JP2004517409A - 設備機器監視システムおよび方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】コントローラを設備機器に取り付けて遠隔地から監視できるようにする装置及び方法を提供する。
【解決手段】遠隔地から設備機器を診断及び制御する能力を提供するデバイスは、表示デバイス、入力デバイス、装置によって実行されるソフトウェア及び通信デバイスを備え設備機器から分離された装置と、通信デバイスを介し装置によって設備機器の監視を可能にする設備機器に取り付けられたコントローラと、を備えたことを特徴とする。コントローラは設備機器の操作性および条件について装置と通信する。このデータは記憶され閲覧することができる。装置は該当者に対して問題を検出すると警告をする。
【選択図】図1
【解決手段】遠隔地から設備機器を診断及び制御する能力を提供するデバイスは、表示デバイス、入力デバイス、装置によって実行されるソフトウェア及び通信デバイスを備え設備機器から分離された装置と、通信デバイスを介し装置によって設備機器の監視を可能にする設備機器に取り付けられたコントローラと、を備えたことを特徴とする。コントローラは設備機器の操作性および条件について装置と通信する。このデータは記憶され閲覧することができる。装置は該当者に対して問題を検出すると警告をする。
【選択図】図1
Description
【0001】
本出願は、出願番号第60/257,173号を有し、2000年12月22日に出願された、コピーソフトと題された米国仮特許出願に対して優先権を請求し、この開示は参照してここに組み込まれている。
【0002】
【発明の属する技術分野】
本発明は一般的に設備機器の監視に関する。より具体的には、本発明は設備機器に埋め込まれたデバイスを使用して監視する遠隔サイトに関する。
【0003】
【発明の背景】
多数の企業、大学、さらには個人が、実験、研究、貯蔵などの様々な理由で環境に左右されやすいものを保管するために冷蔵庫やクーラーなどの商業的設備機器を購入する。この設備機器を監視して、それが適切に機能していることを保証するために多くの時間がかかる。その故障は最悪の結果であろう。デバイスが故障し、内部温度が中身に対して危険になると、設備機器に含まれる中身は破壊される。このような状態は中に物を入れている人だけでなく設備機器の所有者にも重大な経済的負担をかける。
【0004】
この重大な危険を緩和するために企業は様々な手段でデバイスを監視する。ある解決法はビルトイン温度計である。この温度計の読取り器は設備機器の外部または内部に置かれてもよい。設備機器の監視を担っている者は温度計をチェックして操作性を保証しなければならない。
【0005】
しかしながら、このシステムまたは方法はエラーを生じやすい。例えば、温度計が壊れ、最後に知ることができた温度で止まっていたら温度計の単なる読取りでは十分ではない。
【0006】
さらに、温度計が設備機器の全体温度を測定する。冷蔵庫のある領域は温度計が実際に指し示している温度よりも冷たかったり、より温かかったりする。これは、設備機器のこれらの領域における試料に重大な影響を与える。
【0007】
別のエラーは、設備機器を監視する人が1日24時間、1週間7日間、現場にいられないということである。システムは1日中いつでも故障する。監視していない期間が長引くとコストがかかり、損害が出てくる。常設の監視システムを使用するシステムを採用するには時間がかかり、またコストがかかる。
【0008】
最後に、今日の市場の製品は増大しつつあるサービス問題を予測できない。従って、起こりうる故障を予測すると同時に、連続的に設備機器を監視できるシステムを提供することが望ましく、それは十分に解決される。
【0009】
【発明の概要】
本発明の第一の態様において、遠隔地から設備機器(equipment)及びその性能を監視する方法及び装置(apparatus)が提供される。さらに、各設備機器は監視されて、それが所定の限度内でよく維持されていることを保証する。設備機器がこれらの限度から外れると本発明はユーザの意思に沿った動作を実行する。
【0010】
本発明の別の態様において、遠隔監視は、監視される必要のある各設備機器にコントローラを設置することによって遂行される。そして設備機器は入力デバイス、表示デバイス及び実行可能なソフトウェアと通信デバイスを含む装置によって監視される。
【0011】
本発明の別の態様において、固有の識別子が各設備機器に関連付けられる。識別子は設備機器に取り付けられているコントローラに記憶される。装置は固有の識別子によって各設備機器を追跡および監視する。これは問合わせ(query)を装置からコントローラに送信することによって設備機器を監視する。コントローラは指定データをコントローラに返信することによって応答する。
【0012】
本発明の別の態様において、ユーザは設備機器の一定の特徴(feature)を制御又は調整する能力を提供される。好ましい実施形態において、該能力は設備機器からのデータがサンプリングされた後に実行される。次いでデータは操作の所定限度と比較される。設備機器が限度内であれば一般的に何の動作も実行されない。設備機器が一定の限度内でなければ状況を救済するために補正動作が実行される。
【0013】
補正動作は多数の異なるオプションであってもよい。例えば、実行された動作は温度や疲弊した機能などの操作能力を調整することになる。また、それは問題、すなわち重大な問題を特定の人や職員に警告できる。
【0014】
本発明の別の態様において、収集されたデータの表示がユーザに提供される。データは延長期間の間記憶され、あるいはデータ監視ウィンドに保存されて、その後除去またはクリアされる。
【0015】
本発明の別の態様において、設備機器に対して遠隔診断及び制御能力の方法が提供される。該方法は、1つの設備機器にリンクされたコントローラに固有の識別子を記憶することと、入力デバイス、表示デバイス、通信デバイス及び装置によって実行されるソフトウェアを含む装置を有するコントローラを介して設備機器を監視することを含んでいる。さらなるステップは、どのデータが収集されるべきかをソフトウェアコードで識別することを含んでいる。
【0016】
別のステップは、コントローラにデータに対するリクエストを問合わせることによって設備機器からのデータをコンパイルすることである。データは収集されて、一定の期間またはより長い期間記憶され、装置による閲覧ができるようになる。所望ならば、収集されたデータは設備機器に対して選択された操作能力の事前に選択された限度と比較される。その結果が操作限度内であれば一般的に何の動作も実行されない。比較の結果が操作限度外であれば補正動作が実行される。
【0017】
補正動作は事前決定され、イベントをトリガする際に開始する。設備機器が範囲外で作動していると、これはトリガイベントになる。所定の動作はユーザや技術者などの人々に警告をすることである。この警告はテキストメッセージや事前に記録された音声メッセージの形態であってもよい。補正動作はまた設備機器の操作能力を調整することができる。
【0018】
本発明の別の態様において、設備機器に対して遠隔診断及び制御能力が提供される。該能力は、設備機器に取り付けられているコントローラに固有の識別子を記憶する手段と、コントローラを介して設備機器を監視する手段を含んでいる。好ましい実施形態において、監視手段は、入力デバイス、表示デバイス、通信デバイス及び装置によって実行されるソフトウェアを含む装置である。
