JP2004355472A - ペット会員サービスシステム - Google Patents
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Abstract
【課題】迷惑を被っている人の通報を受け、直ちに、迷惑をかけているペットの現在位置と保有者とを特定し、ペット保有者に対して、ペットの現在位置を知らせた上でペットの引き取りを依頼できるペット会員サービスシステムを提供する。
【解決手段】センタ装置6は、会員からの会員現在地を教示した通報Bを受け、その会員Bに迷惑をかけているペットAの携帯する無線送信器2の識別情報より、その無線送信器2のペット所有者AとペットAの現在地を特定し、そのペット所有者Aに所定の通報Aをする構成とした。
【選択図】図1
【解決手段】センタ装置6は、会員からの会員現在地を教示した通報Bを受け、その会員Bに迷惑をかけているペットAの携帯する無線送信器2の識別情報より、その無線送信器2のペット所有者AとペットAの現在地を特定し、そのペット所有者Aに所定の通報Aをする構成とした。
【選択図】図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、サービス加入者に対して、ペットの現在位置を通知するとともに、糞害などをもたらすペットの引き取りをスムーズにその保有者に依頼し、人間とペットの有効な共存を図ることのできるペット会員サービスシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
近時、犬や猫などといったペットを飼育するものが増えてきており、これに伴って、移動先での糞害、騒音、器物損壊などといった諸問題が発生している。
【0003】
そこで、下記特許文献においては、ペットに来てほしくない場所に害獣撃退器を設置しておき、その害獣撃退器に近寄ってきたペットを、超音波、光、音、臭いなどを発生させて撃退するようにしている。
【0004】
しかし、これでは、自身が保有するペットをも撃退の対象としてしまうし、ペット脱走の際にその位置の特定もできない。
【0005】
そこで、特願2002−347525において、本発明者らは、ペットに無線送信器を携帯させ、その送信器から出される送信器識別情報が撃退器に登録されていれば、撃退動作を中止することで自身のペット保護を図るとともに、屋外設置される電柱などの既存の屋外柱に、ペット位置情報通知機能を設けて、その屋外柱に近づいたペットの識別情報をセンタ装置に通知し、そこで全ペットの統括管理を行えるようにし、脱走したペットの現在位置を特定できるようにしたシステムを提案するに至った。
【0006】
【特許文献1】
特開2001−27054号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記特願2002−347525においても、脱走したペット保有者からの依頼に基づき、センタ装置側でそのペットの現在位置を特定することは可能であるが、糞害や器物損壊やいたずらをもたらしているペットがいる場合、その敷地や損壊された物の保有者がそのペットを撃退したい場合、それだけのためには害獣撃退器を設置すればよいが、動物愛護やペットとの共存を考慮した場合、単に撃退すればいいわけではなく、そのペットの保有者に引き取りを願ったほうが有益である。
【0008】
しかし、引き取りを願うにしても、そのペットの保有者が不明である場合が多く、ペットの首輪などに保管されている連絡先を見るにしても、ペットを捕獲する必要があり、捕獲の際に逃亡されたり攻撃されたりと、これがまた困難である。
【0009】
また、連絡先がわかっても、直接連絡を取り合って苦情を言うことがやりづらい場合もありうる。例えば、迷惑をかけているペットの保有者が自分勝手であったり、変わった人間であったりする場合などが該当する。
【0010】
そこで、本発明は、以上の問題を解決するために提案され、迷惑を被っている人の通報を受け、直ちに、迷惑をかけているペットの現在位置と保有者とを特定し、ペット保有者に対して、被害者から間接的に、ペットの現在位置を知らせた上でペットの引き取りを依頼できるペット会員サービスシステムを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の請求項1では、ペットに携帯され、固有の識別情報を予め登録した記憶部と、この記憶部に予め登録した識別情報を第1の無線信号として送信する送信部と、屋外柱から送信され、その屋外柱の設置位置情報を含む第2の無線信号を受信する受信部と、この受信部によって受信され、屋外柱の設置位置情報を順次蓄積する移動履歴データベースとを備える無線送信器と、屋外の適所に設置され、上記無線送信器から送信される第1の無線信号を受信する受信部と、この屋外柱の設置位置情報を第2の無線信号として上記無線送信器に送信する送信部と、上記受信部により受信した上記第1の無線信号より、その無線送信器の識別情報を抽出して、抽出した識別情報を、上記屋外柱の設置位置情報とともに、通信線を通じて上記センタ装置に送信する制御部とを備える屋外柱と、通信線に接続され、屋外柱から受信した、無線送信器の識別情報とその屋外柱の設置位置情報とにより、無線送信器の移動軌跡を管理するセンタ装置とで構成されるペット会員サービスシステムであって、センタ装置は、会員からの会員現在地を教示した通報を受け、その会員に迷惑をかけているペットの携帯する無線送信器の識別情報より、その無線送信器のペット所有者とペットの現在地を特定し、そのペット所有者に所定の通報をする構成とした。
【0012】
ここに、センタ装置が接続される通信線は、各電話サービス会社が運営するISDN、ADSN回線、通常回線が適用でき、また、電力搬送線を用いて、各種信号のほかにも屋外柱の駆動電源を供給できるようにもできる。
【0013】
請求項2では、基本構成は請求項1と同じであるが、サービス加入者には会員無線器を所持させ、この会員無線器は、この無線器固有の識別情報を予め登録した記憶部と、加入者の操作により、この無線器固有の識別情報を所定の迷惑フラグとともに迷惑信号として送信する送信部と、無線送信器からの第1の無線信号を受信する受信部とを備えており、会員無線器から迷惑信号が送信されると、付近のペットが携帯する無線送信器はこれを受信し、予め定められた所定の受信強度より高い場合にはこの受信を有効として、受信した迷惑信号に含まれる会員無線器の識別情報が、自身の識別情報と一致しない場合には、第1の無線信号に、自身の識別情報と迷惑フラグとを付加させ、このとき屋外柱は、第1の無線信号から、無線無線器の識別情報と迷惑フラグとを抽出してセンタ装置に転送し、センタ装置は、無線送信器の識別情報から、その無線送信器のペット所有者を特定し、そのペット所有者に所定の通報をする構成とした。
【0014】
請求項3では、基本構成は請求項1,2と同じであるが、会員無線器は、この無線器固有の識別情報を予め登録した記憶部と、無線送信器からの第1の無線信号を受信する受信部と、無線送信器から受信した所定強度以上の第1の無線信号からこの無線送信器の識別情報を抽出し、自身の識別情報と一致しない場合には、無線送信器の識別情報と所定の迷惑フラグとを第3の無線信号として送信する制御部とを備えており、この第3の無線信号を受信したセンタ装置は、無線送信器の識別情報から、その無線送信器のペット所有者を特定し、そのペット所有者に所定の通報をする。
