JP2004349769A - 着信メロディ配信方法、システム及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】着メロ配信元端末が所望の着メロを移動体通信端末で再生させる。
【解決手段】情報処理端末10は、メール配信サーバ21に対して契約利用者B宛の電子メールを送信する(ステップA2)。メール配信サーバ21は、曲データ指定情報を付加してメール着信信号を移動体通信端末30へ送信する(ステップA3)。移動体通信端末30は、メール着信信号に付加された曲データ指定情報を曲データベース22へ送信する(ステップA5)。曲データベース22は、曲データ指定情報に基づいた曲データを移動体通信端末30へ送信する(ステップA6)。移動体通信端末30は、受信した曲データを着メロとして再生し(ステップA7)、メール配信サーバ21から電子メールを受信する(ステップA8〜A10)。
【選択図】 図2
【解決手段】情報処理端末10は、メール配信サーバ21に対して契約利用者B宛の電子メールを送信する(ステップA2)。メール配信サーバ21は、曲データ指定情報を付加してメール着信信号を移動体通信端末30へ送信する(ステップA3)。移動体通信端末30は、メール着信信号に付加された曲データ指定情報を曲データベース22へ送信する(ステップA5)。曲データベース22は、曲データ指定情報に基づいた曲データを移動体通信端末30へ送信する(ステップA6)。移動体通信端末30は、受信した曲データを着メロとして再生し(ステップA7)、メール配信サーバ21から電子メールを受信する(ステップA8〜A10)。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、携帯電話機やPDA(personal digital assistant)などの移動体通信端末へ着信メロディ(以下「着メロ」という。)を配信するための着メロ配信方法等に関する。
【0002】
【従来の技術】
携帯電話機ではなく一般的なコンピュータ間での電子メールの送受信において、受信側で電子メールの着信を知らせる音楽を、発信者が自由に選択できる、このような従来技術が下記特許文献1に記載されている。この従来技術を概略的に言えば、コンピュータネットワークにて送受信される電子メールの着信報知方法であって、電子メールの着信を検出する検出手順(図4ステップS1)と、着信した電子メールに送信側が付与した識別符号を抽出する音楽情報抽出手順(図4ステップS4)と、抽出された識別符号により特定される音楽を再生し出力する再生出力手順(図4ステップS8)と、を有するものである。
【0003】
図3は、下記特許文献1に開示された従来技術を示すブロック図である。以下、この図面に基づき説明する。
【0004】
受信側コンピュータ104はメールサーバ103とイーサネットを介してデータ通信可能に接続され、メールサーバ103はインターネット102を介して発信側コンピュータ101と接続されている。発信側コンピュータ101には、送信される電子メールに所定のデータを付与する送信側プログラムが搭載されている。
【0005】
受信側コンピュータ104は、CPU105、RAM108、表示装置107、音楽出力装置110、磁気ディスクや光磁気ディスクから成る記憶装置109、メールサーバ103とのデータ通信を行う通信インターフェィス106等が、受信側コンピュータ104内部にてデータの送受を行うデータバス111に接続された通常の構成である。
【0006】
記憶装置109には、着信した電子メールに付与されている再生楽器を特定可能な識別符号とこの識別符号に対応する楽器の種別とが対応付けられて記憶された再生楽器データベース(DB)121と、スコア(音符)データとしてのMIDI(musical instrument digital interface)データで記憶された再生される音楽の再生音楽データベース(DB)122と、が記憶されている。
【0007】
図4は、受信側コンピュータ104における電子メールの着信報知プログラムの処理内容を示すフローチャートである。以下、図3及び図4に基づき、受信側コンピュータ104におけるデータ処理動作を説明する。
【0008】
まず、電子メールの発信側コンピュータ101では、発信者は電子メールの送信先であるコンピュータ104のアドレス等を入力ウインドにするとともに、送信する電子メールの属性(緊急度等)を属性選択部より選択するとともに、受信側コンピュータ104で音楽再生を行う楽器の種別を楽器選択部にて選択して電子メールの送信を行う。
【0009】
これによって、送信される電子メールを構成するデータ列の所定位置には、選択された緊急又は重要等の属性情報データ、選択された楽器を特定可能な識別符号データが付加されて送信される。これら送信された電子メールは、インターネット102を介してメールサーバ103に伝送され、一時記憶される。
【0010】
受信側コンピュータ104の操作者が、着信報知プログラムを起動すると、まずメールサーバ103に新たな電子メールが届いているかの確認を行う(ステップS1)。この確認でメールサーバ103に新たなメールの着信がある場合には、メールサーバ103から新着メールの取得を実施し、記憶装置109に記憶する(ステップS2)。この新着メールの取得に伴い、当該電子メールのデータ列の中から、当該電子メールが送信された発信側のアドレスデータの抽出を行う(ステップS3)。
【0011】
続いて、当該電子メールに発信側コンピュータ101にて付与された属性情報データ及び識別符号データの抽出を行う(ステップS4)。これら抽出された属性情報データが、「重要」又は「急ぎ」である場合は、これら属性に基づくアイコン(急ぎアイコン等)が選出され、それ以外の場合は通常のアイコンが選出され、更に抽出された識別符号データに対応する再生楽器を再生楽器DB121から検索して選出し(ステップS5)、選出された表示アイコン、再生楽器及び再生楽器に対応する再生音楽が、再生音楽リスト及び表示アイコンリストに登録又は更新される(ステップS6)。
【0012】
次いで、メールサーバ3に未取得の新着メールが存在する場合には(ステップS7)、ステップS2〜ステップS6の処理を繰り返し実施し、再生音楽リスト及び表示アイコンリストが更新されていく。
