JP2004511318A - 安全かみそり - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、ブレードユニット組立体がハンドルによって担持されるとともに、剃られる肌の表面を横切るようにハンドルによって移動される、鋭い切刃を有する少なくとも1つのブレード部材を備えた種類の安全かみそりに関する。ブレードユニットは、着脱可能にかみそりハンドルに取り付けられ、ブレードの切れ味が満足できないレベルまで低下したときに新しいものと交換できるようになっており、あるいはブレードの切れ味が悪くなったときにはかみそり全体を捨てる意図の下にハンドルに固定的に取り付けられている。着脱可能で交換可能なブレードユニットは、一般にかみそりカートリッジと呼ばれている。
【0002】
毛剃り中に肌と接する部品が肌の表面に対する適合(順応)状態を保つようにする目的で、ブレードユニットを毛剃り中に可動となるようにハンドル上に取り付けるための様々な提案がなされてきている。例えば、現在市販されている多くのかみそりは、そこに組み込まれた細長いブレードの切刃に対して平行に延びる長手方向軸線の回りで回動自在となったブレードユニットを有している。WO97/26119およびWO99/04938には、剛性のブレードユニットのかみそりハンドルに対する更なる動きの自由度を許容するようなブレードユニット支持構造を有した安全かみそりが記載されている。また、ブレードユニットを、毛剃り力の下で撓むことができるよう、その両端部における支持点同士の間で柔軟なもの(可撓性)とする提案もなされている。WO88/04980には、柔軟なブレード要素が変形可能な発泡材ブロックによって担持されているような、もう1つの構造が記載されている。その構造では、かみそりが発泡材ブロックによって保持されているので、独立したハンドルは存在していない。これらの様々な企てにも拘わらず、毛剃り中に肌の輪郭に密接に適合できるようなブレードユニットを有する安全かみそりに対するニーズが依然として存在している。
【0003】
本発明は、前述したニーズを満たすという目的を有するものであり、本発明によれば、安全かみそりブレードユニットであって、当該ブレードユニットの長さ方向に延びる鋭利な切刃を有した少なくとも1つのブレードと、この少なくとも1つのブレードを支持する支持構造と、を備え、前記支持構造は、毛剃り中に当該ブレードユニット上に負荷される毛剃り力の下で、当該ブレードユニットの長さ方向に沿って弾性的に柔順であると共に、ばね要素を含んでおり、このばね要素は、当該ばね要素の作用する領域内に負荷される毛剃り力の下での当該ブレードユニットの局所的な変形に抵抗するように当該ブレードユニットに沿って配置されたいる、ことを特徴とするブレードユニットが提供される。
【0004】
好適な実施形態においては、当該ブレードユニットに沿って数個の前記ばね要素が分散配置され、各ばね要素が、変形の程度に関わらす実質的に一定の復元力を及ぼすようにして変形可能となっている。
【0005】
そのような組立によって、毛剃り力の下でのブレードユニットの変形量を、その長さに沿って変化させることが可能となる。これにより、ブレードユニットによって肌に及ぼされる力が当該ブレードユニットの長さに沿って略均一となるようにしつつ、当該ブレードユニットを、その長さに沿って肌の起伏に適合させることができる。その結果、ある限定された領域内において肌に対してブレードユニットが強い力で押し付けられることによる不快感を引き起こすことなく、ブレードユニットと肌の輪郭との間の密接な適合状態を達成することが可能となる。
【0006】
前記ばね要素は、湾曲によって弾性変形するように形成されており、また、弾性的に柔軟な材料のウェブからなっていると都合がよい。これに代えて、ばね要素が、ブレードユニットの通常の変形範囲に渡って実質的に一定の力を及ぼすことができるような、板ばねや他のばね装置を備えていてもよい。
【0007】
本発明による安全かみそりブレードユニットの一形態は、鋭利な切刃を有した少なくとも1つのブレードと、この少なくとも1つのブレードを支持する、ブレード・プラットフォーム構造と、中間構造と、ベースと、ヒンジ連結部と、ばね要素とを有した支持構造と、を備え、前記プラットフォーム構造は、前記少なくとも1つのブレードを担持すると共に、前記少なくとも1つのブレードの前方に位置する前部と、前記少なくとも1つのブレードの後方に位置する後部とを有し、前記ヒンジ連結部は、前記中間構造と、前記ブレード・プラットフォーム構造の前部との間に設けられ、前記中間構造は、前記ブレード・プラットフォーム構造の前部が前記ベースに向かって移動可能かつ前記ベースから遠ざかるように移動可能となるよう、前記ベースに対して可動に取り付けられ、前記ばね要素は、前記ブレード・プラットフォーム構造の前部が前記ベースから遠ざかる向きに付勢されるように作用すると共に、前記ブレード・プラットフォーム構造の後部が前記ヒンジ連結部の回りで前記ベースから遠ざかる回動方向に付勢されるように作用し、数個の前記ばね要素が、前記ブレード・プラットフォーム構造の各部分に作用するよう、当該ブレードユニットに沿って配置され、前記ブレード・プラットフォーム構造の各部分が、前記ブレード・プラットフォーム構造の他の部分の対応した変位を伴うことなく、前記ばね要素の作用に抗して変位可能である。
【0008】