【0019】
デバイスのさらなる構成要素は設備機器から収集されるべきデータを選択する手段である。選択手段の後、コンパイル手段がデータに対するリクエストをコントローラに問合わせることによって遂行される。
【0020】
デバイスの別の態様は、コントローラから受信したデータを事前に選択された限度と比較する手段である。比較の結果が許容可能限度外であると、装置は所定の動作を続行する。比較の結果が許容可能限度内であると、さらなる動作は実行されない。所定の動作のいくつかは、設備機器の性能について個人または技術者に警告をすること、および/または設備機器の一定の特徴を調整することである。人に対する警告は、メッセージを送るか、事前に記録されたメッセージを再生することで遂行される。
【0021】
従って、以下の詳細な説明をよりよく理解するために、および当技術への本貢献がより理解されるように、発明のより重要な特徴がかなり大まかに概説されている。もちろん、以下に記載され、それに添付の請求項の主題を形成する本発明のさらなる態様がある。
【0022】
この点において、本発明の少なくとも1つの実施形態を詳細に説明する前に、本発明はその適用において、構成の詳細および以下に説明されまたは図面に示される構成要素の配置に限定されないことは理解されるべきである。本発明は他の実施形態も可能であり、様々な方法で実用化および実行が可能である。また、要約書並びここに使用されている表現および用語は説明の目的のためであり、限定とみなされるべきではない。
【0023】
このように当業者はこの開示に基づいている概念によって本発明の複数の目的を実行する他の構成、方法及びシステムの設計の基礎として容易に使用できることを理解するであろう。従って、特許請求の範囲は本発明の主旨及び範囲から逸脱しない限り、以上の同様な構成を含んでいるとみなされるべきである。
【0024】
【発明の好ましい実施形態の詳細な説明】
本発明の好ましい実施形態は、高度な機器(例えば、環境に左右されやすいものを収容する工業用冷蔵庫やクーラー)などの設備機器の作動を監視および制御する装置を提供する。本発明は設備機器に取り付けられて直接接続やネットワークなどの通信媒体を介し装置と通信できるコントローラを使用して遂行する。装置はコントローラを介して連続的に設備機器に問い合わせをし、設備機器の状態や操作性を得る。
【0025】
本発明の好ましい実施形態は図1に図示されている。本発明はマイクロプロセッサを備えたパーソナルコンピュータを含む。さらに本発明は表示デバイス、入力デバイス及び9600ボーレート(baud rate)を有するRS232通信ポート12を含む。RS232の出力は設備機器16と通信するためにRS485コンバータ14を介して送信される。
【0026】
装置10は複数の設備機器と通信する。採用されるネットワークトポロジーはマスタ/スレーブの関係に類似している。マスタである装置10は特定のスレーブである設備機器16に問合わせを送る。スレーブデバイスは受信した問合わせに応答して作用し、マスタにメッセージを返信するか、あるいはしなくてもよい。
【0027】
装置10はその能力によって実行したソフトウェアコードを遂行しなければならない。好ましい実施形態ではパーソナルコンピュータが使用される。しかしながら当業者は携帯デバイスまたは携帯マイクロプロセッサユニットが、デバイスと通信を可能にするソフトウェアコードを等しく実行できることを認識している。
【0028】
シリアル番号は、特に装置10が複数の設備機器16、18(性質において必ずしも同一でない)を監視している状況下においてシステムの重要な構成要素である。シリアル番号は固有の識別子と称される。
【0029】
好ましい実施形態においてシリアル番号は、装置に固有なデータアレイを使用して集められる。以下の表1は番号を集める1つの方法を図示している。
【表1】
【0030】
この例において、シリアル番号は、装置10が設備機器14の一定のアスペクト(aspect)をデコード(decode)し、これを助長する多数のデータピースを使用してコンパイルされる。これは番号を構築する唯一の方法ではなく、初期セットアップ時と同様に各設備機器を評価することを目的としている。ソフトウェアコードは、シリアル番号についてのデータの最後の3ビットを単に評価し、特定設備機器の操作許容可能限度と比較することによって特定の設備機器に対処することができる。
【0031】
表1に詳述されたように、構築されたシリアル番号は、第三者が設備機器を監視している状況において有用である。この例において第三者はたいてい監視サービスと称される。従って、問題が発生した場合、シリアル番号に含まれている情報は設備機器を診断し適切にサービスを行うのに重要である。
【0032】
問合わせプロセスはコントローラ20を介して設備機器16と通信する装置10を伴う。メッセージは空間パリティに送られるとともに唯一の装置10を意図している。これらのメッセージの直前に、埋め込まれたデバイスがマークパリティを受信するとネットワークアドレスはマークパリティでブロードキャストされ、2回連続して、コントローラ20はその知らせを受信したメッセージに送り始める。すなわち、それは読取りモードとなる。これによって設備機器は特定のタイプのメッセージをリッスン(listen)することができる。
【0033】
発せられるメッセージごとに、既知の応答がコントローラ20から予想される。メッセージのバイト数やフィールドパラメータなどの予想される応答の特徴が定義される。さらに、埋め込まれたコントローラは縦冗長チェック故障エラーメッセージを発してもよい。いずれにせよ、装置10は、メッセージが予想される場合、メッセージが適切に受信されたか、失敗したか、または全くないかを判断できる。失敗した場合、指定問い合わせメッセージは装置10によって3回まで再送される。3回目の失敗の際には、装置10は設備機器16をネットワークから除去し、この設備機器16に対して何ら特別なことはなされず、設備機器16のアイコンが通信障害モードを示して更新される。通信障害モードはデータベースにログされる。
【0034】
この時点で、設備機器16は通信回復モードになる。所定の時間間隔で設備機器16に対するシリアル番号をリクエストするコマンド問合わせが装置10によって発せられる。正しい応答が受信されると、装置10はネットワーク上で設備機器16を回復させ、アイコンを適切に更新する。回復プロセスは通信エラーデータベースにログされる。ユーザはデータベースからレポートを見たり、このレポートを生成することができる。さらに、ユーザはいつでもデータベースを除去できる。データベースは通信障害が何を意味しているかについて有用な診断結果を提供するインテジャーエラーコード(integer error code)を含んでいる。
【0035】
以下は、装置10と設備機器16との間の通信のために本発明によって使用された問合わせと応答の不完全なリストである。これらのコマンドは80C32マイクロコントローラによって書き換えられるように設計されている。本発明に使用されているメッセージ構造は準ASCII ModBUSメッセージアーキテクチャである。エラーチェックは一般に縦冗長チェックと称される。
A.埋め込まれた内部RAMからワードを読み取る
【0036】
B.埋め込まれた内部RAMにワードを書き込む
このコマンドはワードをコントローラの内部RAMメモリに書き込む。
