JP2004510179A - レンズを備えたライトパイプを用いる光集光および集束システム - Google Patents
レンズを備えたライトパイプを用いる光集光および集束システム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004510179A JP2004510179A JP2002529274A JP2002529274A JP2004510179A JP 2004510179 A JP2004510179 A JP 2004510179A JP 2002529274 A JP2002529274 A JP 2002529274A JP 2002529274 A JP2002529274 A JP 2002529274A JP 2004510179 A JP2004510179 A JP 2004510179A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- reflector
- focusing
- electromagnetic radiation
- focal point
- source
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B6/00—Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B6/00—Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
- G02B6/0001—Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings specially adapted for lighting devices or systems
- G02B6/0005—Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings specially adapted for lighting devices or systems the light guides being of the fibre type
- G02B6/0006—Coupling light into the fibre
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B19/00—Condensers, e.g. light collectors or similar non-imaging optics
- G02B19/0004—Condensers, e.g. light collectors or similar non-imaging optics characterised by the optical means employed
- G02B19/0028—Condensers, e.g. light collectors or similar non-imaging optics characterised by the optical means employed refractive and reflective surfaces, e.g. non-imaging catadioptric systems
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B19/00—Condensers, e.g. light collectors or similar non-imaging optics
- G02B19/0033—Condensers, e.g. light collectors or similar non-imaging optics characterised by the use
- G02B19/0047—Condensers, e.g. light collectors or similar non-imaging optics characterised by the use for use with a light source
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B6/00—Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
- G02B6/24—Coupling light guides
- G02B6/42—Coupling light guides with opto-electronic elements
- G02B6/4298—Coupling light guides with opto-electronic elements coupling with non-coherent light sources and/or radiation detectors, e.g. lamps, incandescent bulbs, scintillation chambers
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B6/00—Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
- G02B6/24—Coupling light guides
- G02B6/42—Coupling light guides with opto-electronic elements
- G02B6/4201—Packages, e.g. shape, construction, internal or external details
- G02B6/4204—Packages, e.g. shape, construction, internal or external details the coupling comprising intermediate optical elements, e.g. lenses, holograms
- G02B6/4206—Optical features
Abstract
大きな開口数集束および集光システムで用いるための光結合要素である。光結合要素は、曲面を有するレンズおよびテーパがつけられたライトパイプを含む。フレネル反射が大きく減じられるように、曲面は、光結合要素の入力端部に当る光の入射角を減じる。電磁放射源を第1のリフレクタの第1の焦点に位置付け、源が第1のリフレクタから反射される放射光線を生成し、これらが第2のリフレクタの第2の焦点に収束することによって、源が放出する電磁放射は、ターゲット上に集束および集光される。光結合要素は、レンズの中央部が第2のリフレクタの第2の焦点に実質的に近接し、かつ曲面が第2のリフレクタと中央部との間にくるように、位置付けられる。第2のリフレクタから反射される収束放射光線は、レンズの曲面を通って中央部に到達する。
Description
【0001】
【発明の分野】
この発明は、広い集束角上で広げられた光を小さなターゲットへと集束および集光する照明および投影システムに関する。
【0002】
【関連技術の説明】
標準的な導波路、たとえば単一ファイバまたはファイバ束等のターゲットへと電磁放射を集束、集光、および結合するか、または投影器のホモジナイザへと電磁放射を出力するシステムの目的は、ターゲットでの電磁放射の輝度を最大にすることである。このような照明および投影応用のためにランプからの光を集束および集光するためのいくつかの一般的なシステムが存在する。
【0003】
米国特許第4,757,431号(「’431号特許」)は、その開示は引用により援用されるが、軸外し球状凹面リフレクタを採用して小さなターゲットを照明するフラックスおよび小さなターゲットに到達する集束可能なフラックス密度の量を増強する光集光および集束システムを説明している。別の光集光および集束システムが、米国特許第5,414,600号(「’600号特許」)によって提供され、その開示は引用により援用されているが、これは、楕円凹面リフレクタの用途を説明している。同様に、米国特許第5,430,634号(「’634号特許」)は、この開示は引用により援用されるが、環状凹面リフレクタの用途を説明している。
