JP2004507015A - 磁気テープの長手方向サーボ・バンドに関するサーボ・システムの横方向位置を回復するための方法及びシステム - Google Patents

磁気テープの長手方向サーボ・バンドに関するサーボ・システムの横方向位置を回復するための方法及びシステム Download PDF

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Abstract

【課題】
磁気テープの長手方向の規定サーボ・バンドに関して横方向にヘッドを位置付けるための方法及びサーボ・システムを提供する。
【解決手段】
サーボ・バンド(30−34)は、識別のために長手方向にシフトしたパターンで配列され、データ・トラックによって分離されている。サーボ・コントローラ(27)は、横方向位置の喪失に応答して磁気テープ(36)における推定の長手方向位置をセンスする。推定の長手方向位置がテープ(36)の端部から所定の距離内にある場合、サーボ・コントローラ(27)は、センスされた端部から離れる向きに磁気テープ(36)を連続的に移動するようにドライブ(10)を操作する。サーボ・コントローラ(27)は、複合アクチュエータ(14)が磁気テープ(36)のエッジから所定の距離内にあるかどうかを決定するためにホーム横方向位置センサ(175)をセンスする。それが肯定される場合、それは、複合アクチュエータ(14)のコース・アクチュエータ部分(16)を磁気テープ(36)のエッジから離れる横方向に移動させるように操作し、それが所定距離内にない場合、エッジに向けて移動させるよう操作する。サーボ・コントローラ(27)は、デュアル・サーボ・センサ(45、46)をセンスして規定サーボ・バンド(30−34)のうちのいずれか2つを検出し、そしてその規定サーボ・バンド(30−34)のうちのいずれか2つをセンスした時、その2つの規定サーボ・バンドとしてどのサーボ・バンドが検出されたのかを識別する。
【選択図】図4

Description

【0001】
本発明は、磁気テープ上に記録された長手方向の規定のサーボ・トラック又はバンドに関して横方向に磁気ヘッドを位置付けるためのサーボ・システムに関し、更に詳しくいえば、一旦横方向位置が失われた時の横方向位置の回復に関するものである。
【0002】
磁気記録テープ上のトラックにおけるデータの読み取り及び(又は)書き込みは、磁気ヘッドを正確に位置付けることを必要とする。磁気テープが磁気ヘッドを通して長手方向に移動する時、磁気ヘッドは特定の長手方向のデータ・トラックまで移動し、そのデータ・トラック上に中心をあわせて維持されなければならない。磁気ヘッドは、長手方向のデータ・トラックに関して横方向にトラック間を平行移動する。
【0003】
サーボ・システムは、磁気ヘッドを所望のデータ・トラックまで移動するために、そしてその磁気ヘッドを所望のデータ・トラックの中心に位置付けるために使用される。データ・トラック密度を高めるために及び、それによって所与のテープのデータ密度を高めるために、データ・トラックは益々小さくなり、近接するようになりつつある。従って、テープの幅全体にわたって種々のロケーションに、しかもデータ・トラックのグループによって分離されたロケーションに、長手方向の規定のサーボ・トラック又はバンドを設けることが望ましくなっている。これは、サーボ・トラック又はバンドがデータ・トラックに近接することを可能にし、テープ・ストレッチ(tape stretch)等によるオフセットを制限することを可能にする。これは、サーボ・トラック又はバンドとデータ・トラックとの間の関係における高い精度のために、極めて多数のトラックが使用されることも可能にする。
【0004】
有利なタイプのサーボ・トラックは、米国特許第5,689,384号のサーボ・トラックであり、それはタイミング・ベースのものである。その磁気サーボ・トラック・パターンは、ヘッドがサーボ・トラックの幅を横方向に移動する時、そのパターン上の任意のポイントにおけるサーボ・パターンの読み取りから得られるサーボ位置信号パルスのタイミングが連続的に変化するように、サーボ・トラックの幅全体に複数の方位角方向で記録された遷移を含む。サーボ・センサによって発生されたパルスのタイミングがデコードされて、サーボ・システムにより使用される速度不変の位置信号を供給し、所望のデータ・トラック上にデータ・ヘッドを位置付けさせる。
【0005】
いずれのサーボ・トラックも、サーボ・バンドと呼ばれるサーボ・トラックの幅方向における複数のインデックスした規定のサーボ位置を更に持ち得るし、それによって、サーボ・バンドの間のスペースに設けられるデータ・トラックの数を更に増加させ得る。本願では、「サーボ・バンド」は、単一の位置サーボ・トラックを含み、或いは複数のインデックスしたサーボ位置を有する1つのサーボ・トラックを含む。
【0006】
データ・トラックの数を最大にするように、サーボ・バンドの幅は実用的な限り狭く、サーボ・バンドの間の離隔距離は実用的な限り大きく離れている。データ・トラックに関するサーボ・バンドの精度を最大にするための方法が米国特許第5,689,384号に開示されており、それは、データ・トラックの両サイドにある2つの規定サーボ・バンドに関する横方向位置をセンスするためのデュアル・サーボ・センサを使用することを含む。2つの規定サーボ・バンドから検出されたサーボ信号が平均化されるか、又は磁気ヘッドをデータ・トラックに良好に位置付けるための冗長部分を個別に検出され得る。1つの例では、磁気テープの幅にわたって5個の規定サーボ・バンドが設けられ得るし、各サーボ・バンドは、その規定サーボ・バンドの幅にわたって6個のインデックス位置を持ち得る。更に、磁気ヘッドは、サーボ・センサ変換器の間に配置された複数の読み取り/書込み変換器を持ち得るので、多数のデータ・トラックを各インデックス位置に設けることができる。
【0007】
そのようなサーボ・システムは、一般に、大きなワーキング・ダイナミック・バンド及び高い帯域幅の両方を提供するために複合アクチュエータを使用する。典型的な複合アクチュエータは、ステッパ・モータのようなコース・アクチュエータ(coarse actuator)部分及びそのコース・アクチュエータ部分に装着されたボイス・コイル・モータのようなファイン・アクチュエータ(fine actuator)部分から成る。従って、データ・ヘッドは、コース・アクチュエータ部分を使用して磁気テープの幅全体にわたってインデックス位置相互間及びサーボ・バンド相互間を平行移動され得るし、複合アクチュエータのファイン・アクチュエータ部分を使用してトラックの横方向移動をトラック追従することができる。複合アクチュエータのファイン・アクチュエータ部分は、一般に、磁気ヘッドを所望のデータ・トラックの中心に位置付けるためにトラック・ガイドの擾乱を追従する。しかし、それは非常に限られた移動範囲となる。コース・アクチュエータ部分は、ファイン・アクチュエータ部分をインデックス位置の間で及びサーボ・トラック相互間で搬送する。
【0008】
その結果、複合アクチュエータがデータ・トラックのグループ相互間で磁気ヘッドを移動させる時、関連のデュアル・サーボ・センサがデータ・トラックの拡張横した方向スパンを移動し、サーボ・システムは、精度制御のためのフィードバックすべき、サーボ・バンドからの何らかのサーボ信号を必要とする。コース・アクチュエータ部分のステッパ・モータは、一般に、ステップ駆動パルスによって前後に駆動される。従って、ターゲット・サーボ・バンド内にデュアル・サーボ・センサを入れたい場合、コース・アクチュエータ部分が1つ又は複数のグループのデータ・トラックを横切って2つのサーボ・バンドの所望のセットに到達するよう、コース・アクチュエータ部分が所定の距離を移動した時点を推定するために、そのコース・アクチュエータ部分が移動する時にパルスの数がカウントされる。そこで、コース・アクチュエータ部分をサーボ・バンド内の所望のインデックス位置まで更に移動させるために、位置エラー信号(PES)が使用される。そこで、ファイン・アクチュエータ部分がそのバンドの所望のインデックス位置にロックされ、そのインデックス位置を追従する。PESを検出するに十分な許容誤差内の新たな絶対横方向位置までコース・アクチュエータ部分が移動し得る場合、ターゲット・インデックス位置を得るためのシーケンスにおいて何の問題も生じない。
