JP2004508099A - モーター駆動歯ブラシ及びそのブラシヘッド - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、ブラシヘッドの回転運動、併進運動その他の運動のためのモーター駆動装置を備えた歯ブラシに関する。本発明は、さらに、このような歯ブラシのブラシヘッドに関し、該ブラシヘッドは、多数の剛毛と、剛毛が取り付けられる剛毛支持体とを備える。この場合、剛毛支持体は、実質的に平板形であり、剛毛支持体が駆動する運動又は回転の軸を備えており、歯ブラシの駆動装置に連結するための連結手段を備えている。
【0002】
モーター駆動装置無しの手動操作の簡易な歯ブラシでは、ブラシハンドルだけでなく剛毛が取り付けられたブラシヘッドそのものを意のままに構築して、剛毛によって画定される作業表面が歯の輪郭により良く適用されるようにすることが周知である。ブラシヘッドは、幾つかのセグメントに分かれている。これらのセグメントは、弾性ゴムで作られた横軸ブリッジで相互連結されているため、セグメントは、互いとの関係で、ねじれて撓曲できるようになっている(例えば、DE 198 31 412 Al、WO 98/27846、WO 96/02165参照)。ブラシヘッドのねじれ撓曲性により、最初の状態で凹形をしている作業表面(剛毛の自由端によって画定される)は、歯に対して押圧されると、実質的に平らな作業表面に変わることができる。
【0003】
しかし、モーター駆動歯ブラシの一般的ブラシヘッドでは、ディスク形の固定された剛毛支持体(剛毛のふさが堅く取り付けられたもの)が卓越している。このようなブラシヘッドは、手動歯ブラシに比較して、剛毛支持体ディスクに対して実質的に垂直な回転軸を中心に、(連続的に又は振動するように)回転運動を実行する。歯の輪郭への作業表面の適用を改善し、しかも歯間クリーニングを改善するために、モーター駆動歯ブラシのブラシヘッドについて別のアプローチが取られた。例えば、回転方向に対して傾いた角度を持つ剛毛ふさが提案された。該剛毛ふさは、歯間空間に入ることが意図されている(例えば、EP 0765642参照)。さらに、回転軸に平行に配置された剛毛ふさを有する回転ブラシ装置が提案された。このような回転ブラシ装置の剛毛は、全体的にほぼコーン形をしていて、歯間空間のクリーニングを容易にする仕事表面を形成するように適した長さを持っている(US 5862559参照)。
【0004】
互いとの関係で剛毛ふさを相対的に駆動することについても提案されてきた。US5500970は、歯ブラシの非一般的なブラシヘッドを示している。該ブラシヘッドは、V形に配置されたアームで、そこには剛毛ふさが取り付けられたものを備える。剛毛ふさは、互いに向かって方向付けられ、プライヤー様方法で歯を包囲する。対応する駆動装置が、アームを互いに向け、またはアームを互いから離れるように、アームを動かすので、剛毛ふさは、それらの間に位置する歯の面上で、対応するクリーニング動作を実施することができる。しかし、剛毛ふさの歯に似た配置のため、剛毛の回転駆動運動が防止される。したがって、この既知の歯ブラシでは、歯の咀嚼面のクリーニングが満足のいくものではない。
【0005】
このように、回転駆動装置を有するモーター駆動歯ブラシ用の一般的ブラシヘッドについては、基部と歯間のクリーニングの両方において、その改善が必要とされている。特に、(大臼歯、小臼歯及び切歯を含む)全ての歯の領域の包括的なクリーニングが改善され得る。
【0006】
従って、本発明の目的は、先に言及されたタイプの改善された歯ブラシを創作することであり、現技術水準の不利益を避けることであり、現技術水準に対して有利な改善を提供することである。特に、回転駆動運動を有するモーター駆動歯ブラシ用のブラシヘッドが、基部と歯間の徹底したクリーニングを達成するよう改善される。
【0007】
本発明に従うと、この目的は、請求項1に記載のブラシヘッド及び請求項17に記載の歯ブラシによって達成される。
【0008】
