JP2004518184A - メッセージングデータを送信し、受信し且つ管理する方法及びシステム - Google Patents
メッセージングデータを送信し、受信し且つ管理する方法及びシステム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004518184A JP2004518184A JP2002523134A JP2002523134A JP2004518184A JP 2004518184 A JP2004518184 A JP 2004518184A JP 2002523134 A JP2002523134 A JP 2002523134A JP 2002523134 A JP2002523134 A JP 2002523134A JP 2004518184 A JP2004518184 A JP 2004518184A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- messaging
- message
- fax
- shell interface
- voicemail
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04M—TELEPHONIC COMMUNICATION
- H04M3/00—Automatic or semi-automatic exchanges
- H04M3/42—Systems providing special services or facilities to subscribers
- H04M3/50—Centralised arrangements for answering calls; Centralised arrangements for recording messages for absent or busy subscribers ; Centralised arrangements for recording messages
- H04M3/53—Centralised arrangements for recording incoming messages, i.e. mailbox systems
- H04M3/5307—Centralised arrangements for recording incoming messages, i.e. mailbox systems for recording messages comprising any combination of audio and non-audio components
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F13/00—Interconnection of, or transfer of information or other signals between, memories, input/output devices or central processing units
- G06F13/38—Information transfer, e.g. on bus
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06Q—INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- G06Q10/00—Administration; Management
- G06Q10/10—Office automation; Time management
- G06Q10/107—Computer-aided management of electronic mailing [e-mailing]
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L51/00—User-to-user messaging in packet-switching networks, transmitted according to store-and-forward or real-time protocols, e.g. e-mail
Abstract
シェルインターフェースを介してメッセージングデータを送信し、受信し且つ管理するためのシステム及び方法が提供される。本システムは、複数の通信サービス、少なくとも1つのメッセージングクライエント及びホストサーバーを包含している。該複数の通信サービスはファックス、ボイスメール及び/又はページャメッセージングサービスを提供する。該ホストサーバーはメッセージングクライエントと複数の通信サービスとの間のインターフェースを提供する。該メッセージングクライエントはシェルインターフェースを有している。メッセージングコンポーネントが該シェルインターフェース内にインストールされる。少なくとも1つのメッセージングエントリが該シェルインターフェースを介して表示される。その表示されたメッセージングエントリは受信したファックス、ボイスメール及び/又はページャメッセージを識別する。受信したファックス、ボイスメール及びページャメッセージのうちの1つが該シェルインターフェースを介して選択され、且つその選択したメッセージへアクセスするための適宜の通信サービスが喚起される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本開示はメッセージングデータの送信、受信及び管理に関するものであって、更に詳細には、メッセージングデータを送信し、受信し且つ管理するための使用が簡単な手段をユーザに提供するためにシェルインターフェースのようなオペレーティングシステムコンポーネントを適合させることに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
電子メール(即ち、Eメール)、ファクシミリ(ファックス)、ボイスメール及びページングはメッセージ通信用のポピュラーな手段となっている。コンピュータオぺレーティングシステムは、現在のところ、典型的に、ソフトウエアインターフェースを包含しており及び/又はこれら及びその他のメッセージ通信モードを使用するアプリケーションソフトウエアによってコンピュータシステムにおける通信ハードウエアの制御を簡単化させる画定されたプロトコルに従っている。
【0003】
例えば、テレフォンアプリケーションプログラミングインターフェース(TAPI)は、モデム及びその他の電話装置を介して通信を行うためにモデム及びその他の電話装置を制御するためにアプリケーションソフトウエアによって使用することが可能なウインドウズをベースとしたオペレーティングシステムにおける1組のソウトウエアルーチンである。TAPIは通話及びデータ通信の両方をサポートしており、多様な端末装置を可能とさせ、且つ会議通話、通話待機、及びボイスメール等の接続タイプ及び通話管理技術をサポートしている。
【0004】
メッセージングアプリケーションプログラミングインターフェース(MAPI)は、ネットワーク上の別の装置へ及びそれからメッセージ(例えば、電子メール)を送信し、受信し且つモニタするためにアプリケーションソフトウエア(例えば、ワードプロセッサ、スプレッドシート、グラフィックプログラム等)によって使用することが可能なダイナミックリンクライブラリィ(DLL)における1組のルーチンである。単純なMAPIを使用するアプリケーションはメッセージング機能のサブセットを使用する。拡張型MAPIアプリケーションは包括的な組のメッセージング機能を使用する。ポストオフィスプロトコル(POP)及びシンプルメールトランスファプロトコル(SMPT)は電子メール通信用の2つのプロトコルである。
【0005】
ソフトウエアファックス、ボイスメール及び/又はページャソリューションは、典型的に、以下の手段、即ち(a)電子メール内の統合、及び(b)独立したアプリケーション又はサービス、のうちの1つを介して実現される。各アプローチはユーザの観点からは簡単なものではない。
【0006】
ソフトウエアファクス、ボイスメール及び/又はページャソリューションに対する1つのアプローチは、このようなサービスを電子メールプロダクト内に統合させてファックス、ボイスメール、ページャ及び/又は電子メールメッセージングデータを送信及び/又は受信するための簡単なツールをユーザへ与えることである。このアプローチは欠点を有している。例えば、ユーザにとってクライエントプログラムを購入するための付加的なコストが負担となる場合があり、且つそのプログラムを学習し且つ理解することが必要となる場合がある。更に、クライエントプログラム内に複数個の通信サービスを統合させることは付加的なサポート及び開発問題を提示する。ある場合においては、電子メールクライエントプログラムは付加的なサービスと良好に統合しない場合がある。更に、ユーザの要求/マーケットがファックス、ボイスメール、ページャ及び/又はコンタクトメッセージングサービスを1つを超える数の電子メールクライエントプログラム内に統合させることを必要とする場合がある。
【0007】
一方、独立したアプリケーション又はサービスをファクス、ボイスメール、ページャ及び/又はコンタクトメッセージング用に提供することが可能である。然しながら、このようなアプリケーションは、典型的に、コアのオペレーティングシステムコンポーネントとは独立的にそのメッセージのグラフィック表示を与える。このようなアプリケーションに対するヒューマンインターフェースは、通常、その目的のためのみに開発されたソフトウエアプログラムであり、従って、ユーザはそのインターフェースを使用するために学習することが必要である。又、このようなメッセージングサービスは、ユーザがアプリケーションプログラムを実行する場合にのみ使用可能なものとされる(例えば、メッセージの存在が識別される)。
【0008】
様々な形態のウインドウズ(例えば、ウインドウズ95、ウインドウズ98、ウインドウズ2000、ウインドウズNT、ウインドウズCE、ウインドウズXP等)、ユニックス(例えば、リナックス、SUN OS、ソラリス、HB−UX)及びマッキントッシュ(例えば、MacOS、iMac、iBook等)等の多くのオペレーティングシステムはシェルインターフェースを提供し、それは標準の入力及び出力装置(例えば、マウス、キーボード、ディスプレイ、タッチスクリーン等)を介してユーザ/プログラマーがオペレーティングシステムと通信することを可能とする。該シェルインターフェースはFTP(ファイルトランスファプロトコル)サーバー等のリモートネットワーク格納サイト又はインターネット(又はその他のネットワーク)を探索するためのみならずファイル資源又はメディア資源を探索するために使用することが可能である。該シェルインターフェースは、又、データの同期を管理するため及びタスクスケジューリングのために使用することが可能である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
本開示は、シェルインターフェースを介してメッセージングデータを送信し、受信し且つ管理する方法を提供しており、1実施例によれば、該シェルインターフェース内にメッセージングコンポーネントをインストールし、該シェルインターフェースを使用して少なくとも1つのメッセージングエントリを表示し、尚該表示されるメッセージングエントリは受信したファックス、ボイスメール及び/又はページャメッセージを識別するものであり、且つ該受信したファックス、ボイスメール及びページャメッセージのうちの選択した1つへアクセスするために適宜の通信サービスを喚起することを包含しており、該選択したメッセージは該シェルインターフェースを介して選択される。
【0010】
本開示は、又、メッセージングデータを送信し、受信し且つ管理するシステムを提供しており、1実施例によれば、ファックス、ボイスメール及び/又はページャメッセージングサービスを与える複数個の通信サービス、該シェルインターフェースを介して少なくとも1つのメッセージングエントリを表示するためにメッセージングコンポーネントを具備するシェルインターフェースを有する少なくとも1つのメッセージングクライエント、及び該少なくとも1つのメッセージングクライエントと該複数個の通信サービスとの間にインターフェースを与えるホストサーバーを包含している。該表示されるメッセージングエントリは受信したファックス、ボイスメール及び/又はページャメッセージを識別する。該受信したファックス、ボイスメール及びページャメッセージのうちの1つは該シェルインターフェースを介して選択することが可能であり、且つ該通信サービスのうちの適宜の1つが該選択したメッセージへアクセスために該メッセージングクライエントによって喚起される。その喚起された通信サービスは、例えばボイスメッセージビュア、ページメッセージビュア又はファックスメッセージビュア等の適宜のビュアを与えることが可能である。その表示されたメッセージングエントリは、受信したファックス、ボイスメール及びページャメッセージが電子メールメッセージに対するアタッチメント即ち添付資料であることを示すことが可能である。
【0011】
本方法は、更に、該シェルインターフェースを介して2番目のメッセージングエントリを表示することを包含することが可能である。該2番目のメッセージングエントリは(a)送信したファックス、ボイスメール及び/又はページャメッセージを識別し(b)発信用ファックス、ボイスメール及び/又はページャメッセージを識別及び/又はコンタクトデータを提供することが可能である。
【0012】
該メッセージングコンポーネントは該シェルインターフェースを介してアクセス可能な使用するのが簡単なユーザインターフェースを付加し、それは(a)メッセージ作成ユーザインターフェース、(b)ステータスモニタユーザインターフェース、(c)メールボックスを管理するために該シェルインターフェースを介してアクセス可能なメッセージングプロパティユーザインターフェース(及び、メールボックスに対する設定を観察及び変更するための手段)を包含することが可能である。
【0013】
1実施例によれば、該メッセージングコンポーネントはメッセージングシェルネーム空間をインストールする。該メッセージングコンポーネントはダイナミックリンクライブラリィ内に維持することが可能である。
【0014】
インストールされるべきメッセージングコンポーネントは、例えばコンパクトディスク(CD)等のコンピュータによって読取可能な媒体上に格納及び/又はインターネット等のコンピュータネットワーク又はワイヤレス媒体等の別の伝送媒体を介して送信されるコンピュータプログラム(又は何等かの単位のコンピュータコード、即ちコンピュータが応答する命令であって例えばコードブロック、コード要素又はコードセグメント)において実現することが可能である。
【0015】
【発明の実施の形態】
本開示は、メッセージの送信、受信及び管理等のメッセージングサービス及びオペレーティングシステムのコンポーネントを使用してコンタクトを管理する新規な方法及びシステムを提供する。メッセージを送信し、受信し且つ管理し且つコンタクトを管理する機能は、オペレーティングシステムによって提供されるシェルインターフェース内に統合させることが可能である。メッセージングサービスはシェルインターフェース内に統合されて拡張するための柔軟性があり且つ広く入手可能であり且つ使用することが可能なメッセージングアプリケーションを提供する。ユーザは、典型的に、シェルインターフェースに精通しているので、本開示に基づいてメッセージングデータを管理するための学習曲線は著しく減少させることが可能である。
【0016】
図1に示した1実施例に基づくシステム10は、複数個の通信サービス11、ホストメッセージングサーバー12、少なくとも1つのメッセージングクライエント13を有している。本システムを以下により詳細に説明する。図1は2つのメッセージングクライエントを示している。然しながら、当業者にとって明らかなように、本システムは1つ又はそれ以上の(例えば、3個、4個等)メッセージングクライエントを包含すべく容易に適合させることが可能であり、クライエントの数に関する限界はホストメッセージングサーバーの能力に依存する。類推的に、本システムを1つ又はそれ以上の通信サービスを包含すべく適合させることが可能である。
【0017】
