JP2004348245A - 操作パネル表示装置、および操作パネル表示プログラム - Google Patents

操作パネル表示装置、および操作パネル表示プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2004348245A
JP2004348245A JP2003142171A JP2003142171A JP2004348245A JP 2004348245 A JP2004348245 A JP 2004348245A JP 2003142171 A JP2003142171 A JP 2003142171A JP 2003142171 A JP2003142171 A JP 2003142171A JP 2004348245 A JP2004348245 A JP 2004348245A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
event
bitmap
event type
state
input information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003142171A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuo Hattori
和夫 服部
Nobuo Kaneko
伸生 金子
Shigeki Moriide
茂樹 森出
Shigeyasu Kobayashi
重康 小林
Toru Ohashi
透 大橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP2003142171A priority Critical patent/JP2004348245A/ja
Publication of JP2004348245A publication Critical patent/JP2004348245A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • User Interface Of Digital Computer (AREA)
  • Input From Keyboards Or The Like (AREA)
  • Illuminated Signs And Luminous Advertising (AREA)
  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)

Abstract

【課題】ディスプレイ画面に表示された操作パネル上の各種スイッチ類の状態変化を識別し易くし、軽度の視覚障害者や高齢者に対しても操作性を向上させることを目的としている。
【解決手段】本発明の操作パネル表示プログラムは、コンピュータを用いて、事象入力装置から事象入力情報を取得し、前記事象入力情報に基づいて、第一の事象タイプ毎に保持してある第一のビットマップ群から対応する第一のビットマップを選択し、第二の事象タイプ毎に保持してある第二のビットマップ群から対応する第二のビットマップを選択し、選択した第一のビットマップと、第二のビットマップを合成して表示装置に表示するようにしたものであり、ディスプレイ画面に表示された操作パネル上の各種スイッチ類の状態変化を識別し易くし、軽度の視覚障害者や高齢者に対しても操作性を向上させることが可能となる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、操作パネル表示に関し、特に軽度の視覚障害者や高齢者をもユーザとして想定し、ディスプレイ画面に表示される操作パネル上の各種スイッチ類の状態変化を多種多様なユーザから識別し易くし、操作性を向上させる技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
ビデオデッキ等のAV機器向けには、JIS 、ISO 等が定めるAV機器制御用の標準図記号が規格化されており、各種ボタン類にはこの図記号が万国共通、かつ標準的に刻印されている。また、ボタン類での制御が困難なアナログ数値入力スイッチとしてはダイアルや、スライダー・スイッチが一般に広く装備されてきた。
【0003】
一方、コンピュータを操作する為の標準入力デバイスとしては、キーボード、マウスがあるが、これらはコンピュータが当初、主として文字情報を取り扱う機器として発展してきた経緯から、必ずしもAVメディアを制御する目的で設計されておらず、キーボード上の刻印はAV制御用図記号が刻印されたキーを完全には装備しておらず、また、ダイアルやスライダー・スイッチも標準装備されていないのが現状である。
【0004】
以上の理由により、従来は動画映像再生ソフトウェア・メーカーでは、画面上にGUI(Graphical User Interface)を駆使した各種ボタン類やスライダー・スイッチを表示し、マウスによる直接操作(Direct Manipulation )を、その操作手段として提供してきた。更に、コンピュータ上でAV機器などの装置と同様な操作を可能とするために以下のような様々な工夫が行われてきた。