本発明の他の局面によれば、安全かみそりブレードユニットであって、鋭利な切刃を有した少なくとも1つのブレードと、この少なくとも1つのブレードを支持する、ブレード・プラットフォーム構造と、サブフレームと、ベースと、ばね要素とを有した支持構造と、を備え、前記プラットフォーム構造は、前記少なくとも1つのブレードを担持し、前記サブフレームは、前記少なくとも1つのブレードの前方で前記ブレード・プラットフォームにヒンジ結合された前縁部と、前記ベースにヒンジ結合された後縁部とを有し、前記ばね要素は、前記ブレード・プラットフォーム構造を前記ベースから遠ざかる方向に付勢するよう、前記サブフレームと前記ブレード・プラットフォーム構造との間に作用すると共に、前記サブフレームと前記ベースとの間に作用する、ことを特徴とする安全かみそりブレードユニットが提供される。
【0009】
ブレードユニットに沿って数個の前記ばね要素が分散配置され、これらのばね要素が、前記サブフレームと、前記ブレード・プラットフォーム構造の各部分との間に作用するようにしてもよい。また、ブレードユニットに沿って数個の前記ばね要素が分散配置され、これらのばね要素が、前記ベースと、前記サブフレームの各部分との間に作用するようにしてもよい。
【0010】
一般に好適な実施形態においては、前記支持構造は、1つないし複数の前記ブレードがその上に担持される上側フレームと、サブフレームとを含み、前記ばね要素は、前記上側フレームと前記サブフレームとの間に介在される。
【0011】
前記支持構造が、ゴムないしゴム状の材料の一体成型によって形成されていて、前記ばね要素が、前記上側フレームと一体になっていると共に、前記ブレードユニットのサブフレームとも一体になっていると都合がよい。一体成型品として形成される支持構造によって、構成部品の組立が最小限となるので、ブレードユニットの製造が容易となる。
【0012】
前記支持構造の前部において、前記上側フレームが前記サブフレームにヒンジ結合されていることが好ましく、成型構造により、それらの間の連結を一体ヒンジによってもたらすことができると都合がよい。前記上側フレームと前記サブフレームとの間のヒンジ結合は、当該上側フレームにその前部付近で及ぼされる負荷力の下で、下方へ(一般的にはハンドルに向かって)変位可能であることが好ましい。前記サブフレームは、下に位置するベースに対して、懸架ばねの作用に抗して当該ベースに向かって移動可能となるように支持されてもよい。これらの懸架ばねも、前記サブフレームに対して実質的に一定の復帰力が及ぼされるように、湾曲によって変形する弾性的に柔軟な材料でできたウェブによって形成されていてもよい。
【0013】
前記上側フレームは、毛剃りストローク中にブレードの前方で肌に接するためのガード表面と、ブレードの後方で肌に接するためのキャップ表面とを形成していてもよい。これに代えて、別体のガード要素および/または別体のキャップ要素を上側フレーム上に取り付けてもよい。但し、そのような別体の要素は全て、自らその長さに沿って実質的な柔軟性を示す必要があり、或いは、おそらく、肌の輪郭に対して適合する上側フレームの撓曲を妨げないように、複数の短い断片に分割される必要があるであろう。有利に提供され得る当該要素の一形式は、ブレードユニットの前縁ないし後縁に隣接して配置され得るような潤滑ストリップである。そのようなストリップは、それ自体周知の方式によって、毛剃り中に肌の表面に潤滑剤を供給するようになされている。
【0014】
本発明のもう1つの実施形態においては、1つないし複数の前記ブレードが、ブレードユニットに沿って間隔を置いて配置されると共にブレードユニットの長さ方向に対して略直交して延びる一連の別体式上側フレーム部材によって構成された上側フレームで担持される。これらの上側フレーム部材は、それぞれのばね要素によって作用されるようになっている。各上側フレーム部材の前端部は、ブレードユニットの長さ方向に延びる軸線の回りで各ばね要素の作用に抗して移動できるように取り付けられている。この上側フレーム部材が上方の回動位置に向かって付勢されるよう、当該部材の前端部に取り付けられてその前端部から後方へ延びるアーム上にばねが作用するようにしてもよい。ばねがアームに対してピンを上方へ付勢し、そのピンがベースフレームに対して上下動可能に案内されると共に、このピンの移動方向に対して略平行に上下動可能に案内された支持ポスト上に前記上側フレーム部材が回動自在に取り付けられるようにすると都合がよい。これにより、前記上側フレーム部材の前端部が、ブレードユニット上に負荷される毛剃り力の下で、前記ばね要素によって及ぼされる復元力に抗して下方へ移動可能となる。
【0015】
本発明のブレードユニットは、単一のブレード、複数、例えば2,3,4ないしそれ以上のブレードを有していてもよい。複数のブレードは、それらの鋭い切刃を互いに略平行にして、ブレードユニットに沿って、包含され連続的に延びていることが好ましい。これらのブレードは、肌の輪郭に適合するように柔軟である。もう1つの可能性は、ブレードユニットに沿って数個のブレードの断片を配置して、それらが前記上側フレーム部材の撓曲に従って互いに相対的に移動できるようにすることである。ブレードユニットの組立を容易にするためには、ブレードの下側に取り付けられる横断方向ストリップによって、ブレード同士を相互連結することが好ましい。これらのストリップとブレードが一緒になって、非変形状態においてブレードおよびストリップが実質的に同一平面上にあるような可撓性ブレード組立体を形成し、ブレード組立体の柔軟性を向上させる。
【0016】
上記ブレードは、英国特許出願第0025339.3号および当該出願に基づく優先権を主張した国際特許出願に記載されているようにすることが好ましい。
【0017】
本発明の上述した、あるいは他の特徴は、添付図面にも示されたいくつかの具体的な実施形態を参照して、以下により詳細に記述される。
【0018】
本発明の明瞭な理解は添付の図面を参照する以下の詳細な説明から得られる。
【0019】
