JP2004349800A - データ機器統合装置 - Google Patents

データ機器統合装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2004349800A
JP2004349800A JP2003141826A JP2003141826A JP2004349800A JP 2004349800 A JP2004349800 A JP 2004349800A JP 2003141826 A JP2003141826 A JP 2003141826A JP 2003141826 A JP2003141826 A JP 2003141826A JP 2004349800 A JP2004349800 A JP 2004349800A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
unit
input
presentation mode
received
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2003141826A
Other languages
English (en)
Inventor
Masabumi Yoshioka
正文 吉岡
Akinori Hirukawa
明則 蛭川
Satoshi Aikawa
聡 相河
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP2003141826A priority Critical patent/JP2004349800A/ja
Publication of JP2004349800A publication Critical patent/JP2004349800A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Telephonic Communication Services (AREA)
  • Telephone Function (AREA)

Abstract

【課題】複数のデータ機器からのデータの取得を容易化すること。
【解決手段】インタフェース部(11)は、複数のデータ機器(110)から出力されるデータを受信する。データ選択部(12)は、予め設定された規則に従って、複数のデータ機器(110)から受信したデータのうち、1のデータ機器(110)から出力されたデータを選択する。データ出力部(13)は、選択されたデータを出力する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、携帯型テープ再生器等の複数のデータ機器を統合するデータ機器統合装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、携帯型テープ再生器、携帯型DVD再生器、携帯電話等のデータ機器が存在する。使用者は、これらのデータ機器を持ち運ぶことにより、屋外においても当該データ機器を使用し、データを受け取ることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記データ機器には、以下の問題がある。
【0004】
例えば、携帯型テープ再生器で音楽を聞いている最中に携帯電話に電話がかかってきた場合、ユーザには、音楽を止めるという携帯型テープ再生器に対する操作と、電話に出るという携帯電話に対する操作とが要求される。すなわち、複数のデータ機器からのデータの取得が容易でない。
【0005】
また、データ機器の操作部は、データ機器毎に別々に設けられているので、複数のデータ機器を携帯しているユーザは、複数の操作部をそれぞれ操作しなければならない。すなわち、複数のデータ機器の操作が煩雑である。
【0006】
本発明は上記問題点に鑑みなされたものであり、その目的は、複数のデータ機器からのデータの取得を容易化することができるデータ機器統合装置を提供することである。
【0007】
また、他の目的は、複数のデータ機器の操作を容易化することができるデータ機器統合装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記した課題を解決し、目的を達成するための第1の発明は、複数のデータ機器からデータを受信するデータ受信手段と、予め設定された規則に従って、前記データ受信手段により受信されたデータのうち、1のデータ機器から出力されたデータを選択するデータ選択手段と、当該データ選択手段により選択されたデータを出力するデータ出力手段と、を有するデータ機器統合装置である。
【0009】
また、第2の発明は、第1の発明において、予め設定された規則に従って、前記データ受信手段により受信されたデータを変更するデータ変更手段をさらに有し、前記データ出力手段は、前記データ変更手段により変更されたデータを出力するものである。
【0010】
また、第3の発明は、第1の発明において、予め設定された規則に従って、前記データ機器に対してデータを変更させるための命令を送信するデータ変更命令送信手段と、当該データ変更命令送信手段の命令に応じて変更されたデータを前記データ機器から受信する変更後データ受信手段とをさらに有し、前記データ出力手段は、前記変更後データ受信手段により受信されたデータを出力するものである。
【0011】
また、第4の発明は、第1〜3のいずれかの発明において、前記データ選択手段は、予め設定された優先度が最も高いデータ機器から出力されたデータを選択するものである。
【0012】
また、第5の発明は、複数のデータ機器からデータを受信するデータ受信手段と、予め設定された規則に従って、前記データ受信手段によって受信された各データ機器からのデータ毎の提示態様を決定する提示態様決定手段と、当該提示態様決定手段により決定された提示態様に従って、前記データ受信手段によって受信されたデータを出力するデータ出力手段と、を有するデータ機器統合装置である。
【0013】
また、第6の発明は、第5の発明において、前記データ出力手段は、前記提示態様決定手段により決定された提示態様に従って、前記データ受信手段によって受信されたデータを変更するデータ変更手段を備えるものである。
【0014】
また、第7の発明は、第5の発明において、前記データ出力手段は、前記提示態様決定手段により決定された提示態様に従って、前記データ機器に対し、データを変更させるための命令を送信するデータ変更命令送信手段と、当該データ変更命令送信手段の命令に応じて変更されたデータを前記データ機器から受信する変更後データ受信手段と、を備えるものである。
【0015】
また、第8の発明は、第5〜7のいずれかの発明において、前記提示態様決定手段は、前記データ機器毎に予め設定された優先度に基づいて、前記データ受信手段によって受信された各データ機器からのデータ毎の優先順位を認識し、前記各データ機器の各優先順位について予め設定された提示態様に基づいて、前記データ毎の提示態様を決定するものである。
【0016】
また、第9の発明は、第5〜8のいずれかの発明において、前記提示態様は、画像の大きさと表示順番とを含むものである。
【0017】
また、第10の発明は、第5〜9のいずれかの発明において、前記提示態様は、音声の大きさを含むものである。
【0018】
また、第11の発明は、第1〜10のいずれかの発明において、予め設定された規則に従って、前記データ受信手段により受信されたデータに応じて、前記データ機器に対して動作命令を送信する動作命令送信手段をさらに有するものである。
【0019】
また、第12の発明は、第1〜11のいずれかの発明において、前記データ機器に対する操作命令または入力データを受け付ける入力受付手段と、当該入力受付手段により受け付けられた操作命令または入力データを前記データ機器に送信する送信手段と、をさらに有するものである。
【0020】
また、第13の発明は、複数のデータ機器に対する操作命令または入力データを受け付ける入力受付手段と、当該入力受付手段により受け付けられた操作命令または入力データを前記データ機器に送信する送信手段と、を有するデータ機器統合装置である。
【0021】