【0005】
例えば、図形アイコンの表示によって、データ・セットのための有効な統計値計算のための資格表示を与えるために、ユーザがマークしたデータ列の周りに輝度を描き、更にマークされたデータ列に関連する有効な統計的処理だけに対応するアイコンのまわりに輝度を描くことによって強調表示する技術が開示されている(例えば、特許文献1参照。)。
【0006】
また、映像再生手段の出力とGUIの制御手段の出力を合成することにより、実写とGUIを合成したインタフェースを提供し、情報処理機器を利用するユーザがGUIを操作する際に、その背景となる実写映像を同時に制御し、臨場感のある操作を可能とする技術が開示されている(例えば、特許文献2参照。)。
また、情報処理装置上の、ラベルに書き込んだ内容やラベル自体の性質によって、ラベルが修正可能か、あるいは修正禁止のいずれの状態になっているかをユーザに容易に認識できるように、修正禁止ラベルの縁の色を変化させることでユーザにラベルの状態を提示する技術が開示されている(例えば、特許文献3参照。)。
【0007】
【特許文献1】
特開平5−46351号公報 (第1−2頁)
【0008】
【特許文献2】
特開平1−173263号公報 (第2−4頁)
【0009】
【特許文献3】
特開2000−331081号公報 (第2頁、第33頁)
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述したようなGUIによる画面上での操作パネルの表示方式では、特開平5−46351号公報や特開平1−173263号公報、特開2000−331081号公報などに記述されている技術を利用したとしても、必ずしも十分に使い易い操作性とは言えない側面があった。すなわち、この操作方式で使用される各種スイッチ類の状態は、例えばスイッチ画像上にマウス・ポインタが乗った時に発生する「マウス・オン状態(マウス・オーバー状態)」のようにハードウェアにはなかった詳細な状態変化にも対応可能とする必要があり、状態変化の種類が複雑化していくに従い、単なるボタン等のスイッチ類自体のデザイン変更だけではその識別性が必ずしも十分でないという問題があった。
【0011】
また、近年、重要視され始めてきたアクセシビリティの観点からも、軽度の視覚障害者(軽度弱視者、色覚障害者、白内障患者、緑内障患者、等)や高齢者からみた場合、画面上の各スイッチ類における状態変化が、例えばボタン自体のデザイン変更だけでは、その面積や構成パーツの数等の制約から、必ずしも判別し易いとは言えない状況にあった。
【0012】
本発明は、上記のような事情に鑑みて提案されたものであり、ディスプレイ画面に表示された操作パネル上の各種スイッチ類の状態変化を識別し易くし、軽度の視覚障害者や高齢者に対しても操作性を向上させることを目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】
図1は、本発明の実施の形態1の全体構成図を示すものである。本発明の操作パネル表示プログラム10は操作パネル表示装置1上で実行するプログラムであり、事象入力装置・表示装置3から画面描画事象、マウス移動事象、キーボード操作事象、ユーザ・インタフェース・オブジェクト操作事象を含む事象入力情報を取得する事象取得手段111と、第一の事象タイプ毎に対応付けた第一のビットマップを記憶装置に記憶させるオブジェクト記憶手段112と、第二の事象タイプ毎に対応付けた第二のビットマップを記憶装置に記憶させる背景記憶手段113と、前記事象入力情報に基づいて、第一の事象タイプに対応する第一のビットマップを選択するオブジェクト選択手段114と、前記事象入力情報に基づいて、第二の事象タイプに対応する第二のビットマップを選択する背景選択手段115と、前記第一の事象タイプに対応する第一のビットマップと、前記第二の事象タイプに対応する第二のビットマップを合成して表示装置に表示する合成表示手段116として機能するものである。
【0014】
具体的には、UIオブジェクト管理テーブル21に、アプリケーションが画面表示する各種操作指示画像データをアプリケーションの動作状態ごとに記憶する動作状態オブジェクトデータと、各種操作指示画面データを入力状態ごとに記憶する入力状態オブジェクトデータを備え、アプリケーションの動作状態と入力状態に応じた前記動作状態オブジェクトデータと前記入力状態オブジェクトデータを、各種操作指示画像データとして重ねて表示することにより、ディスプレイ画面に表示された操作パネル上の各種スイッチ類の状態変化を識別し易くし、軽度の視覚障害者や高齢者に対しても操作性を向上させることが可能となる。
【0015】
また、前記アプリケーションの動作状態として、動作中であるか否かを管理し、前記入力状態として、マウスオン状態であるか否かを管理することを特徴とすることにより、ディスプレイ画面に表示された操作パネル上の各種スイッチ類の状態変化をより識別し易くすることが可能となる。
