JP2004344223A - Rice cooker - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、炊飯回数をカウントする機能を有する炊飯器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の炊飯器は図3に示すように構成していた。以下、その構成について説明する。
【0003】
図3に示すように、商用電源1は、整流回路2により整流し、その直流電力をインバータ回路5により高周波電力に変換し、加熱手段4により炊飯容器となる鍋3を加熱するよう構成している。入力電流検知手段6は商用電源1からの入力電流を検知するものである。操作手段10は炊飯開始スイッチ9を有し、マイクロコンピュータ8に接続している。制御手段7は、入力電流を制御するもので、あらかじめ設定された入力電流制御値Icを有し、入力電流検知手段6の出力を入力し、インバータ回路5の動作を制御するよう構成している。
【0004】
時間計測手段11は経過時間を計測するもので、その出力をマイクロコンピュータ8に入力している。内蓋温度検知手段12は内蓋の温度を検知するもので、鍋底温度検知手段13は鍋底の温度を検知するもので、それぞれ検知した値をマイクロコンピュータ8に入力している。報知手段14は使用者に使用状態を認識させるもので、マイクロコンピュータ8に接続している。
【0005】
上記構成において動作を説明する。炊飯開始スイッチ9が押されると、規定の炊飯シーケンスに基づき、内蓋温度検知手段12、鍋底温度検知手段13、時間計測手段11により検知した値に応じて炊飯を行う(例えば、特許文献1参照)。
【0006】
【特許文献1】
特開平9−164061号公報(第2−4頁、第1図)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の炊飯器では、炊飯回数をカウントする機能がないため、使用頻度に関係なく、標準使用回数を決定し(例えば、1日の炊飯回数2回)、それを基に加熱基板やファンモータなどの定期交換部品の交換時期を算出し、取扱説明書などに明記したり、使用者に対して啓蒙したりしていた。
【0008】
そのため、使用回数から判断するとまだ交換の必要はないのに、使用期間により交換時期と判断する場合があったり、逆に、標準使用回数よりも頻繁に使用した場合には交換の必要があるのに、使用期間から見るとまだ交換時期でないと判断する場合があった。
【0009】
また、炊飯器には交換時期を使用者に知らせる機能がないため、定期交換部品の交換時期の管理は使用者自らが行う必要があった。そのため、交換時期の把握や、計画的な定期交換部品の交換を行う必要があり、使用者を煩わせていた。
【0010】
本発明は上記従来の課題を解決するもので、定期交換部品の交換時期を精度よく判定できるようにして報知し、交換時期の管理や計画的な定期交換部品の交換を行う必要をなくし、煩わしい作業をなくすることを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記目的を達成するために、炊飯容器となる鍋を加熱手段により加熱し、入力電流を制御手段により制御し、マイクロコンピュータを有し、炊飯開始スイッチを有する操作手段により炊飯を開始させ、カウント手段により炊飯回数をカウントするよう構成し、カウント手段によりカウントした炊飯回数があらかじめ設定されたカウント閾値を超えたときには、使用者に使用状態を認識させる報知手段により使用者に報知する機能を有するものである。
【0012】
これにより、実炊飯回数により、定期交換部品の交換タイミングを判定することで、定期交換部品の交換時期を精度よく判定することができて報知することができ、加えて、定期交換部品の交換時期になると報知するので、使用者は交換時期の管理や計画的な定期交換部品の交換を行う必要がなく、煩わしい作業をなくすることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1に記載の発明は、炊飯容器となる鍋と、前記鍋を加熱する加熱手段と、入力電流を制御する制御手段と、使用者に使用状態を認識させる報知手段と、炊飯を開始させる炊飯開始スイッチを有する操作手段と、炊飯回数をカウントするカウント手段と、マイクロコンピュータとを備え、前記カウント手段によりカウントした炊飯回数があらかじめ設定されたカウント閾値を超えたときには、前記報知手段により使用者に報知する機能を有するものであり、実炊飯回数により定期交換部品の交換タイミングを判定することで、定期交換部品の交換時期を精度よく判定することができて報知することができ、加えて、定期交換部品の交換時期になると報知するので、使用者は交換時期の管理や計画的な定期交換部品の交換を行う必要がなく、煩わしい作業をなくすることができる。
