された角度で穴を開ける場合にも問題が生じる。
【0004】
本発明の目的は、取付け状態のドリルビット又は他の回転工具が機械加工されるべき表面に近づくと、ドリルを安定化すると共にこれを案内する一体形のドリル及び案内機構を提供することにある。
本発明の別の目的は、加工物の表面に垂直な又はこれに対して選択された角度をなす穴を加工物に開けることができるようにすることにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
したがって、本発明の要旨は一形態では、動力ドリルであって、駆動手段を収納したハウジングと、前記駆動手段に作動的に連結されたチャックとを有し、前記チャックは、回転工具を受け入れて前記回転工具をその長手方向軸線回りに回転させる連結部を有し、前記動力ドリルは、前記動力ドリルを表面に対して位置決めするベース及び前記ハウジングに設けられた係合手段内に受入れ可能な状態でベースに設けられていて、回転工具をチャック上に受け入れる連結部を少なくとも越えて前記ベースを前記ハウジングに向かって引っ込める引っ込み可能なアームを含む一体形案内機構を更に有していることを特徴とする動力ドリルにある。
【0006】
引っ込み可能なアームは、ベースの引っ込みを制限する調節可能な深さ停止部を備えるのがよい。これにより、ドリルビットはベースを越えて或る距離しか進むことができず、したがって、ドリルビットが穿孔されるべき物体の表面を越えて進むことができる深さを効果的に制限するようにする。
好ましくは、ベースは、加工物係合面を備え、これにより、例えば加工物の表面に垂直な穴を穿孔することができる。したがって、本質的には、加工物係合面は、引っ込み可能なアームに対し実質的に直角であり、又はアームに対し選択された角度に設定できる。
【0007】
本発明の一形態では、ベースは、ベースをパイプ又は他の平坦面に当てて安定的に位置決めできる受座を備えるのがよい。受座はベースの外面上に設けられるのがよく、受座はベースがドリルビットに向かって引っ込むと、物体、例えばパイプに押し付けられるようになっている。変形例として、受座は、ベースの内面に設けられてもよく、物体はベースをドリルビットに向かって引っ込めると、受座によって定位置に保持されるようになっている。かかる受座は、管、パイプ又はロッドを支持し又はこれに係合するVブロックを有するのがよい。受座は、互いに平行な側部を備えた物体の中心線上の穿孔を助けるガイドを更に有するのがよい。
【0008】
案内機構が例えばコーナ部への穿孔又はコーナ部の近くでの穿孔の際に障害物となる場合でもドリルを利用できるようにするため、案内機構のアームは、案内機構のベースをドリルのハウジングの近くに引き付けるようハウジング内に完全に引っ込み可能であるのがよい。また、ベースはハウジングの横方向寸法を横方向に越えて突き出ないことが好ましい。
【0009】
ハウジング内の係合手段は、ハウジングに設けられていて、アームを受け入れるようになった長手方向孔から成るのがよく、アームは、孔内で長手方向に動くことができる。
長手方向孔と関連して設けられていて、アームをハウジング内に完全に引っ込めたときにアームを捕らえるキャッチ手段が設けられる。キャッチ手段は、アームをこれらの完全引っ込み位置から解放するようユーザによって作動可能な解除ボタン機構を有するのがよい。解除ボタン機構は、動力ドリルの後方部分のところでハウジング上に位置決めされていることが好ましい。
【0010】
好ましくは、長手方向孔は、ドリルの幅の最も広い部分の下に設けられ、したがって、これら長手方向孔は、ドリルが本発明の一体形案内機構を有していない場合よりもドリルのハウジングの幅を広くならないようにする。それ故、アームは、横方向に互いに向かい合った状態からずれてベースに設けられている。
【0011】
駆動手段は、ベースを引っ込めると、動力手段がロックされてチャック内での回転ツールの交換のためにチャックの手動回転を可能にするようになった駆動手段用のシャフトロックを有するのがよい。