【0016】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の実施の形態1の全体構成図が示してある。本発明の操作パネル表示プログラム10は操作パネル表示装置1上で実行するプログラムである。操作パネル表示プログラム10はユーザインタフェースに関する処理を行うUI制御系11と通信ネットワーク4を介してサーバ5上にあるストリーミングモードの動画映像などを再生する処理を行う再生処理系12とに分かれる。今回の発明は、操作パネル表示プログラム10のUI制御系11に関したものである。再生処理系12については、従来の操作パネル表示プログラム10のものと変わるところはない。
【0017】
事象取得手段111はキーボード、マウスなどを備えた事象入力装置・表示装置3から利用者が入力するマウス移動事象、キーボード操作事象、ユーザ・インタフェース・オブジェクト操作事象を含む事象入力情報を取得し、オブジェクト記憶手段112は、例えばプレス状態、動作中などを表す第一の事象タイプ毎に対応付けた第一のビットマップを外部記憶装置2などの記憶装置に記憶させ、背景記憶手段113は、例えばノーマル状態、マウスオン状態などの第二の事象タイプ毎に対応付けた第二のビットマップを記憶装置に記憶させる。
【0018】
オブジェクト選択手段114は、事象入力情報に基づいて、第一の事象タイプに対応する第一のビットマップを選択し、背景選択手段115は前記事象入力情報に基づいて、第二の事象タイプに対応する第二のビットマップを選択し、合成表示手段116は、前記第一の事象タイプに対応する第一のビットマップと、前記第二の事象タイプに対応する第二のビットマップを合成して事象入力装置・表示装置3に表示する。
【0019】
再生処理系12は、従来のものと変わらないため処理の詳細は省略する。制御部121は再生処理系12全体の制御を行い、通信部122は通信ネットワーク4を介して外部との通信を司り、復号部122は圧縮されたコンテンツの復号を行い、表示部124は復号されたコンテンツを事象入力装置・表示装置3に表示するものである。
【0020】
なお、本実施の形態では動画映像再生ソフトウェアを例にして説明しているが、本発明は、音楽再生ソフトウェア、運用管理ソフトウェア、監視システム、指令システム等、表示装置上に操作パネルを表示する必要性のあるソフトウェア全てに適用することが可能であり、各種スイッチ類の輪郭線に沿って周囲を取り囲むように明度、色彩、等が変化する縁取り画像枠を設けて、各種スイッチ画像の状態の変化のバリエーションを増加させ、その結果として高い識別性を実現可能とするものである。
【0021】
図2は、UI(ユーザ・インタフェース)オブジェクト管理テーブルの例が示してある。UIオブジェクト管理テーブルには、各ユーザ・インタフェース・オブジェクトのアドレスが設定されており、各ユーザ・インタフェース・オブジェクトには、ユーザ・インタフェース・オブジェクトの識別子であるハンドル、オブジェクトの位置、縦横のサイズ、事象タイプ毎の背景ビットマップ、事象タイプ毎のオブジェクトビットマップが格納されている。
【0022】
なお、ユーザ・インタフェース・オブジェクトは、図7で例示されているような操作パネル上の各種スイッチ類を示すボタン、スライダコントロールなど、画面を構成するGUIの部品を指すものである。これらは入力処理を実行するオブジェクトであり、各オブジェクトを識別するハンドル、位置、サイズ、で管理されている。本願発明では、各UIオブジェクトの状態( マウス押下等) により画面表示するイメージを可変とするため、それぞれのオブジェクトについて、
状態毎のビットマップデータを管理する。
【0023】
図3は、各事象処理ルーチンへのディスパッチ処理の流れを示すフローチャートが示してある。事象入力装置・表示装置3から、ユーザによって事象が入力されると、操作パネル表示プログラム10は、事象入力情報を解析し(S301)、入力された事象の識別子から画面描画事象、マウス移動事象、キーボード操作事象、ユーザ・インタフェース・オブジェクト操作事象のいずれかであるかを判定する(S302)。
【0024】
画面描写事象であれば、画面描写事象発生時の処理ルーチンへ分岐し(S303)、マウス移動事象の場合は、マウス移動事象発生時の処理ルーチンへ分岐し(S304)、キーボード操作事象の場合は、対象事象が、AV機器の操作ボタンの処理に割り当てられているかを判定し(S305)、割り当てられていない場合には、処理を終了し、次の事象入力を待つ。割り当てられている場合には、キーボード操作事象を対応するマウス移動事象、またはUIオブジェクト操作事象に変換し(S306)、事象配信処理を行う(S307)。UIオブジェクト操作事象の場合は、対象のオブェクトを検索し(S308)、事象配信処理を行う(S309)。
【0025】