本開示の1実施例に基づくメッセージングデータを送信し、受信し且つ管理する方法を図1及び2を参照して説明する。メッセージングコンポーネントをメッセージングクライエントのシェルインターフェース内にインストールする(ステップ21)。少なくとも1つのメッセージングエントリをクライエントインターフェースのシェルインターフェースを介して表示する(ステップ22)。メッセージングエントリがホストサーバーを介して通信サービスを介して受信したファクス、ボイスメール及び/又はページャメッセージを識別する。ホストサーバーを介してメッセージングクライエントによって受信したファックス、ボイスメール及びページャメッセージのうちの選択した1つへアクセスするために適宜の通信サービスを喚起させる(ステップ23)。
【0018】
ウインドウズプラットフォーム上で実現された場合に、本開示の方法及びシステムの1例を図3−25を参照して以下に説明する。ウインドウズ環境においては、ウインドウズエクスプロアラーがシェルインターフェースとして提供される。例えばファクス、ボイス、ページャ及び電子メールメッセージングデータ(及びコンタクトデータ)のメッセージ管理及び通信を、以下に説明するように、エクスプロアラーシェルインターフェース内に統合させることが可能である。マッキントッシュ及びユニックスプラットフォームもシェルインターフェースを提供する。メッセージングデータを送信し、受信し且つ管理するための本明細書に記載する方法及びシステムは、又、本開示を読んだ後に当業者にとって明らかなように、このようなプラットフォームに対して適用するために適合させることが可能である。
【0019】
本明細書においてメッセージングコンポーネントと呼称するシェルネーム空間拡張を、エクスプロアラーシェルインターフェースを介してユーザのメッセージを管理し且つ統一するために提供することが可能である。メッセージングコンポーネントのエクスプロアラーシェルとの統合は、ウインドウズと共に来るコンポーネントに加えてネーム空間を使用するメッセージ管理を提供し、且つユーザがファックスメッセージ、ボイスメールメッセージ、ページメッセージ、電子メールメッセージ又はコンタクトデータ等の付加的なデータを観察することを可能とする。該シェル拡張内において観察されるデータコンポーネントは、更に、ビデオデータを包含すべく拡張させることが可能である。これらのツールをエクスプロアラーシェルインターフェース内に統合させた場合に、ユーザは使用するのが簡単な手段を有することとなり、それによって、ユーザはマルチメディアメッセージを管理し、アクセスし且つ通信するのに既に精通している蓋然性がある。
【0020】
インストール期間中に、メッセージングコンポーネントモジュールが適切にコピーされ且つエクスプロアラーがそれを自動的に見つけ出し且つロードすることが可能であるような形態とされる。例えば、メッセージングコンポーネントをウインドウズシステムに対するCOM(コンポーネントオブジェクトモデル)コンポーネントとしてインストールすることが可能である。適切な形態とすることにより、エクスプロアラーは自動的にメッセージングコンポーネントをロードし、メッセージングシェルネーム空間をウインドウズシステム内にインストールし、且つその基礎となる実現された機能をエクスプロアラーインターフェースの一部として動作させる。メッセージングコンポーネントはDLL(ダイナミックリンクライブラリィ)形態とすることが可能である。
【0021】
ユーザは異なるメッセージメディアタイプにアクセスすることが可能であるばかりか、どこで且つどのようにしてユーザがそれらへアクセスするかをエクスプロアラー内に統合させることが可能である。エクスプロアラーによってロードされると、例えば図3に示したように、メッセージングコンポーネントエントリ(図3において「BitwareMessaging(ビットウエアメッセージング)」として示してある)はエクスプロアラーの左側のツリービューペイン上のユーザのDesktop(デスクトップ)エントリの下側に表われる。エクスプロアラー内へのメッセージングコンポーネントのその他のタイプの統合も与えることが可能であり、例えば、(i)図4に例示的に示したようにエクスプロアラーのツールバー上の2つのメッセージングコンポーネント機能ボタン「Compose(作成)」及び「Properties(プロパティ)」の付加、及び(ii)エクスプロアラーのメニューバー上のメニュー項目(図4における「Bitware(ビットウエア)」)及び2つのサブメニュー項目「Compose(作成)」及び「Properties(プロパティ)」の付加等がある。エクスプロアラーの右側リストビューペイン上に表示されるべきビューのタイプに依存して付加的なメニュー項目を与えることが可能である。
【0022】
メッセージングコンポーネントエントリの下側に多数のフォルダーを表示させることが可能である。1実施例においては、メッセージングコンポーネントエントリはInBoxフォルダー、Sent Items(送信項目)フォルダー及びOutBoxフォルダー(例えば、図4に示してある)、及びコンタクトデータフォルダー(不図示)を包含することが可能である。これらのフォルダーのうちの1つが選択されると、エクスプロアラーの右側のペインは、例えば図5及び6に示したように、選択したフォルダーの詳細な内容に応答するデータを示す。各フォルダーは、そのアイコン、表示ネーム及びエクスプロアラー内に実現した機能を登録する。Inboxフォルダーが選択されると(例えば、ダブルクリックにより)、それは1つ又はそれ以上のユーザのメッセージングコンポーネントInboxフォルダーを拡大し且つ表示する。ユーザのInboxフォルダーのうちの1つが選択されると、選択したフォルダーにおける入力メッセージがエクスプロアラーの右側のペイン上に表示される。OutBoxフォルダーが選択されると、ファクス、ページャ及びボイスメッセージを包含するサービス中の発信用メッセージが表示される。Sent Itemsフォルダーが選択されると、そのフォルダーが拡大され且つ1つ又はそれ以上のユーザが送信した項目フォルダーを表示する。ユーザの送信項目フォルダーのうちの1つが選択されると、送信されたユーザの発信用メッセージのうちの特定したものがエクスプロアラーの右側のペイン上に表示される。
【0023】
各受信したメッセージに対して、そのメッセージと関連する識別情報を表示させることが可能である。例えば、図5及び6において、使用可能である場合に、受信したメッセージの送信者を識別する情報を表示することが可能である。又、メッセージの長さ及びメッセージを受信した日付及び時間を表示させることが可能である。
【0024】
観察すべきメッセージのタイプに基づいて異なるメッセージビュアを喚起させることが可能である。例えば、ファックスビュア、ボイスメッセージビュア及びページメッセージビュアを提供することが可能である。
【0025】
メッセージングコンポーネントエントリの下でのフォルダーの階層の別の実施例を以下に示してある。
【0026】
【表1】
【0027】
この実施例においては、各ユーザは対応するMailbox(メールボックス)フォルダーを有している。各ユーザのメールボックスはInBoxフォルダーと、Sent Items(送信項目)フォルダーと、OutBoxフォルダーと、Contact List(コンタクトリスと)フォルダーとを包含している。
【0028】
コンテキストメニューをエントリのタイプに基づいて与えることが可能である。従って、対応する項目に対して以下のメニュー機能を与えることが可能であり、即ち(a)開いた項目に対して、Compose(作成)、Properties(プロパティ)及び機能、(b)Inbox、Milbox、Outbox及びSent Itemsフォルダーに対して、Open(開く)及びExplore(探索)、(c)Inboxメッセージに対して、Open(開く)、Forward(転送)及びDelete(削除)、(d)Outboxメッセージに対して、Open(開く)、Cancel Job(ジャブキャンセル)及びReschedule(再スケジュール)、(e)Sent Items(送信項目)メッセージに対して、Open(開く)、Resent(再送)、Forward(転送)及びDelete(削除)である。
【0029】
ネイティブのクライエントインターフェースはステップバイステップのメッセージ作成ユーザインターフェースを包含することが可能である。例えば、図7において示したように、ウイザード型のフォーム作成を提供することが可能である。メッセージ作成ユーザインターフェースは受信者のタイプに基づいて選択した必要なユーザインターフェースページを表示する。受信者のタイプはファクス、ボイス及び/又はページャを包含している。
【0030】
メッセージングコンポーネントと統合することが可能な付加的な特徴を以下に説明する。
【0031】
図8はメッセージングデータを送信し、受信し且つ管理するための本開示の別の実施例に基づくシステムを示している。メッセージングコンポーネントはデスクトッププロダクトとして形態特定することが可能であるが、クライエント/サーバーモデリングを使用する実施例について以下に説明する。
【0032】
メッセージングコンポーネントは多くのタイプのクライエント統合のうちの1つにインストールすることが可能であり、ウインドウズエクスプロアラー、アウトルック/エクスチェンジ拡張型MAPI(メッセージアプリケーションプログラミングインターフェース)、アウトルックエクスプレス、及びアウトルックシンプルMAPI等を包含している。又、何等のMAPIメッセージング条件なしでメッセージングコンポーネントをユーザが使用することを可能とするネイティブのクライエントを与えることが可能である。
【0033】
使用可能なタイプのインストレーションをセットアップ手順期間中に選択するためにユーザインターフェースを介して提供することが可能である。メッセージングコンポーネントは、デストトップ、ラップトップ及びワークグループの環境のうちのいずれかの下で稼動すべく形態特定することが可能である。メッセージングコンポーネントはセットアップ期間中に最善のインストールオプションを検知し且つ提供することが可能である。一方、ユーザ選択インターフェースを表示することなしにSETUP.INIを修正することによってインストールのタイプを予め定義することが可能である。SETUP.INIファイルを修正することにより柔軟性のあるインストールオプションを与えることが可能である。例えば、エクスプロアラークライエント統合を有するボイス/ファックスを提供するためにインストールすることが可能である。SETUP.INIファイルを適宜修正することにより、コードの再コンパイルなしでファックスのみを提供するためにボイス特徴を除去することが可能である。
【0034】
メッセージングコンポーネントは、拡張型又は単純なMAPI統合に準拠すべく形態特定することが可能である。従って、アドレスブックテンプレート、トランスポートサービスプロバイダー、メッセージフックサービスプロバイダー、メッセージフォーム、同期拡張及びコマンド拡張を提供することが可能である。アドレスブックサービスは1つの単一ユーザインターフェースページ内にボイス/ファックス/ページャ電話番号エントリを作成する手段をユーザに提供する。トランスポートサービスは、メッセージングコンポーネントとメッセージフロントエンドとの間のデリバリサービス(送信及び受信)を与える。メッセージフックサービスは、編成のための自動作成サブフォルダーによりメッセージフロントエンドからのメッセージ及びユーザメールボックスを管理するための手段を提供する。フォームプロバイダーは、例えばネイティブのビューにおける着信ボイスメッセージ、ページャメッセージ又はファックス等の異なるタイプのメッセージを容易に観察するための手段をユーザに提供する。同期拡張は読取且つ削除したメッセージを有するメッセージングInboxをメッセージングコンポーネントホストにおけるものと同期させる。コマンド拡張はメッセージ作成フォームを喚起させるためのメニュー項目を与える。メッセージをプレビューするためのプレビュー拡張を設けることも可能である。
【0035】
メッセージングコンポーネントクライエント統合をインターネットメールクライエントアプリケーションで実施することが可能である。メッセージングコンポーネントは、SMTP及びPOP3(ポストオフィスプロトコルバージョン3)コンポーネントを具備するインターネットクライエントとして統合させることが可能である。従って、ファックス及びボイスメッセージはSMTP/POP3メッセージングクライエントとして送信及び受信することが可能である。該メッセージはアタッチメント即ち添付資料としてデリバーすることが可能である。SMTP及びPOP3サーバーは局所的に稼動する。
【0036】
メッセージングコンポーネントはTAPEに準拠することが可能であり、且つ複数個のTAPIデバイスを同時的にサポートすることが可能である。メッセージングコンポーネントは、又、TAPIデバイスを介してファックスを送信及び受信するためにアドバンストコンフィギュレーションアンドパワーインターフェース(即ち、オペレーティングシステムによって支持されるパワー管理及びシステム形態用のインターフェース仕様)に準拠させることが可能である。
【0037】
ページャサービス(図面には示していない)をTAP(テロケーターアルファニューメリックプロトコル)プロトコル及び/又はUCP−SMS(ユニバーサルコンピュータプロトコル−ショートメッセージシステム)、SMS/TAP等のその他のページャプロトコルに準拠するように適合させることが可能である。
【0038】
メッセージングコンポーネントはコアサーバーコンポーネント、クライエントコンポーネント、クライエント統合コンポーネント、及びサービスコンポーネントを包含することが可能である。
【0039】
メッセージングコンポーネントのサーバーコンポーネントは、データトランズアクション及びファックスサービスを実施し、且つ、例えば、ウインドウズNTの下でのNTサービス及びウインドウズ95/98の下でのアプケーションサービスを稼動するコンポーネントを包含することが可能である。サーバーコンポーネントは、複数の通信サービスのみならず複数のクライエント接続を提供することが可能である。
【0040】
メッセージングコンポーネントは以下のクライエントコンポーネントを包含することが可能であり、即ち、シェルネーム空間拡張コンポーネント、ステータスモニタコンポーネント、プロパティコンポーネント、作成コンポーネント、ヘルパーコンポーネント、電話コンポーネント、ボイスメッセージコンポーネント、ファックスビュアコンポーネント、ターミナルコンポーネント、アタッチメントレンダリングコンポーネント、カバーページコンバータコンポーネントである。シェルネーム空間拡張コンポーネントは、エクスプロアラーにおける表示のためにユーザのinbox、outbox、sent itemsの内容の同一性を識別し且つ供給する。ステータスモニタコンポーネントは通信装置のステータスをモニタし、従ってジョブリスト及びデバイス(装置)ステータスを表示することが可能である。例えばトレイアイコンポップアップメニュー、プログラムメニュー、ツールバー等を介して異なる機能を選択するための手段をユーザに与えることが可能である。プロパティコンポーネントは、メールボックスを付加し且つ管理し、且つメールボックスに対する設定を観察し且つ変更するための手段をユーザに提供する。作成コンポーネントは、メッセージを作成するためのユーザインターフェースを与える。ヘルパーモジュールはウインドウズサービスコンポーネントを実行する。ボイスメッセージコンポーネントはボイスメッセージに対するフォームビュアを与える。ターミナルコンポーネントは、ブレチンボードシステム(BBS)へ及びそれからファイルを送信及び受信し、チャットモードを介して通信し、スクリプトファイル及びマクロキーを喚起し且つリモートダイアルアップ機能を実施するための手段をユーザに与える。
【0041】
ファックスビュアコンポーネントは受信したファックスを観察し且つ注釈付けを行うビュアを与える。画像コピー/貼り付け機能をアノテーション(注釈付け)モードにおいて与えることが可能である。該ビュアはズーム機能を有することが可能である。該ビュアが最初に開かれると、そのズーム設定はFIT TO WIDTHに設定することが可能である。そのズーム設定は格納することが可能であり、従ってそのビュアが次に開かれる場合には、格納されているズーム設定を適用することが可能である。
【0042】
メッセージングコンポーネントは以下のクライエント統合コンポーネントを有することが可能であり、即ち、コネクタモジュール、アドレスブックプロバイダーモジュール、コンバージョンモジュール、トランスポートサービスプロバイダーモジュール、メッセージサービスモジュール、インボックス(inbox)同期拡張モジュール、MAPI拡張モジュール、ファックス通信モジュール、画像及びスクリプトモジュール、MAPIサポートDLLモジュール、メッセージプレビューモジュールである。