ドリルビットを保持するためにキーレス(キー無し)チャックが用いられる場合、ドリルビットの交換の際にオペレータがチャックの回転自在な部分を掴んでこれを回すことができるようベースはチャックの回転可能な部分の下に引っ込み可能であることが好ましい。
【0012】
変形例として、ベースはその引っ込み位置では、チャックの固定部分に係合してチャックのその部分を保持する一方でチャックの回転部分をキーにより又は手動で回転させてチャック内の回転工具の交換を行うことができるようになっているのがよい。ベースとチャックの係合は、ベースに設けられていて、チャックに設けられた歯と対応関係をなして噛み合う内向きの1組の歯で行われるのがよい。
この実施形態では、キャッチ構造は、回転工具交換の間、ベースを引っ込み位置に保持するために設けられている。上記特徴は、キーレスチャック作業に有利であるが、これは又、キー付きチャックを用いる場合にも接近性を向上させることができる。
【0013】
本発明の要旨は、別の形態では、ハウジング、ハウジング内に収納された駆動手段及び駆動手段に作動的に連結されるチャックを有する動力ドリル用の案内機構であって、前記動力ドリルのハウジングと協働する引っ込み可能なアーム及び前記引っ込み可能なアームに連結されたベースを有し、引っ込み可能なアームは、ベースをチャック越しに動力ドリルのハウジングに向かって引っ込めることができることを特徴とする案内機構にある。
好ましくは、案内機構のベースは、ベースをパイプ又は他の非平坦面に当てて安定的に位置決めできる受座を有している。
【0014】
受座は、ドリルビットが近づく側部と反対側のベースの側部に設けられ又は穿孔されるべき物品を抱え込むようドリルビットが近づく側部と同一の側に設けられるようになっているのがよい。
受座は、受座をベースに固定するようベースに形成された螺旋凹部と対応関係をなして係合するようになった螺旋溝付き外面を有するのがよく、この外面はベースの上又は下から係合可能である。
本発明の特徴、目的及び利点は、好ましい実施形態についての以下の説明及び添付の図面から明らかになろう。
【発明を実施するための最良の形態】
【0015】
図示の本発明の実施形態は、動力ドリル1と案内機構2の組合せを示している。
動力ドリル1は、駆動手段(図示せず)を収容したハウジング3を有している。図示の実施形態では、駆動手段は、充電池4によって動力供給される電動機である。動力手段を作動させるにはトリガスイッチ5を押す。
駆動手段は、ドリルビット7又は他の回転工具を受け入れる連結部8を備えたチャック6に作動的に連結されている。案内機構2は、ベース14及び引っ込み可能なアーム10,11を有するものとして示されている。図示の実施形態では、アームは、ハウジング3に形成された長手方向孔9内に摺動自在に受け入れられている。アーム10,11は、主モータハウジング3の下に位置決めされていて、互いに直径方向真向かいの状態ではベース14には固定されていない。別の実施形態(図示せず)では、引っ込み可能なアームをハウジングに形成された凹部内に入れ子式に押し込み可能であるのがよい。調整可能な深さ停止部を調節可能なアーム10,11のうち何れか一方又は両方に設けられた深さ停止カラー12によって提供するのがよい。それぞれの調節可能なアームに対するカラーの位置を固定するために締付け手段、例えばつまみねじ13を更に設けるのがよい。深さ停止カラーは、これがハウジング3に当接するまで引っ込み可能なアーム10,11が長手方向孔9内に引っ込むことができるようにする。
【0016】
ベース14に設けられた加工物係合面30は、アーム10、11に実質的に垂直な平面の状態にあり、それ故、使用の際、加工物係合面が平らな表面上に配置されると、ドリル7は、穿孔対象の加工物の平らな表面に垂直な穴を開けることになる。
案内機構を用いてドリルビットが標的表面に侵入する深さを制限する状況においては、深さ停止部からベースまでの距離は、係合手段とチャックの端部の当接部からの長手方向距離よりも大きいことが必要である。
【0017】
