JP2004359192A - 着脱式チャイルドシート - Google Patents
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Abstract
【解決手段】チャイルドシートは、着脱可能な座席本体10とベース部材30とを備える。ベース部材30には、前方位置で幅方向に延在するベース側前方係合部材38と、後方位置で幅方向に延在するベース側後方係合部材39とが設けられている。座席本体10の底面には、実質的に正方形の辺に沿って延び、ベース側係合部材38,39に係合する座席本体側係合部材14,15,16が設けられている。
【選択図】 図11
Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、座席本体とベース部材とが着脱可能なチャイルドシートに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
本願と同一の出願人は、特開平10−250426号公報(特許文献1)に、チャイルドシートを開示した。この公報に開示されたチャイルドシートは、ベース部材と、このベース部材上に旋回可能に支持された座席本体とを備える。旋回可能な座席本体は、車の座席上で、必要に応じて前向き、後ろ向きおよび横向きに位置決めされる。
【0003】
上記のような旋回式のチャイルドシートの場合、車の座席上に固定されたベース部材の上で座席本体が旋回するものであるので、ベース部材は座席本体の旋回を許容し得るだけの大きさを有していなければならない。そのため、チャイルドシートの大型化を余儀なくされる。
【0004】
チャイルドシートの小型化を図るには、座席本体をベース部材に対して着脱可能にするのが好ましい。このようなチャイルドシートの一例が、特開2000−301969号公報(特許文献2)に開示されている。この公報に開示されたチャイルドシートにおいても、座席本体は、必要に応じて、ベース部材上で前向き、後ろ向きおよび横向きに位置決めされる。
【0005】
【特許文献1】
特開平10−250426号公報
【0006】
【特許文献2】
特開2000−301969号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
特開2000−301969号公報に開示されたチャイルドシートの場合、ベース部材には座席本体を装着するための取付係合部が4箇所に形成され、座席本体には座部の下面側に上記の取付係合部に係合可能なピン部が取付けられている。
【0008】
上記の特開2000−301969号公報に開示された座席本体とベース部材との連結固定構造は、非常に複雑であり、よりシンプルな構造が望まれる。
【0009】
また、着脱式チャイルドシートの場合、座席本体とベース部材とを確実にかつ強固に連結固定することが必要である。さらに、不測の事態が起こっても、座席本体がベース部材から容易に離脱しないようにすることが望まれる。
【0010】
この発明の目的は、座席本体とベース部材との連結固定構造をよりシンプルにすることである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
この発明は、座席本体とベース部材とが着脱可能なチャイルドシートであって、次のことを特徴とする。
【0012】
ベース部材には、前方位置で幅方向に延在するベース側前方係合部材と、後方位置で幅方向に延在するベース側後方係合部材とが設けられる。座席本体の底面には、実質的に正方形の辺に沿って延び、ベース側前方係合部材およびベース側後方係合部材に係合する座席本体側係合部材が設けられている。
【0013】
座席本体側係合部材が実質的に正方形の辺に沿って位置するように設けられているので、座席本体を前向き、後ろ向き、横向きのいずれの状態にしても、座席本体側係合部材とベース側係合部材とを実質的に同じ構造で係合させることができる。したがって、両者の連結固定構造をよりシンプルにすることができる。
【0014】
一つの実施形態では、ベース側前方係合部材は、幅方向に離れて位置する2個の前方受け金具を含む。ベース側後方係合部材は、幅方向に離れて位置する2個の後方受け金具を含む。座席本体側係合部材は、前方に位置して幅方向に延びる前方係合ロッドと、後方に位置して幅方向に延びる後方係合ロッドと、両側方に位置して前後方向に延びる1対の側方係合ロッドとを含む。
【0015】
座席本体をベース部材上で前向きに置く場合には、前方係合ロッドおよび後方係合ロッドが、それぞれ、前方受け金具および後方受け金具に係合する。座席本体をベース部材上で後ろ向きに置く場合には、後方係合ロッドおよび前方係合ロッドが、それぞれ、前方受け金具および後方受け金具に係合する。座席本体をベース部材上で横向きに置く場合には、1対の側方係合ロッドが、それぞれ、前方受け金具および後方受け金具に係合する。
