JP2004502516A - 洗濯機の部分工程表示方法 - Google Patents
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Abstract
表示装置を備えた洗濯機の部分工程表示方法において、洗濯機に電源が印加されると、洗濯と関連した一連の工程を順次に進行させる全体工程モード及び、一部のみを単独又は組み合わせて進行させる部分工程モードを前記表示装置にディスプレイする段階と、ユーザーが前記部分工程モードを選択すると、部分工程モードに当たるコースを前記表示装置にディスプレイする段階と、前記ディスプレイされるコースでユーザーが希望するコースを選択すると、選択されたコースに従い案内メッセージが前記表示装置にディスプレイされ、該当コースを進行させる段階とを含めてなることを特徴とする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は洗濯機に関し、特に、洗濯機の部分工程表示方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】
一般に、洗濯機はモータの駆動力を通じて回転槽及びパルセーターを回転させ、洗濯工程、濯ぎ工程、脱水工程などを行うものであって、回転槽の内部に洗濯水と洗濯物を共に投入した後、これらを攪拌させることによって洗濯物と洗濯水及び、回転槽の摩擦を用いて洗濯を行う装置である。
【０００３】
以下、添付の図面を参照して従来の技術による洗濯機の構成及び動作を説明する。
【０００４】
図１は従来の技術による洗濯機の構成を概略的に示すブロック図であり、図２は従来の技術による洗濯機の動作を示すフローチャートである。
【０００５】
従来の技術による洗濯機は、図１に示すように、ユーザーが希望する機能を選択するためのキー入力部１と、前記キー入力部１を介して選択された機能に従って洗濯機の工程を制御するシステムマイコン２と、前記システムマイコン２の制御信号に従ってモータ（図示せず）、給水バルブ（図示せず）及び排水バルブ（図示省略）などの各種の負荷を駆動する負荷駆動部３と、前記制御部２の制御信号に従って、前記キー入力部１を介して選択された機能の動作状態などを表示するディスプレイ部４とから構成されている。
ここで、前記ディスプレイ部４は洗濯の残留時間を表示するための８８セグメントと、多数の発光ダイオード（ＬＥＤ）とから構成されている。
【０００６】
このように構成された従来の技術による洗濯機は、ユーザーが前記キー入力部１のキーを押して洗濯命令を入力すると、前記制御部２は既設定された洗濯工程の順序に応じて前記負荷駆動部３に制御信号を印加して、モータ（図示せず）、給水バルブ（図示せず）、排水バルブ（図示せず）などを順次に駆動させ、洗濯を行う。
【０００７】
また、ユーザーが洗濯命令を入力すると、前記制御部２はユーザーが選択した設定事項が前記ディスプレイ部４にディスプレイされるように制御信号を出力し、この際、前記ディスプレイ部４は制御部２の制御信号に従って洗濯コース別の洗濯、濯ぎ、脱水機能のそれぞれに対する動作時間及び洗濯残留時間などをディスプレイする。
【０００８】
このように構成された従来の技術による洗濯機の部分工程制御方法を図２に基づいて説明する。
【０００９】
図２を参照すると、まず、洗濯機の電源をオンにする（Ｓ１）。
そして、ユーザーが全体工程モードを選択したかどうかを判断する（Ｓ２）。
その判断の結果（Ｓ２）、ユーザーが全体工程モードを選択した場合は、希望の洗濯コースを選択する（Ｓ３）。
そして、動作ボタンを入力すると、給水→洗濯→濯ぎ→脱水の順で洗濯工程を行う（Ｓ４〜Ｓ８）。
【００１０】
一方、前記判断の結果（Ｓ２）、ユーザーが全体工程モードを選択していなければ、部分工程モードを選択したことになるので、洗濯工程のみを選択したかどうかを判断する（Ｓ９）。
その判断の結果（Ｓ９）、ユーザーが洗濯工程のみを選択した場合は、洗濯ボタンを用いて希望する洗濯時間を設定し、動作ボタンを入力する（Ｓ１０〜Ｓ１１）。前記動作ボタンが入力されると、設定された洗濯時間の間、洗濯工程を進行させる（Ｓ１２）。
【００１１】
そして、ユーザーが脱水工程を選択したかどうかを判断する（Ｓ１３）。
その判断の結果（Ｓ１３）、ユーザーが脱水工程を選択した場合は脱水工程を行う（Ｓ１４）。
一方、ユーザーが濯ぎ工程のみを選択した場合は、濯ぎボタンで濯ぎの回数を設定し、動作ボタンを入力する（Ｓ１５〜Ｓ１７）。
前記動作ボタンが入力されると、ユーザーが設定した濯ぎの回数だけ濯ぎ工程を行う（Ｓ１８）。
前記濯ぎ工程が完了し、ユーザーが脱水工程を選択すると、該当時間の間、脱水工程を行う（Ｓ１９〜Ｓ２０）。
【００１２】
また、ユーザーが脱水工程のみを選択した場合は、脱水ボタンで希望する脱水時間を設定する（Ｓ２１〜Ｓ２２）。そして、動作ボタンを入力すると、前記設定した脱水時間の間、脱水工程を行う（Ｓ２３〜Ｓ２４）。
【００１３】
一方、ユーザーが洗濯工程及び脱水工程のみを選択した場合は、洗濯ボタンで洗濯時間を設定し、脱水ボタンで脱水時間を設定する（Ｓ２５〜Ｓ２７）。
次いで、動作ボタンを入力すると、設定された洗濯時間の間、洗濯工程を行い、設定された脱水時間の間、脱水工程を行った後終了する（Ｓ２８〜Ｓ３０）。
