JP2004512931A - 溶剤抽出方法 - Google Patents

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Abstract

成分部分として、当該の化合物又は組成物を含有する原料から該化合物又は組成物を抽出する方法が記載される。該方法は次の工程即ち(1)原料をヘプタフルオロプロパン含有抽出溶剤と接触させて原料から当該化合物又は組成物を溶剤中に抽出し、(2)抽出した化合物又は組成物を含有する溶剤を原料から分離する工程からなる。該方法は植物起源の材料から香味料、芳香剤及び栄養剤を抽出するのに特に適している。

Description

【0001】
(技術分野)
本発明は、特定の化合物又は組成物を含有する原料を抽出溶剤で処理して原料から該化合物又は組成物の少なくとも或る割合を取出す溶剤抽出方法に関する。
【0002】
(背景技術)
成分部分として所望の化合物又は組成物を含有する原料又はバラ材料から抽出溶剤を用いて該化合物又は組成物を抽出する方法は技術的に知られている。これらの既知方法においては、原料を抽出溶剤と接触させ、その際抽出溶剤中に所望の化合物又は組成物の溶解を促進するように激しい混合条件下で行なうことが多く、次いで所望の化合物又は組成物を含有する得られる溶剤液を、次後の処理のため例えば抽出溶剤を取出す蒸留のため原料から分離する。複数回の抽出を同じ原料試料に対して適当には行なって、該試料から抽出される所望の化合物又は組成物の量を最大とさせ得る。従来技術の抽出方法で用いていた抽出溶剤の典型例には、ヘキサン、酢酸メチル、酢酸エチル、アセトン及びメタノールがある。
【0003】
溶剤抽出方法は工業的規模で用いられるけれども、これらの方法で現在用いられる抽出溶剤は全体として満足ではない。即ち、食品及び化粧品産業で用いられる如き香味油又は芳香油を、これらの油を含有する植物から抽出するのにヘキサンの如き溶剤を用いる時には、植物中に含有される望ましくない材料例えば高分子量のワックスが所望の油と共に溶出される傾向があるからである。この問題によって、得られるヘキサン液即ち生成物濃厚液は望ましくない成分を例えばエタノールを用いての抽出により除去する別段の処理を受けることを必要とする。更には、現在使用されている抽出溶剤はかなり高い沸点を有し、これらの高沸点溶剤を抽出した材料から除去する蒸留法で用いる上昇した温度は問題を生起してしまう。例えば、或る植物に含有される香味油又は芳香油は多数の個々の化合物を含有する複合物質であり、該化合物の若干は比較的揮発性であるか又は比較的熱に不安定である。従って、高い蒸留温度は、より揮発性の化合物と抽出溶剤との同時蒸発によってあるいは熱に一層不安定な化合物の熱分解によっての何れかで生成物の減損を生ずる傾向があり得る。
【0004】
天然起源の材料から香味料及び芳香剤(flavours and fragrances)の如き生成物を抽出するのに1,1,1,2−テトラフルオロエタン(R−134a)の如きハイドロフルオロカーボンを用いることは欧州特許出願公開(EP−A)−616821号からも知られている。
【0005】
(発明の開示)
本発明は、原料又はバラ材料の成分部分を形成する種々の化合物又は組成物を原料又はバラ材料から抽出するのに用い得る新規な溶剤抽出方法を提供する。1つの特定の具体例によると、本発明は或る植物材料又は培養材料に含有される香味、官能又は芳香油又は成分を抽出し得る溶剤抽出方法を提供する。本法の特定の特徴は吸着剤を用いることである。
【0006】
本発明によると、成分部分として当該の化合物又は組成物を含有する原料から該化合物又は組成物を抽出する方法であって次の工程即ち(1)原料をヘプタフルオロエタン例えば1,1,1,2,3,3,3−ヘプタフルオロプロパン(R−227ea)含有抽出溶剤と接触させて原料から該化合物又は組成物を溶剤中に抽出し、(2)抽出した化合物又は組成物を含有する溶剤を原料から分離する工程からなる溶剤抽出方法が提供される。
【0007】
本発明の方法は原料中に含有される所望の化合物又は組成物の全てを必ずしも抽出するものでないことは認められるであろう。
【0008】
1つの特定の具体例においては、本発明の抽出方法は天然生成物を含有する植物材料から天然生成物を抽出するのに用い得る。
【0009】
従って、本発明は成分部分として天然生成物を含有する植物材料から天然生成物を抽出する方法において、次の工程即ち(1)植物材料をヘプタフルオロプロパン含有抽出溶剤と接触させて植物材料からの天然生成物を溶剤中に抽出し、(2)抽出した天然生成物を含有する溶剤を植物材料から分離する工程からなる抽出方法を提供する。
【0010】
本明細書で用いた時、「植物材料」なる表現は、本質的に未加工の材料及びそのままで植物起源のものであると明らかに認識され得る材料、例えば樹皮、子葉、花、根及び種子を包含するのみならず、植物から生じるけれども種々の処理を受けた材料及びそのままで材料が生ずる植物とは幾分異なる形状を有する材料例えば粉砕、乾燥した根又は種子例えば粉砕したカミン及び粉砕したショウガ及び圧搾油をも包含する。
