JP2004343641A - 無線基地局装置およびデータ転送制御方法 - Google Patents

無線基地局装置およびデータ転送制御方法 Download PDF

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Kenichiro Iida
健一郎 飯田
Shinichi Higuchi
信一 樋口
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Abstract

【課題】無線区間でのデータ転送のスループットを向上させること。
【解決手段】バッファ130は、RNC装置300から転送されたデータフレーム信号のデータを一時的に蓄積する。蓄積量測定部132は、バッファ130に蓄積されたデータの蓄積量を測定する。パラメータ設定部120は、バッファサイズ、第1閾値、第2閾値、クレジット値、インターバル値、およびレペティションピリオド値を設定する。判定部134は、蓄積量が増加して第1閾値または第2閾値を上回ったか、蓄積量が減少して第1閾値または第2閾値を下回ったかを判定する。CACF信号生成部122は、判定結果に基づいて、蓄積量が「0」より大きくバッファサイズ以下の範囲内に収まるようなクレジット値、インターバル値、およびレペティションピリオド値の組み合わせを用いてCACF信号を生成する。送信部124は、CACF信号をRNC装置300に送信する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、下りリンク高速パケット伝送(HSDPA:High Speed Downlink Packet Access)方式を適用した移動通信システムにおける無線基地局装置およびデータ転送制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
現在、移動通信システムにおいて高速パケット通信を実現できる伝送技術に関する検討が盛んに行われている。特に、IMT−2000(International Mobile Telecommunications − 2000)に代表される第3世代移動通信システムにおいて、ネットワークから通信端末装置への方向の下り通信において従来の数百kbpsに比べて十数倍のスループットを実現する下りリンク高速パケット伝送技術(例えば、HSDPA方式)に関する検討が行われている。高速パケット伝送技術を実現するために、通信端末装置および無線基地局装置の間の無線区間における高速のデータ伝送技術に対応し、無線基地局装置および無線ネットワーク制御装置の間の有線区間におけるデータ転送のスループットを向上させることができるデータ転送制御技術が強く求められている。
【0003】
従来のデータ転送制御方法では、有線区間でのデータ転送を制御するために、制御信号が、無線基地局装置から無線ネットワーク制御装置(RNC装置)へ送信される(例えば、非特許文献1)。以下、移動通信システムにおける従来のデータ転送制御方法について説明する。
【0004】
まず、RNC装置で、通信端末装置のデータ通信の開始を認知したときに、有線区間でのデータ転送の開始の許可を要求するための信号を無線基地局装置に対して送信する。
【0005】
そして、無線基地局装置で、データ転送制御に必要なパラメータを設定する。そして、設定したパラメータのうちデータ転送開始を指示することを示すパラメータを有する制御信号を生成し、RNC装置に送信する。RNC装置では、受信した制御信号のパラメータに従って、有線区間でのデータ転送を開始する。
【0006】
そして、有線区間でのデータ転送を停止する必要があるときには、無線基地局装置で、設定したパラメータのうちデータ転送停止を指示することを示すパラメータを有する制御信号を生成し、RNC装置に送信する。RNC装置では、受信した制御信号のパラメータに従って、有線区間でのデータ転送を停止する。
【0007】
そして、有線区間でのデータ転送を再開する必要があるときには、無線基地局装置で、設定したパラメータのうちデータ転送再開を指示することを示すパラメータを有する制御信号を生成し、RNC装置に送信する。RNC装置では、受信した制御信号のパラメータに従って、有線区間でのデータ転送を再開する。
【0008】
そして、有線区間でのデータ転送の転送レートを変更する必要があるときには、無線基地局装置で、設定したパラメータのうち転送レート変更を指示することを示すパラメータを有する制御信号を生成し、RNC装置に送信する。RNC装置では、受信した制御信号のパラメータに従って、有線区間でのデータ転送の転送レートを変更する。
【0009】
【非特許文献1】