【0016】
チャイルドシートは、好ましくは、ベース側前方係合部材およびベース側後方係合部材の少なくともいずれか一方と、座席本体側係合部材との係合状態をロックするロック機構をさらに備える。このロック機構は、係合状態をロックするロック位置と、係合状態のロックを解除するロック解除位置との間を変位し得るようにベース部材に設けられたロック部材と、ロック部材をロック位置にもたらすように付勢する付勢手段と、ロック部材をロック解除位置にもたらすように操作する操作部材とを含む。
【0017】
好ましくは、操作部材は、ロック部材がロック位置にあるときにベース部材の前方端から露出する露出部と、ロック部材がロック位置にあるときにはベース部材の中に隠れ、ロック部材がロック解除位置にあるときにはベース部材から露出する着色部とを含む。
【0018】
【発明の実施の形態】
図1および図2は、この発明の一実施形態である着脱式チャイルドシートを示している。チャイルドシート1は、座席本体10と、ベース部材30とを備える。座席本体10は、ベース部材30に着脱可能に支持される。図1および図2は、座席本体10をベース部材30上に前向きに取付けている状態を示している。
【0019】
図7は、座席本体10をベース部材30上に後ろ向きに取付けている状態を示し、図8は、座席本体10を寝かせた状態にして、ベース部材30上に横向きに取付けている状態を示している。座席本体10は、座部11と、この座部11に対して後傾可能に設けられている背もたれ部12とを有する。図1および図2に示す前向き取付け状態では、背もたれ部12を最小後傾角度にする。図8に示す横向き取付け状態では、背もたれ部12を最大後傾角度にして、ベッド状の形態にする。図7に示す後ろ向き取付け状態では、背もたれ部12を中間後傾角度にする。
【0020】
図3および図4は、ベース部材30を示している。図示するように、ベース部材30は、座席本体10の座部11を下から支える底壁部31と、底壁部31の後端から上方に立ち上がって延びる立壁部32とを有する。
【0021】
底壁部31上には、座席本体10を取り付けるための2個の前方受け金具38および2個の後方受け金具39が設けられている。2個の前方受け金具38は、底壁部31の前方位置で幅方向に延在するように配置されている。2個の後方受け金具39は、底壁部31の後方位置で幅方向に延在するように配置されている。各受け金具38,39は、その後端から前方に向かって抉れた係合凹部を有している。図示した実施形態では、2個の前方受け金具38および2個の後方受け金具39は、それぞれ、幅方向に離れて位置しているが、他の実施形態として、前方および後方の受け金具をそれぞれ1個にし、それらを幅方向に長く延ばすようにしてもよい。
【0022】
図3および図4から明らかなように、2個の後方受け金具39の後方に、前下がりの傾斜面を有する傾斜台37が連続するように設けられている。これらの傾斜台37は、後述する座席本体の後方係合ロッド16(図6参照)に下から当接し、この当接した後方係合ロッド16を前方下方に導き、最終的に後方受け金具39に係合させるように作用する。
【0023】
ベース部材30の底壁部31の前方端には、座席本体10とベース部材30との連結固定状態を解除するための操作部材40の一部が露出している。この操作部材40を手で手前に引くように操作すれば、座席本体10とベース部材30とのロック状態を解除できる。この操作部材40に関連した構造については、後に詳しく説明する。
【0024】
図3に示すように、ベース部材30の立壁部32には、その上方部に2個、その下方中央部に1個のベルトクリップ33,34が取付けられている。下方のベルトクリップ34の両サイドには、ベルトガイド35が形成されている。
【0025】
図9は、ベース部材30を車に備え付けのシートベルトを利用して車の座席上に固定している状態を示している。図示するように、バックル受け金具4に固定されるシートベルトは、肩ベルト部2と腰ベルト部3とを備える。肩ベルト部2は、上方のベルトクリップ33に挟まれ、ベルトガイド35に案内される腰ベルト部3は、下方のベルトクリップ34に挟まれる。
【0026】
図3から明らかなように、ベース部材30の立壁部32の上方部分には、幅方向に離れた位置で上方に延びる引掛けロッド36が設けられている。この引掛けロッド36に関しては、後に詳しく説明する。
【0027】
