JP2004361040A - 冷凍冷蔵庫 - Google Patents
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Abstract
【課題】棚板を2つに折り畳んで格納した際に、庫内奥まで有効スペースが確保できるようにする。
【解決手段】少なくとも棚板29の1つを前半棚29aと後半棚29bに分割し、分割した棚板29を上下二段の状態で上位側の棚板29の下に格納状態で支持し、庫内奥まで広い有効スペースを確保する。
【選択図】 図2
【解決手段】少なくとも棚板29の1つを前半棚29aと後半棚29bに分割し、分割した棚板29を上下二段の状態で上位側の棚板29の下に格納状態で支持し、庫内奥まで広い有効スペースを確保する。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、庫内に複数の棚板を備えた冷凍冷蔵庫に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に冷蔵室の庫内には棚板が設けられ、棚板は食料品等を載せる食品棚として使用されている。
【0003】
棚板は、多数の食料品が載せられるよう所定の間隔で複数配置され、棚板と棚板の間は、通常の食料品等が載せられるスペースを有している。このために、例えば、西瓜等のように径の大きいものを冷やす際には、例えば、棚板の1つを2つに折畳み庫内奥へ格納することで、広い庫内スペースが確保されるようになっている(特許文献1参照)。
【0004】
【特許文献1】
特許第3342263号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
広い庫内スペースを確保するには前記したように棚板の1つを2つに折畳み庫内奥へ格納するものであるが、その際、棚板は後壁面に沿って立てかけられた斜めの状態となる。斜めに立った棚板の下側は、垂直状態から前方へ突出する姿勢となるため、それがデットスペースとなって庫内奥側のスペースを有効利用できない不具合があった。
【0006】
そこで、この発明は庫内奥まで有効利用が図れる広い庫内スペースが得られるようにした冷凍冷蔵庫を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、この発明の第1にあっては、庫内に複数配置されその内の少なくとも1つが前半棚と後半棚とに分割された棚板を有し、前記分割された棚板は、前半棚と後半棚が上下二段の状態で上位側の棚板の下に上昇移動した格納状態で支持されることを特徴とする。
【0008】
これにより、前半棚と後半棚を上下二段の状態で上昇移動させた格納状態にできるため、棚板の1つを取外した状態で使用する使用状態と同じになる。この時、上下二段となった棚板分、上下方向の制約を受けるようになるが、庫内奥まで使用可能な有効スペースが確保されるようになる。
【0009】
また、この発明の第2にあっては、庫内に複数配置されその内の少なくとも1つが前半棚と後半棚とに分割された棚板と、分割された棚板の前半棚が後半棚へ向けスライド移動し上下二段の状態で支持される棚板支持部と、上下二段の前半棚と後半棚が、上位側の棚板の下に上昇移動した格納状態で支持される棚板格納支持部とを備えていることを特徴とする。
【0010】
これにより、棚板支持部によって前半棚と後半棚とを上下二段の状態とすることで、その棚板の前半側に上下方向にゆとりのある広い庫内スペースが確保される。
【0011】
一方、棚板格納支持部によって前半棚と後半棚を上昇移動させた格納状態に支持させることで、上下二段となった棚板分、上下方向の制約を受けるようになるが、庫内奥まで使用可能な有効スペースが確保されるようになる。
【0012】
この実施形態の場合、棚板支持部と棚板格納支持部を、庫内の側壁に一体に設けられた連続する棚板ガイド溝とすることが望ましい。
【0013】
これにより、現状のガイド溝を発展させた形状とすればよいため、棚板ガイド溝の成形が容易となる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、図1乃至図9の図面を参照しながらこの発明の実施の形態について具体的に説明する。
【0015】
図2は、この発明にかかる冷凍冷蔵庫1の概要断面図を示しており、内部は上方から冷蔵室3、野菜室5、第1、第2の冷凍室7、9となっている。冷蔵室3の前方は内側にドアポケット11を有する回動式の扉13、野菜室5および第1、第2の冷凍室7、9の前方は引出式の扉15となっていて、各扉13、15を開けることで食品等の出し入れが可能となっている。
【0016】
