JP2004355342A - 情報処理装置及び情報処理方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】メディア11にコンテンツCとライセンスLとが記録され、メディア11からコンテンツCとライセンスLをインポートするサービス仕様1、メディア21に識別情報とコンテンツCとが記録され、認証情報が認証サーバ23にて認証されるとライセンスLを取得可能なサービス仕様2、又はメディア31に認証情報のみが記録され、これが認証サーバ33にて認証されると、ライセンスL及びコンテンツCがダウンロード可能となるサービス仕様3等がある場合、このサービス仕様1〜3及びそのバージョン情報を識別するサービス識別子を予めメディアに記録しておく。クライアント端末においても、自身が対応可能なサービス仕様及びそのバージョン情報を有し、これをメディアのサービス識別子と比較することで、サービスに対応可能か否かを判断する。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、所定のサービス仕様に従うことでコンテンツ等の所定の情報及びその権利情報を取得し、情報を利用可能とするパーソナルコンピュータ等の情報処理装置及び情報処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
現在、例えばオーディオ用コンパクトディスク(CD)又はCD−ROM等は、大量生産され様々な用途に使用されている。しかしながらこのような記録媒体の情報は、例えばハードディスク装置や、CD−R等の書き込み可能な記録媒体に書き込まれ不正にコピーされてしまう。
【0003】
従って、これを防止するような様々な技術が開発されており、例えば下記特許文献1に、サブコードQフィールドを変更して暗号キーとし、コピーを防止した記録媒体に関する技術が記載されている。この特許文献1に記載の技術においては、サブコードQフィールドは予め変更しておいてもコピーされると正規のサブコードQフィールドとなる特徴を利用し、サブコードQフィールドを予め変更しておき、これを暗号キーとして使用する。このことにより、コピーされたCDからは暗号キーが生成できず、従って再生装置はデータを読み出すことができないため、コピーを防止することができる。
【0004】
近時、このようなコピー防止技術を複合的に組み合わせ、認証情報となるシリアル番号によりネットワーク認証を行い、これにより、暗号化されたコンテンツを復号するための暗号鍵等をライセンスとして取得するサービス仕様のディジタルメディアが提供されている。
【0005】
このようなディジタルメディアは、音楽ユーザのニーズ及び利便性等を考慮した上で、作詞家・作曲家及びアーティスト等の権利を適正に保護するために、ネットワークを使用した認証型のコピーコントロールCDであり、オーディオCD機器のみでの再生が可能なオーディオデータが記録されたファーストセッションエリアと、PC(Personal Computer)で再生するための暗号化済み圧縮音源ファイル及びそれをPCに複製して再生するためのソフトウェアが記録されたセカンドセッションエリアと、各ディスクに固有のシリアル番号(プレス後に書き込まれた個別ID(identity))とが記録されている。
【0006】
ユーザは、このディジタルメディアを通常のCDと同様、オーディオCD機器で視聴できると共に、PCにて再生することも可能であるが、PCにて再生する際は、上記シリアル番号を用いて認証サーバにアクセスし、認証を得ないと再生できない。認証サーバでは、各シリアル番号の認証回数を管理しており、例えば初回は無料、2回目からは課金する等、認証回数に応じて料金が発生するようになっており、不正にコピーすることを防止したサービス仕様となっている。
【0007】
【特許文献1】
特開平11−250512号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、今後、このようなディジタルメディアを利用したサービス仕様が多様化することが考えられる。しかしながら、あるサービスに対応したサードパーティー製のコンテンツ配信システムやクライアント端末の開発者等にとって必要となるサービス仕様の違いを明示的に区別する基準がディジタルメディア上に存在しない。このため、このようなディジタルメディアを軸にしてコンテンツを利用するようなシステムにおいて、ディジタルメディアからデータを読み出す例えばPC等のクライアント端末は、どのようなデータがどのように記載されているか把握することができない。従って、クライアント端末及びこれと連携するコンテンツ配信システムは、サービス仕様が異なる複数種類のディジタルメディアがドライブに挿入された際の取り扱い方を一意に特定することが不可能であるとい問題点がある。
【0009】
本発明は、このような従来の実情に鑑みて提案されたものであり、様々なサービス仕様から記録媒体が提供するサービス仕様を一意に特定し、対応可能な否かを判断することができる情報処理装置及び情報処理方法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上述した目的を達成するために、本発明に係る情報処理装置は、複数のサービス仕様のうち提供するサービス仕様を示すサービス識別情報を有する記録媒体から該サービス識別情報を読み出す読み出し手段と、上記記録媒体が提供するサービス仕様に対応可能か否かを識別するサービス識別手段と、上記記録媒体が提供するサービス仕様に対応可能である場合に該サービス仕様に従った処理を行うことにより情報及びその権利情報を取得する取得手段とを有することを特徴とする。
