JP2004501673A - シートバック・リクライナ用メモリシステム - Google Patents

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Abstract

三つの機械的ロック(60、130、180)は車両座席を調節、ダンプする機構の一部である。マスタ機械的ロック(60)が背もたれ(シートバック)に取付けられる。それがアンロックされたとき、他のロックの状態に応じて、座席を調節、ダンプ可能となる。ダンピング機械的ロック(130)もスレーブ機械的ロック(180)を介して、シートバックに取付けられる。ダンピング機械的ロックがアンロックされるとき、マスタ機械的ロックに対する接続体がそれを解放し、シートバックがダンプされるのを許容する。

Description

【0001】
本発明は、メモリ機能を備えたシート(座席)リクライニングシステムに関するものである。メモリは、シートがダンプされた後、すなわち完全に前方に旋回された後にシートバックの調整位置を記憶するものである。
【0002】
車両フロントシートのほとんど全てのシートバック(背もたれ)は調整可能になっている。乗者は好みに応じてシートバックの傾きを調整できる。
【0003】
ダンピングは、2ドア車のフロントシートを前方に倒して乗者がリアシートに入るか、積荷をフロントシートの背後に収容すること可能にすることをいう。たいていのシートは、シート調整機構を解除することによってダンプし、結果として前の調整が失われる。従って、ダンプされたシートバックを垂直な位置に戻すためには、乗員がシートバックを再調整する必要がある。
【0004】
USP5,806,932(1998) (Zhuang)やUSSN09/230,964(1997年7月25日出願)(Zhuang, Eaton, LawheadおよびParrinello)は従来のメモリシステムの例を開示している。これらのシステムは、マスタおよびスレーブユニットを有している。それぞれ、シートバックのピボット点の付近のプレートを利用している。また、プレートは、ラッチを利用する。ラッチが解除されるとき、シートバックはダンプできるが、ラッチがなされるときは、プレート全体がシートバックの調整のために移動する。マスタユニットとスレーブユニットの間の機構は、それぞれの機能を関連づける。
【0005】
他の装置では、ダンピングを通常の調整から分離する。従って、ダンピングの後に調整を維持する。下記の米国特許は、他のシート調整からの分離の概念を開示している。Dinkel , USP38,873,232(1985)、 Kazaoka, USP4,502,730(1985)、およびTerada, USP4,660,886(1987) 。これらの装置は、多数の共同部が複雑になっている。その複雑さのために、コストが上昇し、故障の機会が増える。部品を多くすると、機構の重量が増大し、車両メーカによって期待される重量減少の方針に反することになる。
【0006】
数多くのシートは、シートバック位置を制御するための機械的ロックを利用する。好適な機械的ロックのなかの一つは、ハウジング内で長手方向に移動可能なロッドを利用する。USP3,874,480(1975)(Porter and Sember) ”Friction Brake Mechanism”, USP4,577,730(1886) ”Mechanical Lock” 、USP5,219,045(1993)(Porter and Babiciuc) ”Linear Mechanical Lock with One−Piece Lock Housing”はこのようなロックの例を開示している。ハウジングは固定の車両パーツに取りつけられ、ロッドは移動可能なパーツに取り付けられる。 これらの取りつけ部は反転可能である。ハウジングに固定されたコイルすなわち、クラッチスプリングは、ロッドの外径より若干小さな通常の内径を有している。解除レバーがコイルスプリングの自由端に作用する時、スプリングは若干緩む。それによって、ロッドをはずすに十分なだけスプリング内径が増大する。スプリングを緩めるとロッドが握持される。これらのロックは、低コストで製造可能でメインテナンスが少ししか、または全く要求されず、かつ信頼性がある。
【0007】
複雑でないメモリシート調整とダンピング機構を開示、提供することが、本発明の主目的である。他の目的は、信頼性があり、かつ安価な機械的ロックを利用するが、かつメモリがある機構を開示、提供することである。
