JP2004514538A - 装着者の下着に物品を位置決めするための手段を有する吸収物品 - Google Patents
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Abstract
装着者の下着の股部分内で支持されることを意図される、尿又は糞便の吸収のための衛生ナプキン、パンティライナー及び失禁ガードの如き吸収物品であって、前記物品が二つの長辺(15,16)、第一短辺(17)、第二短辺(18)、使用中、装着者の近くに横たわることを意図される液体透過性ケーシングシート(3)、使用中、装着者から遠くに横たわることを意図される液体不透過性ケーシングシート(2)、前記シート(2,3)の間に配置されかつ一以上の材料層を含む吸収芯(4)、物品を装着者の下着に固定する機能を有しかつ使用中、装着者から遠くに横たわる液体不透過性ケーシングシート(2)の側上に配置される接着剤固定手段(6)、及び接着剤固定手段(6)をカバーしかつ前記物品の第一短辺の方に面する第一短辺及び前記物品の第二短辺の方に面する第二短辺を有する除去可能な保護層(40)を有する。本発明によれば、把持フラップ(50)が保護層(40)の第一短辺に接合されかつ液体不透過性ケーシングシート(2)から離れて面する前記保護層(40)の側上で前記保護層の第二短辺に向かってそしてそれを越えて延びる。
【選択図】図1
【選択図】図1
Description
【0001】
発明の分野
本発明は、装着者の下着内の股領域において支持されることを意図される、尿及び排泄物又は糞便の吸収のための衛生ナプキン、パンティライナー及び失禁ガードの如き吸収物品であって、前記物品が二つの長辺、第一短辺、第二短辺、使用中、装着者の近くに横たわることを意図される液体透過性ケーシングシート、使用中、装着者から遠くに横たわることを意図される液体不透過性ケーシングシート、前記シートの間に配置されかつ一以上の材料層を含む吸収芯、物品を装着者の下着に固定しかつ使用中、装着者から遠くに横たわる液体不透過性ケーシングシートの側上に配置される接着剤固定手段、及び接着剤固定手段をカバーしかつ前記物品の第一短辺の方に面する第一短辺及び前記物品の第二短辺の方に面する第二短辺を有する除去可能な保護層を含むものに関する。
【0002】
背景技術の記述
前述の種類の従来の吸収物品は伝統的に相対的に大きな表面積を有する。換言すれば、それらは股領域全体、そのときしばしばその領域における装着者の体開口部全てをカバーする。物品のサイズに貢献するファクターは物品が決められた時間で吸収できなければならない体液又は流体の量、及び物品が構成される材料及びその構成方法である。物品のサイズは一回で同時に一種より多い体液を吸収するために使用されるかどうかに適応されている。物品のサイズのための別の理由は装着者のパンティに物品を不正確に位置決めする危険を最小にするのに十分に大きい面積の表面を与えることである。吸収物品の不正確な位置決めは液体を物品の縁領域上に着地させ、物品中への液体の最適な吸収を不可能にする。そのとき前記液体は前記縁領域を越えて走るか又は物品上に全く着地できず、結果として装着者の下着の汚れを生じる。
【0003】
あるときには物品使用時の装着者の快適性を増大するために、そしてあるときには密接に適合する衣服を装着する時の使用者のより目立たない物品に対する要求に反応して、近年、より小さいサイズの物品が製造されている。より効果的な吸収材料の出現でかかる物品のサイズを減らすことが可能になっており、物品は物品と装着者の体開口部の間の密着を得るように装着者の体により密接に適合するように構成され、それによって液体が過剰に大きい表面上を走ることができる前に、液体を製品中に極めて迅速に吸収されることができる。小さな表面積を与える物品は伝統的にパンティライナー、紐パンティのために適応されたパンティライナー、より体に対応したフォーマットを与えられ、そのため関係する体開口部を越えて延ばす必要が必ずしもない衛生ナプキン、及び陰唇内保護帯である。陰唇間に置かれることを意図される三次元表面を与える物品は物品の上側上の隆起部が陰唇の空間に適合するために適応されるとき正確に位置決めすることは通常困難ではない。しかしながら、ある女性は陰唇保護帯を支持する選択より平坦な吸収物品を好む。この平坦な物品が小さな表面積を有するとき、体出口開口に対して装着者のパンティの正確な位置に物品を固定することは困難である。保護層でカバーされた接着剤固定手段を含む物品を使用するときに採用される伝統的な手順は接着剤固定手段から保護層を除去し、考慮されている出口開口と正確な関係を構成すると考えられるパンティ中の位置に物品を向け、パンティを引き上げることである。もし物品が間違って位置されると感じるなら、装着者はパンティを引き下げ、物品を再び位置決めする。これは多くの使用者をいらだたせる。装着者のパンティに物品を再び位置決めさせるときに生じうる別の欠点は固定手段の接着性が前記手段の接着性を損なうように固定手段上にパンティから固定された小さな繊維によって損なわれ、それによって物品はしわが寄り、装着者の摩擦及び刺激を生じうることである。ある例では、前記手段の接着性は物品の固定を妨げるような程度まで損なわれるかもしれず、それは新しい物品を使用しなければならないことを意味する。
