JP2004502486A - 掻爬器具 - Google Patents
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- A61B2017/00261—Discectomy
Abstract
この発明は、椎間空間を掻き取りかつ特に椎骨板を掻き取るように設計される掻爬具に関する。この道具は、ハンドルを形成する第1の部分(10)と、作用する第2の部分(12)とを含む。作用する第2の部分(12)は主軸(A)に沿って細長い形状であり、前記第1の部分(10)に接続された第1の端(14)と、自由な第2の端(16)とを設ける。これは、掻き取り刃を形成する少なくとも1つの縦方向部分(18)を含む。縦方向部分(18)は、第2の部分(12)の第1の端(14)から第2の部分(12)の自由な第2の端(16)に延在し、中間部分を設ける。縦方向部分(18)の前記中間部分と主軸(A)との間の距離は、縦方向部分(18)の端の各々と主軸(A)との間の距離よりも大きい。それにより、椎間板の表面に対して第2の部分(12)を回転させることにより、前記中間部分と主軸(A)との間の前記距離に対応する最大深さを有する空洞が空になる。
Description
【0001】
この発明は、椎間の空間を掻爬するための掻爬具に関し、より特定的には、椎骨板を復活するように設計される道具に関する。
【0002】
この発明は、ある状況で、損傷した椎間板を完全に抽出してそれを人工の要素と取り替えることが必要な、椎間板の外科治療に特に適用可能である。
【0003】
いくつかの治療の指標として、変形した椎間板の処置は、特に、椎間板を人工椎間板とまたは体腔間のケージに固定される移植骨片と取り替えることに存在する。手術は、椎間板がもはやその機能を果たせなくなったときに行なわれる。椎間板は、定められた椎間空間を維持し、かつ、全方向への椎骨間の十分な動きも可能にしながら、重力の伝達に耐えなければならない。
【0004】
損傷した椎間板を切開し、露出した後、外科治療行為そのものは、椎間板をメスで削り取り、その全体を取除くことを必要とする。これは、隣接する椎体を互いから離れるように動かすことによって容易になる。
【0005】
処置において椎骨の間に骨片を挿入する必要がある場合、骨片が定着できるように椎骨板がブリードする(bleed)ように、椎骨板を復活しなければならない。この手術は、椎骨板を掻き取る掻爬器によって一般的に行なわれる。しかしながら、その道具は椎骨板の壁に窪みを作ってしまい、均等に復活させることができない。さらに、椎骨板は凹んだ形状であるため、表面が均等になるようにそれらを掻き取ることは容易ではない。
【0006】
この発明の目的は、板の凹んだ形状および、より一般的には、椎間空間の両凹形状に適合しながら、椎骨板を椎間空間に復活できるようにする掻爬具を提案することである。
【0007】
この目的を達成するため、この発明は、椎間空間を掻き取りかつ特に椎骨板を掻き取るように設計される掻爬具を提供する。この道具は、ハンドルを形成する第1の部分と、作用する第2の部分とを含む。前記作用する第2の部分は主軸に沿って細長い形状であり、前記第1の部分に接続された第1の端と自由な第2の端とを設け、掻き取り刃を形成する少なくとも1つの縦方向部分を含む。前記縦方向部分は、前記第2の部分の前記第1の端から前記第2の部分の前記自由な第2の端に延在し、中間部分を設ける。前記縦方向部分の前記中間部分と前記主軸との間の距離は、前記縦方向部分の端の各々と前記主軸との間の距離よりも大きい。それにより、前記椎間板の表面に対して前記第2の部分を回転させることにより、前記中間部分と前記主軸との間の前記距離に対応する最大深さを有する空洞が空になる。
【0008】
したがって、掻爬具の特徴は、前記掻き取り具形成縦方向部分の形状に存在する。これは、前記第1の端から前記第2の部分の前記自由な第2の端に延在し、主軸からの距離がその中間部分で最大になる曲線を規定する。その結果、その主軸のまわりで前記作用する第2の部分を回転させることにより、掻き取り具形成縦方向部分が回転し、前記第2の部分に適用される接線方向表面がその主軸に対して垂直に掻き取られるようになる。前記表面と前記主軸との相対的関係が固定されると、掻き取られる表面は、前記掻き取り具が辿る経路および前記接線方向表面の曲率の半径に依存することを理解されたい。しかしながら、前記経路の曲率の半径は、掻き取られた表面が、先行技術の道具によって得られる表面と比較して比較的平らであるようなものである。さらに、前記掻き取り具は最大部を設けるため、切除線が椎骨板の凹んだ形状に一致する。