【0009】
しかし、コース・アクチュエータ部分は、リード・スクリューを介してステッパ・モータにより駆動され、一般には、コース・アクチュエータ位置のフィードバックを行うための絶対位置センサを持たない。本質的には、ステッパ・モータは、ステップ信号を供給することによってオープン・ループ態様で駆動され、ステップ信号に対する実際のモータ・レスポンスは監視されない。コース・アクチュエータは、ギア摩擦又は微粒子効果のような機械的な理由により新たな絶対基準位置への途中における或る位置に留まることがあり、或いは、ばね力効果、ギアの歪み、ギア及びリード・スクリューのバックラッシュ等のようなコース・アクチュエータ上の非線形要素により新たな絶対基準位置を跳び越すことがある。これらのエラーがサーボ読み取り素子をサーボ・バンドの外に移動させるに十分なほど大きい時、トラック追従サーボ・システムに対する横方向位置が完全に失われ、捕捉が失敗する。
【0010】
光学的センサ及び関連の電子機器のような磁気テープに関する磁気ヘッドの絶対的位置を実時間で監視するためのセンス・システムを設けることは可能であるが、それは装着スペースを必要とし、コスト高となる。横方向位置が失われた時、テープ及びコース・アクチュエータを「ホーム位置」まで移動させ、しかる後、そのホーム位置のロケーションを導出し、そしてそのテープ及びコースアクチュエータをテープ・ヘッドの付近まで移動させることによって回復しようとすることが可能である。しかし、これは時間がかかり、しかも非常に混乱させるものであり、効果的ではないことがある。
【0011】
本発明の目的は、絶対位置モニタを追加することなく、一旦横方向位置が失われた時、横方向位置の回復を行うことにある。
【0012】
本発明の第1の態様に従って、特許請求の範囲における請求項1で定義された方法が提供される。
【0013】
本発明の第2の態様に従って、特許請求の範囲における請求項6で定義されたサーボ・システムが提供される。
【0014】
本発明の第3の態様に従って、特許請求の範囲における請求項11で定義された磁気テープ・データ記憶装置が提供される。
【0015】
磁気テープにおける複数の平行した長手方向の規定サーボ・バンドに関して横方向に磁気ヘッドを位置付けるためのサーボ・システム及び方法が開示される。規定サーボ・バンドの各々は、それら規定サーボ・バンドに平行した複数のデータ・トラックによって分離される。規定サーボ・バンドは、識別のために長手方向にシフトしたパターンで配列される。磁気テープ・ドライブは、磁気テープ上でデータを読み取る及び書き込むための名目上の速度で磁気テープを長手方向に移動させる駆動システムを有する。
【0016】
横方向位置を回復するためのサーボ・システムは、規定サーボ・バンドのうちの2つに関してヘッドの横方向位置をセンスするためのデュアル・チャネル読み取りヘッド及びディテクタのようなデュアル・チャネル・サーボ・センサと、規定サーボ・バンドに関して横方向にヘッドを平行移動するためのファイン・アクチュエータ部分及びを規定サーボ・バンドに関して横方向にファイン・アクチュエータ部分を平行移動するためのコース・アクチュエータ部分を有する複合アクチュエータと、複合アクチュエータがテープのエッジから所定の距離内にあるかどうかをセンスするためのホーム横方向位置センサと、テープの長手方向位置を推定するための長手方向位置エスティメータ(estimator)と、サーボ・コントローラとを含む。
【0017】
サーボ・コントローラは、デュアル・センサ、複合アクチュエータ、ホーム横方向位置センサ、長手方向位置エスティメータ、及び駆動システムに結合され、デュアル・サーボ・センサを横方向に2つの規定サーボ・バンドに位置付けるように及び2つの規定サーボ・バンドの各々において同じインデックス位置をトラック追従するように複合アクチュエータを操作し、それによってヘッドを位置付けるためのものである。
【0018】
サーボ・コントローラは、横方向位置の喪失に応答して長手方向位置エスティメータが推定した磁気テープの長手方向位置をセンスする。磁気テープのセンスされた推定の長手方向位置がテープの端部から所定の距離内にある場合、サーボ・コントローラは、磁気テープのセンスされた端部から離れる向きの長手方向に磁気テープを連続的に移動するように磁気テープ・ドライブを操作する。それが否定される場合、即ち、その長手方向位置が所定距離内にない場合、サーボ・コントローラは、磁気テープ・ドライブが磁気テープを移動させようとしている方向を決定し、そのテープを逆方向に連続的に移動するようにそのドライブを操作する。サーボ・コントローラは、複合アクチュエータが磁気テープのエッジから横方向に所定の距離内にあるかどうかを決定するためにホーム横方向位置センサをセンスする。複合アクチュエータが磁気テープのエッジから所定の距離内にある場合、サーボ・コントローラは、コース・アクチュエータ部分を磁気テープのエッジから離れる方向に移動させるよう操作し、それが所定距離内にない場合、コース・アクチュエータ部分をエッジに向けて横方向に移動させるよう操作する。サーボ・コントローラは、デュアル・サーボ・センサをセンスして規定サーボ・バンドのうちのいずれか2つを検出し、そして規定サーボ・バンドのうちのそれらいずれか2つをセンスする時、それら2つのサーボ・バンドの間における長手方向のシフトを検出してそれら2つの規定サーボ・バンドとしてどのサーボ・バンドが検出されたのかを識別する。
【0019】
本発明をより完全に理解するためには、添付図面に関連して示された以下の詳細な説明を参照すべきである。
【0020】
次に、添付図面を参照して、本発明の実施例を単なる例として説明することにする。
【0021】
以下の記述では、図面を参照して本発明が望ましい実施例に関して説明される。図面では、同じ参照番号が同じ又は同様の素子を表す。本発明が特定の実施例によって説明されるけれども、本発明の技術的範囲から逸脱することなく、これらの教示事項から見て種々の変更が行われ得るということは当業者には明らかであろう。
【0022】
図1及び図2を参照すると、米国特許第5,689,384号に開示されたタイプのタイミング・ベースのサーボ・パターンが示される。この米国特許における磁気サーボ・トラック・パターンは、サーボ・トラックの幅にまたがって異なる方位角方向で記録された遷移を含む。図1の特定の例では、5個の長手方向のタイミング・ベースの規定サーボ・バンド30−34がこれらの位置におけるトラック追従のために磁気テープ36上に事前記録されている。それらの規定サーボ・バンドに記録された磁気遷移のパターンは、各々が異なる方位角方向のものであるフレーム38の反復したセットである。図1の例では、4つの二重にセンスされるバンドが設けられるように、テープ・ヘッド15が少なくとも2つの狭いサーボ読み取り素子45、46を含むことによって、2つのサーボ・バンドが同時にセンスされることを可能にし、しかもエラー率を下げるために出力が平均化され、或いは冗長性をもって使用される。
【0023】
図1を参照すると、規定サーボ・バンド内での横方向位置のセンスは、2つのサーボ・パターン・インターバルの比を抽出することによって達成され、テープ速度には無関係である。詳しく云えば、横方向位置は、
(1)「A」距離と呼ばれるバースト40及び41の遷移相互間の距離、
(2)「B」距離と呼ばれるバースト40及び42の遷移相互間の距離、
