JP2004353173A - 除塵機付きポンプゲート - Google Patents

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Hiroaki Nakakoshi
宏明 中越
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Abstract

【課題】簡単な構成で、省スペース化,低コスト化を図ることができ、しかもメンテナンスも容易な除塵機付きポンプゲートを提供する。
【解決手段】上下動により水路を開閉させるゲートと、前記ゲートに設けられ、そのゲートによって前記水路を閉じた状態にてこのゲートによって区切られた前記水路の一方側から他方側へ水を流すポンプと、前記水路の一方側の異物を、前記ゲートを乗り越えて他方側へと流す除塵機とを備え、前記ゲートのメンテナンス時に前記ポンプをそのゲートの上方に引き抜くことができるように、前記除塵機を回動させてそのゲートの上側を開放することが可能であるようにした構成とする。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、小水路,小河川等の水路排水に適用される除塵機付きポンプゲートに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、河川の安全な流れを確保するため、流域支流と本川との合流点等に設けられるゲートにゲートポンプが組み込まれた、ポンプゲートが使用されるようになってきている。これは、豪雨等により本川側の水位が上昇し、支流から本川への自然流下が困難となったときに、ゲートを閉めてこのゲートポンプを運転することにより、強制的に排水を行うものである。これにより、合流点付近に大掛かりな排水機場を設けることなく、洪水時等にも内水河川の排水を行うことができる。
【0003】
このようなポンプゲートを設置する場合、ゲートポンプ保護のために、水路中の塵埃を捕集する自動除塵機も設置する必要がある。自動除塵機は、コスト面で大きな比重を占めているので、これを縮小或いは簡素化することができれば、大幅なコスト削減につながる。また、従来の自動除塵機は、ポンプゲートとは別途に設置する必要があったので、その設置スペースの確保が必要であった。そこで、ポンプゲートと自動除塵機を一体化すれば、省スペース化につながり、建設コストの低減が可能となる。
【0004】
このような、ポンプゲートと自動除塵機を一体化したものは、従来より例えばゲートポンプ設備として、以下に示すものが開示されている。即ち、上下動可能に設けられ水路を開閉するゲートと、このゲートに取り付けられゲートの一方側の水をゲートの他方側へ排出するポンプと、該ポンプの上流側に設けられ、前記ゲートの上下動に連動して水路にセット又は水路から退避されるスクリーンと、該スクリーンに付着した異物をスクリーンから除去する除塵機と、該除塵機により除去された異物を前記ポンプの下流側へ放流する異物放流板とを備えてなるものとしている(例えば、特許文献1参照)。
【0005】
そして、このゲートポンプ設備によれば、ポンプによる排水運転中においてもスクリーンからの異物除去が容易にでき、かき取った異物を下流側に放流することが出来るため異物の処理が不要となるとしている。また、ゲートの上下動に連動してスクリーンが上下動するように構成しているから、ゲートの操作だけでスクリーンの水路へのセット・退避が自動的に行え、スクリーン駆動のための格別の装置が不要となるとしている。
【0006】
【特許文献1】
特許第2644864号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記特許文献1に記載されているような構成では、ゲートの前方から上方に渡ってスクリーンさらには異物放流板が固定されているため、ゲートに取り付けられているポンプの保守,点検が困難となる。特に、ポンプの回転軸が縦方向となるように設置される立型ポンプゲートにおいて、メンテナンス時にポンプユニットを上方に引き抜く方式を採用することができないので、保守,点検が容易になるといったメリットが活かされない。
【0008】