【0004】
’431号特許、’600号特許、および’634号特許のシステムは、ほぼ1:1(単位倍率)の像を提供し、光源からの輝度を維持する。しかし、これらのシステムは、リフレクタの集束角が増して集束される光の量が増加すると、それらの1:1(単位)倍率を損失し、したがって、全投影システム性能を劣化させる。したがって、これらのシステムでは、集束効率を増大させることによって、生成される像の質が低下する。
【0005】
公知の光学集束および集光システムの問題に対処するために、米国特許出願第09/604,921号は、その開示は引用により援用されるが、小さなサイズの光源のための1:1の倍率の達成を含めた、多くの点で他の公知のシステムに対して有利な二重放物面リフレクタシステムを提供する。
【0006】
図1(a)で示されるようなこの光学集束および集光システムは、2つのほぼ対称な放物面リフレクタ10および11を用い、これらは、第1のリフレクタ10から反射した光が第2のリフレクタ11の対応するセクションで受取られるように、位置付けられる。特に、アークランプ等の光源12から放出される光は、第1の放物面リフレクタ10によって集束され、第2のリフレクタ11へと光軸に沿ってコリメートされる。第2のリフレクタ11は、コリメートされた光ビームを受け、焦点に位置付けられるターゲット13にこの光をフォーカスする。
【0007】
この光学システムの説明を容易にするために、図1は、光源12から放出される4つの異なる光線(a、b、c、およびd)のための光路を含む。図1(a)で示されるように、アークランプから出力される光は、ランプ軸に直角な方向から見た場合、約90°の円錐角に相対する。図1(b)で示されるように、アークランプから出力される光は、ランプ軸に平行な方向から見た場合、ほぼ180°の円錐角に相対する。光線aおよびdは、円錐角の程度を示す。
【0008】
図1の光学システムは、第1の放物面リフレクタ10とともにレトロリフレクタ14を用いて、第1の放物面リフレクタ10から離れた方向に光源12によって放出される放射を捕らえ、捕らえられた放射を光源12を通して反射し返し得る。特に、レトロリフレクタ14は、ほぼ球状の形状を有し、実質的に光源12付近で(つまり、第1の放物面リフレクタの焦点で)第1の放物面リフレクタに向かって配置される焦点を備え、そこから反射される、コリメートされる光線の強度を増大する。
【0009】
上述の二重放物面光学システムの1つの欠点は、大きな入力角が作られ、結果として1.0もの開口数が得られることである。結果として、いくつかの光線が、ターゲット面に対して高い入射角でターゲット13に当る。このような高い入射角によって、損失をもたらすフレネル反射が作られる。
【0010】
米国出願第09/669,841号では、この開示は引用により援用されるが、二重楕円リフレクタシステムは、小さな光源ターゲットに1:1の倍率を提供するものとして説明されている。図2で例示されるような、この光学集束および集光システムは、2つのほぼ対称な楕円リフレクタ20および21を用い、これらは、第1のリフレクタ20から反射される光が第2のリフレクタ21の対応するセクションで受取られるように、位置付けられる。特に、光源22から放出される光は、第1の楕円リフレクタ20によって集束され、光軸25上にフォーカスされ、第2のリフレクタ21へと発散される。第2のリフレクタ21は、光の発散ビームを受取り、この光を焦点に位置付けられたターゲット23にフォーカスする。
【0011】
図2からわかるように、二重楕円体システムは、いくつかの光線が大きな入射角でターゲットに当り、フレネル反射を作り出す点において、二重放物面システムと同じ不利な点を経験する。しかし、上述のシステムでのように、大きな集束角によって引起こされるフレネル反射は、損失をもたらす。
【0012】
二重楕円体システムの別の実施例が図3で示され得る。この二重楕円体システムは、いくつかの光線が大きな入射角でターゲットに当り、またフレネル反射を作り出す点で、上述の二重放物面および二重楕円体システムと同じ不利な点を経験する。
【0013】
上述のシステムで用いられる平坦入力面42を備えた、テーパがつけられたライトパイプ40が、図4で示される。図4で示されるように、第2のリフレクタ41によって反射される光の光線a′、b′、c′、およびd′が、大きな入射角で、テーパがつけられたライトパイプ40の平坦面42に収束する。ライトパイプ40のテーパリングは、大きな入力角をより小さな出力角に変換する。角度が変換される度合いは、テーパの度合いに応じる。出力角は、出力装置をライトパイプに一致させることによって、ある特定のシステムのために設計される。図4で示されるように、光線a′とd′との間のライトパイプ40の入力面42での入力角は、180度、つまり、入射角90度に近づき得る。このような高い入射角によって、フレネル反射のために高い損失がもたらされる。ガラスまたは石英で作られるコーティングされていないライトパイプでは、フレネル反射損失は、約75度よりも大きな入射角で非常に顕著になる。
【0014】
したがって、フレネル反射のための損失が減じられた状態で、小さな源からの光を照明および投影システムに結合するための方法を提供することが必要とされる。
【0015】
【概要】
大きな開口数集束および集光システムで用いられる光結合要素である。光結合要素は、中央部および曲面を備えたレンズを含む。光結合要素は、ファイバ、ファイバ束、またはホモジナイザの入力端部に実質的に配置される。フレネル反射が大きく減じられるように、曲面は、光結合要素の入力端部に当る光の入射角を減じる。
【0016】
特に、集束および集光システムは、電磁放射源と、源によって放射される電磁放射の少なくとも一部で照明されるべき光結合要素とを含む。光結合要素は、レンズとテーパがつけられたライトパイプとを含み、レンズは、中央部と、中央部を中心に分布する曲面とを有する。第1の光軸と第2の光軸とが実質的に同一線上にくるように、第1の光軸および第1の焦点を有する第1のリフレクタは、第2の光軸および光軸上の第2の焦点を有する第2のリフレクタと実質的に対称に向かい合って構成される。源は、第1のリフレクタの第1の焦点に実質的に近接して配置されて放射光線を生成し、これらは、第1のリフレクタによって第2のリフレクタへと反射され、第2の焦点に実質的に収束する。レンズの中央部は、第2のリフレクタの第2の焦点に実質的に近接して配置され、曲面は、実質的に中央部と第2のリフレクタとの間で配置されて電磁放射を集束し、それをテーパがつけられたライトパイプに伝達する。
【0017】
電磁放射源を第1のリフレクタの焦点に位置付け、第1のリフレクタが第1のリフレクタから反射される放射光線を生成し、これらが第2のリフレクタの焦点に実質的に収束することにより、電磁放射源によって放出される電磁放射は、集束され、ターゲット上にフォーカスされる。実質的に半球状または環状の光結合要素は、光結合要素の中央部が第2のリフレクタの焦点に実質的に近接するように、位置付けられ、第2のリフレクタから反射される収束放射光線は、光結合要素の実質的に湾曲した面を通って、第2のリフレクタの焦点に向かって進む。
【0018】
この発明の上述および他の特徴および利点は、添付の図とともに、この発明の好ましい実施例の以下の説明からさらに理解されるだろう。
【0019】
【好ましい実施例の詳細な説明】
図5では、断面が円形、方形、矩形、または一般に多角形であり得る、テーパがつけられたライトパイプ504に装着されるレンズ503を含む光結合要素502へと電磁放射501を放出するために用いられる集束および集光システム500が示される。
【0020】
