JP2004515130A - マルチスピード再生モードにおける圧縮データの再生のための再生装置 - Google Patents

マルチスピード再生モードにおける圧縮データの再生のための再生装置 Download PDF

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    • G11INFORMATION STORAGE
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    • G11B20/00Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
    • G11B20/10Digital recording or reproducing

Abstract

再生装置(1;14)は、ノーマルスピード再生モード及びマルチスピード再生モードにおいてデータストリーム(DS)のデータブロック(DB)中に含まれる圧縮データ(KD)を再生するよう適合される。各データブロック(DB)中に含まれる前記圧縮データ(KD)は互いと無関係に復元可能であり、前記データストリーム(DS)中の符号化された前記データブロック(KB)のシーケンスは前記ノーマルスピード再生モードにおける復号された前記データ(KD)の再生のシーケンスに対応する。前記再生装置(1;14)のマルチスピード再生モードにおいては、符号化されたデータ(KD)が、前記データストリーム(DS)の前記データブロック(DB)の一部のみから読み取られ、前記再生装置(1;14)の復号手段(7)に供給され、それ故、復号手段(7)の計算能力はマルチスピード再生モードに対しても充分である。

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、受信データストリームのデータブロック中に含まれる圧縮データの再生のための再生装置であって、当該再生装置のマルチスピード再生モード(multi−speed reproducing mode)においては受信される前記圧縮データが部分的にのみ再生される再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
最初の段落において規定されているタイプのこのような再生装置は、欧州特許出願公開公報第EP0777383A1号という文献から既知であり、データ受信装置の形態をとる。この文献の欧州特許出願公開公報第EP0777383A1号は、更に、オーディオ/ビデオデータを圧縮し、符号化するよう適合されたデータ送信装置を開示している。斯くして圧縮され、符号化されたオーディオ/ビデオデータは、データ送信装置によりシリアルデータストリームのデータブロック中にペイロード(payload)として挿入され、データ受信装置へ送信される。
【0003】
既知のデータ受信装置は、データストリームのデータブロックを検出するデータブロック検出手段、及び検出されたデータブロックから圧縮され、符号化されたオーディオ/ビデオデータを読み取るよう適合された読取り手段を持つ。復号後には、圧縮されたオーディオ/ビデオデータが、データ受信装置の復元手段(decompression means)により復元され、データ受信装置の再生メモリのメモリセクション中に記憶される。データ受信装置がノーマルスピード再生モード(normal−speed reproducing mode)である場合、再生手段は、再生メモリ中に記憶されている全てのオーディオ/ビデオデータを読み出し、このオーディオ/ビデオ情報を再生するよう適合され、この結果としてノーマル再生スピードにおけるオーディオ/ビデオ情報の再生が得られる。
【0004】
更に、既知のデータ送信装置は、再生用データ(reproduction use data)を生成し、データブロックのペイロード中に再生用データを挿入するよう適合される再生データ用生成器(reproduction data use generator)を含む。再生用データは、ノーマルスピード再生モード又はマルチスピード再生モード、及びオーディオ/ビデオデータが指定再生モードに基づいて読み取られんとする再生メモリのメモリセクションを識別する。
【0005】
例えば、2倍速再生モードを識別する再生用データが受信される場合、既知のデータ受信装置は、再生メモリの全ての第2メモリセクションから記憶されたオーディオ/ビデオデータを読み取るよう適合される。このモードにおいては、オーディオ/ビデオデータが全ての第2メモリセクションから読み取られ、再生され、この結果として、2倍の再生スピードにおけるオーディオ/ビデオ情報の再生が得られる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