【0009】
有利な特徴に従うと、細長い形状を示す、作用する第2の部分は、前記主軸のまわりで母線曲線(generator line curve)を回転させることによって規定される回転体である。前記曲線は前記主軸に対する最大値を含む。
【0010】
その結果、前記第2の部分の角度づけられた位置がどのようなものであっても、作用する第2の部分の形状は、円柱状に対称であるので、両凹椎間空間の形状に一致する。
【0011】
別の有利な特徴に従うと、母線は、椎骨板の比較的均等な表面状態を得るように連続して変化する曲率の半径を示す。
【0012】
実質的に半円でありかつ実質的に平行な2つの椎骨板が下向きおよび上向きに規定する椎間空間全体をカバーするためには、道具の作用する第2の部分を回転させかつ横向きに変位しなければならない。
【0013】
前記部分の移動方向に向けられかつ前記主軸に垂直な平面に含まれる、前記掻き取り具形成縦方向部分の中間線は、好ましくは、前記主軸から離れて前記縦方向部分に向けられかつ前記垂直平面に含まれる径方向半直線とある角度を形成する。なお、この角度は90°よりも小さい。
【0014】
したがって、この特徴に従うと、前記部分の経路に対して接線方向の椎間板の表面との、前記掻き取り具形成部分の角度は90°よりも小さい。これにより、道具が回転されると、最適な掻き取り効果が得られるようになる。
【0015】
特定の実施例では、前記掻き取り具形成縦方向部分は、前記道具の前記第2の部分の壁に形成される長楕円形の溝の少なくとも1つの突出端縁によって形成される。
【0016】
したがって、作用する第2の部分に形成される長楕円形の溝の突出端縁は、掻き取り具を得るような態様に機械加工可能な端縁を形成する。
【0017】
有利には、前記第2の部分は主軸に沿って軸方向ボアを設け、前記溝の底部は前記ボアに向けて開く。この特徴により、椎骨板の表面を掻き取ることから生じる削り屑が排出されるようになる。掻き取りが行なわれている間に、それらは溝の底を通ってボアの中に排出されるからである。道具の使用の間にボアの空間が削り屑で一杯になると、前記道具を椎間空間から取除いて削り屑を取除く必要がある。
【0018】
別の特定の実施例では、前記長楕円形の溝は、前記主軸を含まない中間平面上に前記第2の部分に形成されて前記突出端縁を形成する。その結果、掻き取り具は、長楕円形の溝の端縁の特別な機械加工なしに容易に形成される。径方向軸に対して傾いた中間平面上に長楕円形の溝を形成することにより、掻き取り具を形成するのに十分に鋭利な端縁が得られる。
【0019】
この発明の特定の実現例では、前記長楕円形の溝は、前記第2の部分のまわりに形成されて、主軸に沿って螺旋を形成する。したがって、前記作用する第2の部分が回転されると、掻き取り具形成縦方向部分の切除線は、掻き取るべき椎骨板の表面に対して斜めになり、それによりより良好な切除が可能になる。
【0020】
この発明の別の特定の実現例では、前記第2の部分は、互いに対して実質的に平行な複数の掻き取り具形成縦方向部分を設ける。その結果、2つの椎骨板の間に挿入される道具の作用する第2の部分は、同時に上方板と下方板との両者を掻き取るのに好適であり、椎間の寸法に対応する前記作用する第2の部分の寸法をもたらす。
【0021】
この発明のその他の特徴および利点は、添付の図面を参照して、非制限的な表示によって与えられる、この発明の特定の実施例の以下の説明を読むことにより明らかになるであろう。
【0022】
【詳細な説明】
まず図1および図2を参照して、一般的な態様で掻爬具が説明される。
【0023】