【0008】
本発明による機構は、シートバックのリクライニング及びダンピングを制御する。当該機構は、三つの機械的ロックを利用する。第1のマスタ機械的ロックは、シートフレームとシートバックとの間に取り付けられる。該ロックは、ハウジングとそのハウジング内で移動できるロッドを備える。ロッドの動きでシートバックを旋回させる。該ロック内のロッキング機構は、ロッドを選択的に固定または開放する。第2の機械的ロックは、ダンピングロックである。これもまた、シートフレームに取りつけられたハウジングを備えている。第3の機械的ロックは、スレーブロックである。スレーブロックのハウジングは、シートバックに取りつけられ、ダンピング機械的ロック内にあるロッドも、スレーブロックのハウジングを通って延在する。
【0009】
ケーブルがロックの間で延在する。マスタ機械的ロックが開くとき、
ケーブルはまたスレーブ機械的ロックを開ける。両方のロックが開いているとき、マスタロック内のロッドがハウジング内で移動可能で、スレーブリクライニングロックのハウジングはそのロッドに沿って移動可能である。これら両方の移動が起ると、シートバックは旋回可能で、かつ調整可能となる。
【0010】
別のケーブルがダンピング機構ロックとマスタ機械的ロックを接続する。ダンピングが起ると、ダンピング機械的ロックが開き、ケーブルがマスタ機械的ロックを開ける。ダンピング機械的ロック内のロッドの動きがスレーブ機械的ロックのハウジングに沿って伝わる。スレーブロック、ダンピングロック内のロッドおよびマスタロックのロッドの動きでシートバックをダンプさせることが可能となる。しかし、ロッドは、スレーブロックのハウジング内で移動しない。
【0011】
ダンピング機械的ロックはまたラッチ機構を有する。ダンピング機械的ロックが開くと、該ラッチはダンピングロックの再ロックを阻止する。しかし、シートバックが垂直位置に戻ると、ロッドはラッチに衝突し、ダンピング機械的ロックのロック機構を解除する。ダンピングロックが再ロックすると、ダンピングロックとマスタロックの間のケーブルは、マスタロックが再ロックできるように解除される。従って、ロッドは、常にダンピング機械的ロック内で同一のロック位置を有する。ダンピング中、スレーブ機械的ロックはロッドに対する調整位置を維持する。
【0012】
本発明の他の目的および利点は例示的な実施例の説明から明らかになるだろう。
【0013】
シート2は、シートバック6と着座面4を有する(図5)。シートは一般に車両シートを表す。シートを制御する各部のサイズや間隔は、シートおよび自動車またはトラックの寸法、位置、重量その他の属性に依存する。
【0014】
シートはフレーム7に乗っている。概略的に示されたフレームは、車両フロア(図示しない)に取りつけられたトラックの上に乗っている。これによって、シートが前方または後方に移動できるようになる。そのフレームは、シートを垂直に移動可能な構造を有してもよい。シートによっては傾斜可能なものもある。
【0015】
シートバック6は、着座面4に対して時計回りおよび反時計回りに旋回可能である。本発明の説明のために、シート2は、背もたれのあるどんなシートでも好いが、直後のシートに入りまたは収容スペースに接近することが可能である2ドア車両のフロントシートとする。シートバック6は、一対の内部フレームアーム(図5において、残りのフレームアームの底部8と部分9のみが図示されている)を有している。これらのアームは、通常、シートバックの内側を走り、シートバックのフレームの一部となっている。フレームアームは同軸ピボット5(その一つだけが図5に概略的に示されている)の回りに旋回する。水平または斜めの留め金がシートバックを支持するためにフレームアームに接続できる。
【0016】
乗員がシート2の直後のリアシートに入りたいとき、シートバック6を倒す(図5においてシートバックを時計回りに旋回する)。シートバックフレームアームが同軸ピボット点5の回りに旋回する。従って、部分8が時計回りに(図5の左に)旋回すると、フレームアーム9とシートバック6もまた時計回りに旋回する(図5の右へ)。
【0017】
