【０００１】
発明の背景及び概要
本発明は繊維ストランドを凝縮するための紡糸機の装置に関し、それは延伸装置の前方ローラー対の下流に配置された凝縮帯域を含み、凝縮帯域を通して繊維ストランドを輸送する空気透過性輸送ベルトを含み、凝縮帯域に配置された吸引チャネルを含み、この吸引チャネルがスライド表面上で輸送ベルトを案内するものであり、更にスライド表面内に配置された吸引スリットを含み、凝縮帯域の終わりにニップローラーを含み、このニップローラーが繊維ストランドを輸送ベルトに対してかつ輸送ベルトをスライド表面に対して押圧するものであり、更にまた輸送ベルトを駆動する摩擦駆動を含み、前記摩擦駆動は駆動底シリンダーとそれに対して押圧された加圧ローラーからなる前方ローラー対のローラーから駆動されている。
【０００２】
延伸された繊維ストランドが延伸装置の前方ローラー対の直ぐ下流で紡糸撚りを与えられるとき、いわゆる紡糸三角形が前方ローラー対のニップラインで起こる。これは延伸された繊維ストランドがある幅を持つ延伸装置を離れて比較的小さな直径を持つ糸に撚られるために発生する。紡糸三角形は側繊維を含み、これらは撚られた糸中に適正に結合されず従って紡糸された糸の引張強度に殆どまたは全く寄与しない。近時、凝縮帯域が延伸装置の延伸帯域の下流に配置されており、この凝縮帯域は逆にニップラインにより境界付けられている。その下流でのみ糸はその紡糸撚りを与えられる。繊維は凝縮帯域内で束ねられまたは凝縮され、それにより繊維ストランドはそれが最も下流のニップラインを離れるときに細いので恐れる紡糸三角形は起こらない。紡糸された糸はそのときより均一で、引裂抵抗性でけば立ちが少ない。
【０００３】
非常に種々の凝縮帯域が繊維ストランドを凝縮する役目をし、更に上述の形式の装置が過去に立証された。この形式の装置は一方ではドイツ公開特許出願１９９１１３３３で他方ではドイツ公開特許出願１９８３７１８１で知られている。両装置の場合において、空気透過性輸送ベルトは延伸装置の前方ローラー対から駆動されている摩擦駆動により駆動される。
【０００４】
ドイツ公開特許出願１９９１１３３３の装置において、ニップローラーは輸送ベルトの駆動の役目をする。ニップローラーは逆に駆動ベルトを介して前方ローラー対の加圧ローラーにより駆動される。
【０００５】
対照的に、ドイツ公開特許出願１９８３７１８１の装置の場合において、ニップローラーは輸送ベルトにより駆動され、輸送ベルトは逆に延伸装置の前方ローラー対の底シリンダーに輪掛けされる。
【０００６】
ドイツ公開特許出願１９９１１３３３の摩擦駆動の場合において、延伸装置の前方ローラー対の加圧ローラーにおいて並びにニップローラーにおいて摩擦対が存在する。これは前方ローラー対の周速に対応しない輸送ベルトの速度をもたらすことができる。ドイツ公開特許出願１９８３７１８１の摩擦駆動の場合において、輸送ベルトの駆動は輸送ベルトによる前方ローラー対の底シリンダーの輪掛けのため、速度移転に関して実に非常に正確であるが、輸送ベルトは前方ローラー対のニップ圧力により重みを掛けられる。しかし、ニップ圧力はそれが延伸装置の主延伸帯域を境界付けるので、輸送ベルトの駆動のために必要なものより極めて高い。
【０００７】
本発明の目的は輸送ベルトのための延伸装置の前方ローラー対から駆動される摩擦駆動を作ることにあり、そこでは輸送ベルトの速度は前方ローラー対の周速にできるだけ近いように適合させられ、更に不必要に高いレベルのニップ圧力が輸送ベルト上に働かない。
【０００８】
この目的は本発明により摩擦駆動に配置された前方ローラー対のローラーが輸送ベルトを駆動し、それをスライド表面に押圧することにより達成された。
【０００９】
この実施例において、前方ローラー対の周速は更なる摩擦を構成する如何なる中間ギヤなしで輸送ベルトに直接移転され、それにより加えて輸送ベルトは前方ローラー対のニップ圧力にさらされない。また今や凝縮工程に影響する吸引スリットが駆動ローラーの駆動ニップラインから凝縮帯域を境界付けるニップローラーのニップラインまで延びることができる。摩擦駆動に配置されたローラーが前方ローラー対の加圧ローラーであるとき、ドイツ公開特許出願１９９１１３３３の立証された設計の基本的実施例が維持されることができる。
【００１０】
この発明の一実施例において、一方では加圧ローラーがそれに配置された底シリンダー上に及びスライド表面上に種々のニップ圧力を持って配置されることを可能とする。従ってより大きなニップ圧力に対する延伸装置のドラフトの要求と比較的低いニップ圧力に対する輸送ベルトの摩擦駆動の要求との折合いがつく。変化するニップ圧力は加圧ローラーに負荷する重み付けばねの幾何学的配置により達成されることができる。
【００１１】