本発明は、このような問題点に鑑み、簡単な構成で、省スペース化,低コスト化を図ることができ、しかもメンテナンスも容易な除塵機付きポンプゲートを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明では、上下動により水路を開閉させるゲートと、前記ゲートに設けられ、そのゲートによって前記水路を閉じた状態にてこのゲートによって区切られた前記水路の一方側から他方側へ水を流すポンプと、前記水路の一方側の異物を、前記ゲートを乗り越えて他方側へと流す除塵機とを備え、前記ゲートのメンテナンス時に前記ポンプをそのゲートの上方に引き抜くことができるように、前記除塵機を回動させてそのゲートの上側を開放することが可能であるようにしたことを特徴とする。
【0010】
また、前記ゲートの下降により前記水路を閉じる際に、前記除塵機の下部が前記水路の一方側へ展開するようにしたことを特徴とする。
【0011】
また、前記除塵機はベルトコンベア式のスクリーンを備えて成ることを特徴とする。そして、前記スクリーンはガイドレールに沿って循環するレーキスクリーンであることを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の第1の実施形態に係る除塵機付きポンプゲートを模式的に示す正面図である。同図(a)はゲート開時(自然流下時)、同図(b)はゲート閉時(排水運転時)を示している。同図において、1は図示しないポンプユニットが組み込まれたポンプゲートであり、これはロッド2により吊り下げられつつゲート枠3内を上下動する。また、ポンプゲート1の前上端角部よりアーム1aが延びており、その先端には固定プーリ4が回転自在に枢支されている。
【0013】
一方、ポンプゲート1の上側には駆動部5が設けられており、その前端よりアーム5aが延びていて、その先端には同じく固定プーリ4が回転自在に枢支されている。また、駆動部5の上端よりアーム5bが延びており、その先端には駆動プーリ6が回転自在に枢支されている。さらに、ポンプゲート1の斜め前下部付近には、移動プーリ7が設けられており、図示しない連結アームにより固定プーリ4と連結され、回転自在に枢支されている。
【0014】
加えて、固定プーリ4と移動プーリ7間、並びに固定プーリ4と駆動プーリ6間に渡って、ベルトコンベア式のスクリーン8が張架され、除塵機を構成している。また、駆動部5に内蔵されている図示しない駆動モータにより回転するモータプーリ9と駆動プーリ6との間には、駆動力を伝達するベルト10が張架されている。その他、移動プーリ7と同軸に、これより一回り径が大きい車輪11が設けられている。また、ゲート枠3の下端より前方にレール12が水路底に沿って延びており、その先端には下部ガイド13が取り付けられている。
【0015】
さて、同図(a)に示す自然流下時の状態では、ポンプゲート1,駆動部5,及びスクリーン8等は水路14の上方に退避しており、水路14は通常の水路として、矢印Aで示すように流水が自然流下する。ここで、除塵機のうち上述の如く固定プーリ4と移動プーリ7との間にスクリーン8が張架されて構成される部分は、ポンプゲート1の高さよりも長くなっており、その先端部には車輪11が据え付けられている。
【0016】
この構成により、ポンプゲート1が下降して閉じる際に、車輪11がレール12に沿って転動する。このとき、同図(b)に示すように、矢印Bで示す如く固定プーリ4の軸周りに除塵機の下部が展開され、除塵作業が可能となる。最後に、車輪11が下部ガイド13に当接してここで支持,固定される。この状態では、ポンプゲート1と一体になっているスクリーン8等も水路中にセットされている。なお、除塵機の下部が当初より展開されている構成としても良い。
【0017】
同図(b)の状態で、ポンプゲート1に組み込まれたポンプを駆動すると、流水中の異物aはスクリーン8に捕獲され、異物を除去された水がポンプによりポンプゲート1の下流側(図の右側)に排水される。一方、このとき駆動部5に内蔵されている駆動モータによりモータプーリ9を回転させると、ベルト10を介して駆動プーリ6に回転駆動力が伝達される。
【0018】
これにより、固定プーリ4と移動プーリ7間、並びに固定プーリ4と駆動プーリ6間に渡って張架されたスクリーン8が、ベルトコンベア様に駆動される。そして、異物aはスクリーン8により運搬され、ポンプゲート1を乗り越えて下流側へと流される。以上のような構成においては、ポンプ自体には手を加えないので、ポンプゲート1としては従来からのポンプゲートを使用することができる。