したがって、ブラシヘッドは、幾つかのセグメントに分かれた剛毛支持体を備える。該セグメントは、互いとの関係で可動であるように配置されている。従来は固定されていた剛毛支持体ディスクと比較して、本発明の配置によると、自由な剛毛端によって画定される仕事表面の歯の輪郭への改善した適用を達成することが可能であり、全ての歯の領域で(特に、基部と歯間の領域で)改善されたクリーニングが達成される。少なくとも1つの剛毛支持体セグメントは、剛毛支持体全体の回転軸の他に、更なる可動軸を有する。つまり、少なくとも1つの剛毛支持体セグメントが、剛毛支持体ベースとの関係で可動に保持されている。
【0009】
特に、剛毛支持体は、少なくとも1つの傾斜軸を中心にして、互いとの関係で傾くことができる、幾つかの剛毛支持体セグメントを備える。したがって、一般的に言うと、剛毛支持体セグメントは、ブラシヘッドの回転軸を中心に相互に回転することができる。加えて、剛毛支持体セグメントは、互いとの関係で傾くことができる。それぞれの傾斜軸は、ブラシヘッドの運動軸又は回転軸に対して横方向に伸張することが好ましく、回転軸の方向に対して垂直であることが好ましい。
【0010】
本発明の更なる改善は、剛毛支持体セグメントを互いとの関係でベース位置に予め引張るための手段(pretensioning means)(特に、スプリング器具)を提供する。可動剛毛支持体セグメントと、それらが取り付けられた剛毛は、独立して、かつ適用される力に依存して、歯の輪郭を追従する。このようにして、改善されたクリーニングが達成される。さらに、剛毛は、かけられる力が過剰であると、(特に、歯肉への)外傷を防ぐために、予めの引張り力に対向して曲げられる。またさらに、剛毛支持体セグメントのそれぞれが傾くと、回転方向に対して横向きの運動成分が剛毛の自由端に与えられる。この結果、他のフィラメントが歯間空間に到達してそれをクリーニングすることができる。
【0011】
剛毛支持体セグメントには、互いとの関係で強制運動が与えられない場合が有利である。可動剛毛支持体セグメントは、互いとの関係で(つまり、予めの引張り力に対して)自由に動くことができ、歯の輪郭に追従することが可能である。これは、US5500970に従う提案の反対である。当該技術水準では、ブラシヘッド全体がブラシヘッドの回転軸を中心に自由に代償性運動を起こし、剛毛は互いとの関係で駆動するが、本発明では、ブラシヘッド全体がブラシヘッドの回転軸を中心に駆動し、剛毛(つまり、剛毛支持体セグメント)が互いとの関係で代償性運動をするようになっている。
【0012】
本発明の更なる改善では、予めの引張り手段及び/又は可動剛毛支持体セグメントは、可動剛毛支持体セグメントが歯ブラシの駆動装置によって励振されて共振振動運動を実行するように、考案されている。特に、予めの引張り手段及び可動剛毛支持体セグメントは、剛毛支持体セグメントの追加の運動軸に沿って共振振動が起こるように、歯ブラシ駆動装置の駆動周波数に調整される。このようにして、自由な剛毛端のダブルクリーニング運動が達成される。すなわち、回転軸を中心とする回転駆動の第一の運動と、第一の運動に垂直な第二の運動であり、該第二の運動は、自己共振によって起こる。
【0013】
剛毛支持体セグメントが、互いとの関係で動くことのできる能力は、幾つかの方法によって達成される。本発明の好ましい実施形態に従うと、剛毛支持体は、直径に沿って向かい合った2つの傾斜セグメントで、相互の傾斜軸を中心に、互いとの関係で傾斜して保持されているものを備える。2つの傾斜しているセグメントは、歯ブラシ駆動装置に連結している剛毛支持体ベースに連結しており、該剛毛支持体ベースとの関係で可動である。相互傾斜軸は、特に、ブラシ支持体の回転軸に対して垂直になるように配置されている。この結果、中央傾斜軸の上方の中央部に配置された剛毛は、剛毛支持体に傾斜軸から距離をおいて位置する外側の剛毛に比べて、歯に対して押された場合に比較的硬い。歯に対して押された場合、(剛毛支持体に傾斜軸から距離をおいて位置する)外側の剛毛はひるんで、剛毛支持体セグメントがちょうつがいで動くようになる。共通の中央傾斜軸により、慣性モーメントがほとんどないコンパクトな配置及びブラシヘッドの単純設計が可能となる。
【0014】
