JP2004358388A - Method of and apparatus for observing crushing condition of vertical mill - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は竪型ミルの粉砕状態を外部から監視するための方法及び装置に関するもので、特に、粉砕部の粉砕熱で融点に達するような熱軟化性物質を被粉砕物として粉砕するときの竪型ミル内部の粉砕状態を常時監視できるようにするための竪型ミルの粉砕状態監視方法及び装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
被粉砕物としての原料を粉砕する粉砕機の1つである竪型ミルは、図2に一例の概略を示す如きものがある。すなわち、図2に示す竪型ミル1は、ケーシング2内の下部位置に、回転自在に設置された回転テーブル4と該回転テーブル4上に押し付けられて転動する粉砕ローラ5とからなる粉砕部3を有しており、原料供給装置6から回転テーブル4の中央部へ供給される原料を粉砕するようにしてある。該粉砕部3を構成する回転テーブル4は、駆動装置としてのモータ7により減速機8を介して低速で回転できるようにしてあり、上記粉砕ローラ5は、流体圧シリンダ9により回転テーブル4への押付力が調整されるようにしてある。上記粉砕部3の上方位置となるケーシング2の頂部中央には、搬送ガスと微粉の排出口10を設けて、該排出口10の下側に、モータ11により回転駆動される回転式のセパレータ12を設けた構成としてある。又、該回転式のセパレータ12と上記粉砕部3との間の位置には、回転式のセパレータ12により微粉と分離された戻り粉としての粗粉(半製品)を回転テーブル4上の中央部へ落下させるようにするコーン状シュート13が設けてあり、該コーン状シュート13の傾斜面には、搬送ガス14によって吹き上げられる粉体が通過し得るスリット13aが形成され、該スリット13aを避けた傾斜面に沿って粗粉が滑って落下するようにしてある。
【0003】
更に、上記ケーシング2の下部位置には、粉砕部3で粉砕された粉体を吹き上げるためのガス入口15を設け、該ガス入口15から供給されるガス14により粉体がコーン状シュート13のスリット13aを通して吹き上げられて、回転式のセパレータ12で分級されるようにしてある。
【0004】
上記構成を有する竪型ミル1は、各種原料の粉砕に用いられているが、原料のうち、たとえば、粉砕時に粉砕部3で発生する粉砕熱により融点に達し軟化して粉砕ができなくなるようなトナーの如き熱軟化性物質の場合は、ケーシング2内に低温の不活性ガスやドライアイスの如き冷媒を入れて低温状態に維持しながら竪型ミル1の運転をすることが行われている。
【0005】
しかしながら、上記の如き熱軟化性物質を竪型ミル1で粉砕する場合は、冷媒の不足があると、粉砕部3で粉砕するときに発生する粉砕熱により熱軟化性物質の被粉砕物の粉砕物が融点に到達し、軟化して粉砕の進行がこれ以上進みにくい状態ができる。
【0006】
かかる状態を放置すると、熱軟化性物質の軟化により粒子同士の溶着が発生して粉砕物の粒度が大きくなって不良品となり、この不良品が粒度の小さい微粉(製品)に混入して製品の品質を落すことになる。又、熱軟化性物質が軟化し始めると、竪型ミル1内に被粉砕物が大量に滞留し、ミルの運転を停止しなければならない状態になって来る。
【0007】
そのため、ミル内部の粉砕状態を常に監視し、不良品の製造を防止することが求められている。
【0008】
これまでに提案されている竪型ミルで不良品の発生量を低減するものとしては、搬送ガスに同伴された粉砕後の粉体を微粉と粗粉に分級する回転式のセパレータで分級される細粒の粒度が粉体濃度と直接関係し、粉体濃度が高いほど分級後の粒度は細くなり、逆に粉体濃度が低いほど分級後の粒度は粗くなることに着目し、分級前の搬送ガスの粉体濃度をリアルタイムに検出する粉体濃度検出装置を備えて、ミル内の搬送ガスを外部に取り出して上記粉体濃度検出装置に導くようにし、該粉体濃度検出装置で検出された粉体濃度に応じて回転式のセパレータの回転速度を制御することにより、不良品の発生量を大幅に低減することができるようにしたものがある(たとえば、特許文献1参照)。
【0009】
なお、樹脂等の低融点物質を竪型ミルで粉砕する場合に、被粉砕物を低温の不活性ガスで冷却するものとして、竪型ミル内への原料供給装置に冷却ジャケットを設け、該冷却ジャケットの入口に、不活性低温液化ガス供給装置を接続すると共に、冷却ジャケットの出口を、上記原料供給装置の原料導入部に接続し、冷却ジャケットで気化した低温の不活性ガスを原料供給装置に導入して原料を直接冷却するようにしたものがある(たとえば、特許文献2参照)。