【0019】
メンテナンス時は、除塵機のうち固定プーリ4と駆動プーリ6との間にスクリーン8が張架されて構成される部分を駆動部5と共にクレーン等で持ち上げ、固定プーリ4の軸周りに矢印Cで示す如く回動させる。これにより、ポンプゲート1の上側を開放することができるので、ポンプユニットを上方に引き抜く方式を採用することができ、保守,点検が容易になる。なお、水路を再び自然流下の状態に戻す場合は、ポンプゲート1を上昇させることにより、ポンプゲート1と一体になっている駆動部5及びスクリーン8等も同時に上昇し、同図(a)の状態に戻るので、自動的にスクリーンの退避が行える。
【0020】
図2は、固定プーリ部の一例について側面を拡大して模式的に示す図である。上述した本実施形態の構成においては、一つの固定プーリ4に対して、駆動プーリ6及び移動プーリ7それぞれとの間で別々にスクリーン8を張架する場合がある。この場合は、同図に示すように、固定プーリ4において、相手方の各プーリとの間で張架されるスクリーン8を交互に巻き付ける構成とする。
【0021】
このとき、各スクリーン8を互いにほぼ密接させて配置すると考えると、一本のスクリーン8の幅はポンプの通過可能異物径以下にする必要がある。例えば、立型ポンプゲートにおいて、ポンプの口径400mm,羽根車径300mmで、通過可能異物径が60mm以下のものがあるが、この場合はスクリーン幅は60mm以下にする必要がある。
【0022】
図3は、固定プーリ部の他の例を拡大して模式的に示す図である。ここでは同図に示すように、上記固定プーリ4に加えて、ポンプゲート1から見て外側にガイドプーリ15を設け、これらを回転自在に保ちつつ互いに圧縮コイルバネ16で連結する。そして、スクリーン8の往路側をガイドプーリ15に、復路側を固定プーリ4に巻き付けるようにする。これにより、駆動プーリ6から移動プーリ7まで、1ループのスクリーン8で構成することが可能となる。また、固定プーリ4はポンプゲート1に固定され、ガイドプーリ15は圧縮コイルバネ16により反撥されつつその伸縮方向に可動であるので、除塵機下部の展開角度を変化させても、スクリーン8が各プーリに対して弛むことがなくなる。
【0023】
図4は、本発明の第2の実施形態に係る除塵機付きポンプゲートを模式的に示す正面図である。同図(a)はゲート開時(自然流下時)、同図(b)はゲート閉時(排水運転時)、同図(c)はメンテナンス時をそれぞれ示している。同図において、1はポンプユニットが組み込まれたポンプゲートであり、これは図示しないロッドにより吊り下げられつつゲート枠3内を上下動する。また、ポンプゲート1の下部より前方にアーム1aが延びており、その先端には固定プーリ4が回転自在に枢支されている。
【0024】
一方、ポンプゲート1の上側には駆動部5が設けられており、その後部下部には駆動プーリ6が回転自在に枢支されている。また、固定プーリ4と駆動プーリ6との間にはポンプゲート1の前方から上方にかけて、略L字状にループが閉じたガイドレール17が設けられており、そのガイドレール17に沿ってレーキスクリーン18が循環し、除塵作業を行う除塵機の構成となっている。また、駆動部5に内蔵されている図示しない駆動モータにより回転するモータプーリ9と駆動プーリ6との間には、駆動力を伝達するベルト10が張架されている。その他、ゲート枠3の下端前方にガイド13が設けられている。また、駆動プーリ6より下方にサポート19が延びており、これがポンプゲート1上面に当接して位置決めされる。
【0025】
さて、同図(a)に示す自然流下時の状態では、ポンプゲート1,駆動部5,及びレーキスクリーン18等は水路14の上方に退避しており、水路14は通常の水路として、矢印Aで示すように流水が自然流下する。そして、ポンプゲート1が下降して閉じると、同図(b)に示すように、固定プーリ4が下部ガイド13に当接してここで支持,固定される。この状態では、ポンプゲート1と一体になっているレーキスクリーン18等も水路中にセットされている。
【0026】