図1〜11において図解されたかみそりは、ブレードユニット2上に取り付けられたハンドル1を備えている。図示されているように、このハンドル1は、ブレードユニット2が安全に固定される固定支持プラットフォーム3を有しているが、ブレードユニット2を交換できるようにするためにブレードユニット2をハンドル1に着脱自在に連結することもできる。
【0020】
ブレードユニット2は、ブレード組立体5を支持するための支持構造4を有している。支持構造4は、ゴム、若しくは次の(i)〜(iv)を含む適切な特性を有する材料に類似した弾性的で柔軟な(可撓性の)特性を有する材料から一体に成形されている。(i)Shell社によって製造され、ショアAスケールで55の硬さを有するKraton G2705、(ii)マサチューセッツ州LeominsterのGray Chemical社によって流通され、ショアAスケールで27の硬さを有するEvoprene #966、(iii)Adovanced Elastomerics社によって製造され、ショアAスケールで55の硬さを有するSantoprene 271−55、(iv)同じくAdovanced Elastomerics社によって製造され、ショアAスケールで73の硬さを有するSantoprene 271−73。
【0021】
この支持構造4は、ブレード組立体5がその上面に配置される上側フレーム6と、実質的に平板状の形態を有するサブフレーム7と、これもまた実質的に平板状の形態を有することのできるベース8とで形成されたブレード・プラットフォーム構造を含んでいる。
【0022】
上側フレーム6およびサブフレーム7は、その前縁において一体ヒンジ9によって接続されるとともに、通常はヒンジ9から後方に離れるに連れて互いに離間するように配設されている。サブフレーム7およびベース8も同様に、その後縁において一体ヒンジ10によって接続されるとともに、通常はヒンジ10から前方に離れるに連れて互いに離間するように配設されている。このような構造により、上側フレーム6、サブフレーム7およびベース8は、端面図(図3)若しくは断面図(図4)に示されているようにZ字形を画成している。しかしながら、上側フレーム6がハンドル1のステムに対して適切な角度をなすように、かつ後述する支持構造の望ましい変形特性を確実なものとするように、上側フレーム6とサブフレーム7とがなす角度αはサブフレーム7とベース8とがなす角度βよりも大きい。
【0023】
ハンドル1の柔軟なウェブの形態の数個のばね要素と、
上側フレーム6とサブフレーム7との間で延びるとともにそれらに一体に接続されているものは、支持構造4に沿って一様にかつ間隔を開けて配設されたいくつかの柔軟なウェブ12である。6つのウェブ12が図示されているが、その数をより多くし、若しくは、より少なくすることができる。これらのウェブ12は通常、上側フレーム6およびサブフレーム7に垂直な各平行平面内にある。柔軟なウェブ12は、それぞれバネ要素を構成するとともに、そのウェブの領域内にある上側フレーム6の各部分がサブフレーム6の方に変位できるようにそれぞれ湾曲変形することができるが、これらの変形ないし湾曲したウェブ12はその湾曲の度合い、したがって上側フレーム6の変位の度合いに関わらず一定の復元力を発揮する。これらのウェブ12が互いに独立して作用するので、上側フレーム6の長さに沿った異なる各部分は、サブフレーム7側へ異なった量で容易に変位することができる。
【0024】
サブフレーム7は、当該サブフレーム7とベース8との間にブレードユニット2に沿って分割配置された数個の懸架ばね14によって、ベース8に対して同様に支持されている。これらの懸架ばね14もまた、サブフレーム7およびベース8と一体の弾性的で柔軟なウェブによって形成されている。図示例では、6つのばねウェブ14が、ブレードユニット2に沿って一様に間隔を空けて配置されている。各ばねウェブ14は、それぞれブレードユニット2の長さ方向に対して直交する平面内に置かれている。ウェブ14は、ウェブばね12に位置合わせされてそれと同一平面上にあることが好都合である。座屈変形することができるばねウェブ14は、サブフレーム7とベース8との間で作用する独立したバネ要素としての役割を果たし、ベース8側への、したがってハンドル1側へのサブフレーム7の局部的な変位を可能とするが、その一方ではそのような変位に抗して実質的に一定な復元力を及ぼす。
【0025】
ばねウェブ12,14による支持構造4の弾性的で柔軟な性質は、その他の部分の配置に必然的な影響を与えることなしに肌の輪郭に適合し、その結果として上側フレーム6およびブレード組立体5がその上を移動する肌領域の輪郭にしたがって湾曲することができるよう、上側フレーム6およびその上に載架されているブレード組立体5の特定の部分がかみそりハンドル1側へ撓むことができるようなものである。したがって、ブレードユニット2は弾性的に柔順であり、ブレードの及ぶ領域の全体にわたって肌との密接な接触を確実なものとする。
【0026】
ここで、図8および図9は、上側フレーム6およびブレード組立体5を有したブレードユニット2が凹状に変形した状態を図示しているが、それらの中間部分Mは、両端部分Eよりも大きく座屈変形している。このとき、ブレードユニット2の中央M近くのウェブ12,14が、ブレードユニット2の両端部分Eの近傍に配置されたウェブ12,14よりも大きくハンドル1に向かって変位している。これに対して、図10および図11は凸状に変形したブレードユニット2を図示しているが、ブレード組立体5および上側フレーム6は、ブレードユニットの両端部分Eにおいてブレードユニットの中央部分Mよりも大きくハンドル1に向かって下方に座屈している。またこの場合においては、ブレードユニット2の両端部分Eの近くのウェブ12,14が、ブレードユニット2の中心Mにより近い方のウェブ12,14よりも大きく変形している。
