JP2004500243A - ストランド厚さの変更方法及びその装置 - Google Patents

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ヘルムート・アイディンガー
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ヴォエスト・アルピーネ・インデュストリーアンラーゲンバウ・ゲーエムベーハー
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Abstract

本発明は、ストランド1の厚さを、連続鋳造中に、第1厚さDから第2厚さDへと変更する方法を提供する。使用する連続鋳造鋳型6は、対抗する両側面間に空隙部5と、ストランド1の幅を決定する第1側壁8,8’と、第1側壁8,8’に隣接しストランド1の厚さD,Dを決定する第2側壁10,10’と、第2側壁10,10’に連続する鋳造ストランド1を保持し異なる厚さD,Dに適応可能であるストランド案内13とを備えている。連続鋳造鋳型6への融体2の鋳込み作業は、中間端末20を形成するために短時間中断し、スリーブ21をストランド1の中間端末20に取付け、ストランド1の反対側を向くスリーブ21の端末24は第2厚さDに対応させ、第2側壁10,10’の少なくとも1つを第2厚さDに調節する。

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はストランド、特に鋼ストランドの厚さを、第1厚さから第2厚さに、連続鋳造中に変更する方法に関し、この方法は連続空隙部を備えた連続鋳造鋳型を使用するのであって、この連続鋳造鋳型には、対抗する両側面間に空隙部を設定し、これらの両側面の位置によってストランドの幅を決定する少なくとも2個の第1側壁と、第1側壁に隣接する第2側壁であって、これら側壁の位置によってストランドの厚さを決定する少なくとも2個の更なる第2側壁と、そして鋳造ストランドを第2側壁に連続して保持し、ストランドの異なる厚さに適応可能なストランド案内とが具備されている。本発明はまた、この方法を実施する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
特に、厚板圧延機及び広幅薄板加工機の両方に送給しなければならない鋼圧延機の作業員にとっては、更なる加工に向けて異なる厚さをもつストランドを供給可能として生産の最適化を実現するために、厚板または広幅薄板の製造に関する一つの必要条件がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
例えば鋼板生産用の厚板スラブの生産は、4週間毎に5日間の作業である。この方法によると新しい種類の鋳造厚さに対する連続鋳造プラントの段取り時間を最小化する必要がある。それには1つの欠点は、対応する鋼板に対する送給時間が長いことである。その上、実施に際しては鋼板圧延工場用として冷間スラブのみが利用可能であり、これは生産(あと押し炉滞留時間)上、エネルギー消費(再加熱を要する)の観点からは好ましくない。
【0004】
公知の多くの方法が、ストランドの、特に厚板断面を有するストランドの幅を特に鋳造方法を中断させずに変更させることに採用されている。それらは例えば、独国特許第29 03 245号公報、オーストリア国特許第374 128号公報、同374 127号公報、同374 710号公報などに開示されている。これらの方法の開発で肝要なことは、鋳造を停止せずに管理することであり、言い換えれば幅を変えるのに、第1幅をもつストランドを完全に連続鋳造プラントから取除くことを必要としないで、そこで連続鋳造鋳型を交換した後で、第2幅のストランドの鋳造を再度開始することである。しかし、ストランド幅変更のための公知の方法においては全て、鋳造作業を暫時停止するか、あるいは鋳込みスピードを極端に落とす必要がある。前者すなわち暫時停止の方法は、独国特許第29 03 245号公報に開示されているように、ワークが連続鋳造鋳型に挿入される遷移片と共に搬送され、そして第1幅から新規の幅に拡張する短尺のストランド遷移部分のみが形成される場合に必要であり、そして後者、すなわち鋳込みスピードを極端に減らす方法は、狭い側壁が鋳込み中に新規なストランド幅に対して緩やかに調節され、そして長いストランド遷移部分が得られる場合に必要である。
【0005】