【0037】
C.埋め込まれたEEPROMからバイトを読み取る
このコマンドは埋め込まれたEEPROMからバイトを読み取る。
【0038】
D.埋め込まれたEEPROMにバイトを書き込む
このコマンドは埋め込まれたEEPROMにデータのバイトを書き込む。
【0039】
E.埋め込まれた外部RAMからワードを読み取る
このコマンドはワードを外部メモリから読み取る。
【0040】
F.埋め込まれた外部RAMにワードを書き込む
このコマンドは外部RAMメモリにワードを書き込む。
【0041】
G.ADCチャネルを読み取る
このコマンドは8つのアナログ/ディジタル(ADC)チャネルのいずれかにアクセスし、12ビットの未サインフォーマットの生データを返信する。
【0042】
H.シリアル番号を検索する
このコマンドはデバイスのプログラミングされた15バイトのシリアル番号を返信する。
【0043】
I.デログサイクルを強制する
このコマンドはデログサイクルを強制する。すべての短サイクル制限は依然として有効である。
【0044】
このメッセージの問い合わせに対して予想された応答はない。
【0045】
J.ローカルネットワークアドレスを設定する
このコマンドはローカルネットワークアドレスを設定する。プログラミングされたシリアル番号が送られ、比較される。一致すれば、ネットワークアドレスフィールドがデバイスのローカルネットワークアドレスとして定義される。
【0046】
K.シリアル番号をプログラミングする(ポイント・ツー・ポイント)
このコマンドはシリアル番号をプログラミングして、ポイント・ツー・ポイントネットワークトポロジーにおいてのみ使用される。
【0047】
L.LRC Rx
このメッセージはいかなる問い合わせの応答であってもよい。
【0048】
さらに、本発明はWinsock(TCP/IP)サーバになってもよい。このモードにおいて特徴がディセーブルされる。これによって、相手方クライアントのアプリケーションが装置10から直接に又はユーザローカルエリアネットワーク(LAN)上の埋め込まれたコントロールデバイスからデータに遠隔的にアクセスする(例えばインターネット)ことができる。以下はWinsock接続によって使用可能なコマンド問い合わせの不完全なリストである。
【0049】
WINSOCK特徴
A.デバイスシリアル番号を検索する
このコマンドは、ユーザがLANに付加したシリアル番号によってすべてのデバイスのコマンド設定リストを検索する。それは、通信障害モードにある可能性のあるデバイスを区別しない。
【0050】
応答はユーザLANに付加されたすべてのシリアル番号のコマンド設定ストリングリストである。
【0051】
B.通信エラーデータベースを検索する
このコマンドは通信障害情報を含むデータベースを検索する。
【0052】
実際のデータベースファイルはアプリケーションによって使用される。
【0053】
C.通話データベースを検索する
このコマンドは電話アラームコールに関する情報を含むデータベースを検索する。
【0054】
実際のデータベースファイルはアプリケーションによって使用される。
【0055】
D.Eメールデータベースを検索する
このコマンドはeメールアラームに関する情報を含むデータベースを検索する。
【0056】
実際のDBFファイルはアプリケーションによって使用される。
【0057】
E.リモートログオンデータベースを検索する
このコマンドはリモートログオンに関する情報を含むデータベースを検索する。
【0058】
実際のDBFファイルはアプリケーションによって使用される。
【0059】
F.履歴ログデータベースを検索する
このコマンドは選択されたデバイスの性能に関する情報を含むデータベースを検索する。
【0060】
シリアル番号に対する実際の履歴ログが、データベースファイルとして、パラメータ1として送られる。
【0061】
G.アーカイブ履歴ログデータベースを検索する
このコマンドは選択されたデバイスの性能に関する情報を含むデータベースを検索する。
【0062】
シリアル番号に対する実際のアーカイブ履歴ログは、データベースファイルとして、パラメータ1として送られる。
【0063】
H.指定デバイスに対する読取り
このコマンドは内部または外部RAMの一方からの可変長(連続的かつ増大しつつある)メモリロケーションのメッセージを読み取る。
【0064】
I.指定デバイスに対する書込み
このコマンドは内部または外部RAMの一方からの可変長(連続的かつ増大しつつある)メモリロケーションを読み取る能力を有している。
【0065】
J.指定デバイスのアラーム状態を読み取る
このコマンドは選択されたデバイスの性能に関する情報を含むデータベースを検索する。
【0066】
好ましい実施形態において、ソフトウェアコードはデータを収集し観察する多数の特徴を有している。好ましい実施形態は、データを検査するための4つの基本的表示を提供する。それらは、(a)セットポイント、(b)データ、(c)10分間のリアルタイムのグラフ、および(d)履歴グラフである。これらの表示は現在選択されているデバイスに対し異なる判断をユーザに提供する。
【0067】
ユーザはセットポイントの表示によって特定の設備機器に対するコントロールパラメータを遠隔的に選択できる。それは、正しい調整可能なパラメータを提供するために、特徴セット(例えば、ハウス、アラームつきのプライベートラベル、プライベートラベルに相当するA、B、C)に加えて、−30、−20、+4、および超低温フリーザなどのデバイスを区別する。デバイスのタイプおよび特徴セットの違いはデバイスのシリアル番号をデコードすることによって判断される。
【0068】
セットポイントの表示は、設定の変化が埋め込まれたコントローラに受け取られかつ書き込まれるよう事前に設定されたパスワードを入力することをユーザに要求する。30秒の間にセットポイントの表示に何の動きも生じなければ、その表示は時間切れである。
【0069】
データの表示は選択されたデバイスに対する履歴データベーステーブルをログする全履歴をユーザが見ることができる性能を特徴とする。ユーザは現在のデータまたはアーカイブデータテーブルを選択する。また、この表示はいくつかの基本的統計分析を可能にする。ユーザは記録範囲を選択し、メッセージボックスに報告された平均、最大及び最小の選択された範囲を得る。また、データベースの報告は収集されてプリントされる。
【0070】
リアルタイムグラムすなわち10分間の履歴の表示は15秒ごとにグラフ形式の現在の温度データを収集する。10分間ぶんのデータが収集されると、約40ポイントで最新のデータが表示される。選択されたデバイスが変化すると、10分間のデータバッファはクリアされ、10分間分のデータを復元し始める。
【0071】
履歴ログの表示によってユーザは、データ範囲を選択でき、1つのグラフの7シリーズ分までの履歴ログパラメータを見ることができる。ユーザはどのログ変数をグラフ上で見るかを選択できる。また、ユーザはグラフをズームおよびドラッグし、グラフをカスタマイズすることもできる。グラフのハードコピーもまた得られる。
【0072】
特徴セット
以下は好ましい実施形態のソフトウェアに含まれるいくつかの特徴である。
【0073】
A.現在の温度の走査
この特徴は選択されたデバイスについて、数値形式の現在の温度を更新する。選択されたデバイスが変化する場合、数値データは次の60秒のロールオーバでクリアされる。新たに選択されたデバイスは問い合わせをされて報告される。この特徴はユーザが選択した現在のデータ表示とは別個である。