の比である。それらの距離は、一定速度におけるそれら遷移の間のタイミングによって測定される。従って、テープ・ヘッド・サーボ読み取り素子45、46がテープ36のエッジ47に向かって移動する時、バースト40及び41の遷移相互間の時間とバースト40及び42の遷移相互間の時間との比が大きくなる。それは、バースト40及び41の「A」遷移相互間の距離が大きくなり、一方、バースト40及び42の「B」遷移相互間の距離が変わらないままであるためである。
【0024】
図2を参照すると、各サーボ・バンドは、バースト40及び41によって示されるように、個々にセンス可能なサーボ・バンドに対する6個の個別のインデックスした規定のサーボ位置60−65のような複数のインデックスした規定のサーボ位置を含み得る。
【0025】
図1を再び参照すると、磁気テープ36はそのテープのエッジにおいて保護バンド48、49を備えており、規定サーボ・バンドの間に4つのデータ・トラック領域又はロケーション50−53が設けられる。磁気テープ・ヘッド15には、磁気テープにおいてデータを読み取る及び(又は)書き込むための複数の読み取り及び書き込み素子57が設けられる。サーボ素子45、46が規定サーボ・バンド30−34に適切に位置付けられる時、読み取り及び書き込み素子57が磁気テープ36のデータ・トラック・ロケーションに関してデータを転送するように適切に位置付けられる。
【0026】
データ・トラックの数を最大にするために、サーボ・バンドの幅は実用的である限り狭くし、サーボ・バンド間の分離は実用的である限り離れさせ、それによってデータ・トラック50−53に対するスペースを可能にする。従って、データ・トラックのグループの間で磁気ヘッドを移動する場合、関連のデュアル・サーボ・センサは、データ・トラックの拡張した横方向スパンを横切って移動し、サーボ・システムは、精度制御のためにフィードバック用の何らかのサーボ・バンドを必要とする。
【0027】
図3を参照すると、本発明を実施し得る磁気テープ・ドライブ10が示される。テープ・ドライブ・シャーシ11の外において展開されたヘッド及びベアリング・アセンブリ12が示される。磁気テープ・ヘッド15が複合アクチュエータ14によって支持される。上述のように、磁気テープ・ヘッド15は、複数の読み取り及び書き込み素子及び複数のサーボ読み取り素子を含み得る。複合アクチュエータ14は、規定サーボ・バンドとそれら規定サーボ・バンドにおけるインデックス位置との間でテープ・ヘッド15を移動させるように及び所望のサーボ・バンドを追従するように、磁気テープに関して横方向にテープ・ヘッド15を位置付ける。複合アクチュエータ14は、例えば、ステッパ・モータ17を使用するコース・アクチュエータ部分16を含み、更にそのコース・アクチュエータ部分上に装着された、例えば、ボイス・コイル・アクチュエータであるファイン・アクチュエータ部分20を含む。上述のように、テープ・ヘッド15は、主にコース・アクチュエータ部分16を使用して磁気テープの幅全体にわたってバンド間を平行移動することができ、しかも、主に複合アクチュエータ14のファイン・アクチュエータ部分20を使用してバンドの横方向の移動をトラック追従することができる。複合アクチュエータ14の1つの例が米国特許第5,793,573号に開示されており、本発明を実施するに当たり、異なるタイプの複合アクチュエータを使用し得ることは当業者には明らかであろう。図示の例では、コース・アクチュエータ部分のステッパ・モータ17がウォーム・ギアのようなリード・スクリュー22を介して磁気テープ・ヘッド15を位置付ける。
【0028】
磁気テープがテープ・カートリッジ内に設けられ、テープ・カートリッジ取り込み/取り出しステッパ・モータ23がカートリッジを取り込む及び取り出すための駆動素子を提供し得る。テープ・ドライブ10は、更に、テープ・ヘッド15を横切ってテープを長手方向に移動させるためのモータ29A、29Bによって駆動されるリール28A、28Bを含む。カートリッジが存在するか又は存在しないかを表すために、LED又はRFレシーバのようなカートリッジ・センサ26を設けることも可能である。
【0029】
サーボ・コントローラ27が、本発明を実施するための電子的モジュール及びプロセッサを提供する。
【0030】
図4は、図1の複合アクチュエータ14を操作するための本発明によるサーボ・コントローラ27を有するサーボ・システムの実施例を示す。規定サーボ・バンドに関するテープ・ヘッド15の横方向位置をセンスするためのサーボ・センサを含むサーボ・ディテクタ115がテープ・ヘッド15のサーボ素子45、46に結合される。サーボ・ディテクタ115は、サーボ・コントローラ27の電子モジュールを含み得る。位置制御装置116が設けられ、それは、サーボ動作及びデータ処理動作の両方のための制御ユニットにおける1つの機能を構成し得る。完全な制御装置は、その位置制御装置のための情報及びプログラミングを記憶するための付属の不揮発性メモリ117を有する、Intel i930 のようなマイクロプロセッサを含み得る。サーボ入力118がその位置制御装置をサーボ・センサ115に結合する。
【0031】
位置制御装置116は、例えば、アクチュエータ部分を位置付けるように複合アクチュエータ14を操作するためのディジタル・サーボ出力データをサーボ信号出力120、121おいて供給する。必要な信号をサーボ・ディテクタ及び位置制御装置に供給するために種々の装置が利用可能であることは当業者には明らかであろう。ファイン・サーボ・ドライバ124は、出力120におけるトラック追従サーボ出力信号を、ファイン・アクチュエータ部分20を操作するための適切な駆動信号に変換し、コース・アクチュエータ部分125は、出力121におけるコース・サーボ出力信号を、例えば、図1のコース・アクチュエータ部分16のステッパ・モータ17を操作するための適切なステップ駆動信号に変換する。位置制御装置116は、コース・アクチュエータ部分16の現在のステップ・カウントも追跡する。ステップ・カウントは、基準位置における開始動作によって始動時に初期設定され得る。位置制御装置116、メモリ117、サーボ入力118、出力120、121、及びドライバ124、125も、サーボ・コントローラ27の電子モジュールを構成し得る。
【0032】
上述のように、複合アクチュエータのファイン・アクチュエータ部分は、一般に、所望のデータ・トラックの中心に磁気ヘッドを位置付けるようにトラック・ガイドの擾乱に追従する。しかし、それは、極めて限定された移動範囲しか持たない。コース・アクチュエータ部分は、ファイン・アクチュエータ部分を或るインデックス位置から別のインデックス位置に、及び規定サーボ・バンド相互間で搬送する。
【0033】
その結果、複合アクチュエータがデータ・トラックのグループ間で磁気ヘッド15を移動させる時、関連のデュアル・サーボ・センサ45、46が、データ・トラックの拡張した横方向スパンにわたって移動する。その移動時間中、サーボ・システムは、精度制御のためのフィードバックのために何らかのサーボ・バンドを必要とする。従って、デュアル・サーボ・センサ45、46をターゲットの規定サーボ・バンドに位置設定しようとする場合、コース・アクチュエータ部分が1つ又は複数のデータ・トラックのグループを横切って2つのサーボ・バンドの所望のセットに到達するような距離をそのコース・アクチュエータ部分が移動した時を推定するために、コース・アクチュエータ部分が移動するにつれて、ステッパ・モータ17を前後に駆動するために使用されるステップ駆動パルスの数がカウント・アップ又はカウント・ダウンされる。そこで、コース・アクチュエータ部分をそのサーボ・バンド内の所望のインデックス位置まで更に移動させるために、サーボ・システムの位置エラー信号(PES−Position Error Signal)が使用される。その場合、ファイン・アクチュエータ部分は、所望のバンドに追従するためにそのバンドにロックし得る。PESを検出するに十分な或る許容範囲内の新たな絶対横方向位置までコース・アクチュエータ部分が移動し得る場合、ターゲット・バンドを得るためのシーケンスには何の問題も生じない。