本発明の目的は、連続鋳造が中断されることなく、ストランドの厚さが第1厚さから第2厚さに変えられる方法を提供することにある。従来の方法では、1つのそして同一の連続鋳造プラントに依って、既に鋳造したストランドの厚さと異なる厚さをもつストランドの鋳造をしようとすれば、鋳造を停止し、鋳造を終わったストランドを鋳型ならびに後続のストランド案内から完全に取除き、そして鋳型を交換するか、または狭い側面を交換することによってこの鋳型を改変し、そしてストランド案内を新規鋳造厚さに適合させ、最後に、冷却ストランドは順番にストランド案内または鋳型の中に導入されなければならない。このようにすることによってのみ鋳造作業を再度開始できる。これは複雑で、特にプラントの休止時間が長いために時間が掛かる。この方法は融体の入ったレードル(取鍋)を鋼工場から鋳造現場に送給するような場合には特に不利である。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の意図するところは、これらの不具合や困難性を回避することであって、その目的は、冒頭に述べたような形式の方法ならびにその方法を実施する装置を提供することであって、この方法は、途中の作業停止のない鋳造方法によりストランドの厚さの変更を可能にする。特に、前段で鋳造したストランド厚さから変更した新規厚さのストランドの連続鋳造が継続可能な方法なのであって、この方法では厚さの変更は鋳造作業の暫時停止のみによってなされるが、この停止はストランドの過剰冷却、特にストランドの完全凝固に要する時間よりも短時間であり、その結果、例えば過剰冷却により生ずるストランドの湾曲帯域のような、ストランドの案内に係る問題などを起こすことなく、第2厚さのストランドの連続鋳造の継続が可能となる。
【0007】
冒頭に説明したこの形式の方法により本発明の目的は次のように達成される。すなわち、
・融体の連続鋳造鋳型への鋳込み作業を暫時停止してストランドの中間端末を形成し、
・ストランドの中間端末には、スリーブの一端をストランドの中間端末に溶接することによりスリーブを取付け、
・ストランドの反対側を向くスリーブの端末は、ストランドの第2厚さに対応する寸法に開口し、そして
・第2側壁の少なくとも1つが、ストランドの第1厚さを減らすか増すか何れかに従って、スリーブ取付けの前または後に第2厚さに対して調節され、
・ストランドの反対側を向くスリーブの端末は、引き出されるストランドにより連続鋳造鋳型の空隙部の中の高さレベルに設定され、ここで
・連続鋳造鋳型の空隙部への融体の鋳込み作業を、鋳込み充填されたスリーブによって遂行し、そして
・ストランドの更なる引き抜き作業の開始後、特に第1厚さから第2厚さヘと変わるストランド遷移点の引き抜き作業の進行後に、ストランド案内を、ストランド案内の縦方向に沿って徐々にストランドの第2厚さへと適合させる。
【0008】
本発明の方法により、鋼板列及び広幅薄板列を、連続鋳造プラントの、生産性が縮小されていないことを保証しながら、対応する厚さ(正味形状に近い)のスラブと共に適時に供給することは可能である。このように、例えば、これまで過剰な鋳型の数により被っていた特別なコスト増加なしで、何種類かの異なる鋳造厚さが設定できる。もう一つの利点は、連続鋳造プラントの生産性を損なわずに鋳造厚さの変更が可能なことである。このように極めて柔軟性のある生産が、広幅薄板列だけでなく鋼板圧延工場においても達成される。
【0009】
スラブの連続鋳造プラントにおける鋳型の狭い側面の変更は、かなり大きいコスト節減となる。それは、このように狭い側面の設定をすると、コスト面から言えば、鋳型のコストの約5%の節減になるからである。鋳込み厚さの変更はディストリビュータの変更を実施しなければならない場合に特に有効である。
【0010】
ストランドの中間端末に対するスリーブの取付けを簡略化するには、好ましくは、スリーブがストランドの中間端末に取付けられる前に、引き出されるストランドの中間端末を連続鋳造鋳型下方の高さレベルまでもってくることである。
【0011】
便宜上、ストランドの厚さを増す場合、スリーブが取付けられる前に、第2側壁が先ず、ストランドの第2厚さよりも寸法が大きく、かつその後にのみスリーブに適用されるような距離に持ってこられる。
【0012】
その結果、鋳造の中断の後鋳込み作業は容易に再開され、スリーブと連続鋳造鋳型の側壁間の間隙は封止される。
【0013】
連続鋳造鋳型を第1厚さから第2厚さに迅速に変更するために、好都合には、第1側壁が、ストランドの第2厚さに従って設計された第1側壁に交換される。
【0014】