3GPP TS 25.435 V5.2.0 (2002−09): 3rd Generation Partnership Project; Technical Specification Group Radio Access Network; UTRAN Iub Interface User Plane Protocols for Common Transport Channel Data Streams (Release 5) 2002年9月
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のデータ転送制御方法では、各制御信号を送信するタイミングを決定する送信トリガが規定されていない。一般に、無線区間では、伝搬環境の変動に応じて無線区間でのデータ転送のパラメータ(例えば、転送レート)が変更されているにもかかわらず、有線区間でのデータ転送は、無線区間でのデータ転送の状態に応じて制御されていない。
【0011】
例えば、無線区間でのデータ転送が高速の転送レートで行われているときに有線区間でのデータ転送が高速の転送レートで行われず、その結果、無線基地局装置内部のバッファに蓄積されるデータが枯渇してしまう、という不具合が発生することがある。この場合、無線区間でのデータ転送が中断されることになる。
【0012】
また、無線区間でのデータ転送が高速の転送レートで行われていないときに有線区間でのデータ転送が高速の転送レートで行われ、その結果、無線基地局装置内部のバッファに蓄積されるデータが溢れてしまう、という不具合が発生することもある。この場合、通信端末装置においてデータを正確に受信することができず、データの再送が行われることになる。
【0013】
したがって、従来のデータ転送制御方法では、無線区間でデータ転送が行われているときに例えば上記の不具合が発生すると無線区間でのデータ転送の効率化が阻害されるため、無線区間でのデータ転送のスループットの向上に一定の限界がある。
【0014】
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、無線区間でのデータ転送のスループットを向上させることができる無線基地局装置およびデータ転送制御方法を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】
本発明の無線基地局装置は、無線ネットワーク制御装置から転送されたデータを一時的に蓄積する蓄積手段と、前記蓄積手段に蓄積されたデータ蓄積量との比較に用いられる複数の閾値を設定する設定手段と、前記データ蓄積量を前記複数の閾値と比較する比較手段と、前記比較手段の比較結果に基づいて、前記データ蓄積量が所定の範囲内に収まるように前記無線ネットワーク制御装置からのデータ転送量を制御する制御手段と、を有する構成を採る。
【0016】
この構成によれば、無線ネットワーク制御装置から転送され蓄積したデータ蓄積量との比較に用いられる複数の閾値を設定し、データ蓄積量と設定された複数の閾値との比較結果に基づいて、データ蓄積量が所定の範囲内に収まるように無線ネットワーク制御装置からのデータ転送量を制御するため、例えば所定の範囲を「0」より大きく蓄積手段のメモリ容量以下の範囲とする場合は、蓄積されたデータが枯渇したり溢れたりすることを防止することができ、無線区間でのデータ転送を効率化することができ、無線区間でのデータ転送のスループットを向上させることができる。
【0017】
本発明の無線基地局装置は、上記構成において、前記設定手段は、第1閾値および前記第1閾値より大きい第2閾値を設定し、前記制御手段は、通信端末装置とのデータ通信を開始するとき、データ転送処理の無制限の繰り返しを開始させる第1指示を前記無線ネットワーク制御装置に送信し、前記データ蓄積量が増加して前記第1閾値を上回ったとき、データ転送処理のデータ転送量を減少させる第2指示を前記無線ネットワーク制御装置に送信し、前記データ蓄積量が減少して前記第1閾値を下回ったとき、データ転送処理のデータ転送量を増加させる第3指示を前記無線ネットワーク制御装置に送信し、前記データ蓄積量が増加して前記第2閾値を上回ったとき、データ転送処理の無制限の繰り返しを停止させる第4指示を前記無線ネットワーク制御装置に送信し、前記データ蓄積量が減少して前記第2閾値を下回ったとき、データ転送処理の無制限の繰り返しを再開させる第5指示を前記無線ネットワーク制御装置に送信する構成を採る。
【0018】
