JP2004514539A - 内部に収納されているタンポンを取り出すための包装用具 - Google Patents
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Abstract
Description
(発明の分野)
本発明は、内部の衛生用具を取り出すために使用される衛生用具用パッケージに関するものであり、衛生用具を完全に保護し、取り扱いを容易にし、包装デザインの選択の幅を広げるものである。
【0002】
(発明の背景)
経血、尿及び糞便などの体液を吸収するために設計された吸収製品が多種多様であることは、当然のことながらよく知られている。女性保護用具に関しては、当分野では2つの基本型が提案されてきた。経血が流れ出るのを防ぐため、陰部周辺に外部装着する衛生用ナプキン及び膣内に内部装着するタンポンが開発されてきた。こうしたタンポン用具は、米国特許第4,412,833号(「Tampon Applicator」と題して、1983年11月1日に発行、Weignerら)及び米国特許第4,413,986号(「Tampon Assembly With Means For Sterile Insertion」と題して、1983年11月8日に発行、Jacobs)に開示されている。
【0003】
衛生用ナプキンとタンポンの構造特性を融合させて一つの用具にしようと試みたハイブリッド用具も提案されている。こうしたハイブリッド用具は、米国特許第2,092,346号(「Catamenial Pad」と題して、1937年9月7日に発行、Arone)及び米国特許第3,905,372号(「Feminine Hygiene Protective Shield」と題して、1975年9月16日に発行、Denkinger)に開示されている。その他の侵入性の低いハイブリッド用具は、陰唇または陰唇間衛生用ナプキンとして知られ、着用者の膣前庭の内部に少なくとも一部が接し、膣前庭の外部に少なくとも一部が接することを特徴とする。こうした用具は、米国特許第2,662,527号(「Sanitary Pad」と題して、1953年12月15日に発行、Jacks)及び米国特許第4,631,062号(「Labial Sanitary Pad」と題して、1986年12月23日発行、Lassenら)に開示されている。
【0004】
陰唇間パッドは、サイズが小さく、漏れの危険性が低いため、不便さから更に大きく解放される可能性を有する。タンポンと衛生用ナプキンの最もよい特性を組み合わせつつ、この種の用具のそれぞれの不便な点を少なくともいくつか回避した陰唇間パッドを製造するために、これまで多数の試みが行われてきた。こうした用具の例は、米国特許第2,917,049号(1959年12月15日発行、Delaney)、米国特許第3,43,235号(1969年1月7日発行、Harmon)及び米国特許第4,595,392号(1986年6月17日発行、Johnsonら)に記載されている。市販の陰唇間パッドとしては、オレゴン州ポートランドのAthena Medical Corp.がFRESH ’N FIT(登録商標) PADETTE(登録商標)という衛生用具 を販売しており、米国特許第3,983,873号及び米国特許第4,175,561号(それぞれ1976年10月5日、1979年11月27日発行、Hirschman)に記載されている。
【0005】
女性用衛生用吸収製品は、製造時から製品使用時まで衛生的に保管される必要がある。これは、製品の装着又は挿入前に、衛生的な環境を維持しなければならないという特有の課題である。つまり、不衛生な物質が陰部又は膣内に入ることがないように、吸収製品を衛生的に保管する必要がある。
市販のFRESH ’N FIT(登録商標)PADETTE(登録商標)という衛生用具用パッケージはコーティングペーパーシートで作られており、これで製品を包んだ後、横方向末端部及び長手方向縁部全体を封印している。製品の横方向末端部及び長手方向縁部は、接着剤で封印することもあり、その後両者のけん縮又は刻み付けを行う。衛生用パッドのパッケージの例は、米国特許第4,743,245号(「Labial Sanitary Pad」と題して、1988年5月10日に発行、F. O. Lassenら)に記載されている。
【0006】
このほか、衛生用具用パッケージは、米国特許第3,062,371号(「Internally Sterile Composite Package」と題して、1962年11月6日に発行、D. Patience)及び米国特許第3,698,549号(「Packages for Small Articles」と題して、1972年10月17日に発行、J. A. Glassman)に記載されている。