【0043】
コンバージョンモジュールは、アドレスブックプロバイダーモジュールからのアドレスブックエントリをアウトルック又はエクスチェンジ又はアウトルックエクスプレス用ウインドウズアドレスブック(WAB)用の個人的なアドレスブックにおけるエントリヘ変換させる。メッセージングコンポーネントはMAPI個人アドレスブック(PAB)統合及びWAB統合用の形態とさせることが可能である。ネーム即ち名前に基づく逆WABルックアップは、アドレスタイプが無効である場合に、実施することが可能である。
【0044】
コネクタモジュールは、メッセージングコンポーネントをインターネットクライエント(例えば、アウトルックエクスプレス)と接続させる。インターネットクライエントコネクタ(ICC)の機能は、インターネット電子メールクライエントがメッセージングコンポーネントを介してファックス、ページャ及びボイスメッセージを送信及び受信することを可能とすることである。ICCはSMTPを使用して発信用サービスを提供し且つPOP3を使用して受信用サービスを与えることが可能である。インターネットクライエントはファクス、ページャ又はボイスメッセージを作成し且つスタンダードの電子メールに類似したICCのSMTPインターフェースへ供給することが可能である。ICCのインターネット電子メールシステム及びMAPIメッセージングシステムとの統合を例示的に図9に示してある。オペレーティングシステムに対する一体化されたメッセージングソリューションとしてメッセージングコンポーネントを継ぎ目なく統合させるために電子メールクライエントアプリケーションとの厳しい統合を与えることが可能である。ICCはスタンダードのローカルホストとしてクライエントワークステーション内に存在することが可能であり、且つインターネットクライエントアプリケーションとメッセージングコンポーネントとの間のメッセージトランスポートとして作用することが可能である。
【0045】
メッセージングコンポーネントは以下のサービスコンポーネントを包含することが可能であり、即ち、通信サービスコンポーネント、及びユーザインターフェースコンポーネントである。通信サービスコンポーネントはTAPIデバイスを介してファックスするための通信サービスを提供し、ローカルマシンにおけるTAPIデバイスを管理し且つファックスサービスに対するユーザインターフェースを提供する。ユーザインターフェースコンポーネントはクライエントプロパティコンポーネントに対するユーザインターフェースを与える。
【0046】
メッセージングコンポーネントは複数個のメッセージングサービスの同時的な取扱いを与える。クライエント/サーバーアーキテクチャを使用することが可能であるので、メッセージングコンポーネントは拡張可能な通信サービスを提供する。異なる通信デバイス又はサービスをサポートするために、スタンダードのリモート手順コール(RPC)インターフェースを提供することが可能である。アドインサービスと共に、対応する通信サービスを介しての通信デバイスを使用してファックスを送信/受信し、ボイスメッセージを同報通信し且つページャメッセージを送信するために使用することが可能である。
【0047】
該サービスはコンフィギュレーション(形態特定)及び通信コンポーネントを包含することが可能である。コンフィギュレーションコンポーネントはプロパティディスプレイ及び通信装置又はサービスに対するコンフィギュレーション即ち形態を取扱う。通信コンポーネントはデータ送信及び受信を取扱う。該コンポーネントは図10に示したように、ホストインターフェースを介してメッセージングコンポーネントクライエントと相互作用を行う。
【0048】
例えば図11に示したように、例えばTAPIデバイス、FAXサービス(以下に説明)等の異なる通信サービスプラグインに対してスタンダードのRPCインターフェースを提供することが可能である。通信サービスはインストール手順期間中に選択することが可能である。セットアッププロセスは複数の通信サービスをサポートするためにデバイス検知メカニズムを包含することが可能である。デリバリの優先度はサービスのリストの順番に基づくものとすることが可能である。
【0049】
ステータスモニタはプロパティコンフィギュレーション及びその他のコンポーネントの喚起を包含するメッセージングコンポーネントによって提供される殆どの機能へアクセスするために送信/受信ステータスディスプレイ及びユーザインターフェースを提供する。それはメッセージカウントを追跡する。プロパティ情報はメニュー選択から喚起することが可能である。各デバイス(装置)は図11に示したように個別的にイネーブル/ディスエーブルさせることが可能である。
【0050】
ステータスモニタが開始すると、インストール期間中にこのサービスに対する設定がディスエーブルされない限り、それは各通信サービスからの自動検知機能を実行することが可能である。サービスコンフィギュレーションは、必要である場合に、正しいデバイスコンフィギュレーションを確保するためにコンフィギュレーション用のポップアップユーザインターフェースを提供することが可能である。
【0051】
メッセージングコンポーネントはクライエントコンポーネントとして1つ又はそれ以上のFAXサービス(FAXserve)と統合することが可能である。FAXserveは多数の使用可能なクライエントのうちの1つを介してそれらのデスクトップからユーザがファックスから送信及び受信することを可能とさせる。FAXserve通信サービスモジュールはメッセージングコンポーネントとFAXserveとの間に直接的な通信を与える。FAXserve通信サービスに対してプロパティコンフィギュレーションユーザインターフェースを与えることが可能である。メッセージングコンポーネントのFAXserveコンポーネントとの統合の概略を示したブロック図を例えば図13に示してある。
【0052】
FAXserve通信サービスはメッセージングコンポーネントとFAXserveとの間の直接的な通信用の手段を提供し且つフレームワークとしてTAPI通信サービス(以下に説明する)に基づくことが可能である。FAXserve通信サービスは、ホストサーバーとインターフェースを行うビットウエア(Bitware)クライエントインターフェース、及びFAXserveサーバーと通信を行うためにAPI(アプリケーションプログラムインターフェース)を使用するカスタムインターフェースを提供するFAXserveクライエントインターフェースを包含している。FAXserve通信サービスは、図14に示したように、動作タイプの各々に対して多数の独立したスレッドを有することが可能である。
【0053】
メインのスレッド(Thread)はモジュール初期化、クリンアップ、FAXserveサーバー接続、ユーザ認証、ユーザ設定、ステータスアップデート、その他のスレッドのスタートアップを取扱うことが可能である。それは、又、ワークステーション内の現在の接続に基づいて適切なFAXserveサーバーに対してスキャンすることが可能である。それはFAXserveユーザ/接続を認証し且つその他のスレッドに対する変数を初期化する。それが送信及び受信スレッドを開始させた後に、そのメールボックスへ/からステータス情報又はアップデートFAXserveユーザ情報を提供するためにホストサーバーからの要求をサービスすることを待機する間アイドル状態となる。
【0054】
受信ファックススレッド(Receive Fax Thread)は、FAXserveサーバーにおける特定のユーザフォルダーから新たに受取ったファックスをポーリングする。受信ファクスが検知されると、それはFAXserveサーバーからFAXserveクライエントインターフェースを介してビットウエアクライエントインターフェースによって決定されるようにローカルのワークステーションユーザのフォルダーへ移動させることが可能である。ファックスファイルがコピーされた後に、FAXserveクライエントインターフェースはFAXserveサーバーにおけるコピーを除去し且つそのファックスに関連するジョブハンドルをデアロケート即ち割当て解除する。一方、ビットウエアクライエントインターフェースは新たなメッセージイベントを開始させてファックスファイルの新たな到着をホストサーバーに通知する。
【0055】
送信ファックススレッド(Send Fax Thread)は、接続されているFAXserveへファックスジョブを提出する手段を提供し且つビットウエアクライエントインターフェースを介してホストサーバーをポーリングし、いずれかのファックスジョブがサービスされるべき準備がなされているか否かを決定する。それはメッセージングコンポーネントレンダリングエージェントがそのファックスジョブに対するカバーページを発生することを喚起させる。該レンダリングエージェントは、又、その他の通信サービス(例えば、TAPA通信サービス)及びインターネットクライエントコネクタによって使用することが可能である。そのファックスジョブがレディ即ち準備完了となった後に、それはFAXserveクライエントインターフェースを使用してそのジョブをFAXserveへ提出する。
【0056】
カスタムカバーページ情報を包含する送信者情報はメッセージジョブ自身内部のものとすることが可能である。FAXserve通信サービスは直接的にそれを処理してFAXserveへ提出するためにそのジョブ構造を完成する。
【0057】
FAXserve通信サービスオプションを形態特定するためにスダンドアローンDLLをユーザへ提供することが可能である。ユーザがそのユーザインターフェースを持ち出すと、例えば図15に示したような使用可能なFAXserveサーバーのリストを提供することが可能である。サーバーネームの次のボックスをチェックすることによりサーバーをイネーブルさせることが可能である。
【0058】
図16に示したように、プロパティボタンが押されるとダイアログボックスを提示することが可能である。GroupWiseファックスジョブを取扱うためにメッセージングコンポーネントと共にGroupWiseコネクタモジュールを提供することが可能である。サーバーに対する使用可能なGropuWiseレンダリングエージェントが存在する場合には、ユーザは図17に示したようにGroupWiseプロパティページへアクセスすることが可能である。
【0059】
図18に示したように、FAXsserve通信サービスプロパティユーザインターフェースによってレジストリィエントリへアクセスすることが可能である。FAXserveサービスネーム「FSNWSVC」の下でサーバーのリストを示すことが可能である。幾つかの関連性のあるレジストリィエントリは図18に示した以下のものを包含することが可能である。
【0060】
【表2】
【0061】
DLLユーザインターフェースは、FAXserveサーバーの選択/選択解除のためにユーザへ提供することが可能である。例えば図19に示したように、サーバーはサーバーネームの次のボックスをチェックすることにより選択することが可能である。例えば図20に示したように、選択したFAXserveサーバーへのアクセスの形態特定を行うためにダイアログウインドウを提供することが可能である。
【0062】
例えば図21に示したように、TAPI通信サービスオプションの形態特定を行うためにDLLユーザインターフェースを提供することが可能である。例えば図22に示したように、一般プロパティページがユーザにメッセージプロパティを設定するための手段を提供する。例えば図23に示したように、送信ページが、例えば再試行時間及び遅延時間等の送信プロパティを設定するための手段をユーザに提供する。例えば図24に示したような挨拶ページ及び例えば図25に示したようなプロンプトページもオプションとして提供することが可能である。
【0063】
図3−7,11,12,15−25は、本開示の実施例に基づく、メッセージ管理用のシェルインターフェースと関連したスタンダードのユーザインターフェース規約の適合である例示的なユーザインターフェースのスナップショットを示している。当業者にとって明らかなように、本明細書において説明したメッセージ管理特徴をサポートするために多数のその他のこのようなインターフェースが可能である。例えば、以下のような付加的なユーザインターフェース特徴を提供することが可能であり、(a)インストール期間中にデスクトップへダイアラー及び作成ショートカットの付加、(b)適宜の場所におけるダイアラーにおけるダイアル/ハングアップボタン等のような「エンター」キーストローク機能、(c)再ダイアル履歴記録における番号に対する再ダイアルを容易とさせる再ダイアルボタン、(d)再ダイアルボタン上の右クリックが最近ダイアルしたエントリのネーム及び番号を示すトップアップメニューをトリガ、(e)メッセージカウンタディスプレイコントロールに対する右クリックがメールボックスリストのディスプレイをトリガ、(f)新たなメッセージが存在することの通知、例えばシステムトレイメッセージングコンポーネントアイコンの点滅、(g)ユーザがメッセージクライエントにおいて前方向にクリックする場合に、作成ダイアログがアタッチされたファックス/ボイス/ページャファイルと共に開く、(h)メッセージ待機状態の表示の提供、例えば一般的な点滅用スクロールロックライト、(i)適宜のパスワードのみでの安全確保されたメールボックスへのアクセスの制限、(j)ファックスの別のファックス番号又はメールボックスへの自動転送及びボイスメッセージの別のボイス番号又はメールボックスへの自動転送の提供、(k)ファックスヘッダー及びカバーページに類似したジョブ情報のカバーページとのマージを包含するマクロをベースとしたページャ通知の提供(ネーム、番号、日付、時間等を包含する発行者IDのサポート)、(l)通話記録におけるダイアラー番号を介してのコールバックの提供、(m)シンプルMAPIモードの下での使用メールボックスを作成する場合のメールアカウントの作成及び削除処理の提供等である。
【0064】
上述した特定の実施例は例示的なものであり、且つ本開示の精神から又は特許請求の範囲から逸脱することなしにこれらの実施例に関して多くの変形例を導入することが可能である。異なる例示的な実施例の要素及び/又は特徴はこの開示及び特許請求の範囲内において互いに結合させ及び/又は互いに置換させることが可能である。
【0065】
「メッセージングデータを送信し、受信し且つ管理する方法及びシステム(METHOD AND SYSTEM FOR SENDING , RECEIVING AND MANAGING MESSAGING DATA)」という名称の2000年8月31日付で出願した米国仮出願番号600/229,403号を読むことにより当業者は付加的な変形例が明らかなものとなり、尚上記特許出願を引用により本明細書に取込む。
【図面の簡単な説明】
【図1】メッセージングデータを送信し、受信し、管理するための本開示の1実施例に基づくシステムに対応するブロック図。
【図2】メッセージングデータを送信し、受信し、管理するための本開示の1実施例に基づく方法のフローチャート。
【図3】本開示の1実施例に基づくデスクトップエントリの下でのメッセージングエントリのスナップショット図。
【図4】本開示の1実施例に基づいてエクスプロアラーの右側ペイン上に表われるメッセージングエントリにおけるフォルダーのスナップショット図。
【図5】本開示の1実施例に基づいてエクスプロアラーの右側ペイン上に表われるインボックス(inbox)フォルダーにおけるメッセージのスナップショット図。
【図6】本開示の1実施例に基づいてインボックスフォルダーが選択された場合にエクスプロアラーの右側ペイン上に表われるインボックスフォルダーにおけるメッセージの別のスナップショット図。
【図7】本開示の1実施例に基づくメッセージ作成ユーザインターフェースのスナップショット図。
【図8】メッセージングデータを送信し、受信し、管理するための本開示の別の実施例に基づくシステムに対応するブロック図。
【図9】本開示の1実施例に基づいてインターネットクライエントコネクタのインターネット電子メールシステム及びMAPIメッセージングシステムとの統合の一例を示したブロック図。
【図10】本開示の1実施例に基づいてホストインターフェースを介してのメッセージクライエントとコンフィギュレーション及び通信コンポーネントとの間のインタラクション即ち相互作用の概略図。
【図11】本開示の1実施例に基づく通信サービスプロパティユーザインターフェースのスナップショット図。
