【０００１】
［発明の分野］
本発明は、金属パイプおよびその製造方法に関する。
【０００２】
［発明の背景］
金属パイプを製造する従来の方法は、単一片の金属材料を円形構造にロール形成すること、次いで、パイプ構造を完成する際に該ロール形成された材料の自由端を固定することを含む。
【０００３】
たとえば欧州特許ＥＰ ０５８１２０８ Ｂ１に記載されているような、上記パイプを形成する方法は、パイプを一度に１つしか製造することができず、比較的コストがかかり、時間を費やすプロセスである。
【０００４】
［発明の概要］
本発明は、従来において提供可能であったものよりもはるかに短時間で効率のよい方法で複数のパイプを一度に互いに並ばせることができる、金属パイプを形成する新規な方法を提供する。
【０００５】
より詳細には、本発明により製造されるパイプは、複数のパイプ部から形成され、このパイプ部は対向する側部フランジを有し、パイプを形成する際、パイプ部のフランジが合わせられ、その後でパイプ部のフランジをまとめるように互いに密閉される。
【０００６】
接合可能なフランジを有するパイプ部を形成するという新規な概念は、下記の記載により明らかになるであろう多数の利点を提供する。
【０００７】
本発明の上記利点および特徴ならびに他の利点および特徴を、本発明の好適な実施形態にしたがってより詳細に説明する。
【０００８】
［発明の好適な実施形態の詳細な説明］
図１は、全体として１で示された一対の金属パイプ形成部材を示し、この金属パイプ形成部材は、図面のうち図２に見られるように全体として７で示される２つの金属パイプを形成する際に互いに協動する。
【０００９】
より具体的には、パイプ形成部材１のそれぞれは一対の半円領域３を含み、該半円領域は、その半円領域の間かつその両側にフランジ５を有する。２つのパイプを形成する際に、このパイプ部材はフランジのところで互いに合わされ、次にこのフランジは、密閉するように（ｓｅａｌｉｎｇｌｙ）互いに固定される。この作業が完了した後、図２に５ｂで示すように、固定されたフランジ領域の大部分は、各パイプの各側に固定されたフランジ領域５ａのごく僅かを残して取り除かれる。
【００１０】
図１は、各パイプ形成部材１が２つの半円領域を有することを示しているが、このパイプ形成部材は、両側にフランジを有する１つの半円領域を有して一本のパイプを形成することができ、あるいは各パイプ形成部材は、より多い３つのパイプを形成するために使用される３つのフランジ付きの半円領域を有することができることを理解されたい。
【００１１】
上述の記載から理解されるように、本発明の主要な利点の１つは、単純な型打ちおよび切削作業により、同様に形成された他の半部分パイプ部（ｐａｒｔｉａｌ ｐｉｐｅ ｓｅｃｔｉｏｎ）と協動する半部分パイプ部を提供する能力にあり、半部分パイプ部は、次に非常に単純な方法で再度合されて本質的に一度に無数のパイプを製造することができる。
【００１２】
実際にパイプ形成部を固定および密閉することに関しては、接着剤によるか、または超音波溶接作業などによってなされる。
【００１３】
図３は、複数の金属パイプ形成部材１１から形成される、全体として９で示された金属パイプを示す。これらのパイプ形成部材のそれぞれは、その対向端にフランジ１３が設けられている。隣接したパイプ形成部材１１のフランジ１３は、密閉するように互いに固定されている。
【００１４】
図２に示したパイプでそうであったが、図９のパイプの固定されたフランジ領域の大部分は、パイプにほぼ同一の外表面を残して取り除かれる。
【００１５】
図３は、パイプを、２つを超えるパイプ形成部材から形成することができるという特徴を示しており、この例では、パイプは４つのパイプ形成部材によって形成されている。しかしながら、他のパイプ形成部材に固定されるフランジを有する、任意の数のパイプ形成部材を本発明の金属パイプの形成に使用することができることを理解されたい。
【００１６】
図４および図５は、図１〜図３に示す滑らかな壁で囲まれたパイプとは異なり、本発明を用いて輪郭のある（ｐｒｏｆｉｌｅｄ）壁で囲まれたパイプ２１を形成することができることを示している。このパイプは、半円領域の両端に外側に延出したフランジ１９を有した半円領域１７を有する一対のパイプ形成部材１５によって形成される。これらの半円領域のそれぞれは、パイプ２１に段状になった単一の壁構造を与えるためにパイプ形成部材の縦方向に波形表面を有している。