【0011】
本発明においては、様々なサービス仕様に対応した複数種の記録媒体が存在した場合、記録媒体からサービス識別情報を読み出し、記録媒体が提供するサービス仕様を一意に特定し、該サービス仕様に対応可能か否かを識別することができ、提供されるサービス仕様に対応可能である場合は、そのサービス仕様に従ったコンテンツやプログラム等の所定の情報及びこれを利用するための権利情報の取得処理を迅速に行うことができる。
【0012】
また、上記サービス識別手段は、少なくとも上記サービス識別情報と同等の情報として対応可能なサービス仕様を示す対応サービス識別情報を有し、該対応サービス識別情報とサービス識別情報とを比較し、上記記録媒体が提供するサービス仕様に自身が対応可能か否かを判定することができる。
【0013】
更に、上記読み出し手段は、上記記録媒体から上記提供するサービス仕様にて使用される認証情報を読み出し、上記取得手段は、上記認証情報に基づき上記権利情報を管理する管理手段に認証を要求し、該認証情報が認証された場合に上記管理手段から該権利情報を取得してもよく、例えば記録媒体上等の外部の管理手段から権利情報としてライセンス等を取得することで、コンテンツ等の所定の情報を再生することができる。
【0014】
更にまた、ネットワークを介してデータを送受信する通信手段を有し、上記読み出し手段は、上記記録媒体から上記提供するサービス仕様にて使用される認証情報を読み出し、上記通信手段は、読み出された上記認証情報をネットワークを介して認証サーバに送信し、上記取得手段は、上記認証情報が認証されると上記認証サーバから上記権利情報を取得してもよく、ネットワークを介して権利情報を取得することができる。
【0015】
また、上記所定の情報の少なくとも一部は、上記記録媒体に記録されていてもよく、又はネットワークを介してデータを送受信する通信手段を有する場合、上記所定の情報の少なくとも一部は、上記通信手段によりネットワークを介してダウンロードされるものとしてもよく、記録媒体が提供するサービス仕様を把握することができるため、所定の情報の保存場所がどこであっても迅速に取り出すことができる。
【0016】
本発明に係る情報処理方法は、複数のサービス仕様のうち提供するサービス仕様を示すサービス識別情報を有する記録媒体から該サービス識別情報を読み出す読み出し工程と、上記記録媒体が提供するサービス仕様に対応可能か否かを識別するサービス識別工程と、上記記録媒体が提供するサービス仕様に対応可能である場合に該サービス仕様に従った処理を行うことにより所定の情報及びその権利情報を取得する取得工程とを有することを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を適用した具体的な実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。この実施の形態は、本発明を、所定のサービス仕様に従った方法で、記録媒体に記載された識別IDにより認証を受けてコンテンツの利用許諾を得ることでコンテンツが利用可能となるような情報処理装置に適用したものである。
【0018】
ここでは先ず、様々なサービス形態のうち、代表的な3つ例について説明する。図1(a)乃至(c)は、様々なサービス形態の例として、ディジタルメディアサービス仕様1〜3を説明するための模式図である。ここで、サービス仕様とは、例えば記録媒体であるディジタルメディア上等に記録されたコンテンツ(音楽及び映像等)が、それらを再生するためのライセンス(暗号鍵等)と共にどのような手順でクライアント端末及び必要によっては配信システムサーバ(認証サーバ)で取り扱われるかを示すものとする。
【0019】
サービス仕様1、2、3は、各ディジタルメディアが想定しているサービスの仕様のタイプを示す。コンテンツCは、例えば音楽又は映画等のディジタルデータであり、サービス提供主体がその利用許可の権利としてライセンスLを有している。
【0020】
図1(a)に示すサービス仕様1では、メディア11は、コンテンツC及びこのコンテンツCの利用を許可するライセンスLとを有している。コンテンツを利用する側のクライアント端末12は、コンテンツC及びライセンスLをインポートすることにより、コンテンツCを再生することができる。
【0021】
また、図1(b)に示すサービス仕様2では、メディア21は、コンテンツCと、このコンテンツCを利用するための認証やユーザ登録等を行うための認証IDとを有している。更に、認証やユーザ登録等を自動的に行ってコンテンツCのライセンスを取得するようなアプリケーション及びコンテンツCを再生する専用のソフト等を有していてもよい。クライアント端末22は、メディア21のアプリケーションを利用してコンテンツCを利用するライセンスを獲得するため、ネットワークを介して、例えばEMD(音楽配信システム)サーバ等の認証を行う認証サーバ23にメディア21の識別IDを送信し、認証を受けると、この認証サーバ23からライセンスLが送られ、これによりメディア21に記録されたコンテンツCが再生可能となる。
【0022】
