JP2004354789A - 携帯情報端末の表示機能拡張装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】従来のパーソナル・デジタル・アシスタント(以下PDA)や携帯電話等の携帯情報端末機器は機器自体の大きさとの兼ね合いから、それら機器に組み込まれている画面の大きさには制約があり、そのため一度に多くの文字や図を表示することが容易ではなく、とくに電子出版図書などの大量の文字情報を読み易く表示することが困難だった。
【解決手段】携帯情報端末機に電気的かつ機械的に接続し、携帯性を保ちながら該携帯情報端末機の画面よりも大きい画面を具備する表示機能拡張装置を提供する。
【選択図】図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、パーソナル・デジタル・アシスタント(以下PDAとする)、および携帯電話機、携帯型ゲーム機等の携帯情報端末機にコネクタを介して電気的に接続し、また機械的に該携帯情報端末機と一体化し、該携帯情報端末機の携帯性と機能を損なわないまま、該携帯情報端末機に組み込まれている画面よりも大きな拡張画面を提供し、従って一度に多くの文字や画像を表示することが可能な表示機能拡張装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
(イ)従来の携帯情報端末が具備している画面は、PDAおよび携帯型ゲーム機の場合で対角4〜5インチ、携帯電話ではせいぜい対角2〜2.5インチ程度である。
(ロ)従来の携帯情報端末機用の拡張画面は図2および図3の様に取り付ける形態のものが公知である。
(ハ)従来の電子書籍専用端末(10)には、図4の様に電子書籍を読み易くするために文庫本の見開き程度の大きさの画面A(10a)、画面B(10b)を具備するものがある。しかしながら、それらは従来の、PDA或いは携帯型ゲーム機或いは携帯電話機の表示機能を強化或いは追加した構成では無く、電子書籍専用に特化した単機能端末機である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従って、従来の携帯情報端末の画面で小説や新聞記事などの文字情報を電子化したものを読む場合には、画面の大きさの制約から、文字を小さく表示するか、或いは一度に表示する文字数を少なくするなどの手段を取らねばならず、非効率的な読書の原因となっている。
また、公知の携帯情報端末機用の拡張画面を取り付けた形態は、図2の様に拡張画面F(5f)が携帯情報端末機から飛び出しているか、或いは図3の様にケーブルコネクタ(11)で画面一体型コンピューター(13)等と接続されているため、機器全体の小型化と携帯性の実現が困難である。また、収納時にはコンパクトに収納することが容易ではない。
また、従来の電子書籍専用端末機(10)は電子図書を読むという目的に特化された機器であるため、機能の拡張性に乏しく、仮にこれを使用している者が、携帯情報端末機の一般的に知られている機能(例えば通信、メモ帳、スケジュール表、動画閲覧、MP3による音楽の鑑賞など)を併せて使用したい場合には、両方の機器を携行する必要があり、不便である。
そこで、この発明は該携帯情報端末機と本発明品とを一体的に取り付けることにより、該携帯情報端末機の携帯性と機能を損なわずに、また、取り付けた際に飛び出し部分が無いため、コンパクトであり、収納も容易であり、該携帯情報端末機の画像処理機能、計算機能、画像切り替え機能等を有効的に活用しながら、画面を拡張し、該拡張画面に画像を表示することにより、合理的、経済的に小説や新聞記事などの多くの文字情報を電子的に読み易くすることを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
以上の課題を解決するために、請求項1の発明は、携帯情報端末機に電気的に接続するためのコネクタを具備して、電気信号および電力の送受を行うことが出来る表示装置で、該携帯情報端末機と機械的に一体化するための保持機能を具備し、該携帯情報端末機の携帯性と機能を損なうことのないまま、これと一体化し、該携帯情報端末の画面よりも大きな拡張画面を提供することを特徴とする表示機能拡張装置である。