また、第14の発明は、第13の発明において、予め設定された規則に従って、前記入力受付手段により受け付けられた入力データを変更する入力データ変更手段をさらに有し、前記送信手段は、前記入力データ変更手段により変更されたデータを送信するものである。
【0022】
また、第15の発明は、第13の発明において、予め設定された規則に従って、前記データ機器に対して前記入力データを変更させるための命令を送信する入力データ変更命令送信部をさらに有するものである。
【0023】
また、第16の発明は、第12〜15のいずれかの発明において、予め設定された規則に従って、前記入力受付手段により受け付けられた入力データに応じて、前記データ機器に対して動作命令を送信する動作命令送信手段をさらに有するものである。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下に添付図面を参照して、本発明に係るデータ機器統合装置についての好適な実施形態を第1の実施形態から第10の実施形態に分けて詳細に説明する。
【0025】
(第1の実施形態)
図1は、本実施形態に係るデータ機器統合装置1を含むデータ機器統合システムの全体構成を示すブロック図である。図1において、データ機器統合システムは、データ機器統合装置1と、複数のデータ機器110とを有する。本実施形態では、複数のデータ機器110は、携帯電話111および携帯テープ再生器112であり、データ機器統合装置1に接続されている。データ機器統合装置1は、データ機器110から受信したデータのうち、1のデータ機器110から出力されたデータを選択し、出力するものである。
【0026】
データ機器統合装置1は、インタフェース部11、データ選択部12、およびデータ出力部13を有する。インタフェース部11は、複数のデータ機器110からデータを受信する。データ選択部12は、予め設定された規則に従って、インタフェース部11により受信されたデータのうち、1のデータ機器110から出力されたデータを選択する。データ出力部13は、イヤホンを備えており、データ選択部12により選択されたデータに対応する音声を出力する。
【0027】
ここで、本実施形態では、インタフェース部11には、データ入力端子11a、11bが設けられている。そして、予め、データ入力端子11aには優先度「1」が設定されており、データ入力端子11bには優先度「2」が設定されている。これにより、どのデータ入力端子11a、11bに接続されるかによって、データ機器110の優先度が設定されることとなる。図1では、データ入力端子11a、11bには、それぞれ、携帯電話111、携帯テープ再生器112が接続されているので、携帯電話111の優先度は「1」、携帯テープ再生器112の優先度は「2」となっている。なお、優先度の値が小さいほど優先度が高いものとし、これは他の実施形態においても同じである。
【0028】
以下、上記構成を有するデータ機器統合装置1の動作について説明する。データ機器110がデータを出力すると、インタフェース部11は、当該データを受信し、受信したデータをデータ選択部12に出力する。データ選択部12は、どのデータ入力端子11a、11bから受信されたかによって、どのデータ機器110から出力されたデータであるかを判別する。そして、優先度が最も高いデータ機器110から出力されたデータを選択し、選択されたデータをデータ出力部13に出力する。データ出力部13は、データ選択部12から受け取ったデータに対応する音声を発する。
【0029】
したがって、携帯テープ再生器112で音楽再生中に携帯電話111に着信があると、優先度が最も高い携帯電話111からのデータが選択され、データ出力部13から出力されるデータは、音楽から着信音に切り替わる。
【0030】
以上のとおり、本実施形態に係るデータ機器統合装置1によれば、複数のデータ機器110から出力されたデータのうち、1のデータ機器110から出力されたデータが自動的に選択されるので、データを選択するためのユーザの動作が省略される。すなわち、複数のデータ機器110からのデータの取得を容易化することができる。特に、データ機器110毎に優先度を予め設定し、優先度が最も高いデータ機器110から出力されたデータを選択することとしているので、簡易な構成により、ユーザの要望の高い情報を提示することができる。この結果、要望の高い情報の到来に備えて要望の低い情報を得る行動を抑制する必要がなくなり、ユーザは、より効率的かつ自由に情報を取得することができる。
【0031】
また、どのデータ入力端子11a、11bに接続するかによって、データ機器110の優先度が設定されるので、データ機器110に対する優先度の設定が簡易な構成で実現され、ユーザは、優先度を容易に設定することができる。
【0032】
さらに、本実施形態によれば、複数のデータ機器110から出力されるデータを単一の装置に集約してユーザに提示することが可能となる。
【0033】
なお、どのデータ機器110から出力されたデータであるかを判別する方法は、本実施形態のものに限られず、他の方法であってもよい。例えば、データ信号を解析することによってデータ機器110を判別することができる。この場合、各データ機器110と優先度との対を予めデータ選択部12に記憶させておけばよい。また、データ機器統合装置1と各データ機器110とが、事前に所定の信号をやりとりすることによって、相互に認識しあうこととしてもよい。
【0034】
また、データ機器統合装置1とデータ機器110との接続方式は、有線に限られず、無線であってもよい。
【0035】
また、データの選択に用いられる規則は、1のデータ機器110からのデータを選択することができれば、他の規則であってもよく、必ずしもデータ機器110毎に優先度が設定される必要はない。
【0036】
(第2の実施形態)
本実施形態に係るデータ機器統合装置は、上記第1の実施形態に係るデータ機器統合装置とほとんど同じであるが、受信されたデータを変更するデータ変更部をさらに有することを特徴とするものである。以下、図面を用いて本実施形態について説明するが、第1の実施形態と共通する部分については説明を省略する。
【0037】
図2は、本実施形態に係るデータ機器統合装置2を含むデータ機器統合システムの全体構成を示すブロック図である。図2において、データ機器統合システムは、データ機器統合装置2と、複数のデータ機器120とを有する。本実施形態では、データ機器120は、携帯テレビ電話121および携帯テレビ122であり、データ機器統合装置2に接続されている。
【0038】
データ機器統合装置2は、インタフェース部21、データ選択部22、データ出力部23の他に、データ変更部24をさらに有する。本実施形態では、データ出力部23は、モニタおよびイヤホンを備えている。
【0039】
データ変更部24は、予め設定された規則に従って、インタフェース部21により受信されたデータを変更し、変更後のデータをデータ出力部23に出力するものである。ここで、上記の規則としては、「画像データを所定のサイズに変更する。」、「音声データを所定の音量に変更する。」等の規則が挙げられるが、特に限定されない。ここで、所定のサイズとしてデータ出力部23のモニタの画面サイズを設定しておけば、ユーザは、データ機器120から出力された画像データのサイズに関わらず、常に最大サイズで画像を見ることができる。
【0040】
本実施形態に係るデータ機器統合装置2によれば、データ機器120により出力されたデータは、データ変更部24によって自動的に変更される。この結果、ユーザのデータ変更に関する操作を減らすことが可能となる。
【0041】
なお、データ変更部24は、インタフェース部21とデータ選択部22との間に設けられてもよい。すなわち、データ変更後にデータの選択が行われることとしてもよい。
【0042】
(第3の実施形態)
本実施形態に係るデータ機器統合装置は、上記第2の実施形態に係るデータ機器統合装置とほとんど同じであるが、データの変更をデータ機器にさせることを特徴とするものである。以下、図面を用いて本実施形態について説明するが、第2の実施形態と共通する部分については説明を省略する。
【0043】
