JP2004356274A - Air conditioner for board - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、分電盤、配電盤、通信盤等の内部の電気電子機器類が発熱してキャビネット内の温度が上昇するのを抑制するための盤用クーラに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
分電盤、配電盤、通信盤等に使用されるキャビネットは内部に設置する電気電子機器類の大きさ、数により様々な大きさのものがあるが、これらキャビネット内の温度上昇を抑制するための盤用クーラは、キャビネットの大きさに応じた冷却能力を必要とし、それに応じた専用の大きさのラジエーターを備えていた。(特許文献1参照)
【0003】
【特許文献1】
特開平5−343750号公報(図9)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、冷却能力の異なる盤用クーラ毎に大きさの異なるラジエーターを用意するには、少量多品種の製造となることから量産効果により製造コストを低くすることができず、また、盤用クーラの製造段階において多種類のラジエーターの在庫を抱える必要があり、そのため、盤用クーラの製造コストが高くなる問題がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記の課題を解決するためになされた盤用クーラは、冷却媒体を循環させて吸熱又は放熱を行うラジエーターをラジエーターユニットを複数組み合わせることにより形成したことを特徴とするものを請求項1に係る発明とし、この発明において、ラジエーターユニットを横置きにして上下に積層して複数を組み合わせてラジエーターを形成したものを請求項2に係る発明とし、前記請求項1に係る発明において、ラジエーターユニットを縦置きにして上下に積層して複数を組み合わせてラジエーターを形成したものを請求項3に係る発明としたものである。
【0006】
本発明の盤用クーラは、ラジエーターユニットにより吸熱又は放熱を行うラジエーターを形成したものであるから、一種類のラジエーターユニットを複数組み合わせることにより冷却能力のことなる種々の吸熱又は放熱のラジエーターを製造できるので、種々の大きさのキャビネットに対応できる冷却能力の盤用クーラを提供できるものである。
【0007】
【発明の実施の形態】
本発明の好ましい実施の形態を図を参照して説明する。
〔第1の実施形態〕
先ず、第1の実施形態を図1〜図8に示す分電盤、配電盤、通信盤等の自立型のキャビネットの側面に取り付ける盤用クーラにより説明する。図1は正面カバーを外して正面側から示す斜視図、図2は正面カバーを外して示す正面図、図3は図2のA−A部分断面図、図4は背面側から示す斜視図、図5は他の具体例の正面カバーを外して示す正面図、図6はラジエーターユニットの斜視図及び平面図、図7はペルチェ素子を利用した冷却部の斜視図、図8は自立型の盤のキャビネット100の側面に取り付けた状態を示す斜視図である。
【0008】
1は正面側全体を正面カバー11で開閉自在とした盤用クーラのボックスであり、該ボックス1は上下の中央に正面側から盤のキャビネットの側面への取付面側である背面12側に向けて下り傾斜の隔壁板2により、上部を盤内空気通風路22に下部を外部空気通風路23に形成している。そして、図3に示すように盤内空気通風路22の内部空気取入口22aと外部空気通風路23の外部空気取入口23aは隔壁板2を境に対向して背面側と正面側に臨むように設けてあり、後記するラジエーターによる熱交換に加えて盤内からの熱い空気と外部からの冷たい空気が該隔壁板2を介して接触して熱交換が行われる構造としている。
【0009】
すなわち、盤内空気通風路22はその背面下方に内部空気取入口22aをその背面上方に内部空気返送口22bを設けたものとしてボックス1の上部に形成したもので、内部空気取入口22aと内部空気返送口22bとの間に盤内空気通風路22を閉塞するように冷却媒体を循環させて吸熱を行う吸熱側のラジエーター3を配置して内部空気取入口22aより盤内からの熱い空気を取り入れて該ラジエーター3のフィンに接触させて冷却して内部空気返送口22bから再び盤内部に返送して盤内の温度上昇を抑制するものである。なお、ラジエーター3の上方には吸引用のファン31aを配設し下方に吹き付け用のファン31bを該ラジエーター3に平行に配設して前記のように盤内空気の取り入れ返送を行っているが、ラジエーター3の通風が良好な場合には片側のファンのみでもよい。また、盤内空気通風路22の前面側上部角部に背面側に向け上向傾斜の風向き調整板22cを設ければ冷却空気の盤内への流が円滑となるうえ、該調整板22cにより仕切れてボックス1の最上部に形成されたスペース24に電源・制御部を設置することができるものである。
【0010】