本発明による非常に直接的な摩擦駆動にもかかわらず、なお追加的にニップローラーを加圧ローラーから中間ギヤを介して駆動することができる。輸送ベルトは従って二点で、すなわち直接的に延伸装置の前方ローラー対のローラーにより、及び中間ギヤを介してニップローラーにより、積極的に駆動される。中間ギヤの場合において、歯付きベルト駆動または歯付きホイール駆動が含まれることができる。
【００１２】
図面の簡略説明
本発明のこれらの及び更なる目的、特徴及び利点は添付図面に関してなされる以下のその詳細な説明からより容易に明らかとなるであろう。図面において：
図１は本発明による凝縮のための装置の輸送ベルトの摩擦駆動の部分的断面側面図であり、
図２は実際の凝縮帯域の図１の矢印ＩＩの方向の図である。
【００１３】
図面の詳細な説明
紡糸機、特にリング紡糸機の、各紡糸ステーションに配置された延伸装置１の終端領域のみが図１と２に示されている。延伸装置１の前方ローラー対２、並びにその上流に配置された底エプロン４と上エプロン５を含むエプロンローラー対３を見ることができる。前方ローラー対２は連続的に機械の縦方向に延びる駆動底シリンダー６並びに各紡糸ステーションに配置された加圧ローラー７を含む。
【００１４】
延伸装置１内でスライバまたはロービング８が既知の方法で輸送方向Ａに希望の繊度に延伸される。延伸装置１の延伸帯域は前方ローラー対２の前方ニップライン９で終わる。
【００１５】
前方ニップライン９の下流に延伸されているがまだ撚りのない繊維ストランド１０が存在し、これは上述の理由のため凝縮されまたは束ねられるべきである。延伸装置１の直ぐ下流で、繊維ストランド１０は凝縮帯域１１を通して案内され、そこで繊維ストランド１０はその繊維の横方向集合により狭くなり、従って紡糸撚りが更に下流で与えられるとき、上述の恐れる紡糸三角形は起きない。
【００１６】
空気透過性輸送ベルト１２は凝縮される繊維ストランド１０を凝縮帯域１１を通して輸送する役目をし、この輸送ベルト１２上に繊維ストランド１０は吸引空気流により保持される。輸送ベルト１２は有利には目の細かい微細フィラメント糸から織られており従って既に空気透過性である織られたベルトからなり、従って輸送ベルト１２内に穿孔が作られる必要がない。
【００１７】
輸送ベルト１２は凝縮帯域１１の領域内でスライド表面１３上を案内され、このスライド表面は複数の紡糸ステーションに沿って延びる吸引チャネル１４の外部輪郭により形成される。吸引チャネル１４は中空異形材として設計され、その中に減圧が存在する。吸引チャネル１４の内側は複数の紡糸ステーションに配置された減圧導管１５を介して減圧源（図示せず）に連結される。吸引スリット１６がスライド表面１３内に設けられ、この吸引スリット１６は輸送ベルト１２の移動方向に対してわずかに斜めに配置されており、凝縮帯域１１の終わりまで延びる。繊維ストランド１０は凝縮時に吸引スリット１６のわずかに斜めの配置の結果として追加的な軽い偽撚りを受ける。
【００１８】
吸引チャネル１４はそれが同時に輸送ベルト１２のための引張り要素としての役目をするような方法でその輪郭を設計される。
【００１９】
ニップローラー１７は凝縮帯域１１内の紡糸撚りを妨害し、このニップローラー１７は前記凝縮帯域１１の出口側をニップライン１８により境界付け、このニップラインまで吸引スリット１６は延びる。ニップローラー１７は繊維ストランド１０を輸送ベルト１２に対して押圧しかつ同時に輸送ベルト１２をスライド表面１３に対して押圧する。
【００２０】
ニップライン１８の直ぐ下流で作られた糸１９はその紡糸撚りを受け、その時それは送出方向Ｂに撚り装置、例えばリングスピンドルに供給される。
【００２１】
ニップライン１８は撚り妨害として作用し、従って紡糸撚りは凝縮帯域１１中に遡及しない。
【００２２】
輸送ベルト１２は摩擦駆動により駆動され、この摩擦駆動は本発明により前方ローラー対２のローラー、図示の場合加圧ローラー７から引き出される。加圧ローラー７は、延伸装置１の前方ニップライン９の直ぐ下流に更なるニップライン、いわゆる駆動ニップライン２０を持って、スライド表面１３上に配置され、それにより繊維ストランド１０は輸送ベルト１２に対してかつ輸送ベルト１２はスライド表面１３に対して押圧される。駆動ニップライン２０でのニップ圧力は前方ニップライン９でのニップ圧力より極めて低くすることができる。加圧ローラー７による直接摩擦駆動のため、前方ローラー対２の周速は直接輸送ベルト１２に移転され、それにより吸引スリット１６がちょうどニップローラー１７にまでのみならず加圧ローラー７にまでも延びることができるという追加の利点が発生する。
【００２３】
本発明による説明された摩擦駆動はニップローラー１７が追加的に中間ギヤ２１を介して加圧ローラー７により駆動されることができ、逆に追加的に輸送ベルト１２を駆動するという事実を排除しない。絶対的に必要ではない中間ギヤ２１は一点鎖線によってのみ示されており、かつ歯付きベルトまたは歯付きホイールの組合せを含むことができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】