しかし、調節自在な幅をもつ第1側壁を提供することは可能であり、例えば相互に交換可能な構造部品をもった側壁を提供することは可能であって、この相互交換により第1厚さから第2厚さへの連続鋳造鋳型の調節が同様に短時間で実施可能となる。
【0015】
新規な厚さを持つストランドを注意深く案内するには、好都合には、ストランド案内は、第2厚さに適用中に、第1厚さから第2厚さに楔形のやり方で徐々に変化し、そしてこの楔形の遷移領域は、ストランドの引出しと同期化してストランド案内の長さ全体にわたる。
【0016】
もしもストランド案内がストランド厚さを調節自在な部分で出来ているとすれば、第2厚さのストランドの鋳造時には、ストランド案内は便宜上段階的に、すなわちストランドの更なる引出し中に断面において徐々にストランドの第2厚さに適用される。
【0017】
第2側壁の一側壁だけがストランドの第2厚さの寸法に調節され、他方の側壁は厚さ変更中に固定位置に留まっていると有利である。
【0018】
ストランド案内を第1厚さから第2厚さに満足するように変更するには、好都合には、ストランドの中間端末の引出しスピード及び/または瞬間的位置が検出され、そしてストランド案内の調節が、ストランド中間端末の引出しスピード及び/または位置の関数として、制御すなわち規制装置を介して実施される。
【0019】
この方法を実行する装置、すなわち調節自在な側壁を有する連続鋳造鋳型と、ストランド案内を備えた装置であって、このストランド案内は連続鋳造鋳型の下流側に配置され、厚さ方向の両側にストランドを保持し、しかも異なるストランド厚さに対応できる構成をもつ。このような構成の装置が特徴とするところは、異なるストランド厚さに調節自在な側壁と、そしてスリーブであって、スリーブの一方の端末はストランドの断面形状をもち、その厚さは連続鋳造鋳型に先行設定した厚さとは異なる設計となっている。
【0020】
好適な実施形態によれば、特にストランド厚さを増すには、スリーブは、その一端において第1厚さをもつ第1ストランド断面形状に対応し、そしてその他端においては第1厚さと異なる第2厚さをもつ第2ストランド断面形状に対応し、その一方で便宜上、ストランド厚さの増大の場合に、ストランドの中間端末に取付けられるスリーブの端末の断面寸法は、ストランド断面よりも、若干小さく、好ましくは中間端末におけるストランド殻体の厚さの平均寸法だけ小さくなっており、また、更に好ましくは、ストランドの中間端末に取付け可能なスリーブの端末は、端末に向けて楔形をなすように外側にテーパーが付けてある。
【0021】
ストランド案内の交換を自動化するため、本発明に係る装置は、ストランド中間端末の引出しスピードまたは瞬間的位置の検出手段と、この装置に接合された制御すなわち規制ユニットと、ストランド案内を調節する作動手段により特徴付けられており、この作動手段はこの制御すなわち規制ユニットによって作動及び非作動の状態にできる。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を実施形態に関する図面に基づき詳しく説明するが、図1〜4は連続鋳造プラントにおいて、ストランド厚さを第1厚さDから第2厚さDへと変更する各段階を示す側面図である。図5と6は、それぞれ図2の詳細を示し、図7〜14は本発明の方法またはこの方法の装置の変形である。
【0023】
図のそれぞれは、スラブ断面をもつ鋼ストランド1を鋳造する連続鋳造プラントを表す。鋼融体2は鋳込み取鍋3からタンデッシュ4に注入され、このタンデッシ4から融体2は連続鋳造鋳型6の空隙部5に通じている鋳込みパイプ7を経て連続鋳造鋳型6の中に流入する。連続鋳造鋳型6は鋼板鋳型として好ましい設計であり、そしてストランド1の狭い側壁を形成する2個の第1側壁8と、そしてストランド1の側壁9を形成する2個の第2側壁10,10’をもっており、これら第1と第2の両方の側壁8,10,10’は、ストランドの異なる断面への適応のため、及びストランドの断面に適合する異なる円錐形の設定のために、作動装置11によって調節自在となっている。
【0024】
連続鋳造鋳型6は、当然のことながら、内部冷却部及び振動装置を備えているが、より明白にする目的で、これらの詳細については説明していない。
【0025】
好ましくは、第1側壁8は例えば迅速交換装置により交換可能であり、そのため厚さの異なるストランドの鋳造に連続鋳造鋳型6が使用できる。交換される第1側壁8の代わりに、これらはやはり調節可能であり、その調節には例えば相互に置換可能な部品が用いられ、その結果ストランド1の異なる厚さD,Dへの適応がやはり可能となる。もう1つの可能性は第2側壁10,10’を第1側壁8間に締めつけ、その結果、第2側壁10,10’は相互間で遊離または接近することができて、第1側壁8と共に常に閉塞空隙部を形成する。