図3は、本実施形態に係るデータ機器統合装置3を含むデータ機器統合システムの全体構成を示すブロック図である。図3において、データ機器統合システムは、データ機器統合装置3と、複数のデータ機器131、132とを有する。
【0044】
データ機器統合装置3は、インタフェース部31、データ選択部32、データ出力部33の他に、データ変更命令送信部35をさらに有する。ここで、データ変更命令送信部35は、予め設定された規則に従って、データ機器131、132に対してデータを変更させるための命令(以下、データ変更命令と称す)を生成し、送信するものである。本実施形態では、インタフェース部31は、データ変更命令に応じて変更されたデータをデータ機器131、132から受信する変更後データ受信手段としても機能する。
【0045】
以下、上記構成を有するデータ機器統合装置3の動作について説明する。データ選択部32によって選択されたデータは、データ変更命令送信部35に出力される。データ変更命令送信部35は、予め設定された規則に従って、データ選択部32から受けたデータについてデータの変更が必要か否かを判断する。判断の結果、データ変更の必要がない場合には、当該データをデータ出力部33に出力する。一方、データ変更の必要がある場合には、予め設定された規則に従って、データ変更命令を生成し、このデータ変更命令をインタフェース部31を介してデータ機器131または132に送信する。具体的には、例えば、データ選択部32によって選択されたデータ機器131の画像データが所定の画面サイズの1/2倍であった場合、「画面サイズを2倍に拡大する」旨のデータ変更命令を生成し、このデータ変更命令をデータ機器131に送信する。
【0046】
このデータ変更命令を受信したデータ機器131は、データ変更命令に従ってデータを変更し、変更後のデータをインタフェース部31に送信する。インタフェース部31は、データ選択部32、データ変更命令送信部35を介して、変更後のデータをデータ出力部33に出力する。
【0047】
ここで、データ機器131、132には、データ変更命令を受信する機能、データ変更命令に従ってデータを変更する機能、および変更後のデータを送信する機能が必要とされるが、これらの機能は既存のものであってもよいし、特別に設けられたものであってもよい。
【0048】
以上のとおり、本実施形態に係るデータ機器統合装置3によれば、データの変更をデータ機器131、132に実行させるので、データ機器統合装置3側でデータ変更を行う必要がなくなり、データ機器統合装置3の構成の簡易化、処理および消費電力の削減を図ることができる。
【0049】
なお、データ変更命令送信部35は、インタフェース部31とデータ選択部32との間に設けられていてもよい。すなわち、データ変更後にデータの選択が行われることとしてもよい。
【0050】
また、データ変更命令が、インタフェース部31により受信されたデータ機器131、132のデータを含み、データ機器131、132がデータ変更命令に含まれる当該データを変更することとしてもよい。
【0051】
(第4の実施形態)
図4は、本実施形態に係るデータ機器統合装置4を含むデータ機器統合システムの全体構成を示すブロック図である。図4において、データ機器統合システムは、データ機器統合装置4と、複数のデータ機器140とを有する。本実施形態では、複数のデータ機器140は、携帯テレビ電話141、携帯テレビ142、および携帯メール端末143である。
【0052】
データ機器統合装置4は、インタフェース部41、提示態様決定部46、およびデータ出力部43を有する。インタフェース部41は、複数のデータ機器140からデータを受信する。提示態様決定部46は、予め設定された規則に従って、インタフェース部41によって受信された各データ機器140からのデータ毎の提示態様を決定する。データ出力部43は、提示態様決定部46により決定された提示態様に従って、インタフェース部41によって受信されたデータを出力する。ここで、データ出力部43は、モニタおよびイヤホンの他に、データ変更部43aを備えている。このデータ変更部43aは、提示態様決定部46により決定された提示態様に従って、インタフェース部41によって受信されたデータを必要に応じて変更するものである。
【0053】
図5は、本実施形態において提示態様決定部46により用いられる規則を示す図である。図5において、各データ機器140に対して優先度が設定されている。また、データ機器140毎に、優先順位に対応する提示態様が設定されている。本実施形態では、提示態様は、画面サイズ、表示タイミング、および表示順位からなる。なお、携帯メール端末143の個人からの着信に対しては優先度が設定されておらず、個人からの着信は、常に、即時に最前面に表示される設定となっている。
【0054】
図6は、各データ機器140のデータ出力の時間推移を示す図である。図6において、横軸は時間を表し、縦軸はデータ機器140を示す。横軸方向の実線は、データ機器140によりデータが出力され、かつ、当該データがデータ出力部43のモニタに表示されている期間を示す。横軸方向の破線は、データ機器140によりデータが出力されているが、当該データがデータ出力部43のモニタに表示されていない期間を示す。
【0055】
以下、図5、6を用いて、データ機器統合装置4の動作について説明する。
図6の時刻Aでは、データ機器統合装置4には、携帯テレビ142のデータのみが入力されている。このとき、提示態様決定部46は、図5の規則に従って、携帯テレビ142のデータの優先順位が1番であると認識する。そして、携帯テレビ142のデータの提示態様として、画面サイズは「640×480」、表示タイミングは「即時」、表示順位は「最背面」、との態様を決定する。決定された提示態様は、携帯テレビ142のデータとともに、データ出力部43に出力される。データ出力部43は、提示態様決定部46から受けたデータの画面サイズが「640×480」以外であれば、内部のデータ変更部43aによって画面サイズを「640×480」に変更する。そして、図7に示されるとおり、画面サイズ「640×480」の携帯テレビ142の動画142aを、即時に、最背面に表示する。
【0056】
図6の時刻Bでは、携帯テレビ電話141に着信があり、データ機器統合装置4には、携帯テレビ電話141および携帯テレビ142のデータが入力される。このとき、提示態様決定部46は、図5の規則に従って、携帯テレビ電話141の優先度は「1」であり、携帯テレビ142の優先度は「2」であるので、携帯テレビ電話141のデータの優先順位が1番であり、携帯テレビ142のデータの優先順位が2番であると認識する。そして、携帯テレビ電話141のデータの提示態様として、画面サイズは「640×480」、表示タイミングは「即時」、表示順位は「最背面」、との態様を決定する。また、携帯テレビ142のデータの提示態様として、画面サイズは「160×120」、表示タイミングは「即時」、表示順位は「最背面より1つ前面」、との態様を決定する。決定された提示態様は、携帯テレビ電話141および携帯テレビ142のデータとともに、データ出力部43に出力される。データ出力部43は、決定された提示態様に従って、必要に応じて、内部のデータ変更部43aによりデータの画面サイズを変更する。そして、図8に示されるとおり、画面サイズ「640×480」の携帯テレビ電話141の動画141aを即時に最背面に表示し、画面サイズ「160×120」の携帯テレビ142の動画142bを即時に最背面より1つ前面に表示する。
【0057】
ここでは、縮小することによって画面サイズを小さくすることとしているが、画面サイズは他の方式によって小さくされてもよい。例えば、画面の一部表示、文字列の行数や列数の削減、画像に透過性をつける、などの方式がある。また、各画面の配置も、図8のものに限定されない。
【0058】
図6の時刻Cでは、携帯メール端末143に、個人からのメールの着信があり、データ機器統合装置4には、携帯テレビ電話141および携帯テレビ142のデータに加えて、携帯メール端末143の個人からの着信のデータが入力される。携帯メール端末143の個人からのメール着信データに対応する個人メール着信画面143aは、図5の規則に従って、図9に示されるとおり、「即時」に、「固定」の画面サイズで、「最前面」に、表示される。