また、外部空気通風路23は外部空気取入口23aを正面カバー11に前記内部空気取入口22aに対向するようにして隔壁板2が下向きの空気誘導部となるように設け、側面板13、13の下方に外部空気排出口23b、23bを設けたものとしてボックス1の下方に形成したものである。そして、該外部空気通風路23には外部空気取入口23aに続けて臨ませて冷却媒体を循環させて放熱を行う放熱側のラジエーター4が該ラジエーター4の上方には吹き付け用のファン41aを下方に吸引用のファン41bを設置して配置されている。
【0011】
また、前記ラジエーター3、4はそれぞれ図6に示すようにチューブ5aにフィン5bを取り付けたプレート状のラジエーターユニット5を複数基組み合わせて形成したものであり、ラジエーターユニット5の数を増減するだけで必要とする冷却能力に応じたラジエーターとすることができる。この実施形態においては吸熱側のラジエーター3はラジエーターユニット5を2基、放熱側のラジエーター4はラジエーターユニット5を3基とをそれぞれ横置きにして高さ方向に積層したものである。なお、放熱側のラジエーター4のラジエーターユニット5の数が吸熱側より多いのはこの実施形態では後記するように冷却部6がペルチェ素子7を利用したもので、吸熱量に加算されてペルチェ素子7自体の仕事量に伴う熱量が放熱側に発生するため、放熱側の能力を吸熱側より大きくする必要があることによる。
【0012】
6はペルチェ素子7を利用した冷却部であり、該冷却部6は図7に示すようにペルチェ素子7を吸熱側ヒートシンク8aと放熱側ヒートシンク8bによりペルチェ素子7の吸熱面が吸熱側ヒートシンク8aに放熱面が放熱側ヒートシンク8bに接するようにサンドイッチ状に挟んだ積層構成としたものである。そして、、外部空気通風路23の前記放熱側のラジエーター4の下方に放熱側ヒートシンク8bが放熱側のラジエーター4に臨むように配置してラジエーター4の放熱が吸熱側ヒートシンク8aに直接当たるのを防止している。また、この冷却部6の吸熱側ヒートシンク8aと放熱側ヒートシンク8bはそれぞれ冷却媒体である冷却液を通す冷却液路を設けた液冷構造としている。
【0013】
吸熱側ヒートシンク8aは吸熱側ポンプ9aと吸熱タンク10aとを介して吸熱側のラジエーター3に図示を略した配管により接続されている。そして、ペルチェ素子7により冷却された冷却液を吸熱側のラジエーター3に送り該ラジエーター3を冷却して、吸熱ファン31a、31bにより空気取入口22aから盤内空気通風路22に取り入れた盤内の空気をこの冷却されたラジエーター3に接触させて冷却したうえ空気返送口22bから盤内に返送するものである。
【0014】
また、放熱側ヒートシンク8bは放熱側ポンプ9bと放熱タンク10bとを介して放熱側のラジエーター4に図示を略した配管により接続されてペルチェ素子7の放熱面により発生する熱を取り込んだ冷却液を放熱側のラジエーター4に送り、放熱ファン41a、41bにより前記外気取入口23aから取り入れた外気をラジエーター4に接触させてこの外気に熱を取り込ませてボックス1の側面板13、13の下方に設けた外気排出口23b、23bから放出するものである。
【0015】
また、前記吸熱側ポンプ9aと放熱側ポンプ9bは外部空気通風路23の放熱側のラジエーターの外気排出口23b側、つまり外気排出口23b、23bが臨むキャビネット1の下端部に配置してポンプのモータによる発熱をボックス1内に篭らないものとしている。また、吸熱側タンク10aと放熱側タンク10bを配管システムの最上部となるボックス1の上端部に配置させているので、ポンプの運転を停止してもラジエーター及び配管内の冷却液がタンクに流れこむことが無いので、タンクの容量が小さいものであってもよいので、その分盤用クーラ全体を小型化できる利点がある。また、冷却液の補充はボックス1の上部から突出している吸熱側タンク10aと放熱側タンク10bの蓋10cを開閉することにより容易に行うことができる。さらに、配管システムの最下端部をボックス1の底面より突出させてドレンコック91、91を設ければメンテナンスの際に冷却液を抜く作業が容易であるうえボックス1内を汚染することもないものである。
【0016】
さらに、図示のものは吸熱側タンク10aと放熱側タンク10bを側面板13の内側に添うように配置して側面板13に覗き窓13aを設けてタンク内の液量の管理を容易としている。そして、吸熱側タンク10aと放熱側タンク10bの下方に続く側面側のスペースを図2に示すように一点鎖線で表した縦仕切板21により分離して配管スペースとしておけばラジエーター3、4の通風の障害とならないものであり、また、タンク、配管等からの液漏れがあっても電装品を始め他部品にかかることがないものであり液漏れによる損害を最小限にすることができるものである。
【0017】
このような本発明の盤用クーラは、図8に示すように自立型の分電盤、配電盤、通信盤等の盤類のキャビネット100の側面に取り付けて内部の電気電子機器類の発熱よるキャビネット内の温度の上昇を抑制するものであることは従来の盤用クーラと同様である。本発明の盤用クーラの特長とするところは吸熱側のラジエーター3と放熱側のラジエーター4がラジエーターユニット5により形成したことにある。これにより、吸熱側のラジエーター3と放熱側のラジエーター4を一種類のラジエーターユニット5を複数組み合わせることにより能力の異なる種々のラジエーターを製造できるので、種々の大きさの自立型の電気電子機器収納用のキャビネットに対応できる盤用クーラを提供できるものである。