また、請求項2の発明は、請求項1記載の拡張画面が本のように見開きの状態になることにより、大きな表示面を提供することを特徴とする表示機能拡張装置である。
また、請求項3の発明は、請求項1記載の拡張画面が複数具備され、収納時にはこれらを図1に示した様に重ね合わせるように折り畳むことが出来ることを特徴とする表示機能拡張装置である。
【0005】
【発明の実施の形態】
この発明の一実施形態を、図1に示す。
携帯情報端末機(1)を据え付けるメインボード(2)と、該メインボード上に携帯情報端末機を機械的に固定するための固定用部材(3)と、メインボードと携帯情報端末機との間で電気信号及び電力を送受するためのコネクタA(4a)と、メインボード内に画像信号処理回路および電源回路を具備し、さらに拡張画面A(5a)がヒンジA(6a)により接続部(7)と連結されており、該接続部はヒンジB(6b)を介してメインボードと接続されており、従って該拡張画面は本のページが開くかのごとく可動である。
該拡張画面にはLCDパネル、プラズマディスプレイパネル、有機ELパネル、無機ELパネル、もしくは米国E−Ink社が開発した電子ペーパーなどのいわゆるフラットパネルディスプレイを用いる。
携帯情報端末機との接続には、該携帯情報端末機が具備している接続用コネクタあるいはメモリーカードソケットなどの、電子信号の出入力が可能なインターフェイスを用いる。
【0006】
他の実施形態1
図5に示した通り、拡張画面B(5b)の背面が携帯情報端末機(1)の画面(1a)上に重なるように配置すれば、コンパクトな形態で使用できる。この構造の場合、該拡張画面B(5b)を外部からの圧力や衝撃などから守るためのカバー(8)を付加してもよい。
【0007】
他の実施形態2
拡張画面の携帯情報端末機に対する配置は横方向に並列的に配置されるもの以外に、図6および図7に示す様に、上方或いは下方から覆い被さるものでも良い。
【0008】
他の実施形態3
図8に示す様に、拡張画面C1(5c−1)および拡張画面C2(5c−2)は2枚以上具備されていても良く、その場合には各拡張画面間のヒンジC(6c)により本の見開きのページの様に開くことが可能な構造でも良い。
【0009】
他の実施形態4
図9および図10に示す様に、拡張画面D(5d)および拡張画面E(5e)および拡張画面G(5g)が屈曲可能な部材(例えば、フレキシブル・プリント基板やケーブルなど)により電気接続されており、折り曲がるように収納できる構造であっても良い。
【0010】
他の実施形態5
携帯情報端末機との接続に用いるコネクタの配置は装置底部に限ったものでは無く、該携帯情報端末機の電気信号出力装置の位置に合致しており、該携帯情報端末機の4つの側面、上面、或いは背面に該出力装置がある場合はそれらのうちのいずれかを用いることが可能である。
【0011】
他の実施形態6
本発明品が具備するコネクタには、様々な携帯情報端末機に対応するための複数の異なるアダプタが用意されていても良い。また、接続機能に一般性、汎用性を持たせるために市販のメモリーカード(具体的な公知例としてSDカード、メモリースティックなどがある)の接点部形態を利用したコネクタを具備していても良い。
【0012】
他の実施形態7
携帯情報端末機(1)が具備している、充電用端子を備えるコネクタを利用して本発明品と接続する際には、本発明品が具備するコネクタA(4a)およびコネクタB(4b)に充電用端子の中継機能をもたせることにより、外部の電源と接続を可能ならしめ、本発明品と一体化したまま該携帯情報端末機の充電が行える機能があっても良い。
【0013】
他の実施形態8
拡張画面に表示される文字は携帯情報端末機あるいはメインボード(2)内に組み込まれた電子回路により文字数、列数、文字の大きさの設定変更が可能であっても良い。
【0014】
他の実施形態9
図11は折りたたみ式携帯電話(12)の本体操作部の裏側(12b)に、本発明品を一体化する直前の状態である。このように通常携帯電話の操作部の裏側(12b)は電池が配置されるスペースであり、表面が平らに成形されている場合が多い。そこに本発明品を設置することは、本発明の目的を達成し得る一方式である。
【発明の効果】