【0027】
図8〜図11においては、ばねウェブ12,14の両方の組が共に座屈変形しているが、このことは不可避でもなければ必須でもない。例えば、下向きのかみそり力がブレードユニットの後端Rに負荷されたことの結果として、ウェブ14が座屈変形することなしに、かつ前端Fにおいて上側フレーム6およびブレード組立体が全く変形することなしに、上側フレーム6およびブレード組立体5が後端Rの近傍において下方に変位するようにウェブ12を座屈変形させることも可能である。また、前縁近傍に負荷される力は、ウェブ12が座屈変形することなしにウェブ14が座屈変形することにより、上側フレーム6およびブレード組立体がその前縁Fにおいて下方に変位するようにすることができる。結果として、上側フレーム6およびブレード組立体5は、かみそりされる肌領域の輪郭に密接に追従するように、ブレードユニットの長手方向およびそれに対して垂直な方向の両方において柔軟である。
【0028】
上側フレーム6とサブフレーム7との間の角度αがサブフレーム7とベース8との間の角度βよりも大きいので、ウェブ12はウェブ14よりも幾分長く、それに応じてウェブ14よりも弱い。これにより、ウェブ14は、上側フレーム6およびブレード組立体5の下方への変位に対して、上側フレーム6およびブレード組立体5の後縁Rにおいてウェブ12が発揮する下方への変位に対する抵抗力(変形抵抗)よりも大きな抵抗力を、それらの前縁Fにおいて発揮する。そして、かみそりの間にキャップ領域に加えられる力よりも大きな力がガード領域のブレードユニットに与えられるので、このような特徴は好ましいと考えられる。
【0029】
図1〜図11に示す実施形態においては、ブレード組立体5はガード部材15と複数の細長いブレード16とを備えている。これらのガード部材15およびブレード16は柔軟な金属ストリップから形成され、それらのブレード16は互いに平行で前方に向いた鋭い縁部(切刃)17を有している。ガード部材15およびブレード16は、ブレードおよびガード部材15の下面に取り付けられた横断方向のストリップ18によって相互に接続されている。ブレードユニットの最大限の柔軟性は、ブレード組立体5およびブレードユニット2の通常の非変形状態において同一平面上にあるブレード16および横断方向の接続ストリップ18によって保証されている。ガード部材15もまた、図6および図7に示されるようにブレード16および接続ストリップ18と実質的に同一平面上にある。ただし、このガード部材15は上方に傾斜した後側部分を有するとともに、ガード部材15のこの部分に沿って間隔を置いて配置されているスリット19がこの部材の柔軟性を強化している。ブレード組立体がガード部材15を有することは、ブレード、特に第1のブレードの毛剃りジオメトリ(幾何学的配置)を確実に定める際に有利である。
【0030】
ストリップ18は、ブレード組立体5を支持構造に固定するための、上側フレーム6の前後の縁部に成形されてた切欠き20,21に係合する、下方に折り曲げられたT字形の端部を有している。上側フレーム6は、前部および後部で長手方向のフレーム部材22と、ウェブ12の上縁がそこに取り付けられる横断方向に延びるフレーム部材23とを有している。組み立てられたブレードユニット2においては、ブレード組立体5のストリップ18は各フレーム部材23上に延びている。
【0031】
ブレードユニット2のキャップ24は、柔軟な潤滑ストリップ25を有している。この潤滑ストリップ25は、上側フレーム6の後側の長手方向部材22に沿って延びる溝内に着座するとともにブレード組立体の横断方向のストリップ18によって所定の場所に保持される。支持構造4は、サブフレーム7にヒンジ結合される領域において上側フレーム6の前側にガード26を形成している。このガード26は、その上に成型された長手方向に延びる複数のリブ27を有しているが、他の形状の突出部を設けることもできる。また、好ましくは、望ましいガード構造提供するために別個の柔軟なガード要素を支持構造上に取り付けることができる。
【0032】
図12A、図12Bおよび図13に示す、改変された安全かみそりブレードユニットは、図1〜図11を参照して上述したものと大部分で同様になっている。しかし、この実施形態においては、サブフレーム7Aが、ほぼ平坦なシートではなく、波形シートの形態を有している。その波形の畝は、浅くて、ばねウェブ12,14の平面に対して平行な向きの隆起部7bおよび窪み部7cを有するだけであるが、ブレードユニット2の長手方向におけるサブフレームの柔軟性を増加させるのに役立っている。もう1つの相違点は、ブレード支持ストリップ18の後縁部を固定するための切欠き21に代えて、後部の長手方向フレーム部材22に貫通穴21Aが設けられていることである。ブレード組立体5と一体型支持構造4との間の確実な連結を確保するために、各穴21Aの内にストリップ18の端部が挿入されている。
【0033】
図14〜図18には、安全かみそりがハンドル101上に取り付けられたブレードユニット102を有し、そのブレードユニット102が、柔順な支持構造104で支持された柔軟なブレード組立体105を含んでいるような実施形態が示されている。ブレード組立体105は、複数の柔軟なストリップブレード116を含んでいる。これらのブレード116は、柔軟なガードバー126および柔軟なキャップバー125と同様に、各ブレード116の下面に取り付けられた横断方向のストリップ118によって相互連結されている。ガードバー126およびキャップバー125は、それぞれ複数のブレード116の前方および後方で横断方向ストリップ118上に支持されている。