図5は座席本体10を示す斜視図であり、図6はその底面図である。図6に示すように、座席本体10の座部11の底面はほぼ正方形の形状をしており、その4個のコーナー部近傍領域にL字形状の溝13が形成されている。前述したベース側係合部材である前方受け金具38および後方受け金具39に係合する座席本体側係合部材が、4個のL字形状溝13の部分に設けられている。
【0028】
具体的には、座席本体側係合部材は、前方に位置して幅方向に延びる前方係合ロッド14と、後方に位置して幅方向に延びる後方係合ロッド16と、両側方に位置して前後方向に延びる1対の側方係合ロッド15とを含む。
【0029】
各係合ロッド14,15,16は、それぞれ、2個のコーナー部の溝13に連続して現れるように1本の長い直線状のロッドで構成しても良いし、あるいは2個の溝13のそれぞれに別個に短い長さの直線状ロッドを設けるようにしてもよい。また、前方係合ロッド14、側方係合ロッド15および後方係合ロッド16を互いに連結したような長いL字形状、U字形状、四角形状のロッドを用いるようにしてもよい。いずれの場合でも、溝13上に現れるロッド部分が、前述したベース側係合部材に係合する座席本体側係合部材を構成する。
【0030】
座席本体側係合部材を構成する前方係合ロッド14、1対の側方係合ロッド15および後方係合ロッド16は、実質的に正方形の辺に沿って延びるようにされている。
【0031】
図10は、座席本体10の背もたれ部12の背面部分の上方領域を示している。図示するように、座席本体10の背面部分には、前述したベース部材30の引掛けロッド36に係合する2個の引掛け環17が設けられている。
【0032】
図18〜図21を参照して、座席本体10の引掛け環17、ベース部材30の引掛けロッド36および傾斜台37の作用について説明する。
【0033】
図18に示すように、引掛けロッド36は、形状的に屈曲した関係となっている上方部分36aと下方部分36bとを有する。座席本体10を上から降ろしてベース部材10上に置くときに、引掛け環17がスムーズに引掛けロッド36に嵌るようにするために、引掛けロッド36の上方部分36aは、その上端が前方に向くように傾斜している。一方、引掛けロッド36の下方部分36bは、前方下方に傾斜した前下がり傾斜形状となっている。
【0034】
図18および図20は、座席本体10を下方に降ろしてベース部材30の底壁部31上に置いた直後の状態を示している。この状態では、座席本体10の後方係合ロッド16がベース部材30の傾斜台37の前下がり傾斜面上に当接し、引掛け環17が引掛けロッド36の上方部分36aに係合している。
【0035】
図18および図20に示す状態では、後方係合ロッド16は、ベース部材30の後方受け金具39に係合していない。この状態から、座席本体10をさらに下方に押し込むと、座席本体10の後方係合ロッド16が傾斜台37に沿って前方下方に移動し、引掛け環17は、引掛けロッド36の上方部分36aに沿って後方下方に移動し、続いて下方部分36bに沿って前方下方に移動する。
【0036】
図19および図21は、座席本体10が上記の動作を経て最終的にベース部材30に連結固定されている状態を示している。ただし、図21には、後述する係合状態のロック機構を図示していない。上記の動作説明から明らかなように、座席本体10は、ベース部材30に当接した後、僅かに後方に傾斜しながら前方下方に移動してベース部材30に係合する。座席本体10をベース部材30から取り外すときには、上記と逆の動作が必要になる。従って、両者の連結固定構造は強固であり、使用中に不測の事態が起こっても座席本体10がベース部材30から容易に離脱しない。
【0037】
次に図11〜図17を参照して、座席本体10とベース部材30との連結固定状態をロックする機構について説明する。
【0038】
図11は、ベース部材30(図11(a))および座席本体10の底面(図11(b))を示している。図示するように、ベース部材30には、2個の前方受け金具38および2個の後方受け金具39が設けられている。一方、座席本体10の底面には、前方係合ロッド14、1対の側方係合ロッド15および後方係合ロッド16が設けられている。
【0039】
座席本体10をベース部材30上で前向きに置く場合には、前方係合ロッド14が前方受け金具38に係合し、後方係合ロッド16が後方受け金具39に係合する。座席本体10をベース部材30上で後ろ向きに置く場合には、後方係合ロッド16が前方受け金具38に係合し、前方係合ロッド14が後方受け金具39に係合する。座席本体10をベース部材30上で横向きに置く場合には、1対の側方係合ロッド15がそれぞれ前方受け金具38および後方受け金具39に係合する。
【0040】