【００１７】
図５は、パイプが形成した直後の２つのパイプ形成部材のフランジ１９を示す。この形成を完成するために、フランジは再度、パイプの外表面とほぼ同一になるように切断される。
【００１８】
図面のうち図６は、全体として２３で示された金属パイプを示す。このパイプは、対向する側部フランジ２７を有する半円領域２５を含む。このパイプはまた、対向端にフランジ３１完備した半円領域２９を有する下側パイプ形成部材によって形成される。しかしながら、図６に見られるように、これらのフランジは、先に上述したいずれのものよりも実質的に長く、足部３５で完備する垂直脚部３３に延びている。したがって、パイプ２３は、下側パイプ形成部材のフランジの新規な構造によって自分で自分を保持するパイプである。
【００１９】
図７は、全体として３７で示された二重壁金属パイプを形成する際の本発明の使用を示す。このパイプ構造では、パイプの内壁は、両端にフランジ４１を備える中央の半円領域３９をそれぞれが含む一対のパイプ形成部材によって形成されている。２つのパイプ形成部材のフランジ４１は互いに固定されている。
【００２０】
パイプの内壁の外側に、フランジ４５で終端する半円領域４３をそれぞれが備える一対のパイプ形成部材によって形成された金属外壁が設けられる。この例では、２つの外側パイプ形成部材のフランジ４５は、内側パイプ形成部材のフランジ４１に密閉される。
【００２１】
上述した実施形態でそうであったが、パイプ３７は、パイプの外壁の余分なフランジを取り除くことによって完成する。
【００２２】
図７に示すパイプでは、パイプの内壁と外壁との間に十分な間隔があり、各パイプの壁を別個の生成物コンベヤーとして使用するようになっている。すなわち、パイプの内壁によって画定されたパイプの中央領域をある物質の搬送に用い、パイプの内壁および外壁によって画定された中空領域を全く異なる物質の搬送に用いることができる。
【００２３】
図７に示す構造と同じ一般的な構造を用いるが、外壁に対する内壁の割合を変えることにより、壁を強化する目的でこの２つの壁が互いに依存し合うように内壁が実質的に外壁と隣接する二重壁金属パイプを形成することができる。
【００２４】
図面のうち図８は、二重壁金属パイプ４７の別の形態を示す。このパイプは、それぞれ半円領域４９および固定されるフランジ５１を有する一対の壁形成部材によって形成される内壁を備える。パイプ４７では、固定されるフランジ５１での余分なフランジは既に取り除かれている。
【００２５】
パイプの外壁は、半円領域５３と、上側および下側パイプ形成部材間で密閉されるように固定されるフランジ５５とをそれぞれが有する一対のパイプ形成部材によって形成される。
【００２６】
パイプ４７では、内壁および外壁は、固体充填材によってそれぞれの位置に維持されている。この充填材は、相当な程度の絶縁を必要とする材料を、パイプの中央の中空領域を通過させることができる絶縁材料であり得る。
【００２７】
図９は、全体として６１で示された金属パイプを示す。このパイプは、それぞれが各半円領域の両端にフランジ６７を有する一対の半円領域６３および６５を備える上側および下側パイプ形成部材によって形成される。２つのパイプ形成部材のフランジ６７は、密閉されるように互いに固定される。
【００２８】
図９において明らかに分かるように、半円領域６３は、パイプ形成部材のそれぞれのうちの半円領域６５よりもはるかに胴まわりが大きい。したがって、パイプ６１は基本的に、パイプ形成部材が密閉されるように互いに固定されると同時に形成される異なる直径の２つのパイプ部を備える。半円領域６３により形成される第１の大径パイプ部は、ある目的（たとえば流体を流すこと）のために使用することができ、半円領域６５により形成される第２の小径パイプは、全く異なる目的（たとえば配線管などとして）のために使用することができる。この特定のデザインは、水および配線が互いに並んで走行する場合の加熱（ｈｅａｔｉｎｇ：暖房）および配管の用途に特に有用である。
【００２９】