【0034】
支持構造104はベースフレーム108を有し、このベースフレーム108は、横断面においてU字形を呈して、上下のプラットフォーム130,132を有している。ポスト134の形態で上方へ延びる一連の支持部材が、ベースフレーム108に沿って間隔を置いて配置されると共に、上下のプラットフォームに形成された穴内で昇降できるよう摺動自在に案内されている。これらのポスト134は、上のプラットフォーム130の上方に突出し、拡張部分ないし当接部分135を有している。この当接部分135は、上のプラットフォーム130の下面と係合して、ポスト134の上方移動を制限する。各上側フレーム部材123が、ブレードユニット102の長手方向を向いた軸線Aの回りで回動できるよう、支持ポスト134の上端部に回動自在に取り付けられている。これらのフレーム部材123は、通常は支持ポスト134に連結されたそれらの前端部123aから後上方へ延びるように配置されている。
【0035】
ブレード組立体における横断方向ストリップ118の下方に折り返された端部が、各上側フレーム部材123と係合している。各上側フレーム部材123の前端部123aは、180°近く折り曲げられ、後ろ向きのアーム136を形成するように延びている。ポスト134と同様にベースフレーム108における上下のプラットフォーム130,132の穴内に案内されたピン138が、アーム136を支えて、上側フレーム部材123を上方回動位置に向かって付勢している。各ピン138は、コイルばね112によって上方へ押し上げられている。このコイルばね112は、ピン138上の当接フランジ139と下のプラットフォーム132との間でピン138を取り囲んでいる。当接フランジ139は、上のプラットフォーム130の下面と係合することで、ピン138の上方移動を制限するのにも役立てられている。
【0036】
ばね112は、支持構造104およびブレード組立体105の通常位置が図示され位置にあるよう、支持ポスト134をそれらの最上方位置へ付勢するようにも作用する。しかし、各上側フレーム部材123は、それらの支持ポスト134のように、互いに独立して移動可能となっている。これは、ブレード組立体105の柔軟性との関連において、ブレードユニット102が、毛剃り中に肌の輪郭と密接に適合できるよう、弾性的に柔順であるということを意味する。ブレードユニット102の適合特性を更に増強させるために、上側フレーム部材123自体を弾性的に柔軟にしてもよい。毛剃り力を受けるブレードユニットの変形に抵抗するための戻しばね112の調整は、肌との接触領域の全体に渡るブレードユニットの変形の程度によらず、ブレードユニットによって肌に対して及ぼされる力がほぼ一様になるようになされる。
【0037】
図19および図20に示すかみそりの実施形態は、基本的には図12〜図16のものと同様である。かみそりハンドル201上に取り付けられたブレードユニット202は、支持構造204上に支持されたブレード組立体205を含んでいる。支持構造204は、ベースフレーム208と、上方に突出した支持ポスト234とを含んでいる。支持ポスト234は、ベースフレーム208に対して上下に摺動できるように案内されている。この場合、上側フレーム部材223としては、別体のフレーム部材を設けることもできるが、複数のブレード216を相互に連結すると共に柔軟なガードバー226およびキャップバー225を支持する横断方向ストリップ218によって構成されたものとして図示されている。各上側フレーム部材223は、その前端部をポスト234の上端部に軸支されるようにしている。
【0038】
板ばね212の形態の各ばね要素が、ベースフレーム208の後端部近傍に取り付けられている。各板ばね212は、その自由端部が上側フレーム部材223に作用するよう、前上方へ延びている。1つのばね212を無負荷状態および負荷状態でそれぞれ表した図20Aおよび図20Bに示されるように、ばね212は横断面においてアーチ状をなしている。このようなばね形状による効果は、関連した上側フレーム部材223の下方への回動および/または移動によって変形するにつれて平坦になってゆくという傾向があり、これにより、毛剃り中のブレードユニット202の変形とは無関係に、ばね212が実質的に一定の復帰力(戻し力)を及ぼす、ということである。
【0039】
図21〜図25に示すかみそりは、図19および図20のものとほぼ同様であるが、次の点で異なっている。すなわち、上側フレーム部材323を取り付けるために、支持ポスト234に代えて、回動支持アーム334が設けられている。支持アーム334は、その下側の後端部がベースフレーム308に対して回動自在に連結されている。上側フレーム部材323の上には、平行なブレード316、柔軟なガードバー326および柔軟なキャップバー325を含むブレード組立体305が支持されている。各支持アーム334上に、板ばね312によって構成された第1のばね要素が取り付けられている。各板ばね312は、それぞれ上側フレーム部材323を最上方の回動位置に向かって付勢している。また、ベースフレーム308上に取り付けられた櫛形の一体式板ばね315における各板ばねアーム314によって、第2のばね要素314が構成されている。各ばねアーム314の自由端部が、支持アーム334の下側に対して作用するようになっている。
【0040】