【0004】
例えばWO 96/33683から、特定の体開口に対して正確な位置に物品を位置決めすることを容易にするために、体に直接固定されるように適応された接着剤被覆保護手段を使用することが知られている。しかしながら、ある人々は皮膚に適応される接着剤での性器への物品の付着を問題にし、そうすることに対してぎょっとする。なぜならば彼らはこれが物品の領域においてより大きな程度の包囲物/増大した湿度を生じさせ、伝統的な固定システムを含む物品、即ち装着者のパンティに固定されることを意図される接着剤を含む物品より多く刺激することを恐れているからである。
【0005】
本発明の目的は装着者の下着中の正確な位置に容易に置かれることができ、かつ装着者の下着中に物品を再び位置決めする必要性があるときに固定手段の接着性を損なう危険を除去する、冒頭で述べた種類の吸収物品を提供することである。
【0006】
発明の概要
この目的は、装着者の下着内の股領域において装着されることを意図される、尿又は糞便の吸収のための衛生ナプキン、パンティライナー及び失禁ガードの如き吸収物品であって、前記物品が二つの長辺、第一短辺、第二短辺、使用中、装着者の近くに横たわることを意図される液体透過性ケーシングシート、使用中、装着者から遠くに横たわることを意図される液体不透過性ケーシングシート、前記シートの間に配置されかつ一以上の材料層を含む吸収芯、物品を前記下着に固定する機能を有しかつ使用中、装着者から遠くに横たわる液体不透過性ケーシングシートの側上に配置される接着剤固定手段、及び接着剤固定手段をカバーしかつ前記物品の第一短辺の方に面する第一短辺及び前記物品の第二短辺の方に面する第二短辺を有する除去可能な保護層を含むものにおいて、前記保護層の第一短辺に接続されかつ液体不透過性ケーシングシートから離れて面する前記保護層の側上で前記保護層の第二短辺に向かってそしてそれを越えて延びる把持フラップを備えていることを特徴とする吸収物品で達成される。把持フラップはパンティがほとんど完全に引き上げられたときに使用者が保護層を除去することを可能にし、それは物品の使用者が物品が正確に位置づけられたかどうかを極めて容易に決定することができる。
【0007】
本発明の一つの好ましい例では、把持フラップは保護層の延長から構成される。別の例によれば、保護層の延長は前記物品の第一短辺において保護層に固定される別個の部分を含む。
【0008】
本発明の物品のさらなる例では、前記物品はさらにまた高摩擦固定手段、例えばタッチアンドクローズファスナー又はフォーム材料、又は低い接着性を有する接着剤材料を与えられる。この追加の固定手段の目的は使用者が把持フラップを把持し、パンティを引き上げた後に保護層を接着剤固定手段から離れるように引っ張る間に使用者の下着中の正確な位置に物品を固定及び保持できることである。
【0009】
図面の簡単な記述
本発明はその具体例を参照し、そして添付図面も参照して、より詳細に記載されるだろう。
図1は装着者の下着に固定されることを意図される側から見た、第一例によるパンティライナーの平面図である。
図2は図1の線II−II上でとった、図1に示されたパンティライナーの縦断面図である。
図3は装着者の下着に固定されることを意図される側から見た、第二例によるパンティライナーの平面図である。
図4は図3の線IV−IVでとった、図3に示されたパンティライナーの縦断面図である。
図5は装着者の下着に固定されることを意図される側から見た、第三例によるパンティライナーの平面図である。
図6は図5の線VI−VI上でとった、図5に示されたパンティライナーの縦断面図である。
図7−9は保護層材料以外の材料からなる把持フラップがどのようにして前記保護層に固定されうるかの各例を示す。
【0010】
具体例の記述
以下に記載される例はパンティライナーの形の吸収物品と関連するが、前記例は衛生ナプキン、尿のための失禁ガード、又は糞便失禁のためのガードにも適用可能であることが理解されるだろう。
【0011】
図1−2に示されているものは二つの長辺15,16、第一短辺17、第二短辺18、二つの端部分、及び前記端部分の間に位置される中央部分21を含むパンティライナー1である。液体透過性ケーシングシート3は使用中、装着者の近くに横たわることを意図されるパンティライナー1の側上に配置される。液体透過性ケーシングシート3は柔らかく皮膚に優しい材料からなることが好適である。様々なタイプの不織材料が好適な液体透過性材料の例である。他の使用可能なケーシングシート材料は有孔プラスチックフィルム、ネット、編物、かぎ針編物(crotchet)又は不織布及びこれらの種類の材料の組合わせ及び積層体である。