【0018】
そして、この実施形態のものは、ラジエーターユニット5を横置きにして高さ方向に積層して吸熱側のラジエーター3と放熱側のラジエーター4を形成したものであるから、冷却能力を変更するためにラジエーター3、4のラジエーターユニット5の数を増減することによるボックス1の大きさの変更は高さ方向のサイズを変更することにより行うものである。例えば、図5に示すように吸熱側のラジエーター3はラジエーターユニット5を1基、放熱側のラジエーター4はラジエーターユニット5を2基としたものはその分図1〜図4に示すものと比べ高さ方向のサイズを小さくできるものである。従って、冷却される自立型の電気機器収納用のキャビネット100が設置面積を小さくして高さ方向のサイズを変更して機器収納容量を変更するものである場合には、大きな冷却力を必要とするキャビネットは高さが高く、小さな冷却力でよいキャビネットは高さが低くてよいので、キャビネットの必要な冷却能力に対応した盤用クーラを的確にキャビネット100の側面に取り付けて設置できるものである。
【0019】
さらに、冷却部6はペルチェ素子7を吸熱側ヒートシンク8aと放熱側ヒートシンク8bによりペルチェ素子7の吸熱面が吸熱側ヒートシンク8aに、放熱面が放熱側ヒートシンク8bに接するようにサンドイッチ状に挟んだ積層構成としたものであるから、冷却部6の冷却能力はペルチェ素子7と吸熱側ヒートシンク8aと放熱側ヒートシンク8bの積層数を増減することにより変更できるので、安価に製造でき、また、積層数を増減することによりボックス1の大きさの変更はボックスの高さ方向のサイズを変更により行うことができるものである。
【0020】
〔第2の実施形態〕
次に、第2の実施形態の盤用クーラを図9〜図15により説明する。図9は横断面図、図10は正面カバーを外して正面側から示す斜視図、図11は背面側から正面カバーを外して示す斜視図、図12は縦断図、図13は正面カバーを外して示す正面図、図14は側面板を外して示す側面図、図15は自立型の電気機器収納用のキャビネット100の側面に取り付けて使用した状態を示す斜視図である。
【0021】
1は盤用クーラのボックスであり、該ボックス1の盤への取付面側である背面12側に両側に背面側に向け開拡させた整風板である斜板部2b、2bを連設した縦隔壁板2aとこれを挟み込んだ上仕切板17と下仕切板18により横断面台形状の盤内空気通風路22が、背面12に横方向に内部空気取入口22aと内部空気返送口22bを設けて形成されている。そして、該盤内空気通風路22には吸熱側のラジエーター3が該盤内空気通風路22を閉塞する形で配置されており、内部空気取入口22aから取り入れた熱い盤内空気を冷却したうえ内部空気返送口22bから内部空気返送口22bに設けたファン3aにより盤内に返送して盤内の温度上昇を抑制するものである。
【0022】
また、ボックス1の盤内空気通風路22の外側には盤外空気通風路23がボックス1の一方の側板部13に盤外空気排出口23bを他方の側板部13と正面カバー11とに盤外空気取入口23a、23aを設けて形成されている。この盤外空気通風路23には放熱側のラジエーター4が設けられている。この放熱側のラジエーター4は盤外空気通風路23を形成するボックス1の一方の側板部13に設けた盤外空気排出口23bに取り付けた排気用ファン4aに臨むように設置して、他方の側板部13と正面カバー11に設けた盤外空気取入口23a、23aから取り入れた外気をラジエーター4に接触させてこの外気に熱を取り込ませて前記盤外外気排出口23bから放出するものである。
【0023】
また、前記ラジエーター3、4はそれぞれプレート状のラジエーターユニット5により形成されたものであり、ラジエーターユニット5の数を増減するだけで必要とする冷却能力に応じたラジエーターとすることができる。この実施形態においては吸熱側のラジエーター3はラジエーターユニット5を2基を縦置きにして高さ方向に積層し、放熱側のラジエーター3はラジエーターユニット5を2基を縦置きにして高さ方向に積層したものを横方向に2列併設したしたものである。なお、放熱側のラジエーター4のラジエーターユニット5の数が吸熱側より多いのはこの実施形態では後記するようにペルチェ素子を冷却部に利用しているため、前記第1に実施形態と同様に放熱側の能力を吸熱側より大きくする必要があることによる。
【0024】
また、盤外空気通風路23には前記した縦隔壁板2aの中央部にペルチェ素子7を利用した冷却部6が取り付けて配置してある。この冷却部6はペルチェ素子7を吸熱側ヒートシンク8aと放熱側ヒートシンク8bによりペルチェ素子7の吸熱面が吸熱側ヒートシンク8aに、放熱面が放熱側ヒートシンク8bに接するようにしたうえ、吸熱側ヒートシンク8aが縦隔壁板2aに臨むように横方向にサンドイッチ状に挟んだ積層構成としている。また、この冷却部6の吸熱側ヒートシンク8aと放熱側ヒートシンク8bはそれぞれ冷却液路を設けた液冷構造としている。