【0011】
特に好ましい具体例においては、本発明の方法を用いて植物材料から1種又はそれ以上の香気及び/又は芳香化合物(以下では総合的に官能化合物と記載する)を含有してなる抽出物例えば精油、コンクリート又は含有樹脂、特に精油を得るものである。
【0012】
用語「精油」とは就中1種又はそれ以上のテルペン類と1種又はそれ以上の所望の官能化合物例えば酸素含有テルペノイド類とを含有する油を包含する。本発明の方法により抽出し得る適当な精油にはカンキツ類の果皮例えばオレンジ、レモン、ライム及びグレープフルーツ、ハッカ、ラバンジン、ローズマリー油及びセロリ種子油がある。
【0013】
コンクリートは天然生成物の溶剤抽出によって製造される通常固体のロウ状材料である。
【0014】
含油樹脂は天然生成物の溶剤抽出によって製造される通常粘稠なペースト様材料である。
【0015】
本発明の方法はショウガ、バニラ、丁字、スターアニス及びジャスミンから香気及び/又は芳香材料を抽出するのに特に適当である。
【0016】
別の具体例においては、本発明の抽出方法を用いて生物学的に活性な化合物例えば有害生物殺滅剤、栄養補助剤(neutraceutical)又は薬剤あるいはかかる生物学的に活性な化合物に対する前駆体を、該化合物又は前駆体含有原料から例えば植物材料、細胞培養液又は発酵液から抽出できる。
【0017】
従って、本発明は生物学的に活性な化合物又はその前駆体を含有してなる組成物を、成分部分として該組成物を含有する原料から抽出する方法であって、次の工程即ち(1)原料をヘプタフルオロプロパン含有抽出溶剤と接触させて原料からの組成物を溶剤中に抽出し、(2)抽出した組成物を含有する溶剤を原料から分離する工程を包含する、組成物の抽出方法を提供する。
【0018】
本発明の抽出方法を用いて抽出し得る適当な有害生物殺滅剤には殺虫剤例えばピレトロイド類がある。
【0019】
本発明の抽出方法を用いて抽出し得る適当な薬剤には、抗生物質、抗微生物剤、抗カビ菌剤及び抗ウィルス剤例えばペニシリン、アルカロイド、パクリタクセル、モネンシン及びサイトチャラシンがある。これらの化合物に対する前駆体もまた本発明の抽出方法を用いて抽出し得る。
【0020】
抽出し得る適当な栄養補助剤には食品補助剤例えば抗酸化剤及びビタミン類がある。
【0021】
本発明の方法で用いるヘプタフルオロプロパンは、1,1,1,2,3,3,3−ヘプタフルオロプロパン(R−227ea)又は1,1,1,2,2,3,3−ヘプタフルオロプロパン(R−227ca)であり得る。2種のヘプタフルオロプロパンの混合物も用い得る。好ましいヘプタフルオロプロパンは1,1,1,2,3,3,3−ヘプタフルオロプロパン(R−227ea)である。
【0022】
本発明の方法で用いる抽出溶剤はヘプタフルオロプロパンに加えて補助溶剤をも含有し得る。
【0023】
適当な補助溶剤は典型的には80℃又はそれ以下例えば−85℃〜80℃の範囲の沸点を有する。好ましい補助溶剤は60℃又はそれ以下、例えば−85〜60℃の範囲、好ましくは20℃又はそれ以下、例えば−70〜20℃の範囲、より好ましくは10℃又はそれ以下例えば−60〜10℃の範囲の沸点を有する。2種又はそれ以上の補助溶剤の混合物を所望ならば用い得る。
【0024】
補助溶剤はまた好ましくはフッ素無含有補助溶剤であり、更に詳しく言えば、ハロゲン無含有補助溶剤である。
【0025】
好ましい補助溶剤は、炭素原子と水素原子とのみを含有する化合物を意味するC2 ̄6、特にC2 ̄4炭化水素化合物から選択できる。適当な炭化水素は脂肪族又は脂環族炭化水素であり得る。好ましい炭化水素はアルカン及びシクロアルカン類であり、その際アルカン類例えばエタン、n−プロパン、i−プロパン、n−ブタン及びi−ブタンが特に好ましい。
【0026】
他の好ましいハロゲン無含有補助溶剤には炭化水素エーテル類があり、これは式R−O−R(式中R及びRは個々に炭素原子と水素原子とのみを含有するハイドロカルビル基例えばC 好ましくはC アルキル基である)を有する化合物を意味する。好ましいジアルキルエーテルにはジメチルエーテル、メチルエチルエーテル及びジエチルエーテルがある。
【0027】
尚別の適当な補助溶剤はアミド、スルホキシド、アルコール、ケトン、カルボン酸、カルボン酸誘導体、無機酸及びニトロ化合物から選択できる。
【0028】
好ましいアミド補助溶剤にはN,N’−ジアルキルアミド及びアルキルアミド特にジメチルホルムアミド及びホルムアミドがある。
【0029】
好ましいスルホキシド補助溶剤にはジアルキルスルホキシド特にジメチルスルホキシドがある。
【0030】
好ましいアルコール補助溶剤には脂肪族アルコール特にアルカノールがある。好ましいアルカノールにはC 特にC アルカノールから選択され、その際メタノール、エタノール、1−プロパノール及び2−プロパノールが特に好ましい。
【0031】
好ましいケトン補助溶剤には脂肪族ケトン特にジアルキルケトンがある。特に好ましいジアルキルケトンはアセトンである。
【0032】
