JP2004520499A - 複数のトイレケア作用を有する装置 - Google Patents

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Abstract

活性物質のための槽と、複数のトイレケア作用を有する装置を便器のリムから懸垂する懸垂手段とを備え、それによって、各水洗洗浄動作によって、活性物質を便器内の水洗洗浄水に分配する、複数のトイレケア作用を有する装置である。上記槽には、かかる活性物質のための少なくとも2つのコンパートメントが設けられる。特定の実施形態では、上記コンパートメント内に活性液体が配置される。この状況では、上記装置には、ホルダと、該ホルダに脱着式に連結される上記コンパートメントを有するボトルと、上記装置が便器のリムから懸垂されると便器内の水洗洗浄水の経路に配置されて、各水洗洗浄動作によって便器に活性物質を付着させるようにする液体収集部材とが設けられ、コンパートメントの収容物は、液体収集部材と常につながっている。

Description

【技術分野】
【0001】
本発明は、活性物質(active substance)のための槽と、複数のトイレケア作用(toilet care action)を有する装置を便器のリムから懸垂する懸垂手段が設けられ、それによって、各水洗洗浄動作によって活性物質が便器内の水洗洗浄水に与えられるようにする、複数のトイレケア作用を有する装置に関する。この槽は、活性液体だけでなく、水溶性の活性物質の清浄ブロックも収容することができる。
【0002】
槽が活性液体に適する限りにおいて、かかる装置は、欧州特許明細書第0785315号から知られている。この公知の装置の複数の作用は、各水洗洗浄動作による便器の清浄、およびトイレ空間の新鮮な芳香の永続する拡散を含む。この目的のため、ボトルは、新鮮な芳香の散布のための揮発性物質が溶解している清浄液のための槽を備える。液体収集部材は多孔性塊状体によって形成することができ、この多孔性塊状体を介して槽の収容物が周囲空気と連通する。液体排出口および空気供給口(どちらも適当に選択された寸法を有する)を使って、多孔性塊状体の液圧は、常に略等しく、かつ槽の液位とは独立して保たれ、それによって、ボトルの全耐用寿命の間、常に、多孔性塊状体の略一定の飽和がもたらされるようにしている。各水洗洗浄動作後、このような飽和状態が回復される一方、多孔性塊状体を介して揮発性成分の永続的散布が行われる。多孔性塊状体に代わって、液体収集部材を、1つまたは複数の締め付けられた(constricted)排出口によって、またはコンパートメントの排出口の狭いフロースルー開口を設けたプラグによっても形成することができる。
【0003】
実際には、かかる装置は非常に適しているが、その使用は限られているため、先に述べた2重(twofold)トイレケア作用の他に、2重作用よりも多くの作用を装置に与えることが望ましい。たとえば、石灰形成の防止の効果のある成分を拡散すること、および/または漂白効果を有する成分を拡散することも望ましいことがある。これらの成分は、槽内に既に存在する成分と組み合わせることができないことが多い。
【0004】
したがって、本発明の目的は、複数のトイレケア作用を有する装置であって、成分の組合せができる点に関して公知の装置より広く使用されることを可能にする装置を提供することである。
【0005】
この目的のため、本発明により、プリアンブルに記載される装置は、槽に活性物質のための少なくとも2つのコンパートメントが設けられていることを特徴とする。少なくとも2つのコンパートメントが活性液体で充填されている限りにおいて、装置はさらに、ホルダと、該ホルダに着脱式に任意選択的に連結される、少なくとも2つのコンパートメントを含む槽を有するボトルと、装置が便器のリムから懸垂されると便器内の水洗洗浄水の経路に配置されて、各水洗洗浄動作によって活性液体を水洗洗浄水に添加する液体収集部材とを設けられ、上記コンパートメントの収容物は、液体収集部材と常につながっていることを特徴とする。この文脈において常につながっていることが意味することは、液体収集部材が、連続的に、または周期的に(たとえば滴下で)、活性物質を提供されるようなつながりである。
【0006】
複数のコンパートメントが槽に設けられると、これらのコンパートメント内の液体が異なる粘度を有する可能性があるという問題が起こる。これらの種々の粘度によって、さらにコンパートメントの液体排出口のサイズのばらつきによって、液体の排出粘度を変わる可能性があり、その結果一方のコンパートメントが他方のコンパートメントよりも早く空になる。このような相違は、数日の期間にまで及ぶ可能性がある。これを防止するために、両エアスペース内の降下圧力が等しくなるようにしておかねばならない。本発明によれば、等しい降下圧力を実現するのは、装置が使用状態になるとそれを使ってコンパートメントが互いに連通するようになることができる連結部材が存在する点である。