図1で、円柱状の対称を示す道具が立面で示される。道具は、作用する第2の部分12によって軸方向に延在する、ハンドルを形成する第1の部分10を含む。なお、2つの部分に共通の軸を主軸Aと称する。作用する第2の部分12は、ハンドル形成部分10に接続される第1の端14と、自由な第2の端16とを設ける。作用する第2の部分12は、その周に、掻き取り刃を形成する縦方向部分18を含む。前記縦方向部分は、その第1の端14からその自由な第2の端16に延在する。
【0024】
縦方向部分18は凹んだ形状を示し、その凹側は主軸Aに向いて面する。図2を参照して、作用する第2の部分12の形状が一般的な態様で示され、縦方向部分18の形状が詳細な態様で示される。
【0025】
図2は、その中間部でXおよびY座標の最大値xmおよびymを示す曲線Cの一部と、それぞれX座標の2つの端x1およびx2ならびに、実質的に同一のそれぞれY座標の2つの端d1およびd2とを示す。X軸は主軸Aに相当し、作用する第2の部分12は、X軸のまわりに母線を形成する曲線部分を回転させることによって得られる回転体によって規定される。
【0026】
曲線の一部Cは、その曲率の半径の連続した変化を示す。これは、その中間部で最大になり、X軸の端x1およびx2に向けてだんだんと小さくなる。
【0027】
特定の実施例では、曲線Cは、xmでX軸に垂直に交差する軸のまわりで対称である。
【0028】
図1に示されるように、作用する第2の部分12に少なくとも1つの長楕円形の溝20が形成される。前記溝は、第1の端14から自由な第2の端16に延在する。したがって、溝は2つの対向する端縁18、22を規定し、その一方18が掻き取り刃に変わることができる。
【0029】
前記回転体が規定する、作用する第2の部分12の特定の形状を鑑みると、端縁18および22は、曲線部分Cの形状に一致する形状を示す。したがって、掻き取り刃18を形成する掻き取り端縁の中間部分は、曲線Cの最大値に対応する最大値を示す。
【0030】
この発明の特定の実施例を説明するため、作用する第2の部分12の中間を通る断面に対応する図3をここで参照する。
【0031】
図3は、作用する第2の部分12を示す。これは中央ボア24を設け、この中に、前記作用する第2の部分12の周のまわりに分散される6つの長楕円形の溝が開く。図3は、掻き取り具形成縦方向部分18および長楕円形の溝20の対向端縁22も示す。
【0032】
中間平面Pm上の作用する第2の部分の壁に縦方向に形成される長楕円形の溝20は、図3に断面で示される。中間平面Pmは軸Aを含まず、それは、掻き取り刃を形成する突出端縁を構成するように、作用する第2の部分12の壁に対して十分に斜めである。したがって、掻き取り具形成部分の方向づけられた中間線Dmと方向づけられた径方向半直線Drとは、90°よりも小さな角度αを形成する。
【0033】
反時計回り方向Rへの、道具の作用する第2の部分12の回転により、6つの掻き取り具形成突出端縁18が変位することを理解されたい。これにより、作用する第2の部分12の径方向に反対の2つの点の2つの接線方向表面は、掻き取り具形成部分18によって同時に掻き取られる。
【0034】
ここで図4を参照して、この発明の道具を用いる状況を説明する。図4は、2つの隣接する椎骨VsおよびViの間に介在される、図1を参照して上述されたような掻爬具を示す。
【0035】
損傷した椎間板が一旦部分的にまたは完全に取除かれると、掻爬具の作用する第2の部分12が、2つの椎骨VsおよびViの椎骨板PsとPiとの間に挿入される。前記椎骨板は両凹椎間空間を規定する。掻爬具の作用する第2の部分12の形状は、椎間空間の両凹形状に対応するので、上方椎骨板Psの壁は作用部分12に対して接線方向であり、かつ、下方椎骨板Piの壁は、径方向に反対の点で作用部分12に対して接線方向である。
【0036】
この構成では、道具の軸Aを固定したままで反時計回り方向Rに第1の掻き取り具形成部分10を回転させることにより、掻き取り具形成縦方向部分18が椎骨板PsおよびPiに対して動くようになる。その結果、前記掻き取り具の切除線が板PsおよびPiを掻き取り、掻き取り具形成縦方向部分が生成する削り屑がボア24の中に入る。
【0037】
掻き取り具が椎骨板PsおよびPiの壁に縦方向掻き取りマークを形成することを理解されたい。前記マークは、作用する第2の部分12の半径に依存する幅であり、これは利用可能な椎間空間によって決まる。