なお、画面描画事象発生時処理(S303)は最初にアプリケーションの画面を表示する時、他のウインドウで隠されていたのが前面に出された時、例えば500ミリ秒毎など一定時間毎に呼び出され、UIオブジェクト管理テーブルに従って、含まれているすべてのUIオブジェクトについて、対応するUIオブジェクト描画処理を行うものである。
【0026】
図4は、UI(ユーザ・インタフェース)オブジェクト描画処理の流れを示すフローチャートが示してある。この処理が呼び出されると、先ず従来機能である再生処理系12の制御部121に対して、再生状態の問い合わせを行い(S401)、オブジェクト状態の決定を行う(S402)。通常、動作中、無効などのオブジェクト状態に基づき、対応するオブジェクトビットマップをUIオブジェクト管理テーブル21からリンクされているUIオブジェクトから選択する(S403)。
【0027】
続いてOSに対してマウスカーソルの位置情報を問い合わせ、位置情報を取得する(S404)。取得したマウスカーソルの位置情報と、UIオブジェクト内に格納されているUIオブジェクトの位置情報を参照して、マウスカーソルが自オブジェクト内にあるかどうかを判定する(S405)。マウスカーソルが自オブジェクト内にある場合は、背景ビットマップはマウス・オン状態のものを選択し(S406)、そうでない場合には、背景ビットマップは通常(ノーマル)のものを選択し(S407)、オブジェクトビットマップを重ね合わせ順位が最上面となるように、背景ビットマップと合成し(S408)たものを、UIオブジェクトとして事象入力装置・表示装置3に描画する(S409)。
【0028】
図5は、マウス移動事象発生時処理の流れを示すフローチャートが示してある。先ずUIオブジェクト管理テーブル21からリンクされているUIオブジェクトを検索し(S501)、マウス位置にUIオブジェクトが存在するかどうかを判定し(S502)、存在しない場合には、その他のマウス移動事象発生時処理を行い(S504)終了する。なお、その他のマウス移動事象発生時処理については、従来の処理であり本発明に関連しないものであるため処理の詳細については省略する。
【0029】
マウス位置にUIオブジェクトが存在する場合は、背景ビットマップはマウス・オン状態のものを選択し(S505)、再生処理系12の制御部121に対して、再生状態の問い合わせを行い(S506)、対応するオブジェクトビットマップをUIオブジェクト管理テーブル21からリンクされているUIオブジェクトから選択し(S507)、オブジェクトビットマップを重ね合わせ順位が最上面となるように、背景ビットマップと合成し(S508)たものを、UIオブジェクトとして事象入力装置・表示装置3に描画する(S509)。
【0030】
図6は、UIオブジェクト操作事象発生時処理の流れを示すフローチャートが示してある。先ず、事象入力情報に基づきUIオブジェクトを検索し(S601)、発生した事象がボタンプレスのものかどうかを判定する(S602)。その結果、ボタンプレスの場合は背景ビットマップ群の中からマウス・オン状態のものを選択し(S603)、オブジェクトビットマップ群の中からプレス中のものを選択し(S604)、オブジェクトビットマップの表示順位が最上面となるように背景ビットマップと合成し(S605)たものを、事象入力装置・表示装置3に描画する(S606)。ボタンプレスではない場合は、S607に進む。
【0031】
次に、発生した事象を解析し(S607)、再生処理系12のコマンド制御部121に対して制御コマンドを発行する(S608)。なお、この処理については従来の処理と変わらず、発明と関連した部分ではないため処理の詳細については省略する。以上の通り、図3から図6で示すような一連の処理を行うことにより、図7で示すような、ディスプレイ画面に表示された操作パネル上の各種スイッチ類の状態変化を識別し易くし、軽度の視覚障害者や高齢者に対しても動画映像再生ソフトウェアの操作性を向上させる、動画映像再生ソフトウェアの操作パネルの表示が可能となる。
【0032】
図7は、動画映像再生ソフトウェアの操作パネル例が示してある。本実施の形態では、以下のような状態表示表現規則を適用することが可能となり、例えばマウス・オン状態を表現する場合に、各種スイッチ類の輪郭線に沿った周囲の縁取り枠の明度、色彩、等を変化させる事によって、状態変化が発生した事をユーザにフィードバックする事が可能となる。また、スイッチ類の周囲の縁取り枠は、デザイン的にもある程度、広い面積を確保する事が可能な為、軽度の視覚障害者や高齢者にとって十分に識別性の高い表現も可能となる。
A )キーボードフォーカス有り :スイッチを白と黒の二重線の矩形で取り囲む。
B )マウス・オン(マウス・オーバー):スイッチの輪郭に沿った囲み枠の明度・色彩を変化させる。
C )マウス・プレス :ボタン形状を凸型から凹型へ変化させるとともにボタン等の刻印シンボル部を光らせる。
D )動作中 :ボタンの形状は凸型のまま、ボタン等の刻印シンボル部を光らせる。
E )ディスエセイブル(操作不能) :ボタン類の輪郭線や刻印シンボル部をグレースケールにし、かつコントラストを下げる。
【0033】