【0015】
請求項4では、基本構成は請求項1〜3と同じであるが、サービス加入者には会員無線器を所持させ、この会員無線器は、この無線器固有の識別情報を予め登録した記憶部と、無線送信器からの第1の無線信号を受信する受信部と、無線送信器から受信した所定強度以上の第1の無線信号からこの無線送信器の識別情報を抽出し、抽出した識別情報を所定の迷惑フラグを付加して、第3の無線信号として無線送信器に送信する制御部とを備えており、この送信された第3の無線信号を受信した無線送信器は、その信号が予め定められた受信強度より高い場合には、受信した識別情報と自身の識別情報とを照合し、一致しなければ、第1の無線信号に、自身の識別情報と迷惑フラグとを付加させ、このとき屋外柱は、第1の無線信号から、無線無線器の識別情報と迷惑フラグとを抽出してセンタ装置に転送し、センタ装置は、無線送信器の識別情報から、その無線送信器のペット所有者を特定し、そのペット所有者に所定の通報をする。
【0016】
請求項5では、請求項1〜4において、ペット所有者の割り出しと、通報の態様について規定しており、センタ装置は、会員無線器以外のペット所有者の通信端末装置に、通信ネットワークを通じて接続されており、無線送信器の識別情報に応じて、ペット所有者の連絡先情報を登録した通報先テーブルを備えており、この通報先テーブルを参照してペット所有者を割り出し、通信ネットワークを通じて通信端末装置に対して所定の通報を行う。
【0017】
請求項6では、センタ装置は、特定したペット所有者に対して、そのペットの所在を通知するための地図データを備えており、制御部は、そのペットの現在位置情報を含む地図データと、迷惑通知とを含む通報をなす構成とした。
【0018】
請求項7では、会員無線器以外のペット所有者の通信端末装置は、携帯電話機であることを特徴とした。また、請求項8では、会員無線器は、抽出した無線送信器の識別情報を表示する表示部を備える構成とした。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態について、図面とともに説明する。図1は、本発明の第1実施形態について説明する図である。この第1実施形態では、会員A,BのペットA,Bには無線送信器2を携帯させ、屋外の適所には、電柱などを流用した屋外柱3を設け、その屋外柱3には、通信線としての電力線L1を通じて、管理センタ内のセンタ装置6につながっている。
【0020】
センタ装置6には、通信ネットワーク、例えば、公衆回線網、インターネットを通じて、会員A,Bの通信端末装置に接続されている。
【0021】
また、無線送信器2は、この無線送信器2を制御する制御部20と、第1の無線信号sig.1(後述)を送信する送信部21と、この無線送信器2に固有の識別情報(例えばIDコード)を登録した記憶部22と、屋外柱2からの第2の無線信号sig.2(後述)を受信する受信部23とを備える。
【0022】
更に、屋外柱3は、街灯や電線、信号機などを装荷するようにしており、この屋外柱3の制御をする制御部30と、無線送信器2からの第1の無線信号sig.1を受信する受信部31と、無線送信器2に第2の無線信号sig.2を送信する送信部32と、この屋外柱3の設置位置情報を登録した記憶部33と、電力線L1を通じてセンタ装置6と通信を行い、例えば、センタ装置6に対して、随時、無線送信器2の識別情報を屋外柱3の設置位置情報とともに送信する通信線通信部34とを備える。
【0023】
記憶部33に登録される設置位置情報は、予めディップスイッチ操作などにより登録しておいてもよいし、GPS装置を付けて自動的に取得させてもよいし、センタ装置6から電力線L1を通じて伝送されてきてもよい。
【0024】
第1の無線信号sig.1には、無線送信器2の識別情報が付加されており、無線送信器2から常時あるいは間欠的に送信される。これを近隣の屋外柱3が受信すれば、この無線信号sig.1より送信器2の識別情報を抽出し、抽出した識別情報に自身の設置位置情報を付加してセンタ装置6に転送し、センタ装置6では後述する処理により、転送された情報を格納する。
【0025】
また、第2の無線信号sig.2には、屋外柱3の設置位置情報が少なくとも含まれており、これを近隣の無線送信器2が受信すると、信号sig.2から設置位置情報を抽出して、記憶部22に格納する。すなわち、記憶部22には、ペットA,Bが屋外柱3の近辺を移動するごとに、通った屋外柱3の設置位置情報が記憶部22に格納される。
【0026】
格納された設置位置情報は、インターフェース(不図示)を通じて外部装置(PCなど)に読み出し、表示することができる。
【0027】
センタ装置6は、図2に示すように、このセンタ装置6を制御する制御部60と、無線送信器2の現在位置を登録する送信器位置テーブル61Aと、後述する通報で用いる通報先テーブル61B(図3参照)とを有する記憶部61と、表示部62と、屋外柱3の設置エリアに対して所定のエリア毎に分割した複数の地図データ63と、後述する通報Aで用いる通報部64とを備える。
【0028】
送信器位置テーブル61Aには、図3に示すように、センタ装置6が、屋外柱3から随時送信されてくる無線送信機2の識別情報と位置情報とを受ける毎に、識別情報に対応して、順次位置情報が蓄積される。
【0029】
また、通報先テーブル61Bには、無線送信器2の識別情報に対応して、通報先として、ペット保有者の連絡先、例えば、携帯電話番号、電話番号、メールアドレス、携帯メールアドレスが登録されている。
【0030】
センタ装置6では、管理センタが会員からペット捜索の依頼を受けたときや、装置3自身がペット位置通知依頼を受けると、そのペットの無線送信器2の識別情報を検索キーとして、送信器位置テーブル61Bより最新の現在位置を割り出し、その位置を口頭あるいは地図データ付きで会員に通知できる(図2参照)。
【0031】
また、現在位置のみではなく、順次蓄積された時系列的な移動情報を基に、移動軌跡情報を作成し、これに地図データを複合させて通知することもできる(図2参照)。
【0032】
このような構成において、仮に、ペットAが会員B宅近辺でいたずら等をして会員Bに迷惑をかけている場合、会員Bは、管理センタに対して、会員Bの現在位置を教えた上で、ペットAの引き取りを依頼する通報Bをなす。このような通報Bは、会員Bが管理センタに電話をかけたり、管理センタに設置されているPCに電子メールを送ったりして行える。なお、センタ装置6に電子メール送受信機能を設け、その内容が表示部62で確認できるようにしてもよいことはいうまでもない。
【0033】
このような通報Bを受けた管理センタ側では、センタ装置6を操作して、会員Bの位置に近いペットAを、送信器位置テーブル61Aを参照して特定し、そのペットAの所有する無線送信器2に対応する通報先を通報先テーブル61Bを見て、ペットAの所有者と特定し、ペットAの現在位置を教えて、引き取りを依頼する通報Aを会員Aになす。
【0034】
上記したような、通報Aに対する応答、ペットAの引き取り依頼の通報先の特定、引き取り依頼の通報Bは、管理センタのオペレータが行うことができるが、ここでは、一切の処理をセンタ装置6で自動的に行っている。この場合、通報Aに対する応答、通報Bは自動応答、自動発信後自動依頼、自動検索をセンタ装置6ができるようにすればよい。
【0035】