【0013】
次いで、作成又は編集された表示アイコンリスト及び再生音楽リストに基づき、これら表示アイコンの動作タイミングに連動して音楽再生を行い(ステップS8)、音楽出力装置110から再生音楽の出力を行う(ステップS9)。
【0014】
このように、発信者は自分の好みの楽器を選択することで、この選択された楽器による再生音楽が出力されるようになることから、趣向性を向上することができる。
【0015】
【特許文献1】
特開2000‐137656号公報
【0016】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、1999年に始まった着メロは携帯電話機の主力コンテンツとなり、その国内市場規模は3年で10倍の1000億円に急成長している。しかしながら、従来の携帯電話機の着メロの曲選定は受信者側の設定に委ねられているので、送信者側が任意の曲を指定することはできなかった。
【0017】
一方、企業の側においても、従来のDM(direct mail)に代わって、携帯電話機を使った販売促進メールの活用が進んでいる。そのため、携帯電話機は、マーケティングツールとして重要な位置付けを担うようになってきた。
【0018】
また、移動体通信事業者においても、新規加入者数が減少傾向にあることもあって、送受信一回当たりの通信料収入の増加が求められている。
【0019】
【発明の目的】
そこで、本発明の主な目的は、例えば販売促進メール送信側が着メロを任意の曲(例えば自社CM曲等)に設定することにより、携帯電話機をより効果的なマーケティングツールとして活用できる、着メロ配信方法等を提供することにある。また、本発明の他の目的は、移動体通信事業者における通信料収入を増加できる、着メロ配信方法等を提供することにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る着メロ配信方法は、着メロ配信元端末と移動体通信事業者の事業者端末とが通信ネットワークを介して接続され、事業者端末と移動体通信端末とが移動体通信網を介して接続されたシステムに用いられる。
【0021】
まず、着メロ配信元端末は、予め曲指定データと曲データとを対応付けて事業者端末に登録しておき、移動体通信端末宛ての電子メールを事業者端末へ送信する。続いて、事業者端末は、着メロ配信元端末から移動体通信端末宛ての電子メールを受信すると、着メロ配信元端末によって予め登録されていた曲指定データを付加してメール着信信号を移動体通信端末へ送信する。続いて、移動体通信端末は、事業者端末からメール着信信号を受信すると、このメール着信信号に付加された曲指定データを事業者端末へ送信する。続いて、事業者端末は、移動体通信端末から曲指定データを受信すると、着メロ配信元端末によって予め登録されていた曲データを移動体通信端末へ送信する。続いて、移動体通信端末は、事業者端末から曲データを受信すると、この曲データを着メロとして再生するとともに、メール受信要求信号を事業者端末へ送信する。続いて、事業者端末は、移動体通信端末からメール受信要求信号を受信すると、着メロ配信元端末から受信していた移動体通信端末宛ての電子メールを移動体通信端末ヘ送信する。最後に、移動体通信端末は、事業者端末から移動体通信端末宛ての電子メールを受信する。
【0022】
このように、着メロ配信元端末は、所望の着メロを移動体通信端末で再生させることができる。また、従来技術では、電子メールの受信側に曲データベースを設けていた。しかし、極度の小型化及び軽量化が要求される移動体通信端末に曲データベースを設けることは、好ましくない。本発明では、移動体通信端末ではなく事業者端末に曲データベースを設けているので、移動体通信端末の小型化及び軽量化が図られるとともに、移動体通信端末での曲データの登録等の手間を省ける。
【0023】
また、事業者端末は、移動体通信端末が曲指定データを当該事業者端末へ送信してから、当該事業者端末から移動体通信端末宛ての電子メールを受信するまでの、通信量に応じた料金請求データを、移動体通信端末へ送信する、としてもよい。更に、事業者端末にメール配信サーバ及び曲データベースを設けて、それぞれに役割を分担させてもよい。更にまた、着メロ及び電子メールは着メロ配信元端末の広告用である、としてもよい。
【0024】
本発明に係る着信メロディ配信システムは、本発明に係る着信メロディ配信方法を使用するものである。本発明に係る着信メロディ配信プログラムは、本発明に係る着信メロディ配信システムの各機能をコンピュータに実現させるためのものである。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る着信メロディ配信システムの実施形態について、図面を参照しつつ説明する。ただし、本発明に係る着信メロディ配信方法は本発明に係る着信メロディ配信システムに使用されるものであり、本発明に係る着信メロディ配信プログラムは本発明に係る着信メロディ配信システムの各機能をコンピュータに実現させるためのものであるので、これらについては本実施形態の説明の中で同時に説明する。また、特許請求の範囲における「着メロ配信元端末」、「通信ネットワーク」及び「曲指定データの一部」は、それぞれ「情報処理端末」、「インターネット」及び「曲データ指定情報」と具体化して言い換える。
【0026】
図1は、本発明に係る着メロ配信システムの一実施形態を示すブロック図である。以下、この図面に基づき説明する。
【0027】
本実施形態の着メロ配信システムは、情報処理端末10と事業者端末20とがインターネット40を介して接続され、事業者端末20と移動体通信端末30とが移動体通信網50を介して接続されたものである。また、事業者端末20は、メール配信サーバ21、曲データベース22、課金サーバ23、ゲートウェイ24等を備えている。
【0028】
契約利用者Aは、着メロ配信サービスの利用に関して移動体通信事業者と利用契約を締結した者であり、情報処理端末10を有している。移動体通信事業者は、移動体通信サービス及び着メロ配信サービスの提供者であり、事業者端末20を有している。契約利用者Bは、移動体通信サービスの利用に関して移動体通信事業者と利用契約を締結した者であり、移動体通信端末30を有している。
【0029】