【0038】
椎骨板の壁全体を掻き取るため、掻爬具を回転させながら横方向に変位しなければならない。椎骨板は、2つの板の間に挿入すべき移植骨片が定着できるようにそれらがブリードするまで掻き取られなければならない。
【0039】
特定の実施例では、作用する第2の部分のまわりに長楕円形の溝を形成し、主軸Aに沿って螺旋を形成する。いくつかの状況で、この配置は、椎骨板の壁の掻き取りを向上させることができる。なぜなら、掻き取り具形成部分は壁に対して斜めであり、既に掻き取られた部分の中に切除線が滑り込みやすいからである。
【0040】
この発明の掻爬具はステンレススチールまたは他のいずれの固体材料からも作製可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の掻爬具の概略立面部分図である。
【図2】回転体を規定するのに好適な、(0,x,y)基準フレーム中の曲線の一部を示すグラフの図である。
【図3】図1に示された縦方向部分の中間部に対して直角にとられた、この発明の作用する第2の部分の断面図である。
【図4】椎間空間で用いられる掻爬具を示す概略図である。
この発明は、椎間の空間を掻爬するための掻爬具に関し、より特定的には、椎骨板を復活するように設計される道具に関する。
【0002】
この発明は、ある状況で、損傷した椎間板を完全に抽出してそれを人工の要素と取り替えることが必要な、椎間板の外科治療に特に適用可能である。
【0003】
いくつかの治療の指標として、変形した椎間板の処置は、特に、椎間板を人工椎間板とまたは体腔間のケージに固定される移植骨片と取り替えることに存在する。手術は、椎間板がもはやその機能を果たせなくなったときに行なわれる。椎間板は、定められた椎間空間を維持し、かつ、全方向への椎骨間の十分な動きも可能にしながら、重力の伝達に耐えなければならない。
【0004】
損傷した椎間板を切開し、露出した後、外科治療行為そのものは、椎間板をメスで削り取り、その全体を取除くことを必要とする。これは、隣接する椎体を互いから離れるように動かすことによって容易になる。
【0005】
処置において椎骨の間に骨片を挿入する必要がある場合、骨片が定着できるように椎骨板がブリードする(bleed)ように、椎骨板を復活しなければならない。この手術は、椎骨板を掻き取る掻爬器によって一般的に行なわれる。しかしながら、その道具は椎骨板の壁に窪みを作ってしまい、均等に復活させることができない。さらに、椎骨板は凹んだ形状であるため、表面が均等になるようにそれらを掻き取ることは容易ではない。
【0006】
この発明の目的は、板の凹んだ形状および、より一般的には、椎間空間の両凹形状に適合しながら、椎骨板を椎間空間に復活できるようにする掻爬具を提案することである。
【0007】
この目的を達成するため、この発明は、椎間空間を掻き取りかつ特に椎骨板を掻き取るように設計される掻爬具を提供する。この道具は、ハンドルを形成する第1の部分と、作用する第2の部分とを含む。前記作用する第2の部分は主軸に沿って細長い形状であり、前記第1の部分に接続された第1の端と自由な第2の端とを設け、掻き取り刃を形成する少なくとも1つの縦方向部分を含む。前記縦方向部分は、前記第2の部分の前記第1の端から前記第2の部分の前記自由な第2の端に延在し、中間部分を設ける。前記縦方向部分の前記中間部分と前記主軸との間の距離は、前記縦方向部分の端の各々と前記主軸との間の距離よりも大きい。それにより、前記椎間板の表面に対して前記第2の部分を回転させることにより、前記中間部分と前記主軸との間の前記距離に対応する最大深さを有する空洞が空になる。
【0008】
したがって、掻爬具の特徴は、前記掻き取り具形成縦方向部分の形状に存在する。これは、前記第1の端から前記第2の部分の前記自由な第2の端に延在し、主軸からの距離がその中間部分で最大になる曲線を規定する。その結果、その主軸のまわりで前記作用する第2の部分を回転させることにより、掻き取り具形成縦方向部分が回転し、前記第2の部分に適用される接線方向表面がその主軸に対して垂直に掻き取られるようになる。前記表面と前記主軸との相対的関係が固定されると、掻き取られる表面は、前記掻き取り具が辿る経路および前記接線方向表面の曲率の半径に依存することを理解されたい。しかしながら、前記経路の曲率の半径は、掻き取られた表面が、先行技術の道具によって得られる表面と比較して比較的平らであるようなものである。さらに、前記掻き取り具は最大部を設けるため、切除線が椎骨板の凹んだ形状に一致する。
