JP2004348346A - コンビカード - Google Patents

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JP2004348346A
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Hidetaka Ikeda
英貴 池田
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Toshiba Corp
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Abstract

【課題】この発明は、内部にアンテナを備えたアンテナカードとこのアンテナカードに実装されるICモジュールを有しているコンビカードにおいて、コンビカードに曲げが加わってもICモジュールとアンテナカードとの間の接続状態を保つことができ、耐久性の向上が図れる。
【解決手段】この発明は、内部にアンテナを備えたアンテナカードとこのアンテナカードに実装されるICモジュールを有しているコンビカードにおいて、上記ICモジュールとアンテナの接続を弾性導電材により行うようにしたものである。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、内部にアンテナを備えたアンテナカードとこのアンテナカードに実装されるICモジュールを有しているコンビカードに関する。
【0002】
【従来の技術】
コンビカードは外部接続端子を利用し接触方式で外部通信と、カードに埋め込まれたアンテナを利用して非接触方式で外部通信との両方が可能なICカードである。(例えば特許文献1参照)
外部接続端子とその反対面にアンテナと接続用の端子を有したICモジュールとモジュールのアンテナ接続用端子と正対する位置にモジュール接続用の端子を設けたアンテナを埋め込んだアンテナカードを接着することにより構成される。(例えば特許文献2参照)
モジュールとアンテナを接続、固定する方法として、アンテナカードにモジュールが入る形状にエンドミルで切削加工を施し、さらにモジュール接続用の端子が露出するように切削加工を行い、カードのアンテナ端子露出部に銀ペーストを塗布し、アンテナ以外の部分に接着シートを仮付けし、アンテナ端子接続と同時にモジュールを固定している。
【0003】
・銀ペーストでアンテナと接続した場合、曲げなどの応力を受けるとモジュールの端子から銀ペーストがはがれてしまうことがあった。
【0004】
・モジュール埋め込み時に銀ペーストがはみ出してカードを汚すことがあった。
【0005】
・また銀ペーストの量が少ないままモジュールを埋め込み、モジュールとアンテナの接続が不十分になることがあった。
【0006】
たとえば、図11に示す従来のように、コンビカード20はICモジュール21のアンテナ接続端子4、4とアンテナカード7のアンテナ端子32、33とが弾力のない銀ペースト12のように、硬化してしまったものは曲げ応力が加わった時、銀ペースト12とアンテナ接続端子4の間にクラックが生じ、空間が空いてしまい、開放状態になってしまう。
【0007】
【特許文献1】
特開平11−102423号公報
【0008】
【特許文献2】
特開平5−307650号公報。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
この発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、内部にアンテナを備えたアンテナカードとこのアンテナカードに実装されるICモジュールを有しているコンビカードにおいて、コンビカードに曲げが加わってもICモジュールとアンテナカードとの間の接続状態を保つことができ、耐久性の向上が図れるコンビカードを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
この発明のコンビカードは、内部にアンテナを備えたアンテナカードとこのアンテナカードに実装されるICモジュールを有しているものにおいて、上記ICモジュールとアンテナカードの接続を弾性導電材により行うようにしたものである。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照してこの発明の実施形態のコンビカードについて説明する。
【0012】
このコンビカード20は、外部装置としてのカードリーダ・ライタとのデータ通信を接触あるいは非接触(無線)のどちらでも行えるICカードである。
【0013】
このコンビカード20は、図1、図2に示すように、アンテナ8を備えたアンテナカード7とこのアンテナカード7に実装されるICモジュール21を有している。
【0014】
このICモジュール21は、図2、図3に示すように、基板3と、基板3に金ワイヤ5を用いてワイヤボンディングにより実装されるLSI2と、このLSI2とは反対側の基板3に実装されるコンタクト部(外部接続端子)1と、アンテナ8との接続用のアンテナ接続端子4、4とにより構成されている。
【0015】
さらに、ICモジュール21は、封止樹脂6によりワイヤボンディングによる接続が封止されている。
【0016】
上記コンタクト部1は、たとえば複数の端子1a〜1hによって構成されており、動作用の電源電圧(+5V)用のVCC端子1a、リセット信号用のRST端子1b、クロック信号用のCLK端子1c、接地用のGND端子1d、メモリの書込電源電圧用のVPP端子1e、デ―タ入出力用のI/O端子1f、予備端子1g、1hからなっている。
【0017】
図4、図5は本発明に用いたアンテナカード7のアンテナ基板図である。
【0018】
アンテナ基板31は基材に厚さ0.025mmのポリエチレンテレフタレート(以下PET、図示せず)を用い、その片面にアルミ箔をエッチングして形成したアンテナ8とICモジュール21を接続するアンテナ端子32、33を形成する。
