JP2004350285A - 光ファイバ伝送システム用の多次数pmd補償器 - Google Patents

光ファイバ伝送システム用の多次数pmd補償器 Download PDF

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Abstract

【課題】本発明によって、高いビットレートおよびある周波数範囲にわたって促進された補償を供給するために光ファイバ伝送システムに多次数PMD補償を提供すること。
【解決手段】特に、連接された一連の部品によってPMDが補償され、各々の部品はPMDのテイラー級数近似式の連続的に高くなる次数の項の効果を補償するように構成される。各々の部品は偏波制御器および特定の次数の微分分散素子を含むと好都合である。範例となる実施形態では、第1の次数の微分分散素子は標準的な微分群遅延(DGD)素子であることが可能である。第2の次数の素子は微分群速度分散素子であることが可能であり、第3の次数の素子は微分分散勾配素子であることが可能である。様々な次数のこれら微分分散素子は多様な実施形態の中で固定または調整可能な素子であることが可能である。
【選択図】図1

Description

本発明は光ファイバ伝送システムに関し、特に、多次数の偏波モード分散の効果を緩和するための補償器を設けられた伝送システムに関する。
光ファイバ伝送システムは膨大な量の情報の高速伝送に関してその卓越した能力を確立し始めている。本質的に、光伝送システムは光信号源および信号が搬送する情報を復調する受信器へと光信号を搬送するための光ファイバ伝送経路を有する。ますます光信号は複数の別個の波長信号チャネルを有する波長分割多重信号(WDMまたはDWDM信号)になりつつある。各々のチャネルで、通常、情報は光パルス配列として伝送される。
偏波モード分散補償器は光伝送システムの重要な構成要素である可能性を有する。偏波モード分散(PMD)は、信号の異なる直交偏波成分が異なる伝搬遅延を受けるときに生じる。ファイバおよび光学部品の不完全性は偏波成分に異なる遅延を生じさせる可能性がある。これらの異なる遅延は伝送される信号パルスの形状を歪める可能性がある。
H.SunnerudらのJournal of Lightwave Technology、Vol.20、2204〜2219頁(2002年) F.HeismannらのProceedings of the European Conference on Optical Communication 1998年、529〜530頁 T.TakahashiらのElectronics Letters、Vol.30、348〜349頁(1994年) H.Kogelnik、L.E.NelsonとJ.P.Gordon、Journal of Lightwave Technology、Vol.21、482〜495頁(2003年) Eyalら、Electronics Letters、Vol.35、1658〜1659頁(1999年) F.Royら[Proceedings of Optical Fiber Communications Conference 1999年、論文TuS4、Vol.1、275〜277頁] S.Leeら、Proceedings of Optical Fiber Communications Conference 1999年、論文TuS3 D.Sobiskiら、Electronics Letters、Vol.37、46〜48頁、2001年 B.Eggletonら、IEEE Photonics Technology Letters、Vol.11、854〜856頁、1999年 M.Shirasakiら、Proceedings of European Conference on Optical Communication 2000年、締め切り後の論文2.3 C.Madsenら、IEEE Photonics Technology Letters、Vol.11、1623〜1625頁、1999年 H.Bulowら、Proceedings of European Conference on Optical Communication 1999年、Vol.2、138〜139頁 H.Bulowら、Proceedings of European Conference on Optical Communication 2000年、Vol.3,209〜210頁 F.Buchaliら、Proceedings of Optical Fiber Communications Conference 2003年、Vol.1、262〜264頁