【0074】
B.アラーム走査
この特徴は、電力障害、高温及び低温アラームに対する現在及び過去のアラームについて、5分ごとにユーザネットワーク上のすべてのデバイスを走査する。デバイスが何らかのアラームを有している場合、デバイスウィンドウのアイコンは、視覚的にアラーム状態温度を示すアラームアイコンに変化する。また、この特徴は現在の高温アラームおよび低温アラームを検索する。いずれのアラームもユーザネットワーク上のデバイスに対して少なくとも1時間アクティブであった場合、ユーザ設置モデムを介して、ユーザがかけた電話番号にコールがなされる。コールはWAVファイルとして記録されているデフォルトメッセージを繰り返す。
【0075】
C.履歴ログ
この特徴は、ユーザが選択可能な間隔でイネーブルされる履歴ログによってすべての装置を走査する。現在の温度、オフセット、セットポイント、高温アラームセットポイント、低温アラームセットポイント及び全ての変数が記録され、ネットワーク内のデバイス毎にデータベーステーブルにタイムスタンプされる。
【0076】
D.監視ユーティリティ
このオプションによってオリジナルのシリアル番号をプログラミングし、または、ポイント・ツー・ポイントネットワーク上にシリアル番号を上書きすることができる。さらに、ユーザは8つの使用可能なADCチャネルのいずれかの電圧を読み取ることができ、ウィンドウメッセージボックスに出力される電圧を得る。ユーザはいかなる外部RAMアドレスにも入ることができ、そのアドレスでデータを受信し、その上の1つをメモリに受信できる。
【0077】
E.オンタイム累積
この特徴によってユーザは、選択されたデバイスに対して、全オンタイム累積性能を判断できる。それはデバイスが存在していた秒、分、時間、日数、月数、及び年数を報告する。
【0078】
F.エクスカーション
この特徴によってユーザは、現在選択されているデバイスのエクスカーションを遠隔的に検査できる。
【0079】
G.製造日
この特徴によってユーザは選択されているデバイスの製造データを年月日形式で知ることができる。
【0080】
H.出荷日
この特徴によってユーザは選択されたデバイスがいつ出荷されたかについて月形式のデータで判断できる。
【0081】
I.強制デログ
この特徴によってユーザは選択されたユニットに対するデログサイクルを遠隔的に強制できる。
【0082】
図2は本発明の方法の一実施形態に従って続けられるステップを示しているフローチャートである。この方法の第一のステップは固有の識別子を、監視されるべき設備機器16に取り付けられているコントローラ20に記憶することである(22)。方法の次のステップは、デバイスに記憶されている実行可能なソフトウェア並びに入力および表示デバイスを有している装置を備えた設備機器を監視することである(24)。ソフトウェアは装置10および設備機器14を通信可能にするプログラムを実行する。
【0083】
好ましい実施形態において、ソフトウェアはユーザが定義した間隔において設備機器に問合わせをする。設備機器に問合わせる前に、収集されるべきデータを選択するステップ(26)がユーザによって実行される。この選択に際して、設備機器に問合わせるステップ(28)が通信デバイス12を介して、実行可能コードによって送られる。設備機器に関する問合わせを受信すると、応答する次のステップ(30)が実行される。すべての問合わせが応答を要求しているわけではないことに注意すべきである。しかしながら、それらの大多数は要求している。
【0084】
応答がコントローラから受信された後、次のステップは装置においてデータをコンパイルすることである(32)。データは延長期間の間又は次のデータ収集期間まで記憶されてもよい。
【0085】
データをコンパイルした後、次のステップは、データとユーザによって事前に設定された操作限度とを比較することである(34)。データが限度内であれば、一般的にデータを記憶することの他は何の動作も実行されない。データが限度内でなければ、次のステップは警告をすることである(36)。警告(36)は選択された個人にメッセージを送るか、事前に記録されたコールをすることである。
【0086】
本発明の多数の態様は詳細な明細書による装置であり、従って、本発明の主旨および範囲内の装置のすべての態様をカバーすることが添付の請求項によって意図されている。さらに、多数の修正および変更が当業者にとって当然であるため、本発明を図示および説明された正確な構成および操作に限定することは望ましくない。従って、発明の主旨を逸脱することなく、すべての修正および同等物がなされてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】
図1は本発明の好ましい実施形態の複数の構成要素を示す概略図である。
【図2】
図2は本発明の方法の一実施形態に従うステップを示すフローチャートである。
本出願は、出願番号第60/257,173号を有し、2000年12月22日に出願された、コピーソフトと題された米国仮特許出願に対して優先権を請求し、この開示は参照してここに組み込まれている。
【0002】
【発明の属する技術分野】
本発明は一般的に設備機器の監視に関する。より具体的には、本発明は設備機器に埋め込まれたデバイスを使用して監視する遠隔サイトに関する。
【0003】
【発明の背景】
多数の企業、大学、さらには個人が、実験、研究、貯蔵などの様々な理由で環境に左右されやすいものを保管するために冷蔵庫やクーラーなどの商業的設備機器を購入する。この設備機器を監視して、それが適切に機能していることを保証するために多くの時間がかかる。その故障は最悪の結果であろう。デバイスが故障し、内部温度が中身に対して危険になると、設備機器に含まれる中身は破壊される。このような状態は中に物を入れている人だけでなく設備機器の所有者にも重大な経済的負担をかける。
【0004】
この重大な危険を緩和するために企業は様々な手段でデバイスを監視する。ある解決法はビルトイン温度計である。この温度計の読取り器は設備機器の外部または内部に置かれてもよい。設備機器の監視を担っている者は温度計をチェックして操作性を保証しなければならない。
【0005】
しかしながら、このシステムまたは方法はエラーを生じやすい。例えば、温度計が壊れ、最後に知ることができた温度で止まっていたら温度計の単なる読取りでは十分ではない。
【0006】
さらに、温度計が設備機器の全体温度を測定する。冷蔵庫のある領域は温度計が実際に指し示している温度よりも冷たかったり、より温かかったりする。これは、設備機器のこれらの領域における試料に重大な影響を与える。
【0007】
別のエラーは、設備機器を監視する人が1日24時間、1週間7日間、現場にいられないということである。システムは1日中いつでも故障する。監視していない期間が長引くとコストがかかり、損害が出てくる。常設の監視システムを使用するシステムを採用するには時間がかかり、またコストがかかる。
【0008】
最後に、今日の市場の製品は増大しつつあるサービス問題を予測できない。従って、起こりうる故障を予測すると同時に、連続的に設備機器を監視できるシステムを提供することが望ましく、それは十分に解決される。
【0009】
【発明の概要】