この構成によれば、蓄積手段に蓄積されたデータ蓄積量との比較に用いられる第1閾値および第1閾値より大きい第2閾値を設定し、通信端末装置とのデータ通信を開始するときは、データ転送処理の無制限の繰り返しを開始させる第1指示を、データ蓄積量が増加して第1閾値を上回ったときは、データ転送処理のデータ転送量を減少させる第2指示を、データ蓄積量が減少して第1閾値を下回ったときは、データ転送処理のデータ転送量を増加させる第3指示を、データ蓄積量が増加して第2閾値を上回ったときは、データ転送処理の無制限の繰り返しを停止させる第4指示を、および、データ蓄積量が減少して第2閾値を下回ったときは、データ転送処理の無制限の繰り返しを再開させる第5指示を、それぞれ無線ネットワーク制御装置に送信するため、例えば無線区間でのデータ転送が高速の転送レートで行われている場合は、データ蓄積量が少なくなったときに有線区間でのデータ転送量を増加させることができ、蓄積されたデータが枯渇することを防止することができ、例えば無線区間でのデータ転送が高速の転送レートで行われていない場合は、データ蓄積量が多くなったときに有線区間でのデータ転送量を減少させることができ、データ蓄積量が蓄積手段のメモリ容量に近づいたときに有線区間でのデータ転送を停止させることができ、蓄積されたデータが溢れることを防止することができる。
【0019】
本発明のデータ転送制御方法は、無線ネットワーク制御装置から転送されたデータを一時的に蓄積する蓄積ステップと、前記蓄積ステップで蓄積したデータ蓄積量との比較に用いられる複数の閾値を設定する設定ステップと、前記蓄積ステップで蓄積したデータ蓄積量を前記設定ステップで設定した複数の閾値と比較する比較ステップと、前記比較ステップでの比較結果に基づいて、前記蓄積ステップで蓄積したデータ蓄積量が所定の範囲内に収まるように前記無線ネットワーク制御装置からのデータ転送量を制御する制御ステップと、を有するようにした。
【0020】
この方法によれば、無線ネットワーク制御装置から転送され蓄積したデータ蓄積量との比較に用いられる複数の閾値を設定し、データ蓄積量と設定した複数の閾値との比較結果に基づいて、データ蓄積量が所定の範囲内に収まるように無線ネットワーク制御装置からのデータ転送量を制御するため、例えば所定の範囲を「0」より大きく蓄積手段のメモリ容量以下の範囲とする場合は、蓄積されたデータが枯渇したり溢れたりすることを防止することができ、無線区間でのデータ転送を効率化することができ、無線区間でのデータ転送のスループットを向上させることができる。
【0021】
【発明の実施の形態】
本発明の骨子は、無線ネットワーク制御装置から転送されたデータを一時的に蓄積し、蓄積手段に蓄積されたデータ蓄積量との比較に用いられる複数の閾値を設定し、データ蓄積量と設定された複数の閾値との比較結果に基づいて、データ蓄積量が所定の範囲内に収まるように無線ネットワーク制御装置からのデータ転送量を制御することである。
【0022】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
【0023】
図1は、本発明の一実施の形態に係る無線基地局装置および当該無線基地局装置を有する移動通信システムの要部の構成を示すブロック図である。
【0024】
図1に示す移動通信システムは、無線基地局装置100、コアネットワーク200、RNC装置300、および通信端末装置400を有する。コアネットワーク200は、通信端末装置400宛てのデータをRNC装置300に転送する。RNC装置300は、コアネットワーク200からのデータを一時的に蓄積する。
【0025】
RNC装置300は、無線基地局装置100からの指示に従って、蓄積されたデータを用いてデータフレーム信号を生成し、生成されたデータフレーム信号を、有線区間である有線リンク500を介して無線基地局装置100に転送する。
【0026】
より具体的には、RNC装置300は、通信端末装置400のデータ通信の開始を認知したときに、有線リンク500でのデータ転送の開始の許可を要求するためのHS−DSCHキャパシティリクエストコントロールフレーム(HS−DSCH Capacity Request Control Frame)信号(以下「CRCF信号」と言う)を無線基地局装置100に送信する。
【0027】
なお、送信される信号はCRCF信号に限定されず、他のメッセージ信号が用いられても良い。
【0028】
また、RNC装置300は、有線リンク500でのデータ転送の開始を指示するパラメータを有するHS−DSCHキャパシティアロケーションコントロールフレーム(HS−DSCH Capacity Allocation Control Frame)信号(以下「CACF信号」と言う)を無線基地局装置100から受信したとき、当該パラメータに従って、有線リンク500でのデータ転送を開始する。
【0029】