PMDは高いビットレート、特に40Gb/s以上で高まりつつある関心事である。さらに、PMDは周波数で変わる可能性があるので、広範囲の周波数にわたって光信号を伝送するシステムを補償することはますます困難である。したがって、改善されたPMD補償を備えた光伝送システムが必要とされる。
本発明によると、光ファイバ伝送システムは高いビットレートとある周波数範囲にわたって促進された補償を供給するために多次数のPMD補償を設けられる。特に、PMDは一連の鎖状の構成要素群によって補償され、各々の構成要素はPMDのテイラー級数近似式の連続的高次項の効果を補償するように構成される。都合よく、各々の構成要素は偏波制御器および特定の次数の微分分散素子を有する。ある範例の実施形態では、第1の次数の微分分散素子は標準的な微分群遅延(DGD)素子である可能性がある。第2の次数の素子は微分群速度分散素子である可能性があり、第3の次数の素子は微分分散勾配素子である可能性がある。様々な次数のこれら微分分散素子は異なる複数の実施形態の中で固定もしくは調整可能な素子であることが可能である。
本発明の利点、性質および様々な追加的特徴は、ここで添付の図面と結びつけて詳細に説明される具体例の実施形態を考慮に入れることによってさらに明確に理解されることが可能である。
これらの図面が本発明の概念を説明する目的のものであって、グラフ以外は縮尺を考慮されていないことは理解されるべきである。
本発明により、高いビットレートおよびある周波数範囲にわたって促進された補償を供給するために光ファイバ伝送システムに多次数PMD補償を提供することができる。
この説明は2つの部分に分けられる。部分Iは本発明の範例の実施形態を説明し、部分IIは、当業者のために本発明の基礎を成す理論およびその延長線上にある部分をさらに詳細に説明する。
I.多次数PMD補償を備えた光伝送システム
図面を参照すると、図1は情報搬送パルスの供給源11、供給源11から入る光信号を伝送するための光ファイバを有する伝送経路12、多次数PMD補償器13、場合によって設けられる光受信器14、および場合によって設けられる、多次数PMD補償器13にフィードバック信号16を供給するためのモニタ15を含む光ファイバ伝送システム10を概略的に例示している。ファイバ経路12は不本意な偏波モード分散を受けると推測される。信号源11、ファイバ経路12、受信器14、およびモニタ15は当該技術でよく知られている従来式の装置であることが可能である。
多次数PMD補償器13は複数の補償用構成要素A、B、C、...を有し、各々の構成要素は波長に関してPMDのテイラー級数展開の連続的高次項を補償するように構成される。部分IIで示されるように、角周波数ωの関数であるPMDはテイラー級数近似式として表わされることが可能である。本発明によると、補償用構成要素Aは級数近似式の第1項の影響を補償し、Bは第2項を補償し、Cは第3項を補償する。必要であれば、さらに高次の項を補償するために追加的な構成要素が設けられることが可能である。
図2は図1のシステムに使用するための範例の多次数補償器13をさらに詳細に示している。連続する構成要素A、B、CはPMDベクトルのテイラー級数近似式の連続的高次項を何らかの中心キャリア周波数ωに関する周波数ωの関数として補償する。テイラー級数近似式では、中心周波数ωよりも周波数増分Δω高い周波数のPMDベクトル
Figure 2004350285
は複数項の級数の総和で近似され、それらは最初の3つの項ではそれぞれ1)ωでのPMDベクトル、2)ωでのPMDベクトル対周波数の勾配、および3)ωでの勾配が周波数と共に変化する率を考慮に入れている。さらに高次の項もやはり使用されることが可能である。
Figure 2004350285
この級数近似式を使用すると、ω=ω+ΔωでのPMDベクトルは以下で近似されることが可能である。
Figure 2004350285
さらに高次の項は通常では無視することが可能であるが、しかし望まれればそれらもやはり補償されることが可能である。
以下では、構成要素A、B、およびCは色分散、光学部品もしくはファイバを通して伝送されるときに多様な周波数(波長)が受ける時間遅延の差異を伴なう特定の素子を含むであろう。色分散は材料の屈折率の周波数依存性および導波路の設計によって引き起こされる。PMDは光学部品もしくはファイバを通じた時間遅延の偏波依存性である。(PMDは周波数依存性であってもなくてもよい。)PMDと色分散は関連しており、そこではそれらは両方共に光学部品もしくはファイバを通じた時間遅延を反映している。
PMDと同様に、色分散の影響はキャリア周波数ωに関するテイラー級数内のモード伝搬定数βを次のように展開することで説明される。