【0059】
図6の時刻Dでは、メールの着信データが途絶えるため、個人メール着信画面143aが消え、データ出力部43のモニタの表示は図8に戻る。
【0060】
図6の時刻Eでは、携帯メール端末143に、メーリングリスト(以下、MLと称す)からのメールの着信があり、データ機器統合装置4には、携帯テレビ電話141および携帯テレビ142のデータに加えて、携帯メール端末143のMLからの着信のデータが入力される。このとき、図5の規則によれば、携帯メール端末143のMLからの着信データの優先順位は3番となる。また、表示タイミングは、「優先順位が3番以下の場合は、優先順位が2番以上になった時点」となっている。したがって、MLからの着信データは、優先順位が2番以上になるまでデータ出力部43のモニタに表示されない。このため、データ出力部43のモニタの表示は図8のままである。
【0061】
図6の時刻Fでは、携帯テレビ電話141の通話が終了し、データ機器統合装置4に入力されるデータは、携帯テレビ142のデータと、携帯メール端末143のMLからの着信データとになる。すると、携帯メール端末143のMLからの着信データの優先順位が2番となるため、図10に示されるとおり、MLメール着信画面143bが、「固定」の画面サイズで、「最前面」に、表示される。
【0062】
以上のとおり、本実施形態に係るデータ機器統合装置4によれば、複数のデータ機器140のデータは、予め設定された規則に従った提示態様で出力されるので、ユーザの操作が容易化される。特に、優先順位に応じた提示態様で出力されるので、ユーザは、優先順位に応じた提示態様で複数のデータ機器140からのデータを取得することができる。
【0063】
また、複数の画像データを重ねて表示するので、ユーザは、最重要な情報を見つつ、その他の情報も閲覧することができる。
【0064】
また、優先順位に応じて画像データの大きさを変更するので、ユーザは、優先順位に応じた情報量を取得することができる。
【0065】
(第5の実施形態)
本実施形態に係るデータ機器統合装置は、上記第4の実施形態に係るデータ機器統合装置とほとんど同じであるが、提示態様決定部によって決定される提示態様が音量および出力タイミングであることを特徴とするものである。以下、図面を用いて本実施形態について説明するが、第4の実施形態と共通する部分については説明を省略する。
【0066】
本実施形態に係るデータ機器統合装置を含むデータ機器統合システムの全体構成は、上記第4の実施形態と同様であるので、説明を省略するとともに、同一の符号を用いることとする。
【0067】
図11は、本実施形態において提示態様決定部46により用いられる規則を示す図である。図11に示される規則は、図5に示されるものとほとんど同じであるが、対象となる提示態様が音量と出力タイミングとからなる点で異なる。なお、携帯メール端末143については、個人からの着信に対しては優先度が設定されておらず、個人からの着信は、常に、即時に固定の音量「7」で出力される設定となっている。
【0068】
図12は、各データ機器140のデータ出力の時間推移を示す図である。図12において、横軸は時間を表し、縦軸はデータ機器140を示す。横軸方向の実線は、データ機器140によりデータが出力され、かつ、当該データがデータ出力部43のイヤホンから発せられている期間を示す。横軸方向の破線は、データ機器140によりデータが出力されているが、当該データがデータ出力部43のイヤホンから発せられていない期間を示す。
【0069】
以下、図11、12を用いて、本実施形態におけるデータ機器統合装置4の動作について説明する。
【0070】
図12の時刻Aでは、データ機器統合装置4には、携帯テレビ142のデータのみが入力されている。このとき、提示態様決定部46は、図11の規則に従って、携帯テレビ142のデータの優先順位が1番であると認識する。そして、携帯テレビ142のデータの提示態様として、音量は「10」、出力タイミングは「即時」、との態様を決定する。決定された提示態様は、携帯テレビ142のデータとともに、データ出力部43に出力される。データ出力部43は、提示態様決定部46から受けたデータの音量が「10」以外であれば、内部のデータ変更部43aによって音量を「10」に変更する。そして、携帯テレビ142の音声データを、即時に、音量「10」でイヤホンから発する。
【0071】
図12の時刻Bでは、携帯テレビ電話141に着信があり、データ機器統合装置4には、携帯テレビ電話141および携帯テレビ142のデータが入力される。このとき、提示態様決定部46は、図11の規則に従って、携帯テレビ電話141のデータの優先順位が1番であり、携帯テレビ142のデータの優先順位が2番であると認識する。そして、携帯テレビ電話141のデータの提示態様として、音量は「10」、出力タイミングは「即時」、との態様を決定する。また、携帯テレビ142のデータの提示態様として、音量は「3」、出力タイミングは「即時」、との態様を決定する。決定された提示態様は、携帯テレビ電話141および携帯テレビ142のデータとともに、データ出力部43に出力される。データ出力部43は、決定された提示態様に従って、必要に応じて、内部のデータ変更部43aによりデータの音量を変更する。そして、携帯テレビ電話141の音声データを、即時に、音量「10」でイヤホンから発し、携帯テレビ142の音声データを、即時に、音量「3」でイヤホンから発する。
【0072】
図12の時刻Cでは、携帯メール端末143に、個人からのメールの着信があり、データ機器統合装置4には、携帯テレビ電話141および携帯テレビ142のデータに加えて、携帯メール端末143の個人からの着信のデータが入力される。携帯メール端末143の個人からのメール着信データに対応する音声は、図11の規則に従って、「即時」に、「固定」の音量「7」で、イヤホンから発せられる。
【0073】
図12の時刻Dでは、メールの着信データが途絶えるため、対応する音声が消える。
【0074】
図12の時刻Eでは、携帯メール端末143に、MLからのメールの着信があり、データ機器統合装置4には、携帯テレビ電話141および携帯テレビ142のデータに加えて、携帯メール端末143のMLからの着信のデータが入力される。このとき、図11の規則によれば、携帯メール端末143のMLからの着信データの優先順位は3番となる。また、出力タイミングは、「優先順位が3番以下の場合は、優先順位が2番以上になった時点」となっている。したがって、MLからの着信データに対応する音声は、優先順位が2番以上になるまでイヤホンから発せられない。
【0075】
図12の時刻Fでは、携帯テレビ電話141の通話が終了し、データ機器統合装置4に入力されるデータは、携帯テレビ142のデータと、携帯メール端末143のMLからの着信データとになる。すると、携帯メール端末143のMLからの着信データの優先順位が2番となるため、携帯メール端末143のMLからの着信データに対応する音声が、「固定」の音量「7」で、イヤホンから発せられる。
【0076】
以上のとおり、本実施形態によれば、複数の音声データを重ねて発するので、ユーザは、最重要な情報を聞きつつ、その他の音楽等の音声も聞くことができる。
【0077】
また、優先順位に応じて音声データの音量を変更するので、ユーザは、優先順位に応じた音量で情報を取得することができる。
【0078】
なお、図11に示される本実施形態の規則は、図5に示される第4の実施形態の規則と組み合わせて使用されてもよい。
【0079】
また、提示態様決定部46によって決定される提示態様は、上記第4、5の実施形態のものに限定されず、他のものであってもよい。例えば、優先順位が低い画像データについては、解像度、フレームレート、色数等を下げることとすれば、データ出力部43のCPU負荷や通信帯域を削減することができる。また、データ出力の時間的順番を提示態様に含ませてもよい。また、提示態様は、画像や音声に限られず、触覚、味覚、臭覚等の他の情報、またはこれらの組み合わせであってもよい。また、ステレオなどで人間が擬似的に感じる音の到来方向により、または、音質を変化させることにより、データを区別することもできる。
【0080】