【0014】
請求項2に記載の発明は、上記請求項1に記載の発明において、第1のカウント閾値とそれよりも大きくした第2のカウント閾値とを有し、カウント手段によりカウントした炊飯回数があらかじめ設定された前記第1のカウント閾値を超えたときには、報知手段により使用者に報知を行い、カウント手段によりカウントした炊飯回数があらかじめ設定された前記第2のカウント閾値を超えたときには、再度報知手段により使用者に報知する機能を有するものであり、炊飯回数をカウントして制御基板やファンモータなどの定期交換部品の交換時期を精度よく判定することができて、交換時期が近づいたことと交換時期であることを報知手段を用いて使用者に報知するので、使用者は確実に定期交換部品を交換することができ、部品の寿命が原因となる故障を未然に防ぐことができ、ひいては炊飯器の品質向上を実現することができ、さらに高品質な炊飯器を提供することができる。
【0015】
請求項3に記載の発明は、上記請求項2の発明において、カウント手段によりカウントした炊飯回数が第1のカウント閾値を超えたときに行う報知と、第2のカウント閾値を超えたときに行う報知を異なるものとしたものであり、使用者は報知の意味とそのときにとるべき行動を容易に理解することができるので、確実に定期交換部品を交換することができ、部品の寿命が原因となる故障を未然に防ぐことができ、ひいては炊飯器の品質向上を実現することができ、さらに高品質な炊飯器を提供することができる。
【0016】
【実施例】
以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら説明する。
【0017】
(実施例1)
図1に示すように、商用電源21は、整流回路22により整流し、その直流電力をインバ−タ回路25により高周波電力に変換し、加熱手段24により炊飯容器となる鍋23を加熱するよう構成している。入力電流検知手段26は商用電源21からの入力電流を検知するものである。
【0018】
操作手段30は炊飯開始スイッチ29を有し、マイクロコンピュータ28に接続している。制御手段27は、入力電流を制御するもので、あらかじめ設定された入力電流制御値Icを有し、入力電流検知手段26の出力を入力し、インバータ回路25の動作を制御するよう構成している。時間計測手段31は経過時間を計測するもので、マイクロコンピュータ28に入力している。
【0019】
内蓋温度検知手段32は内蓋の温度を検知するもので、鍋底温度検知手段33は鍋底の温度を検知するもので、それぞれ検知した値をマイクロコンピュータ28に入力している。報知手段34は使用者に使用状態を認識させるもので、カウント手段35は炊飯回数をカウントするもので、それぞれマイクロコンピュータ28に接続している。
【0020】
上記構成において動作を説明する。マイクロコンピュータ28は、炊飯開始スイッチ29が押されると、規定の炊飯シーケンスに基づき、内蓋温度検知手段32、鍋底温度検知手段33および時間計測手段31の検知値に応じて炊飯を行う。炊飯が行われると、カウント手段35は炊飯回数をカウントし、炊飯回数があらかじめ設定されたカウント閾値C0を超えたときには、定期交換部品の交換時期であると判断し、報知手段34により使用者に報知する。
【0021】
ここで、炊飯回数をカウントするタイミングは、炊飯開始時でもよいし、炊飯終了時でもよいし、炊飯シーケンス中の規定の工程を通過したときでもよい。
【0022】
また、報知手段34は、使用者の聴覚に働きかけて認知させるブザー等の発音素子により構成してもよいし、人の視覚に訴える発光ダイオードや液晶等の表示素子により構成してもよい。また、ブザー等の発音素子と発光ダイオードや液晶等の表示素子の両方で構成してもよい。
【0023】
また、報知手段34により使用者に報知を行うタイミングは、カウント手段35によりカウントした炊飯回数があらかじめ設定されたカウント閾値C0を超えたときの炊飯中でもよいし、炊飯終了後でもよいし、炊飯終了後一定時間経過時でもよい。
【0024】
このように本実施例によれば、炊飯回数をカウントして制御基板やファンモータなどの定期交換部品の交換時期を精度よく判定することができ、報知手段34を用いて報知することで、定期交換部品の交換時期は妥当性のあるものとなり、過不足なく耐久性能を発揮した上で交換することができる。
【0025】