かみそりの使用時にブレードユニットの上面に対して伝えられる毛剃り力により支持アーム334が下方へ回動するが、この回動につれて各支持アーム334上に作用する力が大きくなりすぎないよう、板ばね要素314には強力な予張力(プリテンション)が与えられ、図25に示すように、ベース構造308に対して当接するアーム334上の指状突起324によって、アーム334の上方への回動が制限されている。アーム(フレーム部材)323の上方への回動も同様に、アーム334に当接する指状突起336によって制限されている。上記の実施形態のように、ブレード316およびブレード組立体305は全体として柔軟である。これにより、個々に支持された上側フレーム部材323を伴うブレードユニット302は、毛剃り中に肌と接する領域全体に渡って弾性的に柔順となる。
【0041】
本発明の原理から離れることなく、その他の構成の支持構造、および具体的に記述された実施形態の改変が可能であり、当業者に考えつかれるであろう。図21〜図25に示した、回動式の取り付け、並びに、これに関連した回動支持アーム334とベースフレーム308との間、および/または、回動支持アーム334と上側フレーム部材323との間の板ばね312,314は単なる例示として述べられたものであり、一体型ヒンジによって代替可能である。従って、具体的に上述した実施形態は単に非限定的な例示手段として与えられたものであると理解されるべきであり、また発明の範囲は特許請求の範囲によってのみ限定されるべきであることが意図される。
【図面の簡単な説明】
【図1】
本発明によるブレードユニットを備えた安全かみそりを斜め方向で示す前方斜視図。
【図2】
図1のかみそりのブレードユニットを示す正面図。
【図3】
ブレードユニットの端面図。
【図4】
図2のIV−IV線に沿った断面図。
【図5】
ブレードユニットの斜視図。
【図6】
図3中の矢印VIの方向から見たときのブレードユニットを示す図。
【図7】
ブレードユニットの分解斜視図。
【図8】
かみそりの間に生じ得る変形状態を示すブレードユニットの前側斜視図。
【図9】
かみそりの間に生じ得る変形状態を示すブレードユニットの後側斜視図。
【図10】
かみそりの間に生じ得る他の変形状態を示す前側斜視図。
【図11】
かみそりの間に生じ得る他の変形状態を示す後側斜視図。
【図12A】
図1〜図10に示したブレードユニットの改変された支持構造を有するものを示す前側斜視図。
【図12B】
図12Aに示したブレードユニットの支持構造を示す斜視図。
【図13】
図12Aに示したブレードユニットの支持構造を示す後側斜視図。
【図14】
本発明を具体化したブレードユニットを有する他の安全かみそりを前方から示す斜視図。
【図15】
図14の安全かみそりのブレードユニットを後方から示す斜視図。
【図16】
図14および図15の安全かみそりにおけるブレードユニットの背面図。
【図17】
図16のXVII−XVII線に沿った断面図。
【図18】
図14および図15のブレードユニットの側面図。
【図19】
本発明によるブレードユニットを有する安全かみそりの他の実施形態を示す斜視図。
【図20A】
図19に示した安全かみそりのブレードユニットに含まれる板ばねの拡大図。
【図20B】
図19に示した安全かみそりのブレードユニットに含まれる板ばねの拡大図。
【図21】
本発明によるブレードユニットを有する安全かみそりの更に他の実施形態を示す斜視図。
【図22】
図21の安全かみそりのブレードユニットの後側斜視図。
【図23】
図21のかみそりの側面図。
【図24】
図21ないし図23に示したかみそりの正面図。
【図25】
図24のXXV−XXV線に沿った断面図。
Claims (52)
- 安全かみそりブレードユニットであって、
当該ブレードユニットの長さ方向に延びる鋭利な切刃を有した少なくとも1つのブレードと、
この少なくとも1つのブレードを支持する支持構造と、
を備え、
前記支持構造は、毛剃り中に当該ブレードユニット上に負荷される毛剃り力の下で、当該ブレードユニットの長さ方向に沿って弾性的に柔順であると共に、ばね要素を含んでおり、
このばね要素は、当該ばね要素の作用する領域内に負荷される毛剃り力の下での当該ブレードユニットの局所的な変形に抵抗するように当該ブレードユニットに沿って配置されたいる、ことを特徴とするブレードユニット。 - 当該ブレードユニットに沿って数個の前記ばね要素が分散配置されている、ことを特徴とする請求項1記載の安全かみそりブレードユニット。
- 前記支持構造は、前記少なくとも1つのブレードユニットがその上に担持される上側フレームを含んでいる、ことを特徴とする請求項1又は2記載の安全かみそりブレードユニット。
- 前記支持構造は、上側フレームおよびサブフレームを含み、
前記ばね要素は、前記上側フレームと前記サブフレームとの間に介在され、
前記上側フレームおよび前記ばね要素は、当該ブレードユニットが毛剃り中に肌の輪郭に適合するように、毛剃り力の下で変形可能となっている、ことを特徴とする請求項1又は2記載の安全かみそりブレードユニット。 - 各ばね要素は、前記上側フレームが前記サブフレームに向かって変位するのに従って、前記上側フレームに対して実質的に均等な復元力を及ぼすように変形可能である、ことを特徴とする請求項4記載の安全かみそりブレードユニット。
- 前記ばね要素は、湾曲によって弾性変形する、ことを特徴とする請求項4又は5記載の安全かみそりブレードユニット。
- 前記ばね要素は、弾性的に柔軟な材料のウェブを備えている、ことを特徴とする請求項4,5又は6記載の安全かみそりブレードユニット。
- 前記ばね要素は、前記上側フレームと一体になっている、ことを特徴とする請求項4乃至7のいずれかに記載の安全かみそりブレードユニット。
- 前記ばね要素は、前記サブフレームと一体になっている、ことを特徴とする請求項4乃至8のいずれかに記載の安全かみそりブレードユニット。
- 複数の前記ばね要素が、当該ブレードユニットの長さ方向と直交した平行平面内に位置する弾性的に柔軟な材料でできたウェブである、ことを特徴とする請求項4乃至9のいずれかに記載の安全かみそりブレードユニット。
