JP2004350340A - ムービングコイル型リニアモータの駆動方法及び駆動装置 - Google Patents

ムービングコイル型リニアモータの駆動方法及び駆動装置 Download PDF

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Abstract

【課題】ムービングコイル型リニアモータにおいて位置検出器を用いずに位相位置を検出することを目的とする。
【解決手段】任意の一相又は複数相の励磁巻線を励磁して可動子を電気機械的に安定点に移動させることによる位相位置を検出する。また任意の一相又は複数相の励磁巻線を励磁する際に逆起電力による回生ブレーキをかける手段と、回生ブレーキをかけずにリニアモータを駆動する手段とを切り替える機構を持つ。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は設計パターンを基板上のレジストに露光して半導体デバイス等を製造するために用いられる露光装置における多相リニアモータの駆動方法及び駆動装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
露光装置には、例えば特許文献1に示されるように、不要なパターンを露光しないようにレチクル上の任意の領域をマスクするマスキング手段があり、それを構成するブレードはレチクル面と共役な面に設けられる。走査型露光装置ではレチクルとウエハが走査移動するため、ブレードもこれに同期して移動する。
【0003】
上記走査型マスキング手段に用いられている多相リニアモータの初期化は従来、装置電源投入時の可動子の位相位置が分からないことから位相位置検出器(ホール素子)を用いて、可動子の位相位置の検出を行った。
【0004】
次にその位相情報をもとにコミュテーション(電流の整流)した電流を多相コイルに流すことによって可動子を速度サーボで駆動させ、リニアモータに実装したエンコーダのz相(原点)を検出することによって初めて可動子のステータに対する絶対位置を検出していた。
【0005】
【特許文献1】
特開平10−097989号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来技術では、装置電源投入時の可動子の位相を位置検出器(ホール素子)を用いて検出していたが、その位置検出器を用いることにより、以下のような問題点がある。
▲1▼位置検出器の取り付け場所に制約が多いため設計の自由度が減る。
▲2▼位置検出器に付随するアナログセンサやケーブルの実装増加。
▲3▼アナログ演算回路部の複雑化。
▲4▼位置検出器、アナログセンサ及びケーブル等のコスト増加。
【0007】
そこで本出願に係るの第一の発明の目的は上記の問題点を解消するために、位相位置検出器(ホール素子)を取り除いた多相リニアモータを駆動できる方法及び装置を提供することにある。
【0008】
本出願に係る第二の発明の目的は、任意の一相又は複数相の励磁巻線を励磁する際、可動子の振動を抑制して電気機械的に安定させることができる多相リニアモータの駆動方法及び装置を提供することにある。
【0009】
本出願に係る第三の発明の目的は、第一の目的に記載の多相リニアモータを具えた半導体露光装置を提供することにある。
【0010】
本出願に係る第四の発明の目的は、任意の一相又は複数相の励磁巻線を励磁する際に回生ブレーキで可動子の振動を抑制して電気機械的に安定させる機構を持ち、また回生ブレーキをかけずにムービングコイル型リニアモータを駆動する手段とを切り替える機構を具えた多相リニアモータを第三の目的に記載の半導体露光装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本出願に係る第一の発明は、任意の一相又は複数相の励磁巻線を励磁して可動子を電気機械的に安定点に移動させることによる位相位置を検出する手段により、位相位置検出器を有せずに位相位置を検出する効果がある。
【0012】
また上記目的を達成するため、本出願に係る第二の発明は、任意の一相又は複数相の励磁巻線を励磁する際に逆起電力による回生ブレーキをかけることにより可動子を電気機械的に安定させる手段と回生ブレーキをかけずにムービングコイル型リニアモータを駆動できる手段とを具え、可動子の振動を抑制して電気機械的に安定させ、ムービングコイル型リニアモータを駆動できる効果がある。
【0013】
上記目的を達成するため、本出願に係る第三の発明は走査型半導体露光装置の多相リニアモータにおいて、上記第二の発明の効果を具えたことを特徴とする。
【0014】
また上記目的を達成するため、本出願に係る第四の発明は走査型半導体露光装置の多相リニアモータにおいて、上記第三の発明の効果を具えたことを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明する。
【0016】
(第1の実施例)