【0012】
パンティライナー1はまた、使用中、装着者から遠くに横たわることを意図されるパンティライナー1の側上に液体不透過性ケーシングシート2を含む。液体不透過性ケーシングシート2は典型的には薄いプラスチックフィルムから構成される。あるいは、液体不透過性ケーシングシートは何らかの方法で液体に対して不透過性にされた液体透過性材料からなってもよい。かかる処理では、表面は液体に対して透過性でない接着剤で被覆されてもよく、または液体透過性シートを液体不透過性材料で積層してもよく、又は元来液体透過性の材料を熱カレンダー処理して前記シートの表面を溶融し、それによって液体不透過性シートを得てもよい。あるいは、疎水性繊維からなり、かつ液体バリヤーシートとして使用可能なように極めて密である他の繊維を使用してもよい。
【0013】
二つのケーシングシート2,3は一緒に接合され、パンティライナーの輪郭線のまわりに外方に突出する接続縁5を形成する。二つのシートは接着、溶接又は縫製の如き公知の好適な技術によって一緒に接合されてもよい。
【0014】
縦方向の矩形領域の接着剤の形の固定手段6は使用中、装着者から遠くに横たわる液体不透過性ケーシングシート2の表面上に配置される。固定手段6は端部分19及び20の領域の少なくとも一方の小さな限定された領域を除いて、液体不透過性ケーシングシート2の主要部上に延びる。
【0015】
固定手段6は除去可能な保護層40によってカバーされる。保護層40は少なくとも接着剤固定手段6の方に面する側上で剥離特性を有し、前記手段を汚れ及びゴミの存在に対して保護し、パンティライナーが使用されるまで接着剤が他の望ましくない表面又はそれ自体に接着することを防止する。把持フラップ50は保護層40に接合され、前記把持フラップは第一短辺17における保護層40から保護層40の下側上、即ち液体不透過性ケーシングシート2から離れて面する側上で第二短辺18に向かってそしてそれを越えて延びる。図1及び2に示された例の場合には、把持フラップ50は保護層40の延長である。保護層40を越えて延びる把持フラップ50の部分は容易にアクセス可能な把持端を与える。把持端はパンティライナーの短辺18を越えて延びることが好ましい。
【0016】
図示された例の場合には、把持フラップ50は保護層40と同じ幅を有する。しかし、これは必ずしもそうである必要はなく、フラップは保護層より狭かったり又は幅広かったりすることができる。把持フラップは矩形形状である必要はないが、短辺17から短辺18の方へ狭くなる形状を有してもよい。
【0017】
把持フラップ50は装着者のパンティが装着者のお尻のまわりに、即ち装着者が下着の外側上に手で自分の体に対してパンティライナーの位置を感じることができる位置にほとんど引き上げられ、接着剤固定手段6から保護層40を剥離しながらパンティライナーを適所に保持するとき、物品の使用者が保護層40を除去することができる。接着剤表面からの保護層のうまい剥離は極めて小さい力を必要とするだけであり、それはパンティライナーが保護層の除去時に容易に適所に保持されうることを意味する。パンティライナーは体に対するパンティライナーの望ましい位置設定によって前方又は後方に面する把持フラップを置かれることができる。もし物品が膣流体を吸収することを意図されるなら、例えば装着者の胃に向かって前方に面する把持フラップを持って体に対して装着者のパンティ内の物品を置くことが有益であり、一方もし吸収物品が糞便又は排泄物の吸収のために使用されるなら、物品は把持フラップが肛門の向かい側の股領域において後方に面するように位置され、かくして把持フラップは装着者の背中に向かって後方を指すだろう。
【0018】
ケーシングシート2,3の間にあるのは薄いフレキシブルな吸収芯4であり、それは一以上の材料層を含んでもよい。セルロースパルプは好適な吸収芯材料であってもよい。この材料はロール、ベール又はシートで維持されてもよい。それらは乾燥離解され毛羽状態で加工されてパルプマットになり、ときには超吸収材を添加混合される。超吸収材は自重の数倍の水又は体液を吸収しうるポリマーである。他の使用可能な材料の例は様々なタイプのフォーム材料、例えば圧縮されたフォーム材料又は再生セルロース、例えばSE 9903070−2から知られたビスコース、綿繊維、ピートなどの天然繊維である。もちろん吸収性合成繊維、又は天然繊維と合成繊維の混合物を使用することもできる。
【0019】