【図12】本開示の1実施例に基づくステータスモニタユーザインターフェースのスナップショット図。
【図13】本開示の1実施例に基づくネイティブメッセージングクライエントのファックスサービスとの統合の1例を示したブロック図。
【図14】本開示の1実施例に基づく複数のスレッドを具備するファックス通信サービスのブロック図。
【図15】本開示の1実施例に基づくファックス通信サービスコンフィギュレーションユーザインターフェースのスナップショット図。
【図16】本開示の1実施例に基づくファックス通信サービスプロパティユーザインターフェースのスナップショット図。
【図17】本開示の1実施例に基づくファックス通信サービスグループワイズ(groupwise)プロパティユーザインターフェースのスナップショット図。
【図18】本開示の1実施例に基づくファックス通信サービスレジストリィエディターユーザインターフェースのスナップショット図。
【図19】本開示の1実施例に基づくファックス通信サービス選択ユーザインターフェースのスナップショット図。
【図20】本開示の1実施例に基づくファックス通信サービスアクセスコンフィギュレーションユーザインターフェースのスナップショット図。
【図21】本開示の1実施例に基づくデバイスプロパティユーザインターフェースのスナップショット図。
【図22】本開示の1実施例に基づく一般プロパティユーザインターフェースのスナップショット図。
【図23】本開示の1実施例に基づく送信プロパティユーザインターフェースのスナップショット図。
【図24】本開示の1実施例に基づく挨拶プロパティユーザインターフェースのスナップショット図。
【図25】本開示の1実施例に基づくプロンプトプロパティユーザインターフェースのスナップショット図。
【発明の属する技術分野】
本開示はメッセージングデータの送信、受信及び管理に関するものであって、更に詳細には、メッセージングデータを送信し、受信し且つ管理するための使用が簡単な手段をユーザに提供するためにシェルインターフェースのようなオペレーティングシステムコンポーネントを適合させることに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
電子メール(即ち、Eメール)、ファクシミリ(ファックス)、ボイスメール及びページングはメッセージ通信用のポピュラーな手段となっている。コンピュータオぺレーティングシステムは、現在のところ、典型的に、ソフトウエアインターフェースを包含しており及び/又はこれら及びその他のメッセージ通信モードを使用するアプリケーションソフトウエアによってコンピュータシステムにおける通信ハードウエアの制御を簡単化させる画定されたプロトコルに従っている。
【0003】
例えば、テレフォンアプリケーションプログラミングインターフェース(TAPI)は、モデム及びその他の電話装置を介して通信を行うためにモデム及びその他の電話装置を制御するためにアプリケーションソフトウエアによって使用することが可能なウインドウズをベースとしたオペレーティングシステムにおける1組のソウトウエアルーチンである。TAPIは通話及びデータ通信の両方をサポートしており、多様な端末装置を可能とさせ、且つ会議通話、通話待機、及びボイスメール等の接続タイプ及び通話管理技術をサポートしている。
【0004】
メッセージングアプリケーションプログラミングインターフェース(MAPI)は、ネットワーク上の別の装置へ及びそれからメッセージ(例えば、電子メール)を送信し、受信し且つモニタするためにアプリケーションソフトウエア(例えば、ワードプロセッサ、スプレッドシート、グラフィックプログラム等)によって使用することが可能なダイナミックリンクライブラリィ(DLL)における1組のルーチンである。単純なMAPIを使用するアプリケーションはメッセージング機能のサブセットを使用する。拡張型MAPIアプリケーションは包括的な組のメッセージング機能を使用する。ポストオフィスプロトコル(POP)及びシンプルメールトランスファプロトコル(SMPT)は電子メール通信用の2つのプロトコルである。
【0005】
ソフトウエアファックス、ボイスメール及び/又はページャソリューションは、典型的に、以下の手段、即ち(a)電子メール内の統合、及び(b)独立したアプリケーション又はサービス、のうちの1つを介して実現される。各アプローチはユーザの観点からは簡単なものではない。
【0006】
ソフトウエアファクス、ボイスメール及び/又はページャソリューションに対する1つのアプローチは、このようなサービスを電子メールプロダクト内に統合させてファックス、ボイスメール、ページャ及び/又は電子メールメッセージングデータを送信及び/又は受信するための簡単なツールをユーザへ与えることである。このアプローチは欠点を有している。例えば、ユーザにとってクライエントプログラムを購入するための付加的なコストが負担となる場合があり、且つそのプログラムを学習し且つ理解することが必要となる場合がある。更に、クライエントプログラム内に複数個の通信サービスを統合させることは付加的なサポート及び開発問題を提示する。ある場合においては、電子メールクライエントプログラムは付加的なサービスと良好に統合しない場合がある。更に、ユーザの要求/マーケットがファックス、ボイスメール、ページャ及び/又はコンタクトメッセージングサービスを1つを超える数の電子メールクライエントプログラム内に統合させることを必要とする場合がある。
【0007】
一方、独立したアプリケーション又はサービスをファクス、ボイスメール、ページャ及び/又はコンタクトメッセージング用に提供することが可能である。然しながら、このようなアプリケーションは、典型的に、コアのオペレーティングシステムコンポーネントとは独立的にそのメッセージのグラフィック表示を与える。このようなアプリケーションに対するヒューマンインターフェースは、通常、その目的のためのみに開発されたソフトウエアプログラムであり、従って、ユーザはそのインターフェースを使用するために学習することが必要である。又、このようなメッセージングサービスは、ユーザがアプリケーションプログラムを実行する場合にのみ使用可能なものとされる(例えば、メッセージの存在が識別される)。
【0008】
様々な形態のウインドウズ(例えば、ウインドウズ95、ウインドウズ98、ウインドウズ2000、ウインドウズNT、ウインドウズCE、ウインドウズXP等)、ユニックス(例えば、リナックス、SUN OS、ソラリス、HB−UX)及びマッキントッシュ(例えば、MacOS、iMac、iBook等)等の多くのオペレーティングシステムはシェルインターフェースを提供し、それは標準の入力及び出力装置(例えば、マウス、キーボード、ディスプレイ、タッチスクリーン等)を介してユーザ/プログラマーがオペレーティングシステムと通信することを可能とする。該シェルインターフェースはFTP(ファイルトランスファプロトコル)サーバー等のリモートネットワーク格納サイト又はインターネット(又はその他のネットワーク)を探索するためのみならずファイル資源又はメディア資源を探索するために使用することが可能である。該シェルインターフェースは、又、データの同期を管理するため及びタスクスケジューリングのために使用することが可能である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
本開示は、シェルインターフェースを介してメッセージングデータを送信し、受信し且つ管理する方法を提供しており、1実施例によれば、該シェルインターフェース内にメッセージングコンポーネントをインストールし、該シェルインターフェースを使用して少なくとも1つのメッセージングエントリを表示し、尚該表示されるメッセージングエントリは受信したファックス、ボイスメール及び/又はページャメッセージを識別するものであり、且つ該受信したファックス、ボイスメール及びページャメッセージのうちの選択した1つへアクセスするために適宜の通信サービスを喚起することを包含しており、該選択したメッセージは該シェルインターフェースを介して選択される。
【0010】
本開示は、又、メッセージングデータを送信し、受信し且つ管理するシステムを提供しており、1実施例によれば、ファックス、ボイスメール及び/又はページャメッセージングサービスを与える複数個の通信サービス、該シェルインターフェースを介して少なくとも1つのメッセージングエントリを表示するためにメッセージングコンポーネントを具備するシェルインターフェースを有する少なくとも1つのメッセージングクライエント、及び該少なくとも1つのメッセージングクライエントと該複数個の通信サービスとの間にインターフェースを与えるホストサーバーを包含している。該表示されるメッセージングエントリは受信したファックス、ボイスメール及び/又はページャメッセージを識別する。該受信したファックス、ボイスメール及びページャメッセージのうちの1つは該シェルインターフェースを介して選択することが可能であり、且つ該通信サービスのうちの適宜の1つが該選択したメッセージへアクセスために該メッセージングクライエントによって喚起される。その喚起された通信サービスは、例えばボイスメッセージビュア、ページメッセージビュア又はファックスメッセージビュア等の適宜のビュアを与えることが可能である。その表示されたメッセージングエントリは、受信したファックス、ボイスメール及びページャメッセージが電子メールメッセージに対するアタッチメント即ち添付資料であることを示すことが可能である。
【0011】
本方法は、更に、該シェルインターフェースを介して2番目のメッセージングエントリを表示することを包含することが可能である。該2番目のメッセージングエントリは(a)送信したファックス、ボイスメール及び/又はページャメッセージを識別し(b)発信用ファックス、ボイスメール及び/又はページャメッセージを識別及び/又はコンタクトデータを提供することが可能である。
【0012】
該メッセージングコンポーネントは該シェルインターフェースを介してアクセス可能な使用するのが簡単なユーザインターフェースを付加し、それは(a)メッセージ作成ユーザインターフェース、(b)ステータスモニタユーザインターフェース、(c)メールボックスを管理するために該シェルインターフェースを介してアクセス可能なメッセージングプロパティユーザインターフェース(及び、メールボックスに対する設定を観察及び変更するための手段)を包含することが可能である。
【0013】
1実施例によれば、該メッセージングコンポーネントはメッセージングシェルネーム空間をインストールする。該メッセージングコンポーネントはダイナミックリンクライブラリィ内に維持することが可能である。
【0014】
インストールされるべきメッセージングコンポーネントは、例えばコンパクトディスク(CD)等のコンピュータによって読取可能な媒体上に格納及び/又はインターネット等のコンピュータネットワーク又はワイヤレス媒体等の別の伝送媒体を介して送信されるコンピュータプログラム(又は何等かの単位のコンピュータコード、即ちコンピュータが応答する命令であって例えばコードブロック、コード要素又はコードセグメント)において実現することが可能である。
【0015】
【発明の実施の形態】
本開示は、メッセージの送信、受信及び管理等のメッセージングサービス及びオペレーティングシステムのコンポーネントを使用してコンタクトを管理する新規な方法及びシステムを提供する。メッセージを送信し、受信し且つ管理し且つコンタクトを管理する機能は、オペレーティングシステムによって提供されるシェルインターフェース内に統合させることが可能である。メッセージングサービスはシェルインターフェース内に統合されて拡張するための柔軟性があり且つ広く入手可能であり且つ使用することが可能なメッセージングアプリケーションを提供する。ユーザは、典型的に、シェルインターフェースに精通しているので、本開示に基づいてメッセージングデータを管理するための学習曲線は著しく減少させることが可能である。
【0016】
図1に示した1実施例に基づくシステム10は、複数個の通信サービス11、ホストメッセージングサーバー12、少なくとも1つのメッセージングクライエント13を有している。本システムを以下により詳細に説明する。図1は2つのメッセージングクライエントを示している。然しながら、当業者にとって明らかなように、本システムは1つ又はそれ以上の(例えば、3個、4個等)メッセージングクライエントを包含すべく容易に適合させることが可能であり、クライエントの数に関する限界はホストメッセージングサーバーの能力に依存する。類推的に、本システムを1つ又はそれ以上の通信サービスを包含すべく適合させることが可能である。
【0017】
本開示の1実施例に基づくメッセージングデータを送信し、受信し且つ管理する方法を図1及び2を参照して説明する。メッセージングコンポーネントをメッセージングクライエントのシェルインターフェース内にインストールする(ステップ21)。少なくとも1つのメッセージングエントリをクライエントインターフェースのシェルインターフェースを介して表示する(ステップ22)。メッセージングエントリがホストサーバーを介して通信サービスを介して受信したファクス、ボイスメール及び/又はページャメッセージを識別する。ホストサーバーを介してメッセージングクライエントによって受信したファックス、ボイスメール及びページャメッセージのうちの選択した1つへアクセスするために適宜の通信サービスを喚起させる(ステップ23)。
【0018】
ウインドウズプラットフォーム上で実現された場合に、本開示の方法及びシステムの1例を図3−25を参照して以下に説明する。ウインドウズ環境においては、ウインドウズエクスプロアラーがシェルインターフェースとして提供される。例えばファクス、ボイス、ページャ及び電子メールメッセージングデータ(及びコンタクトデータ)のメッセージ管理及び通信を、以下に説明するように、エクスプロアラーシェルインターフェース内に統合させることが可能である。マッキントッシュ及びユニックスプラットフォームもシェルインターフェースを提供する。メッセージングデータを送信し、受信し且つ管理するための本明細書に記載する方法及びシステムは、又、本開示を読んだ後に当業者にとって明らかなように、このようなプラットフォームに対して適用するために適合させることが可能である。
【0019】
本明細書においてメッセージングコンポーネントと呼称するシェルネーム空間拡張を、エクスプロアラーシェルインターフェースを介してユーザのメッセージを管理し且つ統一するために提供することが可能である。メッセージングコンポーネントのエクスプロアラーシェルとの統合は、ウインドウズと共に来るコンポーネントに加えてネーム空間を使用するメッセージ管理を提供し、且つユーザがファックスメッセージ、ボイスメールメッセージ、ページメッセージ、電子メールメッセージ又はコンタクトデータ等の付加的なデータを観察することを可能とする。該シェル拡張内において観察されるデータコンポーネントは、更に、ビデオデータを包含すべく拡張させることが可能である。これらのツールをエクスプロアラーシェルインターフェース内に統合させた場合に、ユーザは使用するのが簡単な手段を有することとなり、それによって、ユーザはマルチメディアメッセージを管理し、アクセスし且つ通信するのに既に精通している蓋然性がある。
【0020】
インストール期間中に、メッセージングコンポーネントモジュールが適切にコピーされ且つエクスプロアラーがそれを自動的に見つけ出し且つロードすることが可能であるような形態とされる。例えば、メッセージングコンポーネントをウインドウズシステムに対するCOM(コンポーネントオブジェクトモデル)コンポーネントとしてインストールすることが可能である。適切な形態とすることにより、エクスプロアラーは自動的にメッセージングコンポーネントをロードし、メッセージングシェルネーム空間をウインドウズシステム内にインストールし、且つその基礎となる実現された機能をエクスプロアラーインターフェースの一部として動作させる。メッセージングコンポーネントはDLL(ダイナミックリンクライブラリィ)形態とすることが可能である。
【0021】
