JP2004505932A5

JP2004505932A5 -

Info

Publication number: JP2004505932A5
Application number: JP2002517105A
Authority: JP
Filing date: 2001-08-07
Publication date: 2005-03-03

Claims

^99mＴｃで標識したラクトフェリンタンパク質複合体。
前記ラクトフェリンが、血清ラクトフェリンである請求項１に記載の複合体。
前記ラクトフェリンが哺乳類の組織または血液由来である請求項１〜２のいずれかに記載の複合体。
前記ラクトフェリンが組み換えタンパク質である請求項１〜３のいずれかに記載の複合体。
哺乳類の生体内における腫瘍の存在の検出および造影をする、またはそれらの一方をするための医薬を製造するための^99mＴｃで標識したラクトフェリン複合体の使用。
請求項２〜４に記載の特徴のいずれか１つ以上をさらに含む請求項５に記載の使用。
ラクトフェリンと、過テクネチウム酸塩（ＴｃＯ₄ ^-）をＴｃ³⁺に変換するようにＴｃを変換するための還元剤とを含む製品または組成物。
請求項２〜４に記載の特徴のいずれか１つ以上をさらに含む請求項７に記載の製品。
ユニット状(unit form)で存在し、ユニットあたりのラクトフェリンの量が２〜６０ｍｇの範囲内である請求項７または請求項８に記載の製品。
^99mＴｃ源をさらに含む請求項７〜９のいずれか１項に記載の製品。
前記^99mＴｃ源が過テクネチウム酸塩ＴｃＯ₄ ^-である請求項１０に記載の製品。
前記過テクネチウム酸塩源が前記製品と共に提供される請求項１０または請求項１１に記載の製品。
前記過テクネチウム酸塩源が、前記金属輸送タンパク質および前記還元剤とは別個に提供される請求項１０または請求項１１に記載の製品。
^99mＴｃ源が水溶液として提供される請求項１０〜１３のいずれか１項に記載の製品。
ユニット状で存在し、ユニットあたりの^99mＴｃの量が６〜８ＧＢｑの範囲内である請求項７〜１４のいずれか１項に記載の製品。
前記^99mＴｃの量が約７．４ＧＢｑ（２００ｍＣｉ）である請求項１５に記載の製品。
前記還元剤が、スズ（ＩＩ）化合物およびアスコルビン酸を含む群から選択される請求項７〜１６のいずれか１項に記載の製品。
ユニット状で存在し、ユニットあたりの前記還元剤の量が０．２〜０．３ｍｇの範囲内である請求項７〜１７のいずれか１項に記載の製品。
可溶化剤および等張剤またはそれらの一方をさらに含む請求項７〜１８のいずれか１項に記載の製品。
前記可溶化剤がゲンチジン酸である請求項１９に記載の製品。
ユニット状で存在し、ユニットあたりの前記可溶化剤の量が０．７〜０．９ｍｇの範囲内である請求項１９または請求項２０に記載の製品。
前記等張剤が塩化ナトリウムである請求項１９に記載の製品。
ユニット状で存在し、ユニットあたりの前記等張剤の量が２０〜４０ｍｇの範囲内である請求項１９または２２に記載の製品。
凍結乾燥されている請求項７〜２３のいずれか１項に記載の製品。
粉末形態で提供される請求項７〜２４のいずれか１項に記載の製品。
還元剤の存在下においてラクトフェリンと^99mＴｃＯ₄ ^-源を混合するステップを含む^99mＴｃで標識したラクトフェリンタンパク質複合体を製造する方法。
請求項２〜２５の特徴のいずれか１つ以上をさらに含む請求項２６に記載の方法。
哺乳類の生体内における腫瘍部位の存在の造影および診断をする、またはそれらの一方をするための^99mＴｃ標識造影剤を製造するためのラクトフェリンの使用。
哺乳類の生体内における腫瘍部位の存在の造影および診断をする、またはそれらの一方をするための造影剤を製造するためのラクトフェリンおよび還元剤の使用。
哺乳類の生体内における腫瘍部位の存在の造影および診断をする、またはそれらの一方をするための^99mＴｃで標識したラクトフェリン複合体造影剤を製造するための過テクネチウム酸塩の使用。
哺乳類の生体内における腫瘍の存在を検出する方法であって、
（ｉ）^99mＴｃで標識したラクトフェリン複合体を製造するために、還元剤および水溶液の存在下においてラクトフェリンと有効量の過テクネチウム酸塩とを混合するステップと、
（ｉｉ）検討中のレシピエントに得られた水性溶剤を導入するステップと、
（ｉｉｉ）所定の期間にわたってレシピエントの生体内の^99mＴｃの画像を観察するステップと
を含む方法。
請求項２〜２５の特徴のいずれか１つ以上をさらに含む請求項３１に記載の方法。
脳腫瘍を検出するための請求項３１または請求項３２に記載の方法。
標識ラクトフェリン複合体として患者内に導入された^99mＴｃの画像を観察するステップを含む腫瘍を検出する方法。
（ｉ）ラクトフェリンを放射性核種で標識するステップと、
（ｉｉ）前記放射性核種標識ラクトフェリンの水性製剤を製造するステップと、
（ｉｉｉ）治療中のレシピエントに前記水性製剤を導入するステップと
を含む、請求項２６、請求項２７、請求項３１、請求項３２または請求項３３のいずれか１項に記載の方法および請求項７〜２５のいずれか１項に記載の製品、またはそれらの一方を使用して検出される腫瘍を治療する方法。
前記腫瘍が脳腫瘍である請求項３５に記載の方法。
前記放射性核種が、⁵⁷Ｃｏ、⁶⁷Ｃｕ、⁶⁷Ｇａ、⁹⁰Ｙ、⁹⁷Ｒｕ、¹⁶⁹Ｙｂ、¹⁸⁶Ｒｅ、¹⁸⁸Ｒｅ、²⁰³Ｐｂ、¹⁵³Ｓｍおよび²¹²Ｂｉまたはこれらのいずれかを含む群から選択される請求項３５または請求項３６に記載の方法。
好適に密封されたバイアルまたは容器に入れた請求項７〜２５のいずれか１項に記載の製品と、必要に応じて、取り扱い説明書セットとを含むキット。
好適に密封されたバイアルまたは容器に入れた請求項７〜２５のいずれか１項に記載の製品と、好適に密封されたバイアルまたは容器に入れた放射性核種標識金属輸送タンパク質複合体を含むさらに別の製品または組成物と、必要に応じて、取り扱い説明書セットとを含むキット。
脳腫瘍および鉄の取り込みが高い異常組織またはそれらの一方を検出するための請求項５、請求項６、請求項２８、請求項２９または請求項３０のいずれか１項に記載の使用。