図4は、本発明システムの第2実施形態について示す図である。ここでは、図1のシステムに、会員A,Bそれぞれに持たせた会員無線器4を更に備えている。
【0036】
会員無線器4は、この会員無線器4を制御する制御部40と、第3の無線信号sig.3(「迷惑信号」ともいう(後述))を送信する送信部41と、この会員無線器4固有の識別情報を登録した記憶部42と、無線送信器2から第1の無線信号sig.1を受信する受信部43とを備える。
【0037】
このような第2実施形態のシステムは、以下の3通りの動作をなす。以下、ひとつづつ説明する。
【0038】
図5は、第2実施形態の基本動作の第1例を説明するためのフローチャートである。この第1例によれば、会員無線器4での所定操作により、会員無線器4の識別情報と迷惑フラグとを含む第3の無線信号sig.3(以下「迷惑信号という)が送信される(100,101)。
【0039】
すると、近隣の無線送信器2のうち、最も近くにいるペットの無線送信器2がこの信号sig.3の受信を有効とする。すなわち、予め定められている一定の強度以上であれば有効とする(102)。
【0040】
一般に受信強度は、送信側の送信電力とアンテナ利得、及び、受信側のアンテナ利得と自由空間電波減衰量とにより決まる。従って、例えば、送受信間の距離が5mであるときは、受信強度は、相互の電気的特性から決定できる。この受信強度の特性は、第1例だけにとどまらず、第2,3例でも適用されるものである。
【0041】
そして、受信した信号sig.3から、会員無線器4の識別情報を抽出し、無線送信器2自身の識別情報とを照合し(103)、一致する場合には会員B自身のペットであるからそのまま無視し、一致しない場合には他人のペットであるから、先述の第1の無線信号sig.1に、無線送信器2の識別情報と迷惑フラグとを付加して屋外柱3に送信する(104)。屋外柱3は、これをセンタ装置6に電力線L1を通じて転送する(105)。センタ装置6は、後述する処理をなす。
【0042】
図6は、第2実施形態の基本動作の第2例を説明するためのフローチャートである。この第2例によれば、会員無線器4は、近隣の最も近くにいるペットの無線送信器2からの信号sig.1の受信を、一定の強度以上であればこれを有効とする(200〜202)。
【0043】
そして、会員無線器4は、受信した信号sig.1から無線送信器2の識別情報を抽出し、無線器4自身の識別情報との照合をし(203)、一致していれば会員B自身のペットであるからこれを無視し、一致していなければ、他人のペットの無線送信器2であるから、所定の報知、例えば、ランプ点灯、報知音鳴動などを行う(204)。このとき、会員無線器4では、抽出した無線送信器2の識別情報を表示するようにしてもよく、こうすると、会員Bが管理センタに通報する場合、迷惑をかけているペットを通知しやすくなる。
【0044】
図7は、第2実施形態の基本動作の第2例を説明するためのフローチャートである。この第3例によれば、会員無線器4は、近隣の最も近くにいるペットの無線送信器2からの信号sig.1の受信を、一定の強度以上であればこれを有効とする(300〜302)。
【0045】
そして、会員無線器4は、抽出した無線送信器2の識別情報と迷惑フラグとを含む迷惑信号sig.3を送信し(303)、これが無線送信器2にとって所定強度以上であればこれを有効とし(304)、信号sig.3から識別情報を抽出し、無線送信器2自身の識別情報と照合する(305)。
【0046】
その結果、一致すれば会員B自身のペットであるからこれを無視し、一致しなければ、他人のペットであるから、先述の第1の無線信号sig.1に、無線送信器2の識別情報と迷惑フラグとを付加して屋外柱3に送信する(306)。屋外柱3は、これをセンタ装置6に電力線L1を通じて転送する(307)。センタ装置6は、後述する処理をなす。
【0047】
センタ装置6は、図8に示すように、先述の第1〜3例において、屋外柱3から、会員Bからの通報を受けたり、無線送信器の識別情報、迷惑フラグ付きの迷惑信号sig.3を受信したときには(400)、無線送信器2の識別情報を抽出して、センタ装置6が自動的に、通報先テーブル31Bを参照して通報先となる会員の連絡先を判定する(401)。
【0048】
そして、センタ装置6は、送信器位置テーブル61Aを参照して、無線送信器2の識別情報に対応する最新の位置情報を読み出して、無線送信器2を携帯するペットの現在地を割り出して(402)、そのペット保有者の通信端末装置に通報Aを行う(403)(これらの処理は図8のフローチャートを参照)。
【0049】
図8は、センタ装置6から会員の通信端末装置へと通報Aの態様の一例を説明するための図である。
【0050】
会員の通信端末装置6は、例えば、PCや携帯電話機で構成され、PCの場合にはインターネットを通じてセンタ装置6に接続され、携帯電話機の場合には携帯電話網を通じてセンタ装置6に接続される。
【0051】
センタ装置6では、通報Aを行う前に、ペットの現在位置に適合する地図データを読み出し、現在位置をマーキングした地図データ51と、迷惑有り情報52とを、通報Aを行う信号に混ぜる。すると、これを受信した側では、図9に示すように、その表示画面50に、自身のペットの現在地をマーキングした地図データ51が、迷惑あり情報52とともに表示される。
【0052】
【発明の効果】
以上の説明からも理解できるように、本発明の請求項1では、センタ装置は、会員からの会員現在地を教示した通報を受け、その会員に迷惑をかけているペットの携帯する無線送信器の識別情報より、その無線送信器のペット所有者とペットの現在地を特定し、そのペット所有者に所定の通報をするので、他人に迷惑をかけているペットに直接接することなく、安全にそのペット保有者にペットの引き取りを依頼できる。
【0053】
また、会員同士が直接顔を合わせる必要がないため、双方のセキュリティ上有益にできる。
【0054】
請求項2では、迷惑ペットを発見した会員が会員無線器を操作すれば、迷惑ペットの引き取りを依頼する迷惑信号がセンタ装置に送信されるため、わざわざ管理センタに通報をすることなく、ペットの引き取りを依頼でき、利便である。
【0055】
特に、迷惑ペットの無線送信器において、会員無線器の識別情報との照合を行った上でセンタ装置に迷惑信号を送信するため、明らかに、会員無線器の識別情報と、近隣の無線送信器の識別情報とが相違する場合にのみ、当該ペット引取りが依頼されるため、請求項1に比べてより正確に、迷惑ペットの存在が把握できる。
【0056】
請求項3では、会員無線器が近隣の無線送信器からの信号を受けた場合、その信号に含まれる無線送信器の識別情報と、自身の識別情報との照合をし、一致しないときに、所定の報知を行うため、会員Bが引き取り依頼時に、迷惑ペットの無線送信機情報を教示しやすく、利便である。
【0057】
また、先述のような照合を行うため、請求項1に比べてより正確に、迷惑ペットの存在が把握できる。
【0058】
請求項4では、会員無線器が近隣の無線送信器からの信号を受けた場合、その無線送信器の識別情報を抽出し、抽出した識別情報を迷惑フラグを付加して無線送信器に返信した上で、返信を受けた無線送信器において、受信した識別情報と自身の識別情報とを照合して、一致しないときに、第1の無線信号に、自身の識別情報と迷惑フラグとを付加するので、請求項2と同様に、わざわざ管理センタに通報をすることなく、ペットの引き取りを依頼でき、利便である。
