JP2004513299A - ポンプ - Google Patents
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- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04C—ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
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Abstract
Description
本発明は、請求項1の前提部分に定義される種類のポンプに関する。
【0002】
SE−B−393441号には回転駆動される環状円筒ピストンが開示されており、そのピストンはポンプハウジング内の対応するピストンチャンバーに受容される。ポンプハウジングの2つの端面は、ハウジング軸に垂直な平面に関して互いに対称である。ピストンの2つの端面は、互いに略平行である。各々の端面の周縁は、1つの平面内にあるように示されている。ポンプハウジングの端面及びピストンの端面は、ピストン軸及びチャンバー軸に対して斜めに延びる。ピストンの長さは、ピストンが回転したときに、ピストンの2つの端面の周縁がチャンバーの2つの端面の周縁にそれぞれ接しながら動くような長さである。それによりピストンは、チャンバー及びピストンの端面の間の協働の結果として、前方及び後方に択一的に動くように案内される。ポンプハウジングは、2つの径方向反対側の領域を有し、流体を供給及び排出するためのパイプ継手をポンプハウジングの長さの中間あたりに有する。ポンプピストンは、その長さの中間あたりに径方向反対側に2つの凹部を有し、それらの凹部は入口及び出口にそれぞれ連通する。ピストンの一方の凹部とピストンの一方の端面との間には、第1の溝が延びる。ピストンの他方の凹部とピストンの他方の端面との間には、第2の溝が延びる。
【0003】
SE−393441号においては、端面は僅かに凹んでいることが示唆されている。それにより、ハウジング及びピストンが有する対の隣接する端面のそれぞれの凹んだ側が互いに面する。
【0004】
しかし、公知のポンプにより生じた流量は非常に脈動し、全体にわたって正の値とならない。さらに、そのポンプはピストンの端部において重大なデッドスペースを有する。
【0005】
従って本発明の目的は、上述した種類のポンプであって、その種類の公知のポンプに比べて流れが円滑でピストンの端部のデッドスペースが少ないポンプを提供することである。
【0006】
この目的は、本発明に係る手段によって完全に又は部分的に達成される。本発明に係るポンプは、添付の独立請求項1にて定義される。本発明のさらなる実施形態は、添付の従属請求項により明らかになる。
【0007】
本発明によれば、少なくとも流体排出段階において、ピストンの回転移動をピストンの軸方向一定速度に変換するために作用するとともに、一定のピストン回転速度においてポンプの排出流量が一定であることを確保する機械的伝達曲線が得られる。
【0008】
本発明の概念には、いくつかの異なる実施形態が含まれる。
第1の実施形態においては、ピストンの複数の端面がポンプチャンバーのそれぞれの端面の縁と協働するように、ピストンの端面が斜めに切断されている。ピストン端部及びポンプチャンバーの端部の周縁のそれぞれの特殊な構成により、一定のピストン回転速度に対して一定のピストン軸方向速度が得られる。ピストンの複数の端部の周縁はいずれも、ポンプ作動中はポンプチャンバーの端面に連続的に当接する。
【0009】
本発明の第2の実施形態においては、ピストンは外周面を延びるガイド溝を有し、ポンプチャンバーの壁はそのガイド溝に係合するガイドピンを有する。ピストンの端面及びチャンバーの端面は平面であり、ピストン軸に垂直である。ガイド溝の適切な構成により、ピストンは一定の回転速度に対して一定の軸方向速度で動く。第2の実施形態の変形例においては、ピストンの端位置において単にピストン及びポンプチャンバーの端面が相補的であるように構成されることができる。その場合ピストン及びポンプチャンバーの端面は、例えば平面であってピストン及びポンプチャンバーの軸に垂直であることが可能である。
【0010】