【0034】
しかし、コース・アクチュエータ部分は、図3に示されるようなリード・スクリュー22によってステッパ・モータ17により駆動され、しかも、一般には、コース・アクチュエータ位置フィードバックを供給するための絶対位置センサを持っていない。従って、ステッパ・モータ17は、本質的には、ステップ信号を供給することによってオープン・ループ態様で駆動され、ステップ信号に対する実際のモータ・レスポンスは監視されない。コース・アクチュエータ部分16は、ギア摩擦又は粉塵効果のような機械的な理由のために新たな絶対基準位置への途中の或る位置で動かなくなることがあり得るし、或いは、コース・アクチュエータ部分は、バネ力効果、ギアの歪み、ギア及びリード・スクリューのバックラッシュのようなそのコース・アクチュエータ部分上の非線形要素のために新たな絶対基準位置を跳び越えることがあり得る。これらのエラーがサーボ読み取り素子をサーボ・バンドの外に移動させるに十分なものである時、その横方向位置はトラック追従サーボシステムから完全に外れてしまい、それを達成することができなくなる。
【0035】
図1を参照すると、規定サーボ・バンド30−34が、識別のために長手方向にシフトしたパターンで配列されている。本発明は、図5のテーブル130に示されるような規定サーボ・バンドの相対的な長手方向シフトを使用する。更に、図5を参照すると、欄131は、デュアル・サーボ・センサのうちのサーボ・センサ46によってセンスされようとしている規定サーボ・バンド(N)を識別し、欄132は、サーボ・センサ45によって同時にセンスされようとしている規定サーボ・バンド(N+1)を識別する。欄133は、サーボ・センサ46によってセンスされた規定サーボ・バンドに関するサーボ・センサ45によってセンスされた規定サーボ・バンドの相対的な長手方向シフト位置を表し、(先行又は遅れ)の標識は、磁気テープ36がテープ・ヘッド15を横切って右から左に移動しつつある時の状況を表す。その相対的な長手方向シフト位置の標識は、磁気テープ36が反対方向に移動しつつある時には逆になる。
【0036】
図6は、図5のテーブルを実装するために図4のサーボ・システム27によって使用され得るアルゴリズムを示す。従って、一例として、例えば、テープ・ヘッド15にまたがるサーボ・バンド33及び34の距離”L”の相対的シフトは、位置140から位置141までのテープの移動距離を測定することによって及びその移動のタイミング及びテープ速度から変換されるその移動距離を、図5のテーブル130によって表された移動距離に比較することによって、測定され得る。従って、その距離は、規定サーボ・バンド33のバースト・フレーム145の最初の磁気遷移143から、規定サーボ・バンド34のバースト・フレーム148の最初の磁気遷移146までの測定を表す。逆方向の場合、その測定は、規定サーボ・バンド34のバースト・フレーム148の(現在の)最後の磁気遷移146が最初に検出され、しかる後、規定サーボ・バンド33のバースト・フレーム145の(現在の)最後の磁気遷移143が検出されるように、バンド測定の順序を変更することを含み得る。別の方法として、規定サーボ・バンドの遷移相互間の距離インターバルが、異なるバースト・フレームに対するタイミング・インターバルをカウントすることによってデュアル・サーボ・センサ45、46による”N”から”N+1”という同じシーケンスのバンド測定においていつも測定され得る。従って、(テープが右から左に移動する)順方向では、位置140から位置141までの距離”L”を表す距離インターバルが以前のように使用される。しかし、逆方向の場合、”200−L”を表すインターバルが使用される。従って、逆方向の場合、規定サーボ・バンド33におけるバースト・フレーム145の磁気遷移143が最初に検出され、しかる後、バースト・フレーム152の磁気遷移150が位置153において検出される。
【0037】
従って、一旦デュアル・サーボ・センサ45、46が規定サーボ・バンドに位置付けられると、それらデュアル・サーボ・センサ45、46が位置指定されている特定の規定サーボ・バンドが、テーブル130において示された規定サーボ・バンド相互間の長手方向のシフトによって識別される。
【0038】
図7乃至図9は、一旦横方向位置が失われてしまうと、図7のステップ160において始まる絶対位置の監視を追加することなく、横方向位置の回復を提供するために図4のサーボ・システム27によって行われる本発明の方法の実施例を示す。
【0039】
図7、更に、図3及び図4を参照すると、リール・モータ29A、29Bは、例えば、完全な1回転当たり24個の位置においてモータの回転を検出することができるホール・センサ161A、161Bを有するブラッシレス・モータを含み得る。従って、何れのモータ29A、29Bも、タコメータのように見える信号を供給し得る。この情報は、テープの速度を所望の基準内に制御するためにサーボ・システムによって使用され得る。別の方法として、センサ161は、モータ29A又は29Bの駆動シフトに付加されたタコメータを含み得る。一般に、磁気テープは、例えば、テープが単一のリール・カートリッジから巻き戻される時、テープの始めにおける特定の開始位置から捲かれなければならない。従って、位置制御装置116は、センサ161A、161Bの1つからの信号をカウントし、テープが巻き戻される時にカウントを加え得るし、テープがカートリッジのリール上に巻き戻される時にカウントを減じ得る。従って、テープのおおよその長手方向位置が、テープの合計長を表すカウントに比べた時の現在のカウントによってわかる。
【0040】
本発明によると、ステップ162において、長手方向位置がテープの端部からの所定距離内にあるかどうか、例えば、テープがそのテープの開始端、即ち、BOTから所定の距離内にあることを表す所定のカウント「N」よりも、横方向位置が失われたときのカウントが小さいかどうかを位置制御装置116が決定する。1つの例では、カウント「N」によって表された所定の距離がテープの中央にセットされ得る。従って、カウントが「N」よりも小さい場合、即ち、ステップ162において「イエス」となる場合、テープがBOTに近接しており、ステップ163において、位置制御装置116が駆動モータ28を操作してテープをBOTから離れて遠方端、即ち、テープの末端(EOT)に向う順方向に移動させる。カウントが「N」よりも大きい場合、即ち、ステップ162において「ノー」となる場合、テープがEOTに近接しており、ステップ164において、位置制御装置116が駆動モータ28を操作してテープをEOTから離れてBOTに向う逆方向に移動させる。その結果、たとえ横方向位置が失われても、しかも、テープがサーボ信号を得るように移動しなければならなくても、テープはリールの1つを巻き戻すようにはされず、近接端から離れるように移動する。
【0041】