好ましいカルボン酸補助溶剤にはギ酸及び酢酸がある。
【0033】
補助溶剤として用いるに好ましいカルボン酸誘導体には無水物特に無水酢酸及びC 特にC アルカン酸のC 特にC アルキルエステル特に酢酸エチルがある。
【0034】
補助溶剤として用いるに好ましいニトロ化合物にはニトロアルカン及びニトロアリール化合物があり、その際、ニトロメタン及びニトロベンゼンが特に好ましい。
【0035】
抽出溶剤は典型的には50.0〜100重量%、例えば50.0〜99.5重量%のヘプタフルオロプロパンと0〜50重量%例えば0.5〜50重量%の補助溶剤とを含有する。好ましい抽出溶剤は70.0〜100.0重量%例えば70.0〜99.0重量%のヘプタフルオロプロパンと0〜30重量%例えば1〜30重量%の補助溶剤とを含有する。特に好ましい抽出溶剤は80.0〜100.0重量%例えば80.0〜98.0重量%のヘプタフルオロプロパンと0〜20.0重量%例えば2.0〜20.0重量%の補助溶剤とを含有する。
【0036】
補助溶剤が可燃性の材料であるならば、その時は抽出溶剤はそれを全体として不燃性とさせるのに十分量のヘプタフルオロプロパンを含有するのが好ましい。抽出溶剤が1種又はそれ以上の化合物の混合物である場合には、得られる混合物はゼオトロピック(zeotropic)、共沸性又は共沸物様混合物であり得る。
【0037】
本発明の方法で用いる抽出溶剤は液体形、気体形又は蒸気形であり得るが、液体形であるのが好ましい。両方のヘプタフルオロプロパンは室温以下の沸点を有するので、溶剤を液体形に維持するには冷却及び/又は大気圧以上の圧力の印加を伴なうものである。
【0038】
好ましい抽出溶剤は低沸点の材料のみを含有するので、抽出物を含有する溶剤液体から溶剤を取出すことは比較的容易である傾向があり、蒸留を比較的低温で例えば室温及びそれ以下で実施し得る。これは次いで、抽出溶剤とより揮発性の化合物との同時蒸発によってあるいは熱的に一層不安定な化合物の熱分解によっての何れかで所望の生成物が減損する危険性を低減する。
【0039】
本発明の抽出方法を受ける原料は液体例えば溶液、懸濁液又は乳液あるいは固体であり得る。原料が固体であるならば、その時は該固体を微細に分割した形例えば粉末に変えることにより抽出方法の効率を有意な程に向上させ得る。
【0040】
本発明の抽出方法は抽出溶剤の超臨界温度で実施でき、この場合には上昇した温度を用いることが必要となるであろう。然しながら、好ましくは抽出方法は−60〜150℃に範囲の温度で行ない、より好ましくは−40〜60℃の範囲、特に−30〜40℃の範囲の温度で行なう。
【0041】
本発明の抽出方法は大気圧で又は大気圧以上の圧力で行ない得る。正確な操作圧力は就中用いる抽出溶剤特にその沸点に応じて決まり、しかも液体形又は気体形の該溶剤で抽出方法を行なおうとするかどうかに応じて決まる。好ましい操作圧力は0.1〜200バールの範囲にあり、より好ましくは0.5〜30バールの範囲、特に1〜15バールの範囲にある。
【0042】
抽出溶剤と処理すべき原料との接触は激しい混合条件下で行なって抽出溶剤中に抽出される原料の溶解を促進させ得る。激しい混合は、原料/抽出溶剤混合物を収容する抽出容器を機械的に振盪することにより、該混合物を攪拌することにより又は超音波励起の印加により達成し得る。
【0043】
本発明の抽出方法が完了してしまった後に、抽出物を含有する溶剤液体を蒸留して抽出溶剤を抽出物から除去できる。得られる抽出物は次いでそのまま用いることができあるいは別法として1回又はそれ以上の別段の処理にかけて例えば抽出物を精製でき又は抽出物に含有される所与の化合物又は複数の化合物を単離できる。
【0044】
本発明の抽出方法は、同じ抽出溶剤を反復して用いながら連続的に操作し得る。連続的な抽出方法を実施するに適当な設備は典型的には、抽出容器と、蒸留単位装置と、圧縮器と、凝縮器と、接続用管工事の適当な装置とを含有してなる。抽出溶剤は先ず抽出容器に装填し、そこで該溶剤を場合によっては激しい混合条件下に処理すべき原料と接触させて抽出溶剤中に抽出すべき化合物又は組成物の溶解を促進する。次いで抽出物を含有する得られた溶剤液体は原料から分離され、例えば抽出容器の底部に設けたフィルターに通して溶剤液体を液切りさせることにより分離し、蒸留単位装置に通送し、そこで抽出溶剤を蒸発により除去して抽出物を残す。蒸留装置で発生した蒸気は例えば隔膜式圧縮器を用いて圧縮し、次いで抽出容器に再装填するための液体形に抽出溶剤を戻す凝縮器に供給する。この種の連続式抽出方法を用いると、同じ原料試料を一連の個々の抽出にかけることなく得られる抽出物の量を最大とすることができる。原料試料を使い尽くしたからには、これを次いで抽出容器から取出し、新たな原料試料を補充する。
【0045】
本発明を次の実施例によって例示するが、これに限定されるものではない。
【0046】
全ての実施例は天然生成物の抽出に関する。
【0047】
一般的手法A、B及びCは固体材料の抽出に関する。
【0048】
一般的手法Dは液体の抽出に関する。
【0049】