【0059】
特に、迷惑ペットの無線送信器において、会員無線器から返信された識別情報との照合を行った上でセンタ装置に迷惑信号を送信するため、請求項2と同様に、より正確に迷惑ペットの存在が把握できる。
【0060】
請求項5では、センタ装置は、無線送信器の識別情報に応じて、ペット所有者の連絡先情報を登録した通報先テーブルを備えており、この通報先テーブルを参照してペット所有者を割り出し、通信ネットワークを通じて通信端末装置に対して所定の通報を行うので、ペット所有者割り出し、ペット引取りの通報を迅速に行える。
【0061】
請求項6では、センタ装置は、特定したペット所有者に対して、そのペットの所在を通知するための地図データを備えており、制御部は、そのペットの現在位置情報を含む地図データと、迷惑通知とを含む通報をなすので、引き取り依頼を受けた会員は、そのペットがいまどこにいるかを容易に確認でき、利便である。
【0062】
請求項7では、会員無線器以外のペット所有者の通信端末装置は、携帯電話機であるので、ペット引取りを依頼される会員が出先にいても通報ができる。また、その携帯端末機から管理センタにペット位置探索を依頼をだせば、管理センタからリアルタイムなペット位置が知らされ、ペットの捜索が容易にできる。
【0063】
請求項8では、会員無線器は、抽出した無線送信器の識別情報を表示する表示部を備えるので、会員が管理センタにペット引取り依頼の通報をする際、無線送信器の識別情報を容易に確認できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示す図である。
【図2】センタ装置の要部構成の一例を、送信器位置テーブルの構成の一例とともに示す図である。
【図3】通報先テーブルの構成の一例を示す図である。
【図4】本発明の第2実施形態を示す図である。
【図5】第2実施形態の動作の一例を説明するためのフローチャートである。
【図6】第2実施形態の動作の他例を説明するためのフローチャートである。
【図7】第2実施形態の動作の更に他例を説明するためのフローチャートである。
【図8】第1,2実施形態におけるセンタ装置の動作を説明するためのフローチャートである。
【図9】センタ装置から通信端末装置へのペット引取り依頼通報を行う態様の一例を示す図である。
【符号の説明】
2・・・無線送信器
3・・・屋外柱
4・・・会員無線器
5・・・通信端末装置
6・・・センタ装置
20,30,40,60・・・制御部
23,31,43・・・受信部
22,33,42・・・記憶部
21,32,43・・・送信部
64・・・通報部
【発明の属する技術分野】
本発明は、サービス加入者に対して、ペットの現在位置を通知するとともに、糞害などをもたらすペットの引き取りをスムーズにその保有者に依頼し、人間とペットの有効な共存を図ることのできるペット会員サービスシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
近時、犬や猫などといったペットを飼育するものが増えてきており、これに伴って、移動先での糞害、騒音、器物損壊などといった諸問題が発生している。
【0003】
そこで、下記特許文献においては、ペットに来てほしくない場所に害獣撃退器を設置しておき、その害獣撃退器に近寄ってきたペットを、超音波、光、音、臭いなどを発生させて撃退するようにしている。
【0004】
しかし、これでは、自身が保有するペットをも撃退の対象としてしまうし、ペット脱走の際にその位置の特定もできない。
【0005】
そこで、特願2002−347525において、本発明者らは、ペットに無線送信器を携帯させ、その送信器から出される送信器識別情報が撃退器に登録されていれば、撃退動作を中止することで自身のペット保護を図るとともに、屋外設置される電柱などの既存の屋外柱に、ペット位置情報通知機能を設けて、その屋外柱に近づいたペットの識別情報をセンタ装置に通知し、そこで全ペットの統括管理を行えるようにし、脱走したペットの現在位置を特定できるようにしたシステムを提案するに至った。
【0006】
【特許文献1】
特開2001−27054号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記特願2002−347525においても、脱走したペット保有者からの依頼に基づき、センタ装置側でそのペットの現在位置を特定することは可能であるが、糞害や器物損壊やいたずらをもたらしているペットがいる場合、その敷地や損壊された物の保有者がそのペットを撃退したい場合、それだけのためには害獣撃退器を設置すればよいが、動物愛護やペットとの共存を考慮した場合、単に撃退すればいいわけではなく、そのペットの保有者に引き取りを願ったほうが有益である。
【0008】
しかし、引き取りを願うにしても、そのペットの保有者が不明である場合が多く、ペットの首輪などに保管されている連絡先を見るにしても、ペットを捕獲する必要があり、捕獲の際に逃亡されたり攻撃されたりと、これがまた困難である。
【0009】
また、連絡先がわかっても、直接連絡を取り合って苦情を言うことがやりづらい場合もありうる。例えば、迷惑をかけているペットの保有者が自分勝手であったり、変わった人間であったりする場合などが該当する。
【0010】
そこで、本発明は、以上の問題を解決するために提案され、迷惑を被っている人の通報を受け、直ちに、迷惑をかけているペットの現在位置と保有者とを特定し、ペット保有者に対して、被害者から間接的に、ペットの現在位置を知らせた上でペットの引き取りを依頼できるペット会員サービスシステムを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の請求項1では、ペットに携帯され、固有の識別情報を予め登録した記憶部と、この記憶部に予め登録した識別情報を第1の無線信号として送信する送信部と、屋外柱から送信され、その屋外柱の設置位置情報を含む第2の無線信号を受信する受信部と、この受信部によって受信され、屋外柱の設置位置情報を順次蓄積する移動履歴データベースとを備える無線送信器と、屋外の適所に設置され、上記無線送信器から送信される第1の無線信号を受信する受信部と、この屋外柱の設置位置情報を第2の無線信号として上記無線送信器に送信する送信部と、上記受信部により受信した上記第1の無線信号より、その無線送信器の識別情報を抽出して、抽出した識別情報を、上記屋外柱の設置位置情報とともに、通信線を通じて上記センタ装置に送信する制御部とを備える屋外柱と、通信線に接続され、屋外柱から受信した、無線送信器の識別情報とその屋外柱の設置位置情報とにより、無線送信器の移動軌跡を管理するセンタ装置とで構成されるペット会員サービスシステムであって、センタ装置は、会員からの会員現在地を教示した通報を受け、その会員に迷惑をかけているペットの携帯する無線送信器の識別情報より、その無線送信器のペット所有者とペットの現在地を特定し、そのペット所有者に所定の通報をする構成とした。
【0012】
ここに、センタ装置が接続される通信線は、各電話サービス会社が運営するISDN、ADSN回線、通常回線が適用でき、また、電力搬送線を用いて、各種信号のほかにも屋外柱の駆動電源を供給できるようにもできる。
【0013】