以上の様に、この発明によれば、携帯情報端末機を本装置に組み込み、機械的かつ電気的に接続することにより、該携帯情報端末機の携帯性と機能を損なわずに大きな表示面に文字、画像を表示することが可能となる。
また、組み込む際に携帯情報端末機の機能は損なわれていないので、拡張画面と接続された状態でも、任意に携帯情報端末機として使用することが出来る。
さらに、拡張画面が携帯情報端末機の画面に覆いかぶさる形で収納できるため、収納時の形態が小さくなる。この際、拡張画面自体あるいはその背面が携帯情報端末機の本体及び画面を覆う保護カバーの役割を果たすことにもなる。
また、従来の携帯情報端末はカラーLCDなどの画面を用いたものが多く、それらは画面近傍に光源を設置し、その透過光または反射光で画面を鮮明化する必要がある。そのため画像表示に消費する電力が大きく、乾電池や充電池などを使用の際には消耗が早まり、使用可能な時間を短くするなど不利な点がある。そこで、この発明において消費電力が少ない拡張画面を採用すれば、従来の携帯情報端末機の使用者は長時間、大きな画面で文字や画像を見ることが出来る。具体的な低消費電力の画面を提供する公知技術としては米国E−INK社が開発した電子ペーパーや、或いはモノクロのバックライト無しの反射型液晶などがある。
また、拡張表示画面の大きさには制限が無いため、大きな表示画面を用意し、携帯情報端末機を接続すれば、例えば新聞や週刊誌を読む要領で読書が可能である。
この様に、従来からある携帯情報端末機を合理的に利用することが電子図書や電子新聞の読者を増やし、如いてはペーパーレス化を促進して森林資源の保護、節約につながる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態を示す斜視図である。
【図2】従来技術の一例として、携帯情報端末機と拡張画面を一体化した際に拡張画面が飛びだしている形態を示す斜視図である。
【図3】従来技術の一例として、携帯情報端末機と画面一体型コンピューターをケーブルで接続している形態を示す斜視図である。
【図4】従来技術の一例として、電子書籍専用端末を示す斜視図である。
【図5】この発明の一実施形態を示す斜視図である。
【図6】この発明の一実施形態を示す斜視図である。
【図7】この発明の一実施形態を示す斜視図である。
【図8】この発明の一実施形態を示す斜視図である。
【図9】この発明の一実施形態を示す斜視図である。
【図10】この発明の一実施形態を示す斜視図である。
【図11】この発明の一実施形態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 携帯情報端末
1a 画面
2 メインボード
3 固定用部材
4a コネクタA
5a 拡張画面A
5b 拡張画面B
5c−1 拡張画面C−1
5c−2 拡張画面C−2
5d 拡張画面D
5e 拡張画面E
5f 拡張画面F
5g 拡張画面G
5h 拡張画面H
5i 拡張画面I
5j 拡張画面J
6a ヒンジA
6b ヒンジB
6c ヒンジC
6d ヒンジD
6e ヒンジE
7 接続部
7a 接続部
7b 接続部
7c 接続部
8 カバー
10 電子書籍専用端末機
10a 画面A
10b 画面B
11 ケーブルコネクタ
12 折りたたみ式携帯電話
13 画面一体型コンピューター
13a 画面
14 連結部

Claims (3)

  1. 携帯情報端末機(1)と電気的に接続するためのコネクタA(4a)を具備し、電気信号および電力の送受を行い、該携帯情報端末機に入力されている情報を表示し、該携帯情報端末機と機械的に一体化するための固定用部材(3)を具備し、該携帯情報端末機の携帯性を損なわないように包み込むような形態で一体化し、該携帯情報端末機の機能を損なわないように操作面は容易に露出可能であり、該携帯情報端末の画面(1a)よりも大きな拡張画面A(5a)を提供する表示機能拡張装置。
  2. 請求項1記載の拡張画面A(5a)が本のように見開きの状態になることにより、大きな表示面を提供する表示機能拡張装置。
  3. 請求項1記載の拡張画面が複数具備され、複数のヒンジがこれらを連結しており、収納時にはこれらを重ね合わせるように折り畳むことが出来る表示機能拡張装置。
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