既知の再生装置では、マルチスピード再生モードにおいて、ペイロードの全ての受信される、圧縮され、符号化されたオーディオ/ビデオデータがまた、復号され、復元され、再生メモリ中に記憶されなければならないが、実際には、指定マルチスピード再生モードに依存して、再生メモリ中に記憶されたオーディオ/ビデオデータの一部しか再生されないであろうということが不利な点であることが分かっている。このことは、圧縮されたオーディオ/ビデオデータの復元が、非常に高い計算能力を必要とし、従って、復元手段のかなりの実時間占有(real−time occupation)を伴うことからとりわけ好ましくない。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の目的は、データブロックにおいて受信される、指定マルチスピード再生モードにおいて実際に再生されるであろう圧縮データしか復元される必要がない再生装置を提供することにある。この目的を達成するため、本発明による機能が、このような再生装置中に、該再生装置が以下に規定されるように特徴づけられ得るようにして設けられる。
【0008】
データストリームのデータブロック中に含まれる圧縮データの再生のための再生装置であって、前記データストリームの各データブロックは、ヘッダ情報を含み、データブロック中に含まれる前記圧縮データは、同じデータストリームの他のデータブロック中に含まれる圧縮データとは無関係に復元可能且つ再生可能であり、前記データストリーム中の前記データブロックのシーケンスは、該データブロック中に含まれる前記圧縮データの再生のシーケンスを規定し、当該装置は、当該再生装置が再生モードである場合に前記データストリームの各データブロックの前記ヘッダ情報を検出するよう適合されるデータブロック検出手段を持ち、検出されたデータブロック中に含まれる前記圧縮データを読み取る読取り手段を持ち、前記読取り手段により読み取られた前記圧縮データを復元し、復元されたデータを供給する復元手段を持ち、供給された前記復元されたデータを再生する再生手段を持ち、前記データストリーム中に含まれる全ての前記データブロックの前記圧縮データが前記読取り手段により読み取られ、前記復元手段に供給されるノーマルスピード再生モードを規定し、前記データストリーム中に含まれる前記データブロックの一部の圧縮データのみが前記読取り手段により読み取られ、前記復元手段に供給されるマルチスピード再生モードを規定するモード手段を持つ。
【0009】
このように、データブロック検出手段が、最初に、高いビットレートを持つデータストリームの各データブロックの始端又は終端のみを検出することが達成される。この検出のため、前記検出手段の実時間占有は比較的適度である。選択された又は指定されたマルチスピード再生モードに依存して、読取り手段は、検出された前記データブロックから、このマルチスピード再生モードにおいて情報として実際に再生されるべきである圧縮データのみを読み取り、復元のために復元手段に前記データを供給する。このことは、ノーマルスピード再生モードのために供給される前記復元手段の計算能力が、受信される又は再生される前記データストリームが非常に高いビットレートを持つ再生装置のマルチスピード再生モードに対しても充分であるという利点を持つ。
【0010】
請求項2において規定されている方策は、マルチスピード再生モードにおけるオーディオ情報の再生のためのオーディオ再生装置が得られ、前記オーディオ再生装置の復元手段は小さな計算能力しか必要とせず、それ故、とりわけ安価なように製造され得るという利点を持つ。
【0011】
請求項3において規定されている方策は、オーディオ再生装置がマルチスピード再生モードのうちの1つにおいてMPEG1規格及びMPEG2規格に基づいて符号化されたオーディオ情報を再生するよう適合されるという利点を持つ。
【0012】
請求項4において規定されている方策は、再生装置がデータストリームの記憶のためにハードディスクを持ち、前記ハードディスクはとりわけ安価な書き換え型メモリ手段を形成するという利点を持つ。
【0013】
請求項5において規定されている方策は、再生装置が、例えばインターネットに接続されても良く、斯くして、マルチスピード再生モードにおける前記インターネットに接続されたデータサーバから受信されるデータストリームのオンライン再生を供給して、受信されている該データストリームのコンテンツの概要をユーザに与えることが出来るという利点を持つ。