また、RNC装置300は、有線リンク500でのデータ転送の停止を指示するパラメータを有するCACF信号を無線基地局装置100から受信したとき、当該パラメータに従って、有線リンク500でのデータ転送を停止する。
【0030】
また、RNC装置300は、有線リンク500でのデータ転送の再開を指示するパラメータを有するCACF信号を無線基地局装置100から受信したとき、当該パラメータに従って、有線リンク500でのデータ転送を再開する。
【0031】
また、RNC装置300は、有線リンク500でのデータ転送において転送されるデータの転送量(以下「有線区間転送量」と言う)の増量を指示するパラメータを有するCACF信号を無線基地局装置100から受信したとき、当該パラメータに従って、有線区間転送量を増量してデータ転送を行う。
【0032】
また、RNC装置300は、有線区間転送量の減量を指示するパラメータを有するCACF信号を無線基地局装置100から受信したとき、当該パラメータに従って、有線区間転送量を減量してデータ転送を行う。
【0033】
無線基地局装置100は、無線受信部112、無線送信部114、平均スループット測定部116、制御遅延時間測定部118、パラメータ設定部120、CACF信号生成部122、送信部124、受信部126、データ処理部128、バッファ130、蓄積量測定部132、および判定部134を有する。
【0034】
無線受信部112は、通信端末装置400から無線区間である無線リンク600を介して制御情報、すなわち、無線送信部114での転送レートの決定において必要な情報を無線受信する。また、通信端末装置400からユーザデータを受信したときには、当該ユーザデータを送信部124に出力する。
【0035】
無線送信部114は、無線受信部112からの制御情報に基づいて無線リンク600でのデータ転送における転送レート(以下「無線区間転送レート」と言う)を決定する。そして、決定された無線区間転送レートに合わせた読み出し速度で、バッファ130に蓄積されたデータを読み出し、通信端末装置400に無線送信する。
【0036】
平均スループット測定部116は、無線基地局装置100の1セクタにおけるスループットの平均値(以下「平均セクタスループット」と言う)を測定する。測定された平均セクタスループットは、パラメータ設定部120に出力される。なお、平均セクタスループットの保証値が例えばQoS(Quality of Service)保証によって決定されている場合は、平均スループット測定部116は、平均セクタスループットの測定を行う代わりに当該保証値を取得し、パラメータ設定部120に出力しても良い。
【0037】
制御遅延時間測定部118は、有線リンク500での制御遅延時間を測定する。例えば、データ転送開始を指示するパラメータを有するCACF信号が送信部124によって送信されてから、受信部126によるデータの受信が始まるまでの時間を測定する。測定された制御遅延時間は、パラメータ設定部120に出力される。
【0038】
なお、制御遅延時間測定部118は、データ転送停止を指示するパラメータを有するCACF信号が送信部124によって送信されてから、受信部126によるデータの受信が終わるまでの時間を測定しても良い。また、出力される制御遅延時間は、測定された制御遅延時間の中の最大値であっても良く、または測定された制御遅延時間の平均値であっても良い。また、制御遅延時間の最大値が予め取得されている場合は、制御遅延時間測定部118は、制御遅延時間の測定を行わずに、取得されている制御遅延時間の最大値を出力しても良い。
【0039】
パラメータ設定部120は、平均スループット測定部116からの平均セクタスループットおよび制御遅延時間測定部118からの制御遅延時間に基づいて、有線リンク500でのデータ転送の制御に必要なパラメータを設定する。
【0040】
設定されるパラメータには、バッファ130のバッファサイズと、有線区間転送量を変更するか否かの判定に用いられる閾値である第1閾値と、バッファ130の蓄積量がバッファサイズに近づいたときに有線リンク500でのデータ転送を停止するか否か、または有線リンク500でのデータ転送を再開するか否かの判定に用いられる閾値である第2閾値と、1回のデータ転送処理において転送されるデータの転送量を表すクレジット(Credits)値と、データ転送処理を実行する時間間隔を表すインターバル値と、データ転送処理を実行する回数を表すレペティションピリオド値とがある。
【0041】
これらのパラメータのうち第1閾値、第2閾値、クレジット値、インターバル値、およびレペティションピリオド値は、データ通信が行われているときのバッファ130におけるデータの蓄積量が「0」より大きくバッファサイズ以下の範囲に収まるようにRNC装置300を制御するために設定されるパラメータである。