特に、集束および集光システム500は、電磁放射501の源506と、源506によって放出される電磁放射501の少なくとも一部で照明されるべき光結合要素502とを有する。レンズ503は、中央部507と、中央部507を中心として分布される曲面505とを有する。第1の光軸509aと、第1の光軸509a上の第1の焦点510とを有する第1のリフレクタ508aが源506付近に配置され、源506は、リフレクタ508aの第1の焦点510に実質的に近接して配置される。第2の光軸509bと、第2の光軸509b上の第2の焦点511とを有する第2のリフレクタ508bが、第1のリフレクタ508aに対して実質的に対称的に構成される。第1の光軸509aは、第2の光軸509bと実質的に同一線上にある。
【0021】
源506は、電磁放射501の光線を生成し、これらは、第1のリフレクタ508aによって第2のリフレクタ508bへと反射され、実質的に第2の焦点511で収束する。中央部507は、第2のリフレクタ508bの第2の焦点511に実質的に近接して配置され、曲面505は、中央部507と第2のリフレクタ508bとの間に実質的に配置されて電磁放射501を集束する。1つの実施例では、曲面505は実質的に非球面である。別の実施例では、曲面505は、前記中央部507を中心にして実質的に放射状に分布する。第3の実施例では、曲面505は実質的に環状である。好ましい実施例では、レンズ503は実質的に半球状である。
【0022】
光結合要素502に対して大きな角度の光が、曲面505にほぼ直角に、レンズ503の曲面505に当る。したがって、光結合要素502の曲面505でのスポットサイズは、たとえば、平坦面と比較して減じられる。結果として、より小さな入力端部が用いられ得る。代替的には、大きな入力面積の結果として、より高いパワー許容しきい値が得られる。たとえば、石英を用いる代わりに、より低い融点のBK7ガラスまたは別の材料を特定の応用のために用いることもできる。
【0023】
テーパがつけられたライトパイプ504のテーパ遷移部は、特定の応用に応じて、まっすぐであってもよく、または湾曲していてもよい。レンズ503とテーパがつけられたライトパイプ504とは、一個体で製造され得るか、または別々に製造されて組立てられ得る。レンズ503とテーパがつけられたライトパイプ504とが別個体ならば、レンズ503とテーパがつけられたライトパイプ504との間の屈折率は、一致されるべきである。テーパがつけられたライトパイプ504は、クラッディングを備えて、または備えずに作られ得る。テーパがつけられたライトパイプ504の出力面はまた、特定の応用に適切に一致するために湾曲され得る。
【0024】
第1のリフレクタ508aおよび第2のリフレクタ508bは、電磁放射スペクトルの予め特定された部分のみを反射するコーティングでコートされ得る。たとえば、コーティングは、可視光放射、予め特定された放射帯、または放射のある特定の色のみを反射し得る。第1のリフレクタ508aおよび第2のリフレクタ508bはさらに、実質的に楕円の回転面、環の回転面、回転楕円体の回転面、または回転放物体の回転面の一部であり得る。
【0025】
代替的な実施例では、追加のリフレクタ512を配置して、第1のリフレクタ508a上に直接当たらない電磁放射501部分の少なくとも一部を第1のリフレクタ508aの第1の焦点510を通して第1のリフレクタ508aへと反射し返して収束光線のフラックス強度を増大し得る。好ましい実施例では、追加のリフレクタ512は、球状レトロリフレクタであって、第1のリフレクタ508aとは反対側の源506の側に配置されて、第1のリフレクタ508aから離れる方向へと源506から放出される電磁放射501を第1のリフレクタ508aの第1の焦点510を通して第1のリフレクタ508aへと反射し返す。
【0026】
1つの実施例では、源506は光放出アークランプである。源506は、たとえば、キセノンアーク、メタルハロゲンランプ、HIDランプ、または水銀灯であり得る。代替的な実施例では、源506はフィラメントランプである。
【0027】
1つの実施例では、光結合要素502によって集束および集光される電磁放射501は、単一コア光ファイバ、ファイバ束、溶融ファイバ束、多角形ロッド、中空の反射ライトパイプ、またはホモジナイザ等の導波路513に結合される。導波路513の断面は、円形、多角形であってもよく、テーパがつけられていてもよく、またはそれらの組合せであってもよい。光結合要素502および導波路513は、石英、ガラス、プラスチック、またはアクリル等の材料から構成され得る。
【0028】
1つの実施例では、光ファイバ514は、光結合要素502および/または導波路513で集束および集光される電磁放射501によって照明される。光ファイバ514は、集束および集光された電磁放射501を伝達および放出して所望の場所で照明を提供する。
【0029】
図6では、この発明の代替的な実施例が示される。それは切頭球状面605を含み、その曲率中心607は、テーパがつけられたライトパイプ604の入力端部に配置される。図6(b)で示されるように、球状面605は、リフレクタの軸に沿って見た場合、180°のアークに相対しているが、図6(a)で示されるように、リフレクタの光軸に直角な方向から見た場合、より小さなアーク、たとえば、90°に相対する。したがって、球状面605の許容角度は、ランプの放出角度にほぼ一致し、これは、リフレクタの光軸に沿って見た場合、約180°であるが、リフレクタの光軸に直角な方向から見た場合、約90°である。
【0030】
図6で示される実施例は、図5で示される実施例よりも製造がより容易である。なぜならば、それは、より少ない材料を必要とし、光学性質に合うように作られるより小さな表面を必要とするためである。図6で示される実施例のさらなる変形例では、球状面605は、収差を減じるように変更され得る。たとえば、非球面または他の適切な面が用いられ得る。
【0031】
図7では、図5で示されるこの発明の実施例で用いられる投影システムが示される。コンデンサレンズ705が、テーパがつけられたライトパイプ704の出力端部703と実質的に直列に配置される。コンデンサレンズ705と実質的に直列に配置される投影システム706は、光結合要素702で集束および集光され、さらにはコンデンサレンズ705を通して伝えられる電磁放射によって照明される。投影システム706は、集束および集光された電磁放射701を伝達および放出して所望の場所で像を投影する。
【0032】
この発明の実施例に従った、電磁放射源によって放出される電磁放射を集束し、さらには集束された放射をターゲット上にフォーカスするための方法は、以下のとおりである。電磁放射源は、第1のリフレクタの焦点に位置付けられる。放射光線は、源によって生成される。放射光線は、第1のリフレクタによって反射される。放射光線は第2のリフレクタの焦点に収束される。実質的に半球状の光結合要素は、その中央部が第2のリフレクタの焦点に実質的に近接するように、位置付けられる。リフレクタによって反射される放射光線は、光結合要素の実質的に湾曲した面を通って、第2のリフレクタの焦点に向かって進む。
【0033】
上述のように、この発明を詳細に説明してきたが、この発明は、上述のような具体的な実施例に限定されると意図されない。当業者は、発明の概念から逸脱することなく、ここで説明された具体的な実施例からの多くの発展および変形例ならびに用途を考え出すことが可能であることは明らかである。
【図面の簡単な説明】
【図1a】この発明の実施例で用いられる集束および集光システムの概略図である。
【図1b】リフレクタ軸に沿って見た、図1(a)で示された実施例の第1のリフレクタおよびランプを詳細に示した図である。
【図2】この発明の実施例で用いられる集束および集光システムの概略図である。
【図3】図2で示される集束および集光システムの変更例の概略図である。
【図4】従来のテーパがつけられたライトパイプの概略図である。
【図5】この発明の実施例に従った、ライトパイプの入力部で半球状のレンズを備えたテーパがつけられたライトパイプの概略図である。
【図6a】この発明の実施例に従った、光学ガラスのブロックに接続される球状レンズを備えたテーパがつけられたライトパイプの概略図である。
【図6b】リフレクタ軸に沿って見た場合の、図6(a)で示される実施例の光結合要素を詳細に示す図である。
【図7】投影システムで用いられる、この発明の実施例の概略図である。