実施例1〜7及び27〜40においては、得られた抽出物は香味料及び/又は芳香剤として主として有用性を有するものである。
【0050】
実施例8〜26においては、得られた抽出物は栄養補助食品として主に有用性を有するものである。
【0051】
抽出物の収率を記載するに、抽出を受けた元の天然生成物バイオマスの重量の百分率として表わした得られる抽出物の重量を記載するものである。
【0052】
一般的手法A:
大体40gの抽出すべき天然生成物をセルロース製ソックスレー抽出容器(extraction thimble)に秤量した。天然生成物を含有するセルロース容器を次いでガラス製のソックスレー抽出器(extractor)に配置し、予備秤量した受器フラスコを抽出器に適所に取付けた。次いで抽出器をコールドフィンガー凝縮器を備えたオートクレーブに配置し、オートクレーブを密閉し、排気した。
【0053】
大体330gの1,1,1,2,3,3,3−ヘプタフルオロプロパン(R−227ea)をシリンダーから玉弁を介してオートクレーブに移送し、次いでオートクレーブを再密封した。オートクレーブ中に溶剤の移送はオートクレーブ内の圧力を上昇させた。次いでオートクレーブの底部部分をホットエアガンで約50℃に加熱し、冷却流体をコールドフィンガー凝縮器に通送してコールドフィンガーの温度を約−10℃に低下させる。抽出を数時間進行させ、この期間中は温度及び圧力を監視して15バール(ゲージ圧)を越えないように確保した。溶剤はソックスレー抽出器内を還流し、コールドフィンガー上で凝縮する溶剤は抽出容器の内容物を通って受器フラスコ中に降下する。
【0054】
抽出の完了時に、溶剤は玉弁を開放し且つ溶剤を冷却したホワイティ ボム(Whitey bomb)中に凝縮することにより回復された。オートクレーブの圧力が大気圧に達した時に、オートクレーブを開放し、ソックスレー抽出器を回復した。次いで抽出した材料を含有する受器フラスコを脱着し、再秤量して収率を測定した。
【0055】
次いで抽出した材料の1試料をガスクロマトグラフィー/質量分析法(GC/MS)により分析してその組成を測定した。個々の成分応答因子に対する補正は行わなかった。ガスクロマトグラムはパーキンエルマーQ−マス910質量検出器とフレームイオン化検出器とに結合したパーキンエルマー オートシステムXLである。該機械は長さ50mのクロムパック(chrompack)CP SIL5カラムを備えている。分析中は、カラムの温度は200℃に設定し、この温度で30分間保持した。インジェクターの温度は300℃に設定し、フレームイオン化検出器は150℃に設定した。
【0056】
抽出した材料の1試料はまた感覚評価のため移相した。該試料をi−プロピルアルコール中に2重量/重量%に希釈し、この希釈した材料を次いで適当量のシロップ(仕様:4°ブリックス;150ppmの安息香酸)に添加し、該シロップは1000リットルの水に199.91kgのグラニュール糖と0.89kgの安息香酸ナトリウム(防腐剤)とを溶解することにより前もって調製されたものである。次いで得られる組成物は4部の水に対して1部の比率で水で更に希釈した。
【0057】
次いで調製した試料は、選択した対照材料に対して専門家の食味検査パネルにより評価した。対照材料は当該天然生成物の天然に生産する成分に基づくものであり、専門家のパネルによりグループ毎に分類された。抽出物の官能特性についてパネルの見解を収集した。
【0058】
一般的手法B:
抽出すべき天然生成物をセルロース製ソックスレー抽出容器中に秤量した。次いで天然生成物を含有するセルロース製容器をガラス製ソックスレー抽出器に配置し、予備秤量した受器フラスコを抽出器に適所に取付けた。次いで抽出器を、コールドフィンガー凝縮器を備えたオートクレーブに配置し、オートクレーブを密封し、排気した。
【0059】
大体340gの1,1,1,2,3,3,3−ヘプタフルオロプロパン(R−227ea)をシリンダーから玉弁を介してオートクレーブに移送し、次いでオートクレーブを再密封した。オートクレーブ中への溶剤の移送はオートクレーブ内の圧力を上昇させた。次いでオートクレーブの底部部分を加熱した水ジャケットで約50℃に加熱し、冷却流体をコールドフィンガー凝縮器に通送してコールドフィンガーの温度を約10℃に低下させた。抽出は4時間進行させ、この期間は温度及び圧力を監視して15バール(ゲージ圧)を越えないように確保する。溶剤はソックスレー抽出器内を還流し、コールドフィンガー上で凝縮する溶剤は抽出容器の内容物を通って受器フラスコ中に下降する。
【0060】
抽出の完了時に、溶剤は玉弁を開放し溶剤を冷却したホワイティ ボム中に凝縮することにより回復された。オートクレーブ内の圧力が大気圧に達した時に、オートクレーブを開放し、ソックスレー抽出器を回復した。次いで抽出した材料を含有する受器フラスコを脱着し、再秤量して収率を測定した。
【0061】