請求項2では、基本構成は請求項1と同じであるが、サービス加入者には会員無線器を所持させ、この会員無線器は、この無線器固有の識別情報を予め登録した記憶部と、加入者の操作により、この無線器固有の識別情報を所定の迷惑フラグとともに迷惑信号として送信する送信部と、無線送信器からの第1の無線信号を受信する受信部とを備えており、会員無線器から迷惑信号が送信されると、付近のペットが携帯する無線送信器はこれを受信し、予め定められた所定の受信強度より高い場合にはこの受信を有効として、受信した迷惑信号に含まれる会員無線器の識別情報が、自身の識別情報と一致しない場合には、第1の無線信号に、自身の識別情報と迷惑フラグとを付加させ、このとき屋外柱は、第1の無線信号から、無線無線器の識別情報と迷惑フラグとを抽出してセンタ装置に転送し、センタ装置は、無線送信器の識別情報から、その無線送信器のペット所有者を特定し、そのペット所有者に所定の通報をする構成とした。
【0014】
請求項3では、基本構成は請求項1,2と同じであるが、会員無線器は、この無線器固有の識別情報を予め登録した記憶部と、無線送信器からの第1の無線信号を受信する受信部と、無線送信器から受信した所定強度以上の第1の無線信号からこの無線送信器の識別情報を抽出し、自身の識別情報と一致しない場合には、無線送信器の識別情報と所定の迷惑フラグとを第3の無線信号として送信する制御部とを備えており、この第3の無線信号を受信したセンタ装置は、無線送信器の識別情報から、その無線送信器のペット所有者を特定し、そのペット所有者に所定の通報をする。
【0015】
請求項4では、基本構成は請求項1〜3と同じであるが、サービス加入者には会員無線器を所持させ、この会員無線器は、この無線器固有の識別情報を予め登録した記憶部と、無線送信器からの第1の無線信号を受信する受信部と、無線送信器から受信した所定強度以上の第1の無線信号からこの無線送信器の識別情報を抽出し、抽出した識別情報を所定の迷惑フラグを付加して、第3の無線信号として無線送信器に送信する制御部とを備えており、この送信された第3の無線信号を受信した無線送信器は、その信号が予め定められた受信強度より高い場合には、受信した識別情報と自身の識別情報とを照合し、一致しなければ、第1の無線信号に、自身の識別情報と迷惑フラグとを付加させ、このとき屋外柱は、第1の無線信号から、無線無線器の識別情報と迷惑フラグとを抽出してセンタ装置に転送し、センタ装置は、無線送信器の識別情報から、その無線送信器のペット所有者を特定し、そのペット所有者に所定の通報をする。
【0016】
請求項5では、請求項1〜4において、ペット所有者の割り出しと、通報の態様について規定しており、センタ装置は、会員無線器以外のペット所有者の通信端末装置に、通信ネットワークを通じて接続されており、無線送信器の識別情報に応じて、ペット所有者の連絡先情報を登録した通報先テーブルを備えており、この通報先テーブルを参照してペット所有者を割り出し、通信ネットワークを通じて通信端末装置に対して所定の通報を行う。
【0017】
請求項6では、センタ装置は、特定したペット所有者に対して、そのペットの所在を通知するための地図データを備えており、制御部は、そのペットの現在位置情報を含む地図データと、迷惑通知とを含む通報をなす構成とした。
【0018】
請求項7では、会員無線器以外のペット所有者の通信端末装置は、携帯電話機であることを特徴とした。また、請求項8では、会員無線器は、抽出した無線送信器の識別情報を表示する表示部を備える構成とした。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態について、図面とともに説明する。図1は、本発明の第1実施形態について説明する図である。この第1実施形態では、会員A,BのペットA,Bには無線送信器2を携帯させ、屋外の適所には、電柱などを流用した屋外柱3を設け、その屋外柱3には、通信線としての電力線L1を通じて、管理センタ内のセンタ装置6につながっている。
【0020】
センタ装置6には、通信ネットワーク、例えば、公衆回線網、インターネットを通じて、会員A,Bの通信端末装置に接続されている。
【0021】
また、無線送信器2は、この無線送信器2を制御する制御部20と、第1の無線信号sig.1(後述)を送信する送信部21と、この無線送信器2に固有の識別情報(例えばIDコード)を登録した記憶部22と、屋外柱2からの第2の無線信号sig.2(後述)を受信する受信部23とを備える。
【0022】
更に、屋外柱3は、街灯や電線、信号機などを装荷するようにしており、この屋外柱3の制御をする制御部30と、無線送信器2からの第1の無線信号sig.1を受信する受信部31と、無線送信器2に第2の無線信号sig.2を送信する送信部32と、この屋外柱3の設置位置情報を登録した記憶部33と、電力線L1を通じてセンタ装置6と通信を行い、例えば、センタ装置6に対して、随時、無線送信器2の識別情報を屋外柱3の設置位置情報とともに送信する通信線通信部34とを備える。
【0023】
記憶部33に登録される設置位置情報は、予めディップスイッチ操作などにより登録しておいてもよいし、GPS装置を付けて自動的に取得させてもよいし、センタ装置6から電力線L1を通じて伝送されてきてもよい。
【0024】
第1の無線信号sig.1には、無線送信器2の識別情報が付加されており、無線送信器2から常時あるいは間欠的に送信される。これを近隣の屋外柱3が受信すれば、この無線信号sig.1より送信器2の識別情報を抽出し、抽出した識別情報に自身の設置位置情報を付加してセンタ装置6に転送し、センタ装置6では後述する処理により、転送された情報を格納する。
【0025】
また、第2の無線信号sig.2には、屋外柱3の設置位置情報が少なくとも含まれており、これを近隣の無線送信器2が受信すると、信号sig.2から設置位置情報を抽出して、記憶部22に格納する。すなわち、記憶部22には、ペットA,Bが屋外柱3の近辺を移動するごとに、通った屋外柱3の設置位置情報が記憶部22に格納される。
【0026】
格納された設置位置情報は、インターフェース(不図示)を通じて外部装置(PCなど)に読み出し、表示することができる。
【0027】
センタ装置6は、図2に示すように、このセンタ装置6を制御する制御部60と、無線送信器2の現在位置を登録する送信器位置テーブル61Aと、後述する通報で用いる通報先テーブル61B(図3参照)とを有する記憶部61と、表示部62と、屋外柱3の設置エリアに対して所定のエリア毎に分割した複数の地図データ63と、後述する通報Aで用いる通報部64とを備える。
【0028】
送信器位置テーブル61Aには、図3に示すように、センタ装置6が、屋外柱3から随時送信されてくる無線送信機2の識別情報と位置情報とを受ける毎に、識別情報に対応して、順次位置情報が蓄積される。
【0029】
また、通報先テーブル61Bには、無線送信器2の識別情報に対応して、通報先として、ペット保有者の連絡先、例えば、携帯電話番号、電話番号、メールアドレス、携帯メールアドレスが登録されている。
【0030】
センタ装置6では、管理センタが会員からペット捜索の依頼を受けたときや、装置3自身がペット位置通知依頼を受けると、そのペットの無線送信器2の識別情報を検索キーとして、送信器位置テーブル61Bより最新の現在位置を割り出し、その位置を口頭あるいは地図データ付きで会員に通知できる(図2参照)。
【0031】