【0010】
【特許文献1】
特開2001−340780号公報
【特許文献2】
実開平5−13537号公報
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、特許文献1に記載されているものは、ケーシングの側壁より搬送ガスを取り出して粉体濃度を検出するようにし、粉体濃度に応じて回転式セパレータの回転速度を制御することにより安定品質をもった製品を得るようにし、これにより不良品の発生量を低減させるものであるが、熱軟化性物質の粉砕において粉砕物を直接取り出して粉砕状態を確認するようにしたものではない。
【0012】
このように、竪型ミルの運転中に粉砕物を抽出してミル内の粉砕状態を確認するようにしたものは、現在まで提案されていないのが実状である。
【0013】
そこで、本発明は、竪型ミルの運転中に粉砕物の一部を抽出してミル内の粉砕状態を常に監視するようにする竪型ミルの粉砕状態監視方法及び装置を提供しようとするものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記課題を解決するために、回転テーブルと粉砕ローラにより粉砕されて搬送ガスにより吹き上げられ、且つセパレータで分級されて回転テーブル上に戻される粗粉の一部をミルの外部へ抽出した後、該抽出した粗粉の嵩比重を計測し、該嵩比重の計測値によりミル内部の粉砕状態を監視する方法及びケーシング内の回転テーブルと粉砕ローラとからなる粉砕部の上方位置に設けてあるコーン状シュートの所要個所に、セパレータで分級されて該コーン状シュートに沿い回転テーブル上に戻される粗粉の一部を抽出するための配管の一端を接続してコーン状シュートの内側へ開口させ、且つ上記配管の他端に粗粉捕集器を備え、該捕集器で捕集された粗粉を篩別する篩と、該篩に残った粗粉の嵩比重を計測する計量器と、該計量器の値により粉砕状態を判断する演算器とを備えてなる構成とする。
【0015】
竪型ミルの運転中に、搬送ガスで吹き上げられて戻される粉砕物中の粗粉を抽出して嵩比重を計測するので、計測した結果、嵩比重が上昇する傾向になると、粗粉の粒度が大きくなって来ていることが感知される。これにより、熱軟化性物質の被粉砕物を粉砕する場合は、被粉砕物が融点に達して軟化し始めていることを監視することができる。
【0016】
又、嵩比重の計量器を複数設置すると、粗粉の嵩比重の計測時も連続的に計量器へ供給できる。
【0017】
更に、抽出した粗粉を回収してミル内部へ供給すると、有効に微粉を製造できる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
【0019】
図1は本発明の実施の一形態の概要を示すもので、図2に示す竪型ミル1と同一の構成としてある竪型ミル1において、コーン状シュート13のスリット13a間の粗粉(半製品)が滑り落ちる面に、ケーシング2の側壁部を貫通させてミル内部に挿入した所要大きさの径の配管16の一端を接続して、シュート13の内側に開口させる。上記配管16は、ケーシング2の外側に位置する他端側が低くなるように傾斜させ、該他端をサイクロン17に接続させ、コーン状シュート13を滑り落ちる粗粉の一部を配管16を通して抽出し、サイクロン17に捕集させるようにする。
【0020】
上記サイクロン17の下流側にはバグフィルタ18、吸引ファン19を設置して、サイクロン17で分離されたガス14と微粉20はライン22によりバグフィルタ18へ導かれ、ここで微粉20は捕集されて、ガスが吸引ファン19を経て放出されるようにする。
【0021】
一方、上記サイクロン17で分離された粗粉(半製品)21を篩別する振動篩23を、サイクロン17の下方位置に設置して、サイクロン17の下端部の取出部17aより取り出された粗粉21を振動篩23上へ供給させるようにする。更に、上記振動篩23で篩別されて振動篩23上に残った粗粉21の嵩比重を計測する計量器24を設置すると共に、該計量器24による嵩比重の計測値を入力して粒度の大小を比較演算する演算器25を設置し、該演算器25の情報に基づき竪型ミル1の運転を制御させるようにする操作盤26を設ける。
【0022】
上記粗粉の嵩比重を計測する計量器24は、予め定めた一定の容量としてある嵩比重計測用の容器24aと計量部24bからなり、該容器24a内に振動篩23上から供給された粗粉21の重量を計測することにより粗粉21の嵩比重が計測できるようにしてある。