従来技術においては、二つの機械的ロック(図5は、一個のロック10のみを図示している)が通常、各フレームアームに取り付けられ、シートバックの旋回を制御する。図5において、機械的ロックは、概略的なもので、その詳細は示されていない。しかし、該ロックは、ハウジング12とそのハウジング内で移動するロッド14を有する。図5の構成において、ロッドが左に移動すると、ハウジング12の外では、フレームアーム8及び9の部分が時計回りに旋回する。ロック10のハウジング12は、シートフレーム7に取りつけられている。シートフレームおよびハウジング上の構造体(図示されていない)がハウジングをシートフレームに固定する。
【0018】
機械的ロックは、図5では、水平に装着されているが、別の態様で装着することもできる。例えば、水平に対して一定の角度で、図5の後(左)側に装着できる。装着の態様によっては、シートバックは時計回りに回転するとき、ロッドがハウジング内に移動することになろう。車両およびシートのメーカーが通常、機械的ロックをシートに装着する態様を特定する。仕様は、たいてい、シート及び車両の設計によって変わる。
【0019】
図6は、本発明が用いることのできる機械的ロックを示している。図面は、Stringer, USPNo.5,794,470 (1998)から採用している。その開示内容は、引用のために本明細書に取り込まれている。図5のロック10とは反対方向において示されている。機械的ロックの種類は、車両型、シート、車両寸法、シート構造、およびロックが衝突または急停車の際に加えられる力に依存する。
【0020】
ロック20は、ハウジング22とそのハウジング内で移動するロッド24を有する。多くの環境で、着座面に対して静止しているシートの一部である、シートフレーム(例えば、図5のフレーム7)にハウジングは装着されている。シートフレームは、ステアリングホイールに対して前後に移動可能であり、踏子は周知のものである。ロッドは移動するシート部に繋がっているが、これらの機能は逆にしてもよい。
【0021】
1個か2個のコイルまたはクラッチスプリング(2個のスプリング26、28が図6に示されている)がハウジング22内に装着され、ロッド24を包囲する。各スプリングは、延びきった状態において、ロッドの外径より若干小さい通常内径を有する。従って、スプリングは通常、ロッドをきつく握持する。ハウジングすなわち内部ブッシングは、スプリングを固定的に保持し、スプリングが長手方向に動くのを阻止するから、スプリングは通常、ロッドを長手方向に固定する。
【0022】
各スプリング26、28の一端は、レバー30に取りつけられている。レバーの一部は外に出ており(図6)、該レバーの一部は、ロッドの回り及びハウジングの内部でブッシングとして作用する。レバーを動かすと、その動きでスプリングが若干緩む。それによって、ロッドを解放するに十分なだけスプリングの内径が増大する。レバーが解除されると、スプリングのコイルがスプリングをロックされた直径に巻き戻してロッドを握持する。
【0023】
機械的ロックは種々の他の構成を有している。例えば、ねじ切りロッドおよび該ロッド上のナットまたは終片スピニングを利用する。ナットの回転を制御することによって、ロッドの移動を制限できる。ロッドは、静止したままで、ナットは、ロッドに沿って回転、移動できる。終片またはナットの回転を阻止し、ロッドをナットまたは終片に対して回転、制御させることもできる。
【0024】
ハウジング22は、装着穴32を有し、ロッドは、フランジ36(図6)上に装着穴34を有する。装着穴を通して、ボルト、スプリングピン、ロールピン其の他のファスナ(図示しない)はハウジング及びロッドをハウジング及びロッドをシートバックフレームアームまたはシートフレームに固定する。
【0025】
図6に示された機械的ロックは、ハウジングに取り付けられたスプリングガイド40とロッドに取りつけられた他のフランジ42との間で延在する圧縮コイルバネ38を有している。圧縮コイルバネ38は、ロッドをハウジング外の右(図6)に付勢する。ロッドがハイジング内に移動するにつれてシートバックが後方へ倒れるとすると、圧縮コイルバネは更に圧縮される。従って、利用者がシートバックを前に倒したいときは、圧縮コイルバネはシートバックをこの方向に付勢する。バネ力がない場合は、乗員がシートバックをつかむために背後に廻らなければないのでこのことは有用である。圧縮コイルバネはまた、ダンピングを促進する。ダンプされたシートを垂直位置に戻すことは、スプリングを圧縮することになるので、それは手動でなければならない。しかし、シートに入る者は通常、都合のよい位置にいてシートを後ろに倒す。
【0026】
