JP2004501477A - サブコードチャンネルを用いたcdオーディオの著作権侵害防止方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】コンピュータ読み取り可能な記録済媒体の不当コピーを防止する方法を提供する。
【解決手段】本発明による方法は、オリジナル記憶媒体20に記録されたデータを、不当なデータ読み出し装置を用いたコピーから保護する方法である。そのデータは、国際電気技術委員会の規格908に従って符号化される。符号化されたデータの一部は変更され、データのサブコードQチャンネルにおける修正変更を導入する。その変更は、変更されたデータが、データ読み出し装置に用いられる規格908の実行と矛盾するが、その記録に続くデータの再生を妨げないようになされる。変更データを含むデータは、オリジナル記憶媒体に記録される。これにより、記録されたデータを再生するアプリケーションは、データの変更によって実質的に影響を受けずに動作するが、オリジナル記憶媒体を不当にコピーする際には、実質的に回復不能なエラーが発生する。

Description

【0001】
(技術分野)
本発明は、一般に、知的財産権の保護に関し、より詳細には、記録されたオーディオ、コンピュータ読み取り可能媒体の不正コピーの防止に関する。
【0002】
(背景技術)
コンパクトディスク(CD)の記録は、デジタルオーディオ記録物およびコンピュータソフトウェアの両方を流通させる好ましい手段である。CDオーディオ記録は、ほとんど例外なく、「コンパクトディスクデジタルオーディオシステム」という名の国際電気技術委員会の規格908(1987年 スイス ジュネーブ)に従ってなされる。それは、引用により本明細書に組み込まれる。そのレッドブックとしても知られる規格908は、オーディオデータがどのようにデコードされるか、どのようにディスクに記録されるかを定義し、そのデータが規格のデジタルデコードチップを用いて再生されることを可能にする。異なる規格が、同様にCDに記録されうるコンピュータソフトウェア等の他の種類のデータに当てはまる。例えば、ブルーブック規格は、単一のディスク上でオーディオデータと他のデータとを結合させるマルチセッション記録の仕様を定める。
【0003】
オリジナル音楽CDは、マスタ型を用いてプラスチックブランクを成型することによって製造される。それは、高価で特殊な装置を用いて製造される。あるいは、記録可能なCD(CDR)は、顧客の要望に応じて認可された工場設備によって作られる場合がある。CD記録は、最近まで、CD記録装置が高価であるため、不正コピーに対して比較的安全であると考えられていた。最近、安価なCD記録装置および読み取り/書き込み媒体が顧客に利用可能になるにつれ、この状態は変化した。従って、今や、1つの読み取り/書き込みCDドライブ、または、読み取りドライブと書き込みドライブとを有する従来のパーソナルコンピュータを用いて、全種類のCDの正確なデジタルコピーを作ることが容易である。CDコンテンツは、1つのCDからバイト毎に読み出され、その後、不正コピーを作るために記録前のCDに書き込まれる。CDコンテンツが読み取られるCDは、典型的に、合法的に購入されたオリジナルCDである。同様のコピー方法が、デジタルビデオディスク(DVD)等の他の媒体で使用されうる。そのような違法コピーによるレコード産業およびソフトウェア産業の経済的損失は、何十億ドルにもなると予測される。
【0004】
違法コピーを行うもう1つの一般的な方法は、多くのCDプレーヤによって提供される、S/PDIF(Sony/Philips Digital Interconnect Format)出力等のデジタルオーディオ出力を経由する方法である。この出力フォーマットは、その引用により本明細書に組み込まれる「デジタルオーディオインタフェース」と名付けられたIEC規格958(1993年 スイス ジェノバ)によって仕様が定められている。S/PDIF出力は、CDプレーヤを、高品質の変換器、スピーカおよびその他のオーディオ部品に合法的に接続するために使用できる。一方、S/PDIFも、CDのオーディオコンテンツをビット毎に複製するので、違法に複製する者が、違法な複製物を作るために使用しやすい。S/PDIFデータは、オーディオコンテンツに加えて、連続コピー管理システム(SCMS)サブコードとして知られるサブコードを含む。そのサブコードは、データソースが、オリジナルの記録物か複製物かを示す。SCMSによれば、ユーザは、市販されている記録装置によって、複製物として印されたS/PDIFストリームからのオーディオを記録できないと想定される。しかし、この保護は、違法に複製する者によって、簡単に回避される。
【0005】
(発明の開示)
(発明の概要)
本発明の目的は、記録された、コンピュータ読み取り可能な媒体の不当なコピーを防止する改善された方法及び装置を提供することである。
【0006】
本発明の更なる目的は、不当なコピーが困難なコンパクトディスクを製造する方法および装置を提供することである。
【0007】
本発明の更なる目的は、オーディオディスクの不当なデジタルコピーを防止する方法および装置を提供することである。
【0008】
本発明の好ましい実施の形態において、オリジナルの記憶媒体に記録される信号は、サブコードチャンネル、好ましくは、Qチャンネルにおいてなされる変化によって、不正コピーから保護される。この目的のために、データ書き込みユニットは、符号化ブロックを備える。その符号化ブロックは、オーディオ信号を受け取り、国際電気技術委員会(IEC)の規格908に従って、そのオーディオ信号を符号化する。データ書き込みユニットの修正変更−挿入ブロックは、その符号化された信号を、符号化された信号のサブコードQチャンネルに修正変更を導入することによって変更する。続いて、データ書き込みユニットの記録ブロックは、その変更された信号を、記憶媒体に記録する。記憶媒体は、典型的に、コンパクトディスク(CD)を含む。
【0009】
好ましくは、変更された信号は、規格908、または、CD−ROMに使用される規格の実行によればエラーがあるが、それにもかかわらず、記録に続くオリジナル媒体からのオーディオ信号の再生を妨げない。従って、オリジナルCDは、その変更によって実質的に影響を受けない方法で動作しうる。それに対して、その変更は、CDの不正コピーの生成が試みられるとき、実質的に回復不能なエラーを引き起こす。エラーは、不正コピーが全く生成されない、または、そのコピーが、実質的に使用できないように壊されるものとして示される。好ましくは、データ書き込みユニットまたは他のハードウェアに存在する正規のソフトウェアは、正規のコピーがその変更によって影響を受けずに再生できるように、CDを複製できる。
【0010】