【0042】
また、これらのパラメータのうちクレジット値、インターバル値、およびレペティションピリオド値の組み合わせ(以下「パラメータセット」と言う)には、有線リンク500でのデータ転送開始を指示するCACF信号の生成に用いられるものと、有線リンク500でのデータ転送停止を指示するCACF信号の生成に用いられるものと、有線リンク500でのデータ転送の再開を指示するCACF信号の生成に用いられるものと、有線区間転送量の減量を指示するCACF信号の生成に用いられるものと、有線区間転送量の増量を指示するCACF信号の生成に用いられるものとがある。
【0043】
ここで、データ転送開始を指示するCACF信号の生成に用いられるパラメータセットにおけるクレジット値、および有線区間転送量の増量を指示するCACF信号の生成に用いられるパラメータセットにおけるクレジット値は、有線リンク500でのデータ転送における転送レート(以下「有線区間転送レート」と言う)が平均セクタスループットより高くなるような値に設定される。例えば、上記二つのクレジット値は、当該パラメータセットにおけるインターバル値と平均セクタスループットの積に数値M(M>1)を乗算して得られる値に設定される。なお、上記二つのクレジット値は、同じ値であっても異なる値であっても良い。
【0044】
さらに、データ転送停止を指示するCACF信号の生成に用いられるパラメータセットにおけるクレジット値は「0」に設定される。
【0045】
さらに、データ転送再開を指示するCACF信号の生成に用いられるパラメータセットにおけるクレジット値、および有線区間転送量の減量を指示するCACF信号の生成に用いられるパラメータセットにおけるクレジット値は、有線区間転送レートが平均セクタスループットと略等しくなるような値に設定される。例えば、これらのクレジット値は、当該パラメータセットにおけるインターバル値と平均セクタスループットの積に設定される。
【0046】
さらに、データ転送開始を指示するCACF信号の生成、データ転送再開を指示するCACF信号の生成、有線区間転送量の増量を指示するCACF信号の生成、および有線区間転送量の減量を指示するCACF信号の生成のそれぞれに用いられるパラメータセットにおけるレペティションピリオド値は「0」に設定される。ここで、レペティションピリオド値が「0」に設定されることは、データ転送処理の実行回数が指定されないことを意味する。つまり、レペティションピリオド値が「0」に設定されているとき、データ転送処理は無制限に繰り返し行われる。
【0047】
さらに、第1閾値は、例えば、制御遅延時間と平均セクタスループットの積以下の値に設定される。また、第2閾値は、当該積より大きい値に設定する。例えば、第2閾値は、データ転送開始を指示するCACF信号の生成に用いられるパラメータセットにおけるクレジット値とインターバル値の積に数値Nを乗算し、さらに第1閾値を加算して得られた値に設定される。
【0048】
ここで、数値Nは、例えば、次の数式
N=[バッファサイズ−{第1閾値+(データ転送開始を指示するCACF信号の生成に用いられるパラメータセットにおけるクレジット値と制御遅延時間の積)}]/(有線区間転送量の減量を指示するCACF信号の生成に用いられるパラメータセットにおけるクレジット値とインターバ
ル値の積)
によって算出される。ただし、数値Nの上限値は(制御遅延時間/インターバル値)+1とする。
【0049】
さらに、バッファサイズは、第2閾値より大きい値に設定される。
【0050】
また、パラメータ設定部120は、設定されたバッファサイズをバッファ130に、設定された第1および第2閾値を判定部134に、設定された上記五つのパラメータセットをCACF信号生成部122に、それぞれ出力する。
【0051】
CACF信号生成部122は、設定された五つのパラメータセットの各々を用いて、有線リンク500でのデータ転送開始を指示するCACF信号と、有線リンク500でのデータ転送停止を指示するCACF信号と、有線リンク500でのデータ転送再開を指示するCACF信号と、有線区間転送量の減量を指示するCACF信号と、有線区間転送量の増量を指示するCACF信号とを生成する。生成された各CACF信号は、送信部124に出力される。
【0052】
より具体的には、データ転送開始を指示するCACF信号は、データ処理部128からの報告を受けたときに生成され出力される。また、データ転送停止を指示するCACF信号は、蓄積量が増加して第2閾値より大きくなったことを判定部134から報告されたときに生成され出力される。また、データ転送再開を指示するCACF信号は、蓄積量が減少して第2閾値より小さくなったことを判定部134から報告されたときに生成され出力される。