このことは炊飯器という商品の性質上非常に重要なことである。なぜなら、炊飯器を使用している家庭にとって、突然の故障は避けるべき事柄であり、本実施例は、炊飯器が故障する確率を大きく低減することができるからである。例えば、炊飯器を製品により設定した標準使用回数を越える頻度で使用している家庭の場合には、定期交換部品の期間より前に寿命がくることになり、本実施例に示す報知を行うことにより、使用者は定期交換部品の交換を実施しなければいつ故障してもおかしくない状態であることを認識することができるので、製品の耐久性を超えた使用が原因の故障を未然に防止することができる。
【0026】
また、交換時期になれば、報知手段34を用いて使用者に報知するから、使用者が定期交換部品の交換時期の管理や計画的な定期交換部品の交換を行う必要もなく、煩わしい作業をしなくてもよい。
【0027】
その結果、定期交換部品の交換を忘れて炊飯器を使用していたために、炊飯器の故障が発生するといった事態にならずに済み、故障範囲の拡大を未然に防止することができる。
【0028】
したがって、あらかじめ予測可能な部品の寿命が原因となる故障を未然に防ぐことができ、ひいては、さらなる炊飯器の品質向上を実現することができ、より高品質な炊飯器を提供することができる。
【0029】
(実施例2)
図2に示すように、マイクロコンピュータ28は、第1のカウント閾値C1とそれよりも大きくした第2のカウント閾値C2を有し、カウント手段35によりカウントした炊飯回数があらかじめ設定された第1のカウント閾値C1を超えたときには、報知手段34により使用者に報知を行い、カウント手段35によりカウントした炊飯回数があらかじめ設定された第2のカウント閾値C2を超えたときには、再度報知手段34により使用者に報知するよう構成している。他の構成は上記実施例1と同じであり、同一符号を付して説明を省略する。
【0030】
上記構成において動作を説明する。マイクロコンピュータ28は、炊飯開始スイッチ29が押されると、規定の炊飯シーケンスに基づき、内蓋温度検知手段32、鍋底温度検知手段33および時間計測手段31の検知値に応じて炊飯を行う。炊飯が行われると、カウント手段35は炊飯回数をカウントし、炊飯回数があらかじめ設定された第1のカウント閾値C1を超えたときには、定期交換部品の交換時期が近いと判断し、そのことを報知手段34により使用者に報知する。
【0031】
さらに、炊飯を重ね、炊飯回数があらかじめ設定された第2のカウント閾値C2を超えたときには、定期交換部品の交換時期であると判断し、そのことを報知手段34により使用者に報知する。
【0032】
ここで、炊飯回数をカウントするタイミングは、炊飯開始時でもよいし、炊飯終了時でもよいし、炊飯シーケンス中の規定の工程を通過したときでもよい。
【0033】
また、報知手段34は、使用者の聴覚に働きかけて認知させるブザー等の発音素子により構成してもよいし、人の視覚に訴える発光ダイオードや液晶等の表示素子により構成してもよい。また、ブザー等の発音素子と発光ダイオードや液晶等の表示素子の両方で構成してもよい。
【0034】
また、報知手段34により使用者に報知を行うタイミングは、カウント手段35によりカウントした炊飯回数があらかじめ設定された第1のカウント閾値C1あるいは第2のカウント閾値C2を超えたときの炊飯中でもよいし、炊飯終了後でもよいし、炊飯終了後一定時間経過時でもよい。
【0035】
このように本実施例によれば、炊飯回数をカウントして制御基板やファンモータなどの定期交換部品の交換時期を精度よく判定することができ、交換時期が近づいたことを報知手段34を用いて使用者に報知するので、交換時期を過ぎる前に、定期交換部品の交換を行うことができる。
【0036】
また、交換時期になれば、再度、報知手段34を用いて使用者に報知するから、使用者はうっかりして定期交換部品の交換を忘れても、そのことに気づくので、使用者は確実に、定期交換部品の交換を実施することができる。
【0037】
その結果、定期交換部品の交換を忘れて炊飯器を使用していたために、炊飯器の故障が発生したり、故障範囲を拡大するといったことも未然に防止することができる。
【0038】
したがって、あらかじめ予測可能な部品の寿命が原因となる故障を未然に防ぐことができ、ひいてはさらなる炊飯器の品質向上を実現することができ、さらに高品質な炊飯器を提供することができる。
【0039】
(実施例3)
図2に示す報知手段34は、カウント手段35によりカウントした炊飯回数が第1のカウント閾値C1を超えたときに行う報知と、第2のカウント閾値C2を超えたときに行う報知を異なるものとしている。他の構成は上記実施例2と同じである。
【0040】