図９のパイプ形成では、その構造は、パイプ構造全体の外に対して余分なフランジ材を取り除くことによって完成される。しかしながら、２つのパイプ部間のフランジ領域は、図９に示すように手を加えないままである。
【００３０】
図面のうち図１０は、全体として７１で示された金属パイプを形成する際の本発明の別の特徴を例示する。このパイプは、フランジ７５で縁取りされた半円領域７３を有する上側パイプ形成部材によって形成される。しかしながら、下側パイプ形成部材は、全く異なる構造をしており、壁形成部材の残りの部分と平面をなす外側フランジ領域７９を有する平坦な金属壁７７を備える。これらの外側フランジ領域７９は、上壁形成部材のフランジ７５に密閉されるように固定される。
【００３１】
パイプ７１は、フランジ７５および７９間の重なり合ったフランジ領域のうちいくらかの部分を取り除くことによって完成することができ、あるいは、この場合ではパイプ構造は図１０に示すままにしておいてもよい。
【００３２】
図１０は明らかに、本発明により形成される金属パイプが多数の種々の形状をとることができることを示している。パイプ形成部材の少なくとも１つの凹部領域によって形成されたパイプの中空が円または半円形状以外の形状を有し得ることが図１０から理解されべきである。たとえば、パイプの中空領域は、三角形、矩形、またはその特定の使用に必要とされる任意の他の形状、および／または合わせられるべき開口の形状であることができる。
【００３３】
最近の配管パイプは、銅構造（ｃｏｐｐｅｒ ｃｏｎｓｔｒｕｃｔｉｏｎ）を使用している。しかしながら、液体の存在するところでは経時的に銅からある種の望ましくない元素が引き出されることが今や知られている。したがって、配管および他の分野での使用のために内部層を有する金属パイプを形成することが必要とされている。図面のうち図１１〜図１４は、これらの要件を満たした、本発明により形成された種々の金属パイプ構造を示す。
【００３４】
図１１は、図１に示すものと同様であり、一対の円形パイプを形成するために再度用いられる一対のパイプ形成部材８１を示す。これらのパイプ形成部材は、端フランジ８５を有する半円領域８３を備える。端フランジは、密閉されるように互いに固定されてから、余分なフランジ材が先に上述したように再び取り除かれる。
【００３５】
図１１と図１との構造の違いは、図１１では、パイプ形成部材がその内部表面に沿ってプラスチック層８７をさらに設けられているという点である。２つのパイプ形成部材が互いにそのフランジのところで固定された後、加熱要素８９は、２つのパイプ形成部材間の接合部に沿って作動されて、プラスチックを溶融し、２つの形成されたパイプの内部表面に沿って上側および下側パイプ形成部材間のいかなるプラスチックの間隙もなくす。
【００３６】
図１１は２つの内張りされた（ｌｉｎｅｄ）プラスチックのパイプの形成を具体的に示しているが、この同様の技術を使用して、あらゆる数の内張りされたプラスチックのパイプを同時に形成することができることを再びまた理解されたい。
【００３７】
図１２は、全体として９１で示された内張りされた金属パイプを製造する別の方法を示す。
【００３８】
より詳細には、パイプ本体は、フランジ９５で終端している半円領域９３を含む上側および下側金属パイプ形成部材によって形成され、このフランジ９５のところで２つのパイプ形成部材は互いに固定される。パイプの内側には、幾分収縮した状態でパイプに挿入される袋（ｂｌａｄｄｅｒ）状ライナー９７が設けられる。ここから、プラスチック袋９７を拡張させるための手段（たとえば空気圧など）を使用して、金属パイプの内壁上に向けて袋を膨らませる（ｂｌｏｗ ｏｕｔ）。袋には、袋をパイプの壁に固定するために外側に接着剤が設けられてもよく、または袋は、十分剛性を有して、パイプの内壁にその形状を押し付けて保持するように実際にパイプの内側に入ってから開いてもよい。
【００３９】
図１４は、本発明のさらなる特徴を示し、ここでは、パイプ９１は、内側のプラスチックライナー９７を有することに加えて、外側のプラスチックライニング９９も有する。
【００４０】
本発明のパイプ構造に使用する金属という用語は、多数の種々のタイプの金属材料を含み得ることを理解されたい。しかしながら、特に好適な金属構造は、アルミニウムおよび／または銅をシールドしたアルミニウムを含む。しかしながら、他の金属もまた、本発明のパイプ構造に使用することができることを理解されたい。
