JP2004515509A - 顔料で着色した透明又は半透明な化粧組成物 - Google Patents

顔料で着色した透明又は半透明な化粧組成物 Download PDF

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Abstract

【課題】顔料で着色した透明又は不透明な化粧組成物を提供すること。
【解決手段】本発明は、800NTUより小さい濁度を示し、透明又は半透明な化粧ベース中に、該化粧ベースに不溶性で100nmより大きい平均粒径を有する少なくとも一つの着色顔料を最終化粧組成物に対して0.5質量%より少ない量で含むことを特徴とする、透明又は半透明な化粧組成物に関する。本発明に従って透明又は半透明な組成物の着色に使用することができる着色顔料を、化粧品分野で常用する非常に広範囲な着色無機、有機又は複合顔料から選択する。透明又は半透明な組成物の着色に単独で又は組み合わせて使用することが可能な顔料の種類が非常に多いので、無限の色調を得ることが可能になり、こうして特に無水の親油性化粧ベースの場合には特に、ベースに溶解する染料を含む組成物に利用可能な色の範囲が制限されるという不利益を回避することができる。

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、顔料で着色した透明又は不透明な化粧組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】
透明又は半透明な化粧組成物は通常染料で着色しており、該染料は化粧品支持体に可溶でかつ光を散乱せず、従ってこれらを含む組成物の透明性を保持するという利点を示す。特許US 3,148,125は染料で着色した透明な口紅を開示している。
しかしながら、各国内法によって化粧品での使用が認められている染料、特に脂溶性染料の数は非常に限られている。顔又は身体の全ての部分に使用することを意図する組成物、特に無水の親油性組成物に対して得ようと望むことが可能な色の範囲は、この理由により厳密に制限されている。
透明な化粧組成物を着色する他の方法は、可視光の波長より顕著に小さい大きさを有する顔料を使用することであり、すなわち200nm(すなわち可視スペクトルの最低値(400nm)を2で割ったもの)、さらには100nmより小さいものを使用することであった。特許JP 0 220 7014及びEP 79 612は、300Åまでの範囲の非常に小さい大きさの顔料を含む透明な化粧組成物を開示している。これらのナノ顔料のうち、褐色及び黒色酸化鉄及び白色二酸化チタンを挙げることができるが、色の数において非常に制限されており、かつ広い範囲の色を生成することが可能になっていない。
さらに、これらの顔料を使用するには非常に完全な粉砕が必要であり、時間に対する組成物の安定性が不満足であると立証されることが多い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従って、生理学的に受容可能であって、支持体の透明性を維持しつつ広範囲な色を得ることが可能な着色剤によって、透明又は半透明化粧組成物を着色する方法に対する要望が依然として存在する。
【0004】
【課題を解決するための手段】
驚くべきことに出願人会社は、透明又は半透明な化粧支持体中に本技術分野で使用されているナノ顔料より大きい大きさの顔料を非常に少量導入することによって、着色した透明又は半透明化粧組成物が得られることを見出した。
【0005】
【発明の実施の形態】
従って本発明の主題は、800NTUより小さい濁度を示し、かつ、化粧組成物は透明又は半透明な化粧ベース中に、該ベースに不溶性で100nmより大きい平均粒径を有する少なくとも一つの着色顔料を最終化粧組成物に対して0.03質量%より少ない量で含む透明又は半透明な化粧組成物である。
本発明に従って透明又は半透明な組成物の着色に使用することができる着色顔料を、化粧品分野で常用する非常に広範囲な着色無機、有機又は複合顔料から選択する。