本発明による凝縮のための装置の輸送ベルトの摩擦駆動の部分的断面側面図である。
【図２】
実際の凝縮帯域の図１の矢印ＩＩの方向の図である。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION AND SUMMARY OF THE INVENTION The present invention relates to a spinning apparatus for condensing fiber strands, which includes a condensing zone located downstream of a forward roller pair of a drawing device, and transports the fiber strands through the condensing zone. An air permeable transport belt, comprising a suction channel disposed in the condensation zone, the suction channel guiding the transport belt on the slide surface, and further including a suction slit disposed in the slide surface; A nip roller at the end of the condensing zone, the nip roller pressing the fiber strands against the transport belt and the transport belt against the slide surface, and further comprising a friction drive for driving the transport belt; Friction drive is driven by a pair of forward rollers consisting of a drive bottom cylinder and a pressure roller pressed against it. It is.
[0002]
When the drawn fiber strands are given a spinning twist immediately downstream of the forward roller pair of the drawing apparatus, a so-called spinning triangle occurs at the nip line of the forward roller pair. This occurs because the drawn fiber strands leave a certain width drawing device and are twisted into a yarn having a relatively small diameter. The spun triangles include side fibers that are not properly bonded into the twisted yarn and thus contribute little or no tensile strength to the spun yarn. Recently, a condensation zone has been arranged downstream of the stretching zone of the stretching device, which is conversely bounded by a nip line. Only downstream of it the yarn is given its spinning twist. The fibers are bundled or condensed in the condensing zone, so that no fear of spinning triangles occurs because the fiber strands are thin as they leave the most downstream nip line. The spun yarn is then more uniform, tear resistant and less brittle.