Figure 2004350285
ここで、βωを第1の次数、またはさらに正確には群速度もしくは遅延を決定する「第1の次数の位相速度の分散」として定義し、βωωを第2の次数(または群速度の分散もしくはしばしば単純に色分散)として定義し、βωωωを第3の次数(または分散勾配)として定義する。以下では、特定の次数の微分分散は、2つの直交する偏波が光学素子を通って伝搬するときにそれらがその次数の異なる微分分散を受ける場合に関連する。
第1の構成要素Aは微分光学遅延ラインのような従来式の第1の次数のPMD補償器だけを必要とし、そこでは2つの直交する偏波が異なる光学遅延(第1の次数の分散)を受ける。微分遅延ラインは偏波制御器20A、偏波ビーム・スプリッタ21A、遅延素子22A、および偏波ビーム・コンバイナ23Aで構成されることが可能である。ミラー24Aと25Aは分割されたビーム成分をそれらの適切な経路へと方向付けすることが可能である。偏波制御器20Aはファイバから高速で伝搬する方の偏波成分が補償器の遅い方の経路へと方向付けられ、ファイバから低速で伝搬する方の偏波成分が補償器の速い方の経路へと行くように偏波を回転させる。遅延素子22AはH.SunnerudらのJournal of Lightwave Technology、Vol.20、2204〜2219頁(2002年)に述べられているように中心キャリア周波数ωで偏波の分散を補償するか、または所望の帯域幅(例えば信号の帯域幅)にわたって平均の
Figure 2004350285
を補償するように選択される。従来式の第1の次数のPMD補償器の構造および動作はF.HeismannらのProceedings of the European Conference on Optical Communication 1998年、529〜530頁にさらに詳細に述べられている。微分光学遅延ラインはまた、光学的遅延が異なっている限り両方の偏波の経路に遅延器を設置することによっても構成されることが可能である。場合によっては、第1の次数のPMD補償器はT.TakahashiらのElectronics Letters、Vol.30、348〜349頁(1994年)で説明されているように一片の偏波保持(PM)ファイバによって引き継がれる偏波制御器で構成されることが可能である。
第2の構成要素Bは第2の次数のPMD補償器であって、周波数に関するPMDベクトルの勾配
Figure 2004350285
に従ってPMDを補償する。構成要素Bは、微分遅延(第1の次数の分散)の代わりに第2の次数の微分遅延を供給することを除くと構成要素Aと同様であることが可能である。素子22Bは、構成要素Bの微分群速度分散を供給するための分散補償ファイバまたはファイバ・ブラッグ・グレーティングといった群速度を備えた1つまたは複数の素子を含む。場合によっては、微分分散は図3と4にそれぞれ示したように2つの偏波の経路内に異なる量の群速度分散(DとD)、または等しい大きさではあるが反対の記号(+|D|と−|D|)の群速度分散を設置することによってもやはり供給されることが可能である。いくつかのケースでは、特に図2と3に示した導入についてはPMD補償器によって加えられるいかなる共通の(偏波依存性の)群速度分散も補償するために、PMD補償器の後ろに(偏波依存性の)群速度分散補償器を追加することが必要となる可能性がある。構成要素A用に微分遅延をコンパクトに導入するのと同様のことが構成要素Bについても可能と思われる。例えば、この導入は2つの直交する偏波に関して異なる群速度分散を備えたファイバを必要とするであろう。
第3の構成要素Cは第3の次数のPMD補償器であり、キャリア周波数PMDベクトル対周波数の二次導関数
Figure 2004350285
に従ってPMDを補償する。第3の次数の補償器は素子22Cを備えた構成要素Bと同様であって1つまたは複数の分散勾配素子を含むことが可能である。構成要素Bと同様に、微分分散勾配は、2つの偏波の経路内に異なる量の分散勾配、または等しい大きさであるが反対の記号の分散勾配を設置することによって供給されることが可能である。いくつかのケースでは、PMD補償器によって加えられるいかなる共通の(偏波依存性の)分散勾配も補償するために、PMD補償器の後ろに(偏波依存性の)分散勾配補償器を追加することが必要となる可能性がある。