【００１４】
また、ユーザーが洗濯工程及び濯ぎ工程のみを選択した場合は、洗濯ボタンで洗濯時間を設定し、濯ぎボタンで濯ぎの回数を設定する（Ｓ３１〜Ｓ３３）。
そして、ユーザーが動作ボタンを入力すると、設定された洗濯時間及び濯ぎの回数に従って洗濯工程及び濯ぎ工程を行う（Ｓ３５〜Ｓ３６）。
【００１５】
ユーザーが濯ぎ工程及び脱水工程のみを設定した場合は、濯ぎボタンで濯ぎの回数を設定し、脱水ボタンで脱水時間を設定する（Ｓ３７〜Ｓ３９）。
そして、ユーザーが動作ボタンを入力すると、設定された濯ぎの回数に従って濯ぎ工程を進行した後、設定された脱水時間の間、脱水工程を行う（Ｓ４０〜Ｓ４２）。
【００１６】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の技術による洗濯機は、ユーザーが意図していない部分工程が行われる時、これをユーザーが正確に認識できず、以後の工程に対して不具合を引き起こした。
【００１７】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、本発明は、ユーザーが部分工程のみ選択した時、現在選択した工程以外の工程は進行しないというメッセージをユーザーに認識させるようにした洗濯機の部分工程表示方法を提供する。
【００１８】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための本発明による洗濯機の部分工程表示方法は、表示装置を備えた洗濯機の部分工程表示方法において、洗濯機に電源が印加されると、洗濯と関連した一連の工程を順次に進行させる全体工程モード及び、一部のみを単独又は組み合わせて進行させる部分工程モードを前記表示装置にディスプレイする段階と、ユーザーが前記部分工程モードを選択すると、部分工程モードに当たるコースを前記表示装置にディスプレイする段階と、前記ディスプレイされるコースでユーザーが希望するコースを選択すると、選択されたコースに対しての案内メッセージを前記表示装置にディスプレイし、該当コースを進行する段階とを含めてなることを特徴とする。
【００１９】
【発明の実施の形態】
以下、添付の図面を参照して本発明による洗濯機の部分工程表示装置及び方法をより詳細に説明する。
【００２０】
図３は本発明による洗濯機の部分工程表示装置を示すブロック図であり、図４は本発明による洗濯機の部分工程表示方法を示すフローチャートであり、図５ａ乃至図５ｅは本発明の望ましい実施形態による洗濯機の部分工程を表示する方法の段階を示すブロック図である。
【００２１】
本発明による洗濯機の部分工程表示装置は、図３に示すように、外部とのデータ交換のためのインターフェース２０と、ユーザーが希望する洗濯コースを設定するためのキー入力部３０と、洗濯コースに従う案内メッセージを貯蔵するための貯蔵部４０と、前記キー入力部３０を介して希望する部分洗濯工程を選択すると、選択された工程以外の工程は進行しないという案内メッセージをディスプレイするための液晶表示部（ＬＣＤ）７０と、前記キー入力部３０を介したユーザーの動作命令に相応する洗濯動作が行われるように制御し、部分工程が選択されると、部分工程による案内メッセージが前記ＬＣＤ７０にディスプレイされるように制御し、ユーザーの要求に応じて前記インターフェース２０を介して外部とのデータ通信を制御する制御部５０と、その制御部５０の制御信号に従って該当負荷の駆動を制御する負荷駆動部６０とから構成されている。
【００２２】
このように構成された本発明による洗濯機の部分工程表示装置は、ユーザーが前記キー入力部３０を介して電源キーを入力し、全体工程モードを選択すると、希望の洗濯コースを選択し、動作ボタンを入力すると、前記貯蔵部４０から既貯蔵された布量感知案内メッセージを前記ＬＣＤ８０にディスプレイすると同時に、布量感知を行う。
【００２３】
即ち、ユーザーが動作ボタンを入力すると、前記制御部５０は前記負荷駆動部６０に制御信号を印加して、モーター（図示せず）を一定の時間の間、左右に交互に回転させる。
そして、前記感知された布量による水位まで給水を行った後、選択されたコースに従う洗濯工程を進行する。
【００２４】
一方、ユーザーが前記キー入力部３０を介して電源を入力した後、部分工程モードを選択すると、選択された工程以外の工程は進行しないという案内メッセージを前記ＬＣＤ７０にディスプレイした後、設定の条件に合わせた工程を進行させる。
【００２５】
このような本発明による洗濯機の部分工程表示方法を図４に基づいて説明すると、まず、洗濯機に電源を印加する（Ｓ１０１）。そして、全体工程モードが選択されたかどうかを判断する（Ｓ１０２）。その判断の結果（Ｓ１０２）、ユーザーが全体工程モードを選択した場合には希望のコースを選択する（Ｓ１０３）。
そして、動作ボタンを入力した後、給水→洗濯→濯ぎ→脱水の順で洗濯工程を進行させる（Ｓ１０５〜Ｓ１０８）。
【００２６】
一方、前記判断の結果（Ｓ１０２）、ユーザーが全体工程モードを選択していない場合は、洗濯工程のみ選択したかどうかを判断する（Ｓ１０９）。
次いで、前記判断の結果（Ｓ１０２）、ユーザーが洗濯工程のみ選択した場合には、洗濯ボタンで希望の洗濯時間を設定した後、動作ボタンを入力する（Ｓ１１０〜Ｓ１１１）。
【００２７】