【0007】
先に述べたように、ボトルは、任意選択的に着脱式にホルダに連結される。したがって、ボトルはホルダとは別に配され、複数のコンパートメント内の液体は当然に互いと混ざらない。したがって、着脱式のボトルを備える実施形態の場合、本発明はさらに、ボトルがホルダに嵌合する前に連結部材がコンパートメントを別々に密閉することを特徴とする。この連結では、連結部材は、ボトルがホルダに嵌合したとき、あるいはその嵌合の直前または直後に、それを使って、コンパートメントのそれぞれにおけるエアスペースが互いに連通するようになる閉塞/解放手段を備えることが好ましい。ホルダにボトルを嵌合すると、2つのエアスペース間に連通が即座にもたらされる。これは、ボタンを手動で作動することによって行われるため、ボトルがホルダ上に嵌合する直前またはその直後に行うことができる。かかるボタンは、ボトルがホルダに一体形成されているか、またはホルダに固定連結されている状態で使用することができる。
【0008】
具体的な一実施形態では、装置は、2つのコンパートメントが存在し、連結部材には、コンパートメントのそれぞれに配置された、開いた管状部材が設けられており、その管状部材の上端が各エアスペースで終端しているとともに、その管状部材の2つの下端が互いに連通していること、さらに、閉塞/解放手段が2つのロッド形状部材によって形成され、これらのロッド形状部材のそれぞれは、各管状部材を通って延出し、ボトルがホルダ上に嵌合していない間は各管状部材を密閉し、ボトルがホルダ上に嵌合するとエアスペースに互いに連通をもたらすことを特徴とする。このことは、ボトルがホルダ上に嵌合するとすぐに、装置が直立状態に保たれ、便器のリムからこの位置に懸垂されることになり、2つのコンパートメント内の液体が互いと混ざらないようにする。閉塞/解放手段を有する連結部材は、上下に可動な区画プレートまたは小コックによって形成することもできる。
【0009】
さらに、これまで説明してきたように、装置は、清浄ブロックと組み合わせる場合が好ましいことを呈する。本発明によれば、槽は、内部に備わる活性物質ブロックを有するコンパートメントをその端部に設けられ、活性物質のブロックもまた、装置が便器のリムから懸垂されると便器内の水洗洗浄水の経路にあって、各水洗洗浄動作によって、水洗洗浄水に溶解されているある量の活性物質を便器に付着させる。
【0010】
平面置きの清浄ブロックが設けられるホルダからなる、便器のリムから懸垂されるべき装置が長い間知られてきたが、この装置には、水洗洗浄水に対して物質の連続的な放出が得られないこと、物質の溶解性が不十分である場合が多いこと、および清浄ブロックが小さくなるにつれて清浄ブロックが非常に砕けやすくなること、という欠点がある。これらの不利な影響は、水洗洗浄の間、水洗洗浄水がブロック全体にわたって流れるために特に起こる。本発明による組み合わされた装置を用いて、これらの不利な影響が発生することを防止するために、ブロックは、ブロックの耐用寿命の最長期間、水洗洗浄動作中に、水洗洗浄水と部分的にしか接触しないように設計かつ配置された。したがって、毎回、ブロックの一部分だけが活性物質を水洗洗浄水に放出する。ブロックの残りの部分は乾燥したままである。さらに、ブロックは、ブロックの耐用寿命の最長期間、水洗洗浄水と接触するブロックの部分が不変であるように構成かつ配置される場合、活性物質の均一の放出が得られる。水洗洗浄動作ごとにブロックの少しの部分しか溶解しないため、ブロック全体は若干減るだけであり、それによって、各水洗洗浄動作後、ブロックの略同一の表面が水洗洗浄水と接触するようになっている。もっぱら、耐用寿命の終わりまでには、水洗洗浄水への投与量が減少する可能性があるとともに、まさに最後の瞬間に砕ける可能性すらある。しかしながら、本発明による特徴により、槽内で平坦に構成された公知の清浄ブロックに比して、耐用寿命がかなり長くなり得る。好適な実施形態では、ブロックは、ビーム形であり、垂直に配置される。
【0011】
上述の具体的な実施形態では、各コンパートメントは、2つの液体コンパートメント間にブロックを配置することによって実施され得る。したがって、各コンパートメントには、液体収集部材と略同じ高さに位置付けられた排出口が設けられている。
【0012】
本発明は、上述の装置に関するだけでなく、上述したホルダと組み合わせて使用できる種々の活性物質のための複数のコンパートメントを備えた槽を有する、独立して水循環に置くことができるボトルにも関する。