また、現在位置のみではなく、順次蓄積された時系列的な移動情報を基に、移動軌跡情報を作成し、これに地図データを複合させて通知することもできる(図2参照)。
【0032】
このような構成において、仮に、ペットAが会員B宅近辺でいたずら等をして会員Bに迷惑をかけている場合、会員Bは、管理センタに対して、会員Bの現在位置を教えた上で、ペットAの引き取りを依頼する通報Bをなす。このような通報Bは、会員Bが管理センタに電話をかけたり、管理センタに設置されているPCに電子メールを送ったりして行える。なお、センタ装置6に電子メール送受信機能を設け、その内容が表示部62で確認できるようにしてもよいことはいうまでもない。
【0033】
このような通報Bを受けた管理センタ側では、センタ装置6を操作して、会員Bの位置に近いペットAを、送信器位置テーブル61Aを参照して特定し、そのペットAの所有する無線送信器2に対応する通報先を通報先テーブル61Bを見て、ペットAの所有者と特定し、ペットAの現在位置を教えて、引き取りを依頼する通報Aを会員Aになす。
【0034】
上記したような、通報Aに対する応答、ペットAの引き取り依頼の通報先の特定、引き取り依頼の通報Bは、管理センタのオペレータが行うことができるが、ここでは、一切の処理をセンタ装置6で自動的に行っている。この場合、通報Aに対する応答、通報Bは自動応答、自動発信後自動依頼、自動検索をセンタ装置6ができるようにすればよい。
【0035】
図4は、本発明システムの第2実施形態について示す図である。ここでは、図1のシステムに、会員A,Bそれぞれに持たせた会員無線器4を更に備えている。
【0036】
会員無線器4は、この会員無線器4を制御する制御部40と、第3の無線信号sig.3(「迷惑信号」ともいう(後述))を送信する送信部41と、この会員無線器4固有の識別情報を登録した記憶部42と、無線送信器2から第1の無線信号sig.1を受信する受信部43とを備える。
【0037】
このような第2実施形態のシステムは、以下の3通りの動作をなす。以下、ひとつづつ説明する。
【0038】
図5は、第2実施形態の基本動作の第1例を説明するためのフローチャートである。この第1例によれば、会員無線器4での所定操作により、会員無線器4の識別情報と迷惑フラグとを含む第3の無線信号sig.3(以下「迷惑信号という)が送信される(100,101)。
【0039】
すると、近隣の無線送信器2のうち、最も近くにいるペットの無線送信器2がこの信号sig.3の受信を有効とする。すなわち、予め定められている一定の強度以上であれば有効とする(102)。
【0040】
一般に受信強度は、送信側の送信電力とアンテナ利得、及び、受信側のアンテナ利得と自由空間電波減衰量とにより決まる。従って、例えば、送受信間の距離が5mであるときは、受信強度は、相互の電気的特性から決定できる。この受信強度の特性は、第1例だけにとどまらず、第2,3例でも適用されるものである。
【0041】
そして、受信した信号sig.3から、会員無線器4の識別情報を抽出し、無線送信器2自身の識別情報とを照合し(103)、一致する場合には会員B自身のペットであるからそのまま無視し、一致しない場合には他人のペットであるから、先述の第1の無線信号sig.1に、無線送信器2の識別情報と迷惑フラグとを付加して屋外柱3に送信する(104)。屋外柱3は、これをセンタ装置6に電力線L1を通じて転送する(105)。センタ装置6は、後述する処理をなす。
【0042】
図6は、第2実施形態の基本動作の第2例を説明するためのフローチャートである。この第2例によれば、会員無線器4は、近隣の最も近くにいるペットの無線送信器2からの信号sig.1の受信を、一定の強度以上であればこれを有効とする(200〜202)。
【0043】
そして、会員無線器4は、受信した信号sig.1から無線送信器2の識別情報を抽出し、無線器4自身の識別情報との照合をし(203)、一致していれば会員B自身のペットであるからこれを無視し、一致していなければ、他人のペットの無線送信器2であるから、所定の報知、例えば、ランプ点灯、報知音鳴動などを行う(204)。このとき、会員無線器4では、抽出した無線送信器2の識別情報を表示するようにしてもよく、こうすると、会員Bが管理センタに通報する場合、迷惑をかけているペットを通知しやすくなる。
【0044】
図7は、第2実施形態の基本動作の第2例を説明するためのフローチャートである。この第3例によれば、会員無線器4は、近隣の最も近くにいるペットの無線送信器2からの信号sig.1の受信を、一定の強度以上であればこれを有効とする(300〜302)。
【0045】
そして、会員無線器4は、抽出した無線送信器2の識別情報と迷惑フラグとを含む迷惑信号sig.3を送信し(303)、これが無線送信器2にとって所定強度以上であればこれを有効とし(304)、信号sig.3から識別情報を抽出し、無線送信器2自身の識別情報と照合する(305)。
【0046】
その結果、一致すれば会員B自身のペットであるからこれを無視し、一致しなければ、他人のペットであるから、先述の第1の無線信号sig.1に、無線送信器2の識別情報と迷惑フラグとを付加して屋外柱3に送信する(306)。屋外柱3は、これをセンタ装置6に電力線L1を通じて転送する(307)。センタ装置6は、後述する処理をなす。
【0047】
センタ装置6は、図8に示すように、先述の第1〜3例において、屋外柱3から、会員Bからの通報を受けたり、無線送信器の識別情報、迷惑フラグ付きの迷惑信号sig.3を受信したときには(400)、無線送信器2の識別情報を抽出して、センタ装置6が自動的に、通報先テーブル31Bを参照して通報先となる会員の連絡先を判定する(401)。
【0048】
そして、センタ装置6は、送信器位置テーブル61Aを参照して、無線送信器2の識別情報に対応する最新の位置情報を読み出して、無線送信器2を携帯するペットの現在地を割り出して(402)、そのペット保有者の通信端末装置に通報Aを行う(403)(これらの処理は図8のフローチャートを参照)。
【0049】
図8は、センタ装置6から会員の通信端末装置へと通報Aの態様の一例を説明するための図である。
【0050】
会員の通信端末装置6は、例えば、PCや携帯電話機で構成され、PCの場合にはインターネットを通じてセンタ装置6に接続され、携帯電話機の場合には携帯電話網を通じてセンタ装置6に接続される。
【0051】
センタ装置6では、通報Aを行う前に、ペットの現在位置に適合する地図データを読み出し、現在位置をマーキングした地図データ51と、迷惑有り情報52とを、通報Aを行う信号に混ぜる。すると、これを受信した側では、図9に示すように、その表示画面50に、自身のペットの現在地をマーキングした地図データ51が、迷惑あり情報52とともに表示される。
【0052】
【発明の効果】
以上の説明からも理解できるように、本発明の請求項1では、センタ装置は、会員からの会員現在地を教示した通報を受け、その会員に迷惑をかけているペットの携帯する無線送信器の識別情報より、その無線送信器のペット所有者とペットの現在地を特定し、そのペット所有者に所定の通報をするので、他人に迷惑をかけているペットに直接接することなく、安全にそのペット保有者にペットの引き取りを依頼できる。
【0053】
また、会員同士が直接顔を合わせる必要がないため、双方のセキュリティ上有益にできる。