本発明の第一の態様において、遠隔地から設備機器(equipment)及びその性能を監視する方法及び装置(apparatus)が提供される。さらに、各設備機器は監視されて、それが所定の限度内でよく維持されていることを保証する。設備機器がこれらの限度から外れると本発明はユーザの意思に沿った動作を実行する。
【0010】
本発明の別の態様において、遠隔監視は、監視される必要のある各設備機器にコントローラを設置することによって遂行される。そして設備機器は入力デバイス、表示デバイス及び実行可能なソフトウェアと通信デバイスを含む装置によって監視される。
【0011】
本発明の別の態様において、固有の識別子が各設備機器に関連付けられる。識別子は設備機器に取り付けられているコントローラに記憶される。装置は固有の識別子によって各設備機器を追跡および監視する。これは問合わせ(query)を装置からコントローラに送信することによって設備機器を監視する。コントローラは指定データをコントローラに返信することによって応答する。
【0012】
本発明の別の態様において、ユーザは設備機器の一定の特徴(feature)を制御又は調整する能力を提供される。好ましい実施形態において、該能力は設備機器からのデータがサンプリングされた後に実行される。次いでデータは操作の所定限度と比較される。設備機器が限度内であれば一般的に何の動作も実行されない。設備機器が一定の限度内でなければ状況を救済するために補正動作が実行される。
【0013】
補正動作は多数の異なるオプションであってもよい。例えば、実行された動作は温度や疲弊した機能などの操作能力を調整することになる。また、それは問題、すなわち重大な問題を特定の人や職員に警告できる。
【0014】
本発明の別の態様において、収集されたデータの表示がユーザに提供される。データは延長期間の間記憶され、あるいはデータ監視ウィンドに保存されて、その後除去またはクリアされる。
【0015】
本発明の別の態様において、設備機器に対して遠隔診断及び制御能力の方法が提供される。該方法は、1つの設備機器にリンクされたコントローラに固有の識別子を記憶することと、入力デバイス、表示デバイス、通信デバイス及び装置によって実行されるソフトウェアを含む装置を有するコントローラを介して設備機器を監視することを含んでいる。さらなるステップは、どのデータが収集されるべきかをソフトウェアコードで識別することを含んでいる。
【0016】
別のステップは、コントローラにデータに対するリクエストを問合わせることによって設備機器からのデータをコンパイルすることである。データは収集されて、一定の期間またはより長い期間記憶され、装置による閲覧ができるようになる。所望ならば、収集されたデータは設備機器に対して選択された操作能力の事前に選択された限度と比較される。その結果が操作限度内であれば一般的に何の動作も実行されない。比較の結果が操作限度外であれば補正動作が実行される。
【0017】
補正動作は事前決定され、イベントをトリガする際に開始する。設備機器が範囲外で作動していると、これはトリガイベントになる。所定の動作はユーザや技術者などの人々に警告をすることである。この警告はテキストメッセージや事前に記録された音声メッセージの形態であってもよい。補正動作はまた設備機器の操作能力を調整することができる。
【0018】
本発明の別の態様において、設備機器に対して遠隔診断及び制御能力が提供される。該能力は、設備機器に取り付けられているコントローラに固有の識別子を記憶する手段と、コントローラを介して設備機器を監視する手段を含んでいる。好ましい実施形態において、監視手段は、入力デバイス、表示デバイス、通信デバイス及び装置によって実行されるソフトウェアを含む装置である。
【0019】
デバイスのさらなる構成要素は設備機器から収集されるべきデータを選択する手段である。選択手段の後、コンパイル手段がデータに対するリクエストをコントローラに問合わせることによって遂行される。
【0020】
デバイスの別の態様は、コントローラから受信したデータを事前に選択された限度と比較する手段である。比較の結果が許容可能限度外であると、装置は所定の動作を続行する。比較の結果が許容可能限度内であると、さらなる動作は実行されない。所定の動作のいくつかは、設備機器の性能について個人または技術者に警告をすること、および/または設備機器の一定の特徴を調整することである。人に対する警告は、メッセージを送るか、事前に記録されたメッセージを再生することで遂行される。
【0021】
従って、以下の詳細な説明をよりよく理解するために、および当技術への本貢献がより理解されるように、発明のより重要な特徴がかなり大まかに概説されている。もちろん、以下に記載され、それに添付の請求項の主題を形成する本発明のさらなる態様がある。
【0022】
この点において、本発明の少なくとも1つの実施形態を詳細に説明する前に、本発明はその適用において、構成の詳細および以下に説明されまたは図面に示される構成要素の配置に限定されないことは理解されるべきである。本発明は他の実施形態も可能であり、様々な方法で実用化および実行が可能である。また、要約書並びここに使用されている表現および用語は説明の目的のためであり、限定とみなされるべきではない。
【0023】
このように当業者はこの開示に基づいている概念によって本発明の複数の目的を実行する他の構成、方法及びシステムの設計の基礎として容易に使用できることを理解するであろう。従って、特許請求の範囲は本発明の主旨及び範囲から逸脱しない限り、以上の同様な構成を含んでいるとみなされるべきである。
【0024】
【発明の好ましい実施形態の詳細な説明】
本発明の好ましい実施形態は、高度な機器(例えば、環境に左右されやすいものを収容する工業用冷蔵庫やクーラー)などの設備機器の作動を監視および制御する装置を提供する。本発明は設備機器に取り付けられて直接接続やネットワークなどの通信媒体を介し装置と通信できるコントローラを使用して遂行する。装置はコントローラを介して連続的に設備機器に問い合わせをし、設備機器の状態や操作性を得る。
【0025】
本発明の好ましい実施形態は図1に図示されている。本発明はマイクロプロセッサを備えたパーソナルコンピュータを含む。さらに本発明は表示デバイス、入力デバイス及び9600ボーレート(baud rate)を有するRS232通信ポート12を含む。RS232の出力は設備機器16と通信するためにRS485コンバータ14を介して送信される。
【0026】
装置10は複数の設備機器と通信する。採用されるネットワークトポロジーはマスタ/スレーブの関係に類似している。マスタである装置10は特定のスレーブである設備機器16に問合わせを送る。スレーブデバイスは受信した問合わせに応答して作用し、マスタにメッセージを返信するか、あるいはしなくてもよい。
【0027】
装置10はその能力によって実行したソフトウェアコードを遂行しなければならない。好ましい実施形態ではパーソナルコンピュータが使用される。しかしながら当業者は携帯デバイスまたは携帯マイクロプロセッサユニットが、デバイスと通信を可能にするソフトウェアコードを等しく実行できることを認識している。
【0028】
シリアル番号は、特に装置10が複数の設備機器16、18(性質において必ずしも同一でない)を監視している状況下においてシステムの重要な構成要素である。シリアル番号は固有の識別子と称される。
【0029】