場合によっては、例えば、標的表面がコーナ部の壁の近くに位置している場合、案内機構が存在すると、その表面に接近することが困難な場合がある。これらの状況においては、深さ停止カラー13をベース14に当接するよう動かすのがよく、それによりベース14をチャック6へのドリルビット連結部を越えてハウジングに向かって引っ込めることができる。このようにすると、ベースは、チャックの端部のところのドリル連結部の後に効果的に位置決めされ、それによりドリルビットの端部への接近性が向上する。
【0018】
動力ドリル及び関連のドリルビットを表面に対して位置決めするベース14は、引っ込み可能なアームを深さ停止部12によって許容される移動の度合いまで係合手段内に摺動させることによりドリルを標的位置に向かって動かすまで、ドリルビットを穿孔されるべき位置でターゲット表面に隣接して安定的に支持する。これにより、ドリルビットが標的表面に近づき、これに接触し、そしてこれを貫通しているとき、動力ドリル及びドリルビット7を支持することができる。
【0019】
また、オペレータがキーレスチャックを掴んでドリルビットの交換を容易にすることができるようにするためには、ベースがチャックを越えてハウジングに向かって引っ込み可能であることが好ましい。接近性を向上させることはキー付きチャックに関しても有利である。
チャックをドリル7の交換中しっかりと保持することができるようにするため、ベース14を図2に示すように完全に引っ込めて引っ込み位置に保持するのがよい。
ベースを引っ込み位置に保持するため、アーム10,11の一部と係合するキャッチ構造(図示せず)がハウジング3内に設けられている。キャッチ構造は、ハウジングの後部の各側部に設けられたボタン19によって解除される。キャッチ構造は、ベース14を完全に引っ込めたときにアーム10,11に自動的に係合するように設定できる。アームは、図1に示すようにこれらの伸長位置まで伸長するようばね押し可能である。
ドリルは、シャフトロック(図示せず)を有するのがよく、このシャフトロックは、少なくともベース14が完全引っ込み位置にあるとき、チャックを保持してドリルビット又は他の回転工具をチャック内に嵌め込んでチャックを締め付けることができるようになっている。
【0020】
本発明は又、平らでない表面に穴を開けているとき、ドリルビットを安定的に案内すると共にこれを支持するのに用いることもできる。案内機構を穿孔されるべき物体に対して安定化するのを助けるため、ベースは、図3〜図6に種々の形態で示されているベース取付け手段又は受座20を備えるのがよい。
受座20は、円筒形延長部28を備え、この円筒形延長部は、受座20をベースに対して固定するようベースに形成された螺旋凹部22(図1参照)と係合する螺旋溝付き外面(図示せず)を有している。受座20を追加することにより、加工物係合面25が広くなり、これにより、穿孔中の安定性を高めることができる。
【0021】
受座ベース25は、滑らかな表面上におけるベースの動きを阻止するのを助けるために例えばローレット切りにより滑り止め表面を備えるのがよい。
図3〜図6に示す受座20は、小さな円筒形物体28、例えばパイプに用いるのに適しており、受座20からドリルに向かって延びる2つのVブロック24を備えている。受座20は、Vブロック24がドリルから遠ざかって延び(図4及び図5)又はドリルに向かって延びる(図3及び図6)ようベース14に取り付けられるようになっているものであるのがよい。Vブロックは、穿孔されるべき円筒形物体を受け入れ、Vブロックの形状に鑑みて、或る直径範囲のパイプを本発明の案内手段を用いてパワードリルにより安定的に標的にしてこれを穿孔することができる。内方に向いたVブロックが、図6に使用状態で示されている。
【0022】
受座20の別の位置が図4に示されており、かかる位置により、穴を物品のその中心線に沿って開けることができる。受座20は、Vブロック24がドリルから遠ざかって延びて穿孔されるべき物体27の何れかの側に接触することができるよう裏返しにされている。ベース14を各Vブロックの側部が穿孔されるべき物体の側部に接触するまで回転させる。次に、穴を上述したように物体に開ける場合、結果的に得られる穴は、物品の中心線に位置することになろう。かかる受座は、穿孔されるべき穴を加工物の中心線上に設けることが必要な場合に特に有用である。
【0023】