情報処理端末10は、パーソナルコンピュータ等のインターネット接続可能な情報処理装置であり、メール送信機能を備える。
【0030】
ゲートウェイ24は、インターネット40と移動体通信網50とを接続するものである。なお、ゲートウェイ24とは、異なる種類のプロトコルを使っているネットワークを相互接続するためのインターフェース装置のことである。
【0031】
メール配信サーバ21は、契約利用者Aから送信された電子メールに予め指定された曲データ指定情報を付加して、これらを契約利用者Bへ配信する機能を持つ情報処理装置である。曲データベース22は、曲データの保存及び曲データ指定情報に基づいた曲データを送信する機能を持つ情報処理装置である。課金サーバ23は、契約利用者Bのデータ通信量を記録する機能をもつ情報処理装置である。
【0032】
移動体通信端末30は、インターネット接続可能な携帯電話機であり、電子メール機能及び着メロ機能を備える。
【0033】
本発明では、移動体通信端末30の着メロ機能において、送信者側が任意の着メロを設定することにより、効果的なマーケティングを行うことができる。また、移動体通信事業者は、契約利用者Aに対して、メール配信時に着メロデータ付加サービスを提供する。そして、契約利用者Bは、移動体通信事業者に対して、通信データ量に応じて対価を支払う。
【0034】
図2は、本実施形態の着メロ配信システムの動作を示すシーケンス図である。以下、図1及び図2に基づき、本実施形態の着メロ配信システムの動作を説明する。
【0035】
契約利用者Aは、移動体通信事業者と送信者設定着メロ配信サービスの利用契約を締結し、所定の契約料を移動体通信事業者に支払う。情報処理端末10は、契約利用者Aの指示により、メール配信サーバ21に曲指定データを登録しておく(ステップA1)。このとき、曲指定データに対応する曲データが曲データベース22に存在しない場合には、曲データ自体も曲データベース22に登録しておく。
【0036】
曲指定データとは、曲データベース22内のどの曲かを指定するためのものである。例えば、曲データベース22内に「1:ちょうちょのうた」、「2:さくらのうた」及び「3:かえるのうた」があったとき、「ちょうちょのうた」を指定するならば、曲指定データは「1」を登録する。
【0037】
詳しく言えば、このとき、契約利用者Aのメールアドレスも登録する。その理由は、ステップA3においてメール配信サーバ21は電子メールのfrom header(すなわち契約利用者Aのメールアドレス)を見て該当する曲データ指定情報を付加するためである。
【0038】
続いて、情報処理端末10は、契約利用者Aの指示により、メール配信サーバ21に対して契約利用者B宛の電子メールを送信する(ステップA2)。続いて、メール配信サーバ21は、曲データ指定情報を付加してメール着信信号を移動体通信端末30へ送信する(ステップA3)。
【0039】
この曲データ指定情報は、前述の曲指定データと概ね同じであるが、厳密に言えば異なる。なぜなら、移動体通信端末30に対して曲データベース22へ指定情報を送信させる機能、及び曲データベース22に対してどの曲かを指定させる機能が必要になるからである。特に、移動体通信端末30対しては、電子メールの他の情報(Headerや本文)との区別をつけるための細工が必要になる。一例としては、専用Heder(例えば「melody」)をつける方法がある。すなわち曲データ指定情報は「melody 1」となる。この場合、曲データベース22が認識できればよいので、曲指定データの「1」と完全に同一である必要はない。例えば、送信要求は、1001から始まる番号にしてもよい。更に、URLでもよい(例えばmelody http://www.merody.com/chouchoなど)。
【0040】
続いて、課金サーバ23は、移動体通信端末30のデータ通信量を記録し始める(ステップA4)。続いて、移動体通信端末30は、メール着信信号に付加された曲データ指定情報を曲データベース22へ送信する(ステップA5)。続いて、曲データベース22は、曲データ指定情報に基づいた曲データを移動体通信端末30へ送信する(ステップA6)。
【0041】
続いて、移動体通信端末30は、受信した曲データを着メロとして再生し(ステップA7)、メール配信サーバ21にメール受信要求信号を送信する(ステップA8)。これにより、移動体通信端末30は、メール配信サーバ21から電子メールを受信する(ステップA9,A10)。
【0042】
この電子メールは、例えば音楽CDの新譜発売情報メールなど広告メールとすることが好ましい。また、ご注文の品到着しましたメールなどのお知らせメールとしてもよい。
【0043】
このように、情報処理端末10は、所望の着メロを移動体通信端末30で再生させることができる。一方、課金サーバ23は、記録されたデータ通信量(ステップA5〜A10)に基づき、通信料請求データを移動体通信端末30へ送信する(ステップA11)。
【0044】
【発明の効果】
本発明によれば、着メロ配信元端末が所望の着メロを移動体通信端末で再生させることができる。しかも、移動体通信端末ではなく事業者端末に曲データベースを設けているので、移動体通信端末の小型化及び軽量化を図ることができるとともに、移動体通信端末での曲データの登録等の手間を省くことができる。換言すると、本発明によれば次の効果を奏する。
【0045】
第1の効果は、販売促進メール送信者側の広告効果である。その理由は、移動体通信端末(例えば携帯電話機)は常に持ち歩くものであるから、着メロを自社CM曲に指定しておけば街中でも自社CM曲を流すことができるからである。
【0046】
第2の効果は、移動体通信事業者の通信料収入増加である。その理由は、電子メール配信時にメールデータだけでなく着メロデータも配信することにより、データ通信量が増加するからである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る着メロ配信システムの一実施形態を示すブロック図である。
【図2】本実施形態の着メロ配信システムの動作を示すシーケンス図である。
【図3】従来技術の構成を示すブロック図である。
【図4】従来技術の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 情報処理端末(着メロ配信元端末)