【0023】
更に、上記振動篩23の目を通過して回収された粗粉21、嵩比重計量器24の容器24a内に供給されて計測を終えて取り出された粗粉21、更には、バグフィルタ18で捕集された微粉20は、図中Aで示す如く、いずれも回収して任意の搬送手段により原料供給装置6に供給するようにし、該原料供給装置6によりミル内部へ戻すようにする。
【0024】
なお、27は振動篩23上に残った粗粉21を計量器24の容器24a内に投入させるラインである。その他竪型ミル1について図2に示す竪型ミル1におけるものと同一のものには同一符号が付してある。
【0025】
原料供給装置6に熱軟化性物質の被粉砕物を原料として導き、該原料供給装置6よりミル内部へ供給すると共に、ミル内部に低温の不活性ガスやドライアイスの如き冷媒を入れて竪型ミル1を運転すると、回転テーブル4の中央部上面に供給された原料は、回転テーブル4と該回転テーブル4に押し付けられて転動する粉砕ローラ5とからなる粉砕部3で粉砕される。
【0026】
竪型ミル1の粉砕部3は、原料が微粉化される正常な粉砕が行われるように適正な条件に予め設定されており、通常の運転時は微粉(製品)が製作される正常な状態になっている。
【0027】
かかる正常な運転においては、粉砕部3で粉砕された粉砕物は、下方から吹き上げられる搬送ガス14により微粉も粗粉も同伴して、コーン状シュート13のスリット13aを通り上方の回転式のセパレータ12に達する。該セパレータ12に達した搬送ガス14と微粉、粗粉の粉砕物は、セパレータ12で分級され、微粉(製品)は排出口10より排出されて回収され、粗粉(半製品)や排出されなかった微粉はコーン状シュート13のスリット13aのない面に沿って落ち、回転テーブル4上に戻されることになり、原料供給装置6より供給される原料と一緒に粉砕部3で粉砕されることになる。
【0028】
上記コーン状シュート13の内面に沿い戻される粗粉(半製品)の一部を含む粉砕物は、該シュート13の面に開口させられている配管16内に入り、吸引ファン19により吸引されることにより配管16内を通り抽出される。配管16を通して抽出された粉砕物は、サイクロン17内に捕集され、ここで粗粉21と微粉20に分離され、微粉20はバグフィルタ18へ導かれて捕集され、ガスは放出される。一方、サイクロン17で捕集された粗粉21は、サイクロン17の下端部より取り出されて振動篩23に供給される。振動篩23に供給された粗粉21は、篩にかけられて篩別され、振動篩23上に残るような大きな粒度の粗粉があれば、嵩比重計測用の容器24a内に供給されることになる。
【0029】
上記において、竪型ミル1内の粉砕状態が正常に運転されているときは、粗粉21の粒度の大きいものが急に発生することはなく、嵩比重計量器24で粗粉の嵩比重を計測しても、嵩比重が上昇するようなことはない。
【0030】
ところが、ミル内部の冷媒の量が少ない等の各種条件の組み合わせにより、熱軟化性物質の被粉砕物が粉砕部3で粉砕されるときに発生する粉砕熱により融点に達して軟化し始めると、前記したように粒子同士の溶着が発生することになる。このような状態になると、粗粉21の粒度が急速に大きくなり、コーン状シュート13内面から配管16を通し抽出される粉砕物のうちの粗粉21に粒度の大きいものが含まれることになる。
【0031】
粒子同士の溶着で粒度が大きくなった粗粉21がサイクロン17から振動篩23に供給されて来ると、篩にかけられても振動篩23上に残って嵩比重計測用の容器24aに次々と供給されて来ることになる。一定容量の容器24a内に一定量の粗粉21が供給されると、計量器24で重量を計測することにより粗粉21の嵩比重が求められる。粗粉21の粒度が大きくなると、嵩比重は上昇するので、演算器25で計量器24の計測値から嵩比重が或るレベルを超えて大きいものであることが求められる。
【0032】
このように、急に粗粉21の嵩比重が上昇するようになると、ミル内部での粉砕状態に異常が発生、すなわち、熱軟化性物質が粉砕熱により軟化し始めて粒子同士の溶着が発生していることになり、これを外部から監視することにより、竪型ミル1の運転中にミル内部の粉砕状態を感知することができる。
【0033】
上記のようにミル内部の粉砕状態に異常が発生していることが感知されると、竪型ミル運転操作盤26によりミル内部への冷媒量を増やして熱軟化性物質の粗粉が融点に達しない状態で粉砕させるように制御させるようにする。
【0034】