同図(b)の状態で、ポンプゲート1に組み込まれたポンプを駆動すると、流水中の異物aはレーキスクリーン18に捕獲され、異物を除去された水がポンプによりポンプゲート1の下流側(図の右側)に排水される。一方、このとき駆動部5に内蔵されている駆動モータによりモータプーリ9を回転させると、ベルト10を介して駆動プーリ6に回転駆動力が伝達される。
【0027】
これにより、固定プーリ4と移動プーリ7間に渡って張架されたレーキスクリーン18が、ガイドレール17に沿ってベルトコンベア様に駆動される。そして、異物aは矢印Dに示すように、レーキスクリーン18により運搬され、ポンプゲート1を乗り越えて下流側へと流される。以上のような構成においては、ポンプ自体には手を加えないので、ポンプゲート1としては従来からのポンプゲートを使用することができる。また本実施形態では、排水運転時に除塵機を展開させる必要がないので、駆動部の構成が簡単となる。
【0028】
メンテナンス時は、同図(c)に示すように、クレーン等で除塵機を駆動部5と共に矢印E方向に吊り上げ、固定プーリ4の軸周りに矢印Fで示す如く回動させる。これにより、ポンプゲート1の上側を開放することができるので、ポンプユニット20を矢印Gのように上方に引き抜くことができ、保守,点検が容易になる。なお、水路を再び自然流下の状態に戻す場合は、除塵機を固定した状態でポンプゲート1を上昇させることにより、ポンプゲート1と一体になっている駆動部5及びレーキスクリーン18等も同時に上昇するので、自動的にスクリーンの退避が行える。
【0029】
図5は、本発明の第3の実施形態に係る除塵機付きポンプゲートを模式的に示す正面図である。同図(a)はゲート開時(自然流下時)、同図(b)はゲート閉時(排水運転時)を示している。同図において、1は図示しないポンプユニットが組み込まれたポンプゲートであり、これはロッド2により吊り下げられつつゲート枠3内を上下動する。また、ポンプゲート1の前上端角部よりアーム1aが延びており、その先端には固定プーリ4が回転自在に枢支されている。
【0030】
一方、同図(a)に示したように、固定プーリ4の上方には駆動プーリ6が設けられており、これらは図示しない連結アームにより連結され、それぞれ回転自在に枢支されている。加えて、固定プーリ4の上下に渡って、直線状にループが閉じたガイドレール17が設けられており、そのガイドレール17に沿ってレーキスクリーン18が循環し、除塵作業を行う除塵機の構成となっている。
【0031】
また、駆動プーリ6と固定プーリ4との間には駆動部5が設けられており、これに内蔵されている図示しない駆動モータにより回転するモータプーリ9と駆動プーリ6との間には、駆動力を伝達するベルト10が張架されている。その他、ガイドレール17の下端に車輪11が設けられている。また、ゲート枠3の下端より前方にレール12が水路底に沿って延びており、その先端には下部ガイド13が取り付けられている。
【0032】
さて、同図(a)に示す自然流下時の状態では、ポンプゲート1,駆動部5,及びレーキスクリーン18等は水路14の上方に退避しており、水路14は通常の水路として、矢印Aで示すように流水が自然流下する。ここで、除塵機のうち固定プーリ4から下の部分は、ポンプゲート1の高さよりも長くなっており、その先端部には車輪11が据え付けられている。
【0033】
この構成により、ポンプゲート1が下降して閉じる際に、同図(b)に示すように、車輪11が矢印Hで示す如くレール12に沿って転動する。このとき、矢印Bで示す如く固定プーリ4の軸周りに除塵機全体が回転し、除塵作業が可能となる。最後に、車輪11が下部ガイド13に当接してここで支持,固定される。この状態では、ポンプゲート1と一体になっているレーキスクリーン18等も水路中にセットされている。なお、同図(b)ではロッド2の図示を省略している。
【0034】
同図(b)の状態で、ポンプゲート1に組み込まれたポンプを駆動すると、流水中の異物aはレーキスクリーン18に捕獲され、異物を除去された水がポンプによりポンプゲート1の下流側(図の右側)に排水される。一方、このとき駆動部5に内蔵されている駆動モータによりモータプーリ9を回転させると、ベルト10を介して駆動プーリ6に回転駆動力が伝達される。
【0035】