無機顔料の例として以下を挙げることができる:酸化鉄、酸化クロム、クロム水化物、ウルトラマリーン(アルミニウムシリケートのポリスルフィド)、コバルトブルー、プルシアンブルー(フェロシアン化鉄)、マンガンバイオレット、ピロリン酸マンガン及び金属粉末、例えば銀又はアルミニウム粉末。
有機顔料を、例えばカーボンブラック、チオインジゴ又はフレイミングレッドから選択する。
【0006】
本発明に従って使用することができる複合顔料は特にレーキを含み、すなわちこれは金属(カルシウム、バリウム、アルミニウム、ストロンチウム、ジルコニウム及びこれらの混合物)と有機支持体、例えばロジン、又は無機支持体、例えばアルミナ、硫酸バリウム、炭酸カルシウム、タルク、クレー、酸化亜鉛、二酸化チタン及びこれらの組合せ上に不動化した有機酸染料とからの塩である。レーキの例として以下を挙げることができる:ロジン及び硫酸バリウム上のリソールレッドBのカルシウム塩(D&C Red No. 7 カルシウムレーキ)、アルミナ上のタートラジンのアルミニウム塩(FD&C Yellow No. 5 アルミニウムレーキ)、アルミナ及び二酸化チタン上のエオシンのアルミニウム塩(D&C Red No. 21 アルミニウムレーキ)、アルミナ上のフィロキシンBのアルミニウム塩(D&C Red No. 27 アルミニウムレーキ)、アルミナ上のブリリアントイエローFCFのアルミニウム塩(FD&C Yellow No. 6 アルミニウムレーキ)及びアルミナ上のブリリアントブルーのアルミニウム塩(FD&C Blue No.1 アルミニウムレーキ)。
【0007】
必要があれば、上記の着色顔料を種々の材料、例えばシリコーン、アミノ酸又はフッ素化化合物から選択する材料で被覆することができる。顔料といくつかの化粧ベースとの適合性を改良し、かつ得られた分散物を長時間安定化するために、これらの被覆は有用であり、必要でさえある。
透明又は半透明な組成物の着色に単独で又は組み合わせて使用することが可能な顔料の種類が非常に多いので、無限の色調を得ることが可能になり、こうして特に無水の親油性化粧ベースの場合には特に、ベースに溶解する染料を含む組成物に利用可能な色の範囲が制限されるという不利益を回避することができる。
本発明の透明又は半透明な化粧組成物の他の利点は、着色した顔料又は使用した顔料粒子の大きさに関する。
それは、本発明に従って使用する顔料の平均粒径は100nmより大きく、好ましくは200nmより大きいからである。
従って、使用した着色顔料は、大きさが100nmより小さいナノ顔料を含む先行技術の化粧組成物における分散状態の不安定性という問題を示さない。
このようにして分散した顔料は、大きさが100nmより小さい顔料で必要であった完全な、従って長時間を要しかつ高価な粉砕を行う必要がない。
【0008】
平均粒径が100nmより大きい上記の顔料で着色した透明又は半透明な分散物は、長期間十分な安定性を示しかつ少量の分散剤を必要とするか分散剤を全く必要としない。
本発明の透明又は半透明の化粧組成物で使用する顔料の量は、いくつかのパラメーター、例えば顔料粒子の性質、平均粒径及び着色力、所望する色調、透明性及び色の強度、又は使用する化粧ベースの化学的性質に依存する。これは一般に、最小の濁度と最大の色強度の間に最上の妥協点を見出すことである。
一般に、本発明の透明又は半透明な化粧組成物における一又は複数の着色した顔料の濃度は、最終化粧組成物の質量に対して0.03質量%より小さく、好ましくは0.01質量%より小さい。
本発明の一つの態様では、透明又は半透明の化粧組成物は多くても0.001質量%の着色した顔料を含む。
“本発明に従う透明又は半透明の組成物”という用語は、以下に記載する方法に従って測定して800NTU(比濁計濁度単位)より小さい、好ましくは500NTUより小さい濁度を示す組成物を意味すると理解される。
【0009】