【0025】
また、盤外空気流通路23の下方であるボックス1の底部には吸熱側ポンプ9aと放熱側ポンプ9bが放熱側のラジエーター4の下方に位置させて、また、その側部に吸熱タンク10aと放熱タンク10bが適宜の断熱手段を施して配置されている。そして、前記吸熱側ヒートシンク8aは吸熱側ポンプ9aと吸熱タンク10aとを介して吸熱側のラジエーター3に図示を略した配管により接続されて、ペルチェ素子7により冷却された冷却液を吸熱側のラジエーター3に送り該ラジエーター3を冷却して、吸熱ファン3aにより空気取入口22aから盤内空気通風路22に取り入れた盤内の空気をこの冷却されたラジエーター3に接触させて冷却したうえ空気返送口22bから盤内に返送するものである。
【0026】
また、放熱側ヒートシンク8bは放熱側ポンプ9bと吸熱タンク10bとを介して吸熱側のラジエーター3に図示を略した配管により接続されてペルチェ素子7の放熱面により発生する熱を取り込んだ冷却液を放熱側のラジエーター4に送り、放熱ファン4aにより前記外気取入口23a、23aから取り入れた外気をラジエーター4に接触させてこの外気に熱を取り込ませてボックス1の側面板13に設けた外気排出口23bから放出するものである。
【0027】
このような本発明の盤用クーラは、図15に示すように自立型の分電盤、配電盤、通信盤等の盤類のキャビネット100の側面に取り付けて内部の電気電子機器類の発熱よるキャビネット内の温度の上昇を抑制するものであることは従来の盤用クーラと同様である。本発明の盤用クーラの特長とするところは吸熱側のラジエーター3と放熱側のラジエーター4がラジエーターユニット5により形成したことにある。これにより、吸熱側のラジエーター3と放熱側のラジエーター4を一種類の熱交換ユニット5を複数組み合わせることにより能力の異なる種々のラジエーターを製造できるので、種々の大きさの自立型の電気機器収納用のキャビネットに対応できる盤用クーラを提供できるものである。
【0028】
そして、この実施形態のものは、熱交換ユニット5を縦置きして高さ方向に積層して吸熱側のラジエーター3と放熱側のラジエーター4を形成したものであるから、冷却能力を変更するためにラジエーター3、4のラジエーターユニット5の数を増減することによるボックス1の大きさの変更は高さ方向のサイズを変更することにより行うものである。これにより冷却される自立型の電気機器収納用のキャビネット100も設置面積を小さくする関係から高さ方向のサイズを変更することにより機器収納容量を変更するものである場合に、大きな冷却力を必要とするキャビネットは高さが高く、小さな冷却力でよいキャビネットは高さが低くてよいので、キャビネットの必要な冷却能力に対応した盤用クーラを的確にキャビネット100の側面に取り付けて設置できるものである。
【0029】
さらに、この実施形態のものは、盤内空気通風路22をボックス1の盤への取付面側である背面12側に縦隔壁板2aとこれを挟み込んだ上仕切板17と下仕切板18により横断面台形状として背面12に横方向に内部空気取入口22aと内部空気返送口22bを設けて形成し、また、該盤内空気通風路22の外側に盤外空気通風路23を形成したものであるから、盤内からの熱い空気と外部からの冷たい空気が該縦隔壁板2aを介して接触して熱交換が行われて盤内空気を冷却するものである。そして、横断面台形状としているのでその両側の整風板である斜板部2b、2bの内側面が盤内空気の風向きの調整を行い盤内との空気の循環を効率よく行うことができ、また、両側の斜板部2b、2bの外面がボックス1の一方の側板部13に設けた盤外空気排出口23bと他方の側板部13に設けた盤外空気取入口23aに臨むものであるから、外気の取り入れ及び排出が円滑となるものである。
【0030】
【発明の効果】
以上に説明したように、本発明に係る盤用クーラは、ラジエーターユニットを複数組み合わせてラジエーターを形成したものであるから、一種類の規格のラジエーターユニットを用意することにより能力の異なる種々のラジエーターを製造できるので、種々の大きさの自立型の電気電子機器収納用のキャビネットに対応できる冷却能力のものが提供できるものである。
よって、本発明は従来の盤用クーラの問題点を解消したものであり、業界にもたらす益大なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態を正面カバーを外して正面側から示す斜視図である。
【図2】第1の実施形態を正面カバーを外して示す正面図である。
【図3】図2のA−A部分断面図である。
【図4】第1の実施形態を示す背面側から示す斜視図である。
【図5】他の具体例を正面カバーを外して示す正面図をである。
【図6】ラジエーターユニットを示す図であり、(A)は斜視図、(B)は平面図である。
【図7】ペルチェ素子を利用した冷却部を示す斜視図である。
【図8】自立型の電気電子機器収納用のキャビネットへの取付状態を示す斜視図である。