別の方法として、ステップ162におけるカウント「N」の所定距離がBOTに近接した短い距離にセットされ得るし、そしてステップ165及び166が実施され得る。この実施例では、ステップ162のカウント「N」の所定距離がテープの合計長のわずかなパーセンテージにセットされ得る。例えば、安全のために各端部において5メートル及び情報のために5メートルを有する600メートルの長さのテープに対して、カウント「N」が40メートルの結合距離にセットされ得る。それは、ヘッド15が所定の距離内にある場合、即ち、ステップ162において「イエス」となる場合、テープはステップ163においてBOTから離れるように移動することを表す。同様に、ステップ165において、テープの遠方端(EOT)からの距離が決定され、ステップ165のカウント「M」の所定距離がステップ162の時のようにテープの合計長と同じか又は同様のわずかなパーセンテージであるEOTからの距離、例えば、40メートルの結合距離にセットされる。しかし、カウント「M」は、BOTからの合計カウントに基づく。従って、ヘッドがステップ162の所定距離の外にあった場合、プロセスはステップ165に進み、そしてカウントがカウント「M」よりも大きいことによって表された所定距離内にあることをステップ165が表す場合、即ち、ステップ165において「イエス」となる場合、ステップ164において、位置制御装置116が駆動モータ28を操作してテープをEOTから離れてBOTに向う逆方向に移動させる。更に、ヘッドがステップ162の所定距離の外にあった場合、プロセスはステップ165に進行し、そしてヘッドがステップ165においても所定距離の外にあった場合、プロセスはステップ166に進む。ステップ166において、位置制御装置は、横方向位置が失われた時にテープが移動していた方向を、例えば、テープが逆方向に移動していたかどうかを決定することによって決定し、駆動モータ28を操作してステップ163又は164における方向とは反対の方向に移動させ、ステップ168においてテープ・リールを回転させる。従って、テープがBOT及びEOTの両方から所定距離の外であってテープの中心部のどこかにあった場合、サーボ・システムは、サーボ・バンドを見つけてトラック追従を回復するために、30メートル以上の長さのテープを有する。
【0042】
テープの方向を逆にすることによって、それは、回復が生じる間、当初の方向とは反対の方向に移動し、その結果、テープは、横方向位置が失われたポイントを横切って戻されるであろう。従って、横方向位置を回復する時、テープの動きは再び反転され、従って、テープは当初の方向に移動して次の操作に備えることになる。
【0043】
ステップ169において、サーボ・システムは、センサ161からの信号を受け取ることができないというような大きなエラーをチェックし、そしてエラーがあった場合、ステップ170においてリール・モータを停止させ、ステップ171においてプロセスを終了させる。しかし、エラーがなかった場合、プロセスはステップ172における横方向位置の回復に進む。
【0044】
図8、更に、図1及び図4を参照すると、複合アクチュエータがテープのエッジから所定距離内にあるかどうかをセンスするためのホーム方向位置センサ175が設けられる。例えば、ホーム横方向位置センサ175はテープ・パスの底部に設置され、サーボ・センサ45がテープ36のエッジ47に近接するように図1のテープ・ヘッド15が下方に移動したかどうかをセンスする。サーボ・センサ45が規定サーボ・バンド33を越えてエッジ47に近づくような位置にテープ・ヘッド15がある場合、ホーム横方向位置センサ175はオンになり、信号を供給することがあり得る。ヘッド15が磁気テープ36の下半分まで移動したことを表すホーム横方向位置センサ175を有することを含む別の構成も可能である。
【0045】
ステップ180において、ホーム横方向位置センサ175がオンであるかどうかを図4の位置制御装置116が決定する。それが肯定される場合、ステップ181において、位置制御装置116がコース・アクチュエータ部分17を操作してテープ・ヘッド15を図1におけるテープ36のエッジ47の上方に且つそれから離れるように移動させる。センサ175がオフである場合、ステップ182において、位置制御装置116がコース・アクチュエータ部分17を操作してテープ・ヘッド15を下方に且つ図1におけるテープ36のエッジ47に向かって移動させる。ステップ183において、サーボ・システムは、テープ停止のようなすべてのエラーをチェックする。エラーがある場合、ステップ184はプロセスをステップ185において終了させる。
【0046】
ステップ188において、位置制御装置116は、サーボ・ディテクタ115に応答して、規定サーボ・バンド30−34が検出されようとしているかどうかを決定する。それが検出されるということは、デュアル・サーボ・センサ45、46が2つの規定サーボ・バンド上にあることを表す。一般に、サーボ遷移はデータよりもかなり低い密度で記録され、従って、それらのサーボ遷移を表すサーボ信号はデータよりもずっと低い周波数で且つずっと大きい振幅で受信される。従って、データはサーボ・ディテクタ115によって検出され得ないので、いずれの検出された信号もサーボ遷移を表すものと仮定して、ステップ188は、何らかの信号が検出されようとしているかどうかを決定することを含み得る。
【0047】
サーボ信号が全く検出されない場合、即ち、ステップ188において「ノー」となりデュアル・サーボ・センサ45、46がデータ領域上に残っていることを示す場合、ステップ189は、コース・アクチュエータ部分がヘッド15を上方に且つ磁気テープ36のエッジ47から離れるように移動しようとしているかどうかを決定する。コース・アクチュエータ部分が磁気テープ36のエッジ47に向かっている場合、ステップ189では「ノー」となり、ステップ180は、センサ175がオンになっているかどうかを決定し、従って、上記のように、コース・アクチュエータ部分17を移動させる。
【0048】
規定サーボ・バンド30−34のサーボ遷移が検出されようとしていることをステップ188が決定して「イエス」となる場合、デュアル・サーボ・センサ45、46が一組の規定サーボ・バンドに位置付けられる。従って、ステップ190において、位置制御装置116がコース・アクチュエータ部分を停止させ、拘束する。
【0049】
次に、規定サーボ・バンドにおけるプロセスは、上述のように、図5のテーブルに示されたような規定サーボ・バンドの長手方向シフトによって表されたタイミング・インターバルを測定することにより、横方向位置を回復するためにどの規定サーボ・バンドが検出されようとしているかを識別する。タイミング・インターバルを検出する1つの方法は、位置制御装置116によってタイミング・インターバルをクロック・カウンタ値として測定することである。
【0050】
これらのクロック・カウンタ値を有効な情報として利用するために、テープ速度が所定の基準によって制御されなければならない。規定サーボ・バンド30−34自体の特性を使用して、本発明に従いテープ速度がチェックされる。上で説明したように、そして図1を参照すると、「B」の値は、「B」距離と呼ばれるバースト40及び42の遷移間の時間を表す。規定サーボ・バンドにおけるテープ・ヘッド・サーボ読み取り素子の横方向位置に関係なく、バースト40及び42の間の距離、従って、タイミング・インターバルは変化しないままである。従って、ステップ192は、「B」タイミング・インターバルをチェックすることによってテープ速度をチェックすることを含む。ステップ193は、駆動モータの不良操作のようなタイミング・インターバルのチェックを妨げる大きなエラーを表す。そのようなエラーの発生は、ステップ185においてプロセスを終了させる。ヘッド15の横方向位置付けに関するPESを決定するために「B」タイミング・インターバルが既に使用されている時、テープ速度をチェックするための更なる回路は必要ない。ステップ195において、磁気テープが名目上の速度の限界内で駆動されているかどうかの決定が行われる。例えば、テープは名目上の速度の10%以内の速度でなければならない。
【0051】
テープが未だその基準内にない場合、ステップ195では「イエス」が生じ、プロセスは、ステップ192にサイクル・バックして、再び「B」タイミング・インターバルをチェックする。
【0052】
一旦テープが所望に速度に達してしまうと、ステップ196において、テープの長手方向がチェックされて、例えば、図6及び上記説明に関連して、「L」インターバルを測定するために、規定サーボ・バンドがセンスされる順序を決定し、或いは、別の方法として、テープが順方向にある場合(テープが右から左に移動している場合)には位置140から位置141までの「L」を表すインターバルが使用され、テープが逆方向にある場合には「N−L」を表すインターバルが使用される。