本発明のいくつかの好ましい実施の形態において、修正変更−挿入ブロックは、CDに記録されたオーディオ信号の修正変更された絶対的または相対的トラック時間の仕様を定めることによって、サブコードQチャンネルに修正変更を挿入する。既知のCDコピーアルゴリズムは、非破壊(non−corrupted)トラック時間に依存し、それ故、本発明の実施の形態を使用する際に準備されたCDの不正コピーを行うことができない。随意的に、オリジナルトラック時間は、規格908によって定義されるサブコードチャンネルの未使用ビットにおいてオリジナルCDに記憶される。正規のコピー用ソフトウェアは、未使用ビットからオリジナルのトラック時間を取り出し、それ故、オリジナルCDの十分に機能するコピーを作ることができる。
【0011】
別の方法では、または、追加して、その修正変更は、第1のセッションのプログラム領域においてトラックを指し示し、かつ、不正コンピュータによるそのセッションの読み取りを阻止する特別なモードを含むリードインとともに、ディスクに1以上の追加のセッションを加えることによって導入される。
【0012】
さらに、別の方法では、または、追加して、修正変更−挿入ブロックは、CDに記録されるオーディオ信号のトラックの修正変更されたインデックス番号の仕様を定めることによって、サブコードQチャンネルに修正変更を挿入する。当業界で既知のCDコピーアルゴリズムは、トラックの非破壊インデックス番号に依存する。故に、本発明の実施の形態を使用する際に準備されるCDを不正コピーすることができない。随意的に、トラックのオリジナルインデックス番号は、規格908によって定められるサブコードチャンネルの未使用ビットにおいてオリジナルCDに記憶される。正規のコピーソフトウェアは、未使用ビットまたはディスク上の第2のセッションから、トラックのオリジナルインデックス番号を取り出し、従って、オリジナルCDの十分に機能するコピーを作ることができる。
【0013】
好ましくは、正規のパーソナルコンピュータ(PC)が、コピー防止ディスクのコンテンツを再生することを可能にするために、オリジナルコンテンツは、デジタル権利マネジメント(DRM)技術、典型的には、(例えば、MP3やVQF等の当業界で既知の適当な任意のフォーマットを用いて)圧縮することによって保護される。これらの暗号化データは、例えば、未使用のサブコードチャンネルビット、ポーズ領域若しくはリードアウト領域、または、第2のセッションにおいて、従来のCDドライバソフトウェアに隠れて、CDに記憶される。データは、正規のソフトウェアを用いることによってのみ、解読および再生でき、好ましくは、第2のセッションに記憶される。
【0014】
さらに、好ましくは、CDに導入される修正変更は、コピー防止CDが再生されるCDプレーヤによって生成されるS/PDIF出力または他のデジタル出力において変化を引き起こす。そのデジタル出力における変化は、デジタル/アナログ変換器を有するオーディオスピーカ等の互換性のある装置によるCD記録のオーディオ再生に影響を与えない。しかし、その変化は、デジタル出力を、例えば、レコーダへのデジタル入力として用いるCDコンテンツの不正コピーを防止する。
【0015】
随意的に、サブコードチャンネルに導入される修正変更に加えて、さらなる修正変更が、不正コピーに対する追加の防止として、オーディオデータに故意に導入される。その修正変更は、規格908によって提供されるエラー検知コード等のディスク上の付属データが、CDプレーヤが再生中にその修正変更を補正または隠すこと、および、それらをともに無視することのいずれかを可能にするように導入される。しかし、不正コピーが媒体から成るとき、付属データは、オリジナル媒体においてその故意の修正変更を克服する効果がない。その結果、コピーにおいて実質的に回復不能な障害が発生する。そのような修正変更を導入する方法は、上述の米国特許出願第09/175255号および第09/370813号に述べられる。
【0016】
それ故、本発明の好ましい実施の形態によれば、オリジナルの記憶媒体に記録されたデータを、不正のデータ読み出し装置を用いたコピーから保護するコピー保護方法が提供される。その方法は、国際電気技術委員会の規格908に従って符号化された第1のデータを受け取る受け取りステップと、前記の第1のデータの一部を変更して、前記の第1のデータのサブコードQチャンネルに修正変更を導入する第1の変更ステップと、変更された第2のデータを含む前記の第1のデータを、前記の記憶媒体に記録する第1の記録ステップとを含む。前記の第1の変更ステップは、前記の第2のデータが、前記のデータ読み出し装置で用いられる規格908の実行には矛盾するが、前記の第1の記録ステップに続く前記の第1のデータの再生は妨げないように行われ、記録された前記の第1のデータを再生するアプリケーションは、前記の第1のデータの変更によって実質的に影響を受けないで動作するが、前記の記憶媒体を不正コピーする場合には実質的に回復不能なエラーが発生する。
【0017】
好ましくは、前記の記憶媒体はコンパクトディスクを含み、前記の第1のデータは、デジタルオーディオデータを含む。
【0018】
好ましい実施の形態において、前記の第1の変更ステップが、前記の記憶媒体に記録されるべきデータにおける絶対時間を修正変更する第1の修正変更ステップを含む。好ましくは、正確な絶対時間が、前記の記憶媒体上で、未使用サブコードビットに記憶される。最も好ましくは、前記の第1の修正変更ステップは、選択された1つのトラックの複数の連続するブロックに記録される絶対時間を変更するステップを含む。
【0019】
もう1つの好ましい実施の形態において、前記の第1の変更ステップは、前記の第1のデータの1以上のブロックを、1以上の前記のブロックの前記のサブコードQチャンネルに記録された絶対時間を変化させることなく、前記の記憶媒体の新しい領域に複製する複製ステップを含む。
【0020】
もう1つの好ましい実施の形態において、前記の第1の変更ステップは、前記の記憶媒体に記録されるべきデータの1つのトラックにおいて、ポイントインデックス番号を修正変更する第2の修正変更ステップを含む。好ましくは、前記のデータ保護方法は、正確な絶対時間を、前記の記憶媒体上で、未使用サブコードビットに記憶する記憶ステップを含む。
【0021】