また、図1(c)に示すサービス仕様3は、メディア31は、コンテンツCを利用するための認証やユーザ登録等を行うための認証IDを有している。更に、認証やユーザ登録等を自動的に行ってコンテンツCのライセンス及びコンテンツCを取得するようなアプリケーション及びコンテンツCを再生する専用のソフト等を有していてもよい。クライアント端末32は、メディア31の認証・登録用のアプリケーションにより、認証IDをEMDサーバ等の認証サーバ33に送信し、認証を受けると、認証サーバからライセンスL及びコンテンツCを配信してもらうことにより、コンテンツCを再生することができる。なお、クライアント端末からの認証を認証するサーバとコンテンツを配信するサーバとは別々であってもよい。
【0023】
また、コンテンツCを再生するための専用のアプリケーションが必要な場合は、メディア11〜31に予め記録しておき、クライアント端末12〜32が必要に応じてメディア11〜31から再生用のアプリケーションをインストールするようにすることができる。また、図1(b)及び図1(c)に示すように、ネットワークを介してデータの送受信を行うことが可能なクライアント端末においては、コンテンツCを再生する専用のアプリケーションが必要な場合は、これらのアプリケーションも例えば認証サーバや、サービス提供主体が管理するサーバ等からダウンロードするようにしてもよい。この場合は、メディアにダウンロード先を記載するか、又は配信システムからダウンロード先を送る等のようにすればよい。更に、コンテンツCが暗号化されたものである場合は、ライセンスLを取得することにより暗号化コンテンツを復号する復号鍵を取得可能とするようになされているものとする。
【0024】
本実施の形態における情報処理装置としてのクライアント端末12〜32は、例えばPC等であって、図2に示すように、CPU(Central Processing Unit)71、ROM(Read Only Memory)72、RAM(Random Access Memory)73、HDD(Hard Disk Drive)74、表示手段75、スピーカ76及びマウスやキーボード等の入力手段77、メディアからデータを読み出す読み出し手段78等がバス79を介して接続されて構成される。また、必要によっては、通信手段80もバス79を介して接続されている。
【0025】
CPU71は、例えば入力手段77が操作されることにより所定処理の実行命令が与えられると、ROM72に格納されたプログラムに基づいて、所定動作を実行させるようになされ、これによりクライアント端末全体として各種処理を実行させるようになされている。
【0026】
ここで、本実施の形態においては、クライアント端末が従うサービス仕様は、いずれの場合においても、コンテンツCとライセンスLとが1組になって初めてコンテンツCを再生(利用)できることを前提としたものとなっている。
【0027】
次に、上述のサービス仕様1〜3におけるコンテンツの利用手順について説明する。上述の図1(a)に示すディジタルメディア11は、上述したように、コンテンツC及びライセンスLを有しているものである。このようなメディア11を使用したサービス仕様1の一例としては、先ず、ユーザはクライアント端末12にて、ディジタルメディア11からコンテンツCとライセンスLとをインポートする。コンテンツCは、ライセンスLにより再生可能とされるデータであり、ライセンスLを獲得したクライアント端末12は、コンテンツCを再生することができる。この際、例えばEMD(音楽配信システム)サーバ等のコンテンツ配信システムとの通信は発生しない。また、上述したように、コンテンツCを使用するための専用のアプリケーションが必要な場合は、メディア11にコンテンツC及びライセンスLと共にアプリケーションも記録しておき、クライアント端末12は、このアプリケーションもインポートするようにしてもよい。
【0028】
また、図1(b)に示すメディア21は、上述したようにコンテンツC及びメディア21の識別IDを有しているものである。このようなメディア21を使用したサービス仕様2の一例としては、先ず、クライアント端末12において、メディア21の識別IDを読み出し、これをコンテンツ配信システム(本サービス仕様2においては、認証サーバ23)へ送信し、ディジタルメディアの認証やユーザ登録等を行う。
【0029】
次に、クライアント端末22は、ディジタルメディア21から、コンテンツCをインポートする。認証サーバ23は、クライアント端末22から送信される上述の識別IDを認証すると、コンテンツCを利用可能とするためのライセンスLをクライアント端末22に送信する。即ち、クライアント端末22は、コンテンツ配信システムとしての認証サーバ23からライセンスLをダウンロードする。
こうして、コンテンツCとライセンスLとを取得したクライアント端末22は、コンテンツCを再生することができる。
【0030】
また、上述したように、認証・登録処理は、クライアント端末22からユーザの指示により行ってもよいが、メディア21に、これがクライアント端末22のドライブに装着されると、例えば自動的に認証・登録処理を行い、ユーザに了解を得るとライセンスLをダウンロードするようなライセンス取得用のアプリケーションを搭載しておいてもよい。
【0031】
このようなサービス仕様2とすることができるネットワーク認証型のコピーがコントロールされたCDとしては、上述したように、オーディオ機器のみで再生可能なオーディオデータが記録されたファーストセッションエリアと、クライアント端末で再生可能なデータが記録されたセカンドセッションエリアと、認証に使用するためのメディア自身に固有の識別IDとを有するものとすることができる。