【0026】
連続鋳造鋳型6の下方にはストランド案内13が設けてあり、この案内13は支持ローラー12により構成され、これら支持ローラーは相互に対抗して位置し、支持エレメント16,17及び18の中に装着され、そして四分円周囲の円弧の上に伸びて水平になり、ストランド1を支持するように作用するのであって、ストランド1は当初は薄いストランド殻体14と液状芯部15をもっており、適宜、水平に伸びている。連続鋳造鋳型6の直下にあるストランド案内13の第1支持エレメントは直線状案内16として設計されている。この第1支持エレメントには次の支持エレメントとして湾曲帯域17が続き、この湾曲帯域においては、当初、直線形に連続鋳造鋳型6から出て来るストランド1が湾曲して円弧状になる。湾曲帯域17には円弧状のストランド案内部分が続き、この円弧は他の背後に配列された複数の支持区分18により構成されており、しかもこの円弧には図示してないが、直線帯域が続き、そして湾曲連続鋳造プラント内に一般に装備される水平ストランド案内がある。
【0027】
ストランド案内13は鋳造ストランドの異なる厚さに対して、作動装置19により完全に適応可能であり、好ましくは、相互に対抗して存在し、そしてストランド案内13を形成する2本のローラーコンベヤの一方の側は、明らかに便宜上ローラーコンベヤの外側または下方にあって、固定側として設計されており、この固定側のローラーコンベヤに対しては対抗する内側または上方のローラーコンベヤが設定可能である。
【0028】
直線案内16に設けてある作動装置19によって、湾曲帯域17と、そして個々の区分18と直線化帯域などにおいて、直線案内16と湾曲帯域17に配列されたローラーコンベヤ部分とが、個々の区分18において動かされ、好ましくは区分18’に対して図4に示すように楔形ストランド案内片を形成し、次に、この楔位置から外側ローラーコンベヤに大体集まる位置に入り、そして再び戻る。
【0029】
ストランド1の第1厚さDをストランド1のより大きな第2厚さDに変更する本発明の方法は、図1〜4を参照して説明してある。
【0030】
先ず鋳込みが中断され、タンデッシュ4が側方にピボット作動し、その結果連続鋳造鋳型6が上方から容易に近寄せられる。次に、第2側壁10,10’は相互に動かして特に距離Dだけ離され、この距離Dは鋳込むストランド1の第2厚さDよりも寸法が大きい。この場合、同様に、2個の側壁10,10’の内、1個の側壁10’だけが調節され;ストランド案内13の固定側壁と一線化された第2側壁10はその位置を保つ。
【0031】
次に、ストランド1は、この上に形成された中間端末20と共に連続鋳造鋳型6の下方にもってこられ、ここでスリーブ21がこの中間端末20に取付けられる(図2と5参照)。このスリーブ21は、中間端末20に取付けられたその下方端末22において、第1厚さDをもつストランド断面よりも若干小さい断面をもち、その結果スリーブ21の壁は、ストランド1の未だ液状の芯部15の中に貫入するが、ストランド1の既に凝固した側壁すなわちストランド殻体14に担持される状態になる。ストランド殻体14にここで接触させるには、スリーブ21の下方端末領域23は楔形の斜面形状に設計される。ストランド1の中間端末20に対するスリーブ21の下方端末領域23の溶接がなされる。
【0032】
スリーブ21の上方端末24は断面は、第2厚さDをもっており、ストランド1はこの厚さで連続鋳造される。スリーブ21の下方端末22とスリーブ21の上方端末24間において、スリーブ21の一方の側面、すなわち明らかに連続鋳造鋳型6の調節自在な第2側壁10’と共に作動する側面は、下方スリーブ部分と上方スリーブ部分間にある斜め遷移面25を突出させる設計になっている。
【0033】
スリーブ21はシール26、好ましくは異なる垂直位置に設けた2個のシール26に包囲され、調節自在な側壁10’が対抗する第2側壁10に相対的に作動する時、これらシールは、作動を開始してスリーブ21の壁を、図6に示すように連続鋳造鋳型6として、第1及び第2側壁8,10,10’を封止状態に担持するようになる。
【0034】
調節自在な第2側壁10’が第2厚さDにまで作動される前に、第1厚さDをもつストランド1の鋳込み中に、連続鋳造鋳型中にあった第1側壁8は、特に第2厚さDに従って設計される第1側壁8’と交換され(図5に一点鎖線で示した)、その結果、次に、これらの第1側壁8’は第2側壁10,10’間に締め付けられる。しかし、上述したように、第1側壁8’間に第2側壁10,10’を交番的に締めつけること、あるいは、例えば側壁8のそれぞれの2個の楔形側壁部分の変位によって、第1側壁8を新しい厚さの寸法に調節することも考えられる。