ポンプは、これらの変形例のいずれにおいても、例えばSE−B−393441号に開示された種類の内部バルブ装置を有することができる。ポンプチャンバーは択一的に、関連する流体を送り込み及び送り出すための分離管を有してもよい。これらの管は、それぞれの管を通る流体を一方向にのみ流すために逆止弁を有することができる。2つの排出管は、ある供給源から流体を取り出すことができるとともに、結合されて共通排出溝を形成することができる。共通排出溝は、ピストンがポンプチャンバーに対して一定速度で回転しているときは、実質的に均一な流体流れを提供する。
【0011】
第2の変形例において、択一的に溝がポンプチャンバーの壁に設けられ、ガイドピンがピストンに配置されてもよいことは当然である。しかし現時点では、ピストンが溝を有することが好ましい。
【0012】
第3の変形例においては、ピストンは、互いに軸方向に移動可能な2つの軸方向分離可能な部分に分割可能である。これらの部分は、それぞれの軸線の回りを一定速度で回転する。そのピストン部分のうちの一方は、モーターによって駆動可能である。ピストン部分の他方は、スプライン継手のような接続媒体を介してピストン部分の一方により駆動可能である。2つのピストン部分の間に回転可能な接続部があるときは、2つのピストン部分が互いに対して軸方向に移動可能である。円筒状の壁の中を延びる送り出しポートは、ピストン部分が軸方向に変位している間は、ポンプの排出段階中においてピストン部分の胴体面上の流体排出溝に接する。流体排出溝は、180°を僅かに超えて延びる円弧を有する。これにより排出ポートの寸法が補正され、流体がピストン部分に対して180°の回転角度にわたって排出され、ピストン部分は一定の軸方向速度を有する。関連するピストン部分の速度は、吸引段階においては重要性が低い。さらに、吸引は180°よりも小さい角度にわたって行われる。ポンプが180°よりも小さい角度にわたって回転しているときは、ガイド溝を修正することによって、完全な吸引段階が確保される。
【0013】
ガイド溝のそのような修正は、複数のピストン部分の相対的軸方向移動を可能にする。このことは、スプライン継手又はいくつかの相当の継手によって可能である。
【0014】
従って第3の実施形態においては、ガイド溝67によって、ピストン部分は、正確に180°の角度にわたって複数の端位置の間を一定速度で動くことができ、その後ピストンは、吸引段階において180°よりも小さい角度にわたってピストン部分の複数の端位置の間を異なる速度で動くことができる。2つのピストン部分は、180°毎に相互に段階移行する。
【0015】
添付図面を参照しながら、本発明を一例として以下に説明する。
【0016】
図1〜図5に関するポンプは、基本的にはSE−B−393441号に係る構成に基づいており、同号の内容はこれをもって本願明細書に記載されているものとする。
【0017】
ピストンは、環状円筒の内壁を有する壁10により画定されるピストンチャンバーと、2つの端壁11及び13とを有する。ポンプハウジングは、ピストン40のためのチャンバー14を画定する。ピストン40は、環状円筒の外壁を有し、ポンプハウジングの胴体壁に近接する。ピストン40は、チャンバー14内にて軸方向に移動及び回転可能である。ピストン40は、互いに略平行な端面41及び42を有する。端面41及び42は、ピストン40の軸に垂直な平面に対してある角度を有する。端面11及び13は、ハウジングの軸に垂直な平面に関して、互いに鏡面対称である。
【0018】
ハウジングの端壁13は、カバー部材20によって形成され、例えば差込継手21によってハウジング壁10に対して着脱可能に接続される。カバー部材20は、対応する駆動シャフト30を収容するための中央軸方向孔22を有する。チャンバー14に接続される孔22の一部は、同軸に延びる環状円筒の拡大部23を有する。拡大部23は、シャフト30の拡大シール部分31と、そこから外側に延びるブレード状のシャフト部分32と、図3により明瞭に示すように、ピストンから延びる一対の突起48とを受容する。
【0019】
ピストン40の胴体面は、互いに径方向に反対側の2つの凹部44及び45を有する。ポンプチャンバー51及び52は、ピストンのそれぞれの端部においてポンプハウジング内に形成される。溝又は通路46は、凹部45からポンプチャンバー51まで延びる。溝又は通路47は、凹部44からポンプチャンバー52まで延びる。ピストンの端面42からは、シャフト部分32を受容するための、一端が閉じられた中央凹部43が延びる。
【0020】
図3に示すように、シャフト部分32及び突起48は、協働して孔23の断面領域を満たすように構成される。孔23が図示された構成要素によってほぼ完全に満たされるように、突起48の端部はピストン40に垂直な平面まで延びる。ポンプの端壁11及びピストンの端部41は、実質的相補面を有する。このことは、面13及び42についても当てはまる。