【0032】
セカンドセッションエリアには、識別IDにより認証や登録を行ってライセンスを取得する処理を行うための認証・登録用アプリケーションや、PCにて再生する際の専用のアプリケーション等と、PC等のクライアント端末で利用するコンテンツとしての暗号化済み圧縮音源ファイルとが記録されている。クライアント端末は、認証IDを認証サーバに送信し、認証されなければライセンスを獲得できず、コンテンツを再生することができなないため、コンテンツの不正コピーを防止することができる。
【0033】
また、図1(c)に示すメディア31は、上述したように識別IDのみを有しているものである。このようなメディア31を使用したサービス仕様3の一例としては、先ず、クライアント端末32において、メディア31から識別IDを読み出し、これを認証サーバ33に送信して認証・登録を行う。認証サーバ33は、この識別IDを認証すると、コンテンツC及びそのライセンスLを送信する。
即ち、クライアント端末32では、メディア31をドライブに装着すると、例えば自動的に認証・登録処理が行われることで、コンテンツ配信システムの認証サーバ33からコンテンツC及びライセンスLをダウンロードすることができる。
こうして、コンテンツCとライセンスLとを取得したクライアント端末32は、コンテンツCを再生することができる。
【0034】
このように、本実施の形態におけるディジタルメディアサービス仕様1〜3においては、そのコンテンツCの利用手順を処理するのは、主にディジタルメディア11、21又は31上のアプリケーションとディジタルメディア11〜31が挿入されたクライアント端末12〜32(又はクライアント端末12〜32上のアプリケーション)である。ところで、ディジタルメディア11〜31がドライブに挿入された場合、そのメディア11〜31が期待している処理手順が、例えば図1のサービス仕様1であるのか、サービス仕様2であるのか、又はサービス仕様3であるのかは、何らかの手がかりがない限り判断がつかない。
【0035】
そこで、本発明においては、このような手がかりを提供するために、サービス仕様を識別するためのサービス識別情報をメディアに記載する。以下、このサービス識別情報について詳細に説明する。図3は、サービス識別情報(以下、サービス識別子という。)のフォーマット仕様例を示す図である。
【0036】
図3(a)に示すように、サービス識別子40は、上述したような複数のサービス仕様がある場合に、どのサービス仕様に対応しているかを示す第1の識別情報としてのサービスタイプ(Service Type)41と、そのサービス仕様において使用されるアプリケーションのバージョン情報を示す第2の識別情報としてのメジャーバージョン(Major Version)42及びマイナーバージョン(Minor Version)43とを有している。
【0037】
そして、図3(b)に示すように、サービスタイプ41は、例えば2バイトのデータサイズであって、例えば0x0001であればディジタルメディアサービス仕様1を示し、0x0002であればディジタルメディアサービス仕様2を示す等とすることができる。また、メジャーバージョン42は、例えば2バイトのデータサイズであって、例えば0x0001であれば、メジャーバージョンが1であることを示す等とすることができる。更に、マイナーバージョン43は、例えば2バイトのデータサイズであって、例えば0x0003であれば、マイナーバージョンが3であることを示す等とすることができる。
【0038】
そして、クライアント端末は、メディア自身が提供するサービス仕様を示すサービス識別情報が書き込まれたメディアを軸に、クライアント端末にてコンテンツ等の所定の情報を利用可能とする上述した複数のサービス仕様1〜3に従った処理を行うため、少なくとも、図2に示すようにメディアからサービス識別情報を読み出す読み出し手段78と、メディアが提供するサービス仕様に対応可能か否かを識別する識別する識別手段(図示せず)と、上記記録媒体が提供するサービス仕様に対応可能である場合に該サービス仕様に従った処理を行うことにより情報及びその権利情報を取得する取得手段(図示せず)とを有する。
【0039】
更に、クライアント端末は、自分が取り扱うことのできるディジタルメディアのサービス仕様及びバージョンの情報、即ち、ディジタルメディアに記載されるサービス識別子と同等の情報(以下、対応サービス識別情報という。)を専用のレジストリに記録しておく。識別手段は、対応サービス識別情報と、サービス識別子とを比較し、メディアが提供するサービス仕様に自身が対応可能な否かを判定する等の処理を行い、取得手段は、ライセンス及びコンテンツを取得する処理を行うが、これらは例えばクライアント端末又はクライアント端末上のアプリケーションにより実行される。
【0040】
また、この対応サービス識別情報をクライアント端末又はクライアント端末上のアプリケーション側で公開することにより、ディジタルメディア上のアプリケーションから、そのディジタルメディアが挿入されたクライアント端末の環境がサービス仕様を満たせるか否か知ることができる。
【0041】