上記本発明の実施の形態では、嵩比重計量器24は1基として、容器24aに供給した粗粉21の嵩比重を計測しているときは該容器24aへの粗粉21の供給を停止させるようにするバッチ式のものとして示したが、同様の計量器24を少なくとも2基設置しておいて、振動篩23で篩別された程度の大きい粗粉21を交互に容器24a内へ供給するようにして、連続的に嵩比重を計測することができるようにすることもできる。
【0035】
なお、本発明は上記実施の形態にのみ限定されるものではなく、たとえば、竪型ミル1の原料供給装置6に代えて、スクリューコンベヤ方式のものを採用して原料の供給を行わせるようにしてもよいこと、その他本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々変更を加え得ることは勿論である。
【0036】
【発明の効果】
以上述べた如く、本発明の竪型ミルの粉砕状態監視方法及び装置によれば、次の如き優れた効果を奏し得る。
(1)回転テーブルと粉砕ローラにより粉砕されて搬送ガスにより吹き上げられ、且つセパレータで分級されて回転テーブル上に戻される粗粉の一部をミルの外部へ抽出した後、該抽出した粗粉の嵩比重を計測し、該嵩比重の計測値によりミル内部の粉砕状態を監視する方法、及びケーシング内の回転テーブルと粉砕ローラとからなる粉砕部の上方位置に設けてあるコーン状シュートの所要個所に、セパレータで分級されて該コーン状シュートに沿い回転テーブル上に戻される粗粉の一部を抽出するための配管の一端を接続してコーン状シュートの内側へ開口させ、且つ上記配管の他端に粗粉捕集器を備え、該捕集器で捕集された粗粉を篩別する篩と、該篩に残った粗粉の嵩比重を計測する計量器と、該計量器の値により粉砕状態を判断する演算器とを備えてなる装置としてあるので、ミルの運転中に抽出した粗粉の粒度により変化する嵩比重を計測することにより常に粉砕状態を感知して監視することができ、正常な運転状態から異常発生を感知できて、不良品が製造されることを未然に防止することができる。
(2)上記(1)により、粉砕部の粉砕熱により粗粉が融点に達して軟化し始めるような熱軟化性物質の場合には、抽出した粗粉の嵩比重を計測することにより、融点に達して粒子同士の溶着が発生しているか否かを知ることができ、ミルの運転を停止することなく、粉砕状態の改善を行うことが可能となる。
(3)上記(2)に伴い、竪型ミルを用いて粉砕できる新しい原料を容易に見つけ出すことができて、竪型ミルの適用範囲の確認も容易にできることになる。
(4)嵩比重の計量器を複数設置しておくことにより、篩別された粒度の大きい粗粉を連続的に計量器へ供給することができる。
(5)抽出した粉砕物を回収してミル内部へ戻すようにすることにより、有効に微粉(製品)の製造ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の竪型ミルの粉砕状態監視方法及び装置の実施の一形態を示す概要図である。
【図2】従来の竪型ミルの一例を示す概略図である。
【符号の説明】
1 竪型ミル
2 ケーシング
3 粉砕部
4 回転テーブル
5 粉砕ローラ
6 原料供給装置
10 排出口
12 セパレータ
13 コーン状シュート
13a スリット
14 搬送ガス
16 配管
17 サイクロン(捕集部)
20 微粉
21 粗粉
23 振動篩(篩)
24 嵩比重の計量器
25 演算器
26 竪型ミル運転操作盤[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a method and an apparatus for externally monitoring the state of pulverization of a vertical mill, and particularly to a method for pulverizing a heat-softening substance that reaches a melting point by the heat of pulverization of a pulverizing unit as a material to be pulverized. The present invention relates to a method and an apparatus for monitoring a pulverized state of a vertical mill so as to constantly monitor a pulverized state inside a type mill.