好ましい実施形態においてシリアル番号は、装置に固有なデータアレイを使用して集められる。以下の表1は番号を集める1つの方法を図示している。
【表1】
【0030】
この例において、シリアル番号は、装置10が設備機器14の一定のアスペクト(aspect)をデコード(decode)し、これを助長する多数のデータピースを使用してコンパイルされる。これは番号を構築する唯一の方法ではなく、初期セットアップ時と同様に各設備機器を評価することを目的としている。ソフトウェアコードは、シリアル番号についてのデータの最後の3ビットを単に評価し、特定設備機器の操作許容可能限度と比較することによって特定の設備機器に対処することができる。
【0031】
表1に詳述されたように、構築されたシリアル番号は、第三者が設備機器を監視している状況において有用である。この例において第三者はたいてい監視サービスと称される。従って、問題が発生した場合、シリアル番号に含まれている情報は設備機器を診断し適切にサービスを行うのに重要である。
【0032】
問合わせプロセスはコントローラ20を介して設備機器16と通信する装置10を伴う。メッセージは空間パリティに送られるとともに唯一の装置10を意図している。これらのメッセージの直前に、埋め込まれたデバイスがマークパリティを受信するとネットワークアドレスはマークパリティでブロードキャストされ、2回連続して、コントローラ20はその知らせを受信したメッセージに送り始める。すなわち、それは読取りモードとなる。これによって設備機器は特定のタイプのメッセージをリッスン(listen)することができる。
【0033】
発せられるメッセージごとに、既知の応答がコントローラ20から予想される。メッセージのバイト数やフィールドパラメータなどの予想される応答の特徴が定義される。さらに、埋め込まれたコントローラは縦冗長チェック故障エラーメッセージを発してもよい。いずれにせよ、装置10は、メッセージが予想される場合、メッセージが適切に受信されたか、失敗したか、または全くないかを判断できる。失敗した場合、指定問い合わせメッセージは装置10によって3回まで再送される。3回目の失敗の際には、装置10は設備機器16をネットワークから除去し、この設備機器16に対して何ら特別なことはなされず、設備機器16のアイコンが通信障害モードを示して更新される。通信障害モードはデータベースにログされる。
【0034】
この時点で、設備機器16は通信回復モードになる。所定の時間間隔で設備機器16に対するシリアル番号をリクエストするコマンド問合わせが装置10によって発せられる。正しい応答が受信されると、装置10はネットワーク上で設備機器16を回復させ、アイコンを適切に更新する。回復プロセスは通信エラーデータベースにログされる。ユーザはデータベースからレポートを見たり、このレポートを生成することができる。さらに、ユーザはいつでもデータベースを除去できる。データベースは通信障害が何を意味しているかについて有用な診断結果を提供するインテジャーエラーコード(integer error code)を含んでいる。
【0035】
以下は、装置10と設備機器16との間の通信のために本発明によって使用された問合わせと応答の不完全なリストである。これらのコマンドは80C32マイクロコントローラによって書き換えられるように設計されている。本発明に使用されているメッセージ構造は準ASCII ModBUSメッセージアーキテクチャである。エラーチェックは一般に縦冗長チェックと称される。
A.埋め込まれた内部RAMからワードを読み取る
【0036】
B.埋め込まれた内部RAMにワードを書き込む
このコマンドはワードをコントローラの内部RAMメモリに書き込む。
【0037】
C.埋め込まれたEEPROMからバイトを読み取る
このコマンドは埋め込まれたEEPROMからバイトを読み取る。
【0038】
D.埋め込まれたEEPROMにバイトを書き込む
このコマンドは埋め込まれたEEPROMにデータのバイトを書き込む。
【0039】
E.埋め込まれた外部RAMからワードを読み取る
このコマンドはワードを外部メモリから読み取る。
【0040】
F.埋め込まれた外部RAMにワードを書き込む
このコマンドは外部RAMメモリにワードを書き込む。
【0041】
G.ADCチャネルを読み取る
このコマンドは8つのアナログ/ディジタル(ADC)チャネルのいずれかにアクセスし、12ビットの未サインフォーマットの生データを返信する。
【0042】
H.シリアル番号を検索する
このコマンドはデバイスのプログラミングされた15バイトのシリアル番号を返信する。
【0043】
I.デログサイクルを強制する
このコマンドはデログサイクルを強制する。すべての短サイクル制限は依然として有効である。
【0044】
このメッセージの問い合わせに対して予想された応答はない。
【0045】
J.ローカルネットワークアドレスを設定する
このコマンドはローカルネットワークアドレスを設定する。プログラミングされたシリアル番号が送られ、比較される。一致すれば、ネットワークアドレスフィールドがデバイスのローカルネットワークアドレスとして定義される。
【0046】
K.シリアル番号をプログラミングする(ポイント・ツー・ポイント)
このコマンドはシリアル番号をプログラミングして、ポイント・ツー・ポイントネットワークトポロジーにおいてのみ使用される。
【0047】
L.LRC Rx
このメッセージはいかなる問い合わせの応答であってもよい。
【0048】
さらに、本発明はWinsock(TCP/IP)サーバになってもよい。このモードにおいて特徴がディセーブルされる。これによって、相手方クライアントのアプリケーションが装置10から直接に又はユーザローカルエリアネットワーク(LAN)上の埋め込まれたコントロールデバイスからデータに遠隔的にアクセスする(例えばインターネット)ことができる。以下はWinsock接続によって使用可能なコマンド問い合わせの不完全なリストである。
【0049】
WINSOCK特徴
A.デバイスシリアル番号を検索する
このコマンドは、ユーザがLANに付加したシリアル番号によってすべてのデバイスのコマンド設定リストを検索する。それは、通信障害モードにある可能性のあるデバイスを区別しない。
【0050】
応答はユーザLANに付加されたすべてのシリアル番号のコマンド設定ストリングリストである。
【0051】
B.通信エラーデータベースを検索する
このコマンドは通信障害情報を含むデータベースを検索する。
【0052】
実際のデータベースファイルはアプリケーションによって使用される。
【0053】
C.通話データベースを検索する
このコマンドは電話アラームコールに関する情報を含むデータベースを検索する。
【0054】
実際のデータベースファイルはアプリケーションによって使用される。
【0055】
D.Eメールデータベースを検索する
このコマンドはeメールアラームに関する情報を含むデータベースを検索する。
【0056】
実際のDBFファイルはアプリケーションによって使用される。
【0057】
E.リモートログオンデータベースを検索する
このコマンドはリモートログオンに関する情報を含むデータベースを検索する。
【0058】
実際のDBFファイルはアプリケーションによって使用される。
【0059】
F.履歴ログデータベースを検索する
このコマンドは選択されたデバイスの性能に関する情報を含むデータベースを検索する。
【0060】
シリアル番号に対する実際の履歴ログが、データベースファイルとして、パラメータ1として送られる。