このように、クライアント端末は、サービス識別子を識別することにより、あるサービス識別子40をもったディジタルメディアが、クライアント端末のドライブに挿入された際に、そのディジタルメディアが期待するサービスを正しく処理できるか否かをクライアント端末自身が知ることができる。即ち、クライアント端末がサービス識別子と、自身の対応サービス識別情報とを比較することで、メディアが提供するサービス仕様に自身が対応可能であるか否かを判定することができる。これにより、従来はクライアント端末、又はクライアント端末及びこれと連携するコンテンツ配信システムは、サービス仕様がバージョンアップした場合等に、自らがそのサービスに対応しているかどうか知る術がなかったのに対し、このように、メディアに、自身が提供するサービス仕様を示すサービス識別子を記録しておき、また、クライアント端末が自身が対応可能なサービス仕様の情報として対応サービス識別情報を有することで、サービス提供主体は、異なるサービス仕様において個別にバージョンアップすることが可能となる。
【0042】
また、クライアント端末が対応サービス識別情報を有することで、ディジタルメディア上のアプリケーションは、クライアント端末の環境を確認することができ、例えば、ディジタルメディア自身が軸となり提供するコンテンツを再生する専用のアプリケーションがクライアント端末にインストールされていない、又はインストールされているアプリケーションのバージョンが古い等の情報を取得することができ、この場合は、コンテンツの再生に最適なアプリケーションをクライアント端末にインストールする処理を行うことができる。クライアント端末にインストールするアプリケーションは、ディジタルメディア上に記録されていてもよく、また、ディジタルメディアがアプリケーションをネットワークを介してダウンロードするためのアドレス等の情報を有し、このアドレスにクライアント端末がアクセスして、必要なアプリケーションをダウンロードする処理を行わせるようにしてもよい。
【0043】
図4(a)及び(b)は、サービス識別子の活用方法を示している。以下では、上述の認証・登録処理を行う等、クライアント端末にインポートせずディスク上から実行するようなアプリケーションをオンディスクアプリケーションという。また、コンテンツCの再生等の専用のアプリケーションであって、クライアント端末にインストールされたアプリケーションをインストールドアプリケーションという。
【0044】
図4(a)に示すメディア51は、少なくともサービス識別子52とオンディスクアプリケーションAとが記録されたものである。このメディア51は、サービス仕様2に対応しており、そのバージョンは1.2(メジャーバージョン:1、マイナーバージョン:2)であることが、サービス識別子52によって識別可能となっている。
【0045】
また、クライアント端末においても、対応サービス識別情報として、少なくとも対応できるサービス仕様のタイプ及びそのバージョン情報を専用のレジストリに記録するようになされている。図4(a)は、クライアント端末にインストールされたインストールドアプリケーション(プレーヤ)Bもインストールドアプリケーション(プレーヤ)Cも、サービス識別子52で定義されたディジタルメディア51を取り扱うことができる場合を示している。これは、クライアント端末にインストールされているインストールドアプリケーションと、ディジタルメディア上に予め記録されているアプリケーションとが連携して動作することでサービスを提供する場合、オンディスクアプリケーションAはインストールドアプリケーションBであっても、インストールドアプリケーションCであっても連携できることが保証されることを示している。
【0046】
また、専用のレジストリに記録される対応サービス識別情報としては、サービス識別子と同様、対応可能なサービス仕様のタイプ及びそのバージョンの他、サービス仕様によって必要となるような情報、例えばネットワーク認証型のサービス仕様である場合は、認証サーバのアドレス等の情報も有することができる。
【0047】
また、図4(b)に示すメディア61においても、少なくともサービス識別子62及びオンディスクアプリケーションDを有している。このディスク61は、ディジタルメディアサービス仕様2に対応したものであって、そのバージョンが1.2であることが、サービス識別子62により識別可能となっている。
【0048】
また、クライアント端末にインストールされているインストールドアプリケーション(プレーヤ)Eは、サービス仕様2に対応したものであって、そのバージョンが1.1であり、インストールドアプリケーション(プレーヤ)Fは、サービス仕様3に対応したものであって、そのバージョンが1.2である。
【0049】
この場合、サービス識別子62で定義されたディジタルメディア61を取り扱うことができない。即ち、インストールドアプリケーションEは、メディア61よりそのバージョンが古く、またインストールドアプリケーションFは、メディア61と仕様が異なる。また、クライアント端末にインストールされているインストールドアプリケーションと、ディジタルメディア61上に予め記録されているメディア上のオンディスクアプリケーションとが連携して動作することでサービスを提供する場合、オンディスクアプリケーションDはインストールドアプリケーションEであっても、インストールドアプリケーションFであっても連携できないことが明確に判断できることを示している。
【0050】