ユーザは異なるメッセージメディアタイプにアクセスすることが可能であるばかりか、どこで且つどのようにしてユーザがそれらへアクセスするかをエクスプロアラー内に統合させることが可能である。エクスプロアラーによってロードされると、例えば図3に示したように、メッセージングコンポーネントエントリ(図3において「BitwareMessaging(ビットウエアメッセージング)」として示してある)はエクスプロアラーの左側のツリービューペイン上のユーザのDesktop(デスクトップ)エントリの下側に表われる。エクスプロアラー内へのメッセージングコンポーネントのその他のタイプの統合も与えることが可能であり、例えば、(i)図4に例示的に示したようにエクスプロアラーのツールバー上の2つのメッセージングコンポーネント機能ボタン「Compose(作成)」及び「Properties(プロパティ)」の付加、及び(ii)エクスプロアラーのメニューバー上のメニュー項目(図4における「Bitware(ビットウエア)」)及び2つのサブメニュー項目「Compose(作成)」及び「Properties(プロパティ)」の付加等がある。エクスプロアラーの右側リストビューペイン上に表示されるべきビューのタイプに依存して付加的なメニュー項目を与えることが可能である。
【0022】
メッセージングコンポーネントエントリの下側に多数のフォルダーを表示させることが可能である。1実施例においては、メッセージングコンポーネントエントリはInBoxフォルダー、Sent Items(送信項目)フォルダー及びOutBoxフォルダー(例えば、図4に示してある)、及びコンタクトデータフォルダー(不図示)を包含することが可能である。これらのフォルダーのうちの1つが選択されると、エクスプロアラーの右側のペインは、例えば図5及び6に示したように、選択したフォルダーの詳細な内容に応答するデータを示す。各フォルダーは、そのアイコン、表示ネーム及びエクスプロアラー内に実現した機能を登録する。Inboxフォルダーが選択されると(例えば、ダブルクリックにより)、それは1つ又はそれ以上のユーザのメッセージングコンポーネントInboxフォルダーを拡大し且つ表示する。ユーザのInboxフォルダーのうちの1つが選択されると、選択したフォルダーにおける入力メッセージがエクスプロアラーの右側のペイン上に表示される。OutBoxフォルダーが選択されると、ファクス、ページャ及びボイスメッセージを包含するサービス中の発信用メッセージが表示される。Sent Itemsフォルダーが選択されると、そのフォルダーが拡大され且つ1つ又はそれ以上のユーザが送信した項目フォルダーを表示する。ユーザの送信項目フォルダーのうちの1つが選択されると、送信されたユーザの発信用メッセージのうちの特定したものがエクスプロアラーの右側のペイン上に表示される。
【0023】
各受信したメッセージに対して、そのメッセージと関連する識別情報を表示させることが可能である。例えば、図5及び6において、使用可能である場合に、受信したメッセージの送信者を識別する情報を表示することが可能である。又、メッセージの長さ及びメッセージを受信した日付及び時間を表示させることが可能である。
【0024】
観察すべきメッセージのタイプに基づいて異なるメッセージビュアを喚起させることが可能である。例えば、ファックスビュア、ボイスメッセージビュア及びページメッセージビュアを提供することが可能である。
【0025】
メッセージングコンポーネントエントリの下でのフォルダーの階層の別の実施例を以下に示してある。
【0026】
【表1】
【0027】
この実施例においては、各ユーザは対応するMailbox(メールボックス)フォルダーを有している。各ユーザのメールボックスはInBoxフォルダーと、Sent Items(送信項目)フォルダーと、OutBoxフォルダーと、Contact List(コンタクトリスと)フォルダーとを包含している。
【0028】
コンテキストメニューをエントリのタイプに基づいて与えることが可能である。従って、対応する項目に対して以下のメニュー機能を与えることが可能であり、即ち(a)開いた項目に対して、Compose(作成)、Properties(プロパティ)及び機能、(b)Inbox、Milbox、Outbox及びSent Itemsフォルダーに対して、Open(開く)及びExplore(探索)、(c)Inboxメッセージに対して、Open(開く)、Forward(転送)及びDelete(削除)、(d)Outboxメッセージに対して、Open(開く)、Cancel Job(ジャブキャンセル)及びReschedule(再スケジュール)、(e)Sent Items(送信項目)メッセージに対して、Open(開く)、Resent(再送)、Forward(転送)及びDelete(削除)である。
【0029】
ネイティブのクライエントインターフェースはステップバイステップのメッセージ作成ユーザインターフェースを包含することが可能である。例えば、図7において示したように、ウイザード型のフォーム作成を提供することが可能である。メッセージ作成ユーザインターフェースは受信者のタイプに基づいて選択した必要なユーザインターフェースページを表示する。受信者のタイプはファクス、ボイス及び/又はページャを包含している。
【0030】
メッセージングコンポーネントと統合することが可能な付加的な特徴を以下に説明する。
【0031】
図8はメッセージングデータを送信し、受信し且つ管理するための本開示の別の実施例に基づくシステムを示している。メッセージングコンポーネントはデスクトッププロダクトとして形態特定することが可能であるが、クライエント/サーバーモデリングを使用する実施例について以下に説明する。
【0032】
メッセージングコンポーネントは多くのタイプのクライエント統合のうちの1つにインストールすることが可能であり、ウインドウズエクスプロアラー、アウトルック/エクスチェンジ拡張型MAPI(メッセージアプリケーションプログラミングインターフェース)、アウトルックエクスプレス、及びアウトルックシンプルMAPI等を包含している。又、何等のMAPIメッセージング条件なしでメッセージングコンポーネントをユーザが使用することを可能とするネイティブのクライエントを与えることが可能である。
【0033】
使用可能なタイプのインストレーションをセットアップ手順期間中に選択するためにユーザインターフェースを介して提供することが可能である。メッセージングコンポーネントは、デストトップ、ラップトップ及びワークグループの環境のうちのいずれかの下で稼動すべく形態特定することが可能である。メッセージングコンポーネントはセットアップ期間中に最善のインストールオプションを検知し且つ提供することが可能である。一方、ユーザ選択インターフェースを表示することなしにSETUP.INIを修正することによってインストールのタイプを予め定義することが可能である。SETUP.INIファイルを修正することにより柔軟性のあるインストールオプションを与えることが可能である。例えば、エクスプロアラークライエント統合を有するボイス/ファックスを提供するためにインストールすることが可能である。SETUP.INIファイルを適宜修正することにより、コードの再コンパイルなしでファックスのみを提供するためにボイス特徴を除去することが可能である。
【0034】
メッセージングコンポーネントは、拡張型又は単純なMAPI統合に準拠すべく形態特定することが可能である。従って、アドレスブックテンプレート、トランスポートサービスプロバイダー、メッセージフックサービスプロバイダー、メッセージフォーム、同期拡張及びコマンド拡張を提供することが可能である。アドレスブックサービスは1つの単一ユーザインターフェースページ内にボイス/ファックス/ページャ電話番号エントリを作成する手段をユーザに提供する。トランスポートサービスは、メッセージングコンポーネントとメッセージフロントエンドとの間のデリバリサービス(送信及び受信)を与える。メッセージフックサービスは、編成のための自動作成サブフォルダーによりメッセージフロントエンドからのメッセージ及びユーザメールボックスを管理するための手段を提供する。フォームプロバイダーは、例えばネイティブのビューにおける着信ボイスメッセージ、ページャメッセージ又はファックス等の異なるタイプのメッセージを容易に観察するための手段をユーザに提供する。同期拡張は読取且つ削除したメッセージを有するメッセージングInboxをメッセージングコンポーネントホストにおけるものと同期させる。コマンド拡張はメッセージ作成フォームを喚起させるためのメニュー項目を与える。メッセージをプレビューするためのプレビュー拡張を設けることも可能である。
【0035】
メッセージングコンポーネントクライエント統合をインターネットメールクライエントアプリケーションで実施することが可能である。メッセージングコンポーネントは、SMTP及びPOP3(ポストオフィスプロトコルバージョン3)コンポーネントを具備するインターネットクライエントとして統合させることが可能である。従って、ファックス及びボイスメッセージはSMTP/POP3メッセージングクライエントとして送信及び受信することが可能である。該メッセージはアタッチメント即ち添付資料としてデリバーすることが可能である。SMTP及びPOP3サーバーは局所的に稼動する。
【0036】
メッセージングコンポーネントはTAPEに準拠することが可能であり、且つ複数個のTAPIデバイスを同時的にサポートすることが可能である。メッセージングコンポーネントは、又、TAPIデバイスを介してファックスを送信及び受信するためにアドバンストコンフィギュレーションアンドパワーインターフェース(即ち、オペレーティングシステムによって支持されるパワー管理及びシステム形態用のインターフェース仕様)に準拠させることが可能である。
【0037】
ページャサービス(図面には示していない)をTAP(テロケーターアルファニューメリックプロトコル)プロトコル及び/又はUCP−SMS(ユニバーサルコンピュータプロトコル−ショートメッセージシステム)、SMS/TAP等のその他のページャプロトコルに準拠するように適合させることが可能である。
【0038】
メッセージングコンポーネントはコアサーバーコンポーネント、クライエントコンポーネント、クライエント統合コンポーネント、及びサービスコンポーネントを包含することが可能である。
【0039】
メッセージングコンポーネントのサーバーコンポーネントは、データトランズアクション及びファックスサービスを実施し、且つ、例えば、ウインドウズNTの下でのNTサービス及びウインドウズ95/98の下でのアプケーションサービスを稼動するコンポーネントを包含することが可能である。サーバーコンポーネントは、複数の通信サービスのみならず複数のクライエント接続を提供することが可能である。
【0040】
メッセージングコンポーネントは以下のクライエントコンポーネントを包含することが可能であり、即ち、シェルネーム空間拡張コンポーネント、ステータスモニタコンポーネント、プロパティコンポーネント、作成コンポーネント、ヘルパーコンポーネント、電話コンポーネント、ボイスメッセージコンポーネント、ファックスビュアコンポーネント、ターミナルコンポーネント、アタッチメントレンダリングコンポーネント、カバーページコンバータコンポーネントである。シェルネーム空間拡張コンポーネントは、エクスプロアラーにおける表示のためにユーザのinbox、outbox、sent itemsの内容の同一性を識別し且つ供給する。ステータスモニタコンポーネントは通信装置のステータスをモニタし、従ってジョブリスト及びデバイス(装置)ステータスを表示することが可能である。例えばトレイアイコンポップアップメニュー、プログラムメニュー、ツールバー等を介して異なる機能を選択するための手段をユーザに与えることが可能である。プロパティコンポーネントは、メールボックスを付加し且つ管理し、且つメールボックスに対する設定を観察し且つ変更するための手段をユーザに提供する。作成コンポーネントは、メッセージを作成するためのユーザインターフェースを与える。ヘルパーモジュールはウインドウズサービスコンポーネントを実行する。ボイスメッセージコンポーネントはボイスメッセージに対するフォームビュアを与える。ターミナルコンポーネントは、ブレチンボードシステム(BBS)へ及びそれからファイルを送信及び受信し、チャットモードを介して通信し、スクリプトファイル及びマクロキーを喚起し且つリモートダイアルアップ機能を実施するための手段をユーザに与える。
【0041】
ファックスビュアコンポーネントは受信したファックスを観察し且つ注釈付けを行うビュアを与える。画像コピー/貼り付け機能をアノテーション(注釈付け)モードにおいて与えることが可能である。該ビュアはズーム機能を有することが可能である。該ビュアが最初に開かれると、そのズーム設定はFIT TO WIDTHに設定することが可能である。そのズーム設定は格納することが可能であり、従ってそのビュアが次に開かれる場合には、格納されているズーム設定を適用することが可能である。
【0042】
メッセージングコンポーネントは以下のクライエント統合コンポーネントを有することが可能であり、即ち、コネクタモジュール、アドレスブックプロバイダーモジュール、コンバージョンモジュール、トランスポートサービスプロバイダーモジュール、メッセージサービスモジュール、インボックス(inbox)同期拡張モジュール、MAPI拡張モジュール、ファックス通信モジュール、画像及びスクリプトモジュール、MAPIサポートDLLモジュール、メッセージプレビューモジュールである。
【0043】
コンバージョンモジュールは、アドレスブックプロバイダーモジュールからのアドレスブックエントリをアウトルック又はエクスチェンジ又はアウトルックエクスプレス用ウインドウズアドレスブック(WAB)用の個人的なアドレスブックにおけるエントリヘ変換させる。メッセージングコンポーネントはMAPI個人アドレスブック(PAB)統合及びWAB統合用の形態とさせることが可能である。ネーム即ち名前に基づく逆WABルックアップは、アドレスタイプが無効である場合に、実施することが可能である。
【0044】
コネクタモジュールは、メッセージングコンポーネントをインターネットクライエント(例えば、アウトルックエクスプレス)と接続させる。インターネットクライエントコネクタ(ICC)の機能は、インターネット電子メールクライエントがメッセージングコンポーネントを介してファックス、ページャ及びボイスメッセージを送信及び受信することを可能とすることである。ICCはSMTPを使用して発信用サービスを提供し且つPOP3を使用して受信用サービスを与えることが可能である。インターネットクライエントはファクス、ページャ又はボイスメッセージを作成し且つスタンダードの電子メールに類似したICCのSMTPインターフェースへ供給することが可能である。ICCのインターネット電子メールシステム及びMAPIメッセージングシステムとの統合を例示的に図9に示してある。オペレーティングシステムに対する一体化されたメッセージングソリューションとしてメッセージングコンポーネントを継ぎ目なく統合させるために電子メールクライエントアプリケーションとの厳しい統合を与えることが可能である。ICCはスタンダードのローカルホストとしてクライエントワークステーション内に存在することが可能であり、且つインターネットクライエントアプリケーションとメッセージングコンポーネントとの間のメッセージトランスポートとして作用することが可能である。
【0045】
メッセージングコンポーネントは以下のサービスコンポーネントを包含することが可能であり、即ち、通信サービスコンポーネント、及びユーザインターフェースコンポーネントである。通信サービスコンポーネントはTAPIデバイスを介してファックスするための通信サービスを提供し、ローカルマシンにおけるTAPIデバイスを管理し且つファックスサービスに対するユーザインターフェースを提供する。ユーザインターフェースコンポーネントはクライエントプロパティコンポーネントに対するユーザインターフェースを与える。
【0046】
メッセージングコンポーネントは複数個のメッセージングサービスの同時的な取扱いを与える。クライエント/サーバーアーキテクチャを使用することが可能であるので、メッセージングコンポーネントは拡張可能な通信サービスを提供する。異なる通信デバイス又はサービスをサポートするために、スタンダードのリモート手順コール(RPC)インターフェースを提供することが可能である。アドインサービスと共に、対応する通信サービスを介しての通信デバイスを使用してファックスを送信/受信し、ボイスメッセージを同報通信し且つページャメッセージを送信するために使用することが可能である。
【0047】
該サービスはコンフィギュレーション(形態特定)及び通信コンポーネントを包含することが可能である。コンフィギュレーションコンポーネントはプロパティディスプレイ及び通信装置又はサービスに対するコンフィギュレーション即ち形態を取扱う。通信コンポーネントはデータ送信及び受信を取扱う。該コンポーネントは図10に示したように、ホストインターフェースを介してメッセージングコンポーネントクライエントと相互作用を行う。