さらにもう1つの好ましい実施の形態において、前記の第1の変更ステップは、1以上のオーディオセッションおよびデータセッションを含むマルチセッション記録物を生成する生成ステップを含み、1以上のデータセッションおよびオーディオのセッションに、前記のサブコードQチャンネルにおける前記の修正変更が導入される。好ましくは、前記の生成ステップが、前記の記憶媒体上の第1のオーディオセッションに位置される1以上のトラックを指し示す、複数の前記のセッションの1つに対するリードインを生成するステップを含む。別の方法では、または、追加して、前記の生成ステップは、前記の規格によって仕様が定められた数よりも多くのトラックを含む、複数の前記のセッションの1つに対するリードインを生成するステップを含む。さらに、別の方法では、または、追加して、前記の生成ステップは、前記の記録媒体が、実際は、それよりも短いことを示す複数の前記のセッションの1つに対するリードインを生成するステップを含む。さらに、別の方法では、または、追加して、前記の生成ステップは、複数の前記のセッションの開始と同時に、修正変更された絶対時間を挿入する挿入ステップを含む。さらに、別の方法では、または、追加して、前記の生成ステップは、そのうち少なくとも2つがオーディオセッションとして識別される複数のセッションを生成するステップを含む。
【0022】
好ましい実施の形態において、前記の第1の記録ステップは、前記の記憶媒体を正規にコピーする際に、前記の記憶媒体の1つのデータセッションにおける前記の第1のデータを圧縮して記憶するステップを含む。
【0023】
さらに好ましい実施の形態において、符号化された前記の第1のデータが、符号化されたオーディオデータを含み、前記データ保護方法は、前記の第1の変更ステップが、さらに、符号化された前記のオーディオデータの一部を、変更されたデータが前記のデータ読み出し装置に使用される規格908の実行に矛盾するように変更するステップを含む。前記の第1の記録ステップは、付属データを記録するステップを含み、前記の付属データは、符号化された前記のオーディオデータの変更された一部を操作するアプリケーションにおいて、前記のアプリケーションが、前記の第1のデータを、符号化された前記のオーディオデータの変更によって実質的に影響を受けないで再生するように、処理装置によって使用されるが、符号化された前記のオーディオデータの変更された一部を補正する効果がない。前記の第1の変更ステップは、前記の記憶媒体を不正コピーする場合には実質的に回復不能な更なるエラーを生じさせる。
【0024】
好ましくは、前記の付属データは、エラー検知コードを含む。
【0025】
さらに、本発明の好ましい実施の形態に従って、オリジナルの記憶媒体に記録されたデータを、不正コピーから保護するデータ保護方法が提供される。その方法は、国際電気技術委員会の規格908に従って符号化された第1のデータを受け取る受け取りステップと、前記の第1のデータの一部を変更して、前記の第1のデータに修正変更を導入する第1の変更ステップと、変更された第2のデータを含む前記の第1のデータを、前記の記憶媒体に記録する第1の記録ステップとを含む。前記の第1の変更ステップは、前記の第2のデータのデジタル出力が、国際電気技術委員会の規格908等のデジタル出力規格の実行には矛盾するが、前記の修正変更が、前記の第1の記録ステップに続く前記の第1のデータの再生は妨げないように行われる。記録された前記の第1のデータを再生するアプリケーションは、前記の第1のデータにおける前記の修正変更によって実質的に影響をうけないで動作するが、前記の記憶媒体を不正コピーする場合には、前記のデジタル出力に基づいて実質的に回復不能なエラーが発生する。
【0026】
好ましくは、前記の第1の変更ステップは、前記の第1のデータにおける1以上の制御ビットを変更するステップを含み、前記の制御ビットは、前記のデジタル出力において複製される。加えて、または、あるいは、前記の第1の変更ステップは、前記の第1のデータの1つのフレーム内で、オーディオデータのビットを処理するステップを含む。
【0027】
また、本発明の好ましい実施の形態に従って、オリジナルのデータ記憶媒体に記録されたデータを、不正のデータ読み出し装置を用いたコピーから保護するデータ保護装置が提供される。その装置は、前記の記憶媒体に記録するデータのストリームを受け取り、国際電気技術委員会の規格908に従って前記のデータを符号化するエンコーダと、符号化された前記の第1のデータの一部を、前記の第1のデータのサブコードQチャンネルに修正変更を導入することによって変更するサブコード生成器と、前記の記憶媒体に記録する変更されたデータを変調するように接続される8/14ビット変調器(EFM変調器)とを備える。前記のサブコード生成器において、前記の変更は、変更されたデータが、前記のデータ読み出し装置で用いられる規格908の実行には矛盾するが、記録に続くそのデータの再生は妨げないように行われ、記録された前記の第1のデータを再生するアプリケーションは、前記の第1のデータの変更によって実質的に影響をうけないで動作するが、前記の記憶媒体を不正コピーする場合には実質的に回復不能なエラーが発生する。
【0028】
好ましい実施の形態において、前記のデータ保護装置は、さらに、前記のEFM変調器に対し、前記の記憶媒体に記録する1つのデータセッションを提供するデータセッション生成器を備える。前記の記憶媒体に記録される前記の第1のデータは、マルチセッションデータを含む。前記のデータセッション生成器は、前記の提供を、前記のサブコードQチャンネルにおける欠陥が、複数の前記のセッションの少なくとも1つに導入されるように行う。
【0029】
加えて、本発明の好ましい実施の形態に従って、不正のデータ読み出し装置を用いたコピーを阻止するデータ記憶媒体が提供される。前記の記憶媒体には、国際電気技術委員会の規格908に従って符号化された媒体データが記憶され、符号化された前記の第1のデータの一部が、前記の第1のデータのサブコードQチャンネルに修正変更を導入することによって変更され、前記の変更は、変更されたデータが、前記のデータ読み出し装置で用いられる規格908の実行には矛盾するものとして識別されるが、記録に続くそのデータの再生は妨げないように行われ、記録された前記の第1のデータを再生するアプリケーションは、前記の第1のデータの変更によって実質的に影響をうけないで動作するが、前記の記憶媒体を不正コピーする場合には実質的に回復不能なエラーが発生する。
【0030】
(好ましい実施の形態の詳細な説明)
以下に、添付の図面を参照して、本発明の好ましい実施の形態について詳細に説明する。
図1は、当業界で既知の記録操作に基づいたオーディオコンパクトディスク(CD)20の全体的なレイアウトを示す図式的な断面図である。情報領域22は、リードイン(LI)領域24、プログラム領域(PA)26およびリードアウト(LO)領域28を含む。情報領域22は、らせん状に外側に広がっており、CD20の記録コンテンツの全てを含む。リードイン領域24とリードアウト領域28は、ともに、PチャンネルおよびQチャンネルを含む。そのPチャンネルおよびQチャンネルは、CDの再生中に使用されるタイミング情報およびトラック情報を含む。プログラム領域26は、付随するサブコード情報と同様に、最大99本のトラックのオーディオ情報(例えば、音楽)から成る。
【0031】