前記動作ボタンが入力されると、前記ＬＣＤ（７０）に濯ぎや脱水工程は進行しないという案内メッセージがディスプレイされる（Ｓ１１２）。そして、前記ＬＣＤ（７０）に案内メッセージがディスプレイされると、前記設定された洗濯時間に従って該当洗濯工程を進行する（Ｓ１１３）。
前記洗濯工程が完了し、排水及び脱水工程を続けて進行させるためには、前記ＬＣＤ（７０）に脱水ボタンを押しなさいという案内メッセージをディスプレイする（Ｓ１１４〜Ｓ１１５）。
【００２８】
前記脱水ボタンを押して脱水工程が選択されると、脱水工程を進行する（Ｓ１１６〜Ｓ１１７）。
また、ユーザーが濯ぎ工程のみを選択すると、濯ぎボタンで希望する濯ぎの回数を設定した後、動作ボタンを入力する（Ｓ１１８〜Ｓ１２０）。
前記動作ボタンが入力されると、前記ＬＣＤ（７０）に洗濯工程及び脱水工程は進行しないという案内メッセージがディスプレイされる（Ｓ１２１）。
そして、前記設定された濯ぎの回数に従って濯ぎ工程を行う（Ｓ１２２）。
【００２９】
次いで、ユーザーが排水及び脱水工程を行おうとした場合には、前記ＬＣＤ（７０）に脱水ボタンを押しなさいという案内メッセージがディスプレイされる（Ｓ１２３〜Ｓ１２４）。
そして、前記脱水ボタンを押して脱水工程が選択されると、脱水工程を進行させる（Ｓ１２５〜Ｓ１２６）。
【００３０】
また、ユーザーが脱水工程のみ行おうとした場合には、脱水ボタンで希望する脱水時間を設定した後、動作ボタンを入力する（Ｓ１２７〜Ｓ１２９）。
前記動作ボタンが入力されると、前記ＬＣＤ（７０）に洗濯工程及び脱水工程は進行しないという案内メッセージがディスプレイされる（Ｓ１３０）。
そして、前記設定された脱水時間に従って脱水工程を進行する（Ｓ１３１）。
【００３１】
また、ユーザーが洗濯工程と脱水工程のみを選択すると、洗濯ボタンで洗濯時間を設定した後、脱水ボタンで脱水時間を設定し、動作ボタンを入力する（Ｓ１３２〜Ｓ１３５）。
前記動作ボタンが入力されると、前記ＬＣＤ（７０）に濯ぎ工程は進行しないという案内メッセージがディスプレイされる（Ｓ１３６）。
そして、前記設定された洗濯時間及び脱水時間に従って洗濯及び脱水工程を行う（Ｓ１３７〜Ｓ１３８）。
【００３２】
ユーザーが洗濯工程と濯ぎ工程のみ行おうとした場合には、洗濯ボタンで希望の洗濯時間を設定し、濯ぎボタンで希望の濯ぎ回数を設定する（Ｓ１３９〜Ｓ１４１）。
そして、ユーザーが動作ボタンを入力すると、前記ＬＣＤ（７０）に脱水工程は進行しないという案内メッセージがディスプレイされる（Ｓ１４３）。
次いで、前記設定された洗濯時間及び濯ぎの回数に従って洗濯及び濯ぎ工程を行う（Ｓ１４４〜Ｓ１４５）。
【００３３】
前記濯ぎ工程が完了すると、排水及び脱水を希望するかどうかを判断する（Ｓ１４６）。その判断の結果、脱水を行おうとした場合には、前記ＬＣＤ（７０）に脱水ボタンを押しなさいという案内メッセージがディスプレイされる（Ｓ１４７）。そして、ユーザーが脱水ボタンを押して脱水工程を選択すると、設定された時間だけ脱水工程を行う（Ｓ１４８〜Ｓ１４９）。
【００３４】
最後に、ユーザーが濯ぎ工程と脱水工程のみを進行させようとした場合には、濯ぎボタンを押して濯ぎの回数を設定し、脱水ボタンを押して脱水時間を設定する（Ｓ１５０〜Ｓ１５２）。
そして、ユーザー動作ボタンを入力すると、前記ＬＣＤ（７０）に洗濯工程は進行しないという案内メッセージがディスプレイされる（Ｓ１５３〜Ｓ１５４）。
次いで、前記設定された濯ぎの回数及び脱水時間に従って該当濯ぎ工程及び脱水工程を行う（Ｓ１５５〜Ｓ１５６）。
【００３５】
このように、ユーザーが選択する部分工程に従って前記ＬＣＤ（７０）にディスプレイされる実施形態を図５ａ〜図５ｇに基づいて以下に説明する。
【００３６】
洗濯工程のみ選択
ユーザーが洗濯工程のみ行おうとした場合、洗濯ボタンを押して希望の洗濯時間を設定し、動作ボタンを押せば、図５ａのように、ユーザーが設定した洗濯時間（例えば、１５分）及び、″濯ぎ及び脱水工程は進行しません″という案内メッセージが前記ＬＣＤ（７０）にディスプレイされる。
すると、前記洗濯機は前記ＬＣＤ（７０）に案内メッセージがディスプレイされた後、ユーザーが設定した洗濯時間に従って該当洗濯工程を進行し、ユーザーが続けて排水及び脱水工程を選択する場合には、図５ｂに示すように、″脱水ボタンを押して下さい″という案内メッセージが前記ＬＣＤ７０にディスプレイされる。
【００３７】
濯ぎ工程のみ選択
ユーザーが濯ぎ工程のみ行おうとした場合、濯ぎボタンを押して希望の濯ぎ回数を設定し、動作ボタンを押せば、図５ｃのように、ユーザーが設定した濯ぎの回数（例えば、３回）と、″洗濯及び脱水工程は進行しません″という案内メッセージが前記ＬＣＤ（７０）にディスプレイされる。
【００３８】
脱水工程のみ選択
ユーザーが脱水工程のみ行おうとした場合、脱水ボタンを押して希望の脱水時間を設定し、動作ボタンを押せば、図５ｄのように、ユーザーが設定した脱水時間（例えば、５分）と、″洗濯及び濯ぎ工程は進行しません″という案内メッセージが前記ＬＣＤ（７０）にディスプレイされ、ユーザーに洗濯工程及び濯ぎ工程は進行されないことを教える。
【００３９】
洗濯工程及び脱水工程のみ選択