【００４１】
したがって、本発明の種々の好適な実施形態を詳細に記載してきたが、当業者には、本発明の精神または特許請求の範囲を逸脱することなく変形が行われてもよいことが理解されよう。
【図面の簡単な説明】
【図１】
本発明の好適な実施形態による複数の金属パイプを形成する際に、組み立てられる準備が整った金属パイプ形成構成部材の斜視図である。
【図２】
図１の構成部材を使用して形成された一対のパイプの端面図である。
【図３】
本発明のさらなる好適な実施形態にしたがって形成された金属パイプの端面図である。
【図４】
本発明のさらなる態様による金属パイプを形成する際に使用される一対のパイプ構成部材の斜視図である。
【図５】
図４の構成部材を用いたパイプの端面図である。
【図６】
本発明の種々の異なる好適な実施形態にしたがって形成された金属パイプの端面図である。
【図７】
本発明の種々の異なる好適な実施形態にしたがって形成された金属パイプの端面図である。
【図８】
本発明の種々の異なる好適な実施形態にしたがって形成された金属パイプの端面図である。
【図９】
本発明の種々の異なる好適な実施形態にしたがって形成された金属パイプの端面図である。
【図１０】
本発明の種々の異なる好適な実施形態にしたがって形成された金属パイプの端面図である。
【図１１】
本発明のさらに別の実施形態による異なる金属パイプをさらに形成するために使用される一対の構成部材の端面図である。
【図１２】
本発明のさらに別の実施形態による金属パイプの形成を示す端面図である。
【図１３】
図１２の完成したパイプの端面図である。
【図１４】
本発明の別の好適な実施形態による金属パイプの端面図である。[0001]
[Field of the Invention]
The present invention relates to a metal pipe and a method for manufacturing the same.
[0002]
[Background of the Invention]
Conventional methods of manufacturing metal pipes include rolling a single piece of metal material into a circular structure, and then securing the free ends of the rolled material in completing the pipe structure.
[0003]
The method of forming such pipes, as described, for example, in EP 0 581 208 B1, is a relatively costly and time-consuming process in which only one pipe can be manufactured at a time.
[0004]
[Summary of the Invention]
The present invention provides a novel method of forming metal pipes that allows multiple pipes to be lined together at once in a much shorter and more efficient manner than previously available.
[0005]
More specifically, a pipe manufactured according to the present invention is formed from a plurality of pipe sections, the pipe sections having opposing side flanges, when forming the pipe, the flanges of the pipe sections are mated, and then To seal the flanges of the pipes together.