本発明のさらに好ましい実施形態に従うと、剛毛支持体は、直径に沿って向かい合った2つの傾斜セグメントで、2つの傾斜軸、特に、互いから離れて間隔がおかれた並行な傾斜軸を中心に、互いとの関係で傾斜して保持されているものを備える。この実施形態では、各傾斜セグメントは、それ自身の傾斜軸を有し、その軸を中心にして、剛毛支持体ベースとの関係で、傾くことができる。傾斜軸は、中央の剛毛に圧力がある場合に、剛毛域が折り重なってV形ふうに歯を包囲するように位置していることが好ましい。この結果、さらに外側に配置されている剛毛は、歯間空間に到達することができるようになる。圧力がさらに増加すると、内側の剛毛が外側に向かって屈し、剛毛域が折り重なる。この結果、剛毛によって歯にかけられる圧力が低下し、それに続いて、外側の剛毛は、歯間空間にさらに到達することができるようになる。圧力が切歯上にかけられると、力の導入は、剛毛域が予めの引張り力に対して平らに押圧された状態で、外側の剛毛によって圧倒される。2つの傾斜軸の各々は、剛毛支持体セグメントに取り付けられた剛毛の下方に位置している。特に、傾斜軸と回転軸との間の空間は、剛毛支持体の半径の約1から約1.5倍であり得る。
【0015】
剛毛支持体は、全ての剛毛支持体セグメントが剛毛支持体の回転軸との関係で可動であるように、可動に保持された剛毛支持体セグメントをもっぱら備えることができる。本発明の他の有利な実施例に従うと、剛毛支持体は、回転軸以外に可動軸を持たず、剛毛支持体ベースに固定して連結されている、少なくとも1つの固定剛毛支持体を備えることができる。したがって、固定剛毛支持体セグメントは、回転軸を中心にしてのみ回転することができる。特に、直径に沿って向かい合った2つの剛毛支持体セグメントは固定されていて、互いに反対側に位置する2つの傾斜セグメントのいずれかの側にあることができる。剛毛ふさは、可動傾斜セグメントに取り付けられる。この剛毛ふさは、固定セグメントに取り付けられた剛毛との関係で突出している。可動セグメントは、傾斜可能な保持配置の結果、押し戻されることができる。
【0016】
本発明の更なる改善では、可動剛毛支持体セグメントに取り付けられた剛毛は、剛毛支持体セグメントが予め引張られたベース位置にあるときに、互いに向かって傾いている。剛毛支持体セグメントの傾斜が戻るとき、ブラシヘッドの回転軸と平行の配置になるように、剛毛が導かれることが好ましい。
【0017】
本発明の更なる改善では、ブラシヘッドの中間面との関係で、剛毛の縦軸が30度未満の角度、好ましくは15度未満の角度になるように剛毛が配置される。該中間面は、回転軸を含むものである。特に、それぞれの剛毛支持体セグメントの予め引張られたベース位置では、可動剛毛支持体セグメント上に配置された剛毛は、回転軸又は上述の中間面との関係で、好ましくは15度未満の鋭角で、特には、約4から約8度の間の角度で傾いている。
【0018】
剛毛支持体セグメントの傾斜範囲には制限がある。本発明の有利な実施形態に従うと、この制限は、可動剛毛支持体セグメントが15度未満の範囲で傾くことができる場合に満たされる。
【0019】
本発明の更なる改善では、ブラシヘッドの放射状に外側領域に配置された剛毛は、ブラシヘッドの放射状に内側の領域に配置された剛毛よりも硬い。これは、種々のパラメータによって達成され得る。特に、外側に配置された剛毛の引張り応力及び/又は直径が、内側に配置された剛毛の引張り応力及び/又は直径と異なることができる。剛毛の硬さの相違は、水分吸着の違い及び/又は剛毛構造の適切な選択による、適切な材料選択によっても達成することができる。例えば、外側領域の剛毛は真直ぐなデザインであるのに対して、内側領域の剛毛は曲がっていることができる。バイフィラメント剛毛の使用を提供することも可能である。
【0020】
好ましくは、回転軸の方向において、放射状外側領域に位置する剛毛の自由端は、放射状内側領域に位置する剛毛の自由端の上方に出ている。これは、剛毛支持体における対応する輪郭によって達成することができる。しかし、これは、外側領域の剛毛が長いことによって達成されることが好ましい。剛毛の自由端によって画定される仕事表面は、外側に向かってステップ状になることができる。全体的に、剛毛支持体セグメントの予め引張られたベース位置において、仕事表面は凹形である。
【0021】