ここで、クライアント端末では、挿入されたメディア51,61のサービス識別子を読み取り、自身の対応サービス識別情報との比較を行うことで、クライアント端末自身に挿入されたメディア51,61が提供するサービス仕様にクライアント端末自身が対応できるか否かを知ることができ、図4(a)に示すように、対応している場合はメディア51が提供するサービス仕様に従った処理を行うことができ、一方、図4(b)に示すように、メディア61が提供するサービス仕様にクライアント端末が対応していない場合は、その旨をユーザに通知したり、メディア61からクライアント端末へ必要なアプリケーションをインポートしたり、ネットワークを介して必要なアプリケーションをダウンロードする等の処理行うことができ、メディアが提供するサービス仕様にクライアント端末が対応している場合であっても対応していない場合であっても、メディアのサービス識別子を読み取り識別することで、クライアント端末側における処理が迅速化する。
【0051】
また、メディア51,61においても、メディア51,61自身が挿入されたクライアント端末の専用のレジストリに記録されるサービス情報と同等の情報を認識し、これにより当該クライアント端末がメディア51,61自身が提供するサービス仕様に対応しているか否かを知ることができ、例えば図4(b)に示すようにクライアント端末がメディア62自身が提供するサービス仕様に対応していない場合は、メディア61が、自身が提供するサービス仕様に必要なプリケーションをクライアント端末にインストールするような処理、即ち、必要なアプリケーションがメディア61に記録されている場合はクライアント端末にインポートしたり、ネットワークを介してダウンロードするよう指示したりする。これにより、メディア側においても、クライアント端末に記録されているサービス識別子と同等な情報を読み取ることで処理が迅速化する。
【0052】
このように構成された本実施の形態においては、サービス提供主体が、ディジタルメディアを軸にしてコンテンツ配信システムや、クライアント端末上のアプリケーションを含むクライアント端末と連携した様々な付加サービスを提供する際、発売するディジタルメディア上に、そのサービス仕様の種類と、そのサービス仕様のバージョン情報とを有するサービス識別子を予め記録しておくことで、サービス提供主体、コンテンツ配信システム開発者、及びクライアント端末の開発者は、このサービス識別子により特定されるサービス仕様を共有することができる。このことにより、以下に示す枠組みが構築可能となる。
【0053】
即ち、サービス提供主体が、オープンで明確なサービス仕様をコンテンツ配信システム開発者及びクライアント端末開発者に提供することができる。また、サービス提供主体が、サービス仕様に対応したコンテンツ配信システム及びクライアント端末により、一貫した品質のサービスをユーザに提供することができる。
【0054】
更に、複数のサービス提供主体が複数の仕様の付加サービスを複数種類のディジタルメディアにて展開し、更に個別にサービス仕様のバージョンアップをしても整然とサービス仕様を管理できることができる。更にまた、ユーザが付加サービスを享受するに際に、サービス識別子に対応したクライアント端末を自由に選択できる。そして、ディジタルメディア上のアプリケーションから、自分が挿入されたクライアント端末の環境がサービス仕様を満たせるか否か知ることができる
また、ディジタルメディアを軸とし、コンテンツ配信システムやクライアント端末(クライアント端末上のアプリケーションを含む)と連携した付加サービス、並びに上記ディジタルメディアを取り扱うことのできるプラットフォームを多様化することができると共に、それら多様化したディジタルメディアを普及させることができる。
【0055】
なお、本発明は上述した実施の形態のみに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能であることは勿論である。例えば、上述のディジタルメディアが提供するサービスにより、クライアント端末では、音楽又は映像等のコンテンツを利用可能とされるものとして説明したが、クライアント端末において利用可能とされる所定の情報としては、コンテンツに限らず、例えばプログラム等であってもよい。
【0056】
次に、上述したような一般的なサービス識別子の更に具体的な実施例について説明する。なお、以下の実施例1及び実施例2は、上述のサービス仕様1及びサービス仕様2に対応するものである。
【0057】
実施例1
(1−1)サービス仕様
コンテンツ及びライセンスは、ディジタルメディア上に記録されており、コンテンツ及びライセンスは、本仕様に対応したPC上にインストールされたインストールドアプリケーションにてオフラインでインポートし、コンテンツを再生することができる。
【0058】
(1−2)サービス識別子
上述した図2のサービス識別子40のフォーマットに即して本実施例1で割り当てられる値の一例を示す。
Service Type:0x0001
Major Version:0x0001
Minor Version:0x0000
【0059】
(1−3)活用方法
ディスクには、オンディスクアプリケーションが記録されており、オンディスクアプリケーションは、PC上にインストールドアプリケーションがインストールされていなければ、インストールする。
【0060】
オンディスクアプリケーションは、インストールドアプリケーションがインストールされていればこれを起動し、ディスク上のコンテンツ及びライセンスをインポートする画面を自動的に表示する。
【0061】