【0061】
G.アーカイブ履歴ログデータベースを検索する
このコマンドは選択されたデバイスの性能に関する情報を含むデータベースを検索する。
【0062】
シリアル番号に対する実際のアーカイブ履歴ログは、データベースファイルとして、パラメータ1として送られる。
【0063】
H.指定デバイスに対する読取り
このコマンドは内部または外部RAMの一方からの可変長(連続的かつ増大しつつある)メモリロケーションのメッセージを読み取る。
【0064】
I.指定デバイスに対する書込み
このコマンドは内部または外部RAMの一方からの可変長(連続的かつ増大しつつある)メモリロケーションを読み取る能力を有している。
【0065】
J.指定デバイスのアラーム状態を読み取る
このコマンドは選択されたデバイスの性能に関する情報を含むデータベースを検索する。
【0066】
好ましい実施形態において、ソフトウェアコードはデータを収集し観察する多数の特徴を有している。好ましい実施形態は、データを検査するための4つの基本的表示を提供する。それらは、(a)セットポイント、(b)データ、(c)10分間のリアルタイムのグラフ、および(d)履歴グラフである。これらの表示は現在選択されているデバイスに対し異なる判断をユーザに提供する。
【0067】
ユーザはセットポイントの表示によって特定の設備機器に対するコントロールパラメータを遠隔的に選択できる。それは、正しい調整可能なパラメータを提供するために、特徴セット(例えば、ハウス、アラームつきのプライベートラベル、プライベートラベルに相当するA、B、C)に加えて、−30、−20、+4、および超低温フリーザなどのデバイスを区別する。デバイスのタイプおよび特徴セットの違いはデバイスのシリアル番号をデコードすることによって判断される。
【0068】
セットポイントの表示は、設定の変化が埋め込まれたコントローラに受け取られかつ書き込まれるよう事前に設定されたパスワードを入力することをユーザに要求する。30秒の間にセットポイントの表示に何の動きも生じなければ、その表示は時間切れである。
【0069】
データの表示は選択されたデバイスに対する履歴データベーステーブルをログする全履歴をユーザが見ることができる性能を特徴とする。ユーザは現在のデータまたはアーカイブデータテーブルを選択する。また、この表示はいくつかの基本的統計分析を可能にする。ユーザは記録範囲を選択し、メッセージボックスに報告された平均、最大及び最小の選択された範囲を得る。また、データベースの報告は収集されてプリントされる。
【0070】
リアルタイムグラムすなわち10分間の履歴の表示は15秒ごとにグラフ形式の現在の温度データを収集する。10分間ぶんのデータが収集されると、約40ポイントで最新のデータが表示される。選択されたデバイスが変化すると、10分間のデータバッファはクリアされ、10分間分のデータを復元し始める。
【0071】
履歴ログの表示によってユーザは、データ範囲を選択でき、1つのグラフの7シリーズ分までの履歴ログパラメータを見ることができる。ユーザはどのログ変数をグラフ上で見るかを選択できる。また、ユーザはグラフをズームおよびドラッグし、グラフをカスタマイズすることもできる。グラフのハードコピーもまた得られる。
【0072】
特徴セット
以下は好ましい実施形態のソフトウェアに含まれるいくつかの特徴である。
【0073】
A.現在の温度の走査
この特徴は選択されたデバイスについて、数値形式の現在の温度を更新する。選択されたデバイスが変化する場合、数値データは次の60秒のロールオーバでクリアされる。新たに選択されたデバイスは問い合わせをされて報告される。この特徴はユーザが選択した現在のデータ表示とは別個である。
【0074】
B.アラーム走査
この特徴は、電力障害、高温及び低温アラームに対する現在及び過去のアラームについて、5分ごとにユーザネットワーク上のすべてのデバイスを走査する。デバイスが何らかのアラームを有している場合、デバイスウィンドウのアイコンは、視覚的にアラーム状態温度を示すアラームアイコンに変化する。また、この特徴は現在の高温アラームおよび低温アラームを検索する。いずれのアラームもユーザネットワーク上のデバイスに対して少なくとも1時間アクティブであった場合、ユーザ設置モデムを介して、ユーザがかけた電話番号にコールがなされる。コールはWAVファイルとして記録されているデフォルトメッセージを繰り返す。
【0075】
C.履歴ログ
この特徴は、ユーザが選択可能な間隔でイネーブルされる履歴ログによってすべての装置を走査する。現在の温度、オフセット、セットポイント、高温アラームセットポイント、低温アラームセットポイント及び全ての変数が記録され、ネットワーク内のデバイス毎にデータベーステーブルにタイムスタンプされる。
【0076】
D.監視ユーティリティ
このオプションによってオリジナルのシリアル番号をプログラミングし、または、ポイント・ツー・ポイントネットワーク上にシリアル番号を上書きすることができる。さらに、ユーザは8つの使用可能なADCチャネルのいずれかの電圧を読み取ることができ、ウィンドウメッセージボックスに出力される電圧を得る。ユーザはいかなる外部RAMアドレスにも入ることができ、そのアドレスでデータを受信し、その上の1つをメモリに受信できる。
【0077】
E.オンタイム累積
この特徴によってユーザは、選択されたデバイスに対して、全オンタイム累積性能を判断できる。それはデバイスが存在していた秒、分、時間、日数、月数、及び年数を報告する。
【0078】
F.エクスカーション
この特徴によってユーザは、現在選択されているデバイスのエクスカーションを遠隔的に検査できる。
【0079】
G.製造日
この特徴によってユーザは選択されているデバイスの製造データを年月日形式で知ることができる。
【0080】
H.出荷日
この特徴によってユーザは選択されたデバイスがいつ出荷されたかについて月形式のデータで判断できる。
【0081】
I.強制デログ
この特徴によってユーザは選択されたユニットに対するデログサイクルを遠隔的に強制できる。
【0082】
図2は本発明の方法の一実施形態に従って続けられるステップを示しているフローチャートである。この方法の第一のステップは固有の識別子を、監視されるべき設備機器16に取り付けられているコントローラ20に記憶することである(22)。方法の次のステップは、デバイスに記憶されている実行可能なソフトウェア並びに入力および表示デバイスを有している装置を備えた設備機器を監視することである(24)。ソフトウェアは装置10および設備機器14を通信可能にするプログラムを実行する。
【0083】
好ましい実施形態において、ソフトウェアはユーザが定義した間隔において設備機器に問合わせをする。設備機器に問合わせる前に、収集されるべきデータを選択するステップ(26)がユーザによって実行される。この選択に際して、設備機器に問合わせるステップ(28)が通信デバイス12を介して、実行可能コードによって送られる。設備機器に関する問合わせを受信すると、応答する次のステップ(30)が実行される。すべての問合わせが応答を要求しているわけではないことに注意すべきである。しかしながら、それらの大多数は要求している。
【0084】
応答がコントローラから受信された後、次のステップは装置においてデータをコンパイルすることである(32)。データは延長期間の間又は次のデータ収集期間まで記憶されてもよい。