【0053】
また、有線区間転送量の減量を指示するCACF信号は、蓄積量が増加して第1閾値より大きくなったことを判定部134から報告されたときに生成され出力される。また、有線区間転送量の増量を指示するCACF信号は、蓄積量が減少して第1閾値より小さくなったことを判定部134から報告されたときに生成され出力される。
【0054】
送信部124は、CACF信号生成部122から入力された各CACF信号を、有線リンク500を介してRNC装置300に送信する。また、ユーザデータが無線受信部112から入力されたときに当該ユーザデータをRNC装置300に送信する。
【0055】
受信部126は、RNC装置300からのCRCF信号をデータ処理部128に出力する。また、RNC装置300から転送されたデータフレーム信号を受信して、データ処理部128に出力する。
【0056】
データ処理部128は、CRCF信号が受信部126から入力されたときに、CACF信号の受信をCACF信号生成部122に報告する。また、受信部126からのデータフレーム信号に含まれたデータを抽出してバッファ130に書き込む。
【0057】
バッファ130は、パラメータ設定部120から入力されたバッファサイズに従って、通信端末装置400とのデータ通信に割り当てられる領域を決定する。また、データ処理部128によって書き込まれたデータを一時的に蓄積する。
【0058】
蓄積量測定部132は、バッファ130に蓄積されたデータの蓄積量を測定する。
【0059】
判定部134は、蓄積量測定部132によって測定された蓄積量を、パラメータ設定部120からの第1および第2閾値と比較する。そして、蓄積量が増加して第1閾値より大きくなったか否か、蓄積量が減少して第1閾値より小さくなったか否か、蓄積量が増加して第2閾値より大きくなったか否か、および蓄積量が減少して第2閾値より小さくなったか否か、をそれぞれ判定する。この判定結果はCACF信号生成部122に報告される。
【0060】
次いで、上記構成を有する無線基地局装置100の動作について説明する。図2は、無線基地局装置100が有線リンク500でのデータ転送を制御するときの動作の一例を説明するためのフロー図である。
【0061】
まず、ステップS1100では、受信部126で、CRCF信号を受信する。受信したCRCF信号は、受信部126からデータ処理部128へ出力される。そして、データ処理部128で、CRCF信号の受信をCACF信号生成部122へ報告する。
【0062】
そして、ステップS1200では、パラメータ設定部120で、各パラメータを設定する。
【0063】
そして、ステップS1300では、CRCF信号の受信が報告されたときに、設定したパラメータを用いて、データ転送開始を許可(指示)するCACF信号を生成する。
【0064】
そして、ステップS1400では、蓄積量測定部132で、バッファ130に蓄積されたデータの蓄積量を測定する。
【0065】
そして、ステップS1500では、判定部134で、蓄積量が増加して第1閾値を上回ったか否かを判定する。
【0066】
そして、判定結果として、蓄積量が増加して第1閾値を上回った場合(S1500:YES)は、ステップS1600において、CACF信号生成部122で、有線区間転送量の減量を指示するCACF信号を生成し、出力する。そして、ステップS2300へ移行する。一方、蓄積量が増加していない場合または増加している蓄積量が第1閾値を上回っていない場合(S1500:NO)は、ステップS1700において、判定部134で、蓄積量が減少して第1閾値を下回ったか否かを判定する。
【0067】
そして、判定結果として、蓄積量が減少して第1閾値を下回った場合(S1700:YES)は、ステップS1800において、CACF信号生成部122で、有線区間転送量の増量を指示するCACF信号を生成し、出力する。そして、ステップS2300へ移行する。一方、蓄積量が減少していない場合または減少している蓄積量が第1閾値を下回っていない場合(S1700:NO)は、ステップS1900において、判定部134で、蓄積量が増加して第2閾値を上回ったか否かを判定する。
【0068】
そして、判定結果として、蓄積量が増加して第2閾値を上回った場合(S1900:YES)は、ステップS2000において、CACF信号生成部122で、有線リンク500でのデータ転送の停止を指示するCACF信号を生成し、出力する。そして、ステップS2300へ移行する。一方、蓄積量が増加していない場合または増加している蓄積量が第2閾値を上回っていない場合(S1900:NO)は、ステップS2100において、蓄積量が減少して第2閾値を下回ったか否かを判定する。