タンポンのパッケージは、米国特許第3,135,262号(「Tampon」と題して、1964年6月2日に発行、W. Koblerら)及び米国特許第5,180,059号(「Package of a Sanitary Tampon」と題して、1993年1月19日に発行、S. ShimataniとK. Shimatani)に記載されている。
【0007】
従来技術の欠点の一つは、衛生用具用パッケージが、ユーザーが保護パッケージから製品を取り出す時、及び衛生用具を皮膚の襞又は膣内に挿入する時に良好な衛生状態を維持するための手段を提供していないことである。トイレ環境の不衛生、不衛生なトイレのドアを触る必要性、及び用具を挿入する際に自分自身を触る必要性により、感染を招く可能性がある。さらに、月経期間に用具を挿入する場合は、ユーザーの手が汚れるのを防ぐことが望まれる。従って消費者は、衛生用具をパッケージから取り出す時と同様にそれを挿入する時にも、衛生用具を衛生的に保護する個別パッケージを必要としている。また、従来技術の方式では、消費者は必ずしも直感的に認識しない方法でパッケージを開けなければならない。
【0008】
従来技術に記載されているパッケージは、包装された物品を保護はしているものの、衛生用具の衛生的な取り出し、挿入及び装着を助けるものではなかったり、着用者の手が製品又は着用者の体に触れないようにする防御機能を備えていない。また、こうしたパッケージは、衛生用具のユーザーが製品を使用した後にパッケージを処分するための便利な機能を備えていなかったりする。従来、ユーザーは、製品をポーチにしまう、トイレの床にパッケージを捨てる、衛生用具用ゴミ箱に捨てる、タンポンをトイレットペーパーで数回巻いてからゴミ箱に捨てる、トイレのブースの外に設置されたゴミ箱にパッケージを捨てるなどしてパッケージを処分してきたと思われる。こうした捨て方は、無駄が多く、不衛生かつ不潔な環境を生む。パッケージが水に流せるように設計されているかに関係なく、水に対して分散性であるか、生分解性であるかを考慮せず、水に流そうとするユーザーもいる。従って、タンポンのアプリケーター及びタンポンをはじめとする使用済みの女性用ケア製品の廃棄方法の現状は、きわめて厄介で、排水設備に損害を与える可能性があり、衛生的とはいえない。
さらに、従来技術のパッケージは、汚染から保護される必要があり、無菌であるべき部分をユーザーが触れないようにしなければならない、パッケージ内部の製品全体を封印する訳ではないので、無菌状態を作り出すことができていない。また、従来のパッケージは衛生用タンポンを封印する機能を有するだけであり、一旦開封されると追加的な使用をもたらすことなく廃棄されるのみである。
【0009】
(発明の概要)
本発明は、衛生用具とともに使用するパッケージを包含し、このパッケージは内部に衛生用具を取り囲み収容する壁を具備する本体、本体の少なくとも一側の永久シールに隣接する破れやすいシールライン、及びシールライン上にあって本体の外方に伸びる開封部材を有する。開封部材は指でつまむのに好適である。ある実施形態において、パッケージは、シールラインを挟んで両側に位置し、相互に対向する2つの開封部材を有する。この実施形態では、各開封部材は本体の長手方向軸沿いに設置され、本体の長手方向中心から横方向にずれた位置にある。
本明細書のもう一つの実施形態において、キットは、把持部材、吸収部材を有する衛生用具、内部に衛生用具を取り囲み収容する壁を伴った本体を有するパッケージ、本体用のシール手段、本体の少なくとも一側の永久シールに隣接する破れやすいシールラインによって特徴づけられるシール手段、及びパッケージの本体の外方に伸びるシール手段と結合した開封部材を有する。シール手段を破った時に衛生用具の把持部材が最初にユーザーに提供されるように、前記衛生用具をパッケージの本体内部に設置する。この開封部材は、タブ又はループなどにすることができる。
【0010】
別の態様では、本発明は、次のような工程でパッケージを開封し、生理用具を取り出してキットを使用する方法を提供する。
a)パッケージを少なくとも片手に取る。
b)シール手段を引っ張ってパッケージを開封し、内部に収容されている生理用具の把持部材が見えるようにする。
c)生理用具の把持部材をつまむ。
d)生理用具をパッケージから取り出す。