図3及び4はパンティライナーの第二例を図示し、図1及び2に示されたパンティライナー1と本質的に同じ構成のパンティライナー101を示す。図3のパンティライナーの様々な部分を識別するために使用される参照符号はそれゆえ100の追加を除いて図1及び2に示されたパンティライナーの構成要素を識別するために使用された参照符号と類似している。図3及び4のパンティライナーは把持フラップ150が接合部110で保護層140に固定された別個の材料から構成されている点で図1及び2のそれとは極めて大きく異なる。保護層140と把持フラップ150の間の接合部110は例えば接着剤媒体の助けで、又は熱ロール又は超音波又はリベット締めによって材料を一緒に溶融することによって作られてもよい。
【0020】
図5及び6は図1及び2に示されたパンティライナー1と本質的に同じ構成のパンティライナーのさらなる変形を図示する。結果として、図4及び5に示されたパンティライナーの様々な構成要素は200の追加を除いて図1及び2に示されたパンティライナーの構成要素を識別するために使用されるものと同じ参照符号で識別されている。図5及び6に示されたパンティライナーと図1及び2に示されたパンティライナーの間の違いは接着剤固定手段206のない端部分に置かれた追加の固定手段260の設置にある。この追加の固定手段260は高摩擦手段、例えばタッチアンドクローズ材料、フォーム材料又は低い接着性を有する接着剤材料であってもよい。接着剤材料の低い接着性は綿表面(綿の品質はパンティ又はアンダーパンツの品質を示す)から接着剤材料を有する物品を剥離又は引裂するのに必要な力が1.0−1.9ニュートンであることを意味する。この力はInstron 1122,4301又は4464の名称の標準化装置で測定され、前記装置はプリンタに接続される。
【0021】
試験試料は綿材料に対して前記固定手段260を与えられたパンティライナーを置き、1サイクルで1500mm/分のスピードで材料上で2キログラムの重さで50mm幅の金属ローラを回転することによって前記材料を固定することによって作られる。試料は上部クランプ又はクリップにおいて材料層の一端部分を固定し、下部クランプ又はクリップにおいて他の材料部分を固定することによって試験装置に置かれる。測定方法は23℃の温度及び50%の相対湿度で500mm/分の引張スピードで試料の接着剤表面に相当する引張長さで実施され、試験材料は引張方向に対して90°の角度を付けられる。力はニュートン(N)で測定される。
【0022】
図7−9は保護層材料以外の材料を含む把持フラップがどのようにして互いに接合されうるかの例を図示する。
【0023】
図7は把持フラップ350上で折りたたまれ、かつそれに固定された保護層340の端部分を図示し、それは接合部310が接着剤固定手段306に対して横たわる保護層340の部分中に延びないことを意味する。
【0024】
図8の例では、把持フラップ450も保護層440も折りたたまれないが、短辺417の方に面するそれらの端部分において一緒に固定される。
【0025】
図9の例の場合には、短辺517の方に面する把持フラップ550の端部分は二重に折りたたまれ、内方に折りたたまれた端部分は接合部510で保護層540に固定される。
【0026】
本発明は図示及び記載された例に制限されないこと及び前記例の全ての考えられる組合わせ及び変形は添付の特許請求の範囲によって包含されることが理解されるだろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】
装着者の下着に固定されることを意図される側から見た、第一例によるパンティライナーの平面図である。
【図2】
図1の線II−II上でとった、図1に示されたパンティライナーの縦断面図である。
【図3】
装着者の下着に固定されることを意図される側から見た、第二例によるパンティライナーの平面図である。
【図4】
図3の線IV−IVでとった、図3に示されたパンティライナーの縦断面図である。
【図5】
装着者の下着に固定されることを意図される側から見た、第三例によるパンティライナーの平面図である。
【図6】
図5の線VI−VI上でとった、図5に示されたパンティライナーの縦断面図である。
【図7】
保護層材料以外の材料からなる把持フラップがどのようにして前記保護層に固定されうるかの例を示す。
【図8】
保護層材料以外の材料からなる把持フラップがどのようにして前記保護層に固定されうるかの例を示す。
【図9】
保護層材料以外の材料からなる把持フラップがどのようにして前記保護層に固定されうるかの例を示す。
発明の分野
本発明は、装着者の下着内の股領域において支持されることを意図される、尿及び排泄物又は糞便の吸収のための衛生ナプキン、パンティライナー及び失禁ガードの如き吸収物品であって、前記物品が二つの長辺、第一短辺、第二短辺、使用中、装着者の近くに横たわることを意図される液体透過性ケーシングシート、使用中、装着者から遠くに横たわることを意図される液体不透過性ケーシングシート、前記シートの間に配置されかつ一以上の材料層を含む吸収芯、物品を装着者の下着に固定しかつ使用中、装着者から遠くに横たわる液体不透過性ケーシングシートの側上に配置される接着剤固定手段、及び接着剤固定手段をカバーしかつ前記物品の第一短辺の方に面する第一短辺及び前記物品の第二短辺の方に面する第二短辺を有する除去可能な保護層を含むものに関する。