ユーザーが洗濯と脱水工程を行おうとした場合、洗濯ボタンを押して希望の洗濯時間を設定し、脱水ボタンを押して希望の脱水時間を設定した後、動作ボタンを押せば、図５ｅのように、ユーザーが設定した洗濯時間（例えば、１５分）及び脱水時間（例えば、５分）と、″濯ぎ工程は進行しません″という案内メッセージが前記ＬＣＤ（７０）にディスプレイされ、ユーザーに濯ぎ工程は進行されないことを教える。
【００４０】
洗濯工程及び濯ぎ工程のみ選択
ユーザーが洗濯と濯ぎ工程を行おうとした場合、洗濯ボタンを押して希望の洗濯時間を設定し、濯ぎボタンを押して希望の濯ぎ時間を設定した後、動作ボタンを押せば、図５ｆのように、ユーザーが設定した洗濯時間（例えば、１５分）及び濯ぎ回数（例えば、３回）と、″脱水工程は進行しません″という案内メッセージを前記ＬＣＤ（７０）がディスプレイされ、ユーザーに脱水工程は進行されないことを教える。
また、前記洗濯工程及び濯ぎ工程が完了すると、洗濯機は排水が行われないまま停止状態となり、この際、排水や脱水をしようとするユーザーの便宜のために、図５ｂのように、脱水ボタンを押せば排水と脱水が可能であるということがディスプレイされる。
【００４１】
濯ぎ工程と脱水工程のみ選択
ユーザーが濯ぎと脱水工程を行おうとした場合、濯ぎボタンを押して希望の濯ぎ回数を設定し、脱水ボタンを押して希望の脱水時間を設定した後、動作ボタンを押せば、図５ｇのように、ユーザーが設定した濯ぎ回数（例えば、３回）及び脱水時間（例えば、５分）と、″洗濯工程は進行しません″という案内メッセージが前記ＬＣＤ（７０）にディスプレイされ、ユーザーに洗濯工程は進行されないことを教える。
【００４２】
上述したように、本発明による洗濯機の部分工程表示装置及び方法は、洗濯機の電源をオンにした後、ユーザーが全体工程ではない部分工程のみを行おうとした場合、ユーザーが選択しない工程は進行されないという内容をディスプレイする。
【００４３】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明による洗濯機の部分工程の表示装置及び方法は次のような効果がある。
第一に、部分工程の選択時にユーザーが選択した工程以外の工程は進行されないという案内メッセージがディスプレイされることで、ユーザーが意図しない工程の進行を未然に防止することができる。
第二に、洗濯や濯ぎ工程が完了した後、洗濯槽に水が入っている状態において、排水及び脱水方法がＬＣＤにディスプレイされることで、ユーザーの便宜性を向上させることができる。
第三に、ユーザーの意図通りに洗濯工程が行われるので、製品に対する信頼性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】
従来の技術による洗濯機の概略的な構成を示すブロック図。
【図２】
従来の技術による洗濯機の動作を示すフローチャート。
【図３】
本発明による洗濯機の部分工程の表示装置を示すブロック図。
【図４】
本発明による洗濯機の部分工程表示方法を示すフローチャート。
【図５ａ乃至図５ｇ】
本発明の望ましい実施形態による洗濯機の部分工程を表示する方法の段階を示すブロック図。
【符号の説明】
１０…ＰＣ
２０…インターフェース
３０…キー入力部
４０…貯蔵部
５０…制御部
６０…負荷駆動部
７０…液晶表示部（ＬＣＤ）
【発明の属する技術分野】
本発明は洗濯機に関し、特に、洗濯機の部分工程表示方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】
一般に、洗濯機はモータの駆動力を通じて回転槽及びパルセーターを回転させ、洗濯工程、濯ぎ工程、脱水工程などを行うものであって、回転槽の内部に洗濯水と洗濯物を共に投入した後、これらを攪拌させることによって洗濯物と洗濯水及び、回転槽の摩擦を用いて洗濯を行う装置である。
【０００３】
以下、添付の図面を参照して従来の技術による洗濯機の構成及び動作を説明する。
【０００４】
図１は従来の技術による洗濯機の構成を概略的に示すブロック図であり、図２は従来の技術による洗濯機の動作を示すフローチャートである。
【０００５】
従来の技術による洗濯機は、図１に示すように、ユーザーが希望する機能を選択するためのキー入力部１と、前記キー入力部１を介して選択された機能に従って洗濯機の工程を制御するシステムマイコン２と、前記システムマイコン２の制御信号に従ってモータ（図示せず）、給水バルブ（図示せず）及び排水バルブ（図示省略）などの各種の負荷を駆動する負荷駆動部３と、前記制御部２の制御信号に従って、前記キー入力部１を介して選択された機能の動作状態などを表示するディスプレイ部４とから構成されている。
ここで、前記ディスプレイ部４は洗濯の残留時間を表示するための８８セグメントと、多数の発光ダイオード（ＬＥＤ）とから構成されている。
【０００６】
このように構成された従来の技術による洗濯機は、ユーザーが前記キー入力部１のキーを押して洗濯命令を入力すると、前記制御部２は既設定された洗濯工程の順序に応じて前記負荷駆動部３に制御信号を印加して、モータ（図示せず）、給水バルブ（図示せず）、排水バルブ（図示せず）などを順次に駆動させ、洗濯を行う。
【０００７】
また、ユーザーが洗濯命令を入力すると、前記制御部２はユーザーが選択した設定事項が前記ディスプレイ部４にディスプレイされるように制御信号を出力し、この際、前記ディスプレイ部４は制御部２の制御信号に従って洗濯コース別の洗濯、濯ぎ、脱水機能のそれぞれに対する動作時間及び洗濯残留時間などをディスプレイする。