上記構成において動作を説明する。マイクロコンピュータ28は、炊飯開始スイッチ29が押されると、規定の炊飯シーケンスに基づき、内蓋温度検知手段32、鍋底温度検知手段33および時間計測手段31の検知値に応じて炊飯を行う。炊飯が行われると、カウント手段35は炊飯回数をカウントし、炊飯回数があらかじめ設定された第1のカウント閾値C1を超えたときには、定期交換部品の交換時期が近いと判断して、交換時期が近いことを報知手段34により使用者に報知する。
【0041】
さらに、炊飯を重ね、炊飯回数があらかじめ設定された第2のカウント閾値C2を超えたときには、定期交換部品の交換時期であると判断し、交換時期であることを、炊飯回数があらかじめ設定された第1のカウント閾値C1を超えたときとは異なる報知により、報知手段34を用いて使用者に報知する。
【0042】
ここで、炊飯回数をカウントするタイミングは、炊飯開始時でもよいし、炊飯終了時でもよいし、炊飯シーケンス中の規定の工程を通過したときでもよい。
【0043】
また、報知手段34は、使用者の聴覚に働きかけて認知させるブザー等の発音素子により構成してもよいし、人の視覚に訴える発光ダイオードや液晶等の表示素子により構成してもよい。また、ブザー等の発音素子と発光ダイオードや液晶等の表示素子の両方で構成してもよい。
【0044】
また、報知手段34により使用者に報知を行うタイミングは、カウント手段35によりカウントした炊飯回数があらかじめ設定された第1のカウント閾値C1あるいは第2のカウント閾値C2を超えたときの炊飯中でもよいし、炊飯終了後でもよいし、炊飯終了後一定時間経過時でもよい。
【0045】
このように本実施例によれば、炊飯回数があらかじめ設定された第1のカウント閾値C1を超えたときと第2のカウント閾値C2を超えたときの報知手段34による報知が異なるので、使用者は報知の意味を容易に理解することができ、この報知の意味が何であるかということで悩むこともないので、使用者がそのときにとるべき行動を容易に理解することができる。
【0046】
そして、最初の報知時には、定期交換部品の交換時期が近づいたことを使用者に報知し、2回目の報知時には、定期交換部品の交換時期であることを使用者に報知するので、使用者は確実に、定期交換部品の交換を実施することができる。
【0047】
その結果、定期交換部品の交換を忘れて炊飯器を使用していたために、炊飯器の故障が発生したり、故障範囲を拡大するといったことも未然に防止することができる。
【0048】
したがって、あらかじめ予測可能な部品の寿命が原因となる故障を未然に防ぐことができ、ひいてはさらなる炊飯器の品質向上を実現することができ、さらに高品質な炊飯器を提供することができる。
【0049】
【発明の効果】
以上のように本発明の請求項1に記載の発明によれば、炊飯開始スイッチを有する操作手段により炊飯を開始させ、カウント手段により炊飯回数をカウントするよう構成し、カウント手段によりカウントした炊飯回数があらかじめ設定されたカウント閾値を超えたときには、使用者に使用状態を認識させる報知手段により使用者に報知する機能を有するから、実炊飯回数により、定期交換部品の交換タイミングを判定することで、定期交換部品の交換時期を精度よく判定することができて報知することができ、加えて、定期交換部品の交換時期になると報知するので、使用者は交換時期の管理や計画的な定期交換部品の交換を行う必要がなく、煩わしい作業をなくすることができる。
【0050】
また、請求項2に記載の発明によれば、第1のカウント閾値とそれよりも大きくした第2のカウント閾値とを有し、カウント手段によりカウントした炊飯回数があらかじめ設定された前記第1のカウント閾値を超えたときには、報知手段により使用者に報知を行い、カウント手段によりカウントした炊飯回数があらかじめ設定された前記第2のカウント閾値を超えたときには、再度報知手段により使用者に報知する機能を有するから、炊飯回数をカウントして制御基板やファンモータなどの定期交換部品の交換時期を精度よく判定することができて、交換時期が近づいたことと交換時期であることを報知手段を用いて使用者に報知するので、使用者は確実に定期交換部品を交換することができ、部品の寿命が原因となる故障を未然に防ぐことができ、ひいては炊飯器の品質向上を実現することができ、さらに高品質な炊飯器を提供することができる。
【0051】
また、請求項3に記載の発明によれば、カウント手段によりカウントした炊飯回数が第1のカウント閾値を超えたときに行う報知と、第2のカウント閾値を超えたときに行う報知を異なるものとしたから、使用者は報知の意味とそのときにとるべき行動を容易に理解することができるので、確実に定期交換部品を交換することができ、部品の寿命が原因となる故障を未然に防ぐことができ、ひいては炊飯器の品質向上を実現することができ、さらに高品質な炊飯器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の炊飯器のブロック図