【0013】
本発明は、添付図面に基づき、直ちに明らかにされるであろう。
【0014】
図面中、対応する部分は、同じ参照符号で示されている。
【0015】
本発明による複数のトイレケア作用を有する装置の、図1〜図6に示された例示的な実施形態は、ホルダ1、該ホルダに脱着式に連結される活性液体のための槽を有するボトル2を備える。ここでは、この槽は、壁36によって仕切られた2つのコンパートメント3および4を有する。便器のリムから装置を懸垂するためにホルダに連結される懸垂手段は、ここでは示されていない。これらは、先に言及した欧州特許出願第0785315号におけるものと同一とすることができる。装置にはさらに、多孔性液体吸収塊の形態をした液体収集部材5が設けられ、この液体収集部材5は、ボトル2がホルダ1に押し付けられると、常に、コンパートメント3および4内の液体とつながる。この多孔性塊状体は、装置が便器のリムから懸垂した状態になると水洗洗浄水の経路に位置付けられるようにホルダ1内に配置される。たとえば、多孔性塊状体は、スポンジ、または小型プレートの焼結多孔性材料としてデザインすることができる。
【0016】
ホルダ1には、それぞれコンパートメント3、4の各排出口8、9が連結可能である2つの連結ニップル6および7が設けられており、それによって、便器のリムから懸垂した状態で排出口が下方に向けられる。排出口8および9は、それぞれ連結ニップル6および7に連結された状態では、それぞれ閉塞壁10、11によって部分的に密閉され、閉塞壁のそれぞれには、それぞれ少なくとも1つの液体経路口12、13が設けられ、それぞれ溝路14、15で終端している。これらの溝路のそれぞれの出口は、限定された表面を有する多孔性塊状体に当接している。さらに、閉塞壁10、11はそれぞれ、周囲空気につながる空気供給口16、17を有する。液体経路口および空気供給口の寸法は、互いに、多孔性塊状体にかかる液圧が常に略等しく、コンパートメントの液位とは関係ないように、液槽にある液体の粘度に合わせて調整される。
【0017】
図1〜図6に明示するように、ホルダ1は、懸垂手段がその一部を形成している第1の成形ピース18から製造される。連結ニップル6、7、閉塞壁10、11、液体経路手段12、13、空気供給口16、17、および溝路14、15は、第2の成形ピース19の一部を形成し、この第2の成形ピース19は、スナップ連結を介して第1の成形ピース18に着脱式に連結される。多孔性塊状体5は、第1の成形ピース18と第2の成形ピース19との間に圧締(clamp−in)めされる。さらに、第1の成形ピース18は、水洗洗浄動作の際、多孔性塊状体5に存在する液体を排出するための、多孔性塊状体で終端している排出溝路すなわち毛管31を備える。
【0018】
ボトル2の排出口8および9はそれぞれ、シールキャップ(示さず)によって閉塞され、このシールキャップは、ホルダ1上にボトル2が配置されると各コンパートメントに押し込められ、それによって、コンパートメント3および4が開き、排出口8および9がなくなるようにしている。したがって、ボトル2がホルダ1に配置されたときに、コンパートメント3および4が同時に開かれることになる。シールキャップは、各コンパートメント内の液体上に浮かぶようなものとすることができ、したがって、当然に、それらのキャップは、排出口の上にヒンジ接続で配置されるか、あるいは排出口と隣接することもできる。ホルダの動作およびコンパートメントからの液体の放出は、それに関して、先に言及した欧州特許出願第0785315号に記載されているものと同一であり、その出願の内容は、図1〜図6の実施形態の、ここで与えられている記載の一部をなすことを理解されたい。
【0019】
ボトル2がホルダ1にまだ嵌合していない間は、コンパートメントは、互いに仕切られてなければならないが、ボトル2がホルダ1に嵌合するとこの仕切りは取り外され、コンパートメント3、4それぞれの上部のエアスペース20、21が互いに連通するようになり、この2つのスペース内の圧力が常に等しいままで、2つのコンパートメントからの放出が時間において略等しくなるようにしている。空気供給口16および17による空気供給、およびコンパートメント内の液体による空気供給は別として、エアスペースは、周囲空気から完全に閉鎖されている必要がある。2つのエアスペース内の圧力が互いに常に等しくあるようにするために、連結部材22には、コンパートメント3、4のそれぞれに配置された開いた管状部材23、24それぞれが設けられ、管状部材の上端は各エアスペースで終端し、下端はチャンバ25を介して互いに連通している。