【0035】
第2側壁10,10’が第2厚さDに設定されると連続鋳造が着実に進められ、先ずスリーブ21が融体2(図3)で完全に満たされる。同時に、しかも前もって、鋳造金属、すなわちこの場合は鋼により好ましく形成されるスリーブ21の壁の融解を防止するため、スリーブ21はその外側で、冷却剤に曝される。好ましくは冷却水が激しく噴射される。
【0036】
次いでストランド1の更なる引出しが開始され、そして図4に示すように、第2厚さDに対応する反対側の固定ローラーコンベヤから一定の距離に到る調節自在なローラーコンベヤの運動の結果として、ストランド案内13は図示の実施形態により、それぞれ第1厚さDから第2厚さDまでのストランド遷移片の進行に従って漸次第2厚さDに調節される。この操作は特に区分において段階的に行われ、それぞれの場合において、第1厚さDから第2厚さDへの遷移中に、区分18’の図4に示す楔の位置に区分18のローラー12が持ってこられる。
【0037】
図7,8に示す実施形態により、ストランド案内13の2本のローラーコンベヤは、ストランドの中心線27に対称的に新規厚さDに調節され、そして、ここで、連続鋳造鋳型6の2つの第2の側壁10,10’は、同様に、連続鋳造鋳型6の中心線に対称的に新規厚さDに設定される。
【0038】
ストランド案内13の個々の部品16,17及び18を第1厚さDから第2厚さDに変えるには、上述したように、規制すなわち制御装置28によって作動または非作動の両方の状態にできる作動装置19が設けてある。規制すなわち制御装置28は1つの装置に接合され、図1による引出しスピードを検出し、この装置はストランドをこの装置の広い側面9の両方に取り上げる駆動ローラー29をもっており、その結果ストランド遷移片の位置の関数として個々の部品16,17を第1厚さDから第2厚さDに変えることが可能となっている。そのためストランド1は、未だ第1厚さDが存在する部分の上に、実際にはその部分の全長に及んでストランド案内13により、そして第1厚さDから第2厚さDに到るストランド遷移片においてのみ直接に支持され、すなわち僅かな短い距離に及んでのみこのストランド1はローラー12と直接接触をしない。
【0039】
しかし規制すなわち制御ユニット28を、ストランド遷移片の瞬間的位置検出装置に接合することはやはり可能であって、この場合、例えば、この位置は明らかにストランド引出しスピードを介した計算なしに特異的に検出されるのであり、ストランド案内13に沿うその配置においてスリーブ21は正確に位置決めされる。
【0040】
鋳型の設計は熟慮すべきであって、それは本発明の方法の実施にとって肝要だからである。これまで用いられた鋳型設計において、スラブ連続鋳造鋳型の広幅側面は幅の狭い側面に対して元応力カップばねにより締めつけられ、圧力媒体シリンダーを用いて締めつけ解除ができる。しかし、これにより広幅側面を極めて短い調節距離にわたってのみ動かすことが可能で、幅の狭い側面を傷を付けないで交換するために必要な精密な調節作動が自由になされる。この従来技術は、オーストリア国366 607号公報、同343 304号公報、同344 929号公報に開示されている。独国特許第36 40 096号公報によれば、スラブ鋳型の広幅側面は、広狭両側面間に異なる間隙を設定するために圧力媒体シリンダーにより、極めて少量で調節が可能であるが、しかし常に同一幅をもつ幅の狭い側面の締めつけは、広幅側面によって調節され、ばねアセンブリを用いて同様に実施される。
【0041】
これらの公知の鋳型は、鋳造厚さの変更の場合、常に鋳型全体が取除かれ、別の鋳造厚さに対して設計された別の鋳型により置換されなければならないという欠点を伴う。鋳型の別の鋳造厚さに対して狭い側面に交換することは可能だったが、このような場合には複雑な変換作業が必要となるので、ともかくこの交換はこれまで補修工場のみに限って実施されていいる。
【0042】
本発明に係る新規鋳型の設計では、広幅側面10,10’間に、すなわち本発明では、決定した鋳造厚さ範囲31に対して油圧方式により調節自在である第2側壁10,10’間に、幅の狭い側面8,8’を締めつける油圧締めつけ装置30が設けてある。これが複雑な作業を伴わないで幅の狭い側面8,8’を取除く作業、例えば段取り仕事のような、作業場だけで実施できる仕事や別の鋳造厚さに対する第1側壁8,8’である狭い幅の側壁によって交換する仕事などが可能となる。