20 事業者端末
21 メール配信サーバ
22 曲データベース
23 課金サーバ
24 ゲートウェイ
30 移動体通信端末
40 インターネット(通信ネットワーク)
50 移動体通信網
【発明の属する技術分野】
本発明は、携帯電話機やPDA(personal digital assistant)などの移動体通信端末へ着信メロディ(以下「着メロ」という。)を配信するための着メロ配信方法等に関する。
【0002】
【従来の技術】
携帯電話機ではなく一般的なコンピュータ間での電子メールの送受信において、受信側で電子メールの着信を知らせる音楽を、発信者が自由に選択できる、このような従来技術が下記特許文献1に記載されている。この従来技術を概略的に言えば、コンピュータネットワークにて送受信される電子メールの着信報知方法であって、電子メールの着信を検出する検出手順(図4ステップS1)と、着信した電子メールに送信側が付与した識別符号を抽出する音楽情報抽出手順(図4ステップS4)と、抽出された識別符号により特定される音楽を再生し出力する再生出力手順(図4ステップS8)と、を有するものである。
【0003】
図3は、下記特許文献1に開示された従来技術を示すブロック図である。以下、この図面に基づき説明する。
【0004】
受信側コンピュータ104はメールサーバ103とイーサネットを介してデータ通信可能に接続され、メールサーバ103はインターネット102を介して発信側コンピュータ101と接続されている。発信側コンピュータ101には、送信される電子メールに所定のデータを付与する送信側プログラムが搭載されている。
【0005】
受信側コンピュータ104は、CPU105、RAM108、表示装置107、音楽出力装置110、磁気ディスクや光磁気ディスクから成る記憶装置109、メールサーバ103とのデータ通信を行う通信インターフェィス106等が、受信側コンピュータ104内部にてデータの送受を行うデータバス111に接続された通常の構成である。
【0006】
記憶装置109には、着信した電子メールに付与されている再生楽器を特定可能な識別符号とこの識別符号に対応する楽器の種別とが対応付けられて記憶された再生楽器データベース(DB)121と、スコア(音符)データとしてのMIDI(musical instrument digital interface)データで記憶された再生される音楽の再生音楽データベース(DB)122と、が記憶されている。
【0007】
図4は、受信側コンピュータ104における電子メールの着信報知プログラムの処理内容を示すフローチャートである。以下、図3及び図4に基づき、受信側コンピュータ104におけるデータ処理動作を説明する。
【0008】
まず、電子メールの発信側コンピュータ101では、発信者は電子メールの送信先であるコンピュータ104のアドレス等を入力ウインドにするとともに、送信する電子メールの属性(緊急度等)を属性選択部より選択するとともに、受信側コンピュータ104で音楽再生を行う楽器の種別を楽器選択部にて選択して電子メールの送信を行う。
【0009】
これによって、送信される電子メールを構成するデータ列の所定位置には、選択された緊急又は重要等の属性情報データ、選択された楽器を特定可能な識別符号データが付加されて送信される。これら送信された電子メールは、インターネット102を介してメールサーバ103に伝送され、一時記憶される。
【0010】
受信側コンピュータ104の操作者が、着信報知プログラムを起動すると、まずメールサーバ103に新たな電子メールが届いているかの確認を行う(ステップS1)。この確認でメールサーバ103に新たなメールの着信がある場合には、メールサーバ103から新着メールの取得を実施し、記憶装置109に記憶する(ステップS2)。この新着メールの取得に伴い、当該電子メールのデータ列の中から、当該電子メールが送信された発信側のアドレスデータの抽出を行う(ステップS3)。
【0011】
続いて、当該電子メールに発信側コンピュータ101にて付与された属性情報データ及び識別符号データの抽出を行う(ステップS4)。これら抽出された属性情報データが、「重要」又は「急ぎ」である場合は、これら属性に基づくアイコン(急ぎアイコン等)が選出され、それ以外の場合は通常のアイコンが選出され、更に抽出された識別符号データに対応する再生楽器を再生楽器DB121から検索して選出し(ステップS5)、選出された表示アイコン、再生楽器及び再生楽器に対応する再生音楽が、再生音楽リスト及び表示アイコンリストに登録又は更新される(ステップS6)。
【0012】
次いで、メールサーバ3に未取得の新着メールが存在する場合には(ステップS7)、ステップS2〜ステップS6の処理を繰り返し実施し、再生音楽リスト及び表示アイコンリストが更新されていく。
【0013】
次いで、作成又は編集された表示アイコンリスト及び再生音楽リストに基づき、これら表示アイコンの動作タイミングに連動して音楽再生を行い(ステップS8)、音楽出力装置110から再生音楽の出力を行う(ステップS9)。
【0014】
このように、発信者は自分の好みの楽器を選択することで、この選択された楽器による再生音楽が出力されるようになることから、趣向性を向上することができる。
【0015】
【特許文献1】
特開2000‐137656号公報
【0016】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、1999年に始まった着メロは携帯電話機の主力コンテンツとなり、その国内市場規模は3年で10倍の1000億円に急成長している。しかしながら、従来の携帯電話機の着メロの曲選定は受信者側の設定に委ねられているので、送信者側が任意の曲を指定することはできなかった。
【0017】
一方、企業の側においても、従来のDM(direct mail)に代わって、携帯電話機を使った販売促進メールの活用が進んでいる。そのため、携帯電話機は、マーケティングツールとして重要な位置付けを担うようになってきた。
【0018】
また、移動体通信事業者においても、新規加入者数が減少傾向にあることもあって、送受信一回当たりの通信料収入の増加が求められている。
【0019】
【発明の目的】