【0014】
本発明の上記の特徴及び他の特徴を一例として以下に記載した実施例から明らかにし、これらの例を参照して説明する。
【0015】
【発明の実施の形態】
図1は、ハードディスク2上に記録されたオーディオ情報を再生するよう適合され、本発明の第1実施例における再生装置を形成するハードディスクレコーダ1を示している。オーディオ情報はMPEG1規格(オーディオ、レイヤI&II:ISO/IEC11172 1992)に基づいてデータストリームDSとしてハードディスク2上に記録されており、このデータストリームDSの一部は図2に示されている。データストリームDSは、各々がヘッダ情報HI及び圧縮オーディオデータKDを含むデータブロックDBにより形成される。ヘッダ情報HIは、所与のシーケンスのビットにより形成され、各データブロックDBの始端を示す。
【0016】
データストリームDSのデータブロックDB中に含まれる圧縮オーディオデータKDは、同じデータストリームDSの他のデータブロックDBとは無関係に復元され得る。データブロックDB11の圧縮オーディオデータKD11は、切り離されたブロック(isolated block)として復元され、25ミリ秒の長さを持つオーディオ情報として再生され得る。このようにして、例えば8個の隣接データブロックの圧縮オーディオ情報KDが、音楽の曲の断片(fragment)として連続して復号され、再生され得る。前記音楽の断片は2秒の長さを持つ。
【0017】
データストリームDSの他の特徴は、データストリームDS中のデータブロックDBのシーケンスがデータブロックDB中に含まれる圧縮オーディオデータKDの再生の正しいシーケンスを示すことにある。斯くして、データブロックDB11の音楽の断片のオーディオ情報の再生に続いて、データストリームDSのデータブロックDB12、DB13、DB14及び後続のデータブロックDBの音楽の断片のオーディオ情報の再生をする。
【0018】
ハードディスクレコーダ1は、読取り手段3、データブロック検出手段4、キーパッド5、モード手段6、復元手段7及び再生手段8を含む。キーパッド5のキーT1を作動させることにより、ハードディスクレコーダ1のユーザは、ノーマル再生スピードにおいてデータストリームDS中に記憶された音楽の曲を再生するためにハードディスクレコーダ1のノーマルスピード再生モードを作動させることが出来る。キーT1の作動の結果として、ノーマルスピード再生モードを識別するキーパッド情報TIがモード手段6に供給され、ハードディスク2がスピードnで駆動される。
【0019】
読取り手段3はハードディスク読取り手段9及びデータブロック読取り手段10を含む。ハードディスク読取り手段9は、ハードディスク2から記憶されているデータストリームDSを含むアナログ信号ASを読み取る磁気ヘッドを含み、前記磁気ヘッドはスピードnで駆動される。ハードディスク読取り手段9によりアナログ信号ASから引き出されるデータストリームDSは、ハードディスクレコーダ1のノーマルスピード再生モードにおいて略々200kbit/秒のビットレートを持ち、データブロック検出手段4及びデータブロック読取り手段10に加えられ得る。
【0020】
データブロック検出手段4は、データストリームDS中のヘッダ情報HIのビットシーケンスを検出し、データブロックDBのヘッダ情報HIがデータストリームDS中で検出される場合には検出情報DIをデータブロック読取り手段10に供給するよう適合される。
【0021】
ノーマルスピード再生モードを識別するキーパッド情報TIが受信される場合、モード手段6は、第1読み取り情報AI1をデータブロック読取り手段10に供給し、第1読み取り情報AI1は圧縮オーディオデータKDを読み取るためにデータストリームDS中の全てのデータブロックDBを選択する。第1読取り情報AI1が受信される場合、データブロック読取り手段10は、第1選択情報AI1によって選択されたデータブロックDBから圧縮オーディオデータKDを読み取るよう適合され、前記圧縮オーディオデータKDは検出情報DIを評価することによりもたらされる。データブロック読取り手段10は、このようにして読み取られた圧縮オーディオデータKDを復元手段7に供給する。
【0022】
復元手段7は、MPEG1規格に基づいて圧縮されているオーディオデータKDを復元し、復元されたオーディオデータADを供給するよう適合される。復元されたオーディオデータADは略々2Mbit/秒のビットレートを持つ。