また、提示態様の決定に使用される規則は、上記第4、5の実施形態のものに限られず、提示態様を決定することができれば、他のものであってもよい。例えば、必ずしも優先度と優先順位に対応する提示態様とを含むものである必要はなく、「常に、携帯テレビ電話141の画像は左上に、携帯テレビ142の画像は右上に、個人メール着信は左下に、MLメール着信は右下に、即時に表示する。」との規則であってもよい。
【0081】
(第6の実施形態)
本実施形態に係るデータ機器統合装置は、上記第4、5の実施形態に係るデータ機器統合装置とほとんど同じであるが、データの変更をデータ機器にさせることを特徴とするものである。以下、図面を用いて本実施形態について説明するが、第4、5の実施形態と共通する部分については説明を省略する。
【0082】
図13は、本実施形態に係るデータ機器統合装置5を含むデータ機器統合システムの全体構成を示すブロック図である。図13において、データ機器統合システムは、データ機器統合装置5と、複数のデータ機器150とを有する。本実施形態においても、複数のデータ機器150は、携帯テレビ電話151、携帯テレビ152、および携帯メール端末153である。
【0083】
データ機器統合装置5は、第4の実施形態と同様に、インタフェース部51、提示態様決定部56、およびデータ出力部53を有する。
【0084】
本実施形態では、データ出力部53は、データ変更命令送信部53bと、変更後データ受信部53cとを備えている。ここで、データ変更命令送信部53bは、提示態様決定部56により決定された提示態様に従って、データ機器150に対し、データを変更させるための命令を送信するものである。変更後データ受信部53cは、データ変更命令送信部53bの命令に応じて変更されたデータをデータ機器150から受信するものである。
【0085】
以下、上記構成を有するデータ機器統合装置5の動作について説明する。ここでは、データ出力部53が、提示態様決定部56から、画面サイズが「640×480」である携帯テレビ152のデータとともに、携帯テレビ152のデータの提示すべき画面サイズは「160×120」である旨の指示を受けた場合を例にとって具体的に説明する。
【0086】
データ変更命令送信部53bは、インタフェース部51を介して、データ出力元の携帯テレビ152に対して、画面サイズを「160×120」に変更すべき旨のデータ変更命令を送信する。携帯テレビ152は、この命令に応じて画面サイズを「160×120」に変更し、変更後のデータをデータ機器統合装置5に送信する。この変更後のデータは、インタフェース部51および提示態様決定部56を介して、変更後データ受信部53cに入力される。
【0087】
ここで、データ機器150には、データ変更命令を受信する機能、データ変更命令に従ってデータを変更する機能、および変更後のデータを送信する機能が必要とされるが、これらの機能は既存のものであってもよいし、特別に設けられたものであってもよい。
【0088】
以上のとおり、本実施形態に係るデータ機器統合装置5によれば、データの変更をデータ機器150に実行させるので、データ機器統合装置5側でデータ変更を行う必要がなくなり、データ機器統合装置5の構成の簡易化、処理および消費電力の削減を図ることができる。
【0089】
なお、データ変更命令が、インタフェース部51により受信されたデータ機器150のデータを含み、データ機器150がデータ変更命令に含まれる当該データを変更することとしてもよい。
【0090】
(第7の実施形態)
図14は、本実施形態に係るデータ機器統合装置6を含むデータ機器統合システムの全体構成を示すブロック図である。図14において、データ機器統合システムは、データ機器統合装置6と、複数のデータ機器160とを有する。本実施形態では、複数のデータ機器160は、音声録音機161およびデジタルカメラ162である。
【0091】
データ機器統合装置6は、インタフェース部61と入力受付部67とを有している。この入力受付部67は、データ機器160に対する操作命令および入力データを受け付けるものであり、本実施形態では、操作命令を受け付ける操作ボタンと、操作に関する情報を表示するモニタと、画像データを受け付ける画像入力端子と、音声データを受け付ける音声入力端子とからなる。本実施形態では、インタフェース部61は、入力受付部67により受け付けられた操作命令および入力データをデータ機器160に送信する送信手段として機能する。
【0092】
以下、上記構成を有するデータ機器統合装置6の動作について説明する。入力受付部67は、インタフェース部61を介してデータ機器160と通信を行い、現在操作可能なデータ機器160を認識する。そして、ユーザに対しデータ機器160の選択を促す画面をモニタに表示する。ここで、例えば、操作ボタンを介してユーザにより音声録音機161が選択されると、入力受付部67は、音声録音機161の操作メニューを表示する。ついで、ユーザにより「録音」が選択されると、入力受付部67は、インタフェース部61を介して、音声録音機161に対して、操作命令「録音」とともに、音声入力端子から入力された音声データを送信する。音声録音機161は、受信した操作命令を解釈し、受信した音声データを録音する。この場合において、操作の容易化の観点より、ユーザが入力した結果は、モニタに表示されることが好ましい。また、入力受付部67とデータ機器160とで適時に通信を行い、データ機器160の動作状態等をモニタに表示するのも好ましい。
【0093】
ここで、データ機器160には、操作命令または入力データを受信する機能と、操作命令に従って動作する機能とが必要とされるが、これらの機能は既存のものであってもよいし、特別に設けられたものであってもよい。
【0094】
本実施形態に係るデータ機器統合装置6によれば、ユーザは、入力受付部67を操作することによって複数のデータ機器160を操作することができるので、それぞれのデータ機器160を別々に操作する必要がなくなる。この結果、複数のデータ機器160の操作を容易化することができる。
【0095】
また、入力受付部67が音声データ等を受け付けるので、複数のデータ機器160に対する音声データ等の入力が容易となる。
【0096】
なお、本実施形態では、ユーザが操作命令等を送信すべきデータ機器160を特定することとしているが、これに限定されない。例えば、入力受付部67が、操作命令等に応じてデータ機器160を特定することとしてもよい。また、操作命令等をすべてのデータ機器160に送信し、各データ機器160が操作命令等に応じて動作することとしてもよい。
【0097】
また、入力受付部67は、本実施形態のものに限られず、操作命令または入力データを受け付けることができれば、他の構成であってもよい。例えば、モニタは必須ではなく、入力受付部67は、各操作命令に対応する操作ボタンを備えるものであってもよい。また、マイクやカメラを備えるものであってもよい。
【0098】
また、第1〜6のいずれかの実施形態に係るデータ機器統合装置において、入力受付部67を追加し、インタフェース部を入力受付部67により受け付けられた操作命令および入力データをデータ機器に送信する送信手段として機能させることとしてもよい。このように構成されたデータ機器統合装置によれば、複数のデータ機器からのデータの取得、複数のデータ機器へのデータの入力、および複数のデータ機器に対する操作を1つの装置で行うことができるので、ユーザは複数のデータ機器をより一層容易に扱うことができる。
【0099】
(第8の実施形態)
本実施形態に係るデータ機器統合装置は、上記第1〜7の実施形態に係るデータ機器統合装置とほとんど同じであるが、インタフェース部により受信されたデータまたは入力受付部により受け付けられた入力データに応じて、データ機器に対して動作命令を送信することを特徴とするものである。以下、図面を用いて本実施形態について説明するが、第1〜7の実施形態と共通する部分については説明を省略する。
【0100】
図15は、本実施形態に係るデータ機器統合装置7を含むデータ機器統合システムの全体構成を示すブロック図である。図15において、データ機器統合システムは、データ機器統合装置7と、複数のデータ機器170とを有する。本実施形態では、複数のデータ機器170は、携帯テレビ電話171、携帯テレビ172、および携帯ビデオ173である。