本発明の好ましい実施の形態は、違法コピーを防止するために、CD20のデータを修正変更する、多くの異なる補完技術を提供する。これらの実施の形態の多くは、以下で詳細に述べられる。一般に、修正変更は、以下のように分類される。
1)全体的なディスクレイアウトの修正変更
例えば、オーディオCD上に複数のセッションを記録する。典型的には、第2のセッションのリードインに矛盾するポインタを追加することにより、第2のセッションが、一般に違法コピーに使用されるパーソナルコンピュータ(PC)を誤らせることができる。好ましくは、CD上のラストセッションは、圧縮された形態の音楽を含むデータセッションである。最も好ましくは、音楽は、ディスクからの直接再生を可能にするように暗号化され、および/または、正規ユーザのディスクから、保護ソフトウェアを通して、ダウンロードおよび再生することを可能にするために、デジタルラッパー技術(デジタル権利マネジメント−DRMとしても知られる)を使用して符号化される。
2)オーディオデータの修正変更
好ましくは、上述の米国特許出願第09/370813号に説明されているノイズの挿入によるオーディオデータの修正変更。
3)特にQチャンネルにおけるサブコード情報の修正変更
これらの修正変更は、例えば、絶対または相対時間、インデックスポインタ、コンテンツテーブル(TOC)情報(多すぎるまたは少なすぎるトラックをリストアップする、または、複数のセッション間のポインタを誤らせる)の変化、制御バイト修正変更、プレギャップ長操作を含む。他のそのような修正変更は、当業者に明らかである。
4)CDに記録されたビット構造に対する低レベル修正変更
そのような修正変更は、上述の米国特許出願第09/175255号および第09/370813号に詳細に述べられる。それらは、典型的に、PCに使用されるいくつかのCD−ROMドライブにおいてハードウェアエラーを引き起こす連続ビットをCDに記録することを要する、または、それらが、間違ったオーディオデータを補間することを防止する。別の方法では、または、追加して、規格908によって仕様が定められた従来の8/14ビット(EFM)ルックアップテーブルに現れないビットシーケンスが、CDに記録されてもよい。
これらの修正変更は、用途の必要性に応じて、CDにおいて異なる組み合せで使用できる。
【0032】
図2は、本発明の好ましい実施の形態による、コピー防止CDの製造装置40を示す図式的なブロック図である。オリジナルサウンド、すなわちアナログオーディオは、情報がオーディオCD20の規格プレーヤによって連続的に再生(記録)できるように、ディスク上で符号化するのに適したデジタルフォーマットに変換される。符号化の第1段階において、連続アナログサウンド信号を示すデジタルビットストリームが生成される。アナログ信号は、アナログデジタル(A/D)変換器30によって、離散デジタルサンプルに変換される。
【0033】
再生中にエラーの検知および補正を可能にするために、そのビットストリームにパリティビットが追加される。エラー補正エンコーダ32は、一般に使用されるクロスインターリーブリードソロモン符号(CIRC)を採用し、デジタルデータを再度並び替える。サブコード生成器36は、エラー補正されたオーディオの32バイト毎に1バイトのサブコードを追加する。規格908は、サブコードチャンネルのコンテンツがこの段階で追加されることを定める。しかし、サブコード生成器306は、CDの通常の再生は実質的に影響を受けないが、不当コピーは防止されるように、規格サブコードを変更する。特に、その変更は、ビットストリームの完全性に対して妥協せず、ディスク上でCIRCエラーを生成しない。そのような変更の方法が、以下に述べられる。
【0034】
また、装置40は、オーディオセッションとデータセッションの両方を含むマルチセッションディスクを生成するのに使用される随意のデータセッション生成器37を含む。以下に述べられるように、そのデータセッションは、不当なコンピュータによるCDの読み出しを防ぐように構成される。オーディオ圧縮器35は、随意に提供され、そのようなマルチセッションディスクに符号化された形態で含有するオーディオ入力を圧縮する。
【0035】
音声データの規格16ビットワードを、2つの14ビットの「光学的な」シンボルにマップすること、および、再生制御機能と表示機能等を追加の情報の記録に含むことは、当業界では既知である。8/14ビット変調器(EFM)34は、エラー補正エンコーダ32の出力を、サブコード生成器36の出力およびデータセッション生成器37の出力と結合させる。符号化されたデータの各ビットは、好ましくは、レーザビームレコーダ(LBR)38を用いて、CD20を生成するマスタ上に物理的に書き込まれ、マスタ上に一連の微細なピットを生成する。あるいは、専用バーナ39が使用され、書き込み可能CD(CDR)に直接CD20を生成する。
【0036】
図3は、規格908に基づく、EFM変調器34によって受け取られるデータ構造の詳細を示す図式的な図である。CDに記録するデータの1ブロック58は、エンコーダ32(または、データセッション生成器37)から受け取られた98個のフレームまたはシンボル、および、1つの8ビットの「サブコード」ワードを含む。98個のフレームは、各々が32バイトのデータから成る。各々のサブコードワードにおける8ビットは、それぞれ、P、Q、R、S、T、U、VおよびWと呼ばれる。
【0037】
98個の連続フレームのQビットは、集合的に1つのサブコードQチャンネル64と呼ばれる。そのサブコードQチャンネルは、プログラムおよびタイミング情報を含み、同期ビットS0およびS1、4つの制御ビット、4つのアドレスビット、72のデータビット、および、16ビットの巡回冗長検査コード(CRCC)を含む。リードイン領域24において、72のデータビットは、相対時間(R−Timeすなわちトラック時間)データ74およびトラック位置を含み、一方、プログラム領域26において、相対時間および絶対時間(A−Timeすなわちディスク時間)データが記憶される。各々のブロックの相対時間は、現在のトラックの最初からブロックの最初までの時間長を示す。絶対時間は、プログラム領域26の最初からブロックの最初までの時間長を示す。時間は、分、秒、および、1秒間に75の時間フレーム(1ブロックにおける98のデータフレームとは異なる)としてフレームの単位で測定される。また、Qチャンネルは、トラック番号(TNO)、および、ポイントインデックスとも言われる複数のイントラックインデックスを含む。リードイン領域24において、Qチャンネルは、コンテンツのテーブル(TOC)を有する。
【0038】