多次数の補償器13は固定もしくは調整可能のいずれかの微分遅延および分散素子でもって図1のシステムを補償することが可能である。各々の補償次数に関して各々の偏波制御器を調節することによって、発射される偏波の状態はファイバ伝送リンクとPMD補償器の組み合わせのシステムに関してその次数の主偏波状態で強制的に整列させられることが可能である。この手法は制御信号の数を減らし、調節可能な遅延もしくは分散を必要としない。もしも微分遅延および分散素子が調整可能であれば、PMD補償のさらなる最適化が達成されることが可能となる。
II.理論と範例
偏波モード分散は光ファイバの複屈折によって引き起こされる伝送の障害である。ファイバ製造工程のわずかな不完全性および/またはケーブル内のファイバへの応力がファイバの長さに沿って複屈折軸のランダムな変化を引き起こす。第1の次数(すなわち信号帯域幅が小さいとき)に対して、ファイバの出力部で、主偏波状態(PSP)と呼ばれる2つの直交する偏波の間に微分群遅延(DGD)が存在する。直接検波式の受信器で、2つのPSPで揃えられた強度が一体に加算し、結果としてパルスの拡張および記号間の干渉につながる。PMDは普通ではPMDベクトル
Figure 2004350285
によって説明され、ここでΔτは微分群遅延(DGD)であり、単位ベクトル
Figure 2004350285
は遅い方のPSPの方向を指す。第1の次数のPMDについては、Δτと
Figure 2004350285
は信号帯域幅にわたって一定であると想定される。
いくつかのケースで、信号帯域幅Δωは主状態ΔωPSPの帯域幅よりも大きく、PMDベクトル
Figure 2004350285
が妥当に一定である、すなわち
Figure 2004350285
である帯域幅として定義され、ここで
Figure 2004350285
はファイバの平均DGDである。したがって、さらに高次のPMDを考慮する必要があり、それは波長に伴なうDGDの変化ならびに波長に伴なうPSPの配向の変化を説明する。高次のPMDに起因するシステムの障害は単純なパルス分割よりもさらに複雑である。ある搬送周波数ωについてテイラー級数内のPMDベクトルの普通の展開
Figure 2004350285
を使用すると、いわゆる第2の次数のPMDは2つの項を有する導関数
Figure 2004350285
によって説明される。この表現では、第1の次数のPMDベクトルと平行である第1の項は波長に伴なう微分群遅延の変化であって偏波依存性の色分散(PCD)を引き起こし、結果として偏波依存性のパルスの圧縮と拡張につながる。それはファイバの色分散に偏波依存性の変化を引き起こすと考えられてきた。第2の項
Figure 2004350285
はPSPが周波数に伴なってどのように回転するかを説明し、偏波解消項と称されてきた。PSP偏波解消によって引き起こされるパルス歪みにはオーバシュートおよびサテライト・パルスの発生が含まれる。PSP偏波解消はまた、第1の次数のPMD補償器に有害な効果を有する。分散、チャープ、および第2の次数のPMDの間に複雑な相互作用が存在することを研究が示した。おそらくまさに第2の次数のPMDの複雑な性質のせいで、第3およびさらに高い次数のPMDの効果を理解するための研究は殆ど為されていないが、しかしこれら高い次数の効果は10Gb/sから40Gb/sの古過ぎる埋め込みファイバのシステムの性能向上にとって重要である可能性がある。
PMDベクトルのテイラー級数展開は第1およびさらに高い次数のPMDを定義するけれども、それは時間領域のさらに高次のPMDの効果の単純な物理的解釈を可能にしなかった。さらに正確に述べると、その展開は高い次数のPMDの各々の次数に関するファイバの(周波数依存性の)ジョーンズ・マトリックスを作成するための方法を可能にしなかった。最近になって、H.Kogelnik、L.E.NelsonとJ.P.Gordon、Journal of Lightwave Technology、Vol.21、482〜495頁(2003年)がこの問題に対する解決法を提案した。ファイバのモデルに対して、周波数の多様な回転パワーのジョーンズ・マトリックスを使用する。Eyalら、Electronics Letters、Vol.35、1658〜1659頁(1999年)によって最初に提案されたような第2の次数のモデルについては、異なる回転パワーの2つの断面が一体に連接され、その連接のジョーンズ・マトリックスはU=Uである。ここで、UとUはそれぞれ周波数依存性の回転軸
Figure 2004350285
およびφ(ω+Δω)=kΔωとφ(ω+Δω)=kΔω/2の形の回転角を有する。各々の断面の回転のパワーはΔωの累乗によって示される。ここの断面のPMDベクトルは
Figure 2004350285