【発明の分野】
この発明は、広い集束角上で広げられた光を小さなターゲットへと集束および集光する照明および投影システムに関する。
【0002】
【関連技術の説明】
標準的な導波路、たとえば単一ファイバまたはファイバ束等のターゲットへと電磁放射を集束、集光、および結合するか、または投影器のホモジナイザへと電磁放射を出力するシステムの目的は、ターゲットでの電磁放射の輝度を最大にすることである。このような照明および投影応用のためにランプからの光を集束および集光するためのいくつかの一般的なシステムが存在する。
【0003】
米国特許第4,757,431号(「’431号特許」)は、その開示は引用により援用されるが、軸外し球状凹面リフレクタを採用して小さなターゲットを照明するフラックスおよび小さなターゲットに到達する集束可能なフラックス密度の量を増強する光集光および集束システムを説明している。別の光集光および集束システムが、米国特許第5,414,600号(「’600号特許」)によって提供され、その開示は引用により援用されているが、これは、楕円凹面リフレクタの用途を説明している。同様に、米国特許第5,430,634号(「’634号特許」)は、この開示は引用により援用されるが、環状凹面リフレクタの用途を説明している。
【0004】
’431号特許、’600号特許、および’634号特許のシステムは、ほぼ1:1(単位倍率)の像を提供し、光源からの輝度を維持する。しかし、これらのシステムは、リフレクタの集束角が増して集束される光の量が増加すると、それらの1:1(単位)倍率を損失し、したがって、全投影システム性能を劣化させる。したがって、これらのシステムでは、集束効率を増大させることによって、生成される像の質が低下する。
【0005】
公知の光学集束および集光システムの問題に対処するために、米国特許出願第09/604,921号は、その開示は引用により援用されるが、小さなサイズの光源のための1:1の倍率の達成を含めた、多くの点で他の公知のシステムに対して有利な二重放物面リフレクタシステムを提供する。
【0006】
図1(a)で示されるようなこの光学集束および集光システムは、2つのほぼ対称な放物面リフレクタ10および11を用い、これらは、第1のリフレクタ10から反射した光が第2のリフレクタ11の対応するセクションで受取られるように、位置付けられる。特に、アークランプ等の光源12から放出される光は、第1の放物面リフレクタ10によって集束され、第2のリフレクタ11へと光軸に沿ってコリメートされる。第2のリフレクタ11は、コリメートされた光ビームを受け、焦点に位置付けられるターゲット13にこの光をフォーカスする。
【0007】
この光学システムの説明を容易にするために、図1は、光源12から放出される4つの異なる光線(a、b、c、およびd)のための光路を含む。図1(a)で示されるように、アークランプから出力される光は、ランプ軸に直角な方向から見た場合、約90°の円錐角に相対する。図1(b)で示されるように、アークランプから出力される光は、ランプ軸に平行な方向から見た場合、ほぼ180°の円錐角に相対する。光線aおよびdは、円錐角の程度を示す。
【0008】
図1の光学システムは、第1の放物面リフレクタ10とともにレトロリフレクタ14を用いて、第1の放物面リフレクタ10から離れた方向に光源12によって放出される放射を捕らえ、捕らえられた放射を光源12を通して反射し返し得る。特に、レトロリフレクタ14は、ほぼ球状の形状を有し、実質的に光源12付近で(つまり、第1の放物面リフレクタの焦点で)第1の放物面リフレクタに向かって配置される焦点を備え、そこから反射される、コリメートされる光線の強度を増大する。
【0009】
上述の二重放物面光学システムの1つの欠点は、大きな入力角が作られ、結果として1.0もの開口数が得られることである。結果として、いくつかの光線が、ターゲット面に対して高い入射角でターゲット13に当る。このような高い入射角によって、損失をもたらすフレネル反射が作られる。
【0010】
米国出願第09/669,841号では、この開示は引用により援用されるが、二重楕円リフレクタシステムは、小さな光源ターゲットに1:1の倍率を提供するものとして説明されている。図2で例示されるような、この光学集束および集光システムは、2つのほぼ対称な楕円リフレクタ20および21を用い、これらは、第1のリフレクタ20から反射される光が第2のリフレクタ21の対応するセクションで受取られるように、位置付けられる。特に、光源22から放出される光は、第1の楕円リフレクタ20によって集束され、光軸25上にフォーカスされ、第2のリフレクタ21へと発散される。第2のリフレクタ21は、光の発散ビームを受取り、この光を焦点に位置付けられたターゲット23にフォーカスする。
【0011】
図2からわかるように、二重楕円体システムは、いくつかの光線が大きな入射角でターゲットに当り、フレネル反射を作り出す点において、二重放物面システムと同じ不利な点を経験する。しかし、上述のシステムでのように、大きな集束角によって引起こされるフレネル反射は、損失をもたらす。
【0012】
二重楕円体システムの別の実施例が図3で示され得る。この二重楕円体システムは、いくつかの光線が大きな入射角でターゲットに当り、またフレネル反射を作り出す点で、上述の二重放物面および二重楕円体システムと同じ不利な点を経験する。
【0013】
上述のシステムで用いられる平坦入力面42を備えた、テーパがつけられたライトパイプ40が、図4で示される。図4で示されるように、第2のリフレクタ41によって反射される光の光線a′、b′、c′、およびd′が、大きな入射角で、テーパがつけられたライトパイプ40の平坦面42に収束する。ライトパイプ40のテーパリングは、大きな入力角をより小さな出力角に変換する。角度が変換される度合いは、テーパの度合いに応じる。出力角は、出力装置をライトパイプに一致させることによって、ある特定のシステムのために設計される。図4で示されるように、光線a′とd′との間のライトパイプ40の入力面42での入力角は、180度、つまり、入射角90度に近づき得る。このような高い入射角によって、フレネル反射のために高い損失がもたらされる。ガラスまたは石英で作られるコーティングされていないライトパイプでは、フレネル反射損失は、約75度よりも大きな入射角で非常に顕著になる。
【0014】
したがって、フレネル反射のための損失が減じられた状態で、小さな源からの光を照明および投影システムに結合するための方法を提供することが必要とされる。
【0015】
【概要】
大きな開口数集束および集光システムで用いられる光結合要素である。光結合要素は、中央部および曲面を備えたレンズを含む。光結合要素は、ファイバ、ファイバ束、またはホモジナイザの入力端部に実質的に配置される。フレネル反射が大きく減じられるように、曲面は、光結合要素の入力端部に当る光の入射角を減じる。
【0016】
特に、集束および集光システムは、電磁放射源と、源によって放射される電磁放射の少なくとも一部で照明されるべき光結合要素とを含む。光結合要素は、レンズとテーパがつけられたライトパイプとを含み、レンズは、中央部と、中央部を中心に分布する曲面とを有する。第1の光軸と第2の光軸とが実質的に同一線上にくるように、第1の光軸および第1の焦点を有する第1のリフレクタは、第2の光軸および光軸上の第2の焦点を有する第2のリフレクタと実質的に対称に向かい合って構成される。源は、第1のリフレクタの第1の焦点に実質的に近接して配置されて放射光線を生成し、これらは、第1のリフレクタによって第2のリフレクタへと反射され、第2の焦点に実質的に収束する。レンズの中央部は、第2のリフレクタの第2の焦点に実質的に近接して配置され、曲面は、実質的に中央部と第2のリフレクタとの間で配置されて電磁放射を集束し、それをテーパがつけられたライトパイプに伝達する。
【0017】