【0069】
そして、判定結果として、蓄積量が減少して第2閾値を下回った場合(S2100:YES)は、ステップS2200において、CACF信号生成部122で、有線リンク500でのデータ転送の再開を指示するCACF信号を生成し、出力する。そして、ステップS2300へ移行する。一方、蓄積量が減少していない場合または減少している蓄積量が第2閾値を下回っていない場合(S2100:NO)は、ステップS2300に移行する。
【0070】
そして、ステップS2300では、データ通信が終了したか否かを判断する。そして、判断結果として、データ通信が終了している場合(S2300:YES)は、動作を終了する。一方、データ通信が終了していない場合(S2300:NO)は、ステップS1400に移行する。
【0071】
次いで、無線基地局装置100およびRNC装置300の間での信号の授受について説明する。図3は、無線基地局装置100およびRNC装置300における動作例を説明するための図である。
【0072】
まず、時刻t0で、RNC装置300は、データ通信の開始を検出し、CRCF信号を送信する。そして、CRCF信号を受信した無線基地局装置100は、時刻t1でデータ転送開始を指示するCACF信号を生成し、送信する。当該CACF信号を受信したRNC装置300は、時刻t2でデータフレーム信号を生成し、無線基地局装置100に転送する。ここで、当該CACF信号におけるレペティションピリオド値は「0」に設定されているため、RNC装置300はデータ転送処理を無制限に繰り返し実行する。
【0073】
なお、CACF信号のクレジット値に示された転送量のデータを一つのデータフレーム信号に格納することができない場合は、当該データを複数のデータフレーム信号に分配し、CACF信号のインターバル値に示された時間間隔でこれらのデータフレーム信号を転送しても良い。
【0074】
データフレーム信号の受信を開始した無線基地局装置100において、時刻t3で、データの蓄積量が第1閾値より大きくなる。このとき、無線基地局装置100は、有線区間転送量の減量を指示するCACF信号を生成し、送信する。当該CACF信号を受信したRNC装置300は、データ転送処理を継続しながら、時刻t4で、有線区間転送量を減量する。
【0075】
そして、無線基地局装置100において、時刻t5で、データの蓄積量が第2閾値より大きくなる。このとき、無線基地局装置100は、データ転送の停止を指示するCACF信号を生成し、送信する。当該CACF信号を受信したRNC装置300は、時刻t6で、データフレーム信号の生成および転送を停止する。
【0076】
そして、無線基地局装置100において、時刻t7で、データの蓄積量が第2閾値より小さくなる。このとき、無線基地局装置100は、データ転送の再開を指示するCACF信号を生成し、送信する。当該CACF信号を受信したRNC装置300は、時刻t8で、データフレーム信号の生成および転送を再開する。ここで、当該CACF信号におけるレペティションピリオド値は「0」に設定されているため、RNC装置300はデータ転送処理を無制限に繰り返し実行する。
【0077】
そして、無線基地局装置100において、時刻t9で、データの蓄積量が第1閾値より小さくなる。このとき、無線基地局装置100は、有線区間転送量の増量を指示するCACF信号を生成し、送信する。当該CACF信号を受信したRNC装置300は、データ転送処理を継続しながら、有線区間転送量を増量する。
【0078】
このように、本実施の形態によれば、通信端末装置400とのデータ通信が開始したときには有線リンク500でのデータ転送を開始させ、バッファ130に蓄積されたデータの蓄積量が増加して第1閾値より大きくなったときには有線区間転送量を減少させ、蓄積量がさらに増加して第1閾値より大きい第2閾値より大きくなったときには有線リンク500でのデータ転送を停止させ、蓄積量が減少して第2閾値より小さくなったときには有線リンク500でのデータ転送を再開させ、蓄積量がさらに減少して第1閾値より小さくなったときには有線区間転送量を増加させるため、バッファ130に蓄積されたデータが溢れたり枯渇したりするという不具合が発生することを防止することができ、これによって、無線区間転送レートの劣化を防止し、無線リンク600でのデータ転送のスループットを向上させることができる。
【0079】
また、本実施の形態によれば、バッファサイズを設定するため、通信端末装置400宛てのデータを蓄積するための領域が不要に増大することを抑制することができるとともに、無線基地局装置100が複数の通信端末装置とデータ通信を行うときでも各通信端末装置に割り当てる領域を設定することができ、バッファを効率的に使用することができる。