図12および図14は、ロック機構の斜視図であり、図12は連結固定状態をロックしている状態に対応し、図14はロックを解除している状態に対応している。また、図16および図17は、ロック機構を側方から見た部分断面図であり、図16は連結固定状態をロックしている状態に対応し、図17はロックを解除している状態に対応している。
【0041】
図示した実施形態では、ロック機構は、ベース部材30の後方受け金具39と、座席本体10の後方係合ロッド16との係合状態をロックする。ロック機構は、ベース部材30に軸46を介して回動可能に取付けられたロック部材としてのフック部材45と、ベース部材30のレール部44上を前後方向にスライドし得るスライド部材43と、ベース部材30の前端部から一部が露出している操作部材40と、操作部材40を後方(図12において矢印Aで示す方向)に向かって引っ張るように付勢する付勢手段としてのばね42とを備える。
【0042】
フック部材45は、図16に示すロック位置と、図17に示すロック解除位置との間を変位し得る。図示するように、フック部材45は、かぎ状の頭部45aと、前方脚部45bと、後方脚部45cとを有する。図16に示すロック位置にあっては、フック部材45の頭部45aは、後方受け金具39の係合凹部内に嵌り込んだ後方係合ロッド16を捕捉し、係合状態をロックする。一方、図17に示すロック解除位置にあっては、フック部材45の頭部45aが下方に変位しているので、後方係合ロッド16が後方受け金具39から脱出することが可能である。
【0043】
操作部材40とスライド部材43とは固定されており、操作部材40を動かすことによってスライド部材43も移動する。スライド部材43は、その後方部分に、上方に向かって立ち上がる傾斜面43aと、垂直下方に延びる後部壁43cとを有し、その前方部分に垂直下方に延びる前端壁43bを有する。
【0044】
図16に示すロック位置においては、スライド部材43の後部壁43cがフック部材45の後方脚部45cを後方に向かって押すことにより、フック部材45による後方係合ロッド16の捕捉状態をロックする。このロック状態は、ばね42の付勢力により安定して維持される。なお、スライド部材43の前端壁43bがベース部材30のレール部44の前端面44aに当接することにより、スライド部材43の後方終端位置が規定される。
【0045】
ベース部材30の前端部から露出している操作部材40を手前に引くことにより、図17に示すロック解除状態が得られる。操作部材40を手前に引けばスライド部材43が前方に移動し、スライド部材43の傾斜面43aがフック部材45の前方脚部45cを上方に押し上げる。その結果、フック部材45が回動し、その頭部45aがロック解除位置に退避する。なお、スライド部材43の後部壁43cがレール部44の後端部44bに当接することにより、スライド部材43の前方終端位置が規定される。
【0046】
図15は、座席本体10をベース部材10上に降ろした直後の状態を示している。図示する状態では、フック部材45がロック位置にあり、後方係合ロッド16が傾斜台37上にある。この状態で座席本体10を下方に押し込むと、後方係合ロッド16がフック部材45の頭部45aに当接し、フック部材45を図において時計方向に回動させる。その際、フック部材45の後方脚部45cに押されたスライド部材43および操作部材40は、ばね42の付勢力に逆らって前方に移動する。後方係合ロッド16が後方受け金具39の係合凹部に達すると、ばね42の付勢力によりスライド部材43および操作部材40が後方に移動し、図16に示すロック状態が得られる。
【0047】
図12および図13に示すように、操作部材40は、フック部材45がロック位置にあるときベース部材30の開口壁47から露出する露出部40aと、フック部材45がロック位置にあるときにはベース部材30の中に隠れ、フック部材45がロック解除位置にあるときにはベース部材30の開口壁47から露出する着色部41とを含む。図13(a)はロック状態にある操作部材40の位置を示し、図13(b)はロック解除状態にある操作部材40の位置を示している。着色部41は、赤色や黄色などの目立つ色で構成される。
【0048】
図13(c)は、フック部材45が完全にロック位置にまで戻っておらず、中途半端なロック状態になっているときの操作部材40の位置を示している。この状態では、着色部41の一部がベース部材30の開口壁47から露出しているので、不完全なロック状態であることを明瞭に目視できる。
【0049】
以上、図面を参照してこの発明の一実施形態を説明したが、この発明は、図示した実施形態に限定されるものではない。この発明と同一の範囲内において、あるいは均等の範囲内において、図示した実施形態に対して種々の修正や変形を加えることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態である着脱式チャイルドシートを示す斜視図である。