電磁放射源を第1のリフレクタの焦点に位置付け、第1のリフレクタが第1のリフレクタから反射される放射光線を生成し、これらが第2のリフレクタの焦点に実質的に収束することにより、電磁放射源によって放出される電磁放射は、集束され、ターゲット上にフォーカスされる。実質的に半球状または環状の光結合要素は、光結合要素の中央部が第2のリフレクタの焦点に実質的に近接するように、位置付けられ、第2のリフレクタから反射される収束放射光線は、光結合要素の実質的に湾曲した面を通って、第2のリフレクタの焦点に向かって進む。
【0018】
この発明の上述および他の特徴および利点は、添付の図とともに、この発明の好ましい実施例の以下の説明からさらに理解されるだろう。
【0019】
【好ましい実施例の詳細な説明】
図5では、断面が円形、方形、矩形、または一般に多角形であり得る、テーパがつけられたライトパイプ504に装着されるレンズ503を含む光結合要素502へと電磁放射501を放出するために用いられる集束および集光システム500が示される。
【0020】
特に、集束および集光システム500は、電磁放射501の源506と、源506によって放出される電磁放射501の少なくとも一部で照明されるべき光結合要素502とを有する。レンズ503は、中央部507と、中央部507を中心として分布される曲面505とを有する。第1の光軸509aと、第1の光軸509a上の第1の焦点510とを有する第1のリフレクタ508aが源506付近に配置され、源506は、リフレクタ508aの第1の焦点510に実質的に近接して配置される。第2の光軸509bと、第2の光軸509b上の第2の焦点511とを有する第2のリフレクタ508bが、第1のリフレクタ508aに対して実質的に対称的に構成される。第1の光軸509aは、第2の光軸509bと実質的に同一線上にある。
【0021】
源506は、電磁放射501の光線を生成し、これらは、第1のリフレクタ508aによって第2のリフレクタ508bへと反射され、実質的に第2の焦点511で収束する。中央部507は、第2のリフレクタ508bの第2の焦点511に実質的に近接して配置され、曲面505は、中央部507と第2のリフレクタ508bとの間に実質的に配置されて電磁放射501を集束する。1つの実施例では、曲面505は実質的に非球面である。別の実施例では、曲面505は、前記中央部507を中心にして実質的に放射状に分布する。第3の実施例では、曲面505は実質的に環状である。好ましい実施例では、レンズ503は実質的に半球状である。
【0022】
光結合要素502に対して大きな角度の光が、曲面505にほぼ直角に、レンズ503の曲面505に当る。したがって、光結合要素502の曲面505でのスポットサイズは、たとえば、平坦面と比較して減じられる。結果として、より小さな入力端部が用いられ得る。代替的には、大きな入力面積の結果として、より高いパワー許容しきい値が得られる。たとえば、石英を用いる代わりに、より低い融点のBK7ガラスまたは別の材料を特定の応用のために用いることもできる。
【0023】
テーパがつけられたライトパイプ504のテーパ遷移部は、特定の応用に応じて、まっすぐであってもよく、または湾曲していてもよい。レンズ503とテーパがつけられたライトパイプ504とは、一個体で製造され得るか、または別々に製造されて組立てられ得る。レンズ503とテーパがつけられたライトパイプ504とが別個体ならば、レンズ503とテーパがつけられたライトパイプ504との間の屈折率は、一致されるべきである。テーパがつけられたライトパイプ504は、クラッディングを備えて、または備えずに作られ得る。テーパがつけられたライトパイプ504の出力面はまた、特定の応用に適切に一致するために湾曲され得る。
【0024】
第1のリフレクタ508aおよび第2のリフレクタ508bは、電磁放射スペクトルの予め特定された部分のみを反射するコーティングでコートされ得る。たとえば、コーティングは、可視光放射、予め特定された放射帯、または放射のある特定の色のみを反射し得る。第1のリフレクタ508aおよび第2のリフレクタ508bはさらに、実質的に楕円の回転面、環の回転面、回転楕円体の回転面、または回転放物体の回転面の一部であり得る。
【0025】
代替的な実施例では、追加のリフレクタ512を配置して、第1のリフレクタ508a上に直接当たらない電磁放射501部分の少なくとも一部を第1のリフレクタ508aの第1の焦点510を通して第1のリフレクタ508aへと反射し返して収束光線のフラックス強度を増大し得る。好ましい実施例では、追加のリフレクタ512は、球状レトロリフレクタであって、第1のリフレクタ508aとは反対側の源506の側に配置されて、第1のリフレクタ508aから離れる方向へと源506から放出される電磁放射501を第1のリフレクタ508aの第1の焦点510を通して第1のリフレクタ508aへと反射し返す。
【0026】
1つの実施例では、源506は光放出アークランプである。源506は、たとえば、キセノンアーク、メタルハロゲンランプ、HIDランプ、または水銀灯であり得る。代替的な実施例では、源506はフィラメントランプである。
【0027】
1つの実施例では、光結合要素502によって集束および集光される電磁放射501は、単一コア光ファイバ、ファイバ束、溶融ファイバ束、多角形ロッド、中空の反射ライトパイプ、またはホモジナイザ等の導波路513に結合される。導波路513の断面は、円形、多角形であってもよく、テーパがつけられていてもよく、またはそれらの組合せであってもよい。光結合要素502および導波路513は、石英、ガラス、プラスチック、またはアクリル等の材料から構成され得る。
【0028】
1つの実施例では、光ファイバ514は、光結合要素502および/または導波路513で集束および集光される電磁放射501によって照明される。光ファイバ514は、集束および集光された電磁放射501を伝達および放出して所望の場所で照明を提供する。
【0029】
図6では、この発明の代替的な実施例が示される。それは切頭球状面605を含み、その曲率中心607は、テーパがつけられたライトパイプ604の入力端部に配置される。図6(b)で示されるように、球状面605は、リフレクタの軸に沿って見た場合、180°のアークに相対しているが、図6(a)で示されるように、リフレクタの光軸に直角な方向から見た場合、より小さなアーク、たとえば、90°に相対する。したがって、球状面605の許容角度は、ランプの放出角度にほぼ一致し、これは、リフレクタの光軸に沿って見た場合、約180°であるが、リフレクタの光軸に直角な方向から見た場合、約90°である。
【0030】
図6で示される実施例は、図5で示される実施例よりも製造がより容易である。なぜならば、それは、より少ない材料を必要とし、光学性質に合うように作られるより小さな表面を必要とするためである。図6で示される実施例のさらなる変形例では、球状面605は、収差を減じるように変更され得る。たとえば、非球面または他の適切な面が用いられ得る。
【0031】
図7では、図5で示されるこの発明の実施例で用いられる投影システムが示される。コンデンサレンズ705が、テーパがつけられたライトパイプ704の出力端部703と実質的に直列に配置される。コンデンサレンズ705と実質的に直列に配置される投影システム706は、光結合要素702で集束および集光され、さらにはコンデンサレンズ705を通して伝えられる電磁放射によって照明される。投影システム706は、集束および集光された電磁放射701を伝達および放出して所望の場所で像を投影する。
【0032】
この発明の実施例に従った、電磁放射源によって放出される電磁放射を集束し、さらには集束された放射をターゲット上にフォーカスするための方法は、以下のとおりである。電磁放射源は、第1のリフレクタの焦点に位置付けられる。放射光線は、源によって生成される。放射光線は、第1のリフレクタによって反射される。放射光線は第2のリフレクタの焦点に収束される。実質的に半球状の光結合要素は、その中央部が第2のリフレクタの焦点に実質的に近接するように、位置付けられる。リフレクタによって反射される放射光線は、光結合要素の実質的に湾曲した面を通って、第2のリフレクタの焦点に向かって進む。
【0033】
