JP2004352379A - コンバーティング装置 - Google Patents

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Naohiko Suzuki
直彦 鈴木
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Abstract

【課題】基材の安定した走行を可能にするととにも基材へのダメージを防ぎ、さらには基材の変更に対応できるガイドロールを備えたコンバーティング装置を提供すること。
【解決手段】基材Wを搬送するためのガイドロール11を備えた輪転式のコンバーティング装置において、基材Wの両端をガイドロール表面にニップするためのコロ19を有する構成とする。基材Wとガイドロール11の接触圧が増大されることから、基材Wとガイドロール表面との間に滑りを生じることなく基材Wを安定した状態で走行させることができる。
【選択図】 図8

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、版胴や圧胴などの複数のロールを回転駆動させて印刷や塗工などの加工を行うコンバーティング装置の技術分野に属し、詳しくは、輪転式のコンバーティング装置におけるガイドロールに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、グラビア印刷機やコーターなどのコンバーティング装置は、基材搬送のための推進力を与える駆動ロール、基材の流れを支持・案内する複数のガイドロール等によりフィルム、紙等の基材(ウェブ)を搬送し、基材に対して印刷や塗工などの所望の加工を施すようになっている。そして、通常の輪転式のコンバーティング装置におけるガイドロールの代表的な一例としては、図1に示すように、基材を搬送するためのガイドロール1は、フレーム2に取り付けたマンサイド(MS)・ギアサイド(GS)それぞれの軸受メタル3に回転自在に支持されているものなどがある。
【0003】
このように、通常のコンバーティング装置では、ガイドロールが軸受メタルに支持されているだけという単純な構造をしているため、基材とガイドロールの摩擦係数が小さい場合、基材のガイドロールへの抱き角度が小さい場合、速度変動やテンション変動が起こる場合などに、基材とガイドロールとの間に滑りが生じやすい。そして、このような滑りが生じると、基材にキズが発生し、製品不良や歩留り減少の原因となっている。
【0004】
この滑り防止対策としては、基材とガイドロールの接触を防ぐ方法と、基材とガイドロールの摩擦係数を大きくする方法とがある。そして、基材とガイドロールの接触を防ぐ方法としては、図2に示すように、ガイドロール表面に設けた空気孔4からエアを吹き出して基材Wをガイドロール表面から浮かすエアフロート式のガイドロール1を用いる方法がある。また、基材とガイドロールの摩擦係数を大きくする方法としては、ガイドロール表面に設けた空気孔からエアを吸引して基材をガイドロール表面に吸着するサクション式のガイドロールを用いる方法や、図3に示すように、滑り防止テープ5を貼り付けたガイドロール1を用いる方法があり、さらには、図4に示すように、ゴム6を表面全体に巻き付けたをガイドロール1に用いる方法、図5に示すように、ゴム7を帯状に巻き付けたガイドロール1を用いる方法がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
従来の技術で述べた滑り防止の方法にはそれぞれ次のような欠点がある。
【0006】
まず、エアフロート式のガイドロールを用いる方法は、速度変動やテンション変動により基材の蛇行を引き起こす可能性がある上に、エア供給の必要性から装置の付帯設備が増大してコストが高いという問題がある。また、サクションロールを用いる方法も、吸引装置を必要とすることから同様に装置の付帯設備が増大してコストが高いという問題がある。
【0007】
滑り防止テープを貼り付けたガイドロールを用いる方法は、安価で簡易的な方法ではあるが、紙幅の変更時にテープの貼り替えや接着剤の除去などが必要であるため、メンテナンスに時間がかかるし、一定幅に固定して貼り付けた場合、基材にキズが付いたり接触時に圧痕が残る場合がある。また、ゴムを表面全体に巻き付けたガイドロールや帯状に巻き付けたガイドロールを用いる方法は、基材が変更になった場合、適正な摩擦力を得るためにゴム材質の異なるロールに替える必要が生じる場合がある。
【0008】
