JP2009201080A - 無線通信システム、無線通信方法及び基地局 - Google Patents

無線通信システム、無線通信方法及び基地局 Download PDF

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Abstract

【課題】
上り方向ユーザデータの遅延や上り方向ユーザデータのスループットの低下を抑制することを可能とする無線通信システム、無線通信方法及び基地局を提供する。
【解決手段】
基地局100は、無線端末10から受信した上り方向ユーザデータの破棄が生じたか否かを検出する検出部126と、検出部126によって上り方向ユーザデータの破棄が検出された場合に、無線端末に割り当てられているSGの減少を指示するAG又はRGを無線端末に送信するスケジューリング部120aとを有する。
【選択図】 図4

Description

本発明は、拡張個別物理データチャネルを介して上り方向ユーザデータを無線端末が基地局に送信し、上り方向ユーザデータの伝送速度を制御するための伝送速度制御データを基地局が無線端末に送信する無線通信システム、無線通信方法及び基地局に関する。
従来、基地局(Base Station)及び無線制御装置(Radio Network Controller)を含む無線通信システムが知られている。基地局は、単数又は複数のセルを有しており、各セルは、無線端末と無線通信を行う。無線制御装置は、複数の基地局を管理しており、無線端末に対する無線リソースの割り当てを行っている。なお、このような技術(以下、第1技術)は、R99(Release 99)などと称されることもある。
近年、スループットの向上や遅延時間の短縮などを目的として、無線端末から基地局(ネットワーク側)への上り方向ユーザデータに対する無線リソースの割り当てなどを基地局が行う技術が提案されている。なお、このような技術(以下、第2技術)は、HSUPA(High Speed Uplink Packet Access)やEUL(Enhanced Uplink)などと称されることもある。
各セルは、サービングセルとして機能するケースと非サービングセルとして機能するケースとがある。上り方向ユーザデータの伝送速度(例えば、SG(Serving Grant)によって定められるTBS(Transport Block Size))は、サービングセル及び非サービングセルから送信される伝送速度制御データによって制御される。伝送速度制御データは、伝送速度を直接的に指定するための絶対伝送速度制御データ(AG;Absolute Grant)、伝送速度を相対的に指定するための相対伝送速度制御データ(RG;Relative Grant)を含む(例えば、非特許文献1)。
ここで、上り方向ユーザデータは、拡張個別物理データチャネル(E−DPDCH;Enhanced Dedicated Physical Data Channel)を介して無線端末から基地局に送信される。絶対伝送速度制御データ(AG)は、絶対伝送速度制御チャネル(E−AGCH;E−DCH Absolute Grant Channel)を介して基地局から無線端末に送信される。相対伝送速度制御データ(RG)は、相対伝送速度制御チャネル(E−RGCH;E−DCH Relative Grant Channel)を介して基地局から無線端末に送信される。
サービングセルは、絶対伝送速度制御データ(AG)及び相対伝送速度制御データ(RG)を無線端末に送信する。一方で、非サービングセルは、絶対伝送速度制御データ(AG)を送信せずに、相対伝送速度制御データ(RG)のみを無線端末に送信する。
3GPP TS25.321 Ver.7.5.0
ところで、上述した第2技術では、基地局は、拡張個別物理データチャネルを介して無線端末から受信した上り方向ユーザデータをバッファに蓄積した後に、バッファに蓄積された上り方向ユーザデータを無線制御装置に送信する。なお、基地局は、有線伝送路を介して上り方向ユーザデータを無線制御装置に送信する。
ここで、基地局に設けられたバッファに蓄積された上り方向ユーザデータが破棄されると、上り方向ユーザデータの再送が必要になる。同様に、有線伝送路を流れる上り方向ユーザデータが破棄されると、上り方向ユーザデータの再送が必要になる。
このように、上り方向ユーザデータの再送が生じると、基地局が無線端末から受信する上り方向ユーザデータ量がさらに増大し、上り方向ユーザデータの遅延や上り方向ユーザデータのスループットの低下が生じる。
そこで、本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、上り方向ユーザデータの遅延や上り方向ユーザデータのスループットの低下を抑制することを可能とする無線通信システム、無線通信方法及び基地局を提供することを目的とする。
第1の特徴では、無線通信システムにおいて、拡張個別物理データチャネルを介して上り方向ユーザデータを無線端末が基地局に送信し、前記上り方向ユーザデータの伝送速度を制御するための伝送速度制御データを前記基地局が前記無線端末に送信する。前記基地局は、前記無線端末から受信した前記上り方向ユーザデータの破棄が生じたか否かを検出する検出部(検出部126や検出部127)と、前記検出部によって前記上り方向ユーザデータの破棄が検出された場合に、前記無線端末に割り当てられている前記伝送速度の減少を指示する前記伝送速度制御データである伝送速度減少データを前記無線端末に送信する第1送信部(通信部110、スケジューリング部120a)とを有する。