図1は本発明の実施の一形態に係る露光装置を側方から見た様子を模式的に示す図であり、図2は、その露光装置の外観を示す斜視図である。これらの図に示すように、この露光装置は、レチクルステージ1上の原版のパターンの一部を投影光学系2を介してウエハステージ3上のウエハに投影し、投影光学系2に対し相対的にレチクルとウエハをY方向に同期走査することによりレチクルのパターンをウエハに露光するとともに、この走査露光を、ウエハ上の複数領域(ショット)に対して、繰り返し行なうためのステップ移動を介在させながら行なうステップ・アンド・スキャン型の露光装置である。
【0017】
レチクルステージ1はリニアモータ4によってY方向へ駆動し、ウエハステージ3(3a〜3d)のXステージ3aはリニアモータ5によってX方向に駆動し、Yステージ3bはリニアモータ6によってY方向へ駆動するようになっている。レチクルおよびウエハの同期走査は、レチクルステージ1およびYステージ3bをY方向へ一定の速度比率(例えば4:−1、なお、「−」は向きが逆であることを示す)で駆動させることにより行なう。また、X方向へのステップ移動はXステージ3aにより行なう。Xステージ3aはエアベアリング52によってステージ定盤7上をZ方向に拘束されてX方向へ案内される。Zチルトステージ3cはXステージ3aに対して複数のリニアモータ15によってZチルト方向に駆動される。Zチルトステージ3cとXステージ3aとの間のセンサ16によってZチルト方向の相対位置が計測される。
【0018】
ウエハステージ3は、ステージ定盤7上に設けられ、ステージ定盤7は3つのダンパ8を介して3点で床等の上に支持されている。レチクルステージ1および投影光学系2は鏡筒定盤9上に設けられ、鏡筒定盤9は床等に載置されたベースフレーム10上に3つのダンパ11および支柱12を介して支持されている。ダンパ8は6軸方向にアクティブに制振もしくは除振するアクティブダンパであるが、パッシブダンパを用いてもよく、あるいはダンパを介せずに支持してもよい。
【0019】
また、この露光装置は、鏡筒定盤9とステージ定盤7との間の距離を3点において測定するレーザ干渉計、マイクロエンコーダ等の距離測定手段13を備えている。
【0020】
投光手段21と受光手段22は、ウエハステージ3上のウエハが投影光学系2のフォーカス面に位置しているか否かを検出するためのフォーカスセンサを構成している。すなわち、鏡筒定盤9に固定された投光手段21によりウエハに対して斜め方向から光を照射し、その反射光の位置を受光手段22によって検出することにより投影光学系2の光軸方向のウエハ表面の位置が検出される。
【0021】
鏡筒定盤9上にはレチクル上の露光領域を照明する照明系手段の一部を収納するフレーム14が設けられている。照明系手段14のフレームには後に詳述する可動マスキングブレードが設けられる。
【0022】
この構成において、不図示の搬送手段により、装置前部2つの支柱12間の搬送経路を経てウエハステージ3上にウエハが搬入され、所定の位置合せが終了すると、露光装置は、走査露光およびステップ移動を繰り返しながら、ウエハ上の複数の露光領域に対してレチクルのパターンを露光転写する。走査露光に際しては、レチクルステージ1およびYステージ3bをY方向(走査方向)へ、所定の速度比で移動させて、スリット状の露光光でレチクル上のパターンを走査するとともに、その投影像でウエハを走査することにより、ウエハ上の所定の露光領域に対してレチクル上のパターンを露光する。走査露光中、ウエハ表面の高さは前記フォーカスセンサで計測され、その計測値に基づきウエハステージ3の高さとチルトがリアルタイムで制御され、フォーカス補正が行なわれる。1つの露光領域に対する走査露光が終了したら、Xステージ3aをX方向へ駆動してウエハをステップ移動させることにより、他の露光領域を走査露光の開始位置に対して位置決めし、走査露光を行なう。なお、このX方向へのステップ移動と、Y方向への走査露光のための移動との組合せにより、ウエハ上の複数の露光領域に対して、順次効率良く露光が行なえるように、各露光領域の配置、Yの正または負のいずれかへの走査方向、各露光領域への露光順等が設定されている。
【0023】
図1の装置においては、図示しないレーザ干渉計光源から発せられた光がレチクルステージ用Y方向レーザ干渉計24に導入される。そして、Y方向レーザ干渉計24に導入された光は、レーザ干渉計24内のビームスプリッタ(不図示)によってレーザ干渉計24内の固定鏡(不図示)に向かう光とY方向移動鏡26に向かう光とに分けられる。Y方向移動鏡26に向かう光は、Y方向測長光路25を通ってレチクルステージ4に固設されたY方向移動鏡26に入射する。ここで反射された光は再びY方向測長光路25を通ってレーザ干渉計2内のビームスプリッタに戻り、固定鏡で反射された光と重ね合わされる。このとき光の干渉の変化を検出することによりY方向の移動距離を測定する。このようにして計測された移動距離情報は、図示しない走査制御装置にフィードバックされ、レチクルステージ4の走査位置の位置決め制御がなされる。Yステージ3bも、同様に、ウエハステージ用Y方向レーザ干渉計23による測長結果に基づいて走査位置の位置決め制御がなされる。