【0101】
データ機器統合装置7は、インタフェース部71、データ選択部72、データ出力部73、および入力受付部77を有する他に、さらに、動作命令送信部78を有している。この動作命令送信部78は、予め設定された規則に従って、インタフェース部71により受信されたデータまたは入力受付部77により受け付けられた入力データに応じて、データ機器170に対して動作命令を送信するものである。
【0102】
以下、上記のデータ機器統合装置7の動作について具体的に説明する。
まず、動作命令送信部78が、予め設定された規則として、「携帯テレビを使用中に携帯テレビ電話に着信があった場合は、携帯テレビの内容を表示せずに、携帯ビデオにより該内容を録画し、携帯テレビ電話の通話終了後の5秒後に、携帯ビデオによる録画を続けながら、携帯ビデオに録画された内容を再生する。」との規則を有する場合を例にとって説明する。
【0103】
この場合において、インタフェース部71が、携帯テレビ172のデータを継続的に受信しているときに、携帯テレビ電話171からの着信データを受信すると、このようなデータ受信パターンは規則の条件の部分に一致しているので、動作命令送信部78は、規則に従って、携帯テレビ172および携帯ビデオ173に対して動作命令を送信する。携帯テレビ172および携帯ビデオ173は、受信した動作命令を解釈し、動作命令に従った動作を行う。具体的には、携帯テレビ172は、画像データを携帯ビデオ173に送信し、携帯ビデオ173は、携帯テレビ172から受信した画像データを録画する。その後、携帯テレビ電話171の通話が終了すると、動作命令送信部78は、規則に従って、携帯ビデオ173に動作命令を送信する。携帯ビデオ173は、動作命令に従って、通話終了後の5秒後に、録画を続けながら録画された内容を再生する。
【0104】
次に、動作命令送信部78が、予め設定された規則として、「入力受付部77に画像データが入力された場合は、携帯ビデオにより画像データを録画する。」との規則を有する場合を例にとって説明する。
【0105】
この場合において、入力受付部77に画像データが入力されると、動作命令送信部78は、規則の条件の部分に一致しているので、規則に従って、携帯ビデオ173に対して、入力受付部77により受け付けられた画像データを録画する旨の動作命令を送信する。
【0106】
ここで、データ機器170には、動作命令を受信する機能と、動作命令に従って動作する機能とが必要とされるが、これらの機能は既存のものであってもよいし、特別に設けられたものであってもよい。
【0107】
本実施形態に係るデータ機器統合装置7によれば、インタフェース部71により受信されたデータまたは入力受付部77により受け付けられた入力データに応じて、自動的に、データ機器170に対して動作命令を送信するので、ユーザの操作を減らすことができる。
【0108】
なお、動作命令送信部78により用いられる規則は、本実施形態のものに限定されないことは言うまでもない。
【0109】
(第9の実施形態)
本実施形態に係るデータ機器統合装置は、上記第7の実施形態に係るデータ機器統合装置とほとんど同じであるが、入力データを変更する入力データ変更部をさらに有することを特徴とするものである。以下、図面を用いて本実施形態について説明するが、第7の実施形態と共通する部分については説明を省略する。
【0110】
図16は、本実施形態に係るデータ機器統合装置8を含むデータ機器統合システムの全体構成を示すブロック図である。図16において、データ機器統合システムは、データ機器統合装置8と、複数のデータ機器181、182とを有する。 データ機器統合装置8は、インタフェース部81、入力受付部87の他に、入力データ変更部89をさらに有する。
【0111】
入力データ変更部89は、予め設定された規則に従って、入力受付部87により受け付けられた入力データを変更するものである。例えば、入力データ変更部89は、入力データである画像データや音声データがデータ機器181、182の規格に沿わない場合に、入力データを規格に適合するデータに変更する。ここで、データの規格は、データ形式や画像データのサイズ等である。ただし、上記の規則は特に限定されない。また、規則の設定方法は特に限定されないが、例えば、入力データ変更部89は、データ機器181、182から画像データ等の規格に関する情報を受信し、当該情報に基づいて規則を生成することができる。入力データ変更部89により変更されたデータは、インタフェース部81を介してデータ機器181、182に送信される。
【0112】
本実施形態に係るデータ機器統合装置8によれば、入力データは入力データ変更部89によって自動的に変更される。この結果、ユーザの入力データの変更に関する操作を減らすことが可能となる。
【0113】
(第10の実施形態)
本実施形態に係るデータ機器統合装置は、上記第9の実施形態に係るデータ機器統合装置とほとんど同じであるが、入力データの変更をデータ機器にさせることを特徴とするものである。以下、図面を用いて本実施形態について説明するが、第9の実施形態と共通する部分については説明を省略する。
【0114】
図17は、本実施形態に係るデータ機器統合装置9を含むデータ機器統合システムの全体構成を示すブロック図である。図17において、データ機器統合システムは、データ機器統合装置9と、複数のデータ機器191、192とを有する。 データ機器統合装置9は、インタフェース部91、入力受付部97の他に、入力データ変更命令送信部99をさらに有する。
【0115】
入力データ変更命令送信部99は、予め設定された規則に従って、データ機器191、192に対して入力データを変更させるための入力データ変更命令を生成し、送信するものである。例えば、入力データ変更命令送信部99は、入力データである画像データや音声データがデータ機器191、192の規格に沿わない場合に、入力データを規格に適合するデータに変更させるための命令を生成する。ただし、上記の規則は特に限定されない。入力データ変更命令送信部99により生成された入力データ変更命令は、インタフェース部91を介してデータ機器191、192に送信される。データ機器191、192は、入力データ変更命令に応じて入力データを変更する。
【0116】
ここで、データ機器191、192には、入力データ変更命令を受信する機能および入力データ変更命令に従って入力データを変更する機能が必要とされるが、これらの機能は既存のものであってもよいし、特別に設けられたものであってもよい。
【0117】
以上のとおり、本実施形態に係るデータ機器統合装置9によれば、入力データの変更をデータ機器191、192に実行させるので、データ機器統合装置9側で入力データの変更を行う必要がなくなり、データ機器統合装置9の構成の簡易化、処理および消費電力の削減を図ることができる。
【0118】
以上、本発明に係るデータ機器統合装置についての好適な実施形態を示したが、本発明は、これら第1〜10の実施形態に限定されない。
【0119】
例えば、上記の実施形態では、データ機器統合装置は物理的に一体となっているが、物理的に分かれた複数の装置で構成されてもよい。この場合、複数の装置の接続方式は、有線でも無線でもよい。また、データ機器統合装置が複数の装置から構成される場合、入力受付部に相当する装置、データ出力部に相当する装置は、1台であっても複数台であってもよい。また、データ機器統合装置とデータ機器とが物理的に一体となっていてもよい。すなわち、各機能が実現されればよく、データ機器統合装置の物理的な構成態様は特に限定されない。また、各データの流れも特に限定されない。
【0120】