濁度を周囲温度(20〜25℃)でハッチ(Hach)製の濁度計モデル2100 Pを使用して測定する。測定に使用する管をAR 397 A cat 24347−06に対照させる。濃度が異なるホルマジン懸濁物を使用して装置を較正する。
本発明の着色した透明又は半透明の化粧組成物を製造するための透明又は半透明な化粧ベースとして公知の化粧ベースの全てを使用することができるが、上記の透明性に関する要件を満たすことが条件である。その理由は、着色した顔料のない使用した化粧ベースが、顔料で着色した最終組成物の濁度の値が上記の制限値を越えない程度に十分な透明性又は半透明性を示さなければならないからである。
透明又は半透明な化粧ベースは、液状の、増粘した、ゲル化した、ペースト状の又は固形のコンシステンシーを有する親水性又は親油性相であることができる。それは例えば油中水エマルション、水中油エマルション、親水性又は親油性固形ジェル、ソフトジェル又は油状ローションであることができる。
好ましくは、組成物のベースは多少とも剛性のある水性又は油性ジェルの形態にある。より好ましくは、ジェルは皿又はスティック、好ましくはスティックの形態でかつ無水の形態にある剛性のあるジェルである。
親油性のベースは周囲温度で液状である脂肪相、例えば化粧品で常用されるものであることができる。脂肪相は極性油及び/又は非極性油を含んでもよい。
【0010】
特に、本発明の極性油は以下のものである:
− 脂肪酸とグリセリンのエステルから構成されるトリグリセリドの含量が高い炭化水素系植物油であって、この脂肪酸はC〜C24の種々の鎖長を有することができ、鎖は直鎖か又は分岐しておりかつ飽和又は不飽和であることができるもの;これらの油は特に以下のものである:小麦胚芽油、トウモロコシ油、ヒマワリ油、カリテ油、ヒマシ油、スイートアーモンド油、マカダミア油、アプリコット油、大豆油、綿実油、アルファルファ油、ケシ油、カボチャ種子油、ゴマ油、キュウリ油、ナタネ油、アボカド油、ヘイゼルナッツ油、ブドウ種子油、クロフサスグリ種子油、マツヨイグサ油、キビ油、オオムギ油、キノア油、オリーブ油、ライムギ油、ベニバナ油、ククイノキ油、トケイソウ油又はジャコウバラ油;又はカプリル酸/カプリン酸のトリグリセリド、例えばステアリネリーズ デュボワ(Stearineries Dubois)により市販されているもの又はダイナミット ノーベル(Dynamit Nobel)によってMiglyol 810、812及び818の名称で市販されているもの;
【0011】
− 合成油又は式RCOORの合成エステル、
式中Rは1〜40の炭素原子を含む直鎖又は分岐した脂肪酸の残基を表し、Rは炭化水素系の鎖、特に分岐した炭化水素系の鎖であって1〜40の炭素原子を含むものを表し、かつR+R≧10を条件とし、例えば以下のものである:パーセリン油(セテアリルオクタノエート)、イソノニルイソノナノエート、C12〜C15アルキルベンゾエート、イソプロピルミリステート、2−エチルヘキシルパルミテート、イソステアリルイソステアレート、又はアルコール若しくはポリアルコールのオクタノエート、デカノエート若しくはリシノレート;ヒドロキシル化エステル、例えばイソステアリルラクテート又はジイソステアリルマレート;及びペンタエリスリトールエステル;
− 10〜40の炭素原子を有する合成エーテル;
− C〜C26の脂肪アルコール、例えばオレイルアルコール;
− C〜C26の脂肪酸、例えばオレイン酸、リノレン酸、及びリノール酸;及び
− これらの混合物。
【0012】
本発明に従う非極性油は特に以下のものである:周囲温度で液状であるシリコーン油、例えば揮発性又は非揮発性かつ直鎖又は環状ポリジメチルシロキサン(PDMS);側鎖アルキル又はアルコキシ基及び/又は鎖の末端にアルキル又はアルコキシ基を含むポリジメチルシロキサンであって、各基は2〜24の炭素原子を有するもの;フェニル化シリコーン、例えばフェニルトリメチコーン、フェニルジメチコーン、フェニルトリメチルシロキシジフェニルシロキサン、ジフェニルジメチコーン、ジフェニルメチルジフェニルトリシロキサン又は(2−フェニルエチル)トリメチルシロキシシリケート;直鎖又は分岐した及び揮発性又は非揮発性の合成又は無機物起源の炭化水素、例えば揮発性流動パラフィン(イソパラフィン、例えばイソドデカン)又は非揮発性流動パラフィン、及びその誘導体、流動ワセリン、流動ラノリン、ポリデセン、水素添加ポリイソブテン、例えばパーレム油、スクアレン又はアララ油;及びこれらの混合物。