かかる特徴によれば、第1送信部は、検出部によって上り方向ユーザデータの破棄が検出された場合に、伝送速度減少データを無線端末に送信する。従って、上り方向ユーザデータの再送、上り方向ユーザデータの再送の繰り返しによって、上り方向ユーザデータの遅延や上り方向ユーザデータのスループットの低下を抑制することができる。
上述した第1の特徴において、前記基地局は、前記無線端末から受信した前記上り方向ユーザデータを蓄積するバッファ(バッファ125)を有する。前記検出部は、前記バッファにおいて前記上り方向ユーザデータが破棄されたことを検出する。
上述した第1の特徴において、前記基地局は、前記無線端末から受信した前記上り方向ユーザデータを、有線伝送路を介してネットワーク側に送信する第2送信部(通信部110)と、前記有線伝送路で輻輳が生じていることを示す輻輳情報を前記ネットワーク側から受信する受信部(通信部110)とをさらに有する。前記検出部は、前記輻輳情報によって前記上り方向ユーザデータの破棄を検出する。
上述した第1の特徴において、前記バッファは、複数のバッファ(バッファ125a〜バッファ125c)によって構成されている。前記第1送信部は、前記複数のバッファのうち、前記上り方向ユーザデータの破棄が生じたバッファに対応する前記無線端末に対して、前記伝送速度減少データを送信する。
上述した第1の特徴において、前記有線伝送路は、複数の有線伝送路によって構成されている。前記第1送信部は、前記複数の有線伝送路のうち、前記上り方向ユーザデータの破棄が生じた有線伝送路に対応する前記無線端末に対して、前記伝送速度減少データを送信する。
第2の特徴では、無線通信方法では、拡張個別物理データチャネルを介して上り方向ユーザデータを無線端末が基地局に送信し、前記上り方向ユーザデータの伝送速度を制御するための伝送速度制御データを前記基地局が前記無線端末に送信する。無線通信方法は、前記基地局が、前記無線端末から受信した前記上り方向ユーザデータの破棄が生じたか否かを検出するステップAと、前記ステップAで前記上り方向ユーザデータの破棄が検出された場合に、前記基地局が、前記無線端末に割り当てられている前記伝送速度の減少を指示する前記伝送速度制御データである伝送速度減少データを前記無線端末に送信するステップBとを含む。
第3の特徴では、基地局は、拡張個別物理データチャネルを介して上り方向ユーザデータを無線端末から受信し、前記上り方向ユーザデータの伝送速度を制御するための伝送速度制御データを前記無線端末に送信する。基地局は、前記無線端末から受信した前記上り方向ユーザデータの破棄が生じたか否かを検出する検出部(検出部126や検出部127)と、前記検出部によって前記上り方向ユーザデータの破棄が検出された場合に、前記無線端末に割り当てられている前記伝送速度の減少を指示する前記伝送速度制御データである伝送速度減少データを前記無線端末に送信する第1送信部(通信部110、スケジューリング部120a)とを備える。
本発明によれば、上り方向ユーザデータの遅延や上り方向ユーザデータのスループットの低下を抑制することを可能とする無線通信システム、無線通信方法及び基地局を提供することができる。
以下において、本発明の実施形態に係る無線通信システムについて、図面を参照しながら説明する。なお、以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には、同一又は類似の符号を付している。
ただし、図面は模式的なものであり、各寸法の比率などは現実のものとは異なることに留意すべきである。従って、具体的な寸法などは以下の説明を参酌して判断すべきである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることは勿論である。
[第1実施形態]
(無線通信システムの構成)
以下において、第1実施形態に係る無線通信システムの構成について、図面を参照しながら説明する。図1は、第1実施形態に係る無線通信システムを示す図である。
図1に示すように、無線通信システムは、無線端末10と、基地局100(基地局100a及び基地局100b)と、無線制御装置200とを有する。なお、図1では、無線端末10が基地局100aと通信を行っているケースを示している。
無線端末10は、上り方向ユーザデータを基地局100aに送信する。具体的には、無線端末10は、無線制御装置200が無線リソースの割り当てなどを行う枠組みにおいて、個別物理データチャネル(DPDCH;Dedicated Physical Data Channel)を介して上り方向ユーザデータを基地局100aに送信する。なお、無線制御装置200が無線リソースの割り当てなどを行う枠組みは、R99(Release99)などと称されることもある。
無線端末10は、無線制御装置200が無線リソースの割り当てなどを行う枠組みにおいて、個別物理制御チャネル(DPCCH;Dedicated Physical Control Channel)を介して上り方向制御データを基地局100aに送信する。
なお、DPCCHの送信電力は、一般的な閉ループ電力制御と同様に、基地局100から受信するTPCコマンドによって制御される。TPCコマンドは、上り方向信号の受信品質と目標品質との比較によって基地局100が生成するコマンドである。
一方で、無線端末10は、基地局100が無線リソースの割り当てなどを行う枠組みにおいて、拡張個別物理データチャネル(E−DPDCH;Enhanced Dedicated Physical Data Channel)を介して上り方向ユーザデータを基地局100aに送信する。なお、基地局100が無線リソースの割り当てなどを行う枠組みは、HSUPA(High Speed Uplink Packet Access)、EUL(Enhanced Uplink)などと称されることもある。