【0002】
背景技術の記述
前述の種類の従来の吸収物品は伝統的に相対的に大きな表面積を有する。換言すれば、それらは股領域全体、そのときしばしばその領域における装着者の体開口部全てをカバーする。物品のサイズに貢献するファクターは物品が決められた時間で吸収できなければならない体液又は流体の量、及び物品が構成される材料及びその構成方法である。物品のサイズは一回で同時に一種より多い体液を吸収するために使用されるかどうかに適応されている。物品のサイズのための別の理由は装着者のパンティに物品を不正確に位置決めする危険を最小にするのに十分に大きい面積の表面を与えることである。吸収物品の不正確な位置決めは液体を物品の縁領域上に着地させ、物品中への液体の最適な吸収を不可能にする。そのとき前記液体は前記縁領域を越えて走るか又は物品上に全く着地できず、結果として装着者の下着の汚れを生じる。
【0003】
あるときには物品使用時の装着者の快適性を増大するために、そしてあるときには密接に適合する衣服を装着する時の使用者のより目立たない物品に対する要求に反応して、近年、より小さいサイズの物品が製造されている。より効果的な吸収材料の出現でかかる物品のサイズを減らすことが可能になっており、物品は物品と装着者の体開口部の間の密着を得るように装着者の体により密接に適合するように構成され、それによって液体が過剰に大きい表面上を走ることができる前に、液体を製品中に極めて迅速に吸収されることができる。小さな表面積を与える物品は伝統的にパンティライナー、紐パンティのために適応されたパンティライナー、より体に対応したフォーマットを与えられ、そのため関係する体開口部を越えて延ばす必要が必ずしもない衛生ナプキン、及び陰唇内保護帯である。陰唇間に置かれることを意図される三次元表面を与える物品は物品の上側上の隆起部が陰唇の空間に適合するために適応されるとき正確に位置決めすることは通常困難ではない。しかしながら、ある女性は陰唇保護帯を支持する選択より平坦な吸収物品を好む。この平坦な物品が小さな表面積を有するとき、体出口開口に対して装着者のパンティの正確な位置に物品を固定することは困難である。保護層でカバーされた接着剤固定手段を含む物品を使用するときに採用される伝統的な手順は接着剤固定手段から保護層を除去し、考慮されている出口開口と正確な関係を構成すると考えられるパンティ中の位置に物品を向け、パンティを引き上げることである。もし物品が間違って位置されると感じるなら、装着者はパンティを引き下げ、物品を再び位置決めする。これは多くの使用者をいらだたせる。装着者のパンティに物品を再び位置決めさせるときに生じうる別の欠点は固定手段の接着性が前記手段の接着性を損なうように固定手段上にパンティから固定された小さな繊維によって損なわれ、それによって物品はしわが寄り、装着者の摩擦及び刺激を生じうることである。ある例では、前記手段の接着性は物品の固定を妨げるような程度まで損なわれるかもしれず、それは新しい物品を使用しなければならないことを意味する。
【0004】
例えばWO 96/33683から、特定の体開口に対して正確な位置に物品を位置決めすることを容易にするために、体に直接固定されるように適応された接着剤被覆保護手段を使用することが知られている。しかしながら、ある人々は皮膚に適応される接着剤での性器への物品の付着を問題にし、そうすることに対してぎょっとする。なぜならば彼らはこれが物品の領域においてより大きな程度の包囲物/増大した湿度を生じさせ、伝統的な固定システムを含む物品、即ち装着者のパンティに固定されることを意図される接着剤を含む物品より多く刺激することを恐れているからである。
【0005】
本発明の目的は装着者の下着中の正確な位置に容易に置かれることができ、かつ装着者の下着中に物品を再び位置決めする必要性があるときに固定手段の接着性を損なう危険を除去する、冒頭で述べた種類の吸収物品を提供することである。
【0006】
発明の概要