油は非極性油であることが好ましく、無機物又は合成起源の炭化水素型の油又はその混合物であって、特にアルカン、例えばパーレム油、イソパラフィン、例えばイソドデカン、スクアレン及びこれらの混合物から選択するものであることがより好ましい。これらの油を一又は複数のフェニル化シリコーン油と組み合わせて使用することが有利である。
【0013】
液状脂肪相は好ましくは特に以下から選択する少なくとも一つの非揮発性油を含む:無機物、植物又は合成起源の炭化水素系油、合成エステル又はエーテル、シリコーン油及びこれらの混合物。
全液状脂肪相は実際上、組成物の全質量に対して5〜99.95%、好ましくは10〜80%、さらには20〜75%存在する。
脂肪相は以下のような脂肪相のゲル化剤によって有利に構成される
(a) ゲル化性ポリアミド、特に分子量が100,000より小さく、好ましくは50,000より小さいポリアミド、例えば2,000〜20,000の範囲の分子量を有し、任意に8〜120の炭素原子、好ましくは12〜60の炭素原子を有する側鎖アルキル基又は鎖の末端におけるアルキル基を含むもの、
(b) モノサッカリド単位当たり1〜6の、好ましくは2〜4のOH基を含み、かつC1−6、好ましくはC1−3のアルキル基で置換された疎水性ガラクトマンナン、
(c) 疎水性の火成シリカ、
(d) 及びこれらのゲル化剤の組合せ。
【0014】
ゲル化性ポリアミドは、例えば脂肪族ジカルボン酸とジアミンとの縮合から得られたポリアミド樹脂であり、2を越えるカルボキシル基と2を越えるアミン基を含み、隣接する個々の単位のカルボキシル基とアミン基がアミド結合で縮合しているものである。これらのポリアミド樹脂はジェネラル ミルズ社(General Mills Inc.)によりVersamid(登録商標)の登録商標で市販されているもの及びヘンケル社(Henkel Corp. Versamid(登録商標)930、744又は1655)又はオーリン マセソン ケミカル社(Olin Mathieson Chemical Corp.)によりOnamid(登録商標)の登録商標、特にOnamid(登録商標)S又はCの登録商標で市販されているものである。これらの樹脂は6,000〜9,000の範囲の質量平均分子量を有する。これらのポリアミドのさらなる情報として、US−A−3,645,705及びUS−A−3,148,125を参照することができる。特に、Versamid(登録商標)930又は744を使用する。
アリゾナ ケミカル(Arizona Chemical)によりUni−Rezの参照名(2658、2931、2970、2621、2613、2624、2665、1554、2623、2662)で市販されているポリアミド及びヘンケル(Henkel)により参照名Macromelt 6212で市販されている製品を使用することもできる。これらのポリアミドについてのさらなる情報として、文献US−A−5,500,209を参照することができる。
【0015】
ポリアミドは、少なくとも32の炭素原子(特に32〜44の炭素原子)を含むカルボキシルジ酸と少なくとも2の炭素原子(特に2〜36の炭素原子)を有するジアミンとの重縮合から得られたものであることもできる。ジ酸は好ましくは少なくとも16の炭素原子を有する脂肪酸、例えばオレイン酸、リノール酸又はリノレン酸のダイマーである。ジアミンは好ましくはエチレンジアミン、へキシレンジアミン又はヘキサメチレンジアミンである。ポリマーが一又は複数の末端カルボン酸基を含む場合、少なくとも4の炭素原子、好ましくは10〜36の炭素原子、より好ましくは12〜24の、さらには16〜24の、例えば18の炭素原子を有するモノアルコールでこれらをエステル化することが有利である。