【0021】
図2に示すように、壁10は、それぞれ流体の送り込み及び送り出しのための、互いに径方向に反対側の2つの接続管又はポート15及び16を有する。また図2に示すように、凹部44及び45に隣接するピストンのディスク状部分49は、ポート又は管15及び16に関してバルブ機能を有する。
【0022】
本発明の好適な実施形態においては、端面11及び41、並びに42及び13はそれぞれ略相補的である。さらにそれらの端面は、協働してピストンの軸方向移動を案内する周縁を有し、それによりピストンは、一定の回転速度において実質的に一定速度で動くことができる。このことの長所は、ポンプが均一な流体流量を排出することである。
【0023】
ある1/2回転の間に、チャンバー51及び52は、吸引チャンバー及び排気チャンバーとしてそれぞれ作用し、次の1/2回転の間にそれらの作用が切り替わる。
【0024】
図4はピストン端部41の端面図であり、ピストン端部41の表面Sは複数の点Pnによって定義されるものとみなすことができる。
【0025】
図4及び図5は、Z軸がハウジング軸及びピストン軸に一致する直交座標系を示している。表面SはX−Y平面に接する(tangential)。
【0026】
各点Pnは、X−Y平面におけるX軸からの角度距離α、Z軸からの径方向距離a、及びX−Y平面の上方に向かう高さZによって定義される。図4は溝46を示している。表面SはX−Z平面に関して対称である。
【0027】
各点Pn(X,Y,Z)は、以下の関係式によって定義される。
Xn=a・cosα
Yn=a・sinα
Zn=aαh/rπ
ここで、変数aは0<a≦rの範囲内であり、変数αは−π<α≦πの範囲内である。また、rはピストン半径、hはピストンのストローク長、πは定数である。
【0028】
ハウジング面11及び13、並びにピストン面41及び42の各々は、この形状を好適な実施形態において有する。
【0029】
表面Sは、対称となる平面において好都合に丸みを有する。ピストンの反転位置において画定される、ピストンの加速に必要な小さい角度の丸みは、一方では必要な力を、他方では流体流量の結果的な変動に関する許容変動を調節可能である。ポンプは、液体又はガスをポンプ輸送するために使用可能であり、汎用用途を有する。ポンプはまた、高感度な流体のポンプ輸送にも適している。
【0030】
ポンプの構成要素は、Oリング等の分離シールを必要としない公差にて射出成形可能である。
【0031】
図6が示す実施形態においては、ポンプピストン40の胴体面はガイド溝67を有する。この実施形態において、チャンバー壁は溝67に係合するピン68を担持する。ピストン40の回転速度が一定のときはピストン40が複数の端位置の間を軸方向に一定速度で動くことができるように、溝67が構成されている。
【0032】
八角形の三次元座標系xyzにおいては、溝67はピストン40の胴体面に沿って延び、また次式に従う。
z={(α)−h}/π
【0033】
図7は、曲線67上の任意の点pに対する角度αを示す。ピストンのストローク長、すなわち溝67の最低点と最高点との間のZ軸方向距離は、ピストンのストローク長hに一致する。ピストンの端部は、ポンプチャンバーの端面に対して相補的である。ピストンの端位置におけるデッドスペースは実質的にゼロである。図6の実施形態においては、ピストン40の端面はピストン軸に対して垂直な平面として図示されている。ポンプチャンバーの端面もまた、ポンプハウジングの軸に対して垂直な平面として図示されている。
【0034】
ガイド曲線は、ピストンの各回転に伴うピストン移動の軸方向サイクルを提供し、図1に示す種類の鉛直配置に関して有効である。にも関わらずこの曲線は、選択されたバルブ装置によっては、各回転に伴って2つ以上のピストン移動サイクルを提供するように修正可能であることが理解されよう。
【0035】
図1〜図7に示す実施形態においては、バルブ機能は、入口及び出口ポート又は管15及び16を、軸方向ピストンの周囲に広がる凹部44及び45に接続することによって形成される。凹部44及び45の各々の広がる範囲は、ピストン外周の1/2周より僅かに小さく、流体吸引段階及び流体吐出段階は等しい長さである。凹部44及び45に接続されるポート15及び16は周縁を延びるので、ピストンの端位置において流体流量が不規則になる危険性はある。