【0024】
図3は、図1の装置における光学系の詳細を示す。図3において、1はレチクル31が載置されるレチクルステージ、2は投影光学系、3はウエハ32が載置されるウエハステージ、23はウエハステージ用Y方向レーザ干渉計、24はレチクルステージ用Y方向レーザ干渉計、25はY方向測長光路、26,27はY方向移動鏡である。33はY方向に移動可能な可動マスキングブレードであり、結像レンズ34,36とミラー35はマスキングブレード33とレチクル31とを共役な関係とするためのマスキング結像系を構成している。これらはフレーム14内に設けられているので、マスキングブレードが加減速する際に発生する振動が鏡筒定盤に伝わる。照明系はさらにレンズ37、2次光源38、光源39などを含むユニットから構成される。
【0025】
図4は、図3のマスキングブレードを左側から見た詳細図である。同図において、33はYブレード、51はYブレード33をY方向に案内するYガイド、52と53はYブレード33をYガイド51に沿って駆動するリニアモータを構成するコイルと磁石、54はXブレード、55はXブレード54をX方向に案内するXガイド、56と57はXブレード54をXガイド55に沿って駆動するリニアモータを構成するコイルと磁石である。58は不図示の露光光源からの面光源化された露光光束の一部をスリット状に透過してレチクルを照明するスリット、59はスリット58を露光光軸と垂直な方向(Z方向)に移動するためのボイスコイルである。スリット58は、レチクル32と共役な位置よりZ方向に僅かにずらしてあり、レチクル32上のスリット58像をデフォーカスさせることによって、スリットの露光光強度プロファイルを台形形状にしている。
【0026】
図5は前述のマスキングユニットにおけるリニアモータを構成するコイルと磁石の構成図である。同図において61は永久磁石を交互に多数配列した固定子、62は可動子で63、64、65のコイルを順に位相で90度ずらして配置されている。
【0027】
また図6における66は三相リニアモータに実装されたエンコーダのスケールで、67はそのz相位置を示したものである。
【0028】
図7はスタータの永久磁石による理想的な正弦着磁の波形68を示したものである。
【0029】
次に本発明による動作を順に説明する。可動子を位相判明する位置に安定させる方法として、まず図7のようなステータの永久磁石による正弦着磁に対し、三相コイルのうち例えば1つのコイル(図ではコイル1)に図8に示した向きに電流を流して励磁し、同図のような位置にコイルを安定させる。
【0030】
ここでコイルに流す電流は、実装外乱やガイドの摩擦力に打ち勝って可動子を動かすことのできる電流を下限とし、また可動子が機械構造上衝突する可能性がある物体に衝突しても可動子が壊れない電流を上限として流す。
【0031】
また安定する位置は図8のように一意に決まらず、可動子がリニアモータ内を図4の水平方向において自由に動けるとするならば図9のように複数の安定点69が存在する。
【0032】
しかし同図のコイルが安定している各点においてはコイルと磁石の位置関係は全て同位相であるため、永久磁石の1周期(2ピッチ)内における可動子の位相が判明する。
【0033】
ここでz相を確実に検知するため、図9において可動子をエンコーダz相の一意の位置に(同図では右)安定させるようにコイルを励磁させ、一意の方向(同図では左)からz相を検知する。
【0034】
図6の構成においては、コイル1及びコイル2を励磁することによってエンコーダz相の右側に可動子を常に安定させることができるため、その後安定位置の位相情報をもとに速度サーボによって可動子を左側に移動させることによってエンコーダz相を一意の方向から検知することができ、可動子のステータに対する絶対位置が判明する。
【0035】
(第2の実施例)
図10は本発明の実施の一形態に係る三相リニアモータ駆動の模式図であり、1相分のみを示している。70はリレー(電磁開閉器)、71は電圧モードでの出力機構、72は電流モードでの出力機構、73は三相リニアモータである。
【0036】
第1の実施例において、コイル(例えば1つ)を励磁して安定点に安定させる際に励磁しないコイル(例えば2つ)を開放状態にしておくと可動子が安定点に安定するまでに時間がかかってしまう。
【0037】
そこで三相リニアモータの出力を全て図10に示したように、70のリレーを電圧モードで三相リニアモータのコイルを励磁し、逆起電力による回生ブレーキをかけることにより可動子を電気機械的に安定させる。
【0038】
以上、本発明の実施例を三相のリニアモータを用いて説明したが、2相や5相等の他の多相にも同様に本発明を適用する事ができる。