連結部材はさらに、2つのロッド形状部材26および27によって形成された閉塞/解放手段を備える。これらのロッド形状部材26および27はそれぞれ、各管状部材23、24を通って延出しており、シールプラグ28、29それぞれを有する上端に設けられている。ボトル2がホルダにまだ配置されていない間は、管状部材23および24の上端はそれぞれ、シールプラグ28、29によって密閉される。ボトルがホルダに配置されると、ロッド形状部材26および27は、第2の成形ピース19の突出端30に上方に押し付けられ、それにより、シールプラグ28および29がそれぞれエアスペース20、21内にさらに押され、管状部材23および24の内部およびチャンバ25を介して、空気流通が2つのエアスペース20および21の間に実現される。ボトル2がホルダ1に配置されるとすぐに、装置は、多少とも直立状態に保たれるとともに、この状態で便器のリムから懸垂されなければならない。
【0020】
ここに説明する例示的な実施形態では、ボトルの槽には、2つのコンパートメントが設けられている。しかしながら、数個のコンパートメントが存在してもよい。これは、図7において概略的な様式で示される。2つの液体コンパートメント3および4のほかに、該コンパートメントのエアスペース20および21も、連結部材22を使って互いと連通するようになることができ、これらの2つのコンパートメント3および4の間には、この例示的な実施形態では、垂直に配置された固定清浄ブロック34を設けた第3のコンパートメント33が設けられる。このコンパートメント33は、矢印Pで示す水洗洗浄動作によって、ある量の水洗洗浄水が、コンパートメント33のある一定の距離のところで底部に配置された水洗洗浄水供給口を介してコンパートメント33内に実質的に直接もたらされる。幅狭の開口35を介して、数分の間、中に溶解している清浄ブロックの物質34を有する水洗洗浄水が便器中に流れ、便器内で清浄作用を行う。ここで、排出口35は、多孔性部材5と略同じ高さに位置付けられる。
【0021】
図8〜図28は、本発明による第3の例示的な実施形態に関する。最初に、種々の成形部品をそれぞれ説明し、その後、組み合わされた状態の例示的な実施形態を説明する。
【0022】
図8は、ボトル102の排出口を通した長手方向の断面図であり、この図では、ボトル102はまだホルダ101に配置されていない。図1〜図6の例示的な実施形態の場合のように、ボトル102は、4つの成形部品、すなわち底部が閉塞キャップ(図11および図12に示した第2の成形部品)により閉塞される槽(図9および図10に示した第1の成形部品)から製造される。閉塞キャップ147は、ロッド形状閉塞部材126、127(図13に示した第3の成形部品)が含まれる2つの管状部材123、124を支持している。これらのロッド形状部材126、127は、別個の成形部品によって形成される。閉塞キャップ147において、液体排出口108、109は、シールプラグ128、129(図14および図15に示した第4の成形部品)によって閉塞される。懸垂手段143は、別個の成形部品(図16および図17)によって形成され、この別個の成形部品は、射出成形された後、ホルダ101に連結される。別個の成形部品でもあるホルダ101は、図18および図19に示される。このホルダの底部側に、この実施例では射出成形によって製造されている液体収集部材173(図20および図21)を取り付けることができる。
【0023】
種々の成形部品が組立てられた状態で協動する方法の説明に進む前に、まず、成形部品をそれぞれ説明する。
【0024】
図9および図10に示した槽は、分割壁136が配置される内部空間の境界を定めている外壁140を含む。外壁140および区分壁136はともに、2つのコンパートメント103、104の境界を定め、使用時には、各コンパートメントは、異なる配合を有する活性液体を収容する。図10は、懸垂手段143が当接する槽の側面を示す。凹部141は、懸垂手段143の幅を有していることが明示されている。また、懸垂手段143に配置されたフッキング部材144が係合可能なより深い凹部142も示されている。図9は、図11および図12に示された閉塞キャップ147のシール縁146と協動するシール縁145を明示している。さらに、槽には、2つの耳148、149および2つのガイド仕切り150、151が設けられ、これらのガイド仕切りは、ホルダ101との槽の嵌合を簡単にする。
【0025】