そこで、本発明の主な目的は、例えば販売促進メール送信側が着メロを任意の曲(例えば自社CM曲等)に設定することにより、携帯電話機をより効果的なマーケティングツールとして活用できる、着メロ配信方法等を提供することにある。また、本発明の他の目的は、移動体通信事業者における通信料収入を増加できる、着メロ配信方法等を提供することにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る着メロ配信方法は、着メロ配信元端末と移動体通信事業者の事業者端末とが通信ネットワークを介して接続され、事業者端末と移動体通信端末とが移動体通信網を介して接続されたシステムに用いられる。
【0021】
まず、着メロ配信元端末は、予め曲指定データと曲データとを対応付けて事業者端末に登録しておき、移動体通信端末宛ての電子メールを事業者端末へ送信する。続いて、事業者端末は、着メロ配信元端末から移動体通信端末宛ての電子メールを受信すると、着メロ配信元端末によって予め登録されていた曲指定データを付加してメール着信信号を移動体通信端末へ送信する。続いて、移動体通信端末は、事業者端末からメール着信信号を受信すると、このメール着信信号に付加された曲指定データを事業者端末へ送信する。続いて、事業者端末は、移動体通信端末から曲指定データを受信すると、着メロ配信元端末によって予め登録されていた曲データを移動体通信端末へ送信する。続いて、移動体通信端末は、事業者端末から曲データを受信すると、この曲データを着メロとして再生するとともに、メール受信要求信号を事業者端末へ送信する。続いて、事業者端末は、移動体通信端末からメール受信要求信号を受信すると、着メロ配信元端末から受信していた移動体通信端末宛ての電子メールを移動体通信端末ヘ送信する。最後に、移動体通信端末は、事業者端末から移動体通信端末宛ての電子メールを受信する。
【0022】
このように、着メロ配信元端末は、所望の着メロを移動体通信端末で再生させることができる。また、従来技術では、電子メールの受信側に曲データベースを設けていた。しかし、極度の小型化及び軽量化が要求される移動体通信端末に曲データベースを設けることは、好ましくない。本発明では、移動体通信端末ではなく事業者端末に曲データベースを設けているので、移動体通信端末の小型化及び軽量化が図られるとともに、移動体通信端末での曲データの登録等の手間を省ける。
【0023】
また、事業者端末は、移動体通信端末が曲指定データを当該事業者端末へ送信してから、当該事業者端末から移動体通信端末宛ての電子メールを受信するまでの、通信量に応じた料金請求データを、移動体通信端末へ送信する、としてもよい。更に、事業者端末にメール配信サーバ及び曲データベースを設けて、それぞれに役割を分担させてもよい。更にまた、着メロ及び電子メールは着メロ配信元端末の広告用である、としてもよい。
【0024】
本発明に係る着信メロディ配信システムは、本発明に係る着信メロディ配信方法を使用するものである。本発明に係る着信メロディ配信プログラムは、本発明に係る着信メロディ配信システムの各機能をコンピュータに実現させるためのものである。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る着信メロディ配信システムの実施形態について、図面を参照しつつ説明する。ただし、本発明に係る着信メロディ配信方法は本発明に係る着信メロディ配信システムに使用されるものであり、本発明に係る着信メロディ配信プログラムは本発明に係る着信メロディ配信システムの各機能をコンピュータに実現させるためのものであるので、これらについては本実施形態の説明の中で同時に説明する。また、特許請求の範囲における「着メロ配信元端末」、「通信ネットワーク」及び「曲指定データの一部」は、それぞれ「情報処理端末」、「インターネット」及び「曲データ指定情報」と具体化して言い換える。
【0026】
図1は、本発明に係る着メロ配信システムの一実施形態を示すブロック図である。以下、この図面に基づき説明する。
【0027】
本実施形態の着メロ配信システムは、情報処理端末10と事業者端末20とがインターネット40を介して接続され、事業者端末20と移動体通信端末30とが移動体通信網50を介して接続されたものである。また、事業者端末20は、メール配信サーバ21、曲データベース22、課金サーバ23、ゲートウェイ24等を備えている。
【0028】
契約利用者Aは、着メロ配信サービスの利用に関して移動体通信事業者と利用契約を締結した者であり、情報処理端末10を有している。移動体通信事業者は、移動体通信サービス及び着メロ配信サービスの提供者であり、事業者端末20を有している。契約利用者Bは、移動体通信サービスの利用に関して移動体通信事業者と利用契約を締結した者であり、移動体通信端末30を有している。
【0029】
情報処理端末10は、パーソナルコンピュータ等のインターネット接続可能な情報処理装置であり、メール送信機能を備える。
【0030】
ゲートウェイ24は、インターネット40と移動体通信網50とを接続するものである。なお、ゲートウェイ24とは、異なる種類のプロトコルを使っているネットワークを相互接続するためのインターフェース装置のことである。
【0031】
メール配信サーバ21は、契約利用者Aから送信された電子メールに予め指定された曲データ指定情報を付加して、これらを契約利用者Bへ配信する機能を持つ情報処理装置である。曲データベース22は、曲データの保存及び曲データ指定情報に基づいた曲データを送信する機能を持つ情報処理装置である。課金サーバ23は、契約利用者Bのデータ通信量を記録する機能をもつ情報処理装置である。
【0032】
移動体通信端末30は、インターネット接続可能な携帯電話機であり、電子メール機能及び着メロ機能を備える。
【0033】
本発明では、移動体通信端末30の着メロ機能において、送信者側が任意の着メロを設定することにより、効果的なマーケティングを行うことができる。また、移動体通信事業者は、契約利用者Aに対して、メール配信時に着メロデータ付加サービスを提供する。そして、契約利用者Bは、移動体通信事業者に対して、通信データ量に応じて対価を支払う。
【0034】
図2は、本実施形態の着メロ配信システムの動作を示すシーケンス図である。以下、図1及び図2に基づき、本実施形態の着メロ配信システムの動作を説明する。
【0035】