【図2】本発明の第2の実施例の炊飯器のブロック図
【図3】従来の炊飯器のブロック図
【符号の説明】
23 鍋
24 加熱手段
27 制御手段
28 マイクロコンピュータ
29 炊飯開始スイッチ
30 操作手段
34 報知手段
35 カウント手段[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a rice cooker having a function of counting the number of times of cooking rice.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, this type of rice cooker has been configured as shown in FIG. Hereinafter, the configuration will be described.
[0003]
As shown in FIG. 3, the commercial power supply 1 is configured to rectify by a
[0004]
The time measuring means 11 measures the elapsed time, and outputs its output to the microcomputer 8. The inner lid temperature detecting means 12 detects the temperature of the inner lid, and the pan bottom temperature detecting means 13 detects the temperature of the pan bottom. The detected values are input to the microcomputer 8. The
[0005]
The operation of the above configuration will be described. When the rice
[0006]
[Patent Document 1]
Japanese Patent Application Laid-Open No. 9-164061 (pages 2-4, FIG. 1)
[0007]
[Problems to be solved by the invention]
However, since such a conventional rice cooker does not have a function of counting the number of times of rice cooking, the standard number of times of use is determined regardless of the frequency of use (for example, two times of rice cooking per day), and heating is performed based on that. They calculated the time to replace periodic replacement parts such as boards and fan motors, stipulated them in instruction manuals, and educated users.
[0008]
Therefore, it is not necessary to replace it yet, judging from the number of uses, but it may be determined that it is time to replace it depending on the usage period, or conversely, if it is used more frequently than the standard number of uses, it is necessary to replace it In some cases, it has been determined that it is not time to replace the battery when viewed from the usage period.