【0080】
また、本実施の形態によれば、データ転送の開始または再開を指示するときには、データ転送処理が無制限に繰り返し実行されるようなパラメータ(レペティションピリオド値)を用いたCACF信号が生成され、有線区間転送量の変更を指示するときには、有線区間転送量のみが変更されるようなパラメータ(クレジット値)を用いたCACF信号が生成され、および、データ転送の停止を指示するときには、無制限に繰り返し行われていたデータ転送処理が停止されるようなパラメータ(クレジット値)を用いたCACF信号が生成されるため、これらのとき以外ではCACF信号が生成されなくすることができ、CACF信号が無駄に生成および送信されることがなくなり、送信頻度の増大を抑制することができる。これに加えて、上位層におけるプロトコル、例えばTCP(Transmission Control Protocol)による影響を考慮することなく、すなわち、無線基地局装置100およびRNC装置300の間のみで、データ転送の制御を実現することができる。
【0081】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、無線区間でのデータ転送のスループットを向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る無線基地局装置および当該無線基地局装置を有する移動通信システムの要部の構成を示すブロック図
【図2】本発明の一実施の形態に係る無線基地局装置が有線リンクでのデータ転送を制御するときの動作の一例を説明するためのフロー図
【図3】本発明の一実施の形態に係る無線基地局装置およびRNC装置における動作例を説明するための図
【符号の説明】
100 無線基地局装置
112 無線受信部
114 無線送信部
116 平均スループット測定部
118 制御遅延時間測定部
120 パラメータ設定部
122 CACF信号生成部
124 送信部
126 受信部
128 データ処理部
130 バッファ
132 蓄積量測定部
134 判定部
200 コアネットワーク
300 RNC装置
400 通信端末装置
500 有線リンク
600 無線リンク

Claims (3)

  1. 無線ネットワーク制御装置から転送されたデータを一時的に蓄積する蓄積手段と、
    前記蓄積手段に蓄積されたデータ蓄積量との比較に用いられる複数の閾値を設定する設定手段と、
    前記データ蓄積量を前記複数の閾値と比較する比較手段と、
    前記比較手段の比較結果に基づいて、前記データ蓄積量が所定の範囲内に収まるように前記無線ネットワーク制御装置からのデータ転送量を制御する制御手段と、
    を有することを特徴とする無線基地局装置。
  2. 前記設定手段は、
    第1閾値および前記第1閾値より大きい第2閾値を設定し、
    前記制御手段は、
    通信端末装置とのデータ通信を開始するとき、データ転送処理の無制限の繰り返しを開始させる第1指示を前記無線ネットワーク制御装置に送信し、
    前記データ蓄積量が増加して前記第1閾値を上回ったとき、データ転送処理のデータ転送量を減少させる第2指示を前記無線ネットワーク制御装置に送信し、前記データ蓄積量が減少して前記第1閾値を下回ったとき、データ転送処理のデータ転送量を増加させる第3指示を前記無線ネットワーク制御装置に送信し、前記データ蓄積量が増加して前記第2閾値を上回ったとき、データ転送処理の無制限の繰り返しを停止させる第4指示を前記無線ネットワーク制御装置に送信し、
    前記データ蓄積量が減少して前記第2閾値を下回ったとき、データ転送処理の無制限の繰り返しを再開させる第5指示を前記無線ネットワーク制御装置に送信する、
    ことを特徴とする請求項1記載の無線基地局装置。
  3. 無線ネットワーク制御装置から転送されたデータを一時的に蓄積する蓄積ステップと、
    前記蓄積ステップで蓄積したデータ蓄積量との比較に用いられる複数の閾値を設定する設定ステップと、
    前記蓄積ステップで蓄積したデータ蓄積量を前記設定ステップで設定した複数の閾値と比較する比較ステップと、
    前記比較ステップでの比較結果に基づいて、前記蓄積ステップで蓄積したデータ蓄積量が所定の範囲内に収まるように前記無線ネットワーク制御装置からのデータ転送量を制御する制御ステップと、
    を有することを特徴とするデータ転送制御方法。
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