【0053】
次に、ステップ200において、図5のテーブルを使用してデュアル・サーボ変換器45、46によって検出された規定サーボ・バンド間の相対的シフトを測定するために、選択されたアルゴリズムが図4のサーボ・システム27によって使用される。従って、1つの例として、例えば、テープ・ヘッド15を横切るサーボ・バンド33及び34の距離「L」の相対的シフトは、位置140から位置141までのテープの移動のタイミングを測定すること及びその移動距離と図5のテーブル130によって表された移動の距離とを比較することによって測定され得る。逆方向移動の場合、その測定は、規定サーボ・バンド34におけるバースト・フレーム148の最後の(現在の)磁気遷移146が最初に検出され、しかる後、規定サーボ・バンド33におけるバースト・フレーム145の最後の(現在の)磁気遷移143が検出されるように、バンド測定の順序を変更することを含み得る。別の方法として、上述のように、規定サーボ・バンドの遷移相互間のインターバルは、順方向の場合には位置141から位置140までの「L」を表すタイミング・インターバルをカウントすることによって、そして逆方向の場合には「N−L」を表すインターバルをカウントすることによって、「N」乃至「N+1」のデュアル・サーボ・センサ45、46による同じシーケンスのバンド測定においていつも測定され得る。それによって、位置制御装置は、デュアル・サーボ・センサ45、46が図5のテーブル130に従って現在位置付けられている規定サーボ・バンド30−34を識別できる。
【0054】
ステップ202は、デュアル・サーボ・センサ45、46によっていずれの信号も検出し得ないというような大きなエラーを表し、エラーがある場合には、ステップ185においてプロセスを終了する。ステップ203は、サーボ・バンドが識別されずに残っているかどうかを決定し、それが肯定される場合、ステップ200を繰り返す。
【0055】
従って、2つの規定サーボ・バンドとしてどのサーボ・バンドが検出されたかを識別するために長手方向シフトを検出することによって、横方向位置が回復されたことになる。デュアル・サーボ・センサ45、46の現在位置を、識別された規定サーボ・バンド30−34として識別する時、ステップ203では「ノー」が生じ、ヘッド15の横方向位置が規定サーボ・バンドのセットのコンテキスト内に回復されている。
【0056】
インデックス位置によって表される更に正確な横方向位置を得るために、ステップ205はプロセスを図9に進める。ステップ207において、サーボ・コントローラ27は、サーボのためのターゲット・インデックス位置を2つの規定サーボ・バンドの実質的に中心であるインデックス位置にセットする。更に、図2を参照すると、その中心はインデックス位置62又はインデックス位置63によって表される。大きなエラーがあるかどうかをステップ209が決定し、それが肯定される場合、ステップ210において、プロセスは終了する。ステップ212は、デュアル・サーボ・センサ45、46が2つの規定サーボ・バンドの中心におけるセットされたインデックス位置にあるか、又はインデックス位置の指定された基準(正規のトラック追従基準)内にあるかどうかを決定する。それが否定される場合、サーボ・コントローラ27の位置制御装置116は、デュアル・サーボ・センサを、上記2つの規定サーボ・バンドの実質的に中心におけるターゲット・インデックス位置に位置付けるように、コース・アクチュエータ部分17を移動させる。
【0057】
PESが指定の基準内にあり、従って、ステップ212において「ノー」となる場合、サーボ・システム27はターゲット・インデックス位置をトラック追従し始め得る。プロセスはステップ213に進み、その時点で大きなエラーがあるかどうかを決定する。それが肯定される場合、プロセスはステップ210において終了する。
【0058】
ステップ215は、サーボ・システム27がトラック追従していて、ターゲット・インデックス位置にロックされているかどうかを決定する。それが否定される場合、サーボ・システムがターゲット・インデックス位置にロックされない限り、プロセスは循環する。サーボ・システムが規定サーボ・バンドのターゲット・インデックス位置にロックされる時、ステップ220が位置制御装置116によってコース・アクチュエータに対する現在位置の識別を、そのコース・アクチュエータの実際の現在位置にセットし直す。それは、図8のステップ200において識別された規定にサーボ・バンドのうちのステップ207において選択された上記ロックされたターゲット・インデックス位置であり、それによってテープ・ヘッド15の正確な位置を位置指定する。
【0059】
従って、絶対位置監視装置を付加することなく、テープ・ヘッドの正確な横方向位置が失われた後に回復され、絶対位置監視装置の装着スペース及びコストを節約する。その位置の回復は、テープ及び(又は)コース・アクチュエータを「ホーム位置」にリセットすることを必要とすることなく達成され、それによって、横方向位置が失われた時に生じた遷移の近くにおける回復を達成する。その結果、その回復は、「ホーム位置」への移動が必要とされる場合よりもかなり少ない時間で且つ少ない中断アクティビティで、しかも絶対位置監視装置が使用された場合よりも少ないコストで行われ得る。
【0060】
上述のように、テープがそのテープの末端から離れた長手方向位置にあった場合、移動方向が図7のステップ163又はステップ164において反転され、横方向位置が失われた時、テープを当初の位置を横切って戻される。しかる後、図9のステップ220が更に方向を反転させるので、テープは当初の方向に移動し、横方向位置の回復後、次の操作に備える。
【0061】
上記のステップがシーケンスを手直しされ、同等のステップに変更され得ることは当業者には明らかであろう。
【0062】
本発明の望ましい実施例を詳細に説明したけれども、それらの実施例に対する修正及び変更が、特許請求の範囲に示された本発明の技術的範囲から逸脱することなく、当業者にとって行い得ることは明らかであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施するために使用される複数のタイミング・ベースのサーボ・バンドを備えた従来技術の磁気テープの概略図である。
【図2】図1における従来技術のタイミング・ベースのサーボ・トラックの一部分の展開した概略図である。
【図3】本発明を実施し得る磁気テープ・ドライブの部分的に展開した等距離図である。
【図4】図3の磁気テープ・ドライブを操作するための本発明によるサーボ・システムの実施例のブロック図である。
【図5】図1における規定サーボ・バンドの相対的な長手方向シフトを表すテーブルである。
【図6】図5における長手方向シフトの測定を示す、図1における2つの規定サーボ・バンドの概略図である。
【図7】図4のサーボ・システムによって行われる本発明の方法の実施例を示すフローチャートの一部分である。
【図8】図4のサーボ・システムによって行われる本発明の方法の実施例を示すフローチャートの一部分である。
【図9】図4のサーボ・システムによって行われる本発明の方法の実施例を示すフローチャートの一部分である。
【符号の説明】
10 磁気テープ・ドライブ
11 テープ・ドライブ・シャーシ
12 ヘッド及びベアリング・アセンブリ
14 複合アクチュエータ
15 テープ・ヘッド
16 コース・アクチュエータ部分
17 ステッパ・モータ
20 ファイン・アクチュエータ部分
22 リード・スクリュー
27 サーボ・コントローラ
28A、28B リール
29A、29B モータ

Claims (11)

  1. 磁気テープ・ドライブにおけるサーボ・システムの横方向位置を回復するための方法にして、