図5に示すように、Vブロック24が外方に向いた状態で、ガイドを用いて大径のパイプ又は管26を穿孔することができる。本発明の案内機構を動力ドリルと一体に形成してもよく、又は別個の取付け手段として製作してもよく、かかる案内機構は、ドリルビットを標的物体に向かって安定的且つ正確に案内することができる。案内機構により得られるこの安定性により、標的物体に接触してこれを貫通する穿孔作業中、ベースを表面に当てた状態で定位置に保持するだけでドリルビットをオペレータが定位置に保持することができる。これにより、硬くて滑らかな表面上でのドリルビットの跳ね又は踊りが生じる恐れが大幅に減少し、それにより、穴を開ける前に最初に表面を圧印し又は窪ませる必要性が減少し、場合によってはその必要性が無くなる。
【0024】
当業者であれば、本発明の精神及び範囲に属する変形を容易に想到できるので、本発明は、開示した特定の実施形態には限定されないことは理解されるべきである。
【図面の簡単な説明】
【0025】
【図1】本発明の実施形態の斜視図である。
【図2】ベースが引っ込み状態にある図1に示す実施形態の図である。
【図3】受座が付け足された状態の図1に示す実施形態の図である。
【図4】中央穿孔のために受座が付け加えられた状態の実施形態の図である。
【図5】非平坦物体、例えば管を穿孔するための図4の実施形態の図である。
【図6】小さな円筒形物体を穿孔するための図3に示す実施形態の図である。
【0001】
本発明は、動力ドリルに関し、特に動力ドリルと一体形成された動力ドリル用案内機構に関する。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0002】
動力ドリルを用いて穴を硬くて滑らかな表面に開ける場合、表面に窪みが作られるまではドリルは制御が困難である。これは、石工及び板金表面の場合に特に当てはまる。かくして、ドリルビットが表面に接触すると、ドリルビットは、食い込んで穿孔を開始するのに十分な窪みを表面に形成する前に、表面中(じゅう)を跳ね(スキップし)又は踊る(ダンスする)場合が多い。この跳ねたり踊ったりの結果として、表面仕上げが粗くなるだけでなく、最終的に穿孔された穴がその意図した位置からずれる場合が多い。
【0003】
この問題を解決する一方法は、穴を開ける前に表面を圧印し又は窪ませることである。これは僅かな数の孔を開けようとするに過ぎない場合には手頃な解決策であるが、この手法は、多数の穴開けが必要な場合には時間がかかり且つ面倒になる。
また、加工物に垂直な又はこれに対し選択された角度で穴を開ける場合にも問題が生じる。
【0004】
本発明の目的は、取付け状態のドリルビット又は他の回転工具が機械加工されるべき表面に近づくと、ドリルを安定化すると共にこれを案内する一体形のドリル及び案内機構を提供することにある。
本発明の別の目的は、加工物の表面に垂直な又はこれに対して選択された角度をなす穴を加工物に開けることができるようにすることにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
したがって、本発明の要旨は一形態では、動力ドリルであって、駆動手段を収納したハウジングと、前記駆動手段に作動的に連結されたチャックとを有し、前記チャックは、回転工具を受け入れて前記回転工具をその長手方向軸線回りに回転させる連結部を有し、前記動力ドリルは、前記動力ドリルを表面に対して位置決めするベース及び前記ハウジングに設けられた係合手段内に受入れ可能な状態でベースに設けられていて、回転工具をチャック上に受け入れる連結部を少なくとも越えて前記ベースを前記ハウジングに向かって引っ込める引っ込み可能なアームを含む一体形案内機構を更に有していることを特徴とする動力ドリルにある。
【0006】
引っ込み可能なアームは、ベースの引っ込みを制限する調節可能な深さ停止部を備えるのがよい。これにより、ドリルビットはベースを越えて或る距離しか進むことができず、したがって、ドリルビットが穿孔されるべき物体の表面を越えて進むことができる深さを効果的に制限するようにする。