【０００８】
このように構成された従来の技術による洗濯機の部分工程制御方法を図２に基づいて説明する。
【０００９】
図２を参照すると、まず、洗濯機の電源をオンにする（Ｓ１）。
そして、ユーザーが全体工程モードを選択したかどうかを判断する（Ｓ２）。
その判断の結果（Ｓ２）、ユーザーが全体工程モードを選択した場合は、希望の洗濯コースを選択する（Ｓ３）。
そして、動作ボタンを入力すると、給水→洗濯→濯ぎ→脱水の順で洗濯工程を行う（Ｓ４〜Ｓ８）。
【００１０】
一方、前記判断の結果（Ｓ２）、ユーザーが全体工程モードを選択していなければ、部分工程モードを選択したことになるので、洗濯工程のみを選択したかどうかを判断する（Ｓ９）。
その判断の結果（Ｓ９）、ユーザーが洗濯工程のみを選択した場合は、洗濯ボタンを用いて希望する洗濯時間を設定し、動作ボタンを入力する（Ｓ１０〜Ｓ１１）。前記動作ボタンが入力されると、設定された洗濯時間の間、洗濯工程を進行させる（Ｓ１２）。
【００１１】
そして、ユーザーが脱水工程を選択したかどうかを判断する（Ｓ１３）。
その判断の結果（Ｓ１３）、ユーザーが脱水工程を選択した場合は脱水工程を行う（Ｓ１４）。
一方、ユーザーが濯ぎ工程のみを選択した場合は、濯ぎボタンで濯ぎの回数を設定し、動作ボタンを入力する（Ｓ１５〜Ｓ１７）。
前記動作ボタンが入力されると、ユーザーが設定した濯ぎの回数だけ濯ぎ工程を行う（Ｓ１８）。
前記濯ぎ工程が完了し、ユーザーが脱水工程を選択すると、該当時間の間、脱水工程を行う（Ｓ１９〜Ｓ２０）。
【００１２】
また、ユーザーが脱水工程のみを選択した場合は、脱水ボタンで希望する脱水時間を設定する（Ｓ２１〜Ｓ２２）。そして、動作ボタンを入力すると、前記設定した脱水時間の間、脱水工程を行う（Ｓ２３〜Ｓ２４）。
【００１３】
一方、ユーザーが洗濯工程及び脱水工程のみを選択した場合は、洗濯ボタンで洗濯時間を設定し、脱水ボタンで脱水時間を設定する（Ｓ２５〜Ｓ２７）。
次いで、動作ボタンを入力すると、設定された洗濯時間の間、洗濯工程を行い、設定された脱水時間の間、脱水工程を行った後終了する（Ｓ２８〜Ｓ３０）。
【００１４】
また、ユーザーが洗濯工程及び濯ぎ工程のみを選択した場合は、洗濯ボタンで洗濯時間を設定し、濯ぎボタンで濯ぎの回数を設定する（Ｓ３１〜Ｓ３３）。
そして、ユーザーが動作ボタンを入力すると、設定された洗濯時間及び濯ぎの回数に従って洗濯工程及び濯ぎ工程を行う（Ｓ３５〜Ｓ３６）。
【００１５】
ユーザーが濯ぎ工程及び脱水工程のみを設定した場合は、濯ぎボタンで濯ぎの回数を設定し、脱水ボタンで脱水時間を設定する（Ｓ３７〜Ｓ３９）。
そして、ユーザーが動作ボタンを入力すると、設定された濯ぎの回数に従って濯ぎ工程を進行した後、設定された脱水時間の間、脱水工程を行う（Ｓ４０〜Ｓ４２）。
【００１６】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の技術による洗濯機は、ユーザーが意図していない部分工程が行われる時、これをユーザーが正確に認識できず、以後の工程に対して不具合を引き起こした。
【００１７】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、本発明は、ユーザーが部分工程のみ選択した時、現在選択した工程以外の工程は進行しないというメッセージをユーザーに認識させるようにした洗濯機の部分工程表示方法を提供する。
【００１８】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための本発明による洗濯機の部分工程表示方法は、表示装置を備えた洗濯機の部分工程表示方法において、洗濯機に電源が印加されると、洗濯と関連した一連の工程を順次に進行させる全体工程モード及び、一部のみを単独又は組み合わせて進行させる部分工程モードを前記表示装置にディスプレイする段階と、ユーザーが前記部分工程モードを選択すると、部分工程モードに当たるコースを前記表示装置にディスプレイする段階と、前記ディスプレイされるコースでユーザーが希望するコースを選択すると、選択されたコースに対しての案内メッセージを前記表示装置にディスプレイし、該当コースを進行する段階とを含めてなることを特徴とする。
【００１９】
【発明の実施の形態】
以下、添付の図面を参照して本発明による洗濯機の部分工程表示装置及び方法をより詳細に説明する。
【００２０】
図３は本発明による洗濯機の部分工程表示装置を示すブロック図であり、図４は本発明による洗濯機の部分工程表示方法を示すフローチャートであり、図５ａ乃至図５ｅは本発明の望ましい実施形態による洗濯機の部分工程を表示する方法の段階を示すブロック図である。
【００２１】