第1、第2の冷凍室7、9は、野菜室5との間に設けられた仕切壁17によって独立した庫内となっている。その庫内には冷凍室用蒸発器19からの冷気がファン21によって送り込まれ、再び冷凍室用蒸発器19を通る循環を繰返すことで庫内冷却が行なわれるようになっている。
【0017】
冷蔵室3と野菜室5の各庫内には、冷蔵室用蒸発器23からの冷気がファン25によって送り込まれ、再び冷蔵室用蒸発器23を通る循環を繰返すことで前記第1、第2の冷凍室7、9とは温度帯の異なる庫内冷却が行なわれるようになっている。
【0018】
なお、冷凍室用蒸発器19と冷蔵室用蒸発器23は、圧縮機27と図示していない凝縮器及び絞り装置とによって冷凍サイクルが構成され、各蒸発器19、23を空気が通過する時に、熱交換が行なわれるようになっている。
【0019】
一方、冷蔵室3の庫内には複数の棚板29が配置され、最下位の棚板29の下方はチルド室31となっている。
【0020】
棚板29は食料品を載せる食品棚として使用されるもので、所定の間隔で配置され、最下位から2番目の棚板29を除き、各棚板29は図3に示すように棚板支持部33によってスライド自在に支持されている。
【0021】
棚板支持部33は前後(図2左右)方向に連続するガイド溝35に成形され、前方へ引き出すことで各棚板29の取外しが可能となっている。
【0022】
最下位から2番目の棚板29は、前半棚29aと後半棚29bの2つに分割された構造となっていて、図4、図5に示すように棚板支持部37、39の外に棚板格納支持部41とによって支持されるようになっている。
【0023】
棚板支持部37、39と棚板格納支持部41は、庫内の側壁43に一体に連続し合う棚板ガイド溝44に作られている。これにより、大きく変更することなく庫内となる内箱を成形する時に一緒の成形が可能となっている。
【0024】
棚板支持部37、39は、前半棚29aと後半棚29bとを前後に連続し合う一枚の食品棚として使用する状態と、庫内奥側に上下二段の状態として使用できるよう支持可能となっている。
【0025】
具体的には、図4に示すように棚板支持部37、39は、第1ガイド溝45、第2ガイド溝47、第3ガイド溝49とから成り、第1、第2、第3ガイド溝45、47、49の内、第1、第2ガイド溝45、47は前後に連続するよう配置されている。したがって、第1ガイド溝45に前半棚29aの両端に設けられた前後の係合部51が、第2ガイド溝47に後半棚29bの両端に設けられた前後の係合部53がそれぞれ位置することで、図5に示すように一枚の連続する食品板として使用可能となっている。
【0026】
第3ガイド溝49は第2ガイド溝47の上方に配置され、図6に示すように前半棚29aが後半棚29bへ向けスライド移動し、その係合部51が前記第3ガイド溝49内に位置することで、図7に示すように前半棚29aと後半棚29bが上下二段となる使用状態が可能となっている。この場合、前半棚29aと後半棚29bは上下に重なり合う状態であってもよく、若干離れた状態であってもよい。
【0027】
一方、棚板格納支持部41は、図8に示すように前記棚板支持部37、39と上下の連結溝55を介して一体に連続し合う第4、第5ガイド溝57、59から成っている。
【0028】
第4、第5ガイド溝57、59は、前後、図面左右方向に若干のずれを有して上下の関係に配置され、第4ガイド溝57に前半棚29aの係合部51が、第5ガイド溝59内に後半棚29bの係合部53がそれぞれ位置することで、図9に示すように上位側に位置する棚板29の下に上下二段の格納状態で支持されるようになっている。この場合、上下方向の有効スペースをより大きく確保するために前半棚29aと後半棚29bは上下に重なり合う状態となることが望ましい。
【0029】
このように構成された冷蔵室3の庫内を使用する時に、例えば、前半棚29aを後方へ移動し後半棚29bの上に上下二段の状態とすることで、図7に示すように棚板29の前半側に上下方向に広い庫内スペースDを確保することが可能となり、背の高いものが入れられるようになる。
【0030】
次に、図9に示すように、前半棚29aと後半棚29bを上下二段の状態で上位側の棚板29の下に上昇移動させた格納状態とすることで、棚板29を一枚取外した状態と同じ状態で使用可能となる。
【0031】
この時、前半棚29aと後半棚29bの重ね合せ分、上下方向の制約を受けるようになるが庫内奥まで有効スペースEが確保されるようになる。したがって、手前側には径の大きい西瓜や鍋等が何ら支障なく入れられるようになる。
【0032】
【発明の効果】