好ましくは、ベースは、加工物係合面を備え、これにより、例えば加工物の表面に垂直な穴を穿孔することができる。したがって、本質的には、加工物係合面は、引っ込み可能なアームに対し実質的に直角であり、又はアームに対し選択された角度に設定できる。
【0007】
本発明の一形態では、ベースは、ベースをパイプ又は他の平坦面に当てて安定的に位置決めできる受座を備えるのがよい。受座はベースの外面上に設けられるのがよく、受座はベースがドリルビットに向かって引っ込むと、物体、例えばパイプに押し付けられるようになっている。変形例として、受座は、ベースの内面に設けられてもよく、物体はベースをドリルビットに向かって引っ込めると、受座によって定位置に保持されるようになっている。かかる受座は、管、パイプ又はロッドを支持し又はこれに係合するVブロックを有するのがよい。受座は、互いに平行な側部を備えた物体の中心線上の穿孔を助けるガイドを更に有するのがよい。
【0008】
案内機構が例えばコーナ部への穿孔又はコーナ部の近くでの穿孔の際に障害物となる場合でもドリルを利用できるようにするため、案内機構のアームは、案内機構のベースをドリルのハウジングの近くに引き付けるようハウジング内に完全に引っ込み可能であるのがよい。また、ベースはハウジングの横方向寸法を横方向に越えて突き出ないことが好ましい。
【0009】
ハウジング内の係合手段は、ハウジングに設けられていて、アームを受け入れるようになった長手方向孔から成るのがよく、アームは、孔内で長手方向に動くことができる。
長手方向孔と関連して設けられていて、アームをハウジング内に完全に引っ込めたときにアームを捕らえるキャッチ手段が設けられる。キャッチ手段は、アームをこれらの完全引っ込み位置から解放するようユーザによって作動可能な解除ボタン機構を有するのがよい。解除ボタン機構は、動力ドリルの後方部分のところでハウジング上に位置決めされていることが好ましい。
【0010】
好ましくは、長手方向孔は、ドリルの幅の最も広い部分の下に設けられ、したがって、これら長手方向孔は、ドリルが本発明の一体形案内機構を有していない場合よりもドリルのハウジングの幅を広くならないようにする。それ故、アームは、横方向に互いに向かい合った状態からずれてベースに設けられている。
【0011】
駆動手段は、ベースを引っ込めると、動力手段がロックされてチャック内での回転ツールの交換のためにチャックの手動回転を可能にするようになった駆動手段用のシャフトロックを有するのがよい。
ドリルビットを保持するためにキーレス(キー無し)チャックが用いられる場合、ドリルビットの交換の際にオペレータがチャックの回転自在な部分を掴んでこれを回すことができるようベースはチャックの回転可能な部分の下に引っ込み可能であることが好ましい。
【0012】
変形例として、ベースはその引っ込み位置では、チャックの固定部分に係合してチャックのその部分を保持する一方でチャックの回転部分をキーにより又は手動で回転させてチャック内の回転工具の交換を行うことができるようになっているのがよい。ベースとチャックの係合は、ベースに設けられていて、チャックに設けられた歯と対応関係をなして噛み合う内向きの1組の歯で行われるのがよい。
この実施形態では、キャッチ構造は、回転工具交換の間、ベースを引っ込み位置に保持するために設けられている。上記特徴は、キーレスチャック作業に有利であるが、これは又、キー付きチャックを用いる場合にも接近性を向上させることができる。
【0013】
本発明の要旨は、別の形態では、ハウジング、ハウジング内に収納された駆動手段及び駆動手段に作動的に連結されるチャックを有する動力ドリル用の案内機構であって、前記動力ドリルのハウジングと協働する引っ込み可能なアーム及び前記引っ込み可能なアームに連結されたベースを有し、引っ込み可能なアームは、ベースをチャック越しに動力ドリルのハウジングに向かって引っ込めることができることを特徴とする案内機構にある。
好ましくは、案内機構のベースは、ベースをパイプ又は他の非平坦面に当てて安定的に位置決めできる受座を有している。
【0014】
受座は、ドリルビットが近づく側部と反対側のベースの側部に設けられ又は穿孔されるべき物品を抱え込むようドリルビットが近づく側部と同一の側に設けられるようになっているのがよい。