本発明は、上記のような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、構造が簡単でありながら、基材の安定した走行を可能にするととにも基材へのダメージを防ぎ、さらには基材の変更に対応できるガイドロールを備えたコンバーティング装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、本発明のコンバーティング装置は、基材を搬送するためのガイドロールを備えた輪転式のコンバーティング装置において、基材の両端をガイドロール表面にニップするためのコロを有することを特徴とする。
【0010】
そして、このコンバーティング装置において、基材の種類に応じてコロのニップ圧を調整可能とすることが好ましい。また、基材の材質に応じてコロの材質を変更可能とすることが好ましい。また、基材の幅に合わせてコロの位置を変更可能とすることが好ましい。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
【0012】
図6は本発明に係るコンバーティング装置の一例であり、そのコンバーティング装置におけるガイドロールとその周辺を中央部分を一部切り欠いて示す概略構成図、図7は図6におけるA−A断面での要部を示す説明図である。
【0013】
図6に示すように、ガイドロール11はフレーム12に取り付けたMS・GSそれぞれの軸受メタル13に回転自在に支持されており、両方の軸受メタル13にはそれぞれブラケット14が取り付けられ、それらのブラケット14に橋渡し状態で一本のステー15が取り付けられている。そして、ステー15の両側にそれぞれブラケット16を介してエアシリンダー17、ホルダー18及びコロ19が取り付けられており、各ブラケット16は、ステー15のレール20に沿ってガイドロール11の軸方向に自由に移動できるように、またクランプ21にて簡易的に固定することができるようになっている。
【0014】
エアシリンダー17はブラケット18を介してコロ19により基材をガイドロール表面に押しつけるためのものであるが、エアレギュレーター等によりニップ力が調整可能となっている。なお、エアシリンダー17の代わりに油圧シリンダーを用いてもよし、或いは、バネ等を使用して所定のニップ力を得る構造としてもよい。また、コロ19の交換を自由に行えるように、ホルダー18及びコロ19は簡単な構造を採るのが好ましい。
【0015】
図8は図6のコンバーティング装置を稼働状態で示す概略斜視図である。同図に示すように、回転駆動するガイドロール11により搬送される基材Wの両端、すなわち基材Wにおける塗工面Pの外側の両端にコロ19をニップさせる。これにより、基材Wとガイドロール11の接触圧が増大され、基材Wとガイドロール表面との間に滑りを生ずることなく基材Wを搬送することができる。
【0016】
そして、図6のニップ機構は、基材Wの種類(硬さ、キズの入りやすさ等)に応じてコロ19のニップ圧を調整することにより、基材Wへのダメージを最小限に抑えることができる。また、基材Wの材質に応じてコロ19の材質を変更することによっても対応することができる。
【0017】
基材Wの幅が変更された場合には、ブラケット16をステー15のレール20に沿って移動させることにより、ホルダー18に支持されたコロ19の位置を基材Wの幅に合わせて変更する。このように、基材Wの幅に合わせてコロ19の位置が変更可能であるため、図6に示したニップ機構は基材Wの幅に限定されることはない。
【0018】
図9は本発明に係るコンバーティング装置の他の例であり、そのコンバーティング装置におけるガイドロールとその周辺を中央部分を一部切り欠いて示す概略構成図である。
【0019】
図9に示すように、ガイドロール11はフレーム12に取り付けたMS・GSそれぞれの軸受メタル13に回転自在に支持されており、両方の軸受メタル13にはそれぞれブラケット14が取り付けられ、それらのブラケット14に橋渡し状態で一本のステー15が取り付けられている。そして、ステー15の両側にそれぞれガイドロール11の軸方向に移動可能なブラケット22を介してエアシリンダー23及びホルダー24が取り付けられ、そのホルダー24にニップロール25が回転可能に支持されている。このニップロール25は、両端に径が中心部よりわずかに大きくなったコロ部分25aを有している。
【0020】