本発明のシートのシートバックのリクライニングおよびダンピングを制御する機構は、三つの部分、すなわちマスタリクライニング機械的ロック60、ダンピング機械的ロック130およびスレーブリクライニング機械的ロック180を備えている(図1)。
【0027】
図1において、機械的ロック60、130および180のサイズ、それらのロックに関連した部品、それらの間隔、位置は、シート、車両及び他の条件に依存する。従って、実施例の図は一つの構成を示す。
【0028】
マスタリクライニング機械的ロック60(図1および図2)は、シートフレームおよびシートバックの間に取り付けられる。マスタリクライニング機械的ロック60は、ハウジング62およびそれに対して移動可能な移動部材64を備えている。実施例においては、移動部材は、ロッド64である。ロッドは穴66を有している。ボルトまたはピン(図示しない)はシートバックの一つのアームを穴を通してロッドに取付けている。図1において、ライン68は、シートバックアームが本発明のシステムに取り付けられている共通ラインを示している。図5のフレームアームのようなシートバックフレームの部分は、ライン68でロッドに取付けられている。
【0029】
実施例のハウジング62は、ロッド64を包囲する1個か2個のコイルまたはスプリング(図1、2、3、4には示されていない)を含む。ハウジングとロッドのフランジの間に延在する圧縮コイルバネ70はロッド64を右に付勢する(図1)。実施例はまた、スプリング70を包囲してスプリングとシートフレームとの間のノイズを発生する金属間接触を防止するプラスチックワイヤスクリーン72を備えている。
【0030】
スピンドル80がハウジング62に取付けられている(図1及び図2)。
スピンドル80は、ハンドル(図示しない)に対するスピンドルとして作用する一連の溝82を有している。通常は、シートの脇に沿って設置されているハンドルは、乗員がシートバックを傾斜または調節するのに移動させるハンドルである。図1は、左ハンドル車のドライバ側シートを示す。乗員側の部分は、鏡像となる。ハンドルは、使用者がスピンドル80を時計回りに回転させることによってシートを調節するように配置されている。スピンドル80は、アームすなわちレバー88を含む単一体の一部である(図2)。レバーは、強くて軽いプラスチック、好ましくはガラス充填ナイロンでできている。
【0031】
コンジット102内のケーブル90(図2)は、フランジ92と94の間のアーム88に取付けられている。ケーブル体はまた、図2には示されていないが、機械的ロックの他の側にある留め具108の鏡像となっている留め具でハウジングに取付けられている。図2に示されているように、留め具108は、コンジット102にケーブル体を受容することのできる開口を有している。コンジットは、ロックの反対側の同一の種類の留め具に取付けられている。コンジット内のケーブルは、ハウジング内で延在するレバーに取付けられている(図2及び図6のスプリング26、28及びレバー30参照)。レバーは、コイルバネを十分に回転させてスプリングを緩め、ハウジング内でロッドを解放させるようになっている。アーム88も、コンジット104、102(図1及び図2)内のケーブルに繋がっている。コンジット104はスレーブリクライニング機械的ロック180(図1)に繋がっている。実施例では、コンジット102及び104内のケーブルは同一で、コンジット106及び170内のケーブルは同一である。これらコンジット、ケーブル結合体の各々は、単一(かつ別々の)ケーブル体の一部である。両コンジット102及び104(図1及び図2)内のケーブルは、留め具92および94の回りおよびその間に巻きつけることによってアーム88(図2)に取付けられる。従って、アーム88の時計回りの回転によって、コンジット102、104内のケーブルを引くことになる。
【0032】
内部のコイルバネがロッド64を一旦解放すると、ロッドはハウジング内で移動できるようになる(図1および図2)。その移動によって通常、シートバックが旋回できるようになる。しかし、機械的ロック130または180が解除されなければ、機械的ロック60を解除してもシートバックを旋回させることにはならない。もちろん、ロック60がロック位置にある場合は、ロッドは、ロック130又は180の状態に関係無く移動できない。従って、シートバックは静止したままである。
【0033】