以上、説明したように、この発明によれば、前半棚と後半棚を上下二段の状態で上位側の棚板の下に上昇移動させた格納状態として使用可能となるため、庫内奥まで有効スペースを確保することができる。また、棚板格納支持部によって前半棚と後半棚を上下二段の状態で上位側の棚板の下に上昇移動させた格納状態にできる一方、棚板支持部によって前半棚を後半棚の上に上下二段の状態で使用が可能となるため、棚板前半側に上下に広い庫内スペースを確保することができる。しかも、棚板支持部と棚板格納支持部は棚板ガイド溝となっているため成形が容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明にかかる冷凍冷蔵庫の概要斜視図。
【図2】冷凍冷蔵庫の概要切断面図。
【図3】棚板を支持する一方の棚板支持部の説明図。
【図4】前半棚と後半棚をほぼ水平な食品棚として使用する時の棚板支持部の状態を示した概要説明図。
【図5】前半棚と後半棚をほぼ水平な食品棚としての使用状態を示した概要説明図。
【図6】前半棚を後半棚の上に上下二段の状態として使用する時の棚板支持部の状態を示した概要説明図。
【図7】前半棚を後半棚の上に上下二段の状態として使用することで前半側に上下に広い庫内スペースを確保した状態の概要説明図。
【図8】前半棚と後半棚を上下二段の状態で上位側の棚板の下に上昇移動させた格納状態として使用する時の棚板格納支持部の状態を示した概要説明図。
【図9】前半棚と後半棚を上下二段の状態で上位側の棚板の下に上昇移動させた格納状態の概要説明図。
【符号の説明】
3 冷蔵室
29 棚板
29a 前半棚
29b 後半棚
37、39 棚板支持部
41 棚板格納支持部
44 棚板ガイド溝
【発明の属する技術分野】
この発明は、庫内に複数の棚板を備えた冷凍冷蔵庫に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に冷蔵室の庫内には棚板が設けられ、棚板は食料品等を載せる食品棚として使用されている。
【0003】
棚板は、多数の食料品が載せられるよう所定の間隔で複数配置され、棚板と棚板の間は、通常の食料品等が載せられるスペースを有している。このために、例えば、西瓜等のように径の大きいものを冷やす際には、例えば、棚板の1つを2つに折畳み庫内奥へ格納することで、広い庫内スペースが確保されるようになっている(特許文献1参照)。
【0004】
【特許文献1】
特許第3342263号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
広い庫内スペースを確保するには前記したように棚板の1つを2つに折畳み庫内奥へ格納するものであるが、その際、棚板は後壁面に沿って立てかけられた斜めの状態となる。斜めに立った棚板の下側は、垂直状態から前方へ突出する姿勢となるため、それがデットスペースとなって庫内奥側のスペースを有効利用できない不具合があった。
【0006】
そこで、この発明は庫内奥まで有効利用が図れる広い庫内スペースが得られるようにした冷凍冷蔵庫を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、この発明の第1にあっては、庫内に複数配置されその内の少なくとも1つが前半棚と後半棚とに分割された棚板を有し、前記分割された棚板は、前半棚と後半棚が上下二段の状態で上位側の棚板の下に上昇移動した格納状態で支持されることを特徴とする。
【0008】
これにより、前半棚と後半棚を上下二段の状態で上昇移動させた格納状態にできるため、棚板の1つを取外した状態で使用する使用状態と同じになる。この時、上下二段となった棚板分、上下方向の制約を受けるようになるが、庫内奥まで使用可能な有効スペースが確保されるようになる。
【0009】
また、この発明の第2にあっては、庫内に複数配置されその内の少なくとも1つが前半棚と後半棚とに分割された棚板と、分割された棚板の前半棚が後半棚へ向けスライド移動し上下二段の状態で支持される棚板支持部と、上下二段の前半棚と後半棚が、上位側の棚板の下に上昇移動した格納状態で支持される棚板格納支持部とを備えていることを特徴とする。
【0010】
これにより、棚板支持部によって前半棚と後半棚とを上下二段の状態とすることで、その棚板の前半側に上下方向にゆとりのある広い庫内スペースが確保される。
【0011】
一方、棚板格納支持部によって前半棚と後半棚を上昇移動させた格納状態に支持させることで、上下二段となった棚板分、上下方向の制約を受けるようになるが、庫内奥まで使用可能な有効スペースが確保されるようになる。
【0012】
この実施形態の場合、棚板支持部と棚板格納支持部を、庫内の側壁に一体に設けられた連続する棚板ガイド溝とすることが望ましい。
【0013】