【0023】
再生手段8は、デジタル/アナログ変換器11、オーディオ・アンプ12及びスピーカ13を含む。復元手段7により供給されるオーディオデータADは、デジタル/アナログ変換器11によってアナログオーディオ信号AUSに変換され、前記信号は、オーディオ・アンプ12により増幅され、音楽の曲の音響再生(acoustic reproduction)のためにスピーカ13に加えられる。このようにして、キーT1を作動させることにより、ハードディスクレコーダ1のユーザはハードディスクレコーダのノーマルスピード再生モードを作動させることができ、この作動により、ハードディスク2によってデータストリームDS中に記憶されている音楽の曲が再生時間Tの間ノーマル再生スピードで音響的に再生され得る。
【0024】
キーパッド5のキーT2によって、ハードディスクレコーダ1のユーザにノーマル再生時間Tの半分で音楽の曲全体の概要を与えるために、記憶されているデータストリームDS中に含まれる音楽の曲の音楽の断片の半分のみが再生されるハードディスクレコーダ1の2倍速再生モードを作動させることが可能である。このマルチスピード再生モードにおける音楽の断片の連結(concatenation)は、オーディオデータが非圧縮の形態で既知のオーディオCD上に記憶されている市販のCDプレイヤの走査再生モードから既知であるように音を出す。
【0025】
キーパッド5のキーT2の作動後には、2倍速再生モードを識別するキーパッド情報TIがハードディスクレコーダ1において2倍速再生モードを作動させるためにモード手段6に供給される。ハードディスクレコーダ1が2倍速再生モードである場合、ハードディスク2は2倍のスピード2*nにおいて駆動され、ハードディスク読取り手段9は2倍の略々400kbit/秒のビットレートにおいてデータストリームDSを読み取る。
【0026】
更に、ハードディスクレコーダ1の2倍速再生モードにおいては、モード手段6が第2読取り情報AI2をデータブロック読取り手段10に供給し、前記情報は圧縮オーディオデータKDを読み取るためにデータストリームDSの全ての第2データブロックDBを選択する。第2読取り情報AI2が受信される場合、データブロック読取り手段10は、ここで、データストリームDSの全ての第2データブロックのみから圧縮オーディオデータKDを読み取り、該データを復元手段7に供給するよう適合される。
【0027】
このようにして、例えば、圧縮オーディオデータKD10、KD12、KD14及び偶数のデータブロック番号を持つ他のデータブロックDBの圧縮オーディオデータKDのみがデータストリームDSから読み取られ、復元手段7に供給されるということが達成される。従って、ハードディスク読取り手段9により読み取られるデータストリームDSは2倍のビットレートを持つが、復元手段7は、ノーマルスピード再生モードの場合と同じビットレートを持つ圧縮オーディオデータKDを受信する。
【0028】
このことは、ハードディスクレコーダ1での2倍速再生モードが、読み取られる圧縮オーディオデータADの処理のための手段(復元手段7及びアナログ/デジタル変換器11)のいずれも変更する必要なしに実現され得るという利点を持つ。単に、データブロック検出手段4が、2倍の略々400kbit/秒のビットレートを持つデータストリームDS中のヘッダ情報HIを検出するよう適合されるにすぎず、実際には、これは問題ではない。しかしながら、2倍の再生スピードにおける音楽の曲全体の再生に対しては必要であろうように復元手段7の計算能力が2倍にされる必要はないということはとりわけ有利である。
【0029】
キーパッド5の第3のキーT3を作動させることにより3倍速再生モードを作動させることが可能である。ハードディスクレコーダ1が3倍速再生モードである場合、ハードディスク2は3倍のスピード3*nにおいて駆動され、データストリームDSは3倍の略々900kbit/秒のデータレートにおいて読み取られる。この場合には、第3選択情報AI3がデータブロック読取り手段10に供給され、データブロック読取り手段10はそれに応じて全ての第3データブロックDB(例えばDB10、DB13、…)から圧縮オーディオデータKDを読み取り、該圧縮オーディオデータKDを復元手段7に供給する。
【0030】
このようにして、音楽の曲のノーマル再生時間Tの最初の6秒のうちの2秒のみの音楽の断片がノーマル再生スピードにおいて再生されることが達成される。この最初の音楽の断片の直後には、前記音楽の曲全体の再生時間Tの次の6秒のうちの2秒の再生時間を持つ次の音楽の断片が再生される。有利なことには、この3倍速再生モードもまた、変更なしの復元手段7及び変更なしのデジタル/アナログ変換器11で実現される。