受座は、受座をベースに固定するようベースに形成された螺旋凹部と対応関係をなして係合するようになった螺旋溝付き外面を有するのがよく、この外面はベースの上又は下から係合可能である。
本発明の特徴、目的及び利点は、好ましい実施形態についての以下の説明及び添付の図面から明らかになろう。
【発明を実施するための最良の形態】
【0015】
図示の本発明の実施形態は、動力ドリル1と案内機構2の組合せを示している。
動力ドリル1は、駆動手段(図示せず)を収容したハウジング3を有している。図示の実施形態では、駆動手段は、充電池4によって動力供給される電動機である。動力手段を作動させるにはトリガスイッチ5を押す。
駆動手段は、ドリルビット7又は他の回転工具を受け入れる連結部8を備えたチャック6に作動的に連結されている。案内機構2は、ベース14及び引っ込み可能なアーム10,11を有するものとして示されている。図示の実施形態では、アームは、ハウジング3に形成された長手方向孔9内に摺動自在に受け入れられている。アーム10,11は、主モータハウジング3の下に位置決めされていて、互いに直径方向真向かいの状態ではベース14には固定されていない。別の実施形態(図示せず)では、引っ込み可能なアームをハウジングに形成された凹部内に入れ子式に押し込み可能であるのがよい。調整可能な深さ停止部を調節可能なアーム10,11のうち何れか一方又は両方に設けられた深さ停止カラー12によって提供するのがよい。それぞれの調節可能なアームに対するカラーの位置を固定するために締付け手段、例えばつまみねじ13を更に設けるのがよい。深さ停止カラーは、これがハウジング3に当接するまで引っ込み可能なアーム10,11が長手方向孔9内に引っ込むことができるようにする。
【0016】
ベース14に設けられた加工物係合面30は、アーム10、11に実質的に垂直な平面の状態にあり、それ故、使用の際、加工物係合面が平らな表面上に配置されると、ドリル7は、穿孔対象の加工物の平らな表面に垂直な穴を開けることになる。
案内機構を用いてドリルビットが標的表面に侵入する深さを制限する状況においては、深さ停止部からベースまでの距離は、係合手段とチャックの端部の当接部からの長手方向距離よりも大きいことが必要である。
【0017】
場合によっては、例えば、標的表面がコーナ部の壁の近くに位置している場合、案内機構が存在すると、その表面に接近することが困難な場合がある。これらの状況においては、深さ停止カラー13をベース14に当接するよう動かすのがよく、それによりベース14をチャック6へのドリルビット連結部を越えてハウジングに向かって引っ込めることができる。このようにすると、ベースは、チャックの端部のところのドリル連結部の後に効果的に位置決めされ、それによりドリルビットの端部への接近性が向上する。
【0018】
動力ドリル及び関連のドリルビットを表面に対して位置決めするベース14は、引っ込み可能なアームを深さ停止部12によって許容される移動の度合いまで係合手段内に摺動させることによりドリルを標的位置に向かって動かすまで、ドリルビットを穿孔されるべき位置でターゲット表面に隣接して安定的に支持する。これにより、ドリルビットが標的表面に近づき、これに接触し、そしてこれを貫通しているとき、動力ドリル及びドリルビット7を支持することができる。
【0019】
また、オペレータがキーレスチャックを掴んでドリルビットの交換を容易にすることができるようにするためには、ベースがチャックを越えてハウジングに向かって引っ込み可能であることが好ましい。接近性を向上させることはキー付きチャックに関しても有利である。
チャックをドリル7の交換中しっかりと保持することができるようにするため、ベース14を図2に示すように完全に引っ込めて引っ込み位置に保持するのがよい。
ベースを引っ込み位置に保持するため、アーム10,11の一部と係合するキャッチ構造(図示せず)がハウジング3内に設けられている。キャッチ構造は、ハウジングの後部の各側部に設けられたボタン19によって解除される。キャッチ構造は、ベース14を完全に引っ込めたときにアーム10,11に自動的に係合するように設定できる。アームは、図1に示すようにこれらの伸長位置まで伸長するようばね押し可能である。