ブラシヘッドの交換を容易にするには、剛毛支持体は、歯ブラシの駆動装置との連結のために、シャフトのような中央連結断片を備えることが好ましい。連結断片は、特に、剛毛支持体ベースを有する1つの断片で形成され得る。連結断片は、スナップ連結であることが好ましい。
【0022】
提案されたブラシヘッドは、回転の意味において振動し、回転軸に沿って併進の意味で追加的振動する駆動運動との組み合わせにおいて、特に有利な効果を有する。これにより、剛毛は、回転軸を中心に動くだけでなく、歯に向かって及び歯から離れて、つつき運動で動く結果となる。これにより、さらに深いところにある歯間空間に到達できる、特に効果的で完璧な歯のクリーニングが行われるようになる。剛毛支持体セグメントの可動配置により、過度の圧力がかけられた場合には、歯肉への外傷が防がれる。
【0023】
以下、好ましい実施形態及び添付の図面により、本発明についてより詳しく説明する。
【0024】
図1〜図4のブラシヘッド1は、略半円形の2つの剛毛支持体セグメント3及び4に分けられた、実質的にディスク形をした剛毛支持体2を備える。剛毛支持体セグメント3及び4は、互いから分離されるように構築されている。図3及び図4で特に示されているように、剛毛支持体セグメント3及び4は、相互傾斜軸5を中心にして、傾いて相互連結している。この結果、2つの剛毛支持体セグメント3及び4の、各々の形をしたベアリングセクション7及び8(互いに並んでいる)が、相互駆動軸シャフト9(剛毛支持体ベース10上に保持されている)を中心にして保持されることになる(図4参照)。
【0025】
剛毛支持体ベース10は、電気歯ブラシの回転駆動装置(図示せず)に、特に押されると、連結され得るシャフト様の連結片である。剛毛支持体ベース10は、ブラシヘッドの回転軸11を画定する。該回転軸は、剛毛支持体セグメント3及び4の傾斜軸5に垂直であり、並びに、剛毛12がふさの形式で固定される剛毛支持体2の前面に垂直である。
【0026】
剛毛支持体2の下方に位置する傾斜軸5は、剛毛支持体セグメント3及び4の制限された傾斜運動のみを許容する。図3に示されるように、剛毛支持体セグメント3及び4の傾斜運動は、端ストップ13及び14によって、両方向において制限されている。端ストップ13は、剛毛支持体セグメント3及び4自身の対立面によって形成されている。2つの剛毛支持体セグメント3及び4が離れて傾くことを制限する端ストップ14は、剛毛支持体ベース10の面によって形成されている。ここで、面10は、剛毛支持体セグメント3及び4がそれらの傾斜開放端位置(剛毛支持体セグメント3及び4が剛毛の平らなディスクを形成する)に到達した場合、剛毛支持体セグメント3及び4の下側が剛毛支持体ベース10の面に停止するように、剛毛支持体セグメント3及び4に対向している。2つの剛毛支持体セグメント3及び4を、互いとの関係で、最大に傾かせる傾斜角16は、5〜25度であり、好ましくは10〜15度である。本発明の有利な実施形態に従うと、剛毛支持体セグメント3及び4の各々は、剛毛支持体ベース10との関係で、約4〜8度傾くことができる。
【0027】
スプリング装置15は、2つの剛毛支持体セグメント3及び4と関連している。該スプリング装置15は、予引張り装置として作用し、2つの剛毛支持体セグメント3及び4を、それらが互いに向かって傾いている初期位置に押している。予め引張られた初期位置は、図3に示されている。図示された初期位置において、剛毛12が固定されている剛毛支持体セグメント3及び4の表面は、傾斜角16が12度で、互いに向かって傾斜している。つまり、剛毛12が12度の角度で互いに向かって傾いている一方、該表面は、168度を描いている。
【0028】
スプリング装置15は、種々の方法によって設計される。例えば、スプリング装置15は、剛毛支持体セグメント3及び4の下側と、剛毛支持体ベース10の面(この面は、剛毛支持体セグメント3及び4の下側の方を指している)との間に支持される。図示された実施形態では、スプリング装置15は、傾斜軸5に沿って(つまり、駆動軸シャフト9に沿って)ラップされた脚スプリングである(図4参照)。
【0029】
好ましくは、スプリング装置15のスプリング特性は、回転軸11を中心とする回転ブラシ駆動の結果として、剛毛支持体セグメント3及び4が、自己共振するか、少なくとも半共振傾斜運動を実行するように、設定されている。