指示した場合には、抽出した材料の1試料を次いでガスクロマトグラフィー/質量分析法(GC/MS)により分析してその組成を測定した。個々の成分応答因子に対する補正は行わなかった。ガスクロマトグラムはパーキンエルマーQ−マス910質量検出器とフレームイオン化検出器とに結合したパーキンエルマー オートシステムXLである。該機械は長さ50mのクロムパックCP SIL5カラムを備えている。分析中は、カラムの温度を200℃に設定し、この温度で30分間保持した。インジェクターの温度を300℃に設定し、フレームイオン化検出器を150°に設定した。
【0062】
一般的手法C:
抽出すべき天然生成物をセルロース製ソックスレー抽出容器中に秤量し、エタノールを次いで天然生成物バイオマスの重量につき10重量%の装填率で添加した。天然生成物バイオマス及びエタノールを含有するセルロース製抽出容器を次いでガラス製ソックスレー抽出器に配置し、予備秤量した受器フラスコを抽出器に適所に取付けた。次いで抽出器を、コールドフィンガー凝縮器を備えたオートクレーブに配置し、オートクレーブを密封し且つ排気した。
【0063】
大体340gの1,1,1,2,3,3,3−ヘプタフルオロプロパン(R−227ea)をシリンダーから玉弁を介してオートクレーブに移送し、次いでオートクレーブを再密封した。オートクレーブ中への溶剤の移送はオートクレーブ内の圧力を昇圧した。次いでオートクレーブの底部部分を、加熱した水ジャケットで約50℃に加熱し、冷却流体をコールドフィンガー凝縮器に通送してコールドフィンガーの温度を約10℃に低下させた。抽出は4時間進行させ、その期間中は温度及び圧力を監視して15バール(ゲージ圧)を越えないように確保した。溶剤はソックスレー抽出器を還流し、コールドフィンガー上に凝縮する溶剤は抽出容器の内容物を通って受器フラスコ中に下降する。
【0064】
抽出の完了時に、R−227ea溶剤は玉弁を開放し且つ溶剤を冷却したホワイティ ボム中に凝縮することにより回復した。オートクレーブ内の圧力が大気圧に達した時に、オートクレーブを開放し、ソックスレー抽出器を回復した。抽出した材料とエタノール溶剤とを含有する受器フラスコを次いで脱着し、エタノールを回転蒸発器で除去した。次いで受器フラスコを再秤量して収率を測定した。
【0065】
一般的手法D:
これは液−液抽出である。
【0066】
抽出すべき液体の天然生成物を、重質の溶剤相で実験室で慣用的に用いる型式のガラス製液−液抽出容器中に秤量した。予備秤量した受器フラスコを抽出容器に適所に取付けた。次いで抽出容器を、コールドフィンガー凝縮器を備えたオートクレーブに配置し、オートクレーブを密封し且つ排気した。
【0067】
大体340gの1,1,1,2,3,3,3−ヘプタフルオロプロパン(R−227ea)をシリンダーから玉弁を介してオートクレーブ中に移送し、次いでオートクレーブを再密封した。オートクレーブ中への溶剤の移送はオートクレーブの圧力を昇圧した。次いでオートクレーブの底部部分を加熱した水ジャケットで約50℃に加熱し、冷却流体をコールドフィンガー凝縮器に通送してコールドフィンガーの温度を約10℃に低下させた。抽出は2時間又は4時間進行させ、この期間中は温度及び圧力を監視して15バール(ゲージ圧)を越えないように確保する。溶剤は抽出容器内を還流し、コールドフィンガー上に凝縮する溶剤は抽出容器内を下降し次いで受器フラスコ中に下降する。
【0068】
抽出の完了時に、溶剤は玉弁を開放し且つ溶剤を冷却したホワイティ ボム中に凝縮することにより回復した。オートクレーブ内の圧力が大気圧に達した時に、オートクレーブを開放し、液−液抽出容器を回復した。次いで抽出した材料を含有する受器フラスコを脱着し、再秤量して収率を測定した。
【0069】
実施例1
本実施例においては、前記の一般的手法Aを用いて、細断した乾燥済みショウガを抽出した。抽出は4.5時間続行した。
【0070】
黄色/橙色の半透明液体が4.03%の収率で得られた。GC/MS分析は該液体が次の組成を有することを示した。
【0071】
ピネン                   0.12重量%
カンフェン                 1.12重量%
フェランドレン               0.21重量%
リモネン                  0.02重量%
サビエン                  2.89重量%
ユーカリプトール              0.05重量%
セドレン                  14.75重量%
カリオフィレン/ファルネセン        19.06重量%
ジンギベレン                56.55重量%
ビサボレン                 5.23重量%
液体のショウガ抽出液の感覚評価は次の対照材料に対して行なった。
【0072】
(i) 土質の特徴−カンフェン、酢酸ボルニル
(ii) カンキツ類の特徴−シトラール
(iii) 花の特徴−リナルール、ゲラニオール
(iv) ぴりっとした刺激の特徴(Spicy notes)−シンゲロン、ビサボレン
抽出物は次の如く分類された:
強い花/レモンの特性。高い(温い)薬味の特徴。中位〜高位の熱。低い土質の特徴。若干のフェノール性の特徴。
【0073】
実施例2