【0009】
有利な特徴に従うと、細長い形状を示す、作用する第2の部分は、前記主軸のまわりで母線曲線(generator line curve)を回転させることによって規定される回転体である。前記曲線は前記主軸に対する最大値を含む。
【0010】
その結果、前記第2の部分の角度づけられた位置がどのようなものであっても、作用する第2の部分の形状は、円柱状に対称であるので、両凹椎間空間の形状に一致する。
【0011】
別の有利な特徴に従うと、母線は、椎骨板の比較的均等な表面状態を得るように連続して変化する曲率の半径を示す。
【0012】
実質的に半円でありかつ実質的に平行な2つの椎骨板が下向きおよび上向きに規定する椎間空間全体をカバーするためには、道具の作用する第2の部分を回転させかつ横向きに変位しなければならない。
【0013】
前記部分の移動方向に向けられかつ前記主軸に垂直な平面に含まれる、前記掻き取り具形成縦方向部分の中間線は、好ましくは、前記主軸から離れて前記縦方向部分に向けられかつ前記垂直平面に含まれる径方向半直線とある角度を形成する。なお、この角度は90°よりも小さい。
【0014】
したがって、この特徴に従うと、前記部分の経路に対して接線方向の椎間板の表面との、前記掻き取り具形成部分の角度は90°よりも小さい。これにより、道具が回転されると、最適な掻き取り効果が得られるようになる。
【0015】
特定の実施例では、前記掻き取り具形成縦方向部分は、前記道具の前記第2の部分の壁に形成される長楕円形の溝の少なくとも1つの突出端縁によって形成される。
【0016】
したがって、作用する第2の部分に形成される長楕円形の溝の突出端縁は、掻き取り具を得るような態様に機械加工可能な端縁を形成する。
【0017】
有利には、前記第2の部分は主軸に沿って軸方向ボアを設け、前記溝の底部は前記ボアに向けて開く。この特徴により、椎骨板の表面を掻き取ることから生じる削り屑が排出されるようになる。掻き取りが行なわれている間に、それらは溝の底を通ってボアの中に排出されるからである。道具の使用の間にボアの空間が削り屑で一杯になると、前記道具を椎間空間から取除いて削り屑を取除く必要がある。
【0018】
別の特定の実施例では、前記長楕円形の溝は、前記主軸を含まない中間平面上に前記第2の部分に形成されて前記突出端縁を形成する。その結果、掻き取り具は、長楕円形の溝の端縁の特別な機械加工なしに容易に形成される。径方向軸に対して傾いた中間平面上に長楕円形の溝を形成することにより、掻き取り具を形成するのに十分に鋭利な端縁が得られる。
【0019】
この発明の特定の実現例では、前記長楕円形の溝は、前記第2の部分のまわりに形成されて、主軸に沿って螺旋を形成する。したがって、前記作用する第2の部分が回転されると、掻き取り具形成縦方向部分の切除線は、掻き取るべき椎骨板の表面に対して斜めになり、それによりより良好な切除が可能になる。
【0020】
この発明の別の特定の実現例では、前記第2の部分は、互いに対して実質的に平行な複数の掻き取り具形成縦方向部分を設ける。その結果、2つの椎骨板の間に挿入される道具の作用する第2の部分は、同時に上方板と下方板との両者を掻き取るのに好適であり、椎間の寸法に対応する前記作用する第2の部分の寸法をもたらす。
【0021】
この発明のその他の特徴および利点は、添付の図面を参照して、非制限的な表示によって与えられる、この発明の特定の実施例の以下の説明を読むことにより明らかになるであろう。
【0022】
【詳細な説明】
まず図1および図2を参照して、一般的な態様で掻爬具が説明される。
【0023】