この目的は、装着者の下着内の股領域において装着されることを意図される、尿又は糞便の吸収のための衛生ナプキン、パンティライナー及び失禁ガードの如き吸収物品であって、前記物品が二つの長辺、第一短辺、第二短辺、使用中、装着者の近くに横たわることを意図される液体透過性ケーシングシート、使用中、装着者から遠くに横たわることを意図される液体不透過性ケーシングシート、前記シートの間に配置されかつ一以上の材料層を含む吸収芯、物品を前記下着に固定する機能を有しかつ使用中、装着者から遠くに横たわる液体不透過性ケーシングシートの側上に配置される接着剤固定手段、及び接着剤固定手段をカバーしかつ前記物品の第一短辺の方に面する第一短辺及び前記物品の第二短辺の方に面する第二短辺を有する除去可能な保護層を含むものにおいて、前記保護層の第一短辺に接続されかつ液体不透過性ケーシングシートから離れて面する前記保護層の側上で前記保護層の第二短辺に向かってそしてそれを越えて延びる把持フラップを備えていることを特徴とする吸収物品で達成される。把持フラップはパンティがほとんど完全に引き上げられたときに使用者が保護層を除去することを可能にし、それは物品の使用者が物品が正確に位置づけられたかどうかを極めて容易に決定することができる。
【0007】
本発明の一つの好ましい例では、把持フラップは保護層の延長から構成される。別の例によれば、保護層の延長は前記物品の第一短辺において保護層に固定される別個の部分を含む。
【0008】
本発明の物品のさらなる例では、前記物品はさらにまた高摩擦固定手段、例えばタッチアンドクローズファスナー又はフォーム材料、又は低い接着性を有する接着剤材料を与えられる。この追加の固定手段の目的は使用者が把持フラップを把持し、パンティを引き上げた後に保護層を接着剤固定手段から離れるように引っ張る間に使用者の下着中の正確な位置に物品を固定及び保持できることである。
【0009】
図面の簡単な記述
本発明はその具体例を参照し、そして添付図面も参照して、より詳細に記載されるだろう。
図1は装着者の下着に固定されることを意図される側から見た、第一例によるパンティライナーの平面図である。
図2は図1の線II−II上でとった、図1に示されたパンティライナーの縦断面図である。
図3は装着者の下着に固定されることを意図される側から見た、第二例によるパンティライナーの平面図である。
図4は図3の線IV−IVでとった、図3に示されたパンティライナーの縦断面図である。
図5は装着者の下着に固定されることを意図される側から見た、第三例によるパンティライナーの平面図である。
図6は図5の線VI−VI上でとった、図5に示されたパンティライナーの縦断面図である。
図7−9は保護層材料以外の材料からなる把持フラップがどのようにして前記保護層に固定されうるかの各例を示す。
【0010】
具体例の記述
以下に記載される例はパンティライナーの形の吸収物品と関連するが、前記例は衛生ナプキン、尿のための失禁ガード、又は糞便失禁のためのガードにも適用可能であることが理解されるだろう。
【0011】
図1−2に示されているものは二つの長辺15,16、第一短辺17、第二短辺18、二つの端部分、及び前記端部分の間に位置される中央部分21を含むパンティライナー1である。液体透過性ケーシングシート3は使用中、装着者の近くに横たわることを意図されるパンティライナー1の側上に配置される。液体透過性ケーシングシート3は柔らかく皮膚に優しい材料からなることが好適である。様々なタイプの不織材料が好適な液体透過性材料の例である。他の使用可能なケーシングシート材料は有孔プラスチックフィルム、ネット、編物、かぎ針編物(crotchet)又は不織布及びこれらの種類の材料の組合わせ及び積層体である。
【0012】
パンティライナー1はまた、使用中、装着者から遠くに横たわることを意図されるパンティライナー1の側上に液体不透過性ケーシングシート2を含む。液体不透過性ケーシングシート2は典型的には薄いプラスチックフィルムから構成される。あるいは、液体不透過性ケーシングシートは何らかの方法で液体に対して不透過性にされた液体透過性材料からなってもよい。かかる処理では、表面は液体に対して透過性でない接着剤で被覆されてもよく、または液体透過性シートを液体不透過性材料で積層してもよく、又は元来液体透過性の材料を熱カレンダー処理して前記シートの表面を溶融し、それによって液体不透過性シートを得てもよい。あるいは、疎水性繊維からなり、かつ液体バリヤーシートとして使用可能なように極めて密である他の繊維を使用してもよい。
【0013】
二つのケーシングシート2,3は一緒に接合され、パンティライナーの輪郭線のまわりに外方に突出する接続縁5を形成する。二つのシートは接着、溶接又は縫製の如き公知の好適な技術によって一緒に接合されてもよい。
【0014】
縦方向の矩形領域の接着剤の形の固定手段6は使用中、装着者から遠くに横たわる液体不透過性ケーシングシート2の表面上に配置される。固定手段6は端部分19及び20の領域の少なくとも一方の小さな限定された領域を除いて、液体不透過性ケーシングシート2の主要部上に延びる。
【0015】