[0002]
[Prior art]
FIG. 2 shows an example of a vertical mill as one of pulverizers for pulverizing a raw material as an object to be pulverized. That is,
[0003]
Further, a gas inlet 15 for blowing up the powder pulverized by the pulverizing
[0004]
The
[0005]
However, when the above-mentioned heat-softening substance is pulverized by the
[0006]
If such a state is left, the softening of the heat-softening substance causes the welding of the particles to occur, and the particle size of the pulverized product becomes large, resulting in a defective product. You will lose quality. Further, when the heat softenable material begins to soften, object to be crushed accumulated in large quantities
[0007]
Therefore, it is required to ground state inside the mill constantly monitors, to prevent production of defective products.
[0008]
In order to reduce the amount of defective products generated by the vertical mills that have been proposed so far, a rotary separator that classifies the pulverized powder accompanying the carrier gas into fine powder and coarse powder is classified. particle size of fine grains directly related to the powder density, particle size after the higher the powder density classification narrows the particle size after classification the lower powder density Conversely Noting that coarser, before the classification comprises a powder concentration measuring apparatus for detecting a powder concentration of carrier gas in real time, taking out the transporting gas in the mill outside to guide to the powder concentration measuring apparatus, it is detected by the powder concentration measuring apparatus By controlling the rotation speed of a rotary separator in accordance with the powder concentration, the amount of defective products can be greatly reduced (for example, see Patent Document 1).
[0009]
When a low-melting substance such as a resin is pulverized by a vertical mill, a cooling jacket is provided in a raw material supply device into the vertical mill as a device for cooling an object to be pulverized with a low-temperature inert gas. the inlet of the jacket, along with connecting the inert cryogenic liquefied gas supply system, the outlet of the cooling jacket is connected to the feed inlet portion of the material supply device, the inert gas is vaporized in the cooling jacket low temperature the material supply device introducing to have those so as to cool the material directly (e.g., see Patent Document 2).
[0010]
[Patent Document 1]
JP 2001-340780 A [Patent Document 2]
Japanese Utility Model Laid-Open No. 5-13537
[Problems to be solved by the invention]
However, stable quality by the those described in
[0012]
As described above, the fact that a pulverized material is extracted during the operation of the vertical mill to check the pulverized state in the mill has not been proposed so far.
[0013]
The present invention is intended to provide a constantly pulverized state monitoring method and apparatus of the vertical mill to be monitored to extract the partially crushed state of the mill pulverized material during operation of the vertical mill It is.
[0014]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above problems, the present invention extracts a part of coarse powder which is pulverized by a rotary table and a pulverizing roller, blown up by a carrier gas, and classified by a separator and returned to the rotary table, outside the mill. After that, the bulk specific gravity of the extracted coarse powder is measured, and a method for monitoring the pulverization state inside the mill based on the measured value of the bulk specific gravity is provided at a position above a pulverization unit including a rotary table and a pulverization roller in a casing. At the required location of the cone-shaped chute, one end of a pipe for extracting a part of coarse powder that is classified by the separator and returned along the cone-shaped chute and returned to the rotary table is connected to the inside of the cone-shaped chute. was opened, and includes a coarse powder collector to the other end of the pipe, the collected coarse powder in the collecting device for measuring the sieve sieved, the bulk specific gravity of the remaining crude powder sieve weighing Container and the measuring device And comprising an arithmetic unit for determining the pulverized state by the value structure.