図1で、円柱状の対称を示す道具が立面で示される。道具は、作用する第2の部分12によって軸方向に延在する、ハンドルを形成する第1の部分10を含む。なお、2つの部分に共通の軸を主軸Aと称する。作用する第2の部分12は、ハンドル形成部分10に接続される第1の端14と、自由な第2の端16とを設ける。作用する第2の部分12は、その周に、掻き取り刃を形成する縦方向部分18を含む。前記縦方向部分は、その第1の端14からその自由な第2の端16に延在する。
【0024】
縦方向部分18は凹んだ形状を示し、その凹側は主軸Aに向いて面する。図2を参照して、作用する第2の部分12の形状が一般的な態様で示され、縦方向部分18の形状が詳細な態様で示される。
【0025】
図2は、その中間部でXおよびY座標の最大値xmおよびymを示す曲線Cの一部と、それぞれX座標の2つの端x1およびx2ならびに、実質的に同一のそれぞれY座標の2つの端d1およびd2とを示す。X軸は主軸Aに相当し、作用する第2の部分12は、X軸のまわりに母線を形成する曲線部分を回転させることによって得られる回転体によって規定される。
【0026】
曲線の一部Cは、その曲率の半径の連続した変化を示す。これは、その中間部で最大になり、X軸の端x1およびx2に向けてだんだんと小さくなる。
【0027】
特定の実施例では、曲線Cは、xmでX軸に垂直に交差する軸のまわりで対称である。
【0028】
図1に示されるように、作用する第2の部分12に少なくとも1つの長楕円形の溝20が形成される。前記溝は、第1の端14から自由な第2の端16に延在する。したがって、溝は2つの対向する端縁18、22を規定し、その一方18が掻き取り刃に変わることができる。
【0029】
前記回転体が規定する、作用する第2の部分12の特定の形状を鑑みると、端縁18および22は、曲線部分Cの形状に一致する形状を示す。したがって、掻き取り刃18を形成する掻き取り端縁の中間部分は、曲線Cの最大値に対応する最大値を示す。
【0030】
この発明の特定の実施例を説明するため、作用する第2の部分12の中間を通る断面に対応する図3をここで参照する。
【0031】
図3は、作用する第2の部分12を示す。これは中央ボア24を設け、この中に、前記作用する第2の部分12の周のまわりに分散される6つの長楕円形の溝が開く。図3は、掻き取り具形成縦方向部分18および長楕円形の溝20の対向端縁22も示す。
【0032】
中間平面Pm上の作用する第2の部分の壁に縦方向に形成される長楕円形の溝20は、図3に断面で示される。中間平面Pmは軸Aを含まず、それは、掻き取り刃を形成する突出端縁を構成するように、作用する第2の部分12の壁に対して十分に斜めである。したがって、掻き取り具形成部分の方向づけられた中間線Dmと方向づけられた径方向半直線Drとは、90°よりも小さな角度αを形成する。
【0033】
反時計回り方向Rへの、道具の作用する第2の部分12の回転により、6つの掻き取り具形成突出端縁18が変位することを理解されたい。これにより、作用する第2の部分12の径方向に反対の2つの点の2つの接線方向表面は、掻き取り具形成部分18によって同時に掻き取られる。
【0034】
ここで図4を参照して、この発明の道具を用いる状況を説明する。図4は、2つの隣接する椎骨VsおよびViの間に介在される、図1を参照して上述されたような掻爬具を示す。
【0035】
損傷した椎間板が一旦部分的にまたは完全に取除かれると、掻爬具の作用する第2の部分12が、2つの椎骨VsおよびViの椎骨板PsとPiとの間に挿入される。前記椎骨板は両凹椎間空間を規定する。掻爬具の作用する第2の部分12の形状は、椎間空間の両凹形状に対応するので、上方椎骨板Psの壁は作用部分12に対して接線方向であり、かつ、下方椎骨板Piの壁は、径方向に反対の点で作用部分12に対して接線方向である。
【0036】
この構成では、道具の軸Aを固定したままで反時計回り方向Rに第1の掻き取り具形成部分10を回転させることにより、掻き取り具形成縦方向部分18が椎骨板PsおよびPiに対して動くようになる。その結果、前記掻き取り具の切除線が板PsおよびPiを掻き取り、掻き取り具形成縦方向部分が生成する削り屑がボア24の中に入る。
【0037】
掻き取り具が椎骨板PsおよびPiの壁に縦方向掻き取りマークを形成することを理解されたい。前記マークは、作用する第2の部分12の半径に依存する幅であり、これは利用可能な椎間空間によって決まる。