【0019】
本実施例ではLSI2の実装方法をワイヤボンディング方式としたが、フリップチップ方式などの方式でも良い。
【0020】
アンテナカード7は、図4に示すアンテナ基板31の表と裏に、図5に示すように、PETシートやPVCシートを積層一体化したものである。
【0021】
このアンテナカード7の所定の位置に、図8、図9に示すように、ICモジュール21を埋め込む穴41、42と弾性導電材10、10を装填する穴43、44を掘るためのミーリング加工を行い、弾性導電材10を穴43、44に注入して盛り上げて塗布し、あらかじめ硬化させておく。この後、インプラント工程でICモジュール21を埋め込んでコンビカード20とする。
【0022】
すなわち、アンテナカード7にICモジュール21を埋め込むためには、アンテナカード7にICモジュール21が入る形状にエンドミルで切削加工を施す。さらにモジュール接続用の端子が露出するように切削加工を行う。アンテナカード7のアンテナ端子露出部に弾性導電材10を盛り上げて塗布し、あらかじめ硬化させておく。
【0023】
ICモジュール21とアンテナカード7の固定はアンテナ以外の部分に接着シート9で接着する。
【0024】
これにより、アンテナ8とICモジュール21の接続は、ICモジュール21のアンテナカード7への接着時に弾性導電材10、10を圧縮するように固定し接続している。弾性導電材10としては、シリコンに導電材が含まれているもの、電卓等のキーに用いられるゴムに導電材が含まれているもの等で構成される。また、弾性導電材10が圧縮して利用されるため、導電性ゴムとして円柱状のもの(穴43、44の高さを基準にあらかじめ高さを決めて圧縮できるようにしておく)を用意したり、ペースト状のものを盛り上げたりして用いられる。また、鉛筆状にしどの角度にも対応できるようにしても良い。
【0025】
以下、本実施例を説明する。
【0026】
ミーリング工程の完了したカードの外観と断面の要部を図6、図7に示す。ICモジュール21を接着するための浅い接着穴42と封止樹脂6によるLSI封止部を納めるための深い穴41がカード表面から凹状態(ざくられた状態)となっている。また、浅い接着穴42に弾性導電材10を装填する穴43、44が開けられている。
【0027】
本実施例では、図8、図9に示すインプラント工程により、接着シート9を仮接着したICモジュール21を穴43、44に弾性導電材10を装填したカードの装着用の接着穴41、42に落とし込み、加熱圧着して電気的と物理的に接続して、図1、図2に示すような、コンビカード20を形成する。
ICモジュール21のアンテナ接続端子4、4が、それぞれ弾性導電材10を介してアンテナ端子32、33に接続され、かつLSI2とアンテナ接続端子4、4とが金ワイヤ5、5により接続されていることにより、アンテナ8とLSI2とが接続される。
【0028】
次に、この発明の構成により、コンビカード20に曲げ応力が加わった時の例を説明する。
【0029】
この場合、図10に示すように、コンビカード20はICモジュール21のアンテナ接続端子4、4とアンテナカード7のアンテナ端子32、33とが弾力のある導電材(弾性導電材10)で接続されているため、曲げ応力が加わった場合にも曲げに追随し、常に導通することができる。
【0030】
【発明の効果】
以上詳述したように、この発明によれば、内部にアンテナを備えたアンテナカードとこのアンテナカードに実装されるICモジュールを有しているコンビカードにおいて、コンビカードに曲げが加わってもICモジュールとアンテナカードとの間の接続状態を保つことができ、耐久性の向上が図れるコンビカードを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態を説明するためのコンビカードの概略構成を示す外観図。
【図2】コンビカードの概略構成を示す断面図。
【図3】ICモジュールの概略構成を示す断面図。
【図4】アンテナ基板の概略構成を示す外観図。
【図5】アンテナカードの概略構成を示す断面図。
【図6】ミーリング工程の完了したカードの要部を説明する図。
【図7】ミーリング工程の完了したカードの断面図。
【図8】インプラント工程を説明する断面図。
【図9】インプラント工程の完了したカードの断面図。
【図10】この発明により、コンビカードに曲げ応力が加わった時の例を説明する断面図。
【図11】従来の構成により、コンビカードに曲げ応力が加わった時の例を説明する断面図。
【符号の説明】
1…コンタクト部、2…LSI、3…基板、4…アンテナ接続端子、5…金ワイヤ、6…封止樹脂、7…アンテナカード、8…アンテナ、9…接着シート、10…弾性導電材、20…コンビカード、21…ICモジュール、31…アンテナ基板、32.33…アンテナ端子、41.42、43.44…穴。

Claims (3)

  1. 内部にアンテナを備えたアンテナカードとこのアンテナカードに実装されるICモジュールを有しているコンビカードにおいて、
    上記ICモジュールとアンテナの接続を弾性導電材により行うことを特徴とするコンビカード。
  2. 上記アンテナカードには、上記ICモジュールを実装する穴が形成されるとともに、上記弾性導電材を上記アンテナの端子に接触した状態で装填する穴が形成され、上記ICモジュールの実装時に、上記ICモジュールのアンテナ接続端子と上記アンテナカード内の上記アンテナの端子とが、上記弾性導電材により電気的に接続されていることを特徴とする請求項1に記載のコンビカード。
  3. 上記弾性導電材の硬度が、アンテナカードの硬度よりも低いことを特徴とする請求項1に記載のコンビカード。
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