【0016】
これらのポリマーは特にユニオン キャンプ(Union Camp)の文献US−A−5,783,657に開示されているものである。これらのポリマーのそれぞれは特に以下の式(I)を満たす:
Figure 2004515509
式中、nは、エステル基の数がエステル基とアミド基の総数の10%〜50%を表すようなアミド単位の自然数を意味し;記号Rのそれぞれは独立して少なくとも4の炭素原子、特に4〜24の炭素原子を有するアルキル又はアルケニル基を意味し:記号Rのそれぞれは独立してC〜C42の炭化水素系の基を意味するが、R基の50%がC30〜C42の炭化水素系の基を表すことを条件とし;記号Rのそれぞれは独立して少なくとも2の炭素原子、水素原子及び任意に一又は複数の酸素又は窒素原子を有する有機基を表し;記号Rのそれぞれは独立して水素原子、C〜C10アルキル基又はR若しくは他のRに対する直接結合を表し、かつRとRの両者が結合する窒素原子はR−N−Rで表されるヘテロ環式構造の一部を形成し、R基の少なくとも50%が水素原子を表す。
【0017】
式(I)の特定の場合において、本発明の意味内における任意に官能化した末端脂肪鎖は末端へテロ原子、この場合は窒素原子に結合したポリアミド主鎖の末端鎖である。
特に、本発明の意味内における末端及び/又は側鎖脂肪鎖の部分を形成する式(I)のエステル基は、エステル基とアミド基の総数の15〜40%、より好ましくは20〜35%存在する。さらに、nは有利には1〜5の、好ましくは2より大きい範囲の整数を表す。
好ましくは、RはC12〜C22のアルキル基、より好ましくはC16〜C22のアルキル基である。有利には、RはC10〜C42の炭化水素系(アルキレン)基であることができる。好ましくは、少なくとも50%の、より好ましくは少なくとも75%の記号Rが30〜42の炭素原子を有する基である。記号Rの他方はC〜C19の、さらにはC〜C12の水素添加した基である。好ましくはRはC〜C36の炭化水素系の基又はポリオキシアルキレン基を表し、かつRは水素原子を表す。より好ましくは、RはC〜C12の炭化水素系の基を表す。
【0018】
炭化水素系の基は直鎖、環状又は分岐した、かつ飽和又は不飽和の基であることができる。さらに、アルキル基及びアルキレン基は直鎖又は分岐した、かつ飽和又は不飽和の基であることができる。
本発明に従うと、液状の脂肪相の構造を、好ましくは一又は複数の式(I)のポリマーを使用して得る。式(I)のポリマーは一般にポリマーのブレンドの形態で提供され、これらのブレンドが付加的にnが0である式(I)の化合物に対応する合成物、すなわちジエステルを含むことができる。
これらのポリマーは脂肪鎖があるために油への良好な溶解性を示し、その結果脂肪鎖のないポリマーに対してポリマー含量が高く(少なくとも25%)ても顕微鏡で見て均一な組成物が得られる。
本発明で使用可能な式(I)の構造ポリマーの好ましいものとして以下を挙げることができる:8〜120の炭素原子、特に12〜68の炭素原子を有する側部脂肪鎖及び/又は末端脂肪鎖であって、末端脂肪鎖がエステル基を介してポリアミド主鎖に結合しているもので変性されたポリアミド。これらのポリマーは好ましくは、ポリマーの主鎖、特にポリアミドの主鎖の各末端における脂肪鎖を含む。
【0019】
本発明に従って使用することができる式(I)の構造ポリアミドの例として、Uniclear(登録商標)80及びUniclear(登録商標)100の名称でアリゾナ ケミカル(Arizona Chemical)により市販されている市販品を挙げることができる。これらはそれぞれ鉱油中80%(活性物質として)ゲル及び100%(活性物質として)ゲルの形態で市販されている。これらは88〜94℃の軟化点を有する。これらの市販品は、エチレンジアミンと縮合したC36ジ酸のコポリマーのブレンドであり、それぞれ約600又は4,000の質量平均分子量を有する。末端エステル基は、残っている酸末端基をセチルアルコール若しくはステアリルアルコール又はこれらの混合物(セテアリルアルコールとしても公知である)でエステル化して得られる。