[0009]
In addition, since the rice cooker has no function of notifying the user of the replacement time, it is necessary for the user to manage the replacement time of the periodic replacement part by himself. For this reason, it is necessary to grasp the replacement time and to regularly replace the regular replacement parts, which has been troublesome for the user.
[0010]
The present invention solves the above-mentioned conventional problems, and makes it possible to accurately determine the replacement time of a periodic replacement part and to notify the same, eliminating the need for managing the replacement time and performing planned replacement of the periodic replacement part, which is troublesome. It aims to eliminate work.
[0011]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the present invention heats a pot serving as a rice cooking container by a heating means, controls an input current by a control means, has a microcomputer, and starts rice cooking by an operation means having a rice cooking start switch. The counting means counts the number of cooked rice, and when the number of cooked rice counted by the counting means exceeds a preset count threshold, a function of notifying the user by a notifying means for notifying the user of the use state is provided. Have
[0012]
Thereby, by determining the replacement timing of the periodic replacement component based on the actual rice cooking frequency, the replacement timing of the periodic replacement component can be accurately determined and notified, and in addition, the replacement timing of the periodic replacement component can be notified. The user is notified that the time has expired, so that the user does not need to manage the replacement time or perform scheduled replacement of the regular replacement parts, thereby eliminating troublesome work.
[0013]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
The invention according to claim 1 of the present invention provides a pot serving as a rice cooking container, a heating unit for heating the pot, a control unit for controlling an input current, a notification unit for allowing a user to recognize a use state, and a rice cooking unit. Operating means having a rice cook start switch for starting rice cooking, counting means for counting the number of cooked rice, and a microcomputer, when the number of cooked rice counted by the counting means exceeds a preset count threshold, the notification means It has a function of notifying the user by the, by determining the replacement timing of the periodic replacement parts by the actual number of rice cooked, it is possible to accurately determine the replacement time of the periodic replacement parts, it is possible to notify, In addition, the user is notified when it is time to replace the regular replacement parts, so the user must manage the replacement time and replace the scheduled replacement parts regularly. No, it is possible to eliminate the troublesome work.
[0014]
The invention according to
[0015]
According to a third aspect of the present invention, in the second aspect of the present invention, the notification is performed when the number of cooked rice counted by the counting means exceeds the first count threshold, and the notification is performed when the number of cooked rice exceeds the second count threshold. Because the notification is different, the user can easily understand the meaning of the notification and the action to be taken at that time, so that the regular replacement parts can be reliably replaced, and the life of the parts Can be prevented beforehand, and the quality of the rice cooker can be improved, and a rice cooker with higher quality can be provided.
[0016]
【Example】
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
[0017]
(Example 1)
As shown in FIG. 1, the
[0018]
The operation means 30 has a rice cooking start
[0019]
The inner lid
[0020]
The operation of the above configuration will be described. When the rice cook start
[0021]
Here, the timing of counting the number of times of rice cooking may be at the start of rice cooking, at the end of rice cooking, or at the time of passing a prescribed step in the rice cooking sequence.
[0022]
In addition, the notification means 34 may be constituted by a sounding element such as a buzzer or the like which makes the user sense and perceive by hearing, or may be constituted by a display element such as a light emitting diode or a liquid crystal which appeals to human vision. Further, it may be composed of both a sounding element such as a buzzer and a display element such as a light emitting diode and a liquid crystal.
[0023]
The notification by the notification means 34 to the user may be during cooking when the number of times of rice counted by the counting means 35 exceeds a preset count threshold value C0, after cooking, or after cooking. After a certain period of time has elapsed.
[0024]
As described above, according to the present embodiment, the number of times of cooking rice can be counted to accurately determine the replacement time of a periodic replacement component such as a control board or a fan motor. The replacement time of the replacement part is appropriate, and the replacement part can be replaced after exhibiting the durability performance without excess or shortage.