[0003]
A wide variety of condensing zones serve to condense the fiber strands, and furthermore, devices of the type described above have been proven in the past. A device of this type is known on the one hand from DE 199 11 333 and on the other hand from DE 198 37 181. In both cases, the air permeable transport belt is driven by a friction drive driven from the forward roller pair of the stretching device.
[0004]
In the device of DE 199 11 333, the nip rollers serve to drive the transport belt. The nip roller is conversely driven by a pressure roller of a front roller pair via a drive belt.
[0005]
In contrast, in the case of the device of DE-A 198 37 181, the nip rollers are driven by a transport belt, which in turn is hung on the bottom cylinder of the front roller pair of the stretching device.
[0006]
In the case of the friction drive of DE-A 911 333, there is a friction pair at the pressure roller of the front roller pair of the stretching device as well as at the nip roller. This can result in a transport belt speed that does not correspond to the peripheral speed of the forward roller pair. In the case of the friction drive of DE 198 37 181 the driving of the transport belt is indeed very accurate with respect to speed transfer due to the looping of the bottom cylinder of the front roller pair by the transport belt, but the transport belt is driven by the forward roller pair. Weight can be multiplied by nip pressure. However, the nip pressure is much higher than that required for driving the transport belt, since it bounds the main stretching zone of the stretching apparatus.
[0007]
The object of the present invention is to create a friction drive driven from the forward roller pair of the stretching device for the transport belt, wherein the speed of the transport belt is adapted as close as possible to the peripheral speed of the forward roller pair, Furthermore, unnecessarily high levels of nip pressure do not work on the transport belt.
[0008]
This object has been achieved according to the invention in that the rollers of a front roller pair arranged in a friction drive drive the transport belt and press it against the slide surface.
[0009]
In this embodiment, the peripheral speed of the front roller pair is transferred directly to the transport belt without any intermediate gears that create additional friction, so that the transport belt is not exposed to the nip pressure of the front roller pair. Also, the suction slit that now affects the condensation process can extend from the drive nip line of the drive roller to the nip line of the nip roller that bounds the condensation zone. When the rollers arranged in the friction drive are pressure rollers of a front roller pair, the basic embodiment of the proven design of DE-A 1991 333 can be maintained.
[0010]
In one embodiment of the invention, on the one hand, it enables the pressure roller to be arranged with different nip pressures on the bottom cylinder arranged on it and on the slide surface. The tradeoff between drafting draft of the drawer for higher nip pressures and friction drive of the transport belt for lower nip pressures is therefore compromised. The changing nip pressure can be achieved by the geometry of the weighting spring which loads the pressure roller.
[0011]
Despite the very direct friction drive according to the invention, the nip roller can still be driven from the pressure roller via an intermediate gear. The transport belt is therefore actively driven at two points, i.e. directly by the rollers of the forward roller pair of the stretching device and by the nip rollers via an intermediate gear. In the case of an intermediate gear, a toothed belt drive or a toothed wheel drive can be included.
[0012]
BRIEF DESCRIPTION OF THE DRAWINGS These and further objects, features and advantages of the present invention will become more readily apparent from the following detailed description thereof, taken in conjunction with the accompanying drawings. In the drawing:
FIG. 1 is a partial cross-sectional side view of a friction drive of a transport belt of an apparatus for condensation according to the present invention;
FIG. 2 is a view of the actual condensation zone in the direction of arrow II in FIG.