また、データ選択部12、データ変更部24、データ変更命令送信部35、提示態様決定部46、動作命令送信部78、入力データ変更部89、入力データ変更命令送信部99等により用いられる規則は、上記実施形態のものに限定されない。例えば、優先度、提示態様、動作命令等は、データ機器毎だけでなく、データ機器上のアプリケーション毎、データの属性毎に、設定されてもよい。ここで、アプリケーションとは、例えば、パソコンの音声再生ソフト、メールクライアント等である。また、データの属性とは、例えば、携帯電話における発信電話番号、メールクライアントにおけるメールの差出人、キーワードを含むか否か、チャットクライアントにおけるユーザ名等である。また、携帯テレビの映像がコマーシャル中か否かを規則の条件に設定することも可能である。また、これらの規則は、予め不揮発性のメモリに格納された固定的なものであってもよいし、ユーザ等によって動的に設定されるものであってもよい。すなわち、規則の設定方法は、特に限定されない。
【0121】
また、データ出力部のモニタには、小画面のタイトルバー、枠、ユーザインタフェースとしてのコントロール画面等が表示されてもよい。
【0122】
また、データ機器から出力されるデータは、アナログであっても、デジタルであってもよい。ここで、データ機器統合装置において、アナログのデータは、アナログのまま処理されてもよいし、デジタル変換後に処理されてもよい。
【0123】
また、データ出力部は、モニタやイヤホンに代えて、データを外部のモニタ等の外部装置に出力する出力インタフェースを備えるものであってもよい。
【0124】
【発明の効果】
本発明によれば、予め設定された規則に従って、複数のデータ機器から受信したデータのうち、1のデータ機器から出力されたデータを選択して出力するので、複数のデータ機器からのデータの取得を容易化することができる。
【0125】
また、予め設定された規則に従って、各データ機器からのデータ毎の提示態様を決定し、決定された提示態様に従って各データを出力するので、複数のデータ機器からのデータの取得を容易化することができる。
【0126】
また、操作命令または入力データを受け付け、受け付けた操作命令等をデータ機器に送信するので、複数のデータ機器に対する操作を容易化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態に係るデータ機器統合装置1を含むデータ機器統合システムの全体構成を示すブロック図である。
【図2】第2の実施形態に係るデータ機器統合装置2を含むデータ機器統合システムの全体構成を示すブロック図である。
【図3】第3の実施形態に係るデータ機器統合装置3を含むデータ機器統合システムの全体構成を示すブロック図である。
【図4】第4の実施形態に係るデータ機器統合装置4を含むデータ機器統合システムの全体構成を示すブロック図である。
【図5】第4の実施形態において提示態様決定部46により用いられる規則を示す図である。
【図6】第4の実施形態における、各データ機器140のデータ出力の時間推移を示す図である。
【図7】図6の時刻Aにおけるモニタの表示態様を示す図である。
【図8】図6の時刻B、D、Eにおけるモニタの表示態様を示す図である。
【図9】図6の時刻Cにおけるモニタの表示態様を示す図である。
【図10】図6の時刻Fにおけるモニタの表示態様を示す図である。
【図11】第5の実施形態において提示態様決定部46により用いられる規則を示す図である。
【図12】第5の実施形態における、各データ機器140のデータ出力の時間推移を示す図である。
【図13】第6の実施形態に係るデータ機器統合装置5を含むデータ機器統合システムの全体構成を示すブロック図である。
【図14】第7の実施形態に係るデータ機器統合装置6を含むデータ機器統合システムの全体構成を示すブロック図である。
【図15】第8の実施形態に係るデータ機器統合装置7を含むデータ機器統合システムの全体構成を示すブロック図である。
【図16】第9の実施形態に係るデータ機器統合装置8を含むデータ機器統合システムの全体構成を示すブロック図である。
【図17】第10の実施形態に係るデータ機器統合装置9を含むデータ機器統合システムの全体構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1、2、3、4、5、6、7、8、9 データ機器統合装置
11、21、31、41、51、61、71、81、91 インタフェース部
11a,11b データ入力端子
12、22、32、62、72 データ選択部
13、23、33、43、53、63、73 データ出力部
43a データ変更部
53b データ変更命令送信部
53c 変更後データ受信部
24 データ変更部
35 データ変更命令送信部
46、56 提示態様決定部
67、77、87、97 入力受付部
78 動作命令送信部
89 入力データ変更部
99 入力データ変更命令送信部
110、120、131、132、140、150、160、170、181、182、191、192 データ機器
111 携帯電話
112 携帯テープ再生器
121、171 携帯テレビ電話
122、172 携帯テレビ
141、151 携帯テレビ電話
141a 動画
142、152 携帯テレビ
142a、142b 動画
143、153 携帯メール端末
143a 個人メール着信画面
143b MLメール着信画面
161 音声録音機
162 デジタルカメラ
173 携帯ビデオ

Claims (16)

  1. 複数のデータ機器からデータを受信するデータ受信手段と、予め設定された規則に従って、前記データ受信手段により受信されたデータのうち、1のデータ機器から出力されたデータを選択するデータ選択手段と、
    当該データ選択手段により選択されたデータを出力するデータ出力手段と、
    を有することを特徴とするデータ機器統合装置。
  2. 予め設定された規則に従って、前記データ受信手段により受信されたデータを変更するデータ変更手段をさらに有し、
    前記データ出力手段は、前記データ変更手段により変更されたデータを出力することを特徴とする請求項1に記載のデータ機器統合装置。
  3. 予め設定された規則に従って、前記データ機器に対してデータを変更させるための命令を送信するデータ変更命令送信手段と、
    当該データ変更命令送信手段の命令に応じて変更されたデータを前記データ機器から受信する変更後データ受信手段とをさらに有し、
    前記データ出力手段は、前記変更後データ受信手段により受信されたデータを出力することを特徴とする請求項1に記載のデータ機器統合装置。
  4. 前記データ選択手段は、予め設定された優先度が最も高いデータ機器から出力されたデータを選択することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のデータ機器統合装置。
  5. 複数のデータ機器からデータを受信するデータ受信手段と、予め設定された規則に従って、前記データ受信手段によって受信された各データ機器からのデータ毎の提示態様を決定する提示態様決定手段と、
    当該提示態様決定手段により決定された提示態様に従って、前記データ受信手段によって受信されたデータを出力するデータ出力手段と、
    を有することを特徴とするデータ機器統合装置。
  6. 前記データ出力手段は、前記提示態様決定手段により決定された提示態様に従って、前記データ受信手段によって受信されたデータを変更するデータ変更手段を備えることを特徴とする請求項5に記載のデータ機器統合装置。
  7. 前記データ出力手段は、
    前記提示態様決定手段により決定された提示態様に従って、前記データ機器に対し、データを変更させるための命令を送信するデータ変更命令送信手段と、
    当該データ変更命令送信手段の命令に応じて変更されたデータを前記データ機器から受信する変更後データ受信手段と、
    を備えることを特徴とする請求項5に記載のデータ機器統合装置。
  8. 前記提示態様決定手段は、前記データ機器毎に予め設定された優先度に基づいて、前記データ受信手段によって受信された各データ機器からのデータ毎の優先順位を認識し、前記各データ機器の各優先順位について予め設定された提示態様に基づいて、前記データ毎の提示態様を決定することを特徴とする請求項5〜7のいずれかに記載のデータ機器統合装置。
  9. 前記提示態様は、画像の大きさと表示順番とを含むことを特徴とする請求項5〜8のいずれかに記載のデータ機器統合装置。
  10. 前記提示態様は、音声の大きさを含むことを特徴とする請求項5〜9のいずれかに記載のデータ機器統合装置。
