JP2004358162A - ベルト調節金具 - Google Patents
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Abstract
【課題】簡単な構造で、確実なベルトの調整を行うことを得る。
【解決手段】係止板7と留め具8aに通したベルト19に凸状形リング9を挟み込んで移動させ、ベルト19の長さを調節して固定させる。
【選択図】 図2
【解決手段】係止板7と留め具8aに通したベルト19に凸状形リング9を挟み込んで移動させ、ベルト19の長さを調節して固定させる。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ベルトの長さの調節を簡単で確実に行う金具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、ベルトの長さを調節する金具は多々あるが、無段階に調節できる類のものにはベルトが折れ曲がったりすると緩んでしまうものなどがあり、安全性に欠けるものも少なくないように思われる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、前述の問題点に鑑みて成されたものであり、一旦、ベルトの調節を行えば、ベルトが折り曲げられたり調節位置が変化するような外力が加えられても、ベルトの長さが変化しないような金具を提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、底板の一端の湾曲部に、軸に固着された支持板を取り付け、底板の中央部に、凸状部及び凹状部を設け、該凸状部に係止板を取り付け、底板の他の一端に、留め具を取り付け、更に、係止板に挟み込んだ凸状形リングとを設けて成るものである。
【0005】
係止板の上部の押さえ部と、底板の凸状部の押さえ部との間隔は、凸状形リングの軸状部の軸径に応じて適切なものとすることによって、これらの押さえ部にベルトを安定して固着させることができる。
【0006】
又、係止板の前部と、元部分のベルトの先端部との間隔は、この間に凸状形リングを用いて調節用ベルトの先端部を着脱することが可能な限り、小さくすることがベルトの緩み防止に効果的である。
【0007】
更に、留め具の内側空間は、調節用ベルトの先端部をこの中で着脱することが可能な範囲で小さくすることが好ましい。即ち、このことによって凸状形リングの押さえ部の押さえ込みを強めることが可能となる。
【0008】
又、係止板には平形状の鋼材を用いる他、丸鋼棒を使用しても良い。
【0009】
そして、本器具を金属製の材料を加工して構成する他、合成樹脂材料を用いて一体ものとして加工することも可能である。
【0010】
【発明の実施の形態】
発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
【0011】
図1において、係止板7、支持板4a、4b及び留め板8aは、底板1に固着されている。
【0012】
図2においては、ベルト19に挟み込まれた凸状形リング9の軸状部10は、切り欠き部13に嵌め込まれ、係止部11は切り欠き部14にロックされ、押さえ部12はベルト19によって押さえられている。又、ベルトの先端部18、21は適切な間隔を保って配置されている。
【0013】
図3において、ベルト19が軸状部10を挟み込んだ状態で押さえ部15、16に固定され、押さえ部12はベルト19によって押え付けられている。又、ベルトの先端部18、21が互いに適切な間隔を保って近接するように係止板7及び軸3が配置されている。
【0014】
図4においては、凸状形リングがベルト19に挟み込まれて係止板7の内部を移動し得るように設けられている。又、ベルト19を本金具から着脱する状態を鎖線で示している。
【0015】
【発明の効果】
本発明は、以上説明したように構成されているので、以下に記載されているような効果を得ることができる。
【0016】
ベルト19に凸状形リング9を挟み込んで、ベルト19を係止板7及び留め具8aの内部に挿入し、ベルトの先端部21を係止板7の前部22とベルトの先端部18の間から押し込んで、ベルト19及びベルト19の末端部20を引くことによって、ベルト19が固定される。そして、固定後はベルト19を緩ませるような外力が働いても、押さえ部12、係止部11、及び湾曲部2、ベルトの先端部18等の機能及び配置によって、ベルト19の緩みを防止することができる。
【0017】
そして、全体的に構造が簡単で薄手に制作することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】ベルト調節金具の斜視図である。
【図2】ベルト調節金具の平面図である。
【図3】ベルト調節金具の要部縦断図である。
【図4】ベルト調節金具の側面図であり、ベルトの着脱状態を鎖線で示す。
【符号の説明】
1 底板
2 底板1の湾曲部
3 軸
4a、4b 支持板
5 底板1の凸状部
6 底板1の凹状部
7 係止板
8a、8b 留め具
9 凸状形リング
10 凸状形リング9の軸状部