ここで、上り方向ユーザデータは、1TTI(Transmission Time Interval)、すなわち、プロセス(HARQ process)単位でブロック化される。各ブロックは、無線端末10に割り当てられたプロセス(以下、アクティブプロセス)を用いて送信される。
また、所定数のプロセス(プロセス#1〜プロセス#n)は、1サイクル(HARQ RTT)を構成しており、サイクル単位で繰り返される。なお、1サイクルに含まれるプロセス数は、TTI長に応じて定められている。例えば、TTI長が2msである場合には、1サイクル内に含まれるプロセス数は“8”である。TTI長が10msである場合には、1サイクル内に含まれるプロセス数は“4”である。
ここで、無線端末10は、E−DPDCHを介して送信される上り方向ユーザデータについて、送信電力比と伝送速度とを対応付けるテーブルを有している。送信電力比は、E−DPDCHの送信電力とDPCCHの送信電力との比(E−DPDCH/DPCCH)である。伝送速度は、TBS;Transport Block Sizeによって表される。
以下においては、無線端末10に割り当てられている送信電力比をSG(Serving Grant)と称する。なお、送信電力比と伝送速度とは1対1で対応付けられているため、SG(Serving Grant)は、無線端末10に割り当てられている送信電力比を示す用語だけではなく、無線端末10に割り当てられている伝送速度を示す用語として考えてもよい。
なお、無線端末10は、後述するように、基地局100から受信した伝送速度制御データ(AG又はRG)に応じてSGを更新する(3GPP TS25.321 Ver.7.5.0 11.8.1.3 “Serving Grant Update”を参照)。続いて、無線端末10は、送信電力比と伝送速度とを対応付けるテーブルを参照して、SGに対応する伝送速度(すなわち、TBS)を決定する(3GPP TS25.321 Ver.7.5.0 11.8.1.4 “E−TFC Selection”を参照)。
無線端末10は、基地局100が無線リソースの割り当てなどを行う枠組みにおいて、E−DPCCH(Enhanced Dedicated Physical Control Channel)などを介して上り方向制御データを基地局100aに送信する。
基地局100は、E−DPDCHを介して上り方向ユーザデータを無線端末10から受信する。基地局100は、有線伝送路(ベアラ)を介して上り方向ユーザデータをネットワーク側(無線制御装置200)に送信する。
基地局100aは、図2に示すように、複数のセル(セルA〜セルD)を有しており、各セルは、自セルに在圏する無線端末10と通信を行う。各セルは、サービングセルとして機能するケースと非サービングセルとして機能するケースとがある。
なお、「セル」は、基本的に、無線端末10と通信を行う機能を示す用語として用いることに留意すべきである。また、「セル」は、無線端末10が在圏するエリアを示す用語として用いる場合もあることに留意すべきである。
例えば、図2において、セルAに設けられたEULスケジューラの指示に従って無線端末10が通信を行っているケース(すなわち、セルAからE−AGCHを介して受信するAGに従って通信を行っているケース)について考える。このようなケースでは、セルAは、無線端末10にとってサービングセルであり、セルB〜セルDは、無線端末10にとって非サービングセルである。一方で、無線端末10は、セルAにとってサービング端末であり、セルB〜セルDにとって非サービング端末である。
基地局100は、DPDCHやE−DPDCHなどのデータチャネルを介して上り方向ユーザデータを無線端末10から受信する。一方、基地局100は、E−DPDCHを介して送信される上り方向ユーザデータの伝送速度を制御するための伝送速度制御データを無線端末10に送信する。なお、伝送速度制御データは、伝送速度を直接的に指定するための絶対伝送速度制御データ(AG;Absolute Grant)、伝送速度を相対的に指定するための相対伝送速度制御データ(RG;Relative Grant)を含む。
絶対伝送速度制御データ(AG)は、無線端末10に割り当てられている送信電力比(E−DPDCH/DPCCH)を直接的に指定するデータ(Index)である(3GPP TS25.212 Ver.7.5.0 4.10.1A.1 “Information field mapping of the Absolute Grant Value”を参照)。
このように、絶対伝送速度制御データ(AG)は、現在の伝送速度に依拠せずに、伝送速度の値を直接的に指示するコマンドである。
相対伝送速度制御データ(RG)は、無線端末10に割り当てられている送信電力比(E−DPDCH/DPCCH)を相対的に指定するデータ(“Up”、“Down”、“Hold”)である(3GPP TS25.321 Ver.7.5.0 9.2.5.2.1 “Relative Grants”を参照)。
このように、相対伝送速度制御データ(RG)は、現在の伝送速度を相対的に制御するコマンドである。具体的には、現在の伝送速度の増加を指示する増加コマンド“Up”、現在の伝送速度の維持を指示する維持コマンド“Hold”、現在の伝送速度の減少を指示する減少コマンド“Down”を含む。なお、増加コマンドは、所定増加幅の増加を指示するコマンドであり、減少コマンドは、所定減少幅の減少を指示するコマンドである。所定増加幅は、所定減少幅と同じであってもよく、所定減少幅よりも小さくてもよい。