ロッド64は、短く突き出た耳部を有している(図2)。適当な車両パーツに取付けられたロッド及びハウジングを機械的ロックに設置する前に、設置者が機械的ロックを不用意に解除することがある。何らの保持ロッド64も無ければ、スプリング70がハウジング外にロッドを追い出すが、これは危険なことである。耳部74は、十分に突き出てハウジングと噛み合い、ロッドがハウジングから外れるのを阻止する。耳部74は最前方のシートバック位置に対する機械的ストッパとなる。
【0034】
ケーブルを適所に保持するために、ケーブルブロック96は、コンジット(図1及び図2)の端部に嵌合する。コンジットブロックは、留め具100で開口に嵌る可撓性耳98を有している(図2)。留め具は、ハウジングの一部である。この接続によって、ケーブルブロックとケーブル組立体がハウジングに取付けられる。
【0035】
本発明のメモリシステムの実施例は、ダンピング機械的ロック130を備えている(図1及び図3)。ロック130は、マスタ機械的ロック60と類似しているが、幾つかの差異をもった鏡像となる。ロック130は、ハウジング132とそれに対して移動可能な可動部材134を備えている。実施例においては、可動部材はロッド134である。マスタ機械的ロック60のロッド64がシートバックに取付けられるのに対し、ハウジング132から突出するロッド134もスレーブ機械的ロック180のハウジング182の中に延入する。結局のところ、機械的ロック130および180はロッド134を共用することになる。シートバックに繋がるロッド134の代わりに、ハウジング182は穴184(ネジ筋を有してもよい)を有している(図3)。二つのボルト(図示しない)でシートバックフレームのアームがハウジング182にライン68に沿って取付けられる(図1)。フレームアームは、ハウジング182の外部に取付けられるクランプ又はクレビス(図示しない)に取付けられる。そして、二つのボルトでクランプがハウジングに取付けられる。クランプ及び二つのボルトを用いることによって、ハウジングを通して延在するボルトの設置が避けられ、また、ハウジングの右端からロッド134が突き出るのを阻止できる(図1)。クランプの代わりに、フレームアームをハウジングに隣接した二つの部分に分割してクランプと同一の機能を実行してもよい。別の実施例は、シートバックを、ハウジングではなくロッドに直接に取付けるようにすることである。また、クランピング装置でシートバックをハウジングの一方の側にのみ取り付けるようにしてもよい。
【0036】
実施例では、ダンピング機械的ロック130のハウジング132は、ロッド134の周りにコイルバネを含む(図1及び図3)。圧縮スプリング(マスタ機械的ロック60とともに用いたスプリング70に似ている)は機械的ロック130又は180とともに用いられることはない。ロック130又は180の幾つかの位置またはそれに取付けて圧縮バネを用いることができるときは、スプリング70は、十分に強く、もたれ位置からシートバックを旋回させるに十分な力を与える。
【0037】
スピンドル140がハウジング130に取付けられている(図1及び図3)。スピンドル上の溝142は、ハンドル(図示しない)用のスプラインとして働く。リアシートに出入りするために、又は荷物をフロントシートの背後に積み込むために接近可能な位置のフロントシートの後ろにダンピング用の多数のハンドルが配置されている。シートの設計に応じて、リンケージ、ケーブルその他のドライブをユーザが移動させるハンドルをスピンドル140に取付けられたハンドルに接続するために備えてもよい。
【0038】
スピンドル140はアーム158(図3および図4)の一部である。すると、スピンドル140を反時計回りに旋回すると、アーム158も同一方向に旋回する(図1)。コンジット170、106(図1)に共通であるケーブル162(図1及び図4)がアーム158の底部に取り付けられている。アーム158が反時計方向(図4)に移動するとき(図4)、コンジット170(図1及び図3)内のケーブルは、ハウジング132に延入するレバーを移動させコイルバネを緩める。コンジット170上のアッタチメントは、上記した留め具と類似している留め具で開口174(図3)に類似した開口に、ハウジング132の遠方側から嵌る。留め具はハウジングの一部となっている。
【0039】
アーム158が反時計回りに回転するとき、スプリング154を右に引っ張られる(図4)。スプリング154は、アーム158の一部である留め具に取付けられている。該スプリングの舌156は、ラッチ148上の留め具152に取付けられている。ラッチは穴146の周りに旋回する。穴146は、ボルト又はピンを装着するための穴として作用し、ハウジング132をシートフレームに取付ける。