- 前記上側フレームは、実質的に第1の平面内に位置し、
前記サブフレームは、第2の平面を画成し、
これらの第1および第2の平面は、当該ブレードユニットの前部から後部へ向かって互いに離間している、ことを特徴とする請求項4乃至10のいずれかに記載の安全かみそりブレードユニット。 - 前記支持構造の前部において、前記上側フレームが前記サブフレームにヒンジ結合されている、ことを特徴とする請求項4乃至11のいずれかに記載の安全かみそりブレードユニット。
- 前記上側フレームと前記サブフレームとが、一体ヒンジによってヒンジ結合されて一体化されている、ことを特徴とする請求項12記載の安全かみそりブレードユニット。
- 前記サブフレームは、その下に位置するベースに対して懸架ばねで支持されており、
この懸架ばねは、前記サブフレームが前記ベースに向かって移動できるように変形可能である、ことを特徴とする前記請求項のいずれかに記載の安全かみそりブレードユニット。 - 前記ベースと前記サブフレームとの間で、当該ブレードユニットに沿って数個の前記懸架ばねが分散配置されている、ことを特徴とする請求項14記載の安全かみそりブレードユニット。
- 各懸架ばねは、前記サブフレームが前記ベースに向かって変位するのに従って、前記サブフレームに対して実質的に均等な復元力を及ぼすように変形可能である、ことを特徴とする請求項14又は15記載の安全かみそりブレードユニット。
- 前記懸架ばねは、湾曲によって弾性変形する、ことを特徴とする請求項4乃至16のいずれかに記載の安全かみそりブレードユニット。
- 前記懸架ばねは、弾性的に柔軟な材料でできたウェブを備えている、ことを特徴とする請求項4乃至17のいずれかに記載の安全かみそりブレードユニット。
- 前記懸架ばねは、前記サブフレームと一体になっている、ことを特徴とする請求項4乃至18のいずれかに記載の安全かみそりブレードユニット。
- 複数の前記懸架ばねが、当該ブレードユニットの長さ方向と直交した各平面内に位置するように配置された、弾性的に柔軟な材料でできたウェブである、ことを特徴とする請求項4乃至19のいずれかに記載の安全かみそりブレードユニット。
- 前記サブフレームと前記ベースとは、当該ブレードユニットの前部から後部へ向かって互いに接近している、ことを特徴とする請求項4乃至20のいずれかに記載の安全かみそりブレードユニット。
- 前記支持構造の後部において、前記サブフレームが前記ベースにヒンジ結合されている、ことを特徴とする請求項21記載の安全かみそりブレードユニット。
- 前記サブフレームと前記ベースとが、一体ヒンジによって一体的に結合されている、ことを特徴とする請求項22記載の安全かみそりブレードユニット。
- 前記懸架ばねは、前記ばね要素よりも大きな変形抵抗を有する、ことを特徴とする請求項14乃至23のいずれかに記載の安全かみそりブレードユニット。
- 前記上側フレーム、前記サブフレームおよび前記ベースは、当該ブレードユニットの横断面においてZ字形を形成すると共に、前記上側フレームと前記サブフレームとの間の角度が、前記ベースと前記サブフレームとの間の角度よりも大きくなっている、ことを特徴とする請求項14乃至24のいずれかに記載の安全かみそりブレードユニット。
- 前記サブフレームは略平坦なシート材料を備えている、ことを特徴とする請求項4乃至25のいずれかに記載の安全かみそりブレードユニット。
- 前記サブフレームは波形シートを備え、その波形の畝が当該ブレードユニットの長さ方向に対して横断する方向に向けられている、ことを特徴とする請求項4乃至25のいずれかに記載の安全かみそりブレードユニット。
- 前記支持構造は、ゴムないしゴム状の材料の一体成型によって形成されている、ことを特徴とする請求項1乃至27のいずれかに記載の安全かみそりブレードユニット。
- 前記支持構造は、当該ブレードユニットに沿って間隔を置いて配置されると共に当該ブレードユニットの長さ方向に対して略直交して延びる一連の上側フレーム部材を含み、これらの上側フレーム部材が各々のばね要素による作用を受ける、ことを特徴とする請求項1、2又は3記載の安全かみそりブレードユニット。
- 各上側フレーム部材は、当該ブレードユニットの長さ方向に延びる軸線の回りで回動できるように取り付けられる前端部を有する、ことを特徴とする請求項29記載の安全かみそりブレードユニット。
- 各上側フレーム部材は、その前端部でそれぞれの支持部材に取り付けられており、
各支持部材は、毛剃り力の影響下で前記上側フレーム部材の前端部がベースフレームに向かって下方へ移動できるよう、前記ベースフレームに対して可動となっている、ことを特徴とする請求項29又は30記載の安全かみそりブレードユニット。 - 前記支持部材は、前記ベースフレームから上方に延びると共に、当該ベースフレームに対して摺動自在に案内されている、ことを特徴とする請求項31記載の安全かみそりブレードユニット。
- 各上側フレーム部材の前端部が、後方へ延びるアームに対して取り付けられ、
それぞれのばね要素が、前記上側フレーム部材を上方回動位置に向かって付勢するように前記アームに作用している、ことを特徴とする請求項30乃至32のいずれかに記載の安全かみそりブレードユニット。 - 前記ばね要素は、上下動可能に案内されたそれぞれのピンを通じて、前記アームに作用する、ことを特徴とする請求項33記載の安全かみそりブレードユニット。
- 各上側フレーム部材が、支持ポスト上に回動自在に取り付けられ、
この支持ポストは、前記ピンの移動方向と略平行に上下動可能に案内されている、ことを特徴とする請求項34記載の安全かみそりブレードユニット。 - 前記支持部材は、前記ベースフレームに対して回動可能に取り付けられた後端部を有する回動支持アームを備え、