    前記サーボ・システムは、磁気テープ(36)の複数の平行した長手方向の規定サーボ・バンド(30−34)に関して横方向に磁気ヘッド(15)を位置付けるためのシステムであり、
    前記規定サーボ・バンド(30−34)の各々は、前記規定サーボ・バンド(30−34)に平行した複数のデータ・トラックによって分離され、
    前記規定サーボ・バンド(30−34)は、識別のための長手方向にシフトしたパターンで配列され、
    前記磁気テープ・ドライブ(10)は、前記磁気テープ(36)においてデータを読み取る及び(又は)書き込むための名目上の速度で前記磁気テープ(36)を前記長手方向に移動させるためのドライブ・システムを有し、
    前記サーボ・システムは、前記規定サーボ・バンド(30−34)のうちの2つに関して前記磁気ヘッド(15)の横方向位置をセンスするためのデュアル・サーボ・センサ(45、46)と、前記規定サーボ・バンド(30−34)に関して横方向に前記磁気ヘッド(15)を平行移動するためのファイン・アクチュエータ部分(20)及び前記規定サーボ・バンド(30−34)に関して横方向に前記ファイン・アクチュエータ部分(20)を平行移動するためのコース・アクチュエータ部分(16)を有する複合アクチュエータ(14)と、前記複合アクチュエータ(14)が前記磁気テープ(36)のエッジから所定距離内にあるかどうかをセンスするためのホーム横方向位置センサ(175)と、前記磁気テープ(36)の長手方向位置を予測するための長手方向位置エスティメータと、前記複合アクチュエータ(14)を操作して前記デュアル・サーボ・センサ(45、46)を前記2つの規定サーボ・バンド(30−34)において横方向に位置付け且つ前記2つの規定サーボ・バンド(30−34)をトラック追従し、それによって前記磁気ヘッド(15)を位置付けるためのサーボ・コントローラ(27)とを含み、
    前記横方向位置の喪失に応答して、前記長手方向位置エスティメータが予測した前記磁気テープ(36)の長手方向位置をセンスするステップと、
    前記磁気テープ(36)の前記センスされた長手方向位置が前記磁気テープ(36)の端部から所定距離内にある場合、前記磁気テープ・ドライブ(10)を操作して前記磁気テープ(36)を前記磁気テープ(36)の前記センスされた端部から離れる向きの長手方向に連続的に移動させるステップと、
    前記複合アクチュエータ(14)が前記磁気テープ(36)のエッジから前記所定距離内にあるかどうかを決定するために前記ホーム横方向位置センサ(175)をセンスするステップと、
    前記複合アクチュエータ(14)が前記磁気テープ(36)のエッジから前記所定距離内にある場合、前記サーボ・コントローラ(27)を操作して前記コース・アクチュエータ部分(16)を前記磁気テープ(36)のエッジから離れる向きの横方向に移動させ、前記複合アクチュエータ(14)が前記磁気テープ(36)の前記エッジから前記所定距離内にない場合、前記サーボ・コントローラ(27)を操作して前記コース・アクチュエータ部分(16)を前記エッジに向けて横方向に移動させるステップと、
    前記規定サーボ・バンド(30−34)におけるいずれか2つを検出するために前記デュアル・サーボ・センサ(45、46)をセンスするステップと、
    前記規定サーボ・バンド(30−34)におけるいずれか2つを検出する時、前記2つの規定サーボ・バンド(30−34)としてどのサーボ・バンドが検出されたかを識別するために前記長手方向シフトを検出するステップと、
    を含む方法。
  2. 前記磁気テープ・ドライブ(10)を操作して前記磁気テープ(36)を長手方向に連続的に移動させるステップは、前記名目上の速度の所定基準内の速度で前記磁気テープ(36)を移動させることを含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記規定サーボ・バンド(30−34)は、第1セットの遷移相互間における一定距離のインターバル及び第2セットの遷移相互間における横方向の可変距離のインターバルを有する磁気遷移のタイミング・ベースの反復サーボ・パターンを含み、
    前記磁気テープ・ドライブ(10)を操作して前記磁気テープ(36)を長手方向に連続的に移動させるステップは、更に、前記反復サーボ・パターンにおける前記一定距離のインターバルを有する磁気遷移の移動距離をセンスすることにより前記磁気テープ(36)の速度を測定して前記名目上の速度に比較することを含む、
    請求項2に記載の方法。
  4. 前記規定サーボ・バンド(30−34)におけるいずれか2つを検出する時、前記長手方向シフトを検出するステップは、更に、前記規定サーボ・バンド(30−34)に関する前記サーボ・センサの横方向位置を決定するために、前記横方向の可変距離のインターバルを有する磁気遷移の移動距離と前記2つの規定サーボ・バンドの各々における前記一定距離のインターバルを有する磁気遷移の移動距離との比をセンスすること、及び前記サーボ・コントローラ(27)を操作して前記デュアル・サーボ・センサ(45、46)を前記2つの規定サーボ・バンドの実質的中心に位置付けるために前記コース・アクチュエータ部分(16)を移動させることを含む、請求項3に記載の方法。
  5. 前記磁気テープ(36)を長手方向に連続的に移動させるステップは、更に、前記磁気テープ(36)のセンスされた長手方向位置が前記磁気テープ(36)の端部から前記所定距離の外にある場合、前記磁気テープ・ドライブ(10)が前記磁気テープ(36)を移動させていた方向を決定すること及び前記磁気テープ(36)を反対方向に移動させるように前記磁気テープ・ドライブ(10)を操作することを含む、請求項1乃至請求項5のいずれか1つに記載の方法。
  6. 磁気テープ・ドライブのサーボ・システムにして、
    前記サーボ・システムは、磁気テープ(36)の複数の平行した長手方向の規定サーボ・バンド(30−34)に関して横方向に磁気ヘッド(15)位置付けるためのシステムであり、
    前記規定サーボ・バンド(30−34)の各々は、前記規定サーボ・バンド(30−34)に平行した複数のデータ・トラックによって分離され、
    前記規定サーボ・バンド(30−34)は、識別のための長手方向にシフトしたパターンで配列され、
    前記磁気テープ・ドライブ(10)は、前記磁気テープ(36)においてデータを読み取る及び(又は)書き込むための名目上の速度で前記磁気テープ(36)を前記長手方向に移動させるためのドライブ・システムを有し、
    前記規定サーボ・バンド(30−34)のうちの2つに関して前記磁気ヘッド(15)の横方向位置をセンスするためのデュアル・サーボ・センサ(45、46)と、
    前記規定サーボ・バンド(30−34)に関して横方向に前記磁気ヘッド(15)を平行移動するためのファイン・アクチュエータ部分(20)及び前記規定サーボ・バンド(30−34)に関して横方向に前記ファイン・アクチュエータ部分(20)を平行移動するためのコース・アクチュエータ部分(16)を有する複合アクチュエータ(14)と、
    前記複合アクチュエータ(14)が前記磁気テープ(36)のエッジから所定距離内にあるかどうかをセンスするためのホーム横方向位置センサ(175)と、
    前記磁気テープ(36)の長手方向位置を予測するための長手方向位置エスティメータと、
    前記デュアル・サーボ・センサ(45、46)、前記複合アクチュエータ(14)、前記ホーム横方向位置センサ(175)、前記長手方向位置エスティメータ、及び前記ドライブ・システムに結合され、前記複合アクチュエータ(14)を操作して前記デュアル・サーボ・センサ(45、46)を前記2つの規定サーボ・バンドにおいて横方向に位置付け且つ前記2つの規定サーボ・バンド(30−34)をトラック追従し、それによって前記磁気ヘッド(15)を位置付けるためのサーボ・コントローラ(27)と、