上記に既に述べたように、図11および図12に示した閉塞キャップは、ロッド形状閉塞部材126、127(図13)が含まれる2つの管状部材123、124を支持する。閉塞キャップ147にはさらに、2つの排出口108および109が設けられ、その排出口内に、組立てられていない状態でシールプラグ128、129が受け入れられる。図11および図12の閉塞キャップ147はさらに、槽のシール縁145と協動するシール縁146を明示している。さらに、槽のコンパートメントに当接している、もともと閉じている2つの第2のシール縁154が示されている。図12に示された閉塞キャップ147の底側面は、シール壁155によって境界を定められたエアチャンバ125を明示し、このシール壁155は、組立てられた状態では、ホルダ101上で、シール壁に係合するシール縁156と協動する。さらに、2つの遮蔽部材157が見られ、この遮蔽部材は、ロッド形状閉塞部材126、127が不慮に押されて、開いた状態になることを防止する。遮蔽部材158は、ボトル102がホルダ101に嵌合する前に、閉塞壁155が損傷してしまうことを防止する。閉塞キャップ147が歪むことを防止する補強仕切りが参照符号159で示されている。閉塞キャップ147上での槽の単純な組立てを可能にする中央部材が参照符号160および161で示されている。
【0026】
図13に示したロッド形状部材が、気密であるようにして、ボトル102の組立てられていない状態で、閉塞キャップ147の管状部材123、124の上側を密閉する。シャンク上に示された円筒形状部品163は、ロッド形状部材が鋳型から押し出され、かつ射出される位置を形成する。
【0027】
図14および図15に示されるシールキャップ128、129には、シールキャップ128、129の密閉作用を提供する多数のリム縁152、153が設けられている。
【0028】
図16および図17の懸垂手段は、便器のリムの周囲で湾曲し得る可撓性ブラケット143として設計される。可撓性ブラケット143には、先に述べたフッキング部材144が取り付けられている。さらに、リブ164は、ボトル102に対して可撓性ブラケット143を中心に置くためにブラケットと嵌合する。図17は、ホルダ101に押し込まれるブラケット143のノーズ165を明示している。ノーズ上には、ホルダ101へのノーズ165の挿入を制限する止め部)166が設けられる。ブラケット143がこの止め部上で撓むのを防止する補強リブが167で示される。ブラケット143の他方の自由端には、ブラケット143が便器のリムから摺動することを防止するためにリブ168が設けられている。さらにこれらのリブは、ブラケット143に装飾性を与える。
【0029】
図18はホルダ101の底面図を示し、図19はホルダ101の上面図を示す。ホルダ101には、中にボトル102を配置する周縁169が設けられる。上傾縁部170は、ボトル102の配置を容易にする。スロット171は良好な排水の機能を果たし、第2のスロット172は液体収集部材173へ良好な給水を提供する。可撓性ブラケット143のノーズ165を受け入れることのできる開口が、参照符号174で示されている。参照符号175は2つの突起を示し、これらの突起を使って、ロッド形状部材126、127が、ボトル102を配置したときに上方に押し付けられる。ボトル102に過剰圧力が生じそうである場合、たとえば、トイレ空間の温度上昇の結果、活性液体が、排出口108、109を介して押し出されることであろう。この液体がすべて、液体収集部材173上で全くなくなることを防止するために、ホルダ101に各排出口108、109においてバッファチャンバ176、177を設けられる。これらのバッファチャンバ176、177では、ボトル102がホルダ101に配置されたときに排出口108、109からシールキャップ128、129を押す4つの突起178が配置される。図19にはまた、バイパススロット179が明確に見られ、このバイパススロットを介して、あるボトル102内の過剰圧力で、活性液体がバッファチャンバ176、177に流入することができる。本質的に、これらのバイパススロット179を介して、活性液体はまた、中で圧力が減少したときにボトル102に流入し戻される。しかしながら、主としてこれらのバイパススロットは、ボトル102のコンパートメントへの空気供給の機能を有する。さらに、図19は、閉塞キャップ147の閉塞壁155と協動する、先に述べたシール縁156を明示している。さらに、シール縁156の周囲には、ボトル102の配置の際に閉塞壁155が損傷してしまうことを防止する保護壁180が配置される。図18の底面図には、この液体収集部材173をその配置に保つために、液体収集部材173における3つの開口194、195と協動する3つの突起181、182が明示されている。また、2つの排出口183、184が明確に見られ、これらの排出口を介して活性液体が液体収集部材173に到達する。仕切り185は、ホルダ101の安定性を高める機能を果たす。排出口183、184の周囲には、組み立てられた状態でこの液体収集部材173に自由端面が当接する円筒壁188が配置されている。