下記の表1は、本発明の好ましい実施の形態によるサブコードQチャンネル64の絶対時間値の変化を図式的に示す。規格908による典型的なCD20の符号化において、絶対時間は、プログラム領域26の最初から始まって、リードアウト領域28の終わりまで線形的に増加する。当業界で既知のコピー用ソフトウェアは、オリジナルオーディオの円滑な再生、および、記録されるフレームと再生されるフレームの間のタイミングの同時性を確実にするために、ポインタとして絶対時間を使用する。具体化すると、好ましくは、表の「変更」列に示されるように、サブコードQチャンネルの絶対時間値に修正変更が導入され、これにより、速度が増大する。このトラックにおいては、その速度で、時間が経過しているようにみえる。
【表1】
Figure 2004501477
【0039】
オーディオのステレオ再生に悪影響を与えないように、オリジナルCD20の絶対時間は、上記の表に示されるように、好ましくは、150毎の連続ブロックのうち複数の連続ブロックにおいて増加され、トラック間のポーズ領域において通常に戻される。規格CDプレーヤは、このように絶対時間を故意に修正変更することによって影響を受けない。しかし、CD20の不正コピー品は、音楽における不連続を有する。例えば、上記の表では、その音楽において、絶対時間がフレーム2からフレーム4、フレーム6に飛び越す。CDコピー品に結果として得られる信号は、一定振幅で、可聴で、変形された、かつ、一般的に不旋律な一連の音を有する。
【0040】
随意的に、オリジナルの正確な絶対時間情報は、サブコードR−Wチャンネルの未使用ビット(図3)に記憶される。未使用ビットは、現在、規格908によって割り当てられない。正規のソフトウェアは、R−Wチャンネルに記憶されたデータにアクセスすることによって、オリジナルCD20のコピーが可能になる。
【0041】
あるいは、絶対時間に修正変更を導入するよりもむしろ、不正コピーにおいて可聴効果を生成する修正変更が、ポイントインデックスおよび/またはモード値を変化させることによって、サブコードQチャンネル64に導入される。絶対的なトラック時間と同様に、ポイントインデックスは、トラック内に一連の「チェックポイント」を提供する。修正変更された一連のポイントインデックスは、CD20の不正コピー品において弱音領域を生じさせる。しかし、オリジナルCDの再生には影響しない。随意的には、上述のように、正確なインデックスがR−Wチャンネルに記憶され、正規のソフトウェアは、これらのチャンネルからインデックスを取り出すことにより、オリジナルCDのコピーを行える。
【0042】
好ましくは、CDに導入される修正変更は、そのコピー防止CDが再生されるCDプレーヤによって生成されるS/PDIF出力等のデジタル出力において変化を生じさせる。デジタル出力データストリームは、サブフレームとして知られる32ビットワードのシーケンスを有する。各々のサブフレームは、プリアンブルおよび制御ビットとともに、16乃至24ビットのオーディオデータを運ぶ。各々のサブフレームにおける制御ビットの1つは、CD上のデータの各フレームにおけるサブコードビットに類似したサブコードビットである。S/PDIFデータストリームにおける192個のフレーム(典型的に、384のサブフレーム)の1ブロックにおけるサブコードビットは、制御バイト、トラック番号および時間を含む、CD上で再生されるサブコードQチャンネルのコンテンツのほとんどを運ぶ。好ましくは、ディスク上のQチャンネルに導入される修正変更は、S/PDIFデータに持ち越される。これらの修正変更は、スピーカおよび他の互換性のある装置によるCD記録のオーディオ再生に影響を与えないけれども、デジタル出力を用いるCDコンテンツの不正コピーを防止する。
【0043】
上述のIEC958規格によって仕様が定められるように、S/PDIF信号は、CDからコピーされた4つの制御バイトを含む。それ故、本発明の代替の実施の形態において、これらの制御バイトは、オーディオコンテンツの違法コピーを防止するために用いられる。この目的のために、レッドブック規格に従ってCD上に制御バイトを記録する際、トラックモードは、典型的に1乃至10個である多くのブロックに対し、反復周期的に「データ」に設定される。その後、CRCCが、データの正確さの観点からこの制御バイトが有効であるように、再度計算される。しかし、記録物がCDプレーヤのS/PDIF出力から作成されるとき、この制御バイト設定は、典型的に、弱音またはクリックを引き起こし、これらは、結果として得られるオーディオストリームに現れる。
【0044】
さらなる別の実施の形態において、S/PDIFエンベロップ内のビットは、CDコンテンツの不当な記録を混乱させるためにシフトされ、または、処理される。S/PDIFサブフレーム内の32ビットが、オーディオ再生用のデジタル/アナログ変換器に供給されるとき、その変換器は、32ビット全てを獲得し、シフトとは関係無くオーディオを再生する。しかし、デジタルレコーダは、サブフレームの所定の一部のビットにおいてオーディオデータをシークし、他の一部のビットにおいて、そのオーディオデータとは別に制御データをシークする。ここで、これらのデータは、規格に従っていると仮定されている。従って、ビットオーダの処理は、オーディオの再生を可能にする一方、レコーダを阻止できる。
【0045】
図4は、データセッション生成器37を用いてCDの不正コピーを防止する、本発明の好ましい実施の形態による別の方法を図式的に示すブロック図である。オーディオCDは、単一のセッション90しか持たないのに対し、セッション生成器37を有する装置40は、例えば、1以上のオーディオセッション100と少なくとも1つのデータセッション102とを含む複数セッションを有するCDを生成できる。オーディオCDプレーヤは、マルチセッションCD上の最初のセッション、この場合にはセッション100のみを読み取り、残りを無視する。なお、DVDプレーヤは、データセッション102を読み取り、それを「意識する」が、それでもオーディオセッション100を再生する。しかし、CDがCD−ROMドライブに挿入されるとき、コンピュータは、任意のセッションにアクセスでき、故に、第2のセッションまたはそれに続くセッションに組み込まれた修正変更によって混乱させられる。従って、本実施の形態は、第1のオーディオセッションに続くデータセッション102または付加的なオーディオセッションのサブコードQチャンネルに矛盾データを導入することによって作用する。最も好ましくは、ディスクの3つ以上の全てのセッションのうち少なくとも2つのオーディオセッションがある。
【0046】
好ましくは、修正変更データが、同様にオーディオセッション100に導入される。修正変更は、ディスク上の付属データによって、CDプレーヤが、再生中にその修正変更を補正または隠すことができる、または、それらをともに無視できるように、導入される。その付属データは、規格908(または、他の適用可能な規格)によって提供されるクロスインターリーブリードソロモン符号(CIRC)エラー検知コード等である。しかし、不正コピー品が媒体から成るとき、付属データは、オリジナル媒体における故意の修正変更を回復する効果がない。その結果、そのコピー品において、実質的に回復不能な障害が起こる。そのような修正変更を導入する方法は、上述の米国特許出願第09/175255号および第09/370813号に述べられる。