基地局100aは、絶対伝送速度制御チャネル(E−AGCH;E−DCH Absolute Grant Channel)を介してAGを無線端末10に送信する。基地局100aは、相対伝送速度制御チャネル(E−RGCH;E−DCH Relative Grant Channel)を介してRGを無線端末10に送信する。
例えば、サービングセル(ここでは、セルA)は、E−AGCHを介してAGを無線端末に送信し、E−RGCHを介してRGを無線端末10に送信する。一方で、非サービングセル(ここでは、セルB)は、E−AGCHを介してAGを無線端末10に送信せずに、E−RGCHを介してRGを無線端末10に送信する。
なお、図1及び図2では、説明を簡略化するために、R99で用いられるチャネル(DPDCHやDPCCHなど)が省略されているに過ぎないことに留意すべきである。また、実際には、各セルに多数の無線端末10が存在していることに留意すべきである。
なお、無線端末10がサービングセルとして用いるセルは、1セルに限定されるものではなく、複数セルであってもよいことに留意すべきである。
(基地局の構成)
以下において、第1実施形態に係る基地局の構成について、図面を参照しながら説明する。図3は、第1実施形態に係る基地局100を示すブロック図である。
図3に示すように、基地局100は、通信部110と、セルA機能部120と、セルB機能部130と、セルC機能部140と、セルD機能部150とを有する。
通信部110は、セルA〜セルD内に在圏する無線端末10と通信を行う。具体的には、通信部110は、DPDCHやE−DPDCHなどのデータチャネルを介して上り方向ユーザデータを無線端末10から受信する。通信部110は、DPCCHやE−DPCCHなどの制御チャネルを介して上り方向制御データを無線端末10から受信する。一方で、通信部110は、E−AGCHやE−RGCHなどの制御チャネルを介して制御データ(AGやRG)を無線端末10に送信する。
通信部110は、基地局100を管理するネットワーク側(無線制御装置200や交換機など)とも通信を行う。具体的には、通信部110は、基地局100と無線制御装置200との間に設定された有線伝送路を介して上り方向ユーザデータを無線制御装置200に送信する。
セルA機能部120は、セルAに在圏する無線端末10にとってサービングセルとして機能する。一方で、セルA機能部120は、セルB〜セルDに在圏する無線端末10にとって非サービングセルとして機能する。
セルB機能部130は、セルBに在圏する無線端末10にとってサービングセルとして機能する。一方で、セルB機能部130は、セルA、セルC及びセルDに在圏する無線端末10にとって非サービングセルとして機能する。
セルC機能部140は、セルCに在圏する無線端末10にとってサービングセルとして機能する。一方で、セルC機能部140は、セルA、セルB及びセルDに在圏する無線端末10にとって非サービングセルとして機能する。
セルD機能部150は、セルDに在圏する無線端末10にとってサービングセルとして機能する。一方で、セルD機能部150は、セルA〜セルCに在圏する無線端末10にとって非サービングセルとして機能する。
(セルの構成)
以下において、第1実施形態に係るセルの構成について、図面を参照しながら説明する。図4は、第1実施形態に係るセル(セルA機能部120)を示すブロック図である。ここでは、セルA機能部120がサービングセルとして機能するケースについて例示する。
図4に示すように、セルA機能部120は、セルAをサービングセルとして用いる無線端末10に対する無線リソースの割り当てなどを行うスケジューリング部120aと、バッファ125と、検出部126とを有する。
スケジューリング部120aは、AG制御部121と、RG制御部122と、再送制御部123と、送信スロット割当部124とを有する。スケジューリング部120aは、MAC−e(Media Access Control Enhanced)層で動作する。
AG制御部121は、セルAをサービングセルとして用いる無線端末10(サービング端末)に対して、E−AGCHを介してAGを送信する。なお、AGは、現在の伝送速度に依拠せずに、伝送速度の値を直接的に指示するコマンドである。
RG制御部122は、セルAをサービングセルとして用いる無線端末10(サービング端末)に対して、E−RGCHを介してRGを送信する。なお、RGは、増加コマンド“Up”、維持コマンド“Hold”、減少コマンド“Down”である。上述したように、増加コマンド“Up”は、所定増加幅の増加を指示するコマンドであり、減少コマンド“Down”は、所定減少幅の減少を指示するコマンドである。
再送制御部123は、上り方向ユーザデータに誤りが生じているか否かをブロック(プロセス)毎に判定する。続いて、再送制御部123は、誤りを有するブロック(以下、誤りブロック)の再送を無線端末10に要求する。再送制御技術は、無線端末10から初めて送信されたブロック(以下、送信ブロック)と無線端末10から再送されたブロック(以下、再送ブロック)とを合成するHARQ(Hybrid Automatic Repeat Request)技術である。
なお、再送制御部123は、検出部126によって上り方向ユーザデータ(送信ブロック又は再送ブロック)が破棄されたことが検出された場合に、破棄された上り方向ユーザデータ(送信ブロック又は再送ブロック)の再送を無線端末10に要求する。