上述のように、この発明を詳細に説明してきたが、この発明は、上述のような具体的な実施例に限定されると意図されない。当業者は、発明の概念から逸脱することなく、ここで説明された具体的な実施例からの多くの発展および変形例ならびに用途を考え出すことが可能であることは明らかである。
【図面の簡単な説明】
【図1a】この発明の実施例で用いられる集束および集光システムの概略図である。
【図1b】リフレクタ軸に沿って見た、図1(a)で示された実施例の第1のリフレクタおよびランプを詳細に示した図である。
【図2】この発明の実施例で用いられる集束および集光システムの概略図である。
【図3】図2で示される集束および集光システムの変更例の概略図である。
【図4】従来のテーパがつけられたライトパイプの概略図である。
【図5】この発明の実施例に従った、ライトパイプの入力部で半球状のレンズを備えたテーパがつけられたライトパイプの概略図である。
【図6a】この発明の実施例に従った、光学ガラスのブロックに接続される球状レンズを備えたテーパがつけられたライトパイプの概略図である。
【図6b】リフレクタ軸に沿って見た場合の、図6(a)で示される実施例の光結合要素を詳細に示す図である。
【図7】投影システムで用いられる、この発明の実施例の概略図である。
Claims (30)
- 集束および集光システムであって、
電磁放射源と、
前記源によって放出される電磁放射の少なくとも一部で照明されるべき光結合要素とを含み、前記光結合要素は、レンズとテーパがつけられたライトパイプとを含み、前記レンズは、中央部と、前記中央部を中心に分布する曲面とを有し、前記システムはさらに、
第1の光軸と、前記第1の光軸上の第1の焦点とを有する第1のリフレクタと、
第2の光軸と、前記第2の光軸上の第2の焦点とを有し、さらには前記第1の光軸が前記第2の光軸と同一線上になるように、前記第1のリフレクタに対して実質的に対称的に配置される第2のリフレクタとを含み、
前記源は、前記第1のリフレクタの前記第1の焦点に近接して配置されて、前記第1のリフレクタから前記第2のリフレクタへと反射し、さらには前記第2の焦点で実質的に収束する放射光線を生成し、
前記中央部は前記第2のリフレクタの前記第2の焦点に近接して配置され、前記曲面は、前記中央部と前記第2のリフレクタとの間で配置されて前記電磁放射を集束する、システム。 - 前記曲面は実質的に非球面である、請求項1に記載の集束および集光システム。
- 前記曲面は、前記中央部を中心に実質的に放射状に分布する、請求項1に記載の集束および集光システム。
- 前記レンズは半球状である、請求項1に記載の集束および集光システム。
- 前記第1のリフレクタおよび前記第2のリフレクタは、電磁放射スペクトルの予め特定された部分のみを反射するコーティングを有する、請求項1に記載の集束および集光システム。
- 前記コーティングは、可視光放射、予め特定された放射帯、または放射の特定の色のみを反射する、請求項5に記載の集束および集光システム。
- 前記第1のリフレクタおよび前記第2のリフレクタは、実質的に楕円の回転面の少なくとも一部を含む、請求項1に記載の集束および集光システム。
- 前記第1のリフレクタおよび前記第2のリフレクタは、実質的に環の回転面の少なくとも一部を含む、請求項1に記載の集束および集光システム。
- 前記第1のリフレクタおよび前記第2のリフレクタは、実質的に回転楕円体の回転面の少なくとも一部を含む、請求項1に記載の集束および集光システム。
- 前記第1のリフレクタおよび前記第2のリフレクタは、実質的に回転放物体の回転面の少なくとも一部を含む、請求項1に記載の集束および集光システム。
- 前記電磁放射源によって放出される電磁放射の一部は、前記第1のリフレクタに直接当り、電磁放射の一部は、前記第1のリフレクタに直接当らず、前記システムはさらに、前記第1のリフレクタに直接当たらない電磁放射部分の少なくとも一部を前記第1のリフレクタの第1の焦点を通して前記第1のリフレクタへと反射して収束光線のフラックス強度を増強するように構成された追加のリフレクタを含む、請求項1に記載の集束および集光システム。
- 前記追加のリフレクタは、前記第1のリフレクタとは反対側の前記源の側に配置されて前記第1のリフレクタから離れる方向へと前記源から放出される電磁放射を前記第1のリフレクタの第1の焦点を通して前記第1のリフレクタへと反射する球状レトロリフレクタを含む、請求項11に記載の集束および集光システム。
- 前記源は光放出アークランプを含む、請求項1に記載の集束および集光システム。
- 前記アークランプは、キセノンランプ、メタルハロゲンランプ、HIDランプ、または水銀灯を含む群より選択されるランプを含む、請求項13に記載の集束および集光システム。
- 前記源はフィラメントランプを含む、請求項1に記載の集束および集光システム。
- 前記光結合要素はさらに、単一コア光ファイバ、ファイバ束、溶融ファイバ束、多角形ロッド、中空の反射ライトパイプ、またはホモジナイザを含む群より選択される導波路を含む、請求項1に記載の集束および集光システム。
- 前記導波路の断面は、円形導波路、多角形導波路、テーパがつけられた導波路、およびそれらの組合せからなる群より選択される、請求項16に記載の集束および集光システム。
- 前記光結合要素は、石英、ガラス、プラスチック、またはアクリルからなる群より選択される材料を含む、請求項1に記載の集束および集光システム。
- 光ファイバをさらに含み、光ファイバは、前記光結合要素で集束および集光される放射によって照明され、光ファイバは集束および集光された放射を放出して所望の場所での照明に備える、請求項1に記載の集束および集光システム。
- 前記テーパがつけられたライトパイプの出力端部に近接して配置されるコンデンサレンズと、
前記コンデンサレンズの出力側に近接して配置される像投影システムとをさらに含み、
像は、前記光結合要素で集束および集光される放射によって照明され、投影システムは、集束および集光された放射を放出して像を表示する、請求項1に記載の集束および集光システム。 - 電磁放射源によって放出される電磁放射を集束し、さらには、集束された放射を光結合要素上にフォーカスするための光学装置であって、前記装置は、
電磁放射源と、
前記源によって放出される電磁放射の少なくとも一部で照明されるべき光結合要素とを含み、前記光結合要素は、レンズとテーパがつけられたライトパイプとを含み、前記レンズは、中央部と、前記中央部を中心に分布する曲面とを有し、前記装置はさらに、
第1の光軸と、前記第1の光軸上の第1の焦点とを有する第1のリフレクタと、
第2の光軸と、前記第2の光軸上の第2の焦点とを有し、前記第1の光軸が前記第2の光軸と同一線上にくるように、前記第1のリフレクタに対して実質的に対称的に配置される第2のリフレクタとを含み、
前記源は、前記第1のリフレクタの前記第1の焦点に近接して配置されて、前記第1のリフレクタから前記第2のリフレクタへと反射し、さらには前記第2の焦点に実質的に収束する放射光線を生成し、
前記中央部は、前記第2のリフレクタの前記第2の焦点に近接して配置され、前記曲面は、前記中央部と前記第2のリフレクタとの間に配置されて前記電磁放射を集束する、光学装置。 - 前記第1のリフレクタに直接当たらない、源によって放出される電磁放射部分の少なくとも一部を前記第1のリフレクタの第1の焦点を通して前記第1のリフレクタへと反射して収束光線のフラックス強度を増強するように構成される追加のリフレクタをさらに含む、請求項21に記載の光学装置。
- 前記追加のリフレクタは、前記第1のリフレクタとは反対側の源の側に配置されて前記第1のリフレクタから離れる方向へと源から放出される電磁放射を前記第1のリフレクタの第1の焦点を通して前記第1のリフレクタへと反射する球状レトロリフレクタを含む、請求項22に記載の光学装置。
- 前記第1のリフレクタおよび前記第2のリフレクタは、実質的に楕円の回転面の少なくとも一部を含む、請求項21に記載の光学装置。
- 前記第1のリフレクタおよび前記第2のリフレクタは、実質的に環の回転面の少なくとも一部を含む、請求項21に記載の光学装置。
- 前記第1のリフレクタおよび前記第2のリフレクタは、実質的に回転楕円体の回転面の少なくとも一部を含む、請求項21に記載の光学装置。