[0006]
The novel concept of forming a pipe section with a joinable flange provides a number of advantages that will become apparent from the description below.
[0007]
The above and other advantages and features of the present invention will be described in more detail according to preferred embodiments of the present invention.
[0008]
[Detailed description of preferred embodiments of the invention]
FIG. 1 shows a pair of metal pipe forming members, generally indicated at 1, which form two metal pipes, generally indicated at 7, as seen in FIG. 2 of the drawings. Cooperate with each other.
[0009]
More specifically, each of the pipe forming members 1 includes a pair of semi-circular regions 3, which have flanges 5 between the semi-circular regions and on both sides thereof. In forming the two pipes, the pipe members are mated together at a flange, which is then sealed together in a sealingly manner. After this operation is completed, the majority of the fixed flange area is removed leaving only a small portion of the fixed flange area 5a on each side of each pipe, as shown at 5b in FIG.
[0010]
FIG. 1 shows that each pipe-forming member 1 has two semi-circular regions, which form one pipe with one semi-circular region with flanges on both sides. It should be understood that each pipe forming member can have three flanged semi-circular regions used to form more than three pipes.
[0011]
As can be seen from the above description, one of the main advantages of the present invention is that it cooperates with other similarly formed partial pipe sections by a simple stamping and cutting operation. In the ability to provide half-pipe sections, the half-pipe sections can then be rejoined in a very simple manner to produce essentially countless pipes at one time.
[0012]
The actual fixing and sealing of the pipe formation is done with an adhesive or by an ultrasonic welding operation or the like.
[0013]
FIG. 3 shows a metal pipe, generally indicated at 9, formed from a plurality of metal pipe forming members 11. Each of these pipe forming members is provided with a flange 13 at the opposite end. The flanges 13 of adjacent pipe forming members 11 are fixed to each other so as to hermetically close.
[0014]
As with the pipe shown in FIG. 2, most of the fixed flange area of the pipe of FIG. 9 is removed leaving the pipe almost identical outer surface.
[0015]
FIG. 3 illustrates the feature that a pipe can be formed from more than two pipe formers, in this example the pipe is formed by four pipe formers. However, it should be understood that any number of pipe formers having flanges secured to other pipe formers can be used to form the metal pipe of the present invention.
[0016]
FIGS. 4 and 5 illustrate that unlike the smooth walled pipes shown in FIGS. 1-3, the present invention can be used to form a profiled walled pipe 21. Is shown. The pipe is formed by a pair of pipe forming members 15 having a semicircular region 17 having outwardly extending flanges 19 at both ends of the semicircular region. Each of these semi-circular regions has a corrugated surface in the longitudinal direction of the pipe forming member to provide the pipe 21 with a single stepped wall structure.
[0017]
FIG. 5 shows the flanges 19 of the two pipe forming members immediately after the pipe has been formed. To complete this formation, the flange is again cut to be substantially identical to the outer surface of the pipe.
[0018]
FIG. 6 of the drawings shows a metal pipe indicated generally at 23. The pipe includes a semi-circular region 25 having opposing side flanges 27. This pipe is also formed by a lower pipe forming member having a semicircular region 29 complete with a flange 31 at the opposite end. However, as seen in FIG. 6, these flanges are substantially longer than any of the above and extend to vertical legs 33 complete with feet 35. Therefore, the pipe 23 is a pipe that holds itself by the novel structure of the flange of the lower pipe forming member.
[0019]
FIG. 7 illustrates the use of the present invention in forming a double-walled metal pipe, indicated generally at 37. In this pipe structure, the inner wall of the pipe is formed by a pair of pipe forming members each including a central semicircular region 39 having flanges 41 at both ends. The flanges 41 of the two pipe forming members are fixed to each other.
[0020]
On the outside of the inner wall of the pipe there is provided a metal outer wall formed by a pair of pipe forming members each having a semicircular region 43 terminating at a flange 45. In this example, the flanges 45 of the two outer pipe forming members are sealed with the flange 41 of the inner pipe forming member.