本発明による洗濯機の部分工程表示装置は、図３に示すように、外部とのデータ交換のためのインターフェース２０と、ユーザーが希望する洗濯コースを設定するためのキー入力部３０と、洗濯コースに従う案内メッセージを貯蔵するための貯蔵部４０と、前記キー入力部３０を介して希望する部分洗濯工程を選択すると、選択された工程以外の工程は進行しないという案内メッセージをディスプレイするための液晶表示部（ＬＣＤ）７０と、前記キー入力部３０を介したユーザーの動作命令に相応する洗濯動作が行われるように制御し、部分工程が選択されると、部分工程による案内メッセージが前記ＬＣＤ７０にディスプレイされるように制御し、ユーザーの要求に応じて前記インターフェース２０を介して外部とのデータ通信を制御する制御部５０と、その制御部５０の制御信号に従って該当負荷の駆動を制御する負荷駆動部６０とから構成されている。
【００２２】
このように構成された本発明による洗濯機の部分工程表示装置は、ユーザーが前記キー入力部３０を介して電源キーを入力し、全体工程モードを選択すると、希望の洗濯コースを選択し、動作ボタンを入力すると、前記貯蔵部４０から既貯蔵された布量感知案内メッセージを前記ＬＣＤ８０にディスプレイすると同時に、布量感知を行う。
【００２３】
即ち、ユーザーが動作ボタンを入力すると、前記制御部５０は前記負荷駆動部６０に制御信号を印加して、モーター（図示せず）を一定の時間の間、左右に交互に回転させる。
そして、前記感知された布量による水位まで給水を行った後、選択されたコースに従う洗濯工程を進行する。
【００２４】
一方、ユーザーが前記キー入力部３０を介して電源を入力した後、部分工程モードを選択すると、選択された工程以外の工程は進行しないという案内メッセージを前記ＬＣＤ７０にディスプレイした後、設定の条件に合わせた工程を進行させる。
【００２５】
このような本発明による洗濯機の部分工程表示方法を図４に基づいて説明すると、まず、洗濯機に電源を印加する（Ｓ１０１）。そして、全体工程モードが選択されたかどうかを判断する（Ｓ１０２）。その判断の結果（Ｓ１０２）、ユーザーが全体工程モードを選択した場合には希望のコースを選択する（Ｓ１０３）。
そして、動作ボタンを入力した後、給水→洗濯→濯ぎ→脱水の順で洗濯工程を進行させる（Ｓ１０５〜Ｓ１０８）。
【００２６】
一方、前記判断の結果（Ｓ１０２）、ユーザーが全体工程モードを選択していない場合は、洗濯工程のみ選択したかどうかを判断する（Ｓ１０９）。
次いで、前記判断の結果（Ｓ１０２）、ユーザーが洗濯工程のみ選択した場合には、洗濯ボタンで希望の洗濯時間を設定した後、動作ボタンを入力する（Ｓ１１０〜Ｓ１１１）。
【００２７】
前記動作ボタンが入力されると、前記ＬＣＤ（７０）に濯ぎや脱水工程は進行しないという案内メッセージがディスプレイされる（Ｓ１１２）。そして、前記ＬＣＤ（７０）に案内メッセージがディスプレイされると、前記設定された洗濯時間に従って該当洗濯工程を進行する（Ｓ１１３）。
前記洗濯工程が完了し、排水及び脱水工程を続けて進行させるためには、前記ＬＣＤ（７０）に脱水ボタンを押しなさいという案内メッセージをディスプレイする（Ｓ１１４〜Ｓ１１５）。
【００２８】
前記脱水ボタンを押して脱水工程が選択されると、脱水工程を進行する（Ｓ１１６〜Ｓ１１７）。
また、ユーザーが濯ぎ工程のみを選択すると、濯ぎボタンで希望する濯ぎの回数を設定した後、動作ボタンを入力する（Ｓ１１８〜Ｓ１２０）。
前記動作ボタンが入力されると、前記ＬＣＤ（７０）に洗濯工程及び脱水工程は進行しないという案内メッセージがディスプレイされる（Ｓ１２１）。
そして、前記設定された濯ぎの回数に従って濯ぎ工程を行う（Ｓ１２２）。
【００２９】
次いで、ユーザーが排水及び脱水工程を行おうとした場合には、前記ＬＣＤ（７０）に脱水ボタンを押しなさいという案内メッセージがディスプレイされる（Ｓ１２３〜Ｓ１２４）。
そして、前記脱水ボタンを押して脱水工程が選択されると、脱水工程を進行させる（Ｓ１２５〜Ｓ１２６）。
【００３０】
また、ユーザーが脱水工程のみ行おうとした場合には、脱水ボタンで希望する脱水時間を設定した後、動作ボタンを入力する（Ｓ１２７〜Ｓ１２９）。
前記動作ボタンが入力されると、前記ＬＣＤ（７０）に洗濯工程及び脱水工程は進行しないという案内メッセージがディスプレイされる（Ｓ１３０）。
そして、前記設定された脱水時間に従って脱水工程を進行する（Ｓ１３１）。
【００３１】
また、ユーザーが洗濯工程と脱水工程のみを選択すると、洗濯ボタンで洗濯時間を設定した後、脱水ボタンで脱水時間を設定し、動作ボタンを入力する（Ｓ１３２〜Ｓ１３５）。
前記動作ボタンが入力されると、前記ＬＣＤ（７０）に濯ぎ工程は進行しないという案内メッセージがディスプレイされる（Ｓ１３６）。
そして、前記設定された洗濯時間及び脱水時間に従って洗濯及び脱水工程を行う（Ｓ１３７〜Ｓ１３８）。
【００３２】
ユーザーが洗濯工程と濯ぎ工程のみ行おうとした場合には、洗濯ボタンで希望の洗濯時間を設定し、濯ぎボタンで希望の濯ぎ回数を設定する（Ｓ１３９〜Ｓ１４１）。
そして、ユーザーが動作ボタンを入力すると、前記ＬＣＤ（７０）に脱水工程は進行しないという案内メッセージがディスプレイされる（Ｓ１４３）。
次いで、前記設定された洗濯時間及び濯ぎの回数に従って洗濯及び濯ぎ工程を行う（Ｓ１４４〜Ｓ１４５）。
【００３３】
前記濯ぎ工程が完了すると、排水及び脱水を希望するかどうかを判断する（Ｓ１４６）。その判断の結果、脱水を行おうとした場合には、前記ＬＣＤ（７０）に脱水ボタンを押しなさいという案内メッセージがディスプレイされる（Ｓ１４７）。そして、ユーザーが脱水ボタンを押して脱水工程を選択すると、設定された時間だけ脱水工程を行う（Ｓ１４８〜Ｓ１４９）。