[0025]
This is very important in the nature of the rice cooker. This is because sudden breakdown is a matter to be avoided for a home using a rice cooker, and the present embodiment can greatly reduce the probability of a rice cooker breaking down. For example, in the case of a household using a rice cooker at a frequency exceeding the standard use frequency set by the product, the service life will come before the period of the regular replacement parts, and the notification shown in this embodiment should be performed. This allows the user to recognize that it is always safe to break down unless the regular replacement parts are replaced, thus preventing failures caused by use beyond the durability of the product. can do.
[0026]
Further, when the replacement time comes, the user is notified by using the notification means 34, so that the user does not need to manage the replacement time of the periodic replacement parts or perform the planned replacement of the periodic replacement parts. You don't have to.
[0027]
As a result, since the rice cooker is used by forgetting to replace the regular replacement parts, it is possible to prevent a situation in which the rice cooker fails, and to prevent the failure range from expanding.
[0028]
Therefore, it is possible to prevent a failure caused by a predictable component life beforehand, thereby further improving the quality of the rice cooker and providing a higher quality rice cooker.
[0029]
(Example 2)
As shown in FIG. 2, the
[0030]
The operation of the above configuration will be described. When the rice cook start
[0031]
Further, when the rice is cooked repeatedly and the number of times of cooking exceeds a second count threshold value C2 set in advance, it is determined that it is time to replace the regular replacement part, and the notification means 34 notifies the user of this.
[0032]
Here, the timing of counting the number of times of rice cooking may be at the start of rice cooking, at the end of rice cooking, or at the time of passing a prescribed step in the rice cooking sequence.
[0033]
In addition, the notification means 34 may be constituted by a sounding element such as a buzzer or the like which makes the user sense and perceive by hearing, or may be constituted by a display element such as a light emitting diode or a liquid crystal which appeals to human vision. Further, it may be composed of both a sounding element such as a buzzer and a display element such as a light emitting diode and a liquid crystal.
[0034]
In addition, the notification by the notification means 34 to the user may be performed during rice cooking when the number of times of cooking counted by the counting means 35 exceeds a preset first count threshold C1 or second count threshold C2. Alternatively, it may be after cooking is completed, or after a certain period of time has elapsed after cooking is completed.
[0035]
As described above, according to the present embodiment, the number of times of cooking rice can be counted to accurately determine the replacement time of the periodic replacement parts such as the control board and the fan motor, and the
[0036]
Further, at the time of replacement, the user is notified again by using the notification means 34. Therefore, even if the user inadvertently forgets to replace the periodic replacement part, the user is aware of the fact, and the user is sure to do so. The replacement of the regular replacement parts can be performed.
[0037]
As a result, it is possible to prevent the rice cooker from causing a failure or expanding the failure range because the rice cooker is used by forgetting to replace the regular replacement part.
[0038]
Therefore, it is possible to prevent a failure caused by the life of a component that can be predicted in advance, and further improve the quality of the rice cooker, thereby providing a rice cooker of higher quality.
[0039]
(Example 3)
The notification means 34 shown in FIG. 2 is different from the notification performed when the number of cooked rice counted by the counting means 35 exceeds the first count threshold C1 and the notification performed when the number of cooked rice exceeds the second count threshold C2. I have. Other configurations are the same as those of the second embodiment.
[0040]
The operation of the above configuration will be described. When the rice cook start
[0041]
Further, when rice is repeatedly cooked and the number of times of rice cooking exceeds a second count threshold value C2 set in advance, it is determined that it is time to replace the regular replacement part, and it is determined that the time for replacement has been reached, and the number of times of rice cooking is set in advance. The user is notified using the notification means 34 by a notification different from that when the count value exceeds the first count threshold C1.
[0042]
Here, the timing of counting the number of times of rice cooking may be at the start of rice cooking, at the end of rice cooking, or at the time of passing a prescribed step in the rice cooking sequence.