送信スロット割当部124は、E−DPDCHを介して送信する上り方向ユーザデータ(ブロック)の送信に用いる送信スロット(すなわち、1サイクルに含まれるプロセス)を無線端末10に割り当てる。なお、無線端末10は、送信スロット割当部124によって割り当てられたプロセス(アクティブプロセス)で送信ブロックや再送ブロックを基地局100に送信する。
バッファ125は、E−DPDCHを介して無線端末10から受信した上り方向ユーザデータ(ブロック)を蓄積する。バッファ125に蓄積可能な上り方向ユーザデータ量であるバッファ量閾値が予め定められている。
バッファ125に蓄積された上り方向ユーザデータ量がバッファ量閾値を超えた場合に、無線端末10から受信した上り方向ユーザデータ(ブロック)は破棄される。なお、バッファ125に蓄積された上り方向ユーザデータ(ブロック)のうち、最も古いブロックが破棄されてもよく、最も新しいブロックが破棄されてもよい。バッファ125に蓄積された上り方向ユーザデータ(ブロック)のうち、最も優先順位が低いブロックが破棄されてもよい。
検出部126は、バッファ125において上り方向ユーザデータ(ブロック)が破棄されたことを検出する。検出部126は、上り方向ユーザデータ(ブロック)が破棄された旨をスケジューリング部120aに通知する。
ここで、スケジューリング部120aは、上り方向ユーザデータ(ブロック)が破棄された旨が通知された場合に、無線端末10に割り当てられているSGの減少を指示する伝送速度制御データ(伝送速度減少データ)を無線端末10に送信する。
具体的には、スケジューリング部120aは、所定周期毎に破棄継続カウンタをカウントアップする。一方で、スケジューリング部120aは、上り方向ユーザデータ(ブロック)が破棄された旨が通知された場合に、破棄継続カウンタを“0”とする(リセット)。
スケジューリング部120aは、破棄継続カウンタの値が破棄継続閾値を下回っている限り、伝送速度減少データを連続して無線端末10に送信する。すなわち、スケジューリング部120aは、上り方向ユーザデータ(ブロック)の破棄が生じてから、破棄継続カウンタの値が破棄継続閾値に達するまで、伝送速度減少データを連続して無線端末10に送信する。
例えば、AG制御部121は、無線端末10に割り当てられているSG(現状のSG)よりも低いSGを指定するAGを伝送速度減少データとして無線端末10に送信する。このとき、AGは、現状のSGよりも小さい特定値(SG)を指定するデータであってもよく、現状のSGよりも所定値だけ小さい値(SG)を指定するデータであってもよい。
なお、AG制御部121は、無線端末10に割り当てられたアクティブプロセスの使用を制限するAG(“Inactive”)を無線端末10に送信してもよい。RG制御部122は、SGの減少を指示するRG(減少コマンド“Down”)を伝送速度減少データとして無線端末10に送信してもよい。
(基地局(セル)の動作)
以下において、第1実施形態に係る基地局(セル)の動作について、図面を参照しながら説明する。図5は、第1実施形態に係る基地局100(セル)の動作を示すフロー図である。なお、図5に示す一連の処理は、所定周期で繰り返される処理であることに留意すべきである。
図5に示すように、ステップ10において、基地局100は、E−DPDCHを介して無線端末10から受信した上り方向ユーザデータ量、すなわち、バッファ125を監視する。
ステップ20において、基地局100は、破棄継続カウンタの値が破棄継続閾値を下回っているか否かを判定する。基地局100は、破棄継続カウンタの値が破棄継続閾値を下回っている場合には、ステップ50の処理に移る。一方で、基地局100は、破棄継続カウンタの値が破棄継続閾値以上である場合には、ステップ30の処理に移る。
ステップ30において、基地局100は、上り方向ユーザデータ(ブロック)の破棄が検出されたか否かを判定する。基地局100は、上り方向ユーザデータ(ブロック)の破棄が検出された場合には、ステップ40の処理に移る。一方で、基地局100は、上り方向ユーザデータ(ブロック)の破棄が検出されていない場合には、ステップ60の処理に移る。
ステップ40において、基地局100は、破棄継続カウンタをリセットする。
ステップ50において、基地局100は、無線端末10に割り当てられているSGの減少を指示する伝送速度制御データ(伝送速度減少データ)を無線端末10に送信する。
例えば、AG制御部121は、無線端末10に割り当てられているSG(現状のSG)よりも低いSGを指定するAGを伝送速度減少データとして無線端末10に送信する。このとき、AGは、現状のSGよりも小さい特定値(SG)を指定するデータであってもよく、現状のSGよりも所定値だけ小さい値(SG)を指定するデータであってもよい。
なお、AG制御部121は、無線端末10に割り当てられたアクティブプロセスの使用を制限するAG(“Inactive”)を無線端末10に送信してもよい。RG制御部122は、SGの減少を指示するRG(減少コマンド“Down”)を伝送速度減少データとして無線端末10に送信してもよい。
ステップ60において、基地局100は、破棄継続カウンタをカウントアップする。
(作用及び効果)
第1実施形態では、スケジューリング部120aは、検出部126によって上り方向ユーザデータの破棄が検出された場合に、伝送速度減少データを無線端末10に送信する。従って、上り方向ユーザデータの再送、上り方向ユーザデータの再送の繰り返しによって、上り方向ユーザデータの遅延や上り方向ユーザデータのスループットの低下を抑制することができる。