【0030】
剛毛12は、種々の構成及び種々の配列において、剛毛支持体2の上に配置されている。有利な実施形態は、剛毛支持体セグメント3及び4の平らな表面から、実質的に垂直に、剛毛12が出現するように提供される。これにより、図3に従う剛毛支持体セグメントの予め引張られた初期位置においては、これらの剛毛は、互いに向かって傾いており、剛毛支持体セグメント3及び4が傾斜開放位置(これらの剛毛支持体セグメントが平らなディスクを形成する位置)にある間は、回転軸11に平行に配置されている。図2に示されているように、内部上に位置する剛毛ふさは、互いに向かって、更に内方向に傾くことができる。
【0031】
好ましくは、放射状外側に位置する剛毛12aは、放射状内側に位置する剛毛12iよりも硬い(図3参照)。これは、例えば、弾性モジュラス(flexural modulus)、直径、材料及び/又は剛毛構造のパラメータを選択することにより制御され得る。
【0032】
さらに、外側領域の剛毛12aが、内側領域の剛毛12iよりも長い場合に有利である。つまり、外側領域に取り付けられた剛毛12aの自由端は、回転軸11の方向において、ブラシの内側領域の剛毛よりも上方に出ているということである。このようにすると、自由端によって画定される作業表面は、段差状の凹形になり、この結果、剛毛の自由端が歯の局面に適合するようになる。その一方で、外側領n域に位置する硬い剛毛は、歯間クリーニングのために歯間空間に入り込む。
【0033】
図5〜図7は、本発明についての第二の好ましい実施形態を示す。ブラシヘッドの構成要素には、先の実施形態の構成要素に対応する範囲において、同一の参照番号が付されている。
【0034】
先に記載した実施形態の場合のように、ブラシヘッド10は、互いとの関係で傾くように配置されている2つの剛毛支持体セグメント3及び4に分けられる剛毛支持体2を備える。しかし、先に記載の実施形態と比較すると、2つの剛毛支持体セグメント3及び4は、相互傾斜軸を中心に傾いているのでなく、2つの別の傾斜軸17及び18を中心に傾くことができる。これら2つの傾斜軸17及び18は、互いから離れていて、互いに平行に配置されている。図6に示されるように、傾斜軸17及び18は、ブラシヘッド1の回転軸11に垂直な面内に位置する。傾斜軸17及び18の各々と回転軸11との間隔は、剛毛支持体2に取り付けられた剛毛領域の半径rの約3/4である(図7を参照)。
【0035】
上述の実施形態の場合のように、剛毛支持体2は、剛毛支持体セグメント3及び4の下方に位置する剛毛支持体ベース10を備える。この剛毛支持体ベース10の面は、剛毛支持体セグメント3及び4に向かって大きくなっていて、支持体ディスク19を形成していて、別々の傾斜軸17及び18が形成されている。剛毛支持体セグメント3及び4のベアリングセクション7及び8は、傾斜軸5を画定し、かつ、剛毛支持体ベース10の支持体ディスク19の凹部に配置されている駆動軸シャフト9を中心に位置する。
【0036】
予引張り手段として作用する2つのスプリング装置15によって、2つの剛毛支持体セグメント3及び4は、初期位置に予め引張られている。この位置では、剛毛支持体セグメント3及び4は、互いに向かって傾いている。この初期位置での剛毛12は、回転軸11を含む中央面に向かって傾いた状態である(図6参照)。
【0037】
剛毛支持体セグメント3及び4が旋回する能力は制限されている。図示されている実施形態では、支持ディスク19の面(剛毛支持体セグメント3及び4に向かっている面)は、端ストップを備える。この端ストップに対向して、剛毛支持体セグメント3及び4の下側が、それぞれの極端な傾斜位置において静止するようになる。
【0038】
(2つの別々の傾斜軸を備える)図示されている配置によると、他の運動学も達成され得る。2つの傾斜軸17及び18は、臼歯に対して軽い圧力がかけられる間、中央に位置する剛毛12i上に力が導入されると、剛毛域が折り重なるように、互いとの関係で位置する。つまり、剛毛12が歯をV形に包囲する一方で、剛毛支持体セグメント3及び4は、図6に示される位置を呈する。この結果、外側に位置する剛毛12aは、歯間空間へ入り込むことができる。圧力が増大する場合には、剛毛12は、外側に向かって曲がり、剛毛域が開いて傾く。これにより、剛毛は、歯に対してより小さな抵抗をかけ、外側剛毛12aは、歯間空間内へさらに入り込むことができる。切歯に圧力がかけられる場合、主に外側の剛毛12aによって、力の導入が起こされる。剛毛域は、スプリングの予引張りに対して平らに押された状態である。その後、剛毛は、図7に示された構成を呈する。