【0043】
本発明の鋳型を示す図9の線図において、鋳型の垂直縦方向軸線32に平行な部分は油圧シリンダー30を介して、スラブ鋳型の広幅側壁10,10’、すなわち第2側壁10,10’を調節する作用をする。図10は第2側壁10,10’の側面図であり、第2側壁10,10’上の油圧シリンダー30の配列が見られる。
【0044】
図11に線図で示したように、2個のL字形壁構造体33により連続鋳造鋳型を形成することがやはり可能であり、そして、L字形壁領域の長い方の側面部分がストランドの広い側面を規定し、そして、ストランドの厚さはこれら2個の長い方の壁部分間の距離によって形成される。2個のL字形壁構造体33の調節は同様に油圧によりなされる。
【0045】
図12に本発明の方法を実施する連続鋳造鋳型の別の形態を示すが、この図では、第2側壁10’は平坦設計だが、対抗する第2側壁10はU字形である。第1側壁8,8’は2個の第2側壁10,10’間に締めつけられる。もっと大きいストランド厚さと、もっと大きいストランド幅に取り替えるために、第2側壁10,10’は動かして離され、この作業は同様に油圧方式でなされるのであり、この場合、第1側壁8,8’は、図12に破線の線図に示す水平突起状のU字形をなす第2側壁10の相互に平行な脚の上に置かれる。第1側壁8,8’の第2側壁10,10’間への締めつけは続いて実施され、連続鋳造が実施される。
【0046】
第1厚さDから、第1厚さDより薄い第2厚さDへのストランド1の厚さの変更は、図13,14に図解してある。この場合、スリーブ21のもつ下方端末領域はストランド1の第1の厚い方の厚さDに対応しており、そして前記スリーブの上方端末領域は第2の薄い方の厚さDに従って設計してある。スリーブ21がストランド1の上に置かれると、中間端末20が既にその上に形成されているストランドは連続鋳造鋳型6から引張り出され、薄い方の第2の厚さDをもつスリーブ21の上方端末領域のみが連続鋳造鋳型6の空隙部5の中に横たわるようになるまで引張られる。その後、第1側壁8,8’、すなわち狭い側壁はもっと狭い側壁と交換可能となり、そしてもっと狭い側壁の締めつけ後に鋳込みが続けられる。部品13,16,17で構成されるストランド案内を伴うストランド案内ローラー12は、ストランド1の連続的引張り出し作業により、新規なストランド厚さDに適合される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施形態の連続鋳造プラントにおいてストランドを第1厚さDから第2厚さDに変更する一段階を示す側面図である。
【図2】本発明に係る一実施形態の連続鋳造プラントにおいてストランドを第1厚さDから第2厚さDに変更する一段階を示す側面図である。
【図3】本発明に係る一実施形態の連続鋳造プラントにおいてストランドを第1厚さDから第2厚さDに変更する一段階を示す側面図である。
【図4】本発明に係る一実施形態の連続鋳造プラントにおいてストランドを第1厚さDから第2厚さDに変更する一段階を示す側面図である。
【図5】図2の一部を拡大した詳細側面図である。
【図6】図2の一部を拡大した詳細側面図である。
【図7】ストランドの厚さを変更する他の実施形態を示す側面図である。
【図8】ストランドの厚さを変更する他の実施形態を示す側面図である。
【図9】本発明の一実施形態における鋳型を示す側面図である。
【図10】連続鋳造鋳型の第2側壁と油圧シリンダーとを示す図である。
【図11】連続鋳造鋳型を構成する2個のL字形壁構造体を示す側面図である。
【図12】連続鋳造鋳型を構成する第2側壁の他の実施形態を示す側面図である。
【図13】第1厚さDから、第1厚さDより薄い第2厚さDへとストランドの厚さを変更する実施形態を示す側面図である。
【図14】第1厚さDから、第1厚さDより薄い第2厚さDへとストランドの厚さを変更する実施形態を示す側面図である。
【符号の説明】
1 ストランド
2 融体
5 連続空隙部
6 連続鋳造鋳型
8,8’ 第1側壁
10,10’ 第2側壁
12 支持ローラー
13 ストランド案内
14 ストランド殻体
16,17,18 支持エレメント
19 作動手段
20 中間端末
21 スリーブ
22 スリーブの一端
24 スリーブの端末
28 規制装置(規制ユニット)
30 油圧シリンダー
第1厚さ
第2厚さ

Claims (21)