【００３４】
最後に、ユーザーが濯ぎ工程と脱水工程のみを進行させようとした場合には、濯ぎボタンを押して濯ぎの回数を設定し、脱水ボタンを押して脱水時間を設定する（Ｓ１５０〜Ｓ１５２）。
そして、ユーザー動作ボタンを入力すると、前記ＬＣＤ（７０）に洗濯工程は進行しないという案内メッセージがディスプレイされる（Ｓ１５３〜Ｓ１５４）。
次いで、前記設定された濯ぎの回数及び脱水時間に従って該当濯ぎ工程及び脱水工程を行う（Ｓ１５５〜Ｓ１５６）。
【００３５】
このように、ユーザーが選択する部分工程に従って前記ＬＣＤ（７０）にディスプレイされる実施形態を図５ａ〜図５ｇに基づいて以下に説明する。
【００３６】
洗濯工程のみ選択
ユーザーが洗濯工程のみ行おうとした場合、洗濯ボタンを押して希望の洗濯時間を設定し、動作ボタンを押せば、図５ａのように、ユーザーが設定した洗濯時間（例えば、１５分）及び、″濯ぎ及び脱水工程は進行しません″という案内メッセージが前記ＬＣＤ（７０）にディスプレイされる。
すると、前記洗濯機は前記ＬＣＤ（７０）に案内メッセージがディスプレイされた後、ユーザーが設定した洗濯時間に従って該当洗濯工程を進行し、ユーザーが続けて排水及び脱水工程を選択する場合には、図５ｂに示すように、″脱水ボタンを押して下さい″という案内メッセージが前記ＬＣＤ７０にディスプレイされる。
【００３７】
濯ぎ工程のみ選択
ユーザーが濯ぎ工程のみ行おうとした場合、濯ぎボタンを押して希望の濯ぎ回数を設定し、動作ボタンを押せば、図５ｃのように、ユーザーが設定した濯ぎの回数（例えば、３回）と、″洗濯及び脱水工程は進行しません″という案内メッセージが前記ＬＣＤ（７０）にディスプレイされる。
【００３８】
脱水工程のみ選択
ユーザーが脱水工程のみ行おうとした場合、脱水ボタンを押して希望の脱水時間を設定し、動作ボタンを押せば、図５ｄのように、ユーザーが設定した脱水時間（例えば、５分）と、″洗濯及び濯ぎ工程は進行しません″という案内メッセージが前記ＬＣＤ（７０）にディスプレイされ、ユーザーに洗濯工程及び濯ぎ工程は進行されないことを教える。
【００３９】
洗濯工程及び脱水工程のみ選択
ユーザーが洗濯と脱水工程を行おうとした場合、洗濯ボタンを押して希望の洗濯時間を設定し、脱水ボタンを押して希望の脱水時間を設定した後、動作ボタンを押せば、図５ｅのように、ユーザーが設定した洗濯時間（例えば、１５分）及び脱水時間（例えば、５分）と、″濯ぎ工程は進行しません″という案内メッセージが前記ＬＣＤ（７０）にディスプレイされ、ユーザーに濯ぎ工程は進行されないことを教える。
【００４０】
洗濯工程及び濯ぎ工程のみ選択
ユーザーが洗濯と濯ぎ工程を行おうとした場合、洗濯ボタンを押して希望の洗濯時間を設定し、濯ぎボタンを押して希望の濯ぎ時間を設定した後、動作ボタンを押せば、図５ｆのように、ユーザーが設定した洗濯時間（例えば、１５分）及び濯ぎ回数（例えば、３回）と、″脱水工程は進行しません″という案内メッセージを前記ＬＣＤ（７０）がディスプレイされ、ユーザーに脱水工程は進行されないことを教える。
また、前記洗濯工程及び濯ぎ工程が完了すると、洗濯機は排水が行われないまま停止状態となり、この際、排水や脱水をしようとするユーザーの便宜のために、図５ｂのように、脱水ボタンを押せば排水と脱水が可能であるということがディスプレイされる。
【００４１】
濯ぎ工程と脱水工程のみ選択
ユーザーが濯ぎと脱水工程を行おうとした場合、濯ぎボタンを押して希望の濯ぎ回数を設定し、脱水ボタンを押して希望の脱水時間を設定した後、動作ボタンを押せば、図５ｇのように、ユーザーが設定した濯ぎ回数（例えば、３回）及び脱水時間（例えば、５分）と、″洗濯工程は進行しません″という案内メッセージが前記ＬＣＤ（７０）にディスプレイされ、ユーザーに洗濯工程は進行されないことを教える。
【００４２】
上述したように、本発明による洗濯機の部分工程表示装置及び方法は、洗濯機の電源をオンにした後、ユーザーが全体工程ではない部分工程のみを行おうとした場合、ユーザーが選択しない工程は進行されないという内容をディスプレイする。
【００４３】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明による洗濯機の部分工程の表示装置及び方法は次のような効果がある。
第一に、部分工程の選択時にユーザーが選択した工程以外の工程は進行されないという案内メッセージがディスプレイされることで、ユーザーが意図しない工程の進行を未然に防止することができる。
第二に、洗濯や濯ぎ工程が完了した後、洗濯槽に水が入っている状態において、排水及び脱水方法がＬＣＤにディスプレイされることで、ユーザーの便宜性を向上させることができる。
第三に、ユーザーの意図通りに洗濯工程が行われるので、製品に対する信頼性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】
従来の技術による洗濯機の概略的な構成を示すブロック図。
【図２】
従来の技術による洗濯機の動作を示すフローチャート。
【図３】
本発明による洗濯機の部分工程の表示装置を示すブロック図。
【図４】
本発明による洗濯機の部分工程表示方法を示すフローチャート。
【図５ａ乃至図５ｇ】