であると示すことが可能である。U(ω)=IおよびU(ω)=I(ここでIは単位行列である)ならびにPMDベクトル連接則を使用すると、2つの断面の連接の出力のPMDベクトルは(第1の次数については)
Figure 2004350285
であり、(第2の次数については)
Figure 2004350285
である。U連接の第3の次数のPMDが非ゼロであり、かつ第1と第2の次数のPMDベクトルのクロス乗積を含むことに留意すべきである。
Kogelnikらの報告では、この第2の次数のモデルはさらに高い次数のPMDの効果をモデル化するためにさらに高いパワーの回転へと拡張された。その回転成分は、周波数依存性の回転角がφ(ω+Δω)=kΔω/n!であり、かつ各々の成分がその独自の周波数依存性回転軸
Figure 2004350285
を有することを有することを除くと、上記で概説したUとUの成分と同様である。n番目のパワーの回転を特徴付けるストークス・ベクトルである回転ベクトル
Figure 2004350285
を規定することが可能である。その結果、各々の回転断面に関するPMDベクトルは単純に、
Figure 2004350285
となる。
実際のところ、これらのさらに高いパワーの回転成分の利点は、キャリア周波数において(Δω=0)それらが1つの次数のみ、すなわちそれらの回転の次数のみのPMDを有することである。言い換えると、それらは純粋の高次PMDの成分である。例えば、キャリア周波数でU断面は第1の次数のPMDのみを有し、その一方でU断面は第2の次数のPMDのみを有する。
第4および6次数までのファイバPMDに関するエミュレータ・モデルが最近になって、Kogelnikらの報告に示されるように、これらのさらに高いパワーの回転成分、さらに高い次数のPMDベクトルの連接則、およびストークス・ベクトル記述
Figure 2004350285
を使用して構築された。例えば、図5は第4の次数のPMDまでモデル化するための4つの成分の連接を示している。(Uが周波数に非依存性の偏波制御器を表わすことに留意すべきである。)
これらのさらに高いパワーの回転成分を使用したPMDのモデル化の重要な態様は、それらの成分が物理的に実現可能なことである。各々の成分は特定の次数の微分分散である。例えば、Uは第1の次数の微分分散、すなわち微分群遅延(DGD)を表わす。Uは微分群速度を表わし、その一方でUは微分分散勾配を表わす、等々である。
ここで本発明は、上述したさらに高いパワーの回転成分を使用したさらに高い次数の偏波モード分散の補償に関する。PMDはこれらのさらに高いパワーの回転成分でモデル化される(エミュレートされる)ことが可能であるので、PMDはこれらの成分で補償されることもやはり可能である。特定の次数までのPMDの効果は固定もしくは調整可能な微分分散素子を使用することによって補償される。
例えば、もしも(ファイバ、システム等の)補償されるべきPMDが第3の次数まで判っている(すなわち
Figure 2004350285
が判っている)場合、ファイバは図6に示したさらに高いパワーの回転成分でモデル化されることが可能であり、そこでは下付き文字iは回転の次数を表わす。
Figure 2004350285
であり、それに対して
Figure 2004350285
は周波数に非依存性の回転であって補償される必要がないことは以前に示されている。したがって、図7に示したようにファイバの後ろにさらに高いパワーの回転素子
Figure 2004350285
で構成される補償器を設置することが可能である。
Figure 2004350285
(ここでは微分を示すのに下付き文字ωの代わりに’符号が使用されている。変数Rの並びの上のTの添え字は実際には共役転置を示す「剣印」であるべきである。)
図8はRの導関数の表である。キャリア周波数での多様な回転パワーに関してこれらの連接則および図8の表にしたRの導関数を使用すると、次のようにファイバの入力部に向かって連続的な反復を行うことで多様な断面のPMDベクトルすべてを合計することが可能である。
Figure 2004350285
固定の微分分散素子を使用して特定の次数までPMDを補償する方法
T.Takahashiら[Electronics Letters、Vol.30、348〜350頁(1994年)]およびF.Royら[Proceedings of Optical Fiber Communications Conference 1999年、論文TuS4、Vol.1、275〜277頁]によって提案された第1の次数のPMDを補償する1つの方法はシステムの出力部で偏波制御器(PC)および固定の微分群遅延素子(例えばある長さの偏波保持ファイバ)を使用することである。PCを調節することによって、システム全体(伝送リンク+補償器)の第1の次数のPMDベクトルは強制的に伝送リンクへの発射偏波と揃えられることが可能となる。したがって、発射偏波がシステム全体(リンク+補償器)の主偏波状態である。この補償器の動作はよく知られており、いくつかの研究室レベルの実験と現場での試用が試験されてきた。