これにより、駆動プーリ6から固定プーリ4を経て下方に渡って張架されたレーキスクリーン18が、ベルトコンベア様に駆動される。そして、異物aは矢印Iに示すように、レーキスクリーン18により運搬され、ポンプゲート1を乗り越えて下流側へと流される。以上のような構成においては、ポンプ自体には手を加えないので、ポンプゲート1としては従来からのポンプゲートを使用することができる。なお、レーキスクリーン18の代わりにスクリーン8が各プーリに張架されて循環する構成としても良い。また、駆動部5はレーキスクリーン18の内側に設置してあるが、図1で示したように外側に設置することも可能である。
【0036】
メンテナンス時は、ポンプゲート1を上昇させ、同図(a)に示したようにゲートを開けば良い。これにより、除塵機が元の姿勢に戻って、ポンプゲート1の上側を開放することができるので、ポンプユニットを上方に引き抜く方式を採用することができ、保守,点検が容易になる。なお、ポンプゲート1を上昇させることにより、ポンプゲート1と一体になっている駆動部5及びレーキスクリーン18等も同時に上昇するので、自動的にスクリーンの退避が行え、水路を再び自然流下の状態に戻すことができる。
【0037】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、簡単な構成で、省スペース化,低コスト化を図ることができ、しかもメンテナンスも容易な除塵機付きポンプゲートを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る除塵機付きポンプゲートを模式的に示す正面図。
【図2】固定プーリ部の一例について側面を拡大して模式的に示す図。
【図3】固定プーリ部の他の例を拡大して模式的に示す図。
【図4】本発明の第2の実施形態に係る除塵機付きポンプゲートを模式的に示す正面図。
【図5】本発明の第3の実施形態に係る除塵機付きポンプゲートを模式的に示す正面図。
【符号の説明】
1 ポンプゲート
2 ロッド
3 ゲート枠
4 固定プーリ
5 駆動部
6 駆動プーリ
7 移動プーリ
8 スクリーン
9 モータプーリ
10 ベルト
11 車輪
12 レール
13 下部ガイド
14 水路
15 ガイドプーリ
16 圧縮コイルバネ
17 ガイドレール
18 レーキスクリーン
19 サポート
20 ポンプユニット

Claims (4)

  1. 上下動により水路を開閉させるゲートと、
    前記ゲートに設けられ、該ゲートによって前記水路を閉じた状態にてこのゲートによって区切られた前記水路の一方側から他方側へ水を流すポンプと、
    前記水路の一方側の異物を、前記ゲートを乗り越えて他方側へと流す除塵機とを備え、
    前記ゲートのメンテナンス時に前記ポンプを該ゲートの上方に引き抜くことができるように、前記除塵機を回動させて該ゲートの上側を開放することが可能であるようにしたことを特徴とする除塵機付きポンプゲート。
  2. 前記ゲートの下降により前記水路を閉じる際に、前記除塵機の下部が前記水路の一方側へ展開するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の除塵機付きポンプゲート。
  3. 前記除塵機はベルトコンベア式のスクリーンを備えて成ることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の除塵機付きポンプゲート。
  4. 前記スクリーンはガイドレールに沿って循環するレーキスクリーンであることを特徴とする請求項3に記載の除塵機付きポンプゲート。
JP2003148722A 2003-05-27 2003-05-27 除塵機付きポンプゲート Withdrawn JP2004353173A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101403502B1 (ko) 2013-12-18 2014-06-09 정근수 스크린 일체형 펌프 게이트 장치
KR102337283B1 (ko) * 2021-09-02 2021-12-08 주식회사한성정공 담수 수위조절이 가능한 친환경 스크류 유압식 가동보

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