  1. ストランド(1)、特に鋼ストランドの厚さ(D)を連続鋳造中に第1厚さ(D)から第2厚さ(D)へと変更する方法において、使用する連続空隙部(5)をもつ連続鋳造鋳型(6)には、対抗する両側面間に空隙部(5)を設定し、ストランド(1)の幅をその両側面の位置により決定する少なくとも2個の第1側壁(8,8’)と、第1側壁(8,8’)に隣接し、ストランド(1)の厚さ(D,D)をその両側面の位置により決定する少なくとも2個の更なる第2側壁(10,10’)と、そして第2側壁(10,10’)に連続する鋳造ストランド(1)を保持し、ストランド(1)の異なる厚さ(D,D)に適応可能であるストランド案内(13)とが具備された、この構成において、
    融体(2)の連続鋳造鋳型(6)への鋳込み作業を暫時停止してストランド(1)の中間端末(20)を形成し、
    ストランド(1)の中間端末(20)には、スリーブ(22)の一端(22)をストランド(1)の中間端末(20)溶接することによりスリーブ(22)を取付け、
    ストランド(1)の反対側を向くスリーブ(21)の端末(24)は、ストランド(1)の第2厚さ(D)に対応する寸法に開口し、そして
    第2側壁(10,10’)の少なくとも1つが、ストランド(1)の第1厚さ(D)を減らすか増すか何れかに従って、スリーブ(21)取付けの前または後に第2厚さ(D)に対して調節され、
    ストランド(1)の反対側を向くスリーブ(21)の端末(24)を、引き出されるストランド(1)により連続鋳造鋳型(6)の空隙部(5)の中の高さレベルに設定し、ここで
    連続鋳造鋳型(6)の空隙部(5)への融体(2)の鋳込み作業を、鋳込み充填されたスリーブ(21)によって遂行し、そして
    ストランド(1)の更なる引き抜き作業の開始後、特に第1厚さ(D)から第2厚さ(D)ヘと変わるストランド(1)遷移点の引き抜き作業の実施後に、ストランド案内(13)を、ストランド案内(13)の縦方向に沿って徐々にストランド(1)の第2厚さ(D)へと適合させることを特徴とするストランド厚さの変更方法。
  2. スリーブ(21)がストランド(1)の中間端末(20)に取付けられる前に、ストランド(1)の中間端末(20)がもってこられる高さレベルは、引き出されるストランド(1)によって連続鋳造鋳型(6)の下方のレベルに置かれていることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. スリーブ(21)が取付けられる前に、第2側壁(10,10’)が先ずもってこられる距離(D)はストランド(1)の第2厚さ(D)よりも大きく、その後にのみスリーブ(21)に適用されることを特徴とする請求項1または2に記載の方法。
  4. 連続鋳造鋳型(6)のスリーブ(21)と側壁(8’,10,10’)間の間隙は封止されている構成であることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の方法。
  5. 第1側壁(8)は、ストランド(1)の第2厚さ(D)に従って設計される第1側壁(8’)に対して交換される構成であることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の方法。
  6. 第1側壁は、調節自在な幅をもち、ストランド(1)の第2厚さ(D)に従って調節される構成であることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の方法。
  7. 第2厚さ(D)への適用中に、ストランド案内(13)は第1厚さ(D)から第2厚さ(D)に楔形に徐々に変化し、この楔形の遷移領域は、ストランド(1)の引出しと同期化してストランド案内(13)の長さ全体に及んで走行する構成をもつことを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の方法。
  8. 第2厚さ(D)をもつストランド(1)が鋳造される時にストランド(1)を引出し、ストランド案内(13)は断面において段階的にストランド(1)の第2厚さ(D)に適合する構成をもつことを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の方法。
  9. 2個の第2側壁(10,10’)の1個の側壁(10’)だけがストランド(1)の第2厚さ(D)の寸法に調節され、そして2個の第2側壁(10,10’)の1個が厚さ(D)の変更中に固定位置に留まる構成であることを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載の方法。