【図9】第2の実施形態を示す横断面図である。
【図10】第2の実施形態を正面カバーを外して正面側から示す斜視図である。
【図11】第2の実施形態を背面側から正面カバーを外して示す斜視図である。
【図12】第2の実施形態を示す縦断図である。
【図13】第2の実施形態を正面カバーを外して示す正面図をである。
【図14】第2の実施形態を側面板を外して示す側面図をである。
【図15】自立型の電気電子機器収納用のキャビネットへの取付状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
3 吸熱用のラジエーター
4 放熱用のラジエーター
5 ラジエーターユニット[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
TECHNICAL FIELD The present invention relates to a panel cooler for suppressing an increase in temperature inside a cabinet due to heat generation of electric and electronic devices inside a distribution board, a distribution board, a communication board, and the like.
[0002]
[Prior art]
Cabinets used for distribution boards, switchboards, communication boards, etc. are of various sizes depending on the size and number of electrical and electronic equipment installed inside. The panel cooler required a cooling capacity corresponding to the size of the cabinet, and was equipped with a radiator of a dedicated size corresponding to the cooling capacity. (See Patent Document 1)
[0003]
[Patent Document 1]
JP-A-5-343750 (FIG. 9)
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, in order to prepare radiators of different sizes for different coolers for panels with different cooling capacities, the production cost cannot be reduced due to the mass production effect because a small number of products are manufactured. In the manufacturing stage, it is necessary to keep inventory of various types of radiators, and therefore, there is a problem that the manufacturing cost of the panel cooler increases.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
The invention according to
[0006]
The panel cooler of the present invention has a radiator that absorbs or dissipates heat by using a radiator unit. Therefore, by combining a plurality of radiator units of one type, various radiators having different cooling capacities can be manufactured. Therefore, it is possible to provide a cooler for a panel having a cooling capacity capable of accommodating cabinets of various sizes.
[0007]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
A preferred embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings.