本実施例においては、前記の一般的手法Aを用いて細断したバニラ鞘を抽出した。バニラ鞘を大体3mmの小片に細断し、該小片を一般的手法による抽出のため抽出容器に配置した。抽出は4.5時間続行した。
【0074】
淡黄色の固体を2.83%の収率で得た。GC/MS分析は該抽出物が次の組成を有することを示した。
【0075】
4−ヒドロキシベンズアルデヒド       0.78重量%
バニリン                 99.22重量%
実施例3
本実施例においては、前記の一般的手法Aを用いて粉砕した丁字を抽出した。抽出は2時間続行した。
【0076】
淡黄色の半透明液体が9.59%の収率で得られた。GC/MS分析は該液体が次の組成を有することを示した。
【0077】
エウゲノール                57.59重量%
カリオフィレン               16.89重量%
α−カリオフィレン              0.53重量%
エウゲノール アセテート          25.0重量%
液体の丁字抽出液の感覚評価をエウゲノール、イソ−エウゲノール、エウゲノール アセテート及び丁字テルペン類に対して行なった。
【0078】
抽出液は次の如く分類された:
エウゲノール、わずかなフェノール性、わずかな石油留分、イソ−エウゲノール、甘味、バルサム様、テルペン様。
【0079】
実施例4
本実施例においては、前記の一般的手法Aを用いて粉砕したスターアニスを抽出した。抽出は2時間続行した。
【0080】
淡黄色/緑色の油が5.77%の収率で得られた。GC/MS分析が示す処によれば該油は次の組成を有した。
【0081】
リモネン                  1.74重量%
p−アニスアルデヒド             0.39重量%
p−アリルアニソール            97.87重量%
油状のスターアニス抽出液の感覚評価をアネソール及びアニスアルデヒドに対して行なった。
【0082】
抽出液は次の如く分類された:
澄明なアネソール、甘味。
【0083】
実施例5
本実施例においては、前記の一般的手法Aを用いてジャスミンを抽出した。ジャスミン コンクリート(11.4g)を溶融し、粒状のバーミキュライト担体(4.5g)上に装填した。ジャスミンで被覆したバーミキュライトを次いで抽出容器に装入し、抽出を一般的手法により行なった。抽出を5.25時間続行した。
【0084】
黄色の半透明液体が41.32%の収率で得られた。GC/MS分析は該液体が次の組成を有することを示した。
【0085】
リナロール                 24.42重量%
酢酸ベンジル                63.29重量%
インドール                  1.15重量%
エウゲノール                 4.5重量%
ジャスモン                  3.91重量%
α−ファルネセン               1.13重量%
未知成分                   1.6重量%
液体ジャスミン抽出液の感覚評価は次の対照材料に対して行なった。
【0086】
花の特徴−ゲラニオール(バラ様/トルコ求肥)
−リナロール(バラ様)
−フェニルエチルアルコール(芳香性花の/ハチミツ様)
他の特徴−インドール(動物様)
−シス−ジャスモネート(ジャスモン)
−酢酸ベンジル(果物様)
抽出液は次の如く分類された:
強いジャスモン及びベンジルアルコールと共に強い花様(PEA)。
【0087】
若干の果物様特徴と共にわずかなバラ様(リナロール)。
【0088】
実施例6
本実施例においては、前記の一般的手法Aを用いて粉砕したコーヒーを抽出した。抽出は4時間続行した。
【0089】
黄色/橙色の固体が3.6%の収率で得られた。
【0090】
実施例7
本実施例においては、前記の一般的手法Aを用いて粉砕したパチョリの葉を抽出した。抽出は4時間続行した。
【0091】
淡黄色の半透明液体が11.15%の収率で得られた。
【0092】
実施例8
本実施例においては、前記の一般的手法Bを用いて29.9gの乾燥した、粉砕済みローズマリー葉を抽出した。
【0093】
黄色/橙色のロウ状油が4.18%の収率で得られた。
【0094】
実施例9
本実施例においては、前記の一般的手法Bを用いて、50.05gの緑茶葉を抽出した。
【0095】
緑色/橙色の固体が2.5%の収率で得られた。
【0096】
実施例10
本実施例においては、前記の一般的手法Bを用いて49.9gの紅茶葉を抽出した。
【0097】
暗緑色の固体が2.2%の収率で得られた。
【0098】
実施例11
本実施例においては、前記の一般的手法Bを用いて60.0gの粉砕ウコンを抽出した。
【0099】
淡橙色の半透明液体が4.58%の収率で得られた。
【0100】
実施例12
本実施例においては、前記の一般的手法Bを用いて50.95gの粉砕した大豆を抽出した。
【0101】
無色の液体が1.57%の収率で得られた。
【0102】
実施例13
本実施例においては、前記の一般的手法Bを用いて50.0gの粉末状吉草根を抽出した。
【0103】
黄色のロウ状油が0.9%の収率で得られた。