契約利用者Aは、移動体通信事業者と送信者設定着メロ配信サービスの利用契約を締結し、所定の契約料を移動体通信事業者に支払う。情報処理端末10は、契約利用者Aの指示により、メール配信サーバ21に曲指定データを登録しておく(ステップA1)。このとき、曲指定データに対応する曲データが曲データベース22に存在しない場合には、曲データ自体も曲データベース22に登録しておく。
【0036】
曲指定データとは、曲データベース22内のどの曲かを指定するためのものである。例えば、曲データベース22内に「1:ちょうちょのうた」、「2:さくらのうた」及び「3:かえるのうた」があったとき、「ちょうちょのうた」を指定するならば、曲指定データは「1」を登録する。
【0037】
詳しく言えば、このとき、契約利用者Aのメールアドレスも登録する。その理由は、ステップA3においてメール配信サーバ21は電子メールのfrom header(すなわち契約利用者Aのメールアドレス)を見て該当する曲データ指定情報を付加するためである。
【0038】
続いて、情報処理端末10は、契約利用者Aの指示により、メール配信サーバ21に対して契約利用者B宛の電子メールを送信する(ステップA2)。続いて、メール配信サーバ21は、曲データ指定情報を付加してメール着信信号を移動体通信端末30へ送信する(ステップA3)。
【0039】
この曲データ指定情報は、前述の曲指定データと概ね同じであるが、厳密に言えば異なる。なぜなら、移動体通信端末30に対して曲データベース22へ指定情報を送信させる機能、及び曲データベース22に対してどの曲かを指定させる機能が必要になるからである。特に、移動体通信端末30対しては、電子メールの他の情報(Headerや本文)との区別をつけるための細工が必要になる。一例としては、専用Heder(例えば「melody」)をつける方法がある。すなわち曲データ指定情報は「melody 1」となる。この場合、曲データベース22が認識できればよいので、曲指定データの「1」と完全に同一である必要はない。例えば、送信要求は、1001から始まる番号にしてもよい。更に、URLでもよい(例えばmelody http://www.merody.com/chouchoなど)。
【0040】
続いて、課金サーバ23は、移動体通信端末30のデータ通信量を記録し始める(ステップA4)。続いて、移動体通信端末30は、メール着信信号に付加された曲データ指定情報を曲データベース22へ送信する(ステップA5)。続いて、曲データベース22は、曲データ指定情報に基づいた曲データを移動体通信端末30へ送信する(ステップA6)。
【0041】
続いて、移動体通信端末30は、受信した曲データを着メロとして再生し(ステップA7)、メール配信サーバ21にメール受信要求信号を送信する(ステップA8)。これにより、移動体通信端末30は、メール配信サーバ21から電子メールを受信する(ステップA9,A10)。
【0042】
この電子メールは、例えば音楽CDの新譜発売情報メールなど広告メールとすることが好ましい。また、ご注文の品到着しましたメールなどのお知らせメールとしてもよい。
【0043】
このように、情報処理端末10は、所望の着メロを移動体通信端末30で再生させることができる。一方、課金サーバ23は、記録されたデータ通信量(ステップA5〜A10)に基づき、通信料請求データを移動体通信端末30へ送信する(ステップA11)。
【0044】
【発明の効果】
本発明によれば、着メロ配信元端末が所望の着メロを移動体通信端末で再生させることができる。しかも、移動体通信端末ではなく事業者端末に曲データベースを設けているので、移動体通信端末の小型化及び軽量化を図ることができるとともに、移動体通信端末での曲データの登録等の手間を省くことができる。換言すると、本発明によれば次の効果を奏する。
【0045】
第1の効果は、販売促進メール送信者側の広告効果である。その理由は、移動体通信端末(例えば携帯電話機)は常に持ち歩くものであるから、着メロを自社CM曲に指定しておけば街中でも自社CM曲を流すことができるからである。
【0046】
第2の効果は、移動体通信事業者の通信料収入増加である。その理由は、電子メール配信時にメールデータだけでなく着メロデータも配信することにより、データ通信量が増加するからである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る着メロ配信システムの一実施形態を示すブロック図である。
【図2】本実施形態の着メロ配信システムの動作を示すシーケンス図である。
【図3】従来技術の構成を示すブロック図である。
【図4】従来技術の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 情報処理端末(着メロ配信元端末)
20 事業者端末
21 メール配信サーバ
22 曲データベース
23 課金サーバ
24 ゲートウェイ
30 移動体通信端末
40 インターネット(通信ネットワーク)
50 移動体通信網
Claims (15)
- 着信メロディ配信元端末と移動体通信事業者の事業者端末とが通信ネットワークを介して接続され、前記事業者端末と移動体通信端末とが移動体通信網を介して接続され、
前記着信メロディ配信元端末は、予め曲指定データと曲データとを対応付けて前記事業者端末に登録しておき、前記移動体通信端末宛ての電子メールを前記事業者端末へ送信し、
この事業者端末は、前記着信メロディ配信元端末から前記移動体通信端末宛ての電子メールを受信すると、前記着信メロディ配信元端末によって予め登録されていた前記曲指定データを付加してメール着信信号を前記移動体通信端末へ送信し、
この移動体通信端末は、前記事業者端末から前記メール着信信号を受信すると、当該メール着信信号に付加された前記曲指定データを前記事業者端末へ送信し、
この事業者端末は、前記移動体通信端末から前記曲指定データを受信すると、前記着信メロディ配信元端末によって予め登録されていた前記曲データを前記移動体通信端末へ送信し、
この移動体通信端末は、前記事業者端末から前記曲データを受信すると、当該曲データを着信メロディとして再生するとともに、メール受信要求信号を前記事業者端末へ送信し、