ディスク上のオンディスクアプリケーションと、PC上のインストールドアプリケーションの連携機能を満たすために、少なくともサービス識別子と同等の情報(対応サービス識別情報)がPC上の専用レジストリに記載されている。この専用レジストリに記載される内容の具体的な一例は下記のようになる。
【0062】
ServiceType:HKEY_LOCAL_MACHINE¥SOFTWARE¥A Corp¥OMGSVC¥1
Version:HKEY_LOCAL_MACHINE¥SOFTWARE¥A Corp¥OMGSVC¥1
AvailableVersion:1.0
HKEY_LOCAL_MACHINE¥SOFTWARE¥A Corp¥OMGSVC¥1 ImportCommandLine:”C:¥Program Files¥A¥ABC ¥std¥ABC.exe”imp
【0063】
なお、インポートコマンドラインは、ユーザのインストール場所によって変わる。また、バージョン情報は、新しいバージョンがインストールされた場合に書き換えられるものとすればよい。また、クライアント端末上にコンテンツを再生できるアプリケーションが複数種ある場合は、ユーザが所望のアプリケーションを選択すればよいことは勿論である。
【0064】
実施例2
(2−1)サービス仕様
コンテンツはディジタルメディア上に記録されており、そのライセンスは、EMDサーバ上に存在する。メディアには、個別にメディアを特定するためのユニークな識別ID(Postscribed ID)が記録されている。インストールドアプリケーションは、メディアに記録されているコンテンツをPC上にコピーし、そのライセンスをEMDサーバから取得してコンテンツを再生する。
【0065】
(2−2)サービス識別子
上述した図2のサービス識別子40のフォーマットに即して本実施例2で割り当てられる値の一例を示す。
Service Type:0x0002
Major Version:0x0001
Minor Version:0x0000
認証サーバのURL:×××××
【0066】
なお、識別IDを認証する認証サーバのURLを記載する領域は、上述のサービス識別子として必ずしも必要な情報ではなく、従ってフォーマット上は規定されないものであるが、サービスタイプ固有の拡張領域を設けることで対応することができる。
【0067】
(2−3)活用方法
メディア上にオンディスクアプリケーションが記録されており、オンディスクアプリケーションは、PC上にインストールドアプリケーションがインストールされていなければインストールする。そして、オンディスクアプリケーションはディスク上の認証IDを認証サーバに送信する。認証IDは、認証サーバで認証される。この際、認証される内容は、第1に認証IDの内容、第2にその認証IDを使ったアクセスの回数、となっている。
【0068】
オンディスクアプリケーションはこの認証が終わると、インストールドアプリケーションに対し、コンテンツのPC上へのコピーを依頼する。オンディスクアプリケーションは、コンテンツのPCへのコピーが終了したことを検知すると、ライセンスを購入するページをブラウザーで表示する。このライセンスを購入するページのURLは、認証サーバから受け取ることができる。
【0069】
ユーザがブラウザーで必要事項を入力してライセンスの購入手続きを終えると、インストールドアプリケーションが起動され、EMDサーバからのライセンスのダウンロードが始まる。
【0070】
ディスク上のアプリケーションであるオンディスクアプリケーションと、PC上のアプリケーションであるインストールドアプリケーションとの連携機能を満たすために、サービス識別子と少なくとも同等の情報として対応サービス識別情報がPC上の専用レジストリに記載されている。この専用レジストリに記載される内容の具体的な一例は下記のようになる。
【0071】
Service Type:HKEY_LOCAL_MACHINE¥SOFTWARE¥A Corp¥OMGSVC¥2
Version(HKEY_LOCAL_MACHINE¥SOFTWARE¥A Corp¥OMGSVC¥2
AvailableVersion:1.0
HKEY_LOCAL_MACHINE¥SOFTWARE¥A Corp¥OMGSVC¥2 ImportCommandLine:”C:¥Program Files¥A¥ABC¥std¥ABC.exe” copy
なお、インポートコマンドラインは、ユーザのインストール場所によって変わる。
【0072】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように本発明に係る情報処理装置は、複数のサービス仕様のうち提供するサービス仕様を示すサービス識別情報を有する記録媒体から該サービス識別情報を読み出す読み出し手段と、上記記録媒体が提供するサービス仕様に対応可能か否かを識別するサービス識別手段と、上記記録媒体が提供するサービス仕様に対応可能である場合に該サービス仕様に従った処理を行うことにより情報及びその権利情報を取得する取得手段とを有するので、取得したい情報の権利情報を有するサービス提供主体が、記録媒体を軸にして、例えば情報を配信するシステムと、クライアント端末となる情報処理装置と連携した様々な付加サービスを提供するような場合、記録媒体上にそのサービス仕様を識別するためのサービス識別情報を予め記録しておくことで、サービス仕様を一意に特定することができ、このことによりサービス提供主体、情報配信システム開発者、及び情報処理装置の開発者等がこのサービス識別情報により特定されるサービス仕様を共有することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】様々なサービス形態の例として、ディジタルメディアサービス仕様1〜3を説明するための模式図である。