- 前記第1のリフレクタおよび前記第2のリフレクタは、実質的に回転放物体の回転面の少なくとも一部を含む、請求項21に記載の光学装置。
- 電磁放射源によって放出される電磁放射を集束し、さらには集束された放射をターゲット上にフォーカスするための方法であって、
第1のリフレクタの焦点に前記電磁放射源を配置するステップと、
前記源によって放射光線を生成するステップと、
前記第1のリフレクタによって第2のリフレクタへと前記放射光線を反射するステップと、
前記第2のリフレクタの焦点に前記放射光線を収束するステップと、
前記光結合要素の中央部が第2のリフレクタの焦点に実質的に近接するように、実質的に半球状の光結合要素を配置するステップと、
前記第2のリフレクタによって反射される放射光線を前記光結合要素の実質的に湾曲した面を通して前記第2のリフレクタの第2の焦点へと進めるステップとを含む、方法。 - 前記第1のリフレクタおよび前記第2のリフレクタは、実質的に回転放物体の回転面の少なくとも一部を含む、請求項28に記載の電磁放射を集束するための方法。
- 前記第1のリフレクタおよび前記第2のリフレクタは、実質的に楕円の回転面の少なくとも一部を含む、請求項28に記載の電磁放射を集束するための方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US23416800P | 2000-09-20 | 2000-09-20 | |
PCT/US2001/029314 WO2002025329A2 (en) | 2000-09-20 | 2001-09-20 | Light condensing and collecting systems using lensed light pipes |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004510179A true JP2004510179A (ja) | 2004-04-02 |
Family
ID=22880229
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002529274A Pending JP2004510179A (ja) | 2000-09-20 | 2001-09-20 | レンズを備えたライトパイプを用いる光集光および集束システム |
Country Status (10)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6619820B2 (ja) |
EP (1) | EP1319194A2 (ja) |
JP (1) | JP2004510179A (ja) |
KR (1) | KR20030068132A (ja) |
CN (1) | CN1471647A (ja) |
AU (1) | AU2001296269A1 (ja) |
CA (1) | CA2422705A1 (ja) |
MX (1) | MXPA03002399A (ja) |
TW (1) | TW542882B (ja) |
WO (1) | WO2002025329A2 (ja) |
Families Citing this family (19)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
MXPA03007497A (es) * | 2001-02-21 | 2003-12-08 | Wavien Inc | Sistema de iluminacion que utiliza lamparas de filamento. |
EP1918773A1 (en) * | 2001-04-25 | 2008-05-07 | Wavien, Inc. | Light recovery for projection displays |
TW576933B (en) * | 2001-05-25 | 2004-02-21 | Wavien Inc | Collecting and condensing system, method for collecting electromagnetic radiation emitted by a source, tapered light pipe (TLP), numerical aperture (NA) conversion device, and portable front projection system |
US7131736B2 (en) * | 2002-05-17 | 2006-11-07 | Bierhuizen Serge J A | Efficient illumination systems for reduced étendue color video projection systems |
US6839095B2 (en) * | 2002-05-17 | 2005-01-04 | Infocus Corporation | Single-path color video projection systems employing reflective liquid crystal display devices |
US7213947B2 (en) * | 2002-10-04 | 2007-05-08 | Wavien, Inc. | Multiple output illumination using reflectors |
US7874487B2 (en) * | 2005-10-24 | 2011-01-25 | Cognex Technology And Investment Corporation | Integrated illumination assembly for symbology reader |
CN1257414C (zh) * | 2004-05-11 | 2006-05-24 | 罗筱泠 | 曲面反射镜 |
JP4972883B2 (ja) * | 2005-06-17 | 2012-07-11 | 株式会社日立製作所 | 光学ユニットおよび投射型映像表示装置 |
US7434946B2 (en) | 2005-06-17 | 2008-10-14 | Texas Instruments Incorporated | Illumination system with integrated heat dissipation device for use in display systems employing spatial light modulators |
US7973996B2 (en) * | 2005-12-09 | 2011-07-05 | Scram Technologies, Inc. | Optical system for a digital light projection system including a 3-channel LED array light engine |
US7508590B2 (en) * | 2005-12-09 | 2009-03-24 | Scram Technologies, Inc. | Optical system for a digital light projection system including 3-channel and 4-channel LED array light engines |
US7376303B2 (en) * | 2006-07-20 | 2008-05-20 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Optical coupling assembly |
JP4276250B2 (ja) * | 2006-10-11 | 2009-06-10 | 株式会社ミツバ | ターンランプ付きドアミラー |
US8760507B2 (en) * | 2008-08-05 | 2014-06-24 | Inspectron, Inc. | Light pipe for imaging head of video inspection device |