【0030】
図20および図21は、網状溝189、190が設けられた液体収集部材173を示し、その網状溝のうち半径方向溝189は、中央排出領域192、193から半径方向に延在している。液体収集部材173にはさらに、その仮想中心と排出領域192、193の中心と合う円形溝190が設けられる。同じく底側面上にも、液体収集部材173は、図21で示すように円形溝196を設けられる。多数の小さな孔191を介して、液体収集部材173の上面および下面が互いに連通しており、それによって、活性液体が液体収集部材173の上面および下面上の両方に蓄積することができるようにしている。図21では、液体収集部材173の円周が、溝196内にある活性液体が水洗洗浄動作時に流されることを防止する垂下縁197によって境界を定められることが明確に見られる。また、2つの突起198が示されており、これらの突起を使って、便器の壁に液体収集部材173が係止する。また、中央仕切り199が、液体収集部材173の上面に配置されて示されおり、この仕切りは、種々の活性液体が互いに混合することを防止する。さらに、開口194、195が明確に示されており、これらの開口の上に、ホルダ101の突起181、182が、ホルダ101に液体収集部材173を連結するために係合する。
【0031】
液体収集部材173の本発明の例示的な実施形態では、孔191が形成されており、この孔において底面の溝196が上面の半径方向溝189と交わっている。
【0032】
トイレの水洗洗浄動作の際に、活性液体が液体収集部材173の底側面から流されないか、あるいはほとんど流されないため、液体収集部材173の底側面は、水洗洗浄動作後、液体収集部材173の上側に活性液体を迅速に補給する機能を果たす。
【0033】
網状溝189、190に代えて、液体収集部材上に活性液体をガイドする他の手段も液体収集部材に設けることができることに留意されたい。たとえば、これらの他の手段は、略プレート形状の液体収集部材173の両側に配置されるブラシ状構造を含み得る。また、規則的または不規則的な様式で配置されるへこみまたは突起のパターンは、液体収集部材173にわたって活性液体をガイドする手段を形成し得る。かかる代替的構造の例を図28に示す。ここでは、液体収集部材173内の小孔191の存在により、液体収集部材173のこれらのすべての実施形態では、液体収集部材173の底側面は、活性液体のためのバッファとして機能し、その底側面のバッファから、液体収集部材173の上側がトイレの水洗洗浄動作の後で補充され、それによって、大きな蒸発面が得られ、相当量の活性物質が水洗洗浄動作直後の蒸発に使用できることに留意されたい。このようにデザインされた液体収集部材173の利点は、射出成形工程を使って単純な方法で製造されることができ、それによって、各液体収集部材173が明確な同一特性を有することである。たとえば、ポレックス(Porex)のような多孔性材料を用いる場合、これらの規定された特性は保証されない。その結果、左側のコンパートメントからの活性液体の吸収が右側のコンパートメントからの活性液体の吸収よりも概ねより迅速に進むことが起こり得る、あるいはその逆も起こり得る。したがって、プレート形状部材の反対側に配置された、活性液体をガイドする手段が、正確に規定され、再現可能な吸収性を有するある種の多孔性塊状体を形成する。
【0034】
図22は、第3の例示的な実施形態の側面図を示す。可撓性ブラケット143、ボトル102、ホルダ101、液体収集部材173、およびこれらの部品が組み立てられた状態で互いに連結される様式が明確に見られる。
【0035】
管状部材123、124を通した、図22の線XXIII−XXIIIに沿った断面を示す図23から、ロッド形状部材126、127がホルダ101の2つの突起175によって上方に押され、それによって、ロッド形状部材126、127が管状部材123、124から押し上げられていることが明確に見られる。このようにして、空気流通が、ホルダ101のシール縁156と閉塞キャップ147の閉塞壁155とによって境界を定められている均圧チャンバ125を介して2つのコンパートメント103、104間にもたらされる。この空気流通の結果、2つのコンパートメント103、104の液位は常に同じままとなる。各コンパートメント103、104内の2つの液体の粘度に実質的な違いがあっても、均圧チャンバ125により、略等しい液位がなおも維持される。
【0036】
断面図XXIII−XXIIIはさらに、シールキャップ128、129が閉塞キャップ147の排出口108、109から押されることを示す。