生理用具とは、タンポン、陰唇間用具、包帯、外科用綿棒など、吸収構造を包含するものである。また、パッケージのシールラインは、一旦生理用具をパッケージから取り出した後も、再び封印することができることにより、再封印可能なパッケージを形成する。さらに、タンポンアプリケーター又はタンポンの使用後、生理用具を再封印可能なパッケージに再び収納することができ、この再封印可能なパッケージは、中に位置付けた使用済みタンポンアプリケーター又はタンポンとともに再封印する。また、生理用具は挿入チューブと組み合わせたタンポンであることができる。
【0011】
(詳細な説明)
本明細書で取り挙げたすべての特許、特許出願(及びそれに基づいて発行されたあらゆる特許、並びに関連して発行された外国特許出願)、及び文献の開示内容は、参考として本明細書に含まれている。 しかし、本明細書に参考として組み込んだ文献のいずれも、本発明を教示又は開示していないことを明言する。
本発明の詳細な実施形態を図示及び記述しているが、本発明の趣旨及び目的を逸脱することなく、種々のその他の変更及び改善を加えることができることは、当業者には明らかである。
本明細書で使用する用語「衛生用具」は、衛生用ナプキン、パンティライナ、陰唇間パッド又は膣内用具(タンポン)などの構造物を指す。こうした用具は、「清潔であるべき部位」すなわち、腟といった着用者の体のオリフィス、外傷、体と接触させるなどして使用するためのものである。衛生用具の一例は、図1に示すタンポン用具1のようなタンポン及びアプリケーターである。使用中に、衛生用具の半分以上の部分が女性着用者の清潔であるべき部位に留まる場合もあれば、実質的に衛生用具全体がそのような清潔であるべき部位に留まる場合もある。
【0012】
タンポン用具1は、挿入チューブ9と組み合わせたタンポンであることができる。図1に示すように、タンポンアプリケーターは押出しチューブ27、挿入チューブ9及び吸収タンポンのヘッド28を具備することができる。
本発明は、再封印が可能な衛生用具用パッケージを提供する。個別パッケージは長手方向軸、上部、上部の裏側の底部、内部の第一表面及び外部の第二表面を有する。パッケージの第一表面は内部表面でもあり、パッケージの第二表面は外部表面でもある。本明細書のある実施形態において、パッケージは、ほぼ長手方向軸で半分に折りたたまれている一枚のシートを具備する。パッケージは、例えば、二つの末端部を永久的に封印するなど、封印によって閉じるのが好ましい。パッケージの少なくとも片端は、少なくとも非永久的かつ部分的に封印し、再封印することができてもよい。折りたたんで組み立てたパッケージの内部表面の半分は、パッケージの内部表面の残り半分に結合、及び面する。
【0013】
本明細書の別の実施形態において、衛生用具用個別パッケージは、同様の大きさ及び形状で互いに結合又は固定された2枚のシート、長手方向軸、上部、上部の裏側の底部、第一表面及び第二表面を具備している。パッケージの第一表面は内部表面でもあり、パッケージの第二表面は外部表面でもある。
本発明は、把持部材及び吸収部材を有する衛生用具、内部に衛生用具を取り囲み収容する壁を伴った本体を有するパッケージ、本体のシール手段、破れやすいシールライン及び本体の少なくとも一側の軸に沿って連続している永久シールラインによって特徴づけられるシール手段、シール手段に結合しパッケージの本体の外方に伸びる開封部材を有するキットを提供することができる。シール手段を破った時に衛生用具の把持部材が把持部材最初にユーザーに提供されるように、衛生用具をパッケージの本体内部に設置する。開封部材は、タブ又はループなどにすることができる。
【0014】
本発明は、次のような工程でパッケージを開封し、生理用具を取り出してキットを使用する方法を提供する。
a)パッケージを少なくとも片手に取る。
b)シール手段を引っ張ってパッケージを開封し、内部に収納されている生理用具の把持部材が見えるようにする、
c)生理用具の把持部材をつまみ、生理用具をパッケージから取り出す。
図1〜7で一様に認められるように、本発明は好ましくはパッケージ並びにパッケージ内に位置付けた衛生用具を具備するキットを提供する。図1及び2に示すように、衛生用具は横xのX軸及び長手方向yのY軸を有する。衛生用具はまた、好ましくは、衛生用具をパッケージ2から取り出しやすくする把持部材10を有する。把持部材10により、ユーザーは手の一部で衛生用具を触ったり汚したりすることがなくなる。つまり、パッケージを開封した時、衛生用具はパッケージ内に位置付けられ、開封後は吸収構造部に隣接して結合されている把持部材10しか手に取ることができないので、すぐに把持部材をつまむことができる。
【0015】