【0085】
データをコンパイルした後、次のステップは、データとユーザによって事前に設定された操作限度とを比較することである(34)。データが限度内であれば、一般的にデータを記憶することの他は何の動作も実行されない。データが限度内でなければ、次のステップは警告をすることである(36)。警告(36)は選択された個人にメッセージを送るか、事前に記録されたコールをすることである。
【0086】
本発明の多数の態様は詳細な明細書による装置であり、従って、本発明の主旨および範囲内の装置のすべての態様をカバーすることが添付の請求項によって意図されている。さらに、多数の修正および変更が当業者にとって当然であるため、本発明を図示および説明された正確な構成および操作に限定することは望ましくない。従って、発明の主旨を逸脱することなく、すべての修正および同等物がなされてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】
図1は本発明の好ましい実施形態の複数の構成要素を示す概略図である。
【図2】
図2は本発明の方法の一実施形態に従うステップを示すフローチャートである。
Claims (43)
- 遠隔地から設備機器を診断及び制御する能力を提供するデバイスであって、
表示デバイス、入力デバイス、装置によって実行されるソフトウェア及び通信デバイスを備え前記設備機器から分離された装置と、
前記通信デバイスを介し装置によって前記設備機器の監視を可能にする該設備機器に取り付けられたコントローラと、を備えたことを特徴とするデバイス。 - 固有の識別子がコントローラに記憶されている請求項1記載のデバイス。
- コントローラが装置によって問合わせをされる請求項1記載のデバイス。
- コントローラが問合わせをされずにデータを装置に送信する請求項1記載のデバイス。
- 送信されたデータはコントローラによって検出される設備機器の問題の表示である請求項4記載のデバイス。
- コントローラが問合わせに応答してデータを送信する請求項3記載のデバイス。
- コントローラは、ソフトウェアコードによって命令されて設備機器についての特定のデータを収集し、これを装置に送信する請求項3記載のデバイス。
- データはユーザが望む方法でソフトウェアによってコンパイルされる請求項7記載のデバイス。
- データは、データが失われ新たなデータ収集期間が始まる指定期間に収集される請求項7記載のデバイス。
- データは指定期間の間に装置のユーザによって閲覧可能とされている請求項9記載のデバイス。
- ソフトウェアコードが識別子と関連する設備機器についての許容可能な操作限度においてプログラミングされる請求項1記載のデバイス。
- 限度はコントローラによって検索されたデータと比較され、その結果が許容可能な操作限度内であればデータはさらなる動作を実行せず、前記結果が前記許容可能な限度内でなければ装置は所定のタスクを実行する請求項11記載のデバイス。
- 所定のタスクはユーザに対して状態についての警告をすることである請求項12記載のデバイス。
- 所定のタスクは技術者に設備機器の性能について警告をすることである請求項12に記載のデバイス。
- 所定のタスクは設備機器にデータを送信し、該設備機器の一定の操作特徴を調整することである請求項12記載のデバイス。
- データは記録及び記憶され、ユーザによって閲覧可能とされている請求項7記載のデバイス。
- 設備機器に対する遠隔診断及び制御能力を提供する方法であって、
入力デバイス、表示デバイス、通信デバイス及び装置によって実行されるソフトウェアコードからなる遠隔装置を備えた前記設備機器に取り付けられているコントローラを介して前記設備機器を監視することを特徴とする方法。 - 固有の識別子を設備機器に取り付けられているコントローラに記憶するステップをさらに備える請求項17記載の方法。
- ソフトウェアコードによって指定データコレクションを選択するステップをさらに備え、前記ソフトウェアコードが設備機器の事前に選択された特徴のデータを記録する請求項17記載の方法。
- コントローラにデータに対するリクエストを問合わせるステップをさらに備え、前記データは装置に送信される請求項17記載の方法。
- 問合わせに応答して、この応答を送信するステップをさらに備える請求項20記載の方法。
- 装置によって記憶されている期間にデータをコンパイルするステップをさらに備える請求項21記載の方法。
- データが除去され新たなデータ期間が始まる一定期間にデータコレクションが収集される請求項22記載の方法。
- データは記録及び記憶され閲覧可能とされている請求項22記載の方法。
- 受信したコントローラからのデータと事前に選択された限度とを比較し、この比較の結果が許容可能な限度の範囲外であると装置は所定の動作を続け、前記比較の結果が前記許容可能な限度内であるとさらなる動作を実行しないステップをさらに備える請求項22記載の方法。
- 所定の動作は個人に対して警告をすることである請求項25記載の方法。
- 所定の動作は設備機器の性能について技術者に警告をすることである請求項25記載の方法。
- 所定の動作はデータを設備機器に送信し、該設備機器の一定の特徴を調整することである請求項25記載の方法。
- 個人に対する警告はメッセージを送ることで遂行される請求項26記載の方法。
- 所定の動作は事前に記録されたメッセージを再生することである請求項29記載の方法。
- 設備機器に対する遠隔診断及び制御能力を提供するデバイスであって、
前記設備機器に取り付けられているコントローラを介して前記設備機器を遠隔監視する手段を備えていることを特徴とするデバイス。 - 監視手段が、入力デバイス、表示デバイス、通信デバイス及び装置によって実行されるソフトウェアコードからなる装置である請求項31記載のデバイス。
- 固有の識別子をコントローラに記憶する手段をさらに備える請求項31記載のデバイス。
- ソフトウェアコードによって特定のデータコレクションを選択する手段をさらに備え、前記ソフトウェアコードが設備機器の事前に選択された特徴のデータを記録する請求項31記載のデバイス。
- データに対するリクエストをコントローラに問合わせることによって設備機器からのデータをコンパイルする手段をさらに備える請求項31記載のデバイス。
- データが除去され新たなデータ期間が始まる一定期間にデータコレクションが収集される請求項35記載のデバイス。
- データが記録及び記憶され閲覧可能とされている請求項35記載のデバイス。
- コントローラからのデータを事前に選択された限度と比較し、この比較の結果が許容可能な限度の範囲外であると装置は所定の動作を続け、前記比較の結果が前記許容可能な限度内であるとさらなる動作を実行しない手段をさらに備える請求項35記載のデバイス。
- 所定の動作は個人に対して警告をすることである請求項38記載のデバイス。
- 所定の動作は設備機器の性能について技術者に警告をすることである請求項39記載のデバイス。
- 所定の動作はデータを設備機器に送信し、前記設備機器の一定の特徴を調整することである請求項38記載のデバイス。
- 個人に対する警告はメッセージを送ることによって遂行される請求項39記載のデバイス。
- 所定の動作は事前に記録されたメッセージを再生することである請求項42記載のデバイス。
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