【0037】
図24は、図22の線XXIV−XXIVに沿った断面図を示し、その断面は、ボトル102の排出口108、109を通している。排出口108、109の境界を定めている円筒壁186は、ホルダ101の突起支持円筒部187に係合する。その一方、突起178は、閉塞キャップ147の排出口108、109からシールキャップ128、129を押している。円筒シール縁156は、閉塞キャップ147の円筒閉塞壁155とシール可能に協動する。図24はさらに、液体収集部材173が突起181、182に嵌合する方法を示している。さらに、バッファチャンバ176、177の垂直壁部が明確に見られる。円筒壁188の自由端面が液体収集部材173と当接していることも明示されている。上記で既に示したように、円筒部187は、バイパススロット179を含み、このバイパススロットを介して、液体がボトル102からバッファチャンバ176、177へ、このボトル102内の余剰圧力で流れることができる。これらのバイパススロット179はそれぞれ、図24の線XVI−XVIに沿った断面図で明確に見られ、その断面図は図26に示されている。これらのバイパススロット179はまた、これらのコンパートメント内の減圧が大きすぎる場合に、コンパートメントへの空気供給に役立つ。
【0038】
図25の断面図は、懸垂手段143がホルダ101に取り付けられ、ボトル102と協動する方法を明示している。また、ホルダ101での液体収集部材173の位置が明確に見られる。
【0039】
図26は、液体収集部材173がホルダ101において位置付けされる方法を明白にしている。また、バッファチャンバ176、177が内部に、コンパートメントための空気供給も形成するバイパススロット179を有していることが明確に見られる。また、ホルダ101のシール縁156および閉塞キャップ147の閉塞壁155が示されている。均圧チャンバ125、および該チャンバの内部にある、閉塞部材126、127を上方に押す突起175が、図26に明確に見られる。突起175は、液体収集部材173への水洗洗浄水の通過を可能にする第2のスロット172について保持する。また、水洗洗浄水を活性液体とともにホルダ101から通させる、ホルダ101内のスロット171も示される。
【0040】
図27は、図24の線XXVII−XXVIIに沿った断面図を示し、ホルダ101の3つの突起181、182が示されており、これらの突起を使って液体収集部材173がホルダ101に連結される。
【0041】
最後に、上記で既に示したように、図28は、略プレートまたはトレイ形状の液体収集部材173の両側に配置することができる多数の代替的な構造を示す。ここでは、これは、射出成形ブラシ構造、あるいはランダムなパターンで設けられる突起またはへこみのような他の構造も含み得る限られた数の例にすぎないことを理解されたい。
【0042】
本発明は、図面に基づいて説明された例示的な実施形態に限定されず、本質的に併記の特許請求項の範囲内にある限り、そのあらゆる種類の改変を含む。
【図面の簡単な説明】
【0043】
【図1】本発明による装置の例示的な実施形態の長手方向部分の図である。
【図2】図1のAで示した高さにおける例示的な実施形態の断面図である。
【図3】図1のBで示した高さにおける例示的な実施形態の断面図である。
【図4】図1のCで示した位置における図1の長手方向部分に垂直な、例示的な実施形態の長手方向部分の図である。
【図5】図1のDで示した位置における図1の長手方向断面に垂直な、例示的な実施形態の長手方向部分の図である。
【図6】図1のEで示した位置における図1の長手方向部分に垂直な、例示的な実施形態の長手方向部分の図である。
【図7】本発明による装置のさらなる例示的な実施形態を部分的に表した、コンパートメント内に直立して配置された清浄ブロックが組み込まれた例示的な実施形態を概略的に示した図である。
【図8】ボトルがホルダにまだ配置されていない、本発明による第3の例示的な実施形態の排出口を介した、図22の線XXIV−XXIVに沿った断面図である。
【図9】ボトルの底側の斜視図である。
【図10】ボトルの上側の斜視図である。
【図11】閉塞キャップの上側の斜視図である。
【図12】閉塞キャップの底側の斜視図である。
【図13】閉塞部材の斜視図である。
【図14】閉塞キャップの斜視上面図および底面図である。
【図15】閉塞キャップの斜視上面図および底面図である。
【図16】その助成によって装置を便器のリムから懸垂することができる可撓性ブラケットの斜視図である。
【図17】その助成によって装置を便器のリムから懸垂することができる可撓性ブラケットの斜視図である。