尚、上記の状態表示表現規則で取り上げているA 〜E の状態表現は、必ずしも相互に排他的な表現とはなっていない。例えばD の「動作中」状態の時に、ユーザのキーボード操作によって、A の「キーボードフォーカス有り」の状態を併せ持つ状態、となる事もありうる。
図8は、背景ビットマップの例が示してある。名称が「フォーカス枠」となっているものが対応している。例えば「フォーカス枠(大)」のものに着目すると、事象タイプ(状態等)がノーマルのものとマウスオン状態のものを用意しておき、合成されたオブジェクトの枠の色合いで事象タイプが識別できるようにしている。
【0034】
図9、図10は、オブジェクトビットマップの例が示してある。例えば、名称が「再生ボタン」を例にとると、事象タイプ(状態等)がノーマル、プレス、動作中、ディスエイブル状態に対応させてボタンの色合い、およびボタンに付けられた図記号の色合いを変えることにより事象タイプの識別を可能とし、事象タイプごとに用意されている。
【0035】
(付記1) 事象入力装置から画面描画事象、マウス移動事象、キーボード操作事象、ユーザ・インタフェース・オブジェクト操作事象を含む事象入力情報を取得する事象取得手段と、
第一の事象タイプ毎に対応付けた第一のビットマップを記憶装置に記憶させるオブジェクト記憶手段と、
第二の事象タイプ毎に対応付けた第二のビットマップを記憶装置に記憶させる背景記憶手段と、
前記事象入力情報に基づいて、第一の事象タイプに対応する第一のビットマップを選択するオブジェクト選択手段と、
前記事象入力情報に基づいて、第二の事象タイプに対応する第二のビットマップを選択る背景選択手段と、
前記第一の事象タイプに対応する第一のビットマップと、前記第二の事象タイプに対応する第二のビットマップを合成して表示装置に表示する合成表示手段と
してコンピュータを機能させる操作パネル表示プログラム。
【0036】
(付記2) アプリケーションが画面表示する各種操作指示画像データをアプリケーションの動作状態ごとに記憶する動作状態オブジェクトデータと、
各種操作指示画面データを入力状態ごとに記憶する入力状態オブジェクトデータを備え、
アプリケーションの動作状態と入力状態に応じた前記動作状態オブジェクトデータと前記入力状態オブジェクトデータを、各種操作指示画像データとして重ねて表示する合成表示手段と
してコンピュータを機能させる操作パネル表示プログラム。
【0037】
(付記3) 前記アプリケーションの動作状態として、動作中であるか否かを管理し、
前記入力状態として、マウスオン状態であるか否かを管理することを特徴とする付記2記載の操作パネル表示プログラム。
(付記4) 事象入力装置から画面描画事象、マウス移動事象、キーボード操作事象、ユーザ・インタフェース・オブジェクト操作事象を含む事象入力情報を取得する事象取得手段と、
第一の事象タイプ毎に対応付けた第一のビットマップを記憶装置に記憶させるオブジェクト記憶手段と、
第二の事象タイプ毎に対応付けた第二のビットマップを記憶装置に記憶させる背景記憶手段と、
前記事象入力情報に基づいて、第一の事象タイプに対応する第一のビットマップを選択するオブジェクト選択手段と、
前記事象入力情報に基づいて、第二の事象タイプに対応する第二のビットマップを選択する背景選択手段と、
前記第一の事象タイプに対応する第一のビットマップと、前記第二の事象タイプに対応する第二のビットマップを合成して表示装置に表示する合成表示手段と
を有することを特徴とする操作パネル表示装置。
【0038】
(付記5) 事象入力装置から画面描画事象、マウス移動事象、キーボード操作事象、ユーザ・インタフェース・オブジェクト操作事象を含む事象入力情報を取得する事象取得手段と、
第一の事象タイプ毎に対応付けた第一のビットマップを記憶装置に記憶させるオブジェクト記憶手段と、
第二の事象タイプ毎に対応付けた第二のビットマップを記憶装置に記憶させる背景記憶手段と、
前記事象入力情報に基づいて、第一の事象タイプに対応する第一のビットマップを選択するオブジェクト選択手段と、
前記事象入力情報に基づいて、第二の事象タイプに対応する第二のビットマップを選択する背景選択手段と、
前記第一の事象タイプに対応する第一のビットマップと、前記第二の事象タイプに対応する第二のビットマップを合成して表示装置に表示する合成表示手段としてコンピュータを機能させる操作パネル操作表示プログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
【0039】
(付記6) 事象入力装置から画面描画事象、マウス移動事象、キーボード操作事象、ユーザ・インタフェース・オブジェクト操作事象を含む事象入力情報を取得するステップと、
前記事象入力情報に基づいて、第一の事象タイプ毎に保持してある第一のビットマップ群から第一の事象タイプに対応するビットマップを選択するステップと、
前記事象入力情報に基づいて、第二の事象タイプ毎に保持してある第二のビットマップ群から第二の事象タイプに対応するビットマップを選択するステップと、