衛生用具はパッケージ2の内部に位置付けられる。衛生用具3は、長手方向軸、並びに第一表面及び第二表面を有する吸収部材10を有する。衛生用具はパッケージ2から取り出しやすく、ユーザーは衛生用具3の吸収部材10の第一表面を手の一部で触ることもなければ、汚染することもない。これは、把持部材10が衛生用具3の第二表面に固定されている場合には特に言えることである。衛生用具3は、好ましくはパッケージ内に位置付けられ、衛生用具3の吸収部材10の第一表面は、パッケージ2の内部表面に隣接する。
使用後、衛生用具3を再びパッケージに収納し、廃棄目的で再封印することができる。一旦衛生用具3をパッケージ2から取り出し、及び/又は再び収納すると、再封印可能な個別パッケージ2の少なくとも一側を再封印することができる。より具体的には、パッケージ2の少なくとも一側を再シール手段11で封印することができる。シール手段パッケージの上部に、少なくともこの再シール手段11の一部分が位置付けられるのが好ましい。本明細書の一つの実施形態において、再シール手段はパッケージ2の内部表面を二等分した一側に位置付けられる。別の実施形態においては、再シール手段11は、パッケージ2の外部表面に少なくとも部分的に単独で位置付けるか、パッケージ2の内部表面と組み合わせて位置付ける。
【0016】
もちろん、再シール手段はパッケージ2の内部表面を二等分した両側に位置付けるとともに、パッケージの外部表面に少なくとも部分的に単独で位置付けるか、パッケージ2の内部表面と組み合わせて位置付けるパッケージ。再シール手段11は、再固定可能テープ、熱接着剤、感圧性テープ、感圧性接着剤及びこれらの組み合わせから成るものから選択することができる。
本明細書の別の実施形態において、個別パッケージ2は個別パッケージ2を開封するための分断部14をさらに具備する。この分断部14は、個別パッケージ2の上部に隣接する。分断部14は、個別パッケージ2の上部に沿って部分的に延びる。好ましくは、分断部14は、概ね個別パッケージ2の上部に沿って延びる。より具体的には、分断部14はパッケージ2を開くための開封手段を具備することができる。この開封手段は、引っ張り糸、脆弱線及び/又は穿孔を具備することができる。本明細書では、個別パッケージは再封印可能であってよいが、必ずしもそうでなくてよい。
【0017】
好ましいパッケージ2は、およそ長手方向軸に少なくとも3箇所の側面で実質的に封印され、パッケージの側面のシール手段の少なくとも一つは好ましくは再封印が可能であって、残る二つ側面のシール手段は少なくとも部分的には永久的に封印される。内部表面は、第一内部表面及び、第一内部表面と面する第二内部表面を具備する。
図に示された具体的な実施形態に基づいて本発明を更に詳細に説明する。以下は、衛生用具としてタンポンを使用する場合の本発明の説明であるが、その他の衛生用具を除外しようとするものではない。
パッケージの壁は、使用目的に適したあらゆる望ましい厚さであることができる。好ましくは、壁は柔軟性があり、液体不透過性である。典型的には、パッケージ2の壁の厚さは約0.0127mm(0.5mil)〜約0.127mm(5.0mil)である。パッケージ2はプラスチックフィルムで作ることができ、このプラスチックフィルムは熱可塑性物質、不織布素材、コラーゲンフィルム、ティッシュペーパー又は、ティッシュペーパーとフィルムのラミネート、不織布素材とフィルムのラミネート、又は前述の素材に被覆を施したものであることができる。
【0018】
ラミネート素材は紙に比べて引裂き強度が高いため、紙のみで作られたパッケージよりも裂けにくい強いパッケージをもたらす。紙とフィルムのラミネートはフィルムに比べて引裂き強度が低いため、ユーザーはフィルムのみで作られたパッケージよりも簡単に開けることができる。素材をラミネートすると、フィルムの高い引裂き耐性は弱まるが、紙の強度は著しく上昇し、開けやすく、それでいて取り扱い時や輸送時に裂けないだけの十分な強度を有する理想的なパッケージが得られる。また、ラミネートは使用中も静かで、多くのプラスチックの場合のように「ビリビリ」又は「ガサガサ」といった音よりもむしろ、「静かなカサコソ」音を立てるのみである。これにより、目立たずに使えるパッケージも得られる。
【0019】
ラミネート素材は、上記の多数のパッケージ素材と同様に、パッケージの熱融着にも役立ち、清潔で湿気のない環境を作り出し、パッケージを開封及び運搬する時に紙を引裂く音も軽減する。ラミネート素材はまた、脆弱線の有無によらず開けることのできるパッケージを作り出す。