本実施例はさらに高いパワーの回転成分(すなわち式1〜3)のフレームワークを試用し、図7に示したように、さらに高い次数のPMDを補償するために固定の補償素子を使用する考え方の延長線上にある。この補償器は偏波制御器によって分けられた複数の固定の微分分散素子で構成される。基本的に、PMDの各々の次数に関して偏波の発射状態が組み合わせの伝送リンク+PMD補償器の軸
Figure 2004350285
と揃えられることを望む。
Figure 2004350285
Figure 2004350285
Figure 2004350285
式(4)と(5)は、PMDのさらに高い次数が低い次数のPMDの補償のための条件にはまらないことを示していることに留意すべきである。補償器を設定するこの方法は、さらに高い次数の設定が以前に為された低い次数の設定に影響を及ぼさないことを意味しており、補償器の導入と制御を容易にする。
Figure 2004350285
図10は式(4〜6)によって説明されるベクトルの関係の図を示している。次数毎について規定された平面があることに留意すべきである。
Figure 2004350285
第4およびさらに高い次数の周波数回転(すなわちm≧4の場合の
Figure 2004350285
である)を有する素子を追加することによって第3の次数よりも高いPMDの補償まで本発明が拡張される可能性のあることに留意すべきである。
調整可能な微分分散素子を使用して特定の次数までPMDを補償する方法
Figure 2004350285
これは特定の次数の調節可能な微分分散の複数素子の間で偏波制御器を使用して実現される可能性がある。この代替の実施形態は実施例1の実施形態と比較して補償器のためのさらに多くの制御信号を必要とするが、PMDのさらなる最適化が達成されることが可能である。例えば、完全に調整可能な微分分散素子はPMD補償器によって作り出される不本意な高次のPMDの最少化を可能にするであろう。
光学的−機械的遅延ライン[F.Heismannら、Proceedings of European Conference on Optical Communication 1998年、Vol.1、529頁]、非線形チャープ型PMファイバ・ブラッグ・グレーティング[S.Leeら、Proceedings of Optical Fiber Communications Conference 1999年、論文TuS3]、または切り換え可能な半波もしくは全波平面を備えたPMファイバ断面[D.Sobiskiら、Electronics Letters、Vol.37、46〜48頁、2001年]のような標準的な微分遅延素子が
Figure 2004350285
に関して使用されることが可能である。
遅延素子の代わりに調整可能な群速度分散素子が
Figure 2004350285
に関して使用される。この調整可能な分散素子はフレーティングの熱的調整を備えたチャープ型ファイバ・ブラッグ・グレーティング[B.Eggletonら、IEEE Photonics Technology Letters、Vol.11、854〜856頁、1999年]と光サーキュレータであることが可能である。その他の導入法には調整可能な分散を有する仮想画像化位相アレー[M.Shirasakiら、Proceedings of European Conference on Optical Communication 2000年、締め切り後の論文2.3]またはリング共振器を使用する調整可能な全域通過フィルタ[C.Madsenら、IEEE Photonics Technology Letters、Vol.11、1623〜1625頁、1999年]が含まれる。さらなる導入法にはRamachandranら、Proceedings of European Conference on Optical Communication 2002年、締め切り後の論文2.6によって提案されたような調整可能な(調節可能な)高次モード分散補償器が含まれる可能性がある。いかなるこれらの素子からいかなる微分群遅延を取り除くことにも注意を払わなければならないことに留意すべきである。
調整可能な分散勾配素子が
Figure 2004350285