前記第一の事象タイプに対応する第一のビットマップと、前記第二の事象タイプに対応する第二のビットマップを合成して表示装置に表示するステップと
を有することを特徴とする操作パネル表示方法。
【0040】
【発明の効果】
ディスプレイ画面に表示された操作パネル上の各種スイッチ類の状態変化を識別し易くし、軽度の視覚障害者や高齢者に対しても操作性を向上させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1の全体構成図
【図2】UIオブジェクト管理テーブル例
【図3】各事象処理ルーチンへのディスパッチ処理
【図4】UIオブジェクト描画処理
【図5】マウス移動事象発生時処理
【図6】UIオブジェクト操作事象発生時処理
【図7】動画映像再生ソフトウェアの操作パネル例
【図8】背景ビットマップ例
【図9】オブジェクトビットマップ例1
【図10】オブジェクトビットマップ例2
【符号の説明】
1 操作パネル表示装置
2 外部記憶装置
3 事象入力装置・表示装置
4 通信ネットワーク
5 サーバ
10 操作パネル表示プログラム
11 UI制御系
12 再生処理系
21 UIオブジェクト管理テーブル
22 再生状態管理テーブル
111 事象取得手段
112 オブジェクト記憶手段
113 背景記憶手段
114 オブジェクト選択手段
115 背景選択手段
116 合成表示手段
121 制御部
122 通信部
123 復号部
124 表示部

Claims (5)

  1. 事象入力装置から画面描画事象、マウス移動事象、キーボード操作事象、ユーザ・インタフェース・オブジェクト操作事象を含む事象入力情報を取得する事象取得手段と、
    第一の事象タイプ毎に対応付けた第一のビットマップを記憶装置に記憶させるオブジェクト記憶手段と、
    第二の事象タイプ毎に対応付けた第二のビットマップを記憶装置に記憶させる背景記憶手段と、
    前記事象入力情報に基づいて、第一の事象タイプに対応する第一のビットマップを選択するオブジェクト選択手段と、
    前記事象入力情報に基づいて、第二の事象タイプに対応する第二のビットマップを選択する背景選択手段と、
    前記第一の事象タイプに対応する第一のビットマップと、前記第二の事象タイプに対応する第二のビットマップを合成して表示装置に表示する合成表示手段と
    してコンピュータを機能させる操作パネル表示プログラム。
  2. アプリケーションが画面表示する各種操作指示画像データをアプリケーションの動作状態ごとに記憶する動作状態オブジェクトデータと、
    各種操作指示画面データを入力状態ごとに記憶する入力状態オブジェクトデータを備え、
    アプリケーションの動作状態と入力状態に応じた前記動作状態オブジェクトデータと前記入力状態オブジェクトデータを、各種操作指示画像データとして重ねて表示する合成表示手段と
    してコンピュータを機能させる操作パネル表示プログラム。
  3. 前記アプリケーションの動作状態として、動作中であるか否かを管理し、
    前記入力状態として、マウスオン状態であるか否かを管理することを特徴とする請求項2記載の操作パネル表示プログラム。
  4. 事象入力装置から画面描画事象、マウス移動事象、キーボード操作事象、ユーザ・インタフェース・オブジェクト操作事象を含む事象入力情報を取得する事象取得手段と、
    第一の事象タイプ毎に対応付けた第一のビットマップを記憶装置に記憶させるオブジェクト記憶手段と、
    第二の事象タイプ毎に対応付けた第二のビットマップを記憶装置に記憶させる背景記憶手段と、
    前記事象入力情報に基づいて、第一の事象タイプに対応する第一のビットマップを選択するオブジェクト選択手段と、
    前記事象入力情報に基づいて、第二の事象タイプに対応する第二のビットマップを選択する背景選択手段と、
    前記第一の事象タイプに対応する第一のビットマップと、前記第二の事象タイプに対応する第二のビットマップを合成して表示装置に表示する合成表示手段と
    を有することを特徴とする操作パネル表示装置。
  5. 事象入力装置から画面描画事象、マウス移動事象、キーボード操作事象、ユーザ・インタフェース・オブジェクト操作事象を含む事象入力情報を取得する事象取得手段と、
    第一の事象タイプ毎に対応付けた第一のビットマップを記憶装置に記憶させるオブジェクト記憶手段と、
    第二の事象タイプ毎に対応付けた第二のビットマップを記憶装置に記憶させる背景記憶手段と、
    前記事象入力情報に基づいて、第一の事象タイプに対応する第一のビットマップを選択するオブジェクト選択手段と、
    前記事象入力情報に基づいて、第二の事象タイプに対応する第二のビットマップを選択する背景選択手段と、
    前記第一の事象タイプに対応する第一のビットマップと、前記第二の事象タイプに対応する第二のビットマップを合成して表示装置に表示する合成表示手段としてコンピュータを機能させる操作パネル操作表示プログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