[0043]
In addition, the notification means 34 may be constituted by a sounding element such as a buzzer or the like which makes the user sense and perceive by hearing, or may be constituted by a display element such as a light emitting diode or a liquid crystal which appeals to human vision. Further, it may be composed of both a sounding element such as a buzzer and a display element such as a light emitting diode and a liquid crystal.
[0044]
In addition, the notification by the notification means 34 to the user may be performed during rice cooking when the number of times of cooking counted by the counting means 35 exceeds a preset first count threshold C1 or second count threshold C2. Alternatively, it may be after cooking is completed, or after a certain period of time has elapsed after cooking is completed.
[0045]
As described above, according to the present embodiment, the notification by the notification means 34 when the number of cooked rice exceeds the first count threshold C1 set in advance and the second count threshold C2 is different, so that the user Can easily understand the meaning of the notification and do not have to worry about what the meaning of the notification is, so that the user can easily understand the action to be taken at that time.
[0046]
Then, at the time of the first notification, the user is notified that the time for replacement of the periodic replacement part is approaching, and at the time of the second notification, the user is notified that it is time to replace the periodic replacement part. The replacement of the regular replacement part can be surely performed.
[0047]
As a result, it is possible to prevent the rice cooker from causing a failure or expanding the failure range because the rice cooker is used by forgetting to replace the regular replacement part.
[0048]
Therefore, it is possible to prevent a failure caused by a predictable component life beforehand, thereby further improving the quality of the rice cooker, and providing a rice cooker of higher quality.
[0049]
【The invention's effect】
As described above, according to the first aspect of the present invention, rice cooking is started by operating means having a rice cooking start switch, the number of times of rice cooking is counted by the counting means, and the number of times of rice cooking counted by the counting means. When exceeds a preset count threshold, since the user has a function of notifying the user by a notification means for recognizing the use state, by determining the replacement timing of the periodic replacement component by the actual number of rice cooked, It is possible to accurately determine the time for replacing the regular replacement parts and to be notified, and in addition, it is notified when it is time to replace the regular replacement parts, so the user can manage the replacement time and plan the regular replacement parts. There is no need to replace the, and troublesome work can be eliminated.
[0050]
According to the second aspect of the present invention, the first rice cooker has a first count threshold and a second count threshold larger than the first count threshold, and the number of times of cooking counted by the counting means is set in advance to the first count threshold. When the count threshold is exceeded, the user is notified by the notification means, and when the number of cooked rice counted by the count means exceeds the second count threshold set in advance, the user is notified again by the notification means. It is possible to accurately determine the time to replace the regular replacement parts such as the control board and the fan motor by counting the number of times of cooking rice, and use the notification means to notify that the replacement time is approaching and that it is time to replace. To notify the user of the failure, so that the user can reliably replace the regular replacement parts and prevent failures due to the life of the parts. Can, it is possible to improve the quality of the thus cooker, it is possible to further provide a high-quality rice cooker.
[0051]
According to the third aspect of the present invention, the notification performed when the number of cooked rice counted by the counting means exceeds the first count threshold is different from the notification performed when the number of cooked rice exceeds the second count threshold. As a result, the user can easily understand the meaning of the notification and the action to be taken at that time, so that the user can surely replace the regular replacement part and prevent a failure caused by the life of the part beforehand. Thus, the quality of the rice cooker can be improved, and a high-quality rice cooker can be provided.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a block diagram of a rice cooker according to a first embodiment of the present invention. FIG. 2 is a block diagram of a rice cooker according to a second embodiment of the present invention. FIG. 3 is a block diagram of a conventional rice cooker. Description】
23
Claims (3)
Priority Applications (1)
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Family Applications (1)
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-
2003
- 2003-05-20 JP JP2003141721A patent/JP2004344223A/en active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2007282938A (en) * | 2006-04-19 | 2007-11-01 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Electronic appliance |
JP4561683B2 (en) * | 2006-04-19 | 2010-10-13 | パナソニック株式会社 | Electronics |
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