ガラクトマンナンは、特に置換度が2〜3である特にエチレン化したグアー誘導体、例えばアクアロン(Aqualon)によりN−Hance−AG−200(登録商標)又はN−Hance−AG−50(登録商標)の名称で市販されているものである。
【0020】
火成シリカは好ましくはナノメートルないしマイクロメートルであることができる粒径を示し、例えば約5〜200nmの範囲であることができる。
火成シリカを、酸水素炎中で揮発性ケイ素化合物を高温加水分解し、微粉砕シリカとすることによって得ることができる。この方法によって特に親水性のシリカを得ることができ、これは多数のシラノール基をその表面に表している。これらの親水性シリカは、例えばデグサ(Degussa)によりAerosil 130(登録商標)、Aerosil 200(登録商標)、Aerosil 255(登録商標)、Aerosil 300(登録商標)又はAerosil 380(登録商標)の名称で、又はカボット(Cabot)によりCab−O−Sil HS−5(登録商標)、Cab−O−Sil EH−5(登録商標)、Cab−O−Sil LM−130(登録商標)、Cab−O−Sil MS−55(登録商標)及びCab−O−Sil M−5(登録商標)の名称で市販されている。
【0021】
シラノール基の数を減少する化学反応によって、シリカの表面を化学的に変性することが可能である。特にシラノール基を疎水性の基で置換して疎水性シリカを得ることが可能である。疎水性の基は以下のものであることができる:
− トリメチルシロキシ基、特にヘキサメチルジシラザンの存在下に火成シリカを処置することによってこれが得られる。このようにして処置したシリカは、CTFA(第6版、1995)に従うと“シリカシリレート”と名付けられている。これらは例えばデグサ(Degussa)によりAerosil R812(登録商標)の名称で、Cab−O−Sil TS−530(登録商標)の名称でカボット(Cabot)により市販されている。
− ジメチルシリルオキシ又はポリジメチルシロキサン基、これは特にポリジメチルシロキサン又はジメチルジクロロシランの存在下に火成シリカを処置して得られる。このように処置して得られたシリカは、CTFA(第6版、1995)に従うと“シリカジメチルシリレート”と名付けられている。これらは例えばデグサ(Degussa)によりAerosil R972(登録商標)及びAerosil R974(登録商標)の名称で、Cab−O−Sil TS−610(登録商標)及びCab−O−Sil TS−720(登録商標)の名称でカボット(Cabot)により市販されている。
− 火成シリカをアルコキシシラン又はシロキサンと反応させて得られた基。このようにして処置したシリカは、例えばデグサ(Degussa)によりAerosil R805(登録商標)の名称で市販されている。
【0022】
水性ゲルを製造するために、例えば以下のような水性相用のいずれかのゲル化剤を使用することができる:セルロース誘導体型、例えばヒドロキシエチルセルロース及びカルボキシメチルセルロース、又はアクリル酸誘導体型、例えばアクリル酸とC10−30アルキルアクリレートとの架橋コポリマー、例えばグッドリッチ(Goodrich)により市販されているPemulen(登録商標)シリーズ及びCarbopol(登録商標)980、ナトリウムマグネシウムシリケート型のクレー誘導体、例えばラポルテ(Laporte)により市販されているLaponite XLS又はXLG、及びこれらのゲル化剤の組合せ。水性ゲルは水をベースとするゲル又は水/アルコール混合物をベースとするゲルであることができる。