また、本明細書に記載の個別パッケージは、多数の実施形態が可能である。例えば、パッケージは、本明細書に記載の機能を実現しつつ、その他の構造でも提供することができる。更に、本明細書に記載のパッケージは、女性又は男性の尿失禁用製品、タンポン又は外部に装着する衛生用ナプキンなど、清潔な環境が最重要課題の多種多様な体液吸収製品とともに使用することができる。例えば、衛生用ナプキンの接着剤及び/又は羽根付き衛生用ナプキンの羽根型接着剤は、こうした素材でできたカバーストリップで覆うことができる。また、米国特許第4,556,146号(「Individually Packaged Disposable Absorbent Article」と題して、1985年12月3日に発行、Swansonら)に記載されているような衛生用ナプキンのパッケージとして役立つパッケージは、こうした素材で製造することができる。
【0020】
図1及び2に具体的に示す通り、本発明は、横xのX軸及び長軸方向yのY軸を有する衛生用具3の再封印可能なパッケージ2を提供する。また、図1及び2ではタンポン用具3のパッケージ2を示し、前記パッケージは、内部に衛生用具3を取り囲み収容する壁を具備する本体4を有する。本体4は、横xのX軸又は本体4の少なくとも一側の長軸方向yのY軸に沿って連続している破れやすいシールライン5、及びシールライン5の上に設置されており、本体4の外方に伸びる開封部材7を有する。開封部材7は指でつまむのに好適である。
また、開封部材7は好ましくはパッケージ2のシールライン5に沿って位置付けられる(図1)。図1に示す通り、ユーザーは開封部材7をつまみ、パッケージ2を引きちぎり、ユーザーが手の一部で挿入チューブ9を触ったり汚したりしないように、膣内用具3をパッケージ2から容易に取り出すために使用する把持部材10のみが見えるようにすることができる。把持部材パッケージ(図2)。開封部材7又は複数の開封部材7は、約30〜約550gms/cm2の範囲の力で開けることができる。従って、パッケージ2を開封した時、膣内用具3はパッケージ2の内部に位置付けられ、結果として、ユーザーは挿入チューブ9に隣接して接合されている把持部材10にしか手が届かない。
【0021】
開封部材7はタブ19又はループ29にすることができる。図1及び2に示す代替可能な実施形態において、パッケージ2はタブ19を備える。図6に示すように、包装を開ける時に容易に引き離せるように、タブを互いにオフセットする。これは、フロントタブ30及びバックタブ31を、高さ、長さ、位相(いずれのタブも同じ大きさであるが一つは長手方向に移動させる)並びに形状をもとにオフセットすることによって実現できる。オフセット値は2〜6mmであるべきである。
図1及び2に示すように、タブ19は横x方向Xで互いにオフセットするか、長手方向y方向Yでオフセットすることができる。タブ19を持ち上げ、パッケージ2の上部に近接する少なくとも一側のパネルの上部に沿って位置付けられる破れやすいシールライン5を破り、包装紙に開封部材を作ることによってパッケージ2を開封する。本発明は、パッケージを開封するための容易かつ直感的に認識する方法を提供する。消費者は、直感的に開封できる開封部材7によって把持部材10まで導かれるため、結果的にタンポンアプリケーターを清潔な状態で取り扱うことができる。
【0022】
再封印が可能か、不可能かにかかわらず、個別パッケージ2は衛生用具3を封じ込み、清潔な環境を提供する。パッケージ2は、少なくとも部分的に衛生用具3を封じ込み、好ましくは衛生用具3を完全に封じ込む。パッケージ2は柔軟性のある素材のシートを少なくとも1枚具備する。このシートの大きさ及び形状は、本発明の目的を制限しない限りは多種多様であることができる。パッケージ2は、あらゆる好適な方法で衛生用具3を中にして折りたたむか、包むことができる。本明細書の一つの実施形態において、パッケージ2は好ましくは衛生用具3を中にして折りたたむか包むものである。
使用後、衛生用具3を再びパッケージ2に収納し、廃棄目的で再封印することができる。一旦、膣内用具3又は膣内用具3のいずれかの部分をパッケージ2から取り出し、及び/又はパッケージを再び収納すると、再封印可能なパッケージ2の少なくとも一側を再封印することができる。パッケージ2の少なくとも一側を任意の再シール手段11で封印することができる(図3)。好ましくは、この再シール手段11は、パッケージ2の表面に少なくとも部分的に位置付けられる。本明細書のある実施形態において、再シール手段11は、パッケージ2に少なくとも部分的に単独で位置付けられるか、パッケージ2と組み合わせて位置付けられる。