【0036】
ガイドピンが円筒壁に取り付けられてピストンの外周面のガイド溝に係合する(又はガイドピンがピストンの外周面に取り付けられて円筒壁のガイド溝に係合する)ような実施形態のさらなる改良例においては、ピストンは2つの部分40及び40′に軸方向に分割される。2つの部分40及び40′は、スプライン継手81及び82(すなわち、ピストン部分40及び40′を互いに接続する回転式の剛性継手)を介して接続され、互いに軸方向に移動可能である。ピストン部分40′は、一定速度で回転する駆動シャフト30によって、スプライン接続部32及び33を介して回転駆動される。
【0037】
ピストン部分40は外周面を延びるガイド溝67を有し、そのガイド溝67にピン68が係合する。溝67は、図7に示される形状を有し、180°よりもいくらか大きい角度にわたって延び、又はその角度を有する。ポンプはまた、180°より僅かに大きい外周角度にわたって延びる外周溝145及び145′と協働する送り出しポート又は管16及び16′を有する。このポート16及び16′の構成により、それぞれのピストン部分40及び40′が正確に180°回転して流体がポンプ輸送可能になる。その流体は、それぞれのチャンバー51及び52から、溝146及び146′並びに溝145及び145′を経由して、ポート16及び16′に送られ、ポート16及び16′に配置された複数の逆止弁を通過する。流体排出段階の間に、ピン68及び68′は溝67及び67′の中を180°より小さい角度にわたって移動する。ピストン40及び40′は対応する吸引溝144及び144′を有し、吸引溝144及び144′は吸引ポート15及び15′に整合するように保持される。吸引溝144及び144′は、ピストン40及び40′の溝147及び147′を介してそれぞれチャンバー51及び52に通ずる。ポート15及び15′に接続される吸引管はまた、図8に示すように、逆止弁19を有する。
【0038】
溝67は、吸引溝144に対応する部分に樋を有するので、溝144の延びる範囲が180°未満の角度であっても、ピストンが複数の端位置の間を移動することが確保される。しかしピストン部分40及び40′の速度は、吸引段階の間と排出段階の間とで異なる。これらの異なる速度は、継手81及び82によって、ピストン部分40と40′との間の軸方向の相対移動を生じさせる。ポンプハウジングの長さは、ピストンが端位置にあるときにチャンバー51及び52の容積がほぼゼロに等しくなるように適当に選定される。
【0039】
2つのピストン部分は、それらからの共通の流出量が一定になるように、流体排出段階に関して180°毎に好都合に段階移行する。
【図面の簡単な説明】
【図1】
本発明に係るポンプの概略の軸方向断面図である。
【図2】
図1のII−II線における断面図である。
【図3】
図1のIII−III線における断面図である。
【図4】
ポンプピストンの一方の端面の端面図である。
【図5】
図4に示す端面の側面図である。
【図6】
本発明に係るポンプの他の実施形態の概略の軸方向断面図である。
【図7】
図6の実施形態のピストンのためのガイド溝の概略図である。
【図8】
本発明に係るポンプ装置のさらなる実施形態の概略図である。
Claims (10)
- 環状円筒のピストンチャンバー(14)及び該ピストンチャンバー内を回転可能かつ軸方向に移動可能な環状円筒のポンプピストン(40)を有するポンプハウジング(10、11、20)と、前記ピストンチャンバー内で前記ポンプピストンを回転駆動させるための手段(30、43)と、前記ポンプピストンが前記ピストンチャンバー内でピストン回転媒体を介して軸方向に往復動するように案内する手段(11、41;13、42;67、68)と、前記ピストンチャンバーの両端とそれぞれに隣接する前記ポンプピストンの端部との間で、ポンプ流体をポンプチャンバー内に一方向に吸引及び該ポンプチャンバーから一方向に排出することを可能にする管及びバルブ手段とを有するポンプにおいて、
前記ポンプピストンを往復動するように案内する前記手段は、少なくともポンプ流体排出中は、一定のポンプピストン回転速度において前記ポンプピストンが一定速度で軸方向に移動可能できるように構成されていることを特徴とするポンプ。 - 前記ポンプピストン及び前記ピストンチャンバーがそれぞれ有する互いに隣接する端面(11、41;13、42)は、前記ピストンチャンバーの円筒内壁(10)と協働してポンプチャンバー(51、52)を画定するとともに、ポンプチャンバー(51、52)のデッドスペースを最小化するために略相補的であることを特徴とする請求項1に記載のポンプ。