[First Embodiment]
First, a first embodiment will be described with reference to a panel cooler attached to a side surface of a free-standing cabinet such as a distribution board, a switchboard, or a communication board shown in FIGS. 1 is a perspective view showing the front cover with the front cover removed, FIG. 2 is a front view showing the front cover with the front cover removed, FIG. 3 is a partial cross-sectional view taken along line AA of FIG. 2, FIG. 5 is a front view of another specific example with the front cover removed, FIG. 6 is a perspective view and a plan view of a radiator unit, FIG. 7 is a perspective view of a cooling unit using a Peltier element, and FIG. FIG. 2 is a perspective view showing a state where the cabinet is attached to a side surface of the
[0008]
[0009]
That is, the
[0010]
Further, the
[0011]
The
[0012]
Numeral 6 denotes a cooling unit using a Peltier element 7. The
[0013]
The heat absorbing side heat sink 8a is connected to the heat absorbing
[0014]
The radiating heat sink 8b is connected to the
[0015]
Further, the heat absorption side pump 9a and the heat radiation side pump 9b are arranged at the lower end of the
[0016]
Further, in the illustrated one, the heat absorbing
[0017]
As shown in FIG. 8, such a panel cooler of the present invention is mounted on a side surface of a
[0018]
In this embodiment, the
[0019]
Further, the
[0020]
[Second embodiment]
Next, a panel cooler according to a second embodiment will be described with reference to FIGS. 9 is a transverse sectional view, FIG. 10 is a perspective view showing the front cover with the front cover removed, FIG. 11 is a perspective view showing the front cover with the front cover removed, FIG. 12 is a vertical sectional view, and FIG. FIG. 14 is a side view showing a state where a side plate is removed, and FIG. 15 is a perspective view showing a state where the cabinet is used by attaching to a side surface of a
[0021]
[0022]
Outside the
[0023]
Further, the
[0024]
Further, the
[0025]
A heat-absorbing pump 9a and a heat-dissipating pump 9b are located below the
[0026]
The radiating heat sink 8b is connected to the
[0027]
Such a panel cooler of the present invention is mounted on the side of a
[0028]
In this embodiment, the
[0029]
Further, in this embodiment, the
[0030]
【The invention's effect】
As described above, since the radiator is formed by combining a plurality of radiator units in the cooler for a panel according to the present invention, various types of radiators having different capacities can be prepared by preparing a radiator unit of one type. Since it can be manufactured, it is possible to provide a cooling capacity capable of accommodating various sizes of free-standing cabinets for storing electric and electronic equipment.
Therefore, the present invention has solved the problems of the conventional panel cooler, and has a great advantage to the industry.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view showing the first embodiment from the front side with a front cover removed.
FIG. 2 is a front view showing the first embodiment with a front cover removed.
FIG. 3 is a partial sectional view taken along line AA of FIG. 2;
FIG. 4 is a perspective view showing the first embodiment as viewed from the rear side.
FIG. 5 is a front view showing another specific example with a front cover removed.
6A and 6B are diagrams showing a radiator unit, wherein FIG. 6A is a perspective view and FIG. 6B is a plan view.
FIG. 7 is a perspective view showing a cooling unit using a Peltier element.
FIG. 8 is a perspective view showing a state of attachment to a self-contained cabinet for storing electric and electronic equipment.
FIG. 9 is a cross-sectional view showing a second embodiment.
FIG. 10 is a perspective view showing the second embodiment from the front side with a front cover removed.
FIG. 11 is a perspective view showing the second embodiment with the front cover removed from the back side.
FIG. 12 is a longitudinal sectional view showing a second embodiment.
FIG. 13 is a front view showing the second embodiment with a front cover removed.
FIG. 14 is a side view showing the second embodiment with a side plate removed.
FIG. 15 is a perspective view showing a state of attachment to a cabinet for storing a self-contained electric and electronic device.
[Explanation of symbols]
3 Radiator for
Claims (3)
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Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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CN100434815C (en) * | 2005-11-28 | 2008-11-19 | 苏州昆拓冷机有限公司 | Panel integrated precision air conditioner |
JP2011515026A (en) * | 2008-03-12 | 2011-05-12 | エンエフテー・ナノフィルターテヒニク・ゲゼルスシャフト・ミット・ペシュレンクテル・ハフツング | Cooling device for electronic components |
CN103062837A (en) * | 2011-10-21 | 2013-04-24 | Lg电子株式会社 | Air-conditioner |
-
2003
- 2003-05-28 JP JP2003150679A patent/JP2004356274A/en active Pending
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