【0023】
もちろん、再シール手段11はパッケージ2の外部表面11の上に少なくとも部分的に単独で位置付けられるか、パッケージ2の内部表面12と組み合わせて位置付けられる。再シール手段11は、再固定可能テープ、熱接着剤、感圧性テープ、感圧性接着剤及びこれらの組み合わせから成るものから選択することができる。実際、当業者は再シール手段11を提供するのに好適な手段を容易に予測できる。
図1、2、3、4、5A及び5Bに示すように、パッケージ2は永久シール13を更に具備する。本明細書では、用語「永久シール」は、パッケージ2の壁の一部を実質的に永久かつ再封印が不可能な方法で結合させるシールを意味する。永久シール13は、一般にパッケージ2の側面に沿って、破れやすいシールライン5とともに部分的に延びる。永久シール13がパッケージ側面の一部のみに沿って延びていなければ、永久的に封印されない部分は1つ以上の再シール手段11によって封印される。永久シール13の横x又は長手方向yの幅は、約1〜約8mmである。典型的には、本明細書に記載の永久シール13は、熱シール、クリンプシール、粘着シール、及び/又は当該技術分野において既知のその他のあらゆる好適な封印方法で形成される。当該技術分野で既知のあらゆる好適な封印方法を使用することができる。
【0024】
永久シール13を、開封部材7と同じ側に配置することができる。開封部材7を把持部材10と平行に配置し、永久シール13を挿入チューブ9と平行に配置するため、ユーザーは直接把持部材10を手に取ることができるが、破れやすいシールライン5を破った後は挿入チューブ9を取り出すことができない。つまり、永久シール13のせいでユーザーは挿入チューブ9に触れることができないため、ユーザーはつまみ部分8又は押出しチューブ27しかつかむことができない。
別の実施形態において、パッケージは破れやすいシール、及び永久シール13に隣接するストップシール26を更に具備する(図1、2、3、4及び5B)。このストップシール26によって付加的に補強され、パッケージの破れやすいシール5が破れた後に把持部材10のみが現れるようにし、更にユーザーがパッケージを二つに切り離せないようにする。パッケージを二つに切り離すと、衛生用具3を廃棄するためにパッケージを再利用できなくなる。その上、ストップシール26は、パッケージ2がアプリケーターの把持部材10のみを取り出せるように十分に大きく開いているかをユーザーに知らせる信号も提供する。また、ストップシール26は、破れやすいシールライン5の後ろにあり、挿入チューブ9に平行する永久シール13の前に配置されるため、衛生的に適切な使用方法が確実となる。
【0025】
消費者は、アプリケーター及び/又は使用済みタンポンを廃棄する際にパッケージを使用することができる。消費者は、1)末端部を結合させること(図2)、2)感圧性接着剤、3)ジップロックファスナーのような溝によるファスナー(図5A及び5B)、4)マジックテープ(フック及びループなど)及び5)収容された内容物の周りをフラップ又はフードで包み込むこと(図1、4及び7)によってパッケージほどけた包装紙の末端部を使用して、挿入した使用済みのアプリケーターを固定することができる。
本明細書の別の実施形態において、パッケージ2は個別パッケージ2を開けるための分断部14又は開封部14を更に具備する(図5A及び5B)。この形態においては、個別パッケージ2は、パッケージの内部又はその上に配置された一つ以上の再シール手段11によって再封印するか、又はパッケージ2は再封印を全くしない、そのいずれかでもよい。分断部14は、パッケージ2の上部に位置付けられ、開封部14及び開封帯16を含む。分断部14は、パッケージ2の上部に沿って部分的に延びる。分断部14は好ましくは、パッケージ2の上部に十分に沿って延びる。
【0026】
パッケージを使用する時、ユーザーは開封部14の斜めの部分17をつまみ、好ましくは脆弱線及び/又は穿孔である開封帯16に沿って開封部14を引っ張る。一旦引っ張ると、開封部14から開封帯16がすぐに分裂し、パッケージ2は開封帯16の全長にわたって開く。一旦開くと、パッケージ2の中の把持部材10が現れる(図5A及び5B)。
個別パッケージ2は、パッケージ2の上部に沿って位置付けられた穿孔18の形状の脆弱線からなるシールラインを具備するのが好ましい(図5A及び5B)。穿孔18に加えて、パッケージには破れやすいシールライン5がなければならない(図5B)。破れやすいシールライン5は、不正開封防止機能として働く。