    を含み、
    前記サーボ・コントローラ(27)は、
    前記横方向位置の喪失に応答して、前記長手方向位置エスティメータが予測した前記磁気テープ(36)の長手方向位置をセンスし、
    前記磁気テープ(36)の前記センスされた長手方向位置が前記磁気テープ(36)の端部から所定距離内にある場合、前記磁気テープ・ドライブ(10)を操作して前記磁気テープ(36)を前記磁気テープ(36)の前記センスされた端部から離れる向きの長手方向に連続的に移動させ、
    前記複合アクチュエータ(14)が前記磁気テープ(36)のエッジから前記所定距離内にあるかどうかを決定するために前記ホーム横方向位置センサ(175)をセンスし、
    前記複合アクチュエータ(14)が前記磁気テープ(36)のエッジから前記所定距離内にある場合、前記コース・アクチュエータ部分(16)を操作して前記磁気テープ(36)の前記エッジから離れる横方向に移動させ、前記複合アクチュエータ(14)が前記磁気テープ(36)のエッジから前記所定距離内にない場合、前記コース・アクチュエータ部分(16)を操作して前記エッジに向けて横方向に移動させ、
    前記規定サーボ・バンド(30−34)におけるいずれか2つを検出するために前記デュアル・サーボ・センサ(45、46)をセンスし、
    前記規定サーボ・バンド(30−34)におけるいずれか2つを検出する時、前記2つの規定サーボ・バンド(30−34)としてどのサーボ・バンドが検出されたかを識別するために前記長手方向シフトを検出する、
    サーボ・システム。
  7. 前記サーボ・コントローラ(27)は、前記磁気テープ・ドライブ(10)を操作して前記磁気テープ(36)を長手方向に連続的に移動させ、更に、前記名目上の速度の所定基準内の速度で前記磁気テープ(36)を移動させる、請求項6に記載のサーボ・システム。
  8. 前記規定サーボ・バンド(30−34)は、第1セットの遷移相互間における一定距離のインターバル及び第2セットの遷移相互間における横方向の可変距離のインターバルを有する磁気遷移のタイミング・ベースの反復サーボ・パターンを含み、
    前記デュアル・サーボ・センサ(45、46)は前記磁気遷移を検出し、
    前記サーボ・コントローラ(27)は、更に、前記デュアル・サーボ・センサ(45、46)によって検出された前記反復サーボ・パターンにおける前記一定距離のインターバルを有する磁気遷移の移動時間をセンスすることにより前記磁気テープ(36)の速度を測定して前記名目上の速度に比較し、前記磁気テープ・ドライブを操作して前記磁気テープ(36)を前記速度で長手方向に連続的に移動させる、
    請求項7に記載のサーボ・システム。
  9. 前記サーボ・コントローラ(27)は、前記規定サーボ・バンド(30−34)におけるいずれか2つを検出する時、前記長手方向シフトを検出し、更に、前記規定サーボ・バンド(30−34)に関する前記サーボ・センサの横方向位置を決定するために、前記デュアル・サーボ・センサ(45、46)によってセンスされた前記横方向の可変距離のインターバルを有する磁気遷移の移動距離と前記2つの規定サーボ・バンドの各々における前記一定距離のインターバルを有する磁気遷移の移動距離との比を決定し、前記デュアル・サーボ・センサ(45、46)を前記2つの規定サーボ・バンドの実質的中心に位置付けるために前記コース・アクチュエータ部分(16)を移動させることを含む、請求項8に記載のサーボ・システム。
  10. 前記サーボ・コントローラ(27)は、更に、前記磁気テープ(36)のセンスされた長手方向位置が前記磁気テープ(36)の端部から前記所定距離の外にあることに応答して、前記磁気テープ・ドライブ(10)が前記磁気テープ(36)を移動させていた方向を決定し、前記磁気テープ(36)を反対方向に移動させるように前記磁気テープ・ドライブ(10)を操作する、請求項6乃至請求項9のいずれか1つに記載のサーボ・システム。
  11. 磁気テープ(36)に関してデータを転送するための磁気テープ・ドライブにして、前記磁気テープ(36)は、複数の平行した長手方向の規定サーボ・バンド(30−34)を有し、前記規定サーボ・バンド(30−34)の各々は前記規定サーボ・バンド(30−34)に平行した複数のデータ・トラックによって分離され、前記規定サーボ・バンド(30−34)は識別のための長手方向にシフトしたパターンで配列され、
    前記磁気テープ(36)においてデータを読み取る及び(又は)書き込むための磁気ヘッド(15)と、
    前記磁気ヘッド(15)が前記磁気テープ(36)においてデータを読み取る及び(又は)書き込むことを可能にするために前記磁気テープ(36)を前記長手方向に名目上の速度で移動させるためのドライブ・システムと、
    前記規定サーボ・バンド(30−34)のうちの2つに関して前記磁気ヘッド(15)の横方向位置をセンスするためのデュアル・サーボ・センサ(45、46)と、
    前記規定サーボ・バンド(30−34)に関して横方向に前記磁気ヘッド(15)を平行移動するためのファイン・アクチュエータ部分(20)及び前記規定サーボ・バンド(30−34)に関して横方向に前記ファイン・アクチュエータ部分(20)を平行移動するためのコース・アクチュエータ部分(16)を有する複合アクチュエータ(14)と、
    前記複合アクチュエータ(14)が前記磁気テープ(36)のエッジから所定距離内にあるかどうかをセンスするためのホーム横方向位置センサ(175)と、
    前記磁気テープ(36)の長手方向位置を予測するための長手方向位置エスティメータと、
    前記デュアル・サーボ・センサ(45、46)、前記複合アクチュエータ(14)、前記ホーム横方向位置センサ(175)、前記長手方向位置エスティメータ、及び前記ドライブ・システムに結合され、前記複合アクチュエータ(14)を操作して前記デュアル・サーボ・センサ(45、46)を前記2つの規定サーボ・バンドにおいて横方向に位置付け且つ前記2つの規定サーボ・バンドをトラック追従し、それによって前記磁気ヘッド(15)を位置付けるためのサーボ・コントローラ(27)と、
    を含み、
    前記サーボ・コントローラ(27)は、
    前記横方向位置の喪失に応答して、前記長手方向位置エスティメータが予測した前記磁気テープ(36)の長手方向位置をセンスし、
    前記磁気テープ(36)の前記センスされた長手方向位置が前記磁気テープ(36)の端部から所定距離内にある場合、前記磁気テープ・ドライブを操作して前記磁気テープ(36)を前記磁気テープ(36)の前記センスされた端部から離れる向きの長手方向に連続的に移動させ、
    前記複合アクチュエータ(14)が前記磁気テープ(36)のエッジから前記所定距離内にあるかどうかを決定するために前記ホーム横方向位置センサ(175)をセンスし、
    前記複合アクチュエータ(14)が前記磁気テープ(36)のエッジから前記所定距離内にある場合、前記コース・アクチュエータ(16)を操作して前記磁気テープ(36)のエッジから離れる向きの横方向に移動させ、前記複合アクチュエータ(14)が前記磁気テープ(36)のエッジから前記所定距離内にない場合、前記コース・アクチュエータ部分(16)を操作して前記エッジに向けて横方向に移動させ、
    前記規定サーボ・バンド(30−34)におけるいずれか2つを検出するために前記デュアル・サーボ・センサ(45、46)をセンスし、
    前記規定サーボ・バンド(30−34)におけるいずれか2つを検出する時、前記2つの規定サーボ・バンド(30−34)としてどのサーボ・バンドが検出されたかを識別するために前記長手方向シフトを検出する、
    磁気テープ・ドライブ。
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