これにより、現状のガイド溝を発展させた形状とすればよいため、棚板ガイド溝の成形が容易となる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、図1乃至図9の図面を参照しながらこの発明の実施の形態について具体的に説明する。
【0015】
図2は、この発明にかかる冷凍冷蔵庫1の概要断面図を示しており、内部は上方から冷蔵室3、野菜室5、第1、第2の冷凍室7、9となっている。冷蔵室3の前方は内側にドアポケット11を有する回動式の扉13、野菜室5および第1、第2の冷凍室7、9の前方は引出式の扉15となっていて、各扉13、15を開けることで食品等の出し入れが可能となっている。
【0016】
第1、第2の冷凍室7、9は、野菜室5との間に設けられた仕切壁17によって独立した庫内となっている。その庫内には冷凍室用蒸発器19からの冷気がファン21によって送り込まれ、再び冷凍室用蒸発器19を通る循環を繰返すことで庫内冷却が行なわれるようになっている。
【0017】
冷蔵室3と野菜室5の各庫内には、冷蔵室用蒸発器23からの冷気がファン25によって送り込まれ、再び冷蔵室用蒸発器23を通る循環を繰返すことで前記第1、第2の冷凍室7、9とは温度帯の異なる庫内冷却が行なわれるようになっている。
【0018】
なお、冷凍室用蒸発器19と冷蔵室用蒸発器23は、圧縮機27と図示していない凝縮器及び絞り装置とによって冷凍サイクルが構成され、各蒸発器19、23を空気が通過する時に、熱交換が行なわれるようになっている。
【0019】
一方、冷蔵室3の庫内には複数の棚板29が配置され、最下位の棚板29の下方はチルド室31となっている。
【0020】
棚板29は食料品を載せる食品棚として使用されるもので、所定の間隔で配置され、最下位から2番目の棚板29を除き、各棚板29は図3に示すように棚板支持部33によってスライド自在に支持されている。
【0021】
棚板支持部33は前後(図2左右)方向に連続するガイド溝35に成形され、前方へ引き出すことで各棚板29の取外しが可能となっている。
【0022】
最下位から2番目の棚板29は、前半棚29aと後半棚29bの2つに分割された構造となっていて、図4、図5に示すように棚板支持部37、39の外に棚板格納支持部41とによって支持されるようになっている。
【0023】
棚板支持部37、39と棚板格納支持部41は、庫内の側壁43に一体に連続し合う棚板ガイド溝44に作られている。これにより、大きく変更することなく庫内となる内箱を成形する時に一緒の成形が可能となっている。
【0024】
棚板支持部37、39は、前半棚29aと後半棚29bとを前後に連続し合う一枚の食品棚として使用する状態と、庫内奥側に上下二段の状態として使用できるよう支持可能となっている。
【0025】
具体的には、図4に示すように棚板支持部37、39は、第1ガイド溝45、第2ガイド溝47、第3ガイド溝49とから成り、第1、第2、第3ガイド溝45、47、49の内、第1、第2ガイド溝45、47は前後に連続するよう配置されている。したがって、第1ガイド溝45に前半棚29aの両端に設けられた前後の係合部51が、第2ガイド溝47に後半棚29bの両端に設けられた前後の係合部53がそれぞれ位置することで、図5に示すように一枚の連続する食品板として使用可能となっている。
【0026】
第3ガイド溝49は第2ガイド溝47の上方に配置され、図6に示すように前半棚29aが後半棚29bへ向けスライド移動し、その係合部51が前記第3ガイド溝49内に位置することで、図7に示すように前半棚29aと後半棚29bが上下二段となる使用状態が可能となっている。この場合、前半棚29aと後半棚29bは上下に重なり合う状態であってもよく、若干離れた状態であってもよい。
【0027】
一方、棚板格納支持部41は、図8に示すように前記棚板支持部37、39と上下の連結溝55を介して一体に連続し合う第4、第5ガイド溝57、59から成っている。
【0028】
第4、第5ガイド溝57、59は、前後、図面左右方向に若干のずれを有して上下の関係に配置され、第4ガイド溝57に前半棚29aの係合部51が、第5ガイド溝59内に後半棚29bの係合部53がそれぞれ位置することで、図9に示すように上位側に位置する棚板29の下に上下二段の格納状態で支持されるようになっている。この場合、上下方向の有効スペースをより大きく確保するために前半棚29aと後半棚29bは上下に重なり合う状態となることが望ましい。
【0029】
このように構成された冷蔵室3の庫内を使用する時に、例えば、前半棚29aを後方へ移動し後半棚29bの上に上下二段の状態とすることで、図7に示すように棚板29の前半側に上下方向に広い庫内スペースDを確保することが可能となり、背の高いものが入れられるようになる。
【0030】