【0047】
サブコードチャンネルおよび/またはオーディオデータにおける修正変更にも関わらず、オーディオCDプレーヤは、難なく、そのディスク上のオーディオ信号を再生する。しかし、コンピュータのCDドライブは、CD上の複数セッションおよびオーディオセッション100における修正変更データのいずれか(または両方)によって混乱させされ、コピーはおろか、ディスクをロードすることも再生することもできない。
【0048】
追加のオーディオおよび/またはデータセッションにおける修正変更は、好ましくは、以下の1以上の機構によって導入される。
1)第1のセッションのプラグラム領域に位置されるトラックを指し示すリードインを生成する。
2)規格908によって認められるよりも多くのトラックでリードインを生成する。
2)そのリードインをより短いCDをシミュレートするように修正変更する。
3)セッションの最初に絶対時間を修正変更する。
【0049】
以下の表2は、これらの方法に従って、オーディオ再生に影響を与えることなく、オーディオコンテンツのコンピュータコピーを防止するために、マルチセッションCDのサブコードQチャンネルにおいてなされる変化を説明する。CD上の第1のセッションは、レッドブック規格に基づくオーディオセッションである。一方、第2のセッションおよび続くセッションは、上述のように、ブルーブックに基づくオーディオセッションまたはデータセッションであってよい。
【表2】
Figure 2004501477
これらの変化の結果として、コンピュータCD−ROMまたはDVD−ROMドライブは、セッション3においてサブコードQチャンネルを読み取る際に、TOCにリストアップされた存在しないデータトラックを探索するエンドレスループに入る。もし、ドライブが通常のオーディオコンテンツを保持するセッション1へのアクセスに成功するなら、1秒のプレギャップ(レッドブック仕様書から外れる)および/または変形されたA時間によって混乱させられる可能性がある。しかし、CDオーディオプレーヤおよびDVDプレーヤは、概ねこれらの変化によって影響を受けない。この点で、セッション2は重要である。なぜなら、セッション2が無ければ、いくつかのブルーブック準拠のDVDプレーヤは、CDの搭載を拒否するからである。表に記された特定の修正変更は、例として挙げられている。代替の修正変更の組み合せ、時間値および他のパラメータの設定が、当業者に明らかである。
【0050】
好ましくは、正規のパーソナルコンピュータ(PC)がコピー防止ディスクのコンテンツを再生するために、オリジナルコンテンツが、オーディオ圧縮器35(図2)によって、(MP3またはVQF等の当業界で既知の任意の適当なフォーマットを用いて)圧縮され、暗号化される。これらの暗号化されたデータは、そのデータが従来のCDドライバソフトウェアから隠されるように、「デジタルラッパ」技術を用いて記憶される。例えば、そのデータは、上述のように、未使用のサブコードチャンネルビット、CD上のデータセッションの1つ、または、リードイン領域、リードアウト領域若しくはポーズ領域に記憶されてもよい。データは、正規のソフトウェアを用いてのみ、解読および再生でき、また、好ましくは、第2のセッションに記憶され、適切に許可されたユーザおよび/または装置にのみ利用される。正規のソフトウェアは、もし、そのソースが、オリジナルCDでない、または、そのデータを区別および使用する規則が守られないなら、そのデータの解読をさせない。
【0051】
上述の好ましい実施の形態は例として引用され、本発明は、本明細書で特に図示され、説明されたものに限られない。むしろ、本発明の範囲は、本明細書で説明された種々の特徴のコンビネーションおよびサブコンビネーションと、先の記述を読んだ当業者によって生成される、および、従来技術では開示されないその種々の特徴の変形や修正変更の両方を含む。
【図面の簡単な説明】
【図1】既知の記録動作に対応するコンパクトディスク(CD)の図式的な断面図。
【図2】コピー防止CDを製造する本発明の好ましい実施の形態による方法を示す図式的なブロック図。
【図3】既知の記録動作に対応してCDに書き込まれるデータ構造の詳細を示す図式的な図。
【図4】本発明の好ましい実施の形態による、不正コピーを防止するためのCD上のデータの重複を図式的に示すブロック図。
【符号の説明】
20 オーディオコンパクトディスク
22 情報領域
24 リードイン領域
26 プログラム領域
28 リードアウト領域

Claims (42)

  1. オリジナルの記憶媒体に記録されたデータを、不正のデータ読み出し装置を用いたコピーから保護する方法であって、
    国際電気技術委員会の規格908に従って符号化された第1のデータを受け取る受け取りステップと、
    前記第1のデータの一部を変更して、前記第1のデータのサブコードQチャンネルに修正変更を導入する第1の変更ステップと、
    変更された第2のデータを含む前記第1のデータを、前記記憶媒体に記録する第1の記録ステップとを含み、
    前記第1の変更ステップは、前記第2のデータが、前記データ読み出し装置で用いられる規格908の実行には矛盾するが、前記第1の記録ステップに続く前記第1のデータの再生は妨げないように行われ、
    記録された前記第1のデータを再生するアプリケーションは、前記第1のデータの変更によって実質的に影響を受けないで動作するが、前記記憶媒体を不正コピーする場合には実質的に回復不能なエラーが発生することを特徴とするデータ保護方法。
  2. 前記記憶媒体がコンパクトディスクを含むことを特徴とする請求項1に記載のデータ保護方法。
  3. 前記第1のデータがデジタルオーディオデータを含むことを特徴とする請求項1に記載のデータ保護方法。
  4. 前記第1の変更ステップが、前記記憶媒体に記録されるべきデータにおける絶対時間を修正変更する第1の修正変更ステップを含むことを特徴とする請求項1に記載のデータ保護方法。
  5. さらに、正確な絶対時間を、前記記憶媒体上で、未使用サブコードビットに記憶する記憶ステップを含むことを特徴とする請求項4に記載のデータ保護方法。
  6. 前記第1の修正変更ステップが、選択された1つのトラックの複数の連続するブロックに記録される絶対時間を変更するステップを含むことを特徴とする請求項4に記載のデータ保護方法。
  7. 前記第1の変更ステップが、前記第1のデータの1以上のブロックを、1以上の前記ブロックの前記サブコードQチャンネルに記録された絶対時間を変化させることなく、前記記憶媒体の新しい領域に複製する複製ステップを含む請求項1に記載のデータ保護方法。