【0048】
例えば図11に示したように、例えばTAPIデバイス、FAXサービス(以下に説明)等の異なる通信サービスプラグインに対してスタンダードのRPCインターフェースを提供することが可能である。通信サービスはインストール手順期間中に選択することが可能である。セットアッププロセスは複数の通信サービスをサポートするためにデバイス検知メカニズムを包含することが可能である。デリバリの優先度はサービスのリストの順番に基づくものとすることが可能である。
【0049】
ステータスモニタはプロパティコンフィギュレーション及びその他のコンポーネントの喚起を包含するメッセージングコンポーネントによって提供される殆どの機能へアクセスするために送信/受信ステータスディスプレイ及びユーザインターフェースを提供する。それはメッセージカウントを追跡する。プロパティ情報はメニュー選択から喚起することが可能である。各デバイス(装置)は図11に示したように個別的にイネーブル/ディスエーブルさせることが可能である。
【0050】
ステータスモニタが開始すると、インストール期間中にこのサービスに対する設定がディスエーブルされない限り、それは各通信サービスからの自動検知機能を実行することが可能である。サービスコンフィギュレーションは、必要である場合に、正しいデバイスコンフィギュレーションを確保するためにコンフィギュレーション用のポップアップユーザインターフェースを提供することが可能である。
【0051】
メッセージングコンポーネントはクライエントコンポーネントとして1つ又はそれ以上のFAXサービス(FAXserve)と統合することが可能である。FAXserveは多数の使用可能なクライエントのうちの1つを介してそれらのデスクトップからユーザがファックスから送信及び受信することを可能とさせる。FAXserve通信サービスモジュールはメッセージングコンポーネントとFAXserveとの間に直接的な通信を与える。FAXserve通信サービスに対してプロパティコンフィギュレーションユーザインターフェースを与えることが可能である。メッセージングコンポーネントのFAXserveコンポーネントとの統合の概略を示したブロック図を例えば図13に示してある。
【0052】
FAXserve通信サービスはメッセージングコンポーネントとFAXserveとの間の直接的な通信用の手段を提供し且つフレームワークとしてTAPI通信サービス(以下に説明する)に基づくことが可能である。FAXserve通信サービスは、ホストサーバーとインターフェースを行うビットウエア(Bitware)クライエントインターフェース、及びFAXserveサーバーと通信を行うためにAPI(アプリケーションプログラムインターフェース)を使用するカスタムインターフェースを提供するFAXserveクライエントインターフェースを包含している。FAXserve通信サービスは、図14に示したように、動作タイプの各々に対して多数の独立したスレッドを有することが可能である。
【0053】
メインのスレッド(Thread)はモジュール初期化、クリンアップ、FAXserveサーバー接続、ユーザ認証、ユーザ設定、ステータスアップデート、その他のスレッドのスタートアップを取扱うことが可能である。それは、又、ワークステーション内の現在の接続に基づいて適切なFAXserveサーバーに対してスキャンすることが可能である。それはFAXserveユーザ/接続を認証し且つその他のスレッドに対する変数を初期化する。それが送信及び受信スレッドを開始させた後に、そのメールボックスへ/からステータス情報又はアップデートFAXserveユーザ情報を提供するためにホストサーバーからの要求をサービスすることを待機する間アイドル状態となる。
【0054】
受信ファックススレッド(Receive Fax Thread)は、FAXserveサーバーにおける特定のユーザフォルダーから新たに受取ったファックスをポーリングする。受信ファクスが検知されると、それはFAXserveサーバーからFAXserveクライエントインターフェースを介してビットウエアクライエントインターフェースによって決定されるようにローカルのワークステーションユーザのフォルダーへ移動させることが可能である。ファックスファイルがコピーされた後に、FAXserveクライエントインターフェースはFAXserveサーバーにおけるコピーを除去し且つそのファックスに関連するジョブハンドルをデアロケート即ち割当て解除する。一方、ビットウエアクライエントインターフェースは新たなメッセージイベントを開始させてファックスファイルの新たな到着をホストサーバーに通知する。
【0055】
送信ファックススレッド(Send Fax Thread)は、接続されているFAXserveへファックスジョブを提出する手段を提供し且つビットウエアクライエントインターフェースを介してホストサーバーをポーリングし、いずれかのファックスジョブがサービスされるべき準備がなされているか否かを決定する。それはメッセージングコンポーネントレンダリングエージェントがそのファックスジョブに対するカバーページを発生することを喚起させる。該レンダリングエージェントは、又、その他の通信サービス(例えば、TAPA通信サービス)及びインターネットクライエントコネクタによって使用することが可能である。そのファックスジョブがレディ即ち準備完了となった後に、それはFAXserveクライエントインターフェースを使用してそのジョブをFAXserveへ提出する。
【0056】
カスタムカバーページ情報を包含する送信者情報はメッセージジョブ自身内部のものとすることが可能である。FAXserve通信サービスは直接的にそれを処理してFAXserveへ提出するためにそのジョブ構造を完成する。
【0057】
FAXserve通信サービスオプションを形態特定するためにスダンドアローンDLLをユーザへ提供することが可能である。ユーザがそのユーザインターフェースを持ち出すと、例えば図15に示したような使用可能なFAXserveサーバーのリストを提供することが可能である。サーバーネームの次のボックスをチェックすることによりサーバーをイネーブルさせることが可能である。
【0058】
図16に示したように、プロパティボタンが押されるとダイアログボックスを提示することが可能である。GroupWiseファックスジョブを取扱うためにメッセージングコンポーネントと共にGroupWiseコネクタモジュールを提供することが可能である。サーバーに対する使用可能なGropuWiseレンダリングエージェントが存在する場合には、ユーザは図17に示したようにGroupWiseプロパティページへアクセスすることが可能である。
【0059】
図18に示したように、FAXsserve通信サービスプロパティユーザインターフェースによってレジストリィエントリへアクセスすることが可能である。FAXserveサービスネーム「FSNWSVC」の下でサーバーのリストを示すことが可能である。幾つかの関連性のあるレジストリィエントリは図18に示した以下のものを包含することが可能である。
【0060】
【表2】
【0061】
DLLユーザインターフェースは、FAXserveサーバーの選択/選択解除のためにユーザへ提供することが可能である。例えば図19に示したように、サーバーはサーバーネームの次のボックスをチェックすることにより選択することが可能である。例えば図20に示したように、選択したFAXserveサーバーへのアクセスの形態特定を行うためにダイアログウインドウを提供することが可能である。
【0062】
例えば図21に示したように、TAPI通信サービスオプションの形態特定を行うためにDLLユーザインターフェースを提供することが可能である。例えば図22に示したように、一般プロパティページがユーザにメッセージプロパティを設定するための手段を提供する。例えば図23に示したように、送信ページが、例えば再試行時間及び遅延時間等の送信プロパティを設定するための手段をユーザに提供する。例えば図24に示したような挨拶ページ及び例えば図25に示したようなプロンプトページもオプションとして提供することが可能である。
【0063】
図3−7,11,12,15−25は、本開示の実施例に基づく、メッセージ管理用のシェルインターフェースと関連したスタンダードのユーザインターフェース規約の適合である例示的なユーザインターフェースのスナップショットを示している。当業者にとって明らかなように、本明細書において説明したメッセージ管理特徴をサポートするために多数のその他のこのようなインターフェースが可能である。例えば、以下のような付加的なユーザインターフェース特徴を提供することが可能であり、(a)インストール期間中にデスクトップへダイアラー及び作成ショートカットの付加、(b)適宜の場所におけるダイアラーにおけるダイアル/ハングアップボタン等のような「エンター」キーストローク機能、(c)再ダイアル履歴記録における番号に対する再ダイアルを容易とさせる再ダイアルボタン、(d)再ダイアルボタン上の右クリックが最近ダイアルしたエントリのネーム及び番号を示すトップアップメニューをトリガ、(e)メッセージカウンタディスプレイコントロールに対する右クリックがメールボックスリストのディスプレイをトリガ、(f)新たなメッセージが存在することの通知、例えばシステムトレイメッセージングコンポーネントアイコンの点滅、(g)ユーザがメッセージクライエントにおいて前方向にクリックする場合に、作成ダイアログがアタッチされたファックス/ボイス/ページャファイルと共に開く、(h)メッセージ待機状態の表示の提供、例えば一般的な点滅用スクロールロックライト、(i)適宜のパスワードのみでの安全確保されたメールボックスへのアクセスの制限、(j)ファックスの別のファックス番号又はメールボックスへの自動転送及びボイスメッセージの別のボイス番号又はメールボックスへの自動転送の提供、(k)ファックスヘッダー及びカバーページに類似したジョブ情報のカバーページとのマージを包含するマクロをベースとしたページャ通知の提供(ネーム、番号、日付、時間等を包含する発行者IDのサポート)、(l)通話記録におけるダイアラー番号を介してのコールバックの提供、(m)シンプルMAPIモードの下での使用メールボックスを作成する場合のメールアカウントの作成及び削除処理の提供等である。
【0064】
上述した特定の実施例は例示的なものであり、且つ本開示の精神から又は特許請求の範囲から逸脱することなしにこれらの実施例に関して多くの変形例を導入することが可能である。異なる例示的な実施例の要素及び/又は特徴はこの開示及び特許請求の範囲内において互いに結合させ及び/又は互いに置換させることが可能である。
【0065】
「メッセージングデータを送信し、受信し且つ管理する方法及びシステム(METHOD AND SYSTEM FOR SENDING , RECEIVING AND MANAGING MESSAGING DATA)」という名称の2000年8月31日付で出願した米国仮出願番号600/229,403号を読むことにより当業者は付加的な変形例が明らかなものとなり、尚上記特許出願を引用により本明細書に取込む。
【図面の簡単な説明】
【図1】メッセージングデータを送信し、受信し、管理するための本開示の1実施例に基づくシステムに対応するブロック図。
【図2】メッセージングデータを送信し、受信し、管理するための本開示の1実施例に基づく方法のフローチャート。
【図3】本開示の1実施例に基づくデスクトップエントリの下でのメッセージングエントリのスナップショット図。
【図4】本開示の1実施例に基づいてエクスプロアラーの右側ペイン上に表われるメッセージングエントリにおけるフォルダーのスナップショット図。
【図5】本開示の1実施例に基づいてエクスプロアラーの右側ペイン上に表われるインボックス(inbox)フォルダーにおけるメッセージのスナップショット図。
【図6】本開示の1実施例に基づいてインボックスフォルダーが選択された場合にエクスプロアラーの右側ペイン上に表われるインボックスフォルダーにおけるメッセージの別のスナップショット図。
【図7】本開示の1実施例に基づくメッセージ作成ユーザインターフェースのスナップショット図。
【図8】メッセージングデータを送信し、受信し、管理するための本開示の別の実施例に基づくシステムに対応するブロック図。
【図9】本開示の1実施例に基づいてインターネットクライエントコネクタのインターネット電子メールシステム及びMAPIメッセージングシステムとの統合の一例を示したブロック図。
【図10】本開示の1実施例に基づいてホストインターフェースを介してのメッセージクライエントとコンフィギュレーション及び通信コンポーネントとの間のインタラクション即ち相互作用の概略図。
【図11】本開示の1実施例に基づく通信サービスプロパティユーザインターフェースのスナップショット図。
【図12】本開示の1実施例に基づくステータスモニタユーザインターフェースのスナップショット図。
【図13】本開示の1実施例に基づくネイティブメッセージングクライエントのファックスサービスとの統合の1例を示したブロック図。
【図14】本開示の1実施例に基づく複数のスレッドを具備するファックス通信サービスのブロック図。
【図15】本開示の1実施例に基づくファックス通信サービスコンフィギュレーションユーザインターフェースのスナップショット図。
【図16】本開示の1実施例に基づくファックス通信サービスプロパティユーザインターフェースのスナップショット図。
【図17】本開示の1実施例に基づくファックス通信サービスグループワイズ(groupwise)プロパティユーザインターフェースのスナップショット図。
【図18】本開示の1実施例に基づくファックス通信サービスレジストリィエディターユーザインターフェースのスナップショット図。
【図19】本開示の1実施例に基づくファックス通信サービス選択ユーザインターフェースのスナップショット図。
【図20】本開示の1実施例に基づくファックス通信サービスアクセスコンフィギュレーションユーザインターフェースのスナップショット図。
【図21】本開示の1実施例に基づくデバイスプロパティユーザインターフェースのスナップショット図。
【図22】本開示の1実施例に基づく一般プロパティユーザインターフェースのスナップショット図。
【図23】本開示の1実施例に基づく送信プロパティユーザインターフェースのスナップショット図。
【図24】本開示の1実施例に基づく挨拶プロパティユーザインターフェースのスナップショット図。
【図25】本開示の1実施例に基づくプロンプトプロパティユーザインターフェースのスナップショット図。
Claims (20)
- シェルインターフェースを介してメッセージングデータを送信し、受信し且つ管理する方法において、
前記シェルインターフェース内にメッセージングコンポーネントをインストールし、
前記シェルインターフェースを介して少なくとも1つのメッセージングエントリを表示し、尚前記表示されたメッセージングエントリは受信したファックス、ボイスメール及び/又はページャメッセージを識別するものであり、
前記受信したファックス、ボイスメール及びページャメッセージのうちの選択した1つへアクセスするために適宜の通信サービスを喚起させ、尚前記選択したメッセージは前記シェルインターフェースを介して選択されたものである、
ことを特徴とする方法。 - 請求項1において、更に、前記シェルインターフェースを介して2番目のメッセージングエントリを表示し、前記2番目のメッセージングエントリは送信したファックス、ボイスメール及び/又はページャメッセージを識別することを特徴とする方法。
- 請求項1において、更に、前記シェルインターフェースを介して2番目のメッセージングエントリを表示させ、前記2番目のメッセージングエントリが発信用ファックス、ボイスメール及び/又はページャメッセージを識別することを特徴とする方法。
- 請求項1において、更に、前記シェルインターフェースを介して2番目のメッセージングエントリを表示させ、前記2番目のメッセージングエントリがコンタクトデータを与えることを特徴とする方法。
- 請求項1において、前記メッセージングコンポーネントがメッセージングシェルネーム空間をインストールすることを特徴とする方法。
- 請求項1において、前記メッセージングコンポーネントが前記シェルインターフェースを介してアクセス可能なメッセージ作成ユーザインピーダンスを付加することを特徴とする方法。
- 請求項1において、前記メッセージングコンポーネントが前記シェルインターフェースを介してアクセス可能なステータスモニタユーザインターフェースを付加することを特徴とする方法。