固定手段6は除去可能な保護層40によってカバーされる。保護層40は少なくとも接着剤固定手段6の方に面する側上で剥離特性を有し、前記手段を汚れ及びゴミの存在に対して保護し、パンティライナーが使用されるまで接着剤が他の望ましくない表面又はそれ自体に接着することを防止する。把持フラップ50は保護層40に接合され、前記把持フラップは第一短辺17における保護層40から保護層40の下側上、即ち液体不透過性ケーシングシート2から離れて面する側上で第二短辺18に向かってそしてそれを越えて延びる。図1及び2に示された例の場合には、把持フラップ50は保護層40の延長である。保護層40を越えて延びる把持フラップ50の部分は容易にアクセス可能な把持端を与える。把持端はパンティライナーの短辺18を越えて延びることが好ましい。
【0016】
図示された例の場合には、把持フラップ50は保護層40と同じ幅を有する。しかし、これは必ずしもそうである必要はなく、フラップは保護層より狭かったり又は幅広かったりすることができる。把持フラップは矩形形状である必要はないが、短辺17から短辺18の方へ狭くなる形状を有してもよい。
【0017】
把持フラップ50は装着者のパンティが装着者のお尻のまわりに、即ち装着者が下着の外側上に手で自分の体に対してパンティライナーの位置を感じることができる位置にほとんど引き上げられ、接着剤固定手段6から保護層40を剥離しながらパンティライナーを適所に保持するとき、物品の使用者が保護層40を除去することができる。接着剤表面からの保護層のうまい剥離は極めて小さい力を必要とするだけであり、それはパンティライナーが保護層の除去時に容易に適所に保持されうることを意味する。パンティライナーは体に対するパンティライナーの望ましい位置設定によって前方又は後方に面する把持フラップを置かれることができる。もし物品が膣流体を吸収することを意図されるなら、例えば装着者の胃に向かって前方に面する把持フラップを持って体に対して装着者のパンティ内の物品を置くことが有益であり、一方もし吸収物品が糞便又は排泄物の吸収のために使用されるなら、物品は把持フラップが肛門の向かい側の股領域において後方に面するように位置され、かくして把持フラップは装着者の背中に向かって後方を指すだろう。
【0018】
ケーシングシート2,3の間にあるのは薄いフレキシブルな吸収芯4であり、それは一以上の材料層を含んでもよい。セルロースパルプは好適な吸収芯材料であってもよい。この材料はロール、ベール又はシートで維持されてもよい。それらは乾燥離解され毛羽状態で加工されてパルプマットになり、ときには超吸収材を添加混合される。超吸収材は自重の数倍の水又は体液を吸収しうるポリマーである。他の使用可能な材料の例は様々なタイプのフォーム材料、例えば圧縮されたフォーム材料又は再生セルロース、例えばSE 9903070−2から知られたビスコース、綿繊維、ピートなどの天然繊維である。もちろん吸収性合成繊維、又は天然繊維と合成繊維の混合物を使用することもできる。
【0019】
図3及び4はパンティライナーの第二例を図示し、図1及び2に示されたパンティライナー1と本質的に同じ構成のパンティライナー101を示す。図3のパンティライナーの様々な部分を識別するために使用される参照符号はそれゆえ100の追加を除いて図1及び2に示されたパンティライナーの構成要素を識別するために使用された参照符号と類似している。図3及び4のパンティライナーは把持フラップ150が接合部110で保護層140に固定された別個の材料から構成されている点で図1及び2のそれとは極めて大きく異なる。保護層140と把持フラップ150の間の接合部110は例えば接着剤媒体の助けで、又は熱ロール又は超音波又はリベット締めによって材料を一緒に溶融することによって作られてもよい。
【0020】
図5及び6は図1及び2に示されたパンティライナー1と本質的に同じ構成のパンティライナーのさらなる変形を図示する。結果として、図4及び5に示されたパンティライナーの様々な構成要素は200の追加を除いて図1及び2に示されたパンティライナーの構成要素を識別するために使用されるものと同じ参照符号で識別されている。図5及び6に示されたパンティライナーと図1及び2に示されたパンティライナーの間の違いは接着剤固定手段206のない端部分に置かれた追加の固定手段260の設置にある。この追加の固定手段260は高摩擦手段、例えばタッチアンドクローズ材料、フォーム材料又は低い接着性を有する接着剤材料であってもよい。接着剤材料の低い接着性は綿表面(綿の品質はパンティ又はアンダーパンツの品質を示す)から接着剤材料を有する物品を剥離又は引裂するのに必要な力が1.0−1.9ニュートンであることを意味する。この力はInstron 1122,4301又は4464の名称の標準化装置で測定され、前記装置はプリンタに接続される。
【0021】