11 凸状形リング9の係止部
12 凸状形リング9の押さえ部
13 係止板7の前部の切り欠き部
14 係止板7の後部の切り欠き部
15 係止板7の上部の押さえ部
16 凸状部5の上部の押さえ部
17 元部分のベルト
18 元部分のベルト17の先端部
19 調節用ベルト
20 調節用ベルト19の末端部
21 調節用ベルト19の先端部
22 係止板7の前部
23 リベット
【発明の属する技術分野】
本発明は、ベルトの長さの調節を簡単で確実に行う金具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、ベルトの長さを調節する金具は多々あるが、無段階に調節できる類のものにはベルトが折れ曲がったりすると緩んでしまうものなどがあり、安全性に欠けるものも少なくないように思われる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、前述の問題点に鑑みて成されたものであり、一旦、ベルトの調節を行えば、ベルトが折り曲げられたり調節位置が変化するような外力が加えられても、ベルトの長さが変化しないような金具を提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、底板の一端の湾曲部に、軸に固着された支持板を取り付け、底板の中央部に、凸状部及び凹状部を設け、該凸状部に係止板を取り付け、底板の他の一端に、留め具を取り付け、更に、係止板に挟み込んだ凸状形リングとを設けて成るものである。
【0005】
係止板の上部の押さえ部と、底板の凸状部の押さえ部との間隔は、凸状形リングの軸状部の軸径に応じて適切なものとすることによって、これらの押さえ部にベルトを安定して固着させることができる。
【0006】
又、係止板の前部と、元部分のベルトの先端部との間隔は、この間に凸状形リングを用いて調節用ベルトの先端部を着脱することが可能な限り、小さくすることがベルトの緩み防止に効果的である。
【0007】
更に、留め具の内側空間は、調節用ベルトの先端部をこの中で着脱することが可能な範囲で小さくすることが好ましい。即ち、このことによって凸状形リングの押さえ部の押さえ込みを強めることが可能となる。
【0008】
又、係止板には平形状の鋼材を用いる他、丸鋼棒を使用しても良い。
【0009】
そして、本器具を金属製の材料を加工して構成する他、合成樹脂材料を用いて一体ものとして加工することも可能である。
【0010】
【発明の実施の形態】
発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
【0011】
図1において、係止板7、支持板4a、4b及び留め板8aは、底板1に固着されている。
【0012】
図2においては、ベルト19に挟み込まれた凸状形リング9の軸状部10は、切り欠き部13に嵌め込まれ、係止部11は切り欠き部14にロックされ、押さえ部12はベルト19によって押さえられている。又、ベルトの先端部18、21は適切な間隔を保って配置されている。
【0013】
図3において、ベルト19が軸状部10を挟み込んだ状態で押さえ部15、16に固定され、押さえ部12はベルト19によって押え付けられている。又、ベルトの先端部18、21が互いに適切な間隔を保って近接するように係止板7及び軸3が配置されている。
【0014】
図4においては、凸状形リングがベルト19に挟み込まれて係止板7の内部を移動し得るように設けられている。又、ベルト19を本金具から着脱する状態を鎖線で示している。
【0015】
【発明の効果】
本発明は、以上説明したように構成されているので、以下に記載されているような効果を得ることができる。
【0016】
ベルト19に凸状形リング9を挟み込んで、ベルト19を係止板7及び留め具8aの内部に挿入し、ベルトの先端部21を係止板7の前部22とベルトの先端部18の間から押し込んで、ベルト19及びベルト19の末端部20を引くことによって、ベルト19が固定される。そして、固定後はベルト19を緩ませるような外力が働いても、押さえ部12、係止部11、及び湾曲部2、ベルトの先端部18等の機能及び配置によって、ベルト19の緩みを防止することができる。
【0017】
そして、全体的に構造が簡単で薄手に制作することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】ベルト調節金具の斜視図である。
【図2】ベルト調節金具の平面図である。
【図3】ベルト調節金具の要部縦断図である。
【図4】ベルト調節金具の側面図であり、ベルトの着脱状態を鎖線で示す。
【符号の説明】
1 底板
2 底板1の湾曲部
3 軸
4a、4b 支持板
5 底板1の凸状部
6 底板1の凹状部
7 係止板
8a、8b 留め具
9 凸状形リング
10 凸状形リング9の軸状部
11 凸状形リング9の係止部
12 凸状形リング9の押さえ部
13 係止板7の前部の切り欠き部
14 係止板7の後部の切り欠き部
15 係止板7の上部の押さえ部
16 凸状部5の上部の押さえ部
17 元部分のベルト
18 元部分のベルト17の先端部