- 前記端面の各々が、三次元直交座標系X,Y,Zにおける複数の点Pn(Xn,Yn,Zn)によって定義されることを特徴とし、ここでZ軸はチャンバー軸及びピストン軸に一致し、前記端面は前記座標系のX−Y平面に接し、
Xn=a・cosα
Yn=a・sinα
Zn=aαh/rπ
であり、
ここで変数aは前記点のZ軸からの径方向距離であって0<a≦rであり、変数αは前記点のX−Z平面からのZ軸回りの角度距離であって−π<α≦πであり、
ここでrは前記ポンプピストンの半径、hはピストンのストローク長、πは定数である、請求項2に記載のポンプ。 - 前記ポンプピストン(40)又は前記ピストンチャンバー(14)の胴体壁がガイド溝(67)を有することと、前記ピストンチャンバー又は前記ポンプピストン(40)の前記胴体壁は前記ガイド溝(87)に係合するガイドピン(68)を担持することと、一定のポンプピストン回転速度において前記ポンプピストンが該ポンプピストンの端位置の間で一定速度で軸方向に移動可能できるように、前記ガイド溝(67)が構成されていることと、を特徴とする請求項1又は2に記載のポンプ。
- 前記ポンプピストンと協働する駆動シャフト(30)が、ハウジング壁を通る通路(22、23)に沿って延びるとともに、前記ポンプピストンの隣接する端部の係合開口部(43)に係合する丸みを有さない係合部(32)を有することと、前記通路(22、23)が、一方では丸みを有さない前記係合部の長手部分を受容し、他方では前記ポンプピストンに配置された充填物(48)を受容する、前記ポンプピストンに隣接する拡大部を有することと、を特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のポンプ。
- 前記駆動シャフト(30)が前記通路の拡大部(23)の軸方向外側部分を満たす拡大部(31)を有することと、前記充填物(48)が、前記ポンプピストン(40)の軸に垂直な平面まで延びるとともに、隣接する前記ポンプチャンバー(52)の容積が最小のときに前記係合部と協働して前記通路の前記拡大部の残りの部分を満たすことと、を特徴とする請求項2〜5のいずれか1項に記載のポンプ。
- 前記ポンプピストン(40)が、回転対称な複数の端部を有することを特徴とする請求項4〜6のいずれか1項に記載のポンプ。
- 前記ポンプピストン及び前記ポンプチャンバーの端部は、略平面であるとともに前記ポンプピストンの軸に垂直であることを特徴とする請求項7に記載のポンプ。
- ポンプチャンバー壁(10)を通って前記ピストンチャンバー(14)の長手方向中央領域における2つの互いに径方向反対側の領域に接続される入口ポート又は管(15)及び出口ポート又は管(16)と、前記ポンプピストンの長手方向中央領域における2つの互いに径方向反対側の凹部又は窪み(44、45)と、前記ポンプピストンが有する、前記ポンプピストンの第1の凹部(45)と前記ポンプピストンの第1の端面(41)との間の第1通路(46)と、前記ポンプピストンが有する、前記ポンプピストンの第2の凹部(44)と前記ポンプピストンの第2の端面(42)との間の第2通路(47)と、を特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載のポンプ。
- 前記ポンプピストンが2つのピストン部分(40、40′)に軸方向に分割されることと、複数の前記ピストン部分が回転速度を軸方向移動速度に変換する装置(67、68;67′、68′)をそれぞれ有することと、前記ピストン部分の各々が、流体入口ポート(15、15′)に接続されるとともに180°未満の角度で外周面を延びる第1の溝(144、144′)を有することと、前記ピストン部分の各々が、出口ポート(16、16′)に接続されるとともに180°より大きい角度で外周面を延びる第2の溝(145)を有し、それにより流体が回転角度180°にわたって排出されることと、前記ガイド溝(67)が、前記ピストンがポンプ排出段階中は一定のピストン回転速度において一定の軸方向速度で動くように構成されていることと、複数の前記ピストン部分(40、40′)が、一定かつ同じ速度で回転駆動されるように構成されるとともに、互いに対して軸方向に移動するように構成されることと、を特徴とする請求項1、2、4〜8のいずれか1項に記載のポンプ。
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