[0021]
As in the embodiment described above, the pipe 37 is completed by removing the extra flange on the outer wall of the pipe.
[0022]
In the pipes shown in FIG. 7, there is sufficient spacing between the inner and outer walls of the pipe so that each pipe wall is used as a separate product conveyor. That is, the central region of the pipe defined by the inner wall of the pipe can be used to transport certain materials, and the hollow region defined by the inner and outer walls of the pipe can be used to transport completely different materials.
[0023]
The same general structure as that shown in FIG. 7 is used, but by changing the ratio of the inner wall to the outer wall, the inner wall is substantially adjacent to the outer wall such that the two walls depend on each other for the purpose of reinforcing the wall To form a double walled metal pipe.
[0024]
FIG. 8 of the drawings shows another form of the double-walled metal pipe 47. The pipe has an inner wall formed by a pair of wall forming members each having a semicircular region 49 and a fixed flange 51. In the pipe 47, the extra flange at the fixed flange 51 has already been removed.
[0025]
The outer wall of the pipe is formed by a pair of pipe forming members each having a semi-circular region 53 and a flange 55 fixed to be sealed between the upper and lower pipe forming members.
[0026]
In the pipe 47, the inner wall and the outer wall are maintained at respective positions by a solid filler. The filler may be an insulating material that allows materials requiring a substantial degree of insulation to pass through the central hollow region of the pipe.
[0027]
FIG. 9 shows a metal pipe indicated generally at 61. The pipe is formed by upper and lower pipe forming members comprising a pair of semicircular regions 63 and 65, each having a flange 67 at each end of each semicircular region. The flanges 67 of the two pipe forming members are fixed to each other so as to be sealed.
[0028]
As can be clearly seen in FIG. 9, the semicircular region 63 is much larger around the waist than the semicircular region 65 of each of the pipe forming members. Accordingly, the pipe 61 basically comprises two pipe sections of different diameters which are formed at the same time as the pipe forming members are fixed together so as to be sealed. The first large-diameter pipe portion formed by the semicircular region 63 can be used for a certain purpose (for example, flowing a fluid), and the second small-diameter pipe formed by the semicircular region 65 is It can be used for entirely different purposes (for example as raceways). This particular design is particularly useful for heating and plumbing applications where water and wires run side by side.
[0029]
In the pipe formation of FIG. 9, the structure is completed by removing excess flange material outside the entire pipe structure. However, the flange area between the two pipe sections remains untouched, as shown in FIG.
[0030]
FIG. 10 of the drawings illustrates another feature of the present invention in forming a metal pipe indicated generally at 71. This pipe is formed by an upper pipe forming member having a semicircular region 73 bordered by a flange 75. However, the lower pipe forming member has a completely different construction and comprises a flat metal wall 77 having an outer flange region 79 that is planar with the rest of the wall forming member. These outer flange regions 79 are hermetically fixed to the flange 75 of the upper wall forming member.
[0031]
The pipe 71 can be completed by removing some of the overlapping flange areas between the flanges 75 and 79, or in this case the pipe structure may be left as shown in FIG.
[0032]
FIG. 10 clearly shows that the metal pipe formed according to the present invention can take many different shapes. It should be understood from FIG. 10 that the hollow of the pipe formed by the at least one recessed area of the pipe forming member may have a shape other than a circle or a semicircle. For example, the hollow region of the pipe can be triangular, rectangular, or any other shape required for its particular use, and / or the shape of the opening to be matched.
[0033]
Modern plumbing pipes use a copper construction. However, it is now known that certain undesirable elements are extracted from copper over time in the presence of liquid. Therefore, there is a need to form metal pipes having internal layers for use in plumbing and other fields. Figures 11-14 of the drawings show various metal pipe structures formed according to the present invention that meet these requirements.