ドリルは、シャフトロック(図示せず)を有するのがよく、このシャフトロックは、少なくともベース14が完全引っ込み位置にあるとき、チャックを保持してドリルビット又は他の回転工具をチャック内に嵌め込んでチャックを締め付けることができるようになっている。
【0020】
本発明は又、平らでない表面に穴を開けているとき、ドリルビットを安定的に案内すると共にこれを支持するのに用いることもできる。案内機構を穿孔されるべき物体に対して安定化するのを助けるため、ベースは、図3〜図6に種々の形態で示されているベース取付け手段又は受座20を備えるのがよい。
受座20は、円筒形延長部28を備え、この円筒形延長部は、受座20をベースに対して固定するようベースに形成された螺旋凹部22(図1参照)と係合する螺旋溝付き外面(図示せず)を有している。受座20を追加することにより、加工物係合面25が広くなり、これにより、穿孔中の安定性を高めることができる。
【0021】
受座ベース25は、滑らかな表面上におけるベースの動きを阻止するのを助けるために例えばローレット切りにより滑り止め表面を備えるのがよい。
図3〜図6に示す受座20は、小さな円筒形物体28、例えばパイプに用いるのに適しており、受座20からドリルに向かって延びる2つのVブロック24を備えている。受座20は、Vブロック24がドリルから遠ざかって延び(図4及び図5)又はドリルに向かって延びる(図3及び図6)ようベース14に取り付けられるようになっているものであるのがよい。Vブロックは、穿孔されるべき円筒形物体を受け入れ、Vブロックの形状に鑑みて、或る直径範囲のパイプを本発明の案内手段を用いてパワードリルにより安定的に標的にしてこれを穿孔することができる。内方に向いたVブロックが、図6に使用状態で示されている。
【0022】
受座20の別の位置が図4に示されており、かかる位置により、穴を物品のその中心線に沿って開けることができる。受座20は、Vブロック24がドリルから遠ざかって延びて穿孔されるべき物体27の何れかの側に接触することができるよう裏返しにされている。ベース14を各Vブロックの側部が穿孔されるべき物体の側部に接触するまで回転させる。次に、穴を上述したように物体に開ける場合、結果的に得られる穴は、物品の中心線に位置することになろう。かかる受座は、穿孔されるべき穴を加工物の中心線上に設けることが必要な場合に特に有用である。
【0023】
図5に示すように、Vブロック24が外方に向いた状態で、ガイドを用いて大径のパイプ又は管26を穿孔することができる。本発明の案内機構を動力ドリルと一体に形成してもよく、又は別個の取付け手段として製作してもよく、かかる案内機構は、ドリルビットを標的物体に向かって安定的且つ正確に案内することができる。案内機構により得られるこの安定性により、標的物体に接触してこれを貫通する穿孔作業中、ベースを表面に当てた状態で定位置に保持するだけでドリルビットをオペレータが定位置に保持することができる。これにより、硬くて滑らかな表面上でのドリルビットの跳ね又は踊りが生じる恐れが大幅に減少し、それにより、穴を開ける前に最初に表面を圧印し又は窪ませる必要性が減少し、場合によってはその必要性が無くなる。
【0024】
当業者であれば、本発明の精神及び範囲に属する変形を容易に想到できるので、本発明は、開示した特定の実施形態には限定されないことは理解されるべきである。
【図面の簡単な説明】
【0025】
【図1】本発明の実施形態の斜視図である。
【図2】ベースが引っ込み状態にある図1に示す実施形態の図である。
【図3】受座が付け足された状態の図1に示す実施形態の図である。
【図4】中央穿孔のために受座が付け加えられた状態の実施形態の図である。
【図5】非平坦物体、例えば管を穿孔するための図4の実施形態の図である。
【図6】小さな円筒形物体を穿孔するための図3に示す実施形態の図である。
Claims (20)