【0040】
シートバックをダンプするために、ユーザは、ハンドルを回転、移動、上昇させスピンドル140及びアーム158を反時計回りに旋回させる。コンジット170内のケーブルを用いてレバーをロック内部機構に接続することによって、内部コイルバネはロッド134を解放する(図1および図3)。スピンドル140の回転によっても、コンジット106内のケーブルが引っ張られる。該ケーブルは、マスタ機械的ロック60内のコイル又はクラッチスプリングを緩める機構に取付けられる(図1)。結局、ダンピングの間に、機械的ロック60及び130は両方とも解除され、各ロッドは、ハウジング内で長手方向に移動できる。他方、スレーブロック180は、ロックされたままである。従って、ロッド134が移動するにつれて、ハウジングもまた移動する。ハウジング182とロッド64をシートバックのアームで接続することによって、シートバックはダンプする。
【0041】
別の実施例は、一つのロッドと一つのハウジングではなく、二つのロッドをシートバックのアームに接続することを含む。
【0042】
図4において、スプリング154は、ラッチ148を想像線によってしめされた位置に引っ張る。その位置において、ラッチ148の鼻部166は、アーム158の肩部164と係合する。想像線によって示された該位置において、アーム158は、その反時計位置に保持され、ケーブル106と170はきつく保たれる。従って、機械的ロック60及び130は、解除されたままである。シートバックがその垂直位置(調整位置)に戻るとき、ロッド134の端部135(図3)は、ラッチ148(図4)の脚部150に突き当り、ラッチ148を図4の実線によって示された位置に戻す。実施例では、ラッチ148は25°だけ回転する。この回転によって、ラッチ148上の鼻部166は、アーム158の肩部164から外れる。従って、アームは、図4で実線で示された位置に戻る。そのアームを実線位置に戻す力は、スプリング154から得られる。ロックの内部コイルバネによって、レバーをそのロック位置に戻す力が得られる。
【0043】
アーム158がその位置に戻ると、ケーブル90との接続106を介してマスタ(機械的)ロック60内のコイルバネが解除される(図1)。従って、ダンピング(機械的)ロック130がロックすると、マスタロック60もロックする。
【0044】
同様にして、ダンピングの代りに、リクライニング及びシートバック調整のためには、マスタロック60とスレーブ(機械的)ロック180のロックとアンロックが関連付けられなければならない。スレーブ機械的ロック180は、他の機械的ロックと同じ原理で動作する。ロック180は、ハウジング182を有するが、ダンピング機械的ロック130とロッド134を共有する。ハウジング182内の一つまたは二つのコイルバネ(図示しない)は、スレーブロック180がロックされるときロッドを握持し、アンロックされるときロッドを解放する。
【0045】
スレーブロック180がアンロックされたときシートバックを旋回させるためには、ハウジング182がロッド134に沿って摺動する。従って、ハウジングがシートフレームに固定されている他の機械的ロック60及び130と異なって、スレーブロック180のハウジング182はシートバックに取付けられ、そのロッド134に対して移動する。
【0046】
マスタロックが開くと、コンジット104(図1)内のケーブルがスレーブロック180を開く。コンジット104は留め金186でスレーブロックに取付けられている(図1)。こうして、マスタロック60の解放はスレーブロック180の解放と関連付けられる。
【0047】
出願人は、スレーブロック130とダンピングロック180の間の切り替えを意図している。
【0048】
シートバックを調節するためには、スピンドル80を回転することによってマスタロック60をアンロックする(図1及び図2)。それによって、アーム88が時計回り(図2)が回転するので、コンジット102、104内のケーブルが同時に引っ張られる。ケーブルは、内部コイルバネを緩めロッドを解放する機構に取付けられている。従って、同時に、ロッド64がマスタロック60のハウジング62内で移動可能となり、スレーブロック180のハウジング182がロッド134に沿って移動可能となる(図1)。ロッド64とハウジング182のシートバックへの接続によって、シートバックの位置が調整可能となる。