【0031】
ハードディスクレコーダ1の2倍速再生モードにおいては、データブロック読取り手段10は、次いで同数の隣接データブロックDB中の圧縮オーディオデータKDの再生が省かれる場合には、2つ以上の隣接データブロックDBの圧縮オーディオデータKDを復元手段7に供給することも出来ることに注意されたい。このようにして、例えば、データブロックDB10、DB11、DB14、DB15、DB18、DB19、…の圧縮オーディオデータKDが復元手段7に供給され得る。このことは、任意に長い音楽の断片が実現され得るという利点を持つ。
【0032】
他の例においては、符号化されるオーディオデータKDが、MPEG1規格(オーディオ、レイヤI&II:ISO/IEC11172 1992)又はMPEG2規格(オーディオ、ISO/IEC13818−3、第2版 1998)に基づいて符号化され得ることに注意されたい。関連したデータストリームDSが前記の要求を満たす(各データブロックDBの符号化されたオーディオデータKDが別個に復号可能であり、データストリームDS中の符号化されたオーディオデータKDのシーケンスが正しいシーケンスでの再生の間の復号されたオーディオデータのシーケンスに対応する)場合には、他の同様のオーディオを符号化する方法もまた用いられ得る。
【0033】
データストリームDS中に含まれる符号化ビデオデータもまた、同様のハードディスクレコーダの読取り手段により読み取られ、再生手段によりマルチスピード再生モードにおいて再生され得る。その場合、ビデオデータを含むデータストリームもまた前記の要求の満たすであろう。
【0034】
本発明による再生装置はまた、読出し専用メモリ、光学的に読出し可能なメモリ(例えばDVD)又は当業者にとって既知のなんらかの他の記憶媒体から前記要求を満たすデータストリームを再生するよう適合され得る。
【0035】
図3は、本発明の第2実施例によるインターネット再生装置を示している。インターネット再生装置14の読取り手段15は、ハードディスクレコーダ1の読取り手段3に対応するが、ハードディスク読取り手段9の代わりにインタフェース手段16を含む。インタフェース手段16は、インターネットNETに接続され、TCP/IPプロトコルに基づいてインターネットNETに接続されるオーディオサーバ17上に記憶された圧縮オーディオデータKDを検索するよう適合される。
【0036】
キーパッド18のダウンロード・キーTDを作動させることにより、インターネット再生装置14のユーザは、MPEG1規格に基づいて圧縮されたオーディオデータKDを検索し、インターネット再生装置14のメモリ手段19の中に前記データを記憶することが出来る。インターネットNETの伝送容量の有効使用のため、その場合、圧縮オーディオデータKDは、ノーマルスピード再生モードの4倍である略々800kbit/秒のビットレートにおいてオーディオサーバ17により供給され、インターネットNETを介して送信され、メモリ手段19の中に記憶される。
【0037】
圧縮オーディオデータKDがダウンロードされている間に既に音楽の曲の第1印象を得るため、インターネット再生装置14のユーザは、4倍速再生モードに対応するモニタ再生モード(monitor reproducing mode)を作動させるべくモニタ・キーTMを作動させることが出来る。既に第1実施例に対して記載されているように、その場合、全ての第4データブロックDBの圧縮オーディオデータKDのみが復号手段7に供給される。
【0038】
このことは、音楽の曲の圧縮オーディオデータKDのダウンロード中に既に音楽の曲の第1印象を得るため、インターネット再生装置によって、実質的により高速なハードウェアのための如何なる付加的なコストもなしにモニタ機能が実現されるという利点を持つ。
【0039】
他の例のおいては、インターネット再生装置14が、後続のマルチスピード再生モードのために、データストリームDSの、読取り情報AIによって指定され、データブロック読取り手段10により読み出されるデータブロックDBのみをメモリ手段19の中に記憶するよう適合され得る。このインターネット再生装置14は、記憶されるべきデータの量及びデータレートのかなりの低減を供給するという利点を持つ。
【0040】