【0039】
先に記載の実施例の場合のように、剛毛12の自由端は、全体的に凹形である段差状の作業表面20を形成する。回転軸11の方向に、外側の剛毛12aの自由端は、内側に配置されている剛毛12iの上方に出る。
【0040】
既に記載されたように、外側の剛毛12aの剛毛剛性は、ブラシ内域の剛毛12iの剛毛剛性を超えることが好ましい。
【0041】
図5〜図7に従う実施形態では、最大傾斜角度は、先に記載の実施形態のものよりも幾分大きい。図6に示されるような、最大に折り重なった位置では、剛毛12は、回転軸11を含む中央面に対して、10〜25度の角度である。好ましくは、この角度は、約16度である。図7に示されるように、剛毛支持体セグメント3及び4は、剛毛12が回転軸11に平行に並ぶように互いから充分に遠く離れるように傾くことができる。もし、必要であれば、剛毛支持体セグメントは、剛毛がV形にそれるように、さらに離れて傾くことができる。
【0042】
図5〜図7に従う実施形態においても、スプリング装置15のスプリング特性は、ブラシ駆動装置の回転振動の結果として、剛毛支持体セグメント3及び4の各々が、自己共振を始めるか、又は少なくとも半共振傾斜運動を実行するように励振されるようになっている。
【0043】
本発明の更なる実施形態が図8に示されている。図8に示されているブラシヘッドの構成要素には、先に記載の実施形態の構成要素に対応する範囲において、同一の参照番号が付されている。
【0044】
図1〜図4に従う実施形態の場合のように、直径に沿って向かい合った2つの剛毛支持体セグメント3及び4は、ブラシヘッドの回転軸に垂直に並んでいる相互傾斜軸を中心にして傾いて保持されている。しかし、2つの剛毛支持体セグメント3及び4は、図5〜図7に従う実施形態で示されているように、剛毛支持体ベース10上で傾くことができるように、2つの別々の傾斜軸を中心に配置され得る。
【0045】
先に記載の実施形態と比較して、剛毛支持体2は、可動剛毛支持体セグメント3及び4をもっぱら備えているものではない。可動剛毛支持体セグメント3及び4に加えて、ブラシヘッド1は、2つの固定された剛毛支持体セグメント21及び22を備えており、この場合、可動剛毛支持体セグメント3及び4は、固定された剛毛支持体セグメント21と22の間に配置されている。固定された剛毛支持体セグメント21及び22は、可動剛毛支持体セグメント3及び4と共に、実質的にディスク形をした剛毛支持体2を構成する。
【図面の簡単な説明】
【図1】
本発明の好ましい実施形態に従う、相互傾斜軸を中心にして配置された剛毛支持体セグメントを備えたブラシヘッドの斜視図である。
【図2】
図1に示されるブラシヘッドの剛毛の自由端によって画定される仕事表面の上面図である。
【図3】
図1及び図2のブラシヘッドの、図2のA−A線に沿った断面図である。
【図4】
図1〜図3に示されるブラシヘッドの、図2のB−B線に沿った断面図である。
【図5】
本発明の更なる好ましい実施形態に従う、別々の傾斜軸を中心にして傾くことができる、2つの剛毛支持体セグメントを備えたブラシヘッドの斜視図である。
【図6】
剛毛支持体セグメントが、それらの予め引張られたベース位置で示されており、剛毛が互いに向かっている、剛毛支持体セグメントの傾斜軸に垂直な図5のブラシヘッドの断面図である。
【図7】
剛毛支持体セグメントが蝶番付け開放位置に示されており、剛毛が互いに平行に並んでいる、傾斜軸を横切る、図5に示されるブラシヘッドの断面図である。
【図8】
本発明の更に好ましい実施形態に従う、2つの固定剛毛支持体セグメントと、傾斜可能に保持された2つの剛毛支持体セグメントとを備えたブラシヘッドの斜視図である。
Claims (18)