【図2】クライアント端末の一構成例を示すブロック図である。
【図3】本発明の実施の形態におけるメディアに記録されるサービス識別情報(サービス識別子)のフォーマットを示す図である。
【図4】サービス識別情報(サービス識別子)の活用方法を示す図である。
【符号の説明】
1,2,3 サービス仕様、11,21,31,51,61 メディア、12,22,32 クライアント端末、23,33 認証サーバ、40,52,52 サービス識別子、41 サービスタイプ、42 メジャーバージョン、43 マイナーバージョン、53,63 オンディスクアプリケーション、54,55,64,65 インストールドアプリケーション、C コンテンツ、L ライセンス
Claims (11)
- 複数のサービス仕様のうち提供するサービス仕様を示すサービス識別情報を有する記録媒体から該サービス識別情報を読み出す読み出し手段と、
上記記録媒体が提供するサービス仕様に対応可能か否かを識別するサービス識別手段と、
上記記録媒体が提供するサービス仕様に対応可能である場合に該サービス仕様に従った処理を行うことにより所定の情報及びその権利情報を取得する取得手段とを有することを特徴とする情報処理装置。 - 上記サービス識別手段は、少なくとも上記サービス識別情報と同等の情報として対応可能なサービス仕様を示す対応サービス識別情報を有し、該対応サービス識別情報とサービス識別情報とを比較し、上記記録媒体が提供するサービス仕様に自身が対応可能か否かを判定することを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
- 上記読み出し手段は、上記記録媒体から上記提供するサービス仕様にて使用される認証情報を読み出し、
上記取得手段は、上記認証情報に基づき上記権利情報を管理する管理手段に認証を要求し、該認証情報が認証された場合に上記管理手段から該権利情報を取得することを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。 - ネットワークを介してデータを送受信する通信手段を有し、
上記読み出し手段は、上記記録媒体から上記提供するサービス仕様にて使用される認証情報を読み出し、
上記通信手段は、読み出された上記認証情報をネットワークを介して認証サーバに送信し、
上記取得手段は、上記認証情報が認証されると上記認証サーバから上記権利情報を取得することを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。 - 上記所定の情報の少なくとも一部は、上記記録媒体に記録されていることを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
- ネットワークを介してデータを送受信する通信手段を有し、上記所定の情報の少なくとも一部は、上記通信手段によりネットワークを介してダウンロードされるものであることを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
- 上記サービス識別情報は、上記提供するサービス仕様を識別する第1の識別情報と、該所定のサービス仕様のバージョンを示す第2の識別情報とを有することを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
- 複数のサービス仕様のうち提供するサービス仕様を示すサービス識別情報を有する記録媒体から該サービス識別情報を読み出す読み出し工程と、
上記記録媒体が提供するサービス仕様に対応可能か否かを識別するサービス識別工程と、
上記記録媒体が提供するサービス仕様に対応可能である場合に該サービス仕様に従った処理を行うことにより所定の情報及びその権利情報を取得する取得工程とを有することを特徴とする情報処理方法。 - 上記サービス識別工程では、少なくとも上記サービス識別情報と同等の情報として対応可能なサービス仕様を示す対応サービス識別情報と、上記読み出し工程にて読み出された上記サービス識別情報とを比較し、上記記録媒体が提供するサービス仕様に自身が対応可能か否かを判定することを特徴とする請求項8記載の情報処理方法。
- 上記読み出し工程では、上記記録媒体から上記提供するサービス仕様にて使用される認証情報を読み出し、
上記取得工程では、上記認証情報に基づき上記権利情報を管理する管理手段に認証を要求し、該認証情報が認証された場合に上記管理手段から該権利情報を取得することを特徴とする請求項8記載の情報処理方法。 - 通信手段によりネットワークを介してデータを送受信する通信工程を有し、
上記読み出し工程では、上記記録媒体から上記提供するサービス仕様にて使用される認証情報を読み出し、
上記通信工程では、読み出された上記認証情報をネットワークを介して認証サーバに送信し、
上記取得工程では、上記認証情報が認証されると上記認証サーバから上記ライセンスを取得することを特徴とする請求項8記載の情報処理方法。
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