このように、図9のコンバーティング装置は、図6のような独立したコロ方式でなく、両端の径を中心部よりわずかに大きくしたニップロールを使用し、両端がコロの役目を果たすようにしている。このタイプのコンバーティング装置は、基材の幅が不変の場合に使用される。
【0021】
図9のコンバーティング装置においても、ガイドロール11により搬送される基材の両端にコロ部分25aをニップさせることにより、基材とガイドロール11の接触圧が増大され、基材とガイドロール表面との間に滑りを生ずることなく基材を搬送することができる。そして、基材の種類(硬さ、キズの入りやすさ等)に応じてコロ部分25aのニップ圧を調整することにより、基材へのダメージを最小限に抑えることができる。また、基材の材質に応じてニップロール25の材質を変更することによっても対応することができる。
【0022】
以上、本発明を実施の形態に基づいて詳細に説明してきたが、本発明によるコンバーティング装置は、上記実施の形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能であることは当然のことである。
【0023】
【発明の効果】
本発明のコンバーティング装置は、基材を搬送するためのガイドロールを備えた輪転式のコンバーティング装置において、基材の両端をガイドロール表面にニップするためのコロを有することを特徴としているので、器材の両端にコロをニップさせることにより、基材とガイドロールの接触圧が増大されることから、基材とガイドロール表面との間に滑りを生じることなく基材を安定した状態で走行させることができる。
【0024】
また、基材の種類に応じてコロのニップ圧を調整可能とすることにより、基材へのダメージを防止することができ、基材の材質に応じてコロの材質を変更可能とすることによってもダメージ防止に対応することができる。
【0025】
また、基材の幅に合わせてコロの位置を変更可能とすることにより、基材の幅に限定されることなく、稼働することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】通常のコンバーティング装置におけるガイドロールをその支持部分とともに示す概略構成図である。
【図2】従来行われている基材とガイドロールの間の滑り防止対策の説明図である。
【図3】従来行われている基材とガイドロールの間の滑り防止対策の説明図である。
【図4】従来行われている基材とガイドロールの間の滑り防止対策の説明図である。
【図5】従来行われている基材とガイドロールの間の滑り防止対策の説明図である。
【図6】本発明に係るコンバーティング装置の一例であり、そのコンバーティング装置におけるガイドロールとその周辺を中央部分を一部切り欠いて示す概略構成図である。
【図7】図6におけるA−A断面での要部を示す説明図である。
【図8】図6のコンバーティング装置を稼働状態で示す概略斜視図である。
【図9】本発明に係るコンバーティング装置の他の例であり、そのコンバーティング装置におけるガイドロールとその周辺を中央部分を一部切り欠いて示す概略構成図である。
【符号の説明】
11 ガイドロール
12 フレーム
13 軸受メタル
14 ブラケット
15 ステー
16 ブラケット
17 エアシリンダー
18 ホルダー
19 コロ
20 レール
21 クランプ
22 ブラケット
23 エアシリンダー
24 ホルダー
25 ニップロール
25a コロ部分

Claims (4)

  1. 基材を搬送するためのガイドロールを備えた輪転式のコンバーティング装置において、基材の両端をガイドロール表面にニップするためのコロを有することを特徴とするコンバーティング装置。
  2. 基材の種類に応じてコロのニップ圧を調整可能としたことを特徴とする請求項1に記載のコンバーティング装置。
  3. 基材の材質に応じてコロの材質を変更可能としたことを特徴とする請求項1に記載のコンバーティング装置。
  4. 基材の幅に合わせてコロの位置を変更可能としたことを特徴とする請求項1に記載のコンバーティング装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102633149A (zh) * 2012-04-27 2012-08-15 江阴市汇通包装机械有限公司 一种电子轴印刷机上的张力调节装置
WO2012114820A1 (ja) * 2011-02-21 2012-08-30 コニカミノルタオプト株式会社 フィルムの製造方法、およびフィルムの製造装置
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