- 多数の剛毛(12)と、剛毛(12)が取り付けられた剛毛支持体(2)とを備えた、駆動装置付き歯ブラシのためのブラシヘッド、特にブラシヘッドが回転運動する駆動装置付き歯ブラシのためのブラシヘッドであって、剛毛支持体(2)は、実質的に平板形又はディスク形をしており、それが駆動することのできる運動又は回転の軸(11)を備え、且つ、歯ブラシの駆動装置に連結するための連結手段(10)を備えており、剛毛支持体(2)が、幾つかの剛毛支持体セグメント(3、4、21、22)であって互いとの関係で可動であるように配置されているものを備えることを特徴とする、前記ブラシヘッド。
- 剛毛支持体セグメント(3、4)が、運動又は回転の軸(11)に対して特に横方向に伸張する、少なくとも1つの傾斜軸(5、17、18)を中心に、互いとの関係で傾くことができる、請求項1に記載のブラシヘッド。
- 剛毛支持体セグメント(3、4)を互いとの関係でベース位置に予め引張るための予引張り手段(15)、特にはスプリング装置が供給された、請求項1又は2に記載のブラシヘッド。
- 可動剛毛支持体セグメント(3、4)が、駆動手段から自由に、互いとの関係で可動又は傾斜可能である、請求項1乃至3のいずれか一項に記載のブラシヘッド。
- 歯ブラシの駆動装置によって可動剛毛支持体セグメントが励振されて共振傾斜運動が実行されるように、予引張り手段及び/又は可動剛毛支持体セグメント(3、4)が設計されている、請求項1乃至4のいずれか一項に記載のブラシヘッド。
- 剛毛支持体(2)が、直径に沿って向かい合った2つの傾斜セグメントであって相互傾斜軸(5)を中心に互いとの関係で傾斜可能に保持されているものを備える、請求項1乃至5のいずれか一項に記載のブラシヘッド。
- 剛毛支持体(2)が、直径に沿って向かい合った2つの傾斜セグメントであって、間隔を置いて配置され平行であることが好ましい2つの傾斜軸(17、18)を中心に互いとの関係で傾斜可能に保持されているものを備える、請求項1乃至6のいずれか一項に記載のブラシヘッド。
- 剛毛支持体(2)が、少なくとも1つの固定保持された剛毛支持体セグメント(21、22)を備える、請求項1乃至7のいずれか一項に記載のブラシヘッド。
- 可動剛毛支持体セグメント(3、4)が、互いに向かって傾いている位置に予め引張られている、請求項1乃至8のいずれか一項に記載のブラシヘッド。
- ブラシ(12)の縦軸が、回転軸(11)を含む中央面との関係で、30度未満の角度、好ましくは15度未満の角度を呈する、請求項1乃至9のいずれか一項に記載のブラシヘッド。
- 各剛毛支持体セグメントの予め引張られたベース位置において、可動剛毛支持体セグメント(3、4)上に配置された剛毛(12)が、回転軸(11)又は回転軸(11)を含む中央面との関係で、好ましくは15度未満の鋭角で、特には約4〜8度の間の角度で傾いている、請求項1乃至10のいずれか一項に記載のブラシヘッド。
- 可動剛毛支持体セグメント(3、4)の剛毛(12)が、15度未満の範囲で傾斜可能である、請求項1乃至11のいずれか一項に記載のブラシヘッド。
- 放射状外側領域に配置された剛毛(12a)が、放射状内側領域に配置された剛毛(12i)よりも硬い、請求項1乃至12のいずれか一項に記載のブラシヘッド。
- 回転軸(11)の方向において、放射状外側領域に配置された剛毛(12a)の自由端が、放射状内側領域に配置された剛毛(12i)の自由端よりも上方に出ている、請求項1乃至13のいずれか一項に記載のブラシヘッド。
- 剛毛(12)が、実質的に平ら且つ/又は凹状である作業表面(20)を形成する、請求項1乃至14のいずれか一項に記載のブラシヘッド。
- 剛毛支持体(2)を連結するための中央シャフト様連結断片(10)が供給されており、該連結断片は、特に、剛毛支持体ベースを有する1つの断片で形成されており、好ましくはスナップ連結である、請求項1乃至15のいずれか一項に記載のブラシヘッド。
- 請求項1乃至16のいずれか一項に記載のブラシヘッド(1)とモーター駆動装置とを備える歯ブラシ。
- 駆動装置が、回転及び/又は併進作法で振動するように設計された、請求項17に記載の歯ブラシ。
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