【図18】ボトルを取り付けることができるホルダの底面図および上面図である。
【図19】ボトルを取り付けることができるホルダの底面図および上面図である。
【図20】第3の例示的な実施形態で用いられる液体収集部材の斜視図および上面図である。
【図21】第3の例示的な実施形態で用いられる液体収集部材の斜視図および上面図である。
【図22】第3の実施形態の側面図である。
【図23】管状部材にわたって図22の線XXIII−XXIIIに沿った断面図である。
【図24】ホルダ上に組立てられた状態のボトルの排出口を詳細に示す図である。
【図25】図23の線XXV−XXVに沿った断面図である。
【図26】図24の線XXVI−XXVIに沿った断面図である。
【図27】図24のXXVII−XXVIIに沿った断面図である。
【図28】液体収集部材のための多数の考えられ得る代替の表面構造を示す図である。

Claims (13)

  1. 複数のトイレケア作用を有する装置であって、活性物質のための槽と、該装置を便器のリムから懸垂する懸垂手段とを備え、それによって、各水洗洗浄動作によって、活性物質が便器内の水洗洗浄水に与えられる、前記槽に活性物質のための少なくとも2つのコンパートメントが設けられることを特徴とする装置。
  2. ホルダと、該ホルダに任意選択的に着脱式に連結される、活性物質のための少なくとも2つのコンパートメントを有するボトルと、該装置が前記便器のリムから懸垂されると、前記便器の水洗洗浄水の経路に配置されて、各水洗洗浄動作によって前記水洗洗浄水に活性液体を添加する液体収集部材とが設けられ、前記コンパートメントの収容物は、前記液体収集部材と常につながていることを特徴とする、請求項1に記載の装置。
  3. 連結部材が存在し、該連結部材を使って、前記装置が使用状態になると前記コンパートメントが互いに連通するようになり得ることを特徴とする、請求項2に記載の装置。
  4. 着脱式ボトルを有するデザインのため、前記連結部材は、前記ボトルが前記ホルダに配置される前に前記コンパートメントを別個に密閉することを特徴とする、請求項3に記載の装置。
  5. 前記連結部材は、閉塞/解放手段を備え、該閉塞/解放手段を使って、前記ボトルが前記ホルダに嵌合したときに、あるいは該嵌合の直前または直後に、前記コンパートメントのそれぞれの上部のエアスペースが互いに連通するようになることを特徴とする、請求項4に記載の装置。
  6. 2つのコンパートメントが存在し、前記連結部材には、前記コンパートメントのそれぞれに開いた管状部材が設けられ、該管状部材の上端は、各エアスペースで終端し、前記管状部材の2つの下端は、互いに連通していること、および、さらに、前記閉塞/解放手段は、前記2つのロッド形状部材によって形成され、前記2つのロッド形状部材のそれぞれは、各管状部材を通って延出し、前記ボトルが前記ホルダに嵌合されていない間は前記各管状部材を密閉し、前記ボトルが前記ホルダに嵌合されるとエアスペースを互いに連通させるようにすることを特徴とする、請求項5に記載の装置。
  7. 前記槽には、内部に活性物質ブロックが配置されているコンパートメントが設けられ、前記活性物質ブロックもまた、前記装置が前記便器のリムから懸垂されると、前記便器内の前記水洗洗浄水の経路に配置されて、各水洗洗浄動作によって、前記水洗洗浄水中に溶解しているある量の活性物質を前記便器に付着させることを特徴とする、先行の請求項のいずれか一項に記載の装置。
  8. 前記ブロックは、該ブロックの耐用寿命の最長期間、水洗洗浄動作の際に前記水洗洗浄水と部分的にしか接触しないように形成かつ配置されることを特徴とする、請求項7に記載の装置。
  9. 前記ブロックは、該ブロックの耐用寿命の最長期間、前記水洗洗浄水と接触する前記ブロックの部分が、不変であるように構成かつ配置されることを特徴とする、請求項8に記載の装置。
  10. 前記ブロックは、ビーム形状であり、前記各コンパートメントに垂直に配置されることを特徴とする、請求項9に記載の装置。
  11. 前記各コンパートメントは、2つの液体コンパートメント間に配置されることを特徴とする、請求項6ないし10のいずれか一項に記載の装置。
  12. 前記各コンパートメントには、前記液体収集部材と略同じ高さに位置付けられる排出口が設けられることを特徴とする、請求項6ないし11のいずれか一項に記載の装置。
  13. 種々の活性物質のための複数のコンパートメントからなる槽を有し、先行の請求項のいずれか一項に記載のホルダと組み合わせて使用できる、ボトル。
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