JP2004346458A - クリーニングタグ用紙 - Google Patents

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Takeshi Morita
健 森田
Hirokazu Nagahara
弘和 長原
Yoichi Sone
洋一 曽根
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Abstract

【課題】クリーニングする際に、被洗物に取り付けて、被洗物の識別のために用いることができる、耐折強度に優れ、折り割れを防止することができるクリーニングタグ用紙を提供する。
【解決手段】アクリル繊維、ポリエステル繊維、ビニロン繊維などの合成繊維及びレーヨン繊維、アセテート繊維などの化学繊維から選ばれる少なくとも1種の繊維と、パルプ繊維を含有し、必要に応じて湿潤紙力剤及び乾燥紙力剤を含有する耐洗紙からなるクリーニングタグ用紙とする。
【選択図】 なし

Description

【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は、クリーニングする際に、被洗物に取り付けて、被洗物の識別のために用いることができる、折り割れを起こし難いクリーニングタグ用紙に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、衣類のクリーニング業者は多数の被洗物の管理・識別のため紙やプラスチックからなるタグを取り付けている。クリーニング業者はこのタグに顧客の情報や管理番号等を記入し、タグを取り付けたまま被洗物を洗濯して商品の取り違いを防止している。
業務用クリーニングには水洗とドライクリーニングがあり、タグは水洗に対しては耐水性が、ドライクリーニングに対しては耐溶剤性が求められる。一般に、プラスチックからなるタグは、耐水性に優れる一方、耐溶剤性や筆記や印刷に対する適性が低い欠点があり、紙基材は耐溶剤性、筆記性、印刷適性に優れるが、耐水性に問題がある。そこで、紙に耐水性を付与した耐洗紙が水洗及びドライクリーニングに多く用いられている。
これらの耐洗紙としては、例えば、パルプ100質量部当り、キチン、キトサン及びこれらの誘導体の中から選ばれた少なくとも1種の湿潤紙力剤0.5〜5質量部を含有する耐洗紙(特許文献1参照)や、パルプ100質量部当り、ポリアミン樹脂及びその誘導体から選ばれた少なくとも1種の紙力増強剤0.1〜5質量部を含有する耐洗紙(特許文献2参照)が提案されている。
【0003】
【特許文献1】
特開平9−141000号公報
【特許文献2】
特開2001−246200号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、紙は、主成分であるセルロースの性質上水分を含むと、強度が大きく低下するという欠点があるため、耐洗紙は、湿潤紙力剤を含有しており、湿潤時の強度の低下を防いでいる。しかしながら、耐洗紙は、湿潤強度剤を多く含有しているため、一般紙に比べ紙質が硬く、特に乾燥時に折り割れを起こし易いという欠点がある。
水洗においては、タグは水中に完全に浸し洗濯後、温風で乾燥され、一方、ドライクリーニングにおいては、ドライクリーニングに先立ち衣服の水分をとるため予備乾燥される。これら乾燥時に、紙を基材として耐洗紙タグは折れて割れを発生することがあり、被洗物からタグが取れて、被洗物の識別に支障をきたすことがある。
本発明は、上記課題を解決し、耐折強度に優れ、折り割れを起こし難いクリーニングタグ用紙を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明者は、上記課題を解決するために鋭意検討した結果、合成繊維及び化学繊維から選ばれる少なくとも1種の繊維を耐洗紙に含有せることにより、上記課題を解決できることを見い出し、本発明を完成するに至った。
【0006】
すなわち、本発明は、合成繊維及び化学繊維から選ばれる少なくとも1種の繊維を含有する耐洗紙からなることを特徴とするクリーニングタグ用紙を提供するものである。
また、本発明は、合成繊維及び化学繊維から選ばれる少なくとも1種の繊維と、パルプ繊維を混抄して得られる耐洗紙からなることを特徴とするクリーニングタグ用紙を提供するものである。
また、本発明は、上記クリーニングタグ用紙において、合成繊維及び化学繊維から選ばれる少なくとも1種の繊維の含有量が、パルプ繊維100質量部に対して1〜20質量部であるクリーニングタグ用紙を提供するものである。
また、本発明は、上記クリーニングタグ用紙において、合成繊維及び化学繊維の融点が150℃以上であるクリーニングタグ用紙を提供するものである。
【0007】
【発明の実施の形態】