具体的には、検出部126は、バッファ125において上り方向ユーザデータの破棄が生じたことを検出する。スケジューリング部120aは、破棄継続カウンタの値が破棄継続閾値を下回っている場合に、伝送速度減少データを無線端末10に送信する。すなわち、スケジューリング部120aは、上り方向ユーザデータの破棄が一定期間に亘って生じなくなるまで、伝送速度減少データを連続して無線端末10に送信する。
従って、上り方向ユーザデータの破棄の繰り返しを抑制し、上り方向ユーザデータの遅延や上り方向ユーザデータのスループットの低下を効果的に抑制することができる。
[第2実施形態]
以下において、第2実施形態について図面を参照しながら説明する。以下においては、上述した第1実施形態と第2実施形態との相違点について主として説明する。
具体的には、上述した第1実施形態では、基地局100は、自局に設けられたバッファにおいて上り方向ユーザデータの破棄が生じた場合に、伝送速度減少データを無線端末10に送信する。
これに対して、第2実施形態では、基地局100は、自局と無線制御装置200との間に設定された有線伝送路において上り方向ユーザデータの破棄が生じた場合に、伝送速度減少データを無線端末10に送信する。
ここで、有線伝送路は、複数の基地局100によって共用されることも考えられる。無線制御装置200は、有線伝送路において輻輳が生じているか否かを示す輻輳情報(TNL Congestion Indication)を基地局100に送信する(TS25.427 Ver.7.5.0 5.14 “TNL Congestion Indication”を参照)。
輻輳情報としては、(1)輻輳が生じていないことを示す情報“0 No TNL Congestion”、(2)遅延によって検出された輻輳が生じていることを示す情報“2 TNL Congestion−detected by delay build up”、(3)上り方向ユーザデータの破棄によって検出された輻輳が生じていることを示す情報“3 TNL Congestion−detected by frame loss”などが挙げられる(TS25.427 Ver.7.5.0 6.3.3.11 “TNL Congestion Indication”を参照)。
(セルの構成)
以下において、第2実施形態に係るセルの構成について、図面を参照しながら説明する。図6は、第2実施形態に係るセル(セルA機能部120)を示すブロック図である。ここでは、セルA機能部120がサービングセルとして機能するケースについて例示する。なお、図6では、図4と同様の構成について同様の符号を付していることに留意すべきである。
図6に示すように、セルA機能部120は、バッファ125及び検出部126に代えて、検出部127を有する。
検出部127は、有線伝送路において上り方向ユーザデータ(ブロック)が破棄されたことを検出する。具体的には、検出部127は、無線制御装置200から受信する輻輳情報を監視しており、上り方向ユーザデータの破棄によって検出された輻輳が生じていることを示す輻輳情報を受信した場合に、有線伝送路における上り方向ユーザデータの破棄を検出する。検出部127は、上り方向ユーザデータ(ブロック)が破棄された旨をスケジューリング部120aに通知する。
ここで、スケジューリング部120aは、第1実施形態と同様に、上り方向ユーザデータ(ブロック)が破棄された旨が通知された場合に、無線端末10に割り当てられているSGの減少を指示する伝送速度制御データ(伝送速度減少データ)を無線端末10に送信する。
具体的には、スケジューリング部120aは、所定周期毎に破棄継続カウンタをカウントアップする。スケジューリング部120aは、上り方向ユーザデータ(ブロック)が破棄された旨が通知された場合に、破棄継続カウンタを“0”とする(リセット)。
スケジューリング部120aは、破棄継続カウンタの値が破棄継続閾値を下回っている限り、伝送速度減少データを連続して無線端末10に送信する。すなわち、スケジューリング部120aは、上り方向ユーザデータ(ブロック)の破棄が生じてから、破棄継続カウンタの値が破棄継続閾値に達するまで、伝送速度減少データを連続して無線端末10に送信する。
(基地局(セル)の動作)
以下において、第2実施形態に係る基地局(セル)の動作について、図面を参照しながら説明する。図7は、第2実施形態に係る基地局100(セル)の動作を示すフロー図である。なお、図7に示す一連の処理は、所定周期で繰り返される処理であることに留意すべきである。
図7に示すように、ステップ110において、基地局100は、無線制御装置200から受信する輻輳情報を監視する。
ステップ120において、基地局100は、破棄継続カウンタの値が破棄継続閾値を下回っているか否かを判定する。基地局100は、破棄継続カウンタの値が破棄継続閾値を下回っている場合には、ステップ150の処理に移る。一方で、基地局100は、破棄継続カウンタの値が破棄継続閾値以上である場合には、ステップ130の処理に移る。
ステップ130において、基地局100は、上り方向ユーザデータの破棄によって検出された輻輳が生じていることを示す輻輳情報を無線制御装置200から受信したか否かを判定する。基地局100は、この輻輳情報を受信した場合には、ステップ140の処理に移る。一方で、基地局100は、この輻輳情報を受信していない場合には、ステップ160の処理に移る。
ステップ140において、基地局100は、破棄継続カウンタをリセットする。
ステップ150において、基地局100は、無線端末10に割り当てられているSGの減少を指示する伝送速度制御データ(伝送速度減少データ)を無線端末10に送信する。