ゲル化剤は着色した化粧組成物の全質量に対して0.05〜90質量%、好ましくは2〜60質量%、特に5〜40質量%存在する。
先に説明したように、化粧ベースに不溶性でかつ上記の特定の大きさを有する着色顔料の低い分量(0.03質量%より低い)を選択することが、無水の親油性ベース、すなわち親水性の可溶性染料の溶解が可能ではないベースの場合に、反映して特に魅力的な利点となっている。
【0023】
従って、本発明の好ましい態様において、化粧ベースは無水の親油性ベースである。
本発明に従う着色した透明又は半透明な化粧組成物は、上記の着色した顔料に加えて一又は複数の白色顔料、例えば二酸化チタン、二酸化ジルコニウム、二酸化セリウム又は酸化亜鉛を含むことができる。
本発明に従う着色した透明又は半透明な化粧組成物は、化粧品の分野で常用される例えば以下のような添加物を追加的に含むことができる:分散剤、芳香剤、日焼け止め剤、保存剤、抗酸化剤又は化粧品活性成分、ただし、当然のことながら、これらの任意の成分の添加は、本発明の化粧組成物に本来備わっている透明性又は半透明性に有害に作用しない。
本発明を以下の例を利用して説明する。
【0024】
【実施例】
実施例1
以下の成分から着色した透明なリップバルサムを製造する:
Figure 2004515509
水素添加したC36ジ酸とエチレンジアミンとの縮合物をステアリルアルコールでエステル化したもの(分子量約4,000)、アリゾナ ケミカル(Arizona Chemical)により市販されているもの。
★★ アベシア ピグメンツ アンド アディティフス (Avecia Pigments and Additifs)により市販されている分散剤
パーレム油中の顔料の分散物を分散剤の存在下に製造する。この分散物を他の成分(Uniclear(登録商標)100及びオクチルドデカノール)に導入し、100℃に加熱して30分ゆっくり撹拌しながら混合物を維持する。鋳型に入れた後周囲温度まで冷却し、濁度が87.3NTUを示すピンクがかったベージュ色の固形組成物を得る。
【0025】
実施例2
着色した透明な無水のボディ用芳香ジェルを以下の成分を混合して製造する:
Figure 2004515509
シンエツ(Shin Etsu)により市販
★★ アベシア ピグメンツ アンド アディティフス (Avecia Pigments and Additifs)により市販されている分散剤
得られたジェルは青色であり39.6NTUの濁度を示す。

Claims (17)

  1. 800NTUより小さい濁度を示し、透明又は半透明な化粧ベース中に、該ベースに不溶性で100nmより大きい平均粒径を有する少なくとも一つの着色顔料を最終化粧組成物に対して0.03質量%より少ない量で含むことを特徴とする、透明又は半透明な化粧組成物。
  2. 一又は複数の顔料が200nmより大きい平均粒径を有することを特徴とする、請求項1に記載の着色した透明又は半透明な化粧組成物。
  3. 着色した一又は複数の顔料の濃度が最終化粧組成物に対して0.01質量%より低いことを特徴とする、請求項1又は2に記載の着色した透明又は半透明な化粧組成物。
  4. 着色した一又は複数の顔料の濃度が最終化粧組成物に対して高くても0.001質量%に等しいことを特徴とする、請求項3に記載の着色した透明又は半透明な化粧組成物。
  5. 組成物が500NTUより小さい濁度を示すことを特徴とする、先の請求項1ないし4のいずれか1項に記載の着色した透明又は半透明な化粧組成物。
  6. 一又は複数の顔料を有機、無機又は複合顔料から選択することを特徴とする、先の請求項1ないし5のいずれか1項に記載の着色した透明又は半透明な化粧組成物。
  7. 無機顔料を以下から選択することを特徴とする、請求項6に記載の着色した透明又は半透明な化粧組成物:酸化鉄、酸化クロム、クロム水化物、ウルトラマリーン(アルミニウムシリケートのポリスルフィド)、コバルトブルー、プルシアンブルー(フェロシアン化鉄)、マンガンバイオレット、ピロリン酸マンガン及び金属粉末、例えば銀又はアルミニウム粉末。