試験試料は綿材料に対して前記固定手段260を与えられたパンティライナーを置き、1サイクルで1500mm/分のスピードで材料上で2キログラムの重さで50mm幅の金属ローラを回転することによって前記材料を固定することによって作られる。試料は上部クランプ又はクリップにおいて材料層の一端部分を固定し、下部クランプ又はクリップにおいて他の材料部分を固定することによって試験装置に置かれる。測定方法は23℃の温度及び50%の相対湿度で500mm/分の引張スピードで試料の接着剤表面に相当する引張長さで実施され、試験材料は引張方向に対して90°の角度を付けられる。力はニュートン(N)で測定される。
【0022】
図7−9は保護層材料以外の材料を含む把持フラップがどのようにして互いに接合されうるかの例を図示する。
【0023】
図7は把持フラップ350上で折りたたまれ、かつそれに固定された保護層340の端部分を図示し、それは接合部310が接着剤固定手段306に対して横たわる保護層340の部分中に延びないことを意味する。
【0024】
図8の例では、把持フラップ450も保護層440も折りたたまれないが、短辺417の方に面するそれらの端部分において一緒に固定される。
【0025】
図9の例の場合には、短辺517の方に面する把持フラップ550の端部分は二重に折りたたまれ、内方に折りたたまれた端部分は接合部510で保護層540に固定される。
【0026】
本発明は図示及び記載された例に制限されないこと及び前記例の全ての考えられる組合わせ及び変形は添付の特許請求の範囲によって包含されることが理解されるだろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】
装着者の下着に固定されることを意図される側から見た、第一例によるパンティライナーの平面図である。
【図2】
図1の線II−II上でとった、図1に示されたパンティライナーの縦断面図である。
【図3】
装着者の下着に固定されることを意図される側から見た、第二例によるパンティライナーの平面図である。
【図4】
図3の線IV−IVでとった、図3に示されたパンティライナーの縦断面図である。
【図5】
装着者の下着に固定されることを意図される側から見た、第三例によるパンティライナーの平面図である。
【図6】
図5の線VI−VI上でとった、図5に示されたパンティライナーの縦断面図である。
【図7】
保護層材料以外の材料からなる把持フラップがどのようにして前記保護層に固定されうるかの例を示す。
【図8】
保護層材料以外の材料からなる把持フラップがどのようにして前記保護層に固定されうるかの例を示す。
【図9】
保護層材料以外の材料からなる把持フラップがどのようにして前記保護層に固定されうるかの例を示す。
Claims (7)
- 装着者の下着の股部分内で支持されることを意図される、尿又は糞便の吸収のための衛生ナプキン、パンティライナー及び失禁ガードの如き吸収物品(1)であって、前記物品が二つの長辺(15,16)、第一短辺(17)、第二短辺(18)、使用中、装着者の近くに横たわることを意図される液体透過性ケーシングシート(3)、使用中、装着者から遠くに横たわることを意図される液体不透過性ケーシングシート(2)、前記シート(2,3)の間に配置されかつ一以上の材料層を含む吸収芯(4)、物品を装着者の下着に固定する機能を有しかつ使用中、装着者から遠くに横たわる液体不透過性ケーシングシート(2)の側上に配置される接着剤固定手段(6)、及び接着剤固定手段(6)をカバーしかつ前記物品の第一短辺の方に面する第一短辺及び前記物品の第二短辺の方に面する第二短辺を有する除去可能な保護層(40)を有するものにおいて、保護層(40)の第一短辺に接合されかつ液体不透過性ケーシングシート(2)から離れて面する前記保護層の側上で前記保護層の第二短辺に向かってそしてそれを越えて延びる把持フラップ(50)を備えていることを特徴とする吸収物品。
- 把持フラップ(50)が保護層(40)の延長であることを特徴とする請求項1に記載の吸収物品。
- 把持フラップ(150)が前記物品の第一短辺(117)の方に面する前記保護層の第一短辺において保護層(140)に固定される別個の部分であることを特徴とする請求項1に記載の吸収物品。
- 使用中、装着者から遠くに横たわる液体不透過性ケーシングシート(202)の側上に配置されたさらなる固定手段(260)を備えていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の吸収物品。
- 前記さらなる固定手段(260)が前記物品の端部分(219,220)の領域の一つに位置されることを特徴とする請求項4に記載の吸収物品。
- 前記さらなる固定手段(260)が高摩擦材料、例えばフォーム材料又はタッチアンドクローズ材料から作られることを特徴とする請求項4又は5に記載の吸収物品。
- 前記さらなる固定手段(260)が低い接着性を有する接着剤材料から作られることを特徴とする請求項4又は5に記載の吸収物品。
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