- 動力ドリルであって、駆動手段を収納したハウジングと、前記駆動手段に作動的に連結されたチャックとを有し、前記チャックは、回転工具を受け入れて前記回転工具をその長手方向軸線回りに回転させる連結部を有し、前記動力ドリルは、前記動力ドリルを表面に対して位置決めするベース及び前記ハウジングに設けられた係合手段内に受入れ可能な状態でベースに設けられていて、回転工具をチャック上に受け入れる連結部を少なくとも越えて前記ベースを前記ハウジングに向かって引っ込める引っ込み可能なアームを含む一体形案内機構を更に有していることを特徴とする動力ドリル。
- 引っ込み可能なアームは、ベースの引っ込みを制限する調節可能な深さ停止部を備えていることを特徴とする請求項1記載の動力ドリル。
- ベースは、加工物係合面を備えていることを特徴とする請求項1記載の動力ドリル。
- 加工物係合面は、引っ込み可能なアームに対し実質的に直角であり、又はアームに対し選択された角度に設定できることを特徴とする請求項3記載の動力ドリル。
- ベースは、ベースをパイプ又は他の平坦面に当てて安定的に位置決めできる受座を備えていることを特徴とする請求項1記載の動力ドリル。
- 受座はベースの外面上に設けられ、受座はベースがドリルビットに向かって引っ込むと、物体、例えばパイプに押し付けられるようになっていることを特徴とする請求項5記載の動力ドリル。
- 受座は、ベースの内面に設けられていて、物体はベースをドリルビットに向かって引っ込めると、受座によって定位置に保持されるようになっていることを特徴とする請求項5記載の動力ドリル。
- 受座は、管、パイプ又はロッドを支持し又はこれに係合するVブロックを有していることを特徴とする請求項5記載の動力ドリル。
- 受座は、互いに平行な側部を備えた物体の中心線上の穿孔を助けるガイドを有していることを特徴とする請求項5記載の動力ドリル。
- 前記ハウジング内の係合手段は、ハウジングに設けられていて、アームを受け入れるようになった長手方向孔から成り、アームは、孔内で長手方向に動くことができることを特徴とする請求項1記載の動力ドリル。
- 長手方向孔と関連して設けられていて、アームをハウジング内に完全に引っ込めたときにアームを捕らえるキャッチ手段が設けられていることを特徴とする請求項10記載の動力ドリル。
- キャッチ手段は、アームをこれらの完全引っ込み位置から解放するようユーザによって作動可能な解除ボタン機構を有していることを特徴とする請求項10記載の動力ドリル。
- 解除ボタン機構は、動力ドリルの後方部分のところでハウジング上に位置決めされていることを特徴とする請求項10記載の動力ドリル。
- 長手方向孔は、ドリルの幅の最も広い部分の下に設けられていることを特徴とする請求項10記載の動力ドリル。
- アームは、互いに横方向反対側に位置した状態からずれてベースに設けられていることを特徴とする請求項1記載の動力ドリル。
- 駆動手段は、ベースを引っ込めると、動力手段がロックされてチャック内での回転ツールの交換のためにチャックの手動回転を可能にするようになった駆動手段用のシャフトロックを有していることを特徴とする請求項1記載の動力ドリル。
- ハウジング、ハウジング内に収納された駆動手段及び駆動手段に作動的に連結されるチャックを有する動力ドリル用の案内機構であって、前記動力ドリルのハウジングと協働する引っ込み可能なアーム及び前記引っ込み可能なアームに連結されたベースを有し、引っ込み可能なアームは、ベースをチャック越しに動力ドリルのハウジングに向かって引っ込めることができることを特徴とする案内機構。
- 案内機構のベースは、ベースをパイプ又は他の非平坦面に当てて安定的に位置決めできる受座を有していることを特徴とする請求項17記載の動力ドリル用案内機構。
- 受座は、ドリルビットが近づく側部と反対側のベースの側部に設けられ又は穿孔されるべき物品を抱え込むようドリルビットが近づく側部と同一の側に設けられるようになっていることを特徴とする請求項18記載の動力ドリル用案内機構。
- 受座は、受座をベースに固定するようベースに形成された螺旋凹部と対応関係をなして係合するようになった螺旋溝付き外面を有していることを特徴とする請求項18記載の動力ドリル用案内機構。
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