  11. 予め設定された規則に従って、前記データ受信手段により受信されたデータに応じて、前記データ機器に対して動作命令を送信する動作命令送信手段をさらに有することを特徴とする請求項1〜10のいずれかに記載のデータ機器統合装置。
  12. 前記データ機器に対する操作命令または入力データを受け付ける入力受付手段と、
    当該入力受付手段により受け付けられた操作命令または入力データを前記データ機器に送信する送信手段と、
    をさらに有することを特徴とする請求項1〜11のいずれかに記載のデータ機器統合装置。
  13. 複数のデータ機器に対する操作命令または入力データを受け付ける入力受付手段と、
    当該入力受付手段により受け付けられた操作命令または入力データを前記データ機器に送信する送信手段と、
    を有することを特徴とするデータ機器統合装置。
  14. 予め設定された規則に従って、前記入力受付手段により受け付けられた入力データを変更する入力データ変更手段をさらに有し、
    前記送信手段は、前記入力データ変更手段により変更されたデータを送信することを特徴とする請求項13に記載のデータ機器統合装置。
  15. 予め設定された規則に従って、前記データ機器に対して前記入力データを変更させるための命令を送信する入力データ変更命令送信部をさらに有することを特徴とする請求項13に記載のデータ機器統合装置。
  16. 予め設定された規則に従って、前記入力受付手段により受け付けられた入力データに応じて、前記データ機器に対して動作命令を送信する動作命令送信手段をさらに有することを特徴とする請求項12〜15のいずれかに記載のデータ機器統合装置。
JP2003141826A 2003-05-20 2003-05-20 データ機器統合装置 Withdrawn JP2004349800A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003141826A JP2004349800A (ja) 2003-05-20 2003-05-20 データ機器統合装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003141826A JP2004349800A (ja) 2003-05-20 2003-05-20 データ機器統合装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2004349800A true JP2004349800A (ja) 2004-12-09

Family

ID=33530083

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003141826A Withdrawn JP2004349800A (ja) 2003-05-20 2003-05-20 データ機器統合装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2004349800A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008541511A (ja) * 2005-04-29 2008-11-20 マイクロソフト コーポレーション マルチメディアコンテンツおよび装置の動的仲裁
WO2009130843A1 (ja) * 2008-04-23 2009-10-29 パナソニック株式会社 車載装置、サーバ装置および通信システム
JP2016151824A (ja) * 2015-02-16 2016-08-22 富士通コンポーネント株式会社 Kvmスイッチ

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008541511A (ja) * 2005-04-29 2008-11-20 マイクロソフト コーポレーション マルチメディアコンテンツおよび装置の動的仲裁
WO2009130843A1 (ja) * 2008-04-23 2009-10-29 パナソニック株式会社 車載装置、サーバ装置および通信システム
JP2009267562A (ja) * 2008-04-23 2009-11-12 Panasonic Corp 車載装置、サーバ装置および通信システム
CN101983504A (zh) * 2008-04-23 2011-03-02 松下电器产业株式会社 车载装置、服务器装置以及通信系统
US8396943B2 (en) 2008-04-23 2013-03-12 Panasonic Corporation Vehicle mounted device, server device, and communication system
JP2016151824A (ja) * 2015-02-16 2016-08-22 富士通コンポーネント株式会社 Kvmスイッチ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101593257B1 (ko) 통신 시스템 및 방법
US9128592B2 (en) Displaying graphical representations of contacts
KR101146926B1 (ko) 이동 단말기에서 비디오의 대표 영상 제공 방법
EP2326136A2 (en) Method and apparatus for remote controlling bluetooth device
US20040203835A1 (en) Integrated telephony and television system
KR101478173B1 (ko) 외부기기 연결 방법 및 이를 적용한 멀티미디어 재생장치
JP2016527792A (ja) ビデオ会議端末、セカンダリストリームデータアクセス方法およびコンピュータ記憶媒体
JP4364024B2 (ja) 携帯端末
JP2004349800A (ja) データ機器統合装置
JP2009055466A (ja) ビデオコンテンツ再生端末およびビデオコンテンツ再生プログラム
US20070195962A1 (en) Apparatus and method for outputting audio data using wireless terminal
US20040133430A1 (en) Sound apparatus, and audio information acquisition method in sound apparatus
CN106911828A (zh) 机顶盒网络电话系统
KR101448617B1 (ko) 화상 통신용 단말기 및 이를 위한 영상 표시 방법
KR100703333B1 (ko) 휴대단말기에서 멀티미디어메시지 송수신 방법
KR101023301B1 (ko) 휴대단말기에서 mp3파일 편집 및 전송방법
JP4557812B2 (ja) テレビ電話装置
KR20080093567A (ko) 이동통신 단말기 및 그의 동영상 목록 표시 방법
JPWO2006126615A1 (ja) 画像表示システム、端末装置、画像表示方法およびプログラム
KR100617825B1 (ko) 휴대 단말기에서 mp3파일 정보를 표시하는 방법
KR20020089637A (ko) 리모콘 겸용 이동 통신 단말기 및 그 제어 방법
US20200213634A1 (en) Interconnected system for high-quality wireless transmission of audio and video between electronic consumer devices
JP2005184182A (ja) 携帯端末装置
KR20130113554A (ko) 백그라운드 버퍼링을 이용한 ip 기반의 콘텐츠 제공 시스템, 콘텐츠 수신 장치 및 방법
JP2004320796A (ja) 通信端末装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20060801