[0034]
FIG. 11 shows a pair of pipe forming members 81 which are similar to those shown in FIG. 1 and are used again to form a pair of circular pipes. These pipe forming members comprise a semi-circular region 83 having an end flange 85. After the end flanges have been secured together in a sealed manner, the excess flange material is removed again as described above.
[0035]
The difference between the structure of FIG. 11 and FIG. 1 is that in FIG. 11, the pipe forming member is further provided with a plastic layer 87 along its inner surface. After the two pipe formers are secured to each other at their flanges, the heating element 89 is actuated along the joint between the two pipe formers to melt the plastic and to form the interior of the two formed pipes. Eliminate any plastic gaps between the upper and lower pipe forming members along the surface.
[0036]
Although FIG. 11 illustrates the formation of two lined plastic pipes, any similar number of lined plastic pipes can be formed simultaneously using this similar technique. Please understand again.
[0037]
FIG. 12 illustrates another method of manufacturing a lined metal pipe, indicated generally at 91.
[0038]
More specifically, the pipe body is formed by upper and lower metal pipe forming members including a semi-circular region 93 terminating at a flange 95 at which the two pipe forming members are fixed to each other. Inside the pipe is provided a bladder-like liner 97 which is inserted into the pipe in a somewhat contracted state. From here, the bag is blown out onto the inner wall of the metal pipe using a means for expanding the plastic bag 97 (eg, air pressure). The bag may be provided with an adhesive on the outside to secure the bag to the pipe wall, or the bag may be sufficiently rigid to actually hold its shape against the inner wall of the pipe. May be opened after entering the inside of the pipe.
[0039]
FIG. 14 illustrates a further feature of the present invention, wherein the pipe 91 has an outer plastic lining 99 in addition to having an inner plastic liner 97.
[0040]
It should be understood that the term metal as used in the pipe construction of the present invention can include many different types of metallic materials. However, particularly preferred metal structures include aluminum shielded aluminum and / or copper. However, it should be understood that other metals can also be used in the pipe construction of the present invention.
[0041]
Thus, while various preferred embodiments of the invention have been described in detail, those skilled in the art will recognize that modifications may be made without departing from the spirit of the invention or the scope of the claims. .
[Brief description of the drawings]
FIG.
FIG. 4 is a perspective view of a metal pipe forming component ready to be assembled when forming a plurality of metal pipes according to a preferred embodiment of the present invention.
FIG. 2
FIG. 2 is an end view of a pair of pipes formed using the components of FIG. 1.
FIG. 3
FIG. 4 is an end view of a metal pipe formed in accordance with a further preferred embodiment of the present invention.
FIG. 4
FIG. 6 is a perspective view of a pair of pipe components used in forming a metal pipe according to a further aspect of the present invention.
FIG. 5
FIG. 5 is an end view of a pipe using the constituent members of FIG. 4.
FIG. 6
FIG. 3 is an end view of a metal pipe formed in accordance with various different preferred embodiments of the present invention.
FIG. 7
FIG. 3 is an end view of a metal pipe formed in accordance with various different preferred embodiments of the present invention.
FIG. 8
FIG. 3 is an end view of a metal pipe formed in accordance with various different preferred embodiments of the present invention.
FIG. 9
FIG. 3 is an end view of a metal pipe formed in accordance with various different preferred embodiments of the present invention.
FIG. 10
FIG. 3 is an end view of a metal pipe formed in accordance with various different preferred embodiments of the present invention.
FIG. 11
FIG. 9 is an end view of a pair of components used to further form different metal pipes according to yet another embodiment of the present invention.
FIG.
FIG. 6 is an end view showing the formation of a metal pipe according to still another embodiment of the present invention.
FIG. 13
FIG. 13 is an end view of the completed pipe of FIG.
FIG. 14
FIG. 4 is an end view of a metal pipe according to another preferred embodiment of the present invention.