JP2003142171A 2003-05-20 2003-05-20 操作パネル表示装置、および操作パネル表示プログラム Pending JP2004348245A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003142171A JP2004348245A (ja) 2003-05-20 2003-05-20 操作パネル表示装置、および操作パネル表示プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003142171A JP2004348245A (ja) 2003-05-20 2003-05-20 操作パネル表示装置、および操作パネル表示プログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2004348245A true JP2004348245A (ja) 2004-12-09

Family

ID=33530336

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003142171A Pending JP2004348245A (ja) 2003-05-20 2003-05-20 操作パネル表示装置、および操作パネル表示プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2004348245A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5689284A (en) Method for direct manipulation of images on a monitor with a mouse
US20090177995A1 (en) Computer User Interface for Calendar Auto-Summarization
EP1975917A2 (en) Method and system to reproduce contents, and recording medium including program to reproduce contents
JP2022078047A (ja) データ表示装置
EP1378819A2 (en) Reconfigurable user interface
CN113082696A (zh) 显示控制方法、装置和电子设备
JP2506120B2 (ja) 画像表示方法
CN107580246A (zh) 一种按键的操作方法、装置、设备和存储介质
JPH0962473A (ja) マルチウィンドウ表示方法
JP2008067354A (ja) 画像表示装置、画像データ提供装置、画像表示システム、画像表示システムの制御方法、制御プログラム、および、記録媒体
JP2001060134A (ja) マルチウィンドウ制御システム
JPH0636172B2 (ja) 画像フアイル装置
JP2009129223A (ja) 画像編集装置と画像編集プログラムと記録媒体と画像編集方法
JP2008027196A (ja) 映像表示システム及び映像表示システムの表示設定方法
JP2007133750A (ja) 情報処理方法及び情報処理装置
US7594190B2 (en) Apparatus and method for user interfacing
JP2004348245A (ja) 操作パネル表示装置、および操作パネル表示プログラム
JPH10133639A (ja) 拡大表示枠付きマウスカーソル
JPH11306281A (ja) 認識条件指定方式および認識条件指定方法ならびに認識条件指定機能を計算機上に生成するプログラムを記録した記録媒体
JPH03256116A (ja) 情報処理装置及びメニュー表示方法
JPH1049338A (ja) コマンドボタン制御方式
JPH0470925A (ja) ヘルプメッセージ表示方式
WO2001057683A1 (en) Method and system for image editing using a limited input device in a video environment
JP3377726B2 (ja) 映像情報付加装置および方法およびその方法を記録した記録媒体
JP2008090101A (ja) 情報処理装置、その画像表示制御方法、及びその画像表示制御プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20051209

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071113

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080311