ステップ160において、基地局100は、破棄継続カウンタをカウントアップする。
(作用及び効果)
第2実施形態では、スケジューリング部120aは、検出部127によって上り方向ユーザデータの破棄が検出された場合に、伝送速度減少データを無線端末10に送信する。従って、上り方向ユーザデータの再送、上り方向ユーザデータの再送の繰り返しによって、上り方向ユーザデータの遅延や上り方向ユーザデータのスループットの低下を抑制することができる。
具体的には、検出部127は、無線制御装置200から受信した輻輳情報によって、有線伝送路において上り方向ユーザデータの破棄が生じたことを検出する。スケジューリング部120aは、破棄継続カウンタの値が破棄継続閾値を下回っている場合に、伝送速度減少データを無線端末10に送信する。すなわち、スケジューリング部120aは、上り方向ユーザデータの破棄が一定期間に亘って生じなくなるまで、伝送速度減少データを連続して無線端末10に送信する。
従って、上り方向ユーザデータの破棄の繰り返しを抑制し、上り方向ユーザデータの遅延や上り方向ユーザデータのスループットの低下を効果的に抑制することができる。
[第3実施形態]
以下において、第3実施形態について図面を参照しながら説明する。以下においては、上述した第1実施形態と第3実施形態との相違点について主として説明する。
具体的には、上述した第1実施形態では特に触れていないが、第3実施形態では、基地局100に設けられたバッファ125は複数のバッファによって構成されている。各バッファには、基地局100とE−DPDCHを設定している無線端末10が対応付けられている。無線端末10と基地局100との間において複数のE−DPDCHが設定されている場合には、一の無線端末10が一のバッファに対応付けられていてもよく、一の無線端末10が複数のバッファに対応付けられていてもよい。
(セルの構成)
以下において、第3実施形態に係るセルの構成について、図面を参照しながら説明する。図8は、第3実施形態に係るバッファ125を示すブロック図である。
図8に示すように、バッファ125は、複数のバッファ(バッファ125a〜バッファ125c)によって構成されている。
バッファ125a〜バッファ125cのそれぞれには、基地局100とE−DPDCHを設定している無線端末10が対応付けられている。バッファ125a〜バッファ125cのそれぞれは、自バッファに対応付けられた無線端末10から受信した上り方向ユーザデータ(ブロック)を蓄積する。
ここで、上述した検出部126は、バッファ125a〜バッファ125cのそれぞれにおいて、上り方向ユーザデータ(ブロック)が破棄されたことを検出する。検出部126は、上り方向ユーザデータ(ブロック)の破棄が生じたバッファの識別子(又は、E−DPDCHの識別子や無線端末10の識別子など)とともに、上り方向ユーザデータ(ブロック)が破棄された旨をスケジューリング部120aに通知する。
上述したスケジューリング部120aは、上り方向ユーザデータ(ブロック)の破棄が生じたバッファに対応する無線端末10に対してのみ、伝送速度減少データを無線端末10に送信する。
(作用及び効果)
第3実施形態では、スケジューリング部120aは、上り方向ユーザデータ(ブロック)の破棄が生じたバッファに対応する無線端末10に対してのみ、伝送速度減少データを無線端末10に送信する。
従って、上り方向ユーザデータの破棄が生じていないバッファに対応する無線端末10に割り当てられたSGの減少が避けられるため、スループットが却って低下することを抑制することができる。
[第4実施形態]
以下において、第4実施形態について図面を参照しながら説明する。以下においては、上述した第2実施形態と第4実施形態との相違点について主として説明する。
具体的には、上述した第2実施形態では特に触れていないが、第4実施形態では、基地局100と無線制御装置200との間に設定される有線伝送路は、複数の有線伝送路によって構成されている。各有線伝送路には、基地局100とE−DPDCHを設定している無線端末10が対応付けられている。無線端末10と基地局100との間において複数のE−DPDCHが設定されている場合には、一の無線端末10が一の有線伝送路に対応付けられていてもよく、一の無線端末10が複数の有線伝送路に対応付けられていてもよい。
(セルの構成)
以下において、第4実施形態に係るセルの構成について、図面を参照しながら説明する。図9は、第4実施形態に係る検出部127を示すブロック図である。
図9に示すように、検出部127は、複数の検出部(検出部127a〜検出部127c)によって構成されている。
検出部127a〜検出部127cには、複数の有線伝送路のそれぞれが対応付けられている。複数の有線伝送路のそれぞれには、基地局100とE−DPDCHを設定している無線端末10が対応付けられている。
検出部127a〜検出部127cのそれぞれは、無線制御装置200から受信する輻輳情報に応じて、上り方向ユーザデータ(ブロック)が破棄されたことを有線伝送路毎に検出する。検出部127a〜検出部127cのそれぞれは、上り方向ユーザデータ(ブロック)の破棄が生じた有線伝送路の識別子(又は、E−DPDCHの識別子や無線端末10の識別子など)とともに、上り方向ユーザデータ(ブロック)が破棄された旨をスケジューリング部120aに通知する。
上述したスケジューリング部120aは、上り方向ユーザデータ(ブロック)の破棄が生じたバッファに対応する無線端末10に対してのみ、伝送速度減少データを無線端末10に送信する。
(作用及び効果)