[0013]
Detailed description of the drawings Only the end region of the drawing device 1 arranged at each spinning station of a spinning machine, in particular a ring spinning machine, is shown in Figures 1 and 2. One can see the front roller pair 2 of the drawing device 1 as well as the apron roller pair 3 comprising a bottom apron 4 and a top apron 5 arranged upstream thereof. The front roller pair 2 includes a drive bottom cylinder 6 which extends continuously in the longitudinal direction of the machine and a pressure roller 7 arranged at each spinning station.
[0014]
The sliver or roving 8 is drawn in the drawing device 1 in the transport direction A to a desired fineness in a known manner. The stretching zone of the stretching device 1 ends at the front nip line 9 of the front roller pair 2.
[0015]
Downstream of the front nip line 9 is a stretched but untwisted fiber strand 10 which must be condensed or bundled for the reasons described above. Immediately downstream of the drawing device 1, the fiber strands 10 are guided through a condensing zone 11, where the fiber strands 10 become narrower due to their lateral collection of fibers, so that when the spinning twist is applied further downstream, the above-mentioned feared spinning triangles Does not happen.
[0016]
The air permeable transport belt 12 serves to transport the condensed fiber strands 10 through the condensing zone 11, on which the fiber strands 10 are held by a suction air flow. The transport belt 12 advantageously comprises a woven belt which is woven from fine filament yarns and is therefore already air permeable, so that no perforations need to be made in the transport belt 12.
[0017]
The transport belt 12 is guided on a slide surface 13 in the region of the condensing zone 11, which slide surface is formed by the outer contour of a suction channel 14 extending along a plurality of spinning stations. The suction channel 14 is designed as a hollow profile, in which there is a reduced pressure. The inside of the suction channel 14 is connected to a reduced pressure source (not shown) via reduced pressure conduits 15 arranged at a plurality of spinning stations. A suction slit 16 is provided in the slide surface 13, which is arranged slightly oblique to the direction of movement of the transport belt 12 and extends to the end of the condensation zone 11. The fiber strands 10 undergo an additional light false twist during condensation as a result of the slightly oblique arrangement of the suction slits 16.
[0018]
The suction channel 14 is contoured in such a way that it simultaneously serves as a pulling element for the transport belt 12.
[0019]
The nip roller 17 hinders the twisting of the spinning in the condensing zone 11, which borders the outlet side of said condensing zone 11 by a nip line 18, to which the suction slit 16 extends. The nip rollers 17 press the fiber strands 10 against the transport belt 12 and at the same time press the transport belt 12 against the sliding surface 13.
[0020]
The yarn 19 produced immediately downstream of the nip line 18 undergoes its spinning, when it is fed in the delivery direction B to a twisting device, for example a ring spindle.
[0021]
The nip line 18 acts as a twist hinder, so that the spin twist does not run back into the condensing zone 11.
[0022]
The transport belt 12 is driven by a friction drive, which is drawn from the rollers of the front roller pair 2, in the case shown, from the pressure roller 7, according to the invention. The pressure roller 7 is arranged on the slide surface 13 with a further nip line, a so-called drive nip line 20 immediately downstream of the front nip line 9 of the drawing device 1, whereby the fiber strands 10 are transferred to the transport belt 12. The transport belt 12 is pressed against the slide surface 13. The nip pressure at the drive nip line 20 can be much lower than the nip pressure at the front nip line 9. Due to the direct friction drive by the pressure roller 7, the peripheral speed of the front roller pair 2 is transferred directly to the transport belt 12, whereby the suction slit 16 extends not only to the nip roller 17 but also to the pressure roller 7. An additional advantage arises that can be.
[0023]
The described friction drive according to the invention does not exclude the fact that the nip roller 17 can additionally be driven by the pressure roller 7 via the intermediate gear 21 and, conversely, additionally drives the transport belt 12. . The intermediate gear 21, which is not absolutely necessary, is indicated only by dash-dot lines and can include a combination of toothed belts or wheels.
[Brief description of the drawings]
FIG.
1 is a partial sectional side view of a friction drive of a transport belt of a device for condensation according to the invention.
FIG. 2
FIG. 2 is a view of the actual condensation zone in the direction of arrow II in FIG. 1.