本発明の望ましい実施形態による洗濯機の部分工程を表示する方法の段階を示すブロック図。
【符号の説明】
１０…ＰＣ
２０…インターフェース
３０…キー入力部
４０…貯蔵部
５０…制御部
６０…負荷駆動部
７０…液晶表示部（ＬＣＤ）
Claims (12)
- 表示装置を備えた洗濯機の部分工程表示方法において、
（ａ）洗濯機に電源が印加されると、洗濯と関連した一連の工程を順次に進行させる全体工程モード及び、一部のみを単独又は組み合わせて進行させる部分工程モードを前記表示装置にディスプレイする段階と、
（ｂ）ユーザーが前記部分工程モードを選択すると、部分工程モードに当たるコースを前記表示装置にディスプレイする段階と、
（ｃ）前記ディスプレイされるコースでユーザーが希望するコースを選択すると、選択されたコースに対しての案内メッセージを前記表示装置にディスプレイし、該当コースを進行させる段階と
を含めてなることを特徴とする洗濯機の部分工程表示方法。 - 前記（ｂ）段階は、
洗濯サイクルのみ進行、濯ぎサイクルのみ進行、脱水サイクルのみ進行、から構成されることを特徴とする請求項１記載の洗濯機の部分工程表示方法。 - ユーザーが洗濯のみ進行を選択すると、ユーザーが希望する洗濯時間を設定した後、動作ボタンを入力する段階と、
前記動作ボタンが入力されると、濯ぎ及び脱水工程は進行しないという案内メッセージがディスプレイされる段階と、
前記設定された洗濯時間に従って洗濯工程を進行させる段階と
を更に含めてなることを特徴とする請求項２記載の洗濯機の部分工程表示方法。 - 前記洗濯工程が完了し、ユーザーが排水及び脱水工程を選択すると、脱水ボタンを押しなさいという案内メッセージがディスプレイされる段階と、
前記ディスプレイされる案内メッセージを参照して脱水工程が選択されると、脱水工程を行う段階と
を更に含めてなることを特徴とする請求項３記載の洗濯機の部分工程表示方法。 - ユーザーが濯ぎのみ進行を選択すると、
ユーザーが希望する濯ぎ回数を設定した後、動作ボタンを入力する段階と、
前記動作ボタンが入力されると、洗濯及び脱水工程は進行しないという案内メッセージをディスプレイする段階と、
前記設定された濯ぎ回数に従って濯ぎ工程を行う段階と
を更に含めてなることを特徴とする請求項２記載の洗濯機の部分工程表示方法。 - 前記濯ぎ工程が完了し、ユーザーが排水及び脱水工程を選択すると、脱水ボタンを押しなさいという案内メッセージがディスプレイされる段階と、
前記ディスプレイされる案内メッセージを参照して脱水工程が選択されると、脱水工程を行う段階と
を更に含めてなることを特徴とする請求項５記載の洗濯機の部分工程表示方法。 - ユーザーが前記脱水のみ進行を選択すると、
ユーザーが希望する脱水時間を設定した後、動作ボタンを入力する段階と、
前記動作ボタンが入力されると、洗濯及び濯ぎ工程は進行しないという案内メッセージがディスプレイされる段階と、
前記設定された脱水時間に従って脱水工程を行う段階と
を更に含めてなることを特徴とする請求項２記載の洗濯機の部分工程表示方法。 - 前記部分工程モードに当たるコースに洗濯＋脱水のみ進行を更に構成し、
ユーザーが前記洗濯＋脱水のみ進行を選択すると、
ユーザーが希望する洗濯時間及び脱水時間を設定した後、動作ボタンを入力する段階と、
前記動作ボタンが入力されると、濯ぎ工程は進行しないという案内メッセージがディスプレイされる段階と、
前記設定された洗濯時間及び脱水時間に従って洗濯及び脱水工程を行う段階とを更に含めてなることを特徴とする請求項２記載の洗濯機の部分工程表示方法。 - 前記部分工程モードに当たるコースに洗濯＋濯ぎのみ進行を更に構成し、
ユーザーが前記洗濯＋濯ぎのみ進行を選択すると、
ユーザーが希望する洗濯時間及び濯ぎの回数を設定した後、動作ボタンを入力する段階と、
前記動作ボタンが入力されると、脱水工程は進行しないという案内メッセージがディスプレイされる段階と、
前記設定された洗濯時間及び濯ぎの回数に従って洗濯及び濯ぎ工程を行う段階と
を更に含めてなることを特徴とする請求項２記載の洗濯機の部分工程表示方法。 - 前記洗濯及び濯ぎ工程が終了し、ユーザーが排水及び脱水工程を選択すると、脱水ボタンを押しなさいという案内メッセージがディスプレイされる段階と、
前記ディスプレイされる案内メッセージを参照してユーザーが脱水ボタンを入力すると、脱水工程を行う段階と
を更に含めてなることを特徴とする請求項９記載の洗濯機の部分工程表示方法。 - 前記部分工程モードに当たるコースに濯ぎ＋脱水のみ進行を更に構成し、
ユーザーが前記濯ぎ＋脱水のみ進行を選択すると、
ユーザーが希望する濯ぎの回数及び脱水時間を設定し、動作ボタンを入力する段階と、
前記動作ボタンが入力されると、洗濯工程は進行しないという案内メッセージがディスプレイされる段階と、
前記設定された濯ぎの回数及び脱水時間に従って濯ぎ及び脱水工程を進行する段階と
を更に含めてなることを特徴とする請求項２記載の洗濯機の部分工程表示方法。 - ユーザーが前記ディスプレイされるモードで全体工程モードを選択すると、希望のコースに従って全体洗濯工程を行う段階を更に含めてなることを特徴とする請求項１記載の洗濯機の部分工程表示方法。
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