  10. ストランド案内(13)は、支持エレメント(16,17,18)により形成され、これらの支持エレメントは1個が他の背後に配列され、そしてそれぞれの場合に、互いに他の反対側に配置され、また互いに他に対して調節可能であり、その一方で、ストランド(1)の第2厚さ(D)を設定するために、それぞれの場合の一方の側面の支持ローラー(12)だけが第2厚さ(D)に適合させる目的で調節される、このような構成をもつことを特徴とする請求項9に記載の方法。
  11. ストランド(1)の中間端末(20)の引出しスピードまたは瞬間位置が検出され、そしてストランド案内(13)の調節は、ストランド(1)の中間端末(20)の引出しスピードまたは位置の関数として、制御または規制装置(28)を介して、また適当ならばコンピューターを介して行われる、このような構成であることを特徴とする請求項1から10のいずれか1項に記載の方法。
  12. 請求項1から11のいずれか1項に記載の方法を実施する短の装置であって、調節自在な側壁(8,8’,10,10’)を有する連続鋳造鋳型(6)と、連続鋳造鋳型(6)の下流側に配置され、厚さ方向において対抗側面(9)上にストランド(1)を支持し、そしてストランド(1)の異なる厚さ(D,D)に適合可能なストランド案内(13)と、を備えた装置において、
    側壁(10,10’)は異なる厚さ(D,D)に適合可能とされ、スリーブ(21)の一端(24)がストランド断面形状を形成し、このストランド断面形状の厚さ(D)は、連続鋳造鋳型(6)に以前に設定された厚さ(D)とは異なるように設定されていることを特徴とする装置。
  13. スリーブ(21)がその一方の端末(22)で、第1厚さ(D)をもつ第1ストランド断面形状に対応し、そしてその他方の端末(24)で、第1厚さ(D)とは異なる第2厚さ(D)をもつ第2ストランド断面形状に対応して成ることを特徴とする請求項12に記載の装置。
  14. ストランド(1)の厚さ(D)が増大する場合は、ストランド(1)の中間端末(20)に取付けられるスリーブ(21)の端末(22)の断面寸法は、ストランド断面よりも若干、好ましくは中間端末(20)におけるストランド殻体(16)の厚さの平均値だけ小さい構成であることを特徴とする請求項12または13に記載の装置。
  15. ストランド(1)の中間端末(20)に取付けられるスリーブ(21)の端末(22)は楔形をなすように端末に向けて外側にテーパーが付いた設計であることを特徴とする請求項14に記載の装置。
  16. ストランド(1)の中間端末(20)の瞬間的位置の引き出しスピードを検出する手段、ストランド(1)の中間端末(20)に接合された制御すなわち規制ユニット(28)及びストランド案内(13)を調節し、制御すなわち規制ユニット(28)によって作動状態及び非作動状態とすることができる作動手段(19)により特徴付けられて成ることを特徴とする請求項12から15のいずれか1項に記載の装置。
  17. 請求項1から11のいずれか1項に記載の方法を実施するための連続鋳造鋳型であって、該連続鋳造鋳型は、相対する両側に空隙部の境界を決め、またその配置によってストランド(1)の幅を定める少なくとも2個の側壁(8,8’)と、そして第1側壁(8,8’)に隣接し、その配置によってストランド(1)の厚さ(D,D)を決め、そして異なる厚さ(D,D)に設定できる少なくとも2個の別の第2側壁(10,10’)とを有することを特徴とする連続鋳造鋳型。
  18. 第2側壁(10,10’)は、油圧シリンダー(30)により相互に他に対して調節自在であることを特徴とする請求項17に記載の連続鋳造鋳型。
  19. 第2側壁(10,10’)は、油圧シリンダー(30)を用い、第2側壁間に挿入された第1側壁(8,8’)を同時に締めつけた状態として、相互に他に対して引張ることができる構成をもつことを特徴とする請求項18に記載の連続鋳造鋳型。
  20. 油圧シリンダー(30)は、一方で、第2側壁の一つ(10’)に保持され、他方で、第2側壁(10,10’)の反対側の側壁(10)にあるシリンダーのピストンロッドにより保持される構成であることを特徴とする請求項19に記載の連続鋳造鋳型。
  21. 第2側壁(10,10’)は長方形の設計であり、油圧シリンダーは各隅部に設けられた構成であることを特徴とする請求項20に記載の連続鋳造鋳型。
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