この事業者端末は、前記移動体通信端末からメール受信要求信号を受信すると、前記着信メロディ配信元端末から受信していた前記移動体通信端末宛ての電子メールを前記移動体通信端末ヘ送信し、
この前記移動体通信端末は、前記事業者端末から前記移動体通信端末宛ての電子メールを受信する、
着信メロディ配信方法。 - 前記事業者端末は、前記移動体通信端末が前記曲指定データを当該事業者端末へ送信してから当該事業者端末から前記移動体通信端末宛ての電子メールを受信するまでの通信量に応じた料金請求データを、前記移動体通信端末へ送信する、
請求項1記載の着信メロディ配信方法。 - 着信メロディ配信元端末とメール配信サーバ及び曲データベースを有する移動体通信事業者の事業者端末とが通信ネットワークを介して接続され、前記事業者端末と移動体通信端末とが移動体通信網を介して接続され、
前記着信メロディ配信元端末は、予め曲指定データを前記メール配信サーバに登録するとともに前記曲指定データに対応する曲データを曲データベースに登録しておき、前記移動体通信端末宛ての電子メールを前記メール配信サーバへ送信し、
このメール配信サーバは、前記着信メロディ配信元端末から前記移動体通信端末宛ての電子メールを受信すると、前記着信メロディ配信元端末によって予め登録されていた前記曲指定データを付加してメール着信信号を前記移動体通信端末へ送信し、
この移動体通信端末は、前記メール配信サーバから前記メール着信信号を受信すると、当該メール着信信号に付加された前記曲指定データを前記曲データベースへ送信し、
この曲データベースは、前記移動体通信端末から前記曲指定データを受信すると、前記着信メロディ配信元端末によって予め登録されていた前記曲データを前記移動体通信端末へ送信し、
この移動体通信端末は、前記曲データベースから前記曲データを受信すると、当該曲データを着信メロディとして再生するとともに、メール受信要求信号を前記メール配信サーバへ送信し、
このメール配信サーバは、前記移動体通信端末からメール受信要求信号を受信すると、前記着信メロディ配信元端末から受信していた前記移動体通信端末宛ての電子メールを前記移動体通信端末ヘ送信し、
この前記移動体通信端末は、前記メール配信サーバから前記移動体通信端末宛ての電子メールを受信する、
着信メロディ配信方法。 - 前記事業者端末は課金サーバを有し、
この課金サーバは、前記移動体通信端末が前記曲指定データを前記メール配信サーバへ送信してから前記メール配信サーバから前記移動体通信端末宛ての電子メールを受信するまでの通信量に応じた料金請求データを、前記移動体通信端末へ送信する、
請求項1記載の着信メロディ配信方法。 - 前記着信メロディ及び前記電子メールは前記着信メロディ配信元端末の広告用である、
請求項1乃至4のいずれかに記載の着信メロディ配信方法。 - 着信メロディ配信元端末と移動体通信事業者の事業者端末とが通信ネットワークを介して接続され、前記事業者端末と移動体通信端末とが移動体通信網を介して接続され、
前記着信メロディ配信元端末は、予め曲指定データと曲データとを対応付けて前記事業者端末に登録しておく機能と、前記移動体通信端末宛ての電子メールを前記事業者端末へ送信する機能とを有し、
前記事業者端末は、前記着信メロディ配信元端末から前記移動体通信端末宛ての電子メールを受信すると、前記着信メロディ配信元端末によって予め登録されていた前記曲指定データを付加してメール着信信号を前記移動体通信端末へ送信する機能と、前記移動体通信端末から前記曲指定データを受信すると、前記着信メロディ配信元端末によって予め登録されていた前記曲データを前記移動体通信端末へ送信する機能と、前記移動体通信端末からメール受信要求信号を受信すると、前記着信メロディ配信元端末から受信していた前記移動体通信端末宛ての電子メールを前記移動体通信端末ヘ送信する機能とを有し、
前記移動体通信端末は、前記事業者端末から前記メール着信信号を受信すると、当該メール着信信号に付加された前記曲指定データを前記事業者端末へ送信する機能と、前記事業者端末から前記曲データを受信すると、当該曲データを着信メロディとして再生するとともに、メール受信要求信号を前記事業者端末へ送信する機能と、前記事業者端末から前記移動体通信端末宛ての電子メールを受信する機能とを有する、
着信メロディ配信システム。 - 前記事業者端末は、前記移動体通信端末が前記曲指定データ曲指定データを当該事業者端末へ送信してから当該事業者端末から前記移動体通信端末宛ての電子メールを受信するまでの通信量に応じた料金請求データを、前記移動体通信端末へ送信する機能を有する、
請求項6記載の着信メロディ配信システム。 - 着信メロディ配信元端末とメール配信サーバ及び曲データベースを有する移動体通信事業者の事業者端末とが通信ネットワークを介して接続され、前記事業者端末と移動体通信端末とが移動体通信網を介して接続され、
前記着信メロディ配信元端末は、予め曲指定データを前記メール配信サーバに登録するとともに前記曲指定データに対応する曲データを曲データベースに登録しておく機能と、前記移動体通信端末宛ての電子メールを前記メール配信サーバへ送信する機能とを有し、
前記メール配信サーバは、前記着信メロディ配信元端末から前記移動体通信端末宛ての電子メールを受信すると、前記着信メロディ配信元端末によって予め登録されていた前記曲指定データを付加してメール着信信号を前記移動体通信端末へ送信する機能と、前記移動体通信端末からメール受信要求信号を受信すると、前記着信メロディ配信元端末から受信していた前記移動体通信端末宛ての電子メールを前記移動体通信端末ヘ送信する機能とを有し、
前記曲データベースは、前記移動体通信端末から前記曲指定データを受信すると、前記着信メロディ配信元端末によって予め登録されていた前記曲データを前記移動体通信端末へ送信する機能を有し、
前記移動体通信端末は、前記メール配信サーバから前記メール着信信号を受信すると、当該メール着信信号に付加された前記曲指定データを前記曲データベースへ送信する機能と、前記曲データベースから前記曲データを受信すると、当該曲データを着信メロディとして再生するとともに、メール受信要求信号を前記メール配信サーバへ送信する機能と、前記メール配信サーバから前記移動体通信端末宛ての電子メールを受信する機能とを有する、
着信メロディ配信システム。 - 前記事業者端末は課金サーバを有し、