本発明のクリーニングタグ用紙において、耐洗紙としては、耐水性及び耐溶剤性を有する種々の紙が使用できる。
本発明のクリーニングタグ用紙においては、耐洗紙は、合成繊維及び化学繊維から選ばれる少なくとも1種の繊維を含有する。
合成繊維の具体例としては、アクリル繊維、ポリエステル繊維、ビニロン繊維などが挙げられる。化学繊維の具体例としては、レーヨン繊維、アセテート繊維などが挙げられる。
合成繊維及び化学繊維は、融点が150℃以上のものが好ましく、180℃以上のものがより好ましい。融点が150℃未満では、アイロン掛けを行った場合、合成繊維及び化学繊維が軟化し、被洗物に付着汚染する虞がある。
【0008】
合成繊維及び化学繊維の平均繊度は、通常0.1〜5デニールであることが好ましく、0.3〜2デニールであることがより好ましい。平均繊度が0.1デニール未満であると、強度が弱く折り割れを防止できない虞がある。平均繊度が5デニールを超えると、繊維が硬くタグを曲げたときに毛羽立ちを生じる虞がある。
合成繊維及び化学繊維の平均繊維長さは、通常3〜10mmが好ましい。平均繊維長が10mmを超えると、繊維の毛羽立ちを生じたり、抄紙性に劣る虞がある。
合成繊維及び化学繊維は、それぞれ単独で1種以上を用いてよいし、両者をそれぞれ1種以上併用してもよい。
【0009】
本発明のクリーニングタグ用紙における耐洗紙は、前記合成繊維や化学繊維の他、パルプ繊維を含有する。パルプ繊維としては、木材パルプなどのパルプ繊維からなるものが好ましく、木材パルプの具体例としては、針葉樹パルプ、広葉樹パルプ又はこれらの混合物などが挙げられる。また、これらのパルプを漂白精製処理した晒パルプ、漂白精製処理を行わない未晒パルプ、その中間の半晒パルプなども使用できる。これらの中で、特に、針葉樹晒クラフトパルプ(NBKP)、広葉樹晒クラフトパルプ(LBKP)及びこれらの混合物が好ましい。また、古紙再生パルプも使用できる。
パルプ繊維は、1種単独で用いてもよいし、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
【0010】
合成繊維又は化学繊維は、パルプ繊維を水中に分散させたパルプスラリーに配合して、抄紙すること、いわゆる混抄することが好ましい。
合成繊維及び化学繊維の含有量は、パルプ繊維100質量部(固形分)に対して0.5〜20質量部(固形分)が好ましく、1〜10質量部(固形分)が特に好ましい。合成繊維及び化学繊維の含有量が0.5質量部未満では、折り割れを防止できない虞がある。合成繊維及び化学繊維の含有量が20質量部を超えると合成繊維及び化学繊維の毛羽立ちや脱落を生じる虞がある。
【0011】
耐水性及び耐溶剤性を有する耐洗紙の具体例としては、通常パルプ繊維に湿潤紙力剤及び乾燥紙力剤を含有する紙が好ましい。湿潤紙力剤は、紙が吸水又は吸湿したときの強度を増強する機能を有するものであり、湿潤紙力剤の具体例としては、エポキシ樹脂、メラミン樹脂、尿素樹脂、カチオン性ポリアクリルアミド樹脂、ポリエチレンイミン樹脂、メチロール化ポリアクリルアミド樹脂、キチン、キトサン及びそれらの誘導体などが挙げられ、エポキシ樹脂がホルマリンを含まず、またコストの点から好ましい。エポキシ樹脂の具体例としては、例えば、ポリアミドエピクロロヒドリン樹脂などのポリアミドエポキシ樹脂などが挙げられる。
乾燥紙力剤は、紙が乾燥状態にあるときの強度を増強する機能を有するものであり、乾燥紙力剤の具体例としては、アニオン性ポリアクリルアミド樹脂や各種澱粉などが挙げられ、アニオン性ポリアクリルアミド樹脂が好ましい。
【0012】
湿潤紙力剤及び乾燥紙力剤は、パルプ繊維を水中に分散させたパルプスラリーに配合して、抄紙することが好ましい。
パルプスラリーにおける湿潤紙力剤の配合量は、パルプ繊維100質量部(固形分)に対して0.5〜10質量部(固形分)が好ましく、1〜5質量部(固形分)が特に好ましい。また、パルプスラリーにおける乾燥紙力剤の配合量は、パルプ繊維100質量部(固形分)に対して0.3〜5質量部(固形分)が好ましく、0.5〜2質量部(固形分)が特に好ましい。
【0013】
パルプスラリーには、上記成分と共に、サイズ剤、染料、顔料、填料、定着剤、抄紙助剤、凝集剤、歩留まり向上剤などの添加剤を適宜含有させることができる。
サイズ剤としては、鹸化ロジン樹脂、ロジンエマルション、石油系樹脂、合成サイズ剤(アルキルケテンダイマー系やアルケニル無水コハク酸系など)が挙げられる。
填料としては、タルク、炭酸カルシウム、クレー、カオリナイト、酸化チタン、酸化亜鉛、硫酸バリウムなどが挙げられる。填料は、1種単独で用いてもよいし、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
耐洗紙は、上記必須成分及び添加剤を適宜含有させた紙料を抄紙することにより得られる。