【0104】
実施例14
本実施例においては、前記の一般的手法Bを用いて50.05gの乾燥した粉末状のおとぎり草の花を抽出した。
【0105】
黄色のロウ状材料が2.4%の収率で得られた。
【0106】
実施例15
本実施例においては、前記の一般的手法Bを用いて40.0gの乾燥した粉末状のエチナセア(Echinacea)花を抽出した。
【0107】
白色泡様の小滴が3.0%の収率で得られた。
【0108】
実施例16
本実施例においては、前記の一般的手法Bを用いて35.1gの乾燥した粉末状イチョウを抽出した。
【0109】
橙色のロウ状油が3.14%の収率で得られた。
【0110】
実施例17
本実施例においては、前記の一般的手法Bを用いて69.7gの乾燥した粉末状朝鮮人参の根を抽出した。
【0111】
わずかに黄色の油状材料が1.87%の収率で得られた。
【0112】
実施例18
本実施例においては、前記の一般的手法Cを用いて30.05gの乾燥した粉砕済みローズマリーの葉を抽出した。
【0113】
黄色/橙色の半透明の液体が1.35%の収率で得られた。
【0114】
実施例19
本実施例においては、前記の一般的手法Cを用いて50.55gの緑茶葉を抽出した。
【0115】
暗緑色の液体が0.36%の収率で得られた。
【0116】
実施例20
本実施例においては、前記の一般的手法Cを用いて49.95gの紅茶葉を抽出した。
【0117】
暗緑色の液体が0.23%の収率で得られた。
【0118】
実施例21
本実施例においては、前記の一般的手法Cを用いて60.01gの粉砕したウコンを抽出した。
【0119】
橙色の半透明液体が3.68%の収率で得られた。
【0120】
実施例22
本実施例においては、前記の一般的手法Cを用いて50.35gの粉砕した乾燥済み大豆を抽出した。
【0121】
淡黄色の油状エマルジョンが0.84%の収率で得られた。
【0122】
実施例23
本実施例においては、前記の一般的手法Cを用いて49.35gの粉末状吉草根を抽出した。
【0123】
暗緑色/褐色の液体が0.71%の収率で得られた。
【0124】
実施例24
本実施例においては、前記の一般的手法Cを用いて49.9gの乾燥した粉末状おとぎり草の花を抽出した。
【0125】
暗緑色の液体が2.8%の収率で得られた。
【0126】
実施例25
本実施例においては、前記の一般的手法Cを用いて40.1gの乾燥した粉末状エチナセア花を抽出した。
【0127】
黄色の半透明液体が0.96%の収率で得られた。
【0128】
実施例26
本実施例においては、前記の一般的手法Cを用いて34.95gの乾燥した粉末状イチョウを抽出した。
【0129】
暗緑色の液体が1.72%の収率で得られた。
【0130】
実施例27
本実施例においては、前記の一般的手法Bを用いて1.2gのローズ コンクリートを抽出した。
【0131】
桃色の芳香油が8.0%の収率で得られた。
【0132】
GC/MS分析をこの油について行なった。この油は次の成分を含有した。
【0133】
フェニルエチル アルコール
β−シトロネルロール
ネロール
ゲラニオール
実施例28
本実施例においては、前記の一般的手法Bを用いて1.75gのオークモス コンクリートを抽出した。
【0134】
無色の芳香油が45.7%の収率で得られた。
【0135】
実施例29
本実施例においては、前記の一般的手法Bを用いて0.62gのエニシダ コンクリートを抽出した。
【0136】
無色の芳香油が得られた。
【0137】
実施例30
本実施例においては、前記の一般的手法Bを用いて43.9gの粉砕した西アフリカ カカオ豆を抽出した。
【0138】
強いカカオ芳香を有する白色のロウ状固体が2.0%の収率で得られた。
【0139】
実施例31
本実施例においては、前記の一般的手法Bを用いて44.1gの粉砕したインド黒コショウを抽出した。
【0140】
白色固形分を有する淡黄色油が5.0%の収率で得られた。
【0141】
GC/MS分析を該組成物について行なった。該組成物は次の成分を含有した。
【0142】
α−ピネン
サビネン
β−ピネン
3−カレン
リモネン
β−フェランドレン
コパエン
カリョフィレン
実施例32
本実施例においては、前記の一般的手法Bを用いて43.5gの粉砕したピンクペッパーを抽出した。
【0143】
白色固形分を有する淡黄色油が5.5%の収率で得られた。
【0144】
GC/MS分析を該組成物について行なった。該組成物は次の成分を含有した。
【0145】
α−ピネン
サビエン
β−ミルセン
β−ピネン
α−フェランドレン
3−カレン
リモネン
リナリル アセテート
β−フェランドレン
コパエン
カリョフィレン
ゲルマクレン
実施例33
本実施例においては、前記の一般的手法Bを用いて31.65gの粉砕した四川省コショウを抽出した。
【0146】
結晶質の固体を有する淡黄色油が4.6%の収率で得られた。
【0147】
GC/MS分析を該組成物について行なった。該組成物は次の成分を含有した。
【0148】
α−ピネン
サビネン
β−トランス オシメン