【0039】
また同様に上記実施例ではムービングコイル型リニアモータを用いて説明したが、ムービングマグネット型リニアモータにおいても同様に本発明を適用する事ができる。
【0040】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係る第一の発明によればムービングコイル型三相リニアモータを位相位置検出器(ホール素子)なしで初期位相を検出でき、本発明に係る第二の発明によればコイル励磁して初期位相を検出する際に、逆起電力による回生ブレーキをかけることによって安定点への収束時間を短縮し、従来と変わらない時間で初期化ができる。
【0041】
また、本発明に係る第三の発明によれば走査型半導体露光装置の多相リニアモータにおいて、上記第一の発明の効果が得られ、本発明に係る第四の発明によれば走査型半導体露光装置の多相リニアモータにおいて、上記第三の発明の効果が得られ、コイル励磁して初期位相を検出する際に、逆起電力による回生ブレーキをかけることによって安定点への収束時間を短縮し、従来と変わらない時間で初期化ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】走査型露光装置を側方から見た様子を模式的に示す図である。
【図2】図1の露光装置の外観を示す斜視図である。
【図3】図1における光学系の構成を示す説明図である。
【図4】図1の装置におけるマスキングブレード部分の詳細図である。
【図5】ムービングコイル型三相リニアモータの構成。
【図6】リニアモータとエンコーダの構成。
【図7】リニアモータの永久磁石による理想正弦着磁。
【図8】1つのコイルにのみ電流を流したときのコイルの安定点。
【図9】1つのコイルにのみ電流を流したときのコイルの安定点。
【図10】リニアモータへの出力切り替え。
【符号の説明】
1 レチクルステージ
2 投影光学系
3 ウエハステージ
3a Xステージ
3b Yステージ
3c フラットステージ
3d ウエハチャック
4,5,6 リニアモータ
7 ステージ定盤
8 ダンパ
9 鏡筒定盤
10 ベースフレーム
11 ダンパ
12 支柱
13 距離測定手段
18,19 重心
20 露光光の断面
21 投光手段
22 受光手段
23,24 レーザ干渉計
25 レーザ測長光路
26,27 移動鏡
31 レチクル
32 ウエハ
33 可動マスキングブレード(Yブレード)
34,36 結像レンズ
35 ミラー
51 Yガイド
52,56 コイル
53,57 磁石
54 Xブレード
55 Xガイド
58 露光スリット
59 ボイスコイル
61 ステータ
62 三相コイルで構成された可動子
63 コイル1
64 コイル2
65 コイル3
66 エンコーダのスケール
67 エンコーダのz相
68 ステータの永久磁石による正弦着磁
69 コイル1の安定位置
70 リレー(電磁開閉器)
71 電圧モード出力機構
72 電流モード出力機構
73 三相リニアモータ

Claims (4)

  1. ムービングコイル型多相リニアモータの駆動方法であって、
    複数の励磁巻線からなる多相コイルの可動子における、ステータの永久磁石による磁界の位相位置を検出する位置検出器を有せず、任意の一相又は複数相の励磁巻線を励磁して可動子を電気機械的に安定点に移動させ、位相位置検出することを特徴とするムービングコイル型多相リニアモータの駆動方法。
  2. 請求項1における位相位置検出手段において、任意の一相又は複数相の励磁巻線を励磁する際には逆起電力による回生ブレーキをかけて可動子を電気機械的に安定させる手段と回生ブレーキをかけずにムービングコイル型リニアモータを駆動する手段とを切り替える機構を具えたことを特徴とするムービングコイル型リニアモータの駆動装置及び駆動方法。
  3. 原版のパターンの一部を投影光学系を介してスリット状に基板に投影し、該投影光学系の光軸に対し垂直に前記原版と基板を共に走査することにより前記原版のパターンを前記基板に露光する走査型の露光装置において、
    請求項1に記載のムービングコイル型リニアモータを具えた事を特徴とする半導体露光装置。
  4. 任意の一相又は複数相の励磁巻線を励磁する際、逆起電力による回生ブレーキをかけて可動子を電気機械的に安定させる手段と回生ブレーキをかけずにムービングコイル型リニアモータを駆動する手段とを切り替える電気回路を具えたムービングコイル型リニアモータの駆動装置及び駆動方法を特徴とする請求項3記載の半導体露光装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007049831A (ja) * 2005-08-10 2007-02-22 Yaskawa Electric Corp 巻線切替リニアモータの駆動装置および駆動方法

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