  8. 前記第1の変更ステップが、前記記憶媒体に記録されるべきデータの1つのトラックにおいて、ポイントインデックス番号を修正変更する第2の修正変更ステップを含むことを特徴とする請求項1に記載のデータ保護方法。
  9. 正確な絶対時間を、前記記憶媒体上で、未使用サブコードビットに記憶する記憶ステップを含むことを特徴とする請求項8に記載のデータ保護方法。
  10. 前記第1の変更ステップが、オーディオセッションおよびデータセッションを含むマルチセッション記録物を生成する生成ステップを含み、
    複数の前記セッションのうち少なくとも1つに、前記サブコードQチャンネルにおける前記修正変更が導入されることを特徴とする請求項1に記載のデータ保護方法。
  11. 複数の前記セッションが、第1のオーディオセッションを含み、
    前記生成ステップが、前記第1のオーディオセッションに位置される1以上のトラックを指し示す、複数の前記セッションの1つに対するリードインを生成するステップを含む請求項10に記載のデータ保護方法。
  12. 前記生成ステップが、前記規格によって仕様が定められた数よりも多くのトラックを含む、複数の前記セッションの1つに対するリードインを生成するステップを含む請求項10に記載のデータ保護方法。
  13. 前記修正変更が、前記オーディオセッションと前記データセッションの両方に導入される請求項10に記載のデータ保護方法。
  14. 前記生成ステップが、複数の前記セッションの開始と同時に、修正変更された絶対時間を挿入する挿入ステップを含む請求項10に記載のデータ保護方法。
  15. 前記生成ステップが、そのうち少なくとも2つがオーディオセッションとして識別される複数のセッションを生成するステップを含む請求項10に記載のデータ保護方法。
  16. 前記第1の記録ステップが、前記記憶媒体を正規にコピーする際に、前記記憶媒体の1つのデータセッションにおける前記第1のデータを圧縮しして記憶するステップを含む請求項1に記載のデータ保護方法。
  17. 符号化された前記第1のデータが、符号化されたオーディオデータを含み、
    前記第1の変更ステップが、さらに、符号化された前記オーディオデータの一部を、変更されたデータが前記のデータ読み出し装置に使用される規格908の実行に矛盾するものとして識別されるように変更するステップを含み、
    前記第1の記録ステップが、付属データを記録するステップを含み、
    前記付属データは、符号化された前記オーディオデータの変更された一部を操作するアプリケーションにおいて、前記アプリケーションが、前記第1のデータを、符号化された前記オーディオデータの変更によって実質的に影響を受けないで再生するように、処理装置によって使用されるが、符号化された前記オーディオデータの変更された一部を補正する効果がなく、
    前記第1の変更ステップは、前記記憶媒体を不正コピーする場合には実質的に回復不能な更なるエラーを生じさせることを特徴とする請求項1に記載のデータ保護方法。
  18. 前記付属データがエラー検知コードを含む請求項17に記載のデータ保護方法。
  19. 前記第1の変更ステップが、前記第1のデータを、前記記憶媒体から生成される規格デジタル出力において前記修正変更を生成できるように変更するステップを含む請求項1に記載のデータ保護方法。
  20. 前記規格デジタル出力が、国際電気技術委員会の規格958に従って生成される請求項19に記載のデータ保護方法。
  21. オリジナルの記憶媒体に記録されたデータを、不正コピーから保護する方法であって、
    国際電気技術委員会の規格908に従って符号化された第1のデータを受け取る受け取りステップと、
    前記第1のデータの一部を変更して、前記第1のデータに修正変更を導入する第1の変更ステップと、
    変更された第2のデータを含む前記第1のデータを、前記記憶媒体に記録する第1の記録ステップとを含み、
    前記第1の変更ステップは、前記第2のデータのデジタル出力が、国際電気技術委員会の規格908の実行には矛盾するが、前記修正変更が、前記第1の記録ステップに続く前記第1のデータの再生は妨げないように行われ、
    記録された前記第1のデータを再生するアプリケーションは、前記第1のデータにおける前記修正変更によって実質的に影響をうけないで動作するが、前記記憶媒体を不正コピーする場合には、前記デジタル出力に基づいて実質的に回復不能なエラーが発生することを特徴とするデータ保護方法。
  22. 前記第1の変更ステップは、前記第1のデータにおける1以上の制御ビットを変更するステップを含み、前記制御ビットは、前記デジタル出力において複製される請求項21に記載のデータ保護方法。
  23. 前記第1の変更ステップは、前記第1のデータの1つのフレーム内で、オーディオデータのビットを処理するステップを含む請求項21に記載のデータ保護方法。
  24. オリジナルのデータ記憶媒体に記録されたデータを、不正のデータ読み出し装置を用いたコピーから保護する装置であって、
    前記記憶媒体に記録するデータのストリームを受け取り、国際電気技術委員会の規格908に従って前記データを符号化するエンコーダと、
    符号化された前記第1のデータの一部を、前記第1のデータのサブコードQチャンネルに修正変更を導入することによって変更するサブコード生成器と、
    前記記憶媒体に記録する変更されたデータを変調するように接続される8/14ビット変調器(以下、「EFM変調器」という。)と
    を備え、
    前記サブコード生成器において、前記変更は、変更されたデータが、前記データ読み出し装置で用いられる規格908の実行には矛盾するが、記録に続くそのデータの再生は妨げないように行われ、
    記録された前記第1のデータを再生するアプリケーションは、前記第1のデータの変更によって実質的に影響をうけないで動作するが、前記記憶媒体を不正コピーする場合には実質的に回復不能なエラーが発生することを特徴とするデータ保護装置。
  25. 前記記憶媒体がコンパクトディスクを含むことを特徴とする請求項24に記載のデータ保護装置。
  26. 前記第1のデータがデジタルオーディオデータを含むことを特徴とする請求項24に記載のデータ保護装置。
  27. 前記サブコードQチャンネルにおける前記修正変更が、前記記憶媒体に記録される前記第1のデータの1つのトラックのデータの絶対時間の変更された値を含む請求項24に記載のデータ保護装置。
  28. 前記サブコードQチャンネルにおける修正変更が、前記第1のデータの1以上のブロックを、1以上の前記ブロックの前記Qチャンネルに記録される絶対時間を変化させることなく、前記記憶媒体の新しい位置に複製することによって生じる請求項24に記載のデータ保護装置。