- 請求項1において、前記メッセージングコンポーネントがメールボックスを管理するために前記シェルインターフェースを介してアクセス可能なメッセージングプロパティユーザインターフェースを付加することを特徴とする方法。
- 請求項8において、前記ユーザインターフェースが前記メールボックスに対する設定を観察及び変更する手段を与えることを特徴とする方法。
- 請求項1において、前記通信サービスがボイスメッセージビュアを包含していることを特徴とする方法。
- 請求項1において、前記通信サービスがページャメッセージビュアを包含していることを特徴とする方法。
- 請求項1において、前記通信サービスがファックスメッセージビュアを包含していることを特徴とする方法。
- 請求項1において、前記メッセージングコンポーネントがダイナミックリンクライブラリィ内に維持されることを特徴とする方法。
- 請求項1において、前記表示されるメッセージングエントリが、受信したファックス、ボイスメール及びページャメッセージが電子メールメッセージへのアタッチメントであることを示すことを特徴とする方法。
- シェルインターフェースを介してメッセージングデータを送信し、受信し且つ管理するための方法ステップを実施するためにマシンによって実行可能な命令からなるプログラムを実現する機械読取可能なプログラム記憶装置において、前記方法ステップが、
前記シェルインターフェース内にメッセージングコンポーネントをインストールさせ、
前記シェルインターフェースを介して少なくとも1つのメッセージングエントリを表示させ、尚前記表示されたメッセージングエントリは受信したファックス、ボイスメール及び/又はページャメッセージを識別するものであり、
前記受信したファクス、ボイスメール及びページャメッセージのうちの選択した1つへアクセスするために適宜の通信サービスを喚起させ、尚前記選択されたメッセージは前記シェルインターフェースを介して選択されるものである、
ことを包含していることを特徴とするプログラム記憶装置。 - 請求項15において、前記方法ステップが、更に、
前記シェルインターフェースを介して2番目のメッセージングエントリを表示させ、前記2番目のメッセージングエントリは送信したファックス、ボイスメール及び/又はページャメッセージを識別する、
ことを包含しているプログラム記憶装置。 - シェルインターフェースを介してメッセージングデータを送信し、受信し且つ管理するためにコンピュータによって実行可能な命令を実現する伝送媒体において実現されているコンピュータデータ信号において、
前記シェルインターフェース内にメッセージングコンポーネントをインストールするためにインストールコードを包含する第一セグメント、
前記シェルインターフェースを介して少なくとも1つのメッセージングエントリを表示するために前記メッセージングコンポーネントにおいてメッセージ管理コードを包含する第二セグメント、尚前記表示されたメッセージングエントリは受信したファックス、ボイスメール及び/又はページャメッセージを識別するものであり、
前記受信したファックス、ボイスメール及びページャメッセージのうちの選択した1つへアクセスするために適宜の通信サービスを喚起するためのサービス喚起コードを包含する第三セグメント、尚前記選択したメッセージは前記シェルインターフェースを介して選択されるものである、
ことを包含しているコンピュータデータ信号。 - 請求項17において、2番目のメッセージングエントリが前記シェルインターフェースを介して表示され、前記2番目のメッセージングエントリは送信したファクス、ボイスメール及び/又はページャメッセージを識別することを特徴とするコンピュータデータ信号。
- メッセージングデータを送信し、受信し且つ管理するシステムにおいて、
ファックス、ボイスメール及び/又はページャメッセージングサービスを提供する複数個の通信サービス、
前記シェルインターフェースを介して少なくとも1つのメッセージングエントリを表示するためにメッセージングコンポーネントを具備するシェルインターフェースを有する少なくとも1つのメッセージングクライエント、尚前記表示されるメッセージングエントリは受信したファックス、ボイスメール及び/又はページャメッセージを識別し、前記受信したファクス、ボイスメール及びページャメッセージのうちの1つが前記シェルインターフェースを介して選択され、且つ前記選択したメッセージへアクセスするために前記メッセージングクライエントによって前記通信サービスのうちの適宜の1つが喚起されるものであり、
前記少なくとも1つのメッセージングクライエントと前記複数個の通信サービスとの間にインターフェースを与えるホストサーバー、
を有しているシステム。 - 請求項19において、2番目のメッセージングエントリが前記シェルインターフェースを介して表示され、前記2番目のメッセージングエントリは送信したファックス、ボイスメール及び/又はページャメッセージを識別することを特徴とするシステム。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US22940300P | 2000-08-31 | 2000-08-31 | |
PCT/US2001/027291 WO2002019082A2 (en) | 2000-08-31 | 2001-08-31 | Method and system for messaging |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004518184A true JP2004518184A (ja) | 2004-06-17 |
Family
ID=22861091
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002523134A Pending JP2004518184A (ja) | 2000-08-31 | 2001-08-31 | メッセージングデータを送信し、受信し且つ管理する方法及びシステム |
Country Status (11)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US7185058B2 (ja) |
EP (1) | EP1314123A2 (ja) |
JP (1) | JP2004518184A (ja) |
KR (1) | KR20030048018A (ja) |
CN (1) | CN1449539A (ja) |
AU (1) | AU2001287017A1 (ja) |
BR (1) | BR0113595A (ja) |
CA (1) | CA2417253A1 (ja) |
IL (1) | IL154117A0 (ja) |
WO (1) | WO2002019082A2 (ja) |
ZA (1) | ZA200300373B (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006081174A (ja) * | 2004-09-10 | 2006-03-23 | Microsoft Corp | ファックスメッセージを表すようにメッセージスキーマを拡張するシステムおよび方法 |
US20180144306A1 (en) * | 2005-12-30 | 2018-05-24 | Blackberry Limited | Representing new messages on a communication device |
Families Citing this family (44)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6438585B2 (en) * | 1998-05-29 | 2002-08-20 | Research In Motion Limited | System and method for redirecting message attachments between a host system and a mobile data communication device |
US6219694B1 (en) | 1998-05-29 | 2001-04-17 | Research In Motion Limited | System and method for pushing information from a host system to a mobile data communication device having a shared electronic address |
US6343116B1 (en) * | 1998-09-21 | 2002-01-29 | Microsoft Corporation | Computer telephony application programming interface |
US7251315B1 (en) | 1998-09-21 | 2007-07-31 | Microsoft Corporation | Speech processing for telephony API |
US7007244B2 (en) * | 2001-04-20 | 2006-02-28 | Microsoft Corporation | Method and system for displaying categorized information on a user interface |
GB0125201D0 (en) * | 2001-10-19 | 2001-12-12 | Nokia Corp | A messaging system |
US7412486B1 (en) * | 2001-12-14 | 2008-08-12 | Edial, Inc. | Methods and apparatus providing a web based messaging system |
US7046772B1 (en) | 2001-12-17 | 2006-05-16 | Bellsouth Intellectual Property Corporation | Method and system for call, facsimile and electronic message forwarding |
US7343004B2 (en) * | 2001-12-18 | 2008-03-11 | Siemens Energy & Automation, Inc. | Numeric and text paging with an integral PLC modem |
US20080261633A1 (en) * | 2002-10-22 | 2008-10-23 | Research In Motion Limited | System and Method for Pushing Information from a Host System to a Mobile Data Communication Device |
US7796977B2 (en) | 2002-11-18 | 2010-09-14 | Research In Motion Limited | Voice mailbox configuration methods and apparatus for mobile communication devices |
US7079632B2 (en) | 2003-08-28 | 2006-07-18 | International Business Machines Corporation | Voice mail profiles for dynamic voice mail response |
US7194516B2 (en) * | 2003-10-23 | 2007-03-20 | Microsoft Corporation | Accessing different types of electronic messages through a common messaging interface |
US8150923B2 (en) | 2003-10-23 | 2012-04-03 | Microsoft Corporation | Schema hierarchy for electronic messages |
US8055907B2 (en) * | 2003-10-24 | 2011-11-08 | Microsoft Corporation | Programming interface for a computer platform |
US20050149213A1 (en) * | 2004-01-05 | 2005-07-07 | Microsoft Corporation | Media file management on a media storage and playback device |
US8005462B2 (en) * | 2004-02-17 | 2011-08-23 | Teamon Systems, Inc. | System and method of retrieving electronic mail |
US8255835B2 (en) | 2004-02-24 | 2012-08-28 | Research In Motion Limited | Method and system for managing unread electronic messages |
US20080201299A1 (en) * | 2004-06-30 | 2008-08-21 | Nokia Corporation | Method and System for Managing Metadata |
US7702669B2 (en) | 2004-09-02 | 2010-04-20 | Ringcentral, Inc. | Synchronization in unified messaging systems |
EP1811439A1 (en) * | 2005-12-30 | 2007-07-25 | Research In Motion Limited | Representing new messages on a communication device |
US8077855B2 (en) * | 2006-04-10 | 2011-12-13 | Microsoft Corporation | Enhanced addressing for fax recipients |
US20080055263A1 (en) * | 2006-09-06 | 2008-03-06 | Lemay Stephen O | Incoming Telephone Call Management for a Portable Multifunction Device |
US8014760B2 (en) | 2006-09-06 | 2011-09-06 | Apple Inc. | Missed telephone call management for a portable multifunction device |
US8090087B2 (en) * | 2006-10-26 | 2012-01-03 | Apple Inc. | Method, system, and graphical user interface for making conference calls |
US7975242B2 (en) * | 2007-01-07 | 2011-07-05 | Apple Inc. | Portable multifunction device, method, and graphical user interface for conference calling |
EP2132641A4 (en) * | 2007-03-02 | 2012-07-04 | Telarix Inc | SYSTEM AND METHOD FOR EXCHANGE OF USER DEFINABLE DOCUMENT |
US20080252933A1 (en) * | 2007-04-12 | 2008-10-16 | Microsoft Corporation | Enhanced facsimile handling |
ATE438997T1 (de) * | 2007-06-18 | 2009-08-15 | Alcatel Lucent | Steuerung eines telekommunikationsdienstsystems mittels peer-to-peer-techniken |