第4実施形態では、スケジューリング部120aは、上り方向ユーザデータ(ブロック)の破棄が生じた有線伝送路に対応する無線端末10に対してのみ、伝送速度減少データを無線端末10に送信する。
従って、上り方向ユーザデータの破棄が生じていない有線伝送路に対応する無線端末10に割り当てられたSGの減少が避けられるため、スループットが却って低下することを抑制することができる。
[その他の実施形態]
本発明は上述した実施形態によって説明したが、この開示の一部をなす論述及び図面は、この発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施形態、実施例及び運用技術が明らかとなろう。
例えば、上述した第2実施形態及び第4実施形態では、上り方向ユーザデータの破棄によって検出された輻輳が有線伝送路で生じている場合に、基地局100は、伝送速度減少データを無線端末10に送信するが、これに限定されるものではない。具体的には、上り方向ユーザデータの遅延によって検出された輻輳が有線伝送路で生じている場合に、基地局100は、伝送速度減少データを無線端末10に送信してもよい。
第1実施形態に係る無線通信システムを示す図である。 第1実施形態に係る無線通信システムを示す図である。 第1実施形態に係る基地局100を示すブロック図である。 第1実施形態に係るセルA機能部120を示すブロック図である。 第1実施形態に係る基地局100(セル)の動作を示すフロー図である。 第2実施形態に係るセルA機能部120を示すブロック図である。 第2実施形態に係る基地局100(セル)の動作を示すフロー図である。 第3実施形態に係るバッファ125を示すブロック図である。 第4実施形態に係る検出部127を示すブロック図である。
符号の説明
無線端末10、基地局100、通信部110、セルA機能部120、スケジューリング部120a、AG制御部121、RG制御部122、再送制御部123、送信スロット割当部124、バッファ125、検出部126、検出部127、セルB機能部130、セルC機能部140、セルD機能部150、無線制御装置200

Claims (7)

  1. 拡張個別物理データチャネルを介して上り方向ユーザデータを無線端末が基地局に送信し、前記上り方向ユーザデータの伝送速度を制御するための伝送速度制御データを前記基地局が前記無線端末に送信する無線通信システムであって、
    前記基地局は、
    前記無線端末から受信した前記上り方向ユーザデータの破棄が生じたか否かを検出する検出部と、
    前記検出部によって前記上り方向ユーザデータの破棄が検出された場合に、前記無線端末に割り当てられている前記伝送速度の減少を指示する前記伝送速度制御データである伝送速度減少データを前記無線端末に送信する第1送信部とを有することを特徴とする無線通信システム。
  2. 前記基地局は、前記無線端末から受信した前記上り方向ユーザデータを蓄積するバッファをさらに有しており、
    前記検出部は、前記バッファにおいて前記上り方向ユーザデータが破棄されたことを検出することを特徴とする請求項1に記載の無線通信システム。
  3. 前記基地局は、
    前記無線端末から受信した前記上り方向ユーザデータを、有線伝送路を介してネットワーク側に送信する第2送信部と、
    前記有線伝送路で輻輳が生じていることを示す輻輳情報を前記ネットワーク側から受信する受信部とをさらに有しており、
    前記検出部は、前記輻輳情報によって前記上り方向ユーザデータの破棄を検出することを特徴とする請求項1に記載の無線通信システム。
  4. 前記バッファは、複数のバッファによって構成されており、
    前記第1送信部は、前記複数のバッファのうち、前記上り方向ユーザデータの破棄が生じたバッファに対応する前記無線端末に対して、前記伝送速度減少データを送信することを特徴とする請求項2に記載の無線通信システム。
  5. 前記有線伝送路は、複数の有線伝送路によって構成されており、
    前記第1送信部は、前記複数の有線伝送路のうち、前記上り方向ユーザデータの破棄が生じた有線伝送路に対応する前記無線端末に対して、前記伝送速度減少データを送信することを特徴とする請求項3に記載の無線通信システム。
  6. 拡張個別物理データチャネルを介して上り方向ユーザデータを無線端末が基地局に送信し、前記上り方向ユーザデータの伝送速度を制御するための伝送速度制御データを前記基地局が前記無線端末に送信する無線通信方法であって、
    前記基地局が、前記無線端末から受信した前記上り方向ユーザデータの破棄が生じたか否かを検出するステップAと、
    前記基地局が、前記ステップAで前記上り方向ユーザデータの破棄が検出された場合に、前記無線端末に割り当てられている前記伝送速度の減少を指示する前記伝送速度制御データである伝送速度減少データを前記無線端末に送信するステップBとを含むことを特徴とする無線通信方法。
  7. 拡張個別物理データチャネルを介して上り方向ユーザデータを無線端末から受信し、前記上り方向ユーザデータの伝送速度を制御するための伝送速度制御データを前記無線端末に送信する基地局であって、
    前記無線端末から受信した前記上り方向ユーザデータの破棄が生じたか否かを検出する検出部と、
    前記検出部によって前記上り方向ユーザデータの破棄が検出された場合に、前記無線端末に割り当てられている前記伝送速度の減少を指示する前記伝送速度制御データである伝送速度減少データを前記無線端末に送信する第1送信部とを備えることを特徴とする基地局。
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