  8. 有機顔料をカーボンブラック、チオインジゴ及びフレイミングレッドから選択することを特徴とする、請求項6に記載の着色した透明又は半透明な化粧組成物。
  9. カルシウム、バリウム、アルミニウム、ストロンチウム、ジルコニウム及びこれらの混合物と有機支持体又は無機支持体上に不動化した有機酸染料とからの塩又はレーキから複合染料を選択することを特徴とする、請求項6に記載の着色した透明又は半透明な化粧組成物。
  10. レーキを以下から選択することを特徴とする、請求項9に記載の着色した透明又は半透明な化粧組成物:ロジン及び硫酸バリウム上のリソールレッドBのカルシウム塩(D&C Red No. 7 カルシウムレーキ)、アルミナ上のタートラジンのアルミニウム塩(FD&C Yellow No. 5 アルミニウムレーキ)、アルミナ及び二酸化チタン上のエオシンのアルミニウム塩と二酸化チタン(D&C Red No. 21 アルミニウムレーキ)、アルミナ上のフィロキシンBのアルミニウム塩(D&C Red No. 27 アルミニウムレーキ)、アルミナ上のブリリアントイエローFCFのアルミニウム塩(FD&C Yellow No. 6 アルミニウムレーキ)及びアルミナ上のブリリアントブルーのアルミニウム塩(FD&C Blue No.1 アルミニウムレーキ)。
  11. シリコーン、アミノ酸及びフッ素化化合物から選択する材料で着色顔料を被覆することを特徴とする、先の請求項1ないし10のいずれか1項に記載の着色した透明又は半透明な化粧組成物。
  12. 二酸化チタン、二酸化ジルコニウム、二酸化セリウム及び酸化亜鉛から選択する一又は複数の白色顔料をさらに含むことを特徴とする、先の請求項1ないし11のいずれか1項に記載の着色した透明又は半透明な化粧組成物。
  13. 透明又は半透明な化粧ベースを水性又は油性ゲル、特にスティックの形態にあるものから選択することを特徴とする、先の請求項1ないし12のいずれか1項に記載の着色した透明又は半透明な化粧組成物。
  14. 透明又は半透明な化粧ベースが無水の親油性化粧ベースであることを特徴とする、請求項1ないし12のいずれか1項に記載の着色した透明又は半透明な化粧組成物。
  15. 透明又は半透明な化粧ベースが周囲温度で液状であり極性及び/又は非極性の油を含む脂肪相で形成される無水のゲルであり、疎水性火成シリカ、ゲル化ポリアミド、疎水性ガラクトマンナン、及びこれらの混合物から選択する脂肪相用のゲル化剤で脂肪相が形成されていることを特徴とする、先の請求項1ないし14のいずれか1項に記載の着色した化粧組成物。
  16. ゲル化ポリアミドが式(I)に対応することを特徴とする、請求項15に記載の着色した化粧組成物:
    Figure 2004515509
    式中、nは、エステル基の数がエステル基とアミド基の総数の10%〜50%を表すようなアミド単位の自然数を意味し;記号Rのそれぞれは独立して少なくとも4の炭素原子、特に4〜24の炭素原子を有するアルキル又はアルケニル基を意味し:記号Rのそれぞれは独立してC〜C42の炭化水素系の基を意味するが、R基の50%がC30〜C42の炭化水素系の基を表すことを条件とし;記号Rのそれぞれは独立して少なくとも2の炭素原子、水素原子及び任意に一又は複数の酸素又は窒素原子を有する有機基を表し;記号Rのそれぞれは独立して水素原子、C〜C10アルキル基又はR若しくは他のRに対する直接結合を表し、かつRとRの両者が結合する窒素原子はR−N−Rで表されるヘテロ環式構造の一部を形成し、R基の少なくとも50%が水素原子を表す。
  17. 以下から選択する生理学的に受容可能な添加物をさらに含むことを特徴とする、先の請求項1ないし16のいずれか1項に記載の着色した透明又は半透明な化粧組成物:分散剤、芳香剤、日焼け止め剤、保存剤、抗酸化剤及び化粧活性成分。
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