前記上側フレーム部材が、前記回動支持アームの前端部に対して回動自在に取り付けられている、ことを特徴とする請求項31記載の安全かみそりブレードユニット。 - 前記上側フレーム部材は弾性的に柔軟である、ことを特徴とする請求項29乃至35のいずれかに記載の安全かみそりブレードユニット。
- 互いに略平行で鋭利な縁部を有する複数のブレードが、当該ブレードユニットに沿って連続的に延びており、
前記ブレードは、肌の輪郭に適合するように柔軟である、ことを特徴とする請求項1乃至37のいずれかに記載の安全かみそりブレードユニット。 - 前記ブレードは、それらに取り付けられた横断方向ストリップによって相互連結されている、ことを特徴とする請求項38記載の安全かみそりブレードユニット。
- 前記ブレードと前記相互連結ストリップとは、当該ブレードユニットの通常の非変形状態において、実質的に同一平面上にある、ことを特徴とする請求項39記載の安全かみそりブレードユニット。
- 柔軟なガード部材が設けられ、このガード部材は、前記ブレード前方の前記横断方向ストリップに対して取り付けられている、ことを特徴とする請求項39又は40記載の安全かみそりブレードユニット。
- 前記支持構造は、当該ブレードユニットに対して負荷される荷重力の下で、前記少なくとも1つのブレードの前方において、前記少なくとも1つのブレードの後方においてよりも大きな変形抵抗を生ずるように構成されている、ことを特徴とする請求項1乃至41のいずれかに記載の安全かみそりブレードユニット。
- 安全かみそりブレードユニットであって、
鋭利な切刃を有した少なくとも1つのブレードと、
この少なくとも1つのブレードを支持する、ブレード・プラットフォーム構造と、中間構造と、ベースと、ヒンジ連結部と、ばね要素とを有した支持構造と、を備え、
前記プラットフォーム構造は、前記少なくとも1つのブレードを担持すると共に、前記少なくとも1つのブレードの前方に位置する前部と、前記少なくとも1つのブレードの後方に位置する後部とを有し、
前記ヒンジ連結部は、前記中間構造と、前記ブレード・プラットフォーム構造の前部との間に設けられ、
前記中間構造は、前記ブレード・プラットフォーム構造の前部が前記ベースに向かって移動可能かつ前記ベースから遠ざかるように移動可能となるよう、前記ベースに対して可動に取り付けられ、
前記ばね要素は、前記ブレード・プラットフォーム構造の前部が前記ベースから遠ざかる向きに付勢されるように作用すると共に、前記ブレード・プラットフォーム構造の後部が前記ヒンジ連結部の回りで前記ベースから遠ざかる回動方向に付勢されるように作用し、
数個の前記ばね要素が、前記ブレード・プラットフォーム構造の各部分に作用するよう、当該ブレードユニットに沿って配置され、
前記ブレード・プラットフォーム構造の各部分が、前記ブレード・プラットフォーム構造の他の部分の対応した変位を伴うことなく、前記ばね要素の作用に抗して変位可能である、ことを特徴とする安全かみそりブレードユニット。 - 前記ブレード・プラットフォーム構造の各部分が、当該プラットフォーム構造の前部から後部へ向かう方向において撓曲可能である、ことを特徴とする請求項42記載の安全かみそりブレードユニット。
- 安全かみそりブレードユニットであって、
鋭利な切刃を有した少なくとも1つのブレードと、
この少なくとも1つのブレードを支持する、ブレード・プラットフォーム構造と、サブフレームと、ベースと、ばね要素とを有した支持構造と、
を備え、
前記プラットフォーム構造は、前記少なくとも1つのブレードを担持し、
前記サブフレームは、前記少なくとも1つのブレードの前方で前記ブレード・プラットフォームにヒンジ結合された前縁部と、前記ベースにヒンジ結合された後縁部とを有し、
前記ばね要素は、前記ブレード・プラットフォーム構造を前記ベースから遠ざかる方向に付勢するよう、前記サブフレームと前記ブレード・プラットフォーム構造との間に作用すると共に、前記サブフレームと前記ベースとの間に作用する、ことを特徴とする安全かみそりブレードユニット。 - 当該ブレードユニットに沿って数個の前記ばね要素が分散配置され、これらのばね要素が、前記サブフレームと、前記ブレード・プラットフォーム構造の各部分との間に作用する、ことを特徴とする請求項45記載の安全かみそりブレードユニット。
- 当該ブレードユニットに沿って数個の前記ばね要素が分散配置され、これらのばね要素が、前記ベースと、前記サブフレームの各部分との間に作用する、ことを特徴とする請求項45又は46記載の安全かみそりブレードユニット。
- 前記ばね要素は、湾曲によって弾性変形するように構成された、弾性的に柔軟な材料のウェブを備えている、ことを特徴とする請求項46又は47記載の安全かみそりブレードユニット。
- 前記ブレード・プラットフォーム構造は、前記サブフレームに対して一体ヒンジによって一体的に結合されている、ことを特徴とする請求項48記載の安全かみそりブレードユニット。
- 前記サブフレームは、前記ベースに対して一体ヒンジによって一体的に結合されている、ことを特徴とする請求項48又49は記載の安全かみそりブレードユニット。
- 前記ブレード・プラットフォーム構造、前記サブフレーム、前記ベースおよび前記ばね要素が、一体成型によって形成されている、ことを特徴とする請求項45乃至50のいずれかに記載の安全かみそりブレードユニット。
- ハンドルと、請求項1乃至51のいずれかに記載のブレードユニットとを備えたことを特徴とする安全かみそり。
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