に関して必要とされる。これらは、分散勾配を作り出すために第2の次数にチャープされる調整可能なブラッグ・グレーティングに導入されることが可能である。調整可能な分散勾配を備えたいかなる素子も使用される可能性がある。やはり、これらの素子からいかなる微分群遅延もしくは微分分散を取り除くことにも注意を払わなければならない。
第4およびさらに高い次数の(すなわちm≧4の場合の
Figure 2004350285
である)周波数回転を有する素子を追加することによって本発明が第3の次数よりも高いPMDを補償するように拡張されることが可能であることにもやはり留意すべきである。
ここで、第1の態様で本発明がωを含む周波数範囲の光源、光を伝送するためのものであって不本意な偏波モード分散(PMD)を受ける光ファイバ伝送経路、およびPMDを低減するための偏波モード分散補償器を含むことを見出すことができる。補償器は複数の補償用部品を有し、各々の異なる補償用部品はωでの連続的に高くなる次数のPMDを補償するように構造化および構成される。
Figure 2004350285
別の態様では、本発明はやはり上述の補償器を有する。都合のよい実施形態では、PMD補償器の複数部品の各々が2つの経路の間で光ビームの偏波成分を分割するための偏波ビーム・スプリッタ、経路の一方にある遅延もしくは分散素子、および偏波成分を再度組み合わせるための偏波ビーム・コンバイナを有する。上述したように、遅延もしくは分散素子は固定あるいは調整可能であってもよく、固定あるいは調整可能な微分遅延もしくは分散を補償する部品に結果的につながる。
ファイバのPMDあるいはPMDに起因する信号の歪みについて様々な情報を提供するPMD補償器のためにいくつかのモニタリング技術が提案されてきた。モニタの範例にはRFスペクトルのモニタリング[Takahashiら、1994年]、RFパワー[H.Bulowら、Proceedings of European Conference on Optical Communication 1999年、Vol.2、138〜139頁]、アイ・モニタ[H.Bulowら、Proceedings of European Conference on Optical Communication 2000年、Vol.3,209〜210頁]および偏波の程度[Royら、1999年]が含まれる。受信器および/またはPMD補償器出力部のPMDモニタから利用可能な情報に応じて、前述のPMDの(偏波制御器および固定もしくは調整可能な分散素子で構成される)部品類が調節されることでPMDの多様な次数の効果を軽減すること、または伝送される信号の最適性能(例えば最も低いビット誤り率)を単純に得ることが可能となる。後者は偏波制御器または調整可能な分散素子のディザリングを必要とする。この方策は、F.Buchaliら、Proceedings of Optical Fiber Communications Conference 2003年、Vol.1、262〜264頁の報告に述べられたような他のタイプの多段式PMD補償器に応用されており、上述のPMD補償器にとって有利な方策になる可能性がある。
上述の実施形態が本発明の用途を表わすことが可能な多くの可能な実施形態のうちのほんのいくつかの具体的例示であることは理解される。例えば、上述したもののほかに、他の次数の補償用部品が使用されることが可能であり、かつ用途に応じて有利であることが見出される可能性がある。数多くのかつ変形された他の配列が、本発明の精神と範囲から逸脱することなく当業者によって作り出されることが可能である。
多次数PMD補償器を有する光ファイバ伝送システムを概略的に例示する図である。 図1の実施形態に有用な範例の多次数補償器をさらに詳細に示す図である。 図1の実施形態に有用な別の選択肢の範例の第2の次数のPMD補償素子をさらに詳細に示す図である。 図1の実施形態に有用な第2の選択肢の範例の第2の次数のPMD補償素子をさらに詳細に示す図である。 本発明の原理および理論を説明するのに有用な概略図である。 本発明の原理および理論を説明するのに有用な概略図である。 本発明の原理および理論を説明するのに有用な概略図である。 本発明の原理および理論を説明するのに有用な概略図である。 本発明の原理および理論を説明するのに有用な概略図である。 本発明の原理および理論を説明するのに有用な概略図である。

Claims (24)

  1. 光ファイバ伝送システムであって、
    キャリア周波数ωを含む周波数範囲の光源、
    光を伝送するための光ファイバ伝送路であって、不本意な偏波モード分散(PMD)を受ける光ファイバ伝送路、および