US7720921B2 (en) * | 2007-08-27 | 2010-05-18 | International Business Machines Corporation | System and method for soliciting and retrieving a complete email thread |
WO2009064233A1 (en) * | 2007-11-16 | 2009-05-22 | Telefonaktiebolaget Lme (Publ.) | A terminal client and a client device for managing messages in a network infrastructure of a telecommunications system |
US8238526B1 (en) * | 2008-03-31 | 2012-08-07 | Google Inc. | Voicemail outbox |
US8631079B2 (en) * | 2008-06-20 | 2014-01-14 | Microsoft Corporation | Displaying a list of file attachments associated with a message thread |
US20140257845A9 (en) * | 2008-08-05 | 2014-09-11 | Vasu Rangadass | Operating System |
US8689008B2 (en) * | 2008-08-05 | 2014-04-01 | Net.Orange, Inc. | Operating system |
US20110295961A1 (en) * | 2010-04-28 | 2011-12-01 | M2 Information Systms, Inc. | System and method for conveying patient information |
CN102695143A (zh) * | 2011-03-22 | 2012-09-26 | 王函石 | 一种全媒体科普视窗sms消息传递方法 |
US10484536B2 (en) * | 2011-09-16 | 2019-11-19 | Blackberry Limited | Methods and apparatus to associate voice messages with missed calls |
US9135030B2 (en) * | 2012-06-29 | 2015-09-15 | M-Files Oy | Method, an apparatus and a computer program product for extending an application in a client device |
US20150326514A1 (en) * | 2014-05-09 | 2015-11-12 | Mozido, Inc. | Modular messaging platform |
US9912632B2 (en) * | 2014-10-24 | 2018-03-06 | Sap Se | High availability internet protocol address solution for disaster recovery |
US10810204B2 (en) | 2017-02-27 | 2020-10-20 | Microsoft Technology Licensing, Llc | Providing access to an electronic message attachment |
US10832211B2 (en) * | 2017-02-27 | 2020-11-10 | Microsoft Technology Licensing, Llc | Opening an attachment and conversation from a messaging application |
US11818785B2 (en) * | 2020-10-01 | 2023-11-14 | Zebra Technologies Corporation | Reestablishment control for dropped calls |
Family Cites Families (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5339433A (en) * | 1992-11-19 | 1994-08-16 | Borland International, Inc. | Symbol browsing in an object-oriented development system |
US5742905A (en) * | 1994-09-19 | 1998-04-21 | Bell Communications Research, Inc. | Personal communications internetworking |
US5956521A (en) | 1995-06-26 | 1999-09-21 | Wang; Kevin Kuan-Pin | System for universal electronic mail delivery where messaging devices are notified using a particular dialing, ringing, and hanging-up pattern |
US5995756A (en) * | 1997-02-14 | 1999-11-30 | Inprise Corporation | System for internet-based delivery of computer applications |
US6445694B1 (en) * | 1997-03-07 | 2002-09-03 | Robert Swartz | Internet controlled telephone system |
US6247020B1 (en) * | 1997-12-17 | 2001-06-12 | Borland Software Corporation | Development system with application browser user interface |
US6404762B1 (en) * | 1998-06-09 | 2002-06-11 | Unisys Corporation | Universal messaging system providing integrated voice, data and fax messaging services to pc/web-based clients, including a session manager for maintaining a session between a messaging platform and the web-based clients |
US6301245B1 (en) * | 1998-06-09 | 2001-10-09 | Unisys Corporation | Universal Messaging system providing integrated voice, data and fax messaging services to PC/web-based clients, including a large object server for efficiently distributing voice/fax messages to web-based clients |
US6223213B1 (en) * | 1998-07-31 | 2001-04-24 | Webtv Networks, Inc. | Browser-based email system with user interface for audio/video capture |
US6463462B1 (en) * | 1999-02-02 | 2002-10-08 | Dialogic Communications Corporation | Automated system and method for delivery of messages and processing of message responses |
AU2001257374A1 (en) * | 2000-04-28 | 2001-11-12 | Sheer Networks, Inc. | Network management method and system |
-
2001
- 2001-08-31 WO PCT/US2001/027291 patent/WO2002019082A2/en not_active Application Discontinuation
- 2001-08-31 JP JP2002523134A patent/JP2004518184A/ja active Pending
- 2001-08-31 US US09/944,699 patent/US7185058B2/en not_active Expired - Fee Related
- 2001-08-31 EP EP01966511A patent/EP1314123A2/en not_active Withdrawn
- 2001-08-31 AU AU2001287017A patent/AU2001287017A1/en not_active Abandoned
- 2001-08-31 CA CA002417253A patent/CA2417253A1/en not_active Abandoned
- 2001-08-31 IL IL15411701A patent/IL154117A0/xx unknown
- 2001-08-31 BR BR0113595-3A patent/BR0113595A/pt not_active IP Right Cessation
- 2001-08-31 KR KR10-2003-7002924A patent/KR20030048018A/ko not_active Application Discontinuation
- 2001-08-31 CN CN01814733A patent/CN1449539A/zh active Pending
-
2003
- 2003-01-14 ZA ZA200300373A patent/ZA200300373B/en unknown
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006081174A (ja) * | 2004-09-10 | 2006-03-23 | Microsoft Corp | ファックスメッセージを表すようにメッセージスキーマを拡張するシステムおよび方法 |
US20180144306A1 (en) * | 2005-12-30 | 2018-05-24 | Blackberry Limited | Representing new messages on a communication device |
US11615378B2 (en) * | 2005-12-30 | 2023-03-28 | Blackberry Limited | Representing new messages on a communication device |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US20020183044A1 (en) | 2002-12-05 |
EP1314123A2 (en) | 2003-05-28 |
CN1449539A (zh) | 2003-10-15 |
CA2417253A1 (en) | 2002-03-07 |
US7185058B2 (en) | 2007-02-27 |
AU2001287017A1 (en) | 2002-03-13 |
ZA200300373B (en) | 2004-02-09 |
BR0113595A (pt) | 2004-02-17 |
WO2002019082A3 (en) | 2003-02-27 |
KR20030048018A (ko) | 2003-06-18 |
IL154117A0 (en) | 2003-07-31 |
WO2002019082A2 (en) | 2002-03-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2004518184A (ja) | メッセージングデータを送信し、受信し且つ管理する方法及びシステム | |
US9615221B1 (en) | Device message management system | |
CA2699342C (en) | User interfaces and methods to provision electronic facsimiles | |
KR100722372B1 (ko) | 원격지 컴퓨터를 이용한 모바일 기기용 인터넷 메일클라이언트 시스템과 그 제어 방법 | |
US20050276397A1 (en) | System and method for providing availability information to a user | |
JP5742318B2 (ja) | 文書通知を提供するよう構成される文書管理システム、装置及び方法 | |
US20070239832A1 (en) | Communication presentation in a calendar perspective | |
US9455942B2 (en) | Conversation timeline for heterogeneous messaging system | |
US20130238678A1 (en) | Document integration and distribution system, method and device | |
WO2000048099A2 (en) | Messaging architecture | |
US8654944B2 (en) | Automated call to a contact with whom another form of communication is exchanged | |
GB2373959A (en) | A voicemail call return dialling system | |
KR100528023B1 (ko) | 인터넷 상에서의 문자메시지 전송방법 및 그것을 실행하기위한 프로그램을 기록한 컴퓨터로 읽을 수 있는 기록매체 | |
JP2001024691A (ja) | サーバシステム及びサーバシステムにおけるアドレス情報提供方法 | |
JP2007110769A (ja) | 電話通信システム及び主装置 | |
WO2022168112A1 (en) | Information on status of sent or received message as copy and confidential copy with communication link in digital communication platform | |
WO2023095164A1 (en) | Information of status of the sent or received message in a group with a communication link in a digital communication platform | |
CN116723165A (zh) | 一种基于文电服务的文电自动发送接收方法及装置 | |
US20080252933A1 (en) | Enhanced facsimile handling | |
KR20050001642A (ko) | 개인용 컴퓨터 기반의 통합 메시지 시스템 | |
Heid | GeoPort telephony is here-finally | |
Sadun | iPhone E-mail | |
JP2001175669A (ja) | 個人情報管理装置及びプログラム記録媒体 |