その他の代替可能な実施形態において、脆弱線はレーザー切込みなどによる切込みラインの形態であることができる。また、個別パッケージ2は、一般に穿孔18の方向に沿って延びる開封帯16又は開封紐を有する。個別パッケージ2は、穿孔18を個別パッケージ2の周囲の大部分に沿って破るための開封紐を使って開ける。パッケージシールラインに加えて、パッケージには破れやすいシールライン5がなければならない。破れやすいシールライン5は、不正開封防止機能として働く。
【0027】
タンポン3は従来の形状及び構造を有し、その少なくとも一部が膣内に快適に適合できる大きさ及び形状を有するべきである。膣内用具2は少なくとも部分的に着用者の膣口及び尿道からの経血、尿及びその他の排泄物の流れを阻止し、さらに好ましくはこれらを完全に阻止及び遮断する。
膣内用具2は好ましくは、着用者の体から排泄される排泄物を吸収及び保持するのに十分な吸収性を備える。しかし、製品の吸収力は少なくとも部分的には衛生用具3、特にその中心の吸収部材の物理的容積に左右されるものである。
再封印が可能な包装紙を実現させるにはいくつかの方法がある。図1、2、3、4、5A、5B及び8では、さまざまな取り組みが明らかになっている。例えば、「サイドタブ包装紙」(図2及び3)では、2つのフィンガータブをつまんで引っ張ると、包装紙は破れやすいシールライン5に沿って永久シール13部分に達するまではがれる。未使用のタンポンを取り出し、使用済みのタンポン/アプリケーターを再び入れ、再封印可能な包装紙で包む。
【0028】
衛生的に確実に再封印するため、いくつかの閉鎖メカニズムを使用することができる。例えば、図2では使用済みのアプリケーターを封入部分(永久シール部分)に収納し、開いたパッケージの残りの部分で、サンドイッチ用のビニール袋のように封入部分を包む。図5A及び5Bは、ジップロック形式を示す。図1、2、4及び7は、使用済みアプリケーターを包む「フード」を示す。その他の再閉鎖方法には、粘着ストリップ、ハンマー素材、マジックテープなどが挙げられる。
長手y方向のタブをオフセットする一つの方法は、包装フィルム/素材に折り目をつけておき、決めた長さにパッケージを切断し、永久シール13を末端部24の上に配置し、(図1)永久シール13をパッケージ2の長手方向軸に配置し、破断可能シール5を長手方向シールの上に配置し、最終的な全体寸法にタブ19を打抜き、タブ19をオフセットして切断し、まずタンポンアプリケーターの把持部材を製品の先端部25から挿入して、把持部材8が破断可能シールライン5と平行になるようにしてから、包装紙の先端部25を封印することである。
【0029】
横x方向のタブをオフセットする一つの方法は、タブを打抜き、パッケージに折り目をつけ、タブ19を決めた長さに切断し、永久シール13を末端部24及び長手方向シールの上に配置し、破れやすいシール5を長手方向シールの上に置き、最終的な全体寸法を打抜き、まずタンポンアプリケーターの把持部材10を製品の先端部25から挿入して、把持部材10が破断可能シールライン5と平行になるようにしてから、包装紙の先端部25を封印することである。
包装紙を商業生産するのに好適な方法は、流れ作業による包装システムで紙を巻き、包装紙を長手方向x軸に折り、タブを打抜き、永久シールを末端部24の上に配置し、永久シール13を長手方向シールの上に配置し、破断可能シール5を長手方向シールの上に設置し、まずタンポンアプリケーターの把持部材10を製品の先端部25から挿入して、把持部材10が破断可能シールライン5と平行になるようにしてから、包装紙の先端部25を封印し、最終的な全体寸法を打抜き、切り取ったものを外すことである。
【0030】
前述の通り、本発明は衛生面で利点を有する。本発明の利点は、陰唇間、膣内又は清潔にすべき部位の近くに装着する用具の一部に、手が直接触れない衛生用具3用個別パッケージを提供することである。パッケージを開ける時、永久シール13は挿入チューブ9と平行であるため、衛生用具3をパッケージ2から取り出す時、ユーザーの指は挿入チューブ9に触れることがない。本発明のもう一つの利点は、製品の輸送及び保管中に、衛生用具3に保護カバーを提供する点である。使用前及び使用中に、衛生用具3の清潔な環境を維持することは、清潔にすべき部位に不衛生な粒子が運搬されるのを防ぐためにきわめて重要であり、衛生用具3を汚さずにパッケージから取り出すのを容易にする。
【0031】