    PMDの効果を低減するための偏波モード分散補償器を含み、補償器が複数の補償用部品を有し、各々の異なる補償用部品がωでの連続的に高くなる次数のPMDを補償するように構成されるシステム。
  2. 複数の補償用部品のうちの1つがωでのPMDベクトルである
    Figure 2004350285
    を補償し、別の補償用部品がωでのPMDベクトル対周波数の曲線の勾配である
    Figure 2004350285
    を補償する、請求項1に記載の伝送システム。
  3. 追加の補償用部品が、PMDベクトル対周波数の勾配が周波数に伴なって変化する率である
    Figure 2004350285
    を補償する、請求項2に記載の伝送システム。
  4. Figure 2004350285
    のための補償用部品が微分光学遅延ラインを含む、請求項2に記載の伝送システム。
  5. 微分光学遅延ラインがある長さの偏波保持ファイバである、請求項4に記載の伝送システム。
  6. Figure 2004350285
    のための補償用部品が微分群速度分散素子を含む、請求項2に記載の伝送システム。
  7. Figure 2004350285
    を補償するための微分分散素子の分散が分散補償用ファイバまたはファイバ・ブラッグ・グレーティングによって供給される、請求項6に記載の伝送システム。
  8. 微分群速度分散素子が、2つの直交する偏波に関して異なる分散を有するある長さのファイバである、請求項6に記載の伝送システム。
  9. Figure 2004350285
    のための補償用部品が微分分散勾配素子を含む、請求項3に記載の伝送システム。
  10. ωを含む周波数範囲で伝送される光の偏波モード分散を低減するための偏波モード分散補償器であって、直列になった複数のPMD補償用部品を含み、補償用部品の各々が、中心周波数に関するテイラー級数展開として表現されるPMDベクトル
    Figure 2004350285
    の連続的に高くなる次数の項を補償するように構成される補償器。
  11. Figure 2004350285
  12. Figure 2004350285
    を補償するための部品が偏波制御器およびある長さの偏波保持ファイバを含む、請求項11に記載の偏波モード分散補償器。
  13. Figure 2004350285
    を補償するための部品が偏波制御器、および偏波保持ファイバの2つの直交する偏波に関して異なる分散を有するある長さのファイバを含む、請求項11に記載の偏波モード分散補償器。
  14. 各々の部品が、
    2つの経路の間で光ビームの偏波成分を分割するための偏波ビーム・スプリッタを含み、その2つの経路が特定の次数で異なる分散を有し、
    偏波成分を再度組み合わせるための偏波ビーム・コンバイナ、および
    偏波ビーム・スプリッタの前でビームの偏波を回転させるための偏波制御器を含む、請求項11に記載の偏波モード分散補償器。
  15. 偏波ビーム・スプリッタの後ろの1つの経路が特定の次数の分散を備えた素子を有し、それに対してその他の経路が分散素子を有さない、請求項14に記載の偏波モード分散補償器。
  16. 偏波ビーム・スプリッタの後ろの経路の各々が特定の次数の分散を備えた素子を有し、それらの分散の値が異なる、請求項14に記載の偏波モード分散補償器。
  17. 偏波ビーム・スプリッタの後ろの経路の各々が特定の次数の分散を備えた素子を有し、それらの分散の値が等しい大きさであるが反対の記号である、請求項14に記載の偏波モード分散補償器。
  18. 特定の次数の分散を備えた素子が調整可能な分散を有する、請求項14に記載の偏波モード分散補償器。
  19. 特定の次数の分散を備えた素子が固定の分散を有する、請求項14に記載の偏波モード分散補償器。
  20. 特定の次数の分散を備えた素子が調整可能な分散を有する、請求項16に記載の偏波モード分散補償器。
  21. 特定の次数の分散を備えた素子が固定の分散を有する、請求項16に記載の偏波モード分散補償器。
  22. 特定の次数の分散を備えた素子が調整可能な分散を有する、請求項17に記載の偏波モード分散補償器。
  23. 特定の次数の分散を備えた素子が固定の分散を有する、請求項17に記載の偏波モード分散補償器。
  24. 第3項よりも高い次数のPMDベクトルの1つまたは複数の項を補償するために1つまたは複数の追加の部品をさらに含む、請求項11に記載の偏波モード分散補償器。
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