次に、図9に示すように、前半棚29aと後半棚29bを上下二段の状態で上位側の棚板29の下に上昇移動させた格納状態とすることで、棚板29を一枚取外した状態と同じ状態で使用可能となる。
【0031】
この時、前半棚29aと後半棚29bの重ね合せ分、上下方向の制約を受けるようになるが庫内奥まで有効スペースEが確保されるようになる。したがって、手前側には径の大きい西瓜や鍋等が何ら支障なく入れられるようになる。
【0032】
【発明の効果】
以上、説明したように、この発明によれば、前半棚と後半棚を上下二段の状態で上位側の棚板の下に上昇移動させた格納状態として使用可能となるため、庫内奥まで有効スペースを確保することができる。また、棚板格納支持部によって前半棚と後半棚を上下二段の状態で上位側の棚板の下に上昇移動させた格納状態にできる一方、棚板支持部によって前半棚を後半棚の上に上下二段の状態で使用が可能となるため、棚板前半側に上下に広い庫内スペースを確保することができる。しかも、棚板支持部と棚板格納支持部は棚板ガイド溝となっているため成形が容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明にかかる冷凍冷蔵庫の概要斜視図。
【図2】冷凍冷蔵庫の概要切断面図。
【図3】棚板を支持する一方の棚板支持部の説明図。
【図4】前半棚と後半棚をほぼ水平な食品棚として使用する時の棚板支持部の状態を示した概要説明図。
【図5】前半棚と後半棚をほぼ水平な食品棚としての使用状態を示した概要説明図。
【図6】前半棚を後半棚の上に上下二段の状態として使用する時の棚板支持部の状態を示した概要説明図。
【図7】前半棚を後半棚の上に上下二段の状態として使用することで前半側に上下に広い庫内スペースを確保した状態の概要説明図。
【図8】前半棚と後半棚を上下二段の状態で上位側の棚板の下に上昇移動させた格納状態として使用する時の棚板格納支持部の状態を示した概要説明図。
【図9】前半棚と後半棚を上下二段の状態で上位側の棚板の下に上昇移動させた格納状態の概要説明図。
【符号の説明】
3 冷蔵室
29 棚板
29a 前半棚
29b 後半棚
37、39 棚板支持部
41 棚板格納支持部
44 棚板ガイド溝
Claims (3)
- 庫内に複数配置されその内の少なくとも1つが前半棚と後半棚とに分割された棚板を有し、前記分割された棚板は、前半棚と後半棚が上下二段の状態で上位側の棚板の下に上昇移動した格納状態で支持されることを特徴とする冷凍冷蔵庫。
- 庫内に複数配置されその内の少なくとも1つが前半棚と後半棚とに分割された棚板と、分割された棚板の前半棚が後半棚へ向けスライド移動し上下二段の状態で支持される棚板支持部と、上下二段の前半棚と後半棚が、上位側の棚板の下に上昇移動した格納状態で支持される棚板格納支持部とを備えていることを特徴とする冷凍冷蔵庫。
- 前記棚板支持部と棚板格納支持部は、庫内の側壁に一体に設けられた連続する棚板ガイド溝となっていることを特徴とする請求項1記載の冷凍冷蔵庫。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003161998A JP2004361040A (ja) | 2003-06-06 | 2003-06-06 | 冷凍冷蔵庫 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003161998A JP2004361040A (ja) | 2003-06-06 | 2003-06-06 | 冷凍冷蔵庫 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004361040A true JP2004361040A (ja) | 2004-12-24 |
Family
ID=34054267
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003161998A Pending JP2004361040A (ja) | 2003-06-06 | 2003-06-06 | 冷凍冷蔵庫 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004361040A (ja) |
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2003
- 2003-06-06 JP JP2003161998A patent/JP2004361040A/ja active Pending
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