【0054】
請求項2では、迷惑ペットを発見した会員が会員無線器を操作すれば、迷惑ペットの引き取りを依頼する迷惑信号がセンタ装置に送信されるため、わざわざ管理センタに通報をすることなく、ペットの引き取りを依頼でき、利便である。
【0055】
特に、迷惑ペットの無線送信器において、会員無線器の識別情報との照合を行った上でセンタ装置に迷惑信号を送信するため、明らかに、会員無線器の識別情報と、近隣の無線送信器の識別情報とが相違する場合にのみ、当該ペット引取りが依頼されるため、請求項1に比べてより正確に、迷惑ペットの存在が把握できる。
【0056】
請求項3では、会員無線器が近隣の無線送信器からの信号を受けた場合、その信号に含まれる無線送信器の識別情報と、自身の識別情報との照合をし、一致しないときに、所定の報知を行うため、会員Bが引き取り依頼時に、迷惑ペットの無線送信機情報を教示しやすく、利便である。
【0057】
また、先述のような照合を行うため、請求項1に比べてより正確に、迷惑ペットの存在が把握できる。
【0058】
請求項4では、会員無線器が近隣の無線送信器からの信号を受けた場合、その無線送信器の識別情報を抽出し、抽出した識別情報を迷惑フラグを付加して無線送信器に返信した上で、返信を受けた無線送信器において、受信した識別情報と自身の識別情報とを照合して、一致しないときに、第1の無線信号に、自身の識別情報と迷惑フラグとを付加するので、請求項2と同様に、わざわざ管理センタに通報をすることなく、ペットの引き取りを依頼でき、利便である。
【0059】
特に、迷惑ペットの無線送信器において、会員無線器から返信された識別情報との照合を行った上でセンタ装置に迷惑信号を送信するため、請求項2と同様に、より正確に迷惑ペットの存在が把握できる。
【0060】
請求項5では、センタ装置は、無線送信器の識別情報に応じて、ペット所有者の連絡先情報を登録した通報先テーブルを備えており、この通報先テーブルを参照してペット所有者を割り出し、通信ネットワークを通じて通信端末装置に対して所定の通報を行うので、ペット所有者割り出し、ペット引取りの通報を迅速に行える。
【0061】
請求項6では、センタ装置は、特定したペット所有者に対して、そのペットの所在を通知するための地図データを備えており、制御部は、そのペットの現在位置情報を含む地図データと、迷惑通知とを含む通報をなすので、引き取り依頼を受けた会員は、そのペットがいまどこにいるかを容易に確認でき、利便である。
【0062】
請求項7では、会員無線器以外のペット所有者の通信端末装置は、携帯電話機であるので、ペット引取りを依頼される会員が出先にいても通報ができる。また、その携帯端末機から管理センタにペット位置探索を依頼をだせば、管理センタからリアルタイムなペット位置が知らされ、ペットの捜索が容易にできる。
【0063】
請求項8では、会員無線器は、抽出した無線送信器の識別情報を表示する表示部を備えるので、会員が管理センタにペット引取り依頼の通報をする際、無線送信器の識別情報を容易に確認できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示す図である。
【図2】センタ装置の要部構成の一例を、送信器位置テーブルの構成の一例とともに示す図である。
【図3】通報先テーブルの構成の一例を示す図である。
【図4】本発明の第2実施形態を示す図である。
【図5】第2実施形態の動作の一例を説明するためのフローチャートである。
【図6】第2実施形態の動作の他例を説明するためのフローチャートである。
【図7】第2実施形態の動作の更に他例を説明するためのフローチャートである。
【図8】第1,2実施形態におけるセンタ装置の動作を説明するためのフローチャートである。
【図9】センタ装置から通信端末装置へのペット引取り依頼通報を行う態様の一例を示す図である。
【符号の説明】
2・・・無線送信器
3・・・屋外柱
4・・・会員無線器
5・・・通信端末装置
6・・・センタ装置
20,30,40,60・・・制御部
23,31,43・・・受信部
22,33,42・・・記憶部
21,32,43・・・送信部
64・・・通報部
Claims (8)
- ペットに携帯され、固有の識別情報を予め登録した記憶部と、この記憶部に予め登録した識別情報を第1の無線信号として送信する送信部と、上記屋外柱から送信され、その屋外柱の設置位置情報を含む第2の無線信号を受信する受信部と、この受信部によって受信され、上記屋外柱の設置位置情報を順次蓄積する移動履歴データベースとを備える無線送信器と、
屋外の適所に設置され、上記無線送信器から送信される第1の無線信号を受信する受信部と、この屋外柱の設置位置情報を第2の無線信号として上記無線送信器に送信する送信部と、上記受信部により受信した上記第1の無線信号より、その無線送信器の識別情報を抽出して、抽出した識別情報を、上記屋外柱の設置位置情報とともに、通信線を通じて上記センタ装置に送信する制御部とを備える屋外柱と、
上記通信線に接続され、上記屋外柱から受信した、上記無線送信器の識別情報とその屋外柱の設置位置情報とにより、上記無線送信器の移動軌跡を管理するセンタ装置とで構成されるペット会員サービスシステムであって、
上記センタ装置は、会員からの会員現在地を教示した通報を受け、その会員に迷惑をかけているペットの携帯する無線送信器の識別情報より、その無線送信器のペット所有者とペットの現在地を特定し、そのペット所有者に所定の通報をする構成としたペット会員サービスシステム。 - ペットに携帯され、固有の識別情報を予め登録した記憶部と、この記憶部に予め登録した識別情報を第1の無線信号として送信する送信部と、上記屋外柱から送信され、その屋外柱の設置位置情報を含む第2の無線信号を受信する受信部と、この受信部によって受信され、上記屋外柱の設置位置情報を順次蓄積する移動履歴データベースとを備える無線送信器と、
屋外の適所に設置され、上記無線送信器から送信される第1の無線信号を受信する受信部と、この屋外柱の設置位置情報を第2の無線信号として上記無線送信器に送信する送信部と、上記受信部により受信した上記第1の無線信号より、その無線送信器の識別情報を抽出して、抽出した識別情報を、上記屋外柱の設置位置情報とともに、通信線を通じて上記センタ装置に送信する制御部とを備える屋外柱と、
上記通信線に接続され、上記屋外柱から受信した、上記無線送信器の識別情報とその屋外柱の設置位置情報とにより、上記無線送信器の移動軌跡を管理するセンタ装置とで構成されるペット会員サービスシステムであって、
サービス加入者には会員無線器を所持させ、この会員無線器は、この無線器固有の識別情報を予め登録した記憶部と、加入者の操作により、この無線器固有の識別情報を所定の迷惑フラグとともに迷惑信号として送信する送信部と、上記無線送信器からの第1の無線信号を受信する受信部とを備えており、
上記会員無線器から上記迷惑信号が送信されると、付近のペットが携帯する無線送信器はこれを受信し、予め定められた所定の受信強度より高い場合にはこの受信を有効として、受信した迷惑信号に含まれる上記会員無線器の識別情報が、自身の識別情報と一致しない場合には、上記第1の無線信号に、自身の識別情報と迷惑フラグとを付加させ、
このとき上記屋外柱は、上記第1の無線信号から、上記無線無線器の識別情報と迷惑フラグとを抽出して上記センタ装置に転送し、