【0049】
ユーザがシートバックを前方へ調整したい場合は、圧縮バネ70でシートバックをその方向へ旋回させる。ユーザがシートバックを角度調節したい場合は、圧縮バネ70の力に対向してシートバックを後方に押す。
【0050】
シートバックがダンプし、垂直位置に戻った後では、前の調整位置に戻る。これは、ロッド134がハウジング132内の単一のロック位置しか有しないからである。ロッドがラッチ148を解除する位置に戻ったら、ロック130は再ロックする。シートバックをリクライニング位置に調整することは、マスタロック60およびスレーブロック180を解除することによって行われる。これらのロックは、ハウジングがロックされたとき、対応するロッド64、134がそれぞれ任意の位置をとることができるという可変の位置を有している。また、これらの機械的ロックは、解放維持の装置は有していない。
【0051】
結局、マスタロック60及びスレーブロック180を調節することによって、運転(着座)位置を選択可能である。ダンプロック130を解放することによって、シートバックをダンプするときは、スレーブロック180は、ロッドをアンロックしない。従って、ダンプロック130が再ロックされるときは、マスタロック60及びスレーブロック180の調整位置は維持される。
【0052】
本明細書で本発明の特定の実施例を説明したけれども、当業者には、本発明の精神から離れることなく種々の変形が提案できるだろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシートバックリクライナ用のメモリシステムの実施例の平面図である。
【図2】本発明の実施例において用いられるマスタ機械的ロックの側面図である。
【図3】本発明の実施例において用いられるダンピング機械的ロックとスレーブ機械的ロックの側面図である。
【図4】本発明のダンピング機械的ロックにおいて用いられるラッチ機構の詳細図である。
【図5】本発明のメモリシステムが装着することのできる典型的な車両シートを示している。
【図6】本発明のシステムにおいて用いることのできる典型的な機械的ロックを示している。

Claims (12)

  1. シート(座席)のシートバック(背もたれ)のリクライニング及びダンピング制御機構であって、
    イ) シートフレームと前記シートバックの間に取付けられたマスタ機械的ロックにして、ハウジングと該ハウジングに対して可動のリクラインニング可動部材を備え、それらの間の相対的運動によって旋回され、その相対的運動を許容するアンロック状態とそれを禁止するロック状態とを有する前記マスタ機械的ロックと、
    ロ) 前記シートフレームと前記シートバックとの間に取付けられたダンピング機械的ロックにして、ハウジングと該ハウジングに対して可動のダンピング可動部材を備え、それらの間の相対的な運動によってダンプされ、その相対的運動を許容するアンロック状態とそれを禁止するロック状態とを有する前記ダンピング機械的ロックと、
    ハ) ハウジングと該ハウジング内に可動に装着された前記ダンピング可動部材を備えたスレーブリクライン機械的ロックにして、該ハウジングと前記ダンピング可動部材の間の相対的運動を許容するアンロック状態とそれを禁止するロック状態とを有する前記スレーブリクライン機械的ロックと、
    ニ) 前記ダンピング機械的ロック上の備えられ、前記ダンピング可動部材が固定位置にあるアンラッチ位置と、前記ダンピング可動部材が前記ダンピング機械的ロックのハウジングに対して移動できるラッチ位置とを有するラッチと、
    ホ) 前記ラッチと前記マスタ機械的ロックの間に延在し、前記ラッチがラッチされたとき前記マスタ機械的ロックをアンロックするコネクタを備えたことを特徴とする前記リクライニング及びダンピング制御機構。
  2. 少なくとも一つの機械的ロックはハウジングを有し、該少なくとも一つの機械的ロックに対する前記可動部材はロッドを有し、該少なくとも一つの機械的ロックは前記ハウジングに固定され、前記ロッドを包囲するコイルスプリングを有し、該コイルスプリングは前記ロッドの外径より少し小さい内径を有し、該コイルスプリングに解除レバーが取付けられ、その解除レバーの動きで前記コイルスプリングを緩め、前記ロッドを解放するに十分なだけ前記スプリングの内径を増大するようになっていることを特徴とする請求項1記載のリクライニング及びダンピング制御機構。