【0038】
椎骨板の壁全体を掻き取るため、掻爬具を回転させながら横方向に変位しなければならない。椎骨板は、2つの板の間に挿入すべき移植骨片が定着できるようにそれらがブリードするまで掻き取られなければならない。
【0039】
特定の実施例では、作用する第2の部分のまわりに長楕円形の溝を形成し、主軸Aに沿って螺旋を形成する。いくつかの状況で、この配置は、椎骨板の壁の掻き取りを向上させることができる。なぜなら、掻き取り具形成部分は壁に対して斜めであり、既に掻き取られた部分の中に切除線が滑り込みやすいからである。
【0040】
この発明の掻爬具はステンレススチールまたは他のいずれの固体材料からも作製可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の掻爬具の概略立面部分図である。
【図2】回転体を規定するのに好適な、(0,x,y)基準フレーム中の曲線の一部を示すグラフの図である。
【図3】図1に示された縦方向部分の中間部に対して直角にとられた、この発明の作用する第2の部分の断面図である。
【図4】椎間空間で用いられる掻爬具を示す概略図である。
Claims (9)
- 椎間空間を掻き取りかつ特に椎骨板を掻き取るように設計される掻爬具であって、この道具は、ハンドルを形成する第1の部分(10)と、作用する第2の部分(12)とを含み、
前記作用する第2の部分(12)は主軸(A)に沿って細長い形状であり、前記第1の部分(10)に接続された第1の端(14)と自由な第2の端(16)とを設け、掻き取り刃を形成する少なくとも1つの縦方向部分(18)を含み、前記縦方向部分(18)は、前記第2の部分(12)の前記第1の端(14)から前記第2の部分(12)の前記自由な第2の端(16)に延在しかつ中間部分を設け、
前記縦方向部分(18)の前記中間部と前記主軸(A)との間の距離(dm)は、前記縦方向部分(18)の端の各々と前記主軸(A)との間の距離(d1,d2)よりも大きく、それにより、前記椎間板の表面に対して前記第2の部分(12)を回転させることによって、前記中間部分と前記主軸(A)との間の前記距離(dm)に対応する最大深さを有する空洞が空になることを特徴とする、掻爬具。 - 細長い形状を示す前記作用する第2の部分(12)は、母線曲線(C)を前記主軸(A)のまわりで回転させることによって規定される回転体であり、前記曲線は前記主軸(A)に対して最大値(dm)を含むことを特徴とする、請求項1に記載の掻爬具。
- 前記母線(C)は、連続して変化する曲率の半径を示すことを特徴とする、請求項2に記載の掻爬具。
- 前記部分の移動方向に向けられかつ前記主軸(A)に垂直の平面に含まれる、前記掻き取り具形成縦方向部分(18)の中間線(Dm)は、前記主軸(A)から離れて前記縦方向部分(18)に向けられかつ前記垂直平面に含まれる径方向半直線(Dr)とある角度(α)を形成し、その角度は90°よりも小さいことを特徴とする、請求項1から3のいずれかに記載の掻爬具。
- 前記掻き取り具形成縦方向部分(18)は、前記道具の前記第2の部分(12)の壁に形成される長楕円形の溝(20)の少なくとも1つの突出端縁(18)によって形成されることを特徴とする、請求項1から4のいずれかに記載の掻爬具。
- 前記第2の部分(12)は主軸(A)に沿って軸方向ボア(24)を設け、前記溝(20)の底部は前記ボア(24)に向けて開くことを特徴とする、請求項5に記載の掻爬具。
- 前記長楕円形の溝(20)は、前記主軸(A)を含まない中間平面(Pm)上に前記第2の部分(12)に形成されて、前記突出端縁(18)を形成することを特徴とする、請求項5または6に記載の掻爬具。
- 前記長楕円形の溝(20)は、前記第2の部分(12)のまわりに形成されて、主軸(A)に沿って螺旋を形成することを特徴とする、請求項5から7のいずれかに記載の掻爬具。
- 前記第2の部分(12)は、互いに対して実質的に平行な複数の掻き取り具形成縦方向部分(18)を設けることを特徴とする、請求項1から8のいずれかに記載の掻爬具。
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