本発明による再生装置は、マルチスピード再生モードにおいて圧縮データ(例えばテキストデータ、画像データ、…)としてデータストリームDSにおいて受信される多種多様な情報を再生するよう適合され得ることに注意されたい。前記データストリームDS中のテキスト情報又は画像情報は、このマルチスピード再生モードにおいては部分的にのみ再生される。しかしながら、これは、データストリームDSが前記の要求を満たす(各データブロックDBの符号化されたオーディオデータKDが別個に復号可能であり、データストリームDS中の符号化されたオーディオデータKDのシーケンスが正しいシーケンスでの再生の間の復号されたオーディオデータのシーケンスに対応する)場合にのみ可能である。
【0041】
同様に、再生装置のインタフェース手段は、マルチスピード再生モードにおいて受信データストリーム中に含まれる圧縮データを再生するため公衆電話網又は別のデータネットワークに接続され得ることに注意されたい。
【0042】
20倍速再生モード又は100倍速再生モードもまた、読取り手段がこのビットレートを取り扱うよう適合される場合には可能であることに注意されたい。
【0043】
同様に、本発明による再生装置は、コンピュータ、移動電話又は他の同様な装置により形成され得ることに注意されたい。
【0044】
ハードディスクから読み取られるデータストリームDSのビットレートはハードディスクが駆動されるスピードnと無関係であり得ることに注意されたい。この場合には、一般的に知られているように、データストリームDSは高いビットレートにおいてブロック単位で読み取ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】マルチスピード再生モードにおいてはデータストリームのデータブロック中に含まれる圧縮オーディオデータの一部を再生するよう適合される再生装置を形成するハードディスクレコーダを示す。
【図2】ハードディスクレコーダにより再生されるデータストリームであって、圧縮オーディオデータを含むデータブロックにより形成されるデータストリームの一部を示す。
【図3】インターネットに接続されたオーディオサーバからデータストリームを受信するインタフェース手段を含むインターネット再生装置を示す。

Claims (5)

  1. データストリームのデータブロック中に含まれる圧縮データの再生のための再生装置であって、前記データストリームの各データブロックは、ヘッダ情報を含み、データブロック中に含まれる前記圧縮データは、同じデータストリームの他のデータブロック中に含まれる圧縮データとは無関係に復元可能且つ再生可能であり、前記データストリーム中の前記データブロックのシーケンスは、該データブロック中に含まれる前記圧縮データの再生のシーケンスを規定し、当該装置は、
    −当該再生装置が再生モードである場合に前記データストリームの各データブロックの前記ヘッダ情報を検出するよう適合されるデータブロック検出手段を持ち、
    −検出されたデータブロック中に含まれる前記圧縮データを読み取る読取り手段を持ち、
    −前記読取り手段により読み取られた前記圧縮データを復元し、復元されたデータを供給する復元手段を持ち、
    −供給された前記復元されたデータを再生する再生手段を持ち、
    −前記データストリーム中に含まれる全ての前記データブロックの前記圧縮データが前記読取り手段により読み取られ、前記復元手段に供給されるノーマルスピード再生モードを規定し、前記データストリーム中に含まれる前記データブロックの一部の圧縮データのみが前記読取り手段により読み取られ、前記復元手段に供給されるマルチスピード再生モードを規定するモード手段を持つ再生装置。
  2. 前記復元手段が、受信される前記データストリームの前記データブロックから読み取られる圧縮オーディオデータを復元し、復元されたオーディオデータを供給するよう適合されることを特徴とする請求項1に記載の再生装置。
  3. 前記復元手段が、MPEG1規格に基づいて圧縮されたオーディオデータを復元するよう適合されることを特徴とする請求項2に記載の再生装置。
  4. 前記読取り手段が、ハードディスク上に記憶された前記データストリームの前記データブロックを読み取るよう適合されたハードディスク読取り手段を含むことを特徴とする請求項1に記載の再生装置。
  5. 前記読取り手段が、データネットワークに接続可能であり、前記データネットワークに接続された伝送装置から前記データストリームを受信するよう適合されるインタフェース手段を含むことを特徴とする請求項1に記載の再生装置。
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