この課金サーバは、前記移動体通信端末が前記曲指定データを前記メール配信サーバへ送信してから前記メール配信サーバから前記移動体通信端末宛ての電子メールを受信するまでの通信量に応じた料金請求データを、前記移動体通信端末へ送信する機能を有する、
請求項8記載の着信メロディ配信システム。 - 前記着信メロディ及び前記電子メールは前記着信メロディ配信元端末の広告用である、
請求項5乃至9のいずれかに記載の着信メロディ配信システム。 - コンピュータを含む着信メロディ配信元端末とコンピュータを含む移動体通信事業者の事業者端末とが通信ネットワークを介して接続され、前記事業者端末とコンピュータを含む移動体通信端末とが移動体通信網を介して接続された着信メロディ配信システムに用いられ、
前記着信メロディ配信元端末に、予め曲指定データと曲データとを対応付けて前記事業者端末に登録しておく機能と、前記移動体通信端末宛ての電子メールを前記事業者端末へ送信する機能とを実現させるためのプログラムと、
前記事業者端末に、前記着信メロディ配信元端末から前記移動体通信端末宛ての電子メールを受信すると、前記着信メロディ配信元端末によって予め登録されていた前記曲指定データを付加してメール着信信号を前記移動体通信端末へ送信する機能と、前記移動体通信端末から前記曲指定データを受信すると、前記着信メロディ配信元端末によって予め登録されていた前記曲データを前記移動体通信端末へ送信する機能と、前記移動体通信端末からメール受信要求信号を受信すると、前記着信メロディ配信元端末から受信していた前記移動体通信端末宛ての電子メールを前記移動体通信端末ヘ送信する機能とを実現させるためのプログラムと、
前記移動体通信端末に、前記事業者端末から前記メール着信信号を受信すると、当該メール着信信号に付加された前記曲指定データを前記事業者端末へ送信する機能と、前記事業者端末から前記曲データを受信すると、当該曲データを着信メロディとして再生するとともに、メール受信要求信号を前記事業者端末へ送信する機能と、前記事業者端末から前記移動体通信端末宛ての電子メールを受信する機能とを実現させるためのプログラムと、
を備えた着信メロディ配信プログラム。 - 前記事業者端末に、前記移動体通信端末が前記曲指定データを当該事業者端末へ送信してから当該事業者端末から前記移動体通信端末宛ての電子メールを受信するまでの通信量に応じた料金請求データを、前記移動体通信端末へ送信する機能を実現させるためのプログラム、
を更に備えた請求項11記載の着信メロディ配信プログラム。 - コンピュータを含む着信メロディ配信元端末とコンピュータを含むメール配信サーバ及びコンピュータを含む曲データベースを有する移動体通信事業者の事業者端末とが通信ネットワークを介して接続され、前記事業者端末とコンピュータを含む移動体通信端末とが移動体通信網を介して接続された着信メロディ配信システムに用いられ、
前記着信メロディ配信元端末に、予め曲指定データを前記メール配信サーバに登録するとともに前記曲指定データに対応する曲データを曲データベースに登録しておく機能と、前記移動体通信端末宛ての電子メールを前記メール配信サーバへ送信する機能とを実現させるためのプログラムと、
前記メール配信サーバに、前記着信メロディ配信元端末から前記移動体通信端末宛ての電子メールを受信すると、前記着信メロディ配信元端末によって予め登録されていた前記曲指定データを付加してメール着信信号を前記移動体通信端末へ送信する機能と、前記移動体通信端末からメール受信要求信号を受信すると、前記着信メロディ配信元端末から受信していた前記移動体通信端末宛ての電子メールを前記移動体通信端末ヘ送信する機能とを実現させるためのプログラムと、
前記曲データベースに、前記移動体通信端末から前記曲指定データを受信すると、前記着信メロディ配信元端末によって予め登録されていた前記曲データを前記移動体通信端末へ送信する機能を実現させるためのプログラムと、
前記移動体通信端末に、前記メール配信サーバから前記メール着信信号を受信すると、当該メール着信信号に付加された前記曲指定データを前記曲データベースへ送信する機能と、前記曲データベースから前記曲データを受信すると、当該曲データを着信メロディとして再生するとともに、メール受信要求信号を前記メール配信サーバへ送信する機能と、前記メール配信サーバから前記移動体通信端末宛ての電子メールを受信する機能とを実現させるためのプログラムと、
を備えた着信メロディ配信プログラム。 - 前記事業者端末はコンピュータを含む課金サーバを有し、
この課金サーバに、前記移動体通信端末が前記曲指定データを前記メール配信サーバへ送信してから前記移動体通信端末宛ての電子メールを受信するまでの通信量に応じた料金請求データを、前記移動体通信端末へ送信する機能を実現させるためのプログラム、
を更に備えた請求項13記載の着信メロディ配信プログラム。 - 前記着信メロディ及び前記電子メールは前記着信メロディ配信元端末の広告用である、
請求項11乃至14のいずれかに記載の着信メロディ配信プログラム。
Priority Applications (1)
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JP2003141455A JP2004349769A (ja) | 2003-05-20 | 2003-05-20 | 着信メロディ配信方法、システム及びプログラム |
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JP2003141455A JP2004349769A (ja) | 2003-05-20 | 2003-05-20 | 着信メロディ配信方法、システム及びプログラム |
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JP2014171267A (ja) * | 2014-06-25 | 2014-09-18 | Nec Corp | コマーシャルメッセージ音配信システム |
-
2003
- 2003-05-20 JP JP2003141455A patent/JP2004349769A/ja active Pending
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