p−シメン
リモネン
β−フェランドレン
シス−チューヤン−4−オール
リナロール
カリョメントン
1−(4−ヒドロキシ−3,5−ジメトキシフェニル)−エタノン
実施例34
本実施例においては、前記の一般的手法Bを用いて12.2gの粉砕した乾燥済みハッカの葉を抽出した。
【0149】
淡緑色の油が7.8%の収率で得られた。
【0150】
GC/MS分析をこの油について行なった。この油は次の成分を含有した。
【0151】
ユーカリプトール
トランス−チュ−ヤン−4−オール
p−メントン
イソメントン
ネオメントール
メントール
プレゴン
3−カルボメントン
メンチル アセテート
β−ファルネセン
カリョフィレン
実施例35
本実施例においては、前記の一般的手法Bを用いて26.7gの粉砕したタイサンボク樹皮を抽出した。
【0152】
黄色油が5.6%の収率で得られた。
【0153】
GC/MS分析をこの油について行なった。この油は次の成分を含有した。
【0154】
カリョフィレン
β−セリネン
カリョフィレン オキシド
ユーデスモール
β−ユーデスモール
実施例36
本実施例においては、前記の一般的手法Cを用いて1.45gのバラ コンクリートを抽出した。
【0155】
桃色の芳香油が3.6%の収率で得られた。
【0156】
実施例37
本実施例においては、前記の一般的手法Cを用いて29.8gの粉砕したタイサンボク樹皮を抽出した。
【0157】
黄色油が2.3%の収率で得られた。
【0158】
実施例38
本実施例においては、前記の一般的手法Dを用いて33.9gのカリフォルニア白色グレープフルーツ油を抽出した。抽出は2時間続行した。
【0159】
淡黄色油が43.7%の収率で得られた。この油は色がより淡色であり、元の油よりも強い果実芳香を有した。
【0160】
実施例39
本実施例においては、前記の一般的手法Dを用いて42.8gのシシリー島CPレモン油を抽出した。抽出は2時間続行した。
【0161】
淡黄色油が84.6%の収率で得られた。この油は色がより淡色であり、元の油よりも強い果実芳香を有した。
【0162】
実施例40
本実施例においては、前記の一般的手法Dを用いて40.9gのメキシコ ライム油を抽出した。抽出は4時間続行した。
【0163】
元の油と同様な特性を有する油が94%の収率で得られた。

Claims (20)

  1. 成分部分として当該の化合物又は組成物を含有する原料から該化合物又は組成物を抽出する方法において、次の工程即ち(1)原料をヘプタフルオロプロパン含有抽出溶剤と接触させて原料から当該化合物又は組成物を溶剤中に抽出し、(2)抽出した化合物又は組成物を含有する溶剤を原料から分離する工程からなる、溶剤抽出方法。
  2. 原料は植物起源の原料であり、抽出すべき組成物は香味料又は芳香剤である請求項1記載の方法。
  3. 香味料又は芳香剤は油、コンクリート又は含油樹脂に包含される請求項2記載の方法。
  4. 原料から抽出すべき化合物又は組成物は生物学的に活性な化合物又はその前駆体を含有する請求項1記載の方法。
  5. 生物学的に活性な化合物は有害生物殺滅剤又はその前駆体である請求項4記載の方法。
  6. 生物学的に活性な化合物は製薬上活性な物質又はその前駆体である請求項4記載の方法。
  7. 生物学的に活性な化合物は栄養補助食品又はその前駆体である請求項4記載の方法。
  8. 抽出溶剤は1,1,1,2,3,3,3−ヘプタフルオロプロパン(R−227ea)を含有する請求項1〜7の何れかに記載の方法。
  9. 抽出溶剤はヘプタフルオロプロパンに加えて補助溶剤を含有する請求項1〜8の何れかに記載の方法。
  10. 補助溶剤は少なくとも1種のC2 ̄6炭化水素を含有する請求項9記載の方法。
  11. 2 ̄6炭化水素はアルカン類及びシクロアルカン類から選択される請求項10記載の方法。
  12. 補助溶剤はエタン、n−プロパン、i−プロパン、n−ブタン及びi−ブタンから選んだ少なくとも1種の化合物を含有する請求項11記載の方法。
  13. 補助溶剤はn−ブタンを含有する請求項12記載の方法。
  14. 補助溶剤は式R−O−R(但しR及びRは個々にC アルキル基である)の少なくとも1種の炭化水素エーテルを含有する請求項9記載の方法。
  15. 補助溶剤はジメチルエーテル、メチルエチルエーテル及びジエチルエーテルから選んだ少なくとも1種のエーテルを含有する14記載の方法。
  16. 補助溶剤はジメチルエーテルを含有する請求項15記載の方法。
  17. 補助溶剤はC アルカノール類及びC アルカン酸のC アルキルエステル類から選んだ少なくとも1種の化合物を含有する請求項9記載の方法。
  18. 補助溶剤はエタノール及び酢酸エチルから選ばれる請求項17記載の方法。
  19. 抽出溶剤は液体形である請求項1〜18の何れかに記載の方法。
  20. −60〜150℃の範囲の温度で行なう請求項1〜19の何れかに記載の方法。
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