[0015]
During the operation of the vertical mill, the coarse powder in the pulverized material that is blown up and returned by the carrier gas is extracted and the bulk specific gravity is measured.As a result of the measurement, when the bulk specific gravity tends to increase, the particle size of the coarse powder is increased. It is sensed that is getting larger. Accordingly, when the object to be pulverized with the thermosoftening substance is pulverized, it is possible to monitor that the object to be pulverized has reached the melting point and has started to soften.
[0016]
In addition, when a plurality of measuring instruments having a bulk specific gravity are provided, the measuring powder can be continuously supplied to the measuring apparatus even when measuring the bulk specific gravity of the coarse powder.
[0017]
Further, when supplied to the internal mill extracted crude powder was recovered, effectively producing a fine powder.
[0018]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
[0019]
Figure 1 shows an embodiment outline of the embodiment of the present invention, in a
[0020]
A
[0021]
On the other hand, a vibrating
[0022]
The measuring
[0023]
Further, the
[0024]
[0025]
The material to be crushed of the heat-softening substance is introduced as a raw material into the raw
[0026]
[0027]
In such a normal operation, the pulverized material pulverized in the
[0028]
The pulverized material including a part of the coarse powder (semi-finished product) returned along the inner surface of the cone-shaped
[0029]
In the above, when the pulverized state in the
[0030]
However, due to a combination of various conditions such as a small amount of the refrigerant inside the mill, the material to be pulverized of the thermosoftening material reaches the melting point due to the pulverization heat generated when pulverized in the
[0031]
When the
[0032]
As described above, when the bulk specific gravity of the
[0033]
As described above, when it is detected that the pulverization state inside the mill is abnormal, the amount of the refrigerant into the mill is increased by the vertical
[0034]
In the embodiment of the present invention, when the bulk specific
[0035]
The present invention is not limited to the embodiment described above, for example, in place of the
[0036]
【The invention's effect】
As described above, according to the method and apparatus for monitoring the pulverized state of a vertical mill of the present invention, the following excellent effects can be obtained.
(1) After extracting a part of the coarse powder which is pulverized by the rotary table and the pulverizing roller, blown up by the carrier gas, and classified by the separator and returned to the rotary table, is extracted outside the mill; A method of measuring the bulk specific gravity and monitoring the pulverized state inside the mill based on the measured value of the bulk specific gravity, and a necessary portion of a cone-shaped chute provided above a pulverizing section including a rotary table and a pulverizing roller in a casing. One end of a pipe for extracting a part of coarse powder which is classified by a separator and returned to the rotary table along the cone-shaped chute is connected to open the inside of the cone-shaped chute. end to comprise a coarse powder collector, and sieves the collected coarse powder in the collecting device sieved, a metering device for measuring the bulk specific gravity of the remaining crude powder sieve, metering unit value To determine the grinding state Since it is a device equipped with a calculator, it can always sense and monitor the pulverized state by measuring the bulk specific gravity that changes according to the particle size of the coarse powder extracted during the operation of the mill, and the normal operating state This makes it possible to detect the occurrence of an abnormality and prevent the production of defective products.
(2) According to the above (1), in the case of a thermosoftening substance in which the coarse powder reaches the melting point and starts to be softened by the pulverization heat of the pulverizing unit, the bulk specific gravity of the extracted coarse powder is measured to determine the melting point. , It is possible to know whether or not the welding of the particles has occurred, and it is possible to improve the pulverized state without stopping the operation of the mill.
(3) Along with the above (2), a new raw material that can be pulverized using a vertical mill can be easily found, and the application range of the vertical mill can be easily confirmed.
(4) By installing a plurality of measuring devices having a bulk specific gravity, coarse powder having a large particle size sieved can be continuously supplied to the measuring devices.
(5) Fine powder (product) can be produced effectively by collecting the extracted pulverized material and returning it to the inside of the mill.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic view showing an embodiment of a method and an apparatus for monitoring a pulverized state of a vertical mill according to the present invention.
FIG. 2 is a schematic view showing an example of a conventional vertical mill.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
20
24 Measuring device for bulk
Claims (4)
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