【図2】チャイルドシートの側面図である。
【図3】ベース部材の斜視図である。
【図4】ベース部材の側面図である。
【図5】座席本体の斜視図である。
【図6】座席本体の底面図である。
【図7】座席本体を後ろ向きに取付けている状態を示す側面図である。
【図8】座席本体を寝かせて横向きに取付けている状態を示す正面図である。
【図9】ベース部材を車の座席に取付けた状態を示す正面図である。
【図10】座席本体の背もたれ部の背面上方領域を示す図である。
【図11】ベース部材の上面および座席本体の底面を並べて示す図解図である。
【図12】ロック機構を示す斜視図である。
【図13】操作部材がベース部材の前端から露出している状態を示す図である。
【図14】ロック機構を示す斜視図である。
【図15】ロック機構を示す側面図であり、座席本体の後方係合ロッドが後方受け金具に係合する前の状態を示している。
【図16】ロック機構を示す側面図であり、後方係合ロッドと後方受け金具との係合をロックしている状態を示している。
【図17】ロック機構を示す側面図であり、ロックを解除している状態を示している。
【図18】引掛け環が引掛けロッドの上方部に係合している状態を示す図である。
【図19】引掛け環が引掛けロッドの下方部に係合している状態を示す図である。
【図20】座席本体をベース部材上に降ろした直後の状態を示す図である。
【図21】座席本体をベース部材に係合させた状態を示す図である。
【符号の説明】
1 チャイルドシート、10 座席本体、11 座部、12 背もたれ部、13 溝、14 前方係合ロッド、15 側方係合ロッド、16 後方係合ロッド、17 引掛け環、30 ベース部材、31 底壁部、32 立壁部、36 引掛けロッド、36a 上方部、36b 下方部、37 傾斜台、38 前方受け金具、39 後方受け金具、40 操作部材、40a 露出部、41着色部、42 ばね、43 スライド部材、43a 傾斜面、43b 前端壁、43c 後端部、45 フック部材、45a 頭部、45b 前方脚部、45c 後方脚部、46 軸、47 開口壁。
Claims (5)
- 座席本体とベース部材とが着脱可能なチャイルドシートにおいて、
前記ベース部材には、前方位置で幅方向に延在するベース側前方係合部材と、後方位置で幅方向に延在するベース側後方係合部材とが設けられ、
前記座席本体の底面には、実質的に正方形の辺に沿って延び、前記ベース側前方係合部材および前記ベース側後方係合部材に係合する座席本体側係合部材が設けられていることを特徴とする、着脱式チャイルドシート。 - 前記ベース側前方係合部材は、幅方向に離れて位置する2個の前方受け金具を含み、
前記ベース側後方係合部材は、幅方向に離れて位置する2個の後方受け金具を含み、
前記座席本体側係合部材は、前方に位置して幅方向に延びる前方係合ロッドと、後方に位置して幅方向に延びる後方係合ロッドと、両側方に位置して前後方向に延びる1対の側方係合ロッドとを含む、請求項1に記載の着脱式チャイルドシート。 - 前記座席本体を前記ベース部材上で前向きに置く場合には、前記前方係合ロッドおよび前記後方係合ロッドが、それぞれ、前記前方受け金具および前記後方受け金具に係合し、
前記座席本体を前記ベース部材上で後ろ向きに置く場合には、前記後方係合ロッドおよび前記前方係合ロッドが、それぞれ、前記前方受け金具および前記後方受け金具に係合し、
前記座席本体を前記ベース部材上で横向きに置く場合には、前記1対の側方係合ロッドが、それぞれ、前記前方受け金具および前記後方受け金具に係合する、請求項2に記載の着脱式チャイルドシート。 - 前記ベース側前方係合部材および前記ベース側後方係合部材の少なくともいずれか一方と、前記座席本体側係合部材との係合状態をロックするロック機構をさらに備え、
前記ロック機構は、前記係合状態をロックするロック位置と、前記係合状態のロックを解除するロック解除位置との間を変位し得るように前記ベース部材に設けられたロック部材と、前記ロック部材を前記ロック位置にもたらすように付勢する付勢手段と、前記ロック部材を前記ロック解除位置にもたらすように操作する操作部材とを含む、請求項1〜3のいずれかに記載の着脱式チャイルドシート。 - 前記操作部材は、前記ロック部材が前記ロック位置にあるときに前記ベース部材の前方端から露出する露出部と、前記ロック部材が前記ロック位置にあるときには前記ベース部材の中に隠れ、前記ロック部材が前記ロック解除位置にあるときには前記ベース部材から露出する着色部とを含む、請求項4に記載の着脱式チャイルドシート。
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