19 調節用ベルト
20 調節用ベルト19の末端部
21 調節用ベルト19の先端部
22 係止板7の前部
23 リベット
Claims (2)
- 底板(1)の一端の湾曲部(2)に、軸(3)に固着された支持板(4a、4b)を取り付け、底板(1)の中央部に、凸状部(5)及び凹状部(6)を設け該凸状部(5)に係止板(7)を取り付け、底板(1)の他の一端に、留め具(8a)を取り付け、更に、係止板(7)に挟み込んだ凸状形リング(9)とを設けて構成したことを特徴とするベルト調節金具。
- 凸状形リング(9)に軸状部(10)、係止部(11)及び押さえ部(12)を、係止板(7)に、切り欠き部(13、14)及び押さえ部(15)を、凸状部(5)に、押さえ部(16)を設け、ベルト(19)に凸状形リング(9)が挟まれた状態でベルト(19)を引くと、凸状形リング(9)が移動し、軸状部(10)は切り欠き部(13)に嵌め込まれ、係止部(11)は切り欠き部(14)にロックされ、同時に、軸状部(10)を介してベルト(19)が、各々、押さえ部(15)及び押さえ部(16)に押さえ付けられて、ベルト(19)が固定されるように構成されたベルト調節金具において、ベルトの先端部(18)及び(21)との間隔が適切に保たれるように係止板(7)及び軸(3)を配置し、留め具(8a)は、ベルト(19)が押さえ部(12)を適切に押さえつけ得るようにして取り付けた請求項1記載のベルト調節金具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003192444A JP3616781B2 (ja) | 2003-06-02 | 2003-06-02 | ベルト調節金具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003192444A JP3616781B2 (ja) | 2003-06-02 | 2003-06-02 | ベルト調節金具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004358162A true JP2004358162A (ja) | 2004-12-24 |
JP3616781B2 JP3616781B2 (ja) | 2005-02-02 |
Family
ID=34055567
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003192444A Expired - Fee Related JP3616781B2 (ja) | 2003-06-02 | 2003-06-02 | ベルト調節金具 |
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Country | Link |
---|---|
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006341045A (ja) * | 2005-06-08 | 2006-12-21 | Masahisa Saito | ベルト調節金具 |
RU2498749C2 (ru) * | 2011-10-18 | 2013-11-20 | Открытое акционерное общество "Тамбовское опытно-конструкторское технологическое бюро" (ОАО "Тамбовское ОКТБ") | Пряжка для регулирования длины ремня |
-
2003
- 2003-06-02 JP JP2003192444A patent/JP3616781B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006341045A (ja) * | 2005-06-08 | 2006-12-21 | Masahisa Saito | ベルト調節金具 |
JP4582481B2 (ja) * | 2005-06-08 | 2010-11-17 | 昌久 斉藤 | ベルト調節金具 |
RU2498749C2 (ru) * | 2011-10-18 | 2013-11-20 | Открытое акционерное общество "Тамбовское опытно-конструкторское технологическое бюро" (ОАО "Тамбовское ОКТБ") | Пряжка для регулирования длины ремня |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3616781B2 (ja) | 2005-02-02 |
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Legal Events
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