  3. 前記マスタ機械的ロックとスレーブ機械的ロックの間に延在する第2のコンジットをさらに備え、該第2のコンジットは、前記マスタ機械的ロックがアンロックされたとき前記スレーブロックをアンロックすることを特徴とする請求項1記載のリクライニング及びダンピング制御機構。
  4. シートに対するシートバックの旋回・ダンピング許容機構であって、各々が、ハウジングと、該ハウジングに対して移動する可動部材と、前記ハウジング内に備えられ、該可動部材を交互にロック、アンロックするロック機構を有するマスタ機械的ロックとダンピング機械的ロック、および前記ダンピング機械的ロックの可動部材上に設けられ、前記ダンピング機械的ロックの可動部材を交互にロック、アンロックするスレーブリクライン機械的ロックを備え、それによって前記スレーブ機械的ロックのロック機構がアンロックされたとき、前記ダンピング機械的ロックと前記スレーブリクライン機械的ロックの相対位置が調節可能となることを特徴とする前記シートに対するシートバッの旋回・ダンピング許容機構。
  5. 前記マスタ機械的ロックの可動部材は、ロッドで構成され、該ロッドは、前記シートバックに取付けられ、前記スレーブリクライン機械的ロックのハウジングは、前記シートバックに取付けられていることを特徴とする請求項4記載の許容機構。
  6. 前記マスタ機械的ロックと前記ダンピング機械的ロックとの間に接続体を更に備え、該接続体は、前記ダンピング機械的ロックがアンロックされたとき前記マスタ機械的ロックのアンロック状態を維持することを特徴とする請求項4記載の許容機構。
  7. ラッチ位置とアンラッチ位置を有するラッチを前記ダンピング機械的ロック上に更に備え、前記ロック機構は、それが前記ダンピング機械的ロックをアンロックするとき前記ラッチをラッチ位置に移動させ、またそれがアンラッチ位置に戻るのを阻止し、また、前記ラッチは、それをアンラッチ位置に移動させる前記ダンピング機械的ロックの可動部材の通路に位置していることを特徴とする請求項6記載の許容機構。
  8. 前記ラッチ位置にあるラッチは、前記マスタ機械的ロックと前記ダンピング機械的ロックとの間の接続体を前記機械的ロックのロックを阻止する状態に維持することを特徴とする請求項7記載の許容機構。
  9. 前記マスタ機械的ロックと前記スレーブリクライン機械的ロックに取付けられ、前記マスタ機械的ロックがアンロックされたとき、前記ダンピング機械的ロックと前記スレーブリクライン機械的ロックが相対的に調節されることを可能とする第2の接続体を更に備えたことを特徴とする請求項6に記載の許容機構。
  10. 旋回するシートバックを有するシートの調節およびダンピングを制御する方法であって、
    イ) 各々がロック状態とアンロック状態を有するマスタ機械的ロック及びダンピング機械的ロックを前記シートバックに取付けること、
    ロ) 前記マスタ機械的ロック及びダンピング機械的ロックを同時にアンロックして前記シートバックをダンプすること、および
    ハ) 前記ダンピング機械的ロックから前記シートバックまでの距離を変更し、同時に前記マスタ機械的クロックをアンロックして前記シートバックを調節すること、
    の各段階を備えたことを特徴とする前記方法。
  11. 前記シートバックがダンプされている間、前記マスタ機械的ロックがそのロック位置に戻るのを阻止する段階を有することを特徴とする請求項10に記載の方法。
  12. 旋回するシートバックを有するシートの調節およびダンピングを制御する方法において、
    イ) 前記シートバックが調節、ダンプされるのを阻止するロック状態と、それを許容するアンロック状態を有するマスタ機械的ロックを前記シートバックに取付けること、
    ロ) 前記シートバックがダンプされるのを阻止するロック状態とそれを許容するアンロック状態を有するダンピング機械的ロックを前記シートバックを取付けること、および
    ハ) 前記ダンピング機械的ロックと前記シートバックとの間の距離を固定するロック状態とその距離が変化するのを許容するアンロック状態を有するスレーブリクライン機械的ロックを前記ダンピング機械的ロックと前記シートバックの間に取付けること、
    の各段階を備えたことを特徴とする前記方法。
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