JP5381348B2 (ja) * | 2009-06-02 | 2014-01-08 | セイコーエプソン株式会社 | 光源装置、照明系、プロジェクター |
TWI616712B (zh) | 2014-01-16 | 2018-03-01 | 台達電子工業股份有限公司 | 光積分模組及其適用之光學系統 |
CN109375458A (zh) * | 2014-01-16 | 2019-02-22 | 台达电子工业股份有限公司 | 光积分模块及其适用的光学系统 |
CN115494050B (zh) * | 2022-11-15 | 2023-03-10 | 四川碧朗科技有限公司 | 一种微光收集方法、微光收集装置及发光菌微光检测模组 |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4757431A (en) | 1986-07-01 | 1988-07-12 | Laser Media | Off-axis application of concave spherical reflectors as condensing and collecting optics |
GB8629989D0 (en) * | 1986-12-16 | 1987-01-28 | Pa Management Consultants | Fibre optic coupling |
FR2640040B1 (fr) * | 1988-12-05 | 1994-10-28 | Micro Controle | Procede et dispositif de mesure optique |
US5430634A (en) | 1992-08-03 | 1995-07-04 | Cogent Light Technologies, Inc. | Concentrating and collecting optical system using concave toroidal reflectors |
US5414600A (en) * | 1993-07-30 | 1995-05-09 | Cogent Light Technologies, Inc. | Condensing and collecting optical system using an ellipsoidal reflector |
US5857041A (en) * | 1995-01-17 | 1999-01-05 | Remote Source Lighting International | Optical coupler and method utilizing optimal illumination reflector |
EP0864897A3 (en) | 1997-02-27 | 1998-10-28 | Canon Kabushiki Kaisha | Light source device, illuminating system and image projecting apparatus |
-
2001
- 2001-09-20 MX MXPA03002399A patent/MXPA03002399A/es unknown
- 2001-09-20 WO PCT/US2001/029314 patent/WO2002025329A2/en not_active Application Discontinuation
- 2001-09-20 CA CA002422705A patent/CA2422705A1/en not_active Abandoned
- 2001-09-20 US US09/955,980 patent/US6619820B2/en not_active Expired - Lifetime
- 2001-09-20 TW TW090123194A patent/TW542882B/zh active
- 2001-09-20 CN CNA01816028XA patent/CN1471647A/zh active Pending
- 2001-09-20 KR KR10-2003-7003971A patent/KR20030068132A/ko not_active Application Discontinuation
- 2001-09-20 JP JP2002529274A patent/JP2004510179A/ja active Pending
- 2001-09-20 AU AU2001296269A patent/AU2001296269A1/en not_active Abandoned
- 2001-09-20 EP EP01977127A patent/EP1319194A2/en not_active Withdrawn
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US20020039293A1 (en) | 2002-04-04 |
AU2001296269A1 (en) | 2002-04-02 |
US6619820B2 (en) | 2003-09-16 |
KR20030068132A (ko) | 2003-08-19 |
WO2002025329A3 (en) | 2003-04-10 |
CA2422705A1 (en) | 2002-03-28 |
WO2002025329A2 (en) | 2002-03-28 |
CN1471647A (zh) | 2004-01-28 |
EP1319194A2 (en) | 2003-06-18 |
TW542882B (en) | 2003-07-21 |
MXPA03002399A (es) | 2004-09-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5172063B2 (ja) | 2つの楕円反射体を用いた、光源から標的への光の結合 | |
JP2004510179A (ja) | レンズを備えたライトパイプを用いる光集光および集束システム | |
US7618158B2 (en) | Illumination system using filament lamps | |
US4755918A (en) | Reflector system | |
US6856727B2 (en) | Coupling of light from a non-circular light source | |
TW514706B (en) | Optical system having retro-reflectors | |
TW548508B (en) | An illumination engine for a projection display using a tapered light pipe | |
JP4987866B2 (ja) | 最適化された倍率を有するデュアル放物面状リフレクタおよびデュアル楕円面状リフレクタシステム | |
US20060256564A1 (en) | Compact dual ellipsoidal reflector system | |
JPH11149901A (ja) | 発光管及びそれを用いた光源装置 | |
JPH11176221A (ja) | 光源装置とこれに使用するアキシコンプリズム | |
TW455697B (en) | System for collecting and condensing light | |
JP2002303818A (ja) | 照明光学系 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20051212 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20060123 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20060123 |