  29. 前記サブコードQチャンネルにおける修正変更が、前記記憶媒体に記録される1つのトラックの前記第1のデータのポイントインデックス番号の修正変更された値を含む請求項24に記載のデータ保護装置。
  30. さらに、前記EFM変調器に対し、前記記憶媒体に記録する1つのデータセッションを提供するデータセッション生成器を備え、
    前記記憶媒体に記録される前記第1のデータが、複数のセッションを含み、
    前記データセッション生成器は、前記提供を、前記サブコードQチャンネルにおける欠陥が、複数の前記セッションの少なくとも1つに導入されるように行うことを特徴とする請求項24に記載のデータ保護装置。
  31. 符号化された前記第1のデータが、符号化されたオーディオデータを含み、
    前記エンコーダが、さらに、符号化された前記オーディオデータの一部を、変更されたデータが前記のデータ読み出し装置に使用される規格908の実行に矛盾するものとして識別されるように変更し、
    前記記憶媒体に記録されるデータが、付属データを含み、
    前記付属データは、符号化された前記オーディオデータの変更された一部を操作するアプリケーションにおいて、前記アプリケーションが、前記第1のデータを、符号化された前記オーディオデータの変更によって実質的に影響を受けないで再生するように、処理装置によって使用されるが、符号化された前記オーディオデータの変更された一部を補正する効果がなく、
    前記変更は、前記記憶媒体を不正コピーする場合には実質的に回復不能な更なるエラーを生じさせることを特徴とする請求項24に記載のデータ保護装置。
  32. 前記サブコードQチャンネルにおける前記欠陥が、国際電気技術委員会の規格958に従って前記記憶媒体から生成されるデジタル出力において前記修正変更を生成する請求項24に記載のデータ保護装置。
  33. オリジナルの記憶媒体に記録されたデータを、不正コピーから保護する装置であって、
    前記記憶媒体に記録するデータのストリームを受け取り、国際電気技術委員会の規格908に従って前記データを符号化する一方、符号化された第1のデータの一部を変更し、その第1のデータに修正変更を導入するエンコーダと、
    前記記憶媒体に記録する変更されたデータを変調するように接続されるEFM変調器と
    を備え、
    前記エンコーダにおける前記変更は、変更されたデータのデジタル出力が、国際電気技術委員会の規格908の実行には矛盾するが、その修正変更は、記録に続く前記第1のデータの再生は妨げないように行われ、
    記録された前記第1のデータを再生するアプリケーションは、前記第1のデータにおける修正変更によって実質的に影響を受けないで動作するが、前記記憶媒体を不正コピーする場合には実質的に回復不能なエラーが発生することを特徴とするデータ保護装置。
  34. 前記エンコーダにおける前記変更は、前記第1のデータにおける1以上の制御ビットの変更を含み、前記制御ビットは、前記デジタル出力において複製される請求項33に記載のデータ保護装置。
  35. 前記エンコーダにおける前記変更は、前記第1のデータの1つのフレーム内で、オーディオデータのビットを処理するステップを含む請求項33に記載のデータ保護装置。
  36. 不正のデータ読み出し装置を用いたコピーを阻止するデータ記憶媒体であって、
    前記記憶媒体には、国際電気技術委員会の規格908に従って符号化された媒体データが記憶され、
    符号化された前記媒体データの一部が、前記媒体データのサブコードQチャンネルに修正変更を導入することによって変更され、
    前記変更は、変更されたデータが、前記データ読み出し装置で用いられる規格908の実行には矛盾するが、記録に続くそのデータの再生は妨げないように行われ、
    記録された前記媒体データを再生するアプリケーションは、前記媒体データの変更によって実質的に影響をうけないで動作するが、前記記憶媒体を不正コピーする場合には実質的に回復不能なエラーが発生することを特徴とするデータ記憶媒体。
  37. 前記記憶媒体がコンパクトディスクを含むことを特徴とする請求項36に記載のデータ記憶媒体。
  38. 前記媒体データがデジタルオーディオデータを含むことを特徴とする請求項36に記載のデータ記憶媒体。
  39. 前記媒体データが、前記記憶媒体に、オーディオセッションおよびデータセッションを含むマルチセッションフォーマットで符号化され、
    前記欠陥が、前記オーディオセッションおよびデータセッションの少なくとも1つに導入されることを特徴とする請求項36に記載のデータ記憶媒体。
  40. 前記媒体データが、前記記憶媒体に、第1のセッションおよび第2のセッションを含むマルチセッションフォーマットで符号化され、
    前記第2のセッションが、前記記憶媒体を正規にコピーする際に使用される、圧縮された形態の前記第1のセッションからの前記媒体データを含む請求項36に記載のデータ記憶媒体。
  41. 前記媒体データが、符号化されたオーディオデータを含み、
    符号化された前記オーディオデータの一部が、変更されたデータが前記のデータ読み出し装置に使用される規格908の実行に矛盾するものとして識別されるように変更され、
    前記記憶媒体に記録されたデータが、付属データを含み、
    前記付属データは、符号化された前記オーディオデータの変更された一部を操作するアプリケーションにおいて、前記アプリケーションが、前記媒体データを、符号化された前記オーディオデータの変更によって実質的に影響を受けないで再生するように、処理装置によって使用されるが、符号化された前記オーディオデータの変更された一部を補正する効果がなく、
    前記変更は、前記記憶媒体を不正コピーする場合には実質的に回復不能な更なるエラーを生じさせることを特徴とする請求項36に記載のデータ記憶媒体。
  42. 不正のコピーを阻止するデータ記憶媒体であって、
    前記記憶媒体には、国際電気技術委員会の規格908に従って符号化された媒体データが記憶され、
    符号化された前記第1のデータの一部が変更され、前記第1のデータに修正変更を導入し、
    前記変更は、変更されたデータのデジタル出力が、国際電気技術委員会の規格908の実行には矛盾するが、前記修正変更は、記録に続くそのデータの再生を妨げないように行われ、
    記録された前記第1のデータを再生するアプリケーションは、前記第1のデータの変更によって実質的に影響をうけないで動作するが、前記デジタル出力に基づいて前記記憶媒体を不正コピーする場合には、実質的に回復不能なエラーが発生することを特徴とするデータ記憶媒体。
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