また、本発明は廃棄に関する利点も提案する。本発明の利点の一つは、開封した後も衛生用タンポンのユーザーにとって有用な追加的な機能を有する衛生タンポン用パッケージを提供することである。更に、永久シール13を長手方向x又はy軸に沿って設置することによって、ユーザーがパッケージを2つに切り離すことを妨ぐため、パッケージは完全な状態で維持される。この成果により、包装シールの一部は製品をつかむ場所を破れやすいシールライン5又ははがれるシールにして、パッケージを部分的に「はがして開く」ことができる。即ち、包装紙は、アプリケーターの把持部材10のみが見える開封部材1)を有する(図1、2、3、4、5及び7)。このように、アプリケーターの把持部材10のみが現われ、挿入チューブは取り出すまで包装で包まれたままになることによって、消費者は衛生的に開封することができる。永久シールに触れることもないので、使用済みタンポン及び/又はアプリケーターを包装紙の「無傷の」部分に挿入することができる。その後、消費者は使用済みタンポン及び/又はアプリケーターを包装紙の「無傷の」部分に挿入することができ、その後包装紙の「はがれた」部分で包んで、清潔かつ衛生的にゴミ箱に廃棄することができる。開封した包装紙は、廃棄しやすいように使用済みアプリケーター及び/又はタンポンの周囲に巻き付けることができる。
【図面の簡単な説明】
本発明の明細は、本発明を形成すると見なされる主題を詳しく示し、明確に特許請求する請求項によって完結するが、添付図面を使用した以下の説明により更に理解しやすくなると考えられる。図面における同種の表記番号は実質的に同じ要素を示すために使用する。図面には以下のものがある。
【図1】末端部に配置されたオフセットタブ、及び内部に収納されたタンポンを備えた個別パッケージの実施形態の側面図である。
【図2】末端部に配置されたタブ、及び内部に収納されたタンポンを備えた個別パッケージの実施形態の側面図である。
【図3】末端部に配置されたオフセットタブ、及び内部に収納されたタンポンを備えた個別パッケージの実施形態の側面図である。
【図4】末端部に配置されたオフセットタブ、及び内部に収納されたタンポンを備えた個別パッケージの実施形態の側面図である。
【図5A】内部にタンポンが収納されている個別パッケージの代替可能な実施形態の側面図である。
【図5B】内部にタンポンが収納されている個別パッケージの代替可能な実施形態の側面図である。
【図6】横x方向にオフセットしたタブの側面図である。
【図7】中心からオフセットしたタブ及び廃棄用フードを有する個別パッケージの側面図である。
Claims (9)
- a)壁を備える本体と;
b)前記本体の少なくとも一側の軸に沿って連続している永久シールに隣接していて、永久シールの方が大きな引裂き強度を有している破れやすいシールラインと;
c)前記破れやすいシールラインの上にあり、前記本体から外方に伸びていて、指でつまむのに好適な開封部材と;そして、
d)前記開封部材が備えていて、前記破れやすいシールラインの反対側で相互に対向して設置された一対のタブと;
を備えているパッケージ。 - 前記開封部材の2つが前記シールラインの反対側で相互に対向して設置されている、請求項1に記載のパッケージ。
- 前記開封部材がそれぞれ前記本体の長手方向軸に沿って設置されている、請求項2に記載のパッケージ。
- 前記開封部材が前記本体の長手方向中心から位置が横にずれている、請求項2に記載のパッケージ。
- 一旦生理用具をパッケージから取り出しても、パッケージのシールラインで再封印することができ、これによって再封印可能なパッケージを形成する、請求項1に記載のパッケージ。
- 生理用具がアプリケーターと組み合わせたタンポンである、請求項5に記載のパッケージ。
- a)把持部材及び吸収部材を備える衛生用具と;そして、
b)パッケージと、
を備えており、
前記パッケージが
i)内部に前記用具を取り囲み収容する壁を伴なった本体と;
ii)前記本体の一側に沿って連続している永久シールに隣接していて永久シールの方が大きな引裂き強度を有している破れやすいシールラインによって規定されている、前記本体用のシール手段と;そして、
前記破れやすいシールラインに取り付けられているとともに前記パッケージの本体から外方に伸びていて、前記破れやすいシールラインの反対側で相互に対向して設置された一対のタブを備えている開封部材と、
を備え、
破れやすいシールラインが破れ永久シールが破れないとき、前記衛生用具の把持部材が最初にユーザーに提供されるように、前記衛生用具を前記パッケージの本体内に収納されている、キット。 - 開封部材がタブである、請求項7に記載のキット。
- 開封部材がループである、請求項7に記載のキット。
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