上記センタ装置は、上記無線送信器の識別情報から、その無線送信器のペット所有者を特定し、そのペット所有者に所定の通報をする構成としたペット会員サービスシステム。 - ペットに携帯され、固有の識別情報を予め登録した記憶部と、この記憶部に予め登録した識別情報を第1の無線信号として送信する送信部と、上記屋外柱から送信され、その屋外柱の設置位置情報を含む第2の無線信号を受信する受信部と、この受信部によって受信され、上記屋外柱の設置位置情報を順次蓄積する移動履歴データベースとを備える無線送信器と、
屋外の適所に設置され、上記無線送信器から送信される第1の無線信号を受信する受信部と、この屋外柱の設置位置情報を第2の無線信号として上記無線送信器に送信する送信部と、上記受信部により受信した上記第1の無線信号より、その無線送信器の識別情報を抽出して、抽出した識別情報を、上記屋外柱の設置位置情報とともに、通信線を通じて上記センタ装置に送信する制御部とを備える屋外柱と、
上記通信線に接続され、上記屋外柱から受信した、上記無線送信器の識別情報とその屋外柱の設置位置情報とにより、上記無線送信器の移動軌跡を管理するセンタ装置とで構成されるペット会員サービスシステムであって、
サービス加入者には会員無線器を所持させ、この会員無線器は、この無線器固有の識別情報を予め登録した記憶部と、上記無線送信器からの第1の無線信号を受信する受信部と、上記無線送信器から受信した所定強度以上の第1の無線信号からこの無線送信器の識別情報を抽出し、自身の識別情報と一致しない場合には、所定の報知をなすペット会員サービスシステム。 - ペットに携帯され、固有の識別情報を予め登録した記憶部と、この記憶部に予め登録した識別情報を第1の無線信号として送信する送信部と、上記屋外柱から送信され、その屋外柱の設置位置情報を含む第2の無線信号を受信する受信部と、この受信部によって受信され、上記屋外柱の設置位置情報を順次蓄積する移動履歴データベースとを備える無線送信器と、
屋外の適所に設置され、上記無線送信器から送信される第1の無線信号を受信する受信部と、この屋外柱の設置位置情報を第2の無線信号として上記無線送信器に送信する送信部と、上記受信部により受信した上記第1の無線信号より、その無線送信器の識別情報を抽出して、抽出した識別情報を、上記屋外柱の設置位置情報とともに、通信線を通じて上記センタ装置に送信する制御部とを備える屋外柱と、
上記通信線に接続され、上記屋外柱から受信した、上記無線送信器の識別情報とその屋外柱の設置位置情報とにより、上記無線送信器の移動軌跡を管理するセンタ装置とで構成されるペット会員サービスシステムであって、
サービス加入者には会員無線器を所持させ、この会員無線器は、この無線器固有の識別情報を予め登録した記憶部と、上記無線送信器からの第1の無線信号を受信する受信部と、上記無線送信器から受信した所定強度以上の第1の無線信号からこの無線送信器の識別情報を抽出し、抽出した識別情報を所定の迷惑フラグを付加して、第3の無線信号として上記無線送信器に送信する制御部とを備えており、
この送信された第3の無線信号を受信した上記無線送信器は、その信号が予め定められた受信強度より高い場合には、受信した識別情報と自身の識別情報とを照合し、一致しなければ、上記第1の無線信号に、自身の識別情報と迷惑フラグとを付加させ、
このとき上記屋外柱は、上記第1の無線信号から、上記無線無線器の識別情報と迷惑フラグとを抽出して上記センタ装置に転送し、
上記センタ装置は、上記無線送信器の識別情報から、その無線送信器のペット所有者を特定し、そのペット所有者に所定の通報をする構成としたペット会員サービスシステム。 - 請求項1〜4において、
上記センタ装置は、上記会員無線器以外のペット所有者の通信端末装置に、通信ネットワークを通じて接続されており、上記無線送信器の識別情報に応じて、ペット所有者の連絡先情報を登録した通報先テーブルを備えており、この通報先テーブルを参照してペット所有者を割り出し、通信ネットワークを通じて上記通信端末装置に対して所定の通報を行う構成としたペット会員サービスシステム。 - 請求項4または5において、
上記センタ装置は、特定したペット所有者に対して、そのペットの所在を通知するための地図データを備えており、上記制御部は、そのペットの現在位置情報を含む地図データと、迷惑通知とを含む上記通報をなす構成としたペット会員サービスシステム。 - 請求項4〜6において、
上記会員無線器以外のペット所有者の通信端末装置は、携帯電話機であることを特徴としたペット会員サービスシステム。 - 請求項1〜7のいずれかにおいて、
上記会員無線器は、抽出した上記無線送信器の識別情報を表示する表示部を備える構成としたペット会員サービスシステム。
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JP2003154350A Withdrawn JP2004355472A (ja) | 2003-05-30 | 2003-05-30 | ペット会員サービスシステム |
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JP (1) | JP2004355472A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009140320A (ja) * | 2007-12-07 | 2009-06-25 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 無線タグシステムおよび無線タグ |
JP2020135332A (ja) * | 2019-02-18 | 2020-08-31 | 富士フイルム株式会社 | 情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラム |
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2003
- 2003-05-30 JP JP2003154350A patent/JP2004355472A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009140320A (ja) * | 2007-12-07 | 2009-06-25 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 無線タグシステムおよび無線タグ |
JP2020135332A (ja) * | 2019-02-18 | 2020-08-31 | 富士フイルム株式会社 | 情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラム |
JP7120942B2 (ja) | 2019-02-18 | 2022-08-17 | 富士フイルム株式会社 | 情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラム |
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A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
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