耐洗紙の坪量は、クリーニングタグ用紙として機能できる範囲であれば特に制限ないが、通常40〜300g/mが好ましい。
クリーニングタグ用紙の大きさは、適宜選定すればよいが、通常幅が5〜20mmが好ましく、長さが25〜200mmが好ましい。
【0014】
【実施例】
次に、本発明を実施例により具体的に説明する。ただし、本発明は、これらの例によって、何ら限定されるものではない。
【0015】
(実施例1)
針葉樹晒クラフトパルプ(NBKP)80質量部と広葉樹晒パルプ(LBKP)20質量部からなる木材パルプ原料を水中に分散させ、叩解度20°SRのパルプスラリーを得た。次に、このパルプスラリーにポリエチレンテレフタレート繊維(商品名「クラレエステルEP053」、(株)クラレ製、平均繊度0.7デニール、平均繊維長さ3mm、融点245℃)を2質量部添加し、内添薬品として湿潤紙力剤のポリアミドエピクロロヒドリン系樹脂(商品名「スミレーズレジン675」、住友化学工業(株)製、固形分25質量%)を2.5質量部(固形分)、乾燥紙力剤のアニオン性ポリアクリルアミド樹脂(商品名「ポリストロン191」、荒川化学工業(株)製、固形分10質量%)を1.0質量部(固形分)、及びサイズ剤のアルキルケテンダイマー(商品名「AS−261」、日本PCM(株)製、不揮発分20質量%)を0.2質量部(固形分)添加し、長網抄紙機にて抄紙し秤量140g/mのシートを得た。このシートに幅10mm、長さ100mmの長方形の切り込みを入れ、クリーニングタグ用紙を得た。得られたクリーニングタグ用紙の物性を表1に示す。
【0016】
(実施例2)
ポリエチレンテレフタレート繊維の添加量を10質量部(固形分)にした以外は、実施例1と同様にしてクリーニングタグ用紙を得た。得られたクリーニングタグ用紙の物性を表1に示す。
【0017】
(実施例3)
ポリエチレンテレフタレート繊維の代わりに、ビニロン繊維(商品名「クラレビニロンVPB053」、(株)クラレ製、平均繊度0.5デニール、平均繊維長さ3mm、融点235℃)を使用した以外は、実施例1と同様にしてクリーニングタグ用紙を得た。得られたクリーニングタグ用紙の物性を表1に示す。
【0018】
(比較例1)
ポリエチレンテレフタレート繊維を添加しなかった以外は、実施例と同様にしてクリーニングタグ用紙を得た。得られたクリーニングタグ用紙の物性を表1に示す。
【0019】
<実施例及び比較例のクリーニングタグ用紙の物性>
実施例及び比較例のクリーニングタグ用紙の耐折強度、乾燥耐折強度、ドライクリーニング洗濯試験を下記の方法で測定した。
(1)耐折強度
JIS P8115に従って、クリーニングタグ用紙の耐折強度を測定した。
【0020】
(2)乾燥耐折強度
クリーニングタグ用紙を150℃のオーブン中で10分間乾燥させ、直ちにJIS P8115に従って、クリーニングタグ用紙の乾燥状態での耐折強度を測定した。
(3)ドライクリーニング洗濯試験
クリーニングタグ用紙(幅10mm×長さ100mm)を100個用意し、衣類の穴部にクリーニングタグ用紙を通して、取り付け、その両端を合わせ、ホチキス針で止め、ドライクリーニングを行って洗濯後のタグ切れ個数を確認した。
【0021】
【表1】
Figure 2004346458
【0022】
【発明の効果】
本発明のクリーニングタグ用紙は、耐折強度に優れ、折り割れを防止することができる。

Claims (4)

  1. 合成繊維及び化学繊維から選ばれる少なくとも1種の繊維を含有する耐洗紙からなることを特徴とするクリーニングタグ用紙。
  2. 合成繊維及び化学繊維から選ばれる少なくとも1種の繊維と、パルプ繊維を混抄して得られる耐洗紙からなることを特徴とするクリーニングタグ用紙。
  3. 合成繊維及び化学繊維から選ばれる少なくとも1種の繊維の含有量が、パルプ繊維100質量部に対して1〜20質量部である請求項1又は2に記載のクリーニングタグ用紙。
  4. 合成繊維及び化学繊維の融点が150℃以上である請求項1〜3のいずれかに記載のクリーニングタグ用紙。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008150723A (ja) * 2006-12-15 2008-07-03 Asahi Kasei Fibers Corp ポリケトン繊維紙
JP2009286016A (ja) * 2008-05-30 2009-12-10 Dainippon Printing Co Ltd 圧着用紙
CN106460237A (zh) * 2014-06-27 2017-02-22 伊士曼化工公司 具有用来编码的物理性质的纤维

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